JPH09264247A - 斜板式圧縮機 - Google Patents
斜板式圧縮機Info
- Publication number
- JPH09264247A JPH09264247A JP8075676A JP7567696A JPH09264247A JP H09264247 A JPH09264247 A JP H09264247A JP 8075676 A JP8075676 A JP 8075676A JP 7567696 A JP7567696 A JP 7567696A JP H09264247 A JPH09264247 A JP H09264247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planet
- support
- planet plate
- plate
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 6
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オシレーティングギアおよびフィクスドギア
の異常磨耗や、ギヤ間のボールベアリングの焼き付きの
ない斜板式圧縮機を提供すること。 【解決手段】 支持体受穴21の内周面とこの支持体受
穴に挿入されたプラネットプレート支持部材70の外周
面との間をシール部材75で封止して受圧室103を形
成する。さらにシリンダー25の圧縮冷媒ガスが吐出さ
れる吐出室100を受圧室に連通させた連通孔102を
設ける。この連通孔を介して吐出室の圧縮冷媒ガスの圧
力を連通孔及び受圧室を介してプラネットプレート支持
部材の軸方向端面に伝える。こうして負荷変動に関わら
ず、常に適正な保持力によりプラネットプレート支持体
およびフィクスドギヤを保持するようにした。
の異常磨耗や、ギヤ間のボールベアリングの焼き付きの
ない斜板式圧縮機を提供すること。 【解決手段】 支持体受穴21の内周面とこの支持体受
穴に挿入されたプラネットプレート支持部材70の外周
面との間をシール部材75で封止して受圧室103を形
成する。さらにシリンダー25の圧縮冷媒ガスが吐出さ
れる吐出室100を受圧室に連通させた連通孔102を
設ける。この連通孔を介して吐出室の圧縮冷媒ガスの圧
力を連通孔及び受圧室を介してプラネットプレート支持
部材の軸方向端面に伝える。こうして負荷変動に関わら
ず、常に適正な保持力によりプラネットプレート支持体
およびフィクスドギヤを保持するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式圧縮機、特
に、自動車用空調装置のコンプレッサ等としてに使用さ
れる斜板式圧縮機に関する。
に、自動車用空調装置のコンプレッサ等としてに使用さ
れる斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の斜板圧縮機としては、例えば図3
に示すように、円筒状のケーシング10と、ケーシング
10と一体に設けらたシリンダブロック20と、ケーシ
ング10と協働してクランク室30を形成するフロント
ハウジング11と、このフロントハウジング11に挿通
された回転主軸40と、この回転主軸40に取り付けた
カムロータ50と、このカムロータ50の回転によって
揺動するプラネットプレート60とを備えたものがあ
る。
に示すように、円筒状のケーシング10と、ケーシング
10と一体に設けらたシリンダブロック20と、ケーシ
ング10と協働してクランク室30を形成するフロント
ハウジング11と、このフロントハウジング11に挿通
された回転主軸40と、この回転主軸40に取り付けた
カムロータ50と、このカムロータ50の回転によって
揺動するプラネットプレート60とを備えたものがあ
る。
【0003】図2の斜板式圧縮機においては、シリンダ
ブロック20に、その中央部にプラネットプレート支持
体70を受け入れるための支持体受穴21とその周囲に
複数のシリンダ25(図では1個のみ示されている)と
が形成されている。支持体受穴21には、キー80を介
してプラネットプレート支持体70が軸方向に回転不能
となるように軸支されている。シリンダ25の内部に
は、ピストン26が往復運動可能に設置されている。こ
のピストン26は、ピストンロッド27を介して、プラ
ネットプレート60に連結され、プラネットプレート6
0の揺動にしたがって、シリンダ25の内部で往復動す
る。
ブロック20に、その中央部にプラネットプレート支持
体70を受け入れるための支持体受穴21とその周囲に
複数のシリンダ25(図では1個のみ示されている)と
が形成されている。支持体受穴21には、キー80を介
してプラネットプレート支持体70が軸方向に回転不能
となるように軸支されている。シリンダ25の内部に
は、ピストン26が往復運動可能に設置されている。こ
のピストン26は、ピストンロッド27を介して、プラ
ネットプレート60に連結され、プラネットプレート6
0の揺動にしたがって、シリンダ25の内部で往復動す
る。
【0004】プラネットプレート60のカムロータ50
とは反対側の面には、回転阻止用の傘歯車であるオシレ
ーティングギア61が固定されており、その中央部には
ボールベアリング90を受け入れるための凹部62が形
成されている。他方、プラネットプレート支持体70の
先端部には前記オシレーティングギア61に噛合する同
じく傘歯車であるフィクスドギア71が設けられてお
り、その中央部には同様に、ボールベアリング90を受
け入れるための凹部72が形成されている。
とは反対側の面には、回転阻止用の傘歯車であるオシレ
ーティングギア61が固定されており、その中央部には
ボールベアリング90を受け入れるための凹部62が形
成されている。他方、プラネットプレート支持体70の
先端部には前記オシレーティングギア61に噛合する同
じく傘歯車であるフィクスドギア71が設けられてお
り、その中央部には同様に、ボールベアリング90を受
け入れるための凹部72が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の斜板
式圧縮機はその構造上、カムロータ50の回転をプラネ
ットプレート60の揺動運動に変換する際、カムロータ
50の回転力を受けてプラネットプレート60を回転さ
せる力が働く。この力を抑止するため、プラネットプレ
ート60の一面に固定されたオシレーティングギア61
をプラネットプレート支持体70の先端部に設けられた
フィクスドギア71に噛み合わせることにより対処して
いるが、双方のギヤの軸が偏芯しているため、ギヤの噛
み合いが歯周上を一周する際にフィクスドギヤ71が軸
方向に沿ってわずかながら往復をする。
式圧縮機はその構造上、カムロータ50の回転をプラネ
ットプレート60の揺動運動に変換する際、カムロータ
50の回転力を受けてプラネットプレート60を回転さ
せる力が働く。この力を抑止するため、プラネットプレ
ート60の一面に固定されたオシレーティングギア61
をプラネットプレート支持体70の先端部に設けられた
フィクスドギア71に噛み合わせることにより対処して
いるが、双方のギヤの軸が偏芯しているため、ギヤの噛
み合いが歯周上を一周する際にフィクスドギヤ71が軸
方向に沿ってわずかながら往復をする。
【0006】したがって、フィクスドギヤ71をスプリ
ング(図示せず)で支える機構では、高負荷時にはフィ
クスドギヤ71を軸方向に動かす力がスプリングで支え
る力よりも小さくなり、ギアの噛み合いが外れてギアの
歯と歯が擦れあい、ギヤが異常磨耗する危険性があっ
た。逆に、冷媒が漏洩して極端な低負荷になった場合に
は潤滑不足に加えてフィクスドギヤ71を軸方向に動か
す力がスプリングで支える力よりも大きくなり、フィク
スドギヤ71の保持力が強すぎるためにギヤの間のプラ
ネットプレート支持球体90が焼き付く危険性があっ
た。
ング(図示せず)で支える機構では、高負荷時にはフィ
クスドギヤ71を軸方向に動かす力がスプリングで支え
る力よりも小さくなり、ギアの噛み合いが外れてギアの
歯と歯が擦れあい、ギヤが異常磨耗する危険性があっ
た。逆に、冷媒が漏洩して極端な低負荷になった場合に
は潤滑不足に加えてフィクスドギヤ71を軸方向に動か
す力がスプリングで支える力よりも大きくなり、フィク
スドギヤ71の保持力が強すぎるためにギヤの間のプラ
ネットプレート支持球体90が焼き付く危険性があっ
た。
【0007】それ故に本発明の課題は、プラネットプレ
ートの揺動運動に伴うプラネットプレート支持体の軸方
向の移動に起因する上記従来の斜板式圧縮機の欠点を除
去し、フィクスドギヤの保持力を負荷の変動に対して常
に適正に維持する斜板式圧縮機を提供することにある。
ートの揺動運動に伴うプラネットプレート支持体の軸方
向の移動に起因する上記従来の斜板式圧縮機の欠点を除
去し、フィクスドギヤの保持力を負荷の変動に対して常
に適正に維持する斜板式圧縮機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、支持体
受穴と該支持体受穴の周囲のシリンダーとを有するシリ
ンダーブロックと、前記支持体受穴に軸方向に可動に挿
入されたプラネットプレート支持体と、前記プラネット
プレート支持体に球体を介して一面側を支持されたプラ
ネットプレートと、前記プラネットプレートの反対面側
に対向した回転するカムロータを有し前記プラネットプ
レートを前記球体を支点として揺動運動させる駆動機構
と、前記プラネットプレートの揺動運動によって前記シ
リンダー内を往復運動して圧縮ガスを生成しかつ該圧縮
ガスを吐出室に吐出するピストンとを備えた斜板式圧縮
機において、前記支持体受穴の内周面と前記プラネット
プレート支持体の外周面との隙間を封止して前記プラネ
ットプレート支持体の軸方向端面が臨んだ受圧室を形成
するシール部材と、前記吐出室を前記受圧室に連通させ
た連通孔とを備えたことを特徴とする斜板式圧縮機が得
られる。
受穴と該支持体受穴の周囲のシリンダーとを有するシリ
ンダーブロックと、前記支持体受穴に軸方向に可動に挿
入されたプラネットプレート支持体と、前記プラネット
プレート支持体に球体を介して一面側を支持されたプラ
ネットプレートと、前記プラネットプレートの反対面側
に対向した回転するカムロータを有し前記プラネットプ
レートを前記球体を支点として揺動運動させる駆動機構
と、前記プラネットプレートの揺動運動によって前記シ
リンダー内を往復運動して圧縮ガスを生成しかつ該圧縮
ガスを吐出室に吐出するピストンとを備えた斜板式圧縮
機において、前記支持体受穴の内周面と前記プラネット
プレート支持体の外周面との隙間を封止して前記プラネ
ットプレート支持体の軸方向端面が臨んだ受圧室を形成
するシール部材と、前記吐出室を前記受圧室に連通させ
た連通孔とを備えたことを特徴とする斜板式圧縮機が得
られる。
【0009】また本発明によれば、内部に複数のシリン
ダーが形成されたシリンダーブロックを有する円筒状の
ケーシングと、前記ケーシング内部に前記シリンダーブ
ロックに隣接して形成されたクランク室と、前記クラン
ク室に挿通された回転主軸と、前記回転主軸に固定さ
れ、回転主軸と共に回転するカムロータと、前記カムロ
ータの回転によって揺動運動を行うように前記カムロー
タに一方の面が連結され、他方の面に、回転阻止用のオ
シレーティングギアが固定されたプラネットプレート
と、前記プラネットプレートに形成された軸受けに回動
可能に枢支され、前記プラネットプレートの揺動運動に
よって前記複数のシリンダー内をそれぞれ往復運動する
複数のピストンと、前記複数のシリンダーの中央部に位
置するシリンダーブロックに形成された支持体受穴と、
この支持体受穴内に挿入され、軸方向の回転が阻止され
るように挿入されるとともに、その先端部に前記オシレ
ーティングギアに噛合するようにフィクスドギアが形成
されたプラネットプレート支持体と、前記フィクスドギ
アおよび前記オシレーティングギアの中央部に形成され
た凹部に支持されたボールベアリングと、前記シリンダ
ーブロックにバルブプレートを介して隣接配置され、前
記複数のシリンダーの圧縮冷媒ガスが吐出される吐出室
と、前記支持体受穴の内周面と前記プラネットプレート
支持体の外周面との隙間を封止して前記プラネットプレ
ート支持体の軸方向端面が臨んだ受圧室を形成するシー
ル部材と、前記吐出室を前記受圧室に連通させた連通孔
とを備えたことを特徴とする斜板式圧縮機が得られる。
ダーが形成されたシリンダーブロックを有する円筒状の
ケーシングと、前記ケーシング内部に前記シリンダーブ
ロックに隣接して形成されたクランク室と、前記クラン
ク室に挿通された回転主軸と、前記回転主軸に固定さ
れ、回転主軸と共に回転するカムロータと、前記カムロ
ータの回転によって揺動運動を行うように前記カムロー
タに一方の面が連結され、他方の面に、回転阻止用のオ
シレーティングギアが固定されたプラネットプレート
と、前記プラネットプレートに形成された軸受けに回動
可能に枢支され、前記プラネットプレートの揺動運動に
よって前記複数のシリンダー内をそれぞれ往復運動する
複数のピストンと、前記複数のシリンダーの中央部に位
置するシリンダーブロックに形成された支持体受穴と、
この支持体受穴内に挿入され、軸方向の回転が阻止され
るように挿入されるとともに、その先端部に前記オシレ
ーティングギアに噛合するようにフィクスドギアが形成
されたプラネットプレート支持体と、前記フィクスドギ
アおよび前記オシレーティングギアの中央部に形成され
た凹部に支持されたボールベアリングと、前記シリンダ
ーブロックにバルブプレートを介して隣接配置され、前
記複数のシリンダーの圧縮冷媒ガスが吐出される吐出室
と、前記支持体受穴の内周面と前記プラネットプレート
支持体の外周面との隙間を封止して前記プラネットプレ
ート支持体の軸方向端面が臨んだ受圧室を形成するシー
ル部材と、前記吐出室を前記受圧室に連通させた連通孔
とを備えたことを特徴とする斜板式圧縮機が得られる。
【0010】
【作用】上記斜板式圧縮機によれば、吐出室に吐出され
た圧縮ガスが吐出室および円筒状軸受を連通する連通孔
を介してシール部材により密閉された受圧室に吐出され
るため、このガス圧力はプラネットプレート支持体の軸
方向端面をスプリングの弾性力とともにプラネットプレ
ート側に押圧するように作用する。そしてこのガス圧力
は吐出室内の圧力に応じて変化するため、結果として圧
縮機の負荷の変動に応じて変化する。したがってプラネ
ットプレート支持体によるプラネットプレートに対する
支持力は圧縮機の負荷の変動に応じて変化するため、フ
ィクスドギヤの保持力を負荷の変動に対して常に一定の
大きさに維持することができる。
た圧縮ガスが吐出室および円筒状軸受を連通する連通孔
を介してシール部材により密閉された受圧室に吐出され
るため、このガス圧力はプラネットプレート支持体の軸
方向端面をスプリングの弾性力とともにプラネットプレ
ート側に押圧するように作用する。そしてこのガス圧力
は吐出室内の圧力に応じて変化するため、結果として圧
縮機の負荷の変動に応じて変化する。したがってプラネ
ットプレート支持体によるプラネットプレートに対する
支持力は圧縮機の負荷の変動に応じて変化するため、フ
ィクスドギヤの保持力を負荷の変動に対して常に一定の
大きさに維持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。なお、図3に示した構成部分と同
一もしくは類似の構成部分には同符号を付して説明す
る。
に基づいて説明する。なお、図3に示した構成部分と同
一もしくは類似の構成部分には同符号を付して説明す
る。
【0012】図1に示す斜板式圧縮機は、円筒状のケー
シング10と、このケーシング10の後部に固定された
シリンダブロック20と、ケーシング10の後端にバル
ブプレート12を介して取付られたシリンダーヘッド1
6と、ケーシング10の前端に固定されたフロントハウ
ジング11と、フロントハウジング11に支持された軸
受13に回転可能に軸受された回転主軸40とを含んで
いる。シリンダブロック20とフロントハウジング11
との間にはクランク室30が形成されている。クランク
室30の内部に挿通された回転主軸40には、カムロー
タ50が固定され、回転主軸40にしたがって回転す
る。なお、回転主軸40は例えば自動車のエンジンの回
転軸に連結したベルト(図示せず)により回転されるプ
ーリ14と電磁クラッチ機構15により回転される。
シング10と、このケーシング10の後部に固定された
シリンダブロック20と、ケーシング10の後端にバル
ブプレート12を介して取付られたシリンダーヘッド1
6と、ケーシング10の前端に固定されたフロントハウ
ジング11と、フロントハウジング11に支持された軸
受13に回転可能に軸受された回転主軸40とを含んで
いる。シリンダブロック20とフロントハウジング11
との間にはクランク室30が形成されている。クランク
室30の内部に挿通された回転主軸40には、カムロー
タ50が固定され、回転主軸40にしたがって回転す
る。なお、回転主軸40は例えば自動車のエンジンの回
転軸に連結したベルト(図示せず)により回転されるプ
ーリ14と電磁クラッチ機構15により回転される。
【0013】カムロータ50はその一面が回転主軸40
の軸方向に対して斜めに交差する傾斜端面51を備えて
いる。カムロータ50の傾斜端面51にはベアリング5
2を介してプラネットプレート60の一面が対向してい
る。プラネットプレート60はカムロータ50の回転に
したがい球体90を支点として揺動する。プラネットプ
レート60のカムロータ50と反対側の面には、回転阻
止用の傘歯車であるオシレーティングギア61が固定さ
れており、その中央部には球体90を受け入れるための
凹部62が形成されている。
の軸方向に対して斜めに交差する傾斜端面51を備えて
いる。カムロータ50の傾斜端面51にはベアリング5
2を介してプラネットプレート60の一面が対向してい
る。プラネットプレート60はカムロータ50の回転に
したがい球体90を支点として揺動する。プラネットプ
レート60のカムロータ50と反対側の面には、回転阻
止用の傘歯車であるオシレーティングギア61が固定さ
れており、その中央部には球体90を受け入れるための
凹部62が形成されている。
【0014】シリンダブロック20の内部には、その中
央部に円筒状の支持体受穴21とその周囲に複数のシリ
ンダ25(図では1個のみ示されている)とが形成され
ている。支持体受穴21にはプラネットプレート支持体
70が受け入れられる。プラネットプレート支持体70
の先端部にはオシレーティングギア61に噛合する同じ
く傘歯車であるフィクスドギア71が設けられており、
その中央部には同様に、球体90を受け入れるための凹
部72が形成されている。
央部に円筒状の支持体受穴21とその周囲に複数のシリ
ンダ25(図では1個のみ示されている)とが形成され
ている。支持体受穴21にはプラネットプレート支持体
70が受け入れられる。プラネットプレート支持体70
の先端部にはオシレーティングギア61に噛合する同じ
く傘歯車であるフィクスドギア71が設けられており、
その中央部には同様に、球体90を受け入れるための凹
部72が形成されている。
【0015】プラネットプレート支持体70は先端部が
閉塞された円筒状に形成されており、その中空部73に
スプリング74が挿入されている。このスプリング74
により、プラネットプレート支持体70及び球体90を
介してプラネットプレート60を弾性的に押圧支持して
いる。また、プラネットプレート支持体70の外周面お
よび支持体受穴21の内周面の双方に対向形成された溝
にはキー80が嵌合しており、これによりプラネットプ
レート支持体70は支持体受穴21内に軸方向では可動
であるが回転は不能に支持される。キー80は比較的硬
度の高い金属部材で形成され、表面に耐磨耗材のコーテ
ィングが施されている。
閉塞された円筒状に形成されており、その中空部73に
スプリング74が挿入されている。このスプリング74
により、プラネットプレート支持体70及び球体90を
介してプラネットプレート60を弾性的に押圧支持して
いる。また、プラネットプレート支持体70の外周面お
よび支持体受穴21の内周面の双方に対向形成された溝
にはキー80が嵌合しており、これによりプラネットプ
レート支持体70は支持体受穴21内に軸方向では可動
であるが回転は不能に支持される。キー80は比較的硬
度の高い金属部材で形成され、表面に耐磨耗材のコーテ
ィングが施されている。
【0016】シリンダ25の内部には、ピストン26が
往復運動可能に設置されている。このピストン26は、
ピストンロッド27を介して、プラネットプレート60
に連結され、プラネットプレート60の揺動にしたが
い、シリンダ25の内部で往復動する。
往復運動可能に設置されている。このピストン26は、
ピストンロッド27を介して、プラネットプレート60
に連結され、プラネットプレート60の揺動にしたが
い、シリンダ25の内部で往復動する。
【0017】シリンダーヘッド16には吐出室100が
形成されている。この吐出室100には吐出弁101を
介して複数のシリンダ25からの圧縮冷媒ガスが吐出さ
れる。さらに吐出室100および支持体受穴21間を連
通させた連通孔102が形成されており、この連通孔1
02を介して吐出室101から圧縮冷媒ガスが支持体受
穴21内に排出される。
形成されている。この吐出室100には吐出弁101を
介して複数のシリンダ25からの圧縮冷媒ガスが吐出さ
れる。さらに吐出室100および支持体受穴21間を連
通させた連通孔102が形成されており、この連通孔1
02を介して吐出室101から圧縮冷媒ガスが支持体受
穴21内に排出される。
【0018】支持体受穴21にはこの冷媒ガスを支持体
受穴21内に封入するシール部材75が設けられてい
る。即ち、シール部材75は支持体受穴21の内周面と
プラネットプレート支持体70の円筒部の外周面との隙
間を封止して連通孔102に連通した受圧室103を形
成している。受圧室103はプラネットプレート支持体
70の円筒部の内側空間に延在する。この結果、プラネ
ットプレート支持体70の軸方向端面、即ち、図1にお
ける右端面と円筒部の内底面とが受圧室103に臨むこ
とになるため、圧縮冷媒ガスの圧力が連通孔102及び
受圧室103を介してプラネットプレート支持体70の
軸方向端面に作用する。なおシール部材75はたとえば
ゴム製のOリングであり、支持体受穴21の先端部に1
個設ければよいが、必要に応じて、複数個設けて封止力
を高めてもよい。
受穴21内に封入するシール部材75が設けられてい
る。即ち、シール部材75は支持体受穴21の内周面と
プラネットプレート支持体70の円筒部の外周面との隙
間を封止して連通孔102に連通した受圧室103を形
成している。受圧室103はプラネットプレート支持体
70の円筒部の内側空間に延在する。この結果、プラネ
ットプレート支持体70の軸方向端面、即ち、図1にお
ける右端面と円筒部の内底面とが受圧室103に臨むこ
とになるため、圧縮冷媒ガスの圧力が連通孔102及び
受圧室103を介してプラネットプレート支持体70の
軸方向端面に作用する。なおシール部材75はたとえば
ゴム製のOリングであり、支持体受穴21の先端部に1
個設ければよいが、必要に応じて、複数個設けて封止力
を高めてもよい。
【0019】図2は、本発明の要部を拡大して原理的、
模式的に示す断面図である。図中図1の構成と対応する
部分には同一番号を付し、重複説明は省略する。図中1
04はスプリング74の弾性力を調整するための調整ネ
ジであるが、この調整ネジ104にも吐出冷媒ガスが通
過する透孔105が形成されている。シール部材75は
支持体受穴21の先端部に1個設けられており、連通孔
102を介して吐出室101から排出された圧縮冷媒ガ
スは支持体受穴21内に形成した受圧室103に封入さ
れる。
模式的に示す断面図である。図中図1の構成と対応する
部分には同一番号を付し、重複説明は省略する。図中1
04はスプリング74の弾性力を調整するための調整ネ
ジであるが、この調整ネジ104にも吐出冷媒ガスが通
過する透孔105が形成されている。シール部材75は
支持体受穴21の先端部に1個設けられており、連通孔
102を介して吐出室101から排出された圧縮冷媒ガ
スは支持体受穴21内に形成した受圧室103に封入さ
れる。
【0020】次に図1に戻り、この斜板式圧縮機の動作
を説明する。回転主軸40の回転はカムロータ50に伝
えられ、カムロータ50が回転する。これに伴ってカム
ロータ50の傾斜端面51が回転主軸40の回りに回転
する。傾斜端面51の動きはベアリング52を介してプ
ラネットプレート60の一面に伝達される。しかしなが
らプラネットプレート60の反対面に固定されたオシレ
ーティングギア61はシリンダブロック20内の支持体
受穴21内に回転不能に挿入支持されたプラネットプレ
ート支持体70の先端部フィクスドギア71に噛合され
ているため、プラネットプレート60の回転は阻止さ
れ、揺動運動に変換される。プラネットプレート60の
揺動運動により、これにピストンロッド27を介して連
結されたピストン26がシリンダ25内で往復運動を行
う。
を説明する。回転主軸40の回転はカムロータ50に伝
えられ、カムロータ50が回転する。これに伴ってカム
ロータ50の傾斜端面51が回転主軸40の回りに回転
する。傾斜端面51の動きはベアリング52を介してプ
ラネットプレート60の一面に伝達される。しかしなが
らプラネットプレート60の反対面に固定されたオシレ
ーティングギア61はシリンダブロック20内の支持体
受穴21内に回転不能に挿入支持されたプラネットプレ
ート支持体70の先端部フィクスドギア71に噛合され
ているため、プラネットプレート60の回転は阻止さ
れ、揺動運動に変換される。プラネットプレート60の
揺動運動により、これにピストンロッド27を介して連
結されたピストン26がシリンダ25内で往復運動を行
う。
【0021】ところで、プラネットプレート60の揺動
運動により、フィクスドギヤ71とオシレーティングギ
ヤ61とは、双方のギヤの軸が偏芯しているため、ギヤ
の噛み合いが歯周上を一周する際にフィクスドギヤ71
がプラネットプレート支持体70とともにその軸方向に
沿ってわずかながら往復運動をする。このとき双方のギ
ヤの噛み合いを保持するため、吐出ガス室100から連
通孔102を通して受圧室103に導かれる冷媒の圧力
によってフィクスドギヤ71に軸力が加わる。図2にお
いてはフィクスドギヤ71の周辺へ導かれたガス圧力
は、支持体受穴21内に設けられたシール部材75によ
り形成される受圧室103に保持される。
運動により、フィクスドギヤ71とオシレーティングギ
ヤ61とは、双方のギヤの軸が偏芯しているため、ギヤ
の噛み合いが歯周上を一周する際にフィクスドギヤ71
がプラネットプレート支持体70とともにその軸方向に
沿ってわずかながら往復運動をする。このとき双方のギ
ヤの噛み合いを保持するため、吐出ガス室100から連
通孔102を通して受圧室103に導かれる冷媒の圧力
によってフィクスドギヤ71に軸力が加わる。図2にお
いてはフィクスドギヤ71の周辺へ導かれたガス圧力
は、支持体受穴21内に設けられたシール部材75によ
り形成される受圧室103に保持される。
【0022】圧縮機の起動時等、吐出圧力が十分に確保
されない状態を考慮して、プラネットプレート支持体7
0は内部スプリング73により、過渡状態においても一
定以上の圧力を確保できるようになっている。
されない状態を考慮して、プラネットプレート支持体7
0は内部スプリング73により、過渡状態においても一
定以上の圧力を確保できるようになっている。
【0023】なおシール部材としてはシール機能の優れ
た様々なタイプのものを使用できることは言うまでもな
い。
た様々なタイプのものを使用できることは言うまでもな
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、吐出圧を利用する
ことにより、圧縮機の負荷変動に関わらず、常に適正な
保持力によりプラネットプレート支持体およびフィクス
ドギヤを保持することができるため、ギヤの異常磨耗
や、ギヤ間のボールベアリングの焼き付きのない斜板式
圧縮機が得られる。
ことにより、圧縮機の負荷変動に関わらず、常に適正な
保持力によりプラネットプレート支持体およびフィクス
ドギヤを保持することができるため、ギヤの異常磨耗
や、ギヤ間のボールベアリングの焼き付きのない斜板式
圧縮機が得られる。
【図1】本発明の実施の形態に係わる斜板式圧縮機を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1の斜板式圧縮機の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図3】従来の斜板式圧縮機を示す断面図である。
10 ケーシング 11 フロントハウジング 12 バルブプレート 13 軸受 20 シリンダブロック 21 支持体受穴 25 シリンダ 26 ピストン 30 クランク室 40 回転主軸 50 カムロータ 51 傾斜端面 52 ベアリング 60 プラネットプレート 61 オシレーティングギア 62 凹部 70 プラネットプレート支持部材 71 フィクスドギア 72 凹部 73 中空部 74 スプリング 75 シール部材 80 キー 90 プラネットプレート支持球体 101 吐出室 102 連通孔 103 受圧室シール部材 105 透孔
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体受穴と該支持体受穴の周囲のシリ
ンダーとを有するシリンダーブロックと、前記支持体受
穴に軸方向に可動に挿入されたプラネットプレート支持
体と、前記プラネットプレート支持体に球体を介して一
面側を支持されたプラネットプレートと、前記プラネッ
トプレートの反対面側に対向した回転するカムロータを
有し前記プラネットプレートを前記球体を支点として揺
動運動させる駆動機構と、前記プラネットプレートの揺
動運動によって前記シリンダー内を往復運動して圧縮ガ
スを生成しかつ該圧縮ガスを吐出室に吐出するピストン
とを備えた斜板式圧縮機において、前記支持体受穴の内
周面と前記プラネットプレート支持体の外周面との隙間
を封止して前記プラネットプレート支持体の軸方向端面
が臨んだ受圧室を形成するシール部材と、前記吐出室を
前記受圧室に連通させた連通孔とを備えたことを特徴と
する斜板式圧縮機。 - 【請求項2】 内部に複数のシリンダーが形成されたシ
リンダーブロックを有する円筒状のケーシングと、前記
ケーシング内部に前記シリンダーブロックに隣接して形
成されたクランク室と、前記クランク室に挿通された回
転主軸と、前記回転主軸に固定され、回転主軸と共に回
転するカムロータと、前記カムロータの回転によって揺
動運動を行うように前記カムロータに一方の面が連結さ
れ、他方の面に、回転阻止用のオシレーティングギアが
固定されたプラネットプレートと、前記プラネットプレ
ートに形成された軸受けに回動可能に枢支され、前記プ
ラネットプレートの揺動運動によって前記複数のシリン
ダー内をそれぞれ往復運動する複数のピストンと、前記
複数のシリンダーの中央部に位置するシリンダーブロッ
クに形成された支持体受穴と、この支持体受穴内に挿入
され、軸方向の回転が阻止されるように挿入されるとと
もに、その先端部に前記オシレーティングギアに噛合す
るようにフィクスドギアが形成されたプラネットプレー
ト支持体と、前記フィクスドギアおよび前記オシレーテ
ィングギアの中央部に形成された凹部に支持されたボー
ルベアリングと、前記シリンダーブロックにバルブプレ
ートを介して隣接配置され、前記複数のシリンダーの圧
縮冷媒ガスが吐出される吐出室と、前記支持体受穴の内
周面と前記プラネットプレート支持体の外周面との隙間
を封止して前記プラネットプレート支持体の軸方向端面
が臨んだ受圧室を形成するシール部材と、前記吐出室を
前記受圧室に連通させた連通孔とを備えたことを特徴と
する斜板式圧縮機。 - 【請求項3】 前記プラネットプレート支持体は前記球
体側が閉塞された円筒部を有し、前記円筒部にスプリン
グが挿入されており、前記スプリングにより、前記プラ
ネットプレート支持体を前記プラネットプレート側に弾
性的に押圧支持していることを特徴とする請求項1また
は2記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項4】 前記シール部材は前記プラネットプレー
ト支持体の周囲に嵌合された少なくとも1個の環状弾性
体である請求項1〜3のいずれかに記載の斜板式圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8075676A JPH09264247A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8075676A JPH09264247A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 斜板式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09264247A true JPH09264247A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13583049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8075676A Withdrawn JPH09264247A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09264247A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112879270A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-01 | 安徽达因汽车空调有限公司 | 一种减振压缩机 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8075676A patent/JPH09264247A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112879270A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-01 | 安徽达因汽车空调有限公司 | 一种减振压缩机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7290481B2 (en) | Oscillating type compressor | |
| US4979877A (en) | Wobble plate type refrigerant compressor | |
| CN87106684A (zh) | 带改进防转动机构的摇摆盘式压缩机 | |
| US4026196A (en) | Device for driving a pump piston | |
| JPH0861231A (ja) | 可変容量型揺動板式圧縮機のフルストローク位置決め構造 | |
| US4644850A (en) | Fluid machine | |
| JP3205453B2 (ja) | 冷却用圧縮機 | |
| JPH08151988A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| JP3985513B2 (ja) | 回転式圧縮機 | |
| JPH09264247A (ja) | 斜板式圧縮機 | |
| CN1508437A (zh) | 唇形密封件的耐磨套筒 | |
| JPH10159723A (ja) | 斜板型圧縮機 | |
| JP2008184926A (ja) | 往復動圧縮機 | |
| JPH10148193A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| KR100748140B1 (ko) | 가변용량 사판식 압축기의 구동축 지지용 스러스트 베어링지지구조 | |
| KR900003678B1 (ko) | 기체 압축기 | |
| KR102871314B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
| KR100903060B1 (ko) | 사판식 압축기의 샤프트 지지구조 | |
| JPH09112452A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH08284820A (ja) | 揺動板式圧縮機 | |
| JPH09105376A (ja) | 可変容量型斜板式圧縮機 | |
| JP2001165041A (ja) | 斜板式圧縮機 | |
| JPH09264249A (ja) | 斜板式圧縮機 | |
| JP2025128632A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| JPS62265485A (ja) | ロ−リングピストン型回転式流体機械 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |