JPH09266752A - 肉軟化機 - Google Patents

肉軟化機

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JPH09266752A
JPH09266752A JP8166790A JP16679096A JPH09266752A JP H09266752 A JPH09266752 A JP H09266752A JP 8166790 A JP8166790 A JP 8166790A JP 16679096 A JP16679096 A JP 16679096A JP H09266752 A JPH09266752 A JP H09266752A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃の交換が容易且つ短時間で行える肉軟化装
置の構造を提供する。 【解決手段】 抜取りフレーム15は3つの辺を有する
矩形の馬蹄形状を有し、開口された1辺には、刃重合体
9の各刃部材19を所定間隔に保持するためのセパレー
タ部材31をスライド可能に支持するセパレータ取付板
16が嵌合する。刃重合体9は、セパレータ部材31や
セパレータ取付板16と共に、抜取りフレーム15の開
口側から水平方向に抜き取り可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、肉軟化機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】獣肉、魚肉、鶏肉等の種々の肉を機械的
に柔軟化するために肉屋や肉出荷業者が使用する手動及
び動力駆動型の肉軟化機が知られている。一般に、これ
らの機械は、肉に挿通可能な複数本の刀身を持つ櫛形の
刃部材を、適当な間隔をおいて複数個配列して成り、各
刀身が微小な切開創で肉内の腱や筋を切断することで肉
を柔軟化させるものである。各刃部材は、ハンドル手段
に可動に連結され、ハンドルが押し下げられたとき、各
刀身がその下に置かれた肉を穿刺する。刃部材は、バネ
手段により、肉を穿刺する下降動作と、その後の上昇復
帰動作が円滑化されている。
【0003】典型的な軟化機として、米国特許第3,2
84,360号、3,583,025号、5,324,
235号がある。米国特許第3,284,360号(T
amain)の軟化機は、多数の金属製の刃を束にして
成り、電動モータで駆動される刃集合体を使用してい
る。モータの駆動によって刃が往復動して、自動的に肉
を突き刺す動作を繰り返す。刃集合体は、組立状態にあ
るとき、2本の支持柱36で支持されたフレーム35に
囲まれている。従って、刃集合体22は四方をフレーム
35で囲まれているので、これを取り外すときには、多
数の板材、棒体、セパレータ等の部品を緩めたり取り外
したりしてから、刃集合体22を周囲のフレーム35か
ら下方に抜き出す必要がある。このような取り外し方法
では、前掲の他の特許の場合も同様であるが、その過程
でユーザはどうしても鋭利な刀身22aに手を触れなけ
ればならない。即ち、この刃集合体には、取扱いが厄介
であるという問題とともに、刀身22aでユーザの手を
傷つけるという危険性ある。
【0004】米国特許第3,583,025号(Jac
card)も、複数の刃44から成る同様の刃集合体4
2を使用している。この刃集合体も肉抜取り用のフレー
ム又はプレート46で周囲を囲まれているため、前記米
国特許(Taiman)の場合と同様に、抜取りプレー
ト46の四辺で囲まれた空間から刃集合体を下方に抜き
出す必要がある。この特許の軟化機は非常に優れた性能
を有するが、刃の取り外しの際の取扱いが煩雑で危険で
あるという重大な欠点を持つ。即ち、この特許では、垂
直に延びる一連の刃44が図4のセパレータによって若
干の間隔をおいた位置関係に保持され、セパレータ5の
複数の仕切片72で各刃44を整列させておくようにな
っている。この特許の図2に示されるように、セパレー
タ5には、ねじ等で抜取りプレート46に連結されると
きに利用される切り込み88が、キャリア部76の縁に
設けられている。抜取りプレート46は、同特許の図1
及び図3に示されるように、刃集合体42の四方全部を
包囲している。
【0005】米国特許第5,085,614号(Bou
rret)も、前記2つの米国特許と同様の抜取りプレ
ート46を示している。図1の正面図及び図2の側面図
において、抜取りプレートは、刃集合体12を完全に包
囲している。図2において、セパレータ(符号無し)に
は部材17の上方に延びるハンドルが設けられている。
このセパレータはその前後においてグリッド17に固着
されているので、刃集合体12を取り外すときには、ね
じ等を取り外すことによって先ずセパレータを前後のグ
リッドから取り外し、且つ、支持部材10、11を取り
外す必要がある。そうしてから、ユーザは、刀身を持ち
ながら、刃集合体をグリッド17から下方に抜き出すこ
とになる。
【0006】米国特許第5,342,235号(Wat
anabe)は、前記米国特許第3,583,025号
及び第5,085,614号とは異なる型の自動肉軟化
機を開示している。しかし、この特許でも、刃又は針を
連結部材29で完全に包囲している。
【0007】このように、刃の取り外しの問題は、以上
の何れの従来技術でも厄介且つ重大な問題であった。こ
れまでも、刃の取り外しの簡易化に向けて種々の試みが
行われてきたが、困難な問題が依然として残っている。
即ち、セパレータは、その前側において抜取りフレーム
に装着する必要があったため、刃部の四方全部を包囲す
ることが不可欠と考えられ、この種の機械には矩形の抜
取り部材が使用され続けてきたのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記欠点を解決した肉軟化機を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、刃集合体を容易且つ安全に取
り外すことのできる肉軟化機を提供することにある。本
発明の他の目的は、新規なセパレータ及びホルダに適合
する新規な抜取りフレームを有する肉軟化機を提供する
ことにある。
【0009】本発明の他の目的は、本願に記載する型の
肉軟化機において刃集合体を取り外す簡単な方法を提供
することにある。本発明の他の目的は、使い易く製造が
容易なセパレータと抜取りフレームとの組合せを含む新
規な刃集合体ユニットを有する肉軟化機を提供すること
にある。本発明の他の目的は、既存の肉軟化機に容易に
使用可能なセパレータと抜取りフレームとの組合せを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明においては、刃集合体の脱着に際して簡単
に使用できる、抜取りフレームとセパレータと刃集合体
とを互いに結合して成るユニットを使用している。従来
のように刃集合体の全周を包囲する抜取りフレームと異
なり、本発明による抜取りフレームは、前面が完全に開
口している。これにより、刃集合体をその開口部を介し
て容易に抜き出すことができる。この開口部の両端部に
は、セパレータ取付板の端部との相補的嵌合い手段が設
けられている。従って、刃集合体が収納位置にあると
き、セパレータ取付板は三辺型抜取りフレームの端部と
嵌合し、セパレータ片が刃集合体の各刃部材間に差し込
まれた状態で、セパレータ取付板が抜取りフレームと一
体的に嵌合するようになっている。抜取りフレームは、
開口側に臨む辺の端部に内側に延出する部分を有する矩
形の馬蹄状の部材である。これらの延出部の上面には、
セパレータ取付板の端部と嵌り合う嵌合部が設けられて
いる。両嵌合部の形状は、緩み無くできるものであれば
適宜選択可能である。又、両嵌合部を嵌め合せてセパレ
ータ部を所定位置に保持するために、ボルトとナット等
の締結手段を使用することも重要である。セパレータ取
付板は、必要に応じて1つ又は複数の刃集合体を支持す
ることができる。
【0011】セパレータ部と抜取りフレームとの結合体
の材料は、食品と接触しても問題のない材料であれば適
宜選択できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1及び図2は、本発明における好ま
しい実施の形態の一つを示すものであり、肉軟化機1と
しては例えば、ジャッカード(Jaccard(ジャッ
カード・コーポレーションの登録商標))モデルH型軟
化機が挙げられる。しかし、本発明の刃集合体ユニット
(セパレータ部と抜取りフレームとを含む)を他の適当
な軟化機にも使用できることは言うまでもない。
【0013】軟化機1は、ボルト4で支持面3に固定さ
れた基台2を有する。基台2の中央部には、軟化すべき
肉6を載置するためのスライド板5が設けられている。
スライド板5には、軟化作業中、肉を載置したまま前後
させるために用いられるつまみが固着されている。基台
2からは、ばねを取り付けた支持柱8が上方に延び、ハ
ンドル10の上下動により、刃集合体9を上下動させる
ようになっている。ハンドル10は、ヒンジ11を介し
てボートを逆さまにした形状の上部中継部材12に連結
され、ヒンジ13を介して連結棒14に連結されてい
る。ハンドル10が押し下げられると、刃集合体の刀身
が肉6を穿刺し、各刃が肉6内の腱や筋を切断して肉質
を柔らかくする。
【0014】本発明による軟化機1の顕著な特徴の1つ
は、一体化された刃集合体ユニットを使用することであ
り、刃集合体ユニットは、3辺型抜取りフレーム15
と、これと対応する形状に形成され、セパレータ部材3
1を支持するセパレータ取付板16とを含んでいる(セ
パレータ取付板16とセパレータ部材31の詳細につい
ては図5を参照されたい)。ジャッカードH型のような
軟化機は信頼性に富むものであるが、他の類似の機械と
同様に、刃集合体9の刃の交換が非常に難しい。刃集合
体9を図3に示すような従来型の抜取りフレーム20か
ら下方に抜き出すときに刃集合体9を手で支えるように
なっているため、刃19の尖端18によって怪我をしや
すい。即ち、従来の装置では、取り外しの際に刃集合体
9は4辺型抜取りフレーム20から下方に抜き出すほか
ないので、ユーザは、自分の手で刃集合体9を支えなけ
ればならない。既に述べたように、作業中、刃19の尖
端18に触れないように細心の注意を払わなければなら
ないため、刃19又は刃集合体9の取り外しや交換に時
間がかかる。鋭利な刀身18はユーザの指を傷つけやす
く、又、肉との接触によってバクテリアや他の伝染性の
微生物が付着する可能性も高いので、刀身18に触れず
に済むことが望ましい。
【0015】保持板21は、組立状態では刃集合体9を
確実に固定し、その取り外し又は交換時には緩められる
ものである。この保持板21には、刃集合体9を上部連
結部材12にボルト等で連結するために利用される透孔
22が設けられている。従来形の抜取りフレーム20に
も、従来形のセパレータ24を装着するための透孔23
が設けられているが、このセパレータ24の透孔25
は、本発明のものと異なり、抜取りフレーム15の透孔
23と整合するようになっている。
【0016】図4及び図5は、本発明による抜取りフレ
ーム15及びセパレータ取付板16を示している。これ
らの構成部材は、刃集合体9と共に、本発明の特徴的な
刃集合体ユニットを構成している。本発明による抜取り
フレーム15は、2つの辺から内側に突出するテーパ部
26を有する矩形の馬蹄形に形成されている。これらの
テーパ部26は、セパレータ取付板16の両端部27と
相補的形状とされている。テーパ部26からは、ボルト
状又は他の方式の結合部28が上方に突出して、セパレ
ータ取付板16の端部に設けられた透孔29に挿通さ
れ、その突出端にナット、翼付きナット又はその他の締
結手段30を装着することで結合が行われる。セパレー
タ部材31の数、及び、各セパレータ部材31に設けら
れる櫛歯状のセパレータ片32の数については、適宜、
選択できる。但し、各セパレータ部材31のセパレータ
片32の数は、刃19間のスペースの数によって決ま
る。本発明において、テーパ部26がセパレータ取付板
16の両端部27と緊密な嵌合形状を有することが重要
な要素である。又、抜取りフレーム15の開口部が刃集
合体9の水平方向の移動を容易にするように形成される
ことも、重要な要素である。
【0017】図6は、抜取りフレーム15のテーパ部2
6とセパレータ取付板16の端部27の部分における翼
付きナット或いは他の手段30による結合の様子を示す
正面図である。両テーパ部26間の距離は、刃集合体9
の収容及び移動に十分な距離であることが必要である。
上述したように、抜取りフレーム15のテーパ部26と
セパレータ取付板16の端部27の相補的形状は、両者
が緊密に嵌合し、且つ、分離、結合が容易であるなら
ば、如何なる形状であってもよいが、図示例は、利便
性、安全性及び耐久性の点で極めて優れていることが確
認されているので、特に好ましい。
【0018】図7は、本発明である肉軟化機に用いられ
る刃集合体ユニットの拡大斜視図である。刃集合体ユニ
ットは、長四角形の刃集合体9と、矩形の馬蹄形状の抜
取りフレーム15と、セパレータ部材31を有するセパ
レータ取付板16と、締結部材28、29、30、34
とから成る。締結部材34は、刃集合体9を上部連結部
材12に締結保持するものである。刃集合体9は図示例
では長四角形状を有するが、他の形状であってもよい。
基台2は、スライド板5を案内するための溝35を示す
ために、スライド板5を取り外した状態で図示してあ
る。基台2やスライド板5については、他の設計を採用
することもできる。
【0019】以上、好ましい実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明
の思想に基づく種々の変形、変更をも包含するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセパレータ部と抜取りフレームの
組合せを用いた機械全体の斜視図。
【図2】本発明によるセパレータ部と抜取りフレームの
組合せを用いた機械全体の側面図。
【図3】四方を包囲する抜取りフレームを有する従来の
刃集合体ユニットの斜視図と、その抜取りフレーム及び
セパレータ部材の平面図。
【図4】一辺において開口された本発明による矩形の馬
蹄形抜取りフレームの斜視図。
【図5】本発明によるセパレータ取付板及びセパレータ
部材の平面図。
【図6】本発明による互いに係合するセパレータ取付板
及び抜取りフレームの前面図。
【図7】セパレータ取付板と抜取りフレームとの結合構
造を含む組立状態の刃集合体ユニットの前方からの斜視
図。
【符号の説明】
1 肉軟化機 2 基台 5 スライド板 6 肉 8 支持柱 9 刃集合体 10 ハンドル 12 上部連結部材 15 抜取りフレーム 16 セパレータ取付板 19 刃部材 26 テーパ部 27 テーパ状端部 31 セパレータ部材 32 セパレータ片

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の刃部材を長四角形に組立てた刃
    集合体と、抜取りフレームと、セパレータ部とを含む刃
    集合体ユニットを有し、前記抜取りフレームは、略矩形
    の馬蹄形状に形成され、前記長四角形の刃集合体の3つ
    の辺を囲む一方、1つの辺は刃集合体の出入を可能にす
    る開口となっており、前記セパレータ部は、複数のセパ
    レータ片を支持するセパレータ取付板を有し、前記抜取
    りフレームの前記開口に臨む2辺には、内側に延びる嵌
    合部が設けられ、組み立て状態にあるとき、抜取りフレ
    ームの嵌合部とセパレータ取付板の両端が互いに嵌合す
    る形状とされていることを特徴とする肉軟化機。
  2. 【請求項2】 前記抜取りフレームの嵌合部と前記セパ
    レータ取付板の両端部は、着脱自在な固着手段によって
    結合されることを特徴とする請求項1に記載の肉軟化
    機。
  3. 【請求項3】 前記抜取り板の前記嵌合部に、前記セパ
    レータ取付板の両端部に形成された透孔に挿通されるボ
    ルト部が上方に突出するように設けられたことを特徴と
    する請求項1に記載の肉軟化機。
  4. 【請求項4】 前記セパレータ部が前記抜取りフレーム
    の前記嵌合部の上側に位置して固定されることを特徴と
    する請求項1に記載の肉軟化機。
  5. 【請求項5】 前記抜取りフレームが前記セパレータ部
    の上側に位置して固定されることを特徴とする請求項1
    に記載の肉軟化機。
  6. 【請求項6】 前記刃集合体が手動又は動力で駆動され
    ることを特徴とする請求項1に記載の肉軟化機。
  7. 【請求項7】 前記抜取りフレームの嵌合部と前記セパ
    レータ取付板の両端部が互いに相補的形状のテーパ状に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の肉軟
    化機。
  8. 【請求項8】 前記刃集合体が支持部に対する連結手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載の肉軟化機。
  9. 【請求項9】 前記長四角形の刃集合体の少なくとも1
    方向の寸法が、前記抜取りフレームの開口された辺の寸
    法より小さいことを特徴とする請求項1に記載の肉軟化
    機。
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