JPH09267443A - 化粧シート - Google Patents
化粧シートInfo
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- JPH09267443A JPH09267443A JP10325696A JP10325696A JPH09267443A JP H09267443 A JPH09267443 A JP H09267443A JP 10325696 A JP10325696 A JP 10325696A JP 10325696 A JP10325696 A JP 10325696A JP H09267443 A JPH09267443 A JP H09267443A
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- sheet
- base material
- protective
- decorative
- decorative sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】例えば建築物の壁、天井等の内装、家具、並び
にキャビネット等の表面装飾材として用いる化粧シート
であって、特にVカット加工、ラッピング加工等の後加
工に支障をきたす虞のない化粧シートを提供する。 【解決手段】シート基材2に熱可塑性樹脂シートを用
い、該シート基材2上に保護シート3として未延伸のエ
チレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シートを積層
してなる。
にキャビネット等の表面装飾材として用いる化粧シート
であって、特にVカット加工、ラッピング加工等の後加
工に支障をきたす虞のない化粧シートを提供する。 【解決手段】シート基材2に熱可塑性樹脂シートを用
い、該シート基材2上に保護シート3として未延伸のエ
チレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シートを積層
してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築物の
壁、天井等の内装、家具、並びに弱電・OA機器のキャ
ビネット、自動車等の車輛内装等の表面装飾材として用
いる化粧シートに関するものである。
壁、天井等の内装、家具、並びに弱電・OA機器のキャ
ビネット、自動車等の車輛内装等の表面装飾材として用
いる化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
建築物の壁、天井等の内装や、家具、キャビネット等の
表面装飾材として用いられる化粧シートが従来より種々
提案されており、その一例として特公昭28−5036
号公報等に開示されているような、ポリ塩化ビニル樹脂
シートの表面に印刷を施した後、これに透明性のあるポ
リ塩化ビニル樹脂シートを積層してなるものや、特公昭
58−14312号公報等に開示されているような、上
記の如き構成の化粧シートにおいて、ポリ塩化ビニル樹
脂シートを積層した後、該ポリ塩化ビニル樹脂シートに
エンボス加工を施し、更に必要に応じてエンボスの凹部
にインキを充填して例えば木目の導管模様等を表現した
もの等を挙げることができる。
建築物の壁、天井等の内装や、家具、キャビネット等の
表面装飾材として用いられる化粧シートが従来より種々
提案されており、その一例として特公昭28−5036
号公報等に開示されているような、ポリ塩化ビニル樹脂
シートの表面に印刷を施した後、これに透明性のあるポ
リ塩化ビニル樹脂シートを積層してなるものや、特公昭
58−14312号公報等に開示されているような、上
記の如き構成の化粧シートにおいて、ポリ塩化ビニル樹
脂シートを積層した後、該ポリ塩化ビニル樹脂シートに
エンボス加工を施し、更に必要に応じてエンボスの凹部
にインキを充填して例えば木目の導管模様等を表現した
もの等を挙げることができる。
【0003】このような化粧シートは、積層して厚みを
厚くすることにより強度を持たせ、また、ポリ塩化ビニ
ル樹脂シートには適度の伸びがあるため、木製、プラス
チック製、又は金属製の板材や、これらの積層板等の材
料表面に貼り合わせると同時に、或いは貼り合わせた後
に行われるVカット加工、ラッピング加工等の屈曲加工
に適しているとともに、ポリ塩化ビニルフィルムは印刷
適性、貼り合わせ適性、エンボス適性等に優れるという
利点もある。
厚くすることにより強度を持たせ、また、ポリ塩化ビニ
ル樹脂シートには適度の伸びがあるため、木製、プラス
チック製、又は金属製の板材や、これらの積層板等の材
料表面に貼り合わせると同時に、或いは貼り合わせた後
に行われるVカット加工、ラッピング加工等の屈曲加工
に適しているとともに、ポリ塩化ビニルフィルムは印刷
適性、貼り合わせ適性、エンボス適性等に優れるという
利点もある。
【0004】しかしながら、ポリ塩化ビニル樹脂シート
は上記の如き利点を有する反面、透明性や立体感等に欠
ける傾向があり、また、ポリ塩化ビニル樹脂特有の温度
差による加工適性のバラツキがあるという欠点もあっ
た。そればかりか、ポリ塩化ビニル樹脂シートは焼却処
理時に塩化水素ガスの発生を伴うという不具合をも有し
ていた。
は上記の如き利点を有する反面、透明性や立体感等に欠
ける傾向があり、また、ポリ塩化ビニル樹脂特有の温度
差による加工適性のバラツキがあるという欠点もあっ
た。そればかりか、ポリ塩化ビニル樹脂シートは焼却処
理時に塩化水素ガスの発生を伴うという不具合をも有し
ていた。
【0005】一方、上記したような化粧シートの欠点を
解消するものとして特開昭63−91243号公報、特
開平7−52329号公報等に開示されているような、
ポリオレフィン系樹脂シート等のポリ塩化ビニル系樹脂
シート以外の熱可塑性樹脂シートをシート基材として用
い、これにエチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂
シートを積層してなる化粧シートも知られている。
解消するものとして特開昭63−91243号公報、特
開平7−52329号公報等に開示されているような、
ポリオレフィン系樹脂シート等のポリ塩化ビニル系樹脂
シート以外の熱可塑性樹脂シートをシート基材として用
い、これにエチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂
シートを積層してなる化粧シートも知られている。
【0006】しかしながら、エチレン−アルコールビニ
ル共重合体は結晶性ポリマーであり、延伸させると結晶
化が進み脆くなる傾向がある。このため、Vカット加
工、ラッピング加工等の屈曲加工によりひび割れや、白
化等の問題が生じ、後加工に支障をきたしてしまうとい
う問題があった。更に、延伸したエチレン−アルコール
ビニル共重合体系樹脂シートは分子が配向しているため
エンボス加工には適しておらず、また、熱ラミネートに
より収縮してカールが発生し、熱ラミネートとエンボス
加工を同時に行うダブリングエンボスが困難であった。
ル共重合体は結晶性ポリマーであり、延伸させると結晶
化が進み脆くなる傾向がある。このため、Vカット加
工、ラッピング加工等の屈曲加工によりひび割れや、白
化等の問題が生じ、後加工に支障をきたしてしまうとい
う問題があった。更に、延伸したエチレン−アルコール
ビニル共重合体系樹脂シートは分子が配向しているため
エンボス加工には適しておらず、また、熱ラミネートに
より収縮してカールが発生し、熱ラミネートとエンボス
加工を同時に行うダブリングエンボスが困難であった。
【0007】本発明者らは上記のような問題に鑑み、特
にVカット加工、ラッピング加工等の後加工に支障をき
たす虞のない化粧シートを提供すべく鋭意研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至った。
にVカット加工、ラッピング加工等の後加工に支障をき
たす虞のない化粧シートを提供すべく鋭意研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(1)
シート基材に保護シートを積層してなる化粧シートにお
いて、上記シート基材が熱可塑性樹脂シートであり、上
記保護シートが未延伸のエチレン−ビニルアルコール共
重合体系樹脂シートであることを特徴とする化粧シー
ト、(2)シート基材に印刷層を形成して該シート基材
の印刷層形成面に保護シートを積層した上記(1)記載
の化粧シート、(3)シート基材に易接着処理を施した
上記(1)、又は(2)記載の化粧シート、(4)接着
剤層を介してシート基材と保護シートとを積層した上記
(1)、(2)、又は(3)記載の化粧シート、(5)
保護シート表面にエンボス加工を施した上記(1)、
(2)、(3)、又は(4)記載の化粧シート、(6)
エンボス凹部にインキを充填した上記(5)記載の化粧
シート、(7)保護シート表面に艶調整層を設けた上記
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、又は(6)
記載の化粧シートを要旨とするものである。
シート基材に保護シートを積層してなる化粧シートにお
いて、上記シート基材が熱可塑性樹脂シートであり、上
記保護シートが未延伸のエチレン−ビニルアルコール共
重合体系樹脂シートであることを特徴とする化粧シー
ト、(2)シート基材に印刷層を形成して該シート基材
の印刷層形成面に保護シートを積層した上記(1)記載
の化粧シート、(3)シート基材に易接着処理を施した
上記(1)、又は(2)記載の化粧シート、(4)接着
剤層を介してシート基材と保護シートとを積層した上記
(1)、(2)、又は(3)記載の化粧シート、(5)
保護シート表面にエンボス加工を施した上記(1)、
(2)、(3)、又は(4)記載の化粧シート、(6)
エンボス凹部にインキを充填した上記(5)記載の化粧
シート、(7)保護シート表面に艶調整層を設けた上記
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、又は(6)
記載の化粧シートを要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。尚、図1は本発明化粧シート
の一例を示す断面図、図2、3は本発明化粧シートの他
の一例を示す断面図である。
に基づき詳細に説明する。尚、図1は本発明化粧シート
の一例を示す断面図、図2、3は本発明化粧シートの他
の一例を示す断面図である。
【0010】図1に示す本発明化粧シート1の一例にお
いて、化粧シート1はシート基材2と、該シート基材2
上に積層された保護シート3とから構成されている。
いて、化粧シート1はシート基材2と、該シート基材2
上に積層された保護シート3とから構成されている。
【0011】シート基材2としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリメ
チルペンテン等のポリオレフィン系樹脂シート、軟質乃
至半硬質のポリ塩化ビニル系樹脂シート、或いはこれら
のシートと同等の可撓性、熱成形性、強度を有する熱可
塑性樹脂シートが用いられる。このような熱可塑性樹脂
シートのなかでも、化粧シート1の焼却処理時に塩化水
素ガス等の発生を伴わず、また、強度と適度の伸びを有
し且つ安価であるということを考慮すると、ポリオレフ
ィン系樹脂シートをシート基材2として用いるのが好ま
しい。また、可撓性等の材料力学的物性を加減するた
め、必要に応じて適量の添加物を添加することができ
る。該添加物は、ポリ塩化ビニル系樹脂の場合にはジオ
クチルフタレート等の可塑剤、炭酸カルシウム粉末等の
充填剤、ポリオレフィン系樹脂の場合にはゴム等のエラ
ストマー、炭酸カルシウム等の充填剤が代表的である。
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリメ
チルペンテン等のポリオレフィン系樹脂シート、軟質乃
至半硬質のポリ塩化ビニル系樹脂シート、或いはこれら
のシートと同等の可撓性、熱成形性、強度を有する熱可
塑性樹脂シートが用いられる。このような熱可塑性樹脂
シートのなかでも、化粧シート1の焼却処理時に塩化水
素ガス等の発生を伴わず、また、強度と適度の伸びを有
し且つ安価であるということを考慮すると、ポリオレフ
ィン系樹脂シートをシート基材2として用いるのが好ま
しい。また、可撓性等の材料力学的物性を加減するた
め、必要に応じて適量の添加物を添加することができ
る。該添加物は、ポリ塩化ビニル系樹脂の場合にはジオ
クチルフタレート等の可塑剤、炭酸カルシウム粉末等の
充填剤、ポリオレフィン系樹脂の場合にはゴム等のエラ
ストマー、炭酸カルシウム等の充填剤が代表的である。
【0012】上記したシート基材2は、通常使用される
有機系又は無機系の着色顔料や、染料により任意の色に
着色することができる。また、シート基材2は不透明な
ものであっても、透明なものであっても良く、化粧シー
ト1を貼り合わせる材料(例えば、建築物の壁を構成す
る板材等)の色が該化粧シート1の意匠に及ぼす影響
や、化粧シート1に付与される奥行き感や塗装感等を考
慮して適宜の透明度のものを選択することができる。
有機系又は無機系の着色顔料や、染料により任意の色に
着色することができる。また、シート基材2は不透明な
ものであっても、透明なものであっても良く、化粧シー
ト1を貼り合わせる材料(例えば、建築物の壁を構成す
る板材等)の色が該化粧シート1の意匠に及ぼす影響
や、化粧シート1に付与される奥行き感や塗装感等を考
慮して適宜の透明度のものを選択することができる。
【0013】シート基材2の厚みは通常50〜500μ
mの範囲で適宜選択されるが、本発明では該シート基材
2として、同種又は異種の熱可塑性樹脂シートを積層し
てなる積層シートを用いることもできる。このような積
層シートをシート基材2として用いると、一種類の単層
シートでは所望の材料力学的特性、易接着性等の物性条
件を総て満たす材料を見出すのが困難であっても、異種
の異なった物性の樹脂シートを二層積層すれば容易に所
望の複数物性を得ることができるという点で好ましい。
mの範囲で適宜選択されるが、本発明では該シート基材
2として、同種又は異種の熱可塑性樹脂シートを積層し
てなる積層シートを用いることもできる。このような積
層シートをシート基材2として用いると、一種類の単層
シートでは所望の材料力学的特性、易接着性等の物性条
件を総て満たす材料を見出すのが困難であっても、異種
の異なった物性の樹脂シートを二層積層すれば容易に所
望の複数物性を得ることができるという点で好ましい。
【0014】一方、本発明において上記シート基材2に
積層する保護シート3は、未延伸のエチレン−ビニルア
ルコール共重合体系樹脂シートであり、その厚みは10
〜100μmであるのが好ましく、より好ましくは20
〜30μm程度である。該シートとしては、一般にエチ
レンとビニルアルコールのランダム共重合体をシート状
に成形したものが用いられる。
積層する保護シート3は、未延伸のエチレン−ビニルア
ルコール共重合体系樹脂シートであり、その厚みは10
〜100μmであるのが好ましく、より好ましくは20
〜30μm程度である。該シートとしては、一般にエチ
レンとビニルアルコールのランダム共重合体をシート状
に成形したものが用いられる。
【0015】エチレン−ビニルアルコール共重合体系樹
脂シートは、共重合成分の比率を変えることにより、エ
チレンの持つ熱可塑性、耐水性と、ビニルアルコールの
持つ剛性、耐油性、耐溶剤性、被帯電性の性能の大小を
任意に調整し得るが、なるべく両者の特徴を兼ね備え、
且つ加工適性に優れたシートとするためには、エチレン
成分が30〜45モル%であることが好ましい。30モ
ル%未満では熱可塑性、熱加工適性、耐水性に劣り、ま
た、45%を超えると剛性、耐油性、耐溶剤性、非帯電
性に劣ることとなり好ましくない。
脂シートは、共重合成分の比率を変えることにより、エ
チレンの持つ熱可塑性、耐水性と、ビニルアルコールの
持つ剛性、耐油性、耐溶剤性、被帯電性の性能の大小を
任意に調整し得るが、なるべく両者の特徴を兼ね備え、
且つ加工適性に優れたシートとするためには、エチレン
成分が30〜45モル%であることが好ましい。30モ
ル%未満では熱可塑性、熱加工適性、耐水性に劣り、ま
た、45%を超えると剛性、耐油性、耐溶剤性、非帯電
性に劣ることとなり好ましくない。
【0016】また、日光に曝される環境下で化粧シート
を使用する場合は、ベンゾトリアゾール、微粒子酸化亜
鉛等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉
材等の光安定剤を添加して耐光性を向上させるのが好ま
しい。
を使用する場合は、ベンゾトリアゾール、微粒子酸化亜
鉛等の紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉
材等の光安定剤を添加して耐光性を向上させるのが好ま
しい。
【0017】本発明にあっては、シート基材2に積層す
る保護シート3として、未延伸のエチレン−ビニルアル
コール共重合体系樹脂シートを用いたことに技術的な意
義がある。
る保護シート3として、未延伸のエチレン−ビニルアル
コール共重合体系樹脂シートを用いたことに技術的な意
義がある。
【0018】即ち、エチレン−ビニルアルコール共重合
体系樹脂は結晶性ポリマーであり、延伸させることによ
って結晶化が進み脆くなる傾向があり、Vカット加工、
ラッピング加工等の屈曲加工により割れや、微小亀裂に
起因する白化が生じ、また、適度な流動性、可塑性を呈
する温度範囲が狭く、エンボス加工時の加熱条件の僅か
な変動でエンボスの入り方が変わってしまう等、後加工
において支障をきたすという問題があるのに対して、本
発明においては、未延伸のエチレン−ビニルアルコール
共重合体系樹脂シートを保護シート3に用いることによ
って、該保護シート3の屈曲加工適性を担保して上記問
題を解決しようとするものである。
体系樹脂は結晶性ポリマーであり、延伸させることによ
って結晶化が進み脆くなる傾向があり、Vカット加工、
ラッピング加工等の屈曲加工により割れや、微小亀裂に
起因する白化が生じ、また、適度な流動性、可塑性を呈
する温度範囲が狭く、エンボス加工時の加熱条件の僅か
な変動でエンボスの入り方が変わってしまう等、後加工
において支障をきたすという問題があるのに対して、本
発明においては、未延伸のエチレン−ビニルアルコール
共重合体系樹脂シートを保護シート3に用いることによ
って、該保護シート3の屈曲加工適性を担保して上記問
題を解決しようとするものである。
【0019】本発明化粧シート1は、上記の如き構成を
基本構成とするが、図2に示すようにシート基材2の表
面に印刷層4を形成した後に、該シート基材の印刷層形
成面に保護シート3を積層することもできる。
基本構成とするが、図2に示すようにシート基材2の表
面に印刷層4を形成した後に、該シート基材の印刷層形
成面に保護シート3を積層することもできる。
【0020】印刷層4は木目柄、布目柄、石目柄、幾何
学図形、文字、記号等任意の模様を印刷形成した層で
も、或いは全面ベタ印刷を施した層でも良い。
学図形、文字、記号等任意の模様を印刷形成した層で
も、或いは全面ベタ印刷を施した層でも良い。
【0021】印刷層4形成のためのインキとしては、シ
ート基材2の材質、形態にもよるが、一般的には硝化
綿、酢酸セルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂等の単独重合体、又は他のモノマ
ーとの共重合体をビヒクルとし、これに通常の顔料、染
料が着色剤として含有されたインキが用いられるが、化
粧シート1の焼却処理時に塩化水素が発生せず、また、
耐熱性、耐候性等に優れたものを適宜選択して用いるの
が好ましい。
ート基材2の材質、形態にもよるが、一般的には硝化
綿、酢酸セルロース、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂等の単独重合体、又は他のモノマ
ーとの共重合体をビヒクルとし、これに通常の顔料、染
料が着色剤として含有されたインキが用いられるが、化
粧シート1の焼却処理時に塩化水素が発生せず、また、
耐熱性、耐候性等に優れたものを適宜選択して用いるの
が好ましい。
【0022】印刷層4の形成法としてはグラビア印刷、
オフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷等のような
通常の印刷方式を用いることができるが、描絵でも差し
支えない。或いは、印刷層4に代えてアルミニウム、ク
ロム等の金属薄膜を全面、又は部分的に形成したもので
装飾(化粧)効果をだすこともできる。
オフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷等のような
通常の印刷方式を用いることができるが、描絵でも差し
支えない。或いは、印刷層4に代えてアルミニウム、ク
ロム等の金属薄膜を全面、又は部分的に形成したもので
装飾(化粧)効果をだすこともできる。
【0023】また、本発明では、シート基材2に保護シ
ート3を積層するにあたり、シート基材2には易接着処
理を施しておくのが好ましい。
ート3を積層するにあたり、シート基材2には易接着処
理を施しておくのが好ましい。
【0024】シート基材2に施す易接着処理は、シート
基材2の保護シート3との積層面にコロナ放電処理を施
すか、或いはプライマー層を形成することによりなさ
れ、プライマーとしては、アクリル系樹脂、ウレタン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂等の単独、
又は共重合体をビヒクルとして、要すれば添加剤、着色
材等を含有させたインキを用いることができる。
基材2の保護シート3との積層面にコロナ放電処理を施
すか、或いはプライマー層を形成することによりなさ
れ、プライマーとしては、アクリル系樹脂、ウレタン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂等の単独、
又は共重合体をビヒクルとして、要すれば添加剤、着色
材等を含有させたインキを用いることができる。
【0025】更に、各層間の状態密着強度、更には熱エ
ンボス後の密着強度が、材料破壊、若しくは建材用途の
目安となる1kg/cm以下の場合には、シート基材2
と保護シート3とは接着材層を介して積層するのが好ま
しい。このとき、接着剤の組成は各層の適性に応じて適
宜選択することができる。
ンボス後の密着強度が、材料破壊、若しくは建材用途の
目安となる1kg/cm以下の場合には、シート基材2
と保護シート3とは接着材層を介して積層するのが好ま
しい。このとき、接着剤の組成は各層の適性に応じて適
宜選択することができる。
【0026】ドライラミネート接着剤の代表的なもの
は、イソシアネートを硬化剤とする二液硬化型ウレタン
樹脂であるが、その他、ゴム、ポリエステル樹脂等があ
る。また、エクストルージョンラミネート用接着剤の代
表的なものとしてはポリエチレンがある。
は、イソシアネートを硬化剤とする二液硬化型ウレタン
樹脂であるが、その他、ゴム、ポリエステル樹脂等があ
る。また、エクストルージョンラミネート用接着剤の代
表的なものとしてはポリエチレンがある。
【0027】また、シート基材2に積層された保護シー
ト3の表面(即ち、化粧シート1の表面)には、エンボ
ス加工を施してエンボス凹部5を形成することもできる
(図2、3参照)。更に、図3に示すように上記エンボ
ス凹部5には、ワイピングにより着色インキ6を充填す
ることもできる。
ト3の表面(即ち、化粧シート1の表面)には、エンボ
ス加工を施してエンボス凹部5を形成することもできる
(図2、3参照)。更に、図3に示すように上記エンボ
ス凹部5には、ワイピングにより着色インキ6を充填す
ることもできる。
【0028】エンボス加工は従来公知のエンボス加工法
ならばどの様な方法でも採用できるが、例えば、通常の
熱プレス方式の枚葉又は輪転式エンボス機を用いて化粧
シート表面に凹凸を与えることができ、シート基材2と
保護シート3とを熱ラミネートすると同時に保護シート
3の表面にエンボス加工を施すダブリングエンボスも可
能である。
ならばどの様な方法でも採用できるが、例えば、通常の
熱プレス方式の枚葉又は輪転式エンボス機を用いて化粧
シート表面に凹凸を与えることができ、シート基材2と
保護シート3とを熱ラミネートすると同時に保護シート
3の表面にエンボス加工を施すダブリングエンボスも可
能である。
【0029】エンボス凹部5の深さはそれによって表現
される模様等により多少異なるが、特に化粧シート表面
に良好な凹凸感をもたらすためには30〜80μm程度
であることが好ましい。
される模様等により多少異なるが、特に化粧シート表面
に良好な凹凸感をもたらすためには30〜80μm程度
であることが好ましい。
【0030】エンボスは木目の導管溝、浮造木目板の年
輪凹凸等の木材板表面のテクスチュアを表現したもの、
塗装板の艶状態を再現したもの、又はそれらを組み合わ
せたものの他、ヘアライン、砂目、梨地、抽象パターン
や、御影石板等石材板表面のテクスチュアを表現する石
目パターン、帛布の表面テクスチュアを表現する布目パ
ターン、皮革面のテクスチュアを表現する皮シボパター
ン等を用いることができる。
輪凹凸等の木材板表面のテクスチュアを表現したもの、
塗装板の艶状態を再現したもの、又はそれらを組み合わ
せたものの他、ヘアライン、砂目、梨地、抽象パターン
や、御影石板等石材板表面のテクスチュアを表現する石
目パターン、帛布の表面テクスチュアを表現する布目パ
ターン、皮革面のテクスチュアを表現する皮シボパター
ン等を用いることができる。
【0031】ワイピングインキとして使用する着色イン
キとしては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂その他常用のビヒクルに顔料、又は染料を加えた
ものを選択使用するが、2液硬化型の密着性、耐溶剤性
の良好なものが好ましい。また、ワイピングは、ドクタ
ーブレード法、ロールコート法等、従来から使用されて
いるワイピング法のいずれによっても良い。
キとしては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステ
ル樹脂その他常用のビヒクルに顔料、又は染料を加えた
ものを選択使用するが、2液硬化型の密着性、耐溶剤性
の良好なものが好ましい。また、ワイピングは、ドクタ
ーブレード法、ロールコート法等、従来から使用されて
いるワイピング法のいずれによっても良い。
【0032】更に、本発明にあっては、保護シート3の
表面に表面保護7を設けることもできる(図3参照)。
表面に表面保護7を設けることもできる(図3参照)。
【0033】表面保護層7は、適宜のビヒクルを用いた
塗料をグラビアコート、ロールコート、エアナイフコー
ト、スプレーコート、フローコート等で塗布することに
より形成され、該ビヒクルとしては、ウレタン樹脂、ア
クリル樹脂、アミノ樹脂、ニトロセルロース等のセルロ
ース樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂、メラミン樹脂等の1種、又は2種
以上の混合樹脂を用いることができる。
塗料をグラビアコート、ロールコート、エアナイフコー
ト、スプレーコート、フローコート等で塗布することに
より形成され、該ビヒクルとしては、ウレタン樹脂、ア
クリル樹脂、アミノ樹脂、ニトロセルロース等のセルロ
ース樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂、メラミン樹脂等の1種、又は2種
以上の混合樹脂を用いることができる。
【0034】また、表面保護層7を形成する塗料には適
量の艶消剤を分散させて所望の艶消度を与え、艶調整層
としての役割を担わせることもできる。艶消剤として
は、マイカ、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイ
ソウ土、ケイ砂、シラスバルーン等が用いられる。
量の艶消剤を分散させて所望の艶消度を与え、艶調整層
としての役割を担わせることもできる。艶消剤として
は、マイカ、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、ケイ
ソウ土、ケイ砂、シラスバルーン等が用いられる。
【0035】本発明化粧シート1は、その裏面(保護シ
ート3が積層されていない面)に必要に応じて前記と同
様のプライマーを塗工し、公知のホットメルト剤、酢酸
ビニル系エマルジョン等の接着剤により各種材料に貼り
合わされる。また、本発明化粧シート1に施される後加
工としては、(a)特公昭61−5895公報や特公平
3−2666号公報等に開示されているようなラッピン
グ加工法、(b)実公大15−31122号公報等に開
示されているようなVカット加工法、(c)特公昭50
−19132号公報に開示されているような射出成形同
時ラミネート法、(d)特公昭56−45768号公報
等に開示されているような真空成形同時ラミネート法等
を例示することができる。
ート3が積層されていない面)に必要に応じて前記と同
様のプライマーを塗工し、公知のホットメルト剤、酢酸
ビニル系エマルジョン等の接着剤により各種材料に貼り
合わされる。また、本発明化粧シート1に施される後加
工としては、(a)特公昭61−5895公報や特公平
3−2666号公報等に開示されているようなラッピン
グ加工法、(b)実公大15−31122号公報等に開
示されているようなVカット加工法、(c)特公昭50
−19132号公報に開示されているような射出成形同
時ラミネート法、(d)特公昭56−45768号公報
等に開示されているような真空成形同時ラミネート法等
を例示することができる。
【0036】本発明の化粧シート1を貼り合わせる基材
の例としては、木材、単板、木材合板、パーティクルボ
ード、中密度繊維板等の木質板、鉄板、アルミニウム板
等の金属板、セメント板、ALC(軽量発泡コンクリー
ト)板、石膏板、珪酸カルシウム板等の窯業系無機板、
硝子板、樹脂板等の板、或いはこれらの材料からなるシ
ート、立体成物等である。
の例としては、木材、単板、木材合板、パーティクルボ
ード、中密度繊維板等の木質板、鉄板、アルミニウム板
等の金属板、セメント板、ALC(軽量発泡コンクリー
ト)板、石膏板、珪酸カルシウム板等の窯業系無機板、
硝子板、樹脂板等の板、或いはこれらの材料からなるシ
ート、立体成物等である。
【0037】
【実施例】以下、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳
細に説明する。
細に説明する。
【0038】実施例1 顔料添加によりベージュ色に不透明着色された表面粗さ
0.5μm、厚さ100μmのポリエチレン系樹脂シー
ト〔タツノ化学(株)製「タフパーTKPベージュ」〕
の裏面に合板用プライマーとしてセルロース誘導体をコ
ーティングした。尚、上記シートには平均粒径10μm
以下の炭酸カルシウム粒子を25%含有させて白化防止
処理を行った。このとき炭酸カルシウム粒子と樹脂との
なじみを良くするため、該粒子にロジン処理、界面活性
剤処理を施した。
0.5μm、厚さ100μmのポリエチレン系樹脂シー
ト〔タツノ化学(株)製「タフパーTKPベージュ」〕
の裏面に合板用プライマーとしてセルロース誘導体をコ
ーティングした。尚、上記シートには平均粒径10μm
以下の炭酸カルシウム粒子を25%含有させて白化防止
処理を行った。このとき炭酸カルシウム粒子と樹脂との
なじみを良くするため、該粒子にロジン処理、界面活性
剤処理を施した。
【0039】次いで、上記シートの表面にイソシアネー
トを硬化剤とする二液硬化型ウレタン系樹脂インキ〔ザ
・インクテック(株)製「NL−ALFA」〕を用いて
木目柄をグラビア印刷で施し、形成された印刷層の上か
ら未延伸の厚さ25μmのエチレン−ビニルアルコール
共重合体系樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−E」〕
を熱ラミネートした。
トを硬化剤とする二液硬化型ウレタン系樹脂インキ〔ザ
・インクテック(株)製「NL−ALFA」〕を用いて
木目柄をグラビア印刷で施し、形成された印刷層の上か
ら未延伸の厚さ25μmのエチレン−ビニルアルコール
共重合体系樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−E」〕
を熱ラミネートした。
【0040】次に、上記未延伸エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体系樹脂シートの表面を熱プレス方式のエン
ボス機を用いて、木目導管溝の凹凸をエンボス加工した
後に、ワイピングインキとしてウレタン系樹脂インキ
〔昭和インク工業(株)製「W−141」〕をエンボス
凹部に充填し、更にシリコーンアクリル樹脂を表面保護
層としてコーティングして化粧シートを得た。
ール共重合体系樹脂シートの表面を熱プレス方式のエン
ボス機を用いて、木目導管溝の凹凸をエンボス加工した
後に、ワイピングインキとしてウレタン系樹脂インキ
〔昭和インク工業(株)製「W−141」〕をエンボス
凹部に充填し、更にシリコーンアクリル樹脂を表面保護
層としてコーティングして化粧シートを得た。
【0041】得られた化粧シートの裏面に、前記合板用
プライマーに重ねてエチレン−酢酸ビニル共重合体系オ
レフィン用プライマー〔中国塗料(株)製「サーモタッ
クE300」〕を3μm厚にコーティングし、水性のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体系接着剤〔中央理化(株)
製「BA−820」〕により化粧シートを2.5mmの
シナ合板にラミネートした。これにVカット加工を施し
たところ、折り曲げによる化粧シート表面のひび割れ、
白化はなかった。また、これとは別に同じ化粧シートを
用いて横断面が一辺50mmの正方形であり、隅角(カ
ド)部の曲率半径が2.5mmφの四角柱のアルミニウ
ム材(中空体)の四側面に、二液硬化型ウレタン系樹脂
接着剤を用いてラッピング加工を施しても同様に表面の
ひび割れ、白化はなかった。
プライマーに重ねてエチレン−酢酸ビニル共重合体系オ
レフィン用プライマー〔中国塗料(株)製「サーモタッ
クE300」〕を3μm厚にコーティングし、水性のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体系接着剤〔中央理化(株)
製「BA−820」〕により化粧シートを2.5mmの
シナ合板にラミネートした。これにVカット加工を施し
たところ、折り曲げによる化粧シート表面のひび割れ、
白化はなかった。また、これとは別に同じ化粧シートを
用いて横断面が一辺50mmの正方形であり、隅角(カ
ド)部の曲率半径が2.5mmφの四角柱のアルミニウ
ム材(中空体)の四側面に、二液硬化型ウレタン系樹脂
接着剤を用いてラッピング加工を施しても同様に表面の
ひび割れ、白化はなかった。
【0042】実施例2 顔料添加によりセピア色に着色された厚さ100μmの
不透明なポリプロピレン系樹脂シート〔理研ビニル工業
(株)「SA−3025」〕の表面にオレフィン用プラ
イマー〔昭和インク工業(株)製「AFS」〕を3μm
厚でコーティングした。
不透明なポリプロピレン系樹脂シート〔理研ビニル工業
(株)「SA−3025」〕の表面にオレフィン用プラ
イマー〔昭和インク工業(株)製「AFS」〕を3μm
厚でコーティングした。
【0043】次いで、上記プライマー上にイソシアネー
トを硬化剤とする二液硬化型ウレタン系樹脂インキ〔ザ
・インクテック(株)製「NL−ALFA」〕により木
目絵柄印刷を施し、更にその上にポリアミド系インキ
〔ハニー化成(株)「P−933」〕により接着剤層を
5μm厚でコーティングした後に、この印刷面に厚さ2
5μmの透明な未延伸エチレン−ビニルアルコール共重
合体系樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−E」〕を重
ね、両者をダブリングエンボスで熱融着させると共に、
エチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シートの表
面に木目導管溝のエンボスパターンを賦形した。尚、エ
ンボス条件は温度140℃、圧力40kg/cm3 であ
った。
トを硬化剤とする二液硬化型ウレタン系樹脂インキ〔ザ
・インクテック(株)製「NL−ALFA」〕により木
目絵柄印刷を施し、更にその上にポリアミド系インキ
〔ハニー化成(株)「P−933」〕により接着剤層を
5μm厚でコーティングした後に、この印刷面に厚さ2
5μmの透明な未延伸エチレン−ビニルアルコール共重
合体系樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−E」〕を重
ね、両者をダブリングエンボスで熱融着させると共に、
エチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シートの表
面に木目導管溝のエンボスパターンを賦形した。尚、エ
ンボス条件は温度140℃、圧力40kg/cm3 であ
った。
【0044】次に、このエンボス面にウレタン系着色イ
ンキ〔昭和インク工業(株)製「W−141」〕を用い
てワイピング加工し、更にその上に表面保護層として、
シリコーン−アクリル系インキを用いて5μm厚にコー
ティングした。
ンキ〔昭和インク工業(株)製「W−141」〕を用い
てワイピング加工し、更にその上に表面保護層として、
シリコーン−アクリル系インキを用いて5μm厚にコー
ティングした。
【0045】得られた化粧シートの裏面にエチレン−酢
酸ビニル共重合体系オレフィン用プライマー〔中国塗料
(株)製「サーモタックE300」〕を3μm厚にコー
ティングし、次いで水性のエチレン−酢酸ビニル共重合
体系接着剤〔中央理化(株)製「BA−820」〕を用
いて2.5mmのシナ合板に化粧シートをラミネートし
た。これにVカット加工を施したところ、折り曲げによ
る化粧シート表面のひび割れ、白化はなかった。また、
これとは別に同じ化粧シートを用いて実施例1と同様の
ラッピング加工を施しても同様に表面のひび割れ、白化
はなかった。
酸ビニル共重合体系オレフィン用プライマー〔中国塗料
(株)製「サーモタックE300」〕を3μm厚にコー
ティングし、次いで水性のエチレン−酢酸ビニル共重合
体系接着剤〔中央理化(株)製「BA−820」〕を用
いて2.5mmのシナ合板に化粧シートをラミネートし
た。これにVカット加工を施したところ、折り曲げによ
る化粧シート表面のひび割れ、白化はなかった。また、
これとは別に同じ化粧シートを用いて実施例1と同様の
ラッピング加工を施しても同様に表面のひび割れ、白化
はなかった。
【0046】比較例1 未延伸のエチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シ
ート〔クラレ(株)製「EF−E」〕に代えて、厚さ2
5μmの二軸延伸エチレン−ビニルアルコール共重合体
系樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−XL」〕を使用
した以外は実施例1と同様にして化粧シートを得た。
ート〔クラレ(株)製「EF−E」〕に代えて、厚さ2
5μmの二軸延伸エチレン−ビニルアルコール共重合体
系樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−XL」〕を使用
した以外は実施例1と同様にして化粧シートを得た。
【0047】得られた化粧シートを実施例1と同様にし
て2.5mm厚のシナ合板にラミネートし、その後Vカ
ット加工したところ、折り曲げによる隅角(カド)部の
ひび割れ、白化が表面にみられた。また、これとは別に
同じ化粧シートを用いて実施例1と同様のラッピング加
工を施しても隅角(カド)部の一部に折り曲げによるひ
び割れ、白化が表面にみられた。
て2.5mm厚のシナ合板にラミネートし、その後Vカ
ット加工したところ、折り曲げによる隅角(カド)部の
ひび割れ、白化が表面にみられた。また、これとは別に
同じ化粧シートを用いて実施例1と同様のラッピング加
工を施しても隅角(カド)部の一部に折り曲げによるひ
び割れ、白化が表面にみられた。
【0048】比較例2 未延伸エチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シー
ト〔クラレ(株)製「EF−E」〕に代えて、厚さ25
μmの二軸延伸エチレン−ビニルアルコール共重合体系
樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−XL」〕を使用し
た以外は実施例2と同様にして化粧シートを得た。
ト〔クラレ(株)製「EF−E」〕に代えて、厚さ25
μmの二軸延伸エチレン−ビニルアルコール共重合体系
樹脂シート〔クラレ(株)製「EF−XL」〕を使用し
た以外は実施例2と同様にして化粧シートを得た。
【0049】得られた化粧シートを実施例2と同様にし
て2.5mm厚のシナ合板にラミネートし、その後Vカ
ット加工したところ、折り曲げによるひび割れ、白化が
ら表面にみられた。また、これとは別に同じ化粧シート
を用いて実施例1と同様のラッピング加工を施しても隅
角(カド)部の一部に折り曲げによるひび割れ、白化が
表面にみられた。
て2.5mm厚のシナ合板にラミネートし、その後Vカ
ット加工したところ、折り曲げによるひび割れ、白化が
ら表面にみられた。また、これとは別に同じ化粧シート
を用いて実施例1と同様のラッピング加工を施しても隅
角(カド)部の一部に折り曲げによるひび割れ、白化が
表面にみられた。
【0050】
【発明の効果】以上説明したような本発明化粧シート
は、シート基材に積層する保護シートとして、未延伸の
エチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シートを用
いたことにより、化粧シートの屈曲加工適性を担保して
Vカット加工、ラッピング加工等の屈曲加工により割れ
や、白化が生じることなく、後加工を良好に行うことが
できる。更に、未延伸のエチレン−ビニルアルコール共
重合体系樹脂シートはエンボス加工にも適しており、ま
た、熱ラミネートにより収縮せず熱ラミネートとエンボ
ス加工を同時に行うダブリングエンボスも良好に行うこ
とができる。
は、シート基材に積層する保護シートとして、未延伸の
エチレン−ビニルアルコール共重合体系樹脂シートを用
いたことにより、化粧シートの屈曲加工適性を担保して
Vカット加工、ラッピング加工等の屈曲加工により割れ
や、白化が生じることなく、後加工を良好に行うことが
できる。更に、未延伸のエチレン−ビニルアルコール共
重合体系樹脂シートはエンボス加工にも適しており、ま
た、熱ラミネートにより収縮せず熱ラミネートとエンボ
ス加工を同時に行うダブリングエンボスも良好に行うこ
とができる。
【図1】本発明化粧シートの一例を示す断面図である。
【図2】本発明化粧シートの他の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明化粧シートの他の一例を示す断面図であ
る。
る。
1 化粧シート 2 シート基材 3 保護シート 4 印刷層 5 エンボス凹部 6 インキ 7 表面保護層
Claims (7)
- 【請求項1】シート基材に保護シートを積層してなる化
粧シートにおいて、上記シート基材が熱可塑性樹脂シー
トであり、上記保護シートが未延伸のエチレン−ビニル
アルコール共重合体系樹脂シートであることを特徴とす
る化粧シート。 - 【請求項2】シート基材に印刷層を形成して該シート基
材の印刷層形成面に保護シートを積層した請求項1記載
の化粧シート。 - 【請求項3】シート基材に易接着処理を施した請求項
1、又は2記載の化粧シート。 - 【請求項4】接着剤層を介してシート基材と保護シート
とを積層した請求項1、2、又は3記載の化粧シート。 - 【請求項5】保護シート表面にエンボス加工を施した請
求項1、2、3、又は4記載の化粧シート。 - 【請求項6】エンボス凹部にインキを充填した請求項5
記載の化粧シート。 - 【請求項7】保護シート表面に表面保護層を設けた請求
項1、2、3、4、5、又は6記載の化粧シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325696A JPH09267443A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325696A JPH09267443A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 化粧シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09267443A true JPH09267443A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14349371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10325696A Pending JPH09267443A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 化粧シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09267443A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001138450A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 射出成形同時絵付用シート |
| JP2020044746A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート及び化粧材 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP10325696A patent/JPH09267443A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001138450A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 射出成形同時絵付用シート |
| JP2020044746A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート及び化粧材 |
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