JPH09265110A - アクティブマトリックスパネル - Google Patents

アクティブマトリックスパネル

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Publication number
JPH09265110A
JPH09265110A JP7340196A JP7340196A JPH09265110A JP H09265110 A JPH09265110 A JP H09265110A JP 7340196 A JP7340196 A JP 7340196A JP 7340196 A JP7340196 A JP 7340196A JP H09265110 A JPH09265110 A JP H09265110A
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JP
Japan
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wiring
thin film
film transistor
static electricity
protection means
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Application number
JP7340196A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tada
正浩 多田
Shiyuuichi Uchikoga
修一 内古閑
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、電極パッドに直接サージ電圧が印加さ
れた場合に、静電気保護手段では薄膜トランジスタの特
性を保護することは出来なかった。 【解決手段】アドレス配線41と信号配線42とが交差
する点には、薄膜トランジスタ43が接続される。アド
レス配線41と信号配線42には、薄膜トランジスタ4
3に電圧を印加する電極パッド44、45が設けられ、
その間に静電気を緩和するショートリング46が配置さ
れる。ショートリング46と、信号配線42とは、静電
気保護手段47を介して接続される。信号配線42上の
点Bとショートリング46上の点Cとの間には、コンデ
ンサ54が接続される。信号配線42上の点Aと点Bと
の間には、抵抗52が挿入される。この様な構成によ
り、サージ電圧による電流を静電気保護手段47と抵抗
52、コンデンサ54との所定の時定数にすることで、
薄膜トランジスタ43の特性を劣化させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
ックスパネルに係り、特に静電気保護手段が設けられた
アクティブマトリックスパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ノートブックタイプのパーソナルコ
ンピュータの販売台数は急速に増加しており、それと合
わせてマイクロプロセッサの高性能化、ディスプレイの
カラー化を始めとする高性能化が急速に進んでいる。
【0003】現在ノートブックタイプのパーソナルコン
ピュータのディスプレイとしては、白黒及びカラーの液
晶表示装置として液晶ディスプレイLCD(Liquid Crys
talDisplay)が使用されている。LCDは低消費電力を
特徴としている。
【0004】しかし、液晶表示装置を構成する物質の大
半は絶縁物であるため、液晶表示装置の製造工程中に静
電気が蓄積され、蓄積された静電気が液晶表示装置内で
放電する可能性がある。
【0005】また、トランジスタを各画素のスイッチン
グ素子としてマトリックス状に配列するアクティブマト
リックスパネル型の液晶表示装置では、静電気が画質を
著しく劣化させる原因となる。
【0006】また、画素に印加される電圧を制御するた
めに、導電性配線からなるアドレス配線と信号配線とが
絶縁物を介して格子状に配置される。そのため静電気に
よりアドレス配線と信号配線との間の電位差が大きくな
ると、アドレス配線と信号配線との間に設けられる絶縁
膜が破壊されるといった問題が生じる。
【0007】絶縁膜が破壊されると、アドレス配線と信
号配線との間がショートし、アドレス配線と信号配線と
に与えられる信号が正確にトランジスタに伝達されず、
画素の電圧制御が行えず、液晶表示装置に点欠陥や線欠
陥等が生じ画質が著しく劣化することになる。
【0008】また、アドレス配線間や信号配線間あるい
はアドレス配線と信号配線との間に生じた静電気による
電位差は、薄膜トランジスタ間のショートやトランジス
タ等の素子特性を劣化させ、点欠陥や線欠陥等をもたら
し、画質を劣化させていた。
【0009】上述される様な問題に対して、従来以下の
様な構成によって、静電気による問題を解消していた。
以下、従来のアクティブマトリックスパネルの構成につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0010】図8は、アクティブマトリックスパネルの
回路図である。複数のアドレス配線11と複数の信号配
線12とがマトリックス状に配置される。アドレス配線
11と信号配線12との交点には、画素を制御するスイ
ッチング素子として薄膜トランジスタ13(Thin Film T
ransistor)が接続される。アドレス配線11あるいは信
号配線12の終端には、薄膜トランジスタ13に電力を
供給する電極パッド14、15が設けられる。薄膜トラ
ンジスタ13が配置される表示領域と電極パッド14、
15との間には、導電性の配線で形成されるショートリ
ング16が設けられる。ショートリング16とアドレス
配線11あるいは信号配線12とは、静電気保護手段1
7を介して接続される。
【0011】この様な構成からなるアクティブマトリッ
クスパネルの動作について説明する。電極パッド14、
15からアドレス配線11あるいは信号配線12を介し
て薄膜トランジスタ13に、所定の電圧が印加され、印
加された電圧によって薄膜トランジスタ13を動作させ
画素を制御し、液晶表示装置に所望の図柄を表示する。
ここで、液晶表示装置の製造装置とアクティブマトリッ
クスパネルとの間の摩擦や剥離帯電によって、表示領域
内に電位差が発生したとする。
【0012】具体的には、アドレス配線11aとアドレ
ス配線11bとの間に電位差が生じることになる。この
電位差は、経路18(アドレス配線11a→静電気保護
手段17→ショートリング16→静電気保護手段17→
アドレス配線11b)に示される通路を通り緩和され、
薄膜トランジスタ13の静電破壊を防止する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な構成からなるアクティブマトリックスパネルでは、
アクティブマトリックスパネル外部との静電気による放
電で電極パッドに直接サージ電圧が印加された場合、静
電気保護手段では完全に薄膜トランジスタを保護するこ
とができないという問題があった。
【0014】また、静電気が直接電極パッドに印加され
るのは、液晶表示装置の基板周辺と液晶表示装置を製造
する製造装置の基板との間に電位差が発生した場合であ
り、この電位差により液晶表示装置の基板端に設けられ
た導電性を持つ電極パッドに静電放電が生じる。
【0015】アドレス配線や信号配線へ電力を供給する
電極パッドにサージ電圧が印加されると、薄膜トランジ
スタ等で構成される表示領域内にも影響を及ぼす。これ
は、サージ電圧がアドレス配線や信号配線に、駆動波形
を印加する代わりに短時間ながら高電圧のパルスを印加
することと同一である。すると信号配線やアドレス配線
を通って薄膜トランジスタにも高電圧のパルスが印加さ
れることになり、アドレス配線と信号配線との間の層間
ショートや薄膜トランジスタ内での層間ショートを起こ
すといった問題があった。
【0016】また、電極パッドで静電放電が生じた場合
には、上述した層間ショートが発生しない様な弱いサー
ジ電圧でも液晶表示装置の表示欠陥が発生することもあ
る。薄膜トランジスタは短時間であっても高電圧が印加
されたり、層間ショートが発生しない弱い静電放電で
も、電気的なストレスによって、薄膜トランジスタの特
性が変化し、画素の電圧制御を困難にするといった問題
もあった。
【0017】具体的には、サージ電圧がアドレス配線あ
るいは信号配線の電極パッドに印加されると、薄膜トラ
ンジスタのしきい値電圧が変動し画素に十分な電圧を与
えることができなくなり、その結果表示欠陥となる。
【0018】したがって、静電気保護手段は、アドレス
配線間や信号配線間あるいは信号配線とアドレス配線と
の間の不均一な電位差をなくすことはできるが、電極パ
ッドからの静電気により生じる電位差をなくし均一の電
圧にすることは困難である。
【0019】また、蓄積された静電気により発生するサ
ージ電圧が、直接電極パッドに印加される場合には、液
晶表示装置を構成する薄膜トランジスタの特性を劣化さ
せることなく、十分に短い時間でアドレス配線間や信号
配線間あるいはアドレス配線と信号線との間の電位差を
なくすことは困難である。
【0020】そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑み
てなされたもので、静電気によるサージ電圧が、信号配
線やアドレス配線に接続される電極パッドに印加された
場合でも、薄膜トランジスタの特性を劣化させず、長期
間劣化することのない安定した薄膜トランジスタの特性
を持つアクティブマトリックスパネルの提供を目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、液晶を駆動するマトリックス状に配置
された複数の画素と、前記画素に接続され、前記画素の
スイッチングを行う複数のスイッチング素子と、前記ス
イッチング素子のソース電極あるいはドレイン電極に接
続される複数の信号配線と、前記スイッチング素子のゲ
ート電極に接続され、前記信号配線と交差して配置され
る複数のアドレス配線と、前記アドレス配線に接続さ
れ、前記ソース電極あるいはドレイン電極に電圧を印加
する第1の電極パッドと、前記信号配線に接続され、前
記ゲート電極に電圧を印加する第2の電極パッドと、前
記信号配線あるいは前記アドレス配線の内少なくともど
ちらか一方に一端が接続され、他端が補助配線に接続さ
れる第1静電気保護手段と、前記第1静電気保護手段と
並列に接続され、前記第1静電気保護手段の時定数より
大きな時定数を持つ第2静電気保護手段とから構成され
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明していく。図1は、アクティブマトリッ
クスパネルの第1実施例の回路図で、図2はアクティブ
マトリックスパネルの第1実施例に係る第1静電気保護
手段の回路図で、図3は、アクティブマトリックスパネ
ルの第1実施例に係る第1静電気保護手段及び第2静電
気保護手段周辺の回路図で、図4は、パラメータ(R2
・C2/R1・C1)と薄膜トランジスタのしきい値と
の関係を示すグラフで、図5は薄膜トランジスタ及び補
助容量の断面図で、図6は、アクティブマトリックスパ
ネルの第1実施例に係る第1静電気保護手段及び第2静
電気保護手段周辺の平面図である。
【0023】アドレス配線41と信号配線42とは互い
に直交するマトリックス状に配置される。アドレス配線
41と信号配線42とが交差する点には、スイッチング
素子として薄膜トランジスタ43(スイッチング素子)
が接続される。アドレス配線41と信号配線42との電
気的な接続がない部分には絶縁物が設けられ、アドレス
配線41と信号配線42とのショートを防いでいる。薄
膜トランジスタ43には、液晶表示を行う画素40が接
続される。アドレス配線41と信号配線42との終端に
は、薄膜トランジスタ43に駆動用の電圧を印加する電
極パッド44(第1電極パッド)、45(第2電極パッ
ド)が設けられる。画素40と薄膜トランジスタ43と
が配置される液晶表示領域と、電極パッド44、45と
の間には、液晶表示領域におこる静電気を緩和するため
に、導電性を持つショートリング46(補助配線)が配
置される。ショートリング46と、信号配線42とは、
静電気保護手段47(第1静電気保護手段)を介して接
続される。静電気保護手段47の一端は、アドレス配線
41あるいは信号配線42の点A(ノードA)に、他端
はショートリング46の所定の位置に接続される。ま
た、ショートリング46とアドレス配線41とは静電気
保護手段47を介して接続される。静電気保護手段47
の一端は、信号配線42の点A(ノードA)に、他端は
ショートリング46の所定の位置に接続される。
【0024】また、信号配線42上の点B(ノードB)
とショートリング46上の点C(ノードC)との間に
は、コンデンサ54(第2静電気保護手段、蓄電素子)
が接続される。コンデンサ54の容量はC2である。ま
た、信号配線42上の点A(ノードA)と点B(ノード
B)との間には、抵抗52(第2静電気保護手段)が挿
入される。抵抗52の抵抗値はR2である。
【0025】次に、図2を参照して静電気保護手段47
とその周辺の回路構成について説明する。静電気保護手
段47は、nチャネルエンハンスメント型トランジスタ
12(a)とnチャネルエンハンスメント型トランジス
タ12(b)とから構成される。トランジスタ12
(a)のソース電極(あるいはドレイン電極)とトラン
ジスタ12(b)のドレイン電極(あるいはソース電
極)とを接続し、互いのゲート電圧を、相異なるソース
電極あるいはドレイン電極に接続する回路である。この
構成によると、しきい値電圧前後で高いオンオフ比を得
ることができる。また、トランジスタ12(a)、12
(b)には、容量値C1の既存コンデンサ110
(a)、110(b)が内部容量としてある。また、n
チャネルエンハンスメント型トランジスタ12(a)、
12(b)の一端は、配線抵抗104(a)、104
(b)、109を介してアースされ、他端はノードAに
配線抵抗100、101(a)、101(b)を介して
接続される。ノードBとノードCとの間に接続される容
量C2のコンデンサ54は、ショートリング46を介し
てアースされる。ここで、配線抵抗100、101
(a)、104(a)、109の抵抗値の総和をR1と
する。また、配線抵抗100、101(b)、104
(b)、109の抵抗値の総和をR1とする。電極パッ
ド45側のノードAとノードBとの間には抵抗値R2な
る抵抗52が挿入される。
【0026】仮に、電極パッド45から印加される電圧
が正であれば、トランジスタ12(a)が導通し、電圧
が負であれば、トランジスタ12(b)が導通する。前
述した静電気保護手段47の構成とは異なる構成例を図
3を参照して説明する。
【0027】まず、図3(a)の構成は、2つのダイオ
ードを互いに逆向きに並列に接続した回路である。この
構成によると、薄膜トランジスタ43のスイッチング速
度を速くできる。
【0028】また、図3(b)の構成は、抵抗とコンデ
ンサとを直列に接続した回路である。この構成による
と、静電気保護手段47の構成が簡潔になり製造コスト
を低減させる。
【0029】この様な構成をする静電気保護手段47及
び抵抗52及びコンデンサ54に、電極パッド45から
サージ電圧が印加された場合は、時定数R1・C1で与
えられる時間の遅れを伴って所定のトランジスタが導通
される。ノードBの電圧は、サージ電圧による電流がコ
ンデンサ54を介して放電されるため、時定数R2・C
2で立ち上がる。時定数R2・C2とR1・C1との関
係を式(1)の様にする。
【0030】
【数1】R2・C2>R1・C1…(1) 式(1)に示される関係にすれば、トランジスタ12
(a)あるいは12(b)が導通するまでの間、ノード
Bの電圧を低く保つことができるため、サージ電圧によ
る画素40を構成する薄膜トランジスタ43の特性の劣
化を減少させることができる。
【0031】ここで、図4を参照してサージ電圧と薄膜
トランジスタ43との関係について説明する。信号配線
42の電極パッド45に500[V]のサージ電圧を印
加し、その電極パッド45に一番近い薄膜トランジスタ
43のしきい値電圧の変化を、パラメータを(R2・C
2/R1・C1)として示す。
【0032】パラメータ(R2・C2/R1・C1)>
1の範囲を見ても明らかな様に、しきい値の変動量はほ
とんど見られない。この様な関係にパラメータを設定す
れば、しきい値の変動量を少なくすることができる。つ
まり、薄膜トランジスタ43に電気的なストレスを与え
ることなく、安定した特性を常に得ることができる。
【0033】次に、薄膜トランジスタ43とコンデンサ
54との積層構造について図5を参照して説明する。ガ
ラス基板61上には、ゲート電極62、キャパシタ電極
72が形成される。ゲート電極62、キャパシタ電極7
2を覆う様にゲート絶縁膜63、キャパシタ絶縁膜73
が設けられる。ゲート電極62は、アドレス配線41と
接続される。また、キャパシタ電極72は、ショートリ
ング46に接続される。
【0034】コンデンサ54は、薄膜トランジスタ43
と同一工程で制作される。以下、薄膜トランジスタ43
の構成について説明する。ゲート絶縁膜63上には、i
型半導体からなる活性層64が配置され、活性層64上
にはソース領域とドレイン領域とチャネル領域とが形成
される。活性層64上には薄膜トランジスタ43のチャ
ネル領域となる絶縁体からなるチャネル保護膜65が形
成される。またソース領域及びドレイン領域に対応し
て、活性層64とチャネル保護膜65とに接触し、n+
型半導体からなるコンタクト層66a、66bが互いに
所定の間隔を持って設けられる。コンタクト層66aと
活性層64とに接触してソース電極67aあるいはドレ
イン電極67bが形成される。また、コンタクト層66
bと活性層64とに接触してソース電極67aあるいは
ドレイン電極67bが設けられる。図5中では、ソース
電極67aに画素電極68が接続され、ドレイン電極6
7bに信号配線42が接続される。
【0035】また、トランジスタ12(a)、12
(b)も薄膜トランジスタ43と同一工程で製作され
る。次に、コンデンサ54の構成について説明する。
【0036】キャパシタ絶縁膜73上には、i型半導体
74とn+半導体76とが積層される。i型半導体74
とn+半導体76とを覆う様にキャパシタ電極77がキ
ャパシタ絶縁膜73上に形成される。
【0037】ここで、i型半導体74は薄膜トランジス
タ43の活性層64がゲート保護膜63上に形成される
と共にキャパシタ絶縁膜73上に積層され、またn型半
導体76は、コンタクト層66a、66bが活性層64
に形成されると共にi型半導体74上に積層される。ま
た、キャパシタ電極77は、ソース電極67a及びドレ
イン電極67bがコンタクト層66a、66b上に形成
されると共にn+半導体76上に形成される。
【0038】この様に構成されるトランジスタ12
(a)、12(b)を用いた静電気保護手段47とその
周辺に具備される抵抗52とコンデンサ54との構成に
ついて図6を参照して説明する。
【0039】トランジスタ12(a)、12(b)は、
共通したソース電極67a及びドレイン電極67bに接
続される。トランジスタ12(a)のゲート電極62a
とドレイン電極67bとは、スルーホール201aによ
って電気的に接続される。ゲート電極62aとドレイン
電極67bとは、電極パッド45に接続される。また、
ソース電極67aとトランジスタ12(b)のゲート電
極62bとはスルーホール201bによって接続され、
ソース電極67aとゲート電極62bとはショートリン
グ46に接続される。ショートリング46はコンデンサ
54に接続される。電極パッド45とコンデンサ54と
の間には、抵抗52が接続される。活性層64a(また
は活性層64b)上に形成されるチャネル保護膜65
は、その一部がソース電極67aとドレイン電極67b
の下で、これらに接する流す様に形成される。
【0040】ドレイン電極67bの幅W1は、抵抗52
の幅W2と比べて大きくする。また、ソース電極67
a、ドレイン電極67bとゲート電極62とが重なり合
う部分の面積S1は、補助容量54の電極面積S2より
も小さくする。この様な構成により、時定数R1・C1
と時定数R2・C2との関係が式(1)の様になり、サ
ージ電圧による薄膜トランジスタ43の特性の劣化を減
少させることができる。
【0041】以下、この様な構成からなるアクティブマ
トリックスパネルの第1実施例の動作について説明す
る。表示領域内に所望の図柄を表示するために画素40
が制御される。画素40を制御するためには、スイッチ
ング素子となる薄膜トランジスタ43に所望の電圧を印
加しなければならない。電極パッド44は、薄膜トラン
ジスタ43のゲート電極62に所望の電圧を印加する。
また電極パッド45は、薄膜トランジスタ43のソース
電極67aあるいはドレイン電極67bに所望の電圧を
印加する。所望の電圧を印加された薄膜トランジスタ4
3は、接続される画素40を逐次制御しながら所望の表
示を行っていく。
【0042】ここで、電極パッド45に静電気によるサ
ージ電圧が生じたとする。サージ電圧による電流は、静
電気保護手段47と、抵抗52及びコンデンサ54との
時定数の関係(式(1))により、静電気保護手段47
が導通するまでの時間は、抵抗52を介して電流が流れ
るが、、その電流のほとんどがコンデンサ54に蓄積さ
れ、静電気保護手段47が導通した後は、サージ電圧に
よって流れる電流とコンデンサ54とに蓄積された電荷
は、静電気保護手段47を介してショートリング46へ
と流れる。このためサージ電圧によって生じる電流は、
ほとんど薄膜トランジスタ43に流れない。
【0043】以上述べた様な第1実施例のアクティブマ
トリックスでは、静電気により信号配線42の電極パッ
ド45に直接サージ電圧が印加され、印加されたサージ
電圧によって流れる電流のほとんどが、静電気保護手段
47を介してショートリング46を通って液晶表示領域
外部に放電される。そのため、サージ電圧による電流が
薄膜トランジスタ43に流れることはない。よって、薄
膜トランジスタ43に高電圧が印加されず、薄膜トラン
ジスタ43の特性の変化(劣化)を防止し、長期間安定
した液晶表示装置を使用することができる。さらに、サ
ージ電圧(高電圧のパルス)による、アドレス配線41
と信号配線42との層間ショートや薄膜トランジスタ4
3内の層間ショート等を回避することができる。また、
静電気保護手段47や第2静電気保護手段(抵抗52や
コンデンサ54)を構成する要素は、薄膜トランジスタ
43と同時に製造できるため、製造コストを低減させる
ことができる。
【0044】次に、アクティブマトリックスパネルの第
2実施例の構成を図7を参照しながら説明する。なお、
上記第1実施例と同一構成要素には、同一符号を付し、
重複する説明は省略する。
【0045】第2実施例の特徴は、静電気保護手段47
と、抵抗53及びコンデンサ55とを、アドレス配線4
1とショートリング46との間に並列に接続した構成と
し、電極パッド44に放電された静電気によるサージ電
圧から薄膜トランジスタ43を保護することである。
【0046】図7は、アクティブマトリックスパネルの
第2実施例の回路図である。アドレス配線41と信号配
線42とは互いに直交する様にマトリックス状に配置さ
れる。アドレス配線41と信号配線42とが交差する点
には、スイッチング素子として薄膜トランジスタ43が
接続される。薄膜トランジスタ43には、液晶表示を行
う画素40が接続される。アドレス配線41と信号配線
42との終端には、薄膜トランジスタ43に駆動用の電
圧を印加する電極パッド44、45が設けられる。画素
40と薄膜トランジスタ43とが配置される液晶表示領
域と、電極パッド44、45との間には、液晶表示領域
に起こる静電気を緩和する、導電性を持つショートリン
グ46が配置される。ショートリング46と、アドレス
配線41あるいは信号配線42とは、静電気保護手段4
7(第1静電気保護手段)を介して接続される。静電気
保護手段47の一端は、アドレス配線41あるいは信号
配線42の点A(ノードA)に、他端はショートリング
46の所定の位置に接続される。また、アドレス配線4
1あるいは信号配線42上の点B(ノードB)とショー
トリング46上の点C(ノードC)との間には、コンデ
ンサ55(第2静電気保護手段)、54(第2静電気保
護手段)が接続される。
【0047】また、アドレス配線41あるいは信号配線
42上の点A(ノードA)と点B(ノードB)との間に
は、抵抗53(第2静電気保護手段)、52(第2静電
気保護手段)が挿入される。静電気保護手段47の構成
及び動作は、基本的に第1実施例と同一である。
【0048】この様な構成からなるアクティブマトリッ
クスパネルの第2実施例の動作について説明する。表示
領域内に所望の図柄を表示するために画素40が制御さ
れる。画素40を制御するためには、スイッチング素子
となる薄膜トランジスタ43に所望の電圧を印加しなけ
ればならない。電極パッド44は、薄膜トランジスタ4
3のゲート電極62に所望の電圧を印加する。また電極
パッド45は、薄膜トランジスタ43のソース電極67
aあるいはドレイン電極67bに所望の電圧を印加す
る。所望の電圧を印加された薄膜トランジスタ43は、
接続される画素40を逐次制御しながら表示を行ってい
く。
【0049】ここで、電極パッド45に静電気によるサ
ージ電圧が生じたとする。サージ電圧による電流は、静
電気保護手段47と、抵抗52及びコンデンサ54との
時定数の関係(式(1))により、抵抗52に流れず、
静電気保護手段47にそのほとんどが流れショートリン
グ46を通って液晶表示領域外部に流れる。このためサ
ージ電圧によって生じる電流は、ほとんど薄膜トランジ
スタ43に流れない。
【0050】次に、電極パッド44に静電気によるサー
ジ電圧が生じたとする。サージ電圧による電流は、静電
気保護手段47と、抵抗53及びコンデンサ55との時
定数の関係(式(1))により、静電気保護手段47が
導通するまでの時間は、抵抗53を介して流れるが、そ
の電流のほとんどがコンデンサ55に流れ、蓄積され
る。静電気保護手段47が導通した後は、サージ電圧に
よって流れる電流及びコンデンサ55に蓄積された電荷
は、静電気保護手段47を介してショートリング46へ
と流れる。このためサージ電圧によって生じる電流は、
ほとんど薄膜トランジスタ43に流れない。
【0051】以上述べた様な第2実施例のアクティブマ
トリックスでは、静電気により信号配線42あるいはア
ドレス配線41の電極パッド45、44に直接サージ電
圧が印加され、印加されたサージ電圧によって流れる電
流のほとんどが、静電気保護手段47を介してショート
リング46を通ってグランドに放電される。そのため、
サージ電圧による電流が薄膜トランジスタ43に流れる
ことがない。つまり、薄膜トランジスタ43に高電圧が
印加されず、薄膜トランジスタ43の特性を変化(劣
化)させることがなく、長期間安定した液晶表示装置を
使用することができる。さらに、サージ電圧(高電圧の
パルス)による、アドレス配線41と信号配線42との
層間ショートや薄膜トランジスタ43内の層間ショート
等を回避することができる。また、静電気保護手段47
や第2静電気保護手段(抵抗52、53やコンデンサ5
4、55)を構成する要素は、薄膜トランジスタ43と
同時に製造されるため、製造コストを低減することがで
きる。
【0052】また、静電気保護手段47と、抵抗52、
53及びコンデンサ54、55とを、信号配線42とア
ドレス配線41とに設けることにより、電極パッド4
4、45のサージ電圧に対する薄膜トランジスタ43の
信頼性を向上させることができる。そのため、長期にわ
たって安定したトランジスタ特性を得ることができる。
また、静電気保護手段47及び抵抗52、53とコンデ
ンサ54、55を半導体メモリ等に使用することもでき
る。
【0053】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるこ
とは言うまでもない。例えば、抵抗は、信号配線あるい
はアドレス配線と同一材料から構成されていても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、静電
気によるサージ電圧が、信号配線やアドレス配線に接続
される電極パッドに印加された場合でも、薄膜トランジ
スタの特性を劣化させず、長期間にわたって安定したト
ランジスタ特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアクティブマトリックスパネルの第
1実施例の回路図
【図2】 本発明のアクティブマトリックスパネルの第
1実施例に係る第1静電気保護手段及び第2静電気保護
手段周辺の回路図
【図3】 本発明のアクティブマトリックスパネルの第
1実施例に係る第1静電気保護手段の回路図
【図4】 パラメータ(R2・C2/R1・C1)と薄
膜トランジスタのしきい値との関係を示すグラフ
【図5】 本発明のアクティブマトリックスパネルの第
1実施例に係る薄膜トランジスタ及び補助容量の断面図
【図6】 本発明のアクティブマトリックスパネルの第
1実施例に係る第1静電気保護手段及び第2静電気保護
手段周辺の平面図
【図7】 本発明のアクティブマトリックスパネルの第
2実施例の回路図
【図8】 従来のアクティブマトリックスパネルの回路
【符号の説明】
12、12a、12b 信号配線 40 画素 41 アドレス配線 42 信号配線 43、43a、43b 薄膜トランジスタ 44、45 電極パッド 46 ショートリング 47 静電気保護手段(第1静電気保護手段) 52、53 抵抗(第2静電気保護手段) 54、55 コンデンサ(第2静電気保護手段) 61 基板 62 ゲート電極 63 ゲート絶縁膜 64 活性層 65 チャネル保護膜 66a、66b コンタクト層 67a、67b ソース電極あるいはドレイン電極 68 画素電極 72、77 キャパシタ電極 73 キャパシタ絶縁膜 74 i型半導体 76 n型半導体 100、101(a)、101(b)、104(a)、
104(b) 配線抵抗 110 既存コンデネンサ 201a、201b スルーホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶を駆動するマトリックス状に配置され
    た複数の画素と、前記画素に接続され、前記画素のスイ
    ッチングを行う複数のスイッチング素子と、前記スイッ
    チング素子のソース電極あるいはドレイン電極に接続さ
    れる複数の信号配線と、前記スイッチング素子のゲート
    電極に接続され、前記信号配線と交差して配置される複
    数のアドレス配線と、前記信号配線に接続され、前記ソ
    ース電極あるいはドレイン電極に電圧を印加する第1の
    電極パッドと、前記アドレス配線に接続され、前記ゲー
    ト電極に電圧を印加する第2の電極パッドと、前記信号
    配線あるいは前記アドレス配線の内少なくともどちらか
    一方に一端が接続され、他端が補助配線に接続される第
    1静電気保護手段と、前記第1静電気保護手段と並列に
    接続され、前記第1静電気保護手段の時定数より大きな
    時定数を持つ第2静電気保護手段とからなることを特徴
    とするアクティブマトリックスパネル。
  2. 【請求項2】前記第2静電気保護手段は、前記信号配線
    あるいは前記アドレス配線の内少なくともどちらか一方
    に設けられる前記第1静電気保護手段と前記スイッチン
    グ素子との間に挿入される抵抗と、一端が該抵抗に接続
    され、他端が前記補助配線に接続される蓄電素子とから
    構成されることを特徴とする請求項1記載のアクティブ
    マトリックスパネル。
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