JPH09265727A - 音声信号処理装置 - Google Patents

音声信号処理装置

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JPH09265727A
JPH09265727A JP8097788A JP9778896A JPH09265727A JP H09265727 A JPH09265727 A JP H09265727A JP 8097788 A JP8097788 A JP 8097788A JP 9778896 A JP9778896 A JP 9778896A JP H09265727 A JPH09265727 A JP H09265727A
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JP
Japan
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memory
audio signal
becomes
address
processing device
Prior art date
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Application number
JP8097788A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Shudo
勝行 首藤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常動作がなく聞き取り易いピッチ変換装置
を実現する。 【解決手段】処理対象の音声信号はメモリ(MRY)に
高速に書込まれ、このメモリから低速で読み出される。
前記メモリに書込まれた音声信号のうちまだ読み出され
ていない信号(未読情報)の量が既書込みカウンタ(W
DCNT)で検出され、これが所定の上限範囲内になっ
た場合に書込みアドレスWADの更新を中止してメモリ
への書込みを行われないようにし、下限範囲内になった
場合に書込みアドレスの更新を再開して前記メモリへの
書き込みを行うようにしてたもので、誤動作がなく、跡
切れずに再生できる時間が長くなるで、ピッチ変換して
も聞き取り易い音声信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】VTR等の再生装置におい
て、記録再生ヘッドと記録媒体との相対速度を、記録時
よりも高速にして再生した場合に、ピッチが高くなった
音声信号を処理して聞き取り易くするための音声信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオテ−プレコ−ダ(VTR)
において、記録済みの磁気テ−プを、記録時よりもテ−
プ速度を速めて高速に再生する場合(高速サーチ等)
に、音声トラックに記録された音声信号を再生すると、
記録時に対して再生ヘッドと磁気テープとの相対線速度
が大きくなっているために、再生された音声信号の周波
数が記録時より高いものとなり、聞き取ることができな
い、あるいは聞き取りにくいものとなる。
【0003】そこで、磁気テ−プから再生された音声信
号を高速にサンプリングして半導体メモリ(以下単にメ
モリとも記す)に書き込み、これを低速に読出しすこと
により、周波数を記録時の周波数まで下げて、聞き取れ
るようにする装置が提案されている。このような従来の
装置の第1例としては、特公平7−120158号公報
に開示されているものがあり、また第2例としては、特
開平3−205656号公報に開示されているものがあ
る。
【0004】前記第1従来例も、第2従来例も、所定の
情報量(1ブロック分)の音声信号を高速にサンプリン
グしてメモリに書き込み、低速に読み出すものであり、
前記1ブロックの情報量は、通常、メモリの記憶容量と
され、音声信号はメモリの最少アドレスから最大アドレ
スまでに、跡切れない連続的な信号として書き込まれ
る。そして、余程記憶容量の大きなメモリを使用しない
限り、1ブロックのブロック長が小さく、連続して聞き
取れる音声信号は短時間のとなって、聞き取り難いとい
う問題があった。前記、第1の従来例装置は、この問題
を解決すべくなされたものである。
【0005】以下、前記第1の従来例について図10を
基に説明する。図10は第1の従来例を示す図であり、
VTRで高速再生する場合の例を示す。以下の説明でM
倍速再生とは、再生時のテ−プ速度が記録時のテ−プ速
度のM倍であることを指す。図10において、音声信号
はVTRで磁気テ−プに記録されており、その再生は記
録時より高速に(磁気ヘッドと磁気テ−プとの相対速度
を記録時より大きくして)再生される。この再生された
音声信号が入力端子(IN)に入力され、ローパスフィ
ルタ(LPF1)を介してA/D変換器(ADC)に入
力され、所定のタイミングで高速にA/D変換される。
【0006】そしてその出力はメモリ(MRY)に書込
まれ、前記メモリから所定のタイミングで低速に読み出
され、A/D変換器(DAC)でアナログ信号に変換さ
れ、ロ−パスフィルタ(LPF2)を介して出力され
る。制御回路(CTL2)は、書込みアドレスカウンタ
(WCNT)のクロック(WCK)と、読出しアドレス
カウンタ(RCNT)のクロック(RCK)と、書込み
読み出し制御信号(RW)と、メモリ制御信号(CS)
とを発生する。
【0007】SELはアドレス選択回路であり、RW=
Lの時WADを選択し、RW=Hの時RADを選択す
る。前記WCNTは、イネーブル入力(WEN)がHの
時のみカウント動作しLの時は計数値を保持する。その
出力WADは書込みアドレス値であり、前記SELと、
比較器で構成されるアドレス一致検出手段(CMP)と
に供給される。前記RCNTの出力RADは読出しアド
レス値であり、前記SELと前記CMPとに供給され
る。前記CMPの出力EQは一致信号で、WAD=RA
Dの時にHとなる。
【0008】Dフリップフロップ(DFF)は前記EQ
を分周し、その出力WENがWCNTのイネーブル信号
となる。前記読出しアドレス値RADのインクリメント
動作(アドレス更新動作)は連続的に行われ、前記書込
みアドレス値WADのインクリメント動作は、アドレス
一致検出手段(CMP)が一致信号EQを出力する毎に
更新(進行)と停止を交互に繰り返すように行われる。
図11は、図10に示す音声信号処理装置におけるメモ
リアドレスの遷移とタイムチャートを示す図であり、2
倍速(M=2)で再生された場合の例を示す。図11に
示すように、前記WENはEQの立ち上がりで分周さ
れ、WENがHの時にのみ書込みカウンタが加算動作
し、正常な動作をしている。Aの部分は、インクリメン
トを停止している書込みアドレスWADと、インクリメ
ントを進行している読出しアドレスRADとが一致する
場合である。
【0009】ところが、書込みアドレスカウンタ(WC
NT)と読出しアドレスカウンタ(RCNT)のクロッ
クのタイミングがずれた場合や、M倍速再生のMが非整
数の場合には問題が発生する。以下M=1.5の場合に
ついて図12及び図13を基に説明する。図12は第1
の従来例におけるアドレスのタイムチャートを示し、
1.5倍速再生で正常動作の場合を示す図である。図1
2において、カウント値Nで停止していた書込みアドレ
ス値WADと、インクリメントされている読出しアドレ
ス値RADとが時間t1で一致してEQがH、WENが
Hとなり、書込みアドレスカウンタ(WCNT)が動作
を再開する。そして時間t2では前記2つのアドレス値
が異なったので、EQはLとなっている。
【0010】図13は第1の従来例におけるアドレスの
タイムチャートを示し、1.5倍速再生で異常動作の場
合を示す図である。図13において、カウント値Nで停
止していた書込みアドレス値WADと、カウントを進行
中の読出しアドレス値RADとがt1で一致し、前記E
QがH、WENがHとなり、書込みアドレスカウンタ
(WCNT)が動作を再開している。次にt2でWAD
は(N+1)となるがRADはNのままなので、EQは
Lとなっている。t3で再びWADとRADとがN+1
で一致してEQがHとなり、WENがLとなり、再開し
たWCNTはここで停止してしまう。
【0011】t4ではRADがN+2となるので、WA
DとRADとが異なったものとなり、EQはLとなる。
即ち、WADは、RADと一致して間もなくインクリメ
ントを停止してしまうため、メモリへの新たな書込が行
われず、既に読出し済みのデータを再び読み出すことに
ななって非常に聞き苦しいものとなる。図12に示す正
常動作と、図13に示す異常動作は同程度の確率で発生
し、大きな問題となる。このような不都合な動作は、前
記Mが非整数の場合だけ発生するのではなく、クロック
信号線にノイズが混入した場合等には頻繁に発生する。
【0012】次に、従来の音声信号処理装置の第2の例
について説明する。この第2の従来例は、音声信号の無
音部を除去して、無音部ではメモリに書込まず、一連の
音声の内容を聞き取り易くした装置である。即ち、無音
状態で書込みアドレスと読出しアドレスとが一致した時
に読出しアドレスの進行を停止させるものである。しか
しこれらの書込みと読出しアドレスの一致を検出する方
法は、特定の一致条件下では異常動作状態に陥り、装置
として致命的な動作不良を引き起こす問題があった。
【0013】以下、第2の従来例について図14を基に
説明する。図14は第2の従来例のブロック図である。
図14において、図13に示す構成要素と同一機能を呈
する構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。図14において、アドレス一致検出手段(CMP)
の出力EQはNAND回路(NAND)とAND回路
(AND)とに供給される。前記NAND回路(NAN
D)の出力(REN)はRCNTのイネ−ブル信号とな
る。NOR回路(NOR)の出力(WEN)はWCNT
のイネ−ブル信号となる。
【0014】A/D変換器(ADC)の出力から無音検
出器(DET)で無音状態が検出されると無音状態信号
SIがHとなって出力され、インバータ(INV)と前
記NORと前記NANDとに供給される。前記INVの
出力は前記ANDに与えられ、ANDの出力は前記DF
Fのクロック端子に与えられる。WCNTのイネーブル
信号WENは、DFFの出力/QがLで且つSI=Lの
時にHとなり、カウンタ動作をする。前記NANDの出
力RENは、前記一致信号EQと無音状態信号SIとが
共にHの時にLとなり、読出しアドレスカウンタ(RC
NT)を停止させる。
【0015】以下、図14に示す音声信号処理装置にお
けるメモリのアドレス遷移について図15を基に説明す
る。図15は図14に示すメモリのアドレス遷移とタイ
ムチャートを示す図であり、M=2の場合で正常動作の
例を示す。図15において、t1までは無音部で、WE
N=LでありWCNTは動作を停止している。RENは
HでありRCNTは動作している。/QはLのままであ
る。t1で有音部となり、SI=L、WEN=Hとな
る。そしてWCNTが動作を再開する。t2からt4ま
では無音部(SI=H)となっている。この間WEN=
Lとなるため、WCNTの動作は停止する。
【0016】t3で読出しアドレス(RAD)と停止中
の書込みアドレス(WAD)とが一致してEQ=Hとな
り、さらにSI=HとなるのでREN=Lとなり、RC
NTも停止する。t4で有音状態(SI=L)となった
ので、WCNTとRCNTが動作を再開している。ここ
までは正常な動作をしていることが分かる。次に、図1
4に示す装置でM=1.5とした場合の動作について、
図16及び図17を基に説明する。図16は正常動作を
する場合の例を示し、図17は異常動作をする場合の例
を示す図である。
【0017】図14に示す装置では、WCNTとRCN
Tのクロックのタイミングがずれた場合や、前記Mが非
整数の場合に問題が発生するが、まず正常動作をする場
合について図16を基に説明する。一例として1.5倍
速処理(M=1.5)をした時に、無音状態のため停止
しているWCNTとRCNTとが有音検出により動作を
再開する場合に関して説明する。図16において、t1
までは無音状態が続いているためにWCNTとRCNT
がカウント値Nで停止している。t1で有音状態(SI
=L)となり、WENとRENがHとなり、WCNTと
RCNTが動作を再開している。またt2で各々のアド
レスカウントが異なったので、EQはLとなって正常動
作をしている。
【0018】図17において、t1までは無音状態が続
いているためにWCNTとRCNTがカウント値Nで停
止している。t1で有音状態(SI=L)となり、WE
NとRENがHとなり、WCNTとRCNTが動作を再
開している。次にt2でWADがN+1となってRAD
と異なったために、EQはLとなっている。更にt3で
再びWADとRADとがN+1で一致し、EQがHとな
りWENがLとなる。このため、再開した書込みアドレ
スカウンタはここで停止し不都合な動作となる。そし
て、t4でRADはN+2となりWADとは異なるの
で、EQはLとなる。
【0019】即ち、WADとRADとが一致して間もな
くWADの更新が停止してしまうため、メモリからの読
出しは、既に読出し済みのデータを再び読み出すことに
なり、非常に聞き苦しいものとなる。図17に示す異常
動作の発生確率は1/2であり、大きな問題となる。こ
のような問題は、前記Mが非整数の場合だけでなく、ク
ロック信号線にノイズが混入した場合等には頻繁に発生
する。また、カウンタのクロックのタイミングによって
も問題が発生する。
【0020】以下、図14に示す装置について、3倍速
処理の例を図18を基に説明する。図18は図14に示
す装置でM=3の場合のメモリのアドレス遷移とタイム
チャートを示す図である。図18において、t1より前
では無音部のために、WADとRADの更新が停止され
ているが、t1では有音部となったために、SIがL、
WENとRENがHとなって、WCNTとRCNTの更
新動作が再開される。そしてt2でWAD=N+1、E
Q=Lとなり、t3でRAD=N+1となり、WAD=
RADであるからEQ=Hとなる。
【0021】この時、DFFはクロックが入力されるた
め、WEN=Lとなり、WCNTの動作が停止してしま
う。従ってこの場合、有音部にもかかわらずメモリへの
新たな書込みは行われず、既に読出し済みのデータが再
び読み出されることとなり、聞き取り難い音声となる。
このような問題は、クロックのタイミングによるだけで
なく、クロック信号線にノイズが混入した場合等には頻
繁に発生する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明の音声信号処理
装置は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その主
たる目的は、音声信号をピッチ変換する際に、ブロック
長を長くして聞き取りやすい音声を得ることであり、ま
た、一度読出した情報を、再度繰り返し読み出さないよ
うにすることである。さらに請求項4及び請求項5に係
わる目的は、有効な情報の欠落を少なくすることであ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る音声信号処理装置は、一例を図2に示すように、前記
問題点に鑑みてなされたものであり、音声信号のピッチ
を変換する音声信号処理装置において、メモリと、前記
メモリに音声信号を高速に書込む手段と、前記メモリか
ら前記音声信号を低速に読出す手段と、前記メモリにお
ける未読情報量を検出する未読情報量検出手段と、前記
未読情報量が所定の下限範囲内にあることを検出する手
段と、前記未読情報量が所定の上限範囲内にあることを
検出する手段と、前記未読情報量が前記下限範囲と前記
上限範囲との間で増加しているときに前記メモリの書込
みアドレスを更新する手段、とからなる音声信号処理装
置である。
【0024】また本発明の請求項2に係わる音声信号処
理装置は、一例を図2に示すように、前記音声信号処理
装置において、前記未読情報量の上限範囲と最大値との
間に非干渉範囲を設けた音声信号処理装置である。また
本発明の請求項3に係わる音声信号処理装置は、一例を
図4に示すように、前記音声信号処理装置において、さ
らに、前記未読情報量が所定の下限範囲内になった時
に、前記メモリの書き込みアドレスを読み出しアドレス
と前記未読情報量検出手段とをプリセットするようにし
た音声信号処理装置である。さらに本発明の請求項4に
係わる音声信号処理装置は、一例を図8に示すように、
前記音声信号の無音部を検出する手段を設けて、前記音
声信号の無音部を検出した時には前記メモリの書込みア
ドレのス更新を中止し、前記メモリへの書込みを中断す
るようにした音声信号処理装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声信号処理装置
の第1実施例について図1を基に説明する。図1は本発
明の一実施例を示すブロックである。図1において、高
速再生された音声信号は入力端子(IN)より、ローパ
スフィルタ(LPF1)を介してA/D変換器(AD
C)に入力される。前記ADCでは前記入力信号が所定
のタイミングで高速にA/D変換され、メモリに書込ま
れる。また、前記書込まれたデータは所定のタイミング
で読出され、D/A変換器(DAC)によりアナログ信
号に変換され、ローパスフィルタLPF2を介して出力
される。
【0026】制御回路(CTL1)は、書込みアドレス
カウンタ(WCNT)のクロック(WCK)の基準とな
るクロック(CK1)と、読出しアドレスカウンタ(R
CNT)のクロック(RCK)と、書込み読出し選択信
号(RW)と、メモリ制御信号(CS)と、AD変換ク
ロック(ADCK)と、DAクロック(DACK)とを
発生する。SELはアドレスを選択する選択回路であ
り、RWがHの時RADを選択しLの時WADを選択す
る。プリセット入力(PR)がHになると、前記WCN
T、RCNTは所定の値をロードする。前記WCNT
は、書込みアドレス値WADを前記SELに供給し、R
CNTは読出しアドレス値RADをSELに供給する。
【0027】既書込み量カウンタ(未読情報量カウン
タ)WDCNTはプリセット可能なアップダウンカウン
タで構成し、未読データのデータ量(未読データ量)W
TDをLWRDETとUPRDETとに出力する。ここ
に未読データとは、メモリに既に書込まれているデータ
の内、未だ読み出されていないデータを指す。本実施例
では、従来例に見られるような誤動作を防ぐために、未
読データ量が常に所定の範囲内となるように制御する。
即ち、未読データ量が下限範囲に入ったかどうかをLW
RDETで検出し、上限範囲に入ったかどうかをUPR
DETで検出して制御する。メモリ(MRY)は例えば
8×32K構成であり、15ビットのアドレスを持つ。
【0028】LWRDETは15ビットの内上位8ビッ
トが00000000になるとHを出力し、UPEDETは15
ビットの内上位8ビットが11111110となるとHを出力す
る。RSフリップフロップ(RSFF)はLWRDET
の出力LWでセットされ、UPRDETの出力UPでリ
セットされる。この出力QがHであれば、新たな書込み
を開始してから未読データ量が適正であることを示す。
また、未読データ量が所定の範囲を越えて増加した場合
には、所定の範囲内に減少するまで書込みは行わない。
この動作によりブロックの長さが短くなることを防止し
ている。
【0029】図2は、前記本発明の第1実施例における
メモリのアドレス遷移とタイムチャートを示す図であ
り、2倍速処理(M=2)時の例を示す。同図に示すよ
うに、新規の動作に入る時にはモノマルチ(MM)にパ
ルスPRSを送り、MMの出力PRをWCNTと,WC
NTと、RCNTとにプリセットパルスとして印加す
る。プリセットされる値として、本実施例では最小値0
を各々にロードさせているが、WCNT,RCNTは任
意の同一値をロードさせても良い。プリセット時にはW
TDは0となり、LW=Hとなり、RSFFはt1にセ
ットされる。Q=Hとなり、CK1はANDを介してW
CKとなり、WCNTとWDCNTの加算入力端子に入
力される。
【0030】書込みアドレスWADは読出しアドレスR
ADの2倍の早さでアドレス更新が進み、ピッチ変換を
実現する。WADの更新が進んで未読情報量(既書込み
量)が所定範囲(111111100000000 〜111111101111111
)になると、UPRDETの出力UPがHとなる。通
常の動作では上位8ビットをチェックしているので、W
TD=111111100000000 でUP=Hとなる。この付近で
クロックの入力が不安定となっても、範囲でチェックさ
れているので、動作は安定する。更に最悪の状態として
所定の範囲外となるような状況になっても、RSFFの
リセットを繰り返す動作となるため出力は影響されず問
題ない。
【0031】RSFFがリセットされるとQ=Lとな
り、AND回路(AND)に阻止されてWCKは出力さ
れず、WCNTの動作は停止する。しかし、RCKは連
続的にRCNTに入力しており、未読データ量WTDは
減少し始める。そしてt3のWTDの上位8ビットが00
000000となった時にLW=Hとなる。LWがHとなる条
件は(000000000000000 〜000000001111111 )である
が、通常の動作では000000001111111 で検出される。こ
の付近でクロックが不安定になっても、範囲でチェック
されているので、動作は安定する。更に最悪の状態とし
て所定範囲外となる様な状況となっても、RSFFのセ
ットを繰り返す動作となるため問題はない。このため、
Mが非整数の場合でも良好な動作を実現できる。
【0032】
【実施例】図3は本発明音声処理装置の第2実施例のブ
ロック図を示す。図3に示す実施例において図1の実施
例と異なるのはプリセット信号PRの形成の仕方であ
り、PRSでPRをプリセットするだけでなく、LWで
もプリセットする点である。図4は、図3に示す第2実
施例におけるメモリのアドレス遷移とタイムチャートを
示す図であり、M=2の場合を示す。以下、図3及び図
4を用いて説明する。新規の動作はPRSの立上がりで
開始し、プリセットパルスPRがWCNTとRCNTと
WDCNTとに印加される。プリセットされる値は、こ
の実施例では最小値0を各々にロードさせているが、W
CNT,RCNTは任意の同一値をロードさせても良
い。
【0033】プリセット時にはWTD=0、LW=Hと
なり、RSFFはt1でセットされる。Q=Hとなり、
CK1はANDを介してWCKとなり、WCNTとWD
CNTの加算入力端子に入力する。WADはRADの2
倍の早さでアドレス更新が進み、ピッチ変換を実現す
る。WADの更新が進んで未読データ量が所定範囲(11
1111100000000 〜111111101111111 )になるt2では、
UPがHとなる。通常動作では上位8ビットをチェック
していて、WTD=111111100000000 でUP=Hとな
る。この付近で不安定なクロックが入力しても、範囲で
チェックされているので、動作は安定する。更に最悪の
状態として所定範囲外となるような状況となっても、R
SFFのリセットを繰り返す動作となるため問題はな
い。
【0034】t2でRSFFがリセットされるとQ=L
となり、ANDに阻止されてWCKは出力されず、WC
NTは停止する。しかし、RCKは連続的にRCNTに
入力しておりWTDは減少し始める。そしてt3のWT
Dの上位8ビットが00000000となった時にLW=Hとな
る。LWがHとなる条件は(000000000000000 〜000000
001111111 )であるが、通常の動作では00000000111111
1 で検出される。この付近で不安定なクロックが入力さ
れても、範囲でチェックされているので、動作は安定す
る。更に最悪の状態として未読データ量が所定の範囲外
となるような状況となっても、RSFFのセットを繰り
返す動作となるため問題はない。
【0035】同時にLWはOR、MMを介してPRとな
り、WDCNT,WCNT,RCNTをプリセットす
る。これにより初期状態となる。図19は本発明に係わ
る書き込みアドレスの制御態様の一例を示す図である。
同図に示すように、本実施例におけるメモリのアドレス
制御は、未読情報量の上限範囲と最大値との間に非干渉
範囲を設けて行われる。即ちWDCNT=0でクロック
のタイミング等によりRCKが入力する状態となって
も、非干渉範囲が設けられているためにすぐには上限範
囲内にならず、UP=Pとならないため、安定に動作す
る。これにより誤動作のない良好なピッチ変換を実現す
る。
【0036】図3に示す第2実施例は、電源が不安定な
場合や、クロック信号線等にノイズの飛び込みがあって
も、ブロック毎にプリセットされるので、WDCNTの
計数誤差が積算されず、更に安定に動作できる特徴があ
る。図5は本発明の第3実施例を示すブロック図であ
り、無音除去機能を付加した実施例を示す。図5では、
図1と比較して無音検出器(DET)が追加され、信号
WG、RGを生成するためのロジック回路が設けられて
いる。同図では、SIとQを基にWGを生成するロジッ
クと、SIとLWを基にRGを発生するロジックとが設
けられている。図6は図5に示す無音検出器(DET)
の実施例を示し、図7はその各部の信号波形を示す図で
ある。
【0037】以下、図5〜図7を基に説明する。図6に
示す入力音声信号aは半波整流回路(RCT)を通って
信号bとなる。また、信号bは非常に時定数の大きなL
PF(LPF)を通って信号cとなる。信号cはレベル
検出の基準レベルとなり、全体的にレベルが大きい場合
にはcの電圧も高くなり、基準レベルも上がる。逆に全
体的にレベルが低い場合にはcの電圧も低くなり、基準
レベルは下がる。次に前記bとcとを電圧比較器(CM
P)で比較して、(d)が得られる。dをトリガとし
て、再トリガ可能なモノマルチ(MM)でパルスを発生
させてパルス信号eを得る。更に、eをインバータIN
Vで反転させて無音状態信号SIが得られる。
【0038】図8は、図5に示す装置におけるメモリア
ドレスの遷移とタイムチャートを示す図であり、2倍速
処理時の例をを示す。以下、図5及び図8を基に説明す
る。開始パルスPRSによって新規の動作が始まり、P
RSはORとMMを介してプリセットパルスPRとな
り、WCNT、RCNT、WDCNTに供給される。プ
リセットされる値は、この実施例では最小値0を各々に
ロードさせているが、WCNT、RCNTは任意の同一
値をロードさせても良い。プリセット時には未読データ
量WTDは0となり、LW=Hとなり、RSFFはt1
でセットされ、Q=Hとなる。t1〜t3は有音部であ
り無音検出器の出力SIはLで、インバータ(INV
1)の出力はHとなる。AND回路(AND1)の出力
はHとなるため、CTLの出力CK1はAND回路(A
ND2)を介してWCKとなり、WCNTとWDCNT
とに入力される。WCNTの出力WADはRADの2倍
の早さでアドレス更新が進み、ピッチ変換を実現する。
【0039】WADの更新が進んで未読情報量が所定範
囲(111111100000000 〜111111101111111 )になると、
UPRDETの出力UPがHとなる。通常の動作では上
位8ビットをチェックしているので、WTD=11111110
0000000 でUP=Hとなる。この付近でクロックが不安
定になっても、範囲でチェックされているので、動作は
安定する。更に最悪の状態として所定範囲外となる様な
状況となってもRSFFのリセットを繰り返す動作とな
るため問題はない。RSFFがリセットされると、Q=
Lとなり、AND1に阻止されてWCKは出力されず、
ここでWCNTの動作は停止する。
【0040】しかし、LWがLであるからAND回路
(AND4)の出力RCKは連続的にRCNTに入力さ
れており、WTDは減少し始める。そしてt3でWTD
の上位8ビットが00000000となった時にLW=Hとな
る。LWがHとなる条件は(000000000000000 〜000000
001111111 )であるが、通常の動作では00000000111111
1で検出される。この付近でクロックが不安定であって
も、範囲でチェックされているので、動作は安定する。
更に最悪の状態として所定範囲外となる様な状況となっ
てもRSFFのセットを繰り返す動作となるため、問題
はない。
【0041】t4では無音状態となりSI=Hとなる。
INV1の出力がLとなるためAND1の出力WGがL
となり、CK1はAND2で阻止されてWCNTの動作
が停止する。t5でWTDの上位8ビットが00000000と
なった時にLW=Hとなる。また、依然として無音状態
のため、SIはHであり、LW=HとなったためAND
回路(AND3)の出力A3がHとなる。これによりI
NV2の出力RGはLとなり、CK2はAND4で阻止
されてRCKは出力されずRCNTの動作も停止する。
同時にA3はOR、MMを介してPRを発生させ3つの
カウンタをプリセットして初期状態にする。この時WD
CNTは0にプリセットされる。
【0042】この後RCKが誤入力してWTD=111111
111111111 となってもUPRDETはこれを検出しな
い。これは、UPRDETの最大値が111111101111111
のためであり、128パルスまでの誤信号をキャンセル
することが出来る。即ちWDCNT=0でRCKが入力
する状態となっても、非干渉範囲があるためにすぐには
上限範囲内にならず、UP=Pとならないため、安定に
動作する。t6で有音部となるのでSI=Lとなり、W
G、RGともHとなってWCNT、RCNTが計数動作
を再開する。図9は本発明の第4実施例を示すブロック
図である。図9と図5との主たる相違点は、図9ではL
WRDETの出力LWで各カウンタをプリセットする手
段を付加した点である。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の音
声信号処理装置によれば、VTR等の高速再生時の音声
のピッチ変換において、動作が安定で聞き取り易い音声
が得られる。即ち非整数倍の速再生時や、クロックのタ
イミングずれがある場合等においても誤動作がなく安定
に動作し、同じ音声信号を数秒間にわたって出力するよ
うな大きな問題は発生しない。また、連続して再生でき
る時間が長くなり、聞き取り易い音声信号を出力でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声信号処理装置の第1実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明第1実施例におけるメモリのアドレス遷
移とタイムチャートを示す図であり、2倍速処理時の例
を示す。
【図3】本発明音声処理装置の第2実施例のブロック図
を示す。
【図4】図3に示す第2実施例におけるメモリのアドレ
ス遷移とタイムチャートを示す図であり、M=2の場合
を示す。
【図5】本発明の第3実施例を示すブロック図であり、
無音除去機能を付加した実施例を示す。
【図6】図5に示す無音検出器(DET)の実施例を示
す図であり、無音部検出回路のブロック図である。
【図7】図5に示す無音検出器(DET)の各部の信号
波形を示す図である。
【図8】図5に示す装置におけるメモリアドレスの遷移
とタイムチャートを示す図であり、2倍速処理時の例を
示す図である。
【図9】本発明の第4実施例を示すブロック図である。
【図10】第1の従来例を示す図である。
【図11】図10に示す音声信号処理装置におけるメモ
リアドレスの遷移とタイムチャートを示す図であり、2
倍速で再生された場合の例を示す。
【図12】第1の従来例におけるアドレスのタイムチャ
ートを示し、1.5倍速再生で正常動作の場合を示す図
である。
【図13】第1の従来例におけるアドレスのタイムチャ
ートを示し、1.5倍速再生で異常動作の場合を示す図
である。
【図14】第2の従来例のブロック図である。
【図15】図14に示すメモリのアドレス遷移とタイム
チャートを示す図であり、正常動作の例を示す。
【図16】図14に示す装置でM=1.5とした場合の
正常動作の説明図である。
【図17】図14に示す装置でM=1.5とした場合の
異常動作の説明図である。
【図18】図14に示す装置でM=3の場合のメモリの
アドレス遷移とタイムチャートを示す図である。
【図19】本発明に係わる書き込みアドレスの制御態様
の一例を示す図である。
【符号の説明】
CTL1 制御回路 WCNT 書込みアドレスカウンタ RCNT 読出しアドレスカウンタ SEL 選択回路 MRY メモリ ADC A/D変換器 DAC D/A変換器 LPF1、LPF2 ローパスフィルタ DET 無音検出器 AND、AND1、AND2、AND3、AND4
AND回路 INV1、INV2 インバ−タ− LWRDET 上限検出器 UPRDET 下限検出器 MM モノマルチ WDCNT 未読情報量検出手段(書込みカウンタ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号のピッチを変換する音声信号処理
    装置において、メモリと、前記メモリに音声信号を高速
    に書込む手段と、前記メモリから前記音声信号を低速に
    読出す手段と、前記メモリにおける未読情報量を検出す
    る未読情報量検出手段と、前記未読情報量が所定の下限
    範囲内にあることを検出する手段と、前記未読情報量が
    所定の上限範囲内にあることを検出する手段と、前記未
    読情報量が前記下限範囲と前記上限範囲との間で増加し
    ているときに前記メモリの書込みアドレスを更新する手
    段、とからなることを特徴とする音声信号処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の音声信号処理装置におい
    て、前記上限範囲と最大値との間に非干渉範囲を設けた
    ことを特徴とする音声信号処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の音声信号処
    理装置において、前記未読情報量が前記下限範囲内にな
    った時に、前記メモリの書込みアドレスと読出しアドレ
    スと前記未読情報量検出手段とをプリセットするように
    したことを特徴とする音声信号処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2または請求項3記
    載の音声信号処理装置において、前記音声信号の無音部
    を検出する手段を有し、前記無音部では前記メモリの書
    込みアドレスの更新を中断することをとする音声信号処
    理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001067438A1 (en) * 2000-03-10 2001-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Slowed-down voice reproducing method

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WO2001067438A1 (en) * 2000-03-10 2001-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Slowed-down voice reproducing method

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