JPH09267209A - ばり取り刃物 - Google Patents
ばり取り刃物Info
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Abstract
た、非円形の穴縁も加工できるようにする。 【解決手段】 穴の縁のばり取りのためのばり取り工具
に用いられる傾動刃物としてのばり取り刃物であって、
ばり取り刃物(1)は、正面および背面の切れ刃(1
7、18)を有し、これら切れ刃は、ばり取り刃物の正
面部(30)に形成され、ばり取り刃物の正面部(3
0)の正面端部は、ばり取り刃物の正面側面に形成され
た滑り部(16)をともなった球状部材として形成され
ている。
Description
形形状の穴縁をばり取りするばり取り工具に用いられる
ばり取り刃物に関する。
刃物(傾動刃物(tilting)ともいう)を用いたばり取
り工具が、既にドイツ特許明細書第931024号によ
り開示されており、そこでは突き棒状溝ガイドによりば
り取り刃物が制御される。
が、米国特許明細書第3008360号により開示され
ており、この刃物は切削刃物に係合するピンを介して傾
動する。
特許第236272号により知られており、そこでは回
動可能な被筒のカムでばり取り刃物が傾動する。
細書に記載されたばり取り刃物の制御は比較的繁雑であ
り、更にこの溝の制御は、ばり取り刃物の一定の揺動角
度を考慮して非円形の穴縁をも微妙な仕方でばり取りす
るのに適してはいない。
り刃物の制御はやはり比較的繁雑であり、溝ガイドの範
囲が急激に磨耗する虞がある。
り取り刃物は、このばり取り刃物が傾動する際噛むに比
較的大きな磨耗現象も発生する。
取り工具に用いられるばり取り刃物を改良し、わずかな
磨耗現象で傾動することができ、また、ばり取り刃物が
その動作運動範囲内で一定の小さな揺動運動を行い、非
円形の穴縁も加工できるようにすることである。
は、穴の縁のばり取りのためのばり取り工具に用いられ
る傾動刃物としてのばり取り刃物である。ばり取り刃物
(1、39)は、正面および背面の切れ刃(17、5
7;18、58)を有し、これら切れ刃は、ばり取り刃
物の正面部(30)に形成される。ばり取り刃物の正面
部(30)の正面端部は、ばり取り刃物の正面側面に形
成された滑り部(16)を伴った球状部材として形成さ
れている。
のばり取り刃物において、少なくとも正面部(30)
は、ばり取り刃物(1、39)の長手方向の軸に対して
回転対称に形成される。刃物の円周方向の表面には、溝
(38、59)によって垂直に内向きに仕切られた少な
くとも一の開口が形成される。切れ刃(17、18;5
7、58)は、溝(38、59)と円周方向の表面とが
交差する線に沿って形成されている。
求項2に記載のばり取り刃物において、切れ刃(17、
18;57、58)は、ばり取り刃物の長手方向の軸に
対し平行に形成されている。
求項2に記載のばり取り刃物において、切れ刃(17、
18;57、58)は、ばり取り刃物の長手方向の軸に
対し傾いて形成されている。
求項4のいずれかに記載のばり取り刃物において、ばり
取り刃物(1、39)は、概して2つの部材からなる。
一のばり取り刃物(1)が、これに対応する刃物ホルダ
(40)の内腔(48)に挿入可能であって、固く固定
され得る。
のばり取り刃物において、ばり取り刃物(39)は、柱
状に成形され、刃物ホルダ(40)を横切って延びる内
腔(48)の中に設けられる。
求項6に記載のばり取り刃物において、ばり取り刃物
(39)は、ばり取り刃物(39)を横切って延びる内
腔(53)と、内腔におけるその位置に当該ばり取り刃
物(39)を固定する、前記内腔を通って延びる軸ピン
(41)と、を備えて構成される。
のばり取り刃物において、ばり取り刃物(39)は、そ
の後部端面に刃物ホルダ(40)の中で固定されたピン
(54)に接触する内腔(52)を備えて構成される。
刃物には切れ刃が設けられているので、この切れ刃の部
分が、ばり取りをする対象である穴の縁にかかる際に、
ばり取りが行われる。特に、ばり取り刃物を係止したば
り取り工具がその軸方向に回転しながらこの穴の奥へば
り取り刃物を挿入させる場合には、穴縁のばり取りが効
率よく行われる。
入されるとばり取り刃物が傾動し、この穴の側壁には、
滑り部が当たることになる。この滑り部は穴の側壁を切
削することなく、この穴の反対側の開口まで滑る。ばり
取り刃物が穴の反対側に出て再びばり取り刃物が傾動す
る。この状態で、ばり取り工具がそれまで移動していた
方向と反対側に、すなわち、挿入された際の穴縁に向か
ってばり取り刃物を移動させると、ばり取り刃物のもう
一方の切れ刃が再び、この穴の反対側の穴縁に当接し、
ばり取りを行う。
ば、その本質的利点として、構造的に簡単な方式で大き
な磨耗現象もなしに、工具ホルダ又は刃物ホルダ内でば
り取り操作のため制御するのに適する。特にばり取りす
るための穴が非円形の場合、一定の範囲内で上下に弾力
案内され得るように形成してあり、作業範囲が拡大す
る。
り取り刃物を制御するための棒ばねがこの凹部に弾性係
合する。これにより一定の範囲内でばり取り刃物の弾性
を有する切削特性が達成される。その際、特にばり取り
する穴が非円形の穴縁を有する場合、ばり取り工具を上
下させる際に、棒ばね等の係止装置とばり取り刃物との
係合がはずれることもない。
向において弾性突き棒がばり取り傾動刃物のに係合す
る。これにより一定の範囲内で、ばり取り刃物は係止装
置が反応して係合が外れることなく弾性切削を行うこと
ができる。
は弾性支承された玉が、ばり取り刃物のに突き棒状に係
合すれば、傾動運動の制御は設計上きわめて単純とな
り、わずかな磨耗が現れ得るだけである。
る代わりに、係止装置として働く別のロック装置、特に
外部から制御され且つその遊端が一種の係止部として凹
部に係合する単腕レバーの採用も可能である。
を参照して説明する。
図1〜図7に示されている。ばり取り刃物は、工具ホル
ダ2に設けた溝孔状凹部22(図5を参照)内で、回転
可能に支承(取り外し可能な状態で支えること)してあ
る。凹部22は、下部開口23を有する。
印27、28(図6も参照)方向に完全に凹部22内に
旋回進入できるほどに凹部22が大きいことを前提に、
工具ホルダ2は開口23に代え、この箇所も閉じておく
ことができる。また、本形態では、2つのばり取り刃物
(図示せず)を共通の枢軸(傾動ボルト24の長手中心
軸)上に揺動可能に相対向して配置することもできる。
物には穴3(図1及び図3)を設け、これにボルト24
(図6)が挿通してある。ボルトは、工具ホルダ2の側
部穴内で固定支承してある。工具ホルダ2の中心軸4は
必ずしも穴3の中心軸と交差しなくてもよい。本形態に
よれば、穴3を附属のボルト24と一緒に、工具ホルダ
3に対して矢印25、26方向(図6)にずらして工具
ホルダ2内に配置できるようになっており、後述する図
11、図12に示す変形態様で説明するように、切削位
相を調整して同一のばり取り刃物1により、種々の異な
る径の穴をばり取りすることができる。ばり取り刃物1
は、実質的に平らな部材からなる。この部材は、その片
側方向に、稜19、20を介し、丸く形成した切削部3
0へ伸びていく。
る刃物ホルダ40は、ほぼ円形に形成してなる。その平
らな円板状物体の上の縁には、凹部5を有する。この凹
部の縁にカム6が形成してある。カムの細部は図4を参
照して詳しく説明する。カムは中央の丸み曲線部9を含
み、この曲線部からは、稜10、11を介し、それぞれ
互いに正確に対称な曲線部7が側壁として形成されてい
る。各曲線部7は、急峻な曲線分岐部8と平坦な曲線分
岐部8aとからなる。曲線部7は鏡像対称的に中央の丸
み曲線部9に続き、両曲線部7間に距離34を形成す
る。このようにして曲線部が凹部5を形成し、これに工
具ホルダ側に配置した係止装置が係合する。係止装置は
図1の例によれば、曲げばね又は棒ばね12からなる。
これは板ばねとして形成してあり、前側遊端が凹部5内
に係合する。図7では、この曲げばねが、ばね突き棒1
2aとして図示してある。重要なのは、中央の接触点3
3が、丸み曲線部9に形成してあり、ばね突き棒12a
の正面側端がその横に続く曲線部7に対し遊隙31、3
2を有することである。それに関連して、図1又は後述
の第2形態を示す図8に示すように、突き棒12a又は
棒ばね12を凹部5内で傾くことなく保持することがで
きる。従って、棒ばね12は、凹部5内に係合しつつ弾
性的に矢印13方向(図1)に揺動することができる。
形成する代わりに、図1の矢印14方向にばね荷重を受
けた突き棒の配置も適用することができる。この場合、
剛性突き棒12aは、ばね荷重を受けて矢印14方向に
凹部5内に係合する。図1と図7には、ばり取り刃物が
ばり取り位置にあるときの、棒ばね12と突き棒との係
合が示してある。この場合、図7の図示で明白のよう
に、突き棒は前縁が中央の接触点33に接触する。とこ
ろで、ばり取り刃物1が穴縁36に突接し、丸縁が非円
形で波状であってもこれをばり取りする。つまり、棒ば
ね12の曲げ特性に基づき又は突き棒12aの軸方向
(矢印14方向)のばね特性に基づき、ばり取り刃物1
に、一定の揺動角度での揺動が可能となる。そして、そ
の切れ刃17が、非円形な穴縁36にも形状が嵌合する
ように着座し、係止装置のばね力に抗して僅かに揺動し
ながらこの穴縁をばり取りする点が重要である。その
際、突き棒12aは、図4及び図7によれば、中央の丸
み曲線部9の範囲に留まる。突き棒の側縁は、遊隙31
又は32を埋めて曲線部7の急峻な曲線分岐部8に突接
する。それ故、ばり取り刃物1がそれ以上揺動すること
はできない。なお、係止装置は、ばね荷重を受けて工具
ホルダ2内に配置された玉(図示せず)からなり、これ
が係止用の凹部5内に係合するものであってもよい。
い限界内で変更が可能である。つまり、穴縁36での切
削動作を保証するため、最低条件として、比較的小さな
角度を設けておくだけでよい。ばり取り工具が、切削位
置から図6の矢印方向に穴35内に更に進入すると、玉
部15として形成した滑り部16が穴35の側壁に沿っ
て滑動するため、あらゆる切削動作が停止する。このと
き穴縁36からばり取り刃物に対して反作用が加わるこ
とにより、突き棒12の先端は曲線部7の急峻な側部の
曲線分岐部8との係合から外れ、平坦な曲線分岐部8a
内に達する。しかし、この曲線分岐部8aは、曲線部7
の急峻な曲線分岐部8に連続的に形成してある。切れ刃
17が穴縁36に突接しているときは、ばり取り刃物1
は比較的強い反作用を穴縁36から受けていた。しか
し、突き棒12の先端が曲線分岐部8aに達したとき、
曲線分岐部8aが急峻な曲線分岐部8より平坦に形成し
てあるので、ばり取り刃物に加わる矢印13方向の反作
用は比較的小さく、滑り部16は、穴の側壁を破損する
ことなく貫通孔内を通過することができる。つまり、こ
こでも玉部15が穴の内面に当接する。
側を離れたとき、棒ばね12は再び凹部5の範囲に入り
込み、再び急峻な曲線分岐部8内に達する。これによ
り、ばり取り刃物は、再び出発位置であるばり取り位置
に移動する。工具が、図6に示した矢印37方向とは逆
方向(同図でいう上方)に移動すると、これにより切削
部の後端に配置されたばり取り用の切れ刃18が、貫通
孔の開口部分をばり取りする。
れば、切れ刃17、18は互いに対称に配置されてお
り、ばり取り刃物の中心方向の端部は、稜19に移行し
ている。切れ刃17、18は丸みを付けて切削されてい
る。これにより、より低い位置に溝38が形成され、こ
れが切削の際の案内として働く。切れ刃17、18は、
半径方向の内側が各一つの稜19となっている。稜19
より半径方向の内側には、稜20が形成され、稜20
は、ばり取り刃物の円板状の円周溝21に繋がってい
る。
付具29に取り付けてある。取付具29自体は工具ホル
ダと強固に結合してある。
を有し、凹凸の穴縁にも適合しながら自動ばり取りが可
能である。上述の配置により、穴の直径が約2mmまで
の小径の穴であっても、大きいほうでは制限の無い大径
の穴であっても、ばり取りすることができる。
属から形成することができる。同様に、ばり取り刃物
は、合成樹脂から形成することができる。その場合、切
れ刃に代え、適宜、切削板片が使用される。
第2形態について説明する。図1〜図7に示した第1形
態におけるばり取り刃物1は、図8〜図18に示した第
2形態においては、刃物ホルダ40とばり取り刃物39
とに分けられた2部材が対応する。ばり取り刃物39
は、変換可能に刃物ホルダ40の内に配置される。刃物
ホルダは、図1〜図7で示した第1形態において述べた
ものと同一形状の係止凹部5を有している。この場合、
刃物ホルダ40は、工具ホルダ2の凹部内で回転可能に
支承されており、傾動ボルト41を中心に回転可能であ
る。図9に示すように、傾動ボルト41は、工具ホルダ
2の穴43にねじ込んであり、軸方向に摺動自在に備え
た固定部として、これに対し横に延びたねじ42により
保持される。ねじ42は、独自の穴44にねじ込んであ
り、穴44が穴43と対応する。従って、ねじ42のボ
ルトは、傾動ボルト41の一方の端面で支えられる。
わりに、ここに述べたボルトと合わせて別の実施態様も
もちろん選択することができる。傾動ボルト41は、例
えばダウエルピンとして、又は、適当なねじ穴43にね
じ込まれる単純なねじとして形成することができる。
ホルダ2内でばねホルダ45により保持され、ばねホル
ダ45は筒形部品であり、その中心穴が棒ばね12の上
端を受け入れる。棒ばね12はこの穴の中で締め付けら
れ、溶接され又は接着されている。ばねホルダ45は、
円周溝46を有し、これにねじ47が係合される。こう
してばねホルダ45及び棒ばね12は、工具ホルダ2内
で明確に固定されるような構成を備える。つまり、棒ば
ね12の軸方向の長さは、この棒ばね12が刃物ホルダ
40の凹部5の範囲に正確に係合するのを保証する点
で、極めて重要である。ばねホルダ45は、棒ばね12
全体を、工具ホルダ2内で棒ばね12の軸方向に摺動自
在に固定する。
9が刃物ホルダ40内を横に延びた穴48のなかで交換
可能に保持してあることである。この場合、刃物39の
保持は、図16〜図18に示すように刃物ホルダ40が
穴48を備え、その中に切削刃物39を挿入することに
より行われる。このため、穴48の中で、切削刃物39
の長さを固定するのに役立つのが横穴50である。この
穴は、図17に示すように、穴48と交差する。この横
穴50に、同時に傾動ボルト41が挿入され、このボル
ト自体は、本体2の穴43の中で保持されている。
ト41により刃物ホルダ40内で保持され、また、傾動
ボルト41が、同時に本体2内の刃物ホルダ40用回転
軸受を形成することができるので、コストの低減を図る
ことができる。
0内回転軸受を形成し、また、刃物39を中心で支承す
るのに役立つ。刃物39は、刃物ホルダ40の穴48の
中で最適な状態で支えられているため、強い力を受け刃
物ホルダ40に伝達させることができる。
をおいて配置してある。これは、組立ての補助手段とし
て、すなわち、刃物39の組立てを容易にするのに役立
つ。つまり、刃物39は、図39に示すように、後側端
面に角柱状凹部52を有する。刃物を組み立てるには、
まず横穴51に止めピン54を打ち込む。次に、刃物3
9は端面である角柱状凹部52を後方に向けて穴48に
挿入される。止めピン54の外周面を角柱状凹部52に
ぴったり当接させることにより、中心軸の調整が行われ
る。これにより、同時に刃物39の穴53と刃物ホルダ
40の穴50とが一直線に並んで配置できる。こうして
予備的な組立てを行った刃物39を、刃物ホルダ40と
一緒に本体2内に挿入する。次に、傾動ボルト41を、
互いに一直線上に並んだ穴43、50および53に挿入
し、その後ねじ42で固定を行う。
当接することにより、それに続いて穴43、50および
53を一直線上で対向させて配置させ、傾動ピン41を
追い入れるので、刃物ホルダ40内において刃物39の
中心軸を合わせることができる。
39を収納する穴48を貫通孔として形成してあるの
は、製造技術上簡単であるという理由に基づく。
し、本第2形態(図8〜図18)は、ばり取り刃物39
の切削部の構成が異なる。第1形態(図1)では、2つ
の斜めの切れ刃17、18が相対応しているが、図13
のばり取り刃物では、直線的に形成した互いに平行な切
れ刃57、58が相対向している。ばり取り刃物39の
端面の構成については何ら変更がない。すなわち、玉部
15が設けられ、外周面に形成した滑り部16を備え
る。その機能は第1形態において前述した説明の通りで
ある。直線的に形成した互いに平行な切れ刃57、58
を配置した場合には、工作物に対する切れ刃の作用が一
層有効的となる利点がある。なぜなら斜めに配置した切
れ刃では、傾動刃物がむしろ傾きがちであり、これによ
り傾動方向に圧力が発生する。しかし互いに平行に配置
され直線的に延びた切れ刃57、58の場合には、この
傾動方向への圧力が、前記第1形態の場合ほどには強く
ないからである。つまり、図13の刃物は、大きな傾動
方向の圧力を係止機構に加えることなく一層効果的に切
削することができる。ちなみに直線的な切れ刃は、製造
技術上の理由から前述した斜め切れ刃17、18よりも
容易に加工することができる。
い面59とその後方にある逃げ面60の形状が明らかと
なる。この逃げ面は、図14に示すように、逃げ角61
を形成する。
し、第2形態の変形態様が示してある。図11と図12
において詳しく説明するように、矢印27方向に僅かに
傾動したばり取り刃物39も、なお切削能力がある。す
なわち、ばり取り刃物39が、図11および図12に示
す傾動位置にあるとき、切削面57又は58は、なおか
つ工作物と係合している。
所に、傾動ボルト用41用の穴が示してある。すなわ
ち、棒ばね12の作用線は、傾動ボルト41用の穴の中
心線と正確に交差する。それに対し図11、図12に示
す変形態様では、傾動ボルト41が、棒ばね12の作用
せんを基準とすると偏心した位置に配置してある。この
図面から明らかなように、傾動ボルト41は、棒ばね1
2の中心である作用線から前方に、即ちばり取り刃物3
9の相対向した切れ刃57、58の方向に、距離64だ
けずれている。従って、刃物ホルダ40が工具ホルダ2
の横方向の中心線に対し偏心した位置に配置してある。
それゆえ、工具ホルダ2の凹部内で偏心した位置で揺動
可能であることも本発明の特徴に含まれる。
うに、刃物ホルダ全体を本体内で偏心させて支承すると
きは、実施の状況に応じて、種々の異なる径の穴をばり
取りすることができる。例えば、径13mmの穴をばり
取りする場合には、刃物ホルダ40を本体2内で正確に
中心に配置させる。しかし径14mmの穴をばり取りす
る場合には、傾動ボルト41を穴と一緒に刃物ホルダ内
で距離64(0.5mm)だけ右にずらして径14mm
の穴をばり取りする。また、例えば、径12mmの穴を
ばり取りする場合には、左に距離64(0.5mm)だ
けずらした位置を選択する。すなわち、傾動ボルト41
は、本体2内で左に偏心配置され、こうして常に同じ刃
物で径12mmの穴をばり取りすることができる。従っ
て、交換部品の需要が本質的に減少する。というのは、
刃物ホルダ40とばり取り刃物39として常に同じもの
を使用することができ、また、本体2としては、穴43
の配置を除けば、やはり常に同じものを使用できるから
である。穴は、その都度そのときの事情に応じて、本体
内で中心に、前方に又は後方にずらして配置される。
るばり取り工具に係止され、傾動することにより当該縁
のばり取りをするばり取り刃物であって、当該ばり取り
刃物(1、39)は、その少なくとも一部に設けられた
切れ刃(17、18;57、58)と、この切れ刃に続
く当該ばり取り刃物の先端部に設けられた滑り部(1
5)と、を備え、前記切れ刃は、当該ばり取り刃物が前
記ばり取り工具に係止され前記穴に挿入される際に、こ
の穴の縁に当接してこの縁をばり取りし、前記滑り部
は、当該ばり取り刃物がさらにこの穴の奥に挿入されて
この穴の側壁からの抗力により傾動する際に、この穴の
側壁に当接し、前記ばり取り工具の動きに対応してこの
側壁に沿って滑るものであること、を特徴とするばり取
り刃物。
おいて、当該ばり取り刃物(1、39)は、このばり取
り刃物の長手方向の軸について対称的な構造に形成さ
れ、当該ばり取り刃物の少なくとも一方の端部には、当
該ばり取り刃物の長手方向の軸に平行に形成された溝
(38;59)が形成され、この溝の内面が当該ばり取
り刃物の側面と交差する部位に、前記切れ刃(17、1
8;57、58)が設けられていることを特徴とするば
り取り刃物。
8)の稜線は、当該ばり取り刃物(1、39)の長手方
向の軸に平行に設けられていることを特徴とする請求項
1又は請求項2のいずれかに記載のばり取り刃物。
8)の稜線は、当該ばり取り刃物(1、39)の長手方
向の軸に対して傾けて設けられていることを特徴とする
請求項1又は請求項2のいずれかに記載のばり取り刃
物。
は、前記切れ刃が設けられた切れ刃部材(39)と、当
該切れ刃部材を係止し、かつ、前記ばり取り工具に係止
されるホルダ部材(40)と、により構成されることを
特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のば
り取り刃物。
形成され、当該切れ刃部材は、前記ホルダ部材を横切っ
て設けられた穴(48)に挿入されることを特徴とする
請求項5に記載のばり取り刃物。
切れ刃部材の幅方向に形成される穴(53)と、当該穴
の中で所定の位置に当該切れ刃部材(39)を固定する
軸ピン(41)が設けられていることを特徴とする請求
項5又は請求項6のいずれかに記載のばり取り刃物。
部端面に、前記ホルダ部材(40)に設けられた固定ピ
ン(54)に接触する溝(52)が設けられていること
を特徴とする請求項7に記載のばり取り刃物。
は、前記ばり取り工具に設けられた係止装置が係合し、
かつ、前記切れ刃(17、18;57、58)が穴縁を
ばり取りする姿勢において当該ばり取り刃物を係合さ
せ、当該切れ刃が穴の内部に挿入され、前記滑り部が穴
の側壁に当接する姿勢において当該ばり取り刃物の係合
を解除させる形状の凹部(5)が設けられていることを
特徴とする請求項1に記載のばり取り刃物。
構造的に簡単な方法で、凹凸を有する穴縁をばり取りす
ることができ、まつ磨耗の少ないばり取り用刃物を提供
することができる。
である。
見た平面図である。
平面図である。
矢印V方向から見た図である。
から見た図である。
の拡大図である。
なるばり取り工具を図8から90°回転させて示す側面
断面図である。
おける図8のばり取り刃物の断面図である。
る。
る。
た平面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 穴の縁のばり取りのためのばり取り工具
に用いられる傾動刃物としてのばり取り刃物であって、 前記ばり取り刃物(1、39)は、正面および背面の切
れ刃(17、57;18、58)を有し、これら切れ刃
は、当該ばり取り刃物の正面部(30)に形成され、当
該ばり取り刃物の正面部(30)の正面端部は、当該ば
り取り刃物の正面側面に形成された滑り部(16)をと
もなった球状部材として形成されていることを特徴とす
るばり取り刃物。 - 【請求項2】 請求項1に記載のばり取り刃物におい
て、 少なくとも当該正面部(30)は、当該ばり取り刃物
(1、39)の長手方向の軸に対して回転対称に形成さ
れ、当該刃物の円周方向の表面には、溝(38、59)
によって半径方向に内向きに仕切られた少なくとも一の
開口が形成され、前記切れ刃(17、18;57、5
8)は、前記溝(38、59)と前記円周方向の表面と
が交差する線に沿って形成されていることを特徴とする
ばり取り刃物。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のばり取り
刃物において、 前記切れ刃(17、18;57、58)は、当該ばり取
り刃物の長手方向の軸に対し平行に形成されていること
を特徴とするばり取り刃物。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のばり取り
刃物において、 前記切れ刃(17、18;57、58)は、当該ばり取
り刃物の長手方向の軸に対し傾いて形成されていること
を特徴とするばり取り刃物。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のばり取り刃物において、 前記ばり取り刃物(1、39)は、概して2つの部材か
らなり、一のばり取り刃物(1)が、これに対応する刃
物ホルダ(40)の内腔(48)に挿入可能であって、
固く固定され得ることを特徴とするばり取り刃物。 - 【請求項6】 請求項5に記載のばり取り刃物におい
て、 前記ばり取り刃物(39)は、柱状に成形され、前記刃
物ホルダ(40)を横切って延びる内腔(48)の中に
設けられることを特徴とするばり取り刃物。 - 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載のばり取り
刃物において、 前記ばり取り刃物(39)は、当該ばり取り刃物(3
9)を横切って延びる内腔(53)と、当該内腔におけ
るその位置に当該ばり取り刃物(39)を固定する、前
記内腔を通って延びる軸ピン(41)と、が設けられた
ことを特徴とするばり取り刃物。 - 【請求項8】 請求項7に記載のばり取り刃物におい
て、 前記ばり取り刃物(39)は、その後部端面に前記刃物
ホルダ(40)の中で固定されたピン(54)に接触す
る内腔(52)を備えたことを特徴とするばり取り刃
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31806196A JP2905158B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | ばり取り刃物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31806196A JP2905158B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | ばり取り刃物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3076859A Division JP2675448B2 (ja) | 1990-03-16 | 1991-03-16 | 傾動刃物付きばり取り工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09267209A true JPH09267209A (ja) | 1997-10-14 |
| JP2905158B2 JP2905158B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=18095050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31806196A Expired - Lifetime JP2905158B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | ばり取り刃物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2905158B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010105148A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-05-13 | Heule Ulf | 均等又は不均等な穴エッジをデバリングするデバリングナイフ |
| EP2671656A1 (de) * | 2012-06-09 | 2013-12-11 | Heule, Ulf | Entgratwerkzeug zum Entgraten von Bohrungsrändern |
| JP2017217719A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 株式会社クロイツ | 切削ツール及び切削装置 |
| CN108817429A (zh) * | 2018-09-03 | 2018-11-16 | 西安增材制造国家研究院有限公司 | 一种去毛刺的组合刀具及定偏心距螺旋制孔装置 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31806196A patent/JP2905158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010105148A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-05-13 | Heule Ulf | 均等又は不均等な穴エッジをデバリングするデバリングナイフ |
| EP2671656A1 (de) * | 2012-06-09 | 2013-12-11 | Heule, Ulf | Entgratwerkzeug zum Entgraten von Bohrungsrändern |
| US9550236B2 (en) | 2012-06-09 | 2017-01-24 | Heule Werkzeug Ag | Deburring tool for deburring bore margins |
| JP2017217719A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 株式会社クロイツ | 切削ツール及び切削装置 |
| CN108817429A (zh) * | 2018-09-03 | 2018-11-16 | 西安增材制造国家研究院有限公司 | 一种去毛刺的组合刀具及定偏心距螺旋制孔装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2905158B2 (ja) | 1999-06-14 |
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