JPH09271603A - 晶析装置の運転方法 - Google Patents
晶析装置の運転方法Info
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- JPH09271603A JPH09271603A JP8140696A JP8140696A JPH09271603A JP H09271603 A JPH09271603 A JP H09271603A JP 8140696 A JP8140696 A JP 8140696A JP 8140696 A JP8140696 A JP 8140696A JP H09271603 A JPH09271603 A JP H09271603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】晶析装置の内部および外部で起こりうる好まし
くない結晶の析出や付着、堆積・固化を防止し、また鉄
抽出後の有機溶媒の残留Fe濃度を低くする。 【解決手段】排出される剥離液の中和滴定分析を行って
全HF濃度に相当するF濃度a(kg/m3 )および全
F- 濃度に相当するF濃度b(kg/m3 )を求め、該
前記装置から排出される剥離液の濃度および組成がNH
4 HF2 は150〜400kg/m3 、(2a−b)値
が0〜−20(kg/m3 )となるように前記装置に供
給される剥離液の濃度およびアンモニアの量を調節し、
かつ前記装置に供給する有機溶媒と前記剥離液との2相
混合時の液温を30〜50℃に、前記結晶成長ゾーンま
たは冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜30℃に維持す
る。
くない結晶の析出や付着、堆積・固化を防止し、また鉄
抽出後の有機溶媒の残留Fe濃度を低くする。 【解決手段】排出される剥離液の中和滴定分析を行って
全HF濃度に相当するF濃度a(kg/m3 )および全
F- 濃度に相当するF濃度b(kg/m3 )を求め、該
前記装置から排出される剥離液の濃度および組成がNH
4 HF2 は150〜400kg/m3 、(2a−b)値
が0〜−20(kg/m3 )となるように前記装置に供
給される剥離液の濃度およびアンモニアの量を調節し、
かつ前記装置に供給する有機溶媒と前記剥離液との2相
混合時の液温を30〜50℃に、前記結晶成長ゾーンま
たは冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜30℃に維持す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス鋼板の
酸洗いに使用された硝ふっ酸廃液の回収処理において、
鉄抽出後の有機溶媒をふっ化物系剥離液と混合接触させ
ることによりふっ化鉄錯体結晶を析出させる装置の運転
方法に関する。
酸洗いに使用された硝ふっ酸廃液の回収処理において、
鉄抽出後の有機溶媒をふっ化物系剥離液と混合接触させ
ることによりふっ化鉄錯体結晶を析出させる装置の運転
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼板の酸洗いに使用された硝
ふっ酸廃液を処理して回収再利用する方法として、特公
昭56−42674号公報に開示されたような、硝ふっ
酸廃液中のFe3+イオンを溶媒抽出により除去する処理
を行う方法がある。この方法では、硝ふっ酸廃液からま
ずアルキルりん酸を含む有機溶媒によりFe3+イオンを
選択的に抽出除去し、Fe3+イオンを抽出含有する有機
溶媒は特開昭57−42545号公報に示されるふっ化
物系剥離液を使用する方法で剥離されてFe3+イオンの
抽出に繰り返し使用される。Fe3+イオンを抽出除去さ
れた硝ふっ酸廃液は遊離した硝酸およびふっ酸を含むた
め、そのまま酸洗槽に戻してステンレス鋼板の酸洗いに
再使用されるか、あるいはさらに中性りん酸エステルを
含む有機溶媒により硝ふっ酸のみが回収されて再使用さ
れる。
ふっ酸廃液を処理して回収再利用する方法として、特公
昭56−42674号公報に開示されたような、硝ふっ
酸廃液中のFe3+イオンを溶媒抽出により除去する処理
を行う方法がある。この方法では、硝ふっ酸廃液からま
ずアルキルりん酸を含む有機溶媒によりFe3+イオンを
選択的に抽出除去し、Fe3+イオンを抽出含有する有機
溶媒は特開昭57−42545号公報に示されるふっ化
物系剥離液を使用する方法で剥離されてFe3+イオンの
抽出に繰り返し使用される。Fe3+イオンを抽出除去さ
れた硝ふっ酸廃液は遊離した硝酸およびふっ酸を含むた
め、そのまま酸洗槽に戻してステンレス鋼板の酸洗いに
再使用されるか、あるいはさらに中性りん酸エステルを
含む有機溶媒により硝ふっ酸のみが回収されて再使用さ
れる。
【0003】ここで、本発明に関わる一般的な硝ふっ酸
廃液の回収処理方法のプロセスフローおよびそれに用い
る鉄剥離用晶析装置について説明する。
廃液の回収処理方法のプロセスフローおよびそれに用い
る鉄剥離用晶析装置について説明する。
【0004】図1は、一般的な硝ふっ酸廃液の回収処理
方法のプロセスフローを示すものである。ここで、A0
はFe3+イオンを含有する硝ふっ酸廃液を示す。A0 中
のFe3+イオンは1においてアルキルりん酸等を抽出剤
とする有機溶媒Sとのイオン交換反応により抽出され
る。アルキルりん酸の代表的なものはD2EHPA(ジ
−(2−エチルヘキシルりん酸)でありHRと表せる。
A0 中のFe3+イオンの形態は主としてFeF2 + なの
で、1の鉄抽出反応は(1)、(2)式のようになる。 FeF2 + +3HR→FeR3 +H+ +2HF (1) FeF2 + +HR→FeF2 R+H+ (2) 鉄抽出後の水相は回収酸として再使用される。
方法のプロセスフローを示すものである。ここで、A0
はFe3+イオンを含有する硝ふっ酸廃液を示す。A0 中
のFe3+イオンは1においてアルキルりん酸等を抽出剤
とする有機溶媒Sとのイオン交換反応により抽出され
る。アルキルりん酸の代表的なものはD2EHPA(ジ
−(2−エチルヘキシルりん酸)でありHRと表せる。
A0 中のFe3+イオンの形態は主としてFeF2 + なの
で、1の鉄抽出反応は(1)、(2)式のようになる。 FeF2 + +3HR→FeR3 +H+ +2HF (1) FeF2 + +HR→FeF2 R+H+ (2) 鉄抽出後の水相は回収酸として再使用される。
【0005】Fe3+イオンを抽出含有する有機溶媒S
は、2においてNH4 HF2 を主体とする水溶液Dとの
剥離(逆抽出)反応により、(NH4 )3 FeF6 結晶
Xを生成する。 FeR3 +3NH4 HF2 →3HR+(NH4 )3 FeF6 ↓ (3) FeF2 R+3NH4 HF2 → HR+(NH4 )3 FeF6 ↓+2HF (4) FeR3 +3NH4 HF2 +3NH4 F→ 3NH4 R+(NH4 )3 FeF6 ↓+3HF (5) 鉄剥離後の抽出剤の一部は(5)式のような反応でアン
モニア型(NH4 R)となっているので、溶媒Sを3に
おいて塩酸を含む水相Cとの反応により水素型(HR)
に変換する。 NH4 R+HCl→HR+NH4 Cl (6)
は、2においてNH4 HF2 を主体とする水溶液Dとの
剥離(逆抽出)反応により、(NH4 )3 FeF6 結晶
Xを生成する。 FeR3 +3NH4 HF2 →3HR+(NH4 )3 FeF6 ↓ (3) FeF2 R+3NH4 HF2 → HR+(NH4 )3 FeF6 ↓+2HF (4) FeR3 +3NH4 HF2 +3NH4 F→ 3NH4 R+(NH4 )3 FeF6 ↓+3HF (5) 鉄剥離後の抽出剤の一部は(5)式のような反応でアン
モニア型(NH4 R)となっているので、溶媒Sを3に
おいて塩酸を含む水相Cとの反応により水素型(HR)
に変換する。 NH4 R+HCl→HR+NH4 Cl (6)
【0006】さて、2から排出された結晶Xを含む剥離
液は5で固液分離され、Xは6で乾燥され、7で水分を
含む空気中または水素気流中で分解されて酸化鉄Hまた
は金属鉄Iとなる。 (NH4 )3 FeF6 +3/2H2 O→ 3NH4 F+3HF+1/2Fe2 O3 (7) (NH4 )3 FeF6 +3/2H2 →3NH4 F+3HF+Fe (8) 7で発生する分解ガスGはNH4 FとHFとを等モル含
むため、吸収されて剥離液Dとして再使用される。
液は5で固液分離され、Xは6で乾燥され、7で水分を
含む空気中または水素気流中で分解されて酸化鉄Hまた
は金属鉄Iとなる。 (NH4 )3 FeF6 +3/2H2 O→ 3NH4 F+3HF+1/2Fe2 O3 (7) (NH4 )3 FeF6 +3/2H2 →3NH4 F+3HF+Fe (8) 7で発生する分解ガスGはNH4 FとHFとを等モル含
むため、吸収されて剥離液Dとして再使用される。
【0007】図2は、鉄剥離工程において使用される晶
析装置10の一例である。Fe3+イオンを抽出含有する
有機溶媒Sは温度調節器11を経て、NH4 HF2 等か
ら成るふっ化物系剥離液Dは加熱器12を経てそれぞれ
混合ゾーン13に導かれ、(3)〜(5)式のような鉄
剥離(逆抽出)反応により鉄錯体(NH4 )3 FeF 6
結晶Xが生成する。鉄剥離後の溶媒は静置ゾーン14を
経て排出口15より排出される。
析装置10の一例である。Fe3+イオンを抽出含有する
有機溶媒Sは温度調節器11を経て、NH4 HF2 等か
ら成るふっ化物系剥離液Dは加熱器12を経てそれぞれ
混合ゾーン13に導かれ、(3)〜(5)式のような鉄
剥離(逆抽出)反応により鉄錯体(NH4 )3 FeF 6
結晶Xが生成する。鉄剥離後の溶媒は静置ゾーン14を
経て排出口15より排出される。
【0008】鉄錯体(NH4 )3 FeF6 は剥離液に対
する溶解度が比較的小さいので、剥離が続いて行われる
と結晶となって析出する。結晶を含む剥離液は下降管1
6を下降して結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンと呼ばれ
る区域17に至る。区域17は外部の熱交換器18等と
配管接続されており、混合ゾーン13で加温状態にあっ
た剥離液を冷却することにより結晶の成長が促進され
る。必要に応じて区域17の内部には強制循環ゾーン1
9が設けられ、外部の循環ポンプと接続することにより
この区域19の剥離液を流動させて結晶の器壁への付着
や底部への堆積・固化を抑制する。剥離液は結晶分離ゾ
ーン20を経て最終的に排出口21より排出される。ま
た結晶は結晶排出管22よりスラリーとして適宜排出さ
れ、固液分離にかけられる。
する溶解度が比較的小さいので、剥離が続いて行われる
と結晶となって析出する。結晶を含む剥離液は下降管1
6を下降して結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンと呼ばれ
る区域17に至る。区域17は外部の熱交換器18等と
配管接続されており、混合ゾーン13で加温状態にあっ
た剥離液を冷却することにより結晶の成長が促進され
る。必要に応じて区域17の内部には強制循環ゾーン1
9が設けられ、外部の循環ポンプと接続することにより
この区域19の剥離液を流動させて結晶の器壁への付着
や底部への堆積・固化を抑制する。剥離液は結晶分離ゾ
ーン20を経て最終的に排出口21より排出される。ま
た結晶は結晶排出管22よりスラリーとして適宜排出さ
れ、固液分離にかけられる。
【0009】図3および図4は、ふっ化鉄錯体(N
H4 )3 FeF6 のそれぞれNH4 HF 2 濃度75kg
/m3 および150kg/m3 のふっ化物系剥離液に対
する溶解度のグラフであって、HFは0〜20kg/m
3 の範囲で溶解度曲線を与えている。これらの溶解度曲
線より、剥離液の成分であるNH4 HF2 の濃度が減少
しHFの濃度が増加すると、(NH4 )3 FeF6 の溶
解度曲線の温度勾配が増大することが分かる。
H4 )3 FeF6 のそれぞれNH4 HF 2 濃度75kg
/m3 および150kg/m3 のふっ化物系剥離液に対
する溶解度のグラフであって、HFは0〜20kg/m
3 の範囲で溶解度曲線を与えている。これらの溶解度曲
線より、剥離液の成分であるNH4 HF2 の濃度が減少
しHFの濃度が増加すると、(NH4 )3 FeF6 の溶
解度曲線の温度勾配が増大することが分かる。
【0010】従来、晶析装置内部での結晶の付着や堆積
・固化および特に寒冷期における晶析装置本体以外の配
管・ポンプでの剥離液の冷却による結晶の析出、さらに
有機溶媒の温度上昇による劣化を防止するため、特開昭
58−81402号公報では図2に示したような晶析装
置が提案された。また、特開昭60−206402号公
報では、図2のような晶析装置において、該装置から排
出される剥離液の濃度がNH4 HF2 は85〜115k
g/m3 、HFは10kg/m3 以下となるように該装
置に供給する剥離液の濃度を調整し、かつ該装置に供給
する有機溶媒の温度を20〜25℃、前記有機溶媒と前
記剥離液との2相混合時の液温を40℃以下に、前記結
晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜
20℃に維持する運転方法が提案された。
・固化および特に寒冷期における晶析装置本体以外の配
管・ポンプでの剥離液の冷却による結晶の析出、さらに
有機溶媒の温度上昇による劣化を防止するため、特開昭
58−81402号公報では図2に示したような晶析装
置が提案された。また、特開昭60−206402号公
報では、図2のような晶析装置において、該装置から排
出される剥離液の濃度がNH4 HF2 は85〜115k
g/m3 、HFは10kg/m3 以下となるように該装
置に供給する剥離液の濃度を調整し、かつ該装置に供給
する有機溶媒の温度を20〜25℃、前記有機溶媒と前
記剥離液との2相混合時の液温を40℃以下に、前記結
晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜
20℃に維持する運転方法が提案された。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の晶析装
置および方法で連続運転しようとすると、晶析装置の混
合ゾーン13内および下降管16内でふっ化鉄錯体結晶
の付着や堆積・固化が起こり、1か月に1回程度装置の
運転を停止して混合ゾーンおよび下降管内の清掃を行う
必要があった。また、有機溶媒の鉄剥離が十分でなく、
そのため次の鉄抽出率が低下するという問題もあった。
そのため、硝ふっ酸廃液回収処理設備の長期連続安定運
転が実施できず、設備の処理能力が低下し、また回収処
理コストがかさんでいた。本発明の目的は、溶媒抽出法
による硝ふっ酸廃液の回収処理において、晶析装置にお
けるふっ化鉄錯体結晶の付着や堆積・固化による運転停
止の問題を解決し、ランニングコストの小さい効率的な
運転方法を提供することにある。
置および方法で連続運転しようとすると、晶析装置の混
合ゾーン13内および下降管16内でふっ化鉄錯体結晶
の付着や堆積・固化が起こり、1か月に1回程度装置の
運転を停止して混合ゾーンおよび下降管内の清掃を行う
必要があった。また、有機溶媒の鉄剥離が十分でなく、
そのため次の鉄抽出率が低下するという問題もあった。
そのため、硝ふっ酸廃液回収処理設備の長期連続安定運
転が実施できず、設備の処理能力が低下し、また回収処
理コストがかさんでいた。本発明の目的は、溶媒抽出法
による硝ふっ酸廃液の回収処理において、晶析装置にお
けるふっ化鉄錯体結晶の付着や堆積・固化による運転停
止の問題を解決し、ランニングコストの小さい効率的な
運転方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明者らは剥離液の濃度・組成や温度とふっ
化鉄錯体結晶の析出状態および剥離後の有機溶媒の残留
Fe濃度等との関係に着目し、ふっ化物系剥離液の組成
をNH4 HF2 およびNH4 Fで構成してNH 4 HF2
濃度を高くし、かつ有機溶媒と剥離液との2相混合時の
液温および結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の
温度を高めに維持すると、好ましくない結晶の析出や付
着、堆積・固化を防止でき、また有機溶媒の残留Fe濃
度を低くできることが分かり、本発明をなすに至ったも
のである。
ために、本発明者らは剥離液の濃度・組成や温度とふっ
化鉄錯体結晶の析出状態および剥離後の有機溶媒の残留
Fe濃度等との関係に着目し、ふっ化物系剥離液の組成
をNH4 HF2 およびNH4 Fで構成してNH 4 HF2
濃度を高くし、かつ有機溶媒と剥離液との2相混合時の
液温および結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の
温度を高めに維持すると、好ましくない結晶の析出や付
着、堆積・固化を防止でき、また有機溶媒の残留Fe濃
度を低くできることが分かり、本発明をなすに至ったも
のである。
【0013】本発明は、ステンレス鋼の酸洗いに使用さ
れた硝ふっ酸廃液中のFe3+イオンを溶媒抽出により除
去した後、上方より順次に混合ゾーン、静置ゾーン、結
晶分離ゾーン、および結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーン
を有する晶析装置においてFe3+イオンを抽出含有する
有機溶媒をふっ化物系剥離液と前記混合ゾーンで接触さ
せることにより鉄錯体結晶を析出させる装置を運転する
に際し、前記装置から排出される剥離液の中和滴定分析
を行って全HF濃度に相当するF濃度a(kg/m3 )
および全F- 濃度に相当するF濃度b(kg/m3 )を
求め、該前記装置から排出される剥離液の濃度および組
成がNH4 HF2 は150〜400kg/m3 、(2a
−b)値が0〜−20(kg/m3 )となるように前記
装置に供給される剥離液の濃度およびアンモニアの量を
調節し、かつ前記装置に供給する有機溶媒と前記剥離液
との2相混合時の液温を30〜50℃に、前記結晶成長
ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜30℃
に維持することを特徴とする晶析装置の運転方法を提供
するものである。
れた硝ふっ酸廃液中のFe3+イオンを溶媒抽出により除
去した後、上方より順次に混合ゾーン、静置ゾーン、結
晶分離ゾーン、および結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーン
を有する晶析装置においてFe3+イオンを抽出含有する
有機溶媒をふっ化物系剥離液と前記混合ゾーンで接触さ
せることにより鉄錯体結晶を析出させる装置を運転する
に際し、前記装置から排出される剥離液の中和滴定分析
を行って全HF濃度に相当するF濃度a(kg/m3 )
および全F- 濃度に相当するF濃度b(kg/m3 )を
求め、該前記装置から排出される剥離液の濃度および組
成がNH4 HF2 は150〜400kg/m3 、(2a
−b)値が0〜−20(kg/m3 )となるように前記
装置に供給される剥離液の濃度およびアンモニアの量を
調節し、かつ前記装置に供給する有機溶媒と前記剥離液
との2相混合時の液温を30〜50℃に、前記結晶成長
ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜30℃
に維持することを特徴とする晶析装置の運転方法を提供
するものである。
【0014】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本
発明においては、まず晶析装置から排出される剥離液の
中和滴定分析を行う。図5に中和滴定曲線の例を示す。
開始から第1ピークまでの滴定量は剥離液中の全HF濃
度に相当するF濃度a(kg/m3 )に、開始から第2
ピークまでの滴定量は剥離液中の全F- 濃度に相当する
F濃度b(kg/m3 )に、第1ピークから第2ピーク
までの滴定量は剥離液中の全NH4 F濃度に相当するF
濃度(b−a)(kg/m3 )に、それぞれ対応する。
中和滴定反応を次に示す。 開始から第1ピークまで:HF+NaOH→NaF+H2 O (9) 第1から第2ピークまで:NH4 F+NaOH→ NaF+NH4 OH (10)
発明においては、まず晶析装置から排出される剥離液の
中和滴定分析を行う。図5に中和滴定曲線の例を示す。
開始から第1ピークまでの滴定量は剥離液中の全HF濃
度に相当するF濃度a(kg/m3 )に、開始から第2
ピークまでの滴定量は剥離液中の全F- 濃度に相当する
F濃度b(kg/m3 )に、第1ピークから第2ピーク
までの滴定量は剥離液中の全NH4 F濃度に相当するF
濃度(b−a)(kg/m3 )に、それぞれ対応する。
中和滴定反応を次に示す。 開始から第1ピークまで:HF+NaOH→NaF+H2 O (9) 第1から第2ピークまで:NH4 F+NaOH→ NaF+NH4 OH (10)
【0015】一般に、NH4 HF2 を主体とする剥離液
の濃度および組成は、全HF濃度に相当するF濃度aと
全NH4 F濃度に相当するF濃度(b−a)で表すこと
ができる。その理由は、NH4 HF2 の組成がNH4 F
+HFで表せるからである。したがって、図3および図
4のHF=0kg/m3 のように剥離液がNH4 HF 2
のみで構成される場合、a=b−aすなわち2a−b=
0となる。図3および図4のHF=10または20kg
/m3 のように剥離液がNH4 HF2 と遊離(過剰)の
HFで構成される場合、a>b−aすなわち2a−b>
0となる。剥離液がNH4 HF2 と遊離(過剰)のNH
4 Fで構成される場合、a<b−aすなわち2a−b<
0となる。そこで上記のaおよびbを用いると、遊離H
Fまたは遊離NH4 Fに相当するF濃度およびNH4 H
F2 濃度は次のように表される。 遊離HFまたは遊離NH4 Fに相当するF濃度:2a−b(kg/m3 ) (11) 2a−b>0のとき 遊離HFに相当するF濃度 2a−b<0のとき 遊離NH4 Fに相当するF濃度 NH4 HF2 濃度: 2a−b>0のとき 3(b−a)(kg/m3 ) (12) 2a−b<0のとき 3a(kg/m3 ) (13)
の濃度および組成は、全HF濃度に相当するF濃度aと
全NH4 F濃度に相当するF濃度(b−a)で表すこと
ができる。その理由は、NH4 HF2 の組成がNH4 F
+HFで表せるからである。したがって、図3および図
4のHF=0kg/m3 のように剥離液がNH4 HF 2
のみで構成される場合、a=b−aすなわち2a−b=
0となる。図3および図4のHF=10または20kg
/m3 のように剥離液がNH4 HF2 と遊離(過剰)の
HFで構成される場合、a>b−aすなわち2a−b>
0となる。剥離液がNH4 HF2 と遊離(過剰)のNH
4 Fで構成される場合、a<b−aすなわち2a−b<
0となる。そこで上記のaおよびbを用いると、遊離H
Fまたは遊離NH4 Fに相当するF濃度およびNH4 H
F2 濃度は次のように表される。 遊離HFまたは遊離NH4 Fに相当するF濃度:2a−b(kg/m3 ) (11) 2a−b>0のとき 遊離HFに相当するF濃度 2a−b<0のとき 遊離NH4 Fに相当するF濃度 NH4 HF2 濃度: 2a−b>0のとき 3(b−a)(kg/m3 ) (12) 2a−b<0のとき 3a(kg/m3 ) (13)
【0016】上述したような晶析装置から排出される剥
離液の中和滴定分析の結果に基づいて、晶析装置内の剥
離液の濃度・組成の調整を行う。晶析装置から排出され
た剥離液は、結晶分解工程での(7)または(8)式の
反応の分解ガスの吸収により実質的にNH4 HF2 濃度
が増加した状態で、晶析装置に供給される。晶析装置に
供給された剥離液は、混合ゾーンでの(3)〜(5)式
の鉄剥離反応によりNH4 HF2 を消費し、HFがバラ
ンス上増加する。そこで、実質的に晶析装置から排出さ
れる剥離液のNH4 HF2 濃度を増加させ、バランス上
NH4 Fを過剰とするため、晶析装置の結晶成長ゾーン
または冷却ゾーン17にアンモニアを供給する。
離液の中和滴定分析の結果に基づいて、晶析装置内の剥
離液の濃度・組成の調整を行う。晶析装置から排出され
た剥離液は、結晶分解工程での(7)または(8)式の
反応の分解ガスの吸収により実質的にNH4 HF2 濃度
が増加した状態で、晶析装置に供給される。晶析装置に
供給された剥離液は、混合ゾーンでの(3)〜(5)式
の鉄剥離反応によりNH4 HF2 を消費し、HFがバラ
ンス上増加する。そこで、実質的に晶析装置から排出さ
れる剥離液のNH4 HF2 濃度を増加させ、バランス上
NH4 Fを過剰とするため、晶析装置の結晶成長ゾーン
または冷却ゾーン17にアンモニアを供給する。
【0017】本発明によれば、晶析装置の混合ゾーン1
3に供給される剥離液のNH4 HF 2 濃度をNH4 HF
2 が結晶化する下限を超えない範囲内で高くしかつNH
4 Fを過剰とすることによりふっ化鉄錯体(NH4 )3
FeF6 の溶解度曲線の温度勾配を小さくし、また有機
溶媒と剥離液との2相混合時の液温および結晶成長ゾー
ンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度を高めに維持し、よ
って好ましくない結晶の析出や付着、堆積・固化を防止
し、また有機溶媒の残留Fe濃度を低くすることができ
る。
3に供給される剥離液のNH4 HF 2 濃度をNH4 HF
2 が結晶化する下限を超えない範囲内で高くしかつNH
4 Fを過剰とすることによりふっ化鉄錯体(NH4 )3
FeF6 の溶解度曲線の温度勾配を小さくし、また有機
溶媒と剥離液との2相混合時の液温および結晶成長ゾー
ンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度を高めに維持し、よ
って好ましくない結晶の析出や付着、堆積・固化を防止
し、また有機溶媒の残留Fe濃度を低くすることができ
る。
【0018】発明者らが剥離液の濃度・組成および温度
の効果について検討した結果、実施例および比較例に示
すように、晶析装置から排出される剥離液の濃度がNH
4 HF2 は150〜400kg/m3 、(2a−b)値
は0〜−20(kg/m3 )、かつ前記装置に供給する
有機溶媒と剥離液との2相混合時の液温は30〜50
℃、結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度は
15〜30℃が好適であることが分かった。2a−b=
0の剥離液のNH4 HF2 濃度に対する(NH4)3 F
eF6 の溶解度曲線の温度勾配を図6に示す。また、排
出される剥離液の濃度および組成の好適範囲を図7に示
す。
の効果について検討した結果、実施例および比較例に示
すように、晶析装置から排出される剥離液の濃度がNH
4 HF2 は150〜400kg/m3 、(2a−b)値
は0〜−20(kg/m3 )、かつ前記装置に供給する
有機溶媒と剥離液との2相混合時の液温は30〜50
℃、結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの剥離液の温度は
15〜30℃が好適であることが分かった。2a−b=
0の剥離液のNH4 HF2 濃度に対する(NH4)3 F
eF6 の溶解度曲線の温度勾配を図6に示す。また、排
出される剥離液の濃度および組成の好適範囲を図7に示
す。
【0019】晶析装置から排出される剥離液のNH4 H
F2 濃度が150kg/m3 未満では、晶析装置内にお
ける(NH4 )3 FeF6 結晶の付着や堆積・固化を十
分に防止することができない。また400kg/m3 超
では、晶析装置本体以外の配管やポンプでNH4 HF2
結晶の析出が起こるので好ましくない。
F2 濃度が150kg/m3 未満では、晶析装置内にお
ける(NH4 )3 FeF6 結晶の付着や堆積・固化を十
分に防止することができない。また400kg/m3 超
では、晶析装置本体以外の配管やポンプでNH4 HF2
結晶の析出が起こるので好ましくない。
【0020】また、従来技術のように(2a−b)値が
プラスすなわちHFが過剰では、鉄剥離後の有機溶媒の
残留Fe濃度が2kg/m3 を超えるため、次の鉄抽出
率が90%未満に低下するため好ましくない。また(2
a−b)値を−20(kg/m3 )未満とすることは、
晶析装置の結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンに大量のア
ンモニアを供給しなければならず、ランニングコストが
かさむので好ましくない。
プラスすなわちHFが過剰では、鉄剥離後の有機溶媒の
残留Fe濃度が2kg/m3 を超えるため、次の鉄抽出
率が90%未満に低下するため好ましくない。また(2
a−b)値を−20(kg/m3 )未満とすることは、
晶析装置の結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンに大量のア
ンモニアを供給しなければならず、ランニングコストが
かさむので好ましくない。
【0021】さらに、有機溶媒と剥離液との2相混合時
の液温が30℃未満では、混合ゾーン内で結晶の付着や
堆積・固化が起こるので好ましくない。50℃超では、
有機溶媒の抽出剤の加水分解反応による劣化が顕著とな
るため好ましくない。
の液温が30℃未満では、混合ゾーン内で結晶の付着や
堆積・固化が起こるので好ましくない。50℃超では、
有機溶媒の抽出剤の加水分解反応による劣化が顕著とな
るため好ましくない。
【0022】また、結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンの
剥離液の温度が15℃未満では、晶析装置内の剥離液の
温度勾配が大きくなり、下降管周辺で結晶の付着や堆積
・固化が起こるため好ましくない。また30℃超では剥
離液に対するNH4 HF2 の溶解度が十分小さくなり、
結晶析出が不十分となり好ましくない。
剥離液の温度が15℃未満では、晶析装置内の剥離液の
温度勾配が大きくなり、下降管周辺で結晶の付着や堆積
・固化が起こるため好ましくない。また30℃超では剥
離液に対するNH4 HF2 の溶解度が十分小さくなり、
結晶析出が不十分となり好ましくない。
【0023】
【実施例】以下に本発明を実施例および比較例を挙げて
具体的に説明する。図2に示したような(NH4 )3 F
eF6 結晶生産能力130トン/月の晶析装置を有する
硝ふっ酸廃液回収処理設備の運転を行った。30v/v
%D2EHPA+70v/v%n−パラフィンの組成の
有機溶媒でFe3+イオンを16.3〜19.8kg/m
3 抽出含有するものを2.2m3 /時の割合で混合ゾー
ン13に供給した。剥離液としてNH4 HF2 濃度が表
1に示す通りで、(2a−b)値が表1に示す通りのも
のを4.5m3 /時の割合(有機相/水相流量比0.4
9)で混合ゾーン13に供給した。その際、2相混合時
の液温を40〜45℃に、冷却ゾーンの剥離液の温度を
25〜28℃に維持した。このときの混合ゾーン、下降
管および装置本体以外での結晶の析出状況および鉄剥離
後の有機溶媒の残留Fe濃度を、比較例とともに次の表
1に示す。表1から、本発明の範囲内で運転すれば良好
な結果が得られることが明白である。
具体的に説明する。図2に示したような(NH4 )3 F
eF6 結晶生産能力130トン/月の晶析装置を有する
硝ふっ酸廃液回収処理設備の運転を行った。30v/v
%D2EHPA+70v/v%n−パラフィンの組成の
有機溶媒でFe3+イオンを16.3〜19.8kg/m
3 抽出含有するものを2.2m3 /時の割合で混合ゾー
ン13に供給した。剥離液としてNH4 HF2 濃度が表
1に示す通りで、(2a−b)値が表1に示す通りのも
のを4.5m3 /時の割合(有機相/水相流量比0.4
9)で混合ゾーン13に供給した。その際、2相混合時
の液温を40〜45℃に、冷却ゾーンの剥離液の温度を
25〜28℃に維持した。このときの混合ゾーン、下降
管および装置本体以外での結晶の析出状況および鉄剥離
後の有機溶媒の残留Fe濃度を、比較例とともに次の表
1に示す。表1から、本発明の範囲内で運転すれば良好
な結果が得られることが明白である。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
よれば、晶析装置の内部および外部で起こりうる好まし
くない結晶の析出や付着、堆積・固化を防止し、また鉄
抽出後の有機溶媒の残留Fe濃度を低くすることができ
る。そのため、晶析装置を停止して内部の清掃を行う頻
度を従来の1/6以下に低減でき、作業員の所要工数を
著しく削減できる。その結果、硝ふっ酸廃液の回収処理
のためのランニングコストが著しく減少し、処理能力が
向上して安定した回収処理が実現できる。
よれば、晶析装置の内部および外部で起こりうる好まし
くない結晶の析出や付着、堆積・固化を防止し、また鉄
抽出後の有機溶媒の残留Fe濃度を低くすることができ
る。そのため、晶析装置を停止して内部の清掃を行う頻
度を従来の1/6以下に低減でき、作業員の所要工数を
著しく削減できる。その結果、硝ふっ酸廃液の回収処理
のためのランニングコストが著しく減少し、処理能力が
向上して安定した回収処理が実現できる。
【図1】一般的な硝ふっ酸廃液の回収処理方法のプロセ
スフローを示す図である。
スフローを示す図である。
【図2】鉄剥離工程において使用される晶析装置の一例
を示す線図である。
を示す線図である。
【図3】ふっ化鉄錯体(NH4 )3 FeF6 のそれぞれ
NH4 HF2 濃度75kg/m 3 のふっ化物系剥離液に
対する溶解度のグラフである。
NH4 HF2 濃度75kg/m 3 のふっ化物系剥離液に
対する溶解度のグラフである。
【図4】ふっ化鉄錯体(NH4 )3 FeF6 のそれぞれ
NH4 HF2 濃度150kg/m3 のふっ化物系剥離液
に対する溶解度のグラフである。
NH4 HF2 濃度150kg/m3 のふっ化物系剥離液
に対する溶解度のグラフである。
【図5】晶析装置から排出される剥離液の中和滴定曲線
の一例を示すグラフである。
の一例を示すグラフである。
【図6】2a−b=0の剥離液のNH4 HF2 濃度に対
する(NH4 )3 FeF6 の溶解度曲線の温度勾配を示
すグラフである。
する(NH4 )3 FeF6 の溶解度曲線の温度勾配を示
すグラフである。
【図7】排出される剥離液の濃度および組成の好適範囲
(斜線)を示す図である。
(斜線)を示す図である。
A0 廃酸 A 回収酸 C 塩酸溶液 D 鉄剥離液 E アンモニア水 G 分解ガス H 酸化鉄 I 金属鉄 S 有機溶媒 X 鉄錯体結晶 1 鉄抽出 2 鉄剥離(晶析) 3 溶媒変換 4 アンモニア回収 5 固液分離 6 結晶乾燥 7 結晶分解 10 晶析装置本体 11 溶媒温度調節器 12 剥離液加熱器 13 混合ゾーン 14 溶媒静置区域 15 溶媒排出口 16 下降管 17 結晶成長または剥離液冷却ゾーン 18 剥離液熱交換器 19 剥離液強制循環ゾーン 20 結晶分離ゾーン 21 剥離液排出口 22 結晶排出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 9/02 625 B01D 9/02 625D 625E C23G 1/36 C23G 1/36
Claims (1)
- 【請求項1】ステンレス鋼の酸洗いに使用された硝ふっ
酸廃液中のFe3+イオンを溶媒抽出により除去した後、
上方より順次に混合ゾーン、静置ゾーン、結晶分離ゾー
ン、および結晶成長ゾーンまたは冷却ゾーンを有する晶
析装置においてFe3+イオンを抽出含有する有機溶媒を
ふっ化物系剥離液と前記混合ゾーンで接触させることに
より鉄錯体結晶を析出させる装置を運転するに際し、前
記装置から排出される剥離液の中和滴定分析を行って全
HF濃度に相当するF濃度a(kg/m3 )および全F
- 濃度に相当するF濃度b(kg/m3 )を求め、該前
記装置から排出される剥離液の濃度および組成がNH4
HF2 は150〜400kg/m3 、(2a−b)値が
0〜−20(kg/m3 )となるように前記装置に供給
される剥離液の濃度およびアンモニアの量を調節し、か
つ前記装置に供給する有機溶媒と前記剥離液との2相混
合時の液温を30〜50℃に、前記結晶成長ゾーンまた
は冷却ゾーンの剥離液の温度を15〜30℃に維持する
ことを特徴とする晶析装置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140696A JPH09271603A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 晶析装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8140696A JPH09271603A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 晶析装置の運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271603A true JPH09271603A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13745457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8140696A Withdrawn JPH09271603A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 晶析装置の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271603A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009084460A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Hakodate Chiiki Sangyo Shinko Zaidan | フコイダン抽出・精製装置及びフコイダンを抽出・精製する方法 |
| CN117839267A (zh) * | 2024-03-07 | 2024-04-09 | 山东天力科技工程有限公司 | 一种对位芳纶生产用溶剂回收系统及回收方法 |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8140696A patent/JPH09271603A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009084460A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Hakodate Chiiki Sangyo Shinko Zaidan | フコイダン抽出・精製装置及びフコイダンを抽出・精製する方法 |
| CN117839267A (zh) * | 2024-03-07 | 2024-04-09 | 山东天力科技工程有限公司 | 一种对位芳纶生产用溶剂回收系统及回收方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |