JPH09267518A - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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JPH09267518A
JPH09267518A JP8077458A JP7745896A JPH09267518A JP H09267518 A JPH09267518 A JP H09267518A JP 8077458 A JP8077458 A JP 8077458A JP 7745896 A JP7745896 A JP 7745896A JP H09267518 A JPH09267518 A JP H09267518A
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Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はカラープリンタに係り、複数の描画
画像を同一記録紙に印字し、全体として1個の画像を形
成する場合でも指定された色で忠実にカラー画像を再現
できるカラープリンタを提供するものである。 【解決手段】 罫線線幅テーブル作成部4の制御に従っ
て罫線線幅テーブル5に罫線のXY座標のデータを記憶
し、以後ホストコンピュータ9から出力される塗りつぶ
し画像の塗りつぶし範囲のデータと比較し、両データに
重複領域が存在する時、補正処理判断部3により重複領
域を補正し、例えば塗りつぶし画像を作成する際、重複
領域を印字処理しないことにより印字画像に色の変質が
発生することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の描画画像を同
一記録紙に印字し、全体として1個の画像を形成するカ
ラープリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、フォームオーバレイ印字のよう
に罫線情報等の第1の描画画像を記録紙に印字すると共
に、その罫線情報に沿った塗りつぶし画像情報等の画像
データを印字するプリンタが知られている。また、この
ようなプリンタでは印字された画像(例えば帳票画像)
によって表示される情報(データ)を理解し易くするた
め、カラー表示することが多い。
【0003】図11はその一例を示す図である。同図
(a)は第1の描画画像である罫線情報を示し、XY座
標(2,4)と(15,12)で結ばれる四角形の印字
データ(罫線枠)を示す。また、同図(b)は第2の描
画画像である塗りつぶし画像情報を示し、同じXY座標
(2,4)と(15,12)で結ばれる罫線枠内を指定
された色で塗りつぶすデータである。この場合、従来の
方式では、先ず指定された色で同図(a)に示す幅3ド
ット構成の罫線枠の描画画像を、例えばイメージメモリ
に書き込み、その後同図(b)に示すように、この罫線
枠内を指定された色で塗りつぶし、同図(c)に示す印
字画像を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に従来のカラ
ープリンタでは、同図(a)に示す罫線枠は所定の太さ
(所定のドット数(上述の例では3ドット構成))を有
しており、塗りつぶし画像と一部において重複する。か
かる場合、モノクロ印字であれば問題は生じないが、カ
ラー印字である場合問題となる。すなわち、例えば第1
の描画画像である罫線枠を指定色のトナーを用いて記録
紙に転写した後、第2の描画画像である塗りつぶし画像
を他の色のトナーを用いて記録紙に転写すると、それぞ
れの色の重なった領域で指定した色と異なった印字とな
る。例えば同図(c)の場合、幅2ドットで形成される
枠Bの領域(同図では×印で示す枠領域)が意図しない
色で印字される。尚、この理由は重なり合った領域のト
ナーが減法混色の原則に基づき指定した色と異なった色
に表現されるためである。
【0005】尚、このような結果を防ぐため、塗りつぶ
し画像を先に印字し、その後罫線枠を上書きする方式も
提案されている。しかし、この場合必ず塗りつぶし画像
を先に実行しなければならず、フォームオーバレイ印刷
のように罫線情報を先に記録し、その後塗りつぶし画像
情報を記録する方式には適用できない。
【0006】本発明は、こうした実情に鑑みなされたも
のであり、指定された色で忠実にカラー画像を再現し、
例えばカラーによるフォームオーバレイ印字の場合にも
適用できるカラープリンタを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明によれ
ば、印字する色材の色別に異なる画像データを生成し、
色別データに基づいて印字部において色材毎に印字処理
を行わせるカラープリンタにおいて、前記第1の描画画
像と第2の描画画像とが重複する領域を識別する重複領
域識別手段と、重複領域がある場合、第1の描画画像又
は第2の描画画像のいずれか一方の描画領域を限縮補正
する補正手段とを備えたカラープリンタを提供すること
で達成できる。
【0008】すなわち、上記重複領域識別手段は例えば
補正処理判断部であり、例えば予め記憶する第1の描画
画像と、後に入力するホストコンピュータからの第2の
描画画像との間に重複領域があるか判断し、重複領域が
ある場合補正手段によって限縮補正を行い、重複領域を
無くした後記録紙への印字処理を行う。
【0009】このように構成することにより、第1の描
画画像と第2の描画画像を記録紙に印字しても色の変質
のない印字画像を得ることができる。また、前記第1の
描画画像は例えば罫線であり、第2の描画画像は例えば
塗りつぶし画像である。尚、第1の描画画像は下線等の
他の描画画像であってもよく、また第2の描画画像は網
掛け等の他の描画画像であってもよい。
【0010】また、前記重複領域識別手段は、例えば各
描画画像の描画領域指定アドレスと線幅情報とから重複
領域を認識する構成である。さらに、前記カラープリン
タは、例えば前記第1の描画画像と第2の描画画像の印
字色を識別する印字色識別手段と、該印字色識別手段に
より識別された印字色に応じて前記補正手段による限縮
補正を無効とする補正処理制御手段とを更に備える構成
である。
【0011】すなわち、補正処理制御手段は、例えば予
め記憶する罫線の色から判断して上記補正処理の必要が
ないと判断する時、上記補正処理を行わない。例えば画
像全体の罫線色が黒色である場合、塗りつぶし画像等の
色は何色で合っても罫線色の変質はなく、補正処理を行
わない。
【0012】このように構成することにより印字処理を
迅速に行い、必要に応じて補正処理を行う極めて柔軟な
構成のカラープリンタとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の例を
図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の例
を説明するカラープリンタの回路ブロック図である。カ
ラープリンタ1は受信データ解析部2、補正処理判断部
3、罫線線幅テーブル作成部4、罫線線幅テーブル5、
印字処理部6、イメージメモリ7、プリンタエンジン8
で構成されている。カラープリンタ1はホストコンピュ
ータ9に接続され、ホストコンピュータ9から出力され
る印字情報に従って記録紙に印字を行う。ホストコンピ
ュータ9から出力される印字情報には文字コードと共
に、罫線幅や描画領域、画像色情報等の印字制御データ
が含まれ、この印字情報は受信データ解析部2に出力さ
れる。受信データ解析部2はホストコンピュータ9に含
まれる印字情報を解析し、罫線幅及び描画領域に関する
データは上述の罫線線幅テーブル作成部4に送られ、文
字コード等の他の印字情報は補正処理判断部3に送られ
る。罫線線幅テーブル作成部4は入力する罫線幅データ
に基づいて罫線線幅テーブル5に罫線の印字データを作
成する。
【0014】図2はこの罫線線幅テーブル5の構成を示
す図である。同図に示すように、罫線線幅テーブル5の
各列はそれぞれ1本の罫線データ、、・・・を記憶
する領域である。また、1本の罫線データは罫線の始点
を指示するXY座標値、罫線の終点を指示するXY座標
値、罫線の線幅を指示する正方向線幅と負方向線幅で構
成されている。尚、正方向線幅と負方向線幅は上述の始
点と終点のXY座標を結ぶ基準線からのドット数であ
る。
【0015】補正処理判断部3は受信データ解析部2か
ら出力される印字情報と、罫線線幅テーブル5に記憶さ
れたデータを比較し、必要な補正処理を行う回路部であ
る。例えば、罫線線幅テーブル5から出力される罫線デ
ータに基づく罫線印字位置と受信データ解析部2から出
力される塗りつぶし画像の印字位置が重なる時、補正処
理を行う。
【0016】印字処理部6は補正処理判断部3で補正さ
れたデータに基づいて印字データを次のイメージメモリ
7に展開する回路部であり、文字コードをドットパター
ンデータに変換しつつ、このドットパターンデータに補
正を加え、制御データに従った処理を行いつつイメージ
メモリ7に印字データを展開する。イメージメモリ7は
印字色材(トナー)の色、即ちイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの夫々の色に対するイメージデータを別
々に格納するメモリで、夫々の色データに対して記録紙
1頁分の記憶領域を有し、上述の印字データを記憶す
る。
【0017】プリンタエンジン8はカラープリンタ1の
画像形成部、例えば不図示の感光体ドラムや帯電器、現
像器、転写器等の機構部の制御と共に、イメージメモリ
7に記憶する印字データを印字ヘッドに出力する。
【0018】尚、印字ヘッドに出力された印字データ
は、感光体ドラムに光書き込みされ、感光体ドラムに静
電潜像を形成し、現像器でこの静電潜像を顕像化し記録
紙に転写する。また、記録紙に転写されたトナー画像
は、例えば不図示の定着器で熱定着され記録紙にカラー
画像を形成する。
【0019】以上の構成のカラープリンタにおいて、そ
の印刷処理動作を説明する。図3は、本例の印刷処理動
作を説明するフローチャートである。同図において、ホ
ストコンピュータ9から印字情報が出力されると、カラ
ープリンタ1はこの印字情報を受信し(ステップ(以下
Sで示す)1)、受信データの解析処理を行う(S
2)。印字情報に含まれるデータは、上述の文字コー
ド、罫線データ、塗りつぶしデータの他、改頁指示、網
掛け、反転等の各種コマンドである。
【0020】受信データ解析部2は入力する印字情報の
コマンドを解析し、例えば罫線データを検出すると罫線
線幅テーブルを作成する。すなわち、この罫線データの
検出は、受信データ解析部2が予め規定されたコマンド
を検出することで判断し、受信データ解析部2が罫線デ
ータであると判断すると、この罫線データを罫線線幅テ
ーブル5に記憶する(S3)。例えば、図4(a)はこ
の時罫線線幅テーブル5に登録する罫線データの例を示
し、同図(a)に示す一列目の罫線はXY座標(10
0,50)を始点とし、XY座標(500,50)を終
点とする罫線であり、正方向線幅3ドット、負方向線
幅2ドットの5ドット線幅の罫線であることを示す。ま
た、二列目の罫線はXY座標(100,200)を始点
としXY座標(500,200)を終点とする罫線で
あり、正方向線幅2ドット、負方向線幅1ドットの3ド
ット線幅の罫線であることを示す。尚、これらの罫線線
幅テーブル5で作成される罫線〜を例えば印字すれ
ば、同図(b)のような罫線画像となる。
【0021】次に、上述のように罫線線幅テーブル5に
罫線データを記憶した後、印字処理部6の印字制御に従
って罫線データの描画処理を行う(S4)。この処理
は、イメージメモリ7の指定された色データの格納領域
に罫線データに対応するドットパターンデータを作成
し、このドットパターンデータをプリンタエンジン8に
出力することで記録紙に罫線を印字する。
【0022】その後、カラープリンタ1が塗りつぶし画
像のデータを受信すると、受信データ解析部2は入力す
るコマンドから塗りつぶしデータであると判断し(S
1、S2)、塗りつぶし画像の範囲を検索する。この検
索処理は、例えば先ず塗りつぶし画像の左端検索を行い
(S5)、この左端座標に従って左端座標の補正を行う
(S6)。また、この補正処理は補正処理判断部3が行
い、受信データ解析部2を介して入力する塗りつぶし画
像のデータと罫線線幅テーブル5に記憶する罫線データ
との重複領域を探し、その補正を行う。
【0023】図5はこの補正を説明する図であり、同図
(a)は罫線データを示し、同図(b)は塗りつぶしデ
ータを示す。この例の場合、補正処理判断部3は左端の
XY座標に3ライン分の重複領域Cが存在することを判
断し(S5が有)、XY座標の左端補正処理を行う(S
6)。図5の例の場合、塗りつぶし画像の領域がXY座
標(x,y)と(x+n,y+m)であり、左端位置に
おいて3ライン分の重複領域Bを補正処理して塗りつぶ
し画像の初期XY座標(x,y)を3ドット分右方にず
らし、塗りつぶし画像の範囲を(x+3,y)と(x+
n,y+m)とする。
【0024】次に、塗りつぶし画像の上端検索を行い
(S7)、この例の場合上端位置において2ライン分の
重複領域Dを有する。したがって、補正処理判断部3は
塗りつぶし画像の上端のXY座標(x,y)を2ドット
分下方にずらし、塗りつぶし画像の範囲を(x+3,y
−2)と(x+n,y+m)とする(S8)。
【0025】次に、塗りつぶし画像の右端検索を行い
(S9)、この例の場合右端の補正(S10)を行う必
要はなく、次の下端検索を行う(S11)。この場合に
も、上述の例では下端補正(S12)を行うことなく、
次の処理に移行する(S13)。このようにして設定さ
れた塗りつぶし画像の範囲は始点XY座標(x+3,y
−2)と終点XY座標(x+n,y+m)であり、この
範囲を塗りつぶし印字する。
【0026】この印字処理は印字処理部6の制御によ
り、イメージメモリ7の指定された色データの格納領域
に塗りつぶし画像のデータに基づくドットパターンデー
タを作成し、この時すでに前の罫線描画処理によりイメ
ージメモリ7には罫線描画のパターンデータが展開され
ており、イメージメモリ7の描画データをプリンタエン
ジン8に出力することで罫線内に塗りつぶし画像が印字
された画像を記録紙上に印字することができる。
【0027】図5の(c)はこのようにして作成した印
字画像の例であり、右側の3ラインC1の領域は罫線印
字であり、上段の3ラインD1の領域は罫線印字であ
り、その他の領域C2、D2は塗りつぶし画像の印字と
なる。このように、本実施形態の例によれば、罫線印字
の領域C1、D1と他の塗りつぶし画像の印字領域C
2、D2が確実に分かれ、重複して印字されることがな
い。したがって、両印字が重なり合うことによる指定色
以外の印字画像となることがない。
【0028】尚、図3のフローチャートにおいて改頁指
示があれば、受信データ解析部2はこのコマンドを解析
し、記録紙の排紙処理を確認した後罫線線幅テーブル5
のデータをクリアする(S14、S15)。また、受信
データ解析部2が改頁指示等のコマンドを検出しない
時、カラープリンタ1は通常印字処理を行い、ホストコ
ンピュータから出力される印字情報に基づき印字処理を
行う(ST16)。
【0029】次に、本発明の他の実施形態の例を説明す
る。図6は本発明の他の実施形態の例を説明する回路ブ
ロック図である。同図において、前述の実施形態と異な
る構成は、使用する罫線の色が画像全体において黒色で
ある場合、又は塗りつぶし画像と同じ色である場合、前
述の実施形態の補正処理を行わない構成である。また、
本例の説明について、図1と同じ回路部には同一の番号
を付して構成上の説明を省略する。
【0030】すなわち、カラープリンタ10は受信デー
タ解析部2、補正処理判断部3、罫線線幅テーブル作成
部4、罫線線幅テーブル5、印字処理部6、イメージメ
モリ7、プリンタエンジン8の他に、罫線全体色テーブ
ル作成部11、罫線全体色テーブル12を含む構成であ
る。罫線全体色テーブル作成部11は、ホストコンピュ
ータ9から出力される印字情報のなかで罫線全体が同じ
色か否か、及び同じ色である場合その色を記憶制御する
回路部である。また、罫線全体色テーブル12は罫線全
体色テーブル作成部11の制御処理に従って作成される
データを記憶するテーブルである。
【0031】図7は罫線全体色テーブル12のテーブル
構成を説明する図であり、フラグ設定部12aと罫線全
体色記憶エリア12bで構成されている。作成する画像
を構成する罫線全ての色が同一である時、フラグ設定部
12aにオンフラグを設定する。また、罫線全体色記憶
エリア12bにその色データを記憶する。
【0032】尚、本例において罫線線幅テーブル5の構
成も前述の実施形態の例に比べて少し異なり、各罫線
、、・・・のエリアに対応する罫線の色を記憶する
領域が付加されている。この構成を図9に示す。また、
図9に記憶するデータについては後述する。
【0033】次に、上述の構成のカラープリンタ1にお
いて処理動作を説明する。図8はこの処理動作を説明す
るフローチャートである。先ず、前述の実施形態の説明
と同様、ホストコンピュータ9から出力される印字情報
は受信データ解析部2に出力され、受信データ解析部2
の解析処理により、罫線情報に関するデータは上述の罫
線線幅テーブル作成部4に送られ、文字コード等の印字
情報は補正処理判断部3に送られる(ステップ(以下S
Tで示す)1、2)。また、印字情報に含まれる罫線の
色データは罫線全体色テーブル作成部11に送られる。
罫線全体色テーブル作成部11は入力する罫線の色デー
タを解析処理する(ST3) 図10はこの処理を特に説明するフローチャートであ
る。先ず、罫線の色データが入力すると罫線全体色テー
ブル12のフラグ設定部12aにフラグ設定が設定され
ているか判断し(ST3−1)、フラグが設定されてい
ない初期時、入力する罫線の色データを罫線全体色記憶
エリア12bに書き込み(ST3−2)、フラグ設定部
12aにオンフラグを設定する(ST3−3)。その
後、各罫線情報毎に入力する罫線の色に従って処理を行
う。すなわち、入力する罫線の色データが既に記憶する
色データと異なる時(ST3−4が不一致)、フラグ設
定部12aにオフフラグを設定する(ST3−5)。ま
た、このようにしてフラグ設定部12aにオフフラグが
設定された時、以後罫線全体色テーブル12のデータは
書き換えない。このように処理することで、結果的に罫
線全ての色が同一色である時、フラグ設定部12aにオ
ンフラグが設定され、その同一色である色データが罫線
全体色記憶エリア12bに登録される(ST3)。
【0034】一方、罫線線幅テーブル作成部4では罫線
線幅テーブルを作成する(ST4)。図8はこの時作成
する罫線線幅テーブルの例である。この例は始点XY座
標、終点XY座標、正方向線幅と負方向線幅のデータは
前述の図4の例と同じである。しかし、罫線線幅テーブ
ル5は更に罫線色のデータを記憶するエリアを有し、こ
のエリアに各罫線〜毎の色データを記憶する。本例
では同図に示すように、罫線が黒色、罫線が水色、
罫線が黒色、罫線が黒色、罫線が緑色、罫線が
緑色、罫線が黒色である。
【0035】上述のようにして罫線線幅テーブル5に罫
線データを登録した後、印字処理部6の印字制御に従っ
て罫線データの描画処理を行う(ST5)。この処理
は、前述の実施形態の例と同様に、イメージメモリ7の
各色データの格納領域に罫線データの色指定に対応する
ドットパターンデータを作成する処理である。
【0036】次に、受信データ解析部2がホストコンピ
ュータ9から出力される印字情報が塗りつぶしデータで
あると判断すると(ST1、ST2)、罫線全体色テー
ブル12を検索し、フラグ設定部12aにオンフラグが
設定されているか判断する(ST6)。ここでオンフラ
グが設定されていなければ(ST6がオフ)、前の実施
形態の例と同様、作成する罫線枠と塗りつぶし画像との
重複領域を左端、上端、右端、下端の順に判断し、重複
領域が存在する場合、前述の実施形態の例で説明したX
Y座標の補正処理を行い塗りつぶし画像を印字する(S
T7〜ST19)。
【0037】一方、上述の罫線全体色テーブル12の検
索の際、フラグ設定部12aにオンフラグが設定されて
いれば(ST6がオン)、補正処理の要/不要を判断す
る(ST20)。この判断は上述の補正処理(ST7〜
ST19)が必要であるか否か判断するものであり、例
えば罫線の色が黒色である場合や罫線の色が塗りつぶし
画像の色と同じである場合補正処理を行う必要はない。
なぜならば、罫線全体色が黒色であれば、どのような色
の塗りつぶし画像を使用しても罫線の色は影響を受けな
いからである。また、罫線の色と塗りつぶし画像の色が
同じ場合も同様である。
【0038】したがって、上記条件を満たさない場合補
正処理(ST7〜ST19)を行うが(ST20が
要)、上述の条件を満たす場合補正処理は不要と判断し
(ST20がY)、直ちに塗りつぶし描画処理を実行す
る(ST19)。尚、この処理は印字処理部6の制御に
より、先に罫線データが描画されているイメージメモリ
7の各色データの格納領域に塗りつぶし画像のデータの
色指定に基づくドットパターンデータを作成し、このド
ットパターンデータをプリンタエンジン8に出力するこ
とで罫線印字と共に記録紙上に塗りつぶし画像を印字す
る処理である。
【0039】このように、本実施形態の例によれば、罫
線の色が黒色である場合や罫線の色が塗りつぶし画像の
色と同じである場合、補正処理を行うことなく迅速な印
字処理を行うものである。
【0040】尚、本実施形態の説明では第1の描画画像
として罫線画像を使用し、第2の描画画像として塗りつ
ぶし画像を使用して説明したが、罫線画像に代えて下線
画像であってもよく、塗りつぶし画像に代えて編みか
け、反転等の画像であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば罫
線等の定型画像と塗りつぶし画像等の一定パターンの画
像を印字する際、両画像に重複領域が存在すればこれを
補正処理して画像を作成するので、画像の重複印字によ
る印字色の変質が発生せず、印字品質の優れた画像を得
ることができる。
【0042】また、補正処理を行う必要のない色指定関
係の場合、上述の処理を行うことなく印字処理を行うの
で、このような場合印字処理を迅速に行い、必要に応じ
て補正処理を行う極めて柔軟なカラープリンタを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の例を説明するカラープリンタの回
路ブロック図である。
【図2】罫線線幅テーブルの構成を示す図である。
【図3】一実施形態の印刷処理動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】(a)は罫線線幅テーブルに登録する罫線デー
タの例を示す図であり、(b)はこのテーブルデータに
よって作成できる罫線である。
【図5】(a)は罫線データを示し、(b)は塗りつぶ
し画像のデータを示し、(c)は従来例の合成画像を示
す図である。
【図6】他の実施形態の例を説明する回路ブロック図で
ある。
【図7】罫線全体色テーブルのテーブル構成を説明する
図である。
【図8】罫線線幅テーブルの一例を示す図である。
【図9】他の実施形態の印刷装置のシステム構成図であ
る。
【図10】他の実施形態の罫線線幅テーブルに登録する
罫線データの例を示す図である。
【図11】(a)は従来例の罫線データを示し、(b)
は従来例の塗りつぶし画像のデータを示し、(c)は従
来例の合成画像を示す図である。
【符号の説明】
1 カラープリンタ 2 受信データ解析部 3 補正処理判断部 4 罫線線幅テーブル作成部 5 罫線線幅テーブル 6 印字処理部 7 イメージメモリ 8 プリンタエンジン 9 ホストコンピュータ 10 カラープリンタ 11 罫線全体色テーブル作成部 12 罫線全体色テーブル 12a フラグ設定部 12b 罫線全体色記憶エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字する色材の色別に異なる画像データ
    を生成し、色別データに基づいて印字部において色材毎
    に印字処理を行わせるカラープリンタにおいて、 第1の描画画像と第2の描画画像とが重複する領域を識
    別する重複領域識別手段と、 重複領域がある場合、第1の描画画像又は第2の描画画
    像のいずれか一方の描画領域を限縮補正する補正手段
    と、 を備えたことを特徴とするカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 前記第1の描画画像は罫線であり、第2
    の描画画像は塗りつぶし画像であることを特徴とする請
    求項1記載のカラープリンタ。
  3. 【請求項3】 前記重複領域識別手段は、各描画画像の
    描画領域指定アドレスと線幅情報とから重複領域を認識
    することを特徴とする請求項1記載のカラープリンタ。
  4. 【請求項4】 前記第1の描画画像と第2の描画画像の
    印字色を識別する印字色識別手段と、該印字色識別手段
    により識別された印字色に応じて前記補正手段による限
    縮補正を無効とする補正処理制御手段とを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラープリンタ。
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