JPH09269115A - 蓄熱脱臭処理装置 - Google Patents

蓄熱脱臭処理装置

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JPH09269115A
JPH09269115A JP8076915A JP7691596A JPH09269115A JP H09269115 A JPH09269115 A JP H09269115A JP 8076915 A JP8076915 A JP 8076915A JP 7691596 A JP7691596 A JP 7691596A JP H09269115 A JPH09269115 A JP H09269115A
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所 英 明 中
Yoshihiro Sano
野 善 博 佐
Shinji Tomitaka
高 晋 二 冨
Kenji Sumida
田 健 二 隅
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Cataler Corp
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Trinity Industrial Corp
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    • F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G2900/00—Special features of, or arrangements for incinerators
    • F23G2900/70601—Temporary storage means, e.g. buffers for accumulating fumes or gases, between treatment stages

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排ガス処理ゾーンを形成した脱臭処理室の未
処理排ガス導入端及び処理排ガス排出端の双方に蓄熱ゾ
ーンを形成し、脱臭処理室内の排ガスの流れを反転させ
て未処理排ガスを連続的に脱臭処理しながら、各蓄熱ゾ
ーンをパージできるようにする。 【解決手段】 排ガスの流れ方向が反転した直後に、流
出側の蓄熱ゾーン5B(5A)を通って排出される未処理排
ガスをエアリザーバ(12)に一時的に貯留し、次いで、
エアリザーバ(12)に貯留された未処理排ガスを、排ガ
ス発生源から送給される未処理排ガスと共に導入側の蓄
熱ゾーン5A(5B)へ導入して排ガス処理ゾーン(3)で
脱臭処理し、その処理済排ガスを外部に排出するように
した。これにより、蓄熱ゾーン5B(5A)のパージを行う
ときでも、排ガス発生源から送給される未処理排ガスの
脱臭処理を中断する必要がなく、連続的に脱臭処理でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、排ガス中に含まれる可燃性有害
悪臭成分を直接燃焼させたり、触媒存在下において酸化
燃焼又は熱分解させて脱臭処理すると共に、高温の処理
済排ガスの熱を回収して再利用する蓄熱脱臭処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】塗装ブース,塗装乾燥炉,印刷用乾燥
炉,プラスチックや合板の製造設備,食品加工設備,産
業廃棄物処理設備,消化剤製造設備あるいは香料製造設
備などの各種施設内においては、塗料,インキ,溶剤,
接着剤,合成樹脂,あるいは化学薬品等から、アルコー
ル類,エステル類や,有毒で特有の臭気を持つフェノー
ル類,アルデヒド類等の可燃性有害悪臭成分が発生す
る。
【0003】そして、このような有害悪臭成分を含んだ
排ガスは、公害防止の観点から直接大気中に放出するこ
とはできないので、通常は、脱臭処理を施して、無毒無
臭化した状態で放出している。代表的な脱臭処理方法と
しては、排ガス中の有害悪臭成分を700〜900℃の
高温下で酸化燃焼又は熱分解して炭酸ガスと水に変化さ
せて無臭化する直接燃焼法が知られている。これは、脱
臭効果が抜群であって他のいかなる脱臭法と比較しても
劣らず、また、可燃性の臭気成分に対して全般的に適用
できるという長所があるが、その反面、燃料消費量が大
でありランニングコストが嵩むという短所がある。
【0004】そこで、脱臭処理した高温の処理済排ガス
の熱を回収して蓄熱し、未処理排ガスを導入するときに
これを予熱するための熱源として有効に利用することに
よりランニングコストを低減する蓄熱型の脱臭処理装置
が提案されている(特開平5−332523号,同33
2524号公報参照)。これは、図5に示すように導入
端側から未処理排ガスを導入させて流出端側から処理済
排ガスを排出する排ガス流路となる脱臭処理室50内
に、未処理排ガスを加熱して脱臭処理する排ガス処理ゾ
ーン51が形成されると共に、当該排ガス処理ゾーン5
1の上流側及び下流側には蓄熱層52A,52Bを有す
る蓄熱ゾーン53A,53Bが形成されている。各蓄熱
ゾーン53A,53Bには、脱臭処理室50内の排ガス
の流れ方向を所定時間ごとに反転させるダンパ54A,
54B,55A,55Bを備えた未処理排ガス導入ダク
ト56A,56Bと処理済排ガス排出ダクト57A,5
7Bが夫々接続されている。
【0005】そして、まず、未処理排ガス導入ダクト5
6A及び処理済排ガス排出ダクト57Bを導通させ、次
いで、これを遮断して、未処理排ガス導入ダクト56B
及び処理済排ガス排出ダクト57Aを導通させ、これを
交互に繰り返すことにより、一方の蓄熱ゾーン53A
(53B)を通して未処理排ガスを排ガス処理ゾーン5
1内に導入して脱臭処理し、処理済排ガスを他方の蓄熱
ゾーン53B(53A)から排出させる排ガスの流れ方
向を所定の時間間隔で交互に切り換えて、連続的に脱臭
処理う行う。
【0006】これにより、一方の蓄熱ゾーン53A側か
ら脱臭処理室50に導入された未処理排ガスは、その排
ガス処理ゾーン51で加熱されて脱臭処理され、高温の
処理済排ガスが蓄熱ゾーン53Bを通って排出される際
に蓄熱層52Bでその熱が回収され、そして、例えば6
0秒経過後に排ガスの流れ方向を反転させたときに、今
度は、蓄熱ゾーン53Bを通る未処理排ガスがその蓄熱
層52Bで予熱されて排ガス処理ゾーン51に導入され
るので、これを交互に繰り返すことにより、処理済排ガ
スの熱を無駄にすることなく有効に利用して燃料消費量
を低減し、ランニングコストを軽減することができる。
【0007】しかし、蓄熱ゾーン53Aを通って導入さ
せた未処理排ガスを排ガス処理ゾーン51で脱臭処理
し、蓄熱ゾーン53Bを通して処理済排ガスを排出させ
た後、排ガスの流れ方向を反転させて、今度は、蓄熱ゾ
ーン53Bを通って導入させた未処理排ガスを排ガス処
理ゾーン51で脱臭処理し、蓄熱ゾーン53Aを通して
処理済排ガスを排出させようとすると、蓄熱ゾーン53
A内には未処理排ガス導入時に導入された未処理排ガス
が処理されないまま残留しているので、排ガスの流れ方
向を反転したときに、当該蓄熱ゾーン53Aに残る未処
理排ガスがそのまま外部へ排出されることになる。
【0008】そこで、一方の蓄熱ゾーン53A(53
B)側から排出される残留未処理排ガスを他方の蓄熱ゾ
ーン53B(53A)側から再び脱臭処理室50内に還
流させて脱臭処理するための循環流路となるパージダク
ト60(図5:破線図示)を形成し、排ガスの導入方向
を反転しようとするたびごとに、未処理排ガス導入ダク
ト56A,56B及び処理済排ガス流出ダクト57A,
57Bを遮断して、前記パージダクトにより脱臭処理室
50内に残る未処理排ガスを循環させて脱臭処理するパ
ージ運転を行うようにした(特開平5−66005号公
報参照)。これによれば、排ガスの流れ方向を反転する
ときに各蓄熱ゾーン53A,53B内に残る未処理排ガ
スがパージダクト60を通って脱臭処理室50に還流さ
れて脱臭処理されるので、未処理排ガスのまま外部に流
出されることがない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように蓄熱ゾーンが二つしか形成されていない簡易小型
の脱臭処理装置において、パージ運転を行う場合には、
パージダクト60により循環流路を形成する関係上、未
処理排ガス導入ダクト56A,56B及び処理済排ガス
流出ダクト57A,57Bを遮断しなければならず、そ
の間、排ガス発生源から送給された未処理排ガスを脱臭
処理室50内に導入させることはできないので、排ガス
発生源から送給される排ガスを連続的に処理することが
できず、その度に排ガス発生源の排ガス排出側の負荷が
極端に変動するという問題があった。例えば、塗装用乾
燥炉が排ガス発生源である場合に、排ガス排出側の負荷
が極端に変動すると、当該乾燥炉内の熱風の流れや炉温
度を一定に維持することができずに塗装品質に悪影響を
及ぼすだけでなく、炉内の汚染空気が炉外へ漏洩した
り、場合によっては乾燥炉に連設された塗装ブース内に
導入して塗膜を汚すおそれがある。そこで本発明は、排
ガスの流れ方向を反転する場合に、脱臭処理室内の未処
理排ガスが外部へ流出しないようにパージできるように
すると共に、排ガス発生源からの未処理排ガスの送給を
中断することなく、連続的に脱臭処理できるようにする
ことを技術的課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、導入端側から未処理排ガスを導入させて
流出端側から処理済排ガスを排出する排ガス流路となる
脱臭処理室内に、未処理排ガスを加熱して脱臭処理する
排ガス処理ゾーンが形成されると共に、排ガス処理ゾー
ンの上流側及び下流側には蓄熱層を有する蓄熱ゾーンが
形成され、当該各蓄熱ゾーンには、未処理排ガスを導入
させる未処理排ガス導入ダクトと、処理済排ガスを流出
させる処理済排ガス排出ダクトが夫々接続されると共
に、前記未処理排ガス導入ダクトは、排ガス発生源から
排出した未処理排ガスを送給する排ガス送給ダクトに接
続され、一方の蓄熱ゾーンを通って脱臭処理室内に導入
させた未処理排ガスを排ガス処理ゾーンで処理し、その
処理済排ガスを他方の蓄熱ゾーンを通して排出させた
後、脱臭処理室内の排ガスの流れ方向を反転させ、今度
は、他方の蓄熱ゾーンを通って脱臭処理室内へ導入させ
た未処理排ガスを排ガス処理ゾーンで処理し、その処理
済排ガスを一方の蓄熱ゾーンから排出させて、これを交
互に繰り返すことにより前記排ガス送給ダクトを介して
送給される未処理排ガスを脱臭処理する蓄熱脱臭処理装
置において、前記各蓄熱ゾーンには、その内部に残って
いる未処理排ガスを回収して一時的に貯留するエアリザ
ーバがパージダクトを介して接続されると共に、当該エ
アリザーバに貯留した未処理排ガスを導入側の蓄熱ゾー
ンに還流する還流ダクトが当該各蓄熱ゾーンに直接的に
又は間接的に接続され、脱臭処理室内の排ガスの流れ方
向を反転させたときに、まず、排出側となる蓄熱ゾーン
内に残る未処理排ガスをエアリザーバに一時的に貯留
し、次いで、前記エアリザーバ内の未処理排ガスを排ガ
ス発生源から送給される未処理排ガスと共に導入側の蓄
熱ゾーンに送給して排ガス処理ゾーンで処理し、排出側
となる蓄熱ゾーンから処理済排ガスを外部へ排出するよ
うになされたことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、脱臭処理室に形成された
一方の蓄熱ゾーンを通って当該脱臭処理室内に導入した
未処理排ガスは、当該蓄熱ゾーンの蓄熱層で予熱された
後、排ガス処理ゾーンで脱臭処理され、その高温の処理
済排ガスが他方の蓄熱ゾーンを通って流出するときに、
当該処理済排ガスの熱が蓄熱層で回収される。そして、
脱臭処理室内の排ガスの流れ方向が反転すると、今度
は、それまで高温の処理済排ガスが排出されていた蓄熱
ゾーンを通って未処理排ガスが導入されるので、未処理
排ガスはその蓄熱層で予熱された後、排ガス処理ゾーン
で脱臭処理され、その高温の処理済排ガスが他方の蓄熱
ゾーンを通って外部へ流出するときに、その熱が蓄熱層
で回収される。したがって、これが交互に繰り返され
て、前記排ガス送給ダクトを介して送給される未処理排
ガスが連続的に処理される。そして、脱臭処理室内の排
ガスの流れ方向が反転したときには、それまで未処理排
ガスが導入していた蓄熱ゾーンが排出側となり、排ガス
処理ゾーンで脱臭処理された処理済排ガスが、その蓄熱
ゾーンを通って排出される。そして、反転した直後は、
当該蓄熱ゾーン内に残留している未処理排ガスが、処理
済排ガスにより圧し出されるので、まず、この未処理排
ガスを外部に排出しないようにエアリザーバに一時的に
貯留し、その後、処理済排ガスのみを外部に排出する。
次いで、エアリザーバに貯留された未処理排ガスを、排
ガス発生源から送給される未処理排ガスと共に導入側の
蓄熱ゾーンへ導入して排ガス処理ゾーンで脱臭処理すれ
ば、エアリザーバに貯留された未処理排ガスの量は僅か
であるので、排ガス発生源の排気の負荷が大きく変動す
ることはない。これにより、蓄熱ゾーンが二つしか形成
されていない単位小型の蓄熱脱臭処理装置において蓄熱
ゾーンのパージを行うときでも、排ガス発生源から送給
される未処理排ガスの脱臭処理を中断する必要がなく、
連続的に脱臭処理できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る蓄
熱脱臭処理装置を示すフローシート、図2はオートダン
パの開閉タイミングを示すタイムチャートである。
【0013】図中1は、排ガス中に含まれる可燃性有害
悪臭成分を触媒存在下において酸化燃焼又は熱分解させ
て脱臭処理する触媒式の蓄熱脱臭処理装置であって、導
入端側から未処理排ガスを導入させて流出端側から処理
済排ガスを排出する排ガス流路となる脱臭処理室2内
に、未処理排ガスを加熱して脱臭処理する排ガス処理ゾ
ーン3が形成されると共に、当該排ガス処理ゾーン3の
上流側及び下流側には蓄熱層4を有する蓄熱ゾーン5
A, 5Bが形成されている。
【0014】排ガス処理ゾーン3は、燃焼バーナなどの
加熱装置6が配設された加熱室7と、当該加熱室7と前
記各蓄熱ゾーン5A,5Bとの間に配設された触媒層
8,8からなり、各蓄熱ゾーン5A, 5Bには、送風フ
ァンFにより未処理排ガスを送給する排ガス送給ダクト
9に接続された未処理排ガス導入ダクト10A,10B
と、処理済排ガスを流出させる処理済排ガス排出ダクト
11A,11Bが夫々接続されている。
【0015】そして、一方の蓄熱ゾーン5Aを通って脱
臭処理室2内に導入された未処理排ガスは、排ガス処理
ゾーン3の加熱室7で加熱された後、他方の蓄熱ゾーン
5Bに面した側の触媒層8で脱臭処理され、高温の処理
済排ガスが蓄熱ゾーン5Bを通って排出される際に、そ
の熱が蓄熱ゾーン5Bの蓄熱層4で回収される。次い
で、脱臭処理室2内の排ガスの流れ方向を反転させて、
他方の蓄熱ゾーン5Bを通って脱臭処理室2内に導入さ
れた未処理排ガスは、排ガス処理ゾーン3の加熱室7で
加熱された後、一方の蓄熱ゾーン5Aに面した側の触媒
層8で脱臭処理され、高温の処理済排ガスが蓄熱ゾーン
5Aを通って排出される際に、その熱が蓄熱ゾーン5B
の蓄熱層4で回収される。そして、これを交互に繰り返
して排ガス送給ダクト9を介して送給される未処理排ガ
スを脱臭処理するように成されている。
【0016】また、各蓄熱ゾーン5A,5Bには、その
内部に残る残留未処理排ガスを排出させて一時的に貯留
するエアリザーバ12がパージダクト13A,13Bを
介して接続されると共に、エアリザーバ12に貯留した
残留未処理排ガスを前記送風ファンFの吸込口側に還流
させるエア還流ダクト14が、前記未処理排ガス導入ダ
クト10A,10Bを介して各蓄熱ゾーン5A, 5Bに
連通されている。なお、前記各ダクト10A,10B,
11A,11B,13A,13B,14には、夫々の流
路を導通/遮断させるオートダンパ15A,15B,1
6A,16B,17A,17B,18が介装されて、こ
れらのダンパが制御装置20により予め設定されたタイ
ミングで開閉制御されるように成されている。
【0017】図2は制御装置20により開閉制御される
各オートダンパのタイムチャートであって、脱臭処理装
置1の運転が開始されると、未処理排ガス導入ダクト1
0A,10Bに介装されたオートダンパ15A,15B
が交互に開閉されて、脱臭処理室2内の排ガスの流れ方
向が所定時間(例えば60秒)ごとに反転する。ここ
で、まず、オートダンパ15A(15B)が開成され
て、一方の蓄熱ゾーン5A(5B)に接続された未処理
排ガス導入ダクト10A(10B)が導通されると(図
2:T1 )、排出側となる他方の蓄熱ゾーン5B(5
A)に接続されたパージダクト13B(13A)に介装
されたオートダンパ17B(17A)が例えば2秒間開
成される(図2:T1 〜T2 )。これにより、脱臭処理
室2内の排ガスの流れ方向が反転されたときに、それま
で未処理排ガスを導入していた蓄熱ゾーン5B(5A)
が流出側となり、排ガス処理ゾーン(3)で脱臭処理さ
れた処理済排ガスが、その蓄熱ゾーン5B(5A)を通
って排出される。そして、反転した直後は、当該蓄熱ゾ
ーン5B(5A)に残っている残留未処理排ガスが、処
理済排ガスにより圧し出されるので、まず、この残留未
処理排ガスがパージダクト13B(13A)を介してエ
アリザーバ12に一時的に貯留される。
【0018】次いで、2秒経過した時点で、オートダン
パ17B(17A)を閉じてパージダクト13B(13
A)を遮断し、前記未処理排ガス導入ダクト10A(1
0B)が遮断されるまでの58秒間、オートダンパ16
B(16A)を開成して処理済排ガス排出ダクト11B
(11A)を導通させると同時に、オートダンパ18を
開成してエア還流ダクト14を導通させる(図2:T2
〜T3 )。これにより、エアリザーバ12に一時的に貯
留された残留未処理排ガスはエア還流ダクト14を介し
て送風ファンFの吸込側に供給され、排ガス発生源(図
示せず)から排ガス送給ダクト9を介して送給されてき
た未処理排ガスと共に、未処理排ガス導入ダクト10A
(10B)を介して導入側の蓄熱ゾーン5A(5B)に
送給されて、排ガス処理ゾーン3で脱臭処理された後、
流出側となる蓄熱ゾーン5B(5A)から処理済排ガス
が外部へ排出される。
【0019】なお、排ガス発生源から送給される排ガス
風量が60m3/min である場合に、送風ファンFの送風
量を、例えば62m3/min に設定しておけば、パージダ
クト13B(13A)が導通されている最初の2秒間で
エアリザーバ12には残留未処理排ガスを含んだ空気が
約2m3 が貯留され、排ガス排出ダクト11B(11
A)を導通する残りの58秒間で、排ガス発生源から6
0m3/min で送給されてくる合計58m3 の未処理排ガ
スとエアリザーバ12から流出される2m3 の残留未処
理排ガスを合わせて、60m3 の未処理排ガスを導入側
の蓄熱ゾーン5A(5B)に導入させることができる。
このように、エアリザーバ12に貯留される未処理排ガ
スの量は僅かであるので、排ガス発生源の排気の負荷が
大きく変動することもない。
【0020】そして、蓄熱ゾーン5A(5B)に導入さ
れた未処理排ガスは、まず、その蓄熱層4で予熱された
後、加熱室7に導入されて燃焼バーナ6で触媒燃焼温度
(例えば350〜400℃)まで加熱され、流出側とな
る蓄熱ゾーン5B(5A)に面した触媒層8で酸化燃焼
又は熱分解されて脱臭処理される。なお、このとき、反
応熱が発生するので、処理済排ガスの温度はかなり高温
になり、処理済排ガスが蓄熱ゾーン5Bを通り処理済排
ガス排出ダクト11B(11A)から排出される際に、
その熱が蓄熱層4に回収される。
【0021】そして、60秒が経過した時点で、脱臭処
理室2内の排ガスの流れ方向を反転させて、蓄熱ゾーン
5Bを通して未処理排ガスを導入し、蓄熱ゾーン5Aを
通って処理済排ガスを排出するようにすれば、排ガス発
生源から送給される未処理排ガスを連続的に脱臭処理し
ながら、今度は蓄熱ゾーン5A内に残る残留未処理排ガ
スをパージすることができる。
【0022】図3は本発明に係る他の蓄熱脱臭処理装置
を示すフローシート、図4は各オートダンパの開閉タイ
ミングを示すタイミングチャートである。なお、図1と
共通する部分については同一符号を付して、詳細説明は
省略する。本例では、各蓄熱ゾーン5A,5Bに、その
内部に残っている未処理排ガスを前記送風ファンFの吸
込側に送給するパージダクト21A,21Bが夫々接続
されており、当該パージダクト21A,21Bにはその
流路を導通/遮断するオートダンパ22A,22Bが介
装されている。そして、制御装置23により、前記各ダ
クト10A,10B,11A,11B,21A,21B
に介装されたオートダンパ15A,15B,16A,1
6B,22A,22Bが所定のタイミングで開閉制御さ
れると共に、送風ファンFの送風量が所定のタイミング
で増減制御されるように成されている。
【0023】図4はこの制御装置23により各オートダ
ンパの開閉制御及び送風ファンFの送風量制御のタイミ
ングを示すタイムチャートであって、脱臭処理装置1の
運転が開始されると、未処理排ガス導入ダクト10A,
10Bに介装されたオートダンパ15A,15Bが交互
に開閉されて、脱臭処理室2内の排ガスの流れ方向が所
定時間(例えば60秒)ごとに反転する。
【0024】ここで、まず、オートダンパ15A(15
B)が開成されて、一方の蓄熱ゾーン5A(5B)に接
続された未処理排ガス導入ダクト10A(10B)が導
通されると(図4:T1 )、排出側となる他方の蓄熱ゾ
ーン5B(5A)に接続されたパージダクト21B(2
1A)に介装されたオートダンパ22B(22A)が例
えば2秒間開成される(図4:T1 〜T2 )。このと
き、流出側の蓄熱ゾーン5B(5A)に接続された処理
済排ガス排出ダクト11B(11A)に介装されたオー
トダンパ16B(16A)はまだ閉成されているので、
パージダクト21B(21A)を介して流出された未処
理排ガスは、排ガス発生源から送給された未処理排ガス
と共に、未処理排ガス導入ダクト10A(10B)を通
って導入側の蓄熱ゾーン5A(5B)から排ガス処理ゾ
ーン3内に導入され脱臭処理される。
【0025】また、送風ファンFにより排ガス発生源
(図示せず)から排ガス送給ダクト9を介して、未処理
排ガスを例えば60m3/min で送給している場合に、パ
ージダクト21B(21A)を導通させると、その風量
が送風ファンFの吸込側に還流されることになるが、こ
のとき、未処理排ガス導入ダクト10A(10B),脱
臭処理室2及びパージダクト21B(21A)内を流れ
て送風ファンFの吸込側に戻るまで数秒のタイムラグを
生ずる。したがって、送風ファンFの送風量を2秒間増
大させても、吸込側の圧力が急激に上昇することはな
く、排ガス発生源から送給される未処理排ガスの導入量
を減少させず連続的に脱臭処理することができる。な
お、送風ファンFで送給すべき未処理排ガスの風量は、
排ガス発生源(図示せず)から送給される風量に、パー
ジダクト21B(21A)を介して還流される分が所定
のタイムラグで増加するので、その増加分に応じて送風
ファンFの送風量を徐々に増大させていく場合であって
もよく、この場合も、送給される未処理排ガスの導入量
を減少させずに、連続的に脱臭処理することができる。
【0026】次いで、2秒経過した時点でオートダンパ
22B(22A)を閉じてパージダクト21B(21
A)を遮断し、今度は、前記未処理排ガス導入ダクト1
0A(10B)が遮断されるまでの58秒間、オートダ
ンパ16B(16A)を開いて処理済排ガス排出ダクト
11B(11A)を導通させると同時に、送風ファンF
の風量を通常の送風量である60m3/min に戻して、未
処理排ガスの脱臭処理を行う(図4:T2 〜T3 )。
【0027】これにより、排ガス発生源(図示せず)か
ら排ガス送給ダクト9を介して送給されてきた未処理排
ガスが、未処理排ガス導入ダクト10A(10B)を介
して導入側の蓄熱ゾーン5A(5B)に導入され、ま
ず、その蓄熱層4で予熱された後、加熱室7に導入され
て燃焼バーナ6で触媒燃焼温度(例えば350〜400
℃)まで加熱され、流出側となる蓄熱ゾーン5B(5
A)に面した触媒層8で酸化燃焼又は熱分解されて脱臭
処理される。そして、高温の処理済排ガスが流出側の蓄
熱ゾーン5B(5A)を通って排出される際に、その熱
が蓄熱層4に回収される。
【0028】そして、60秒が経過した時点で、脱臭処
理室2内の排ガスの流れを反転させて、蓄熱ゾーン5B
を通り排ガス処理ゾーン3に未処理排ガスを導入させ、
脱臭処理した後、蓄熱ゾーン5Aを通って処理済排ガス
を排出するときに、まず、パージダクト21Aを導通さ
せると共に、送風ファンFの送風量を増大させれば、当
該蓄熱ゾーン5Aから排出される残留未処理排ガスが、
排ガス発生源から送給される未処理排ガスと共に、蓄熱
ゾーン5Bを通って排ガス処理ゾーン3に還流されて脱
臭処理され、今度は蓄熱ゾーン5A内に残る残留未処理
排ガスをパージすることができる。
【0029】なお、上記説明では、排ガス中に含まれる
可燃性有害悪臭成分を触媒存在下で酸化燃焼又は熱分解
する場合について説明したが、触媒層8,8を取り除
き、排ガス処理ゾーン3内の温度を700〜900℃ま
で上昇させて可燃性有害悪臭成分を直接燃焼させる場合
にも、本発明は適用できる。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る蓄熱脱臭
処理装置によれば、脱臭処理室内の排ガスの流れ方向を
反転させた際に、流出側の蓄熱ゾーンから流出される残
留未処理排ガスは、まず、パージダクトを介してエアリ
ザーバに一時的に貯留され、次いで、エアリザーバに貯
留した残留未処理排ガスが、排ガス発生源から送給され
る未処理排ガスと共に、導入側の蓄熱ゾーンから脱臭処
理室内に導入されて脱臭処理された後、外部へ排出され
るので、パージを行ないながら排ガス発生源から送給さ
れる未処理排ガスを連続的に脱臭処理することができる
という大変優れた効果を有する。
【0031】また、本発明に係る他の蓄熱脱臭処理装置
によれば、脱臭処理室内の排ガスの流れ方向を反転させ
た際に、流出側の蓄熱ゾーンから流出される残留未処理
排ガスは、一時的にパージダクトを介して排ガス送給ダ
クトに介装された送風ファンの吸込側に還流され、排ガ
ス発生源から送給される未処理排ガスと共に、導入側の
蓄熱ゾーンから脱臭処理室内に導入されて脱臭処理さ
れ、このとき、送風ファンの送風量が一時的に増大され
るので、パージを行ないながら、排ガス発生源から送給
される未処理排ガスの処理量を減少させることなく連続
的に脱臭処理することができるという大変優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓄熱脱臭処理装置を示すフローシ
ート。
【図2】各オートダンパの開閉タイミングを示すタイム
チャート。
【図3】本発明に係る他の蓄熱脱臭処理装置を示すフロ
ーシート。
【図4】各オートダンパの開閉タイミングを示すタイム
チャート。
【図5】従来装置を示すフローシート。
【符号の説明】
1・・・・・・・蓄熱脱臭処理装置 2・・・・・・・脱臭処理室 3・・・・・・・排ガス処理ゾーン 4・・・・・・・蓄熱層 5A,5B・・・蓄熱ゾーン 8・・・・・・・触媒層 9・・・・・・・排ガス送給ダクト 10A,10B・・未処理排ガス導入ダクト 11A,11B・・処理済排ガス排出ダクト 12・・・・・・・エアリザーバ 13A,13B・・パージダクト 14・・・・・・・エア還流ダクト 15A,15B,16A,16B,17A,17B,1
8・・オートダンパ 20・・・・・・・制御装置 21A,21B・・パージダクト 22A,22B・・オートダンパ 23・・・・・・・制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨 高 晋 二 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 (72)発明者 隅 田 健 二 静岡県小笠郡大東町千浜7800番地 キャタ ラー工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入端側から未処理排ガスを導入させて
    流出端側から処理済排ガスを排出する排ガス流路となる
    脱臭処理室(2)内に、未処理排ガスを加熱して脱臭処
    理する排ガス処理ゾーン(3)が形成されると共に、排
    ガス処理ゾーン(3)の上流側及び下流側には蓄熱層
    (4)を有する蓄熱ゾーン(5A, 5B)が形成され、 当該各蓄熱ゾーン(5A, 5B)には、未処理排ガスを導入
    させる未処理排ガス導入ダクト (10A, 10B) と、処理済
    排ガスを流出させる処理済排ガス排出ダクト(11A, 11B)
    が夫々接続されると共に、前記未処理排ガス導入ダク
    ト (10A, 10B) は、排ガス発生源から排出した未処理排
    ガスを送給する排ガス送給ダクト(9)に接続され、 一方の蓄熱ゾーン(5A)を通って脱臭処理室(2)内に
    導入させた未処理排ガスを排ガス処理ゾーン(3)で処
    理し、その処理済排ガスを他方の蓄熱ゾーン(5B)を通
    して排出させた後、脱臭処理室(2)内の排ガスの流れ
    方向を反転させ、今度は、他方の蓄熱ゾーン(5B)を通
    って脱臭処理室(2)内へ導入させた未処理排ガスを排
    ガス処理ゾーン(3)で処理し、その処理済排ガスを一
    方の蓄熱ゾーン(5A)から排出させて、これを交互に繰
    り返すことにより前記排ガス送給ダクト(9)を介して
    送給される未処理排ガスを脱臭処理する蓄熱脱臭処理装
    置において、 前記各蓄熱ゾーン(5A, 5B)には、その内部に残ってい
    る未処理排ガスを回収して一時的に貯留するエアリザー
    バ (12) がパージダクト(13A, 13B)を介して接続される
    と共に、当該エアリザーバ (12) に貯留した未処理排ガ
    スを導入側の蓄熱ゾーン(5A, 5B)に還流する還流ダク
    ト (14) が当該各蓄熱ゾーン(5A, 5B)に直接的に又は
    間接的に接続され、 脱臭処理室(2)内の排ガスの流れ方向を反転させたと
    きに、まず、排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)内に残る
    未処理排ガスをエアリザーバ (12) に一時的に貯留し、
    次いで、前記エアリザーバ (12) 内の未処理排ガスを排
    ガス発生源から送給される未処理排ガスと共に導入側の
    蓄熱ゾーン (5A, 5B) に送給して排ガス処理ゾーン
    (3)で処理し、排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)から
    処理済排ガスを外部へ排出するようになされたことを特
    徴とする蓄熱脱臭処理装置。
  2. 【請求項2】 導入端側から未処理排ガスを導入させて
    流出端側から処理済排ガスを排出する排ガス流路となる
    脱臭処理室(2)内に、未処理排ガスを加熱して脱臭処
    理する排ガス処理ゾーン(3)が形成されると共に、排
    ガス処理ゾーン(3)の上流側及び下流側には蓄熱層
    (4)を有する蓄熱ゾーン(5A, 5B)が形成され、 当該各蓄熱ゾーン(5A, 5B)には、未処理排ガスを導入
    させる未処理排ガス導入ダクト (10A, 10B) と、処理済
    排ガスを流出させる処理済排ガス排出ダクト(11A, 11B)
    が夫々接続されると共に、前記未処理排ガス導入ダク
    ト (10A, 10B) は、排ガス発生源から排出した未処理排
    ガスを送給する送風ファン(F)を介装した排ガス送給
    ダクト(9)に接続され、 一方の蓄熱ゾーン(5A)を通って脱臭処理室(2)内に
    導入させた未処理排ガスを排ガス処理ゾーン(3)で処
    理し、その処理済排ガスを他方の蓄熱ゾーン(5B)を通
    して排出させた後、脱臭処理室(2)内の排ガスの流れ
    方向を反転させ、今度は、他方の蓄熱ゾーン(5B)を通
    って脱臭処理室(2)内へ導入させた未処理排ガスを排
    ガス処理ゾーン(3)で処理し、その処理済排ガスを一
    方の蓄熱ゾーン(5A)から排出させて、これを交互に繰
    り返すことにより前記排ガス送給ダクト(9)を介して
    送給される未処理排ガスを脱臭処理する蓄熱脱臭処理装
    置において、 前記各蓄熱ゾーン(5A, 5B)には、その内部に残ってい
    る未処理排ガスを前記送風ファン(F)の吸込側に送給
    するパージダクト(21A, 21B) が夫々接続されると共
    に、 脱臭処理室(2)内の排ガスの流れ方向を反転させたと
    きに、まず、流出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)内に残る
    未処理排ガスをパージダクト(21A, 21B) を介して排出
    させ、排ガス発生源から送給される未処理排ガスと共に
    導入側の蓄熱ゾーン (5A, 5B) に送給して排ガス処理ゾ
    ーン(3)で処理し、次いで、流出側となる蓄熱ゾーン
    (5B, 5A)から処理済排ガスを外部へ排出すると共に、流
    出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)内に残る未処理排ガスが
    導入側の蓄熱ゾーン (5A, 5B)に送給されている間、一
    時的に前記送風ファン(F)の送風量を、排ガス発生源
    から送給される未処理排ガスの送風量より増大させるよ
    うにすることを特徴とする蓄熱脱臭処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103354888A (zh) * 2011-04-28 2013-10-16 波兰科学院化学工程研究所 利用易燃气体和空气的低浓度气体混合物的具有稳定热能回收的方法以及用于实施所述方法的倒流装置
KR101529703B1 (ko) * 2013-05-24 2015-06-18 주식회사 이엠코 오염물질 분해방법 및 그를 위한 오염물질 분해장치

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CN103354888A (zh) * 2011-04-28 2013-10-16 波兰科学院化学工程研究所 利用易燃气体和空气的低浓度气体混合物的具有稳定热能回收的方法以及用于实施所述方法的倒流装置
CN103354888B (zh) * 2011-04-28 2016-09-07 波兰科学院化学工程研究所 利用易燃气体和空气的低浓度气体混合物的具有稳定热能回收的方法以及用于实施所述方法的倒流装置
KR101529703B1 (ko) * 2013-05-24 2015-06-18 주식회사 이엠코 오염물질 분해방법 및 그를 위한 오염물질 분해장치

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