JPH0926377A - 光ファイバ内の異常検知方法 - Google Patents

光ファイバ内の異常検知方法

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JPH0926377A
JPH0926377A JP19709195A JP19709195A JPH0926377A JP H0926377 A JPH0926377 A JP H0926377A JP 19709195 A JP19709195 A JP 19709195A JP 19709195 A JP19709195 A JP 19709195A JP H0926377 A JPH0926377 A JP H0926377A
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JP
Japan
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optical fiber
light
abnormality
incident
detecting
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JP19709195A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Mikami
雅俊 三上
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠陥の位置を光ファイバの半径方向において
特定できない。 【解決手段】 光ファイバ1内に入射した光の後方散乱
光に基づいて光ファイバ1中の異常を検知する異常検知
方法において、光ファイバ1内に波長の異なる2以上の
光を入射し、各入射光の後方散乱光に基づいて光ファイ
バ内の異常を検知する。請求項2は、光ファイバ1内に
波長の異なる2以上の光を同時或いは切り替えて入射す
る。請求項3は、後方散乱光の時間領域における波形パ
ターンを観測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ中の異
常、例えば光ファイバ中の気泡、異物等の混入、光ファ
イバの突出、窪み等の変形、ファイバ長手方向における
Ge等の添加物の濃度変化といった光の伝送に障害とな
る物理的欠陥の検出に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバはその内部に前記のような物
理的欠陥が存在すると、強度低下や光伝送特性の劣化等
の問題が生じる。従って、光ファイバは検査によりそれ
ら物理的欠陥の有無をチェックし、欠陥があればその部
分を製品から除外するなどしなければならない。従来は
このために次のような検知を行なっていた。
【0003】.光ファイバの外径を調べる方法。これ
は、光ファイバ中に穴が存在する場合に、穴のある部分
と穴のない部分とで光ファイバの外径が異なるという経
験則に基づくものであり、光ファイバの製造時に光ファ
イバの外径を外径測定装置等で計測してその変化を捕
え、変化のある部分を欠陥箇所として判断するものであ
る。
【0004】.光ファイバ内に入射した光の後方散乱
光を調べる方法。これは、光ファイバに短パルス光を入
射し、その後方散乱光を時間の関数としてOTDRで観
測する方法が一般的である。この方法によれば、観測さ
れた後方散乱光の波形パターンから光ファイバの伝送損
失や、結合部分の結合損失、破断点の位置(光ファイバ
の長手方向における位置)等を特定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の検
査方法のうち外径を調べる方法では次のような問題があ
った。即ち、光ファイバの外径の変動要因は穴の有無以
外にもあり、例えば被覆樹脂の厚さの変化とか、ゴミの
付着といったように、穴の有無に関係なく外径を変化さ
せる要因が存在する。この場合、穴が無いにも拘らず穴
が有ると誤判断されてしまう。従って、外径に変化があ
っても直ちに光ファイバに欠陥が有ると判断することは
できず、更に、光ファイバの側面から顕微鏡で目視によ
り光ファイバ内部を観察したり、或いは光ファイバを切
断してその端面を顕微鏡で観察したりする必要があっ
た。光ファイバの製造中にこの方法で異常検知を行うこ
とは生産性の面で効率が悪い。
【0006】前記の検査方法のうち後方散乱光を調べる
方法では次のような問題があった。即ち、光ファイバの
長手方向のどの位置に物理的欠陥があるかを検知できる
ので非常に有用であるが、光ファイバの半径方向のどの
位置に欠陥があるかを検知することはできないという難
点があった。
【0007】本発明の目的は光ファイバの物理的な欠陥
を検知することができ、しかも光ファイバの長手方向と
径方向のどの位置に欠陥があるかも特定することがで
き、また検知時間も短縮することができる光ファイバの
異常検知方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の光ファイバ内の異常検知方法は、光ファイバ1内に
その一端から光を入射し、その後方散乱光に基づいて光
ファイバ1中の異常を検知する光ファイバ内の異常検知
方法において、光ファイバ1内に波長の異なる2以上の
光を入射し、各入射光の後方散乱光に基づいて光ファイ
バ内の異常を検知するようにしたものである。
【0009】本発明のうち請求項2記載の光ファイバ内
の異常検知方法は、請求項1記載の光ファイバの異常検
知方法において、光ファイバ1内に波長の異なる2以上
の光を同時或いは切り替えて入射するようにしたもので
ある。
【0010】本発明のうち請求項3記載の光ファイバ内
の異常検知方法は、請求項1又は請求項2記載の光ファ
イバの異常検知方法において、後方散乱光の時間領域に
おける波形パターンを観測するようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明のうち請求項1、2記載の光ファイバ内
の異常検知方法では、光ファイバの一端から波長の異な
る光を入射するので、その後方散乱光を計測することに
より光ファイバ内の異常の有無を検知することができ
る。しかも光ファイバに入射される光の波長の長短によ
り光ファイバの径方向への分布が異なる。一般的には波
長の短い光は光ファイバ中を伝搬し易いが、光ファイバ
の径方向への分布は小さく、波長の長い光は光ファイバ
中を伝搬しにくいが、光ファイバの径方向への分布は広
い。このため、波長の異なる2以上の光を入射すること
により、光ファイバの径方向外周側に存在する物理的な
欠陥も捕えることができ、1波長の光では見逃されてし
まうような光ファイバ内の物理的な欠陥をも検知するこ
とができる。
【0012】本発明のうち請求項3記載の光ファイバ内
の異常検知方法では、後方散乱光の時間領域における波
形パターンを観測するようにしたので、光ファイバの径
方向の波形パターンを確認することができ、光ファイバ
の径方向における物理的欠陥を確実に検知できる。
【0013】
【発明の実施の形態1】図1は本発明の光ファイバ内の
異常検知方法に使用される測定系の一例を示したもので
ある。図1の測定系ではOTDR等の測定器2から発光
される光(短パルス光)を光ファイバ1の一端から入射
し、光ファイバ1内で発生した反射光(後方散乱光)を
測定器2で受光し、その後方散乱光の波形を時間領域に
おいて観測できるようになっており(オシロスコープ機
能)、また、図2に示すように波形パターンとしてモニ
タできるようになっている。このモニタ画面の縦軸は後
方散乱光の相対レベル(dB)に対応しており、横軸は
光ファイバ1の入射端からの距離(Km)に対応してい
る。図1では第2の光ファイバ1をその両側の第1、第
3の光ファイバ1にコネクタ3により接続し、第3の光
ファイバ1には破断点4を設けてある。
【0014】図1の測定系において、測定器2からの光
を光ファイバ1にその一端から入射すると、光ファイバ
1内の後方散乱光が測定器2に戻り、そのモニタ画面に
は図2に示すような波形パターンが表示される。この波
形パターンからは縦接続した3本の光ファイバ1の夫々
の接続点の損失(光コネクタの挿入損失)、接続点の位
置、破断点4の位置を読み取ることができる。
【0015】図1の実施例では測定装置から光ファイバ
に入射する光の波長を適宜選択することができるように
してあり、例えば1.3μm、1.55μm、1.65
μmの3つの波長の光を切り替えて入射できるようにし
てあり、夫々の波長における後方散乱光が測定装置のモ
ニタ画面に表示される。図3は波長1.3μm、1.5
5μm、1.65μmの光を光ファイバ1に通したとき
の光ファイバ1の半径方向における分布(モードフィー
ルド)を示したものであり、この図から、光の波長が長
くなるほど光ファイバ1の半径方向に光が広がる様子が
見られる。
【0016】また、図4に示すモニタ画面には前記3種
類の波長の後方散乱光が表示されている。図4では波長
1.30μmの場合は格別変化は見られないが、1.5
5μm、1.65μmの短パルス光を光ファイバ1に入
射した時は、光ファイバ1の長手方向中程に他の部分と
は異なるレベル変動が見られた。このことからレベル変
動が発生している部分でなんらかの異常があり、また波
長1.30μmの光には反応していないことから同波長
の光の広がりの領域外に、なんらかの欠陥があるものと
推測された。実際にその部分(光の入射端から約110
0mの付近)を観測したところ、光ファイバ1のクラッ
ドとコアの界面付近に直径約1μmの泡を発見すること
ができた。
【0017】
【発明の実施の形態2】前記方法と同じ方法、即ち測定
器2に光ファイバ1を接続し、光ファイバ1に入射する
光の波長を1.30μm、1.55μm、1.65μm
と切り替えてその夫々の後方散乱光に対する観測を行な
った。図5はその結果測定器2のモニタ画面において観
測された後方散乱光の波形である。この結果では、波長
1.30μmの光にでは異常が検出されなかったが、
1.55μm、1.65μmの光に対しては異常が検出
された。光ファイバ1の異常が検出された場所を検査し
てみると図6に示すように光ファイバ1がくびれてい
た。この結果を考察してみると、1.3μmの光で障害
点5がほとんど表れず1.55μm,1.65μmの光
で異常が現れたのは、コアの外側に広がろうとする長い
波長光が、くびれの部分で、散乱光となった為と推測さ
れる。
【0018】以上説明した実施形態では、波長1.30
μm、1.55μm、1.65μmの3種類の光を使用
したが、本発明はこれに限定されるものでなく、光源さ
えあればより多種類の波長を使用することができ、また
より短波長の光、或いは長波長の光を使用することもで
きる。また波長は連続させて変化させても良いし、或い
は段階的に変化させてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明では、光ファイバの破断点やその
他の障害点の位置(長手方向における位置と、半径方向
における位置)を特定することはできてもその種類を特
定することはできない。しかしながら、異常がある場合
にはそれを見い出すことができ、しかも併せて光ファイ
バの伝送損失や接続部の挿入損失等も測定できることか
ら、光ファイバの測定、検査に有効であり、光ファイバ
の検査時間の短縮にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ内の異常検知方法の一実施
例を示した概略図。
【図2】図1の異常検知方法において測定器のモニタ画
面に観測される後方散乱光の波形図。
【図3】光ファイバに伝播される光の波長毎のモードフ
ィールドの説明図。
【図4】図1の異常検知方法における第一の測定結果を
示した説明図。
【図5】図1の異常検知方法における第二の測定結果を
示した説明図。
【図6】第二の測定で発見された光ファイバの異常箇所
の断面図。
【符号の説明】
1 光ファイバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ(1)内にその一端から光を入
    射し、その後方散乱光に基づいて光ファイバ(1)中の
    異常を検知する光ファイバ内の異常検知方法において、
    光ファイバ(1)内に波長の異なる2以上の光を入射
    し、各入射光の後方散乱光に基づいて光ファイバ内の異
    常を検知するようにしたことを特徴とする光ファイバ内
    の異常検知方法。
  2. 【請求項2】光ファイバ(1)に波長の異なる2以上の
    光を同時或いは切り替えて入射するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の光ファイバ内の異常検知方法。
  3. 【請求項3】後方散乱光の時間領域における波形パター
    ンを観測するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の光ファイバ内の異常検知方法。
JP19709195A 1995-07-10 1995-07-10 光ファイバ内の異常検知方法 Pending JPH0926377A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001018520A1 (en) * 1999-09-06 2001-03-15 Anritsu Corporation Optical time domain reflectormeter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001018520A1 (en) * 1999-09-06 2001-03-15 Anritsu Corporation Optical time domain reflectormeter
US6611322B1 (en) 1999-09-06 2003-08-26 Anritsu Corporation Optical time domain reflectometer which measures an optical fiber with different wavelengths according to an order and collectively displays waveform data and a list of events for each waveform in the same screen

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