JPH09270738A - スペクトル拡散受信装置 - Google Patents
スペクトル拡散受信装置Info
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- JPH09270738A JPH09270738A JP8076826A JP7682696A JPH09270738A JP H09270738 A JPH09270738 A JP H09270738A JP 8076826 A JP8076826 A JP 8076826A JP 7682696 A JP7682696 A JP 7682696A JP H09270738 A JPH09270738 A JP H09270738A
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 9
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】特別な同期捕捉回路を用いずに、同期捕捉及び
同期保持と周波数変換とを1つの発振回路で行う。 【解決方法】VCO13のフリーラン周波数は、スペク
トル拡散信号の搬送波信号より所定量ずらされて設定さ
れている。受信信号中の拡散符号と受信装置で作成され
た拡散符号との自己相関の±1チップの相関レベルにお
けるキャプチャレンジ、前記自己相関の極大点の相関レ
ベルにおけるキャプチャレンジ及び第1分周回路14の
分周数N1及び逓倍回路16の逓倍数N3によって、前
記所定量が設定される。そのずれた周波数により確実な
同期捕捉が可能である。PLL動作により第1乗算器2
の出力信号の位相に同期した出力信号がVCO13から
発生する。
同期保持と周波数変換とを1つの発振回路で行う。 【解決方法】VCO13のフリーラン周波数は、スペク
トル拡散信号の搬送波信号より所定量ずらされて設定さ
れている。受信信号中の拡散符号と受信装置で作成され
た拡散符号との自己相関の±1チップの相関レベルにお
けるキャプチャレンジ、前記自己相関の極大点の相関レ
ベルにおけるキャプチャレンジ及び第1分周回路14の
分周数N1及び逓倍回路16の逓倍数N3によって、前
記所定量が設定される。そのずれた周波数により確実な
同期捕捉が可能である。PLL動作により第1乗算器2
の出力信号の位相に同期した出力信号がVCO13から
発生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接拡散方式のス
ペクトル拡散受信装置に関し、拡散符号の同期補足及び
同期保持と、拡散信号の周波数変換とを両立出来る様に
したスペクトル拡散受信装置に関する。
ペクトル拡散受信装置に関し、拡散符号の同期補足及び
同期保持と、拡散信号の周波数変換とを両立出来る様に
したスペクトル拡散受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信方式の一つとして、従来から、
スペクトル拡散通信方式が広く知られている。このスペ
クトル拡散方式では、送信側において、音声やデータな
どの情報信号で搬送波を変調し、この情報変調信号にM
系列等の拡散符号を乗算することによりスペクトル拡散
を行う。そして、スペクトル拡散された信号をアンテナ
より送信する。一方、受信側では、受信したスペクトル
拡散信号に送信側と同一の拡散符号を乗算して逆拡散を
行い、さらに情報復調して情報信号を得るようにしてい
る。
スペクトル拡散通信方式が広く知られている。このスペ
クトル拡散方式では、送信側において、音声やデータな
どの情報信号で搬送波を変調し、この情報変調信号にM
系列等の拡散符号を乗算することによりスペクトル拡散
を行う。そして、スペクトル拡散された信号をアンテナ
より送信する。一方、受信側では、受信したスペクトル
拡散信号に送信側と同一の拡散符号を乗算して逆拡散を
行い、さらに情報復調して情報信号を得るようにしてい
る。
【0003】このような、スペクトル拡散通信方式で
は、受信側で逆拡散する際、受信側で作成した拡散符号
と受信信号中の拡散符号との同期をとって乗算しなけれ
ばならない。そこで、従来は、図2の如き、受信側で作
成する拡散符号と受信信号中の拡散符号の同期関係を保
つスペクトル拡散受信装置が提案されている。図2にお
いて、受信スペクトル拡散信号は周波数変換回路(1)
で後段の回路で処理され易いように低い周波数に周波数
変換された後、乗算器(2)で拡散符号発生回路(3)
から発生する拡散符号と乗算される。乗算器(2)の出
力信号は位相比較回路(4)においてVCO(電圧制御
発振回路)(5)の出力信号と位相比較される。位相比
較の結果に応じた位相比較回路(4)の出力信号は、L
PF(6)で平滑された後VCO(5)に制御信号とし
て印加され、前記制御信号に応じてVCO(5)の発振
周波数が可変される。VCO(5)の出力信号は、位相
比較回路(4)に印加されるとともに、分周回路(7)
で分周された後に拡散符号発生回路(3)に印加され
る。ここで、位相比較回路(4)、VCO(5)、LP
F(6)は、いわゆるPLL(フェイズ ロックド ルー
プ)を構成し、位相比較回路(4)の2つの入力信号の
位相差が0となるように前記PLLが動作する。その
為、VCO(5)の発振周波数の変化に応じて、拡散符
号発生回路(3)からの拡散符号の発生タイミングが変
化し、前記PLLは位相比較回路(4)の2つの入力信
号の位相が同期するように動作するので、乗算器(2)
の出力信号とVCO(5)の出力信号との位相が同期す
る。
は、受信側で逆拡散する際、受信側で作成した拡散符号
と受信信号中の拡散符号との同期をとって乗算しなけれ
ばならない。そこで、従来は、図2の如き、受信側で作
成する拡散符号と受信信号中の拡散符号の同期関係を保
つスペクトル拡散受信装置が提案されている。図2にお
いて、受信スペクトル拡散信号は周波数変換回路(1)
で後段の回路で処理され易いように低い周波数に周波数
変換された後、乗算器(2)で拡散符号発生回路(3)
から発生する拡散符号と乗算される。乗算器(2)の出
力信号は位相比較回路(4)においてVCO(電圧制御
発振回路)(5)の出力信号と位相比較される。位相比
較の結果に応じた位相比較回路(4)の出力信号は、L
PF(6)で平滑された後VCO(5)に制御信号とし
て印加され、前記制御信号に応じてVCO(5)の発振
周波数が可変される。VCO(5)の出力信号は、位相
比較回路(4)に印加されるとともに、分周回路(7)
で分周された後に拡散符号発生回路(3)に印加され
る。ここで、位相比較回路(4)、VCO(5)、LP
F(6)は、いわゆるPLL(フェイズ ロックド ルー
プ)を構成し、位相比較回路(4)の2つの入力信号の
位相差が0となるように前記PLLが動作する。その
為、VCO(5)の発振周波数の変化に応じて、拡散符
号発生回路(3)からの拡散符号の発生タイミングが変
化し、前記PLLは位相比較回路(4)の2つの入力信
号の位相が同期するように動作するので、乗算器(2)
の出力信号とVCO(5)の出力信号との位相が同期す
る。
【0004】前記PLLのロック後、前記スペクトル拡
散信号に同期した拡散符号が発生し、スペクトル拡散信
号と前記拡散符号とが乗算器(2)で乗算されることに
より、逆拡散が行われる。そして、逆拡散により発生す
る乗算器(2)の出力信号は、BPF(8)を介して、
復調回路(9)に印加され、復調により情報信号を得る
ことができる。
散信号に同期した拡散符号が発生し、スペクトル拡散信
号と前記拡散符号とが乗算器(2)で乗算されることに
より、逆拡散が行われる。そして、逆拡散により発生す
る乗算器(2)の出力信号は、BPF(8)を介して、
復調回路(9)に印加され、復調により情報信号を得る
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2の回路
では、スペクトル拡散信号中の拡散符号と受信装置で作
成される拡散符号との同期を捕捉するために同期捕捉回
路(10)を設けていた。即ち、スイッチ(12)が基
準電圧(11)を選択した状態において、同期捕捉回路
(10)は乗算器(2)の出力信号をレベル検波するこ
とにより相関を検出し、相関レベルが所定レベル以上で
あれば、スイッチ(12)をLPF(6)の出力信号を
選択するように制御する。しかし、このような回路を設
けると回路構成が複雑になり、IC化に不適であるとい
う問題があった。
では、スペクトル拡散信号中の拡散符号と受信装置で作
成される拡散符号との同期を捕捉するために同期捕捉回
路(10)を設けていた。即ち、スイッチ(12)が基
準電圧(11)を選択した状態において、同期捕捉回路
(10)は乗算器(2)の出力信号をレベル検波するこ
とにより相関を検出し、相関レベルが所定レベル以上で
あれば、スイッチ(12)をLPF(6)の出力信号を
選択するように制御する。しかし、このような回路を設
けると回路構成が複雑になり、IC化に不適であるとい
う問題があった。
【0006】また、図2の回路では、周波数変換用の局
部発振信号を発生するための発振回路とVCO(5)と
が必要となり、発振回路を2つ持たなければならないと
いう問題があった。そこで、本発明の目的は、拡散信号
の同期捕捉及び同期保持と、周波数変換とを、1つの発
振回路で達成することを目的とする。
部発振信号を発生するための発振回路とVCO(5)と
が必要となり、発振回路を2つ持たなければならないと
いう問題があった。そこで、本発明の目的は、拡散信号
の同期捕捉及び同期保持と、周波数変換とを、1つの発
振回路で達成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スペク
トル拡散信号を受信するスペクトル拡散受信装置であっ
て、前記スペクトル拡散信号を周波数変換する周波数変
換部及びスペクトル拡散信号を拡散符号により逆拡散す
る逆拡散部とを備える逆拡散回路と、フリーラン周波数
がスペクトル逆拡散信号の搬送波周波数f0に対して所
定周波数δfだけ離して設定されたVCOと、該VCO
の出力信号を分周数N1で分周する第1分周回路と、前
記逆拡散回路の出力信号と、該第1分周回路の出力信号
との位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の
出力信号に応じてVCOの制御信号を発生する制御信号
発生回路と、前記VCOの出力信号に応じて前記拡散符
号を発生する拡散符号発生回路と、前記VCOの出力信
号を逓倍数N3で逓倍し、前記周波数変換回路に印加す
る逓倍回路と、から成り、前記VCOのフリーラン周波
数は、fc1<f0+δf<(N1×fc2)/(N1
+N3)あるいは(N1×fc2)/(N1+N3)<
f0−δf<fc1の範囲とかつδfs<δfの範囲と
に応じて設定されることを特徴とする。但し、fc1:
自己相関の2次極大点におけるキャプチャレンジを定め
る周波数、fc2:自己相関の1次極大点におけるキャ
プチャレンジを定める周波数、δfs:スライディング
相関を行える周波数差である。
トル拡散信号を受信するスペクトル拡散受信装置であっ
て、前記スペクトル拡散信号を周波数変換する周波数変
換部及びスペクトル拡散信号を拡散符号により逆拡散す
る逆拡散部とを備える逆拡散回路と、フリーラン周波数
がスペクトル逆拡散信号の搬送波周波数f0に対して所
定周波数δfだけ離して設定されたVCOと、該VCO
の出力信号を分周数N1で分周する第1分周回路と、前
記逆拡散回路の出力信号と、該第1分周回路の出力信号
との位相を比較する位相比較回路と、該位相比較回路の
出力信号に応じてVCOの制御信号を発生する制御信号
発生回路と、前記VCOの出力信号に応じて前記拡散符
号を発生する拡散符号発生回路と、前記VCOの出力信
号を逓倍数N3で逓倍し、前記周波数変換回路に印加す
る逓倍回路と、から成り、前記VCOのフリーラン周波
数は、fc1<f0+δf<(N1×fc2)/(N1
+N3)あるいは(N1×fc2)/(N1+N3)<
f0−δf<fc1の範囲とかつδfs<δfの範囲と
に応じて設定されることを特徴とする。但し、fc1:
自己相関の2次極大点におけるキャプチャレンジを定め
る周波数、fc2:自己相関の1次極大点におけるキャ
プチャレンジを定める周波数、δfs:スライディング
相関を行える周波数差である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
図であり、(13)はフリーラン周波数が搬送波周波数
に対してδfだけ離れて設定され、発振周波数が可変可
能なVCO、(14)はVCO(13)の出力信号を分
周数N1で分周し、出力信号を位相比較回路に印加する
第1分周回路、(15)はVCO(13)の出力信号を
分周数N2で分周し、出力信号を乗算器(2)に印加す
る第2分周回路、(16)はVCO(13)の出力信号
を逓倍数N3で逓倍し、周波数変換回路(1)に印加さ
れる。尚、図1において、図2の従来例と同一の回路に
ついては、従来例と同一の符号を付し、説明を省略す
る。
図であり、(13)はフリーラン周波数が搬送波周波数
に対してδfだけ離れて設定され、発振周波数が可変可
能なVCO、(14)はVCO(13)の出力信号を分
周数N1で分周し、出力信号を位相比較回路に印加する
第1分周回路、(15)はVCO(13)の出力信号を
分周数N2で分周し、出力信号を乗算器(2)に印加す
る第2分周回路、(16)はVCO(13)の出力信号
を逓倍数N3で逓倍し、周波数変換回路(1)に印加さ
れる。尚、図1において、図2の従来例と同一の回路に
ついては、従来例と同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0009】図2において、受信拡散号中の拡散符号と
受信装置で作成される拡散符号との同期保持動作につい
ては図2と同一であるので、動作説明を省略する。但
し、VCO(13)の出力信号は、第1分周回路(1
4)で分周された後位相比較回路(4)に、また、第2
分周回路(15)で分周された後乗算器(2)に印加さ
れる。
受信装置で作成される拡散符号との同期保持動作につい
ては図2と同一であるので、動作説明を省略する。但
し、VCO(13)の出力信号は、第1分周回路(1
4)で分周された後位相比較回路(4)に、また、第2
分周回路(15)で分周された後乗算器(2)に印加さ
れる。
【0010】また、VCO(13)の出力信号は、逓倍
回路(16)において逓倍数N3で逓倍された後、周波
数変換回路(1)に印加される。周波数変換回路(1)
において、アンテナに受信されたスペクトル拡散信号は
逓倍回路(16)の出力信号により低い周波数に周波数
変換される。ところで、VCO(13)のフリーラン周
波数を拡散符号の搬送波周波数からδfだけ離して設定
される。周波数変換回路(1)の入力及び出力側のスペ
クトル拡散信号の搬送波周波数をそれぞれfc及びfIF
とし、VCO(13)の出力信号fvcoを、
回路(16)において逓倍数N3で逓倍された後、周波
数変換回路(1)に印加される。周波数変換回路(1)
において、アンテナに受信されたスペクトル拡散信号は
逓倍回路(16)の出力信号により低い周波数に周波数
変換される。ところで、VCO(13)のフリーラン周
波数を拡散符号の搬送波周波数からδfだけ離して設定
される。周波数変換回路(1)の入力及び出力側のスペ
クトル拡散信号の搬送波周波数をそれぞれfc及びfIF
とし、VCO(13)の出力信号fvcoを、
【0011】
【数1】
【0012】とすると、第1分周回路(14)の出力信
号fpは、
号fpは、
【0013】
【数2】
【0014】となり、逓倍回路(16)の出力信号fe
は、
は、
【0015】
【数3】
【0016】となる。尚、周波数変換回路(1)の出力
信号と乗算器(2)の出力信号との周波数は同一であ
る。よって、周波数変換回路(1)の出力信号fIFは、
信号と乗算器(2)の出力信号との周波数は同一であ
る。よって、周波数変換回路(1)の出力信号fIFは、
【0017】
【数4】
【0018】となる。また、位相比較回路(4)の出力
信号fpdは、
信号fpdは、
【0019】
【数5】
【0020】となる。ところで、式(5)より、位相比
較回路(4)、LPF(6)及びVCO(13)から成
るPLLがロックするとき、式(5)の第1及び第2項
が、
較回路(4)、LPF(6)及びVCO(13)から成
るPLLがロックするとき、式(5)の第1及び第2項
が、
【0021】
【数6】
【0022】となる。そのため、式(6)の条件よりそ
れぞれの分周数を設定することにより、VCO(13)
の出力信号によって周波数変換することが出来る。ま
た、式(5)の第3項がPLLのキャプチャレンジの上
限周波数をfcpとすると、
れぞれの分周数を設定することにより、VCO(13)
の出力信号によって周波数変換することが出来る。ま
た、式(5)の第3項がPLLのキャプチャレンジの上
限周波数をfcpとすると、
【0023】
【数7】
【0024】となる。よって、VCO(13)のフリー
ラン周波数を定めるためのδfの上限を式(7)で設定
することが出来る。ここで、分周数や逓倍数は「1」を
含む。また、位相比較回路(4)、LPF(6)及びV
CO(13)から成るPLLにおいて、ロックアップ時
間をtとすると、図3の自己相関の2チップをスライデ
ィングするために要する時間がt≦(2/f)と表せら
れるので
ラン周波数を定めるためのδfの上限を式(7)で設定
することが出来る。ここで、分周数や逓倍数は「1」を
含む。また、位相比較回路(4)、LPF(6)及びV
CO(13)から成るPLLにおいて、ロックアップ時
間をtとすると、図3の自己相関の2チップをスライデ
ィングするために要する時間がt≦(2/f)と表せら
れるので
【0025】
【数8】
【0026】となる。但し、fは周波数である。拡散符
号がM系列の符号である場合、図3(イ)の如き自己相
関が得られる。ところで、相関のレベルとPLLのキャ
プチャレンジとの関係は図4の如く示され、キャプチャ
レンジは図4の曲線の内側で示される。図4(イ)よ
り、図3(イ)で示される極大点から±1チップから離
れた相関レベルにおけるキャプチャレンジはfcm1と
fcm1’との範囲内であり、相関の極大点に相当する
相関レベルのPLLのキャプチャレンジはfcm2とf
cm2’との範囲内である。そして、図3(イ)より、
相関レベルが極大点と前記±1チップのレベルとの間に
あるとPLLは第1乗算器(2)の出力信号に同期す
る。よって、拡散符号の搬送波周波数をf0とすると、
式(7)よりキャプチャレンジの上限は、
号がM系列の符号である場合、図3(イ)の如き自己相
関が得られる。ところで、相関のレベルとPLLのキャ
プチャレンジとの関係は図4の如く示され、キャプチャ
レンジは図4の曲線の内側で示される。図4(イ)よ
り、図3(イ)で示される極大点から±1チップから離
れた相関レベルにおけるキャプチャレンジはfcm1と
fcm1’との範囲内であり、相関の極大点に相当する
相関レベルのPLLのキャプチャレンジはfcm2とf
cm2’との範囲内である。そして、図3(イ)より、
相関レベルが極大点と前記±1チップのレベルとの間に
あるとPLLは第1乗算器(2)の出力信号に同期す
る。よって、拡散符号の搬送波周波数をf0とすると、
式(7)よりキャプチャレンジの上限は、
【0027】
【数9】
【0028】の範囲となり、キャプチャレンジの下限
は、
は、
【0029】
【数10】
【0030】となり、δfが設定される。尚、これらの
条件とともに、式(8)で設定される条件が加えられ
る。また、拡散符号がGold符号等の非M系列の符号
であると、図3(ロ)の如き自己相関が得られる。図4
(ロ)より、2次極大点に相当する相関レベルのキャプ
チャレンジはfcn1とfcn1’との範囲内であり、
1次極大点に相当する相関レベルのPLLのキャプチャ
レンジはfcn2とfcn2’との範囲内である。そし
て、図3(ロ)より、相関レベルが1次極大点と2次極
大点との間にある時PLLがロックするようなδfを設
定すると、2次極大点に誤って同期することがない。よ
って、拡散符号の搬送波周波数をf0とすると、式
(7)よりキャプチャレンジの上限は、
条件とともに、式(8)で設定される条件が加えられ
る。また、拡散符号がGold符号等の非M系列の符号
であると、図3(ロ)の如き自己相関が得られる。図4
(ロ)より、2次極大点に相当する相関レベルのキャプ
チャレンジはfcn1とfcn1’との範囲内であり、
1次極大点に相当する相関レベルのPLLのキャプチャ
レンジはfcn2とfcn2’との範囲内である。そし
て、図3(ロ)より、相関レベルが1次極大点と2次極
大点との間にある時PLLがロックするようなδfを設
定すると、2次極大点に誤って同期することがない。よ
って、拡散符号の搬送波周波数をf0とすると、式
(7)よりキャプチャレンジの上限は、
【0031】
【数11】
【0032】の範囲となり、キャプチャレンジの下限
は、
は、
【0033】
【数12】
【0034】となり、δfが設定される。尚、これらの
条件とともに、式(8)で設定される条件が加えられ
る。さらに、拡散符号が異なる他の送信機のスペクトル
拡散信号を受信すると、図3(ハ)の実線の如き相互相
関が得られる。尚、自己相関は図3(ハ)の点線の如く
なる。図4(ハ)より、相互相関の最大極大点に相当す
る相関レベルのキャプチャレンジはfcc1とfcc
1’との範囲内であり、自己極大点に相当する相関レベ
ルのキャプチャレンジはfcc2とfcc2’との範囲
内である。そして、図3(ハ)より、相関レベルが自己
相関の極大点と相互相関の最大極大点との間にある時P
LLがロックするようなδfを設定すると、前記最大極
大点に誤って同期することがない。よって、拡散符号の
搬送波周波数をf0とすると、式(7)よりキャプチャ
レンジの上限は、
条件とともに、式(8)で設定される条件が加えられ
る。さらに、拡散符号が異なる他の送信機のスペクトル
拡散信号を受信すると、図3(ハ)の実線の如き相互相
関が得られる。尚、自己相関は図3(ハ)の点線の如く
なる。図4(ハ)より、相互相関の最大極大点に相当す
る相関レベルのキャプチャレンジはfcc1とfcc
1’との範囲内であり、自己極大点に相当する相関レベ
ルのキャプチャレンジはfcc2とfcc2’との範囲
内である。そして、図3(ハ)より、相関レベルが自己
相関の極大点と相互相関の最大極大点との間にある時P
LLがロックするようなδfを設定すると、前記最大極
大点に誤って同期することがない。よって、拡散符号の
搬送波周波数をf0とすると、式(7)よりキャプチャ
レンジの上限は、
【0035】
【数13】
【0036】の範囲となり、(f0+δf)が、キャプ
チャレンジの下限で、
チャレンジの下限で、
【0037】
【数14】
【0038】となるように、δfが設定される。尚、こ
れらの条件とともに、式(8)で設定される条件が加え
られる。よって、拡散符号がM系列または非M系列であ
るシステムや、拡散符号が複数あるために相互相関が起
きるシステムに応じてδfを設定すれば、疑似ロックす
ることなく、乗算器(2)の出力信号とVCO(13)
の出力信号との正確な同期の捕捉を確実に行うことがで
きる。
れらの条件とともに、式(8)で設定される条件が加え
られる。よって、拡散符号がM系列または非M系列であ
るシステムや、拡散符号が複数あるために相互相関が起
きるシステムに応じてδfを設定すれば、疑似ロックす
ることなく、乗算器(2)の出力信号とVCO(13)
の出力信号との正確な同期の捕捉を確実に行うことがで
きる。
【0039】ところで、スペクトル拡散信号中の拡散符
号と受信装置側の拡散符号とが完全に一致したとき、乗
算器(2)の出力信号は完全な連続信号となる。しか
し、少しでも一致していない場合、乗算器(2)から完
全な連続信号は得られず、PLL回路の手法で用いられ
る一般的な条件からではVCO(13)の出力周波数を
搬送波周波数にロックすることができない。そこで、相
関レベルに応じたPLL回路のキャプチャレンジを考慮
することによって、VCO(13)の出力信号のロック
が達成される。
号と受信装置側の拡散符号とが完全に一致したとき、乗
算器(2)の出力信号は完全な連続信号となる。しか
し、少しでも一致していない場合、乗算器(2)から完
全な連続信号は得られず、PLL回路の手法で用いられ
る一般的な条件からではVCO(13)の出力周波数を
搬送波周波数にロックすることができない。そこで、相
関レベルに応じたPLL回路のキャプチャレンジを考慮
することによって、VCO(13)の出力信号のロック
が達成される。
【0040】ここで、VCO(13)の発振子として、
固体発振子を用いることによって、フリーラン周波数を
精度良く設定することができ、安定したフリーラン周波
数を得ることができる。その為、受信機の製造時や経年
変化等におけるVCO(13)の調整を無くすことがで
きる。さらに、SAW発振子を用いることにより、VC
O(13)の周波数の可変範囲を比較的広くすることが
できるので、VCO(13)のフリーラン周波数を所定
範囲以内で精度良く、任意に設定することができる。
固体発振子を用いることによって、フリーラン周波数を
精度良く設定することができ、安定したフリーラン周波
数を得ることができる。その為、受信機の製造時や経年
変化等におけるVCO(13)の調整を無くすことがで
きる。さらに、SAW発振子を用いることにより、VC
O(13)の周波数の可変範囲を比較的広くすることが
できるので、VCO(13)のフリーラン周波数を所定
範囲以内で精度良く、任意に設定することができる。
【0041】また、図1においては、VCO(13)の
出力信号を逓倍した後周波数変換回路(1)に印加して
いるが、VCO(13)の出力信号を分周した後に周波
数変換回路(1)に印加しても良い。分周回路の分周数
をN3’とすると、逓倍数N3の代わりに分周比1/N
3’を入れることによって、δfの条件を設定すること
が出来る。
出力信号を逓倍した後周波数変換回路(1)に印加して
いるが、VCO(13)の出力信号を分周した後に周波
数変換回路(1)に印加しても良い。分周回路の分周数
をN3’とすると、逓倍数N3の代わりに分周比1/N
3’を入れることによって、δfの条件を設定すること
が出来る。
【0042】さらに、図1において、受信スペクトル拡
散信号を逆拡散した後に周波数変換しても上述した条件
で同期捕捉及び同期保持と周波数変換とを行うことがで
きる。
散信号を逆拡散した後に周波数変換しても上述した条件
で同期捕捉及び同期保持と周波数変換とを行うことがで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上に述べた如く、本発明によれば、V
COのフリーラン周波数を所定量ずらすことによって、
確実にVCOの出力周波数をスペクトル拡散信号の搬送
波信号に引き込むことができ、スペクトル拡散信号中の
拡散符号と受信装置で作成される拡散符号との同期捕捉
を確実に行うことができる。
COのフリーラン周波数を所定量ずらすことによって、
確実にVCOの出力周波数をスペクトル拡散信号の搬送
波信号に引き込むことができ、スペクトル拡散信号中の
拡散符号と受信装置で作成される拡散符号との同期捕捉
を確実に行うことができる。
【0044】また、VCOのフリーラン周波数を本発明
を構成する分周回路の分周数とにより定められる所定の
条件範囲内で設定するので、拡散符号の同期捕捉だけで
なく同期保持さらには周波数変換を1個の発振回路で行
うことができる。その為、特別な同期捕捉回路を削除
し、発振回路を削減でき、IC化に好適なスペクトル拡
散受信装置を提供できる。
を構成する分周回路の分周数とにより定められる所定の
条件範囲内で設定するので、拡散符号の同期捕捉だけで
なく同期保持さらには周波数変換を1個の発振回路で行
うことができる。その為、特別な同期捕捉回路を削除
し、発振回路を削減でき、IC化に好適なスペクトル拡
散受信装置を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】本発明を説明するための相関図である。
【図4】相関とキャプチャレンジとの関係を示す特性図
である。
である。
13 VCO 14 第1分周回路 15 第2分周回路 16 逓倍回路
Claims (7)
- 【請求項1】スペクトル拡散信号を受信するスペクトル
拡散受信装置であって、 前記スペクトル拡散信号を周波数変換する周波数変換部
及びスペクトル拡散信号を拡散符号により逆拡散する逆
拡散部とを備える逆拡散回路と、 フリーラン周波数がスペクトル逆拡散信号の搬送波周波
数f0に対して所定周波数δfだけ離して設定されたV
COと、 該VCOの出力信号を分周数N1で分周する第1分周回
路と、 前記逆拡散回路の出力信号と、該第1分周回路の出力信
号との位相を比較する位相比較回路と、 該位相比較回路の出力信号に応じてVCOの制御信号を
発生する制御信号発生回路と、 前記VCOの出力信号に応じて前記拡散符号を発生する
拡散符号発生回路と、 前記VCOの出力信号を逓倍数N3で逓倍し、前記周波
数変換回路に印加する逓倍回路と、 から成り、 前記VCOのフリーラン周波数は、fc1<f0+δf
<(N1×fc2)/(N1+N3)あるいは(N1×
fc2)/(N1+N3)<f0−δf<fc1の範囲
とかつδfs<δfの範囲とに応じて設定されることを
特徴とするスペクトル拡散受信装置。 但し、fc1:自己相関の2次極大点におけるキャプチ
ャレンジを定める周波数。 fc2:自己相関の1次極大点におけるキャプチャレン
ジを定める周波数。 δfs:スライディング相関を行える周波数差。 - 【請求項2】前記VCOのフリーラン周波数を、fc3
<f0+δf<(N1×fc2)/(N1+N3)ある
いは(N1×fc2)/(N1+N3)<f0−δf<
fc3の範囲とかつδfs<δfの範囲とに応じて設定
することを特徴とする請求項1記載のスペクトル拡散受
信装置。 但し、fc2:自己相関の1次極大点におけるキャプチ
ャレンジを定める周波数。 fc3:相互相関の極大点におけるキャプチャレンジを
定める周波数。 δfs:スライディング相関を行える周波数差。 - 【請求項3】 前記VCOのフリーラン周波数を、fc
4<f0+δf<(N1×fc5)/(N1+N3)あ
るいは(N1×fc5)/(N1+N3)<f0−δf
<fc4の範囲とかつδfs<δfの範囲とに応じて設
定することを特徴とするスペクトル拡散受信装置。 但し、fc4:自己相関の±1チップ以内の最小キャプ
チャレンジを定める周波数。 fc5:自己相関の±1チップ以内の最大キャプチャレ
ンジを定める周波数。 δfs:スライディング相関を行える周波数差。 - 【請求項4】スペクトル拡散信号を受信するスペクトル
拡散受信装置であって、 前記スペクトル拡散信号を周波数変換する周波数変換部
及びスペクトル拡散信号を拡散符号により逆拡散する逆
拡散部とを備える逆拡散回路と、 フリーラン周波数がスペクトル逆拡散信号の搬送波周波
数f0に対して所定周波数δfだけ離して設定されたV
COと、 該VCOの出力信号を分周数N1で分周する第1分周回
路と、 前記逆拡散回路の出力信号と、該第1分周回路の出力信
号との位相を比較する位相比較回路と、 該位相比較回路の出力信号に応じてVCOの制御信号を
発生する制御信号発生回路と、 前記VCOの出力信号に応じて前記拡散符号を発生する
拡散符号発生回路と、 前記VCOの出力信号を分周数N3’で分周し、前記周
波数変換回路に印加する第2分周回路と、 から成り、 前記VCOのフリーラン周波数は、fc6<f0+δf
<(N1×fc7)/(N1+(1/N3’))あるい
は(N1×fc7)/(N1+(1/N3’)<f0−
δf<fc6の範囲とかつδfs<δfの範囲とに応じ
て設定されることを特徴とするスペクトル拡散受信装
置。 但し、fc6:自己相関の2次極大点におけるキャプチ
ャレンジを定める周波数。 fc7:自己相関の1次極大点におけるキャプチャレン
ジを定める周波数。 δfs:スライディング相関を行える周波数差。 - 【請求項5】前記VCOのフリーラン周波数を、fc8
<f0+δf<(N1×fc7)/(N1+(1/N
3’))あるいは(N1×fc7)/(N1+(1/N
3’))<f0−δf<fc8の範囲とかつδfs<δ
fの範囲とに応じて設定することを特徴とする請求項4
記載のスペクトル拡散受信装置。 但し、fc7:自己相関の1次極大点におけるキャプチ
ャレンジを定める周波数。 fc8:相互相関の極大点におけるキャプチャレンジを
定める周波数。 δfs:スライディング相関を行える周波数差。 - 【請求項6】 前記VCOのフリーラン周波数は、fc
9<f0+δf<(N1×fc10)/(N1+(1/
N3’))あるいは(N1×fc10)/(N1+(1
/N3’))<f0−δf<fc9の範囲とかつδfs
<δfの範囲とに応じて設定されることを特徴とする請
求項4記載のスペクトル拡散受信装置。 但し、fc9:自己相関の±1チップ以内の最小キャプ
チャレンジを定める周波数。 fc10:自己相関の±1チップ以内の最大キャプチャ
レンジを定める周波数。 δfs:スライディング相関を行える周波数差。 - 【請求項7】前記VCOを構成する発振子に固体発振子
またはSAW発振子を用いたことを特徴とする請求項1
乃至6記載のスペクトル拡散受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076826A JPH09270738A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | スペクトル拡散受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8076826A JPH09270738A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | スペクトル拡散受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09270738A true JPH09270738A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13616491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8076826A Pending JPH09270738A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | スペクトル拡散受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09270738A (ja) |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8076826A patent/JPH09270738A/ja active Pending
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