JPH09265950A - 蛍光ランプ、蛍光ランプ装置およびこれを用いた照明装置 - Google Patents

蛍光ランプ、蛍光ランプ装置およびこれを用いた照明装置

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JPH09265950A
JPH09265950A JP7686296A JP7686296A JPH09265950A JP H09265950 A JPH09265950 A JP H09265950A JP 7686296 A JP7686296 A JP 7686296A JP 7686296 A JP7686296 A JP 7686296A JP H09265950 A JPH09265950 A JP H09265950A
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JP
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fluorescent lamp
bulb
heater
electrodes
peripheral surface
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JP7686296A
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Shigeru Senzaki
茂 千崎
Masasane Takagi
将実 高木
Eiji Suekuni
栄治 末国
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温環境下において、消灯後のバルブ内の放
電媒体が含む水銀の分布を一様にし、輝度立上り特性を
改善する。 【構成】 水銀を主体とする放電媒体が封入されて両端
に一対の電極13が配設されたバルブ2を設け、このバ
ルブ2における電極13の周囲を除いた外周面にヒータ
4を設けた。したがって、消灯後にバルブ2の中央部が
冷えやすい細径形の蛍光ランプ1において、バルブ2の
端部を冷えやすくすることでバルブ2の中央の温度が低
下するのを防止し、これによってバルブ2内の温度分布
を一様にして輝度立上り特性を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプ、蛍光
ランプ装置およびこれを用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等に搭載されている各種の
メータやOA機器等のバックライトとして低圧水銀蒸気
放電ランプである蛍光ランプが用いられている。
【0003】一般に、蛍光ランプは25℃前後の温度環
境下で最も効率良く発光するのに対し、例えば車載用の
低圧蛍光ランプでは、−30℃〜85℃という幅広い温
度領域での始動および発光性能が要求される。ところ
が、蛍光ランプは、低温時には水銀蒸気の圧力が低下す
るため、周囲温度が低温になるほど始動しにくく、ま
た、始動後も発光輝度が低くなってしまうという不都合
がある。特に、始動時に熱電子を放出しない冷陰極タイ
プの電極を用いた蛍光ランプは、低温時に極めて始動し
にくい。
【0004】このようなことから、従来、蛍光ランプの
発光領域に沿わせて長尺状の低温補償ヒータを設けた構
造のものがある。この低温補償ヒータは、例えば、エッ
チング加工によって形成されたステンレス箔のジグザグ
パターンをポリエステルフィルムで形状保持させたもの
であり、蛍光ランプの外周面に透光性を有する耐熱性接
着テープで貼り付けられている。
【0005】また、特開平2−109248号公報に
は、バルブに低温補償ヒータとなる電熱線を螺旋状に巻
きつけ、その電熱線に通電してランプ面を温め、低温時
における発光輝度の低下を補うようにした蛍光ランプが
開示されている。このような蛍光ランプは、発光領域が
電熱線によって極端に遮光されない。
【0006】さらに、特開平3−64984号公報に
は、バルブのランプ面を低温補償ヒータとなるメッシュ
状の電熱部材で覆い、この電熱部材に通電してランプ面
を温めることで、発光領域を狭めることなく低温時にお
ける発光輝度の低下を補うようにした蛍光ランプが開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】低温補償ヒータを備え
る従来の蛍光ランプでは、蛍光ランプの点灯および消灯
動作に連動して低温補償ヒータがオン・オフ制御され
る。ところが、蛍光ランプの消灯後、バルブ内の温度が
低下するにつれて部分的に温度差が生じ、封入物質の水
銀は最冷部に多く凝結する。このため、低温補償ヒータ
のオン・オフが繰り返されると、消灯時におけるバルブ
内での水銀の分布にバラツキが生じてしまう。例えば、
細径形の蛍光ランプでは、バルブの中央部が蛍光ランプ
の消灯後に最冷部となり、直径10mm程度の蛍光ラン
プでは、バルブの端部が蛍光ランプの消灯後に最冷部と
なる。そして、最冷部となるバルブの中央部に水銀が凝
結した場合には、輝度立上り特性の再現性が損なわれ、
徐々にその効率が低下してしまうという問題がある。ま
た、最冷部となるバルブの端部に水銀が凝結した場合に
は、蛍光ランプの光出力が低下してしまう。
【0008】本発明の目的は、低温環境下において、消
灯後のバルブ内の水銀の分布を一様にし、低温環境下に
おける輝度立上り特性を改善し、光出力の低下を防止す
ることができる蛍光ランプ、蛍光ランプ装置およびこれ
を用いた照明装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プは、水銀を主体とした放電媒体が封入され内面に蛍光
体層が形成されると共に両端に一対の電極が配設された
バルブと;このバルブの電極の周囲以外の外周面に設け
られたヒータと;を具備している。
【0010】したがって、二つの電極を通じてバルブに
高周波電力を供給すると、密閉バルブ内で放電破壊が生
じ、バルブが発光する。この際、ヒータに通電すると、
バルブが温められ、密閉バルブ内に封入された放電媒体
の圧力が高められる。これにより、低温時における発光
輝度の低下が補われる。しかも、ヒータは電極の周囲に
設けられていないので、例えば、消灯後にバルブ中央部
が冷えやすい細径形の蛍光ランプにおいて、バルブの端
部が冷えやすくなってバルブの中央の温度が低下せず、
バルブ内の温度分布が一様になる。したがって、輝度立
上り特性が改善される。
【0011】請求項2記載の蛍光ランプは、水銀を主体
とした放電媒体が封入され内面に蛍光体層が形成される
と共に両端に一対の電極が配設されたバルブと;このバ
ルブの外周面に設けられたヒータと;バルブの電極の周
囲の外周面に取り付けられた冷却手段と;を具備してい
る。
【0012】したがって、二つの電極を通じてバルブに
高周波電力を供給すると、密閉バルブ内で放電破壊が生
じ、バルブが発光する。この際、ヒータに通電すると、
バルブが温められ、密閉バルブ内に封入された放電媒体
の圧力が高められる。これにより、低温時における発光
輝度の低下が補われる。しかも、バルブ端部の電極の周
囲には冷却手段が設けられているので、例えば、消灯後
にバルブ中央部が冷えやすい細径形の蛍光ランプにおい
て、バルブの端部が冷却手段によって冷されるためにバ
ルブの中央の温度が低下せず、バルブ内の温度分布が一
様になる。したがって、輝度立上り特性が改善される。
【0013】ここで、請求項1および2記載の蛍光ラン
プにおいて、放電媒体、所定量の水銀、アルゴンおよび
ネオン等の希ガスからなる混合ガスである。また、ヒー
タとしては、ニッケルおよびクロムからなる合金や、フ
ェライト、ニッケル、クロムおよびアルミニウムからな
る合金を用いることができる。さらに、請求項2記載の
蛍光ランプに用いられる冷却手段としては、例えば、放
熱板形状のものや放熱フィンを備えた形状のものが用い
られる。
【0014】請求項3記載の蛍光ランプは、請求項1ま
たは2記載の蛍光ランプにおいて、バルブの外周面に螺
旋状に巻かれた電熱線によりヒータが形成されている。
したがって、蛍光ランプから出る光が電熱線によって極
端に妨げられず、広い発光領域が得られる。この場合、
請求項4記載の発明のように、ヒータを覆う透光性の熱
収縮チューブでバルブの外周面を被覆する構成であれ
ば、ヒータを容易にバルブに固定することができ、この
場合にバルブの光出力を低下させることもない。その
上、熱収縮チューブによってヒータがバルブに密着固定
されるので、ヒータの発熱が効率良くバルブに伝達され
るし、熱収縮チューブがバルブを保温する。したがっ
て、バルブが効率良く加熱される。
【0015】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1ないし4のいずれか一記載の蛍光ランプと;一対の電
極を通じて蛍光ランプに高周波電力を供給する高周波点
灯回路と;蛍光ランプの少なくとも点灯開始前および消
灯後の一定期間ヒータに通電して発熱させ蛍光ランプの
加熱動作を行なうように制御するヒータ制御回路と;を
具備している。
【0016】したがって、蛍光ランプには、その電極を
通じて高周波点灯回路より高周波電力が供給される。そ
して、蛍光ランプのヒータは、ヒータ制御回路より通電
されて発熱する。この際、蛍光ランプの点灯直前にヒー
タによる蛍光ランプの加熱動作が行なわれるため、バル
ブが温められて密閉バルブ内に封入された放電媒体の圧
力が高められると共に、電極周囲の温度の上昇率が他の
部分よりも低いために電極の周囲に水銀が凝結する。よ
って、低温環境下における蛍光ランプの輝度立上り特性
が良好になる。一方、蛍光ランプの消灯直後にもヒータ
による蛍光ランプの加熱動作が行なわれるため、バルブ
の中央部が急速に冷却されず、この部分への水銀の凝結
が防止される。よって、バルブ内の水銀の分布が一様に
なり、次回の蛍光ランプの点灯時における輝度立上り特
性が改善される。
【0017】請求項6記載の蛍光ランプは、水銀を主体
とした放電媒体が封入され内面に蛍光体層が形成される
と共に両端に一対の電極が配設されたバルブと;このバ
ルブの外周面に巻かれたメッシュ状の電熱部材からなる
ヒータと;バルブの電極の周囲の外周面でヒータを密着
固定する固定部材と;を具備している。
【0018】したがって、二つの電極を通じてバルブに
高周波電力を供給すると、密閉バルブ内で放電破壊が生
じ、バルブが発光する。この際、ヒータに通電すると、
バルブが温められ、密閉バルブ内に封入された放電媒体
の圧力が高められる。これにより、低温時における発光
輝度の低下が補われる。しかも、ヒータを構成する電熱
部材は、バルブの電極の周囲の外周面で固定部材に固定
されてバルブに密着固定されているので、電熱部材の発
熱が効率良くバルブに伝達されるし、固定部材がバルブ
を保温する。したがって、電極の周囲でバルブが効率良
く加熱される。そこで、例えば、消灯後にバルブ端部が
冷えやすい直径10mm程度の蛍光ランプにおいて、バ
ルブの端部がより多く加熱されてその部分の温度が低下
せず、バルブ内の温度分布が一様になる。したがって、
蛍光ランプの光出力の低下が防止される。
【0019】ここで、請求項6記載の蛍光ランプにおい
て、放電媒体としては、所定量の水銀、アルゴンおよび
ネオン等の希ガスからなる混合ガスである。また、ヒー
タを構成する電熱部材としては、ニッケルおよびクロム
からなる合金や、フェライト、ニッケル、クロムおよび
アルミニウムからなる合金を用いることができる。
【0020】請求項7記載の蛍光ランプは、請求項6記
載の蛍光ランプにおいて、六角形のメッシュ状パターン
を有する電熱部材によってヒータが形成されている。し
たがって、ヒータを接地することを条件に、蛍光ランプ
の発光によって発生するノイズが六角形のメッシュ状パ
ターンを有するヒータによって遮断される。
【0021】請求項8記載の蛍光ランプは、請求項6の
蛍光ランプと;バルブの端部が密着的に嵌合されたホル
ダと;このホルダを挿通してそのホルダの内部で一対の
電極に接続された給電線と;ホルダの内部で給電線に固
定されたストッパと;を備える。したがって、蛍光ラン
プの端部がホルダに保護され、しかも、蛍光ランプの端
部がホルダによっても保温される。また、給電線に固定
されたストッパによって給電線が抜け止めされるので、
無理な引張力が加わることによる給電線と電極との断線
が防止される。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項1、2、
3、4、6、7、8のいずれか一記載の蛍光ランプと;
一対の電極を通じてその蛍光ランプに高周波電力を供給
する高周波点灯回路と;ヒータに通電して発熱させるヒ
ータ制御回路と;を具備している。したがって、蛍光ラ
ンプには、その電極を通じて高周波点灯回路より高周波
電力が供給される。そして、蛍光ランプのヒータは、ヒ
ータ制御回路より通電されて発熱する。この際、請求項
1、2、3、4、6、7、8のいずれか一記載の蛍光ラ
ンプが用いられているため、バルブ内の温度分布が一様
になり、輝度立上り特性や光出力特性が改善される。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項5または
9記載の蛍光ランプ装置と;この蛍光ランプ装置の蛍光
ランプが発する光を所望の位置に導く導光手段と;を具
備している。したがって、蛍光ランプ装置の蛍光ランプ
から発せられた光が導光手段によって所望の位置に導か
れる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
および図2に基づいて説明する。図1は、蛍光ランプの
正面図である。図2は、蛍光ランプ装置の構成図であ
る。
【0025】本実施の形態の蛍光ランプ1は、バルブ2
と、このバルブ2の周囲に電熱部材3が巻かれて形成さ
れたヒータとしての低温補償ヒータ4と、この低温補償
ヒータ4の上からバルブ2を覆う熱収縮した熱収縮チュ
ーブ5とから構成されている(図1参照)。そして、こ
のような蛍光ランプ1を含む蛍光ランプ装置6は、バル
ブ2に高周波電力を供給するように接続された高周波点
灯回路7と、低温補償ヒータ4を駆動制御するヒータ制
御回路8とから構成されている(図2参照)。
【0026】〔蛍光ランプ〕バルブ2の詳細を説明す
る。外径3.0mm(内径2.0mm)、全長300mm程度
の細長い密閉バルブ9が設けられている。この密閉バル
ブ9は、ソーダライムガラス等の柔軟な透明部材により
形成され、内周面に蛍光体層10を有する。この蛍光体
層10は、水銀が発する波長である185nmおよび25
4nmの紫外線により励起されて可視光を発する蛍光体、
例えば、3波長発光形蛍光体からなる。この3波長発光
形蛍光体は、例えば、赤系蛍光体としてY23 :Eu
3+、緑系蛍光体として(La,Ce,Tb)PO4 、青
系蛍光体としてBaMg2 Al1627:Eu2+を用いて
生成されている。
【0027】密閉バルブ9は、放電媒体11を封入した
状態でその長手方向両端をステム12により封止され、
密閉されている。放電媒体11は、所定量の水銀、アル
ゴンArおよびネオンNeからなる混合ガスである。ま
た、ステム12は、ガラスと熱膨張率が近似する金属、
例えば、太系ジュメット線からなる。
【0028】密閉バルブ9の長手方向両端部には、冷陰
極である二つの電極13が封装されている。電極13の
それぞれは、リード線を兼ねる電極軸14にニッケルN
iにより形成された棒形または円筒形の電極本体15が
接合されて形成されている。これらの電極13は、封止
バルブ9の両端を封止するステム12に電極軸14が接
続されて取り付けられている。また、ステム12には、
密閉バルブ9の外部に位置する外部リード軸16も接続
されている。したがって、電極13は、ステム12を介
して外部リード軸16に導通している。
【0029】次いで、低温補償ヒータ4の詳細を説明す
る。この低温補償ヒータ4は、バルブ2の外周面に電熱
部材3が螺旋状に巻かれることにより形成されている。
電熱部材3は、フェライトFe、クロムCr、ニッケル
NiおよびアルミニウムAlよりなる合金であり、電極
13の周囲を除くバルブ2の外周面に3mmの配列間隔を
もって巻き込まれている。
【0030】〔蛍光ランプ装置〕蛍光ランプ1に高周波
電力を供給する高周波点灯回路7としては、図示しない
高周波発振コイルを備えた周知の構造のものを用いるこ
とができるので、その詳細な説明は省略する。このよう
な高周波点灯回路7は、周波数40kHz程度の高周波
電力を蛍光ランプ1に供給し得るように構成されてい
る。
【0031】低温補償ヒータ4を駆動制御するヒータ制
御回路8は、低温補償ヒータ4に通電して発熱させ、バ
ルブ2に取り付けられたサーミスタ17により検知され
た蛍光ランプ1の温度に基づき低温補償ヒータ4をフィ
ードバック制御する構造のものである。このようなヒー
タ制御回路8内には、バルブ2に取り付けられた温度ヒ
ューズ18が含まれている。この温度ヒューズ18は、
低温補償ヒータ4の発熱量が所定値以上になると断線
し、低温補償ヒータ4の熱暴走を防止する構造である。
【0032】そして、高周波点灯回路7とヒータ制御回
路8とは、タイマ19を介して接続されている。このタ
イマ19は、蛍光ランプ1の点灯直前、例えば5秒前に
低温補償ヒータ4をヒータ制御回路8によって駆動し、
また、蛍光ランプ1の点灯直後、例えば5秒間ほど低温
補償ヒータ4をヒータ制御回路8によって駆動するよう
な制御を行なう。このようなタイマ19は、アナログ回
路によって構成されていても良く、マイクロコンピュー
タ構成のものであっても良い。
【0033】このような構成において、高周波点灯回路
7より二つの電極13に起動パルスとなるような高周波
電力を供給すると、密閉バルブ9内で放電破壊が生じ、
放電媒体11がイオン化してバルブ2の内周面に形成さ
れた発光層10を刺激する。これにより、発光層10が
可視光を発し、蛍光ランプ1が発光する。この際、ヒー
タ制御回路8によって低温補償ヒータ4に通電すると、
バルブ2が温められ、密閉バルブ9内に封入された放電
媒体11のガス圧が高められる。これにより、低温時に
おける蛍光ランプ1の発光輝度の低下が補われる。バル
ブ2の温度はサーミスタ17によって検知されており、
その検知結果に従い低温補償ヒータ4に対する通電量が
決定される。また、低温補償ヒータ4の発熱量が所定値
以上になると温度ヒューズ18が断線し、低温補償ヒー
タ4の熱暴走が防止される。
【0034】ここで、本実施の形態のように、バルブ2
の外形が3.0mm程度の細径形の蛍光ランプ1では、
低温時、消灯後にバルブ2の中央部が急速に冷えて最冷
部となりやすい。これに対し、本実施の形態の蛍光ラン
プ1は、電極13の周囲に低温補償ヒータ4が設けられ
ていないため、バルブ2の端部が冷えやすくなってバル
ブ2の中央の温度が低下せず、バルブ2内の温度分布が
一様になる。これにより、放電媒体11中の水銀がバル
ブ2の中央部へ凝結するようなことがなくなり、蛍光ラ
ンプ1の輝度立上り特性が改善される。
【0035】蛍光ランプ1の点灯時および消灯時に着目
すると、蛍光ランプ1の点灯直前、例えば5秒前には、
タイマ19の制御によって低温補償ヒータ4による蛍光
ランプ1の加熱動作が行なわれるため、バルブ2が温め
られて密閉バルブ9内に封入された放電媒体11の圧力
が高められると共に、電極13の周囲の温度の上昇率が
他の部分よりも低いために電極13の周囲に放電媒体1
1中の水銀が凝結する。したがって、この面からも低温
環境下における蛍光ランプの輝度立上り特性が良好にな
る。一方、蛍光ランプ1の消灯直後、例えば5秒間ほど
は、タイマ19の制御によって低温補償ヒータ4による
蛍光ランプ1の加熱動作が行なわれるため、バルブ2の
中央部が急速に冷却されず、この部分への放電媒体11
中の水銀の凝結が防止される。したがって、バルブ2内
の水銀の分布が一様になり、次回の蛍光ランプ1の点灯
時における輝度立上り特性が向上する。
【0036】また、電熱部材3の配列間隔は3mmとなっ
ているため、電熱部材3に対するバルブ2の光透過率は
90%程度確保される。このため、電熱部材3によって
蛍光ランプ1の発光輝度が著しく損なわれることがな
く、広い発光領域が確保される。そして、バルブ2に電
熱部材3が巻かれているという構造上、蛍光ランプ1は
その周囲360度を発光面として利用することができ、
蛍光ランプ1の使用用途が狭められることがない。しか
も、低温補償ヒータ4を覆う熱収縮した熱収縮チューブ
5でバルブ2の外周面を被覆する構造なので、低温補償
ヒータ4を容易にバルブ2の外周面に固定することがで
き、この場合にバルブ2の光出力を低下させることもな
い。その上、熱収縮チューブ5によって低温補償ヒータ
4がバルブ2に密着固定されるので、低温補償ヒータ4
の発熱が効率良くバルブ2に伝達されるし、熱収縮チュ
ーブ5がバルブ2を保温する。したがって、バルブ2が
効率良く加熱され、低温時における発光輝度の低下がよ
り一層確実に補われる。
【0037】本発明の第2の実施の形態を図3および図
4に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は
同一符号で示し、説明も省略する。図3は、蛍光ランプ
の正面図である。図4は、冷却手段の正面図である。
【0038】本実施の形態の蛍光ランプ1は、低温補償
ヒータ4を構成する電熱線3がバルブ2の全長に渡って
巻回されている。つまり、電極13の周囲にも電熱線3
が巻き付けられている。そして、バルブ2における電極
13の周囲の外周面には、冷却手段21が取り付けられ
ている。この冷却手段21は、バルブ2が嵌合固定され
る嵌合孔22と、中心から外側に放射状に延出する冷却
フィン23とを備えた樹脂成形品である。したがって、
バルブ2の端部を嵌合孔22に嵌合固定することで、バ
ルブ2における電極13の周囲に冷却手段21が取り付
けられる。
【0039】このような構成において、バルブ2の両端
における電極13の周囲は、冷却手段21によって冷却
される。つまり、蛍光ランプ1の点灯時に低温補償ヒー
タ4によってバルブ2が加熱された後に蛍光ランプ1が
消灯された場合、バルブ2内の電極13の周囲は冷却手
段21によって冷却されるために、ここに放電媒体11
中の水銀が凝結し、バルブ2内における水銀の分布が一
様になる。このため、本実施の形態の蛍光ランプ1も、
第1の実施の形態の蛍光ランプ1と同一の作用効果を奏
することになる。
【0040】なお、冷却手段21としては、樹脂製のも
のに限らず、金属製の放熱板等を用いても良い。
【0041】本発明の第3の実施の形態を図5ないし図
7に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は
同一符号で示し、説明も省略する。図5は、ホルダを省
略して示す蛍光ランプの正面図である。図6は、ホルダ
が取り付けられた蛍光ランプの端部の正面図である。図
7(a)は、低温補償ヒータを備えない蛍光ランプから
発せられるノイズをスペクトルアナライザーで測定した
実験結果を示すグラフ、図7(b)は、低温補償ヒータ
を備える蛍光ランプから発せられるノイズをスペクトル
アナライザーで測定した実験結果を示すグラフである。
【0042】まず、本実施の形態の蛍光ランプ1は、バ
ルブ2の外径が10.0mm程度である点で、バルブ2
の外径が3.0mmである第1の実施の形態の蛍光ラン
プ1とは異なる。これに伴い、ステム12は、密閉バル
ブ9の内部に向けてへこんだフレアステム12とされて
いる。また、低温補償ヒータ4は、電熱部材である金属
製のメッシュ31により形成されている。このメッシュ
31は、六角形の連続パターンを有する。そして、メッ
シュ31が巻かれたバルブ2の両端部外周面には、電極
13の周囲に対応する部分に耐熱テープからなる固定部
材32が接着固定され、これによってメッシュ31がバ
ルブ2に固定されている。熱収縮チューブ5は設けられ
ていない。
【0043】また、バルブ2の両端には、ゴム製のホル
ダ33が取り付けられている。このホルダ33は、キャ
ップ状に形成され、そのホルダ33にバルブ2の端部が
嵌合固定されることによりバルブ2の両端にホルダ33
が取り付けらる。そして、このホルダ33には中央部に
挿通孔34が設けられ、この挿通孔34に給電線35が
挿通してバルブ2の外部リード軸16とメッシュ31と
に独立的に接続されている。さらに、給電線35のアウ
ターウエルズ36には、熱収縮した熱収縮チューブから
なるストッパ37がホルダ33内で固着されている。こ
のストッパ37は、ホルダ33内で給電線35のアウタ
ーウエルズ36を弛ませた状態にし得る位置に固着され
ている。
【0044】なお、図示しないが、ヒータ制御回路8に
おいて、低温補償ヒータ4はアース電位とされている。
【0045】このような構成において、本実施の形態の
ような外形10mm程度の蛍光ランプ1では、消灯後に
バルブ2の内部の両端部が冷えやすく、ここに水銀が凝
結しやすい。特に、フレアステム12によって密閉バル
ブ9の端部を封止する本実施の形態のような蛍光ランプ
1の場合には、密閉バルブ9の内周面とフレアステム1
2との間に生ずる空間Sに凝結した水銀が溜りやすく、
この空間Sに溜った水銀は電極13の発熱によっても蒸
発せずに残ってしまう。これに対し、本実施の形態の蛍
光ランプ1では、バルブ2の両端は固定部材32がメッ
シュ31を強固に固定し、しかもバルブ2の両端がホル
ダ33に覆われているため、消灯後にバルブ2の両端部
が冷えにくい。これにより、放電媒体11に含まれる水
銀がバルブ2の端部に凝結せず、バルブ2内での水銀の
分布が一様になる。このため、バルブ2の両端に水銀が
凝結することにより生ずる蛍光ランプ1の光出力の低下
が防止される。
【0046】また、蛍光ランプ1の両端部はホルダ33
によって保護される。そして、このホルダ33内では、
給電線35のアウターウエルズ36がこのアウターウエ
ルズ36に固着されたストッパ37によって弛んだ状態
に維持されるので、給電線35が引っ張られても、バル
ブ2の外部リード軸16およびメッシュ31と給電線3
5との接続が断線しない。
【0047】さらに、低温補償ヒータ4はヒータ制御回
路8においてグランドに接地され、低温補償ヒータ4を
構成するメッシュ31は六角形の連続パターンに形成さ
れているので、点灯時の蛍光ランプ1から発するノイズ
が低温補償ヒータ4によって遮断され、外部に放射され
ない。実験結果を図7にグラフで示す。この実験では、
蛍光ランプから発せられるノイズをスペクトルアナライ
ザーで測定した。図7(a)は、低温補償ヒータ4を備
えない蛍光ランプ1から発せられるノイズの分布、図7
(b)は、低温補償ヒータ4を備える蛍光ランプ1から
発せられるノイズの分布をそれぞれ示す。図7より、低
温補償ヒータ4を備える蛍光ランプ1は、ノイズの放射
が極めて少ないことが明かである。つまり、本実施の形
態の蛍光ランプ1は、充分にノイズを遮断していること
が分かる。
【0048】なお、実施に当っては、バルブ2の両端に
低温補償ヒータ4をシリコン等の耐熱製接着剤で固定
し、これを固定部材32としても良い。
【0049】本発明の第4の実施の形態を図8ないし図
11に基づいて説明する。第1の実施の形態および第3
の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説明も省略
する。本実施の形態は、自動車に搭載されるインストル
メントパネルを照明する照明装置に関する。図8は、イ
ンストルメントパネルの斜視図である。図9は、蛍光ラ
ンプ装置の斜視図である。図10は、蛍光ランプの斜視
図である。図11は、低温補償ヒータと給電線との接続
構造を示す斜視図である。
【0050】インストルメントパネル41は、全体が導
光手段の一部を構成する導光板42によって形成され、
この導光板42に各種のメータ43やインジケータ44
が設けられている。そして、インストルメントパネル4
1の下方に蛍光ランプ装置45が配設されている。この
蛍光ランプ装置45は、導光手段の他の一部を構成する
断面コの字形の反射板46内に蛍光ランプ1が固定さ
れ、その反射板46がPC板47に取り付けられ、この
PC板47と制御板48とがフレキシブルケーブル49
で接続された構造である。つまり、蛍光ランプ1はPC
板47に電気的に接続され、PC板47はフレキシブル
ケーブル49を介して制御板48と電気的に接続されて
いる。この場合、高周波点灯回路7とヒータ制御回路8
とは、PC板47と制御板48との分散されて搭載され
ている。
【0051】ここで、蛍光ランプ1の両端には第3の実
施の形態に例示したようなホルダ33が取り付けられ、
このホルダ33の内部で給電線35がバルブ2の外部リ
ード軸16と接続されている。また、バルブ2の両端に
はホルダ33よりも内側にスプライスホルダ50が取り
付けられ、このスプライスホルダ50が有するスプライ
ス端子51によって低温補償ヒータ4を構成する電熱線
3とこの電熱線3に対する給電線52とがスプライス接
続されている(図11参照)。さらに、サーミスタ17
はサーミスタホルダ53を介し、温度ヒューズ18は温
度ヒューズホルダ54を介し、それぞれバルブ2に取り
付けられている。なお、サーミスタ17としては、同一
面から二本の接続ピン17aが延出している形状のもの
が用いられている。
【0052】このような構成において、点灯した蛍光ラ
ンプ1から発せられた光は直接および反射板46を介し
て導光板42に入射される。これにより、導光板42に
よって形成されたインストルメントパネル41が照明さ
れ、このインストルメントパネル41に設けられたメー
タ43およびインジケータ44が明るく照らされる。こ
の際、蛍光ランプ装置45は、輝度立上り特性が良好で
あるため、電源投入後、インストルメントパネル41は
直ちに良好に照明される。
【0053】図12は、本実施の形態の変形である。互
いに反対側の異なる面から接続ピン17aが延出してい
る形状のサーミスタ17が用いられる場合には、貫通孔
55を有するサーミスタホルダ53を用い、貫通孔55
内にサーミスタ17を挿入する。
【0054】本発明の第5の実施の形態を図13および
図14に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部
分は同一符号で示し、説明も省略する。本実施の形態
は、液晶表示装置のバックライトとして利用される照明
装置に関する。図13は、照明装置の分解斜視図であ
る。図14は、その横断平面図である。
【0055】液晶表示装置61は、液晶パネル62とバ
ックライト63とで構成されている。液晶パネル62は
周知の構造のものなので、その説明は省略する。バック
ライト63は、一対の蛍光ランプ1を光源として有し、
これらの蛍光ランプ1の発光を液晶パネル62に導く導
光手段64を含み構成されている。蛍光ランプ1として
は、実施の第1の形態ないし第4の形態のいずれか一の
蛍光ランプ1を用いることができる。
【0056】導光手段64の詳細を説明する。まず、平
板状の導光板65が設けられ、その両側端面には反射体
66に包囲された蛍光ランプ1が一つずつ対向配置され
ている。そして、導光板65の裏面には反射シート67
が取り付けられ、液晶パネル62に対面する表面には光
拡散板68が取り付けられている。
【0057】導光板65は、アクリル樹脂のような透明
または乳白色の光透過性材料により形成されている。反
射体66は、金属または樹脂などを材料として形成さ
れ、断面が2次曲線をなして蛍光ランプ1の軸方向に沿
う形状とされている。それらの反射体66の内面には、
蛍光ランプ1が発する光を導光板65の端面に向かわせ
る反射面66aが形成されている。反射シート67は、
光反射率に優れた材質のもので、導光板65に導かれた
光を反射してその上面に向かわせる構造のものである。
光拡散板68は、乳白色を有するアクリル樹脂等により
形成され、導光板65の上面から発せられる光を拡散し
て均一な輝度分布となるようにする構造のものである。
【0058】このような構成において、光源としての蛍
光ランプ1を高周波点灯すると、これらの蛍光ランプ1
から出射した光が導光板65の端面に入射される。この
際、導光板65の端面には、蛍光ランプ1からの光が直
接的に入射されるし、反射体66の内面の反射面66a
を反射した光も入射される。導光板65の内部では、光
が各面で全反射を繰り返しつつ進み、かつ、光が反射シ
ート67を反射するため、光は導光板65の表面に向け
て放出される。導光板65の表面に向けて放出された光
は、光拡散板68により拡散されて均一な輝度分布とな
り、明るさのムラなく液晶パネル62の裏面を照射す
る。これにより、液晶パネル62はバックライト63か
らの光で照明され、液晶パネル62の見易さが向上す
る。
【0059】ここで、バルブ2は、低温時に高い効率で
加熱保温されるため、低温下においても液晶パネル62
に安定した表示を行わせることが可能である。そして、
蛍光ランプ1は、輝度立上り特性が良好であるため、電
源投入後、液晶パネル62はは直ちに良好に照明され
る。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプは、バルブの
電極の周囲を除いた外周面にヒータを設けたので、消灯
後にバルブ中央部が冷えやすい細径形の蛍光ランプにお
いて、バルブの中央の温度の低下を防止してバルブ内の
温度分布を一様にし、輝度立上り特性を改善することが
できる。
【0061】請求項2記載の蛍光ランプは、バルブの外
周面にヒータを設け、バルブの電極の周囲の外周面に冷
却手段を取り付けたので、消灯後にバルブ中央部が冷え
やすい細径形の蛍光ランプにおいて、バルブの中央の温
度の低下を防止してバルブ内の温度分布を一様にし、輝
度立上り特性を改善することができる。
【0062】請求項3記載の蛍光ランプは、請求項1ま
たは2記載の蛍光ランプにおいて、バルブの外周面に螺
旋状に巻かれた電熱線によりヒータを形成したので、蛍
光ランプから出る光を電熱線によって極端に妨げず、広
い発光領域を得ることができる。
【0063】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、透光性の熱収縮チューブでバルブの外周面
をヒータと共に被覆するようにしたので、ヒータを容易
にバルブに固定することができる。この場合に、バルブ
の光出力の低下を防止することができる。その上、熱収
縮チューブによってヒータをバルブに密着固定すること
ができるので、ヒータの発熱を効率良くバルブに伝達す
ることができ、また、熱収縮チューブでバルブを保温す
ることができ、したがって、バルブを効率良く加熱する
ことができる。
【0064】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、蛍光ラ
ンプの点灯開始前の一定期間内に、ヒータによる蛍光ラ
ンプの加熱動作が行なわれるようにしたので、蛍光ラン
プの点灯直前にバルブを温めて密閉バルブ内に封入され
た放電媒体の圧力を高めると共に、電極周囲の温度の上
昇率が他の部分よりも低いために電極の周囲に水銀を凝
結させることができ、したがって、低温環境下における
蛍光ランプの輝度立上り特性を良好にすることができ
る。また、蛍光ランプの消灯後の一定期間内に、ヒータ
による蛍光ランプの加熱動作が行なわれるようにしたの
で、バルブの中央部が急速に冷却されてこの部分へ水銀
が凝結するのを防止することができ、したがって、バル
ブ内の水銀の分布を一様にして次回の蛍光ランプの点灯
時における輝度立上り特性を改善することができる。
【0065】請求項6記載の蛍光ランプは、バルブの外
周面に巻かれたメッシュ状の電熱部材からなるヒータを
設け、バルブの電極の周囲の外周面でヒータを固定部材
により密着固定するようにしたので、消灯後にバルブ端
部が冷えやすい直径10mm程度の蛍光ランプにおい
て、バルブの端部をより多く加熱してその部分の温度が
低下するのを防止することができ、したがって、バルブ
内の温度分布を一様にして蛍光ランプの光出力の低下を
防止することができる。
【0066】請求項7記載の蛍光ランプは、請求項6記
載の蛍光ランプにおいて、六角形のメッシュ状パターン
を有する電熱部材によってヒータを形成したので、ヒー
タを接地することを条件に、蛍光ランプの発光によって
発生するノイズを六角形のメッシュ状パターンを有する
ヒータによって遮断することができる。
【0067】請求項8記載の蛍光ランプは、請求項6記
載の蛍光ランプと、バルブの端部が密着的に嵌合された
ホルダと、このホルダを挿通してそのホルダの内部で一
対の電極に接続される給電線と、ホルダの内部で給電線
に固定されたストッパとを備えるので、蛍光ランプの端
部をホルダで保護することができ、しかも、蛍光ランプ
の端部をホルダによって保温することができる。また、
給電線に固定されたストッパによって給電線が抜け止め
止めされるので、無理な引張力が加わることによる給電
線と電極との断線を防止することができる。
【0068】請求項9記載の蛍光ランプ装置は、請求項
1、2、3、4、6、7、8のいずれか一記載の蛍光ラ
ンプを用いて構成したので、バルブ内の温度分布を一様
にして輝度立上り特性や光出力特性を改善することがで
きる。
【0069】請求項10記載の照明装置は、請求項5ま
たは9記載の蛍光ランプ装置と、この蛍光ランプ装置の
蛍光ランプが発する光を所望の位置に導く導光手段とを
具備するので、バルブ内の温度分布を一様にして輝度立
上り特性や光出力特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す蛍光ランプの
正面図である。
【図2】蛍光ランプ装置の構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す蛍光ランプの
正面図である。
【図4】冷却手段の正面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態として、ホルダを省
略して示す蛍光ランプの正面図である。
【図6】図6は、ホルダが取り付けられた蛍光ランプの
端部の正面図である。
【図7】(a)は、ヒータを備えない蛍光ランプから発
せられるノイズをスペクトルアナライザーで測定した実
験結果を示すグラフ、(b)は、ヒータを備える蛍光ラ
ンプから発せられるノイズをスペクトルアナライザーで
測定した実験結果を示すグラフである。
【図8】本発明の第4の実施の形態として、自動車に搭
載されるインストルメントパネルを照明する照明装置を
示す斜視図である。
【図9】蛍光ランプ装置の斜視図である。
【図10】蛍光ランプの斜視図である。
【図11】ヒータと給電線との接続構造を示す斜視図で
ある。
【図12】サーミスタおよびサーミスタホルダの変形例
を示す斜視図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態として、液晶表示
装置のバックライトとして利用される照明装置の分解斜
視図である。
【図14】その横断平面図である。
【符号の説明】
1 蛍光ランプ 2 バルブ 3 電熱線 4 ヒータ 5 熱収縮チューブ 7 高周波点灯回路 8 ヒータ制御回路 10 蛍光体層 11 放電媒体 13 電極 21 冷却手段 31 電熱部材 32 固定部材 33 ホルダ 35 給電線 37 ストッパ 42,46,64 導光手段 45 蛍光ランプ装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水銀を主体とした放電媒体が封入され内
    面に蛍光体層が形成されると共に両端に一対の電極が配
    設されたバルブと;このバルブの電極の周囲を除いた外
    周面に設けられたヒータと;を具備していることを特徴
    とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 水銀を主体とした放電媒体が封入され内
    面に蛍光体層が形成されると共に両端に一対の電極が配
    設されたバルブと;このバルブの外周面に設けられたヒ
    ータと;バルブの電極の周囲の外周面に取り付けられた
    冷却手段と;を具備していることを特徴とする蛍光ラン
    プ。
  3. 【請求項3】 ヒータは、バルブの外周面に螺旋状に巻
    かれた電熱線により形成されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 バルブの外周面にはヒータを覆う透光性
    の熱収縮チューブが被覆されていることを特徴とする請
    求項3記載の蛍光ランプ
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一記載の蛍
    光ランプと;一対の電極を通じて蛍光ランプに高周波電
    力を供給する高周波点灯回路と;蛍光ランプの少なくと
    も点灯開始前および消灯後の一定期間ヒータに通電して
    発熱させ蛍光ランプの加熱動作を行なうように制御する
    ヒータ制御回路と;を具備していることを特徴とする蛍
    光ランプ装置。
  6. 【請求項6】 水銀を主体とした放電媒体が封入され内
    面に蛍光体層が形成されると共に両端に一対の電極が配
    設されたバルブと;このバルブの外周面に巻かれたメッ
    シュ状の電熱部材からなるヒータと;バルブの電極の周
    囲の外周面でヒータを密着固定する固定部材と;を具備
    していることを特徴とする蛍光ランプ。
  7. 【請求項7】 ヒータは、六角形のメッシュ状パターン
    を有する電熱部材によって形成されていることを特徴と
    する請求項6記載の蛍光ランプ。
  8. 【請求項8】 請求項6の蛍光ランプと;バルブの端部
    が密着的に嵌合されたホルダと;このホルダを挿通して
    そのホルダの内部で一対の電極に接続された給電線と;
    ホルダの内部で給電線に固定されたストッパと;を具備
    していることを特徴とする蛍光ランプ。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、6、7、8のい
    ずれか一記載の蛍光ランプと;一対の電極を通じてその
    蛍光ランプに高周波電力を供給する高周波点灯回路と;
    ヒータに通電して発熱させるヒータ制御回路と;を具備
    していることを特徴とする蛍光ランプ装置。
  10. 【請求項10】 請求項5または9記載の蛍光ランプ装
    置と;この蛍光ランプ装置の蛍光ランプが発する光を所
    望の位置に導く導光手段と;を具備していることを特徴
    とする照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003044828A1 (fr) * 2001-11-20 2003-05-30 Harison Toshiba Lighting Corporation Lampe a decharge et appareil d'eclairage
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