JPH09263383A - ドラムハンドリング用吊り具 - Google Patents

ドラムハンドリング用吊り具

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JPH09263383A
JPH09263383A JP9922996A JP9922996A JPH09263383A JP H09263383 A JPH09263383 A JP H09263383A JP 9922996 A JP9922996 A JP 9922996A JP 9922996 A JP9922996 A JP 9922996A JP H09263383 A JPH09263383 A JP H09263383A
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JP
Japan
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drum
suspension
arm
hanging
handling
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JP9922996A
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Sueta Igata
末多 井形
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムの搬出入を自動化でき、またドラムハ
ンドリング時に、比較的大きな吊り位置の位置ずれ補正
が可能なドラムハンドリング用吊り具を提供する。 【解決手段】 トロリ13に、昇降手段22を介して昇
降可能に吊下され、フランジ14b付きのドラム14を
搬送するドラムハンドリング用吊り具10であって、昇
降手段22の吊下部材21に連結される吊り具本体28
と、フランジ14bの外周面に少なくとも2点の周方向
に異なる位置で接触可能な芯出しガイド38と、アーム
可動手段29により回動可能に垂設されて、吊り孔14
cに掛止可能な保持ピン30a付きの一対の吊りアーム
30と、各吊りアーム30を挟むように吊り具本体28
の両側部に垂設されて、下端が各吊りアーム30の保持
ピン30aの位置より下方に配置された回転可能なガイ
ドアーム40とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラムハンドリン
グ用吊り具に係り、更に詳しくは、ドラムの搬出入を自
動化でき、またドラムハンドリング時に、比較的大きな
吊り位置の位置ずれ補正が可能なドラムハンドリング用
吊り具に関する。
【0002】
【従来の技術】製造された電線ケーブルは、専用のドラ
ムに巻き取られ、倉庫に保管されて要求に応じてドラム
ごと出荷される。この電線ケーブル用のドラムは、ケー
ブルが巻回される胴部の両端面に、外径が2000mm
程度のフランジが配設されている。このような大型のド
ラムを倉庫へ搬出入する方法として、大きな荷さばきス
ペースが必要で、かつ倉庫内でのドラム保管数を移動さ
せるフォークリフトの外に、天井クレーンを用いる方法
が知られている。天井クレーンによる搬送の場合には、
ドラムの吊り孔に、クレーンのフックに付設された専用
の吊り具を差し込み、その後、ウインチによりワイヤロ
ープを巻き取って所定高さまで吊荷のドラムを吊り上
げ、この状態のまま、トロリを横行させてドラム搬送を
行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天井ク
レーンを用いた搬送では、当然ながら、倉庫に保管され
ている多数のドラムの吊り孔に吊り具を差し込む際に、
吊り孔と吊り具との位置決めをしなければならない。と
ころが、クレーンのフックに吊り下げられたままの吊り
具は、その姿勢が不安定であるので、吊り孔への差し込
みや抜き取りに人手が要るという問題点があった。そこ
で、この問題点を解消するために本願発明者は、天井ク
レーンのトロリのフックに掛止可能な吊り具本体の両端
部に、中央部が平坦で両側部が下方へ屈曲した陣笠状の
芯出しガイドを配設し、各芯出しガイドの中間位置に、
それぞれの下部に吊り孔に掛止される保持ピンが突設さ
れた吊りアームを垂設し、また各吊りアームを、吊り具
本体に搭載された駆動機構により、ドラムの軸線方向に
移動可能にして、ドラムの搬出入を自動化可能なものを
開発するに至った。
【0004】ドラムハンドリング用吊り具は、予め駆動
機構により両吊りアームを互いに離反する方向へ移動さ
せた状態で、天井クレーンにより所望のドラムの真上に
この吊り具を配置して下降させる。これにより、陣笠状
の芯出しガイドの少なくとも2点がドラムのフランジの
外周面上部に当接されて、ドラムの各吊り孔と吊りアー
ムの保持ピンとが合致し、その後、駆動機構により、両
吊りアームを互いに近接する方向へ移動させることによ
り、各保持ピンをドラムの吊り孔に差し込んで、トロリ
による吊り上げ、搬送を行なう。
【0005】このドラムハンドリング用吊り具では、フ
ランジに陣笠状の芯出しガイドが少なくとも2点で当接
するので、フランジの円弧面に対する芯出しガイドの倣
いにより、トロリの停止位置に、ある程度の自由度が与
えられるという利点がある。しかしながら、吊り具の下
降位置に、横方向への比較的大きな位置ずれがあった場
合、最初に吊りアームの下端や、内方へ突出する保持ピ
ンがドラムのフランジに当接してしまい、ドラムを包み
込むように、吊り具を保持ピン掛止高さ位置まで下降で
きないという問題点があった。本発明はかかる事情に鑑
みてなされたもので、ドラムの搬出入を自動化でき、ま
たドラムハンドリング時に、比較的大きな吊り位置の位
置ずれ補正が可能なドラムハンドリング用吊り具を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のドラムハンドリング用吊り具は、天井クレーンの
横行用のトロリに、昇降手段を介して昇降可能に吊下さ
れて、両フランジの中心部に吊り孔が形成された環状の
ドラムを掛止し、該ドラムを吊り上げ状態で搬送するド
ラムハンドリング用吊り具であって、前記昇降手段の吊
下部材に連結される吊り具本体と、該吊り具本体に設け
られて、前記フランジの外周面に少なくとも2点の周方
向に異なる位置で接触可能な芯出しガイドと、前記吊り
具本体の両側部に、アーム可動手段により内外方向へ回
動可能に垂設されて、下部に前記ドラムの吊り孔に掛止
可能な保持ピンが形成された一対の吊りアームと、該各
吊りアームを挟むように前記吊り具本体の両側部に垂設
されて、下端が該各吊りアームの保持ピン位置より下方
に配置された周方向へ回転可能なガイドアームとを備え
ている。また、請求項2記載のドラムハンドリング用吊
り具は、請求項1記載のドラムハンドリング用吊り具に
おいて、前記各吊りアームの上端部が前記吊り具本体に
軸支され、また前記アーム可動手段が、前記吊り具本体
に軸支された回動操作板と、それぞれ該回動操作板に一
端部が連結される一方、他端部が前記各吊りアームの上
端部に連結された操作部材と、前記回動操作板の駆動源
とを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、説明の都合上、天井クレーン
のガーダの移動方向をX方向、ガーダに搭載されたトロ
リの移動方向をY方向、上、下方向をZ方向とする。図
2、3に示すように、本発明の一実施の形態に係るドラ
ムハンドリング用吊り具10は、倉庫11の天井部にX
Y方向へ移動可能に設けられた天井クレーン12のトロ
リ13に昇降可能に吊下されている。倉庫11の保管床
上には、多数のドラム14がそれぞれ一定の間隔をあけ
て前後、左、右方向に同じ姿勢でストッパS(図5参
照)により固定状態で配列されている。ドラム14は、
吊り孔14cが形成された胴部14aの外周面に、図外
の電線ケーブルが巻回されて、胴部14a両端面にフラ
ンジ14bが配設されたものであり、それぞれ軸線方向
をY方向に揃えて配列されている。また、倉庫11の一
端部には、ドラム14を搬出入させるシフタ15が、ド
ラム14の配列数分だけ配設されている。
【0008】天井クレーン12は、倉庫11の上端側に
配設された一対のXレール16に沿って、図示しない駆
動モータにより移動可能な、Y方向に長いガーダ18を
有しており、ガーダ18上のYレール19上に、ドラム
ハンドリング用吊り具10(以下、吊り具10という場
合がある)を吊下したトロリ13が移動可能に設けられ
ている。図1に示すように、トロリ13は、走行モータ
13aにより車輪13bを回転させて走行し、台車部2
4には昇降手段の一例であるウインチ22が搭載されて
いる。ウインチ22は、下端部に吊り具10の掛止フッ
ク20が配置された吊下部材の一例であるワイヤロープ
21を、ワイヤロープドラム23から導出させたり巻回
させたりすることにより、吊り具10を昇降する。図
1、4に示すように、台車部24のX方向両側部には、
正面視してそれぞれ平行な脚部25aを中間部で連結し
たH形の長尺な固定ガイド25が固着状態で垂設されて
いる。次に、図1、4〜7を参照してドラムハンドリン
グ用吊り具10を詳細に説明する。
【0009】図1、4に示すように、ドラムハンドリン
グ用吊り具10は、中央両端部上に立設された一対のブ
ラケット26の上部間に、前記掛止フック20の掛止ロ
ッド27が横架されたY方向に長い吊り具本体28を有
している。吊り具本体28の両端部には、下部にドラム
14の吊り孔14cに掛止可能な保持ピン30aが突出
された一対の吊りアーム30が、それぞれ回動ピン31
を介して内外方向へ回動可能に垂設されている。各吊り
アーム30の全長における保持ピン30aの形成位置
は、後述する芯出しガイド38による吊りアーム30の
保持ピン30aの芯出し時に、ドラム14の吊り孔14
cに合致する位置であり、また各吊りアーム30は、吊
り具本体28の中央部上に搭載されたアーム可動手段2
9により回動可能になっている。アーム可動手段29
は、ブラケット26の下部間に横架された回動軸32に
固着された操作片33に、取り付け部材34を介して吊
り具本体28上に設けられた駆動源の一例である油圧式
の操作シリンダ35のロッド35aが軸着されており、
また回動軸32に固着された回動操作板36の上、下部
に、先端部が各吊りアーム30の上端部に軸着された一
対の操作部材37の元部が軸着されている。操作シリン
ダ35のロッド35aを出し入れさせると、操作片33
を介して回動軸32が回動し、これに伴って回動操作板
36も回動して両操作部材37を押し引きして、両吊り
アーム30が回動ピン31を中心に内外方向へ同期回動
する。
【0010】また、吊り具本体28の両端部には、フラ
ンジ14bの外周面に少なくとも2点(本実施の形態で
は3点)の周方向に異なる位置で接触可能な一対の芯出
しガイド38が固着されている。各芯出しガイド38
は、吊り具本体28に固着された平坦部38aの両側
に、それぞれ下方屈曲した両傾斜部38bが一体形成さ
れたものであり、また両傾斜部38bの元部上には、ド
ラムハンドリング用吊り具10の吊り上げ時に、対向配
置されたガイドアーム40が、固定ガイド25の両脚部
25aに沿うように案内する、上部が先細り化したガイ
ド突起38cが一体形成されている。なお、ここでいう
フランジ14bの外周面に接触する3点とは、具体的に
平坦部38aの中央部の点aと、両傾斜部38bの中央
部のb点である(図4、9(b)参照)。図6に示すよ
うに、両傾斜部38bの元部には、それぞれ上、下一対
のベアリング39aを有する軸受39が合計4個配設さ
れており、各軸受39には、それぞれの下端が吊りアー
ム30の保持ピン30a位置より下方に配置された円筒
ロッド状のガイドアーム40の上端部が、周方向へ回転
可能に軸着されている。なお、ガイドアーム40の下端
部は先細り状になっており、ガイドアーム40の上端部
には軸受39の他の部分を構成するブッシュ41が外嵌
されている。図1において、符号42は制御盤であり、
図4において、符号43はカウンターウエイトである。
【0011】次に、本発明の一実施の形態に係るドラム
ハンドリング用吊り具10の作動を説明する。図2、
3、5に示すように、倉庫11内のドラム14を搬出す
る際には、ガーダ18及びトロリ13を移動させて、指
定されたドラム14の真上にトロリ13を停止させる。
次いで、ウインチ22によりワイヤロープ21を導出さ
せると、ドラムハンドリング用吊り具10が、両吊りア
ーム30をドラム14のフランジ14bから少し外方へ
離れた位置で、このフランジ14bに沿う姿勢で下降し
ていく。このとき、一対の吊りアーム30は、操作シリ
ンダ35のロッド35aの引き込みにより、回動ピン3
1を中心に、外方へ上方回動させている(図1二点鎖線
参照)。
【0012】ドラムハンドリング用吊り具10がドラム
14の近くまで達すると、まず各ガイドアーム40の下
端部が、対応するフランジ14bの外端面に沿って下降
し、続いて各吊りアーム30間を抜けて、吊り具本体2
8の両端部の芯出しガイド38が、フランジ14bの外
周面に突き当たる。この際、芯出しガイド38の平坦部
38a及び両傾斜部38の点a、bという3点の当接に
より両吊りアーム30が位置決めされ、それぞれの保持
ピン30aがドラム14の吊り孔14cへの差し込み位
置に合致する。その後、操作シリンダ35のロッド35
aを突出させると、各吊りアーム30が回動ピン31を
中心に内方へ下方回動し、各保持ピン30aが吊り孔1
4cに差し込まれる。このように、天井クレーン12に
よりドラムハンドリング用吊り具10をドラム14の真
上に位置合わせした後、ドラムハンドリング用吊り具1
0を下降させるだけで、芯出しガイド38によりドラム
14に対して自動的に位置決めでき、これによりハンド
リング時に、作業者の手作業が不要になり自動化が図れ
て、ハンドリング作業の安全性と作業効率の向上が図れ
る。
【0013】ここで、図8の二点鎖線に示すように、ト
ロリ13の停止位置が、指定されたドラム14の真上の
停止ポイントPから、XY方向に比較的大きく位置ずれ
した場合におけるドラムハンドリング用吊り具10の自
動位置ずれ補正について説明する。この状態でドラムハ
ンドリング用吊り具10が下降して行くと、図7に示す
ように、まず先細りしたガイドアーム40の先端部がフ
ランジ14bの外周縁に当接し、ガイドアーム40は、
可撓性のワイヤーロープ21に吊下されたドラムハンド
リング用吊り具10の全体と共に徐々に矢印方向へシフ
トし、図8の実線及び図9(a)に示すように、Y方向
の位置ずれが補正される。
【0014】その後、芯出しガイド38により芯出しさ
れることにより、両吊りアーム30の保持ピン30a
が、ドラム14の吊り孔14cへの差し込み位置に合致
し、操作シリンダ35による操作により、各保持ピン3
0aが吊り孔14cに差し込まれる(図9(b)参
照)。このとき、掛止フック20に掛止されたドラムハ
ンドリング用吊り具10の全体は、同図に示すように、
保持ピン30aを中心にした傾斜状態になっている。続
いて、ウインチ22によりワイヤロープ21を引き上げ
て、ドラム14を吊り上げる。ドラム14の吊り上げ開
始時には、各ガイドアーム40が、フランジ14bの外
端面に沿って周方向へ転動し、これによりドラムハンド
リング用吊り具10の姿勢が、ワイヤロープ21による
吊り上げ方向である鉛直方向に倣うので、通常通りの安
定した吊り上げができる。このように、ドラムハンドリ
ング時に、比較的大きな吊り具10の吊り位置の位置ず
れがあっても、吊り具10の下降時に、吊りアーム30
より先にガイドアーム40の下端部がドラム14のフラ
ンジ14bに当接してその位置ずれを補正するので、両
吊りアーム30から内方に突出した各保持ピン30a
が、フランジ14bに引っ掛かって、ハンドリングがで
きなくなる虞れが解消できる。
【0015】図5の二点鎖線に示すように、吊り具10
の吊り上げがトロリ13の固定ガイド25付近まで達す
ると、固定ガイド25の脚部25aの先端部に、対向配
置されたガイド突起38cが案内されて差し込まれ、引
き続きガイド突起38cに直線的に配置されたガイドア
ーム40が固定ガイド25に差し込まれて、そのまま最
終吊り上げ位置まで吊り上げられることにより、吊りア
ーム30がトロリ13に一体的に固定される。これによ
り、ドラム14は保持ピン30aによる上、下方向の位
置決めと共に、固定ガイド25によるドラム14の軸線
方向への位置決めも行なわれ、また吊り上げ後にドラム
14が保持ピン30aの周りに回転しようとしても、芯
出しガイド38のフランジ14bの外周面への突き当た
りにより回転が阻止され、その自由度が完全に拘束され
る。従って、トロリ13及びガーダ18によるドラム1
4のXY方向への搬送中の振動などで、この重いドラム
14がドラムハンドリング用吊り具10から落下する虞
れが解消される。また、アーム可動手段29として、操
作シリンダ35により回動操作板36を回動させること
により、一対の操作部材37を可動させて各吊りアーム
30を、内外方向へ可動させるようにしたので、1つの
駆動源で吊りアーム30の回動操作が確実にできるアー
ム可動手段29を、比較的低コストで製造できる。
【0016】さらに、フローティング状態の吊り具10
の下降にあたって、吊りアーム30より先にガイドアー
ム40の下端部がフランジ14bの外周縁に当接して、
フランジの外端面に倣って下降したり、また芯出しガイ
ド38による芯出後でドラムを吊り上げる際には、保持
ピン30aを中心にして、ガイドアーム40がフランジ
14bの外端面に沿って垂直位置まで転動するので、比
較的吊り具10の中心点と、ドラム14の吊り中心点と
の平面的(XY面的)な位置ずれが大きい場合でも、例
えば両吊りアーム30から内方へ突出した各保持ピン3
0aがフランジ14bに引っ掛かってその後の下降がで
きなくなることなく、その位置ずれを確実かつ円滑に補
正できる。
【0017】以上、本発明の実施の形態を示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計の変更があっても本発明に含まれる。例
えば、本実施の形態では、トロリに固定ガイドを設けた
が、これは必ずしも必要ではないものの、ドラムの吊り
上げ搬送中の落下事故を防止するには、設けておいた方
が好ましい。本実施の形態では、吊りアームのアーム可
動手段として、吊り具本体に軸支された回動操作板と、
それぞれ回動操作板に一端部が連結される一方、他端部
が各吊りアームの上端部に連結された操作部材と、回動
操作板の駆動源とを有するものを採用したが、これに限
定しなくても、その他どのような形式のアーム可動手段
でもよい。本実施の形態では、ガイドアームとして、下
端部が先細りになった円筒ロッドを採用したが、これに
限定しなくても、例えば多角形の筒状又はロッド状のも
のでもよい。要は、ガイドアームの下端が、吊りアーム
の保持ピンより下方に配置される長さを有し、かつドラ
ムのフランジの外面に沿って転動できれる部材であれ
ば、どのようなものでもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1、2記載のドラムハンドリング
用吊り具においては、このように天井クレーンによりド
ラムハンドリング用吊り具をドラムの真上に位置合わせ
し、ドラムハンドリング用吊り具を下降させるだけで、
ガイドアーム及び芯出しガイドによりドラムに対して自
動的に位置決めでき、これにより搬出入時に、作業者の
手作業を不要にして、ドラムのハンドリングができ、自
動化による安全性と作業効率の向上が図れる。また、吊
りアームの両側に、下端が吊りアームの保持ピン位置よ
り下方に配置されて、周方向へ回転可能なガイドアーム
を配設し、かつ芯出しガイドを設けたので、ドラムハン
ドリング時に、横方向に比較的大きなドラムハンドリン
グ用吊り具の位置ずれがあっても、例えば両吊りアーム
から内方へ突出した各保持ピンがフランジに引っ掛かっ
て、その後の下降ができなくなることなく、その位置ず
れを確実かつ円滑に補正できる。特に、請求項2記載の
ドラムハンドリング用吊り具においては、アーム可動手
段として、駆動源により回動操作板を回動させることに
より、操作部材を可動させて吊りアームを、内外方向へ
回動させるようにしたので、1つの駆動源で吊りアーム
の回動操作が確実にできるアーム可動手段を、比較的低
コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るドラムハンドリン
グ用吊り具のドラムハンドリング状態を示す側面図であ
る。
【図2】ドラム倉庫の概略平面図である。
【図3】ドラム倉庫の概略拡大側面図である。
【図4】ドラムハンドリング用吊り具のドラムハンドリ
ング状態を示す正面図である。
【図5】ドラムをハンドリングして吊り上げた状態を示
す側面図である。
【図6】ガイドアームの軸受への取り付け状態を示す要
部拡大断面図である。
【図7】ドラムハンドリング用吊り具の下降時における
ガイドアームのフランジへの倣い状態を示す要部拡大正
面図である。
【図8】ドラムハンドリング用吊り具の下降時における
ガイドアームのフランジへの倣い状態を示す概略構成平
面図である。
【図9】(a)位置ずれ状態で下降してきたドラムハン
ドリング用吊り具のフランジへの接触当初の状態を示す
拡大正面図である。 (b)ドラムハンドリング用吊り具の位置ずれ補正後の
状態を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
10 ドラムハンドリング用吊り具 11 倉庫(ド
ラム倉庫) 12 天井クレーン 13 トロリ 13a 走行モータ 13b 車輪 14 ドラム 14a 胴部 14b フランジ 14c 吊り孔 15 シフタ 16 Xレール 18 ガーダ 19 Yレール 20 掛止フック 21 ワイヤロ
ープ(吊下部材) 22 ウインチ(昇降手段) 23 ワイヤロ
ープドラム 24 台車部 25 固定ガイ
ド 25a 脚部 26 ブラケッ
ト 27 掛止ロッド 28 吊り具本
体 29 アーム可動手段 30 吊りアー
ム 30a 保持ピン 31 回動ピン 32 回動軸 33 操作片 34 取り付け部材 35 操作シリ
ンダ(駆動源) 35a ロッド 36 回動操作
板 37 操作部材 38 芯出しガ
イド 38a 平坦部 38b 傾斜部 38c ガイド突起 39 軸受 39a ベアリング 40 ガイドア
ーム 41 ブッシュ 42 制御盤 43 カウンターウエイト S ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井クレーンの横行用のトロリに、昇降
    手段を介して昇降可能に吊下されて、両フランジの中心
    部に吊り孔が形成された環状のドラムを掛止し、該ドラ
    ムを吊り上げ状態で搬送するドラムハンドリング用吊り
    具であって、 前記昇降手段の吊下部材に連結される吊り具本体と、 該吊り具本体に設けられて、前記フランジの外周面に少
    なくとも2点の周方向に異なる位置で接触可能な芯出し
    ガイドと、 前記吊り具本体の両側部に、アーム可動手段により内外
    方向へ回動可能に垂設されて、下部に前記ドラムの吊り
    孔に掛止可能な保持ピンが形成された一対の吊りアーム
    と、 該各吊りアームを挟むように前記吊り具本体の両側部に
    垂設されて、下端が該各吊りアームの保持ピン位置より
    下方に配置された周方向へ回転可能なガイドアームとを
    備えたことを特徴とするドラムハンドリング用吊り具。
  2. 【請求項2】 前記各吊りアームの上端部が前記吊り具
    本体に軸支され、 また、前記アーム可動手段が、前記吊り具本体に軸支さ
    れた回動操作板と、それぞれ該回動操作板に一端部が連
    結される一方、他端部が前記各吊りアームの上端部に連
    結された操作部材と、前記回動操作板の駆動源とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のドラムハンドリング
    用吊り具。
JP9922996A 1996-03-27 1996-03-27 ドラムハンドリング用吊り具 Withdrawn JPH09263383A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108557707A (zh) * 2018-04-09 2018-09-21 南通振华重型装备制造有限公司 一种新型叉车起重臂

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CN108557707A (zh) * 2018-04-09 2018-09-21 南通振华重型装备制造有限公司 一种新型叉车起重臂

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