JPH09268578A - 擁壁用ブロック - Google Patents
擁壁用ブロックInfo
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- JPH09268578A JPH09268578A JP8081487A JP8148796A JPH09268578A JP H09268578 A JPH09268578 A JP H09268578A JP 8081487 A JP8081487 A JP 8081487A JP 8148796 A JP8148796 A JP 8148796A JP H09268578 A JPH09268578 A JP H09268578A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Revetment (AREA)
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然に近い環境を確保でき、かつ生き物に優
しい擁壁を形成することが可能な擁壁用ブロックを提供
する。 【解決手段】 複数個を積み上げて擁壁を形成する擁壁
用ブロック10において、上部背面側には上方に積み上
げられる他の擁壁用ブロック10の底部14が載置可能
な凹部16が形成されると共に、上部正面側には載置さ
れた他の擁壁用ブロック10の正面下部と当接し、他の
擁壁用ブロック10の正面方向への滑動を防止する凸部
18が幅方向に沿って形成されたブロック本体12を有
する。ブロック本体12の正面側内部には凸部18の上
壁面からブロック本体12の底面に連通する連通穴部2
4が設けられている。有底の鉢部26は、ブロック本体
12の連通穴部24の背面側内部に隔壁28によって仕
切られて設けられ、凹部16に開口すると共に、凹部1
6に他の擁壁用ブロック10が載置された際には他の擁
壁用ブロック10の連通穴部24と連通する。
しい擁壁を形成することが可能な擁壁用ブロックを提供
する。 【解決手段】 複数個を積み上げて擁壁を形成する擁壁
用ブロック10において、上部背面側には上方に積み上
げられる他の擁壁用ブロック10の底部14が載置可能
な凹部16が形成されると共に、上部正面側には載置さ
れた他の擁壁用ブロック10の正面下部と当接し、他の
擁壁用ブロック10の正面方向への滑動を防止する凸部
18が幅方向に沿って形成されたブロック本体12を有
する。ブロック本体12の正面側内部には凸部18の上
壁面からブロック本体12の底面に連通する連通穴部2
4が設けられている。有底の鉢部26は、ブロック本体
12の連通穴部24の背面側内部に隔壁28によって仕
切られて設けられ、凹部16に開口すると共に、凹部1
6に他の擁壁用ブロック10が載置された際には他の擁
壁用ブロック10の連通穴部24と連通する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は擁壁用ブロックに関
し、特に詳細にはもたれ式擁壁を構成する擁壁用ブロッ
クに関する。
し、特に詳細にはもたれ式擁壁を構成する擁壁用ブロッ
クに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の擁壁用ブロックについて図19を
用いて説明する。50は植生用ブロックであり、上部に
開口部52を有する箱体にコンクリートを用いて形成さ
れている。そして複数個を積み上げ、裏込め砕石54で
形成した壁56にもたれさせて擁壁58を壁56の表面
に構成する。図19に示すように上部の奥行きに対して
底面の奥行きが短くなるように構成されており、一の植
生用ブロック50上に他の植生用ブロック50を嵌合さ
せて積み上げた際には、上方に位置する他の植生用ブロ
ック50の下方前方に下に位置する一の植生用ブロック
50の開口部52の正面側の一部が露出する構造とな
る。よって、各植生用ブロック50内に土60を詰めて
複数積み上げ、その後に露出した開口部52から土60
内に種を蒔いたり、植物を植えたりすることによって、
図19に示すように各植生用ブロック50の上部正面側
の開口部52において植物62を育成することができ、
自然な景観に近い擁壁58を構成することができる。な
お、植生用ブロック50の底面には水抜き穴64が設け
られており、適当な排水が可能となっている。このよう
にして形成された植生用ブロック50による擁壁58は
通常は、河川66の水面上方位置に配される。
用いて説明する。50は植生用ブロックであり、上部に
開口部52を有する箱体にコンクリートを用いて形成さ
れている。そして複数個を積み上げ、裏込め砕石54で
形成した壁56にもたれさせて擁壁58を壁56の表面
に構成する。図19に示すように上部の奥行きに対して
底面の奥行きが短くなるように構成されており、一の植
生用ブロック50上に他の植生用ブロック50を嵌合さ
せて積み上げた際には、上方に位置する他の植生用ブロ
ック50の下方前方に下に位置する一の植生用ブロック
50の開口部52の正面側の一部が露出する構造とな
る。よって、各植生用ブロック50内に土60を詰めて
複数積み上げ、その後に露出した開口部52から土60
内に種を蒔いたり、植物を植えたりすることによって、
図19に示すように各植生用ブロック50の上部正面側
の開口部52において植物62を育成することができ、
自然な景観に近い擁壁58を構成することができる。な
お、植生用ブロック50の底面には水抜き穴64が設け
られており、適当な排水が可能となっている。このよう
にして形成された植生用ブロック50による擁壁58は
通常は、河川66の水面上方位置に配される。
【0003】また、68は魚巣用ブロックであり、コン
クリートを用いて上部、底面および正面に開口部52を
有する箱体に形成されている。なお、魚巣用ブロック6
8でも最も下に配置するものは、図19に示すように底
面には開口部52を設けない構造としても良い。そして
植生用ブロック50と同様に複数個を積み上げ、壁56
にもたれさせて擁壁58を壁56表面に構成する。積み
上げる際には、魚巣用ブロック68の上部に、他の魚巣
用ブロック68の底面を嵌合させるようにして各魚巣用
ブロック68のずれを防止する構造となっている。な
お、積み上げる際には、各魚巣用ブロック68の空間部
70内に自然石72を入れながら行う。そして魚巣用ブ
ロック68は、図19に示すように上部の奥行きと底面
の奥行きとが略同じ長さに構成され、複数の魚巣用ブロ
ック68を積み上げられて形成された擁壁58の正面は
図19のような略同一平面となる。
クリートを用いて上部、底面および正面に開口部52を
有する箱体に形成されている。なお、魚巣用ブロック6
8でも最も下に配置するものは、図19に示すように底
面には開口部52を設けない構造としても良い。そして
植生用ブロック50と同様に複数個を積み上げ、壁56
にもたれさせて擁壁58を壁56表面に構成する。積み
上げる際には、魚巣用ブロック68の上部に、他の魚巣
用ブロック68の底面を嵌合させるようにして各魚巣用
ブロック68のずれを防止する構造となっている。な
お、積み上げる際には、各魚巣用ブロック68の空間部
70内に自然石72を入れながら行う。そして魚巣用ブ
ロック68は、図19に示すように上部の奥行きと底面
の奥行きとが略同じ長さに構成され、複数の魚巣用ブロ
ック68を積み上げられて形成された擁壁58の正面は
図19のような略同一平面となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の擁壁用ブロックには次のような課題がある。まず、
植生用ブロック50の場合、育成しようとする植物62
が根を張れる領域は1つの植生用ブロック50内に限ら
れるために、根を地中に長く張るような植物の場合には
土の深さが足りなくなり、植える植物の種類が限定され
てしまうといった課題がある。また、この場合に底面に
魚巣用ブロック68のような連通穴を設けて上方の植生
用ブロック50内の土と下方の植生用ブロック50内の
土とを連通させて十分な土の深さを確保する構造も考え
られる。しかし、この場合には穴を設けることによって
植生用ブロック50内の水は当該穴を通して下方の植生
用ブロック50に浸透していくために、植生用ブロック
50を多段に積み上げた場合には上方に位置する植生用
ブロック50内の水分が不足して植物62が枯れるおそ
れが高くなるという課題がある。
来の擁壁用ブロックには次のような課題がある。まず、
植生用ブロック50の場合、育成しようとする植物62
が根を張れる領域は1つの植生用ブロック50内に限ら
れるために、根を地中に長く張るような植物の場合には
土の深さが足りなくなり、植える植物の種類が限定され
てしまうといった課題がある。また、この場合に底面に
魚巣用ブロック68のような連通穴を設けて上方の植生
用ブロック50内の土と下方の植生用ブロック50内の
土とを連通させて十分な土の深さを確保する構造も考え
られる。しかし、この場合には穴を設けることによって
植生用ブロック50内の水は当該穴を通して下方の植生
用ブロック50に浸透していくために、植生用ブロック
50を多段に積み上げた場合には上方に位置する植生用
ブロック50内の水分が不足して植物62が枯れるおそ
れが高くなるという課題がある。
【0005】次に、魚巣用ブロック68の場合には、上
部と底面に設けられた開口部52は、それぞれ積み上げ
られた魚巣用ブロック68相互間の空間部70を連通さ
せるためのものであり、自然石72が設けられた空間部
70内に魚が侵入できるのは各魚巣用ブロック68の正
面に設けられた開口部52からだけであり、習性が異な
る種々の魚に魚巣として利用されるためには、侵入路が
限定されすぎるという課題がある。また、この魚巣用ブ
ロック68を利用して形成された擁壁58の壁面は平面
状に形成されている。従って、その正面が多少凸凹した
形状に形成されていたとしても、蛙や蛇、種々の昆虫等
の水辺の生き物が河川に落ちた際に、擁壁58の壁面に
取りついて擁壁58上部まで這い上がるのが大変であ
り、これら生き物に対して優しい擁壁であるとはいえな
い。また人や犬等が河川に落ちた場合にも同様に這い上
がれず、危険であるといった課題もある。
部と底面に設けられた開口部52は、それぞれ積み上げ
られた魚巣用ブロック68相互間の空間部70を連通さ
せるためのものであり、自然石72が設けられた空間部
70内に魚が侵入できるのは各魚巣用ブロック68の正
面に設けられた開口部52からだけであり、習性が異な
る種々の魚に魚巣として利用されるためには、侵入路が
限定されすぎるという課題がある。また、この魚巣用ブ
ロック68を利用して形成された擁壁58の壁面は平面
状に形成されている。従って、その正面が多少凸凹した
形状に形成されていたとしても、蛙や蛇、種々の昆虫等
の水辺の生き物が河川に落ちた際に、擁壁58の壁面に
取りついて擁壁58上部まで這い上がるのが大変であ
り、これら生き物に対して優しい擁壁であるとはいえな
い。また人や犬等が河川に落ちた場合にも同様に這い上
がれず、危険であるといった課題もある。
【0006】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、自然に近い環境を確保
でき、かつ生き物に優しい擁壁を形成することが可能な
擁壁用ブロックを提供することにある。
され、その目的とするところは、自然に近い環境を確保
でき、かつ生き物に優しい擁壁を形成することが可能な
擁壁用ブロックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、第1の擁壁用ブ
ロックは、複数個を積み上げることによって擁壁を形成
可能な擁壁用ブロックにおいて、上部背面側には上方に
積み上げられる他の擁壁用ブロックの底部が載置可能な
凹部が形成されると共に、上部正面側には載置された該
他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他の擁壁用ブ
ロックの正面方向への滑動を防止する凸部が幅方向に沿
って形成されたブロック本体と、前記ブロック本体の正
面側内部に設けられ、前記凸部の上壁面からブロック本
体の底面に連通する連通穴部と、前記ブロック本体の前
記連通穴部の背面側内部に隔壁によって仕切られて設け
られ、前記凹部に開口すると共に、該凹部に前記他の擁
壁用ブロックが載置された際には該他の擁壁用ブロック
の前記連通穴部と連通する有底の鉢部とを具備する。ま
た、第2の擁壁凹ブロックは、複数個を積み上げること
によって擁壁を形成可能な擁壁用ブロックにおいて、上
部背面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブロック
の底面が載置可能な凹部が形成されると共に、上部正面
側には載置された該他の擁壁用ブロックの正面下部と当
接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止す
る凸部が幅方向に沿って形成されたブロック本体と、前
記ブロック本体の正面側内部に設けられ、前記凸部の上
壁面に開口する有底の自然石収納部と、前記ブロック本
体の正面に設けられ、該正面外方と前記自然石収納部内
とを連通する1又は2以上の透孔とを有することを特徴
とする。また、第3の擁壁用ブロックでは、複数個を積
み上げることによって擁壁を形成可能な擁壁用ブロック
において、上部背面側には他の擁壁用ブロックの底面が
載置可能な凹部が形成されると共に、上部正面側には載
置された該他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他
の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止する凸部が
幅方向に沿って形成されたブロック本体を具備し、該ブ
ロック本体の正面および前記凸部の上壁面には、自然石
がその表面が露出するように埋め込まれていることを特
徴とする。
するため次の構成を備える。すなわち、第1の擁壁用ブ
ロックは、複数個を積み上げることによって擁壁を形成
可能な擁壁用ブロックにおいて、上部背面側には上方に
積み上げられる他の擁壁用ブロックの底部が載置可能な
凹部が形成されると共に、上部正面側には載置された該
他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他の擁壁用ブ
ロックの正面方向への滑動を防止する凸部が幅方向に沿
って形成されたブロック本体と、前記ブロック本体の正
面側内部に設けられ、前記凸部の上壁面からブロック本
体の底面に連通する連通穴部と、前記ブロック本体の前
記連通穴部の背面側内部に隔壁によって仕切られて設け
られ、前記凹部に開口すると共に、該凹部に前記他の擁
壁用ブロックが載置された際には該他の擁壁用ブロック
の前記連通穴部と連通する有底の鉢部とを具備する。ま
た、第2の擁壁凹ブロックは、複数個を積み上げること
によって擁壁を形成可能な擁壁用ブロックにおいて、上
部背面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブロック
の底面が載置可能な凹部が形成されると共に、上部正面
側には載置された該他の擁壁用ブロックの正面下部と当
接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止す
る凸部が幅方向に沿って形成されたブロック本体と、前
記ブロック本体の正面側内部に設けられ、前記凸部の上
壁面に開口する有底の自然石収納部と、前記ブロック本
体の正面に設けられ、該正面外方と前記自然石収納部内
とを連通する1又は2以上の透孔とを有することを特徴
とする。また、第3の擁壁用ブロックでは、複数個を積
み上げることによって擁壁を形成可能な擁壁用ブロック
において、上部背面側には他の擁壁用ブロックの底面が
載置可能な凹部が形成されると共に、上部正面側には載
置された該他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他
の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止する凸部が
幅方向に沿って形成されたブロック本体を具備し、該ブ
ロック本体の正面および前記凸部の上壁面には、自然石
がその表面が露出するように埋め込まれていることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る擁壁用ブロッ
クの好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明
する。 (第1の実施の形態)本実施の形態における擁壁用ブロ
ック10は植生用ブロックである。まず、擁壁用ブロッ
ク10の構造について図1〜図5を用いて説明する。1
2はコンクリートを用いて形成されたブロック本体であ
り、上部背面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブ
ロックの底部14が載置可能な凹部16が形成されると
共に、上部正面側には載置された他の擁壁用ブロックの
正面下部と当接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への
滑動を防止する凸部18が幅方向に沿って形成されてい
る。この構造によって、図6や図7に示すように複数個
を積み上げると共に、並設させることによって擁壁20
を形成できる。
クの好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明
する。 (第1の実施の形態)本実施の形態における擁壁用ブロ
ック10は植生用ブロックである。まず、擁壁用ブロッ
ク10の構造について図1〜図5を用いて説明する。1
2はコンクリートを用いて形成されたブロック本体であ
り、上部背面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブ
ロックの底部14が載置可能な凹部16が形成されると
共に、上部正面側には載置された他の擁壁用ブロックの
正面下部と当接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への
滑動を防止する凸部18が幅方向に沿って形成されてい
る。この構造によって、図6や図7に示すように複数個
を積み上げると共に、並設させることによって擁壁20
を形成できる。
【0009】詳細に擁壁用ブロック10の構造を説明す
る。正面形状は、図1に示すように方形に形成されてお
り、正面下部は他の擁壁用ブロック10の凸部18背面
側と密着できるように平坦面に形成されている。また当
該平坦面の上部分は石積み模様22が凹凸を付けてコン
クリートで形成され、あたかも自然石を埋め込んだよう
な外観となっている。側面形状は、図2に示すように石
積み模様22が形成された正面上部が前方に突出するよ
うに形成され、背面は擁壁用ブロック10をもたれさせ
る壁の角度に合わせて上方に行くに従って張り出す斜面
に形成されている。背面形状は、図3に示す形状となっ
ている。また平面形状は図4に示すように正面より背面
が幅狭に形成されて、等脚台形状に形成されている。こ
れによって、擁壁20を曲面状に形成することも可能と
なる。
る。正面形状は、図1に示すように方形に形成されてお
り、正面下部は他の擁壁用ブロック10の凸部18背面
側と密着できるように平坦面に形成されている。また当
該平坦面の上部分は石積み模様22が凹凸を付けてコン
クリートで形成され、あたかも自然石を埋め込んだよう
な外観となっている。側面形状は、図2に示すように石
積み模様22が形成された正面上部が前方に突出するよ
うに形成され、背面は擁壁用ブロック10をもたれさせ
る壁の角度に合わせて上方に行くに従って張り出す斜面
に形成されている。背面形状は、図3に示す形状となっ
ている。また平面形状は図4に示すように正面より背面
が幅狭に形成されて、等脚台形状に形成されている。こ
れによって、擁壁20を曲面状に形成することも可能と
なる。
【0010】また平面図である図4と底面図である図
5、および側面図の図2を用いて擁壁用ブロック10の
内部構造について説明する。24は連通穴部であり、ブ
ロック本体12の正面側内部に、凸部18の上壁面から
ブロック本体12の底面を連通するように1つ設けられ
ている。26は有底の鉢部であり、鉢部26はブロック
本体12の連通穴部24の背面側内部に隔壁28によっ
て連通穴部24と仕切られて1つ設けられている。この
鉢部26は凹部16に開口すると共に、凹部16に他の
擁壁用ブロック10が載置された際には他の擁壁用ブロ
ック10の連通穴部24と連通する構造となっている。
なお、本実施の形態では鉢部26内部の両側面にはリブ
30が形成されており、上方に他の擁壁用ブロック10
が載置される鉢部26の強度を向上させている。また、
鉢部26の内底面にはブロック本体12の底面に開口す
る複数の水抜き穴64が形成されている。さらに上記連
通穴部24と鉢部26は積み上げられた際に土が収納さ
れる収納器としての機能を有することから、ブロック本
体12全体の強度が確保できる範囲で肉薄となるように
形成されている。
5、および側面図の図2を用いて擁壁用ブロック10の
内部構造について説明する。24は連通穴部であり、ブ
ロック本体12の正面側内部に、凸部18の上壁面から
ブロック本体12の底面を連通するように1つ設けられ
ている。26は有底の鉢部であり、鉢部26はブロック
本体12の連通穴部24の背面側内部に隔壁28によっ
て連通穴部24と仕切られて1つ設けられている。この
鉢部26は凹部16に開口すると共に、凹部16に他の
擁壁用ブロック10が載置された際には他の擁壁用ブロ
ック10の連通穴部24と連通する構造となっている。
なお、本実施の形態では鉢部26内部の両側面にはリブ
30が形成されており、上方に他の擁壁用ブロック10
が載置される鉢部26の強度を向上させている。また、
鉢部26の内底面にはブロック本体12の底面に開口す
る複数の水抜き穴64が形成されている。さらに上記連
通穴部24と鉢部26は積み上げられた際に土が収納さ
れる収納器としての機能を有することから、ブロック本
体12全体の強度が確保できる範囲で肉薄となるように
形成されている。
【0011】続いて、上記擁壁用ブロック10を用いて
形成された擁壁20の構造について図6と図7を用いて
説明する。まず、最下段の擁壁用ブロック10は基礎ブ
ロック32上に載置され、その後この擁壁用ブロック1
0に次々に他の擁壁用ブロック10が、壁56(裏込め
砕石により形成されている)にもたれさせるようにして
積み上げられて1列分の擁壁20が形成されている。ま
た、各擁壁用ブロック10を積み上げる際には、下の擁
壁用ブロック10の連通穴部24と鉢部26とに土60
を入れるようにする。また、擁壁用ブロック10は上記
のようにして形成される1列分の擁壁20をさらに横方
向に連続して並設することによって図7に示すような面
状に形成されている。
形成された擁壁20の構造について図6と図7を用いて
説明する。まず、最下段の擁壁用ブロック10は基礎ブ
ロック32上に載置され、その後この擁壁用ブロック1
0に次々に他の擁壁用ブロック10が、壁56(裏込め
砕石により形成されている)にもたれさせるようにして
積み上げられて1列分の擁壁20が形成されている。ま
た、各擁壁用ブロック10を積み上げる際には、下の擁
壁用ブロック10の連通穴部24と鉢部26とに土60
を入れるようにする。また、擁壁用ブロック10は上記
のようにして形成される1列分の擁壁20をさらに横方
向に連続して並設することによって図7に示すような面
状に形成されている。
【0012】この擁壁20においては、一の擁壁用ブロ
ック10の連通穴部24に詰められた土60は、当該一
の擁壁用ブロック10の下の他の擁壁用ブロック10の
鉢部26に詰められた土と連絡している。このため、一
の擁壁用ブロック10に育成されている植物62は2つ
のブロック間10に渡って根を張ることができ、根を張
れる深さが従来の倍となる。従って、根が長くなる植物
62であっても植物62にストレスを与えることなく擁
壁20において育成できる。さらに、このように2つの
ブロック10間に渡って植物62の根が張るようになる
と、ブロック10間同志の連結強度も高められ、多少な
りとも擁壁20自体が崩れることの抑制にもなる。ま
た、連通穴部24と鉢部26とは隔壁28を介して擁壁
用ブロック10内において分離されているため、上述し
たように上の擁壁用ブロック10の連通穴部24と下の
擁壁用ブロック10の鉢部26とが一体となって一つの
有底の植木鉢を成し、同様にして形成された他の植木鉢
と分離していることによって保水性も確保できるから、
擁壁20を構成する上部の擁壁用ブロック10に生えた
植物62でも水が下方の擁壁用ブロック10に浸透して
しまって水不足になるようなことも防止できる。なお、
本実施の形態では、2つの擁壁用ブロック10間に上記
一つの有底の植木鉢を形成するようにしたが、ブロック
本体12内に、連通穴部24をブロック本体12の正面
側から上記隔壁28と同様の隔壁を介して2つ配し(第
1の連通穴部と第2の連通穴部)、その背面側にさらに
鉢部26を隔壁28を介して配置する構成として、3つ
の擁壁用ブロック10間に渡って一つの有底の植木鉢を
形成する構成としてもよい。この構造では、3つの擁壁
用ブロック10を積層した場合に、最も上の擁壁用ブロ
ック10の第1の連通穴部が中間に配された擁壁用ブロ
ック10の第2の連通穴部と連通し、当該第2の連通穴
部はさらに最も下の擁壁用ブロック10の鉢部と連通す
る。
ック10の連通穴部24に詰められた土60は、当該一
の擁壁用ブロック10の下の他の擁壁用ブロック10の
鉢部26に詰められた土と連絡している。このため、一
の擁壁用ブロック10に育成されている植物62は2つ
のブロック間10に渡って根を張ることができ、根を張
れる深さが従来の倍となる。従って、根が長くなる植物
62であっても植物62にストレスを与えることなく擁
壁20において育成できる。さらに、このように2つの
ブロック10間に渡って植物62の根が張るようになる
と、ブロック10間同志の連結強度も高められ、多少な
りとも擁壁20自体が崩れることの抑制にもなる。ま
た、連通穴部24と鉢部26とは隔壁28を介して擁壁
用ブロック10内において分離されているため、上述し
たように上の擁壁用ブロック10の連通穴部24と下の
擁壁用ブロック10の鉢部26とが一体となって一つの
有底の植木鉢を成し、同様にして形成された他の植木鉢
と分離していることによって保水性も確保できるから、
擁壁20を構成する上部の擁壁用ブロック10に生えた
植物62でも水が下方の擁壁用ブロック10に浸透して
しまって水不足になるようなことも防止できる。なお、
本実施の形態では、2つの擁壁用ブロック10間に上記
一つの有底の植木鉢を形成するようにしたが、ブロック
本体12内に、連通穴部24をブロック本体12の正面
側から上記隔壁28と同様の隔壁を介して2つ配し(第
1の連通穴部と第2の連通穴部)、その背面側にさらに
鉢部26を隔壁28を介して配置する構成として、3つ
の擁壁用ブロック10間に渡って一つの有底の植木鉢を
形成する構成としてもよい。この構造では、3つの擁壁
用ブロック10を積層した場合に、最も上の擁壁用ブロ
ック10の第1の連通穴部が中間に配された擁壁用ブロ
ック10の第2の連通穴部と連通し、当該第2の連通穴
部はさらに最も下の擁壁用ブロック10の鉢部と連通す
る。
【0013】(第2の実施の形態)本実施の形態におけ
る擁壁用ブロック34は魚巣用ブロックである。なお、
第1の実施の形態と同様の構成については同じ符号を付
し、説明は省略する。まず、擁壁用ブロック34の構造
について図8〜図12を用いて説明する。36はコンク
リートを用いて形成されたブロック本体であり、上部背
面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブロックの底
部14が載置可能な凹部16が形成されると共に、上部
正面側には載置された他の擁壁用ブロックの正面下部と
当接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止
する凸部18が幅方向に沿って形成されている。この構
造によって、第1の実施の形態と同様に複数個を積み上
げると共に、並設させることによって擁壁を形成でき
る。
る擁壁用ブロック34は魚巣用ブロックである。なお、
第1の実施の形態と同様の構成については同じ符号を付
し、説明は省略する。まず、擁壁用ブロック34の構造
について図8〜図12を用いて説明する。36はコンク
リートを用いて形成されたブロック本体であり、上部背
面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブロックの底
部14が載置可能な凹部16が形成されると共に、上部
正面側には載置された他の擁壁用ブロックの正面下部と
当接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止
する凸部18が幅方向に沿って形成されている。この構
造によって、第1の実施の形態と同様に複数個を積み上
げると共に、並設させることによって擁壁を形成でき
る。
【0014】詳細に擁壁用ブロック34の構造を説明す
る。正面形状は、図8に示すように方形に形成されてお
り、正面下部は他の擁壁用ブロック34の凸部18背面
側と密着できるように平坦面に形成されている。また当
該平坦面の上部分は石積み模様22が凹凸を付けてコン
クリートで形成され、あたかも自然石を埋め込んだよう
な外観となっている。また正面の一部には後述する自然
石収納部に連通する1又は2以上の透孔38が設けられ
ている。なお、この透孔38の形状は自然石の輪郭に形
成されている。また石積み模様22が形成された部分の
下方には後述する自然石収納部の内底面付近に連通する
水抜き穴64が透設されている。側面の外形形状は、図
9に示すように石積み模様22が形成された正面が底面
に対して略垂直な面に形成され、背面は第1の実施の形
態と同様な上部が張り出す斜面に形成されている。背面
形状は、図10に示す形状となっている。また平面形状
の外形は図11に示すように正面より背面が幅狭に形成
される等脚台形状に形成されている。また本実施の形態
では、第1の実施の形態の擁壁用ブロック34と異な
り、自然石収納部40は、凸部18の上壁面から凸部1
8の背面にかけて開口する構造となっている。従って、
凸部18の平面形状は背面側が開口するコ字状に形成さ
れている。
る。正面形状は、図8に示すように方形に形成されてお
り、正面下部は他の擁壁用ブロック34の凸部18背面
側と密着できるように平坦面に形成されている。また当
該平坦面の上部分は石積み模様22が凹凸を付けてコン
クリートで形成され、あたかも自然石を埋め込んだよう
な外観となっている。また正面の一部には後述する自然
石収納部に連通する1又は2以上の透孔38が設けられ
ている。なお、この透孔38の形状は自然石の輪郭に形
成されている。また石積み模様22が形成された部分の
下方には後述する自然石収納部の内底面付近に連通する
水抜き穴64が透設されている。側面の外形形状は、図
9に示すように石積み模様22が形成された正面が底面
に対して略垂直な面に形成され、背面は第1の実施の形
態と同様な上部が張り出す斜面に形成されている。背面
形状は、図10に示す形状となっている。また平面形状
の外形は図11に示すように正面より背面が幅狭に形成
される等脚台形状に形成されている。また本実施の形態
では、第1の実施の形態の擁壁用ブロック34と異な
り、自然石収納部40は、凸部18の上壁面から凸部1
8の背面にかけて開口する構造となっている。従って、
凸部18の平面形状は背面側が開口するコ字状に形成さ
れている。
【0015】次に平面図である図11と底面図である図
12、および側面図である図9を用いて擁壁用ブロック
34の内部構造について説明する。有底の自然石収納部
40は、ブロック本体36の正面側内部に、凸部18の
上壁面から背面にかけて開口するように設けられてい
る。設けられている位置は、第1の実施の形態の擁壁用
ブロック34における連通穴部24と略同じ位置であ
る。42は縦溝であり、自然石収納部40の背面に隔壁
28を介して設けられ、凹部16、ブロック本体36側
面、底面に開口するようにブロック本体36の背面に沿
って斜めに延びている。縦溝42は隔壁28中央部分か
ら背面に延びる分離壁44を挟んで、それぞれブロック
本体36の両側面側に開口するように2つ設けられてい
る。これにより、隔壁28と分離壁44とブロック本体
38の背面とは平面形状が略H型に形成される。そして
この縦溝42は、擁壁用ブロック34が積み上げられた
際には、凹部16の開口部分が当該凹部16に載置され
る他の擁壁用ブロック34の縦溝42の底面の開口部分
と連通する。また、並設された擁壁用ブロック34間で
は、互いの縦溝42の側面開口部分同志が連絡して一つ
の連絡通路が構成される。
12、および側面図である図9を用いて擁壁用ブロック
34の内部構造について説明する。有底の自然石収納部
40は、ブロック本体36の正面側内部に、凸部18の
上壁面から背面にかけて開口するように設けられてい
る。設けられている位置は、第1の実施の形態の擁壁用
ブロック34における連通穴部24と略同じ位置であ
る。42は縦溝であり、自然石収納部40の背面に隔壁
28を介して設けられ、凹部16、ブロック本体36側
面、底面に開口するようにブロック本体36の背面に沿
って斜めに延びている。縦溝42は隔壁28中央部分か
ら背面に延びる分離壁44を挟んで、それぞれブロック
本体36の両側面側に開口するように2つ設けられてい
る。これにより、隔壁28と分離壁44とブロック本体
38の背面とは平面形状が略H型に形成される。そして
この縦溝42は、擁壁用ブロック34が積み上げられた
際には、凹部16の開口部分が当該凹部16に載置され
る他の擁壁用ブロック34の縦溝42の底面の開口部分
と連通する。また、並設された擁壁用ブロック34間で
は、互いの縦溝42の側面開口部分同志が連絡して一つ
の連絡通路が構成される。
【0016】続いて、上記擁壁用ブロック34を用いて
形成された擁壁20の構造について説明する。基本的に
は、第1の実施の形態の擁壁用ブロック34と同様であ
る。つまり、最下段の擁壁用ブロック34は基礎ブロッ
ク32上に載置され、その後この擁壁用ブロック34に
次々に他の擁壁用ブロック34が、壁56にもたれさせ
るようにして積み上げられて1列分の擁壁20が形成さ
れている。また、各擁壁用ブロック34を積み上げる際
には、下の擁壁用ブロック34の自然石収納部40内に
自然石を入れながら行うようにする。また、擁壁用ブロ
ック34は上記のようにして形成される1列分の擁壁2
0をさらに横方向に連続して並設することによって、図
7と同様の面状に形成されることになる。
形成された擁壁20の構造について説明する。基本的に
は、第1の実施の形態の擁壁用ブロック34と同様であ
る。つまり、最下段の擁壁用ブロック34は基礎ブロッ
ク32上に載置され、その後この擁壁用ブロック34に
次々に他の擁壁用ブロック34が、壁56にもたれさせ
るようにして積み上げられて1列分の擁壁20が形成さ
れている。また、各擁壁用ブロック34を積み上げる際
には、下の擁壁用ブロック34の自然石収納部40内に
自然石を入れながら行うようにする。また、擁壁用ブロ
ック34は上記のようにして形成される1列分の擁壁2
0をさらに横方向に連続して並設することによって、図
7と同様の面状に形成されることになる。
【0017】また、擁壁20となるように積み上げら
れ、かつ並設された複数の擁壁用ブロック34は、各擁
壁用ブロック34の壁面間に互いの縦溝42によって擁
壁20の上下を貫通するように形成される上述した連絡
通路内に鉄筋が配され、かつコンクリートが流し込まれ
て相互に連結されている。この擁壁20においては、魚
の魚巣となる自然石が入れられた自然石収納部40への
擁壁20外部からの魚の侵入は、従来例と同様に擁壁用
ブロック34の正面に設けられた透孔38からも可能で
あると共に、ブロック本体36の凸部18の上壁面の自
然石収納部40の開口部分からも可能となる。このよう
に自然石収納部40への侵入路が、魚巣となる自然石収
納部40に対して略水平方向と略垂直方向の両方から可
能となるため、習性の異なる種々の魚に対しても魚巣と
して利用される可能性が高くなる。また、擁壁用ブロッ
ク34の各凸部18が、その上に配された他の擁壁用ブ
ロック34の正面下部から前方に突出しているため、従
来のように擁壁20の壁面が平面状にならず、階段状と
なることから、蛙や蛇、種々の昆虫等の水辺の生き物が
河川に落ちた際に、擁壁20の壁面に取りついて上部ま
で這い上がるのを容易にしている。また、人や犬等が河
川に落ちた場合にも同様に容易に這い上がることができ
るので安全性が高い。
れ、かつ並設された複数の擁壁用ブロック34は、各擁
壁用ブロック34の壁面間に互いの縦溝42によって擁
壁20の上下を貫通するように形成される上述した連絡
通路内に鉄筋が配され、かつコンクリートが流し込まれ
て相互に連結されている。この擁壁20においては、魚
の魚巣となる自然石が入れられた自然石収納部40への
擁壁20外部からの魚の侵入は、従来例と同様に擁壁用
ブロック34の正面に設けられた透孔38からも可能で
あると共に、ブロック本体36の凸部18の上壁面の自
然石収納部40の開口部分からも可能となる。このよう
に自然石収納部40への侵入路が、魚巣となる自然石収
納部40に対して略水平方向と略垂直方向の両方から可
能となるため、習性の異なる種々の魚に対しても魚巣と
して利用される可能性が高くなる。また、擁壁用ブロッ
ク34の各凸部18が、その上に配された他の擁壁用ブ
ロック34の正面下部から前方に突出しているため、従
来のように擁壁20の壁面が平面状にならず、階段状と
なることから、蛙や蛇、種々の昆虫等の水辺の生き物が
河川に落ちた際に、擁壁20の壁面に取りついて上部ま
で這い上がるのを容易にしている。また、人や犬等が河
川に落ちた場合にも同様に容易に這い上がることができ
るので安全性が高い。
【0018】(第3の実施の形態)本実施の形態におけ
る擁壁用ブロック46について説明する。なお、第2の
実施の形態と同様の構成については同じ符号を付し、説
明は省略する。まず、擁壁用ブロック46の構造につい
て図13〜図17を用いて説明する。コンクリートを用
いて形成されたブロック本体48は、外形は第2の実施
の形態と略同様の形状に形成されて、上部背面側には上
方に積み上げられる他の擁壁用ブロックの底部14が載
置可能な凹部16が形成されると共に、上部正面側には
載置された他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他
の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止する凸部1
8が幅方向に沿って形成されている。正面形状は、図1
3に示すように方形に形成されており、正面下部は他の
擁壁用ブロック46の凸部18背面側と密着できるよう
に平坦面に形成されている。また当該平坦面の上部分に
は自然石72が複数個コンクリートにその表面が露出す
るように埋め込まれて固定されている。また、自然石7
2は凸部18の上壁面にも同様に取り付けられている。
側面形状は、図14に示すように自然石72が埋め込ま
れた正面が底面に対して略垂直な面に形成され、略第2
の実施の形態と同様の形状をなす。背面形状は、図15
に示す形状となっている。また平面形状の外形は図16
に、また底面形状は図17に示す通りである。
る擁壁用ブロック46について説明する。なお、第2の
実施の形態と同様の構成については同じ符号を付し、説
明は省略する。まず、擁壁用ブロック46の構造につい
て図13〜図17を用いて説明する。コンクリートを用
いて形成されたブロック本体48は、外形は第2の実施
の形態と略同様の形状に形成されて、上部背面側には上
方に積み上げられる他の擁壁用ブロックの底部14が載
置可能な凹部16が形成されると共に、上部正面側には
載置された他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他
の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止する凸部1
8が幅方向に沿って形成されている。正面形状は、図1
3に示すように方形に形成されており、正面下部は他の
擁壁用ブロック46の凸部18背面側と密着できるよう
に平坦面に形成されている。また当該平坦面の上部分に
は自然石72が複数個コンクリートにその表面が露出す
るように埋め込まれて固定されている。また、自然石7
2は凸部18の上壁面にも同様に取り付けられている。
側面形状は、図14に示すように自然石72が埋め込ま
れた正面が底面に対して略垂直な面に形成され、略第2
の実施の形態と同様の形状をなす。背面形状は、図15
に示す形状となっている。また平面形状の外形は図16
に、また底面形状は図17に示す通りである。
【0019】次に図14と図16、および図17を用い
て擁壁用ブロック46の内部構造について説明する。本
実施の形態の擁壁用ブロック46には、第1の実施の形
態や第2の実施の形態のようにブロック本体48の正面
側内部に連通穴部24や自然石収納部40は設けられて
いないが、ブロック本体48の背面側内部には第2の実
施の形態と同様の縦溝42がブロック本体48の背面に
沿って斜めに設けられている。この縦溝42は擁壁20
となるように積み上げられ、かつ並設された際に図18
に示すように、連絡通路49を構成する。そしてこの内
部に、不図示の鉄筋が配され、かつ不図示のコンクリー
トが流し込まれて擁壁用ブロック46は相互に連結され
ている。
て擁壁用ブロック46の内部構造について説明する。本
実施の形態の擁壁用ブロック46には、第1の実施の形
態や第2の実施の形態のようにブロック本体48の正面
側内部に連通穴部24や自然石収納部40は設けられて
いないが、ブロック本体48の背面側内部には第2の実
施の形態と同様の縦溝42がブロック本体48の背面に
沿って斜めに設けられている。この縦溝42は擁壁20
となるように積み上げられ、かつ並設された際に図18
に示すように、連絡通路49を構成する。そしてこの内
部に、不図示の鉄筋が配され、かつ不図示のコンクリー
トが流し込まれて擁壁用ブロック46は相互に連結され
ている。
【0020】この擁壁用ブロック46を用いると、外観
が自然の近い擁壁20を構成することができ、かつ第2
の実施の形態と同様に擁壁20の壁面が階段状に形成さ
れて、蛙や蛇、種々の昆虫等の水辺の生き物が河川に落
ちた際に、擁壁20の壁面に取りついて上部まで這い上
がるのを容易にしている。また、同様に人や犬等が河川
に落ちた場合にも河川から容易に脱出することができ、
安全性の高い。
が自然の近い擁壁20を構成することができ、かつ第2
の実施の形態と同様に擁壁20の壁面が階段状に形成さ
れて、蛙や蛇、種々の昆虫等の水辺の生き物が河川に落
ちた際に、擁壁20の壁面に取りついて上部まで這い上
がるのを容易にしている。また、同様に人や犬等が河川
に落ちた場合にも河川から容易に脱出することができ、
安全性の高い。
【0021】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多
くの改変を施し得るのはもちろんである。
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多
くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る擁壁用ブロックを用いる
と、自然に近い環境を確保でき、かつ生き物に対して優
しい擁壁を形成することが可能となるという著効を奏す
る。
と、自然に近い環境を確保でき、かつ生き物に対して優
しい擁壁を形成することが可能となるという著効を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る擁壁用ブロックの第1の実施の形
態の正面図である。
態の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図1の底面図である。
【図6】図1の擁壁用ブロックを積み上げて擁壁を構成
した際の構造を示す説明図である。
した際の構造を示す説明図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】本発明に係る擁壁用ブロックの第2の実施の形
態の正面図である。
態の正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8の背面図である。
【図11】図8の平面図である。
【図12】図8の底面図である。
【図13】本発明に係る擁壁用ブロックの第3の実施の
形態の正面図である。
形態の正面図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】図13の背面図である。
【図16】図13の平面図である。
【図17】図13の底面図である。
【図18】図13の擁壁用ブロックを用いて形成した擁
壁の構造を示す説明図である。
壁の構造を示す説明図である。
【図19】従来の擁壁用ブロックを用いて形成した擁壁
の構造を示す説明図である。
の構造を示す説明図である。
10 擁壁用ブロック 12 ブロック本体 14 底部 16 凹部 18 凸部 24 連通穴部 26 鉢部 28 隔壁
Claims (3)
- 【請求項1】 複数個を積み上げることによって擁壁を
形成可能な擁壁用ブロックにおいて、 上部背面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブロッ
クの底部が載置可能な凹部が形成されると共に、上部正
面側には載置された該他の擁壁用ブロックの正面下部と
当接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止
する凸部が幅方向に沿って形成されたブロック本体と、 前記ブロック本体の正面側内部に設けられ、前記凸部の
上壁面からブロック本体の底面に連通する連通穴部と、 前記ブロック本体の前記連通穴部の背面側内部に隔壁に
よって仕切られて設けられ、前記凹部に開口すると共
に、該凹部に前記他の擁壁用ブロックが載置された際に
は該他の擁壁用ブロックの前記連通穴部と連通する有底
の鉢部とを具備することを特徴とする擁壁用ブロック。 - 【請求項2】 複数個を積み上げることによって擁壁を
形成可能な擁壁用ブロックにおいて、 上部背面側には上方に積み上げられる他の擁壁用ブロッ
クの底面が載置可能な凹部が形成されると共に、上部正
面側には載置された該他の擁壁用ブロックの正面下部と
当接し、他の擁壁用ブロックの正面方向への滑動を防止
する凸部が幅方向に沿って形成されたブロック本体と、 前記ブロック本体の正面側内部に設けられ、前記凸部の
上壁面に開口する有底の自然石収納部と、 前記ブロック本体の正面に設けられ、該正面外方と前記
自然石収納部内とを連通する1又は2以上の透孔とを有
することを特徴とする擁壁用ブロック。 - 【請求項3】 複数個を積み上げることによって擁壁を
形成可能な擁壁用ブロックにおいて、 上部背面側には他の擁壁用ブロックの底面が載置可能な
凹部が形成されると共に、上部正面側には載置された該
他の擁壁用ブロックの正面下部と当接し、他の擁壁用ブ
ロックの正面方向への滑動を防止する凸部が幅方向に沿
って形成されたブロック本体を具備し、 該ブロック本体の正面および前記凸部の上壁面には、自
然石がその表面が露出するように埋め込まれていること
を特徴とする擁壁用ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081487A JPH09268578A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 擁壁用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8081487A JPH09268578A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 擁壁用ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268578A true JPH09268578A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13747770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8081487A Pending JPH09268578A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 擁壁用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268578A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101322248B1 (ko) * | 2011-10-27 | 2013-11-04 | 주식회사 아워엠알오 | 담수블록을 이용한 배수시스템 |
| KR102420947B1 (ko) * | 2021-04-26 | 2022-07-13 | 허현욱 | 중력식 블럭을 이용한 옹벽 시공방법 |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8081487A patent/JPH09268578A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101322248B1 (ko) * | 2011-10-27 | 2013-11-04 | 주식회사 아워엠알오 | 담수블록을 이용한 배수시스템 |
| KR102420947B1 (ko) * | 2021-04-26 | 2022-07-13 | 허현욱 | 중력식 블럭을 이용한 옹벽 시공방법 |
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