JPH09263363A - 長尺線条体連続巻取り機の線条体巻移し制御装置 - Google Patents
長尺線条体連続巻取り機の線条体巻移し制御装置Info
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- JPH09263363A JPH09263363A JP9472396A JP9472396A JPH09263363A JP H09263363 A JPH09263363 A JP H09263363A JP 9472396 A JP9472396 A JP 9472396A JP 9472396 A JP9472396 A JP 9472396A JP H09263363 A JPH09263363 A JP H09263363A
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- filament
- linear
- winding
- bobbin
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- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 満巻き側のスプーラと空のスプーラとの間で
線条体を巻取り速度よりも速い速度で引取りつつ線条体
を挟んで空のスプーラに線条体を巻き移す際に、線条体
を挟んでいる位置よりも下流側で生ずる弛みを誤りなく
検出して線条体の巻き移しの失敗を生ずることがないよ
うにする。 【解決手段】 線条体1をスプール10Aから10Bに
シフトした後、可動ダンサローラ136の変位を抑制し
て線条体1に通常の巻取り張力よりも大きな張力を付与
し、その後線掛け部材104に線条体1を線掛けし、次
いで抑えロール54、54’を線条体1を挟持する位置
に前進し、抑えロール54、54’で線条体1を挟み込
む。従って、線掛け部材104に線条体1が線掛けされ
る前に、駆動側の抑えローラ54’の引取り制御が開始
されることがなく、線条体の巻き移しの失敗を生ずるこ
とがない。
線条体を巻取り速度よりも速い速度で引取りつつ線条体
を挟んで空のスプーラに線条体を巻き移す際に、線条体
を挟んでいる位置よりも下流側で生ずる弛みを誤りなく
検出して線条体の巻き移しの失敗を生ずることがないよ
うにする。 【解決手段】 線条体1をスプール10Aから10Bに
シフトした後、可動ダンサローラ136の変位を抑制し
て線条体1に通常の巻取り張力よりも大きな張力を付与
し、その後線掛け部材104に線条体1を線掛けし、次
いで抑えロール54、54’を線条体1を挟持する位置
に前進し、抑えロール54、54’で線条体1を挟み込
む。従って、線掛け部材104に線条体1が線掛けされ
る前に、駆動側の抑えローラ54’の引取り制御が開始
されることがなく、線条体の巻き移しの失敗を生ずるこ
とがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ、電線等の
種々の線条体を複数のスプーラ上のボビンに順次巻取っ
て線条体を連続的に巻取る装置に関し、特に光ファイバ
の如き張力を受けると破線し易い細い長尺線条体を連続
的に巻取る連続巻取り機の線条体の巻き移し時に線条体
が満巻きスプーラから空のスプーラに確実に巻き移され
るように制御する装置に関するものである。
種々の線条体を複数のスプーラ上のボビンに順次巻取っ
て線条体を連続的に巻取る装置に関し、特に光ファイバ
の如き張力を受けると破線し易い細い長尺線条体を連続
的に巻取る連続巻取り機の線条体の巻き移し時に線条体
が満巻きスプーラから空のスプーラに確実に巻き移され
るように制御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、長尺線条体を複数の
スプーラ上のボビンに順次巻取る連続巻取り機の満巻き
スプーラから空のスプーラに線条体を巻き移す際に、両
スプーラの間で線条体を巻取り速度よりも速い速度で引
き取りつつ挟持することによって長尺線条体を高速で巻
取っても満巻き側の線条体に異常を発生したり断線した
りすることがない長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻
き移し方法及び装置を提案している(特願平6−170
458号)。
スプーラ上のボビンに順次巻取る連続巻取り機の満巻き
スプーラから空のスプーラに線条体を巻き移す際に、両
スプーラの間で線条体を巻取り速度よりも速い速度で引
き取りつつ挟持することによって長尺線条体を高速で巻
取っても満巻き側の線条体に異常を発生したり断線した
りすることがない長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻
き移し方法及び装置を提案している(特願平6−170
458号)。
【0003】この装置は、図29に示すように、 少な
くとも2つのスプーラ10A、10Bと、巻取り中の第
1のスプーラ(満巻き側又は作動側スプーラ)10Aか
ら待機中の第2のスプーラ(空側又は待機側スプーラ)
10Bへ線条体1を巻き移す際に、作動側スプーラ10
A上のボビン12Aから待機側スプーラ10B上のボビ
ン12Bに線条体1をシフトするシフトプーリ38を含
む線条体シフト機構32と各スプーラ10A、10Bに
設けられて線条体1の巻始め端1aを捕捉する捕捉爪2
6A、26Bを有する捕捉部材28A、28Bと線条体
1の巻移し時に線条体1を引っ掛けて捕捉部材28A、
28Bに向けて寄せる線条体寄せ機構34とを含む線条
体巻き移し装置部分と、待機側スプーラ10Bの捕捉部
材28Bで線条体1が捕捉され切断される前に作動側ス
プーラ10Aと待機側スプーラ10Bとの間で巻移され
るべき線条体1をその巻取速度よりも速い速度で引取る
ように挟み込む1対の抑えローラ(ピンチローラ)5
4、54’を含む線条体挟持機構36と、線条体1の挟
み込み位置よりも下流側で発生する線条体1の弛みを吸
収するように変位する線掛け部材(ルーパ部材)104
を含む弛み吸収手段100とを備えている。図示しない
制御手段は、弛み吸収手段100の線掛け部材104の
変位量が所定の変位量よりも小さいと、線条体挟持機構
36の抑えローラ54、54’を増速し(ローラの周速
を高くし)、弛み吸収手段100の線掛け部材104の
変位量が所定変位量よりも大きいと、線条体挟持機構3
6の抑えローラ54、54’を減速する(ローラの周速
を低くする)ように抑えローラ54、54’の駆動によ
る線条体1の引き取りを制御して線条体挟持機構36と
満巻き側スプーラ10Aとの間で線条体1に適正な張力
を付与している。
くとも2つのスプーラ10A、10Bと、巻取り中の第
1のスプーラ(満巻き側又は作動側スプーラ)10Aか
ら待機中の第2のスプーラ(空側又は待機側スプーラ)
10Bへ線条体1を巻き移す際に、作動側スプーラ10
A上のボビン12Aから待機側スプーラ10B上のボビ
ン12Bに線条体1をシフトするシフトプーリ38を含
む線条体シフト機構32と各スプーラ10A、10Bに
設けられて線条体1の巻始め端1aを捕捉する捕捉爪2
6A、26Bを有する捕捉部材28A、28Bと線条体
1の巻移し時に線条体1を引っ掛けて捕捉部材28A、
28Bに向けて寄せる線条体寄せ機構34とを含む線条
体巻き移し装置部分と、待機側スプーラ10Bの捕捉部
材28Bで線条体1が捕捉され切断される前に作動側ス
プーラ10Aと待機側スプーラ10Bとの間で巻移され
るべき線条体1をその巻取速度よりも速い速度で引取る
ように挟み込む1対の抑えローラ(ピンチローラ)5
4、54’を含む線条体挟持機構36と、線条体1の挟
み込み位置よりも下流側で発生する線条体1の弛みを吸
収するように変位する線掛け部材(ルーパ部材)104
を含む弛み吸収手段100とを備えている。図示しない
制御手段は、弛み吸収手段100の線掛け部材104の
変位量が所定の変位量よりも小さいと、線条体挟持機構
36の抑えローラ54、54’を増速し(ローラの周速
を高くし)、弛み吸収手段100の線掛け部材104の
変位量が所定変位量よりも大きいと、線条体挟持機構3
6の抑えローラ54、54’を減速する(ローラの周速
を低くする)ように抑えローラ54、54’の駆動によ
る線条体1の引き取りを制御して線条体挟持機構36と
満巻き側スプーラ10Aとの間で線条体1に適正な張力
を付与している。
【0004】この図示しない制御手段は、線条体シフト
機構32が線条体1を作動側(満巻き側)のスプーラ1
0Aから待機側のスプーラ10Bへシフトし、線条体挟
持機構36の抑えローラ54、54’が線条体1を挟持
した後、弛み吸収手段100の線掛け部材104を非線
掛け位置から解放してから所定時間、例えば0.4秒後
に、線条体挟持機構36の抑えローラ54、54’によ
る線条体1の引取り制御を開始し、この制御の開始後、
例えば0.025秒毎にこの引取り制御を繰り返し行っ
ている。
機構32が線条体1を作動側(満巻き側)のスプーラ1
0Aから待機側のスプーラ10Bへシフトし、線条体挟
持機構36の抑えローラ54、54’が線条体1を挟持
した後、弛み吸収手段100の線掛け部材104を非線
掛け位置から解放してから所定時間、例えば0.4秒後
に、線条体挟持機構36の抑えローラ54、54’によ
る線条体1の引取り制御を開始し、この制御の開始後、
例えば0.025秒毎にこの引取り制御を繰り返し行っ
ている。
【0005】線条体1は、作動側のスプーラ10A上の
ボビン12Aに巻取られている状態でこのボビン12A
に線条体1が満巻されると、図29に示すように、先ず
線条体シフト機構32がシフトプーリ38をボビン12
Aの上方の点線位置からスプーラ12B上のボビン12
Bの上方の実線位置に向けて移動して線条体1をボビン
12Bに交差するようにシフトする。その後、線条体挟
持機構36の1対の抑えローラ54、54’が線条体1
を挟み込み、且つこの抑えローラ54、54’を線条体
1の巻取り速度(例えば線条体1が光ファイバである場
合1000m/分)よりも速い速度(例えば巻取り速度
の1%増しの1010m/分)で引き取るように駆動
し、次いで線条体寄せ機構34が線条体1を引っ掛けて
ボビン12Bの捕捉部材28Bに接触する位置まで寄
せ、線条体1をボビン12Bの捕捉部材28Bの捕捉爪
26Bに捕捉させて線条体1をボビン12Aとボビン1
2Bとの間に固定する。従って、線条体1は、ボビン1
2Bの回転によってボビン12Aと12Bとの間で引き
ちぎられて切断され、ボビン12Bに固定された部分以
降の線条体1はボビン12Bの回転によってボビン12
Bに巻取られ、ボビン12Bに固定された部分から引き
ちぎられた線条体1の巻き終り部分は、ボビン12Aに
巻き込まれる。
ボビン12Aに巻取られている状態でこのボビン12A
に線条体1が満巻されると、図29に示すように、先ず
線条体シフト機構32がシフトプーリ38をボビン12
Aの上方の点線位置からスプーラ12B上のボビン12
Bの上方の実線位置に向けて移動して線条体1をボビン
12Bに交差するようにシフトする。その後、線条体挟
持機構36の1対の抑えローラ54、54’が線条体1
を挟み込み、且つこの抑えローラ54、54’を線条体
1の巻取り速度(例えば線条体1が光ファイバである場
合1000m/分)よりも速い速度(例えば巻取り速度
の1%増しの1010m/分)で引き取るように駆動
し、次いで線条体寄せ機構34が線条体1を引っ掛けて
ボビン12Bの捕捉部材28Bに接触する位置まで寄
せ、線条体1をボビン12Bの捕捉部材28Bの捕捉爪
26Bに捕捉させて線条体1をボビン12Aとボビン1
2Bとの間に固定する。従って、線条体1は、ボビン1
2Bの回転によってボビン12Aと12Bとの間で引き
ちぎられて切断され、ボビン12Bに固定された部分以
降の線条体1はボビン12Bの回転によってボビン12
Bに巻取られ、ボビン12Bに固定された部分から引き
ちぎられた線条体1の巻き終り部分は、ボビン12Aに
巻き込まれる。
【0006】この装置では、線条体1は、ボビン12A
と12Bとの間で1対の抑えローラ54、54’で挟み
込まれ、且つ巻取り速度よりも速い速度で引き取られて
いるので、線条体1がボビン12Aと1対の抑えローラ
54、54’との間で弛んでおり、従って線条体1が待
機側スプーラ10Bと1対の抑えローラ54、54’と
の間で切断される際に、この間回転し続けているボビン
12A上に巻付けられている線条体1に過剰の張力が付
与されることがなく、ボビン12A上の線条体1の巻部
分に悪影響を与えることがない。
と12Bとの間で1対の抑えローラ54、54’で挟み
込まれ、且つ巻取り速度よりも速い速度で引き取られて
いるので、線条体1がボビン12Aと1対の抑えローラ
54、54’との間で弛んでおり、従って線条体1が待
機側スプーラ10Bと1対の抑えローラ54、54’と
の間で切断される際に、この間回転し続けているボビン
12A上に巻付けられている線条体1に過剰の張力が付
与されることがなく、ボビン12A上の線条体1の巻部
分に悪影響を与えることがない。
【0007】1対の抑えローラ54、54’は、図30
(A)から図30(B)に示すように、第1の抑えロー
ラ54を第2の抑えローラ54’の軸線を中心にして第
2の抑えローラ54’の周面の上を転動しつつ公転する
ように旋回して線条体1をこれらの抑えローラ54、5
4’の周面に係合するように略S字状に挟み込むと、抑
えローラ54、54’の挟み込み効果が一層向上するの
で好ましい。
(A)から図30(B)に示すように、第1の抑えロー
ラ54を第2の抑えローラ54’の軸線を中心にして第
2の抑えローラ54’の周面の上を転動しつつ公転する
ように旋回して線条体1をこれらの抑えローラ54、5
4’の周面に係合するように略S字状に挟み込むと、抑
えローラ54、54’の挟み込み効果が一層向上するの
で好ましい。
【0008】現在の技術では、1対の抑えローラ54、
54’が線条体1を挟み込んで第1の抑えローラ54が
第2の抑えローラ54’の回りを周動し始めた後、線掛
け部材104に線条体1を線掛けするように線掛け部材
104を図31の非線掛け位置(ロック位置)(a)か
ら解放し上向きに変位して線条体1の弛みを吸収してい
る。そして、線条体1が抑えローラ54、54’によっ
て挟み込まれる位置と現に線条体1を巻き込んでいるス
プーラ10Aとの間で線条体1の張力を適正に維持する
ため、線掛け部材104の変位量を検出して抑えローラ
54、54’の駆動制御(線条体1の引取り制御又は張
力制御)を行うが、この線条体の引取り制御は、既に述
べたように、線掛け部材104が図31の非線掛け位置
(a)から線掛け方向(上向き)に移動し始めてから、
即ち線掛け部材104が非線掛け位置から解放されてか
ら、所定時間、例えば0.4秒後に開始している。線掛
け部材104は、エアシリンダ等のダンパーによってゆ
っくり上昇するが、この上昇速度が低すぎると、線条体
1が図31の実線で示すように適正な弛み量で引取られ
ていたとしても、線掛け部材104が図31の目標位置
(c)より手前の位置(b)に達した時、即ち線掛け部
材104が線条体1に触れて線条体1を線掛けする前
に、制御手段が抑えローラ54、54’による線条体1
の引取り制御を開始することがある。
54’が線条体1を挟み込んで第1の抑えローラ54が
第2の抑えローラ54’の回りを周動し始めた後、線掛
け部材104に線条体1を線掛けするように線掛け部材
104を図31の非線掛け位置(ロック位置)(a)か
ら解放し上向きに変位して線条体1の弛みを吸収してい
る。そして、線条体1が抑えローラ54、54’によっ
て挟み込まれる位置と現に線条体1を巻き込んでいるス
プーラ10Aとの間で線条体1の張力を適正に維持する
ため、線掛け部材104の変位量を検出して抑えローラ
54、54’の駆動制御(線条体1の引取り制御又は張
力制御)を行うが、この線条体の引取り制御は、既に述
べたように、線掛け部材104が図31の非線掛け位置
(a)から線掛け方向(上向き)に移動し始めてから、
即ち線掛け部材104が非線掛け位置から解放されてか
ら、所定時間、例えば0.4秒後に開始している。線掛
け部材104は、エアシリンダ等のダンパーによってゆ
っくり上昇するが、この上昇速度が低すぎると、線条体
1が図31の実線で示すように適正な弛み量で引取られ
ていたとしても、線掛け部材104が図31の目標位置
(c)より手前の位置(b)に達した時、即ち線掛け部
材104が線条体1に触れて線条体1を線掛けする前
に、制御手段が抑えローラ54、54’による線条体1
の引取り制御を開始することがある。
【0009】このように、線掛け部材104が線条体1
を線掛けする前に、制御手段が抑えローラ54、54’
による線条体1の引取り制御を開始すると、線掛け部材
104が図31の記号(c)で示す所定位置(目標変位
位置)よりも手前にあるため、制御手段は、線条体1の
弛みがないにも拘らず弛み不足と誤って判断して抑えロ
ーラ54、54’を増速する方向に制御する。このた
め、図31の破線で示すように、線条体1に一層大きな
弛みが付与されるため、線掛け部材104は線条体1を
線掛けすることができないで上昇し続ける。制御手段が
次の制御を行う際に、線掛け部材104が図31の位置
(d)に達すると、実際には未だ線条体1を線掛けして
いないが、制御手段は、線条体1の弛みが大き過ぎると
判断して、抑えローラ54、54’を減速する。
を線掛けする前に、制御手段が抑えローラ54、54’
による線条体1の引取り制御を開始すると、線掛け部材
104が図31の記号(c)で示す所定位置(目標変位
位置)よりも手前にあるため、制御手段は、線条体1の
弛みがないにも拘らず弛み不足と誤って判断して抑えロ
ーラ54、54’を増速する方向に制御する。このた
め、図31の破線で示すように、線条体1に一層大きな
弛みが付与されるため、線掛け部材104は線条体1を
線掛けすることができないで上昇し続ける。制御手段が
次の制御を行う際に、線掛け部材104が図31の位置
(d)に達すると、実際には未だ線条体1を線掛けして
いないが、制御手段は、線条体1の弛みが大き過ぎると
判断して、抑えローラ54、54’を減速する。
【0010】線条体挟持機構36の抑えローラ54、5
4’がこのように急激な増速と減速とを繰り返すと、抑
えローラ54、54’が急激に減速方向に制御された場
合に、線条体シフト機構32のシフトプーリ38と線条
体挟持機構36の抑えローラ54、54’との間で線条
体1が弛みを発生し、従って線条体1がスプーラ10B
側の捕捉部材28Bの捕捉爪26Bに引っ掛け損なった
り、線条体1が抑えローラ54、54’から外れたりし
て線条体1をボビン12Bに確実に捕捉することができ
ないで線条体1の巻き移しの失敗を生ずる虞があった。
また、逆に、抑えローラ54、54’が急激に増速方向
に制御されると、線条体シフト機構32のシフトプーリ
38と線条体挟持機構36の抑えローラ54、54’と
の間で線条体1に急激に過度の張力が付与されて線条体
1が空のスプーラ10B側のボビン12Bに捕捉される
前に断線し、同様に線条体1の巻き移しの失敗を生ずる
虞があった。
4’がこのように急激な増速と減速とを繰り返すと、抑
えローラ54、54’が急激に減速方向に制御された場
合に、線条体シフト機構32のシフトプーリ38と線条
体挟持機構36の抑えローラ54、54’との間で線条
体1が弛みを発生し、従って線条体1がスプーラ10B
側の捕捉部材28Bの捕捉爪26Bに引っ掛け損なった
り、線条体1が抑えローラ54、54’から外れたりし
て線条体1をボビン12Bに確実に捕捉することができ
ないで線条体1の巻き移しの失敗を生ずる虞があった。
また、逆に、抑えローラ54、54’が急激に増速方向
に制御されると、線条体シフト機構32のシフトプーリ
38と線条体挟持機構36の抑えローラ54、54’と
の間で線条体1に急激に過度の張力が付与されて線条体
1が空のスプーラ10B側のボビン12Bに捕捉される
前に断線し、同様に線条体1の巻き移しの失敗を生ずる
虞があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、線条体シフト機構と線条体挟持機構との間
で線条体が誤って引取り制御されて急激に弛んだり急激
に大きな張力がかかって線条体の巻き移しの失敗を生ず
ることがないようにする長尺線条体の連続巻取り機の線
条体巻移し制御装置を提供することにある。
する課題は、線条体シフト機構と線条体挟持機構との間
で線条体が誤って引取り制御されて急激に弛んだり急激
に大きな張力がかかって線条体の巻き移しの失敗を生ず
ることがないようにする長尺線条体の連続巻取り機の線
条体巻移し制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、第1のスプーラ上のボビンから第2のスプーラ
上のボビンに巻き移すべき線条体をシフトした後、第2
のスプーラ上のボビンに設けられて線条体の巻始め端を
捕捉する捕捉部材に向けて線条体を第2のスプーラ上の
ボビンに相対的に寄せて第2のスプーラ上のボビンに線
条体を固定することによって第1のスプーラ上のボビン
から第2のスプーラ上のボビンに線条体を巻移す際に、
第2のスプーラで線条体が捕捉され切断される前に第1
のスプーラと第2のスプーラとの間で線条体をその巻取
速度よりも速い速度で引取るように挟み込む抑えローラ
を含む線条体挟持手段と、この線条体挟持手段の下流側
で発生する線条体の弛みを吸収するように変位する線掛
け部材を含む弛み吸収手段と、線条体挟持手段の抑えロ
ーラによる線条体の引き取りを弛み吸収手段の弛み吸収
量を検出することによって制御する制御手段とを備えた
長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻移し制御装置にお
いて、制御手段は、弛み吸収手段の線掛け部材を非線掛
け位置から解放して線掛け部材に線条体を線掛けした後
線条体を抑えローラで挟み込んで線条体の引取り制御を
開始するように構成されていることを特徴とする長尺線
条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置を提供す
ることにある。
手段は、第1のスプーラ上のボビンから第2のスプーラ
上のボビンに巻き移すべき線条体をシフトした後、第2
のスプーラ上のボビンに設けられて線条体の巻始め端を
捕捉する捕捉部材に向けて線条体を第2のスプーラ上の
ボビンに相対的に寄せて第2のスプーラ上のボビンに線
条体を固定することによって第1のスプーラ上のボビン
から第2のスプーラ上のボビンに線条体を巻移す際に、
第2のスプーラで線条体が捕捉され切断される前に第1
のスプーラと第2のスプーラとの間で線条体をその巻取
速度よりも速い速度で引取るように挟み込む抑えローラ
を含む線条体挟持手段と、この線条体挟持手段の下流側
で発生する線条体の弛みを吸収するように変位する線掛
け部材を含む弛み吸収手段と、線条体挟持手段の抑えロ
ーラによる線条体の引き取りを弛み吸収手段の弛み吸収
量を検出することによって制御する制御手段とを備えた
長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻移し制御装置にお
いて、制御手段は、弛み吸収手段の線掛け部材を非線掛
け位置から解放して線掛け部材に線条体を線掛けした後
線条体を抑えローラで挟み込んで線条体の引取り制御を
開始するように構成されていることを特徴とする長尺線
条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置を提供す
ることにある。
【0013】本発明の第2の課題解決手段は、第1の課
題解決手段による長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻
き移し制御装置において、弛み吸収手段の線掛け部材を
非線掛け位置から解放する前に、抑えローラの間を横切
って延びて線条体を挟み込める位置に線条体を維持する
ように、第1のスプーラと線条体挟持手段の上流側との
間で線条体に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付
与する張力増加手段を更に備えていることを特徴とする
長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置を
提供することにある。
題解決手段による長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻
き移し制御装置において、弛み吸収手段の線掛け部材を
非線掛け位置から解放する前に、抑えローラの間を横切
って延びて線条体を挟み込める位置に線条体を維持する
ように、第1のスプーラと線条体挟持手段の上流側との
間で線条体に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付
与する張力増加手段を更に備えていることを特徴とする
長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置を
提供することにある。
【0014】本発明の第3の課題解決手段は、第1又は
第2の課題解決手段1による長尺線条体の連続巻取り機
の線条体巻き移し制御装置であって、線条体挟持手段
は、線条体の挟み込みが一方の抑えロールを他方の抑え
ロールの中心軸線を中心に周動して線条体が前記両抑え
ロールの周面に接触する形態のものであることを特徴と
する長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装
置を提供することにある。
第2の課題解決手段1による長尺線条体の連続巻取り機
の線条体巻き移し制御装置であって、線条体挟持手段
は、線条体の挟み込みが一方の抑えロールを他方の抑え
ロールの中心軸線を中心に周動して線条体が前記両抑え
ロールの周面に接触する形態のものであることを特徴と
する長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装
置を提供することにある。
【0015】本発明の第4の課題解決手段は、第1のス
プーラ上のボビンから第2のスプーラ上のボビンに巻き
移すべき線条体をシフトした後、第2のスプーラ上のボ
ビンに設けられて線条体の巻始め端を捕捉する捕捉部材
に向けて線条体を第2のスプーラ上のボビンに対して相
対的に寄せて第2のスプーラ上のボビンに線条体を固定
することによって第1のスプーラ上のボビンから第2の
スプーラ上のボビンに線条体を巻移す際に、第2のスプ
ーラで線条体が捕捉され切断される前に第1のスプーラ
と第2のスプーラとの間で線条体をその巻取速度よりも
速い速度で引取るように挟み込む抑えローラを含む線条
体挟持手段と、この線条体挟持手段の下流側で発生する
線条体の弛みを吸収するように変位する線掛け部材を含
む弛み吸収手段と、線条体挟持手段の抑えローラによる
線条体の引き取りを弛み吸収手段の弛み吸収量を検出す
ることによって制御する制御手段とを備えた長尺線条体
の連続巻取り機の線条体巻移し制御装置において、弛み
吸収手段の線掛け部材の位置の変化を検出する線掛け位
置検出手段を備え、制御手段は、線掛け位置検出手段に
よって検出された線掛けの位置の単位時間当たりの変化
が所定の値よりも小さくなった時に線掛け部材に線条体
を線掛けしたと判断する判定回路部を含み、この判定回
路部が線掛け部材に線条体を線掛けしたことを判断した
後、抑えローラによる線条体の引取り制御を開始するよ
うに構成されていることを特徴とする長尺線条体の連続
巻取り機の線条体巻き移し制御装置を提供することにあ
る。
プーラ上のボビンから第2のスプーラ上のボビンに巻き
移すべき線条体をシフトした後、第2のスプーラ上のボ
ビンに設けられて線条体の巻始め端を捕捉する捕捉部材
に向けて線条体を第2のスプーラ上のボビンに対して相
対的に寄せて第2のスプーラ上のボビンに線条体を固定
することによって第1のスプーラ上のボビンから第2の
スプーラ上のボビンに線条体を巻移す際に、第2のスプ
ーラで線条体が捕捉され切断される前に第1のスプーラ
と第2のスプーラとの間で線条体をその巻取速度よりも
速い速度で引取るように挟み込む抑えローラを含む線条
体挟持手段と、この線条体挟持手段の下流側で発生する
線条体の弛みを吸収するように変位する線掛け部材を含
む弛み吸収手段と、線条体挟持手段の抑えローラによる
線条体の引き取りを弛み吸収手段の弛み吸収量を検出す
ることによって制御する制御手段とを備えた長尺線条体
の連続巻取り機の線条体巻移し制御装置において、弛み
吸収手段の線掛け部材の位置の変化を検出する線掛け位
置検出手段を備え、制御手段は、線掛け位置検出手段に
よって検出された線掛けの位置の単位時間当たりの変化
が所定の値よりも小さくなった時に線掛け部材に線条体
を線掛けしたと判断する判定回路部を含み、この判定回
路部が線掛け部材に線条体を線掛けしたことを判断した
後、抑えローラによる線条体の引取り制御を開始するよ
うに構成されていることを特徴とする長尺線条体の連続
巻取り機の線条体巻き移し制御装置を提供することにあ
る。
【0016】本発明の第5の課題解決手段は、第2の課
題解決手段4による長尺線条体の連続巻取り機の線条体
巻き移し制御装置であって、線条体挟持手段は、一方の
抑えロールを他方の抑えロールの中心軸線を中心に周動
して線条体を両抑えロールの周面に接触しながら引き取
る形態のものである長尺線条体の連続巻取り機の線条体
巻移し制御装置を提供することにある。
題解決手段4による長尺線条体の連続巻取り機の線条体
巻き移し制御装置であって、線条体挟持手段は、一方の
抑えロールを他方の抑えロールの中心軸線を中心に周動
して線条体を両抑えロールの周面に接触しながら引き取
る形態のものである長尺線条体の連続巻取り機の線条体
巻移し制御装置を提供することにある。
【0017】このように、線条体を第1のスプーラから
第2のスプーラに巻き移す際に、弛み吸収手段の線掛け
部材を非線掛け位置から解放して線掛け部材に線条体を
線掛けした後線条体を抑えローラで挟み込んで線条体の
引取り制御を開始すると、弛み吸収手段の弛み吸収量が
精度よく検出されるため、抑えローラによる線条体の引
取り制御は、線条体の誤った弛み量によって制御される
ことがなく、このため線条体挟み込み位置の上流側で線
条体に過度の弛みや過度の張力が発生することがない。
従って、線条体が大きな弛みによって巻き移されるべき
側のスプーラのボビンの捕捉爪に引っ掛け損なったり、
線条体が挟み込み位置から外れたりすることがなく、線
条体の巻き移しの失敗を生ずることがなく、また、線条
体の過度の張力によって線条体が捕捉される前に断線し
て線条体の巻き移しの失敗を生ずることもない。
第2のスプーラに巻き移す際に、弛み吸収手段の線掛け
部材を非線掛け位置から解放して線掛け部材に線条体を
線掛けした後線条体を抑えローラで挟み込んで線条体の
引取り制御を開始すると、弛み吸収手段の弛み吸収量が
精度よく検出されるため、抑えローラによる線条体の引
取り制御は、線条体の誤った弛み量によって制御される
ことがなく、このため線条体挟み込み位置の上流側で線
条体に過度の弛みや過度の張力が発生することがない。
従って、線条体が大きな弛みによって巻き移されるべき
側のスプーラのボビンの捕捉爪に引っ掛け損なったり、
線条体が挟み込み位置から外れたりすることがなく、線
条体の巻き移しの失敗を生ずることがなく、また、線条
体の過度の張力によって線条体が捕捉される前に断線し
て線条体の巻き移しの失敗を生ずることもない。
【0018】また、弛み吸収手段の線掛け部材を非線掛
け位置から解放する前に、抑えローラの間を横切って延
びて線条体を挟み込める位置に線条体を維持するよう
に、第1のスプーラと線条体挟持手段の上流側との間で
線条体に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付与す
ると、線掛け部材が非線掛け位置から解放されて線条体
に線掛けしても条体線が条体挟持手段の抑えローラの前
進を妨げることがなく、線条体を確実に挟持して線条体
の巻き移し動作を失敗することがない。
け位置から解放する前に、抑えローラの間を横切って延
びて線条体を挟み込める位置に線条体を維持するよう
に、第1のスプーラと線条体挟持手段の上流側との間で
線条体に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付与す
ると、線掛け部材が非線掛け位置から解放されて線条体
に線掛けしても条体線が条体挟持手段の抑えローラの前
進を妨げることがなく、線条体を確実に挟持して線条体
の巻き移し動作を失敗することがない。
【0019】更に、弛み吸収手段の線掛け部材の位置の
変化を検出する線掛け位置検出手段によって検出された
線掛けの位置の単位時間当たりの変化が所定の値よりも
小さくなった時に線掛け部材に線条体を線掛けしたと判
断した後、抑えローラによる線条体の引取り制御を開始
するようにすると、弛み吸収手段の弛み吸収量を誤って
検出することがないため、抑えローラによる線条体の引
取り制御は、精度よく行われて線条体挟み込み位置の上
流側で線条体に過度の弛みや過度の張力が発生すること
がない。従って、線条体が大きな弛みによって巻き移さ
れるべき側のスプーラのボビンの捕捉爪に引っ掛け損な
ったり、線条体が挟み込み位置から外れたりすることが
なく、線条体の巻き移しの失敗を生ずることがなく、ま
た、線条体の過度の張力によって線条体が捕捉される前
に断線して線条体の巻き移しの失敗を生ずることもな
い。
変化を検出する線掛け位置検出手段によって検出された
線掛けの位置の単位時間当たりの変化が所定の値よりも
小さくなった時に線掛け部材に線条体を線掛けしたと判
断した後、抑えローラによる線条体の引取り制御を開始
するようにすると、弛み吸収手段の弛み吸収量を誤って
検出することがないため、抑えローラによる線条体の引
取り制御は、精度よく行われて線条体挟み込み位置の上
流側で線条体に過度の弛みや過度の張力が発生すること
がない。従って、線条体が大きな弛みによって巻き移さ
れるべき側のスプーラのボビンの捕捉爪に引っ掛け損な
ったり、線条体が挟み込み位置から外れたりすることが
なく、線条体の巻き移しの失敗を生ずることがなく、ま
た、線条体の過度の張力によって線条体が捕捉される前
に断線して線条体の巻き移しの失敗を生ずることもな
い。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べると、図1は本発明の1つの実施の形態
による長尺線条体の連続巻取り機の線条体を巻き移し制
御装置の動作の途中の工程を示し、光ファイバ、電線等
の長尺線条体(以下単に線条体と称する)1は、連続巻
取り機10の第1と第2のとの2つのスプーラ10A、
10Bに交互に連続的に巻取られるが、図面では第1の
スプーラ10Aのボビン12A上に満巻きに近い状態ま
で線条体1を巻取って第2のスプーラ10Bの空のボビ
ン12B上に線条体1を巻き移す状態を示し、この巻き
移し動作を以下に述べるが、第2のスプーラ10Bが満
巻きに近い状態になると、線条体1は、同様の方法で第
2のスプーラ10Bから第1のスプーラ10Aに巻き移
される。
して詳細に述べると、図1は本発明の1つの実施の形態
による長尺線条体の連続巻取り機の線条体を巻き移し制
御装置の動作の途中の工程を示し、光ファイバ、電線等
の長尺線条体(以下単に線条体と称する)1は、連続巻
取り機10の第1と第2のとの2つのスプーラ10A、
10Bに交互に連続的に巻取られるが、図面では第1の
スプーラ10Aのボビン12A上に満巻きに近い状態ま
で線条体1を巻取って第2のスプーラ10Bの空のボビ
ン12B上に線条体1を巻き移す状態を示し、この巻き
移し動作を以下に述べるが、第2のスプーラ10Bが満
巻きに近い状態になると、線条体1は、同様の方法で第
2のスプーラ10Bから第1のスプーラ10Aに巻き移
される。
【0021】2つのスプーラ10A、10Bは、図1、
図2及び図4に示すように、線条体1の送給方向に沿っ
て間隔をあけて配置され、各スプーラ10A、10B
は、それぞれトラバースモータ14A、14Bによって
駆動されるスクリュー16A、16Bによって前後にト
ラバースする可動枠18A、18Bと、各可動枠18
A、18Bに取付けられボビン12A、12Bをそれぞ
れ保持する巻取り軸20A、20Bと、これらの巻取り
軸20A、20Bをそれぞれ駆動する駆動モータ22
A、22Bとから成っている。
図2及び図4に示すように、線条体1の送給方向に沿っ
て間隔をあけて配置され、各スプーラ10A、10B
は、それぞれトラバースモータ14A、14Bによって
駆動されるスクリュー16A、16Bによって前後にト
ラバースする可動枠18A、18Bと、各可動枠18
A、18Bに取付けられボビン12A、12Bをそれぞ
れ保持する巻取り軸20A、20Bと、これらの巻取り
軸20A、20Bをそれぞれ駆動する駆動モータ22
A、22Bとから成っている。
【0022】図示の実施の形態では、巻終わり時に、ボ
ビン12A、12B上の線条体1の卷終り端が暴れるの
を防止するためにボビン12A、12Bを覆うように巻
取り軸20A、20B上を摺動して進退する端末カバー
24A、24Bを更に備えている。これらの端末カバー
24A、24Bは、線条体1が貫通して導出する切欠き
状開口24Aa、24Baを有する。尚、これらの端末
カバー24A、24Bは、図示しないカバー進退手段に
よって進退される。
ビン12A、12B上の線条体1の卷終り端が暴れるの
を防止するためにボビン12A、12Bを覆うように巻
取り軸20A、20B上を摺動して進退する端末カバー
24A、24Bを更に備えている。これらの端末カバー
24A、24Bは、線条体1が貫通して導出する切欠き
状開口24Aa、24Baを有する。尚、これらの端末
カバー24A、24Bは、図示しないカバー進退手段に
よって進退される。
【0023】巻取り軸20A、20Bには捕捉爪26
A、26Bを有する円板状捕捉部材28A、28Bが一
体に設けられ、線条体1は、その巻始め端1aがこの捕
捉爪26A、26Bに捕捉された状態で各ボビン12
A、12Bに巻取られる(図5参照)。
A、26Bを有する円板状捕捉部材28A、28Bが一
体に設けられ、線条体1は、その巻始め端1aがこの捕
捉爪26A、26Bに捕捉された状態で各ボビン12
A、12Bに巻取られる(図5参照)。
【0024】線条体1は、線条体卷移し装置部分30に
よって満巻き側のスプーラ、図示の場合には第1のスプ
ーラ10Aから巻き移されるべき待機中の第2のスプー
ラ10Bへ卷移される。この線条体巻移し装置部分30
は、線条体1の巻き移し時に線条体1を満巻き側のスプ
ーラ10A上のボビン(満巻きボビン)12Aから待機
中のスプーラ10B上のボビン(空のボビン)12Bに
シフトする線条体シフト機構32と、線条体1の巻き移
し時に線条体1をスプーラ10Bの捕捉部材28Bに向
けて寄せる線条体寄せ機構34(図6及び図7参照)
と、両スプーラ10A、10Bの間に配置されて線条体
1の巻き移し時に線条体1を挟み込む線条体挟持手段3
6(図1乃至図8参照)とから成っている。
よって満巻き側のスプーラ、図示の場合には第1のスプ
ーラ10Aから巻き移されるべき待機中の第2のスプー
ラ10Bへ卷移される。この線条体巻移し装置部分30
は、線条体1の巻き移し時に線条体1を満巻き側のスプ
ーラ10A上のボビン(満巻きボビン)12Aから待機
中のスプーラ10B上のボビン(空のボビン)12Bに
シフトする線条体シフト機構32と、線条体1の巻き移
し時に線条体1をスプーラ10Bの捕捉部材28Bに向
けて寄せる線条体寄せ機構34(図6及び図7参照)
と、両スプーラ10A、10Bの間に配置されて線条体
1の巻き移し時に線条体1を挟み込む線条体挟持手段3
6(図1乃至図8参照)とから成っている。
【0025】図示の実施の形態では、線条体シフト機構
32は、図1に示すように、線条体1をスプーラ10A
(又は10B)に案内するシフトプーリ38と、このシ
フトプーリ38を移動するシフトプーリ移動機構部40
とから成り、このシフトプーリ移動機構部40は、図1
の右側のスプーラ10A上のボビン12Aに線条体1を
案内する位置(図13の位置参照)から右側のスプーラ
10B上のボビン12Bに線条体1を案内する位置(図
1乃至図7の位置参照)へシフトプーリ38を移動して
線条体1を第1のスプーラ10Aから第2のスプーラ1
0Bへシフトする。
32は、図1に示すように、線条体1をスプーラ10A
(又は10B)に案内するシフトプーリ38と、このシ
フトプーリ38を移動するシフトプーリ移動機構部40
とから成り、このシフトプーリ移動機構部40は、図1
の右側のスプーラ10A上のボビン12Aに線条体1を
案内する位置(図13の位置参照)から右側のスプーラ
10B上のボビン12Bに線条体1を案内する位置(図
1乃至図7の位置参照)へシフトプーリ38を移動して
線条体1を第1のスプーラ10Aから第2のスプーラ1
0Bへシフトする。
【0026】シフトプーリ移動機構部40は、図1に示
すように、シフトプーリ38を回転自在に支持する可動
枠42の両端を介して無端状に連結された無端ベルト4
4と、この無端ベルト44が掛け渡された駆動プーリ4
6と従動プーリ46’と、駆動プーリ46を駆動する駆
動モータ48とから成っている。従って、駆動モータ4
8が駆動プーリ46を一方向に駆動すると、シフトプー
リ38は、図1の右方位置(図16の位置)から図1の
位置へ移動し、また逆に駆動モータ48が駆動プーリ4
6を他方向に駆動すると、シフトプーリ38は、図1の
位置から図16の位置へ移動する。これらの移動は、第
1のスプーラ10Aのボビン12A(又は12B)が満
巻き状態となって第2のスプーラ10Bのボビン12B
(又は12A)に線条体1を巻き移す際に行われる。
尚、シフトプーリ38を回転自在に支持する可動枠42
は、図示しない案内レールに摺動自在に支持されてい
る。
すように、シフトプーリ38を回転自在に支持する可動
枠42の両端を介して無端状に連結された無端ベルト4
4と、この無端ベルト44が掛け渡された駆動プーリ4
6と従動プーリ46’と、駆動プーリ46を駆動する駆
動モータ48とから成っている。従って、駆動モータ4
8が駆動プーリ46を一方向に駆動すると、シフトプー
リ38は、図1の右方位置(図16の位置)から図1の
位置へ移動し、また逆に駆動モータ48が駆動プーリ4
6を他方向に駆動すると、シフトプーリ38は、図1の
位置から図16の位置へ移動する。これらの移動は、第
1のスプーラ10Aのボビン12A(又は12B)が満
巻き状態となって第2のスプーラ10Bのボビン12B
(又は12A)に線条体1を巻き移す際に行われる。
尚、シフトプーリ38を回転自在に支持する可動枠42
は、図示しない案内レールに摺動自在に支持されてい
る。
【0027】線条体寄せ機構34は、図6及び図7に示
すように、線条体挟持手段36と線条体1が巻き移され
るべき空のボビン12Bを有する第2のスプーラ10B
との間に配置されて線条体1を第2のスプーラ10Bの
捕捉部材28Bの捕捉爪26Bに寄せる線寄せロッド5
0から成り、この線寄せロッド50は、図8に示すよう
に、進退用シリンダ52のピストンロッド52aに連結
されて線条体1を掛け寄せたり、線条体1から離反した
りするように進退される。尚、線条体1を捕捉部材28
Bに引き寄せるために、線寄せロッド50が線条体1を
掛け寄せるのではなく、第2のスプーラ10Bのボビン
12Bが線条体1側に寄るように移動してもよいことは
もちろんである。
すように、線条体挟持手段36と線条体1が巻き移され
るべき空のボビン12Bを有する第2のスプーラ10B
との間に配置されて線条体1を第2のスプーラ10Bの
捕捉部材28Bの捕捉爪26Bに寄せる線寄せロッド5
0から成り、この線寄せロッド50は、図8に示すよう
に、進退用シリンダ52のピストンロッド52aに連結
されて線条体1を掛け寄せたり、線条体1から離反した
りするように進退される。尚、線条体1を捕捉部材28
Bに引き寄せるために、線寄せロッド50が線条体1を
掛け寄せるのではなく、第2のスプーラ10Bのボビン
12Bが線条体1側に寄るように移動してもよいことは
もちろんである。
【0028】線条体挟持手段36は、図1、図5及び図
8に示すように、引取機能を有するピンチロールの形態
の1対の抑えロール54、54’から成り、これらの抑
えロール54、54’は、線条体1の巻き移し部から後
退した位置(図2参照)と線条体1の巻き移し部へ前進
して線条体1を挟持する位置(図4及び図5参照)との
間を進退する。これらの抑えロール54、54’は、特
に図8に示すように、これらの抑えロール54、54’
の間に線条体1が入り易いように、先端にテーパ部54
a、54’aを有する。
8に示すように、引取機能を有するピンチロールの形態
の1対の抑えロール54、54’から成り、これらの抑
えロール54、54’は、線条体1の巻き移し部から後
退した位置(図2参照)と線条体1の巻き移し部へ前進
して線条体1を挟持する位置(図4及び図5参照)との
間を進退する。これらの抑えロール54、54’は、特
に図8に示すように、これらの抑えロール54、54’
の間に線条体1が入り易いように、先端にテーパ部54
a、54’aを有する。
【0029】図示の実施の形態では、1対の抑えロール
54、54’は、図5、図16及び図17に示すよう
に、線条体非挟持状態では、相互に小さな間隙、例えば
5mm程度の間隙を持って相対しており、従って、これ
らの間に線条体1が入り込んだだけでは、線条体1は挟
持されることも、引き取られることもない。線条体挟持
手段36は、後に述べるように、一方の抑えロール54
を他方の抑えロール54’に圧接するように間隙を縮め
た後、同じく後に詳細に述べるロール周動手段によって
一方の抑えロール54が他方の抑えロール54’の周面
を自転しながら公転してこれらの抑えローラ54、5
4’の周面の一部にそれぞれ線条体1を接触した状態で
挟持する。
54、54’は、図5、図16及び図17に示すよう
に、線条体非挟持状態では、相互に小さな間隙、例えば
5mm程度の間隙を持って相対しており、従って、これ
らの間に線条体1が入り込んだだけでは、線条体1は挟
持されることも、引き取られることもない。線条体挟持
手段36は、後に述べるように、一方の抑えロール54
を他方の抑えロール54’に圧接するように間隙を縮め
た後、同じく後に詳細に述べるロール周動手段によって
一方の抑えロール54が他方の抑えロール54’の周面
を自転しながら公転してこれらの抑えローラ54、5
4’の周面の一部にそれぞれ線条体1を接触した状態で
挟持する。
【0030】抑えロール54を抑えロール54’に対し
て間隙を縮めるために、図8に示すように、抑えロール
54のロール軸54bは、径方向に駆動する駆動源、例
えばツインロッドシリンダ56に取付けられており、従
って抑えロール54は、このツインロッドシリンダ56
によって抑えロール54’に対して開閉することができ
る。
て間隙を縮めるために、図8に示すように、抑えロール
54のロール軸54bは、径方向に駆動する駆動源、例
えばツインロッドシリンダ56に取付けられており、従
って抑えロール54は、このツインロッドシリンダ56
によって抑えロール54’に対して開閉することができ
る。
【0031】また、抑えロール54’は、図8に示す回
転駆動手段58によって回転駆動される駆動側の抑えロ
ールであり、抑えロール54は、この抑えロール54’
によって従動する従動側の抑えロールである。これらの
抑えロール54、54’の周速度(線条体1の引取り速
度)(Vb)と線条体1の巻取り速度(Vw)とは、V
b>Vwとなるように設定されている。従って、線条体
1は、抑えロール54、54’の間で挟み込まれ且つ抑
えロール54’の駆動によって引取られて線条体挟持手
段36の下流側で弛ませられ、このため抑えロール5
4、54’の上流側から線条体1にかけられる張力の影
響を受けることがない。。
転駆動手段58によって回転駆動される駆動側の抑えロ
ールであり、抑えロール54は、この抑えロール54’
によって従動する従動側の抑えロールである。これらの
抑えロール54、54’の周速度(線条体1の引取り速
度)(Vb)と線条体1の巻取り速度(Vw)とは、V
b>Vwとなるように設定されている。従って、線条体
1は、抑えロール54、54’の間で挟み込まれ且つ抑
えロール54’の駆動によって引取られて線条体挟持手
段36の下流側で弛ませられ、このため抑えロール5
4、54’の上流側から線条体1にかけられる張力の影
響を受けることがない。。
【0032】回転駆動手段58は、図8に示すように、
回転モータ60と、この回転モータ60の出力軸に接続
されたプーリ62と駆動側の抑えロール54’のロール
軸54’bに接続されたプーリ64とこれらのプーリ6
2、64に掛け渡されたベルト66とを含むベルト・プ
ーリ機構68から成っている。この駆動側の抑えロール
54’は、先に述べたように、巻取り速度よりも速い速
度で線条体1を引き取るように回転駆動される。抑えロ
ール54’は、線条体1の巻取り速度と同じ速度で引き
取ることも考えられるが、抑えロール54による引取り
速度を巻取り速度と同期させることは実際上困難であ
り、従って抑えロール54’は、巻取り速度よりも速い
速度で線条体1を引き取るのが実際的である。
回転モータ60と、この回転モータ60の出力軸に接続
されたプーリ62と駆動側の抑えロール54’のロール
軸54’bに接続されたプーリ64とこれらのプーリ6
2、64に掛け渡されたベルト66とを含むベルト・プ
ーリ機構68から成っている。この駆動側の抑えロール
54’は、先に述べたように、巻取り速度よりも速い速
度で線条体1を引き取るように回転駆動される。抑えロ
ール54’は、線条体1の巻取り速度と同じ速度で引き
取ることも考えられるが、抑えロール54による引取り
速度を巻取り速度と同期させることは実際上困難であ
り、従って抑えロール54’は、巻取り速度よりも速い
速度で線条体1を引き取るのが実際的である。
【0033】ロール周動手段70は、図8に示すよう
に、駆動側の抑えロール54’のロール軸54’bをベ
アリング72を介して支持する保持筒74にベアリング
76を介して支持された回転筒78と、この回転筒78
を回転駆動する回転駆動源80とから成り、回転駆動源
80は、保持筒74にブラケット75を介して搭載され
た回転モータ82と、この回転モータ82によって回転
駆動される駆動歯車84と、この駆動歯車84に噛み合
い回転筒78に一体に形成された従動歯車86とから成
っている。従動側の抑えロール54の進退用のツインロ
ッドシリンダ56は、この回転筒78上に支持されてい
る。従って、回転モータ82が回転駆動されると、駆動
歯車84、従動歯車86を介して回転筒78が抑えロー
ル54’のロール軸54’bの軸線を中心に回転するの
で、抑えロール54は、抑えロール54’の周面に係合
しつつ自転しながら抑えロール54’の中心軸線の回り
を公転する。尚、図8において符号85は抑えローラ5
4の周動位置を検出するために駆動歯車84に噛み合う
従動歯車85Aを介して駆動されるエンコーダである。
に、駆動側の抑えロール54’のロール軸54’bをベ
アリング72を介して支持する保持筒74にベアリング
76を介して支持された回転筒78と、この回転筒78
を回転駆動する回転駆動源80とから成り、回転駆動源
80は、保持筒74にブラケット75を介して搭載され
た回転モータ82と、この回転モータ82によって回転
駆動される駆動歯車84と、この駆動歯車84に噛み合
い回転筒78に一体に形成された従動歯車86とから成
っている。従動側の抑えロール54の進退用のツインロ
ッドシリンダ56は、この回転筒78上に支持されてい
る。従って、回転モータ82が回転駆動されると、駆動
歯車84、従動歯車86を介して回転筒78が抑えロー
ル54’のロール軸54’bの軸線を中心に回転するの
で、抑えロール54は、抑えロール54’の周面に係合
しつつ自転しながら抑えロール54’の中心軸線の回り
を公転する。尚、図8において符号85は抑えローラ5
4の周動位置を検出するために駆動歯車84に噛み合う
従動歯車85Aを介して駆動されるエンコーダである。
【0034】ロール周動手段70は、抑えロール54が
抑えロール54’に圧接するように閉じられた後、駆動
されるので、線条体1は、抑えロール54の周動につれ
て抑えロール54’の周面に徐々に大きな角度で係合し
つつ抑えロール54の周面にも徐々に大きな角度で係合
し、従って両抑えロール54、54’の間でほぼS字状
に周面係合した状態に変形される。
抑えロール54’に圧接するように閉じられた後、駆動
されるので、線条体1は、抑えロール54の周動につれ
て抑えロール54’の周面に徐々に大きな角度で係合し
つつ抑えロール54の周面にも徐々に大きな角度で係合
し、従って両抑えロール54、54’の間でほぼS字状
に周面係合した状態に変形される。
【0035】図8に示すように、抑えロール54、5
4’を線条体挟持位置(図4、図6の位置)とこの線条
体挟持位置から後退した位置(図2の位置)との進退す
るロール進退手段88は、フレーム90に設けられたリ
ニアガイドレール92に沿って案内されるキャリッジ9
4と、フレーム90に取付けられこのキャリッジ94に
接続されたピストンロッド96aを有する進退用シリン
ダ96とから成っており、抑えロール54’の保持筒7
4は、架台98を介してキャリッジ94に搭載されてい
る。従って、進退用シリンダ96のピストンロッド96
aを伸長すると、両抑えロール54、54’は、線条体
挟持位置(図4又は図9の実線位置参照)に前進し、逆
に進退用シリンダ96のピストンロッド96aを収縮す
ると、両抑えロール54、54’は、線条体挟持位置か
ら後退する(図2又は図9の想像線位置参照)。
4’を線条体挟持位置(図4、図6の位置)とこの線条
体挟持位置から後退した位置(図2の位置)との進退す
るロール進退手段88は、フレーム90に設けられたリ
ニアガイドレール92に沿って案内されるキャリッジ9
4と、フレーム90に取付けられこのキャリッジ94に
接続されたピストンロッド96aを有する進退用シリン
ダ96とから成っており、抑えロール54’の保持筒7
4は、架台98を介してキャリッジ94に搭載されてい
る。従って、進退用シリンダ96のピストンロッド96
aを伸長すると、両抑えロール54、54’は、線条体
挟持位置(図4又は図9の実線位置参照)に前進し、逆
に進退用シリンダ96のピストンロッド96aを収縮す
ると、両抑えロール54、54’は、線条体挟持位置か
ら後退する(図2又は図9の想像線位置参照)。
【0036】図1、図6及び図7に示すように、線条体
巻移し装置部分30は、線条体挟持手段36とスプーラ
10A又は10Bとの間に配置されて抑えロール54、
54’の周速を線条体1の巻取速度よりも速くすること
によって発生する線条体1の弛みを吸収する弛み吸収手
段100を更に備えている。
巻移し装置部分30は、線条体挟持手段36とスプーラ
10A又は10Bとの間に配置されて抑えロール54、
54’の周速を線条体1の巻取速度よりも速くすること
によって発生する線条体1の弛みを吸収する弛み吸収手
段100を更に備えている。
【0037】この弛み吸収手段100の詳細が図9及び
図10に示されている。弛み吸収手段100は、揺動杆
102の一端に固定されたV字形の線掛け部材(ルーパ
部材)104から成り、揺動杆102は、図10に示す
ように、ベアリング106を介してフレーム108に枢
支されている。揺動杆102は、他端に取付けられたバ
ランスウエイト110を有し、従って揺動杆102は、
このバランスウエイト110によって図9の時計方向に
揺動するように付勢されている。
図10に示されている。弛み吸収手段100は、揺動杆
102の一端に固定されたV字形の線掛け部材(ルーパ
部材)104から成り、揺動杆102は、図10に示す
ように、ベアリング106を介してフレーム108に枢
支されている。揺動杆102は、他端に取付けられたバ
ランスウエイト110を有し、従って揺動杆102は、
このバランスウエイト110によって図9の時計方向に
揺動するように付勢されている。
【0038】図9に示すように、ストッパ112がフレ
ーム108に設けられ、このストッパ112は、揺動杆
102が図9の実線位置を越えて反時計方向に揺動する
のを防止する機能を有する。また、図9に示すように、
フレーム108にロック用エアシリンダ114が設けら
れ、このエアシリンダ114は、そのピストンロッド1
14aの上部に設けられた揺動杆係合部材116を有す
る。この揺動杆係合部材116は、揺動杆102の枢支
部分102aとバランスウエイト110との間に係合し
て線掛け部材104の位置と揺動杆102の揺動運動速
度とを制御している。図9では、ロック用エアシリンダ
114のピストンロッド114aが伸長して線掛け部材
104は線条体挟持手段36の下方の非線掛け位置(非
動作位置)にロックされているのが示されている。尚、
揺動杆102の重心が線掛け部材104と反対側に位置
するように揺動杆102の枢支部分102aの位置を設
定することによってバランスウエイト110を省略する
ことができる。
ーム108に設けられ、このストッパ112は、揺動杆
102が図9の実線位置を越えて反時計方向に揺動する
のを防止する機能を有する。また、図9に示すように、
フレーム108にロック用エアシリンダ114が設けら
れ、このエアシリンダ114は、そのピストンロッド1
14aの上部に設けられた揺動杆係合部材116を有す
る。この揺動杆係合部材116は、揺動杆102の枢支
部分102aとバランスウエイト110との間に係合し
て線掛け部材104の位置と揺動杆102の揺動運動速
度とを制御している。図9では、ロック用エアシリンダ
114のピストンロッド114aが伸長して線掛け部材
104は線条体挟持手段36の下方の非線掛け位置(非
動作位置)にロックされているのが示されている。尚、
揺動杆102の重心が線掛け部材104と反対側に位置
するように揺動杆102の枢支部分102aの位置を設
定することによってバランスウエイト110を省略する
ことができる。
【0039】後に詳細に述べるように、線条体挟持手段
36の抑えロール54、54’の間に線条体1が入り込
んだ後、図8のツインロッドシリンダ56を収縮して抑
えローラ54を抑えローラ54’に圧接することによっ
てこれらの抑えローラ54、54’の間に線条体1を挟
み込み、ロール周動手段70によって一方の抑えロール
54を他方の抑えロール54’の回りを周動して線条体
1を両抑えローラ54、54’の周面に部分的に係合し
た状態で、これらの抑えロール54、54’の周速を線
条体1の線速よりも速くすると、線条体1は線条体挟持
手段36の下流側で弛ませられるが、抑えローラ54、
54’が線条体1を挟み込む前に、弛み吸収手段100
のロック用シリンダ114のピストンロッド114aを
収縮して線掛け部材104の非線掛け位置でのロックを
解除すると、線掛け部材104がバランスウエイト11
0によって線条体1を上方に引き上げるように上方に変
位するため、線条体1は、図1及び図21に示すよう
に、線掛け部材104に線掛けされながら波打ち状に変
形しつつその弛みが吸収される。シリンダ114は、線
掛け部材104がバランスウエイト110によって急激
に上方に変位するのを抑制するダンパの作用を有するの
で、線条体1に急激に大きな張力が掛けられることがな
く、線条体1の断線を防止することができる。
36の抑えロール54、54’の間に線条体1が入り込
んだ後、図8のツインロッドシリンダ56を収縮して抑
えローラ54を抑えローラ54’に圧接することによっ
てこれらの抑えローラ54、54’の間に線条体1を挟
み込み、ロール周動手段70によって一方の抑えロール
54を他方の抑えロール54’の回りを周動して線条体
1を両抑えローラ54、54’の周面に部分的に係合し
た状態で、これらの抑えロール54、54’の周速を線
条体1の線速よりも速くすると、線条体1は線条体挟持
手段36の下流側で弛ませられるが、抑えローラ54、
54’が線条体1を挟み込む前に、弛み吸収手段100
のロック用シリンダ114のピストンロッド114aを
収縮して線掛け部材104の非線掛け位置でのロックを
解除すると、線掛け部材104がバランスウエイト11
0によって線条体1を上方に引き上げるように上方に変
位するため、線条体1は、図1及び図21に示すよう
に、線掛け部材104に線掛けされながら波打ち状に変
形しつつその弛みが吸収される。シリンダ114は、線
掛け部材104がバランスウエイト110によって急激
に上方に変位するのを抑制するダンパの作用を有するの
で、線条体1に急激に大きな張力が掛けられることがな
く、線条体1の断線を防止することができる。
【0040】また、図10に示すように、弛み吸収手段
100は、線掛け部材104に線掛けされた線条体1の
張力を検出するためにフレーム108に設けられた張力
検出器(線掛け位置検出器)118を含み、この張力検
出器118は、フレーム108に取付けられたポテンシ
ョメータ120と、揺動杆102をポテンショメータ1
20に接続する機械的コネクタ122とから成ってい
る。図示の実施の形態では、図10に示すように、機械
的コネクタ122は、ベアリング106によって支持さ
れた揺動杆102の枢支軸102a(図9参照)によっ
て保持された駆動ギヤ124とこの駆動ギヤ124に噛
み合いポテンショメータ120の入力軸120aに保持
された従動ギヤ126とから成っている。
100は、線掛け部材104に線掛けされた線条体1の
張力を検出するためにフレーム108に設けられた張力
検出器(線掛け位置検出器)118を含み、この張力検
出器118は、フレーム108に取付けられたポテンシ
ョメータ120と、揺動杆102をポテンショメータ1
20に接続する機械的コネクタ122とから成ってい
る。図示の実施の形態では、図10に示すように、機械
的コネクタ122は、ベアリング106によって支持さ
れた揺動杆102の枢支軸102a(図9参照)によっ
て保持された駆動ギヤ124とこの駆動ギヤ124に噛
み合いポテンショメータ120の入力軸120aに保持
された従動ギヤ126とから成っている。
【0041】線掛け部材104が線条体1の弛みが吸収
されるように線条体挟持手段36とスプーラ10との間
で線条体1を線掛けして揺動杆102が揺動すると、駆
動ギヤ124と従動ギヤ126とは、揺動杆102の揺
動運動によって駆動され、従ってポテンショメータ12
0は、線条体挟持手段36とスプーラ10Aとの間で線
条体1にかけられる張力を指示する張力信号Stを発生
する(図1参照)。この張力信号Stは、線条体挟持手
段36に対して下流側の線条体部分に適正な張力がかけ
られるように駆動側の抑えロール54’の周速を制御す
るのに用いられる。従って、線条体挟持手段36の駆動
側抑えロール54’は、その下流側の線条体部分の張力
が高すぎる時にはその周速を大きくし、また下流側の線
条体部分の張力が低く過ぎる時にはその周速を小さくし
てその引取速度を変化させる。
されるように線条体挟持手段36とスプーラ10との間
で線条体1を線掛けして揺動杆102が揺動すると、駆
動ギヤ124と従動ギヤ126とは、揺動杆102の揺
動運動によって駆動され、従ってポテンショメータ12
0は、線条体挟持手段36とスプーラ10Aとの間で線
条体1にかけられる張力を指示する張力信号Stを発生
する(図1参照)。この張力信号Stは、線条体挟持手
段36に対して下流側の線条体部分に適正な張力がかけ
られるように駆動側の抑えロール54’の周速を制御す
るのに用いられる。従って、線条体挟持手段36の駆動
側抑えロール54’は、その下流側の線条体部分の張力
が高すぎる時にはその周速を大きくし、また下流側の線
条体部分の張力が低く過ぎる時にはその周速を小さくし
てその引取速度を変化させる。
【0042】本発明の線条体巻き移し制御装置は、図1
に示すように、弛み吸収手段100の線掛け部材104
を非線掛け部材から解放する前に、線条体挟持手段36
の抑えロール54、54’の間を横切って延びて線条体
1を挟み込める位置に線条体1を維持するように第1の
スプーラ10Aと線条体挟持手段の上流側との間で線条
体1に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付与する
張力増加手段128(図11及び図12参照)と、満巻
き側の第1のスプーラ10Aから空の第2のスプーラ1
0B側へ線条体1を巻き移す際に、張力増加手段128
が線条体1の張力を増加した後、弛み吸収手段100を
非線掛け位置から線掛け位置に変位し、且つ弛み吸収手
段100の線掛け部材104が線条体1に接触して線掛
けしてから線条体挟持手段36を制御するように張力増
加手段128と弛み吸収手段100と線条体挟持手段3
6とを制御する制御手段130を備えている。尚、図1
から解るように、この制御手段130は、スプーラ10
A、10Bを駆動するように制御する機能をも有する。
に示すように、弛み吸収手段100の線掛け部材104
を非線掛け部材から解放する前に、線条体挟持手段36
の抑えロール54、54’の間を横切って延びて線条体
1を挟み込める位置に線条体1を維持するように第1の
スプーラ10Aと線条体挟持手段の上流側との間で線条
体1に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付与する
張力増加手段128(図11及び図12参照)と、満巻
き側の第1のスプーラ10Aから空の第2のスプーラ1
0B側へ線条体1を巻き移す際に、張力増加手段128
が線条体1の張力を増加した後、弛み吸収手段100を
非線掛け位置から線掛け位置に変位し、且つ弛み吸収手
段100の線掛け部材104が線条体1に接触して線掛
けしてから線条体挟持手段36を制御するように張力増
加手段128と弛み吸収手段100と線条体挟持手段3
6とを制御する制御手段130を備えている。尚、図1
から解るように、この制御手段130は、スプーラ10
A、10Bを駆動するように制御する機能をも有する。
【0043】図示の実施の形態では、張力増加手段12
8は、図1、図11及び図12に示すように、線条体シ
フト機構32の上流側に設けられたダンサの形態の張力
調節手段132を兼用して構成されている。張力調節手
段132は、固定ダンサローラ134と可動ダンサロー
ラ136とから成り、可動ダンサローラ136は、フレ
ーム138に枢支軸140aで揺動自在に枢支されたレ
バー状の揺動杆140の一端に回転自在に支持され、揺
動杆140の他端にはバランスウエイト142が設けら
れている。線条体1は、固定ダンサローラ134と可動
ダンサローラ136とに跨がって掛け渡されて巻付けら
れ、可動ダンサローラ136がこの可動ダンサローラ1
36とバランスウエイト142との両方の質量で定まる
張力を維持するように変位して線条体1の巻取り張力を
調節している。この張力は、例えば、50g程度に設定
されている。
8は、図1、図11及び図12に示すように、線条体シ
フト機構32の上流側に設けられたダンサの形態の張力
調節手段132を兼用して構成されている。張力調節手
段132は、固定ダンサローラ134と可動ダンサロー
ラ136とから成り、可動ダンサローラ136は、フレ
ーム138に枢支軸140aで揺動自在に枢支されたレ
バー状の揺動杆140の一端に回転自在に支持され、揺
動杆140の他端にはバランスウエイト142が設けら
れている。線条体1は、固定ダンサローラ134と可動
ダンサローラ136とに跨がって掛け渡されて巻付けら
れ、可動ダンサローラ136がこの可動ダンサローラ1
36とバランスウエイト142との両方の質量で定まる
張力を維持するように変位して線条体1の巻取り張力を
調節している。この張力は、例えば、50g程度に設定
されている。
【0044】図13に示すように、張力調節手段132
は、固定ダンサローラ134と可動ダンサローラ136
とに線条体1を掛け渡すために可変ダンサローラ136
を押し上げるために揺動杆押上機構144を備え、この
揺動杆押上機構144は、フレーム138に枢支して保
持されたエアシリンダ146と、このエアシリンダ14
6のピストンロッド146aに取付けられて揺動杆14
0に係合する押上ブラケット148とから成っている。
張力調節手段132に線条体1を掛け渡す場合には、エ
アシリンダ146のピストンロッド146aを伸長して
押上ブラケット148によって揺動杆140をほぼ水平
にし、可動ダンサローラ136を固定ダンサローラ13
4に近付けて両ダンサローラ134、136の間に線条
体1を掛け渡す。
は、固定ダンサローラ134と可動ダンサローラ136
とに線条体1を掛け渡すために可変ダンサローラ136
を押し上げるために揺動杆押上機構144を備え、この
揺動杆押上機構144は、フレーム138に枢支して保
持されたエアシリンダ146と、このエアシリンダ14
6のピストンロッド146aに取付けられて揺動杆14
0に係合する押上ブラケット148とから成っている。
張力調節手段132に線条体1を掛け渡す場合には、エ
アシリンダ146のピストンロッド146aを伸長して
押上ブラケット148によって揺動杆140をほぼ水平
にし、可動ダンサローラ136を固定ダンサローラ13
4に近付けて両ダンサローラ134、136の間に線条
体1を掛け渡す。
【0045】図13に示すように、押上ブラケット14
8は、通常では、図13の位置にあり、ダンサローラ1
34、136に線掛けされていない状態又は線条体1が
断線した状態では可動ダンサローラ136はバランスウ
エイト142よりも重いため、揺動杆140図13の時
計方向に揺動して押上ブラケット148で受け止められ
る。可動ダンサローラ136の質量に抗してエアシリン
ダ146のピストンロッド146aを伸長し揺動杆14
0を水平にして可動ダンサローラ136と固定ダンサロ
ーラ134との間に線条体1を線掛けして巻取りを開始
すると、可動ダンサローラ136に対するバランスウエ
イト142の質量で定まる張力を維持するように揺動杆
140は通常では水平位置かそれよりも上方で揺動変位
するが、この際、押上ブラケット148は、エアシリン
ダ146のピストンロッド146aが収縮して揺動杆1
40から離反するように図13の位置に下降する。線条
体1の断線等によって可動ダンサローラ136がバラン
スウエイト142よりも大きな質量によって急激に下降
すると、揺動杆140が押上ブラケット148に衝合す
るが、この際、エアシリンダ146がダンパとして作用
する。
8は、通常では、図13の位置にあり、ダンサローラ1
34、136に線掛けされていない状態又は線条体1が
断線した状態では可動ダンサローラ136はバランスウ
エイト142よりも重いため、揺動杆140図13の時
計方向に揺動して押上ブラケット148で受け止められ
る。可動ダンサローラ136の質量に抗してエアシリン
ダ146のピストンロッド146aを伸長し揺動杆14
0を水平にして可動ダンサローラ136と固定ダンサロ
ーラ134との間に線条体1を線掛けして巻取りを開始
すると、可動ダンサローラ136に対するバランスウエ
イト142の質量で定まる張力を維持するように揺動杆
140は通常では水平位置かそれよりも上方で揺動変位
するが、この際、押上ブラケット148は、エアシリン
ダ146のピストンロッド146aが収縮して揺動杆1
40から離反するように図13の位置に下降する。線条
体1の断線等によって可動ダンサローラ136がバラン
スウエイト142よりも大きな質量によって急激に下降
すると、揺動杆140が押上ブラケット148に衝合す
るが、この際、エアシリンダ146がダンパとして作用
する。
【0046】図11及び図12示すように、張力増加手
段128は、張力調節手段132の揺動杆140のバラ
ンスウエイト142が取付けられている側に配置されて
揺動杆140が張力調節手段132の張力調節機能を規
制して線条体1にバランスウエイト142で定まる張力
よりも大きな張力を付与する張力調節手段規制機構15
0から成っている。
段128は、張力調節手段132の揺動杆140のバラ
ンスウエイト142が取付けられている側に配置されて
揺動杆140が張力調節手段132の張力調節機能を規
制して線条体1にバランスウエイト142で定まる張力
よりも大きな張力を付与する張力調節手段規制機構15
0から成っている。
【0047】更に詳細に述べると、張力調節手段規制機
構150は、図11及び図12に示すように、揺動杆1
40をバランスウエイト142に抗して張力調節側(通
常では水平位置かそれよりもより反時計方向に寄った位
置)とは反対側に揺動して揺動杆140を水平状態かそ
れよりも若干時計方向に寄った位置(図12参照)にし
可変ダンサローラ136を線条体1の張力を大きくする
ように揺動杆140に対して進退自在に配置されたロー
ラ状の揺動杆規制部材152と、この揺動杆規制部材1
52を進退(昇降)するピストンロッド154aを有す
るシリンダ154とから成っている。このシリンダ15
4は、図1に示すように、電磁制御弁156を介して図
示しない流体源に接続され、電磁制御弁156は、制御
手段130によってシリンダ154に流入する流体の方
向と量とが制御される。この張力増加手段128は、線
条体1に作用する張力が例えば、130g程度になるよ
うに設定される。
構150は、図11及び図12に示すように、揺動杆1
40をバランスウエイト142に抗して張力調節側(通
常では水平位置かそれよりもより反時計方向に寄った位
置)とは反対側に揺動して揺動杆140を水平状態かそ
れよりも若干時計方向に寄った位置(図12参照)にし
可変ダンサローラ136を線条体1の張力を大きくする
ように揺動杆140に対して進退自在に配置されたロー
ラ状の揺動杆規制部材152と、この揺動杆規制部材1
52を進退(昇降)するピストンロッド154aを有す
るシリンダ154とから成っている。このシリンダ15
4は、図1に示すように、電磁制御弁156を介して図
示しない流体源に接続され、電磁制御弁156は、制御
手段130によってシリンダ154に流入する流体の方
向と量とが制御される。この張力増加手段128は、線
条体1に作用する張力が例えば、130g程度になるよ
うに設定される。
【0048】シリンダ154は、図13及び図14に示
すように、適宜のフレーム158に支持され、揺動杆規
制部材152は、フレーム138にブラケット160を
介して保持された引っ張りばね162によって通常では
図11に示すように揺動杆140から離反するように付
勢されている。この状態では、揺動杆140は張力調節
手段規制機構150から解放されて線条体1の巻取り張
力がバランスウエイト142によって50gになるよう
に調節されている。一方、図12に示すように、シリン
ダ154のピストンロッド154aが収縮すると、揺動
杆規制部材152は、引っ張りばね162に抗して揺動
杆140を水平状態又はそれよりも若干時計方向に寄っ
た位置に維持して線条体1に大きな張力130gを付与
する。図13に示すように、揺動杆規制部材152に取
付けられた可動ガイド164は、ブラケット160に固
定された固定ガイド166に嵌合しており、従って、揺
動杆規制部材152は、これらのガイド164、166
によって安定して昇降することができる。引っ張りばね
162は、揺動杆規制部材152と固定ガイド164と
の間に掛け渡されている。また、同じく図13に示すよ
うに、エアシリンダ154のピストンロッド154a
は、固定ガイド168内を摺動自在に案内される。
すように、適宜のフレーム158に支持され、揺動杆規
制部材152は、フレーム138にブラケット160を
介して保持された引っ張りばね162によって通常では
図11に示すように揺動杆140から離反するように付
勢されている。この状態では、揺動杆140は張力調節
手段規制機構150から解放されて線条体1の巻取り張
力がバランスウエイト142によって50gになるよう
に調節されている。一方、図12に示すように、シリン
ダ154のピストンロッド154aが収縮すると、揺動
杆規制部材152は、引っ張りばね162に抗して揺動
杆140を水平状態又はそれよりも若干時計方向に寄っ
た位置に維持して線条体1に大きな張力130gを付与
する。図13に示すように、揺動杆規制部材152に取
付けられた可動ガイド164は、ブラケット160に固
定された固定ガイド166に嵌合しており、従って、揺
動杆規制部材152は、これらのガイド164、166
によって安定して昇降することができる。引っ張りばね
162は、揺動杆規制部材152と固定ガイド164と
の間に掛け渡されている。また、同じく図13に示すよ
うに、エアシリンダ154のピストンロッド154a
は、固定ガイド168内を摺動自在に案内される。
【0049】図15に示すように、張力調節手段132
は、張力検出器170を含み、この張力検出器170
は、揺動杆140の枢支軸140aに直結して取付けら
れていてこの枢支軸140aの枢動に応じて回転駆動さ
れるポテンショメータ172から成っている。この張力
検出器170は、通常の巻取り中に、巻取り張力を検出
して巻取り張力が所定の値を有するか否かを監視するの
に用いられる。
は、張力検出器170を含み、この張力検出器170
は、揺動杆140の枢支軸140aに直結して取付けら
れていてこの枢支軸140aの枢動に応じて回転駆動さ
れるポテンショメータ172から成っている。この張力
検出器170は、通常の巻取り中に、巻取り張力を検出
して巻取り張力が所定の値を有するか否かを監視するの
に用いられる。
【0050】制御手段130は、図1に示すように、シ
フト信号Ssと巻取り速度の実際値を指示する速度信号
Svと弛み吸収手段100の張力検出器(線掛け位置検
出器)118からの張力信号Stとを受け入れ、線条体
シフト機構32の駆動モータ48と、スプーラ10A、
10Bの駆動モータ22A、22Bと、線条体挟持手段
36の進退用シリンダ96に流体供給する流体制御弁
(図示せず)及びロール周動手段70の回転モータ82
と、張力増加手段128の電磁制御弁156とを制御す
るプログラマーコントローラ(PLC)から成ってい
る。
フト信号Ssと巻取り速度の実際値を指示する速度信号
Svと弛み吸収手段100の張力検出器(線掛け位置検
出器)118からの張力信号Stとを受け入れ、線条体
シフト機構32の駆動モータ48と、スプーラ10A、
10Bの駆動モータ22A、22Bと、線条体挟持手段
36の進退用シリンダ96に流体供給する流体制御弁
(図示せず)及びロール周動手段70の回転モータ82
と、張力増加手段128の電磁制御弁156とを制御す
るプログラマーコントローラ(PLC)から成ってい
る。
【0051】次に、本発明の方法を図16乃至図21を
参照して詳細に述べると、先ず、図16に示すように、
第1のスプーラ(作動側スプーラ)10Aでボビン12
A上に線条体1が巻取られている時には、線条体シフト
機構32のシフトプーリ38は、スプーラ10A上付近
にあり、線条体1は、このシフトプーリ38を経てボビ
ン12A上に巻取られている。このような通常の巻取り
状態では、張力調節手段132は、線条体1の張力が可
動ダンサローラ136の質量とバランスウエイト142
の質量とで定まる値、例えば50gに維持されるように
揺動杆140を揺動する。
参照して詳細に述べると、先ず、図16に示すように、
第1のスプーラ(作動側スプーラ)10Aでボビン12
A上に線条体1が巻取られている時には、線条体シフト
機構32のシフトプーリ38は、スプーラ10A上付近
にあり、線条体1は、このシフトプーリ38を経てボビ
ン12A上に巻取られている。このような通常の巻取り
状態では、張力調節手段132は、線条体1の張力が可
動ダンサローラ136の質量とバランスウエイト142
の質量とで定まる値、例えば50gに維持されるように
揺動杆140を揺動する。
【0052】この場合、線条体挟持手段36の抑えロー
ル54、54’は、図2に示すように後退しており、ま
た弛み吸収手段100の線掛け部材104は、ロック用
エアシリンダ114のピストンロッド114aをバラン
スウエイト110の重力に抗して伸長することによって
線掛け位置から充分に下方に後退した非線掛け位置にロ
ックされている(図16(B)参照)。
ル54、54’は、図2に示すように後退しており、ま
た弛み吸収手段100の線掛け部材104は、ロック用
エアシリンダ114のピストンロッド114aをバラン
スウエイト110の重力に抗して伸長することによって
線掛け位置から充分に下方に後退した非線掛け位置にロ
ックされている(図16(B)参照)。
【0053】スプーラ10A上のボビン12Aに線条体
1が満巻きされると(実際には満巻き前であるがそれに
近い状態となると)、図1に示すように、線条体シフト
信号Ssが制御手段130に入力され、制御手段130
は、線条体シフト機構32のシフトプーリ移動機構部4
0の駆動モータ48を駆動してシフトプーリ38を図1
6(A)の位置から図17(A)の位置に移動し、線条
体1を第1のスプーラ10A上のボビン12Aに巻取り
続けながら両スプーラ10A、10Bに跨がるようにシ
フトする。従って、線条体1は、図2、図4及び図17
(A)に示すように第2のスプーラ10B上のボビン1
2Bの駆動側の鍔の内側に対応する状態となる。尚、こ
のように線条体1をシフトする際に、線条体挟持手段3
6の抑えローラ54、54’は、図17で点線で示すよ
うに、線条体1が通る通路から後退した位置にあるの
で、線条体1のシフトに支障となることはない。以下、
種々の図で点線で示された抑えローラ54、54’は、
後退位置にあることを意味する。
1が満巻きされると(実際には満巻き前であるがそれに
近い状態となると)、図1に示すように、線条体シフト
信号Ssが制御手段130に入力され、制御手段130
は、線条体シフト機構32のシフトプーリ移動機構部4
0の駆動モータ48を駆動してシフトプーリ38を図1
6(A)の位置から図17(A)の位置に移動し、線条
体1を第1のスプーラ10A上のボビン12Aに巻取り
続けながら両スプーラ10A、10Bに跨がるようにシ
フトする。従って、線条体1は、図2、図4及び図17
(A)に示すように第2のスプーラ10B上のボビン1
2Bの駆動側の鍔の内側に対応する状態となる。尚、こ
のように線条体1をシフトする際に、線条体挟持手段3
6の抑えローラ54、54’は、図17で点線で示すよ
うに、線条体1が通る通路から後退した位置にあるの
で、線条体1のシフトに支障となることはない。以下、
種々の図で点線で示された抑えローラ54、54’は、
後退位置にあることを意味する。
【0054】次いで、図4及び図5に示すように、線条
体1が作動側の第1のスプーラ10A上のボビン12A
の駆動側の鍔の内側に位置するようにこの作動側スプー
ラ10Aを前進させてからスプーラ10A上のボビン1
2Aの駆動側の鍔とその内側の巻付部分とを覆うよう
に、端末カバー24Aが図示しないカバー進退手段によ
って前進する。また待機側の第2のスプーラ10B上の
空のボビン12Bは、その胴の周速が線条体1の巻取り
速度と同期するように回転を開始するが、線条体1は、
未だボビン12B側に固定されていないので、線条体1
がボビン12Bに巻取られることはない。
体1が作動側の第1のスプーラ10A上のボビン12A
の駆動側の鍔の内側に位置するようにこの作動側スプー
ラ10Aを前進させてからスプーラ10A上のボビン1
2Aの駆動側の鍔とその内側の巻付部分とを覆うよう
に、端末カバー24Aが図示しないカバー進退手段によ
って前進する。また待機側の第2のスプーラ10B上の
空のボビン12Bは、その胴の周速が線条体1の巻取り
速度と同期するように回転を開始するが、線条体1は、
未だボビン12B側に固定されていないので、線条体1
がボビン12Bに巻取られることはない。
【0055】その後、制御手段130は、張力増加手段
128を動作させるために、電磁制御弁150をシリン
ダ収縮方向に開き、図12及び図17に示すように、張
力増加手段128の揺動杆規制部材146をバランスウ
エイト142に抗して上昇し、張力調節手段132の揺
動杆140を線条体1の張力が増大する方向にほぼ水平
かそれよりも若干時計方向に偏位した位置に保持する。
このため、可動ダンサローラ136は下降するので、線
条体1は、第1のスプーラ10Aに今までの張力50g
よりは高い張力、例えば130gが付与される。
128を動作させるために、電磁制御弁150をシリン
ダ収縮方向に開き、図12及び図17に示すように、張
力増加手段128の揺動杆規制部材146をバランスウ
エイト142に抗して上昇し、張力調節手段132の揺
動杆140を線条体1の張力が増大する方向にほぼ水平
かそれよりも若干時計方向に偏位した位置に保持する。
このため、可動ダンサローラ136は下降するので、線
条体1は、第1のスプーラ10Aに今までの張力50g
よりは高い張力、例えば130gが付与される。
【0056】このようにして、線条体1に通常の巻取り
張力よりも大きな張力130gを付与した後、弛み吸収
手段100のロック用シリンダ114(図9参照)のピ
ストンロッド114aを図18(B)に示すように収縮
して揺動杆102にバランスウエイト110の質量を作
用させ、線掛け部材(ルーパ部材)104を図5の点線
で示す非線掛け位置から同図の実線で示す線掛け位置に
向けて上昇して図18(A)に示すように両ボビン12
A、12Bに跨がっている線条体1を線掛けする。
張力よりも大きな張力130gを付与した後、弛み吸収
手段100のロック用シリンダ114(図9参照)のピ
ストンロッド114aを図18(B)に示すように収縮
して揺動杆102にバランスウエイト110の質量を作
用させ、線掛け部材(ルーパ部材)104を図5の点線
で示す非線掛け位置から同図の実線で示す線掛け位置に
向けて上昇して図18(A)に示すように両ボビン12
A、12Bに跨がっている線条体1を線掛けする。
【0057】弛み吸収手段100が非線掛け位置から線
掛け位置に解放されて線掛け部材104が線条体1を線
掛けする際に、既に線条体1には巻取り張力50gより
も大きな張力130gが付与されているので、線条体1
が線掛け部材104によって線条体1を線条体挟持手段
36の抑えローラ54、54’の前進に支障となるよう
に変位することはない。若し、線掛け部材104に線条
体1を線掛けする際に、通常の巻取り張力50gが付加
されているに過ぎないと、図22で示すように、弛み吸
収手段100の線掛け部材104が線条体1を線掛けし
た後、線条体挟持手段36の上方の抑えローラ54が前
進する位置を横切るように線条体1を上方に変位し、後
の工程で線条体1に跨がって抑えローラ54、54’を
前進する際に、抑えローラ54の前進が妨げられて抑え
ローラ54、54’に線条体1を挟むことができなくな
る。
掛け位置に解放されて線掛け部材104が線条体1を線
掛けする際に、既に線条体1には巻取り張力50gより
も大きな張力130gが付与されているので、線条体1
が線掛け部材104によって線条体1を線条体挟持手段
36の抑えローラ54、54’の前進に支障となるよう
に変位することはない。若し、線掛け部材104に線条
体1を線掛けする際に、通常の巻取り張力50gが付加
されているに過ぎないと、図22で示すように、弛み吸
収手段100の線掛け部材104が線条体1を線掛けし
た後、線条体挟持手段36の上方の抑えローラ54が前
進する位置を横切るように線条体1を上方に変位し、後
の工程で線条体1に跨がって抑えローラ54、54’を
前進する際に、抑えローラ54の前進が妨げられて抑え
ローラ54、54’に線条体1を挟むことができなくな
る。
【0058】その後、線条体挟持手段36の回転モータ
60の駆動を開始して1対の抑えロール54、54’の
うち、駆動側抑えロール54’を線条体1の巻取り速度
よりも速い速度(周速)で回転駆動し、ロール進退手段
88の進退用シリンダ96のピストンロッド96aを伸
長して1対の抑えロール54、54’を線条体挟持位置
に前進する(図4、図5及び図19参照)。尚、張力増
加手段128は、抑えロール54、54’が線条体挟持
位置に前進するのを妨げることがないように、線条体1
をこれらの抑えロール54、54’の間を横切って延び
るように維持する機能を有するだけであるので、抑えロ
ーラ54、54’が線条体挟持位置に前進した後は、エ
アシリンダ154のピストンロッド154aを伸長状態
にして引っ張りばね162によって揺動杆規制部材15
2を揺動杆140から離反し、線条体1を通常の巻取り
張力50gに戻してもよいが、この通常の巻取り張力に
戻す時期は、後に述べるように、線条体1が完全に第2
のスプーラ10B側に巻き移された後であってもよい。
60の駆動を開始して1対の抑えロール54、54’の
うち、駆動側抑えロール54’を線条体1の巻取り速度
よりも速い速度(周速)で回転駆動し、ロール進退手段
88の進退用シリンダ96のピストンロッド96aを伸
長して1対の抑えロール54、54’を線条体挟持位置
に前進する(図4、図5及び図19参照)。尚、張力増
加手段128は、抑えロール54、54’が線条体挟持
位置に前進するのを妨げることがないように、線条体1
をこれらの抑えロール54、54’の間を横切って延び
るように維持する機能を有するだけであるので、抑えロ
ーラ54、54’が線条体挟持位置に前進した後は、エ
アシリンダ154のピストンロッド154aを伸長状態
にして引っ張りばね162によって揺動杆規制部材15
2を揺動杆140から離反し、線条体1を通常の巻取り
張力50gに戻してもよいが、この通常の巻取り張力に
戻す時期は、後に述べるように、線条体1が完全に第2
のスプーラ10B側に巻き移された後であってもよい。
【0059】既に述べたように、抑えロール54、5
4’は、未だ、小さな間隙(5mm程度)を持って相対
しているだけであるので(図19参照)、抑えロール5
4、54’のテーパ部54a、54’a(図9参照)の
間の隙間を通して抑えロール54、54’の間に線条体
1が挿入されても、線条体1は、未だこれらの抑えロー
ル54、54’で挟持された状態にない4で、張力増加
手段128によって付与された張力を受けて抑えロール
54、54’間を潜り抜け、弛み吸収手段100の線掛
け部材104を通りながら第1のスプーラ10Aのボビ
ン12A上に巻取られている。
4’は、未だ、小さな間隙(5mm程度)を持って相対
しているだけであるので(図19参照)、抑えロール5
4、54’のテーパ部54a、54’a(図9参照)の
間の隙間を通して抑えロール54、54’の間に線条体
1が挿入されても、線条体1は、未だこれらの抑えロー
ル54、54’で挟持された状態にない4で、張力増加
手段128によって付与された張力を受けて抑えロール
54、54’間を潜り抜け、弛み吸収手段100の線掛
け部材104を通りながら第1のスプーラ10Aのボビ
ン12A上に巻取られている。
【0060】このようにして、線条体1が抑えロール5
4、54’の間に挿入された後、図8のツインロッドシ
リンダ56を収縮して抑えロール54を図20に示すよ
うに抑えロール54’に圧接すると同時に、図8のロー
ル周動手段70を駆動して線条体1を両抑えローラ5
4、54’の周面に接触するようにS字状に変形しなが
らこれらの抑えロール54、54’の間に挟持される。
従って、線条体1は、抑えロール54、54’の下流側
で弛みを発生しようとするが、線条体1は既に弛み吸収
手段100の線掛け部材104に線掛けされているの
で、この線掛け部材104の変位によって線条体1の弛
みは吸収される。
4、54’の間に挿入された後、図8のツインロッドシ
リンダ56を収縮して抑えロール54を図20に示すよ
うに抑えロール54’に圧接すると同時に、図8のロー
ル周動手段70を駆動して線条体1を両抑えローラ5
4、54’の周面に接触するようにS字状に変形しなが
らこれらの抑えロール54、54’の間に挟持される。
従って、線条体1は、抑えロール54、54’の下流側
で弛みを発生しようとするが、線条体1は既に弛み吸収
手段100の線掛け部材104に線掛けされているの
で、この線掛け部材104の変位によって線条体1の弛
みは吸収される。
【0061】このようにして、線条体挟持手段36の抑
えローラ54、54’が線条体1を挟持して引取作用を
開始すると同時に、線条体1の弛み吸収量が揺動杆10
2の枢支軸102aの回転量として張力検出器118の
ポテンショメータ120に伝達されて張力信号Stが検
出され、この張力信号Stが制御手段130に供給され
るので、制御手段130は、線条体挟持手段36の下流
側に所定の張力が維持されるように引取制御開始信号S
bを線条体挟持手段36の抑えローラ54’の回転モー
タ60の駆動回路に供給してこの抑えローラ54’の周
速(引取り速度)を調節し制御する。
えローラ54、54’が線条体1を挟持して引取作用を
開始すると同時に、線条体1の弛み吸収量が揺動杆10
2の枢支軸102aの回転量として張力検出器118の
ポテンショメータ120に伝達されて張力信号Stが検
出され、この張力信号Stが制御手段130に供給され
るので、制御手段130は、線条体挟持手段36の下流
側に所定の張力が維持されるように引取制御開始信号S
bを線条体挟持手段36の抑えローラ54’の回転モー
タ60の駆動回路に供給してこの抑えローラ54’の周
速(引取り速度)を調節し制御する。
【0062】抑えロール54、54’は、後に述べるよ
うに、線条体1が待機中の第2のスプーラ10Bに捕捉
され切断される際に発生する上流側の張力(通常7〜8
kg)が線条体1の下流側部分にかかることがないよう
に遮断する機能を有する。尚、図4に示すように、線条
体1は、端末カバー24Aの切欠き状開口24Aaから
導出される。
うに、線条体1が待機中の第2のスプーラ10Bに捕捉
され切断される際に発生する上流側の張力(通常7〜8
kg)が線条体1の下流側部分にかかることがないよう
に遮断する機能を有する。尚、図4に示すように、線条
体1は、端末カバー24Aの切欠き状開口24Aaから
導出される。
【0063】この状態で線条体寄せ機構34である線寄
せロッド50が進退用シリンダ52によって図6に示す
ように移動して線条体挟持手段36と第2のスプーラ1
0Bとの間で線条体1をスプーラ10Bの捕捉部材28
Bに寄せ付ける。スプーラ10Bは、既に巻取り速度と
同じ速度で回転しているので、線条体1が捕捉部材28
Bに寄せ付けられると、捕捉爪26Bが捕捉部材28B
の回転と共に線条体1を通過する際に、捕捉爪26Bと
円板状捕捉部材28Bとの間で線条体1を捕捉し、線条
体1をスプーラ10B側に固定する。
せロッド50が進退用シリンダ52によって図6に示す
ように移動して線条体挟持手段36と第2のスプーラ1
0Bとの間で線条体1をスプーラ10Bの捕捉部材28
Bに寄せ付ける。スプーラ10Bは、既に巻取り速度と
同じ速度で回転しているので、線条体1が捕捉部材28
Bに寄せ付けられると、捕捉爪26Bが捕捉部材28B
の回転と共に線条体1を通過する際に、捕捉爪26Bと
円板状捕捉部材28Bとの間で線条体1を捕捉し、線条
体1をスプーラ10B側に固定する。
【0064】このようにして、線条体1が捕捉部材28
Bと捕捉爪26Bとの間に捕捉され、捕捉部材28Bが
更に回転すると、線条体挟持手段36の抑えロール5
4、54’と捕捉爪26Bとの間で線条体1の張力が一
層大きくなって遂には線条体1が引きちぎられるので、
スプーラ10B上のボビン12B上に線条体1が以後引
き続き巻取られる。このように線条体1が引きちぎられ
る時の張力は、例えば、7〜8kgと大きいが、この張
力は、線条体挟持手段36の抑えロール54、54’に
よってスプーラ10A側に伝達されることから遮断され
るので、第1のスプーラ10A上のボビン12A上の線
条体1の品質を低下することがない。
Bと捕捉爪26Bとの間に捕捉され、捕捉部材28Bが
更に回転すると、線条体挟持手段36の抑えロール5
4、54’と捕捉爪26Bとの間で線条体1の張力が一
層大きくなって遂には線条体1が引きちぎられるので、
スプーラ10B上のボビン12B上に線条体1が以後引
き続き巻取られる。このように線条体1が引きちぎられ
る時の張力は、例えば、7〜8kgと大きいが、この張
力は、線条体挟持手段36の抑えロール54、54’に
よってスプーラ10A側に伝達されることから遮断され
るので、第1のスプーラ10A上のボビン12A上の線
条体1の品質を低下することがない。
【0065】第2のスプーラ10B上のボビン12Bに
巻き始められる線条体1から引きちぎられた線条体1の
端末(巻き終り端末)が第1のスプーラ10A上のボビ
ン12Aに巻き込まれた後、線条体挟持手段36の抑え
ロール54は、図21の位置から元の位置(図20の位
置)へ逆方向に周動し、上方の抑えローラ54を下方の
抑えローラ54’から間隔をあけるようにツインロッド
シリンダ56によって移動し、その後、ロール進退手段
88によって抑えロール54、54’を線条体挟持位置
から後退し(図2参照)、更に、張力増加手段128の
電磁制御弁150に逆方向に流体を供給してのシリンダ
148のピストンロッドを伸長し揺動杆規制部材146
を揺動杆140から解放して張力調節手段132がバラ
ンスウエイト142によって張力調節作用を機能するよ
うにし、また弛み吸収手段100のロック用シリンダ1
14のピストンロッド114aを伸長し、バランスエイ
ト110を働かないようにして弛み吸収手段100を非
線掛け位置に戻してこの位置にロックする。
巻き始められる線条体1から引きちぎられた線条体1の
端末(巻き終り端末)が第1のスプーラ10A上のボビ
ン12Aに巻き込まれた後、線条体挟持手段36の抑え
ロール54は、図21の位置から元の位置(図20の位
置)へ逆方向に周動し、上方の抑えローラ54を下方の
抑えローラ54’から間隔をあけるようにツインロッド
シリンダ56によって移動し、その後、ロール進退手段
88によって抑えロール54、54’を線条体挟持位置
から後退し(図2参照)、更に、張力増加手段128の
電磁制御弁150に逆方向に流体を供給してのシリンダ
148のピストンロッドを伸長し揺動杆規制部材146
を揺動杆140から解放して張力調節手段132がバラ
ンスウエイト142によって張力調節作用を機能するよ
うにし、また弛み吸収手段100のロック用シリンダ1
14のピストンロッド114aを伸長し、バランスエイ
ト110を働かないようにして弛み吸収手段100を非
線掛け位置に戻してこの位置にロックする。
【0066】ボビン12Aを覆う端末カバー24A(図
4及び図6参照)は、線条体1の巻き終り端末がスプー
ラ10A上のボビン12Aに巻き込まれて回転が停止す
るまでに線条体1の巻き終り端末が遠心力によって暴れ
るのを防止するのに用いられる。スプーラ10Aの回転
が停止した後、第1のボビン12Aをスプーラ10Aか
ら取り外し、空のボビンを取付けて、次の巻き移しに備
える。
4及び図6参照)は、線条体1の巻き終り端末がスプー
ラ10A上のボビン12Aに巻き込まれて回転が停止す
るまでに線条体1の巻き終り端末が遠心力によって暴れ
るのを防止するのに用いられる。スプーラ10Aの回転
が停止した後、第1のボビン12Aをスプーラ10Aか
ら取り外し、空のボビンを取付けて、次の巻き移しに備
える。
【0067】既に述べたように、弛み吸収手段100の
線掛け部材104は、線条体挟持手段36の抑えローラ
54、54’で挟まれる前に、線条体1に接触して線掛
けしており、従って抑えローラ54、54’が線条体1
を挟み込むと同時に制御手段130が弛み吸収手段10
0の張力検出器(線掛け位置検出器)118からの張力
信号(線掛け位置検出信号)Stに基づいて抑えローラ
54’の引取を制御すると、張力検出器118は、線条
体挟持手段36の下流側の実際の張力に相応する張力信
号Stを発生するので、線条体挟持手段36の抑えロー
ラ54’は、誤った張力信号に基づいて誤った引取り制
御を受けることがなく、従って線条体シフト機構32と
線条体挟持手段36との間で線条体1に過大な弛みが発
生したり、過大な張力が発生したりすることがなく、線
条体1の巻き移しの失敗を生ずることがない。
線掛け部材104は、線条体挟持手段36の抑えローラ
54、54’で挟まれる前に、線条体1に接触して線掛
けしており、従って抑えローラ54、54’が線条体1
を挟み込むと同時に制御手段130が弛み吸収手段10
0の張力検出器(線掛け位置検出器)118からの張力
信号(線掛け位置検出信号)Stに基づいて抑えローラ
54’の引取を制御すると、張力検出器118は、線条
体挟持手段36の下流側の実際の張力に相応する張力信
号Stを発生するので、線条体挟持手段36の抑えロー
ラ54’は、誤った張力信号に基づいて誤った引取り制
御を受けることがなく、従って線条体シフト機構32と
線条体挟持手段36との間で線条体1に過大な弛みが発
生したり、過大な張力が発生したりすることがなく、線
条体1の巻き移しの失敗を生ずることがない。
【0068】また、同様に既に述べたように、抑えロー
ラ(ピンチローラ)54、54’の形態の線条体挟持手
段36は、ダンピング作用を有し、且つ抑えロール5
4、54’の下流側に発生して弛み吸収手段100によ
って吸収される線条体1の弛みは、満巻き側の第1のス
プール12A上の線条体1に線条体挟持手段36の上流
部分にかかる過剰張力から悪影響を受けることがないよ
うに作用するので、今まで運転されていたスプーラ10
A上のスプール12A上の線条体1は、後続の線条体1
が待機側の第2のスプーラ10Bで捕捉され切断された
時に発生する上流側の張力によって損傷したり破断した
りすることがない。
ラ(ピンチローラ)54、54’の形態の線条体挟持手
段36は、ダンピング作用を有し、且つ抑えロール5
4、54’の下流側に発生して弛み吸収手段100によ
って吸収される線条体1の弛みは、満巻き側の第1のス
プール12A上の線条体1に線条体挟持手段36の上流
部分にかかる過剰張力から悪影響を受けることがないよ
うに作用するので、今まで運転されていたスプーラ10
A上のスプール12A上の線条体1は、後続の線条体1
が待機側の第2のスプーラ10Bで捕捉され切断された
時に発生する上流側の張力によって損傷したり破断した
りすることがない。
【0069】図示の実施の形態では、線条体挟持手段3
6は、ロール周動手段70を含んでいて、抑えロール5
4を抑えロール54’の軸線を中心にして周動して線条
体1をS字状に巻き込むようにしたが、ロール周動手段
70を含むことなく、抑えロール54を抑えロール5
4’に対してツインロッドシリンダ56等の開閉手段に
よって単に開閉自在に相対するようにしてもよい。この
場合も、線条体1をスプール10Aからスプール10B
側にシフトした後、張力増加手段128によって線条体
1に巻取り張力よりも大きな張力を付与して弛み吸収手
段100の線掛け部材104を非線掛け位置から線掛け
位置に移動するのを許すようにロックを解放し、その
後、線条体挟持手段36の抑えロール54を抑えロール
54’に閉じて線条体1を挟み込むと同時に線条体1を
抑えローラ54’の駆動によって巻取り速度よりも速い
速度で引取る。その後の動作はロール周動手段を有する
上記の実施の形態と同じである。
6は、ロール周動手段70を含んでいて、抑えロール5
4を抑えロール54’の軸線を中心にして周動して線条
体1をS字状に巻き込むようにしたが、ロール周動手段
70を含むことなく、抑えロール54を抑えロール5
4’に対してツインロッドシリンダ56等の開閉手段に
よって単に開閉自在に相対するようにしてもよい。この
場合も、線条体1をスプール10Aからスプール10B
側にシフトした後、張力増加手段128によって線条体
1に巻取り張力よりも大きな張力を付与して弛み吸収手
段100の線掛け部材104を非線掛け位置から線掛け
位置に移動するのを許すようにロックを解放し、その
後、線条体挟持手段36の抑えロール54を抑えロール
54’に閉じて線条体1を挟み込むと同時に線条体1を
抑えローラ54’の駆動によって巻取り速度よりも速い
速度で引取る。その後の動作はロール周動手段を有する
上記の実施の形態と同じである。
【0070】上記実施の形態では、張力増加手段128
は、抑えロール54、54’が線条体挟持位置に前進す
るのを妨げることがないように、線条体1をこれらの抑
えロール54、54’の間を横切って延びるように維持
する機能を有するが、若し、線掛け部材104を非線掛
け位置から解放して線条体1を変位しても抑えロール5
4、54’がその変位によって前進を妨げられることが
ない程度の相互に大きな間隔をあけてあれば、張力増加
手段128は、省略してもよい。
は、抑えロール54、54’が線条体挟持位置に前進す
るのを妨げることがないように、線条体1をこれらの抑
えロール54、54’の間を横切って延びるように維持
する機能を有するが、若し、線掛け部材104を非線掛
け位置から解放して線条体1を変位しても抑えロール5
4、54’がその変位によって前進を妨げられることが
ない程度の相互に大きな間隔をあけてあれば、張力増加
手段128は、省略してもよい。
【0071】本発明の他の実施の形態が図23以下に示
されており、この実施の形態では、図24及び図25に
示すように、線条体1を線条体シフト機構32によって
線条体1を満巻き側の第1のスプーラ10Aから待機中
の第2のスプーラ10Bにシフトした後、線条体挟持手
段36の抑えローラ54’を巻取り速度よりも速い速度
で駆動した状態で両抑えローラ54、54’を前進して
一方の抑えローラ54を他方の抑えローラ54’に圧接
するように下降し(図26参照)、それと同時に他方の
抑えローラ54の回りを周動して線条体1を両抑えロー
ラ54、54’の周面に部分的に係合した状態に変形す
る(図27参照)。
されており、この実施の形態では、図24及び図25に
示すように、線条体1を線条体シフト機構32によって
線条体1を満巻き側の第1のスプーラ10Aから待機中
の第2のスプーラ10Bにシフトした後、線条体挟持手
段36の抑えローラ54’を巻取り速度よりも速い速度
で駆動した状態で両抑えローラ54、54’を前進して
一方の抑えローラ54を他方の抑えローラ54’に圧接
するように下降し(図26参照)、それと同時に他方の
抑えローラ54の回りを周動して線条体1を両抑えロー
ラ54、54’の周面に部分的に係合した状態に変形す
る(図27参照)。
【0072】また、図27に示すように、線条体挟持手
段36が線条体1を挟み込むと同時に弛み吸収手段10
0の線掛け部材104を非線掛け位置から解放して線条
体1を線掛けして弛みを吸収する線掛け位置にする。こ
の場合、線掛け部材104は、図9の揺動杆102の時
計方向の揺動に伴って上昇するので、張力検出器118
のポテンショメータ120は、線掛け部材104の上昇
に応じて変化する信号を発生する。この信号は、図28
に示すように、線掛け部材104の位置の上昇に応じて
電圧値が高くなるように変化し、線掛け部材104に線
条体1が接触し、線条体1を線掛けすると、小さな振動
を経て一定の値に落ち着く。
段36が線条体1を挟み込むと同時に弛み吸収手段10
0の線掛け部材104を非線掛け位置から解放して線条
体1を線掛けして弛みを吸収する線掛け位置にする。こ
の場合、線掛け部材104は、図9の揺動杆102の時
計方向の揺動に伴って上昇するので、張力検出器118
のポテンショメータ120は、線掛け部材104の上昇
に応じて変化する信号を発生する。この信号は、図28
に示すように、線掛け部材104の位置の上昇に応じて
電圧値が高くなるように変化し、線掛け部材104に線
条体1が接触し、線条体1を線掛けすると、小さな振動
を経て一定の値に落ち着く。
【0073】制御手段130は、張力検出器(線掛け位
置検出手段)118の張力信号(線掛け位置を表す信
号)を受け入れてこの信号の単位時間当たりの変化が所
定の値よりも小さくなった時、即ち図28の波形が符号
Scで示すように落ち着いたところで線掛け部材104
が線条体1を線掛けしたと判定して引取り制御開始信号
Sbを発生する判定回路部174を含んでいる。制御手
段130は、判定回路部162がこの引取り制御開始信
号Sbを発生すると、以後張力検出器118の張力信号
Stに基づいて線条体挟持手段36の抑えローラ54’
の駆動(引取り)を制御する。
置検出手段)118の張力信号(線掛け位置を表す信
号)を受け入れてこの信号の単位時間当たりの変化が所
定の値よりも小さくなった時、即ち図28の波形が符号
Scで示すように落ち着いたところで線掛け部材104
が線条体1を線掛けしたと判定して引取り制御開始信号
Sbを発生する判定回路部174を含んでいる。制御手
段130は、判定回路部162がこの引取り制御開始信
号Sbを発生すると、以後張力検出器118の張力信号
Stに基づいて線条体挟持手段36の抑えローラ54’
の駆動(引取り)を制御する。
【0074】この図23以下の実施の形態でも線掛け部
材104が線条体1を線掛けしたことを張力検出器11
8の出力から判断してから抑えローラ54’の引取り制
御を開始するので、前の実施の形態と同様に、張力検出
器118は、線条体挟持手段36の下流側の実際の張力
に相応する張力信号Stを制御手段130に供給し、従
って線条体挟持手段36の抑えローラ54’は、誤った
張力信号に基づいて誤った引取り制御を受けることがな
く、従って線条体シフト機構32と線条体挟持手段36
との間で線条体1に過大な弛みが発生したり、過大な張
力が発生したりすることがなく、線条体1の巻き移しの
失敗を生ずることがない。
材104が線条体1を線掛けしたことを張力検出器11
8の出力から判断してから抑えローラ54’の引取り制
御を開始するので、前の実施の形態と同様に、張力検出
器118は、線条体挟持手段36の下流側の実際の張力
に相応する張力信号Stを制御手段130に供給し、従
って線条体挟持手段36の抑えローラ54’は、誤った
張力信号に基づいて誤った引取り制御を受けることがな
く、従って線条体シフト機構32と線条体挟持手段36
との間で線条体1に過大な弛みが発生したり、過大な張
力が発生したりすることがなく、線条体1の巻き移しの
失敗を生ずることがない。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、線条体
を一方のスプーラから他方のスプーラにシフトする際
に、線条体を抑えローラによって挟み込みんでその下流
側の弛みを吸収し、この弛みを制御するために、弛み吸
収量を検出してこの弛み吸収量に基づいて抑えローラの
引取りを制御するが、抑えローラの引取りの制御は、線
掛け部材に線条体が接触してから開始するので、線条体
が挟み込まれた位置より上流側で線条体が過度に弛んだ
り、過度に張力を受けたりすることがなく、線条体の巻
き移しを失敗することがない。
を一方のスプーラから他方のスプーラにシフトする際
に、線条体を抑えローラによって挟み込みんでその下流
側の弛みを吸収し、この弛みを制御するために、弛み吸
収量を検出してこの弛み吸収量に基づいて抑えローラの
引取りを制御するが、抑えローラの引取りの制御は、線
掛け部材に線条体が接触してから開始するので、線条体
が挟み込まれた位置より上流側で線条体が過度に弛んだ
り、過度に張力を受けたりすることがなく、線条体の巻
き移しを失敗することがない。
【0076】また、線条体を挟み込む前に線掛け部材に
線条体を線掛けする場合には、線条体を挟み込む位置よ
りも上流側で通常の巻取り張力よりも大きな張力を付与
してから線掛け部材に線条体を線掛けするので、線掛け
によって線条体が抑えローラの挟み込み位置を横切って
抑えローラの挟み込み位置への移動を妨げることがな
く、線掛け動作と線条体挟持動作とを相互に干渉するこ
となく行うことができる。
線条体を線掛けする場合には、線条体を挟み込む位置よ
りも上流側で通常の巻取り張力よりも大きな張力を付与
してから線掛け部材に線条体を線掛けするので、線掛け
によって線条体が抑えローラの挟み込み位置を横切って
抑えローラの挟み込み位置への移動を妨げることがな
く、線掛け動作と線条体挟持動作とを相互に干渉するこ
となく行うことができる。
【0077】更に、線掛け部材の位置を弛み吸収量検出
用の張力検出器で検出して線掛け部材が線条体を線掛け
したことを判断した後に、抑えローラの引取り制御を開
始すると、線条体巻き移し装置に線掛け部材の位置判定
用の判定回路部を設けるのみで引取り制御を有効に行う
ことができる。
用の張力検出器で検出して線掛け部材が線条体を線掛け
したことを判断した後に、抑えローラの引取り制御を開
始すると、線条体巻き移し装置に線掛け部材の位置判定
用の判定回路部を設けるのみで引取り制御を有効に行う
ことができる。
【図1】本発明に係る長尺線条体の連続巻取り機の線条
体巻き移し制御装置の1つの実施の形態のの概略系統図
である。
体巻き移し制御装置の1つの実施の形態のの概略系統図
である。
【図2】本発明が適用される連続巻取り機の線条体シフ
ト開始状態の概略上面図である。
ト開始状態の概略上面図である。
【図3】図2の連続巻取り機の同じ状態の概略側面図で
ある。
ある。
【図4】本発明が適用される連続巻取り機の線条体挟み
込み開始状態の概略上面図である。
込み開始状態の概略上面図である。
【図5】図4の連続巻取り機の同じ状態の概略側面図で
ある。
ある。
【図6】本発明が適用される連続巻取り機の線条体挟み
込み後の弛み吸収状態の概略上面図である。
込み後の弛み吸収状態の概略上面図である。
【図7】図6の連続巻取り機の同じ状態の概略側面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の線条体巻き移し制御装置に用いられる
線条体挟持手段の概略断面図である。
線条体挟持手段の概略断面図である。
【図9】本発明の方法に用いられる弛み吸収手段の拡大
側面図である。
側面図である。
【図10】図9の弛み吸収手段の正面図である。
【図11】本発明の方法に用いられる張力増加手段の非
動作状態を示し、同図(A)はその概略側面図、同図
(B)はその要部の正面図である。
動作状態を示し、同図(A)はその概略側面図、同図
(B)はその要部の正面図である。
【図12】本発明の方法に用いられる張力増加手段の動
作状態を示し、同図(A)はその概略側面図、同図
(B)はその要部の正面図である。
作状態を示し、同図(A)はその概略側面図、同図
(B)はその要部の正面図である。
【図13】図11及び図12の張力増加手段の詳細な構
造を示す側面図である。
造を示す側面図である。
【図14】図13の張力増加手段の要部の正面図であ
る。
る。
【図15】図13の張力増加手段の張力検出器の構造を
示す拡大正面図である。
示す拡大正面図である。
【図16】本発明の装置の線条体巻き移し動作が開始さ
れる前であって第1のスプーラに通常の巻取りが行われ
ている状態を示し、同図(A)はその全体の概略側面
図、同図(B)は弛み吸収手段の概略側面図である。
れる前であって第1のスプーラに通常の巻取りが行われ
ている状態を示し、同図(A)はその全体の概略側面
図、同図(B)は弛み吸収手段の概略側面図である。
【図17】本発明の方法を実施するため線条体が第1の
スプーラから第2のスプーラにシフトされた状態を示
し、同図(A)はその全体の概略側面図、同図(B)は
弛み吸収手段の概略側面図である。
スプーラから第2のスプーラにシフトされた状態を示
し、同図(A)はその全体の概略側面図、同図(B)は
弛み吸収手段の概略側面図である。
【図18】線条体をシフトし、線条体に巻取り張力より
も大きな張力を付与した後、弛み吸収手段の線掛け部材
が線条体を線掛けしている状態を示し、同図(A)はそ
の要部の概略側面図、同図(B)は弛み吸収手段の概略
側面図である。
も大きな張力を付与した後、弛み吸収手段の線掛け部材
が線条体を線掛けしている状態を示し、同図(A)はそ
の要部の概略側面図、同図(B)は弛み吸収手段の概略
側面図である。
【図19】線条体を線掛けした後、抑えローラを挟み込
み位置に前進した状態の要部側面図である。
み位置に前進した状態の要部側面図である。
【図20】抑えローラを線条体挟持位置に前進した後、
これらの抑えローラを線条体を挟んで相互に圧接した状
態の要部側面図である。
これらの抑えローラを線条体を挟んで相互に圧接した状
態の要部側面図である。
【図21】抑えローラを相互に圧接した後、一方の抑え
ローラを他方の抑えローラの回りに周動した状態の要部
側面図である。
ローラを他方の抑えローラの回りに周動した状態の要部
側面図である。
【図22】線条体をシフトした後、線条体に通常の巻取
り張力を掛けたまま、弛み吸収手段の線掛け部材が線条
体を線掛けした場合の線条体と抑えローラとの位置関係
を示す概略側面図である。
り張力を掛けたまま、弛み吸収手段の線掛け部材が線条
体を線掛けした場合の線条体と抑えローラとの位置関係
を示す概略側面図である。
【図23】本発明に係る長尺線条体の連続巻取り機の線
条体巻き移し制御装置の他の実施の形態の概略系統図で
ある。
条体巻き移し制御装置の他の実施の形態の概略系統図で
ある。
【図24】図23の装置を用いて線条体を巻き移す動作
を実施する場合で第1のスプーラに通常の巻取りが行わ
れている状態の概略側面図である。
を実施する場合で第1のスプーラに通常の巻取りが行わ
れている状態の概略側面図である。
【図25】図23の装置を用いて線条体を巻き移す動作
を実施するため線条体が第1のスプーラから第2のスプ
ーラにシフトされた状態の概略側面図である。
を実施するため線条体が第1のスプーラから第2のスプ
ーラにシフトされた状態の概略側面図である。
【図26】線条体をシフトした後、抑えローラを線条体
挟持位置に前進し相互に圧接した状態の概略側面図であ
る。
挟持位置に前進し相互に圧接した状態の概略側面図であ
る。
【図27】抑えローラを相互に圧接した後、一方の抑え
ローラを他方の抑えローラの回りに周動した状態の要部
側面図である。
ローラを他方の抑えローラの回りに周動した状態の要部
側面図である。
【図28】弛み吸収手段の張力検出器(線掛け位置検出
手段)が検出する線掛け部材の位置検出信号の変化の状
態を示す線図である。
手段)が検出する線掛け部材の位置検出信号の変化の状
態を示す線図である。
【図29】従来技術によって線条体を第1のスプーラか
ら第2のスプーラに巻き移す際に方法を示す概略側面図
である。
ら第2のスプーラに巻き移す際に方法を示す概略側面図
である。
【図30】図29の方法で線条体を巻き移す際に線条体
を挟み込む状態を示し、同図(A)は線条体を巻き込む
前の挟さみ込み状態の概略図、同図(B)はその後線条
体をS字状に巻き込んだ状態の概略図である。
を挟み込む状態を示し、同図(A)は線条体を巻き込む
前の挟さみ込み状態の概略図、同図(B)はその後線条
体をS字状に巻き込んだ状態の概略図である。
【図31】従来技術において線掛け部材に線条体が線掛
けされる前に抑えローラの引取り制御を開始した場合の
線条体と線掛け部材との関係を説明する図である。
けされる前に抑えローラの引取り制御を開始した場合の
線条体と線掛け部材との関係を説明する図である。
1 線条体 10 連続巻取り機 10A スプーラ 10B スプーラ 12A ボビン 12B ボビン 14A トラバースモータ 14B トラバースモータ 16A スクリュー 16B スクリュー 18A 可動枠 18B 可動枠 20A 巻取軸 20B 巻取軸 22A 駆動モータ 22B 駆動モータ 24A 端末カバー 24Aa 切欠き状開口 24B 端末カバー 24Ba 切欠き状開口 26A 捕捉爪 26B 捕捉爪 28A 円板状捕捉部材 28B 円板状捕捉部材 30 線条体巻き移し装置部分 32 線条体シフト機構 34 線条体寄せ機構 36 線条体挟持手段 38 シフトプーリ 40 シフトプーリ移動機構部 42 可動枠 44 無端ベルト 46 駆動プーリ 46’ 従動プーリ 48 駆動モータ 50 線寄せロッド 52 進退用シリンダ 54 抑えロール 54a テーパ部 54’ 抑えロール 54’a テーパ部 56 ツインロッドシリンダ 58 回転駆動手段 60 回転モータ 62 プーリ 64 プーリ 66 ベルト 68 ベルト・プーリ機構 70 ロール周動手段 72 ベアリング 74 保持筒 76 ベアリング 80 回転駆動源 82 回転モータ 84 駆動歯車 86 従動歯車 88 ロール進退手段 90 フレーム 92 リニアガイドレール 94 キャリッジ 96 進退用シリンダ 96a ピストンロッド 98 架台 100 弛み吸収手段 102 揺動杆 104 線掛け部材(ルーパ部材) 106 ベアリング 108 フレーム 110 バランスウエイト 112 ストッパ 114 ロック用シリンダ 114a ピストンロッド 116 揺動杆係合部材 118 張力検出器(線掛け位置検出手段) 120 ポテンショメータ 122 機械的コネクタ 124 駆動ギヤ 126 従動ギヤ 128 張力増加手段 130 制御手段 132 張力調節手段 134 固定ダンサローラ 136 可動ダンサローラ 138 フレーム 140 揺動杆 140a 枢支軸 142 バランスウエイト 144 揺動杆押上機構、 146 エアシリンダ 146a ピストンロッド 148 押上ブラケット 150 張力調節手段規制機構 152 揺動杆規制部材 154 シリンダ 156 電磁制御弁 158 フレーム 160 ブラケット 162 引っ張りばね 164 可動ガイド 166 固定ガイド 168 固定ガイド 170 張力検出器 172 ポテンショメータ 174 判定回路部
Claims (5)
- 【請求項1】 第1のスプーラ上のボビンから第2のス
プーラ上のボビンに巻き移すべき線条体をシフトした
後、前記第2のスプーラ上のボビンに設けられて前記線
条体の巻始め端を捕捉する捕捉部材に向けて前記線条体
を前記第2のスプーラ上のボビンに相対的に寄せて前記
第2のスプーラ上のボビンに前記線条体を固定すること
によって前記第1のスプーラ上のボビンから第2のスプ
ーラ上のボビンに線条体を巻移す際に、前記第2のスプ
ーラで前記線条体が捕捉され切断される前に前記第1の
スプーラと第2のスプーラとの間で前記線条体をその巻
取速度よりも速い速度で引取るように挟み込む抑えロー
ラを含む線条体挟持手段と、前記線条体挟持手段の下流
側で発生する前記線条体の弛みを吸収するように変位す
る線掛け部材を含む弛み吸収手段と、前記線条体挟持手
段の前記抑えローラによる線条体の引き取りを前記弛み
吸収手段の弛み吸収量を検出することによって制御する
制御手段とを備えた長尺線条体の連続巻取り機の線条体
巻移し制御装置において、前記制御手段は、前記弛み吸
収手段の線掛け部材を非線掛け位置から解放して前記線
掛け部材に前記線条体を線掛けした後前記線条体を前記
抑えローラで挟み込んで前記線条体の引取り制御を開始
するように構成されていることを特徴とする長尺線条体
の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の長尺線条体の連続巻取
り機の線条体巻き移し制御装置において、前記弛み吸収
手段の前記線掛け部材を前記非線掛け位置から解放する
前に、前記抑えローラの間を横切って延びて前記線条体
を挟み込める位置に前記線条体を維持するように、前記
第1のスプーラと前記線条体挟持手段の上流側との間で
前記線条体に通常巻取り時の張力よりも大きな張力を付
与する張力増加手段を更に備えていることを特徴とする
長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の長尺線条
体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置であって、
前記線条体挟持手段は、前記線条体の挟み込みが一方の
抑えロールを他方の抑えロールの中心軸線を中心に周動
して前記線条体が前記両抑えロールの周面に接触する形
態のものであることを特徴とする長尺線条体の連続巻取
り機の線条体巻き移し制御装置。 - 【請求項4】 第1のスプーラ上のボビンから第2のス
プーラ上のボビンに巻き移すべき線条体をシフトした
後、前記第2のスプーラ上のボビンに設けられて前記線
条体の巻始め端を捕捉する捕捉部材に向けて前記線条体
を前記第2のスプーラ上のボビンに対して相対的に寄せ
て前記第2のスプーラ上のボビンに前記線条体を固定す
ることによって前記第1のスプーラ上のボビンから第2
のスプーラ上のボビンに線条体を巻移す際に、前記第2
のスプーラで前記線条体が捕捉され切断される前に前記
第1のスプーラと第2のスプーラとの間で前記線条体を
その巻取速度よりも速い速度で引取るように挟み込む抑
えローラを含む線条体挟持手段と、前記線条体挟持手段
の下流側で発生する前記線条体の弛みを吸収するように
変位する線掛け部材を含む弛み吸収手段と、前記線条体
挟持手段の前記抑えローラによる線条体の引き取りを前
記弛み吸収手段の弛み吸収量を検出することによって制
御する制御手段とを備えた長尺線条体の連続巻取り機の
線条体巻移し制御装置において、前記弛み吸収手段の線
掛け部材の位置の変化を検出する線掛け位置検出手段を
備え、前記制御手段は、前記線掛け位置検出手段によっ
て検出された線掛けの位置の単位時間当たりの変化が所
定の値よりも小さくなった時に前記線掛け部材に前記線
条体を線掛けしたと判断する判定回路部を含み、前記判
定回路部が前記線掛け部材に前記線条体を線掛けしたこ
とを判断した後、前記抑えローラによる線条体の引取り
制御を開始するように構成されていることを特徴とする
長尺線条体の連続巻取り機の線条体巻き移し制御装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の長尺線条体の連続巻取
り機の線条体巻き移し制御装置であって、前記線条体挟
持手段は、一方の抑えロールを他方の抑えロールの中心
軸線を中心に周動して前記線条体を両抑えロールの周面
に接触しながら引き取る形態のものである長尺線条体の
連続巻取り機の線条体巻移し制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9472396A JPH09263363A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 長尺線条体連続巻取り機の線条体巻移し制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9472396A JPH09263363A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 長尺線条体連続巻取り機の線条体巻移し制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263363A true JPH09263363A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14118051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9472396A Pending JPH09263363A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 長尺線条体連続巻取り機の線条体巻移し制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09263363A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002510590A (ja) * | 1998-04-03 | 2002-04-09 | ネクストロム・ホールディング・ソシエテ・アノニム | ダブルスプール巻きに関連する方法及び装置 |
| CN108382926A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-10 | 常州市新创智能科技有限公司 | 大线束碳纤维可调等张力纱架 |
| CN113023446A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-06-25 | 江苏莱纳多智能装备有限公司 | 一种生产无纺布的布料张力控制设备 |
| CN114852786A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-08-05 | 南京信息工程大学 | 一种智能张力收线装置 |
| CN116024764A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-04-28 | 南通弘厦纺织科技有限公司 | 一种纺织用印染物料提升装置 |
| KR20230138200A (ko) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 강흥근 | 자기력을 이용한 덴서 장치 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP9472396A patent/JPH09263363A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002510590A (ja) * | 1998-04-03 | 2002-04-09 | ネクストロム・ホールディング・ソシエテ・アノニム | ダブルスプール巻きに関連する方法及び装置 |
| CN108382926A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-10 | 常州市新创智能科技有限公司 | 大线束碳纤维可调等张力纱架 |
| CN113023446A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-06-25 | 江苏莱纳多智能装备有限公司 | 一种生产无纺布的布料张力控制设备 |
| KR20230138200A (ko) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 강흥근 | 자기력을 이용한 덴서 장치 |
| CN114852786A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-08-05 | 南京信息工程大学 | 一种智能张力收线装置 |
| CN114852786B (zh) * | 2022-05-16 | 2023-09-19 | 南京信息工程大学 | 一种智能张力收线装置 |
| CN116024764A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-04-28 | 南通弘厦纺织科技有限公司 | 一种纺织用印染物料提升装置 |
| CN116024764B (zh) * | 2022-12-20 | 2024-05-10 | 安徽蓝天巾被有限公司 | 一种纺织用印染物料提升装置 |
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