JPH09265875A - 電力開閉器の液圧操作装置 - Google Patents
電力開閉器の液圧操作装置Info
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- JPH09265875A JPH09265875A JP7406896A JP7406896A JPH09265875A JP H09265875 A JPH09265875 A JP H09265875A JP 7406896 A JP7406896 A JP 7406896A JP 7406896 A JP7406896 A JP 7406896A JP H09265875 A JPH09265875 A JP H09265875A
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- Japan
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- pressure
- valve
- piston pump
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型・簡略で安価な構造によってピストンポ
ンプの昇圧不良の発生を確実に防止可能とする。 【解決手段】 ピストンポンプ1の吸込側と吐出側に
は、吸込逆止弁17と吐出逆止弁(第1の逆止弁)18
が設けられる。吐出逆止弁18にはラインフィルタ22
を介してアキュムレータ(蓄圧装置)70および油圧駆
動系(液圧駆動装置)80が接続される。ラインフィル
タ22とアキュムレータ70の間に、止弁41,42、
リリーフ弁43、圧力スイッチ61、および圧力計62
が設けられる。吐出逆止弁18とラインフィルタ22の
間に、高圧の圧液のピストンポンプ1側への逆流を防止
するライン逆止弁(第2の逆止弁)31が設けられる。
ライン逆止弁31と吐出逆止弁18の間に、圧液を放出
する放圧要素(排圧装置)50が設けられる。
ンプの昇圧不良の発生を確実に防止可能とする。 【解決手段】 ピストンポンプ1の吸込側と吐出側に
は、吸込逆止弁17と吐出逆止弁(第1の逆止弁)18
が設けられる。吐出逆止弁18にはラインフィルタ22
を介してアキュムレータ(蓄圧装置)70および油圧駆
動系(液圧駆動装置)80が接続される。ラインフィル
タ22とアキュムレータ70の間に、止弁41,42、
リリーフ弁43、圧力スイッチ61、および圧力計62
が設けられる。吐出逆止弁18とラインフィルタ22の
間に、高圧の圧液のピストンポンプ1側への逆流を防止
するライン逆止弁(第2の逆止弁)31が設けられる。
ライン逆止弁31と吐出逆止弁18の間に、圧液を放出
する放圧要素(排圧装置)50が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力開閉器の操作
機構に関するものであり、特に、ピストンポンプを使用
して液圧駆動装置に駆動エネルギーを補充するための液
圧操作装置に関するものである。
機構に関するものであり、特に、ピストンポンプを使用
して液圧駆動装置に駆動エネルギーを補充するための液
圧操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力開閉器は、常時は電路を閉路、ある
いは開路状態に保ったまま静止し、必要な時のみ接点を
駆動して電路の開閉をする産業用機械である。特に、遮
断器や負荷開閉器では、この開路動作時に発生する電路
の電気アークを消弧する必要があり、動作時の所要駆動
速度が極めて高く、このため駆動エネルギーの瞬間使用
量が極めて大きい。特に、電力系統の大容量化に伴い、
この瞬発力のさらなる増大の要求が強まっているが、こ
の要求は、機器の小型化の要求と相反するものであり、
これらの要求を両立させるために、開閉器本体側および
その操作機構側の両方において、多様な試みがなされて
いる。
いは開路状態に保ったまま静止し、必要な時のみ接点を
駆動して電路の開閉をする産業用機械である。特に、遮
断器や負荷開閉器では、この開路動作時に発生する電路
の電気アークを消弧する必要があり、動作時の所要駆動
速度が極めて高く、このため駆動エネルギーの瞬間使用
量が極めて大きい。特に、電力系統の大容量化に伴い、
この瞬発力のさらなる増大の要求が強まっているが、こ
の要求は、機器の小型化の要求と相反するものであり、
これらの要求を両立させるために、開閉器本体側および
その操作機構側の両方において、多様な試みがなされて
いる。
【0003】[1.電力開閉器の液圧駆動装置とその液
圧操作装置の特徴]電力開閉器の操作機構としては、瞬
発力と小型化を両立させる観点から、300気圧あるい
は600気圧という極めて高い圧力を使用した油圧操作
機構などの液圧操作機構が多用されるようになってい
る。このような電力開閉器の液圧操作機構に液圧を供給
する液圧駆動装置は、一般に多用されている液圧駆動装
置と異なる特徴を持っている。
圧操作装置の特徴]電力開閉器の操作機構としては、瞬
発力と小型化を両立させる観点から、300気圧あるい
は600気圧という極めて高い圧力を使用した油圧操作
機構などの液圧操作機構が多用されるようになってい
る。このような電力開閉器の液圧操作機構に液圧を供給
する液圧駆動装置は、一般に多用されている液圧駆動装
置と異なる特徴を持っている。
【0004】すなわち、電力開閉器の開路動作は、距離
的には電気接点を数十センチメートル駆動するだけであ
るが、この開路動作を行う可動部が大型である上、この
開路動作には、50分の1秒程度の極めて短時間で完結
するような高速性が要求されるため、瞬間的に極めて大
きな駆動エネルギーが使用される。特に、電力開閉器の
機種によっては、この開路動作時において接点間に発生
するアークを消弧するための流体圧縮機構を同時に駆動
するために、数千ジュールのエネルギーがこの短時間に
使用される。したがって、電力開閉器の液圧駆動装置
は、比較的大きな操作ピストンを備えており、一般の液
圧駆動装置に比べて高い圧力で駆動される。
的には電気接点を数十センチメートル駆動するだけであ
るが、この開路動作を行う可動部が大型である上、この
開路動作には、50分の1秒程度の極めて短時間で完結
するような高速性が要求されるため、瞬間的に極めて大
きな駆動エネルギーが使用される。特に、電力開閉器の
機種によっては、この開路動作時において接点間に発生
するアークを消弧するための流体圧縮機構を同時に駆動
するために、数千ジュールのエネルギーがこの短時間に
使用される。したがって、電力開閉器の液圧駆動装置
は、比較的大きな操作ピストンを備えており、一般の液
圧駆動装置に比べて高い圧力で駆動される。
【0005】また、このような電力開閉器には、10分
の1秒間に1往復するような動作が連続して1〜3回要
求されるが、その後は短くても数分の間は動作すること
はない。さらに、開閉器は多いもので1日数回の開閉を
するが、一般的には1年間に数回しか開閉動作すること
がない。
の1秒間に1往復するような動作が連続して1〜3回要
求されるが、その後は短くても数分の間は動作すること
はない。さらに、開閉器は多いもので1日数回の開閉を
するが、一般的には1年間に数回しか開閉動作すること
がない。
【0006】そのため、このような電力開閉器の液圧駆
動装置に液圧を供給する液圧操作装置には、通常の液圧
操作装置に比べ、極めて大きなアキュムレータが設置さ
れる反面、極めて小さなポンプが搭載されている。これ
は、瞬間的な動作に対し、アキュムレータに蓄積した圧
液が使用され、ポンプは動作後の補充をするように使用
されるためである。
動装置に液圧を供給する液圧操作装置には、通常の液圧
操作装置に比べ、極めて大きなアキュムレータが設置さ
れる反面、極めて小さなポンプが搭載されている。これ
は、瞬間的な動作に対し、アキュムレータに蓄積した圧
液が使用され、ポンプは動作後の補充をするように使用
されるためである。
【0007】ここで、ポンプとしては、一般的にピスト
ンポンプが使用されている。このピストンポンプは、ピ
ストンとシリンダによって形成されたピストン室と、こ
のピストン室の吸込側と吐出側にそれぞれ設けられた逆
止弁を有し、ピストンの往復動作に伴うピストン室の容
積変化を利用し、容積拡大時に吸込側逆止弁から流体を
吸い込み、容積縮小時に吐出側逆止弁から吐出する方式
のポンプである。
ンポンプが使用されている。このピストンポンプは、ピ
ストンとシリンダによって形成されたピストン室と、こ
のピストン室の吸込側と吐出側にそれぞれ設けられた逆
止弁を有し、ピストンの往復動作に伴うピストン室の容
積変化を利用し、容積拡大時に吸込側逆止弁から流体を
吸い込み、容積縮小時に吐出側逆止弁から吐出する方式
のポンプである。
【0008】[2.電力開閉器の液圧操作装置の従来
例] [2−1.構成]図10は、以上のようなピストンポン
プを使用した従来の電力開閉器の液圧操作装置の一例を
示す系統図である。この図10に示すように、ピストン
ポンプ1からアキュムレータ70を介して油圧駆動系8
0に至る一連の供給ラインが形成されており、ピストン
ポンプ1で昇圧された作動液が、アキュムレータ70で
加圧蓄積され、操作シリンダなどの油圧駆動系80に供
給されるようになっている。
例] [2−1.構成]図10は、以上のようなピストンポン
プを使用した従来の電力開閉器の液圧操作装置の一例を
示す系統図である。この図10に示すように、ピストン
ポンプ1からアキュムレータ70を介して油圧駆動系8
0に至る一連の供給ラインが形成されており、ピストン
ポンプ1で昇圧された作動液が、アキュムレータ70で
加圧蓄積され、操作シリンダなどの油圧駆動系80に供
給されるようになっている。
【0009】まず、ピストンポンプ1は、駆動軸11、
カム12、シリンダ13、ばね14、ピストン15、お
よびシリンダ13とピストン15によって形成されたピ
ストン室16を備えている。このピストンポンプ1にお
いて、ピストン15は、ばね14によって図中左側に付
勢され、カム12に圧着されており、この状態で駆動軸
11とカム12が回転することにより、軸方向に往復移
動するようになっている。そして、このピストンポンプ
1の吸込側と吐出側には、吸込逆止弁17と吐出逆止弁
18がそれぞれ設けられている。この場合、吸込逆止弁
17には油槽101に挿入された吸込フィルタ21が接
続され、吐出逆止弁18にはラインフィルタ22を介し
てアキュムレータ70および油圧駆動径80が接続され
ている。
カム12、シリンダ13、ばね14、ピストン15、お
よびシリンダ13とピストン15によって形成されたピ
ストン室16を備えている。このピストンポンプ1にお
いて、ピストン15は、ばね14によって図中左側に付
勢され、カム12に圧着されており、この状態で駆動軸
11とカム12が回転することにより、軸方向に往復移
動するようになっている。そして、このピストンポンプ
1の吸込側と吐出側には、吸込逆止弁17と吐出逆止弁
18がそれぞれ設けられている。この場合、吸込逆止弁
17には油槽101に挿入された吸込フィルタ21が接
続され、吐出逆止弁18にはラインフィルタ22を介し
てアキュムレータ70および油圧駆動径80が接続され
ている。
【0010】一方、ラインフィルタ22とアキュムレー
タ70との間には、止弁41,42、およびリリーフ弁
43が設けられている。このうち、止弁41は、常時閉
で使用され、開いた場合には供給ラインの圧液を油槽1
02に排出するように構成されている。止弁42は、常
時開で使用され、閉じた場合にはアキュムレータ70へ
の圧液の供給を遮断するように構成されている。リリー
フ弁43は、予め設定された許容圧力範囲内では閉じて
おり、圧力が許容圧力範囲を越えて過度に上昇した場合
に動作して供給ラインの圧液を油槽103に排出するよ
うに構成されている。
タ70との間には、止弁41,42、およびリリーフ弁
43が設けられている。このうち、止弁41は、常時閉
で使用され、開いた場合には供給ラインの圧液を油槽1
02に排出するように構成されている。止弁42は、常
時開で使用され、閉じた場合にはアキュムレータ70へ
の圧液の供給を遮断するように構成されている。リリー
フ弁43は、予め設定された許容圧力範囲内では閉じて
おり、圧力が許容圧力範囲を越えて過度に上昇した場合
に動作して供給ラインの圧液を油槽103に排出するよ
うに構成されている。
【0011】また、これらの弁41〜43とアキュムレ
ータ70との間には、圧力スイッチ61と圧力計62が
設けられている。このうち、圧力スイッチ61は、供給
ラインの圧力を検出し、検出した圧力に応じてピストン
ポンプ1の動作を制御するために設けられており、圧力
計62は、供給ラインの圧力を監視し、視覚的に表示す
るために設けられている。なお、図中104は、油圧駆
動計80から排出される圧液を回収するための油槽であ
る。
ータ70との間には、圧力スイッチ61と圧力計62が
設けられている。このうち、圧力スイッチ61は、供給
ラインの圧力を検出し、検出した圧力に応じてピストン
ポンプ1の動作を制御するために設けられており、圧力
計62は、供給ラインの圧力を監視し、視覚的に表示す
るために設けられている。なお、図中104は、油圧駆
動計80から排出される圧液を回収するための油槽であ
る。
【0012】[2−2.作用]以上のように構成された
図10の液圧操作装置は次のように作用する。まず、ピ
ストンポンプ1の駆動軸11とカム12の回転によっ
て、そのピストン15が図中左側に移動すると、ピスト
ン室16の容積が拡大し、このピストン室16内の圧力
が低下する。このピストン室16の圧力低下に伴い、吸
込逆止弁17が開き、吸込フィルタ21を介して油槽1
01から作動液を吸い込む。
図10の液圧操作装置は次のように作用する。まず、ピ
ストンポンプ1の駆動軸11とカム12の回転によっ
て、そのピストン15が図中左側に移動すると、ピスト
ン室16の容積が拡大し、このピストン室16内の圧力
が低下する。このピストン室16の圧力低下に伴い、吸
込逆止弁17が開き、吸込フィルタ21を介して油槽1
01から作動液を吸い込む。
【0013】カム12がさらに回転してピストン15を
図中右側に押圧すると、ばね14の付勢力に抗してピス
トン15が図中右側に移動して、ピストン室16の容積
が縮小し、このピストン室16内の圧力が上昇する。そ
して、このピストン室16内の圧力が吐出逆止弁18の
反ピストン室側の圧力以上になると、吐出逆止弁18が
押し開かれ、ピストン室16内の圧液は、ラインフィル
タ22、止弁42を介して、アキュムレータ70および
油圧駆動系80へと供給される。この場合、油圧駆動系
80の動作や微小な漏れによって油圧駆動計80から排
出される圧液は、油槽104によって適宜回収される。
図中右側に押圧すると、ばね14の付勢力に抗してピス
トン15が図中右側に移動して、ピストン室16の容積
が縮小し、このピストン室16内の圧力が上昇する。そ
して、このピストン室16内の圧力が吐出逆止弁18の
反ピストン室側の圧力以上になると、吐出逆止弁18が
押し開かれ、ピストン室16内の圧液は、ラインフィル
タ22、止弁42を介して、アキュムレータ70および
油圧駆動系80へと供給される。この場合、油圧駆動系
80の動作や微小な漏れによって油圧駆動計80から排
出される圧液は、油槽104によって適宜回収される。
【0014】また、このような圧液の供給時において、
供給ラインにおける圧液の圧力が第1の設定圧力より低
下すると圧力スイッチ61が動作してポンプ1を動作さ
せ、逆に、圧力が第2の設定圧力より上昇すると圧力ス
イッチ61が動作してポンプを停止させる。このような
圧力スイッチ61の動作により、供給ラインにおける圧
液の圧力は、第1の設定圧力と第2の設定圧力の間の圧
力範囲内にほぼ維持される。
供給ラインにおける圧液の圧力が第1の設定圧力より低
下すると圧力スイッチ61が動作してポンプ1を動作さ
せ、逆に、圧力が第2の設定圧力より上昇すると圧力ス
イッチ61が動作してポンプを停止させる。このような
圧力スイッチ61の動作により、供給ラインにおける圧
液の圧力は、第1の設定圧力と第2の設定圧力の間の圧
力範囲内にほぼ維持される。
【0015】一方、圧力スイッチ61の故障などの何ら
かの不都合により、供給ラインにおける圧液の圧力が過
度に上昇する可能性もある。このような場合には、リリ
ーフ弁43が動作して、供給ラインの圧液が油槽103
に排出されるため、過度な圧力上昇に起因する機器の破
壊を防止できる。また、常時閉で使用されている止弁4
1を開いて圧液を油槽102に排出することもできる。
なお、このような供給ラインの圧液の圧力は、圧力計6
2によって容易に監視できる。
かの不都合により、供給ラインにおける圧液の圧力が過
度に上昇する可能性もある。このような場合には、リリ
ーフ弁43が動作して、供給ラインの圧液が油槽103
に排出されるため、過度な圧力上昇に起因する機器の破
壊を防止できる。また、常時閉で使用されている止弁4
1を開いて圧液を油槽102に排出することもできる。
なお、このような供給ラインの圧液の圧力は、圧力計6
2によって容易に監視できる。
【0016】[2−3.補足説明]なお、このような液
圧操作装置においては、ピストンポンプ1を定期的に運
転するために、図10に示すように、油圧駆動系80側
に漏れ要素51を設置する場合がある。また、ピストン
室16内部に気体が侵入した場合にこれを無害化するた
めに、ピストンポンプ1の吸込逆止弁17と吸込フィル
タ21との間にギアポンプなどの予備加圧ポンプ2を設
けることもある。一方、低圧液を有効に回収再利用する
ために、油槽101〜104,106を図示しない低圧
管路によって連通する場合もある。
圧操作装置においては、ピストンポンプ1を定期的に運
転するために、図10に示すように、油圧駆動系80側
に漏れ要素51を設置する場合がある。また、ピストン
室16内部に気体が侵入した場合にこれを無害化するた
めに、ピストンポンプ1の吸込逆止弁17と吸込フィル
タ21との間にギアポンプなどの予備加圧ポンプ2を設
けることもある。一方、低圧液を有効に回収再利用する
ために、油槽101〜104,106を図示しない低圧
管路によって連通する場合もある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な液圧操作装置のピストンポンプ1においては、吸込逆
止弁17および吐出逆止弁18の容積や、ピストン15
の移動終端部に衝突防止の隙間を設けるなどの理由によ
り、ピストン室16内に、零でないある程度の最小容積
を設けざるを得ない。このように設けられる最小容積は
死容積と呼ばれる。
な液圧操作装置のピストンポンプ1においては、吸込逆
止弁17および吐出逆止弁18の容積や、ピストン15
の移動終端部に衝突防止の隙間を設けるなどの理由によ
り、ピストン室16内に、零でないある程度の最小容積
を設けざるを得ない。このように設けられる最小容積は
死容積と呼ばれる。
【0018】この死容積Vdとピストン15の移動で押
し退けられる容積すなわち行程容積Vsとによって、ピ
ストンポンプ1のピストン室16の圧縮比Rが決まる。
この場合、圧縮比Rは、次の式(1)で表される。
し退けられる容積すなわち行程容積Vsとによって、ピ
ストンポンプ1のピストン室16の圧縮比Rが決まる。
この場合、圧縮比Rは、次の式(1)で表される。
【数1】R=Vd/(Vd+Vs) … 式(1) 一般的に、高圧の液圧ポンプでは、ピストンを駆動する
駆動力低減のためにピストンの直径を小さくして行程容
積Vsを小さく設計するが、吐出量の小さいポンプで
は、この行程容積Vsは数cm3 程度と小さく、1cm
3 以下のポンプも多いため、必然的に死容積Vdが大き
くなる。その結果、圧縮比Rが2〜10程度になってし
まう。
駆動力低減のためにピストンの直径を小さくして行程容
積Vsを小さく設計するが、吐出量の小さいポンプで
は、この行程容積Vsは数cm3 程度と小さく、1cm
3 以下のポンプも多いため、必然的に死容積Vdが大き
くなる。その結果、圧縮比Rが2〜10程度になってし
まう。
【0019】このように圧縮比Rが小さいと、液圧ポン
プでは、液体の体積変化が極めて小さいために通常は問
題を生じることはないが、仮に気泡を吸い込んだ場合に
は、気体の体積変化で吐出可能圧力が低下してしまい、
吐出逆止弁の反ピストン室側の圧力が高い場合には、吐
出できなくなってしまう。
プでは、液体の体積変化が極めて小さいために通常は問
題を生じることはないが、仮に気泡を吸い込んだ場合に
は、気体の体積変化で吐出可能圧力が低下してしまい、
吐出逆止弁の反ピストン室側の圧力が高い場合には、吐
出できなくなってしまう。
【0020】この気泡の吸込に関して、吐出量の大きい
ポンプでは、行程容積Vsが大きいため、小さな気泡を
吸い込む限りではあまり大きな問題にならない。しかし
ながら、吐出量の小さいポンプでは、気泡の大きさに対
して行程容積Vsが小さいため、少し大きな気泡を吸い
込んだだけで吐出不能になる可能性がある。
ポンプでは、行程容積Vsが大きいため、小さな気泡を
吸い込む限りではあまり大きな問題にならない。しかし
ながら、吐出量の小さいポンプでは、気泡の大きさに対
して行程容積Vsが小さいため、少し大きな気泡を吸い
込んだだけで吐出不能になる可能性がある。
【0021】また、ポンプ中の液体への気泡の混入は、
以上のように直接に吸い込むだけではなく、溶解してい
た気体が気泡化することによって生じる可能性もある。
例えば、図10のピストンポンプ1において、吐出逆止
弁18のシール性に起因して1時間に数滴の滲み出し程
度の逆流がある場合には、高圧の作動液中に溶解してい
た気体が、ピストン室16の内部で気泡になる。この場
合、ピストン15とシリンダ13の間には、通常数μm
程度の微小な隙間が存在するため、この隙間を介して作
動液はピストン室16から外部に滲み出すが、気泡はこ
の隙間を通過できずにピストン室16内に残り、蓄積さ
れて大きな気泡となる可能性がある。
以上のように直接に吸い込むだけではなく、溶解してい
た気体が気泡化することによって生じる可能性もある。
例えば、図10のピストンポンプ1において、吐出逆止
弁18のシール性に起因して1時間に数滴の滲み出し程
度の逆流がある場合には、高圧の作動液中に溶解してい
た気体が、ピストン室16の内部で気泡になる。この場
合、ピストン15とシリンダ13の間には、通常数μm
程度の微小な隙間が存在するため、この隙間を介して作
動液はピストン室16から外部に滲み出すが、気泡はこ
の隙間を通過できずにピストン室16内に残り、蓄積さ
れて大きな気泡となる可能性がある。
【0022】したがって、吐出量の小さなピストンポン
プ1で、運転頻度が少なく、吐出逆止弁18の反ピスト
ン室側に、高圧が常時作用している場合、あるいは吸込
側から気泡が侵入しやすい場合には、昇圧不良の発生確
率が高いことになる。
プ1で、運転頻度が少なく、吐出逆止弁18の反ピスト
ン室側に、高圧が常時作用している場合、あるいは吸込
側から気泡が侵入しやすい場合には、昇圧不良の発生確
率が高いことになる。
【0023】このようなピストンポンプ1の昇圧不良の
発生を防止するための方法としては、例えば、従来、別
の現象に対する対策方法として採用されているところ
の、次のような方法の採用が考えられる。すなわち、
高圧側の圧液の微小量を常時大気圧側に流し(例:図1
0の漏れ要素51の設置)、高圧側圧力を低下させるこ
とによってポンプを頻繁に運転させる方法(特開平3−
176917号公報、特開平3−068334号公報)
や、ピストンポンプ1の吸込側にギアポンプなどの予
備的なポンプ(例:図10の予備加圧ポンプ2)を設置
して、吸込行程で圧力を大気圧よりも高く、例えば5〜
10気圧程度にすることで気泡容積を5分の1〜10分
の1として無害化する方法などの採用が考えられる。
発生を防止するための方法としては、例えば、従来、別
の現象に対する対策方法として採用されているところ
の、次のような方法の採用が考えられる。すなわち、
高圧側の圧液の微小量を常時大気圧側に流し(例:図1
0の漏れ要素51の設置)、高圧側圧力を低下させるこ
とによってポンプを頻繁に運転させる方法(特開平3−
176917号公報、特開平3−068334号公報)
や、ピストンポンプ1の吸込側にギアポンプなどの予
備的なポンプ(例:図10の予備加圧ポンプ2)を設置
して、吸込行程で圧力を大気圧よりも高く、例えば5〜
10気圧程度にすることで気泡容積を5分の1〜10分
の1として無害化する方法などの採用が考えられる。
【0024】しかし、これらの方法のうち、の、ポン
プを頻繁に運転させる方法は、気体の蓄積に対する対策
として有効であるが、気泡の吸込に対する効果は少な
い。また、の、吸込時の加圧は、気泡の吸込と気体の
蓄積の両方に対して効果がある反面、ポンプが大型化
し、高価になってしまうため、機器の小型化に不都合で
ある上、経済性にも問題があった。
プを頻繁に運転させる方法は、気体の蓄積に対する対策
として有効であるが、気泡の吸込に対する効果は少な
い。また、の、吸込時の加圧は、気泡の吸込と気体の
蓄積の両方に対して効果がある反面、ポンプが大型化
し、高価になってしまうため、機器の小型化に不都合で
ある上、経済性にも問題があった。
【0025】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
小型・簡略で安価な構造によってピストンポンプの昇圧
不良の発生を確実に防止可能とし、小型で安価なピスト
ンポンプを使用して、小型で動作信頼性が高く、しかも
低コストで製造可能な、優れた電力開閉器の液圧操作装
置を提供することである。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
小型・簡略で安価な構造によってピストンポンプの昇圧
不良の発生を確実に防止可能とし、小型で安価なピスト
ンポンプを使用して、小型で動作信頼性が高く、しかも
低コストで製造可能な、優れた電力開閉器の液圧操作装
置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明による電力開閉器
の液圧操作装置は、ピストンポンプの吐出側の逆止弁と
蓄圧装置との間に、ピストンポンプへの逆流を防止する
逆止弁と吐出逆止弁の反ピストン室側の圧力を放圧する
排圧装置からなる小型・簡略な構造を設けたことによ
り、ピストンポンプの起動時に、ピストンポンプの吐出
側の逆止弁の反ピストン側の圧力を低圧にできるため、
ピストンポンプの昇圧不良の発生を確実に防止できるも
のである。
の液圧操作装置は、ピストンポンプの吐出側の逆止弁と
蓄圧装置との間に、ピストンポンプへの逆流を防止する
逆止弁と吐出逆止弁の反ピストン室側の圧力を放圧する
排圧装置からなる小型・簡略な構造を設けたことによ
り、ピストンポンプの起動時に、ピストンポンプの吐出
側の逆止弁の反ピストン側の圧力を低圧にできるため、
ピストンポンプの昇圧不良の発生を確実に防止できるも
のである。
【0027】請求項1記載の発明において、電力開閉器
の液圧操作装置は、作動液を昇圧するピストンポンプ
と、その吐出側に設けられた第1の逆止弁と、前記ピス
トンポンプで昇圧され前記第1の逆止弁から供給された
作動液を加圧蓄積する蓄圧装置と、この蓄圧装置から供
給された作動液によって液圧駆動を行う液圧駆動装置
と、前記ピストンポンプから前記蓄圧装置を介して前記
液圧駆動装置に至る作動液の供給ラインと、この供給ラ
インの作動液の圧力を検出する圧力検出手段と、前記供
給ラインの作動液の圧力を放圧する排圧弁を備える。そ
して、この電力開閉器の液圧操作装置は、前記圧力検出
手段で検出された圧力に応じて前記ピストンポンプの動
作を制御するとともに、圧力が上昇し過ぎた場合に排圧
弁を動作させることにより、前記供給ラインの作動液の
圧力を予め設定された範囲内に維持するように構成され
る。
の液圧操作装置は、作動液を昇圧するピストンポンプ
と、その吐出側に設けられた第1の逆止弁と、前記ピス
トンポンプで昇圧され前記第1の逆止弁から供給された
作動液を加圧蓄積する蓄圧装置と、この蓄圧装置から供
給された作動液によって液圧駆動を行う液圧駆動装置
と、前記ピストンポンプから前記蓄圧装置を介して前記
液圧駆動装置に至る作動液の供給ラインと、この供給ラ
インの作動液の圧力を検出する圧力検出手段と、前記供
給ラインの作動液の圧力を放圧する排圧弁を備える。そ
して、この電力開閉器の液圧操作装置は、前記圧力検出
手段で検出された圧力に応じて前記ピストンポンプの動
作を制御するとともに、圧力が上昇し過ぎた場合に排圧
弁を動作させることにより、前記供給ラインの作動液の
圧力を予め設定された範囲内に維持するように構成され
る。
【0028】さらに、請求項1記載の発明は、以上のよ
うな構成に加えて、次のような第2の逆止弁と排圧装置
が設けられたことを特徴としている。すなわち、第2の
逆止弁は、前記供給ラインにおける前記第1の逆止弁と
前記蓄圧装置との間に、高圧の作動液の前記ピストンポ
ンプ側への逆流を防止するために設けられる。排圧装置
は、この第2の逆止弁とピストンポンプの間に、ピスト
ンポンプの起動時に前記第1の逆止弁の反ピストン室側
の圧力を放圧するために設けられる。
うな構成に加えて、次のような第2の逆止弁と排圧装置
が設けられたことを特徴としている。すなわち、第2の
逆止弁は、前記供給ラインにおける前記第1の逆止弁と
前記蓄圧装置との間に、高圧の作動液の前記ピストンポ
ンプ側への逆流を防止するために設けられる。排圧装置
は、この第2の逆止弁とピストンポンプの間に、ピスト
ンポンプの起動時に前記第1の逆止弁の反ピストン室側
の圧力を放圧するために設けられる。
【0029】以上のような構成を有する請求項1記載の
発明によれば、ピストンポンプの起動時に、排圧装置に
よって第1の逆止弁の反ピストン室側の圧力を放圧し、
低圧にできる。この場合、第2の逆止弁によって供給ラ
インにおける液圧駆動装置側の部分の圧力は高圧に維持
されるため、この部分に対する排圧装置による影響はな
い。
発明によれば、ピストンポンプの起動時に、排圧装置に
よって第1の逆止弁の反ピストン室側の圧力を放圧し、
低圧にできる。この場合、第2の逆止弁によって供給ラ
インにおける液圧駆動装置側の部分の圧力は高圧に維持
されるため、この部分に対する排圧装置による影響はな
い。
【0030】すなわち、本発明によれば、第2の逆止弁
と排圧装置からなる小型・簡略で安価な構造によって、
ピストンポンプの起動時における昇圧不良の発生を防止
できる。したがって、小型で安価なピストンポンプを使
用して、小型で動作信頼性が高く、しかも低コストで製
造可能な液圧操作装置を提供できる。
と排圧装置からなる小型・簡略で安価な構造によって、
ピストンポンプの起動時における昇圧不良の発生を防止
できる。したがって、小型で安価なピストンポンプを使
用して、小型で動作信頼性が高く、しかも低コストで製
造可能な液圧操作装置を提供できる。
【0031】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、排圧装置が次のように構成されたことを特
徴としている。すなわち、排圧装置は、常時開口してい
る絞り要素であり、この絞り要素は、その流出量が前記
ピストンポンプの使用最高圧力状態での吐出量以下とな
るように設定される。以上のような構成を有する請求項
2記載の発明によれば、ピストンポンプが停止している
場合に、常時開口している絞り要素によって、第1の逆
止弁と第2の逆止弁の間の部分の圧力を大気圧にできる
ため、ピストンポンプの起動時の昇圧不良を防止でき
る。また、ピストンポンプの運転中に気泡の吸込などに
より昇圧不良を生じた場合でも、ピストンポンプが吐出
しない短時間の間に第1の逆止弁と第2の逆止弁の間の
部分の圧力をピストン室の圧力以下に低圧できるため、
ピストンポンプは自動的に昇圧可能状態に復帰できる。
明において、排圧装置が次のように構成されたことを特
徴としている。すなわち、排圧装置は、常時開口してい
る絞り要素であり、この絞り要素は、その流出量が前記
ピストンポンプの使用最高圧力状態での吐出量以下とな
るように設定される。以上のような構成を有する請求項
2記載の発明によれば、ピストンポンプが停止している
場合に、常時開口している絞り要素によって、第1の逆
止弁と第2の逆止弁の間の部分の圧力を大気圧にできる
ため、ピストンポンプの起動時の昇圧不良を防止でき
る。また、ピストンポンプの運転中に気泡の吸込などに
より昇圧不良を生じた場合でも、ピストンポンプが吐出
しない短時間の間に第1の逆止弁と第2の逆止弁の間の
部分の圧力をピストン室の圧力以下に低圧できるため、
ピストンポンプは自動的に昇圧可能状態に復帰できる。
【0032】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、絞り要素が、オリフィス状の細孔によって
形成された絞り流路であることを特徴としている。以上
のような構成を有する請求項3記載の発明によれば、細
孔の径を選定することにより、流量を自由に設定でき
る。
明において、絞り要素が、オリフィス状の細孔によって
形成された絞り流路であることを特徴としている。以上
のような構成を有する請求項3記載の発明によれば、細
孔の径を選定することにより、流量を自由に設定でき
る。
【0033】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、絞り要素が、円柱状の孔とこの孔を貫通す
る軸の間の隙間によって形成された絞り流路であること
を特徴としている。以上のような構成を有する請求項4
記載の発明によれば、円柱状の孔と軸によって形成され
る隙間の幅寸法と長さを選定することにより、流量を自
由に設定できる。
明において、絞り要素が、円柱状の孔とこの孔を貫通す
る軸の間の隙間によって形成された絞り流路であること
を特徴としている。以上のような構成を有する請求項4
記載の発明によれば、円柱状の孔と軸によって形成され
る隙間の幅寸法と長さを選定することにより、流量を自
由に設定できる。
【0034】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、絞り要素が、コイル状に巻回された細管に
よって形成された絞り流路であることを特徴としてい
る。以上のような構成を有する請求項5記載の発明によ
れば、細管の内径と長さを選定することにより、流量を
自由に設定できる。また、細管をコイル状に巻回してい
るため、細管を長くした場合でも排圧装置の構成を小型
化できる。
明において、絞り要素が、コイル状に巻回された細管に
よって形成された絞り流路であることを特徴としてい
る。以上のような構成を有する請求項5記載の発明によ
れば、細管の内径と長さを選定することにより、流量を
自由に設定できる。また、細管をコイル状に巻回してい
るため、細管を長くした場合でも排圧装置の構成を小型
化できる。
【0035】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、絞り要素が次のように構成されたことを特
徴としている。すなわち、絞り要素は、平面部とそこに
設けられた所定深さのコイル状溝を有する第1の部材
と、溝のない平面部を有する第2の部材を、それぞれの
前記平面部同士を重ね合わせることによって形成された
コイル状の絞り流路である。以上のような構成を有する
請求項6記載の発明によれば、第1の部材のコイル状溝
の幅と深さ、および長さを選定することにより、流量を
自由に設定できる。この場合、コイル状溝全体の長さの
調整は、コイル状溝のピッチや平板の枚数を変化させる
ことにより、容易に行うことができる。さらに、流量の
変更が必要な場合には、第1の部材を交換するだけで、
容易に設計を変更できる。
明において、絞り要素が次のように構成されたことを特
徴としている。すなわち、絞り要素は、平面部とそこに
設けられた所定深さのコイル状溝を有する第1の部材
と、溝のない平面部を有する第2の部材を、それぞれの
前記平面部同士を重ね合わせることによって形成された
コイル状の絞り流路である。以上のような構成を有する
請求項6記載の発明によれば、第1の部材のコイル状溝
の幅と深さ、および長さを選定することにより、流量を
自由に設定できる。この場合、コイル状溝全体の長さの
調整は、コイル状溝のピッチや平板の枚数を変化させる
ことにより、容易に行うことができる。さらに、流量の
変更が必要な場合には、第1の部材を交換するだけで、
容易に設計を変更できる。
【0036】請求項7記載の発明は、請求項2記載の発
明において、絞り要素が次のように構成されたことを特
徴としている。すなわち、絞り要素は、排出口と平面部
を有する固定部材とその前記供給ライン側に可動に配置
された平板を有する。そして、前記ピストンポンプの運
転時には前記平板が作動液の流れによって前記固定部材
側に移動して前記排出口からの流出量を制限し、前記ピ
ストンポンプの停止時には前記平板が自由状態となるよ
うに構成される。以上のような構成を有する請求項7記
載の発明によれば、作動液の流れを利用して平板を動作
させ、容易かつ確実に流量を絞ることができる。また、
排出口を有する固定部材と平板のみを使用して流量を絞
ることができるため、排圧装置の構成を簡略化できる。
明において、絞り要素が次のように構成されたことを特
徴としている。すなわち、絞り要素は、排出口と平面部
を有する固定部材とその前記供給ライン側に可動に配置
された平板を有する。そして、前記ピストンポンプの運
転時には前記平板が作動液の流れによって前記固定部材
側に移動して前記排出口からの流出量を制限し、前記ピ
ストンポンプの停止時には前記平板が自由状態となるよ
うに構成される。以上のような構成を有する請求項7記
載の発明によれば、作動液の流れを利用して平板を動作
させ、容易かつ確実に流量を絞ることができる。また、
排出口を有する固定部材と平板のみを使用して流量を絞
ることができるため、排圧装置の構成を簡略化できる。
【0037】請求項8記載の発明は、請求項2記載の発
明において、絞り要素がニードル弁であることを特徴と
している。以上のような構成を有する請求項8記載の発
明によれば、ニードル弁の位置を移動させるだけの簡単
な操作により、流量を自由に設定できる。また、ニード
ル弁を使用しているため、排圧装置の構成を簡略化でき
る。
明において、絞り要素がニードル弁であることを特徴と
している。以上のような構成を有する請求項8記載の発
明によれば、ニードル弁の位置を移動させるだけの簡単
な操作により、流量を自由に設定できる。また、ニード
ル弁を使用しているため、排圧装置の構成を簡略化でき
る。
【0038】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明において、排圧装置が電磁弁であることを特徴として
いる。以上のような構成を有する請求項9記載の発明に
よれば、排圧装置を電気的に制御することにより、第1
の逆止弁と第2の逆止弁との間の部分の圧力を確実に低
圧にできるため、ピストンポンプの起動時の昇圧不良の
発生を確実に防止できる。したがって、動作信頼性をよ
り向上できる。また、ピストンポンプの運転用の電気回
路を利用して電磁弁を制御することができるため、それ
によって、さらに動作信頼性を向上できる上、実用面で
も優れている。
明において、排圧装置が電磁弁であることを特徴として
いる。以上のような構成を有する請求項9記載の発明に
よれば、排圧装置を電気的に制御することにより、第1
の逆止弁と第2の逆止弁との間の部分の圧力を確実に低
圧にできるため、ピストンポンプの起動時の昇圧不良の
発生を確実に防止できる。したがって、動作信頼性をよ
り向上できる。また、ピストンポンプの運転用の電気回
路を利用して電磁弁を制御することができるため、それ
によって、さらに動作信頼性を向上できる上、実用面で
も優れている。
【0039】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、電磁弁が常時閉じており、前記ピストン
ポンプの起動時のみ短時間だけ開くように構成されたこ
とを特徴としている。以上のような構成を有する請求項
10記載の発明によれば、ピストンポンプが起動された
直後に電磁弁を開くことによって、第1の逆止弁と第2
の逆止弁の間の部分の圧力を低圧にできるため、ピスト
ンポンプの起動時の昇圧不良を防止できる。
発明において、電磁弁が常時閉じており、前記ピストン
ポンプの起動時のみ短時間だけ開くように構成されたこ
とを特徴としている。以上のような構成を有する請求項
10記載の発明によれば、ピストンポンプが起動された
直後に電磁弁を開くことによって、第1の逆止弁と第2
の逆止弁の間の部分の圧力を低圧にできるため、ピスト
ンポンプの起動時の昇圧不良を防止できる。
【0040】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
発明において、電磁弁が常時開いており、前記ピストン
ポンプの起動中は閉じているように構成されたことを特
徴としている。以上のような構成を有する請求項11記
載の発明によれば、ピストンポンプの停止中には電磁弁
が開いているため、ピストンポンプの起動時の昇圧不良
を防止できる。
発明において、電磁弁が常時開いており、前記ピストン
ポンプの起動中は閉じているように構成されたことを特
徴としている。以上のような構成を有する請求項11記
載の発明によれば、ピストンポンプの停止中には電磁弁
が開いているため、ピストンポンプの起動時の昇圧不良
を防止できる。
【0041】請求項12記載の発明は、請求項1記載の
発明において、排圧装置が、手動で開く常時閉の手動開
放弁であることを特徴としている。以上のような構成を
有する請求項12記載の発明によれば、昇圧不良が発生
した場合に手動で弁を開くことにより、昇圧不良を解消
できる。この場合、手動開放弁を使用しているため、排
圧装置の構成を簡略化できる。なお、このように構成し
た場合には、昇圧不良の発生を確実に検出することが必
要である。
発明において、排圧装置が、手動で開く常時閉の手動開
放弁であることを特徴としている。以上のような構成を
有する請求項12記載の発明によれば、昇圧不良が発生
した場合に手動で弁を開くことにより、昇圧不良を解消
できる。この場合、手動開放弁を使用しているため、排
圧装置の構成を簡略化できる。なお、このように構成し
た場合には、昇圧不良の発生を確実に検出することが必
要である。
【0042】請求項13記載の発明は、請求項1記載の
発明において、排圧装置が次のように構成されたことを
特徴としている。すなわち、排圧装置は、弁室、この弁
室内に挿入された弁体、この弁体と当接して流れを閉止
する弁座部、この弁座部の内側に設けられた排出口、お
よび前記弁座部から離れる方向に前記弁体を付勢する付
勢手段を有する。そして、前記ピストンポンプの運転時
には前記弁体が作動液の流路抵抗で発生した差圧力によ
って前記弁座部側に移動して前記排出口からの流出量を
制限し、前記ピストンポンプの停止時には前記弁体が前
記付勢手段によって前記弁座部から離れる方向に移動す
るように構成される。
発明において、排圧装置が次のように構成されたことを
特徴としている。すなわち、排圧装置は、弁室、この弁
室内に挿入された弁体、この弁体と当接して流れを閉止
する弁座部、この弁座部の内側に設けられた排出口、お
よび前記弁座部から離れる方向に前記弁体を付勢する付
勢手段を有する。そして、前記ピストンポンプの運転時
には前記弁体が作動液の流路抵抗で発生した差圧力によ
って前記弁座部側に移動して前記排出口からの流出量を
制限し、前記ピストンポンプの停止時には前記弁体が前
記付勢手段によって前記弁座部から離れる方向に移動す
るように構成される。
【0043】以上のような構成を有する請求項13記載
の発明によれば、作動液の流れを利用して弁体を動作さ
せ、容易かつ確実に流量を絞ることができる。特に、付
勢手段によって弁座部から離れる方向に弁体を付勢して
いるため、ピストンポンプの停止時には流量を確実に増
大させ、第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の部分の圧
力を迅速かつ確実に低圧にできるため、ピストンポンプ
の起動時の昇圧不良の発生を確実に防止できる。したが
って、動作信頼性をより向上できる。
の発明によれば、作動液の流れを利用して弁体を動作さ
せ、容易かつ確実に流量を絞ることができる。特に、付
勢手段によって弁座部から離れる方向に弁体を付勢して
いるため、ピストンポンプの停止時には流量を確実に増
大させ、第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の部分の圧
力を迅速かつ確実に低圧にできるため、ピストンポンプ
の起動時の昇圧不良の発生を確実に防止できる。したが
って、動作信頼性をより向上できる。
【0044】請求項14記載の発明は、請求項1〜13
までの各発明において、排圧装置が次のように構成され
たことを特徴としている。すなわち、排圧装置は、気中
に開口する放圧用の排出口を有し、この排出口は、前記
供給ラインにおける前記第1の逆止弁と第2の逆止弁と
の間の最も高い位置に、下方以外の方向に開口するよう
に配置される。
までの各発明において、排圧装置が次のように構成され
たことを特徴としている。すなわち、排圧装置は、気中
に開口する放圧用の排出口を有し、この排出口は、前記
供給ラインにおける前記第1の逆止弁と第2の逆止弁と
の間の最も高い位置に、下方以外の方向に開口するよう
に配置される。
【0045】以上のような構成を有する請求項14記載
の発明によれば、排出口の開口部を高い位置に設けたこ
とにより、供給ラインの内部の作動液と空気との置換を
防止し、気体の溶存率の上昇を防止できる。また、排出
口の開口部を下方以外の方向に向けたことにより、この
部分における作動液の乾燥を防止できる。したがって、
動作信頼性をより向上できる。
の発明によれば、排出口の開口部を高い位置に設けたこ
とにより、供給ラインの内部の作動液と空気との置換を
防止し、気体の溶存率の上昇を防止できる。また、排出
口の開口部を下方以外の方向に向けたことにより、この
部分における作動液の乾燥を防止できる。したがって、
動作信頼性をより向上できる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下には、本発明による電力開閉
器の液圧操作装置の複数の実施の形態について、図1〜
図9を参照して具体的に説明する。なお、図10に示し
た従来例と同一部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。
器の液圧操作装置の複数の実施の形態について、図1〜
図9を参照して具体的に説明する。なお、図10に示し
た従来例と同一部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。
【0047】[1.液圧操作装置の基本的な実施の形
態] [1−1.構成]図1は、本発明による実施の形態とし
て、特に、請求項1記載の発明を適用した電力開閉器の
液圧操作装置の基本的な実施の形態を示す系統図であ
る。この図1に示すように、本実施の形態においては、
図10に示した従来例と同様に、ピストンポンプ1から
アキュムレータ70を介して油圧駆動系80に至る一連
の供給ラインが形成されている。
態] [1−1.構成]図1は、本発明による実施の形態とし
て、特に、請求項1記載の発明を適用した電力開閉器の
液圧操作装置の基本的な実施の形態を示す系統図であ
る。この図1に示すように、本実施の形態においては、
図10に示した従来例と同様に、ピストンポンプ1から
アキュムレータ70を介して油圧駆動系80に至る一連
の供給ラインが形成されている。
【0048】ここで、ピストンポンプ1の構成は、図1
0に示した従来例と全く同様であり、ピストンポンプ1
の吸込側と吐出側には、吸込逆止弁17と吐出逆止弁
(第1の逆止弁)18がそれぞれ設けられている。そし
て、吸込逆止弁17には油槽101に挿入された吸込フ
ィルタ21が接続され、吐出逆止弁18にはラインフィ
ルタ22を介してアキュムレータ(蓄圧装置)70およ
び油圧駆動系(液圧駆動装置)80が接続されている。
0に示した従来例と全く同様であり、ピストンポンプ1
の吸込側と吐出側には、吸込逆止弁17と吐出逆止弁
(第1の逆止弁)18がそれぞれ設けられている。そし
て、吸込逆止弁17には油槽101に挿入された吸込フ
ィルタ21が接続され、吐出逆止弁18にはラインフィ
ルタ22を介してアキュムレータ(蓄圧装置)70およ
び油圧駆動系(液圧駆動装置)80が接続されている。
【0049】この場合、本実施の形態においては、吐出
逆止弁18とラインフィルタ22の間に、高圧の圧液の
ピストンポンプ1側への逆流を防止するライン逆止弁
(第2の逆止弁)31が設けられており、さらに、この
ライン逆止弁31と吐出逆止弁18の間に、圧液を放出
する放圧要素(排圧装置)50が設けられている。この
放圧要素50は、供給ラインの圧液を油槽105に放出
するように構成されている。
逆止弁18とラインフィルタ22の間に、高圧の圧液の
ピストンポンプ1側への逆流を防止するライン逆止弁
(第2の逆止弁)31が設けられており、さらに、この
ライン逆止弁31と吐出逆止弁18の間に、圧液を放出
する放圧要素(排圧装置)50が設けられている。この
放圧要素50は、供給ラインの圧液を油槽105に放出
するように構成されている。
【0050】なお、他の構成、すなわち、止弁41,4
2、およびリリーフ弁43や、圧力スイッチ61と圧力
計62を設けた点については、図10の従来例と全く同
様である。また、本実施の形態においては、上記のよう
なライン逆止弁31と放圧要素50を設けているため、
図10に破線で示したような油圧駆動径80側の漏れ要
素51や、ピストンポンプ1の吸込側の予備加圧ポンプ
2などは設けられていない。
2、およびリリーフ弁43や、圧力スイッチ61と圧力
計62を設けた点については、図10の従来例と全く同
様である。また、本実施の形態においては、上記のよう
なライン逆止弁31と放圧要素50を設けているため、
図10に破線で示したような油圧駆動径80側の漏れ要
素51や、ピストンポンプ1の吸込側の予備加圧ポンプ
2などは設けられていない。
【0051】[1−2.作用効果]以上のような構成を
有する本実施の形態によれば、放圧要素50によって、
少なくともピストンポンプ1の起動時には、供給ライン
中の吐出逆止弁18とライン逆止弁の31の間の部分の
管路の圧力を低圧にできる。したがって、ピストンポン
プ1の昇圧不良の発生を防止できる。
有する本実施の形態によれば、放圧要素50によって、
少なくともピストンポンプ1の起動時には、供給ライン
中の吐出逆止弁18とライン逆止弁の31の間の部分の
管路の圧力を低圧にできる。したがって、ピストンポン
プ1の昇圧不良の発生を防止できる。
【0052】すなわち、前述したように、ピストンポン
プ1の昇圧不良は、ピストンポンプ運転中のピストン室
16内の圧力に対して、吐出逆止弁18の反ピストン室
16側圧力が高いと昇圧できない現象である。これに対
して、本実施の形態によれば、放圧要素50によって吐
出逆止弁18の反ピストン室16側の圧力をピストン室
16内の圧力よりも低くできるため、ピストンポンプ1
の昇圧不良の発生を防止できるのである。
プ1の昇圧不良は、ピストンポンプ運転中のピストン室
16内の圧力に対して、吐出逆止弁18の反ピストン室
16側圧力が高いと昇圧できない現象である。これに対
して、本実施の形態によれば、放圧要素50によって吐
出逆止弁18の反ピストン室16側の圧力をピストン室
16内の圧力よりも低くできるため、ピストンポンプ1
の昇圧不良の発生を防止できるのである。
【0053】この場合、ライン逆止弁31によって、供
給ラインにおける油圧駆動径80側の部分の圧力は高圧
に維持されるため、この部分に対して放圧要素50の設
置による悪影響を与えることはない。
給ラインにおける油圧駆動径80側の部分の圧力は高圧
に維持されるため、この部分に対して放圧要素50の設
置による悪影響を与えることはない。
【0054】また、仮にピストンポンプ1の運転中に吐
出不良になった場合でも、ピストンポンプ1が吐出して
いない短時間の間に、吐出逆止弁18の反ピストン室1
6側の圧力を自動的に低くできるように放圧要素50を
構成することにより、自動的に昇圧可能状態に復帰でき
る。
出不良になった場合でも、ピストンポンプ1が吐出して
いない短時間の間に、吐出逆止弁18の反ピストン室1
6側の圧力を自動的に低くできるように放圧要素50を
構成することにより、自動的に昇圧可能状態に復帰でき
る。
【0055】このように、本実施の形態によれば、ライ
ン逆止弁31と放圧要素50からなる小型・簡略で安価
な構造によって、ピストンポンプ1の起動時における昇
圧不良の発生を防止できる。したがって、小型で安価な
ピストンポンプを使用して、小型で動作信頼性が高く、
しかも低コストで製造可能な液圧操作装置を実現でき
る。
ン逆止弁31と放圧要素50からなる小型・簡略で安価
な構造によって、ピストンポンプ1の起動時における昇
圧不良の発生を防止できる。したがって、小型で安価な
ピストンポンプを使用して、小型で動作信頼性が高く、
しかも低コストで製造可能な液圧操作装置を実現でき
る。
【0056】[2.放圧要素の基本的な実施の形態]図
1の液圧操作装置に使用する放圧要素50の基本的な実
施の形態としては、例えば、請求項2記載の発明を適用
して、常時開口している絞り要素とし、この絞り要素か
らの圧液の流出量がピストンポンプ1の吐出量以下とな
るように設定することが考えられる。
1の液圧操作装置に使用する放圧要素50の基本的な実
施の形態としては、例えば、請求項2記載の発明を適用
して、常時開口している絞り要素とし、この絞り要素か
らの圧液の流出量がピストンポンプ1の吐出量以下とな
るように設定することが考えられる。
【0057】以上のような構成を有する本実施の形態に
よれば、ピストンポンプ1が停止している場合には、吐
出逆止弁18とライン逆止弁31の間の部分の管路の圧
力を大気圧にできるため、ピストンポンプ1の起動時の
昇圧不良を防止できる。また、ピストンポンプ1の運転
中に大きな気泡を吸い込んだ場合には、一時的に昇圧不
良を発生するが、このような場合でも、ピストンポンプ
1が吐出しない短時間の間に吐出逆止弁18とライン逆
止弁31の間の部分の管路の圧力を、ピストン室16内
の圧力以下に低圧できるため、ピストンポンプ1は自動
的に昇圧可能状態に復帰できる。
よれば、ピストンポンプ1が停止している場合には、吐
出逆止弁18とライン逆止弁31の間の部分の管路の圧
力を大気圧にできるため、ピストンポンプ1の起動時の
昇圧不良を防止できる。また、ピストンポンプ1の運転
中に大きな気泡を吸い込んだ場合には、一時的に昇圧不
良を発生するが、このような場合でも、ピストンポンプ
1が吐出しない短時間の間に吐出逆止弁18とライン逆
止弁31の間の部分の管路の圧力を、ピストン室16内
の圧力以下に低圧できるため、ピストンポンプ1は自動
的に昇圧可能状態に復帰できる。
【0058】したがって、本実施の形態によれば、前記
液圧操作装置の基本的な実施の形態と同様の作用効果に
加えて、さらに、ピストンポンプの運転中に生じた昇圧
不良を確実に解消し、自動的に昇圧可能状態に復帰でき
るため、動作信頼性をより向上できる。
液圧操作装置の基本的な実施の形態と同様の作用効果に
加えて、さらに、ピストンポンプの運転中に生じた昇圧
不良を確実に解消し、自動的に昇圧可能状態に復帰でき
るため、動作信頼性をより向上できる。
【0059】なお、本実施の形態において重要な点は、
絞り要素からの流出量は圧力の上昇と共に増加するが、
ピストンポンプ1の吐出量は逆に圧力の上昇と共に減少
する特性を持っていることである。実際には、絞り要素
からの流出量は、例えば、ピストンポンプ1の使用状態
での吐出圧力の10%程度以下に設定され、ピストンポ
ンプ1の効率を無駄に低下させないように構成される。
絞り要素からの流出量は圧力の上昇と共に増加するが、
ピストンポンプ1の吐出量は逆に圧力の上昇と共に減少
する特性を持っていることである。実際には、絞り要素
からの流出量は、例えば、ピストンポンプ1の使用状態
での吐出圧力の10%程度以下に設定され、ピストンポ
ンプ1の効率を無駄に低下させないように構成される。
【0060】[3.放圧装置の具体的な実施の形態]以
下には、図1の液圧操作装置に使用する放圧要素50の
より具体的な実施の形態について、図2〜図9を参照し
て説明する。ここで、図2〜図7は、本発明による放圧
要素の第1〜第6の実施の形態として、前記常時開口の
絞り要素を使用した放圧要素のより具体的な複数の実施
の形態を示している。また、図8は、本発明による放圧
要素の第7の実施の形態として、電磁弁を使用した放圧
要素の一つの実施の形態を示しており、図9は、本発明
による放圧要素の第8の実施の形態として、圧力差で動
作する弁体を使用した放圧要素の一つの実施の形態を示
している。
下には、図1の液圧操作装置に使用する放圧要素50の
より具体的な実施の形態について、図2〜図9を参照し
て説明する。ここで、図2〜図7は、本発明による放圧
要素の第1〜第6の実施の形態として、前記常時開口の
絞り要素を使用した放圧要素のより具体的な複数の実施
の形態を示している。また、図8は、本発明による放圧
要素の第7の実施の形態として、電磁弁を使用した放圧
要素の一つの実施の形態を示しており、図9は、本発明
による放圧要素の第8の実施の形態として、圧力差で動
作する弁体を使用した放圧要素の一つの実施の形態を示
している。
【0061】[3−1.放圧要素の第1の実施の形態]
図2は、本発明による放圧要素の第1の実施の形態とし
て、特に、請求項3記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図2に示すよ
うに、本実施の形態においては、ライン逆止弁31のブ
ロック201の一部に、継ぎ手202を介して低圧配管
203が締結されており、それによって、ブロック20
1の管路201Aは、継ぎ手202の孔202Aを介し
て低圧配管203の管路203Aと連通している。そし
て、継ぎ手202には、絞り要素として、その流路20
2Aの高圧側(ブロック201側)に細孔205が設け
られている。
図2は、本発明による放圧要素の第1の実施の形態とし
て、特に、請求項3記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図2に示すよ
うに、本実施の形態においては、ライン逆止弁31のブ
ロック201の一部に、継ぎ手202を介して低圧配管
203が締結されており、それによって、ブロック20
1の管路201Aは、継ぎ手202の孔202Aを介し
て低圧配管203の管路203Aと連通している。そし
て、継ぎ手202には、絞り要素として、その流路20
2Aの高圧側(ブロック201側)に細孔205が設け
られている。
【0062】すなわち、ブロック201の管路201A
と継ぎ手202の孔202Aは、この細孔205を介し
て連通している。また、ブロック201の管路201A
内には、細孔205の目詰まりを防止するために、この
細孔205の開口部を覆うフィルタ204が設けられて
いる。なお、継ぎ手202とフィルタ204の間は、シ
ール部品206で封止され、継ぎ手202とブロック2
01の間は、シールパッキン207で封止されている。
低圧配管203は、図示していない油槽に接続されてお
り、継ぎ手202から排出された圧液を油槽に導くよう
に構成されている。
と継ぎ手202の孔202Aは、この細孔205を介し
て連通している。また、ブロック201の管路201A
内には、細孔205の目詰まりを防止するために、この
細孔205の開口部を覆うフィルタ204が設けられて
いる。なお、継ぎ手202とフィルタ204の間は、シ
ール部品206で封止され、継ぎ手202とブロック2
01の間は、シールパッキン207で封止されている。
低圧配管203は、図示していない油槽に接続されてお
り、継ぎ手202から排出された圧液を油槽に導くよう
に構成されている。
【0063】以上のような構成を有する本実施の形態に
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、継ぎ手202の細孔205の
径を適宜選定することにより、流路抵抗を自由に設定で
き、したがって、流量を自由に設定できる。
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、継ぎ手202の細孔205の
径を適宜選定することにより、流路抵抗を自由に設定で
き、したがって、流量を自由に設定できる。
【0064】なお、本実施の形態の変形例としては、吐
出逆止弁18とライン逆止弁31の間の部分をパイプ状
配管として油槽内に設置し、このパイプ状配管から油槽
内に圧液を直接放出する構成が考えられる。このように
構成した場合には、構造が簡略化されるため、絞り要素
をより安価に構成できる。また、点検などの実用面か
ら、細孔205からの圧液の流出状態を確認するための
点検窓を油槽に設けることなども有効である。
出逆止弁18とライン逆止弁31の間の部分をパイプ状
配管として油槽内に設置し、このパイプ状配管から油槽
内に圧液を直接放出する構成が考えられる。このように
構成した場合には、構造が簡略化されるため、絞り要素
をより安価に構成できる。また、点検などの実用面か
ら、細孔205からの圧液の流出状態を確認するための
点検窓を油槽に設けることなども有効である。
【0065】[3−2.放圧要素の第2の実施の形態]
図3は、本発明による放圧要素の第2の実施の形態とし
て、特に、請求項4記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図3に示すよ
うに、本実施の形態においては、ブロック301に円柱
状の孔302が設けられるとともに、この孔302を貫
通する軸303が設けられている。そして、この孔30
2と軸303の間に、流路抵抗を有する絞り流路となる
隙間が形成されている。また、ブロック301の両端面
には、蓋304,305がそれぞれ締結され、これによ
り、孔302の両端面がそれぞれ封止されている。さら
に、ブロック301の両端部近傍には、孔302と連通
する連通孔306,307がそれぞれ設けられ、ブロッ
ク301の同方向の側面にそれぞれ開口している。
図3は、本発明による放圧要素の第2の実施の形態とし
て、特に、請求項4記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図3に示すよ
うに、本実施の形態においては、ブロック301に円柱
状の孔302が設けられるとともに、この孔302を貫
通する軸303が設けられている。そして、この孔30
2と軸303の間に、流路抵抗を有する絞り流路となる
隙間が形成されている。また、ブロック301の両端面
には、蓋304,305がそれぞれ締結され、これによ
り、孔302の両端面がそれぞれ封止されている。さら
に、ブロック301の両端部近傍には、孔302と連通
する連通孔306,307がそれぞれ設けられ、ブロッ
ク301の同方向の側面にそれぞれ開口している。
【0066】なお、軸303には、軸周囲の圧力バラン
スを均等にするための複数の円周溝308が設けられて
いる。また、連通孔306,307との接続部となる孔
302の両端部近傍には、圧液の流入および流出を円滑
に行うために、他の部分よりも径の大きい大径部309
が形成されている。
スを均等にするための複数の円周溝308が設けられて
いる。また、連通孔306,307との接続部となる孔
302の両端部近傍には、圧液の流入および流出を円滑
に行うために、他の部分よりも径の大きい大径部309
が形成されている。
【0067】以上のような構成を有する本実施の形態に
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、次のような作用効果が得られ
る。まず、円柱状の孔302と軸303の間に形成され
る隙間の幅寸法と長さを適宜選定することにより、流路
抵抗を自由に設定でき、したがって、流量を自由に設定
できる。また、円柱状の孔302内に、円周溝308の
ない単純な形状の軸を挿入した場合には、孔と軸の位置
関係によって約2倍以上の流路抵抗の差が発生するが、
本実施の形態においては、軸303に円周溝308を設
けているため、流量に応じて孔302と軸303の位置
関係を変化させ、流路抵抗を変化させることができる。
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、次のような作用効果が得られ
る。まず、円柱状の孔302と軸303の間に形成され
る隙間の幅寸法と長さを適宜選定することにより、流路
抵抗を自由に設定でき、したがって、流量を自由に設定
できる。また、円柱状の孔302内に、円周溝308の
ない単純な形状の軸を挿入した場合には、孔と軸の位置
関係によって約2倍以上の流路抵抗の差が発生するが、
本実施の形態においては、軸303に円周溝308を設
けているため、流量に応じて孔302と軸303の位置
関係を変化させ、流路抵抗を変化させることができる。
【0068】すなわち、本実施の形態においては、ピス
トンポンプ1の昇圧不良などにより、圧力が低くなり、
流量が少ない場合には、孔302と軸303とが偏心し
た状態となり、その結果、流路抵抗が小さくなって流量
が多くなる。また、ピストンポンプ1が正常に昇圧し、
圧力が高くなり、流量が多くなると、軸303に設けた
円周溝308の圧力バランスの均等作用により軸303
が孔302の中心に浮き上げられて、流路抵抗が増加
し、絞り効果が高くなる効果が期待できる。
トンポンプ1の昇圧不良などにより、圧力が低くなり、
流量が少ない場合には、孔302と軸303とが偏心し
た状態となり、その結果、流路抵抗が小さくなって流量
が多くなる。また、ピストンポンプ1が正常に昇圧し、
圧力が高くなり、流量が多くなると、軸303に設けた
円周溝308の圧力バランスの均等作用により軸303
が孔302の中心に浮き上げられて、流路抵抗が増加
し、絞り効果が高くなる効果が期待できる。
【0069】[3−3.放圧要素の第3の実施の形態]
図4は、本発明による放圧要素の第3の実施の形態とし
て、特に、請求項5記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図4に示すよ
うに、本実施の形態においては、ブロック401の一部
に、継ぎ手402が締結されており、それによって、ブ
ロック401の管路401Aと継ぎ手402の孔402
Aが接続されている。そして、継ぎ手402には、絞り
要素として、その孔402Aの高圧側(ブロック401
側)にコイル状に巻回された細管405が、ロー付けな
どの方法で接合されている。すなわち、ブロック401
の管路401Aと継ぎ手402の孔402Aは、この細
管405を介して連通している。なお、継ぎ手402と
ブロック401の間は、シールパッキン407で封止さ
れている。
図4は、本発明による放圧要素の第3の実施の形態とし
て、特に、請求項5記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図4に示すよ
うに、本実施の形態においては、ブロック401の一部
に、継ぎ手402が締結されており、それによって、ブ
ロック401の管路401Aと継ぎ手402の孔402
Aが接続されている。そして、継ぎ手402には、絞り
要素として、その孔402Aの高圧側(ブロック401
側)にコイル状に巻回された細管405が、ロー付けな
どの方法で接合されている。すなわち、ブロック401
の管路401Aと継ぎ手402の孔402Aは、この細
管405を介して連通している。なお、継ぎ手402と
ブロック401の間は、シールパッキン407で封止さ
れている。
【0070】以上のような構成を有する本実施の形態に
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、細管405の内径と長さを適
宜選定することにより、流路抵抗を自由に設定でき、し
たがって、流量を自由に設定できる。この場合、一般
に、製作上の制約から細管の内径をあまり小さくするこ
とは困難である上、多様な内径の細管を製作することの
経済性を考慮すると、細管の長さの変化で流量を設定す
ることが有効である。これに対して、本実施の形態にお
いては、細管405をコイル状に巻回していることか
ら、細管405を長くした場合でも、配置スペースを拡
大せずにこの細管405をコンパクトに配置することが
できるため、放圧要素の構成を小型化できる。
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、細管405の内径と長さを適
宜選定することにより、流路抵抗を自由に設定でき、し
たがって、流量を自由に設定できる。この場合、一般
に、製作上の制約から細管の内径をあまり小さくするこ
とは困難である上、多様な内径の細管を製作することの
経済性を考慮すると、細管の長さの変化で流量を設定す
ることが有効である。これに対して、本実施の形態にお
いては、細管405をコイル状に巻回していることか
ら、細管405を長くした場合でも、配置スペースを拡
大せずにこの細管405をコンパクトに配置することが
できるため、放圧要素の構成を小型化できる。
【0071】なお、本実施の形態の変形例としては、例
えば、必要に応じて、前述した第1の実施の形態のよう
な低圧配管を継ぎ手402に接続し、この低圧配管によ
って圧液を油槽に導くように構成することもできる。ま
た、本実施の形態においては、細管405を継ぎ手40
2の高圧側に配置しているが、細管405を低圧側に設
け、この細管405を油槽へ圧液を導くための配管とし
て使用することも可能である。
えば、必要に応じて、前述した第1の実施の形態のよう
な低圧配管を継ぎ手402に接続し、この低圧配管によ
って圧液を油槽に導くように構成することもできる。ま
た、本実施の形態においては、細管405を継ぎ手40
2の高圧側に配置しているが、細管405を低圧側に設
け、この細管405を油槽へ圧液を導くための配管とし
て使用することも可能である。
【0072】[3−4.放圧要素の第4の実施の形態]
図5は、本発明による放圧要素の第4の実施の形態とし
て、特に、請求項6記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図5に示すよ
うに、本実施の形態においては、ブロック(第2の部
材)501の一部に、このブロック501の表面に開口
する大径孔501Dとこれにつながる管路501Dが設
けられ、この大径孔501Dと管路501Hの間に平面
部501Fが設けられている。このブロック501の大
径孔501Dには、継ぎ手(第2の部材)502が締結
されており、この継ぎ手502には、ブロック501の
管路501Hと対向して開口する孔502Hが設けられ
るとともに、その端面にはブロック501の平面部50
1Fと対向する平面部502Fが設けられている。
図5は、本発明による放圧要素の第4の実施の形態とし
て、特に、請求項6記載の発明を適用した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。この図5に示すよ
うに、本実施の形態においては、ブロック(第2の部
材)501の一部に、このブロック501の表面に開口
する大径孔501Dとこれにつながる管路501Dが設
けられ、この大径孔501Dと管路501Hの間に平面
部501Fが設けられている。このブロック501の大
径孔501Dには、継ぎ手(第2の部材)502が締結
されており、この継ぎ手502には、ブロック501の
管路501Hと対向して開口する孔502Hが設けられ
るとともに、その端面にはブロック501の平面部50
1Fと対向する平面部502Fが設けられている。
【0073】また、このブロック501の平面部501
Fと継ぎ手502の平面部502Fの間には、平板(第
1の部材)503が挿入されている。この平板503の
両側の平面部の中央には、管路501Hと孔502Hに
それぞれ対向する凹部504が設けられている。そし
て、平板503の両側の平面部における凹部504の外
周には、平板503の凹部504と平板503の外周面
とを連通するコイル状溝505がそれぞれ設けられてい
る。
Fと継ぎ手502の平面部502Fの間には、平板(第
1の部材)503が挿入されている。この平板503の
両側の平面部の中央には、管路501Hと孔502Hに
それぞれ対向する凹部504が設けられている。そし
て、平板503の両側の平面部における凹部504の外
周には、平板503の凹部504と平板503の外周面
とを連通するコイル状溝505がそれぞれ設けられてい
る。
【0074】この平板503の両面は、両側の平面部5
01F,502Fとそれぞれ密着されており、この密着
力は、ブロック501に対する継ぎ手502の締結力で
与えられている。ここで、継ぎ手502とブロック50
1の間は、シール部品506で封止されている。また、
図中507は継ぎ手502の接続部である。
01F,502Fとそれぞれ密着されており、この密着
力は、ブロック501に対する継ぎ手502の締結力で
与えられている。ここで、継ぎ手502とブロック50
1の間は、シール部品506で封止されている。また、
図中507は継ぎ手502の接続部である。
【0075】そして、平板503は、以上のように、両
側の平面部501F,502Fと密着する一方で、この
平板503の外周面とブロック501の大径孔501D
の円周面との間には隙間508が形成されている。その
結果、ブロック501の管路501Hは、平板503の
ブロック501側の凹部504を介し、さらに、同じ側
のコイル状溝505の内周端位置P1から中間位置P2
〜P6を経て外周端位置P7に至る流路を介して、隙間
508と連通している。また、この隙間508は、平板
503の継ぎ手502側のコイル状溝505の外周端位
置Q1から中間位置Q2〜Q6を経て内周端位置Q7に
至る流路を介し、さらに、同じ側の凹部504を介し
て、継ぎ手502の孔502Hと連通している。すなわ
ち、ブロック501の管路501Hと継ぎ手502の孔
502Hは、凹部504とコイル状溝505、および隙
間508を介して連通している。
側の平面部501F,502Fと密着する一方で、この
平板503の外周面とブロック501の大径孔501D
の円周面との間には隙間508が形成されている。その
結果、ブロック501の管路501Hは、平板503の
ブロック501側の凹部504を介し、さらに、同じ側
のコイル状溝505の内周端位置P1から中間位置P2
〜P6を経て外周端位置P7に至る流路を介して、隙間
508と連通している。また、この隙間508は、平板
503の継ぎ手502側のコイル状溝505の外周端位
置Q1から中間位置Q2〜Q6を経て内周端位置Q7に
至る流路を介し、さらに、同じ側の凹部504を介し
て、継ぎ手502の孔502Hと連通している。すなわ
ち、ブロック501の管路501Hと継ぎ手502の孔
502Hは、凹部504とコイル状溝505、および隙
間508を介して連通している。
【0076】以上のような構成を有する本実施の形態に
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、平板503のコイル状溝50
5の幅と深さ、および長さを適宜選定することにより、
流路抵抗を自由に設定でき、したがって、流量を自由に
設定できる。この場合、ブロック501の管路501H
と継ぎ手502の孔502Hの間に介在するコイル状溝
505全体の長さの調整は、コイル状溝505のピッチ
や平板503の枚数を変化させることにより、容易に行
うことができる。
よれば、前記放圧要素の基本的な実施の形態と同様の作
用効果に加えて、さらに、平板503のコイル状溝50
5の幅と深さ、および長さを適宜選定することにより、
流路抵抗を自由に設定でき、したがって、流量を自由に
設定できる。この場合、ブロック501の管路501H
と継ぎ手502の孔502Hの間に介在するコイル状溝
505全体の長さの調整は、コイル状溝505のピッチ
や平板503の枚数を変化させることにより、容易に行
うことができる。
【0077】なお、本実施の形態の変形例としては、例
えば、必要に応じて、前述した第1の実施の形態のよう
な低圧配管を継ぎ手502の接続部507に接続し、こ
の低圧配管によって圧液を油槽に導くように構成するこ
ともできる。
えば、必要に応じて、前述した第1の実施の形態のよう
な低圧配管を継ぎ手502の接続部507に接続し、こ
の低圧配管によって圧液を油槽に導くように構成するこ
ともできる。
【0078】[3−5.放圧要素の第5の実施の形態]
図6は、本発明による放圧要素の第5の実施の形態とし
て、特に、請求項7記載の発明を適用して圧液の流れに
よって絞りを変化させるように構成した放圧要素の一つ
の実施の形態を示す断面図である。この図6に示すよう
に、本実施の形態においては、ブロック601の一部
に、このブロック601の表面に開口する大径孔601
Aとこれにつながる管路601Hが設けられている。こ
のブロック601の大径孔601Aには、継ぎ手(固定
部材)602が締結されており、この継ぎ手602に
は、ブロック601の管路601Hと対向して開口する
孔602Hが設けられるとともに、その端面には、平面
部602Fが設けられている。
図6は、本発明による放圧要素の第5の実施の形態とし
て、特に、請求項7記載の発明を適用して圧液の流れに
よって絞りを変化させるように構成した放圧要素の一つ
の実施の形態を示す断面図である。この図6に示すよう
に、本実施の形態においては、ブロック601の一部
に、このブロック601の表面に開口する大径孔601
Aとこれにつながる管路601Hが設けられている。こ
のブロック601の大径孔601Aには、継ぎ手(固定
部材)602が締結されており、この継ぎ手602に
は、ブロック601の管路601Hと対向して開口する
孔602Hが設けられるとともに、その端面には、平面
部602Fが設けられている。
【0079】また、このブロック601の大径孔601
A内には、継ぎ手602の平面部602Fとほぼ同一寸
法の平板603が平面部602Fの孔602Hを覆うよ
うにして可動に配置されている。そして、この平板60
3と継ぎ手602の平面部602Fとの間には隙間60
5が形成されている。その結果、ブロック601の管路
601Hは、大径孔601Aを介し、さらに、平板60
3と継ぎ手602の平面部602Fとの間の隙間605
を介して、継ぎ手602の孔602Hと連通している。
なお、継ぎ手602とブロック601の間は、シール部
品606で密封されており、これによって、径大孔60
1A内が密閉状態に保たれている。
A内には、継ぎ手602の平面部602Fとほぼ同一寸
法の平板603が平面部602Fの孔602Hを覆うよ
うにして可動に配置されている。そして、この平板60
3と継ぎ手602の平面部602Fとの間には隙間60
5が形成されている。その結果、ブロック601の管路
601Hは、大径孔601Aを介し、さらに、平板60
3と継ぎ手602の平面部602Fとの間の隙間605
を介して、継ぎ手602の孔602Hと連通している。
なお、継ぎ手602とブロック601の間は、シール部
品606で密封されており、これによって、径大孔60
1A内が密閉状態に保たれている。
【0080】以上のような構成を有する本実施の形態に
おいて、平板603と継ぎ手602の平面部602Fと
の間の隙間605の幅は、平板603の位置によって変
動する。この場合、ピストンポンプ1の停止時には、圧
液の供給が停止しているため、平板603には周囲の作
動液の流体圧力が均等に加わり、平板603は移動可能
な状態にある。そして、この状態から、ピストンポンプ
1が起動されて圧液が流れると、管路601Hからの圧
液の流れによって平板603が平面部602F側に押圧
されて、隙間605が狭くなり、流量を絞る。
おいて、平板603と継ぎ手602の平面部602Fと
の間の隙間605の幅は、平板603の位置によって変
動する。この場合、ピストンポンプ1の停止時には、圧
液の供給が停止しているため、平板603には周囲の作
動液の流体圧力が均等に加わり、平板603は移動可能
な状態にある。そして、この状態から、ピストンポンプ
1が起動されて圧液が流れると、管路601Hからの圧
液の流れによって平板603が平面部602F側に押圧
されて、隙間605が狭くなり、流量を絞る。
【0081】したがって、本実施の形態によれば、圧液
の流れを利用して平板603を動作させ、容易かつ確実
に流量を絞ることができる。また、孔(排出口)602
Hを有する継ぎ手602と平板603のみを使用してい
るため、放圧要素の構成を簡略化できる。
の流れを利用して平板603を動作させ、容易かつ確実
に流量を絞ることができる。また、孔(排出口)602
Hを有する継ぎ手602と平板603のみを使用してい
るため、放圧要素の構成を簡略化できる。
【0082】[3−6.放圧要素の第6の実施の形態]
図7は、本発明による放圧要素の第6の実施の形態とし
て、特に、請求項8記載の発明を適用してニードル弁を
使用した放圧要素の一つの実施の形態を示す断面図であ
る。この図7に示すように、本実施の形態においては、
ブロック701には、ピストンポンプ1とライン逆止弁
31をつなぐ主管路701Mが設けられるとともに、こ
の主管路701Mから分岐したニードル用孔701Hと
これにつながる弁室701Aが設けられている。この弁
室701Aは、ブロック701の表面に開口しており、
この開口側から、弁棒(弁体)702が挿入され、弁室
701Aに取り付けられている。
図7は、本発明による放圧要素の第6の実施の形態とし
て、特に、請求項8記載の発明を適用してニードル弁を
使用した放圧要素の一つの実施の形態を示す断面図であ
る。この図7に示すように、本実施の形態においては、
ブロック701には、ピストンポンプ1とライン逆止弁
31をつなぐ主管路701Mが設けられるとともに、こ
の主管路701Mから分岐したニードル用孔701Hと
これにつながる弁室701Aが設けられている。この弁
室701Aは、ブロック701の表面に開口しており、
この開口側から、弁棒(弁体)702が挿入され、弁室
701Aに取り付けられている。
【0083】この場合、弁棒702は、ブロック701
の弁室701Aの壁面に設けられたねじ部701Sとこ
の弁棒702の外周面に設けられたねじ部702Sとに
よってブロック701に取り付けられている。そして、
この弁棒702は、その外側に突出する一端に設けられ
たつまみ702Lの回転によって軸方向に移動可能に配
置されている。また、この弁棒702の他端には、円錐
部702Nが設けられており、この円錐部702Nはニ
ードル用孔701H内に挿入されている。
の弁室701Aの壁面に設けられたねじ部701Sとこ
の弁棒702の外周面に設けられたねじ部702Sとに
よってブロック701に取り付けられている。そして、
この弁棒702は、その外側に突出する一端に設けられ
たつまみ702Lの回転によって軸方向に移動可能に配
置されている。また、この弁棒702の他端には、円錐
部702Nが設けられており、この円錐部702Nはニ
ードル用孔701H内に挿入されている。
【0084】なお、弁棒702と弁室701Aの壁面と
の間は、シール部品706で密封されており、これによ
って、弁室701A内が密閉状態に保たれている。さら
に、弁室701Aのこの密閉部分につながる排出口70
1Eが設けられており、この排出口701Eは図示しな
い油槽につながっている。
の間は、シール部品706で密封されており、これによ
って、弁室701A内が密閉状態に保たれている。さら
に、弁室701Aのこの密閉部分につながる排出口70
1Eが設けられており、この排出口701Eは図示しな
い油槽につながっている。
【0085】以上のような構成を有する本実施の形態に
おいては、つまみ702Lを回転させるだけの簡単な操
作により、弁棒702の位置を容易に調整することがで
きる。そして、このような簡単な操作により、弁棒70
2の円錐部702Nとニードル用孔701Hとの間の隙
間を調整して流路抵抗を自由に設定でき、したがって、
流量を自由に設定できる。また、ニードル弁を使用して
いるため、放圧要素の構成を簡略化できる。
おいては、つまみ702Lを回転させるだけの簡単な操
作により、弁棒702の位置を容易に調整することがで
きる。そして、このような簡単な操作により、弁棒70
2の円錐部702Nとニードル用孔701Hとの間の隙
間を調整して流路抵抗を自由に設定でき、したがって、
流量を自由に設定できる。また、ニードル弁を使用して
いるため、放圧要素の構成を簡略化できる。
【0086】[3−7.放圧要素の第7、第8の実施の
形態]図8は、本発明による放圧要素の第7、第8の実
施の形態として、特に、請求項9〜11記載の各発明を
適用して電磁弁を使用した放圧要素の2つの実施の形態
を示す断面図である。すなわち、図8の(A)は、第7
の実施の形態として、請求項10記載の発明を適用し、
常時弁が閉じており励磁された時のみ弁が開くように構
成したものであり、図8の(B)は、第8の実施の形態
として、請求項11記載の発明を適用し、常時弁が開い
ており、励磁された時のみ弁が閉じるように構成したも
のである。
形態]図8は、本発明による放圧要素の第7、第8の実
施の形態として、特に、請求項9〜11記載の各発明を
適用して電磁弁を使用した放圧要素の2つの実施の形態
を示す断面図である。すなわち、図8の(A)は、第7
の実施の形態として、請求項10記載の発明を適用し、
常時弁が閉じており励磁された時のみ弁が開くように構
成したものであり、図8の(B)は、第8の実施の形態
として、請求項11記載の発明を適用し、常時弁が開い
ており、励磁された時のみ弁が閉じるように構成したも
のである。
【0087】図8に示すように、電磁弁ボディ801に
は、弁室801Aと弁座801B、弁棒室801C、お
よび排出口801Dが設けられている。このうち、弁室
801A内には、弁802が設けられるとともに、ばね
押え803とばね804が設けられており、弁802
は、このばね804によって弁座801Bに密着して閉
じる方向に付勢されている。
は、弁室801Aと弁座801B、弁棒室801C、お
よび排出口801Dが設けられている。このうち、弁室
801A内には、弁802が設けられるとともに、ばね
押え803とばね804が設けられており、弁802
は、このばね804によって弁座801Bに密着して閉
じる方向に付勢されている。
【0088】また、弁棒室801C内には弁棒805が
設けられており、この弁棒805の一端には弁802を
押し開くための押圧部805Aが設けられている。この
弁棒805は、弁棒室801Cとの間に設けられたシー
ル部品806を介して弁棒室801Cに対して摺動可能
に取り付けられており、押圧部805Aと反対側の端部
は、その周囲に設けられた電磁石807の可動片805
Bを構成している。
設けられており、この弁棒805の一端には弁802を
押し開くための押圧部805Aが設けられている。この
弁棒805は、弁棒室801Cとの間に設けられたシー
ル部品806を介して弁棒室801Cに対して摺動可能
に取り付けられており、押圧部805Aと反対側の端部
は、その周囲に設けられた電磁石807の可動片805
Bを構成している。
【0089】この電磁石807は、可動片805Bを囲
むように配置されたコイル807Aと、弁棒805を軸
方向に支持するための蓋807B、および弁棒805を
付勢するばね807Cを備えている。この電磁石807
は、そのコイル807Aに通電励磁されると磁束が矢印
のように発生し、軸方向における可動片805Bとの間
の隙間800D2部分で吸着されるが、通電を解かれる
と、径方向における可動片805Bとの間の隙間800
D1が残留磁束を断ち、ばね807Cの力で元の状態に
戻る。ここで、図8の(A)に示す第7の実施の形態
は、通電励磁された際に弁を開く必要があり、図8の
(B)に示す第8の実施の形態は、逆に、通電励磁され
た際に弁を閉じる必要があるため、ばね807Cの押圧
方向と、隙間800D2部分で吸着される方向とが逆転
している。
むように配置されたコイル807Aと、弁棒805を軸
方向に支持するための蓋807B、および弁棒805を
付勢するばね807Cを備えている。この電磁石807
は、そのコイル807Aに通電励磁されると磁束が矢印
のように発生し、軸方向における可動片805Bとの間
の隙間800D2部分で吸着されるが、通電を解かれる
と、径方向における可動片805Bとの間の隙間800
D1が残留磁束を断ち、ばね807Cの力で元の状態に
戻る。ここで、図8の(A)に示す第7の実施の形態
は、通電励磁された際に弁を開く必要があり、図8の
(B)に示す第8の実施の形態は、逆に、通電励磁され
た際に弁を閉じる必要があるため、ばね807Cの押圧
方向と、隙間800D2部分で吸着される方向とが逆転
している。
【0090】そして、図8の(A)に示す第7の実施の
形態の電磁弁は、図示しないポンプ電動機の運転回路に
よって、例えばポンプ電動機が通電された場合に瞬時通
電されるように構成されている。この場合、限時継電器
を使うことも、また、電動機の起動電流や、負荷電流を
関知して継電器を使うこともできる。また、図8の
(B)に示す第8の実施の形態の電磁弁は、図示しない
ポンプ電動機の運転回路によって、例えばポンプ電動機
が通電されている場合に通電されるように構成されてい
る。
形態の電磁弁は、図示しないポンプ電動機の運転回路に
よって、例えばポンプ電動機が通電された場合に瞬時通
電されるように構成されている。この場合、限時継電器
を使うことも、また、電動機の起動電流や、負荷電流を
関知して継電器を使うこともできる。また、図8の
(B)に示す第8の実施の形態の電磁弁は、図示しない
ポンプ電動機の運転回路によって、例えばポンプ電動機
が通電されている場合に通電されるように構成されてい
る。
【0091】以上のような構成を有する第7、第8の実
施の形態の作用は次の通りである。まず、常時閉で使用
される(A)の第7の実施の形態においては、ピストン
ポンプ1が起動された直後に電磁弁が開き、昇圧不良を
防止できる。なお、このようなピストンポンプ1の運転
中に気泡を吸い込んだ場合には、ピストンポンプ1を一
旦停止して再起動する必要がある。したがって、ポンプ
運転回路には、ピストンポンプ1が一定時間運転した場
合に、ポンプを一旦停止して再度起動するタイマー回路
を設けることが有効である。
施の形態の作用は次の通りである。まず、常時閉で使用
される(A)の第7の実施の形態においては、ピストン
ポンプ1が起動された直後に電磁弁が開き、昇圧不良を
防止できる。なお、このようなピストンポンプ1の運転
中に気泡を吸い込んだ場合には、ピストンポンプ1を一
旦停止して再起動する必要がある。したがって、ポンプ
運転回路には、ピストンポンプ1が一定時間運転した場
合に、ポンプを一旦停止して再度起動するタイマー回路
を設けることが有効である。
【0092】次に、常時開で使用される(B)の第8の
実施の形態においては、ピストンポンプ1の停止中には
電磁弁が開いているため、ピストンポンプ1が起動され
る際には、図1の吐出逆止弁18とライン逆止弁31の
間の管路は大気圧であり、起動瞬時の昇圧不良は回避で
きるが、やはりポンプ運転中の昇圧不良には対処できな
い。したがって、この場合にも、ポンプ運転回路には、
ピストンポンプ1が一定時間運転した場合に、ポンプを
一旦停止して再度起動するタイマー回路を設けることが
有効である。
実施の形態においては、ピストンポンプ1の停止中には
電磁弁が開いているため、ピストンポンプ1が起動され
る際には、図1の吐出逆止弁18とライン逆止弁31の
間の管路は大気圧であり、起動瞬時の昇圧不良は回避で
きるが、やはりポンプ運転中の昇圧不良には対処できな
い。したがって、この場合にも、ポンプ運転回路には、
ピストンポンプ1が一定時間運転した場合に、ポンプを
一旦停止して再度起動するタイマー回路を設けることが
有効である。
【0093】以上のように、第7、第8の実施の形態に
よれば、特に、ポンプ運転回路を利用して電磁弁を電気
的に制御することにより、図1の吐出逆止弁18とライ
ン逆止弁31の間の部分の管路の圧力を確実に低圧にで
きるため、ピストンポンプ1の起動時の昇圧不良の発生
を確実に防止できる。したがって、動作信頼性をより向
上でき、実用面でも優れている。
よれば、特に、ポンプ運転回路を利用して電磁弁を電気
的に制御することにより、図1の吐出逆止弁18とライ
ン逆止弁31の間の部分の管路の圧力を確実に低圧にで
きるため、ピストンポンプ1の起動時の昇圧不良の発生
を確実に防止できる。したがって、動作信頼性をより向
上でき、実用面でも優れている。
【0094】なお、本実施の形態の変形例としては、請
求項12記載の発明を適用し、図1の放圧要素50とし
て、単に手動の弁を設けることも有効である。このよう
に手動弁を使用した構成においては、昇圧不良が発生し
た場合に作業員が出向いて手動で弁を一旦開くことによ
り、昇圧不良を解消できる。その後、再度閉じて昇圧不
良が回復したことを確認すれば良い。このように手動弁
を使用した場合には、液圧操作装置全体の構成を簡略化
できる。
求項12記載の発明を適用し、図1の放圧要素50とし
て、単に手動の弁を設けることも有効である。このよう
に手動弁を使用した構成においては、昇圧不良が発生し
た場合に作業員が出向いて手動で弁を一旦開くことによ
り、昇圧不良を解消できる。その後、再度閉じて昇圧不
良が回復したことを確認すれば良い。このように手動弁
を使用した場合には、液圧操作装置全体の構成を簡略化
できる。
【0095】また、このように手動弁を使用した場合に
は、昇圧不良の発生を確実に検出することが極めて重要
である。この昇圧不良の発生の検出は、例えば、ピスト
ンポンプの運転時間を監視して異常時に警報を発するよ
うに構成することにより、容易かつ確実に行うことがで
きる。
は、昇圧不良の発生を確実に検出することが極めて重要
である。この昇圧不良の発生の検出は、例えば、ピスト
ンポンプの運転時間を監視して異常時に警報を発するよ
うに構成することにより、容易かつ確実に行うことがで
きる。
【0096】[3−8.放圧要素の第9の実施の形態]
図9は、本発明による放圧要素の第9の実施の形態とし
て、特に、請求項13記載の発明を適用して圧液の流れ
によって絞りを変化させるように構成した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。本実施の形態は、
圧液の流れを利用して絞りを変化させる点では、前記第
5の実施の形態と同様であるが、特に、弁の開放用のば
ねを使用している点で異なる。
図9は、本発明による放圧要素の第9の実施の形態とし
て、特に、請求項13記載の発明を適用して圧液の流れ
によって絞りを変化させるように構成した放圧要素の一
つの実施の形態を示す断面図である。本実施の形態は、
圧液の流れを利用して絞りを変化させる点では、前記第
5の実施の形態と同様であるが、特に、弁の開放用のば
ねを使用している点で異なる。
【0097】図9に示すように、弁ボディ901には、
円筒状の弁室901Aが設けられており、この弁室90
1A内にはこの弁室901Aの径より僅かに小さい外径
を有する円筒状の弁体902が挿入されている。弁体9
02の一端には閉塞面が設けられ、他端には、平面状の
端面を有する端部902Aが設けられている。さらに、
この弁室901Aの一端には、弁蓋903が締結されて
いる。
円筒状の弁室901Aが設けられており、この弁室90
1A内にはこの弁室901Aの径より僅かに小さい外径
を有する円筒状の弁体902が挿入されている。弁体9
02の一端には閉塞面が設けられ、他端には、平面状の
端面を有する端部902Aが設けられている。さらに、
この弁室901Aの一端には、弁蓋903が締結されて
いる。
【0098】この弁蓋903には、弁体902の端部9
02Aと当接して流れを閉止する弁座部903Aが設け
られ、この弁座部903Aの内側に排出口903Bが設
けられている。弁蓋903と弁体902の間にはばね9
04が設けられ、弁体902を弁座903Aから離れる
方向に付勢している。なお、弁体902の一部には、そ
の端部902A近傍の外周と内周を連通する細孔902
Bが設けられている。
02Aと当接して流れを閉止する弁座部903Aが設け
られ、この弁座部903Aの内側に排出口903Bが設
けられている。弁蓋903と弁体902の間にはばね9
04が設けられ、弁体902を弁座903Aから離れる
方向に付勢している。なお、弁体902の一部には、そ
の端部902A近傍の外周と内周を連通する細孔902
Bが設けられている。
【0099】以上のような構成を有する本実施の形態の
作用は次の通りである。まず、ピストンポンプ1の運転
中は、弁体902の反弁蓋903側が高圧になり、弁体
902と弁ボディ901の弁室901Aの壁面との間の
隙間から液が流れて弁蓋903の排出口903Bを介し
て流出する。この過程で、弁体902の閉塞面の両側に
圧力差が発生し、この圧力差によって弁体902は図中
右側に駆動され、その端部902Aが弁座部903Aに
当接して流れを閉止する。この動作によって、ピストン
ポンプ1からの圧液の大半は油圧駆動系80側に供給さ
れる。
作用は次の通りである。まず、ピストンポンプ1の運転
中は、弁体902の反弁蓋903側が高圧になり、弁体
902と弁ボディ901の弁室901Aの壁面との間の
隙間から液が流れて弁蓋903の排出口903Bを介し
て流出する。この過程で、弁体902の閉塞面の両側に
圧力差が発生し、この圧力差によって弁体902は図中
右側に駆動され、その端部902Aが弁座部903Aに
当接して流れを閉止する。この動作によって、ピストン
ポンプ1からの圧液の大半は油圧駆動系80側に供給さ
れる。
【0100】しかし、ピストンポンプ1からの圧液の一
部は、弁体902の端部902A付近の外周と内周をつ
なぐ細孔902Bから弁蓋903の排出口903Bを介
して流出する。この状態でピストンポンプ1の運転が停
止するか、ピストンポンプ1の吐出が止まると、弁体9
02の細孔902Bから弁蓋903の排出口903Bを
介して流出する流路の存在によって弁体902の両側の
圧力差がなくなる。その結果、弁体902はばね904
の付勢力によって図中左側に駆動され、弁は開放状態に
なる。
部は、弁体902の端部902A付近の外周と内周をつ
なぐ細孔902Bから弁蓋903の排出口903Bを介
して流出する。この状態でピストンポンプ1の運転が停
止するか、ピストンポンプ1の吐出が止まると、弁体9
02の細孔902Bから弁蓋903の排出口903Bを
介して流出する流路の存在によって弁体902の両側の
圧力差がなくなる。その結果、弁体902はばね904
の付勢力によって図中左側に駆動され、弁は開放状態に
なる。
【0101】以上のように、本実施の形態によれば、前
記第5の実施の形態と同様に、圧液の流れを利用して弁
体902を動作させ、容易かつ確実に流量を絞ることが
できる。その上、本実施の形態においては、ばね903
によって弁座部903Aから離れる方向に弁体902を
付勢しているため、ピストンポンプ1の停止時には弁を
確実に開放して流量を確実に増大させ、図1の吐出逆止
弁18とライン逆止弁31の間の部分の管路の圧力を確
実に低圧にできるため、ピストンポンプ1の起動時の昇
圧不良の発生を確実に防止できる。したがって、動作信
頼性をより向上できる。
記第5の実施の形態と同様に、圧液の流れを利用して弁
体902を動作させ、容易かつ確実に流量を絞ることが
できる。その上、本実施の形態においては、ばね903
によって弁座部903Aから離れる方向に弁体902を
付勢しているため、ピストンポンプ1の停止時には弁を
確実に開放して流量を確実に増大させ、図1の吐出逆止
弁18とライン逆止弁31の間の部分の管路の圧力を確
実に低圧にできるため、ピストンポンプ1の起動時の昇
圧不良の発生を確実に防止できる。したがって、動作信
頼性をより向上できる。
【0102】なお、本実施の形態において、弁体902
の移動量は、その移動によって押し退けられる容積が、
ピストンポンプ1の数回転分の容積と同程度あれば十分
である。なぜなら、ピストンポンプ1から吐出される気
体はピストンポンプ1の圧縮比によって決まる気体容積
に圧縮されているので、通常、ピストンポンプ1の1回
転でピストン室16から排出されるからである。
の移動量は、その移動によって押し退けられる容積が、
ピストンポンプ1の数回転分の容積と同程度あれば十分
である。なぜなら、ピストンポンプ1から吐出される気
体はピストンポンプ1の圧縮比によって決まる気体容積
に圧縮されているので、通常、ピストンポンプ1の1回
転でピストン室16から排出されるからである。
【0103】[4.他の実施の形態]なお、本発明は、
前記各実施の形態に限定されるものではなく、他にも本
発明の範囲内で多種多様な形態を実施可能である。
前記各実施の形態に限定されるものではなく、他にも本
発明の範囲内で多種多様な形態を実施可能である。
【0104】例えば、請求項14記載の発明を適用し
て、各種の放圧要素の排出口の開口部を気中に設ける場
合には、ピストンポンプ1の吐出逆止弁18とライン逆
止弁31の間の管路の最も高い位置付近に設け、さら
に、その排出口の開口部を下方以外の方向に向けるよう
に構成する。このように構成することにより、管路内部
の作動液と空気との置換を防止でき、また、気体の溶存
率の上昇を防止できる。すなわち、液圧操作装置の高圧
部における気体の溶存率が高いと、弁の動作遅れや振
動、弁部の孔食などの原因になりやすいが、これらを防
止できる。また、各種放圧要素の排出口の開口部が気中
で下に向いていると、液体の乾燥が発生した場合、狭い
隙間の液体が粘り、流量特性を変えてしまう可能性があ
るが、開口を下方以外の方向に向けることにより、開口
部の液面のみが膜状の高粘度状態になるだけで、内部の
狭い隙間の乾燥は発生しにくくなる。
て、各種の放圧要素の排出口の開口部を気中に設ける場
合には、ピストンポンプ1の吐出逆止弁18とライン逆
止弁31の間の管路の最も高い位置付近に設け、さら
に、その排出口の開口部を下方以外の方向に向けるよう
に構成する。このように構成することにより、管路内部
の作動液と空気との置換を防止でき、また、気体の溶存
率の上昇を防止できる。すなわち、液圧操作装置の高圧
部における気体の溶存率が高いと、弁の動作遅れや振
動、弁部の孔食などの原因になりやすいが、これらを防
止できる。また、各種放圧要素の排出口の開口部が気中
で下に向いていると、液体の乾燥が発生した場合、狭い
隙間の液体が粘り、流量特性を変えてしまう可能性があ
るが、開口を下方以外の方向に向けることにより、開口
部の液面のみが膜状の高粘度状態になるだけで、内部の
狭い隙間の乾燥は発生しにくくなる。
【0105】一方、前記各実施の形態中でも記載したよ
うに、各種放圧要素の排出口を配管で液中に導く構成も
可能である。この構成を採用した場合には、以上のよう
な排出口の開口部の気中配置に起因する不都合を防止で
きる。
うに、各種放圧要素の排出口を配管で液中に導く構成も
可能である。この構成を採用した場合には、以上のよう
な排出口の開口部の気中配置に起因する不都合を防止で
きる。
【0106】さらに、本発明における排圧装置の具体的
な構成は適宜変更可能であり、また、液圧操作装置全体
の回路構成や各部の手段、すなわち、ピストンポンプ、
逆止弁、蓄圧装置、液圧駆動装置、圧力検出手段、排圧
弁などの具体的な構成は適宜変更可能である。
な構成は適宜変更可能であり、また、液圧操作装置全体
の回路構成や各部の手段、すなわち、ピストンポンプ、
逆止弁、蓄圧装置、液圧駆動装置、圧力検出手段、排圧
弁などの具体的な構成は適宜変更可能である。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピストンポンプの吐出逆止弁と蓄圧装置との間に、高圧
の作動液の逆流を防止する逆止弁と吐出逆止弁の反ピス
トン室側の圧力を放圧する排圧装置からなる小型・簡略
な構造を設けたことにより、ピストンポンプの起動時
に、液圧駆動装置側の圧力を低下させることなく、ピス
トンポンプの吐出逆止弁の反ピストン側の圧力を低圧に
できるため、ピストンポンプの昇圧不良の発生を確実に
防止できる。
ピストンポンプの吐出逆止弁と蓄圧装置との間に、高圧
の作動液の逆流を防止する逆止弁と吐出逆止弁の反ピス
トン室側の圧力を放圧する排圧装置からなる小型・簡略
な構造を設けたことにより、ピストンポンプの起動時
に、液圧駆動装置側の圧力を低下させることなく、ピス
トンポンプの吐出逆止弁の反ピストン側の圧力を低圧に
できるため、ピストンポンプの昇圧不良の発生を確実に
防止できる。
【0108】また、ピストンポンプの昇圧不良を生じた
場合でも、電力開閉器を停止することなしに、ピストン
ポンプの機能を容易に回復させることができるため、電
力用開閉器の安定した連続運転の確保に極めて有効であ
る。さらに、排圧装置の選択によって各種の形態が実施
可能であり、システム設計上も小型化・低価格化などに
十分に対応できる。
場合でも、電力開閉器を停止することなしに、ピストン
ポンプの機能を容易に回復させることができるため、電
力用開閉器の安定した連続運転の確保に極めて有効であ
る。さらに、排圧装置の選択によって各種の形態が実施
可能であり、システム設計上も小型化・低価格化などに
十分に対応できる。
【0109】したがって、本発明によれば、小型で安価
なピストンポンプを使用して、小型で動作信頼性が高
く、しかも低コストで製造可能な、優れた電力開閉器の
液圧操作装置を提供できる。
なピストンポンプを使用して、小型で動作信頼性が高
く、しかも低コストで製造可能な、優れた電力開閉器の
液圧操作装置を提供できる。
【図1】本発明による電力開閉器の液圧操作装置の基本
的な実施の形態を示す系統図。
的な実施の形態を示す系統図。
【図2】本発明による放圧要素の第1の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図3】本発明による放圧要素の第2の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図4】本発明による放圧要素の第3の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図5】本発明による放圧要素の第4の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図6】本発明による放圧要素の第5の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図7】本発明による放圧要素の第6の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図8】本発明による放圧要素の2つの実施の形態を示
す図であり、(A)は第7の実施の形態を示す断面図、
(B)は第8の実施の形態を示す断面図。
す図であり、(A)は第7の実施の形態を示す断面図、
(B)は第8の実施の形態を示す断面図。
【図9】本発明による放圧要素の第9の実施の形態を示
す断面図。
す断面図。
【図10】従来の電力開閉器の液圧操作装置の一例を示
す系統図。
す系統図。
1:ピストンポンプ 2:予備加圧ポンプ 11:駆動軸 12:カム 13:シリンダ 14:ばね 15:ピストン 16:ピストン室 17:吸込逆止弁 18:吐出逆止弁 21:吸込フィルタ 22:ラインフィルタ 41,42:止弁 43:リリーフ弁 50:放圧要素 51:漏れ要素 61:圧力スイッチ 62:圧力計 70:アキュムレータ 80:油圧駆動系 101〜105:油槽 201:ブロック 201A:管路 202:継ぎ手 202A:孔 203:低圧配管 203A:管路 204:フィルタ 205:細孔 206:シール部品 207:シールパッキン 301:ブロック 302:孔 303:軸 304,305:蓋 306,307:連通孔 308:円周溝 309:大径部 401:ブロック 401A:管路 402:継ぎ手 402A:孔 405:細管 407:シールパッキン 501:ブロック 501D:大径孔 501F,502F:平面部 501H:管路 502:継ぎ手 502H:孔 503:平板 504:凹部 505:コイル状溝 506:シール部品 507:接続部 508:隙間 601:ブロック 601A:大径孔 601H:管路 602:継ぎ手 602F:平面部 602H:孔 603:平板 605:隙間 606:シール部品 701:ブロック 701A:弁室 701E:排出口 701H:ニードル用孔 701M:主管路 701S,702S:ねじ部 702:弁棒 702L:つまみ 702N:円錐部 706:シール部品 801:電磁弁ボディ 801A:弁室 801B:弁座 801C:弁棒室 802:弁 803:ばね押え 804:ばね 805:弁棒 805A:押圧部 805B:可動片 806:シール部品 807:電磁石 807A:コイル 807B:蓋 807C:ばね 901:弁ボディ 901A:弁室 902:弁体 902A:端部 903B:細孔 903:弁蓋 903A:弁座 903B:排出口 904:ばね
Claims (14)
- 【請求項1】 作動液を昇圧するピストンポンプと、そ
の吐出側に設けられた第1の逆止弁と、前記ピストンポ
ンプで昇圧され前記第1の逆止弁から供給された作動液
を加圧蓄積する蓄圧装置と、この蓄圧装置から供給され
た作動液によって液圧駆動を行う液圧駆動装置と、前記
ピストンポンプから前記蓄圧装置を介して前記液圧駆動
装置に至る作動液の供給ラインと、この供給ラインの作
動液の圧力を検出する圧力検出手段と、前記供給ライン
の作動液の圧力を放圧する排圧弁を備え、前記圧力検出
手段で検出された圧力に応じて前記ピストンポンプの動
作を制御するとともに、圧力が上昇し過ぎた場合に排圧
弁を動作させることにより、前記供給ラインの作動液の
圧力を予め設定された範囲内に維持するように構成され
た電力開閉器の液圧操作装置において、 前記供給ラインにおける前記第1の逆止弁と前記蓄圧装
置との間に、高圧の作動液の前記ピストンポンプ側への
逆流を防止する第2の逆止弁が設けられるとともに、こ
の第2の逆止弁とピストンポンプの間に、ピストンポン
プの起動時に前記第1の逆止弁の反ピストン室側の圧力
を放圧する排圧装置が設けられたことを特徴とする電力
開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項2】 前記排圧装置は常時開口している絞り要
素であり、この絞り要素は、その流出量が前記ピストン
ポンプの使用最高圧力状態での吐出量以下となるように
設定されたことを特徴とする請求項1記載の電力開閉器
の液圧操作装置。 - 【請求項3】 前記絞り要素は、オリフィス状の細孔に
よって形成された絞り流路であることを特徴とする請求
項2記載の電力開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項4】 前記絞り要素は、円柱状の孔とこの孔を
貫通する軸の間の隙間によって形成された絞り流路であ
ることを特徴とする請求項2記載の電力開閉器の液圧操
作装置。 - 【請求項5】 前記絞り要素は、コイル状に巻回された
細管によって形成された絞り流路であることを特徴とす
る請求項2記載の電力開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項6】 前記絞り要素は、平面部とそこに設けら
れた所定深さのコイル状溝を有する第1の部材と、溝の
ない平面部を有する第2の部材を、それぞれの前記平面
部同士を重ね合わせることによって形成されたコイル状
の絞り流路であることを特徴とする請求項2記載の電力
開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項7】 前記絞り要素は、排出口と平面部を有す
る固定部材とその前記供給ライン側に可動に配置された
平板を有し、前記ピストンポンプの運転時には前記平板
が作動液の流れによって前記固定部材側に移動して前記
排出口からの流出量を制限し、前記ピストンポンプの停
止時には前記平板が自由状態となるように構成されたこ
とを特徴とする請求項2記載の電力開閉器の液圧操作装
置。 - 【請求項8】 前記絞り要素はニードル弁であることを
特徴とする請求項2記載の電力開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項9】 前記排圧装置は電磁弁であることを特徴
とする請求項1記載の電力開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項10】 前記電磁弁は常時閉じており、前記ピ
ストンポンプの起動時のみ短時間だけ開くように構成さ
れたことを特徴とする請求項9記載の電力開閉器の液圧
操作装置。 - 【請求項11】 前記電磁弁は常時開いており、前記ピ
ストンポンプの起動中は閉じているように構成されたこ
とを特徴とする請求項9記載の電力開閉器の液圧操作装
置。 - 【請求項12】 前記排圧装置は、手動で開く常時閉の
手動開放弁であることを特徴とする請求項1記載の電力
開閉器の液圧操作装置。 - 【請求項13】 前記排圧装置は、弁室、この弁室内に
挿入された弁体、この弁体と当接して流れを閉止する弁
座部、この弁座部の内側に設けられた排出口、および前
記弁座部から離れる方向に前記弁体を付勢する付勢手段
を有し、前記ピストンポンプの運転時には前記弁体が作
動液の流路抵抗で発生した差圧力によって前記弁座部側
に移動して前記排出口からの流出量を制限し、前記ピス
トンポンプの停止時には前記弁体が前記付勢手段によっ
て前記弁座部から離れる方向に移動するように構成され
たことを特徴とする請求項1記載の電力開閉器の液圧操
作装置。 - 【請求項14】 前記排圧装置は、気中に開口する放圧
用の排出口を有し、この排出口は、前記供給ラインにお
ける前記第1の逆止弁と第2の逆止弁との間の最も高い
位置に、下方以外の方向に開口するように配置されたこ
とを特徴とする請求項1から請求項13までのいずれか
一つに記載の電力開閉器の液圧操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7406896A JPH09265875A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 電力開閉器の液圧操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7406896A JPH09265875A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 電力開閉器の液圧操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09265875A true JPH09265875A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13536507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7406896A Pending JPH09265875A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 電力開閉器の液圧操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09265875A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100405514C (zh) * | 1998-06-09 | 2008-07-23 | 东芝株式会社 | 液压操作装置 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP7406896A patent/JPH09265875A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100405514C (zh) * | 1998-06-09 | 2008-07-23 | 东芝株式会社 | 液压操作装置 |
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