JPH09270885A - 照明光学系 - Google Patents

照明光学系

Info

Publication number
JPH09270885A
JPH09270885A JP8076411A JP7641196A JPH09270885A JP H09270885 A JPH09270885 A JP H09270885A JP 8076411 A JP8076411 A JP 8076411A JP 7641196 A JP7641196 A JP 7641196A JP H09270885 A JPH09270885 A JP H09270885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illumination
mirror
light source
optical system
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8076411A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Endo
健次 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8076411A priority Critical patent/JPH09270885A/ja
Publication of JPH09270885A publication Critical patent/JPH09270885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照度が高く、照度変動の少ない照明光学系の
提供。 【解決手段】 照明光学系50は、リング光源部52
と、このリング光源部52からの光を反射する環状の第
1ミラー54と、第1ミラー54で反射された光を再度
反射させて照明面ISを照明する環状で凹面の第2ミラ
ー56とによって構成されている。この照明光学系50
では、第1ミラー54がメリジオナル断面で平面であり
サジタル断面でもわずかな凸であることから、非点収差
を小さくすることができる。よって、照明面ISにおけ
る照度を高くすることができ、照明領域を狭くして不要
領域に照明光が入射することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反射物体の微小
領域を照明し、レンズを用いてその反射物体の像を形成
し、色分解して反射物体の色を測定する測色器やカラー
スキャナーに組み込まれる照明光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の照明光学系の構造を説
明する図である。この照明光学系10は、リング状に束
ねられた光ファイバー束を組み込んだリング光源部12
と、リング光源部12からの光を反射する環状の第1ミ
ラー14と、第1ミラー14で反射された光を再度反射
して照明面ISを照明する環状の第2ミラー16とを備
える。
【0003】光軸OAを含む図示のメリジオナル断面に
おいて、リング光源部12からの光をその光路軸PAに
沿って展開した場合の結像を近軸光学で考えてみると、
この照明光学系10は、光路軸PAに沿って2枚の凹面
鏡を配置した構造となっている。なお、ここで光路軸P
Aとは、リング光源部12の出射端の中央から垂直に出
射して第1及び第2ミラー14、16を経て照明面IS
の中心に入射する照明光の光路をいうものとする。この
ような光学系において、第1ミラー14の曲率半径r1
と第2ミラー16の曲率半径r2とはほぼ等しくなって
おり、両ミラー14、16の面間隔は曲率半径r1、r2
のほぼ1/2(すなわち、ミラーの焦点距離)になって
いる。さらに、リング光源部12の出射端と第1ミラー
14との間隔は、第1ミラー14の曲率半径r1の1/
2よりも十分小さくなっている。
【0004】したがって、図示のようなメリジオナル断
面内では、リング光源部12の出射端である光ファイバ
ーの端面の拡大像が照明面ISに形成されることとな
る。図11(a)は、照明光学系10の光路軸PAに沿
ってのパワー配置と共役関係とを示したものであり、光
ファイバーの端面OB1の共役像IM1の位置は照明面I
Sの位置と一致する。なお、簡単のため第1及び第2ミ
ラー14、16の凹面鏡をそれぞれ凸レンズ114、1
16とみなし、透過光学系として表現してある。
【0005】一方、これに垂直なサジタル断面内では、
第1ミラー14が環状であることに起因して第1ミラー
14は凸面鏡として作用する。ここで、第1ミラー14
の曲率半径r3は、第1ミラー14の反射面の法線と光
軸OAとの交点から反射面までの距離になる。図11
(b)は、サジタル断面内におけるパワー配置を示す。
なお、簡単のため第1及び第2ミラー14、16をそれ
ぞれ凸及び凹レンズ214、216とみなし、透過光学
系として表現してある。この図からも明らかなように、
光ファイバーの端面OB2の共役像IM2は、メリジオナ
ル断面の場合の共役像IM1の位置から遠く離れた位置
にできる。そのため、メリジオナル方向の像面位置であ
る照明面ISでは、サジタル方向にぼけた像が形成され
ることとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
の問題点について詳述する前に、測色器等に組み込まれ
る照明光学系に対する一般的な要求項目について簡単に
説明する。照明光学系に対する光学的な要求項目は、一
般に照明角度、照度変動、照度、照明領域、の4つであ
る。
【0007】まず、照明角度については、測色器の標準
化規格(JIS、CIE等の測色の規格)を満たす必要
から、光軸OAに対する傾き角であるデクリネーション
角αを45゜とし、デクリネーション角を中心とした照
明角度範囲であるコリメーション半角β/2を5゜(ま
たは8゜)以下とし、できればこの角β/2を可変とす
る。
【0008】また、照度変動については、被照明物体が
光軸OAに沿って上下した場合でも被照明部位の照度が
変化しないものとする。これにより、被測定物体に関す
る制約を少なくでき、例えば光軸OA方向に厚みを持つ
物体、台紙に厚みの違う写真を貼った場合でも対応でき
るようになる。
【0009】また、照度については、被測定物体を高照
度で照明することが望ましい。高照度とすることによ
り、後の処理に例えば光検出に光電素子を用いる場合
は、素子のノイズの影響を少なくしたり、高速処理が可
能になる。
【0010】また、照明領域については、被測定物体上
における照明領域を小さくすることが望ましい。不要な
領域から検出用光学系に入射するフレア光を少なくする
ためである。このように照明領域を小さくすることによ
り、光学的ノイズが減少して測色器等の装置のダイナミ
ックレンジを大きくすることができる。
【0011】以上のような、照明光学系に対する光学的
な要求項目に対し、図10に示す従来装置は、以下のよ
うな問題があった。
【0012】リング光源部12の光ファイバー端から出
射する照明光は、その出射角が制限されていないので相
当の広がりを有しており、光学系の内部の適当な位置に
コリメーション半角を調節する開口絞りに相当するもの
を設ける必要がある。ここで、リング光源部12を構成
する光ファイバーは、直径50μm程度の細い単ファイ
バーを集合して構成しているが、どの単ファイバーから
も出射端に対する垂直方向を中心として光が出射するの
で、光学系の後側焦点位置に光束を制限するアパーチャ
ーを配置すれば、上記のコリメーション半角を調節でき
る。しかしながら、図10に示すような従来の照明光学
系10の場合、第2ミラー16表面に後側焦点があるの
で、アパーチャーの配置・交換が困難で、コリメーショ
ン半角を容易に設定・変更することができない。
【0013】また、図10に示すような照明光学系10
の場合、既に述べたように、メリジオナル面内とサジタ
ル面内での結像位置が異なるために非点収差が発生し、
照明領域が大きくなり、十分な照度を確保することがで
きない。
【0014】そこで、この発明の課題は、照度が高く、
照度変動の少ない照明光学系を提供することである。
【0015】また、この発明の課題は、照明角度の調節
が容易な照明光学系を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の照明光学系は、リング状光源と、こ
のリング状光源からの光を反射する第1ミラーと、この
第1ミラーで反射された光を反射させて照明面を照明す
る凹面の第2ミラーとを備えるものにおいて、第1ミラ
ーの反射面が、円錐面の部分面または凸面であることを
特徴とする。なお、ここで凸面あるいは凹面とは、光学
系の対称軸(光軸)を含む断面内で凸あるいは凹となっ
ている面のことをいう。
【0017】また、請求項2記載の照明光学系は、リン
グ状光源が、照明面とほぼ光学的に共役な位置に配置さ
れ、リング状光源からの主光線が、照明面で光軸と交わ
ることを特徴とする。
【0018】また、請求項3記載の照明光学系は、請求
項1または2の照明光学系において、照明光学系の後側
焦点位置に環状のアパーチャーを配置することを特徴と
する。
【0019】また、請求項4記載の照明光学系は、請求
項1または2の照明光学系において、リング状光源と第
1ミラーとの間であってリング状光源の近傍にレンズを
配置し、リング状光源からの光の光路を曲げることを特
徴とする。
【0020】また、請求項5記載の照明光学系は、請求
項1または2の照明光学系において、リング状光源が、
光源とこの光源からの光を第1ミラーに導く光ファイバ
ー束とを備えることを特徴とする。
【0021】また、請求項6記載の照明光学系は、請求
項5の照明光学系において、リング状光源は、楕円鏡及
び入射レンズをさらに備え、楕円鏡の第1焦点位置に光
源を配置し、楕円鏡の第2焦点位置と入射レンズの前側
焦点位置とを一致させ、楕円鏡端と光ファイバー束の入
射端面を共役位置に配置したことを特徴とする。
【0022】
【発明の原理】図1及び図2は、この発明の基本的な原
理を説明する模式図である。両図に示す照明光学系は、
リング状に束ねられたファイバー束からなるリング光源
からの光を反射する環状の第1ミラーMR1と、第1ミ
ラーMR1で反射された光を再度反射させて照明面を照
明する環状で凹面の第2ミラーMR2とを備える。
【0023】ここで、図1(a)に示すように、第1ミ
ラーMR1の反射面が、円錐面の部分面である場合、第
1ミラーMR1は、メリジオナル面及びサジタル面に関
して直線又は凸となって、これらの曲率の差を小さくす
ることができる。この結果、非点収差を減少させること
ができ、照明面ISとすべきメリジオナル結像面FSに
おける照度を高くすることができるとともに、照明領域
を狭くして不要領域を照明することを防止できる。
【0024】ここで、実線は、リング光源の内縁部の1
点からの光路を示し、点線は、リング光源の外縁部の1
点からの光路を示す。つまり、リング光源の内縁側及び
外縁側からの光は、光軸OAを挟むように照明面ISに
到達することがわかる。そして、図示を省略している
が、リング光源の中央部の1点からの光は、照明面IS
で光軸OAと交わる。なお、図示の光路からも明らかな
ように、第1及び第2ミラーMR1、MR2から構成され
る光学系の後側焦点位置は、第2ミラーMR2と照明面
ISとの間となっている。
【0025】参考のため、図1(b)に、図1(a)の
リング光源の内縁部の1点および外縁部の1点からの光
が照明面IS上で集光する状態を示し、図1(c)に、
図1(a)のリング光源全面からの光によって照明面I
S上で照明される領域を示し、図(d)に、図1(c)
の照明領域の照度分布を示す。
【0026】一方、図2(a)に示すように、第1ミラ
ーMR1の反射面が、メリジオナル断面内で凸となって
いる面(以下、凸面と呼ぶ)である場合、第1ミラーM
R1は、メリジオナル面とサジタル面とに関してともに
凸となり、これらの曲率の差をほとんどなくすことがで
きる。したがって、簡易な構造によって非点収差を減少
させることができるが、結像面FSには、リング光源の
環状の像が形成されてしまう。参考のため、図2(b)
に、図2(a)のリング光源の内縁部の1点および外縁
部の1点からの光が結像面FS上で集光する状態を示
し、図2(c)に、図2(a)のリング光源全面からの
光によって結像面FS上で照明される領域を示し、図2
(d)に、図2(c)の照明領域の照度分布を示す。
【0027】ただし、照明面ISを結像面FSから適当
にずらして第1及び第2ミラーMR1、MR2から構成
される光学系の後側焦点位置付近に配置すると、リング
光源の出射端の内縁側及び外縁側の1点からの光は、光
軸OAを挟むように照明面ISを照明することがわか
る。そして、リング光源の中央部の1点からの光は、照
明面ISで光軸OAと交わる。参考のため、図2(e)
に、図2(a)のリング光源の内縁部の1点および外縁
部の1点からの光が照明面IS上で集光する状態を示
し、図2(f)に、図2(a)のリング光源全面からの
光によって照明面IS上で照明される領域を示し、図2
(g)に、図2(f)の照明領域の照度分布を示す。図
からも明らかなように、照明面ISには、図1の場合の
ように第1ミラーMR1に円錐面の部分面を用いた場合
よりも多少大きいが、比較的小さな照明領域が得られる
ことが分かる。
【0028】図3は、従来の照明光学系の結像状態を模
式的に説明する図である。図3(a)に示すように、従
来の照明光学系は、メリジオナル断面内で凹面の第1ミ
ラーMR1と、凹面の第2ミラーMR2とを備える。この
場合、第1ミラーMR1は、メリジオナル面に関して凹
であるがサジタル面に関して凸である。したがって、非
点収差が大きくなるので、照明面ISに大きな照明像が
形成され、照度を高くすることができない。参考のた
め、図3(b)に、図3(a)のリング光源の内縁部の
1点および外縁部の1点からの光が照明面IS上で集光
する状態を示し、図3(c)に、図3(a)のリング光
源全体からの光によって照明面IS上で照明される領域
を示し、図3(d)に、図3(c)の照明領域の照度分
布を示す。
【0029】以上をまとめると、第1ミラーMR1の反
射面を円錐面の部分面とすれば、照明領域を最も小さく
してその照度を最も高くすることができる。また、第1
ミラーMR1の反射面をメリジオナル面内でわずかに凸
にしてその照度を高く保ちながら、照明領域をやや大き
くすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図4は、第1実施形態の照明光学系の
構造を説明する部分断面図である。この照明光学系50
は、リング状に束ねられた光ファイバー束を組み込んだ
リング光源部52と、このリング光源部52からの光を
反射する環状の第1ミラー54と、第1ミラー54で反
射された光を再度反射させて照明面ISを照明する環状
で凹面の第2ミラー56とによって構成されている。読
取レンズ58は照明面IS上の微小領域の画像を結像す
る働きをする。
【0031】リング光源部52は、部分的にしか示され
ていないが、発光源に一端が連結されている多数の光フ
ァイバーを他端側で円筒状に束ねたファイバーバンドル
52aと、このファイバーバンドル52aを固定する円
筒状の治具52bとを有する。なお、リング光源部52
をリング状のファイバーバンドル52aで形成すること
で、第1ミラー54等の光学素子に熱を伝導することが
なくなる。これにより、光学素子の性能が保たれ、耐久
性も高くなる。また、ファイバーバンドル52aの他端
に配置される光源自体の交換によって、光学性能が左右
されることも少なくなる。
【0032】第1ミラー54は環状となっており、その
周囲は円錐面の一部を切り出した反射面となっている。
【0033】第2ミラー56も環状となっており、その
内面が楕円面の一部を切り出した凹の反射面となってい
る。
【0034】第1ミラー54の下端には、第1アパーチ
ャ板57aが取り付けられており、第2ミラー56の下
端には、第2アパーチャ板57bが取り付けられてい
る。第1及び第2アパーチャ板57a、57bは、両者
が一体となって、第2ミラー56と照明面ISとの間の
後焦点位置に配置される環状のアパーチャとして機能
し、コリメーション半角を制限するために利用される。
なお、実施形態の照明光学系50では、後側焦点位置が
第2ミラー56と照明面ISとの中間付近にできるの
で、両アパーチャ板57a、57bの取付けが容易なも
のとなる。
【0035】図示のメリジオナル断面で考えると、照明
面ISとリング光源部52のファイバーバンドル52a
端とは共役な位置にあり、照明面ISにはリング光源部
52のファイバーバンドル52a端の像を拡大して投影
していることになる。すなわち、リング光源部52に設
けたファイバーバンドル52a端の各所から垂直下向に
出射した照明光(以下、主光線Pと呼ぶ)は、第1ミラ
ー54で反射されて平行に進み、第2ミラー56で再度
反射されて一対のアパーチャ板57a、57bからなる
環状のアパーチャの中央を通過して照明面ISに到達す
る。また、ファイバーバンドル52a端の各所から所定
角度で出射した照明光は、第1及び第2ミラー54、5
6で反射されて環状のアパーチャ内縁または外縁を通過
して照明面ISに到達する。
【0036】図5(a)は、図4の照明光学系50のメ
リジオナル断面に関するパワー配置を光路軸PAに沿っ
て示す図である。ここでは、第1ミラー54は平面であ
りパワーのないレンズ154とみなすことができ、第2
ミラー56は凹面であり凸レンズ156とみなすことが
できる。ファイバーバンドル52aの端面OB1は、図
4の照明面ISの位置に共役像IM1として投影され
る。
【0037】図5(b)は、照明光学系50のサジタル
断面に関するパワー配置を光路軸PAに沿って示す図で
ある。ここでは、第1ミラー54は凸面であり凹レンズ
256とみなすことができ、第2ミラー56は凹面であ
り凸レンズ256とみなすことができる。ファイバーバ
ンドル52aの端面OB2は、図4の照明面ISの近傍
位置に共役像IM2として投影される。
【0038】図5(a)及び図5(b)からも明らかな
ように、図4の照明光学系50によれば、非点収差を小
さくすることができる。よって、照明面IS上の照明領
域を狭くして照度を高くすることができ、不要領域に照
明光が入射することを防止できる。
【0039】図6は、図4のリング光源部52のファイ
バーバンドル52a端の中央位置から出射した照明光
(以下、代表光線Q)が照明面ISで光軸OAと交わる
条件について説明する図である。この代表光線Qが照明
面ISで光軸OAと交わるという条件が満たされる場
合、照明面ISの中心位置に照明光を集中させて照射す
ることができる。
【0040】図からも明らかなように、幾何学的な関係
から、ファイバーバンドル52a端の中央位置からの代
表光線Qが照明面ISで光軸OAと交わる条件は、
【0041】
【数1】 h2=h1+(w2−w1)/tan(2・θ1−α0)…(1)
【0042】
【数2】 θ2=(2・θ1−α0+tan-1(w2/h2))/2…(2) で、与えられる。ただし、h1は、ファイバーバンドル
52a端の中央位置から出射した代表光線Qが第1ミラ
ー54で反射される点の照明面ISからの距離を示し、
h2は、代表光線Qが第2ミラー56で反射される点の
照明面ISからの距離を示す。また、w1は、代表光線
Qが第1ミラー54で反射される点の光軸OAからの距
離を示し、w2は、代表光線Qが第2ミラー56で反射
される点の光軸OAからの距離を示す。さらに、θ1
は、代表光線Qが第1ミラー54で反射される点におけ
る反射面と光軸OAとのなす角を示し、θ2は、代表光
線Qが第2ミラー56で反射される点における反射面と
光軸OAとのなす角を示し、α0は、代表光線Qが当初
光軸OAとなす角を示す。
【0043】このように、リング光源部52のファイバ
ーバンドル52a端の中央位置から出射した代表光線Q
が照明面ISで光軸OAと交わる場合、照明光を光軸O
A近傍に集中させることができ、さらにファイバーバン
ドル52a端と照明面ISとを共役とすることで照明エ
リアをより小さくでき、より高い照度での照明が可能に
なる。
【0044】図7は、リング光源部52のファイバーバ
ンドル52aへの照明光の入射光学系60を説明する図
である。この入射光学系60は、キセノランプ等の発光
点が小さい発光源62と、この発光源62から出た光を
集光する楕円鏡64と、この楕円鏡64からの照明光を
集光してファイバーバンドル52aに入射させる入射レ
ンズである結像レンズ66と、不要な赤外線をカットす
るカットフィルター68とで構成される。ここで、発光
体62を楕円鏡64の第1焦点に配置し、その第2焦点
である集光点と結像レンズ66の前側焦点F1を一致さ
せた配置を取っている。このため、ファイバーバンドル
52aを構成する各ファイバーの入射端面に対して垂直
に光が入射する。
【0045】図8は、ファイバーバンドル52aを構成
する1つの光ファイバー152aへの光の入射と、この
光ファイバー152aからの照明光の出射とを説明する
図である。光ファイバー152aは、透過効率を重視す
る場合、ガラス製のステップインデックス型ファイバー
を使用することが多いが、この種の光ファイバー152
aでは、一般に光源OSから光ファイバー152aの入
射端面S1への照明光の入射角度分布が、その出射端面
S2からの照明光の出射角度分布にそのまま反映される
という特性がある。つまり、図中に示す入射光の角度範
囲θ1〜θ2と出射光の角度範囲θ1’〜θ2’とはほぼ等
しくなる。このため、図示のような楕円鏡164の集光
点に光ファイバー125aの入射端面S1を配置する
と、楕円鏡164によって小さい集光点が形成されたと
しても、出射光は中心光が存在しない円錐状の角度分布
になる。よって、図4の照明光学系50によって最終的
に小さいコリメーション半角で照明する場合は、光ファ
イバーに入射した照明光を有効に利用することができな
い。
【0046】一方、図7のような入射光学系60を用い
た場合、楕円鏡64の集光点と結像レンズ66の前側焦
点F1を一致させ、楕円鏡64の端部64aとファイバ
ーバンドル52aの入射端面とを共役位置に配置してあ
るので、楕円鏡64の端部64aからの照明光をファイ
バーバンドル52aの入射端面に効率的に入射できると
ともに、楕円鏡64からの照明光を、ファイバーバンド
ル52aの入射端面にほぼ垂直な方向から入射させるこ
とができる。よって、ファイバーバンドル52aの出射
端面からもほぼ垂直方向に照明光を出射させることが可
能となり、楕円鏡64によって集光した照明光を有効に
利用することができる。
【0047】なお、結像レンズ66の前側焦点F1の位
置にアパーチャを配置することにより、ファイバーバン
ドル52aへ入射する光束の大きさ(最大入射角)を制
限でき、この結果、ファイバーバンドル52aの出射角
を小さくすることができる。
【0048】(第2実施形態)第2実施形態では、被照
明物体が光軸に沿って上下する場合を想定して、かかる
場合における被照明部の照度変化を小さくすることを目
的する。一般に、結像光学系は、ボケが小さければ像面
中心照度は射出瞳からの距離の2乗に反比例することが
知られている。図1及び図2に示すような反射光学系も
一種の結像光学系と見なせるので、図1及び図2に示す
ような反射光学系の射出瞳を照明面から遠ざけると照明
面の変位量に対する照度変化の割合を小さくすることが
できる。
【0049】第2実施形態の照明光学系の構造は、図4
に示す第1実施形態の照明光学系の構造と基本的に同一
であるが、ファイバーバンドル52a端の近傍に凸タイ
プのフィールドレンズを配置した点が第1実施形態の場
合と異なる。このフィールドレンズは、主光線の光路を
曲げる働きを有し、射出瞳を照明面から適宜遠ざけるこ
とができる。
【0050】図9は、第2実施形態の照明光学系のパワ
ー配置を説明する図である。フィールドレンズ80は、
ファイバーバンドル52aの端面OB1の直後に置かれ
ているため、主に軸外光源の主光線を曲げる働きをし、
全系の焦点距離や倍率はほとんど変化させていない。た
だし、両アパーチャ板57a、57bについては、その
位置を射出瞳の位置に応じて移動させている。
【0051】図9に示すような構成をとることにより、
両アパーチャ板57a、57bが配置される射出瞳の位
置を共役像IM1の投影される照明面ISの位置から遠
ざけることができる。これにより、照明面ISが光軸に
沿って上下した場合でも、ボケが小さい範囲であれば、
照度の変化を小さく抑えることができる。よって、第1
実施形態の照明光学系の長所を損なうことなく、照度変
化を小さくすることができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、請求
項1記載の照明光学系によれば、第1ミラーの反射面
が、円錐面の部分面または凸面であるので、第1ミラー
は、メリジオナル面及びサジタル面に関して平面又は凸
面となって、これらの曲率に大きな差が生じない。よっ
て、簡易な構造によって非点収差を減少させることがで
き、照明面における照度を高くすることができ、さらに
照明領域を狭くして不要領域に照明光が入射することも
防止できる。
【0053】また、請求項2記載の照明光学系によれ
ば、リング状光源が照明面とほぼ光学的に共役な位置に
配置され、リング状光源からの主光線が照明面で光軸と
交わるので、照明面においては、これと光軸が交わる位
置に照明光を集中させることができる。
【0054】また、請求項3記載の照明光学系によれ
ば、照明光学系の後側焦点位置に環状のアパーチャーを
配置するので、主光線に対して照明光の角度を容易に制
限することができ、照明角度に関する標準化規格の要求
を簡易に満たすよう設定することができる。
【0055】また、請求項4記載の照明光学系によれ
ば、リング状光源と第1ミラーとの間であってリング状
光源の近傍にレンズを配置し、リング状光源からの照明
光の光路を曲げるので、照明面から射出瞳までの距離を
大きくとることができる。よって、被照明物体が光軸に
沿って変位した場合にも、照明部位における照度変化を
比較的小さなものとすることができる。
【0056】また、請求項5記載の照明光学系によれ
ば、リング状光源が光源とこの光源からの光を第1ミラ
ーに導く光ファイバー束とを備えるので、第1及び第2
ミラー等の光学素子に光源からの熱が直接伝導すること
がなくなる。よって、光学素子の性能が保たれ、耐久性
も高くなる。さらに、光源自体の交換によって、他の光
学素子の光学性能が左右されることも少なくなる。
【0057】また、請求項6記載の照明光学系によれ
ば、リング状光源は、楕円鏡及び入射レンズをさらに備
え、楕円鏡の第1焦点位置に光源を配置し、楕円鏡の第
2焦点位置と入射レンズの前側焦点位置とを一致させ、
楕円鏡端と光ファイバー束の入射端面を共役位置に配置
したので、楕円鏡で集光された光を、光ファイバー束の
出射端からほぼ垂直方向に出射させることが可能とな
り、楕円鏡によって集光した光を有効に利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様を概念的に説明する図であ
る。
【図2】 本発明の別の態様を概念的に説明する図であ
る。
【図3】 本発明との対比において従来技術を説明する
図である。
【図4】 第1実施形態の照明光学系の側方断面図であ
る。
【図5】 図4の照明光学系のパワー配置を説明する図
である。
【図6】 図4の照明光学系の条件を説明する図であ
る。
【図7】 光源装置を説明する図である。
【図8】 図7の光源装置を構成する光ファイバーへの
光の入射と出射を説明する図である。
【図9】 第2実施形態の照明光学系のパワー配置を説
明する図である。
【図10】 従来の照明光学系の側方断面図である。
【図11】 図10の照明光学系のパワー配置を説明す
る図である。
【符号の説明】
50 照明光学系 52 リング光源部 54 第1ミラー 56 第2ミラー 58 読取レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 27/54 H04N 1/04 D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状光源と、当該リング状光源から
    の光を反射する第1ミラーと、当該第1ミラーで反射さ
    れた光を反射させて照明面を照明する凹面の第2ミラー
    とを備える照明光学系において、 前記第1ミラーの反射面は、円錐面の部分面または凸面
    であることを特徴とする照明光学系。
  2. 【請求項2】 前記リング状光源は、前記照明面とほぼ
    光学的に共役な位置に配置され、前記リング状光源から
    の主光線は、照明面で光軸と交わることを特徴とする請
    求項1記載の照明光学系。
  3. 【請求項3】 前記照明光学系の後側焦点位置に環状の
    アパーチャーを配置することを特徴とする請求項1及び
    請求項2のいずれか記載の照明光学系。
  4. 【請求項4】 前記リング状光源と前記第1ミラーとの
    間であって前記リング状光源の近傍にレンズを配置し、
    前記リング状光源からの光の光路を曲げることを特徴と
    する請求項1及び請求項2のいずれか記載の照明光学
    系。
  5. 【請求項5】 前記リング状光源は、光源と当該光源か
    らの光を前記第1ミラーに導く光ファイバー束とを備え
    ることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか記
    載の照明光学系。
  6. 【請求項6】 前記リング状光源は、楕円鏡及び入射レ
    ンズをさらに備え、前記楕円鏡の第1焦点位置に前記光
    源を配置し、前記楕円鏡の第2焦点位置と前記入射レン
    ズの前側焦点位置とを一致させ、前記楕円鏡端と前記光
    ファイバー束の入射端面を共役位置に配置したことを特
    徴とする請求項5記載の照明光学系。
JP8076411A 1996-03-29 1996-03-29 照明光学系 Pending JPH09270885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076411A JPH09270885A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 照明光学系

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076411A JPH09270885A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 照明光学系

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09270885A true JPH09270885A (ja) 1997-10-14

Family

ID=13604503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8076411A Pending JPH09270885A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 照明光学系

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09270885A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7411177B2 (en) 2003-11-14 2008-08-12 Olympus Corporation Multi-spectrum image capturing device and multi-spectrum illuminating device
CN110715206A (zh) * 2019-10-12 2020-01-21 成都瀚德胜邦光学有限公司 一种区域化近距离偏光黑板照明系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7411177B2 (en) 2003-11-14 2008-08-12 Olympus Corporation Multi-spectrum image capturing device and multi-spectrum illuminating device
US7446299B2 (en) 2003-11-14 2008-11-04 Olympus Corporation Multi-spectrum image capturing device and multi-spectrum illuminating device
CN110715206A (zh) * 2019-10-12 2020-01-21 成都瀚德胜邦光学有限公司 一种区域化近距离偏光黑板照明系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100549751C (zh) 具有单视点的立体反折射透镜
TW569033B (en) Coupling of light from a small light source for projection systems using parabolic reflectors
US6332688B1 (en) Apparatus for uniformly illuminating a light valve
EP0380035A2 (en) Helmet mounted display system
KR100809915B1 (ko) 포물면 반사기 또는 대응하는 타원면/쌍곡면 쌍의반사기를 사용하는 집속 및 수집용 광학 시스템
JP2000137204A (ja) 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置
US4741613A (en) Reduced height transmissive overhead projector
JP2001523352A (ja) 投写型ディスプレイ用プリズム光ビーム・ホモジナイザー
US4695139A (en) Plural-zone mirror focusing system
US6672740B1 (en) Condensing and collecting optical system using parabolic reflectors or a corresponding ellipsoid/hyperboloid pair of reflectors
JPS6139048B2 (ja)
US6351338B2 (en) Image pickup optical system
US4098549A (en) Eye bottom camera
JP2722436B2 (ja) 照明光学装置
JPH09270885A (ja) 照明光学系
EP1467234B1 (en) Image projector comprising a catoptric optical system
KR20090086618A (ko) 광각 표시 장치
US4619502A (en) Mirror focussing system with narrow viewing angle
JP2007504515A (ja) フレネルレンズ、投射スクリーン、対応する投射デバイス及び投射系
JP5398299B2 (ja) 照明光学系およびそれを用いた画像投射装置
EP1798579B1 (en) Condensing and collecting optical system using parabolic reflectors or a corresponding ellipsoid/hyperboloid pair of reflectors
JP2000098233A (ja) 光学素子及びそれを用いた撮像光学系
JPS61284714A (ja) 焦点検出装置
JPH06214165A (ja) 顕微鏡
JP2000221585A (ja) 投射形表示装置