JPH09271617A - フィルター - Google Patents
フィルターInfo
- Publication number
- JPH09271617A JPH09271617A JP8115573A JP11557396A JPH09271617A JP H09271617 A JPH09271617 A JP H09271617A JP 8115573 A JP8115573 A JP 8115573A JP 11557396 A JP11557396 A JP 11557396A JP H09271617 A JPH09271617 A JP H09271617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filtration
- coffee
- melting point
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims abstract description 43
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 22
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims abstract description 20
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract description 19
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims abstract description 16
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 claims abstract description 8
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims description 4
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 4
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 claims description 4
- JHWNWJKBPDFINM-UHFFFAOYSA-N Laurolactam Chemical compound O=C1CCCCCCCCCCCN1 JHWNWJKBPDFINM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229920000299 Nylon 12 Polymers 0.000 claims description 3
- 229920002292 Nylon 6 Polymers 0.000 claims description 3
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 3
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 claims description 3
- 235000016213 coffee Nutrition 0.000 abstract description 25
- 235000013353 coffee beverage Nutrition 0.000 abstract description 25
- 244000269722 Thea sinensis Species 0.000 abstract description 23
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 11
- 235000019640 taste Nutrition 0.000 abstract description 9
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 abstract description 5
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 abstract description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 abstract description 4
- 241000533293 Sesbania emerus Species 0.000 abstract 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 31
- 240000007154 Coffea arabica Species 0.000 description 8
- 235000009569 green tea Nutrition 0.000 description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 8
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 8
- 235000006468 Thea sinensis Nutrition 0.000 description 7
- 235000020279 black tea Nutrition 0.000 description 7
- 239000000047 product Substances 0.000 description 6
- 235000013616 tea Nutrition 0.000 description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 244000046052 Phaseolus vulgaris Species 0.000 description 1
- 235000010627 Phaseolus vulgaris Nutrition 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000019658 bitter taste Nutrition 0.000 description 1
- 239000008373 coffee flavor Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 229920005596 polymer binder Polymers 0.000 description 1
- 239000002491 polymer binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
- 238000010561 standard procedure Methods 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007666 vacuum forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コーヒー、紅茶、緑茶等を煎れる際に使用する
抽出効率の優れた上置きタイプディスポーザブルフィル
ターを廉価に提供する。 【解決手段】芯が融点160℃以上、鞘が融点110℃
以上のポリマーからなる熱融着バインダー繊維を20重
量%以上含有し、濾過速度が25秒/150g以上、1
20秒/150g以下であり、濾過面積が80cm2 以
下であるフィルター。
抽出効率の優れた上置きタイプディスポーザブルフィル
ターを廉価に提供する。 【解決手段】芯が融点160℃以上、鞘が融点110℃
以上のポリマーからなる熱融着バインダー繊維を20重
量%以上含有し、濾過速度が25秒/150g以上、1
20秒/150g以下であり、濾過面積が80cm2 以
下であるフィルター。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のフィルターはコーヒ
ー、紅茶、緑茶等を煎れる際に使用する上置きタイプデ
ィスポーザブルフィルターに関する。
ー、紅茶、緑茶等を煎れる際に使用する上置きタイプデ
ィスポーザブルフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー、紅茶、緑茶等を煎れる上置き
タイプディスポーザブルフィルターとしては濾紙が既に
多く用いられている。しかし、濾紙はコーヒー等の貴重
なフレーバーを吸収してしまう欠点がある。
タイプディスポーザブルフィルターとしては濾紙が既に
多く用いられている。しかし、濾紙はコーヒー等の貴重
なフレーバーを吸収してしまう欠点がある。
【0003】また、実公平3−6263号公報には図1
の不織布を使用した上置きタイプコーヒー用フィルター
が記載されている。しかし、この方法にはコーヒーを煎
れる際に最も重要な濾過速度の記載がなされていない。
一般的に不織布は紙より密度が小さいため、不織布の濾
過速度は紙より大きい。図1の不織布1では濾過速度を
コントロールできずに濾紙2にそのコントロールを依存
していると推察される。従って、この例の場合はコーヒ
ーの粉末が入っている不織布の部分には湯が溜まらず
に、十分にはコーヒーを膨潤させることができない欠点
が生じる。また、コーヒーが湯に浸漬されている時間が
短いため十分には抽出することができない。さらに、濾
紙1によってコーヒーのフレーバーが吸収されてしまう
欠点が残っている。
の不織布を使用した上置きタイプコーヒー用フィルター
が記載されている。しかし、この方法にはコーヒーを煎
れる際に最も重要な濾過速度の記載がなされていない。
一般的に不織布は紙より密度が小さいため、不織布の濾
過速度は紙より大きい。図1の不織布1では濾過速度を
コントロールできずに濾紙2にそのコントロールを依存
していると推察される。従って、この例の場合はコーヒ
ーの粉末が入っている不織布の部分には湯が溜まらず
に、十分にはコーヒーを膨潤させることができない欠点
が生じる。また、コーヒーが湯に浸漬されている時間が
短いため十分には抽出することができない。さらに、濾
紙1によってコーヒーのフレーバーが吸収されてしまう
欠点が残っている。
【0004】紅茶のパックにはナイロンを用いたピラミ
ッド型のフィルターがある。これは茶葉が空間を確保す
ることで膨潤し、開き易くするためとフレーバーの吸収
を少なくするために採用されている。しかし、このタイ
プはパックを湯の中に沈めてしまうため、適当なタイミ
ングを見計らい、取り出す必要がある。取り出しが遅過
ぎると濃く、早過ぎると薄いため目が放せない欠点があ
る。
ッド型のフィルターがある。これは茶葉が空間を確保す
ることで膨潤し、開き易くするためとフレーバーの吸収
を少なくするために採用されている。しかし、このタイ
プはパックを湯の中に沈めてしまうため、適当なタイミ
ングを見計らい、取り出す必要がある。取り出しが遅過
ぎると濃く、早過ぎると薄いため目が放せない欠点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はコーヒ
ー、紅茶、緑茶等を煎れる際に使用する抽出効率の優れ
た上置きタイプディスポーザブルフィルターを廉価に提
供するにある。
ー、紅茶、緑茶等を煎れる際に使用する抽出効率の優れ
た上置きタイプディスポーザブルフィルターを廉価に提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】コーヒー、紅茶、緑茶等
を煎れる際に重要なことは適当な時間、十分にコーヒ
ー、茶葉を湯に接触させ、膨潤させることである。本発
明は芯が融点160℃以上、鞘が融点110℃以上のポ
リマーからなる熱融着バインダー繊維(以下「バインダ
ー」と略記する。)を20重量%以上含有し、濾過速度
が25秒/150g以上、120秒/150g以下であ
り、濾過面積が80cm2 以下のフィルターである。
を煎れる際に重要なことは適当な時間、十分にコーヒ
ー、茶葉を湯に接触させ、膨潤させることである。本発
明は芯が融点160℃以上、鞘が融点110℃以上のポ
リマーからなる熱融着バインダー繊維(以下「バインダ
ー」と略記する。)を20重量%以上含有し、濾過速度
が25秒/150g以上、120秒/150g以下であ
り、濾過面積が80cm2 以下のフィルターである。
【0007】濾過速度が25秒/150g未満であると
味が薄くなり、120秒/150gを超えると味が濃く
なり、苦み等が増す。濾過速度は上記のコーヒー、茶葉
を湯に十分に接触させ、膨潤させ適当に抽出するための
時間をコントロールするために最も重要である。本発明
のフィルターはフィルターの底の部分で主として濾過速
度をコントロールすることができる。従って、抽出する
ための湯は空間を生じることなく、十分に保持され、適
当な滞留時間が確保される。濾過面積が80cm2 を超
えると小さな口のコップでははみ出すことがあり、好ま
しくない。好ましくは50cm2 以下である。濾過面積
はフィルムを部分的に積層して調整することもできる。
またフィルターの濾過速度はコーヒーの場合、特に豆の
粉砕粒径によって異なる。粒径が大きくなると濾過速度
は小さくする必要がある。
味が薄くなり、120秒/150gを超えると味が濃く
なり、苦み等が増す。濾過速度は上記のコーヒー、茶葉
を湯に十分に接触させ、膨潤させ適当に抽出するための
時間をコントロールするために最も重要である。本発明
のフィルターはフィルターの底の部分で主として濾過速
度をコントロールすることができる。従って、抽出する
ための湯は空間を生じることなく、十分に保持され、適
当な滞留時間が確保される。濾過面積が80cm2 を超
えると小さな口のコップでははみ出すことがあり、好ま
しくない。好ましくは50cm2 以下である。濾過面積
はフィルムを部分的に積層して調整することもできる。
またフィルターの濾過速度はコーヒーの場合、特に豆の
粉砕粒径によって異なる。粒径が大きくなると濾過速度
は小さくする必要がある。
【0008】フィルターの材料は食品に適用して問題の
ないポリマーを用いる。例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン12、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンおよびその変性物である。これらのポリマーには食品
衛生上、問題のない添加物が含有されていてもよい。例
えばポリマーを不透明にする酸化チタン等の着色顔料が
ある。
ないポリマーを用いる。例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン12、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンおよびその変性物である。これらのポリマーには食品
衛生上、問題のない添加物が含有されていてもよい。例
えばポリマーを不透明にする酸化チタン等の着色顔料が
ある。
【0009】フィルターの材料は不織布を濾過部分と
し、部分的にはフィルム状になっていてもよい。この不
織布はバインダーを含有する。バインダーは芯のポリマ
ーの融点が160℃以上、好ましくは200℃以上のポ
リマーを用いる。例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン12およびその変性物がある。鞘のポリマ
ーの融点は110℃以上、好ましくは130℃以上のポ
リマーを用いる。例えばポリエチレンテレフタレートま
たはポリブチレンテレフタレートの変性物、ポリプロピ
レン、ポリエチレンおよびその変性物である。芯のポリ
マーの融点は鞘のポリマーの融点より20℃以上高いも
のを選択する。融点の差が小さいと熱融着時に収縮が大
きくなる欠点が生じ易い。
し、部分的にはフィルム状になっていてもよい。この不
織布はバインダーを含有する。バインダーは芯のポリマ
ーの融点が160℃以上、好ましくは200℃以上のポ
リマーを用いる。例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン12およびその変性物がある。鞘のポリマ
ーの融点は110℃以上、好ましくは130℃以上のポ
リマーを用いる。例えばポリエチレンテレフタレートま
たはポリブチレンテレフタレートの変性物、ポリプロピ
レン、ポリエチレンおよびその変性物である。芯のポリ
マーの融点は鞘のポリマーの融点より20℃以上高いも
のを選択する。融点の差が小さいと熱融着時に収縮が大
きくなる欠点が生じ易い。
【0010】フィルターの不織布には上記のバインダー
を少なくとも20重量%含有する。バインダーが少ない
と熱融着が不足する。好ましくは30重量%以上、より
好ましくは50重量%以上である。バインダー以外の繊
維はバインダーの芯のポリマーと同程度以上の融点のポ
リマーの繊維を用いる。熱接着の点でバインダー以外の
繊維は鞘ポリマーと同じ種類のポリマーが好ましい。例
えばバインダーの鞘がポリエチレンテレフタレート変性
物であればバインダー以外の繊維はポリエチレンテレフ
タレートを使用すると良い。ポリマーの種類が異なる場
合は接着性が著しく低下するため、バインダーを多く混
合する必要がある。好ましくは30重量%以上である。
を少なくとも20重量%含有する。バインダーが少ない
と熱融着が不足する。好ましくは30重量%以上、より
好ましくは50重量%以上である。バインダー以外の繊
維はバインダーの芯のポリマーと同程度以上の融点のポ
リマーの繊維を用いる。熱接着の点でバインダー以外の
繊維は鞘ポリマーと同じ種類のポリマーが好ましい。例
えばバインダーの鞘がポリエチレンテレフタレート変性
物であればバインダー以外の繊維はポリエチレンテレフ
タレートを使用すると良い。ポリマーの種類が異なる場
合は接着性が著しく低下するため、バインダーを多く混
合する必要がある。好ましくは30重量%以上である。
【0011】フィルターの不織布に用いるバインダーお
よび他の繊維の太さは濾過速度に影響する。繊維の太さ
が大き過ぎると不織布の地合が粗くなり、濾過速度が大
きくなり過ぎる嫌いがある。また、コーヒーや茶葉の細
かい粉末は通過する恐れがある。従って、繊維の平均太
さは3.5デニール以下が好ましい。より好ましくは2
デニール以下である。不織布の目付けは用いる繊維の太
さにより濾過速度が異なるため、濾過速度を適当に保持
するように選定するとよい。一般的には200〜400
g/m2 がよい。
よび他の繊維の太さは濾過速度に影響する。繊維の太さ
が大き過ぎると不織布の地合が粗くなり、濾過速度が大
きくなり過ぎる嫌いがある。また、コーヒーや茶葉の細
かい粉末は通過する恐れがある。従って、繊維の平均太
さは3.5デニール以下が好ましい。より好ましくは2
デニール以下である。不織布の目付けは用いる繊維の太
さにより濾過速度が異なるため、濾過速度を適当に保持
するように選定するとよい。一般的には200〜400
g/m2 がよい。
【0012】また、フィルターの濾過速度は濾過部分の
不織布の密度によっても影響される。不織布の密度は構
成する繊維の太さによっても影響されるが、エンボス等
のプレス加工によっても不織布の密度が大きくなり、濾
過速度は大きく影響される。即ち、濾過速度は繊維間隙
の大きさの分布と厚さと面積によってコントロールする
ことができる。
不織布の密度によっても影響される。不織布の密度は構
成する繊維の太さによっても影響されるが、エンボス等
のプレス加工によっても不織布の密度が大きくなり、濾
過速度は大きく影響される。即ち、濾過速度は繊維間隙
の大きさの分布と厚さと面積によってコントロールする
ことができる。
【0013】また、不織布のプレス条件により、不織布
はフィルム化することがあるが、適当な濾過速度が全体
として得られれば、差し支えはない。成形強度が増加す
るため好ましい場合がある。同様の意味でフィルムの一
部に不織布を濾過部分として使用しても良く、孔開きフ
ィルムを積層し、濾過部分の濾過速度を調整することも
できる。滴下する際、図3で示すように濾過液が集まる
ように溝6、突起7等を設置することによっても濾過速
度を大きくすることができる。
はフィルム化することがあるが、適当な濾過速度が全体
として得られれば、差し支えはない。成形強度が増加す
るため好ましい場合がある。同様の意味でフィルムの一
部に不織布を濾過部分として使用しても良く、孔開きフ
ィルムを積層し、濾過部分の濾過速度を調整することも
できる。滴下する際、図3で示すように濾過液が集まる
ように溝6、突起7等を設置することによっても濾過速
度を大きくすることができる。
【0014】フィルターは図2で示すように袋状等に成
形することによって袋の中にコーヒー、紅茶、緑茶等を
適当量収容することができる。その際に滴下面の不織布
1の濾過速度が上面の不織布4の濾過速度より小さい方
が好ましい。逆の場合は袋の中の湯が滴下してしまい、
十分にコーヒー、紅茶、緑茶等を浸漬せずに、極端な場
合にはバイパスを起こしてしまう。滴下面の不織布1と
上面の不織布4は同じ種類のポリマーのバインダーを用
いるとシールに接着剤を使用する必要がなく、熱接着で
シールすることができ、経済的に好ましい。袋の中にコ
ーヒー、紅茶、緑茶等を収容する場合は透湿性、酸素透
過性の小さいフィルムでフィルターをパッキングすると
よい。
形することによって袋の中にコーヒー、紅茶、緑茶等を
適当量収容することができる。その際に滴下面の不織布
1の濾過速度が上面の不織布4の濾過速度より小さい方
が好ましい。逆の場合は袋の中の湯が滴下してしまい、
十分にコーヒー、紅茶、緑茶等を浸漬せずに、極端な場
合にはバイパスを起こしてしまう。滴下面の不織布1と
上面の不織布4は同じ種類のポリマーのバインダーを用
いるとシールに接着剤を使用する必要がなく、熱接着で
シールすることができ、経済的に好ましい。袋の中にコ
ーヒー、紅茶、緑茶等を収容する場合は透湿性、酸素透
過性の小さいフィルムでフィルターをパッキングすると
よい。
【0015】フィルターの成形は絞り成形等の熱プレス
成形で成形することができる。絞り成形には真空成形、
圧着成形がある。成形の際には不織布のバインダー含有
量は30重量%以上、好ましくは50重量%以上あると
絞りが深くでき、突起のような細かい成形も可能となり
好ましい。成形温度はバインダーの加工温度によって異
なるが、通常、バインダーの融点の15℃以上に加温し
て成形する。
成形で成形することができる。絞り成形には真空成形、
圧着成形がある。成形の際には不織布のバインダー含有
量は30重量%以上、好ましくは50重量%以上あると
絞りが深くでき、突起のような細かい成形も可能となり
好ましい。成形温度はバインダーの加工温度によって異
なるが、通常、バインダーの融点の15℃以上に加温し
て成形する。
【0016】不織布の製造方法はニードルパンチング、
サーマルボンディングおよびそれらを併用する方法があ
る。絞り成形をする場合には繊維間の絡みが大き過ぎる
と深く絞ることが困難となるので、適当に針の打ち込み
本数、深さ、針の形状の選定を行うとよい。また、絞り
成形の場合は不織布の平面方向で異方性がない方が好ま
しい。異方性があると絞りによって厚さの斑が発生し易
く、濾過速度の斑につながる。異方性を少なくするため
には不織布の製造時にクロスレイを多く行い、適当なド
ローイングを行うことによって達成できる。異方性は引
張強度で20%以下が好ましく、10%以下に調整する
ことがより好ましい。
サーマルボンディングおよびそれらを併用する方法があ
る。絞り成形をする場合には繊維間の絡みが大き過ぎる
と深く絞ることが困難となるので、適当に針の打ち込み
本数、深さ、針の形状の選定を行うとよい。また、絞り
成形の場合は不織布の平面方向で異方性がない方が好ま
しい。異方性があると絞りによって厚さの斑が発生し易
く、濾過速度の斑につながる。異方性を少なくするため
には不織布の製造時にクロスレイを多く行い、適当なド
ローイングを行うことによって達成できる。異方性は引
張強度で20%以下が好ましく、10%以下に調整する
ことがより好ましい。
【0017】フィルターの濾過速度は図4で示すように
85〜95℃の湯の通過速度を通過に要した秒数で測定
し、求めた。また、食味試験はモニターによる色、味、
フレーバーの官能試験を行い、評価した。
85〜95℃の湯の通過速度を通過に要した秒数で測定
し、求めた。また、食味試験はモニターによる色、味、
フレーバーの官能試験を行い、評価した。
【0018】
【発明の効果】本発明の上置きタイプフィルターは取扱
が容易であり、コーヒー、紅茶、緑茶等を煎れた際の
色、味、フレーバーが優れ、容易に成形が可能であり、
経済的に有利である。
が容易であり、コーヒー、紅茶、緑茶等を煎れた際の
色、味、フレーバーが優れ、容易に成形が可能であり、
経済的に有利である。
【0019】
実施例1 芯が融点255℃のポリエチレンテレフタレート、鞘が
融点130℃のポリエチレンテレフタレート変性物のバ
インダー2デニール51mmの複合繊維とポリエチレン
テレフタレートステープル1.5デニール51mmとを
混綿し、カーディング後、クロスレイ、ドローイング
し、定法により40本/cm2 の本数でニードルパンチ
ングして混綿率を変化させ、目付け200g/m2 の不
織布を製造した。この不織布をモールド成形機で金形温
度180℃で入口直径4cm、底の直径3cm、深さ1
cm、底の厚さ1mmのクリアランスで絞り成形した。
他の部分のクリアランスは0.5mmと小さくし、やや
フィルム化させ、剛性を持たせてフィルターを製造し
た。皿部分にフィルタードリップ用の細かく粉砕した市
販のコーヒー粉を8g入れ、コーヒーカップの上に置い
た。その上から150gの90℃の湯を注ぎ、コーヒー
を煎れた。150gの湯の濾過時間と食味を試験し、そ
の結果を表1に示した。試験No.1の比較品は底の厚
さが2.7mmになったが、本発明品のNo.2は1.
5mm、他はすべて1mm厚さに成形できた。試験N
o.1はコーヒー粉の粒が大き過ぎたため、濾過時間が
適当でなかった。
融点130℃のポリエチレンテレフタレート変性物のバ
インダー2デニール51mmの複合繊維とポリエチレン
テレフタレートステープル1.5デニール51mmとを
混綿し、カーディング後、クロスレイ、ドローイング
し、定法により40本/cm2 の本数でニードルパンチ
ングして混綿率を変化させ、目付け200g/m2 の不
織布を製造した。この不織布をモールド成形機で金形温
度180℃で入口直径4cm、底の直径3cm、深さ1
cm、底の厚さ1mmのクリアランスで絞り成形した。
他の部分のクリアランスは0.5mmと小さくし、やや
フィルム化させ、剛性を持たせてフィルターを製造し
た。皿部分にフィルタードリップ用の細かく粉砕した市
販のコーヒー粉を8g入れ、コーヒーカップの上に置い
た。その上から150gの90℃の湯を注ぎ、コーヒー
を煎れた。150gの湯の濾過時間と食味を試験し、そ
の結果を表1に示した。試験No.1の比較品は底の厚
さが2.7mmになったが、本発明品のNo.2は1.
5mm、他はすべて1mm厚さに成形できた。試験N
o.1はコーヒー粉の粒が大き過ぎたため、濾過時間が
適当でなかった。
【0020】
【表1】
【0021】実施例2 実施例1の試験No.3と同様にして不織布の目付けの
みを変化させフィルターを製造して濾過時間と食味を試
験し、その結果を表2に示した。試験No.7はフィル
ターの濾過時間が長過ぎ、適当ではなかった。
みを変化させフィルターを製造して濾過時間と食味を試
験し、その結果を表2に示した。試験No.7はフィル
ターの濾過時間が長過ぎ、適当ではなかった。
【0022】
【表2】
【0023】実施例3 コーヒー粉末の粒径(嵩密度)を変化させ、実施例1の
試験No.3と同様にしてバインダー繊維のデニールを
4dにのみ変更し、濾過時間の短いフィルターを製造し
て濾過時間と食味を試験した。その結果を表3に示し
た。
試験No.3と同様にしてバインダー繊維のデニールを
4dにのみ変更し、濾過時間の短いフィルターを製造し
て濾過時間と食味を試験した。その結果を表3に示し
た。
【0024】
【表3】
【図1】公知のフィルターの断面図である。
【図2】本発明の袋状のフィルターの断面図である。
【図3】本発明のフィルターの溝6および突起7を滴下
面の不織布に設置した例である。
面の不織布に設置した例である。
【図4】上置きフィルターの濾過試験の測定の模式図で
ある。
ある。
1 滴下面の不織布 2 濾紙 3 コーヒーの粉末 4 上面の不織布 5 縁 6 溝 7 突起 8 フィルター受け 9 フィルター
Claims (2)
- 【請求項1】 芯が融点160℃以上、鞘が融点110
℃以上のポリマーからなる熱融着バインダー繊維を20
重量%以上含有し、濾過速度が25秒/150g以上、
120秒/150g以下であり、濾過面積が80cm2
以下であるフィルター。 - 【請求項2】 ポリマーがポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン12、ポリプロピレン、ポリエチレン
およびその変性物である請求項1記載のフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115573A JPH09271617A (ja) | 1996-02-08 | 1996-04-11 | フィルター |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-48265 | 1996-02-08 | ||
| JP4826596 | 1996-02-08 | ||
| JP8115573A JPH09271617A (ja) | 1996-02-08 | 1996-04-11 | フィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271617A true JPH09271617A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=26388500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8115573A Pending JPH09271617A (ja) | 1996-02-08 | 1996-04-11 | フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271617A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003048438A1 (fr) * | 2001-12-07 | 2003-06-12 | Ohki Co., Ltd. | Nappe de filtration |
| US7371701B2 (en) | 2003-01-08 | 2008-05-13 | Teijin Fibers Limited | Nonwoven fabric of polyester composite fiber |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP8115573A patent/JPH09271617A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003048438A1 (fr) * | 2001-12-07 | 2003-06-12 | Ohki Co., Ltd. | Nappe de filtration |
| US7371701B2 (en) | 2003-01-08 | 2008-05-13 | Teijin Fibers Limited | Nonwoven fabric of polyester composite fiber |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2833764B1 (en) | Method and device for brewing a beverage | |
| CA2136563C (en) | Filter material | |
| JP2930365B2 (ja) | コーヒーフィルター材料およびコーヒーフィルターバッグ | |
| US4756915A (en) | Process for preparing a brewed beverage | |
| WO2014082976A1 (de) | Portionskapsel zur herstellung von kaffeegetränken mit und ohne crema | |
| WO2014082975A1 (de) | Portionskapsel zur herstellung eines cremafreien kaffeegetränks | |
| WO2014127467A1 (en) | Single serve capsule for improved extraction efficiency and flavor retention | |
| JP3922800B2 (ja) | 抽出用フィルター | |
| JP2616851B2 (ja) | コーヒーバッグ及びコーヒーフィルター | |
| JPH09271617A (ja) | フィルター | |
| US20090155556A1 (en) | Air-laid sheet for food extraction | |
| JP3166151B2 (ja) | ドリップバッグ | |
| KR20010096453A (ko) | 기능성 필터, 그 제조 방법 및 이를 이용한 추출 장치 | |
| JP5315776B2 (ja) | ドリップ式ティーバッグ | |
| JP3719291B2 (ja) | コーヒードリップバッグ | |
| JP6792258B2 (ja) | コーヒードリップ用フィルター及びコーヒードリップバッグ | |
| JP3105756B2 (ja) | コーヒーバッグ | |
| JP3370364B2 (ja) | お茶用成形フィルタ容器の製造法および使用法 | |
| JPH04102415A (ja) | 天板付き簡易ドリップとその製法 | |
| JP4081974B2 (ja) | 電子レンジ用飲料抽出フィルター | |
| JP2002058598A (ja) | 抽出装置 | |
| JPH08154835A (ja) | 液体の濾過器およびその使用方法 | |
| JPH04102932U (ja) | コーヒーフイルター | |
| JPH07330026A (ja) | 杜仲茶バッグ | |
| JP7447148B2 (ja) | コーヒーバッグ |