JPH09270134A - モータ制御装置、モータ制御方法及び光ディスク装置 - Google Patents

モータ制御装置、モータ制御方法及び光ディスク装置

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JPH09270134A
JPH09270134A JP7902496A JP7902496A JPH09270134A JP H09270134 A JPH09270134 A JP H09270134A JP 7902496 A JP7902496 A JP 7902496A JP 7902496 A JP7902496 A JP 7902496A JP H09270134 A JPH09270134 A JP H09270134A
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JP
Japan
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servo
band
stepping motor
servo band
gain
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Application number
JP7902496A
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English (en)
Inventor
Michihiko Iida
道彦 飯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクに対して情報データのアクセスを
行なう光学ピックアップの移動駆動源としてステッピン
グモータを使用した場合においても、光学ピックアップ
の安定したトラッキング特性を得るようにして、ステッ
ピングモータを使用した場合の効果を十分に発揮できる
ようにする。 【解決手段】 光磁気ディスクに対して情報信号のアク
セスを行なう光ディスク装置において、ステッピングモ
ータ5によるシーク動作の開始直前にトラッキングサー
ボ回路32に対してサーボ帯域を高めるための第1のコ
マンドD1を発行(出力)する第1のコマンド発行手段
42と、シーク動作の開始を示す信号Ssを励磁パター
ン生成回路45に出力するステップ開始手段43と、シ
ーク動作の開始時点から所定時間後にトラッキングサー
ボ回路32に対してサーボ帯域を元の帯域に戻すための
第2のコマンドD2を発行(出力)する第2のコマンド
発行手段44とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タの回転駆動によって移動駆動される被移動駆動物体を
所定位置に位置決めするためのモータ制御装置及びモー
タ制御方法と、該モータ制御装置が組み込まれた光ディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物体を移動駆動させる駆動源としてモー
タを用いる例が一般的である。このモータとしては、ボ
イスコイルモータ(以下、単にVCMと記す)やDCモ
ータ等が挙げられる。そして、これらモータによって移
動駆動される物体を所定位置に位置決めする場合、一般
に、フィードバック制御系が用いられる。
【0003】このフィードバック制御系は、入力される
基準移動量とモータの回転駆動に伴う物体の移動量とを
比較し、その比較結果である偏差を制御系の安定化を図
る位相補償手段にて位相補償してモータに供給すること
により、物体を基準移動量で示す距離ほど高速に移動さ
せるというものである。なお、位相補償手段としては、
I動作(比例動作)のみを行なう手段や、PI動作(積
分+比例動作)を行なう手段等がある。
【0004】上記のような物体を所定位置に位置決めす
る制御機構が搭載された電子機器としては、例えば、C
D−ROMや光磁気ディスク等の光ディスクに対して情
報信号の記録再生を行なう光ヘッドを搭載した光ディス
ク装置がある。
【0005】上記光ディスク装置においては、上記光ヘ
ッドを光ディスクの所定位置(トラック)に移動駆動さ
せる駆動源として例えばVCM(ボイス・コイル・モー
タ)を用いたものが多く提案され、実用化に至ってい
る。
【0006】そして、ディスク装置の性能を向上させる
ための重要な要因の一つとして、光ヘッドを所定位置に
移動させる動作、即ちシーク動作の高速性が挙げられ
る。このシーク動作の高速化には、現在、種々の工夫が
なされているが、製造コストの低廉化も考慮すると、ス
テッピングモータを使用した駆動機構が好適である。
【0007】ステッピングモータは、パルス状の電圧に
よって一定角度回転するモータであり、その回転角度は
入力パルス信号のパルス数に比例し、回転速度は入力パ
ルス信号の周波数に比例する。また、モータの回転方向
は複数の励磁相に供給するパルス信号の順番によって決
定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばスパ
イラル状のトラックを有する光ディスクに対して光ヘッ
ドをステッピングモータを用いた駆動機構にて移動駆動
した場合に問題になるのが、オントラック中に移動させ
た際の光ヘッド、特に対物レンズの振動(揺動)であ
る。移動駆動の際の衝撃で光ヘッドがゆすられ、トラッ
クから外れるいわゆるデトラックを引き起こすという問
題がある。
【0009】このデトラックは情報データの読出しや書
込みにおいて、読出しエラーや書込みエラーの発生原因
となる。
【0010】そこで、従来では、上記ステッピングモー
タを用いた場合の光ヘッドのデトラック量を抑えるため
に、トラッキングサーボ制御のサーボ帯域を高くとると
いう方法が考えられている。
【0011】サーボ帯域は、サーボ制御系の時定数を小
さくすることにより高くすることができる。ここで、上
記時定数をTm、一巡伝達関数のゲインをKとしたと
き、トラッキングサーボ制御系(2次システム)の減衰
係数ζ及び固有振動数ωn は以下の関係式となる。
【0012】減衰係数ζ=1/2 (KTm) 固有振動数ωn = (K/Tm)
【0013】上記関係式から時定数Tmを小さくするこ
とにより、即ちサーボ帯域を高くすることにより、減衰
係数ζが大きくなり、ステッピングモータによる移動駆
動によって発生する振動を早期に抑制することが可能と
なる。
【0014】しかし、サーボ帯域を高くとることは、速
応性を決定する固有振動数も大きくなるため、光ディス
クに存在するディフェクト(欠陥)などに反応してしま
い、トラック飛びを引き起こすという新たな問題が生じ
る。
【0015】また、サーボ帯域を高くとらずに、位相遅
れ補償などで低域のゲインを持ち上げた場合は、応答が
遅くなり、高速アクセスに支障を来すという問題があ
る。
【0016】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、被移動駆動物体の移動
駆動源としてステッピングモータを使用した場合におい
ても、安定したトラッキング特性を得ることができ、も
って、被移動駆動物体の移動機構の信頼性の向上を図る
ことができ、ステッピングモータを使用した場合の効
果、即ち安価な構成で高速アクセスの移動機構が実現で
きるという効果を十分に発揮させることができるモータ
制御装置及びモータ制御方法を提供することにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、光ディスクに
対して情報データのアクセスを行なう光ヘッドの移動駆
動源としてステッピングモータを使用した場合において
も、光ヘッドの安定したトラッキング特性を得ることが
でき、もって、光ヘッドの移動機構の信頼性の向上を図
ることができ、ステッピングモータを使用した場合の効
果、即ち安価な構成で高速アクセスの移動機構が実現で
きるという効果を十分に発揮させることができる光ディ
スク装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータ制御
装置は、被移動駆動物体の移動駆動源であるステッピン
グモータと、上記被移動駆動物体の目標移動量に応じた
励磁信号を上記ステッピングモータに出力する励磁信号
生成回路と、上記被移動駆動物体を所定のサーボ帯域に
てある方向に沿ってトラッキングさせるためのトラッキ
ングサーボ制御系と、上記ステッピングモータによる上
記被移動駆動物体の移動直前に、上記トラッキングサー
ボ制御系におけるサーボ帯域を上げ、上記ステッピング
モータの停止後における少なくとも上記トラッキングサ
ーボ制御系によるトラッキング制御の整定時間後に上記
サーボ帯域を上記所定のサーボ帯域に戻すサーボ帯域制
御手段を設けて構成する。
【0019】これにより、まず、被移動駆動物体を移動
駆動しない状態では、トラッキングサーボ制御系のサー
ボ帯域は所定のサーボ帯域に維持されている。これによ
り、被移動駆動物体は、トラッキングサーボ制御系によ
って通常の減衰係数及び通常の速応性で制御が行なわれ
ることになる。
【0020】次に、被移動駆動物体をステッピングモー
タの駆動によって移動させる際においては、その直前
に、サーボ帯域制御手段によってトラッキングサーボ制
御系におけるサーボ帯域が上げられる(高くなる)。こ
れによって、トラッキングサーボ制御系における減衰係
数及び固有振動数が大きくなる。その結果、ステッピン
グモータにて被移動駆動物体を移動駆動した際に被移動
駆動物体に生じた振動は早期にしずまり、目標トラック
に到達した際のデトラック量は非常に小さいものとな
る。
【0021】次に、ステッピングモータが停止した後に
おける少なくとも上記トラッキングサーボ制御系による
トラッキング制御の整定時間後に、上記サーボ帯域制御
手段によって、トラッキングサーボ制御系のサーボ帯域
は、上記所定のサーボ帯域に戻されることとなる。これ
により、被移動駆動物体は、トラッキングサーボ制御系
によって通常の減衰係数及び通常の速応性で制御が行な
われることになる。
【0022】このように、本発明に係るモータ制御装置
においては、ステッピングモータを用いた場合において
発生するデトラックを抑制することが可能となるため、
被移動駆動物体の移動駆動源としてステッピングモータ
を使用した場合においても、安定したトラッキング特性
を得ることができ、もって、被移動駆動物体の移動機構
の信頼性の向上を図ることができ、ステッピングモータ
を使用した場合の効果、即ち安価な構成で高速アクセス
の移動機構が実現できるという効果を十分に発揮させる
ことができる。
【0023】次に、本発明に係るモータ制御方法は、被
移動駆動物体の目標移動量に応じた励磁信号を上記被移
動駆動物体の移動駆動源であるステッピングモータに供
給し、上記被移動駆動物体を所定のサーボ帯域にてある
方向に沿ってトラッキングさせるためのトラッキングサ
ーボ制御を行なうモータ制御方法において、上記ステッ
ピングモータによる上記被移動駆動物体の移動直前に、
上記トラッキングサーボ制御のサーボ帯域を上げ、上記
ステッピングモータの停止後における少なくとも上記ト
ラッキングサーボ制御の整定時間後に上記サーボ帯域を
上記所定のサーボ帯域に戻すようにする。
【0024】これにより、まず、被移動駆動物体を移動
駆動しない状態では、トラッキングサーボ制御のサーボ
帯域は所定のサーボ帯域に維持されている。これによ
り、被移動駆動物体は、トラッキングサーボ制御によっ
て通常の減衰係数及び通常の速応性で制御が行なわれる
ことになる。
【0025】次に、被移動駆動物体をステッピングモー
タの駆動によって移動させる際においては、その直前
に、トラッキングサーボ制御系におけるサーボ帯域が上
げられる(高くなる)。これによって、トラッキングサ
ーボ制御における減衰係数及び固有振動数が大きくな
る。その結果、ステッピングモータにて被移動駆動物体
を移動駆動した際に被移動駆動物体に生じた振動は早期
にしずまり、目標トラックに到達した際のデトラック量
は非常に小さいものとなる。
【0026】次に、ステッピングモータが停止した後に
おける少なくとも上記トラッキングサーボ制御の整定時
間後に、トラッキングサーボ制御のサーボ帯域は、上記
所定のサーボ帯域に戻されることとなる。これにより、
被移動駆動物体は、トラッキングサーボ制御によって通
常の減衰係数及び通常の速応性で制御が行なわれること
になる。
【0027】このように、本発明に係るモータ制御方法
においては、ステッピングモータを用いた場合において
発生するデトラックを抑制することが可能となるため、
被移動駆動物体の移動駆動源としてステッピングモータ
を使用した場合においても、安定したトラッキング特性
を得ることができ、もって、被移動駆動物体の移動機構
の信頼性の向上を図ることができ、ステッピングモータ
を使用した場合の効果、即ち安価な構成で高速アクセス
の移動機構が実現できるという効果を十分に発揮させる
ことができる。
【0028】次に、本発明に係る光ディスク装置は、装
着された光ディスクを回転駆動する回転駆動手段と、上
記光ディスクに対して情報データのアクセスを光学的に
行なう光ヘッドと、上記光ヘッドを上記光ディスクの径
方向に沿って移動駆動するためのステッピングモータ
と、上記光ヘッドの目標移動量に応じた励磁信号を上記
ステッピングモータに供給する励磁信号生成回路と、上
記光ヘッドを所定のサーボ帯域にてある方向に沿ってト
ラッキングさせるためのトラッキングサーボ制御系と、
上記ステッピングモータによる上記光ヘッドの移動直前
に、上記トラッキングサーボ制御系におけるサーボ帯域
を上げ、上記ステッピングモータの停止後における少な
くとも上記トラッキングサーボ制御系によるトラッキン
グ制御の整定時間後に上記サーボ帯域を上記所定のサー
ボ帯域に戻すサーボ帯域制御手段を設けて構成する。
【0029】これにより、まず、装置内に装着された光
ディスクは、回転駆動手段によって回転駆動される。そ
して、この回転駆動している光ディスクに対し光ヘッド
を通じて光学的に情報データのアクセスが行なわれる。
【0030】このとき、光ヘッドを移動駆動しない状態
では、トラッキングサーボ制御系のサーボ帯域は所定の
サーボ帯域に維持されている。これにより、光ヘッド
は、トラッキングサーボ制御系によって通常の減衰係数
及び通常の速応性で制御が行なわれることになる。
【0031】次に、光ヘッドをステッピングモータの駆
動によって移動させる際においては、その直前に、サー
ボ帯域制御手段によってトラッキングサーボ制御系にお
けるサーボ帯域が上げられる(高くなる)。これによっ
て、トラッキングサーボ制御系における減衰係数及び固
有振動数が大きくなる。その結果、ステッピングモータ
にて光ヘッドを移動駆動した際に光ヘッドに生じた振動
は早期にしずまり、目標トラックに到達した際のデトラ
ック量は非常に小さいものとなる。
【0032】次に、ステッピングモータが停止した後に
おける少なくとも上記トラッキングサーボ制御系による
トラッキング制御の整定時間後に、上記サーボ帯域制御
手段によって、トラッキングサーボ制御系のサーボ帯域
は、上記所定のサーボ帯域に戻されることとなる。これ
により、光ヘッドは、トラッキングサーボ制御系によっ
て通常の減衰係数及び通常の速応性で制御が行なわれる
ことになる。
【0033】このように、本発明に係る光ディスク装置
においては、ステッピングモータを用いた場合において
発生するデトラックを抑制することが可能となるため、
光ヘッドの移動駆動源としてステッピングモータを使用
した場合においても、安定したトラッキング特性を得る
ことができ、もって、光ヘッドの移動機構の信頼性の向
上を図ることができ、ステッピングモータを使用した場
合の効果、即ち安価な構成で高速アクセスの移動機構が
実現できるという効果を十分に発揮させることができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るモータ制御装
置を光ディスクとして例えば光磁気ディスクを使用した
光ディスク装置に搭載される光学ピックアップのスレッ
ド・サーボ系に適用した実施の形態例(以下、単に実施
の形態に係るモータ制御装置と記す)と、該実施の形態
に係るモータ制御装置が搭載された上記光ディスク装置
(以下、単に実施の形態に係る光ディスク装置と記す)
を図1〜図7を参照しながら説明する。
【0035】まず、この実施の形態に係る光ディスク装
置は、図1に示すように、内部に例えば磁界変調方式に
対応した光磁気ディスクDが回転自在に収納されたディ
スクカートリッジ(図示せず)が挿入される図示しない
カートリッジホルダと、このカートリッジホルダに挿入
された上記ディスクカートリッジ内の光磁気ディスクD
を回転駆動するスピンドルモータ1と、上記光磁気ディ
スクDに対して情報信号の再生を行う光学ピックアップ
2と、上記スピンドルモータ1によって回転駆動される
光磁気ディスクDに対し、記録用磁界を印加して、光磁
気ディスクDの垂直磁化膜(記録層)中、光学ピックア
ップ2からのレーザ光Lが照射されている部分(キュー
リー点を越える温度となっている部分)を、記録信号に
応じて磁化させる記録用磁界ヘッド(内部に励磁コイル
を有して構成される)3を有する。この図1において
は、図面の複雑化を回避するため、上記ディスクカート
リッジやカートリッジホルダ等を省略して図示してあ
る。
【0036】上記カートリッジホルダは、その内部に上
記ディスクカートリッジのシャッタ(図示せず)を開閉
させる図示しない既知のシャッタ開閉機構が設けられて
いる。
【0037】従って、上記ディスクカートリッジを上記
カートリッジホルダ内に挿入することにより、上記シャ
ッタ開閉機構によってシャッタが開かれ、このシャッタ
が完全に開状態となった位置、即ちディスクカートリッ
ジがカートリッジホルダに完全に挿入された位置でディ
スクカートリッジの光ディスク装置内への装着が完了す
る。
【0038】スピンドルモータ1は、装着されたディス
クカートリッジの中央部分に対応した下方の位置に設け
られており、例えばステッピングモータと回転−直線運
動変換機構を主体とする既知のスピンドルモータ用上下
移動機構(図示せず)によって、上下方向、即ちディス
クカートリッジの接離方向に移動自在とされている。ま
た、このスピンドルモータ1におけるモータ軸の上端に
は、マグネット付きのターンテーブル4が設けられてい
る。
【0039】このスピンドルモータ1は、上記ディスク
カートリッジが装着されたことに基づいて、上記スピン
ドルモータ用上下移動機構によって上方に移動し、この
移動によって、ターンテーブル4がディスクカートリッ
ジの裏面側開口部を通してディスクカートリッジ内に進
入する。このとき、マグネットの吸引によってターンテ
ーブル4の上面とディスクカートリッジ内の光磁気ディ
スクDのセンターハブ同士が互いに密着、保持され、デ
ィスクカートリッジ内にある光磁気ディスクDがスピン
ドルモータ1に装着されることになる。
【0040】光学ピックアップ2は、上記ディスクカー
トリッジ中、光ディスク装置内部に露出した裏面側開口
部の下方の位置に設けられている。この実施の形態に係
る光ディスク装置における光学ピックアップ2は、ステ
ッピングモータ5を移動駆動源とする図示しない光学ピ
ックアップ用スライド機構によって、ディスクカートリ
ッジにおける光磁気ディスクDの径方向に移動自在とさ
れている。
【0041】また、上記光学ピックアップ2は、図示し
ないが、光ビームLの光源である半導体レーザからなる
レーザ光源と、光ビームLを光磁気ディスクD上に集光
させる対物レンズ6と、この光磁気ディスクD上で反射
した戻り光を検出して、その光量に応じた電流レベルの
電気信号(検出信号)に変換する光検出器を含む光学系
の全体が、1個のユニットとして構成されている。
【0042】この光学系には、上記光学部品のほかに、
レーザ光源から出射された光ビームLを平行光にするコ
リメータレンズと、光ビームLを少なくとも3本の光束
成分に分離する位相回折格子と、レーザ光源からの光ビ
ームLと光磁気ディスクDからの戻り光とを分離するビ
ームスプリッタ等が配設されている。
【0043】また、戻り光の光路中においては、該戻り
光を光検出器上に収束する結像レンズと、上記戻り光の
焦点距離の調整と非点収差を発生させるためのシリンド
リカル・レンズ及び凹レンズで構成されるマルチレンズ
が配設される。
【0044】また、ビームスプリッタの上記結像レンズ
側とは反対側には、レーザ光源からの光ビームL(ここ
では、P偏光とする)の一部(上記ビームスプリッタの
境界面にて反射した光成分)を検出し、その光成分の光
量に応じた出力レベル(電流レベル)の電気信号(検出
信号)に変換するモニタ用のフォトディテクタ(図示せ
ず)が配設されている。
【0045】この実施の形態では、上記ビームスプリッ
タの特性を、例えば、P偏光の透過率:TP=80%、
S偏光の反射率:RS=100%としているため、ビー
ムスプリッタに入射するレーザ光源からの光ビームLの
うち、その20%がその境界面にて反射されて、上記モ
ニタ用のフォトディテクタに入射されることになる。
【0046】上記モニタ用のフォトディテクタの後段に
は、該フォトディテクタからの検出信号に基づいて、レ
ーザ光源が安定に発振するようにレーザ光源に対して制
御信号を出力する光出力制御回路(APC回路)11が
接続されている。即ち、このAPC回路11は、レーザ
光源から出射される光ビームLの出力(光量)が、後述
するシステムコントローラ22から供給される設定値デ
ータDsに示される値になるように、かつレーザ光源が
安定に発振するように、レーザ光源を制御する。上記シ
ステムコントローラ22からの設定値データDsが示す
値は、光磁気ディスクDから情報データを再生する場合
と、光磁気ディスクDに情報データを記録する場合で異
なり、情報データの記録時における光ビームLの出力が
再生時よりも大きくなるように、その値が設定される。
【0047】一方、光学ピックアップ2における対物レ
ンズ6は、図示しない二次元アクチュエータによって、
光磁気ディスクDの接離方向及び光磁気ディスクDの径
方向にそれぞれ僅かに移動するようになっている。この
二次元アクチュエータは、例えばフォーカス・コイル、
トラッキング・コイル及びマグネットからなる磁気回路
にて構成されている。
【0048】記録用磁界ヘッド3は、ディスクカートリ
ッジ中、光ディスク装置内部に露出した上面側開口部の
上方の位置に設けられている。この記録用磁界ヘッド3
は、例えばステッピングモータと回転−直線運動変換機
構を主体とする既知の上下移動機構(図示せず)によっ
て、上下方向、即ち、ディスクカートリッジの上面側開
口部に対して接離方向に移動自在とされている。また、
この記録用磁界ヘッド3は、図示しない連動機構によっ
て、光学ピックアップ2と連動して光磁気ディスクDの
径方向に移動するようになっている。
【0049】この実施の形態に係る光ディスク装置の回
路系は、上記APC回路11のほかに、図1に示すよう
に、RFアンプ部12、エンコーダ13、磁界発生駆動
回路14、サーボ制御回路15、アドレスデコーダ1
6、デコーダ17、光学ピックアップスライド用コント
ローラ(単に、ステップコントローラ18と記す)、各
種駆動回路19〜21並びにこれら各種回路を制御する
システムコントローラ22を有して構成されている。シ
ステムコントローラ22は、外部に設置されたホストコ
ンピュータ23に対し、インターフェースバス24(例
えばSCSIバス)及びインターフェース回路25を介
してデータの転送が行なわれるように配線接続されてい
る。
【0050】インターフェース回路25は、この光ディ
スク装置が接続されたホストコンピュータ23から送ら
れてくるコマンドの内容を解読し、システムコントロー
ラ22にその動作内容を伝達する回路である。また、こ
のインターフェース回路25は、ホストコンピュータ2
3とのデータを授受するためのバッファとしても機能
し、この場合、ディスク欠陥に対する誤り訂正(EC
C)を行なうように構成されている。
【0051】RFアンプ部12は、光学ピックアップ2
内の光検出器からの光検出信号(電流信号)を電圧信号
に変換して所定のゲインにて増幅するものであり、本実
施の形態においては、3種類のRFアンプ(マトリクス
アンプ)が組み込まれて構成されている。このRFアン
プ部のうち、第1のRFアンプは光学ピックアップ2か
らの再生信号中、トラッキングエラー信号,フォーカス
エラー信号を増幅する回路であり、第2のRFアンプは
光学ピックアップ2からの再生信号中、サブコード信号
を増幅する回路であり、第3のRFアンプは光学ピック
アップ2からの再生信号中、データ信号を増幅する回路
である。
【0052】エンコーダ13は、インターフェース回路
25を通じて送られてくるホストコンピュータ23から
の記録データDwに、エラー訂正等の符号化処理と例え
ばEFM変調を行なって、記録情報データに変換し、更
にこの記録情報データを二値化データに変換して、オン
オフ信号Soとして出力する回路である。
【0053】磁界発生駆動回路14は、エンコーダ13
からのオンオフ信号Soに基づいて、記録用磁界ヘッド
3内の励磁コイルへの電流供給を正方向及び負方向に切
り換える回路である。
【0054】具体的には、励磁コイルに対して正方向に
電流を流すことにより、光磁気ディスクDの記録層中、
上記光学ピックアップ2からのレーザ光照射によって温
度がキューリー点を超えている部分が、例えば正方向に
磁化され、励磁コイルに対して負方向に電流を流すこと
により、上記部分が、例えば負方向に磁化されることと
なる。
【0055】そして、その後に、光学ピックアップ2に
よる再生用のレーザ光Lを照射することにより、正方向
に磁化された部分又は負方向に磁化された部分にて変調
された反射光束中のカー回転角を、光学ピックアップ2
内に組み込まれた例えばpn接合のフォトダイオードか
らなる光検出器にて検出することによって、光磁気ディ
スクDに記録された磁化情報の再生信号を得ることがで
きるようになっている。
【0056】デコーダ17は、第3のRFアンプからの
再生信号、具体的には、光磁気ディスクDの記録層に記
録されている磁化情報に応じて変調された反射光のP偏
光成分とS偏光成分に対して所定の演算を行なうことに
よって得た信号をデジタルデータに変換し、更にこの変
換したデジタルデータに付加されているエラー訂正等の
符号化処理を復号化処理して再生データDrとして出力
する回路である。このデコーダ17からの再生データD
rは、インターフェース回路25及びインターフェース
バス24を介して外部に接続されたホストコンピュータ
23に供給される。
【0057】アドレスデコーダ16は、第2のRFアン
プからのサブコード信号をデコードしてアドレスデータ
Daを得るための回路である。該アドレスデコーダ16
からのアドレスデータDaは、後段のデコーダ17を通
じてスピンドルモータ1の回転制御やシーク動作時の光
学ピックアップ2の走査位置の制御のためにシステムコ
ントローラ22に供給される。
【0058】サーボ制御回路15は、その内部に、フォ
ーカスサーボ回路31、トラッキングサーボ回路32、
スピンドルサーボ回路33、スレッドサーボ回路34及
び各種移動機構の駆動源であるモータに対してサーボ制
御を行うモータ用サーボ回路等が組み込まれており、こ
れら各種サーボ回路は、それぞれシステムコントローラ
22からのサーボ制御に関するデータ(サーボゲイン
等)や駆動信号などのサーボ駆動制御信号やRFアンプ
部12からの各種エラー信号が入力されるようになって
いる。
【0059】上記スピンドルサーボ回路33は、システ
ムコントローラ22からの最大回転数データに基づい
て、その最大回転数以下の回転数でスピンドルモータ1
を駆動して、ターンテーブル4に装着されている光磁気
ディスクDをCLV(線速度一定:Constant Angular V
erocity )方式又はCAV(角速度一定:Constant Lin
ear Verocity)で回転駆動させる回路である。
【0060】上記フォーカスサーボ回路31は、RFア
ンプ部12からのフォーカスエラー信号、具体的には、
光磁気ディスクDに形成されたミラー面へのレーザ光照
射に伴う該ミラー面からの反射光量に応じた検出信号を
RFアンプ部12にて所定の演算を行なって得た信号に
基づいて、光学ピックアップ2の上記二次元アクチュエ
ータを駆動・制御することにより、対物レンズ6を光磁
気ディスクDの接離方向に移動させてその焦点調整を行
う回路である。
【0061】上記トラッキングサーボ回路32は、RF
アンプ部12からのトラッキングエラー信号、具体的に
は、光磁気ディスクDに形成されているサーボ領域内の
サーボピットの検出に伴う検出信号をRFアンプ部12
にて所定の演算を行なって得た信号に基づいて、光学ピ
ックアップ2の上記二次元アクチュエータを駆動・制御
することにより、対物レンズ6を光磁気ディスクDの径
方向に移動させてそのトラッキング調整を行う回路であ
る。
【0062】スレッドサーボ回路34は、システムコン
トローラ22から順次送られてくる目標位置データと光
学ピックアップ2の現在位置データ(リニア・エンコー
ダから得られる位置データ)とを比較して移動速度プロ
ファイルを設定する回路である。
【0063】ステップコントローラ18は、図2に示す
ように、その内部にステップ条件判定回路41と、第1
のコマンド発行手段42と、ステップ開始手段43と、
第2のコマンド発行手段44と、励磁パターン生成回路
45とを有して構成されている。
【0064】上記ステップ条件判定回路41は、その内
部にシステムコントローラ22から送られてくる目標位
置データDbと光学ピックアップ2の現在位置データD
i(リニア・エンコーダから得られる位置データ)との
差分をとって、その差分値がステップジャンプや粗シー
クが必要な値である場合に起動信号Sdを発生し出力す
る比較回路46と、該比較回路46から出力される差分
データDcや起動信号Sdに対するノイズの影響を除去
するノイズゲート47を有して構成されている。
【0065】第1のコマンド発行手段42は、上記ステ
ップ条件判定回路41からの起動信号Sdの入力に基づ
いてサーボ制御回路15におけるトラッキングサーボ回
路32にサーボ帯域を高くするための第1のコマンドD
1を発行(出力)する手段である。
【0066】ステップ開始手段43は、上記第1のコマ
ンド発行手段42への起動信号Sdの入力時点から所定
時間(例えば20μsec)経過後に駆動開始信号Ss
を励磁パターン生成回路45に出力する手段である。
【0067】第2のコマンド発行手段44は、上記駆動
開始信号Ssの励磁パターン生成回路45への出力時点
から所定時間(例えば50msec)経過後に上記トラ
ッキングサーボ回路32にサーボ帯域を元の帯域に戻す
ための第2のコマンドD2を発行(出力)する手段であ
る。
【0068】励磁パターン生成回路45は、上記ステッ
プ開始手段43からの駆動開始信号Ssの入力に基づい
て活性化(電源供給)され、かつ、上記ステップ条件判
定手段41からの差分データDcとスレッドサーボ回路
34からの移動速度プロファイルDvに基づいてステッ
ピングモータ5に供給すべき励磁パターンDpを生成し
てステッピングモータ5の駆動回路21に出力する回路
である。上記励磁パターンDpは、比較回路46からの
差分値Dcに対応したパルス数を含み、かつ移動速度プ
ロファイルDvに対応した周波数を有するパルス信号の
上記差分値Dcの極性に応じた励磁相の順番に応じた供
給パターンである。
【0069】駆動回路21は、励磁パターン生成回路4
5からの励磁パターンDpに含まれるパルス信号Spを
増幅して該励磁パターンDpが示す励磁相への供給順序
に従って上記パルス信号Spをステッピングモータ5に
供給する回路である。
【0070】上記第1のコマンド発行手段42、ステッ
プ開始手段43及び第2のコマンド発行手段44は、デ
ジタル回路のみでハード的に構成されるか、あるいは処
理動作が予めアルゴリズムとして組み込まれたソフトウ
ェアとして構成される。
【0071】ここで、上記第1及び第2のコマンド発行
手段42及び44からの第1及び第2のコマンドD1及
びD2が入力される上記トラッキングサーボ回路32に
おける制御系のブロック線図は、図3に示すように、ト
ラック振れを目標値V、対物レンズ6の位置を制御量
X、これらの差分をトラッキングエラーE、前向き要素
の伝達関数をGとするフィードバック結合である。
【0072】前向き要素は、比例要素Kaとトラッキン
グコイルと負荷(対物レンズ)の合成要素Km/s(1
+Tms)にて構成され、その伝達関数Gは、 G=KaKm/s(1+Tms)=K/s(1+Tm
s) K=KaKm であるから、上記トラッキングサーボ回路の閉回路特性
は、 X(s)/V(s)=1/〔s2/ωn 2+(2ζ/ω
n )s+1〕 となる。但し、ζ=1/2 (KTm),ωn = (K
/Tm)である。
【0073】具体的回路例は、例えば図2に示すよう
に、入力端子φinを通じて供給されるRFアンプ部1
2からのトラッキングエラー信号Stを所定のゲインに
て増幅する増幅器51の出力ラインLoとトラッキング
位相補償回路52の一方の入力端子(図示せず)との間
に時定数切換え回路53が接続され、上記トラッキング
位相補償回路52の他方の入力端子にゲイン切換え回路
54が接続され、トラッキング位相補償回路52の後段
に差動アンプ55とトラッキングコイル56への電流の
切換えを制御するnpnトランジスタとpnpトランジ
スタの直列回路57が接続されて構成されたものが用い
られる。
【0074】上記時定数切換え回路53は、互いの可動
接点が共通接点aを通じて接続された2つのスイッチン
グ回路(第1及び第2のスイッチング回路SW1及びS
W2)を有し、第1のスイッチング回路SW1の固定接
点と増幅器51の出力ラインLo間に抵抗R1が接続さ
れ、出力ラインLoと基準電位が印加されているパット
P1間に接続された抵抗R1とコンデンサC1の直列回
路における中点bと第2のスイッチング回路SW2の固
定接点が接続され、これらスイッチング回路SW1及び
SW2の共通接点aとトラッキング位相補償回路52の
一方の入力端子間に抵抗R2が接続されて構成されてい
る。
【0075】ゲイン切換え回路54は、トラッキング位
相補償回路52の他方の入力端子とパッドP2間に抵抗
R3とコンデンサC2と第3のスイッチング回路SW3
の直列回路が接続され、コンデンサC2とスイッチング
回路SW3との中点cと別のパッドP3間に抵抗R4が
接続されて構成されている。
【0076】上記第1〜第3のスイッチング回路SW1
〜SW3は、ステップコントローラ18から出力される
第1及び第2のコマンドD1及びD2を解読して、第1
〜第3のスイッチング制御信号Sc1〜Sc3として出
力するデコーダ58からの上記第1〜第3のスイッチン
グ制御信号Sc1〜Sc3の各属性(高/低)によって
オン/オフ動作するように構成されている。
【0077】具体的には、上記デコーダ58は、通常動
作のとき(第1のコマンドD1が入力されるまでの
間)、低レベルの第1のスイッチング制御信号Sc1、
高レベルの第2のスイッチング制御信号Sc2及び高レ
ベルの第3のスイッチング制御信号Sc3をそれぞれ第
1〜第3のスイッチング回路SW1〜SW3に供給し続
ける。これによって、第1のスイッチング回路SW1の
みがオフ動作し、残りのスイッチング回路SW2及びS
W3はオン動作することになる。その結果、時定数切換
え回路53において生じる時定数はコンデンサC1が関
与された値となる。一方、ゲイン切換え回路54におい
ては、第3のスイッチング回路SW3がオン動作してい
ることから、該ゲイン切換え回路54にて生じるゲイン
は、抵抗R3と1/jωC2の直列抵抗で決定されるこ
ととなる。
【0078】次に、デコーダ58に第1のコマンドD1
が入力されると、該デコーダ58は、第1のコマンドD
1の入力に基づいて高レベルの第1のスイッチング制御
信号Sc1、低レベルの第2のスイッチング制御信号S
c2及び低レベルの第3のスイッチング制御信号Sc3
をそれぞれ第1〜第3のスイッチング回路SW1〜SW
3に供給する。これによって、第1〜第3のスイッチン
グ回路SW1〜SW3がそれぞれオン動作、オフ動作及
びオフ動作する。その結果、時定数切換え回路53にお
いて生じる時定数はコンデンサC1が関与されない値と
なり、通常の場合よりも低い値となる。一方、ゲイン切
換え回路54においては、第3のスイッチング回路SW
3がオフ動作していることから、該ゲイン切換え回路5
4にて生じるゲインは、抵抗R3,1/jωC2及び抵
抗R4の直列抵抗で決定されることとなり、通常の場合
よりも高くなる。
【0079】上記トラッキングサーボ回路32の周波数
特性をボード線図で表わすと図4に示すようになる。こ
の図4において、実線a及びbは通常動作の場合の周波
数特性を示し、破線c及びdは第1のコマンドが入力さ
れた場合の周波数特性を示す。また、図5A及びBに、
通常動作における位相特性(同図A)とゲイン特性(同
図B)を示し、図6A及びBに、第1のコマンドD1が
入力した場合における位相特性(同図A)とゲイン特性
(同図B)を示す。
【0080】これらの図から、第1のコマンドD1が入
力されると、ゲインは約10dBほどアップし、位相特
性はコンデンサC1の関与がなくなることから進み位相
となっていることがわかる。また、時定数が低くなるこ
とから、一巡伝達関数のゲイン交差周波数fcが高くな
る。即ち、上記第1のコマンドD1が入力されることに
よって、トラッキングサーボ回路32のサーボ帯域が高
くなる。
【0081】次に、デコーダ58に第2のコマンドD2
が入力されると、該デコーダ58は、第2のコマンドD
2の入力に基づいて低レベルの第1のスイッチング制御
信号Sc1、高レベルの第2のスイッチング制御信号S
c2及び高レベルの第3のスイッチング制御信号Sc3
をそれぞれ第1〜第3のスイッチング回路SW1〜SW
3に供給する。これによって、第1〜第3のスイッチン
グ回路SW1〜SW3がそれぞれオフ動作、オン動作及
びオン動作する。その結果、時定数切換え回路53にお
いて生じる時定数はコンデンサC1が関与した値となっ
て、通常の場合と同じ値となる。一方、ゲイン切換え回
路54においては、第3のスイッチング回路SW3がオ
ン動作することから、該ゲイン切換え回路54にて生じ
るゲインは、抵抗R3及び1/jωC2の直列抵抗で決
定されることとなり、通常の場合と同じになる。即ち、
第2のコマンドD2が入力されることによって、トラッ
キングサーボ回路32のサーボ帯域が通常のサーボ帯域
に戻されることになる。
【0082】次に、この実施の形態に係る光ディスク装
置において、シーク動作を行なう場合について説明す
る。
【0083】まず、シーク動作が行なわれる前は、トラ
ッキングサーボ回路32におけるデコーダ58から通常
動作に基づくスイッチング制御信号Sc1〜Sc3が各
スイッチング回路SW1〜SW3に供給されていること
から、該トラッキングサーボ回路32におけるサーボ帯
域は所定の帯域(図4の実線a及びbで示す周波数特
性)に維持されている。
【0084】そして、例えば、ホストコンピュータ23
からデータ書込み要求を示すコマンドが供給された場
合、インターフェース回路25にて該コマンドが解読さ
れて、データ記録を示す信号がシステムコントローラ2
2に入力される。システムコントローラ22は、上記デ
ータ記録を示す信号の入力に基づいて記録モードとな
る。
【0085】システムコントローラ22は、ホストコン
ピュータ23からインターフェース回路25を通じて供
給される書込み先頭論理アドレスを読み取って、該論理
アドレスを物理アドレスに変換し、該物理アドレスに対
応した目標位置データDb(トラック数など)を算出し
てステップコントローラ18に送出する。ステップコン
トローラ18、特にステップ条件判定回路41における
比較回路46において、システムコントローラ22から
の目標位置データDbと光学ピックアップ2の現在位置
データDiとの差分をとる。そして、比較回路46は、
該差分値Dcがステップジャンプ又は粗シークが必要な
値である場合に、起動信号Sdを後段のノイズゲートを
介して第1のコマンド発行手段42に出力する。
【0086】第1のコマンド発行手段42は、比較回路
46からの起動信号Sdの入力に基づいて、トラッキン
グサーボ回路32に第1のコマンドD1を送出する。ト
ラッキングサーボ回路32におけるデコーダ58は、ス
テップコントローラ18からの第1のコマンドD1の入
力に基づいて、ステッピングのためのスイッチング制御
信号Sc1〜Sc3を各スイッチング回路SW1〜SW
3に送出する。これによって、トラッキングサーボ回路
32の時定数が低く設定され、更にゲインが高く設定さ
れることとなるため、該トラッキングサーボ回路32に
おけるサーボ帯域は所定の帯域よりも高くなる(図4の
破線c及びdで示す周波数特性)。即ち、トラッキング
サーボ回路32は、ステッピングモータ5による光学ピ
ックアップ2の移動駆動の直前にそのサーボ帯域が上げ
られることになる。
【0087】一方、ステップコントローラ18における
ステップ開始手段43は、上記第1のコマンド発行手段
42への起動信号Sdの入力時点から所定時間(例えば
20μsec)経過後に駆動開始信号Ssを励磁パター
ン生成回路45に出力する。励磁パターン生成回路45
は、ステップ開始手段43からの駆動開始信号Ssの入
力に基づいて活性化され、上記ステップ条件判定手段4
1における比較回路46からの差分データDcとスレッ
ドサーボ回路34からの移動速度プロファイルDvに基
づいてステッピングモータ5に供給すべき励磁パターン
Dpを生成してステッピングモータ5の駆動回路21に
出力する。
【0088】ステッピングモータ5は、上記励磁パター
ン生成回路45からの励磁パターンDpに従って光学ピ
ックアップ2を光磁気ディスクDの径方向に移動駆動す
る。
【0089】このとき、光学ピックアップ2はステッピ
ングモータ5にて急激に移動駆動されることから光学ピ
ックアップ2内の対物レンズ6は、その移動駆動によっ
て振動あるいは揺動することとなる。しかし、トラッキ
ングサーボ回路32は、ステッピングモータ5による光
学ピックアップ2の移動駆動の直前にそのサーボ帯域が
高められているため、ステッピングモータ5による移動
駆動によって上記対物レンズ6に生じた振動及び揺動は
早期にしずまり、目標トラックに到達した際のデトラッ
ク量は非常に小さいものとなる。
【0090】この様子を図7に示す。この図7からステ
ッピングモータ5の励磁期間Tの開始直前(時点t1)
においてトラッキングサーボ回路32のサーボ帯域を高
めた場合(図7C参照)、サーボ帯域を通常の帯域に維
持させた場合(図7B参照)よりもそのトラッキングエ
ラー信号Stの振動が小さく、振動開始から振動がおさ
まるまで時間(整定時間)も短くなっていることがわか
る。なお、t2は第2のコマンドD2の出力時点を示
す。
【0091】その後、ステップコントローラ18におけ
る第2のコマンド発行手段44は、上記駆動開始信号S
sの励磁パターン生成回路45への出力時点から所定時
間(例えば50msec)経過後に上記トラッキングサ
ーボ回路32にサーボ帯域を元の帯域に戻すための第2
のコマンドD2を発行(出力)する。
【0092】トラッキングサーボ回路32におけるデコ
ーダ58は、ステップコントローラ18からの第2のコ
マンドD2の入力に基づいて、通常動作のためのスイッ
チング制御信号Sc1〜Sc3を各スイッチング回路S
W1〜SW3に送出する。これによって、トラッキング
サーボ回路32のサーボ帯域が元のサーボ帯域(図4の
実線a及びbで示す周波数特性)に戻されることにな
る。
【0093】上記第2のコマンド発行手段44から第2
のコマンドD2を送出する時点を上記駆動開始信号Ss
の励磁パターン生成回路45への出力時点から所定時間
(例えば50msec)経過後としたのは、対物レンズ
6の振動及び揺動がおさまる時間を考慮したものであ
る。
【0094】光学ピックアップ2が目標トラックに到達
した段階から、サブコードDsの再生が行なわれ、サブ
コードDsが示すアドレス情報とシステムコントローラ
22にて求めた物理アドレスが一致した段階で、システ
ムコントローラ22からAPC回路11に記録用のレー
ザ出力にすべき制御データDsが送出される。これによ
って、光学ピックアップ2のレーザ光源から出射される
レーザ光Lの出力が記録用のレーザ出力となる。
【0095】また、それと同時にシステムコントローラ
22からインターフェース回路25に対して記録用デー
タDwの出力を行なうべき指令が与えられる。インター
フェース回路25は、システムコントローラ22からの
上記指令の入力に基づいて記録用データDwをエンコー
ダ13に出力する。エンコーダ13は、インターフェー
ス回路25からの記録用データDwに対して所定の復調
を施して、光磁気ディスクDに記録すべき形態の二値デ
ータに変換し、オンオフ信号Soとして後段の磁界発生
駆動回路14に出力する。これによって、記録用磁界ヘ
ッド3からオンオフ信号Soの属性に応じた磁界が発生
することとなる。
【0096】その結果、データ記録要求対象の物理アド
レスから記録用データDwに応じた磁化情報が順次記録
されることになる。
【0097】上記実施の形態に係る光ディスク装置にお
いては、ステッピングモータ5を移動駆動源とする移動
機構によってシーク動作を開始した際に生じる対物レン
ズ6の振動及び揺動が早期にしずまるため、目標位置
(トラック)に到達した際のデトラック量が非常に少な
いものとなり、データ記録要求があってから実際にデー
タが光磁気ディスクDに記録されるまでの時間が短縮さ
れ、高速アクセスが実現される。上記動作は記録モード
におけるシーク動作について説明したが、再生モードに
おけるシーク動作についても同様である。
【0098】このように、本実施の形態に係るモータ制
御装置並びに光ディスク装置においては、ステッピング
モータ5を用いた場合において発生するデトラックを抑
制することが可能となるため、光学ピックアップ2の移
動駆動源としてステッピングモータ5を使用した場合に
おいても、安定したトラッキング特性を得ることができ
る。その結果、光学ピックアップ2の移動機構の信頼性
の向上を図ることができ、ステッピングモータ5を使用
した場合の効果、即ち安価な構成で高速アクセスの移動
機構が実現できるという効果を十分に発揮させることが
できる。
【0099】上記実施の形態においては、トラッキング
サーボ回路32に対する時定数及びゲインの切換えをア
ナログ回路の回路定数を切り換えることにより実現させ
るようにしたが、その他、デジタルフィルタを用いた場
合には、該デジタルフィルタにおける時定数やゲインを
決定する係数設定要素の係数を例えばシステムコントロ
ーラ22の制御によって適宜変更するようにしてもよ
い。
【0100】また、上記実施の形態においては、光磁気
ディスクDを対象とした光ディスク装置に適用した例を
示したが、追記が可能な例えば相変化型光ディスクを対
象とした光ディスク装置や再生専用の光ディスク(例え
ばCD,CD−ROM等)を対象とした光ディスク装置
にも適用させることができる。
【0101】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るモータ制御
装置によれば、被移動駆動物体の移動駆動源であるステ
ッピングモータと、上記被移動駆動物体の目標移動量に
応じた励磁信号を上記ステッピングモータに出力する励
磁信号生成回路と、上記被移動駆動物体を所定のサーボ
帯域にてある方向に沿ってトラッキングさせるためのト
ラッキングサーボ制御系と、上記ステッピングモータに
よる上記被移動駆動物体の移動直前に、上記トラッキン
グサーボ制御系におけるサーボ帯域を上げ、上記ステッ
ピングモータの停止後における少なくとも上記トラッキ
ングサーボ制御系によるトラッキング制御の整定時間後
に上記サーボ帯域を上記所定のサーボ帯域に戻すサーボ
帯域制御手段を設けるようにしたので、被移動駆動物体
の移動駆動源としてステッピングモータを使用した場合
においても、安定したトラッキング特性を得ることがで
き、もって、被移動駆動物体の移動機構の信頼性の向上
を図ることができ、ステッピングモータを使用した場合
の効果、即ち安価な構成で高速アクセスの移動機構が実
現できるという効果を十分に発揮させることができる。
【0102】また、本発明に係るモータ制御装置によれ
ば、被移動駆動物体の目標移動量に応じた励磁信号を上
記被移動駆動物体の移動駆動源であるステッピングモー
タに供給し、上記被移動駆動物体を所定のサーボ帯域に
てある方向に沿ってトラッキングさせるためのトラッキ
ングサーボ制御を行なうモータ制御方法において、上記
ステッピングモータによる上記被移動駆動物体の移動直
前に、上記トラッキングサーボ制御のサーボ帯域を上
げ、上記ステッピングモータの停止後における少なくと
も上記トラッキングサーボ制御の整定時間後に上記サー
ボ帯域を上記所定のサーボ帯域に戻すようにしたので、
被移動駆動物体の移動駆動源としてステッピングモータ
を使用した場合においても、安定したトラッキング特性
を得ることができ、もって、被移動駆動物体の移動機構
の信頼性の向上を図ることができ、ステッピングモータ
を使用した場合の効果、即ち安価な構成で高速アクセス
の移動機構が実現できるという効果を十分に発揮させる
ことができる。
【0103】また、本発明に係る光ディスク装置によれ
ば、装着された光ディスクを回転駆動する回転駆動手段
と、上記光ディスクに対して情報データのアクセスを光
学的に行なう光ヘッドと、上記光ヘッドを上記光ディス
クの径方向に沿って移動駆動するためのステッピングモ
ータと、上記光ヘッドの目標移動量に応じた励磁信号を
上記ステッピングモータに供給する励磁信号生成回路
と、上記光ヘッドを所定のサーボ帯域にてある方向に沿
ってトラッキングさせるためのトラッキングサーボ制御
系と、上記ステッピングモータによる上記光ヘッドの移
動直前に、上記トラッキングサーボ制御系におけるサー
ボ帯域を上げ、上記ステッピングモータの停止後におけ
る少なくとも上記トラッキングサーボ制御系によるトラ
ッキング制御の整定時間後に上記サーボ帯域を上記所定
のサーボ帯域に戻すサーボ帯域制御手段を設けるように
したので、光ヘッドの移動駆動源としてステッピングモ
ータを使用した場合においても、安定したトラッキング
特性を得ることができ、もって、光ヘッドの移動機構の
信頼性の向上を図ることができ、ステッピングモータを
使用した場合の効果、即ち安価な構成で高速アクセスの
移動機構が実現できるという効果を十分に発揮させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るモータ制御装置を光学ピッ
クアップのスレッド・サーボ系に適用された本実施の形
態に係る光ディスク装置を示す構成図である。
【図2】本実施の形態に係るモータ制御装置におけるス
テップコントローラとトラッキングサーボ回路を示す構
成図である。
【図3】本実施の形態に係る光ディスク装置におけるト
ラッキングサーボ制御系のブロック線図である。
【図4】トラッキングサーボ制御系の周波数特性を示す
特性図であり、実線a及びbは通常動作時の位相特性と
ゲイン特性を示し、破線c及びdはシーク動作時の位相
特性とゲイン特性を示す。
【図5】通常動作時におけるトラッキングサーボ制御系
の周波数特性を示す特性図である。
【図6】シーク動作時におけるトラッキングサーボ制御
系の周波数特性を示す特性図である。
【図7】トラッキングサーボ制御系のサーボ帯域を可変
にした場合のトラッキングエラー信号の変化を示す波形
図である。
【符号の説明】
D 光磁気ディスク、1 スピンドルモータ、2 光学
ピックアップ、3 記録用磁気ヘッド、5 ステッピン
グモータ、6 対物レンズ、15 サーボ制御回路、1
8 ステップコントローラ、21 駆動回路、22 シ
ステムコントローラ、41 ステップ判定回路、42
第1のコマンド発行手段、43 ステップ開始手段、4
4 第2のコマンド発行手段、45 励磁パターン生成
回路、46 比較回路、52 トラッキング位相補償回
路、53 時定数切換え回路、54 ゲイン切換え回
路、56 トラッキングコイル、SW1〜SW3 第1
〜第3のスイッチング回路、58 デコーダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被移動駆動物体の移動駆動源であるステ
    ッピングモータと、 上記被移動駆動物体の目標移動量に応じた励磁信号を上
    記ステッピングモータに出力する励磁信号生成回路と、 上記被移動駆動物体を所定のサーボ帯域にてある方向に
    沿ってトラッキングさせるためのトラッキングサーボ制
    御系と、 上記ステッピングモータによる上記被移動駆動物体の移
    動直前に、上記トラッキングサーボ制御系におけるサー
    ボ帯域を上げ、上記ステッピングモータの停止後におけ
    る少なくとも上記トラッキングサーボ制御系によるトラ
    ッキング制御の整定時間後に上記サーボ帯域を上記所定
    のサーボ帯域に戻すサーボ帯域制御手段を有することを
    特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記サーボ帯域制御手段は、上記トラッ
    キングサーボ制御系のサーボ帯域を上記所定帯域とする
    第1の要素と、上記サーボ帯域を上記所定帯域よりも上
    げる第2の要素とを選択的に切り換える要素切換え手段
    を有することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記サーボ帯域制御手段は、上記ステッ
    ピングモータの駆動開始直前に入力されるゲインアップ
    指令に基づいて第2のサーボ制御におけるサーボ帯域を
    上げる手段と、 上記ゲインアップ指令の出力時点から所定時間経過後
    に、上記ステッピングモータを起動する手段と、 上記ステッピングモータの起動時点から所定時間経過後
    に、上記第2のサーボ制御におけるサーボ帯域を元のサ
    ーボ帯域に戻す手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記サーボ帯域制御手段は、上記第2の
    サーボ制御系におけるゲイン係数の値を可変にするゲイ
    ン係数可変手段と、 ステッピングモータの駆動開始直前に入力される起動要
    求指令に基づいて、上記ゲイン係数可変手段にゲイン係
    数を上げるためのゲインアップ指令を出力するゲインア
    ップ指令手段と、 上記ゲインアップ指令の出力時点から所定時間経過後
    に、励磁信号生成回路に起動信号を出力するモータ起動
    手段と、 上記起動信号の出力時点から所定時間経過後に、上記ゲ
    イン係数可変手段にゲイン係数を戻すためのゲイン係数
    復帰指令を出力するゲイン復帰指令手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 被移動駆動物体の目標移動量に応じた励
    磁信号を上記被移動駆動物体の移動駆動源であるステッ
    ピングモータに供給し、上記被移動駆動物体を所定のサ
    ーボ帯域にてある方向に沿ってトラッキングさせるため
    のトラッキングサーボ制御を行なうモータ制御方法にお
    いて、 上記ステッピングモータによる上記被移動駆動物体の移
    動直前に、上記トラッキングサーボ制御のサーボ帯域を
    上げ、上記ステッピングモータの停止後における少なく
    とも上記トラッキングサーボ制御の整定時間後に上記サ
    ーボ帯域を上記所定のサーボ帯域に戻すことを特徴とす
    るモータ制御方法。
  6. 【請求項6】 上記サーボ帯域の制御は、上記トラッキ
    ングサーボ制御のサーボ帯域を上記所定帯域とする第1
    の要素と、上記サーボ帯域を上記所定帯域よりも上げる
    第2の要素とを選択的に切り換えることにより行なわれ
    ることを特徴とする請求項5記載のモータ制御方法。
  7. 【請求項7】 上記サーボ帯域の制御は、上記ステッピ
    ングモータの駆動開始直前に入力されるゲインアップ指
    令に基づいて上記トラッキングサーボ制御のサーボ帯域
    を上げ、 上記ゲインアップ指令の出力時点から所定時間経過後
    に、上記ステッピングモータを起動し、 上記ステッピングモータの起動時点から所定時間経過後
    に、上記トラッキングサーボ制御のサーボ帯域を元のサ
    ーボ帯域に戻すことを特徴とする請求項5記載のモータ
    制御方法。
  8. 【請求項8】 装着された光ディスクを回転駆動する回
    転駆動手段と、 上記光ディスクに対して情報データのアクセスを光学的
    に行なう光ヘッドと、 上記光ヘッドを上記光ディスクの径方向に沿って移動駆
    動するためのステッピングモータと、 上記光ヘッドの目標移動量に応じた励磁信号を上記ステ
    ッピングモータに供給する励磁信号生成回路と、 上記光ヘッドを所定のサーボ帯域にてある方向に沿って
    トラッキングさせるためのトラッキングサーボ制御系
    と、 上記ステッピングモータによる上記光ヘッドの移動直前
    に、上記トラッキングサーボ制御系におけるサーボ帯域
    を上げ、上記ステッピングモータの停止後における少な
    くとも上記トラッキングサーボ制御系によるトラッキン
    グ制御の整定時間後に上記サーボ帯域を上記所定のサー
    ボ帯域に戻すサーボ帯域制御手段を有することを特徴と
    する光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 上記サーボ帯域制御手段は、上記トラッ
    キングサーボ制御系のサーボ帯域を上記所定帯域とする
    第1の要素と、上記サーボ帯域を上記所定帯域よりも上
    げる第2の要素とを選択的に切り換える要素切換え手段
    を有することを特徴とする請求項8記載の光ディスク装
    置。
  10. 【請求項10】 上記サーボ帯域制御手段は、上記ステ
    ッピングモータの駆動開始直前に入力されるゲインアッ
    プ指令に基づいて上記トラッキングサーボ制御系におけ
    るサーボ帯域を上げる手段と、 上記ゲインアップ指令の出力時点から所定時間経過後
    に、上記ステッピングモータを起動する手段と、 上記ステッピングモータの起動時点から所定時間経過後
    に、上記トラッキングサーボ制御系におけるサーボ帯域
    を元のサーボ帯域に戻す手段を有することを特徴とする
    請求項8記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 上記サーボ帯域制御手段は、上記トラ
    ッキングサーボ制御系におけるゲイン係数の値を可変に
    するゲイン係数可変手段と、 上記ステッピングモータの駆動開始直前に入力される起
    動要求指令に基づいて、上記ゲイン係数可変手段にゲイ
    ン係数を上げるためのゲインアップ指令を出力するゲイ
    ンアップ指令手段と、 上記ゲインアップ指令の出力時点から所定時間経過後
    に、励磁信号生成回路に起動信号を出力するモータ起動
    手段と、 上記起動信号の出力時点から所定時間経過後に、上記ゲ
    イン係数可変手段にゲイン係数を戻すためのゲイン係数
    復帰指令を出力するゲイン復帰指令手段とを有すること
    を特徴とする請求項8記載の光ディスク装置。
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