JPH09268657A - ユニット式建物の屋根構造 - Google Patents
ユニット式建物の屋根構造Info
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Abstract
合に、出入り口として設けられるペントハウスユニット
の製造コストをアップさせないユニット式建物の屋根構
造を提供し、かつ平坦な屋根面を設けたユニット式建物
の屋根構造において、斜線制限を受けないユニット式建
物の屋根構造を提供することにある。 【解決手段】 建物本体103の上部に傾斜屋根面10
5と平坦な屋根面104との両方が形成されたユニット
式建物101の屋根構造において、平坦な屋根面104
を形成し、昇降用階段121に連通する開口部を備えた
アダプタユニット40の上部には、屋上に出入りする開
口部15を有するペントハウスユニット10が位置変更
可能に接合されている。
Description
屋根構造に係り、詳しくは、斜線制限を受けるユニット
式建物において、建物本体上部に平坦な屋根面と傾斜屋
根面との両方を形成し、斜線制限を満足し、かつ屋根面
の有効利用を図ることができるユニット式建物の屋根構
造に関する。
トや屋根ユニットを建築現場で組み合わせて形成される
ユニット式建物が利用されている。これら建物ユニット
や屋根ユニットは平面寸法がモジュール化されており、
1の建物ユニット上に1の屋根ユニットが載置されるこ
とにより、全体として構造上強固な建物が形成される。
このようなユニット式建物によれば、建築現場における
作業が軽減され、短期間で施工が完了するという利点が
ある。
的で、3階建てのユニット式建物が多く建築されるよう
になり、さらには、ユニット式建物の建物本体上部に平
坦な屋根面を形成し、この平坦な屋根面にソーラーユニ
ットや空調機の室外機を配置したり、歩行屋根面とする
ことによって屋上空間の有効利用が図られている。
て利用する場合には、建物本体に昇降用の階段を設け、
出入り口を平坦な屋根面上に設ける必要がある。この場
合、平坦な屋根面には、出入り口となる開口部を有する
ペントハウスを設けなければならない。
坦な屋根面を設けた3階建てユニット式建物は、建築敷
地における隣地境界線や道路境界線等との関係から斜線
制限を受ける場合があり、この制限を満たすためには、
ユニット式建物の屋根面の一部に傾斜屋根面を設けなけ
ればならなかった。
は建物ユニットの配置や昇降用階段の傾斜によって異な
り、必ずしも1の建物ユニットの所定の位置に昇降用階
段が取り付けられるわけではなく、これに伴い、ペント
ハウスユニットの位置も建物ユニット上部の所定の位置
に常に納まるとは限らず、場合によっては2つの建物ユ
ニットに跨って配置されることもある。このような場
合、ペントハウスの位置に応じて建物毎に特別なペント
ハウスユニットを製造していては、製造コストのアッ
プ、製造工程の複雑化を招くという点で問題があった。
行屋根面として使用する場合に、出入り口として設けら
れるペントハウスユニットの製造コストをアップさせな
いユニット式建物の屋根構造を提供することにあり、本
発明の第2の目的は、平坦な屋根面を設けたユニット式
建物の屋根構造において、斜線制限内に容易に納まるユ
ニット式建物の屋根構造を提供することにある。
用いて説明すると、建物本体103(141、151)
上部に傾斜屋根面105(142、152)と平坦な屋
根面104との両方が形成されたユニット式建物101
(140、150)の屋根構造において、前記傾斜屋根
面105は、屋根面を傾斜配置させるための傾斜屋根ユ
ニット112、113を含んで形成され、前記平坦な屋
根面104は、下地フレーム110A及びこの下地フレ
ーム110A上に配設される平坦な屋根材110Bを備
えたフラット屋根ユニット110と、昇降用階段121
(145、155)に連通する開口部を備えたアダプタ
ユニット40とを含んで形成され、このアダプタユニッ
ト40の上部には、屋上に出入りする開口部15を有す
るペントハウスユニット10が位置変更可能に接合され
ていることを特徴とするものである。
ニット40を介して建物本体103(141、151)
上部の平坦な屋根面104上に配設され、このアダプタ
ユニット40とペントハウスユニット10とが位置変更
可能に接合されている。従って、建物本体103(14
1、151)を構成する建物ユニット107(143、
153)の配置や、昇降用階段121(145、15
5)の傾斜が異なる場合でも、これに対応して、ペント
ハウスユニット10の位置が変更され、屋上への出入り
口として設けられるペントハウスの構築に使用される部
品の共用化が図られる。
ては、少なくとも四隅に立設される柱16と、これらの
柱16の上端間に架け渡される上梁17とを含んで形成
され、柱16の各々の下端にアダプタユニット40と接
合される接合部18が形成されたペントハウスユニット
10を採用するのが好ましい。
上、建物本体103(141、151)に付帯して設け
られる付設物であり、出入り口を設けてあればよく、床
等の建築要素を一部省略でき、その重量も軽くできる。
従って、ペントハウスユニット10の四隅の柱16の下
端間に下梁を架け渡さなくても、アダプタユニット40
との接合により構造上の強度が確保される。よって、ペ
ントハウスユニットの材料コストの低減が図られ、ま
た、ペントハウスユニットの配設の際、揚重作業の簡単
化が図られる。
形鋼41を組み合わせて形成されるフレーム42を含ん
で構成されるものが採用できる。そして、このアダプタ
ユニット40の上面となるフランジ面41Aは、ペント
ハウスユニット10が接合される被接合部43を有する
ものであり、この被接合部43が溝形鋼41の延出方向
に沿って複数配列されていることが好ましい。
43を設けることにより、ペントハウスユニット10は
このアダプタユニット上に位置変更可能に接合すること
ができる。ここで、アダプタユニット40上の被接合部
43は、予め溝形鋼41のフランジ面41Aにパンチン
グ等で孔を開けることにより簡単に形成できるので、ア
ダプタユニットの製造コストが低減される。
は、上部にユニット式建物101(140、150)の
傾斜屋根面105(142、152)と略同一の傾斜角
度を有する傾斜面20を備えたペントハウスユニットを
採用するのがよい。
ット式建物101(140、150)の最上部となる可
能性が高く、ペントハウスユニット10の上部が斜線制
限を受ける場合がある。このような場合に、ペントハウ
スユニットの傾斜面20がユニット式建物の傾斜屋根面
105と略同一の角度に形成されていれば、ペントハウ
スユニットの傾斜面20がこの傾斜屋根面105と連続
して斜線制限が満足され、かつ、外観意匠も向上する。
1、151)上部に傾斜屋根面105(142、15
2)と平坦な屋根面104との両方が形成されたユニッ
ト式建物101(140、150)の屋根構造におい
て、上面の少なくとも一辺に沿った台形ユニットの傾斜
面108Bを有する台形ユニット108上にこの台形ユ
ニットの傾斜面108Bと同一の角度の傾斜面を有する
傾斜屋根ユニット113が載置され、これら2つの傾斜
面が同一平面を形成していることを特徴とするものであ
る。
1、151)上部の屋外側端縁に台形ユニット108を
配置することにより、傾斜屋根面105(142、15
2)の上下方向の位置を低くすることができるので、そ
の分、建物本体103(141、151)を隣地境界線
や道路境界線に接近して配置することができ、建物本体
を斜線制限内に納めるのが容易になる。
基づいて説明する。
るための構成体が示されており、図1はペントハウスユ
ニット、図2は傾斜屋根ユニットとペントハウスユニッ
トを連続させるジョイントユニット、図3はアダプタユ
ニット、図4は傾斜屋根ユニットの基礎フレーム、図5
は傾斜屋根ユニット上に取り付けられる屋根パネルが示
されている。そして、これらの構成体を組み合わせるこ
とにより、ペントハウスは平坦な屋根面上に位置変更可
能に配設することができる。以下これらの各構成体につ
いて説明する。
ット10は、下地となるフレーム11と、このフレーム
11の外側に外壁材として取り付けられるALC板12
及びコーナーパネル13と、フレーム11の上部に取り
付けられる屋根パネル14と、出入り口用開口部となる
扉15とから構成されている。ここで、ALC板12
は、扉15が設けてある面と、この面に直交して隣合う
2つの面との3面に取り付けてあり、扉15が設けてあ
る面に対向する面には、昇降用階段への通路を確保する
ためにALC板12は取り付けられていない。
ーム11は、平面正方形の4つの頂点及びこの正方形の
1辺上の中点二箇所に配置立設された6本の角形鋼管製
の柱16と、これらの柱16の上端間に架け渡される上
梁17とを含んで形成されている。そして、各々の柱1
6の下端小口面には、正方形状の鋼板が溶接され接合部
18が形成されている。尚、図1では図示を略したが、
この接合部には、ボルトナット固定する為の孔が複数形
成されている。また、柱16は、ペントハウスユニット
の傾斜面20に沿って屋根パネル14が配設できるよう
に、図1中右側に行くに従って短くなっている。
9が設けられており、ALC板12は、上梁17上に設
けられた図示しない止め金具と、この受け材19によっ
て支持固定されている。また、扉15は、図示しない枠
により上梁17及び受け材19に固定されている。
状の下地フレーム(図示略)上に野地板を取り付け、さ
らにその上にアスファルト製の防水シートを張り付け、
さらにその上に屋根材を取り付けて形成され、この屋根
パネル14がフレーム11の上部に設けられたブラケッ
ト(図示略)に固定され、ペントハウスユニットの傾斜
面20を形成している。
ユニットを接続するジョイントユニットについて説明す
る。尚、既に説明した部材と同じ部材には、同一符号を
付し、その説明を省略若しくは簡略にする。
ト30は、外観形状及び構成部材を上述したペントハウ
スユニット10とほぼ同じくするが、傾斜屋根面の角度
に沿って、上部の高さは、ペントハウスユニット10よ
りも低くなっている。より詳しく説明すれば、ジョイン
トユニット30は、四隅に立設される柱31とこれらの
柱の間に架け渡される上梁32からなるフレーム33
と、このフレーム33の互いに対向する垂直面に取り付
けられるALC板12とを含んで形成されている。そし
て、ALC板12の取り付けられた面に直交する面に
は、昇降用階段への通路確保のためALC板12は取り
付けられていない。また、ペントハウスユニット10と
同様に、4本の柱31の下端には接合部18が形成さ
れ、上端は図2中右に行くに従って低くなっており、さ
らに、柱31の上部には屋根パネル32が接合されてい
る。
に、溝形鋼41を四角形状に組み合わせたフレーム42
から構成されている。そして、フレーム42の上面とな
る溝形鋼41の上部フランジ41Aには、被接合部とな
る孔43が溝形鋼41の延出方向に沿って複数形成され
ている。尚、フレーム42により囲まれた空間は、昇降
用階段に連通する開口部として使用される。
図4に示されるように、溝形鋼を四角形状に組み合わせ
たフレーム51を有し、図4中左側にあたる2箇所の隅
角部に立設される2本の束52とこの2箇所の隅角部に
対向する2箇所の隅角部に設けられる2つの屋根受け材
53とを含んで形成されている。束52の上部には、後
述する屋根パネル60を支持するために支持部52Aが
形成されている。尚、図示を略したが、この支持部52
Aには、屋根パネル60の固定用に複数の孔が形成さ
れ、さらに、屋根パネル60を仮据えするために、ピン
が立設されている。
に、溝形鋼を四角形状に組み合わせた下地フレーム61
と、この下地フレーム61の上面側に取り付けられる野
地板62と、この野地板62に配設される防水シート6
3とを含んで形成されている。尚、下地フレーム61の
下面側には、図示を略したが、上述した傾斜屋根ユニッ
トの基礎フレーム50に設けられた支持部52Aとの接
合用の取付部が複数形成されている。
ニット式建物の屋根構造について、第1の組み合わせ例
を以下に説明する。尚、以下において、直方体形状の建
物ユニットを隣接配置する場合、建物ユニットの長辺の
梁の延出方向に沿って建物ユニットが隣接配置された面
を桁側側面と呼び、短辺の梁の延出方向に沿って建物ユ
ニットが隣接配置された面を妻側側面と呼ぶ。
ット式建物が示されている。このユニット式建物の妻側
側面に沿って傾斜屋根面が形成された屋根構造を有して
いる。ユニット式建物101は、3階建てのユニット式
建物であり、基礎102と、この基礎102上に配設さ
れる建物本体103と、この建物本体103の上部に配
設される平坦な屋根面104と、この平坦な屋根面10
4上に配設されるペントハウスユニット10及びジョイ
ントユニット30と、傾斜屋根面105とを含んで形成
されている。
ット106、107を並設載置することによって形成さ
れ、斜線制限を受ける図中右上の3階端部には、台形ユ
ニット108が載置されている。
構成する建物ユニット106、107の平面寸法を同じ
くする平板状のフラット屋根ユニット109、110、
111が上記建物ユニット106、107に対応して複
数並設されることにより形成され、ユニット式建物10
1の中央部には、建物ユニット106、107の配置と
は独立して、ペントハウスユニット10と、ジョイント
ユニット30が配設されている。
屋根ユニットの基礎フレーム50に屋根パネル60を取
り付けた傾斜屋根ユニット112と、この傾斜屋根ユニ
ット112と構成を同一にし、平坦な屋根面104との
取り合い部に立ち上がり壁を設け、さらに図中右手前屋
外側端部にALC板12を取り付けた傾斜屋根ユニット
113とを、台形ユニットの傾斜面108Bを一致させ
るように並設配置することにより形成されている。
が示されており、建物本体103の内部に設けられた昇
降用階段とペントハウスユニットの位置関係を示す図で
あり、建物ユニット107と台形ユニット108とは、
桁側側面に沿って隣接配置されている。建物ユニット1
07の上部には、フラット屋根ユニット110が載置さ
れ、その屋外側端部には手摺り114が設けられてい
る。このフラット屋根ユニット110は、下地フレーム
110A及びこの下地フレーム上に取り付けられる床用
ALC板110Bとを含んで形成されている。
ユニット112と、この傾斜屋根ユニット112の基礎
フレーム50に隣接配置されるアダプタユニット40と
が載置されている。このアダプタユニット40の上部に
は、さらに、ペントハウスユニット10及びジョイント
ユニット30が載置され、接合されている。尚、ペント
ハウスユニット10の扉15に最も近い柱16は、フラ
ット屋根ユニット110の床用ALC板110Bを切り
欠いた開口に挿入され、下地フレーム110A上に載置
接合されている。
の内部に形成されており、台形ユニットの上梁108A
に接合されている。そして、昇降用階段121の上部
は、アダプタユニット40の開口部に連通し、歩行屋根
面となる平坦な屋根面104に昇降可能となるように、
昇降用階段121の上部には、踏み段122が配設接合
されている。
形ユニットの傾斜面108Bと、基礎フレーム50の支
持部52A及び屋根受け材53に跨って配設することに
より形成されている。そして、この屋根パネル60の上
部先端には、ジョイントユニット30の屋根パネル3
4、さらにこの屋根パネル34の上部先端には、ペント
ハウスユニット10の屋根パネル14が接続され、連続
する傾斜面を形成している。このようにして形成された
傾斜面上に、屋根仕上げ材123が取り付けられる。
部43とペントハウスユニット10の柱16の下端に形
成された接合部18との接合構造が示されている。図中
右にあるアダプタユニット40には、フラット屋根ユニ
ット110の下地フレーム110Aが隣接配置されてお
り、ペントハウスユニット10はこれらに跨って配設さ
れ、2本の柱16は、各々アダプタユニット40及び下
地フレーム110Aに接合されている。
が複数形成されており、このボルト孔18Aとアダプタ
ユニット40の被接合部43にボルト130をワッシャ
131を介して挿通させて、ペントハウスユニット10
の接合は行われる。尚、図示は略したが、アダプタユニ
ット40の溝形鋼41の上面フランジ41Aの下方に
は、ナットが配置されており、上記ボルト130とこの
ナットとが螺合して接合部18及び被接合部43は接合
されている。
の固定もアダプタユニット40の場合と同様に行われる
が、下地フレーム110Aの上面に設けられる被接合部
となる孔110Cは、建築現場でペントハウスユニット
10を仮据えした際にドリルを用いて形成してもよい
が、図面から位置がわかるので、工場で孔110Cをパ
ンチング等で予め形成しておくのが望ましい。
合わせて形成されるユニット式建物の屋根構造の第2の
組み合わせ例について説明する。
おり、このユニット式建物140は、建物本体141の
桁側側面に沿って傾斜屋根面142が形成されている。
また、建物本体141は、直方体状の建物ユニット14
3によって形成され、第1の組み合わせ例のような台形
ユニットは用いられていない。建物ユニット143の上
部には、斜線制限を受ける図中右端に傾斜屋根ユニット
144が配設され、この傾斜屋根ユニット144に隣接
してアダプタユニット40が配設されている。尚、傾斜
屋根ユニット144は、第1の組み合わせ例と同様に、
屋根パネル及び基礎フレームから構成されているが、こ
れらを現場で組み合わせるのではなく、予め工場で組み
合わせて、建築現場に搬入される。
ット10は、傾斜屋根面142側に接近して、2つの建
物ユニット143に跨って接合されており、第1の組み
合わせ例のようにジョイントユニット30は使用されて
いない。また、昇降用階段145は、2つの建物ユニッ
ト143に跨って配設されるので、建物ユニットとは別
体で建築現場に搬送され、アダプタユニット40に接合
されている。尚、このアダプタユニット40には、互い
に対向する長辺同士の間に、上記昇降用階段145を支
持するための支持梁(図示略)が2本架け渡されてい
る。
ており、このユニット式建物150は、第1の組み合わ
せ例と同様に建物本体151の妻側側面に沿って傾斜屋
根面152が形成されているが、台形ユニットを使用し
ていない例である。
ニット153の上部右側端部から、傾斜屋根ユニット1
54が配設され、この傾斜屋根ユニット154に隣接し
て、アダプタユニット40が配設されている。そして、
ペントハウスユニット10は、アダプタユニット40か
らはみ出すことなく、すべての接合部18がこのアダプ
タユニット40に接合されている。あた、第1の組み合
わせ例と同様に、昇降用階段155は、建物ユニット1
53の上梁153Aに接合固定され、上部に踏み段15
6が配設され、アダプタユニット40の開口に連通して
いる。
のような効果がある。
ット40を介して建物本体103(141、151)の
上部の平坦な屋根面104上に配設されているので、建
物ユニット107(143、153)の配置によらず、
位置変更可能にペントハウスを平坦な屋根面104上に
設けることができる。
フレームという単純な構造であり、寸法の変更があって
も工場で簡単に製造できるので、ペントハウスユニット
10をアダプタユニット40上に容易に位置変更可能に
接合することができる。そして、アダプタユニット40
上の被接合部43も溝形鋼41を組み合わせる前に、パ
ンチング等で簡単に形成できるので、アダプタユニット
の製造コストもより一層低減することができる。
本以上の柱16とこれらの柱16の上端間に架け渡され
る上梁17からなる単純な下地フレーム11なので、ペ
ントハウスユニット10の重量を軽くすることができ、
ペントハウスユニットの材料コストの低減と、建築現場
におけるペントハウスユニットの揚重作業の簡単化を図
ることができる。
上部には、傾斜屋根面105(142、152)と略同
一の角度を有する傾斜面が形成されているので、ペント
ハウスユニット10を平坦な屋根面104上の斜線制限
を受ける屋外側端部ぎりぎりまで接近させることがで
き、かつ、傾斜屋根面105(142、152)と連続
した屋根面を形成できるので、外観意匠の向上を図るこ
とができる。
明する。本発明の第2の実施形態は、図6におけるペン
トハウスユニット10を省略した屋根形状のユニット式
建物であり、第1の実施形態における図7に相当する切
断図が図11に示されている。建物本体103の上部に
は、平坦な屋根面104及び傾斜屋根面105が形成さ
れており、この傾斜屋根面105は、傾斜屋根ユニット
160を含んで形成されている。傾斜屋根ユニット16
0と平坦な屋根面104との取り合い部には、外壁材と
なるALC板12が束52に取り付けられ、立ち上がり
壁161を形成しており、この立ち上がり壁161の下
部には、空調機の室外機162等の配管を引き通す開口
部163が形成されている。また、平坦な屋根面104
は、第1の実施形態と同様に、フラット屋根ユニット1
10を複数並設することにより形成されている。
屋根パネル60の下面は、束52の支持部52Aと、屋
根受け材53と、台形ユニット108の傾斜面108B
に当接しており、屋根パネル60の下端は、台形ユニッ
トの傾斜面108B側の柱108Cの上部に立設された
パネル受け具108Dに固定されている。すなわち、束
52上に設けられた支持部52Aと屋根受け材53とに
よって形成される傾斜面と、台形ユニット108に形成
された傾斜面108Bとの2つの傾斜面上に平板状の屋
根パネル60が載置されて、全体として同一平面の傾斜
屋根面が形成されることとなる。尚、屋根パネル60の
下端部には、図面に直交する方向となる屋根パネル60
の幅方向に所定のピッチで複数の孔が開けられており、
この屋根パネル60内部の通気を担保している。
0の上部の納まりが示されている。屋根パネル60の野
地板62上には、アスファルトルーフィング63が配設
され傾斜屋根面105が形成されており、さらにその上
に屋根仕上げ材123が取り付けられている。屋根パネ
ル60の上部端面には、さらに、防水テープ170が張
り付けられており、その上に下端が立ち上がり壁161
のALC板12表面に達して逆J字状断面を有し、この
断面に直交する方向に延びる水切り金物171が配設さ
れている。
を矢印175に示す経路に沿って換気する換気機構が設
けられている。すなわち、ALC板12の上端は厚さ方
向に切り欠いた切り欠き面12Aが形成されており、こ
の切り欠き面12A上に、水切り金物171の端部が止
め付け材173を介して固定されている。そして、水切
り金物の下端には、水抜き孔171Aが形成されてお
り、水切り金物171の内面と上記止め付け材173の
間には、透湿性スポンジ174が水切り金物171の延
出方向に沿って帯状に配設されている。尚、このような
換気機構は、第1の実施形態におけるペントハウスユニ
ット10の上部にも設けられている。
包(笠木)172が被せられている。この棟包172
は、一方の端部が上記水切り金物171表面に達し、他
方の端部が屋根仕上げ材123に至る逆V字形状断面を
有し、この断面に直交する方向に沿って延びる長尺部材
である。
108と、傾斜屋根ユニット160と、フラット屋根ユ
ニット110の分解斜視図が示してある。傾斜屋根ユニ
ット160は、基礎フレーム50と、屋根パネル60と
を含んで形成されている。台形ユニット108の柱10
8Cには、各々パネル受け具108D配設されており、
このパネル受け具108Dに屋根パネル60の下端が当
接して、屋根パネル60は支持されている。尚、傾斜屋
根ユニット160は、基礎フレーム50及び屋根パネル
60を工場にて予め一体化しておいてもよく、別体で工
場出荷し、建築現場にて一体化してもよい。
な効果を有する。
ユニット108を使用することにより、傾斜屋根面10
5の上下位置を低くすることができるので、建物本体1
03を隣地境界線や道路境界線に接近して配置すること
ができるので、建物本体を斜線制限内に納めるのが容易
になる。
を設けることにより、平坦な屋根面104に滞留する雨
水が流れ込むこともないので、簡易な構造で配管工事を
行うことができる。
け、さらに、透湿性のスポンジ174を封入することに
より、湿気は適当に外部に排出され、かつALC板12
にあたって跳ね返って水抜き孔171Aから入り込む雨
水もスポンジ174の上部には上がって来ない。
るものではなく、次に示すような変形例をも含むもので
ある。すなわち、前述の実施形態では、平坦な屋根面1
04は、歩行屋根面であるものとして説明しているが、
これに限らず、専ら、ソーラーユニット等の設備を設置
するために形成された平坦な屋根面であってもよい。
スユニット10は、少なくとも四隅に立設される柱16
の各々の上端間を上梁17のみで連絡したペントハウス
ユニットであるが、これに限らず、柱16の下端間をも
下梁で連絡したペントハウスユニットであってもよい。
ユニット40は、溝形鋼を四角枠状に形成したフレーム
であったが、これに限らず、四角枠状のフレーム内に補
強梁を架設したアダプタユニットであってもよく、さら
には、傾斜屋根ユニットと一体で形成されたアダプタユ
ニットであってもよい。
部18と被接合部43の接合は、接合部18の底面と、
溝形鋼41のフランジ上面41Aで行われていたが、こ
れに限らず、接合部18には、溝形鋼41の上面41A
と溝形鋼41のウエブ外側面とに当接するL字状部材を
柱16の底部に溶接したものとし、アダプタユニット4
0に設けられる被接合部を溝形鋼41のウエブに形成
し、L字状部材と溝形鋼41のウエブとの当接面で接合
してもよい。
ニット108は、一辺が上面の一辺に沿っており、かつ
これに対向する他の一辺が側面の一辺に沿った傾斜面1
08Bを有する台形ユニットであったが、これに限ら
ず、一辺が上面の一辺に沿っており、かつこれに対向す
る他の一辺が底面の一辺に沿った傾斜面であってもよ
い。
及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構
造等でもよい。
体を構成する建物ユニットの配置や、昇降用階段の傾斜
が異なる場合でも、これに対応して、ペントハウスの位
置を変更して接合できるので、ペントハウスを構築する
部材の共有化を図ることができ、ペントハウスユニット
の製造コストがアップすることはない。また、斜線制限
を受ける建物本体上部の屋外側端縁に台形ユニットを配
置することにより、傾斜屋根面の上下方向の位置を低く
することができる。これにより、その分、建物本体を隣
地境界線や道路境界線に接近して配置することができ、
建物本体を斜線制限内に納めるのが容易になる。
の屋根構造を構成するペントハウスユニットを表す概要
斜視図である。
の屋根構造を構成するジョイントユニットを表す概要斜
視図である。
の屋根構造を構成するアダプタユニットを表す概要斜視
図である。
の屋根構造を構成する傾斜屋根ユニットの基礎フレーム
を表す概要斜視図である。
の屋根構造を構成する傾斜屋根ユニットに使用される屋
根パネルを表す概要斜視図である。
の屋根構造を使用したユニット式建物のうち、第1の組
み合わせ例を示す概要斜視図である。
ユニットの接合部とアダプタユニットの被接合部との接
合構造を示す概要斜視図である。
の屋根構造を使用したユニット式建物のうち、第2の組
み合わせ例を示す第1の組み合わせ例の図6に相当する
図である。
物の屋根構造を使用したユニット式建物のうち、第3の
組み合わせ例を示す第1の組み合わせ例の図6に相当す
る図である。
物の屋根構造を示す図である。
壁面と屋根パネルとの納まりを示す鉛直方向断面詳細図
である。
ト、基礎フレーム、屋根パネルの分解斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 建物本体上部に傾斜屋根面と平坦な屋根
面との両方が形成されたユニット式建物の屋根構造にお
いて、 前記傾斜屋根面は、屋根面を傾斜配置させるための傾斜
屋根ユニットを含んで形成され、 前記平坦な屋根面は、下地フレーム及びこの下地フレー
ム上に配設される平坦な屋根材を備えたフラット屋根ユ
ニットと、昇降用階段に連通する開口部を備えたアダプ
タユニットとを含んで形成され、 このアダプタユニットの上部には、屋上に出入りする開
口部を有するペントハウスユニットが位置変更可能に接
合されていることを特徴とするユニット式建物の屋根構
造。 - 【請求項2】 請求項1に記載されたユニット式建物の
屋根構造において、前記ペントハウスユニットは少なく
とも四隅に立設される柱と、これらの柱の上端間に架け
渡される上梁とを含んで形成され、前記柱の各々の下端
には、前記アダプタユニットと接合される接合部が形成
されていることを特徴とするユニット式建物の屋根構
造。 - 【請求項3】 請求項2に記載されたユニット式建物の
屋根構造において、前記アダプタユニットは溝形鋼を組
み合わせて形成されるフレームであり、このアダプタユ
ニットの上面となるフランジは、前記ペントハウスユニ
ットが接合される被接合部を有し、この被接合部は、前
記溝形鋼の延出方向に沿って複数配列されていることを
特徴とするユニット式建物の屋根構造。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載されたユ
ニット式建物の屋根構造において、前記ペントハウスユ
ニットは、上部に傾斜屋根面を形成する傾斜面を備えて
いることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 - 【請求項5】 建物本体上部に傾斜屋根面と平坦な屋根
面との両方が形成されたユニット式建物の屋根構造にお
いて、 上面の少なくとも一辺に沿った傾斜面を有する台形ユニ
ット上にこの台形ユニットの傾斜面と同一の角度の傾斜
面を有する勾配屋根ユニットが載置され、これら2つの
傾斜面が同一平面を形成していることを特徴とするユニ
ット式建物の屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07989796A JP3736893B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | ユニット式建物の屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07989796A JP3736893B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | ユニット式建物の屋根構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005060790A Division JP3987070B2 (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | ユニット式建物の屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268657A true JPH09268657A (ja) | 1997-10-14 |
| JP3736893B2 JP3736893B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=13703077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07989796A Expired - Fee Related JP3736893B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | ユニット式建物の屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3736893B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322733A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Misawa Homes Co Ltd | ガーデンバルコニー |
| JP2014134086A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-07-24 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
| JP2014141787A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット連結体及びユニット建物 |
| JP2016037745A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | ミサワホーム株式会社 | 屋根の支持構造 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP07989796A patent/JP3736893B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JP2014134086A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-07-24 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
| JP2014141787A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット連結体及びユニット建物 |
| JP2016037745A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | ミサワホーム株式会社 | 屋根の支持構造 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3736893B2 (ja) | 2006-01-18 |
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