JPH09264841A - 観察装置 - Google Patents
観察装置Info
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- JPH09264841A JPH09264841A JP10316396A JP10316396A JPH09264841A JP H09264841 A JPH09264841 A JP H09264841A JP 10316396 A JP10316396 A JP 10316396A JP 10316396 A JP10316396 A JP 10316396A JP H09264841 A JPH09264841 A JP H09264841A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は微細な試料を光学的に観察する観察
装置に関し、特にレーザ光を用いて鮮明な試料の画像を
得ることができる観察装置に関し、レーザ光を用いて試
料を観察する際にスペックルパターンの影響を緩和する
ことができる観察装置を提案することを目的とする。 【解決手段】 光源から発光されたレーザ光をこの光源
1と試料100との間で移動する拡散手段3を透過して
前記レーザ光を試料100に投射し、この試料100か
ら反射又は透過されるレーザ光を撮像手段で受光して試
料100を撮像するようにしているので、試料100へ
レーザ光が投射されることにより生じるスペックルパタ
ーンの影響を極力緩和できることとなり、可干渉性のレ
ーザ光を照射光として使用した場合でも試料の鮮明な画
像を観察できる。
装置に関し、特にレーザ光を用いて鮮明な試料の画像を
得ることができる観察装置に関し、レーザ光を用いて試
料を観察する際にスペックルパターンの影響を緩和する
ことができる観察装置を提案することを目的とする。 【解決手段】 光源から発光されたレーザ光をこの光源
1と試料100との間で移動する拡散手段3を透過して
前記レーザ光を試料100に投射し、この試料100か
ら反射又は透過されるレーザ光を撮像手段で受光して試
料100を撮像するようにしているので、試料100へ
レーザ光が投射されることにより生じるスペックルパタ
ーンの影響を極力緩和できることとなり、可干渉性のレ
ーザ光を照射光として使用した場合でも試料の鮮明な画
像を観察できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微細な構成等を有す
る試料を光学的に観察する観察装置に関し、特にレーザ
光を用いて鮮明な試料の画像を得ることができる観察装
置に関する。
る試料を光学的に観察する観察装置に関し、特にレーザ
光を用いて鮮明な試料の画像を得ることができる観察装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の観察装置であって磁性材
の磁区を観察する磁区観察装置として図7に示すものが
あった。この図7は従来の磁区観察装置の概略構成ブロ
ック図である。同図において従来の磁区観察装置は、レ
ーザ光を発光するヘリウム−ネオン(He-Ne)レーザ1
0と、このレーザ光を同期信号発生器81からの同期信
号に基づいて透過・遮断する同期用シャッタ8と、この
同期用シャッタ8から透過されたレーザ光を所定振動方
向の偏光として磁性材の試料100側へ出射するポララ
イザ25と、この偏光のレーザ光が試料100へ投射さ
れた後に偏光して出射される反射光の偏光度を検査する
アナライザ26と、このアナライザ26から透過される
反射光を撮像するCCDカメラ4と、このCCDカメラ
4で撮像された撮像信号を前記同期信号に基づいて画像
処理して画像信号を生成する画像処理装置45と、この
画像信号に基づいて視覚的に表示出力するディスプレイ
43とを備える構成である。この従来の磁区観察装置
は、前記試料100を載置する載置台6の近傍における
ポラライザ25及びアナライザ26の間に一対のコイル
50a、50bを各々対向させて配設し、この一対のコ
イル50a、50bに供給される励磁電流を励磁制御部
51で制御する構成である。
の磁区を観察する磁区観察装置として図7に示すものが
あった。この図7は従来の磁区観察装置の概略構成ブロ
ック図である。同図において従来の磁区観察装置は、レ
ーザ光を発光するヘリウム−ネオン(He-Ne)レーザ1
0と、このレーザ光を同期信号発生器81からの同期信
号に基づいて透過・遮断する同期用シャッタ8と、この
同期用シャッタ8から透過されたレーザ光を所定振動方
向の偏光として磁性材の試料100側へ出射するポララ
イザ25と、この偏光のレーザ光が試料100へ投射さ
れた後に偏光して出射される反射光の偏光度を検査する
アナライザ26と、このアナライザ26から透過される
反射光を撮像するCCDカメラ4と、このCCDカメラ
4で撮像された撮像信号を前記同期信号に基づいて画像
処理して画像信号を生成する画像処理装置45と、この
画像信号に基づいて視覚的に表示出力するディスプレイ
43とを備える構成である。この従来の磁区観察装置
は、前記試料100を載置する載置台6の近傍における
ポラライザ25及びアナライザ26の間に一対のコイル
50a、50bを各々対向させて配設し、この一対のコ
イル50a、50bに供給される励磁電流を励磁制御部
51で制御する構成である。
【0003】次に、前記構成に基づく従来装置の試料観
察動作について説明する。まず、磁性材である試料10
0を載置台6上に装着し、この載置台6をx軸、y軸、
z軸方向に微調整することにより前記ポラライザ25及
びアナライザ26との光軸に一致させる。このように載
置台6に試料100が装着された後に、励磁制御部51
の制御により制御された励磁電流を一対のコイル50
a、50bに供給して励磁状態とする。
察動作について説明する。まず、磁性材である試料10
0を載置台6上に装着し、この載置台6をx軸、y軸、
z軸方向に微調整することにより前記ポラライザ25及
びアナライザ26との光軸に一致させる。このように載
置台6に試料100が装着された後に、励磁制御部51
の制御により制御された励磁電流を一対のコイル50
a、50bに供給して励磁状態とする。
【0004】前記He-Neレーザ10で生成されたレーザ
光は、同期信号に基づいて同期用シャッタ8により断続
状態のレーザ光とされ、この断続状態のレーザ光がポラ
ライザ25を介して前記一対のコイル50a、50bの
励磁により誘起される磁界で磁化された試料100上に
投射される。前記ポラライザ25により出射される偏光
のレーザ光は磁化された試料100上で磁気光学的カー
効果に基づく磁気旋光現象が生じて偏光面を所定角度回
転させられることとなる。
光は、同期信号に基づいて同期用シャッタ8により断続
状態のレーザ光とされ、この断続状態のレーザ光がポラ
ライザ25を介して前記一対のコイル50a、50bの
励磁により誘起される磁界で磁化された試料100上に
投射される。前記ポラライザ25により出射される偏光
のレーザ光は磁化された試料100上で磁気光学的カー
効果に基づく磁気旋光現象が生じて偏光面を所定角度回
転させられることとなる。
【0005】この偏光面の回転は前記試料100の磁化
の程度により変化し、この所定角度偏光面が回転したレ
ーザ光をアナライザ26を介してCCDカメラ4で撮像
される。このようにして励磁制御部51の制御により試
料100の磁化率を変化させることにより、この変化し
た試料100の磁区の変化を断続状態のレーザ光で観察
できることとなる。
の程度により変化し、この所定角度偏光面が回転したレ
ーザ光をアナライザ26を介してCCDカメラ4で撮像
される。このようにして励磁制御部51の制御により試
料100の磁化率を変化させることにより、この変化し
た試料100の磁区の変化を断続状態のレーザ光で観察
できることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁区観察装置は
以上のように構成されていたことから、試料100の表
面が粗面等の凹凸を有する表面形状の磁性材等である場
合にはレーザ光の可干渉性によりスペックルパターンが
生じ、磁区画像にスペックルパターンが重畳されて磁区
模様の観察ができないという課題を有していた。また、
試料100の表面が鏡面の磁性材等である場合にもスペ
ックルパターンの影響により鮮明の磁区画像が得られな
いという課題を有する。
以上のように構成されていたことから、試料100の表
面が粗面等の凹凸を有する表面形状の磁性材等である場
合にはレーザ光の可干渉性によりスペックルパターンが
生じ、磁区画像にスペックルパターンが重畳されて磁区
模様の観察ができないという課題を有していた。また、
試料100の表面が鏡面の磁性材等である場合にもスペ
ックルパターンの影響により鮮明の磁区画像が得られな
いという課題を有する。
【0007】また、前記試料100が磁性材等以外の微
生物、動植物細胞等の観察の場合においても、可干渉の
レーザ光を光源として使用する限り、スペックルパター
ンが生じることとなり、このスペックルパターンにより
試料100の鮮明な画像が得られないこととなる。本発
明は前記課題を解消するためになされたもので、レーザ
光を用いて試料を観察する際にスペックルパターンの影
響を緩和することができる観察装置を提案することを目
的とする。
生物、動植物細胞等の観察の場合においても、可干渉の
レーザ光を光源として使用する限り、スペックルパター
ンが生じることとなり、このスペックルパターンにより
試料100の鮮明な画像が得られないこととなる。本発
明は前記課題を解消するためになされたもので、レーザ
光を用いて試料を観察する際にスペックルパターンの影
響を緩和することができる観察装置を提案することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る観察装置
は、レーザ光を発光する光源と、前記光源と試料との間
に介装されて移動し、前記レーザ光を試料側に透過して
出射する拡散手段と、前記拡散手段を介して試料にレー
ザ光が投射され、当該試料から反射又は透過されるレー
ザ光を受光して試料を撮像する手段とを備えるものであ
る。このように本発明においては、光源から発光された
レーザ光をこの光源と試料との間で移動する拡散手段を
透過して前記レーザ光を試料に投射し、この試料から反
射又は透過されるレーザ光を撮像手段で受光して試料を
撮像するようにしているので、試料へレーザ光が投射さ
れることにより生じるスペックルパターンの影響を極力
緩和できることとなり、可干渉性のレーザ光を照射光と
して使用した場合でも試料の鮮明な画像を観察できる。
は、レーザ光を発光する光源と、前記光源と試料との間
に介装されて移動し、前記レーザ光を試料側に透過して
出射する拡散手段と、前記拡散手段を介して試料にレー
ザ光が投射され、当該試料から反射又は透過されるレー
ザ光を受光して試料を撮像する手段とを備えるものであ
る。このように本発明においては、光源から発光された
レーザ光をこの光源と試料との間で移動する拡散手段を
透過して前記レーザ光を試料に投射し、この試料から反
射又は透過されるレーザ光を撮像手段で受光して試料を
撮像するようにしているので、試料へレーザ光が投射さ
れることにより生じるスペックルパターンの影響を極力
緩和できることとなり、可干渉性のレーザ光を照射光と
して使用した場合でも試料の鮮明な画像を観察できる。
【0009】また、本発明に係る観察装置は必要に応じ
て、光源が所定のタイミングに点滅させてレーザ光を発
光させると共に、当該所定のタイミングに同期して前記
撮像手段が前記試料から反射又は透過されるレーザ光を
受光して試料を撮像するものである。このように本発明
においては、レーザ光を光源から発光するタイミングで
撮像手段が試料を撮像するようにしているので、試料の
変化状態を変化の各段階における静止画像として観察す
ることもできる。
て、光源が所定のタイミングに点滅させてレーザ光を発
光させると共に、当該所定のタイミングに同期して前記
撮像手段が前記試料から反射又は透過されるレーザ光を
受光して試料を撮像するものである。このように本発明
においては、レーザ光を光源から発光するタイミングで
撮像手段が試料を撮像するようにしているので、試料の
変化状態を変化の各段階における静止画像として観察す
ることもできる。
【0010】また、本発明に係る観察装置は必要に応じ
て、拡散手段の移動度を当該移動により変化するスペッ
クルパターンの変化に前記撮像手段の撮像感度が追従で
できない範囲に設定することもできる。このように本発
明においては、拡散手段の移動に伴って変化するスペッ
クルパターンに追従できない撮像感度で撮像手段が試料
を撮像するようにしているので、撮像手段にはスペック
ルパターンが撮像されることなく静止している試料のみ
が撮像されることとなり、より鮮明な試料の画像を観察
できる。
て、拡散手段の移動度を当該移動により変化するスペッ
クルパターンの変化に前記撮像手段の撮像感度が追従で
できない範囲に設定することもできる。このように本発
明においては、拡散手段の移動に伴って変化するスペッ
クルパターンに追従できない撮像感度で撮像手段が試料
を撮像するようにしているので、撮像手段にはスペック
ルパターンが撮像されることなく静止している試料のみ
が撮像されることとなり、より鮮明な試料の画像を観察
できる。
【0011】また、本発明に係る観察装置は必要に応じ
て、拡散手段の移動が振動又は回転により行なわれるこ
ともできる。このように本発明においては、拡散手段を
振動又は回転により移動を行なうようにしているので、
振動の場合は簡略且つ小型化した装置構成が可能とな
り、また回転の場合は均一な移動速度により常に同一条
件によりレーザ光を拡散させた状態で試料側へ透過させ
てスペックルパターンの影響を均一に除去することがで
きる。
て、拡散手段の移動が振動又は回転により行なわれるこ
ともできる。このように本発明においては、拡散手段を
振動又は回転により移動を行なうようにしているので、
振動の場合は簡略且つ小型化した装置構成が可能とな
り、また回転の場合は均一な移動速度により常に同一条
件によりレーザ光を拡散させた状態で試料側へ透過させ
てスペックルパターンの影響を均一に除去することがで
きる。
【0012】また、本発明に係る観察装置は必要に応じ
て、試料が磁性体である場合に当該試料を磁化手段によ
り磁化し、当該磁化手段の磁化と前記撮像手段の撮像と
を対応付けて行なうこともできる。このように本発明に
おいては、磁性体である試料を磁化手段により磁化する
と共に、この磁化手段の磁化に対応付けて撮像手段が試
料を撮像するようにしているので、磁性体の磁化に伴う
磁区又は磁気特性の変化を磁化の程度に関連付けて観察
できる。
て、試料が磁性体である場合に当該試料を磁化手段によ
り磁化し、当該磁化手段の磁化と前記撮像手段の撮像と
を対応付けて行なうこともできる。このように本発明に
おいては、磁性体である試料を磁化手段により磁化する
と共に、この磁化手段の磁化に対応付けて撮像手段が試
料を撮像するようにしているので、磁性体の磁化に伴う
磁区又は磁気特性の変化を磁化の程度に関連付けて観察
できる。
【0013】
(本発明の第1の実施形態)以下、本発明の第1の実施
形態に係る観察装置を図1に基づいて説明する。この図
1は本実施形態に係る観察装置のブロック構成図を示
す。同図において本実施形態に係る観察装置は、レーザ
光を出射する半導体レーザ1と、このレーザ光の光路中
に磨りガラス板31が介装され、この磨りガラス板31
をバイブレータ32により振動させる拡散手段3と、こ
の磨りガラス板31の後段側に配設され、この磨りガラ
ス板31を透過したレーザ光を試料100側へビームス
プリッタ21が反射して対物レンズ22で結像照射する
と共に、この試料100から反射されたレーザ光を前記
ビームスプリッタ21が透過する光学系2と、この光学
系のビームスプリッタ21を透過されたレーザ光を受光
して試料100を撮像するCCDカメラ4とを備える構
成である。前記光学系はビームスプリッタ21により試
料100に対して同軸落射照明として構成される。前記
拡散手段3のバイブレータ32は、ボイスコイル等で形
成してスピーカ方式で磨りガラス板31を振動させる構
成とすることができる。
形態に係る観察装置を図1に基づいて説明する。この図
1は本実施形態に係る観察装置のブロック構成図を示
す。同図において本実施形態に係る観察装置は、レーザ
光を出射する半導体レーザ1と、このレーザ光の光路中
に磨りガラス板31が介装され、この磨りガラス板31
をバイブレータ32により振動させる拡散手段3と、こ
の磨りガラス板31の後段側に配設され、この磨りガラ
ス板31を透過したレーザ光を試料100側へビームス
プリッタ21が反射して対物レンズ22で結像照射する
と共に、この試料100から反射されたレーザ光を前記
ビームスプリッタ21が透過する光学系2と、この光学
系のビームスプリッタ21を透過されたレーザ光を受光
して試料100を撮像するCCDカメラ4とを備える構
成である。前記光学系はビームスプリッタ21により試
料100に対して同軸落射照明として構成される。前記
拡散手段3のバイブレータ32は、ボイスコイル等で形
成してスピーカ方式で磨りガラス板31を振動させる構
成とすることができる。
【0014】次に、前記構成に基づく本実施形態の試料
を観察する動作について説明する。まず、載置台6の上
に試料100を装着し、光源1からレーザ光を出射す
る。このレーザ光の光路上で拡散手段3はバイブレータ
32により磨りガラス板31を振動させ、この磨りガラ
ス板31を透過したレーザ光を対物レンズ22により試
料100上に結像投射する。この試料100上に投射さ
れたレーザ光が試料100上で反射し、この反射された
レーザ光が再度対物レンズ22及びビームスプリッタ2
1の光学系2を介してCCDカメラ4側に出射される。
このCCDカメラ4はビームスプリッタ21を透過した
レーザ光が受光されて試料100を撮像する。この撮像
された画像データに基づいて図示を省略するプリンタ、
CRT等の出力装置により視覚的に認識できる形式で出
力することにより試料100を観察することができる。
を観察する動作について説明する。まず、載置台6の上
に試料100を装着し、光源1からレーザ光を出射す
る。このレーザ光の光路上で拡散手段3はバイブレータ
32により磨りガラス板31を振動させ、この磨りガラ
ス板31を透過したレーザ光を対物レンズ22により試
料100上に結像投射する。この試料100上に投射さ
れたレーザ光が試料100上で反射し、この反射された
レーザ光が再度対物レンズ22及びビームスプリッタ2
1の光学系2を介してCCDカメラ4側に出射される。
このCCDカメラ4はビームスプリッタ21を透過した
レーザ光が受光されて試料100を撮像する。この撮像
された画像データに基づいて図示を省略するプリンタ、
CRT等の出力装置により視覚的に認識できる形式で出
力することにより試料100を観察することができる。
【0015】(本発明の第2の実施形態)図2は第2の
実施形態に係る観察装置のブロック構成図を示す。同図
において本実施形態に係る観察装置は、前記図1に記載
の実施形態装置と同様に半導体レーザ1、光学系2、拡
散手段3、CCDカメラ4及び載置台6を共通して備
え、構成に加え、前記半導体レーザ1の点滅タイミング
及び光強度を調整制御する発光制御部11と、前記拡散
手段3におけるバイブレータ32の振動を調整制御する
振動制御部33と、前記CCDカメラ4の撮像タイミン
グを調整制御する撮像制御部41と、前記載置部6に配
設されて磁性体の試料100を磁化させる励磁ヨーク5
と、この励磁ヨーク5に供給する励磁電流を制御する励
磁制御部51と、前記CCDカメラ4から出力される電
気信号に基づいて画像データを生成する画像処理部42
と、この画像データに基づいて表示するCRT43と、
装置全体を制御する制御演算部7とを備える構成であ
る。
実施形態に係る観察装置のブロック構成図を示す。同図
において本実施形態に係る観察装置は、前記図1に記載
の実施形態装置と同様に半導体レーザ1、光学系2、拡
散手段3、CCDカメラ4及び載置台6を共通して備
え、構成に加え、前記半導体レーザ1の点滅タイミング
及び光強度を調整制御する発光制御部11と、前記拡散
手段3におけるバイブレータ32の振動を調整制御する
振動制御部33と、前記CCDカメラ4の撮像タイミン
グを調整制御する撮像制御部41と、前記載置部6に配
設されて磁性体の試料100を磁化させる励磁ヨーク5
と、この励磁ヨーク5に供給する励磁電流を制御する励
磁制御部51と、前記CCDカメラ4から出力される電
気信号に基づいて画像データを生成する画像処理部42
と、この画像データに基づいて表示するCRT43と、
装置全体を制御する制御演算部7とを備える構成であ
る。
【0016】次に、前記構成に基づく本実施形態により
(110)[001]方位に近い方位を有する3%シリ
コン−鉄(3%Si-Fe)の試料の磁区模様を観察する動
作について説明する。まず、載置台6の上に試料100
を装着し、この装着された試料100上に磁性流体コロ
イド溶液101を滴下してカバーグラスで覆う。この状
態で制御演算部7は、発光制御部11、振動制御部3
3、励磁制御部51及び撮像制御部41に対して起動信
号を送信し、各々を同期させた状態で各々の制御を開始
させる。
(110)[001]方位に近い方位を有する3%シリ
コン−鉄(3%Si-Fe)の試料の磁区模様を観察する動
作について説明する。まず、載置台6の上に試料100
を装着し、この装着された試料100上に磁性流体コロ
イド溶液101を滴下してカバーグラスで覆う。この状
態で制御演算部7は、発光制御部11、振動制御部3
3、励磁制御部51及び撮像制御部41に対して起動信
号を送信し、各々を同期させた状態で各々の制御を開始
させる。
【0017】前記励磁制御部51から供給される励磁電
流により励磁ヨーク5が励磁され、この励磁により3%
Si-Feの試料100を磁化させる。この3%Si-Feの試料
100の磁化に伴って生ずる磁壁移動を磁性流体コロイ
ド溶液101がその磁壁位置を検出する。このように磁
性流体コロイド溶液101が所定値の励磁電流により磁
化された状態で、振動制御部33の制御によりバイブレ
ータ32を介して拡散手段3の磨りガラス板31を振動
させ、発光制御部11の制御により半導体レーザ1を所
定のタイミングで発光させてこの発光されたレーザ光を
振動される磨りガラス板31及び光学系2を介して磁性
流体コロイド溶液101に同軸落射照明方式で投射す
る。このレーザ光が磁化により磁区模様が形成された磁
性流体コロイド溶液101に投射されると、この反射に
よるレーザ光が対物レンズ22を介して光学系2に入射
する。
流により励磁ヨーク5が励磁され、この励磁により3%
Si-Feの試料100を磁化させる。この3%Si-Feの試料
100の磁化に伴って生ずる磁壁移動を磁性流体コロイ
ド溶液101がその磁壁位置を検出する。このように磁
性流体コロイド溶液101が所定値の励磁電流により磁
化された状態で、振動制御部33の制御によりバイブレ
ータ32を介して拡散手段3の磨りガラス板31を振動
させ、発光制御部11の制御により半導体レーザ1を所
定のタイミングで発光させてこの発光されたレーザ光を
振動される磨りガラス板31及び光学系2を介して磁性
流体コロイド溶液101に同軸落射照明方式で投射す
る。このレーザ光が磁化により磁区模様が形成された磁
性流体コロイド溶液101に投射されると、この反射に
よるレーザ光が対物レンズ22を介して光学系2に入射
する。
【0018】このレーザ光が入射した光学系2はビーム
スプリッタ21によりCCDカメラ4へ導き、このCC
Dカメラ4で電気信号に変換されて画像処理部42で画
像信号が形成され、この画像信号がCRT43に入力さ
れて視覚的に表示される。このようにして励磁制御部5
1により励磁電流を制御することにより3%Si-Feの試
料100と磁性流体コロイド溶液101との磁化の程度
に応じてCCDカメラ4を駆動させ、このCCDカメラ
4により各磁化程度に対応する磁区模様をCRT43に
表示させて観察することができる。
スプリッタ21によりCCDカメラ4へ導き、このCC
Dカメラ4で電気信号に変換されて画像処理部42で画
像信号が形成され、この画像信号がCRT43に入力さ
れて視覚的に表示される。このようにして励磁制御部5
1により励磁電流を制御することにより3%Si-Feの試
料100と磁性流体コロイド溶液101との磁化の程度
に応じてCCDカメラ4を駆動させ、このCCDカメラ
4により各磁化程度に対応する磁区模様をCRT43に
表示させて観察することができる。
【0019】図3ないし図5は本実施例により観察され
る磁性流体コロイド溶液101の磁区模様を示す図面に
代用される各顕微鏡写真である。この各顕微鏡写真を観
察するに当たって出力光波長が691.1mm、出射光
出力が12.6mwとして半導体レーザ1からレーザ光
を出射するものとする。この図3において拡散手段3の
振動数が正弦波100Hzで磨りガラス板31を振動さ
せた場合であり、磁性流体コロイド溶液101の顕微鏡
写真は表面還流磁区及び180°磁壁が、スペックルパ
ターンが全く表われることなく極めて良好に観察するこ
とができることが解る。前記図4においては拡散手段3
の振動数が正弦波10Hzで磨りガラス板31を振動さ
せた場合であり、磁性流体コロイド溶液101の顕微鏡
写真は表面還流磁区及び180°磁壁がスペックルパタ
ーンの出現もほとんどなく良好に観察することができる
ことが解る。また、前記図5において拡散手段3が設け
られない前記従来技術と同様な場合であり、磁性流体コ
ロイド溶液101の顕微鏡写真は高密度のスペックルパ
ターンが出現し、このスペックルパターンにより磁区像
の観察が不可能となっていることが解る。即ち、前記振
動させた磨りガラス板31をレーザ光の光路中に介在さ
せるない図5に対して、磨りガラス板31をレーザ光の
光路中に介装させる図3及び図4の場合は可干渉性のレ
ーザ光により磁性材である鋼板の試料100からの反射
光で生じるスペックルパターンの影響を緩和してCCD
カメラ4で磁区模様を撮像できることが解る。このよう
にスペックルパターンの影響を受けることなく試料10
0の表面形状、例えば磁性材の場合には磁区模様を鮮明
の画像で観察できることとなる。
る磁性流体コロイド溶液101の磁区模様を示す図面に
代用される各顕微鏡写真である。この各顕微鏡写真を観
察するに当たって出力光波長が691.1mm、出射光
出力が12.6mwとして半導体レーザ1からレーザ光
を出射するものとする。この図3において拡散手段3の
振動数が正弦波100Hzで磨りガラス板31を振動さ
せた場合であり、磁性流体コロイド溶液101の顕微鏡
写真は表面還流磁区及び180°磁壁が、スペックルパ
ターンが全く表われることなく極めて良好に観察するこ
とができることが解る。前記図4においては拡散手段3
の振動数が正弦波10Hzで磨りガラス板31を振動さ
せた場合であり、磁性流体コロイド溶液101の顕微鏡
写真は表面還流磁区及び180°磁壁がスペックルパタ
ーンの出現もほとんどなく良好に観察することができる
ことが解る。また、前記図5において拡散手段3が設け
られない前記従来技術と同様な場合であり、磁性流体コ
ロイド溶液101の顕微鏡写真は高密度のスペックルパ
ターンが出現し、このスペックルパターンにより磁区像
の観察が不可能となっていることが解る。即ち、前記振
動させた磨りガラス板31をレーザ光の光路中に介在さ
せるない図5に対して、磨りガラス板31をレーザ光の
光路中に介装させる図3及び図4の場合は可干渉性のレ
ーザ光により磁性材である鋼板の試料100からの反射
光で生じるスペックルパターンの影響を緩和してCCD
カメラ4で磁区模様を撮像できることが解る。このよう
にスペックルパターンの影響を受けることなく試料10
0の表面形状、例えば磁性材の場合には磁区模様を鮮明
の画像で観察できることとなる。
【0020】(本発明の第3の実施形態)図6は本発明
の第3の実施形態に係る磁気光学的カー効果(Kerr Eff
ect)を利用した観察装置の構成ブロック図である。同
図において本実施形態に係る観察装置は、前記図7に記
載の従来装置と同様にHe-Neレーザ10(図6において
は半導体レーザに相当)ポラライザ25、アナライザ2
6、CCDカメラ4、画像処理装置45(図6において
は画像処理部42及び制御演算部7に相当)、一対のコ
イル50a、50b、ディスプレイ43(図6において
はCRT43に相当)及び載置台6を共通して備え、こ
の構成に加え、前記ポラライザ25と試料100との間
に拡散手段3を介装する構成である。前記半導体レーザ
1は発光制御部11により発光制御され、一対のコイル
50a、50bは励磁制御部51により励磁制御され、
またCCDカメラ4は撮像制御部41のより駆動制御さ
れ、この発光制御部11、励磁制御部51及び撮像制御
部41が各々制御演算部7により制御される構成であ
る。
の第3の実施形態に係る磁気光学的カー効果(Kerr Eff
ect)を利用した観察装置の構成ブロック図である。同
図において本実施形態に係る観察装置は、前記図7に記
載の従来装置と同様にHe-Neレーザ10(図6において
は半導体レーザに相当)ポラライザ25、アナライザ2
6、CCDカメラ4、画像処理装置45(図6において
は画像処理部42及び制御演算部7に相当)、一対のコ
イル50a、50b、ディスプレイ43(図6において
はCRT43に相当)及び載置台6を共通して備え、こ
の構成に加え、前記ポラライザ25と試料100との間
に拡散手段3を介装する構成である。前記半導体レーザ
1は発光制御部11により発光制御され、一対のコイル
50a、50bは励磁制御部51により励磁制御され、
またCCDカメラ4は撮像制御部41のより駆動制御さ
れ、この発光制御部11、励磁制御部51及び撮像制御
部41が各々制御演算部7により制御される構成であ
る。
【0021】次に、前記構成に基づく本実施例装置の試
料観察動作について説明する。まず、磁性材である試料
100を載置台6上に装着し、この載置台6をx軸、y
軸、z軸方向に微調整することにより前記ポラライザ2
5及びアナライザ26との光軸に一致させる。このよう
に載置台6に試料100が装着された後に、励磁制御部
51の制御により制御された励磁電流を一対のコイル5
0a、50bに供給して励磁状態とし、前記拡散手段3
の振動を開始させる。
料観察動作について説明する。まず、磁性材である試料
100を載置台6上に装着し、この載置台6をx軸、y
軸、z軸方向に微調整することにより前記ポラライザ2
5及びアナライザ26との光軸に一致させる。このよう
に載置台6に試料100が装着された後に、励磁制御部
51の制御により制御された励磁電流を一対のコイル5
0a、50bに供給して励磁状態とし、前記拡散手段3
の振動を開始させる。
【0022】前記半導体レーザ1は、発光制御部11の
発光制御により所定周期の断続状態のレーザ光として射
出され、この断続状態のレーザ光がポラライザ25で所
定偏光角度に偏った偏光とされて前記拡散手段3を透過
する。この拡散手段3を透過した偏光のレーザ光は、前
記一対のコイル50a、50bの励磁により誘起される
磁界で磁化された試料100上に投射される。この偏光
のレーザ光は磁化された試料100上で磁気光学的カー
効果に基づく磁気旋光現象が生じて偏光面を所定角度回
転させられることとなる。
発光制御により所定周期の断続状態のレーザ光として射
出され、この断続状態のレーザ光がポラライザ25で所
定偏光角度に偏った偏光とされて前記拡散手段3を透過
する。この拡散手段3を透過した偏光のレーザ光は、前
記一対のコイル50a、50bの励磁により誘起される
磁界で磁化された試料100上に投射される。この偏光
のレーザ光は磁化された試料100上で磁気光学的カー
効果に基づく磁気旋光現象が生じて偏光面を所定角度回
転させられることとなる。
【0023】この偏光面の回転は前記試料100の磁化
の程度により変化し、この所定角度偏光面が回転したレ
ーザ光をアナライザ26を介してCCDカメラ4で撮像
され、この撮像されて得られる電気信号を画像処理部4
2で画像信号を生成してCRT43に表示する。このよ
うにして励磁制御部51の制御により試料100の磁化
率を変化させることにより、この変化した試料100の
磁区の動的変化をスペックルパターンの影響を受けるこ
となく断続状態のレーザ光により、磁区模様の変化の各
段階毎に鮮明な静止画像で観察できることとなる。
の程度により変化し、この所定角度偏光面が回転したレ
ーザ光をアナライザ26を介してCCDカメラ4で撮像
され、この撮像されて得られる電気信号を画像処理部4
2で画像信号を生成してCRT43に表示する。このよ
うにして励磁制御部51の制御により試料100の磁化
率を変化させることにより、この変化した試料100の
磁区の動的変化をスペックルパターンの影響を受けるこ
となく断続状態のレーザ光により、磁区模様の変化の各
段階毎に鮮明な静止画像で観察できることとなる。
【0024】(本発明のその他の実施形態)前記各実施
形態の観察装置における拡散手段3は磨りガラス板31
を振動させる構成としたが、所定の周速度で磨りガラス
板31等の散乱又は拡散部材を回動させることにより拡
散手段3を構成することもできる。また、この拡散手段
3の振動・回動等の移動度は、この移動度により変化す
るスペックルパターンの変化にCCDカメラ4等の撮像
手段の撮像感度が追従できない範囲で設定することもで
きる。このスペックルパターンの変化に追従できない撮
像感度は、撮像手段がCCDカメラ4の場合には光強度
に比例して各ポテンシャル井戸に蓄積された電荷をシフ
トレジスタにより移動させる速度を所定値に制御するこ
とに設定し、また撮像手段が現像写真フィルムカメラの
場合にはカメラの露光時間又は写真フィルムの感度によ
り設定することもできる。
形態の観察装置における拡散手段3は磨りガラス板31
を振動させる構成としたが、所定の周速度で磨りガラス
板31等の散乱又は拡散部材を回動させることにより拡
散手段3を構成することもできる。また、この拡散手段
3の振動・回動等の移動度は、この移動度により変化す
るスペックルパターンの変化にCCDカメラ4等の撮像
手段の撮像感度が追従できない範囲で設定することもで
きる。このスペックルパターンの変化に追従できない撮
像感度は、撮像手段がCCDカメラ4の場合には光強度
に比例して各ポテンシャル井戸に蓄積された電荷をシフ
トレジスタにより移動させる速度を所定値に制御するこ
とに設定し、また撮像手段が現像写真フィルムカメラの
場合にはカメラの露光時間又は写真フィルムの感度によ
り設定することもできる。
【0025】前記各実施形態の観察装置においては試料
100にレーザ光を投射し、この反射光に基づいて試料
100を観察する構成としたが、試料100にレーザ光
を投射し、この透過光に基づいて試料100を観察する
構成とすることもできる。この透過光を観察する場合に
おいて図6に示すような試料100における磁性体の磁
区模様等は、ファラデー効果に基づく磁気旋光現象を観
察することとなる。また、前記各実施形態の観察装置に
おいては試料100を磁性体の磁区模様を例に挙げて説
明したが、微生物の細胞組織等を試料100として観察
することもできる。
100にレーザ光を投射し、この反射光に基づいて試料
100を観察する構成としたが、試料100にレーザ光
を投射し、この透過光に基づいて試料100を観察する
構成とすることもできる。この透過光を観察する場合に
おいて図6に示すような試料100における磁性体の磁
区模様等は、ファラデー効果に基づく磁気旋光現象を観
察することとなる。また、前記各実施形態の観察装置に
おいては試料100を磁性体の磁区模様を例に挙げて説
明したが、微生物の細胞組織等を試料100として観察
することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明においては、光源か
ら発光されたレーザ光をこの光源と試料との間で移動す
る拡散手段を透過して前記レーザ光を試料に投射し、こ
の試料から反射又は透過されるレーザ光を撮像手段で受
光して試料を撮像するようにしているので、試料へレー
ザ光が投射されることにより生じるスペックルパターン
の影響を極力緩和できることとなり、可干渉性のレーザ
光を照射光として使用した場合でも試料の鮮明な画像を
観察できるという効果を奏する。また、本発明において
は、レーザ光を光源から発光するタイミングで撮像手段
が試料を撮像するようにしているので、試料の変化状態
を変化の各段階における静止画像として観察することも
できるという効果を有する。また本発明においては、拡
散手段の移動に伴って変化するスペックルパターンに追
従できない撮像感度で撮像手段が試料を撮像するように
しているので、撮像手段にはスペックルパターンが撮像
されることなく静止している試料のみが撮像されること
となり、より鮮明な試料の画像を観察できるという効果
を有する。また、本発明においては、拡散手段を振動又
は回転により移動を行なうようにしているので、振動の
場合は簡略且つ小型化した装置構成が可能となり、また
回転の場合は均一な移動速度により常に同一条件により
レーザ光を拡散させた状態で試料側へ透過させてスペッ
クルパターンの影響を均一に除去することができるとい
う効果を有する。また、本発明においては、磁性体であ
る試料を磁化手段により磁化すると共に、この磁化手段
の磁化に対応付けて撮像手段が試料を撮像するようにし
ているので、磁性体の磁化に伴う磁区又は磁気特性の変
化を磁化の程度に関連付けて観察できるという効果を有
する。
ら発光されたレーザ光をこの光源と試料との間で移動す
る拡散手段を透過して前記レーザ光を試料に投射し、こ
の試料から反射又は透過されるレーザ光を撮像手段で受
光して試料を撮像するようにしているので、試料へレー
ザ光が投射されることにより生じるスペックルパターン
の影響を極力緩和できることとなり、可干渉性のレーザ
光を照射光として使用した場合でも試料の鮮明な画像を
観察できるという効果を奏する。また、本発明において
は、レーザ光を光源から発光するタイミングで撮像手段
が試料を撮像するようにしているので、試料の変化状態
を変化の各段階における静止画像として観察することも
できるという効果を有する。また本発明においては、拡
散手段の移動に伴って変化するスペックルパターンに追
従できない撮像感度で撮像手段が試料を撮像するように
しているので、撮像手段にはスペックルパターンが撮像
されることなく静止している試料のみが撮像されること
となり、より鮮明な試料の画像を観察できるという効果
を有する。また、本発明においては、拡散手段を振動又
は回転により移動を行なうようにしているので、振動の
場合は簡略且つ小型化した装置構成が可能となり、また
回転の場合は均一な移動速度により常に同一条件により
レーザ光を拡散させた状態で試料側へ透過させてスペッ
クルパターンの影響を均一に除去することができるとい
う効果を有する。また、本発明においては、磁性体であ
る試料を磁化手段により磁化すると共に、この磁化手段
の磁化に対応付けて撮像手段が試料を撮像するようにし
ているので、磁性体の磁化に伴う磁区又は磁気特性の変
化を磁化の程度に関連付けて観察できるという効果を有
する。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る観察装置のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る観察装置のブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図3】図2に記載の観察装置により撮像された磁区模
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
【図4】図2に記載の観察装置により撮像された磁区模
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
【図5】図2に記載の観察装置により撮像された磁区模
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
【図6】図2に記載の観察装置により撮像された磁区模
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
様を示す図面代用の顕微鏡写真である。
【図7】従来の磁区観察装置のブロック構成図である。
1 光源 2 光学系 3 拡散手段 4 CCDカメラ 5 励磁ヨーク 6 載置台 7 制御演算部 8 同期用シャッタ 10 He-Neレーザ 11 発光制御部 21 ビームスプリッタ 22 対物レンズ 25 ポラライザ 26 アナライザ 31 磨りガラス板 32 バイブレータ 33 振動制御部 41 撮像制御部 42 画像処理部 43 ディスプレイ 45 画像処理装置 50a、50b コイル 51 励磁制御部 81 同期信号発生器 100 試料 101 磁性流体コロイド溶液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上川 秀哲 福岡県北九州市八幡西区自由ヶ丘1−8 九州共立大学工学部内
Claims (5)
- 【請求項1】 レーザ光を発光する光源と、 前記光源と試料との間に介装されて移動し、前記レーザ
光を試料側に透過して出射する拡散手段と、 前記拡散手段を介して試料にレーザ光が投射され、当該
試料から反射又は透過されるレーザ光を受光して試料を
撮像する手段とを備えることを特徴とする観察装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の観察装置におい
て、 前記光源が所定のタイミングに点滅させてレーザ光を発
光させると共に、当該所定のタイミングに同期して前記
撮像手段が前記試料から反射又は透過されるレーザ光を
受光して試料を撮像することを特徴とする観察装置。 - 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の観察装置に
おいて、 前記拡散手段の移動度を当該移動により変化するスペッ
クルパターンの変化に前記撮像手段の撮像感度が追従で
できない範囲に設定することを特徴とする観察装置。 - 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
の観察装置において、 前記拡散手段の移動が振動又は回転により行なわれるこ
とを特徴とする観察装置。 - 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
の観察装置において、 前記試料が磁性体である場合に当該試料を磁化手段によ
り磁化し、当該磁化手段の磁化と前記撮像手段の撮像と
を対応付けて行なうことを特徴とする観察装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316396A JPH09264841A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316396A JPH09264841A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 観察装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09264841A true JPH09264841A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14346848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10316396A Pending JPH09264841A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 観察装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09264841A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004506187A (ja) * | 2000-08-07 | 2004-02-26 | ディジタル カラー メジャメント リミテッド | 色合わせシステム |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP10316396A patent/JPH09264841A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004506187A (ja) * | 2000-08-07 | 2004-02-26 | ディジタル カラー メジャメント リミテッド | 色合わせシステム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040701 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |