JPH09264337A - 組付係合部を有する鋳造部品 - Google Patents

組付係合部を有する鋳造部品

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JPH09264337A
JPH09264337A JP8076190A JP7619096A JPH09264337A JP H09264337 A JPH09264337 A JP H09264337A JP 8076190 A JP8076190 A JP 8076190A JP 7619096 A JP7619096 A JP 7619096A JP H09264337 A JPH09264337 A JP H09264337A
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JP
Japan
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insert
clutch
boss
casting
sintering
Prior art date
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Pending
Application number
JP8076190A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Aihara
雅彦 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP8076190A priority Critical patent/JPH09264337A/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インサートを焼結により高精度に仕上げ、鋳造
後の加工工程を削減する。 【解決手段】他部品との組付係合部を有し、この組付係
合部がインサート30によって形成されている組付係合
部を有する鋳造部品において、インサート30が焼結に
より形成され、このインサート30の一部の表面を鋳造
素材面に揃えて露出して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車等に
用いられる組付係合部を有する鋳造部品に関する。
【0002】
【従来の技術】組付係合部を有する鋳造部品として、例
えば多板摩擦クラッチに備えられるボスクラッチがあ
る。多板摩擦クラッチは、入力側にクラッチハウジング
が、出力側にボスクラッチが配置され、この間に複数の
摩擦板とを交互に重ねて備えられ、これらの摩擦板の摩
擦係合で動力の断続を行ない、ボスクラッチから出力軸
を介して出力される。このボスクラッチは、例えば他部
品の出力軸との組付係合部を有し、この組付係合部がイ
ンサートによって形成され、このようにボスクラッチに
よって組付係合部を有する鋳造部品が構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インサート
は、単体の鋳鉄で形成され、各平面部を旋盤加工する。
そして、鋳鉄インサートを入れてボスクラッチを鋳造
し、鋳鉄インサートの両端部を再度加工し、さらにスプ
ラインをブローチ加工によって形成しており、加工コス
トが嵩む。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、インサートを焼結により高精度に仕上げ、鋳造後
の加工工程を削減することができる組付係合部を有する
鋳造部品を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、他部品
との組付係合部を有し、この組付係合部がインサートに
よって形成されている組付係合部を有する鋳造部品にお
いて、前記インサートが焼結により形成され、このイン
サートの一部の表面を鋳造素材面に揃えて露出して構成
されることを特徴としている。インサートを焼結により
形成し、このインサートの一部の表面を鋳造素材面に揃
えて露出させ高精度に仕上げることで、鋳造後の加工工
程を削減することができる。
【0006】請求項2記載の発明は、前記鋳造部品が多
板摩擦クラッチに用いられるボスクラッチであり、前記
インサートの内周面に、前記他部品の出力軸と係合する
凹凸係合部を形成したことを特徴としている。ボスクラ
ッチは、インサートが焼結により形成され、凹凸係合部
を有することで、鋳造後の加工工程を削減することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、添付図面と共に、この発明
の組付係合部を有する鋳造部品の実施例を詳細に説明す
る。図1は多板摩擦クラッチの断面図、図2はボスクラ
ッチの平面図、図3は図2のIIIーIII線に沿う断面図、
図4は図2のIV-IV線に沿う断面図、図5はインサート
の平面図、図6は図5のVI-VI線に沿う断面図、図7は
ボスクラッチとインサートの接合部の拡大図である。
【0008】図面中、符号1はエンジンのクランク軸と
連動する入力軸で、エンジンケース2にベアリング3を
介して回動可能に支持され、端部にはプライマリギヤ4
が設けられている。入力軸1と平行して出力軸7がエン
ジンケース2にベアリング8を介して回動可能に軸支さ
れ、出力軸7の端部には湿式多板摩擦クラッチ9が備え
られ、湿式多板摩擦クラッチ9でエンジンの動力を出力
軸7を介して図示しない変速機に伝達する。湿式多板摩
擦クラッチ9のクラッチハウジング10はリベット11
を介してプライマリドリブンギヤ12にサイドプレート
13と共に固定され一体回転可能で、かつダンパスプリ
ング14により揺動可能に設けられている。
【0009】プライマリドリブンギヤ12は、プライマ
リギヤ4と噛み合い一体回転し、ダンパスプリング14
はクラッチハウジング10からボスクラッチ15への動
力伝達の際に生じる衝撃力を吸収する。
【0010】クラッチハウジング10には軸方向に所定
間隔で割溝10aが形成されており、この割溝10aに
複数枚の摩擦板17が、その外周に形成された突部17
aを係合して軸方向に摺動可能に配設されている。ボス
クラッチ15はクラッチハウジング10の内側に対向し
て配置され、このボスクラッチ15は出力軸7の端部7
aにスプライン係合され、ナット19で締付固定されて
一体回転可能になっている。出力軸7の端部とボスクラ
ッチ15との間に、ワッシャ80が介在され、またボス
クラッチ15とナット19との間には回り止めワッシャ
81が介在されている。
【0011】ボスクラッチ15には軸方向の複数の割溝
15aが形成されており、この割溝15aには複数枚の
摩擦板21が、その内周に形成されたそれぞれの凸部2
1aを係合して軸方向に摺動可能になっている。これら
の複数枚の摩擦板21は、交互に複数枚の摩擦板17と
の間に交互に重合されている。
【0012】ボスクラッチ15の中央部には適数個のボ
ス部15bが形成され、このボス部15bにプレッシャ
プレート22がその凹部22aを挿通して設けられてい
る。プレッシャプレート22の凹部22aと、ボスクラ
ッチ15のボス部15bに螺着したボルト23で固定さ
れたワッシャ24との間にスプリング25が縮設され、
このスプリング25によりプレッシャプレート22はク
ラッチ接続方向へ常に付勢されている。プレッシャプレ
ート22の押圧力で、摩擦板17,21とが摩擦係合さ
れ、クラッチハウジング10の回転力がボスクラッチ1
5に伝達され、ボスクラッチ15の回転で出力軸7が一
体に回転する。
【0013】プレッシャプレート22の中央部にはベア
リング26を介してプッシュロッド27のフランジ部2
7aが設けられている。プッシュロッド27はクラッチ
カバー90に支持され、プッシュロッド27のラック2
7bには操作軸28のピニオン28aが噛み合ってい
る。操作軸28の端部はプッシュレバー29が固定さ
れ、プッシュレバー29は図示しないワイヤを介してク
ラッチレバーに接続される。
【0014】従って、クラッチレバーを作動してプッシ
ュレバー29を介して操作軸28を回動し、これでプッ
シュロッド27が移動してクラッチ接続状態にあるプレ
ッシャプレート22をスプリング25に抗して移動して
クラッチ切り状態にする。
【0015】ボスクラッチ15は、図2乃至図7に示す
ように環状にアルミニウム合金鋳造により形成される。
このボスクラッチ15のインサート30は、ボスクラッ
チ15の鋳造前に焼結により形成されている。焼結に
は、アルミ系、鉄系、銅系及びステンレス系等がある
が、この実施例では出力軸7が鉄系で形成されるため
に、同じ鉄系を採用して出力軸7と熱膨張率を揃え、膨
張・収縮の繰り返しによるナット19の締め上げ荷重が
低下することを防止している。
【0016】インサート30は、図5及び図6に示すよ
うに、金型により筒体に形成され、フランジ部30aに
は6箇所に凸部30bを有し、ボスクラッチ15との係
合が強固になっている。インサート30の内周面にはス
プライン30cが形成され、このスプライン30cによ
って出力軸7の端部7aに一体回転可能に係合される。
【0017】ボスクラッチ15は、図3に示すようにダ
イカストの固定型Aと可動型Bとによる鋳造で形成され
る。L1はワッシャ80の外径、L2はインサート30
の端面30dの外径、L3は固定型Aのインサート30
に対向する部分A1の外径を示し、L1よりL2が大き
く、さたにL2よりL3が大きく設定され、固定型Aの
インサート30に対向する部分A1は、図4に示すよう
に矢印方向に僅かに移動可能になっている。従って、ボ
スクラッチ15の鋳造時に固定型Aのインサート30に
対向する部分A1が移動して誤差を吸収し、固定型Aと
インサート30との間に隙間が生じないようにしてイン
サート30側に溶湯がまわり込むことを防止する。
【0018】このボスクラッチ15とインサート30の
接合部は、図7(a)〜(c)の拡大図に示すように構
成することができ、図7(a)はインサート30が負の
誤差を有する場合を示し、図7(b)はインサート30
が正負の誤差がない場合を示し、図7(c)はインサー
ト30が正の誤差を有する場合を示している。
【0019】このいずれの場合も固定型Aのインサート
30に対向する部分A1の外径L3は、ワッシャ80の
外径L1、さらにインサート30の端面30dの外径L
2より大きく設定され、図7(a)または図7(c)に
示す段部100、また図7(b)に示すバリ部101が
ワッシャ80に乗り上げることなくインサート30の端
面30dに当接できるようにしている。
【0020】このようにしてボスクラッチ15とインサ
ート30が接合され、インサート30の表面の端面30
dは、ボスクラッチ15の鋳造素材面に揃えて露出させ
高精度に仕上げることで、鋳造後の加工工程を削減する
ことができる。また、ボスクラッチ15は、インサート
30が焼結により形成され、内周部30cに凹凸係合部
のスプライン30cが焼結成形時に形成されていること
で、鋳造後の加工工程を削減することができる。
【0021】
【発明の効果】前記のように、請求項1記載の発明で
は、インサートを焼結により形成し、このインサートの
一部の表面を鋳造素材面に揃えて露出させ高精度に仕上
げることで、鋳造後の加工工程を削減することができ
る。
【0022】請求項2記載の発明では、ボスクラッチの
インサートが焼結により形成され、凹凸係合部を有する
ことで、鋳造後の加工工程を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多板摩擦クラッチの断面図である。
【図2】ボスクラッチの平面図である。
【図3】図2のIIIーIII線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】インサートの平面図である。
【図6】図5のVI-VI線に沿う断面図である。
【図7】ボスクラッチとインサートの接合部の拡大図で
ある。
【符号の説明】
15 ボスクラッチ 30 インサート 30d インサート30の端面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他部品との組付係合部を有し、この組付係
    合部がインサートによって形成されている組付係合部を
    有する鋳造部品において、前記インサートが焼結により
    形成され、このインサートの一部の表面を鋳造素材面に
    揃えて露出して構成されることを特徴とする組付係合部
    を有する鋳造部品。
  2. 【請求項2】前記鋳造部品が多板摩擦クラッチに用いら
    れるボスクラッチであり、前記インサートの内周面に、
    前記他部品の出力軸と係合する凹凸係合部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の組付係合部を有する鋳造
    部品。
JP8076190A 1996-03-29 1996-03-29 組付係合部を有する鋳造部品 Pending JPH09264337A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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