JPH09268580A - 擁壁の施工方法 - Google Patents
擁壁の施工方法Info
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- JPH09268580A JPH09268580A JP9772496A JP9772496A JPH09268580A JP H09268580 A JPH09268580 A JP H09268580A JP 9772496 A JP9772496 A JP 9772496A JP 9772496 A JP9772496 A JP 9772496A JP H09268580 A JPH09268580 A JP H09268580A
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Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリート打設後に型枠の解体作業を要し
ないとともに、擁壁の美観や強度を向上させることがで
きる擁壁の施工方法を提供する。 【解決手段】 擁壁の基礎コンクリート33の地山側の
基部に、埋込み堰板2を起立させるとともに、埋込み堰
板2から所定間隔離した相対する位置の基礎コンクリー
ト33上に化粧堰板3を起立させ、相対して起立させら
れた埋込み堰板2と化粧堰板3との間を連結金具4で連
結してコンクリート打設用型枠1を構築し、型枠にコン
クリートを打設する。埋込み堰板2は、PC埋込みパネ
ル10が上下,左右に連続配置させられるとともに、各
PC埋込みパネル10が連結鉄筋13で連結されてい
る。また、化粧堰板3は、化粧パネル15が上下,左右
に連続配置させられるとともに、各化粧パネル15が連
結鉄筋18で連結されている。
ないとともに、擁壁の美観や強度を向上させることがで
きる擁壁の施工方法を提供する。 【解決手段】 擁壁の基礎コンクリート33の地山側の
基部に、埋込み堰板2を起立させるとともに、埋込み堰
板2から所定間隔離した相対する位置の基礎コンクリー
ト33上に化粧堰板3を起立させ、相対して起立させら
れた埋込み堰板2と化粧堰板3との間を連結金具4で連
結してコンクリート打設用型枠1を構築し、型枠にコン
クリートを打設する。埋込み堰板2は、PC埋込みパネ
ル10が上下,左右に連続配置させられるとともに、各
PC埋込みパネル10が連結鉄筋13で連結されてい
る。また、化粧堰板3は、化粧パネル15が上下,左右
に連続配置させられるとともに、各化粧パネル15が連
結鉄筋18で連結されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切土あるいは盛土
などによる地山の急斜面等の土の崩壊を防止する擁壁の
施工方法に関する。
などによる地山の急斜面等の土の崩壊を防止する擁壁の
施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】切土や盛土などをして設けられた地山の
急斜面では斜面の崩壊を防止するために、コンクリート
などで形成された擁壁を設ける場合がある。従来、上記
の擁壁を設ける場合は、地山の斜面に沿って予め基礎コ
ンクリートを打設しておき、その基礎コンクリート部分
に、2枚の堰板を所定間隔(成形する擁壁の幅に対応さ
せた間隔)離して設けた型枠に、コンクリートを打設し
て形成している。かかる型枠成形時には、相対する堰板
間にセパレータを設けて、各堰板の間が所定間隔に保た
れるようにしている。そして、地山の斜面側の堰板面と
斜面との間に長さ調節可能な油圧ジャッキ等を掛け渡し
て、打設したコンクリートが硬化するまで、型枠が倒れ
ないように支えている。擁壁の施工後は、擁壁の裏側に
土砂などを埋め戻す。
急斜面では斜面の崩壊を防止するために、コンクリート
などで形成された擁壁を設ける場合がある。従来、上記
の擁壁を設ける場合は、地山の斜面に沿って予め基礎コ
ンクリートを打設しておき、その基礎コンクリート部分
に、2枚の堰板を所定間隔(成形する擁壁の幅に対応さ
せた間隔)離して設けた型枠に、コンクリートを打設し
て形成している。かかる型枠成形時には、相対する堰板
間にセパレータを設けて、各堰板の間が所定間隔に保た
れるようにしている。そして、地山の斜面側の堰板面と
斜面との間に長さ調節可能な油圧ジャッキ等を掛け渡し
て、打設したコンクリートが硬化するまで、型枠が倒れ
ないように支えている。擁壁の施工後は、擁壁の裏側に
土砂などを埋め戻す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の型
枠は、コンクリートが硬化した後に解体する必要があり
手間のかかるものであった。また、解体した型枠は廃材
として処分されるものも多くあり、廃棄物の減少が求め
られているなか、好ましいものではなかった。さらに
は、型枠工事のような、作業者による手作業が多くしか
も熟練を要する作業に対する、作業能率および精度の向
上を図ることが求められている。そこで、本発明の擁壁
の施工方法は、埋込み堰板と化粧堰板を連結金具で連結
して型枠を成形し、コンクリート打設後に型枠の解体作
業を要しないとともに、埋込み堰板と化粧堰板を容易か
つ確実に連結することができる擁壁の施工方法を提供す
ることを目的とする。また、擁壁の美観や強度を向上さ
せることができる擁壁の施工方法を提供することを目的
とする。
枠は、コンクリートが硬化した後に解体する必要があり
手間のかかるものであった。また、解体した型枠は廃材
として処分されるものも多くあり、廃棄物の減少が求め
られているなか、好ましいものではなかった。さらに
は、型枠工事のような、作業者による手作業が多くしか
も熟練を要する作業に対する、作業能率および精度の向
上を図ることが求められている。そこで、本発明の擁壁
の施工方法は、埋込み堰板と化粧堰板を連結金具で連結
して型枠を成形し、コンクリート打設後に型枠の解体作
業を要しないとともに、埋込み堰板と化粧堰板を容易か
つ確実に連結することができる擁壁の施工方法を提供す
ることを目的とする。また、擁壁の美観や強度を向上さ
せることができる擁壁の施工方法を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の擁壁の施工方法
は上記課題を解決したもので、土砂の崩壊防止などのた
めに地山の斜面等に沿ってコンクリート製の擁壁を構築
する施工方法であって、コンクリート打設面の適宜位置
にネジ孔を有するPC埋込みパネルを上下,左右に連続
配置させるとともに、各PC埋込みパネルを連結部材で
連結させた埋込み堰板と、表面に化粧模様を施し背面の
適宜位置にネジ孔を有する化粧パネルを上下,左右に連
続配置するとともに各化粧パネルを連結部材で連結させ
た化粧堰板とを所定間隔で相対させるとともに、化粧堰
板と埋込み堰板とのネジ孔に連結金具の両端をネジ止め
して両堰板を連結し、化粧堰板と埋込み堰板との間にコ
ンクリートを打設して、化粧堰板と埋込み堰板とを打設
したコンクリート中に埋め殺しにして一体とし、強度の
高い擁壁を構築するとともに、コンクリート打設後の型
枠解体作業が不要になるようにした。
は上記課題を解決したもので、土砂の崩壊防止などのた
めに地山の斜面等に沿ってコンクリート製の擁壁を構築
する施工方法であって、コンクリート打設面の適宜位置
にネジ孔を有するPC埋込みパネルを上下,左右に連続
配置させるとともに、各PC埋込みパネルを連結部材で
連結させた埋込み堰板と、表面に化粧模様を施し背面の
適宜位置にネジ孔を有する化粧パネルを上下,左右に連
続配置するとともに各化粧パネルを連結部材で連結させ
た化粧堰板とを所定間隔で相対させるとともに、化粧堰
板と埋込み堰板とのネジ孔に連結金具の両端をネジ止め
して両堰板を連結し、化粧堰板と埋込み堰板との間にコ
ンクリートを打設して、化粧堰板と埋込み堰板とを打設
したコンクリート中に埋め殺しにして一体とし、強度の
高い擁壁を構築するとともに、コンクリート打設後の型
枠解体作業が不要になるようにした。
【0005】また、埋込み堰板と化粧堰板を連結する連
結金具は、断面略く字形に弾性変形されるとともにその
折り曲げ線に対して対称位置にそれぞれ長孔を設けた薄
鋼板と、外端を化粧堰板と埋込み堰板のネジ孔にネジ止
めする2本の連結棒とから構成し、2本の連結棒の内端
側を断面略く字形に曲げられた薄鋼板の2つの長孔に挿
入して薄鋼板の弾性力により2本の連結棒を圧着させる
ようにして、容易に埋め込み堰板と化粧堰板との連結作
業を行えるようにしたさらに、埋込み堰板の複数箇所に
排水口を設け、各排水口から擁壁の厚さ方向の中程に向
かって下方に傾斜する第1排水パイプを設け、各第1排
水パイプの先端を、埋込み堰板と化粧堰板との間の任意
位置を上から下に向かうように配置された補強パイプの
一端に連結し、各補強パイプの下端を、埋込み堰板と化
粧堰板との間の下部から化粧堰板の下部に向かって下方
に傾斜する第2排水パイプの後端に連結し、第1排水パ
イプと第2排水パイプを補強パイプを介して連通するよ
うにして、擁壁の背面に溜まる水を排水できるようにし
たり、埋込み堰板と化粧堰板の下端を基礎コンクリート
用の鉄筋に固定してコンクリート打設用型枠の強度を向
上させるようにした。
結金具は、断面略く字形に弾性変形されるとともにその
折り曲げ線に対して対称位置にそれぞれ長孔を設けた薄
鋼板と、外端を化粧堰板と埋込み堰板のネジ孔にネジ止
めする2本の連結棒とから構成し、2本の連結棒の内端
側を断面略く字形に曲げられた薄鋼板の2つの長孔に挿
入して薄鋼板の弾性力により2本の連結棒を圧着させる
ようにして、容易に埋め込み堰板と化粧堰板との連結作
業を行えるようにしたさらに、埋込み堰板の複数箇所に
排水口を設け、各排水口から擁壁の厚さ方向の中程に向
かって下方に傾斜する第1排水パイプを設け、各第1排
水パイプの先端を、埋込み堰板と化粧堰板との間の任意
位置を上から下に向かうように配置された補強パイプの
一端に連結し、各補強パイプの下端を、埋込み堰板と化
粧堰板との間の下部から化粧堰板の下部に向かって下方
に傾斜する第2排水パイプの後端に連結し、第1排水パ
イプと第2排水パイプを補強パイプを介して連通するよ
うにして、擁壁の背面に溜まる水を排水できるようにし
たり、埋込み堰板と化粧堰板の下端を基礎コンクリート
用の鉄筋に固定してコンクリート打設用型枠の強度を向
上させるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の擁壁の施工方法の実施の
形態を図1〜図6により説明する。切土や盛土などをし
て設けられた地山の斜面に構築されるコンクリート製の
擁壁を施工する擁壁用のコンクリート打設用型枠1は、
擁壁の基礎コンクリート33の地山側の基部に、埋込み
堰板2が起立させられているとともに、埋込み堰板2か
ら所定間隔離した相対する位置の基礎コンクリート33
上に化粧堰板3が起立させられ、相対して起立させられ
た埋込み堰板2と化粧堰板3との間が連結金具4で連結
されている。また、埋込み堰板2と化粧堰板3の下端が
基礎コンクリート用の鉄筋に連結されているとともに、
下端を基礎コンクリート用の鉄筋に連結した内部鉄筋3
4が埋込み堰板2と化粧堰板3の間の上下方向に沿って
配筋されている。
形態を図1〜図6により説明する。切土や盛土などをし
て設けられた地山の斜面に構築されるコンクリート製の
擁壁を施工する擁壁用のコンクリート打設用型枠1は、
擁壁の基礎コンクリート33の地山側の基部に、埋込み
堰板2が起立させられているとともに、埋込み堰板2か
ら所定間隔離した相対する位置の基礎コンクリート33
上に化粧堰板3が起立させられ、相対して起立させられ
た埋込み堰板2と化粧堰板3との間が連結金具4で連結
されている。また、埋込み堰板2と化粧堰板3の下端が
基礎コンクリート用の鉄筋に連結されているとともに、
下端を基礎コンクリート用の鉄筋に連結した内部鉄筋3
4が埋込み堰板2と化粧堰板3の間の上下方向に沿って
配筋されている。
【0007】図2に示すように、基礎コンクリート33
の地山側の基部に起立させられた埋込み堰板2は、例え
ばコンクリートで略長方形状に形成されたPC埋込みパ
ネル10が上下,左右に連続配置されているとともに、
各PC埋込みパネル10が連結部材として上下方向に配
置された連結鉄筋13によって相互に連結されている。
なお、PC埋込みパネル10は、上下位置に配置される
各PC埋込みパネル10の端部をずらして配置すること
により、各PC埋込みパネル10を強固に連結できるよ
うにしている。なお、各PC埋込みパネル10を連結し
ている連結鉄筋13の下端が基礎コンクリート用の鉄筋
に溶接などにより固定されて埋込み堰板2が連結鉄筋1
3を介して基礎コンクリート33に固定されている。こ
のPC埋込みパネル10は、コンクリート、レジンコン
クリート、FRP、GRCから選ばれた1種により形成
することができ、あらかじめ工場などで成形されて寸法
精度の向上などが図られている。なお、PC埋込みパネ
ル10の形状は略長方形状に限るものではなく、略H形
状などに形成することも可能である。
の地山側の基部に起立させられた埋込み堰板2は、例え
ばコンクリートで略長方形状に形成されたPC埋込みパ
ネル10が上下,左右に連続配置されているとともに、
各PC埋込みパネル10が連結部材として上下方向に配
置された連結鉄筋13によって相互に連結されている。
なお、PC埋込みパネル10は、上下位置に配置される
各PC埋込みパネル10の端部をずらして配置すること
により、各PC埋込みパネル10を強固に連結できるよ
うにしている。なお、各PC埋込みパネル10を連結し
ている連結鉄筋13の下端が基礎コンクリート用の鉄筋
に溶接などにより固定されて埋込み堰板2が連結鉄筋1
3を介して基礎コンクリート33に固定されている。こ
のPC埋込みパネル10は、コンクリート、レジンコン
クリート、FRP、GRCから選ばれた1種により形成
することができ、あらかじめ工場などで成形されて寸法
精度の向上などが図られている。なお、PC埋込みパネ
ル10の形状は略長方形状に限るものではなく、略H形
状などに形成することも可能である。
【0008】図3に示すように、PC埋込みパネル10
の背面の上下の相対する縁部には、湾曲した鉄筋保持部
を有する2対の固定金具12が設けられて、鉄筋保持部
で連結鉄筋13を保持できるようになっている。固定金
具12は、PC埋込みパネル10を上下,左右に連続配
置させたときに、各PC埋込みパネル10の固定金具1
2が上下方向に沿って一直線上に配置されるように取り
付け位置が調整されており、上下方向に沿って配置され
た連結鉄筋13をPC埋込みパネル10の固定金具12
で係止させて各PC埋込みパネル10を連結できるよう
になっている。
の背面の上下の相対する縁部には、湾曲した鉄筋保持部
を有する2対の固定金具12が設けられて、鉄筋保持部
で連結鉄筋13を保持できるようになっている。固定金
具12は、PC埋込みパネル10を上下,左右に連続配
置させたときに、各PC埋込みパネル10の固定金具1
2が上下方向に沿って一直線上に配置されるように取り
付け位置が調整されており、上下方向に沿って配置され
た連結鉄筋13をPC埋込みパネル10の固定金具12
で係止させて各PC埋込みパネル10を連結できるよう
になっている。
【0009】PC埋込みパネル10のコンクリート打設
側の面には、PC埋込みパネル10を軽量化する凹部1
0aが設けられている。また、凹部10aの底部の適宜
位置に、その内周面にネジ溝が設けられたインサート1
1が埋め込み固定されてネジ孔が形成されており、後記
する連結金具4の連結棒の端部をねじ込んで連結金具4
の端部を迅速に係止することができるようになってい
る。なお、インサート11を設けずにPC埋込みパネル
10の凹部10aの底部の適宜位置に直接ネジ孔を設け
るようにしてもかまわない。PC埋込みパネル10の相
対する側面には、連結突起10bと、連結突起10bを
嵌合させる嵌合溝10cが設けられており、複数のPC
埋込みパネル10で埋込み堰板2を構築する際に各PC
埋込みパネル10が強く連結できるようになっている。
側の面には、PC埋込みパネル10を軽量化する凹部1
0aが設けられている。また、凹部10aの底部の適宜
位置に、その内周面にネジ溝が設けられたインサート1
1が埋め込み固定されてネジ孔が形成されており、後記
する連結金具4の連結棒の端部をねじ込んで連結金具4
の端部を迅速に係止することができるようになってい
る。なお、インサート11を設けずにPC埋込みパネル
10の凹部10aの底部の適宜位置に直接ネジ孔を設け
るようにしてもかまわない。PC埋込みパネル10の相
対する側面には、連結突起10bと、連結突起10bを
嵌合させる嵌合溝10cが設けられており、複数のPC
埋込みパネル10で埋込み堰板2を構築する際に各PC
埋込みパネル10が強く連結できるようになっている。
【0010】埋込み堰板2から所定間隔離して地山の斜
面側とは反対側の基礎コンクリート33上に起立させら
れている化粧堰板3は、例えば表面に凹凸模様などの化
粧模様を施すとともにコンクリートで略長方形状に形成
された化粧パネル15が上下,左右に連続配置されてい
るとともに、各化粧パネル15が連結部材として上下方
向に配置された連結鉄筋18によって相互に連結されて
いる。なお、化粧パネル15は、PC埋込みパネル10
と同様に、上下位置に配置される各化粧パネル15の端
部をずらして配置することにより、各化粧パネル15を
強固に連結できるようにしている。また、各化粧パネル
15を連結している連結鉄筋18の下端が基礎コンクリ
ート用の鉄筋に溶接などにより固定されて化粧堰板3が
連結鉄筋18を介して基礎コンクリート33に固定され
ている。
面側とは反対側の基礎コンクリート33上に起立させら
れている化粧堰板3は、例えば表面に凹凸模様などの化
粧模様を施すとともにコンクリートで略長方形状に形成
された化粧パネル15が上下,左右に連続配置されてい
るとともに、各化粧パネル15が連結部材として上下方
向に配置された連結鉄筋18によって相互に連結されて
いる。なお、化粧パネル15は、PC埋込みパネル10
と同様に、上下位置に配置される各化粧パネル15の端
部をずらして配置することにより、各化粧パネル15を
強固に連結できるようにしている。また、各化粧パネル
15を連結している連結鉄筋18の下端が基礎コンクリ
ート用の鉄筋に溶接などにより固定されて化粧堰板3が
連結鉄筋18を介して基礎コンクリート33に固定され
ている。
【0011】この化粧パネル15は、コンクリート、レ
ジンコンクリート、FRP、GRCから選ばれた1種に
より一層に形成することができるほか、上記の中から2
種以上の材料を用いて多層に形成してパネルの強度の向
上を図ることができ、あらかじめ工場などで成形されて
寸法精度の向上などが図られる。さらには、そのまま表
面仕上げ材となるように化粧パネルの表面に設けられた
凹凸模様等に、着色などを施して施工する擁壁の美観を
向上させることができる。なお、化粧パネル15の形状
は略長方形状に限るものではなく、略H形状などに形成
することも可能である。
ジンコンクリート、FRP、GRCから選ばれた1種に
より一層に形成することができるほか、上記の中から2
種以上の材料を用いて多層に形成してパネルの強度の向
上を図ることができ、あらかじめ工場などで成形されて
寸法精度の向上などが図られる。さらには、そのまま表
面仕上げ材となるように化粧パネルの表面に設けられた
凹凸模様等に、着色などを施して施工する擁壁の美観を
向上させることができる。なお、化粧パネル15の形状
は略長方形状に限るものではなく、略H形状などに形成
することも可能である。
【0012】図4に示すように、化粧パネル15の背面
の上下の相対する縁部には、PC埋込みパネル10と同
様に湾曲した鉄筋保持部を有する2対の固定金具17が
設けられて、鉄筋保持部で連結鉄筋18を保持できるよ
うになっている。固定金具17は、PC埋込みパネル1
0の固定金具12と同様に、各化粧パネル15の固定金
具17が上下方向に沿って一直線上に配置されており、
連結鉄筋18を固定金具17で係止させて各化粧パネル
15を連結できるようになっている。
の上下の相対する縁部には、PC埋込みパネル10と同
様に湾曲した鉄筋保持部を有する2対の固定金具17が
設けられて、鉄筋保持部で連結鉄筋18を保持できるよ
うになっている。固定金具17は、PC埋込みパネル1
0の固定金具12と同様に、各化粧パネル15の固定金
具17が上下方向に沿って一直線上に配置されており、
連結鉄筋18を固定金具17で係止させて各化粧パネル
15を連結できるようになっている。
【0013】化粧パネル15の背面(コンクリート打設
側の面)には、化粧パネル15を軽量化する凹部15a
が設けられている。また、凹部15aの底部の適宜位置
には、その内周面にネジ溝が設けられたインサート16
が埋め込み固定されてネジ孔が形成されており、後記す
る連結金具4の連結棒の端部をねじ込んで連結金具4の
端部を迅速に係止することができるようになっている。
なお、PC埋込みパネル10と同様に、直接ネジ孔を凹
部15aの底部に設けるようにしてもよい。化粧パネル
15の相対する側面には、連結突起15bと連結突起1
5bを嵌合させる嵌合溝15cが設けられており、複数
の化粧パネル15で化粧堰板3を構築する際に各化粧パ
ネル15が強く連結できるようになっている。なお、P
C埋込みパネル10のインサート11と化粧パネル15
のインサート16は、パネルを組み合わせたときに相対
できるように、その埋め込み位置が調整されている。
側の面)には、化粧パネル15を軽量化する凹部15a
が設けられている。また、凹部15aの底部の適宜位置
には、その内周面にネジ溝が設けられたインサート16
が埋め込み固定されてネジ孔が形成されており、後記す
る連結金具4の連結棒の端部をねじ込んで連結金具4の
端部を迅速に係止することができるようになっている。
なお、PC埋込みパネル10と同様に、直接ネジ孔を凹
部15aの底部に設けるようにしてもよい。化粧パネル
15の相対する側面には、連結突起15bと連結突起1
5bを嵌合させる嵌合溝15cが設けられており、複数
の化粧パネル15で化粧堰板3を構築する際に各化粧パ
ネル15が強く連結できるようになっている。なお、P
C埋込みパネル10のインサート11と化粧パネル15
のインサート16は、パネルを組み合わせたときに相対
できるように、その埋め込み位置が調整されている。
【0014】図5に示すように、埋込み堰板2と化粧堰
板3を連結している連結金具4は、例えば長い丸棒を用
いた2本の連結棒20,21の内端側が断面略く字形に
曲げられた薄鋼板22の2つの長孔22aに挿入され、
薄鋼板22の弾性力により2本の連結棒20,21を圧
着させている。この連結金具4は、2本の連結棒20,
21の外端がネジ部に形成されてPC埋込みパネル10
と化粧パネル15のインサート11,16にねじ込むこ
とができるようになっており、両堰板を確実に連結でき
るとともに所定間隔に保持できるようになっている。な
お、連結棒の長さ調節をするため、各連結棒の端部に継
手(例えば、圧着継手など)を介して延長棒を設けるよ
うにしてもよい。また、2本の連結棒20,21、埋込
み堰板2や化粧堰板3の傾斜角度に容易に対応できるよ
うに、連結棒21を途中から切断し、その切断部分をボ
ールジョイントなどを介して連結するようにしてもよ
く、この場合、埋込み・化粧パネルのコンクリート打設
側の面とは垂直方向に連結棒の端部をねじ込むことがで
きる。
板3を連結している連結金具4は、例えば長い丸棒を用
いた2本の連結棒20,21の内端側が断面略く字形に
曲げられた薄鋼板22の2つの長孔22aに挿入され、
薄鋼板22の弾性力により2本の連結棒20,21を圧
着させている。この連結金具4は、2本の連結棒20,
21の外端がネジ部に形成されてPC埋込みパネル10
と化粧パネル15のインサート11,16にねじ込むこ
とができるようになっており、両堰板を確実に連結でき
るとともに所定間隔に保持できるようになっている。な
お、連結棒の長さ調節をするため、各連結棒の端部に継
手(例えば、圧着継手など)を介して延長棒を設けるよ
うにしてもよい。また、2本の連結棒20,21、埋込
み堰板2や化粧堰板3の傾斜角度に容易に対応できるよ
うに、連結棒21を途中から切断し、その切断部分をボ
ールジョイントなどを介して連結するようにしてもよ
く、この場合、埋込み・化粧パネルのコンクリート打設
側の面とは垂直方向に連結棒の端部をねじ込むことがで
きる。
【0015】そのほかに、図6に示すように、コンクリ
ート打設用型枠1に第1排水パイプや補強パイプ,第2
排水パイプにより水抜きを設けて擁壁の背面に溜まる水
を排水できるようにしてもかまわない。具体的には、埋
込み堰板2の所定のPC埋込みパネル10′の適宜位置
に排水口40が設けられており、各排水口40から、埋
込み堰板2と化粧堰板3との間の中程に向かって下方に
傾斜させられた第1排水パイプ41が設けられている。
第1排水パイプ41の後端には、土砂流入防止用のフィ
ルター41aが設けられて、パイプ内の目詰まりを防止
できるようになっている。なお、PC埋込みパネル1
0′の排水口40にフィルター41aを設けるようにし
てもよい。
ート打設用型枠1に第1排水パイプや補強パイプ,第2
排水パイプにより水抜きを設けて擁壁の背面に溜まる水
を排水できるようにしてもかまわない。具体的には、埋
込み堰板2の所定のPC埋込みパネル10′の適宜位置
に排水口40が設けられており、各排水口40から、埋
込み堰板2と化粧堰板3との間の中程に向かって下方に
傾斜させられた第1排水パイプ41が設けられている。
第1排水パイプ41の後端には、土砂流入防止用のフィ
ルター41aが設けられて、パイプ内の目詰まりを防止
できるようになっている。なお、PC埋込みパネル1
0′の排水口40にフィルター41aを設けるようにし
てもよい。
【0016】各第1排水パイプ41の先端は、埋込み堰
板2と化粧堰板3の間の任意位置に上から下に向かって
配置されて排水を導く補強パイプ42の一端に連結され
て、擁壁の背面の水が第1排水パイプ41を介して排水
パイプ42に流入されるようになっている。なお、図5
(b)に示すように、両堰板の間に配置された補強パイ
プ42は、複数の補強パイプ42が継手44を介して1
区画が略菱形の格子状に連結連通されており、格子状の
補強パイプ42の上部の適宜位置数箇所と第1排水パイ
プ41の先端とが継手44を介して角度調整可能に連結
されている。そして、格子状の補強パイプ42の下端の
適宜位置数箇所が、両堰板の間の下部から化粧堰板3の
下部に向かって下方に傾斜させられた第2排水パイプ4
3の後端に継手44を介して角度調整可能に連結され
て、第1排水パイプ41と第2排水パイプ43を補強パ
イプ42を介して連通させて擁壁の背面に溜まった水を
擁壁の下部前方から排水できるようになっている。とこ
ろで、化粧堰板3の下部に配置される化粧パネル15の
うちの所定の化粧パネル15′には、その適宜位置に第
2排水パイプ43の先端を配置する孔45が設けられて
おり、第2排水パイプ43の先端から擁壁の前面に排水
できるようになっている。
板2と化粧堰板3の間の任意位置に上から下に向かって
配置されて排水を導く補強パイプ42の一端に連結され
て、擁壁の背面の水が第1排水パイプ41を介して排水
パイプ42に流入されるようになっている。なお、図5
(b)に示すように、両堰板の間に配置された補強パイ
プ42は、複数の補強パイプ42が継手44を介して1
区画が略菱形の格子状に連結連通されており、格子状の
補強パイプ42の上部の適宜位置数箇所と第1排水パイ
プ41の先端とが継手44を介して角度調整可能に連結
されている。そして、格子状の補強パイプ42の下端の
適宜位置数箇所が、両堰板の間の下部から化粧堰板3の
下部に向かって下方に傾斜させられた第2排水パイプ4
3の後端に継手44を介して角度調整可能に連結され
て、第1排水パイプ41と第2排水パイプ43を補強パ
イプ42を介して連通させて擁壁の背面に溜まった水を
擁壁の下部前方から排水できるようになっている。とこ
ろで、化粧堰板3の下部に配置される化粧パネル15の
うちの所定の化粧パネル15′には、その適宜位置に第
2排水パイプ43の先端を配置する孔45が設けられて
おり、第2排水パイプ43の先端から擁壁の前面に排水
できるようになっている。
【0017】上記の第1排水パイプ41,補強パイプ4
2,第2排水パイプ43は、それぞれが錆びにくい金属
や合成樹脂などで形成されている。また、格子状の補強
パイプ42の上部が第1排水パイプ41に連結されると
ともに補強パイプ42の下部が第2排水パイプ43に連
結されており、両排水パイプや補強パイプはコンクリー
ト内に埋め込まれて擁壁の強度を向上させることができ
るようになっている。また、補強パイプ42は略菱形の
格子状に限るものではないし、第1排水パイプと第2排
水パイプを単一の補強パイプの両端に連結したり、第
1,第2排水パイプと補強パイプを1つのパイプで構成
するようにしてもかまわない。なお、補強パイプを格子
状に形成すれば、第2排水パイプの本数を第1排水パイ
プの本数よりも少なくでき、擁壁の表面の孔の数を少な
くすることができるので景観上好ましいものとなる。
2,第2排水パイプ43は、それぞれが錆びにくい金属
や合成樹脂などで形成されている。また、格子状の補強
パイプ42の上部が第1排水パイプ41に連結されると
ともに補強パイプ42の下部が第2排水パイプ43に連
結されており、両排水パイプや補強パイプはコンクリー
ト内に埋め込まれて擁壁の強度を向上させることができ
るようになっている。また、補強パイプ42は略菱形の
格子状に限るものではないし、第1排水パイプと第2排
水パイプを単一の補強パイプの両端に連結したり、第
1,第2排水パイプと補強パイプを1つのパイプで構成
するようにしてもかまわない。なお、補強パイプを格子
状に形成すれば、第2排水パイプの本数を第1排水パイ
プの本数よりも少なくでき、擁壁の表面の孔の数を少な
くすることができるので景観上好ましいものとなる。
【0018】上記構成の埋込み堰板2,化粧堰板3や連
結金具4を用いて擁壁を構築するには、擁壁の基礎コン
クリート33の地山の斜面側の基部に、各埋込みパネル
10を上下,左右に連続配置させるとともに、各埋込み
パネル10を上下方向に配置した連結鉄筋13で連結し
た埋込み堰板2を起立させる。埋込み堰板2から所定間
隔を開けた基礎コンクリート33上には、基礎コンクリ
ート用の鉄筋に連結させるようにして内部鉄筋34を配
筋して擁壁の構造躯体とする。また、内部鉄筋34の埋
込み堰板2とは逆側で、内部鉄筋34から所定間隔を開
けた相対する位置の基礎コンクリート33上に、各化粧
パネル15を上下,左右に連続配置させるとともに、各
化粧パネル15を上下方向に配置した連結鉄筋18で連
結した化粧堰板3を起立させる。
結金具4を用いて擁壁を構築するには、擁壁の基礎コン
クリート33の地山の斜面側の基部に、各埋込みパネル
10を上下,左右に連続配置させるとともに、各埋込み
パネル10を上下方向に配置した連結鉄筋13で連結し
た埋込み堰板2を起立させる。埋込み堰板2から所定間
隔を開けた基礎コンクリート33上には、基礎コンクリ
ート用の鉄筋に連結させるようにして内部鉄筋34を配
筋して擁壁の構造躯体とする。また、内部鉄筋34の埋
込み堰板2とは逆側で、内部鉄筋34から所定間隔を開
けた相対する位置の基礎コンクリート33上に、各化粧
パネル15を上下,左右に連続配置させるとともに、各
化粧パネル15を上下方向に配置した連結鉄筋18で連
結した化粧堰板3を起立させる。
【0019】水抜きを設ける場合は、埋込み堰板2に設
けられた複数の排水口40それぞれに、第1排水パイプ
41の後端を連結し、擁壁の厚さの中程の上から下に向
かって略菱形の格子状に補強パイプ42を連通連結させ
るとともに、各第1排水パイプ41の先端を補強パイプ
の上部に連結する。そして、擁壁の下部から擁壁の下部
前方に向かって下方に傾斜するようにして配置した第2
排水パイプ43の後端と補強パイプ42の下部とを連結
し、第2排水パイプの先端を化粧パネル15′の孔45
に連結させる。なお、補強パイプ42などを内部鉄筋3
4に係止するようにしてもかまわない。
けられた複数の排水口40それぞれに、第1排水パイプ
41の後端を連結し、擁壁の厚さの中程の上から下に向
かって略菱形の格子状に補強パイプ42を連通連結させ
るとともに、各第1排水パイプ41の先端を補強パイプ
の上部に連結する。そして、擁壁の下部から擁壁の下部
前方に向かって下方に傾斜するようにして配置した第2
排水パイプ43の後端と補強パイプ42の下部とを連結
し、第2排水パイプの先端を化粧パネル15′の孔45
に連結させる。なお、補強パイプ42などを内部鉄筋3
4に係止するようにしてもかまわない。
【0020】そして、埋込み堰板2のPC埋込みパネル
10と化粧堰板3の各化粧パネル15の相対するインサ
ート11,16との間に連結金具4の外端を係止し、埋
込み堰板2と化粧堰板3を連結するとともに所定間隔に
保持して、地山30の斜面に沿って擁壁のコンクリート
打設用型枠1を構築する。この型枠は埋込み堰板2と化
粧堰板3の下端が基礎コンクリート用の鉄筋に固定され
て強度の高いものとなっており、構築される擁壁を強固
なものとすることができる。
10と化粧堰板3の各化粧パネル15の相対するインサ
ート11,16との間に連結金具4の外端を係止し、埋
込み堰板2と化粧堰板3を連結するとともに所定間隔に
保持して、地山30の斜面に沿って擁壁のコンクリート
打設用型枠1を構築する。この型枠は埋込み堰板2と化
粧堰板3の下端が基礎コンクリート用の鉄筋に固定され
て強度の高いものとなっており、構築される擁壁を強固
なものとすることができる。
【0021】連結金具4で両堰板を連結するには、薄鋼
板22の両端部を掴んで薄鋼板22を略く字形に折り曲
げ、各連結棒20,21の圧着を緩めて2本の連結棒2
0,21の間隔を調節し、各連結棒20,21の外端を
PC埋込みパネル10,化粧パネル15のインサート1
1,16にねじ込んで固定させたところで薄鋼板22を
元に戻して連結棒20,21を圧着させることにより化
粧堰板3と埋込み堰板2を所定間隔に連結保持し、コン
クリート打設時のコンクリートの側圧に対抗する。この
とき、連結金具4の連結棒20,21の外端は両パネル
のインサート11,16にネジ止めされているので、埋
込み堰板2と化粧堰板3を確実に連結して両堰板を基礎
コンクリート33上に自立させることができ、強固なコ
ンクリート打設用型枠1とすることができる。なお、連
結金具4で両堰板を連結した後に、連結金具4の連結棒
20,21の適宜位置と、両堰板の間に配筋された内部
鉄筋34の適宜位置とを溶接などにより固着させるよう
にして内部鉄筋34のかぶり厚を確保するとともに、コ
ンクリート打設用型枠1の強度を向上させるようにして
もかまわない。擁壁のコンクリート打設用型枠1を構築
した後、上記の埋込み堰板2と化粧堰板3との間にコン
クリートを打設し、打設したコンクリートが硬化すれば
擁壁が完成する。擁壁の完成後、擁壁の背面に土砂が埋
め戻される。
板22の両端部を掴んで薄鋼板22を略く字形に折り曲
げ、各連結棒20,21の圧着を緩めて2本の連結棒2
0,21の間隔を調節し、各連結棒20,21の外端を
PC埋込みパネル10,化粧パネル15のインサート1
1,16にねじ込んで固定させたところで薄鋼板22を
元に戻して連結棒20,21を圧着させることにより化
粧堰板3と埋込み堰板2を所定間隔に連結保持し、コン
クリート打設時のコンクリートの側圧に対抗する。この
とき、連結金具4の連結棒20,21の外端は両パネル
のインサート11,16にネジ止めされているので、埋
込み堰板2と化粧堰板3を確実に連結して両堰板を基礎
コンクリート33上に自立させることができ、強固なコ
ンクリート打設用型枠1とすることができる。なお、連
結金具4で両堰板を連結した後に、連結金具4の連結棒
20,21の適宜位置と、両堰板の間に配筋された内部
鉄筋34の適宜位置とを溶接などにより固着させるよう
にして内部鉄筋34のかぶり厚を確保するとともに、コ
ンクリート打設用型枠1の強度を向上させるようにして
もかまわない。擁壁のコンクリート打設用型枠1を構築
した後、上記の埋込み堰板2と化粧堰板3との間にコン
クリートを打設し、打設したコンクリートが硬化すれば
擁壁が完成する。擁壁の完成後、擁壁の背面に土砂が埋
め戻される。
【0022】打設されたコンクリートは、埋込み堰板2
と化粧堰板3の連結鉄筋13,18の周囲や、各PC埋
込みパネル10と化粧パネル15の凹部10a,15a
に入り込み、化粧堰板3や埋込み堰板2と打設されたコ
ンクリートが強く一体化し、化粧堰板3と埋込み堰板2
を擁壁の構造躯体とすることができる。また、両堰板が
埋め殺しにされるので、擁壁構築後の型枠解体作業を要
しない。なお、基礎コンクリートは先に施工してもよい
し、擁壁のコンクリート打設用型枠1と同時にコンクリ
ート打設して施工してもよい。また、基礎コンクリート
と擁壁とを同時に施工するときは、埋込み堰板2と化粧
堰板3とを連結鉄筋を介して基礎コンクリート33用の
鉄筋に固定する。上記の擁壁は、切土や盛土などをして
設けられた地山の斜面に沿って設けられているが、その
ほか、塀や壁,せきなどの鉛直構造物として任意の場所
に起立させるようにしてもかまわない。このとき、擁壁
の背面が土砂で埋まらない場合は水抜き用の排水パイプ
は設けないようにする。
と化粧堰板3の連結鉄筋13,18の周囲や、各PC埋
込みパネル10と化粧パネル15の凹部10a,15a
に入り込み、化粧堰板3や埋込み堰板2と打設されたコ
ンクリートが強く一体化し、化粧堰板3と埋込み堰板2
を擁壁の構造躯体とすることができる。また、両堰板が
埋め殺しにされるので、擁壁構築後の型枠解体作業を要
しない。なお、基礎コンクリートは先に施工してもよい
し、擁壁のコンクリート打設用型枠1と同時にコンクリ
ート打設して施工してもよい。また、基礎コンクリート
と擁壁とを同時に施工するときは、埋込み堰板2と化粧
堰板3とを連結鉄筋を介して基礎コンクリート33用の
鉄筋に固定する。上記の擁壁は、切土や盛土などをして
設けられた地山の斜面に沿って設けられているが、その
ほか、塀や壁,せきなどの鉛直構造物として任意の場所
に起立させるようにしてもかまわない。このとき、擁壁
の背面が土砂で埋まらない場合は水抜き用の排水パイプ
は設けないようにする。
【0023】
【発明の効果】本発明の擁壁の施工方法によれば、埋込
み堰板と化粧堰板とを連結金具で容易かつ確実に連結す
ることができるのでコンクリート打設用型枠の強度を向
上させることができるし、コンクリート打設後の型枠解
体作業が不要となり、施工期間の短縮やコストの削減を
図ることができる。また、型枠の解体作業が行なわれず
それに伴う廃材が出ないので、廃棄物処理に要するコス
トがかからないし、廃棄物減少にも役立つものとなる。
また、擁壁の背面に溜まる水を第1排水パイプ,補強パ
イプ,第2排水パイプを介して排水するようにすれば、
擁壁の前面の下部に排水するので擁壁の前面全体に複数
の排水用の孔が表われることがなく、景観上好ましいも
のとなる。また、両堰板の下端を基礎コンクリート用の
鉄筋に固定してより強固な擁壁を構築することができ
る。
み堰板と化粧堰板とを連結金具で容易かつ確実に連結す
ることができるのでコンクリート打設用型枠の強度を向
上させることができるし、コンクリート打設後の型枠解
体作業が不要となり、施工期間の短縮やコストの削減を
図ることができる。また、型枠の解体作業が行なわれず
それに伴う廃材が出ないので、廃棄物処理に要するコス
トがかからないし、廃棄物減少にも役立つものとなる。
また、擁壁の背面に溜まる水を第1排水パイプ,補強パ
イプ,第2排水パイプを介して排水するようにすれば、
擁壁の前面の下部に排水するので擁壁の前面全体に複数
の排水用の孔が表われることがなく、景観上好ましいも
のとなる。また、両堰板の下端を基礎コンクリート用の
鉄筋に固定してより強固な擁壁を構築することができ
る。
【図1】本発明の擁壁の施工方法の実施の形態を示す側
面説明図である。
面説明図である。
【図2】埋込み堰板を示す正面説明図である。
【図3】埋込みパネルを示す平面説明図(a)と、図3
(a)のA−A矢視図(b)と、埋込みパネルの側面説
明図(c)である。
(a)のA−A矢視図(b)と、埋込みパネルの側面説
明図(c)である。
【図4】化粧パネルを示す平面説明図(a)と、図4
(a)のB−B矢視図(b)と、化粧パネルの側面説明
図(c)である。
(a)のB−B矢視図(b)と、化粧パネルの側面説明
図(c)である。
【図5】連結金具を示す平面説明図(a)と、側面説明
図(b)である。
図(b)である。
【図6】擁壁内に排水用のパイプを設けた場合を示す側
面説明図(a)と、擁壁に埋め込まれる格子状に連結さ
れた補強パイプの正面説明図(b)である。
面説明図(a)と、擁壁に埋め込まれる格子状に連結さ
れた補強パイプの正面説明図(b)である。
1 コンクリート打設用型枠 2 埋込み堰板 3 化粧堰板 4 連結金具 10 PC埋込みパネル 15 化粧パネル 40 排水口 41 第1排水パイプ 42 補強パイプ 43 第2排水パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 重信 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目14番地 27東横技研株式会社内 (72)発明者 丸山 誠一 神奈川県横浜市港北区岸根町35−1株式会 社サンゴ内
Claims (4)
- 【請求項1】 土砂の崩壊防止などのために地山の斜面
等に沿ってコンクリート製の擁壁を構築する施工方法で
あって、 コンクリート打設面の適宜位置にネジ孔を有するプレキ
ャストコンクリート埋込みパネル(以下PC埋込みパネ
ルとする)を上下,左右に連続配置させるとともに、各
PC埋込みパネルを連結部材で連結させた埋込み堰板
と、 表面に化粧模様を施し背面の適宜位置にネジ孔を有する
化粧パネルを上下,左右に連続配置するとともに各化粧
パネルを連結部材で連結させた化粧堰板とを所定間隔で
相対させるとともに、化粧堰板と埋込み堰板とのネジ孔
に連結金具の両端をネジ止めして両堰板を連結し、化粧
堰板と埋込み堰板との間にコンクリートを打設して、化
粧堰板と埋込み堰板とを打設したコンクリート中に埋め
殺しにして一体とすることを特徴とする擁壁の施工方
法。 - 【請求項2】 埋込み堰板と化粧堰板とを連結する連結
金具は、断面略く字形に弾性変形されるとともにその折
り曲げ線に対して対称位置にそれぞれ長孔が設けられた
薄鋼板と、外端が化粧堰板と埋込み堰板のネジ孔にネジ
止めされる2本の連結棒とから構成され、2本の連結棒
の内端側が断面略く字形に曲げられた薄鋼板の2つの長
孔に挿入されて薄鋼板の弾性力により2本の連結棒を圧
着させることを特徴とする請求項1に記載の擁壁の施工
方法。 - 【請求項3】 埋込み堰板の複数箇所に排水口が設けら
れ、各排水口から擁壁の厚さ方向の中程に向かって下方
に傾斜する第1排水パイプが設けられ、各第1排水パイ
プの先端が、埋込み堰板と化粧堰板との間の任意位置を
上から下に向かうように配置された補強パイプの一端に
連結され、各補強パイプの下端が、埋込み堰板と化粧堰
板との間の下部から化粧堰板の下部に向かって下方に傾
斜する第2排水パイプの後端に連結され、第1排水パイ
プと第2排水パイプは補強パイプを介して連通されてい
ることを特徴とする請求項1または2に記載の擁壁の施
工方法。 - 【請求項4】 埋込み堰板と化粧堰板の下端を基礎コン
クリート用の鉄筋に固定した請求項1から3までのいず
れか1つに記載の擁壁の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9772496A JPH09268580A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 擁壁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9772496A JPH09268580A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 擁壁の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268580A true JPH09268580A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14199844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9772496A Pending JPH09268580A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 擁壁の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268580A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323968A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-26 | Katsuya Hiraoka | コンクリートパネルとこれを用いた建築、構築物の施工方法 |
| JP2001271364A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-05 | Akemi Ishikawa | 化粧仕上げパネル材 |
| JP2010101036A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Hirotoshi Masuda | 残存型枠を用いたコンクリート躯体の施工方法、その方法を用いたコンクリート躯体、および残存型枠を用いたコンクリート躯体の施工用基礎ブロック |
| KR101321824B1 (ko) * | 2012-01-16 | 2013-10-23 | 임종덕 | 에프알피폼을 이용한 자연친화형 식생벽의 시공 방법 및 그 시공장치 |
| JP5570085B1 (ja) * | 2013-12-09 | 2014-08-13 | 株式会社フジモト | 放射線遮蔽壁構築用型枠およびそれを用いた放射線遮蔽壁構築工法 |
| JP2016023476A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 株式会社フジモト | コンクリート構造物耐震及び制振補強用型枠およびそれを用いたコンクリート構造物耐震及び制振補強工法 |
| JP2017180075A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-10-05 | 日鐵住金建材株式会社 | 鋼矢板の補修工法および補修構造ならびに同補修工法に用いる充填材漏れ防止部材 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP9772496A patent/JPH09268580A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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