JPH09271709A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JPH09271709A JPH09271709A JP10465196A JP10465196A JPH09271709A JP H09271709 A JPH09271709 A JP H09271709A JP 10465196 A JP10465196 A JP 10465196A JP 10465196 A JP10465196 A JP 10465196A JP H09271709 A JPH09271709 A JP H09271709A
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- Japan
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- adhesive
- nozzle
- circuit board
- viscous material
- syringe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象物に対する接着剤のような粘性材料の塗
布が中断してしまった場合であっても、塗布作業を再開
した時に、スムーズにかつ正確に接着剤の塗布作業を行
うことができる塗布装置を提供すること。 【解決手段】 対象物OBに部品PAを装着する際に、
対象物に粘性材料200を塗布して部品を対象物に仮固
定するための塗布装置において、対象物に粘性材料を塗
布するノズル34と、ノズル34に配置されて、ノズル
34を通過する粘性材料200を加熱して、粘性材料の
粘度を調整する加熱手段40と、を備える。
布が中断してしまった場合であっても、塗布作業を再開
した時に、スムーズにかつ正確に接着剤の塗布作業を行
うことができる塗布装置を提供すること。 【解決手段】 対象物OBに部品PAを装着する際に、
対象物に粘性材料200を塗布して部品を対象物に仮固
定するための塗布装置において、対象物に粘性材料を塗
布するノズル34と、ノズル34に配置されて、ノズル
34を通過する粘性材料200を加熱して、粘性材料の
粘度を調整する加熱手段40と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば回路基板
のような対象物に対して電子部品のような部品を装着す
る際に、対象物に粘性材料を塗布してその部品を対象物
に仮固定するための塗布装置の改良に関するものであ
る。
のような対象物に対して電子部品のような部品を装着す
る際に、対象物に粘性材料を塗布してその部品を対象物
に仮固定するための塗布装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板のような回路基板に対し
て所定数の電子部品を実装する表面実装プロセスでは、
複数の電子部品は回路基板に対して次のようにして実装
する。複数の電子部品が回路基板の所定の位置にそれぞ
れ装着されると、電子部品を有する回路基板は、ディッ
プ半田付けにより半田につけて、回路基板と各電子部品
は電気的に接続される。この場合に、電子部品が回路基
板から外れないようにするために、電子部品を装着する
前の回路基板に対して、回路基板の所定の位置に予め電
子部品を固定するための接着剤を塗布する必要がある。
従来このような接着剤の塗布は、次のように行われてい
る。
て所定数の電子部品を実装する表面実装プロセスでは、
複数の電子部品は回路基板に対して次のようにして実装
する。複数の電子部品が回路基板の所定の位置にそれぞ
れ装着されると、電子部品を有する回路基板は、ディッ
プ半田付けにより半田につけて、回路基板と各電子部品
は電気的に接続される。この場合に、電子部品が回路基
板から外れないようにするために、電子部品を装着する
前の回路基板に対して、回路基板の所定の位置に予め電
子部品を固定するための接着剤を塗布する必要がある。
従来このような接着剤の塗布は、次のように行われてい
る。
【0003】回路基板に対して接着剤を塗布する塗布装
置は、たとえば接着剤のシリンジとノズルを有し、シリ
ンジ内には接着剤が収容されている。シリンジはヒータ
を有しており、このヒータがシリンジ内の接着剤の粘度
を一定にするためにシリンジ全体を定温加熱するように
なっている。このような塗布装置は、回路基板の所定の
位置に対して接着剤の点塗布作業を順次行っていくので
あるが、この点塗布作業が継続している間は、ノズルか
ら所定の粘度の接着剤が回路基板に対して供給されるの
で、塗布ムラ等の不良は発生しない。接着剤の塗布のば
らつきを防止したり確認するために、このような点塗布
作業の際には、時々、回路基板の不要な場所に接着剤を
捨て打ちしたりあるいは捨て打ちした接着剤の寸法を測
定している。
置は、たとえば接着剤のシリンジとノズルを有し、シリ
ンジ内には接着剤が収容されている。シリンジはヒータ
を有しており、このヒータがシリンジ内の接着剤の粘度
を一定にするためにシリンジ全体を定温加熱するように
なっている。このような塗布装置は、回路基板の所定の
位置に対して接着剤の点塗布作業を順次行っていくので
あるが、この点塗布作業が継続している間は、ノズルか
ら所定の粘度の接着剤が回路基板に対して供給されるの
で、塗布ムラ等の不良は発生しない。接着剤の塗布のば
らつきを防止したり確認するために、このような点塗布
作業の際には、時々、回路基板の不要な場所に接着剤を
捨て打ちしたりあるいは捨て打ちした接着剤の寸法を測
定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回路基板に
対して接着剤を塗布する前工程の装置あるいは後工程の
装置においてトラブル等が発生して、塗布装置が回路基
板に対して点塗布作業を行うことができなくなり、たと
えば10分間程度その点塗布作業を停止することがあ
る。この場合には、トラブル等が解消すれば、再び塗布
装置が回路基板に対して接着剤の点塗布作業を再開する
のであるが、再開時にはすでに中断した時間分ノズル内
に接着剤が詰まった状態になっているので接着剤の粘度
が高まり、塗布装置のノズルから再びその接着剤を回路
基板に対して点塗布作業すると、どうしても接着剤の塗
布量がばらついたりあるいは少量になってしまう等の塗
布不良が発生する。この理由は、ノズル内の接着剤の粘
度が、高くなってしまったためである。そこで本発明は
上記課題を解消し、対象物に対する接着剤のような粘性
材料の塗布が中断してしまった場合であっても、塗布作
業を再開した時に、スムーズにかつ正確に接着剤の塗布
作業を行うことができる塗布装置を提供することを目的
としている。
対して接着剤を塗布する前工程の装置あるいは後工程の
装置においてトラブル等が発生して、塗布装置が回路基
板に対して点塗布作業を行うことができなくなり、たと
えば10分間程度その点塗布作業を停止することがあ
る。この場合には、トラブル等が解消すれば、再び塗布
装置が回路基板に対して接着剤の点塗布作業を再開する
のであるが、再開時にはすでに中断した時間分ノズル内
に接着剤が詰まった状態になっているので接着剤の粘度
が高まり、塗布装置のノズルから再びその接着剤を回路
基板に対して点塗布作業すると、どうしても接着剤の塗
布量がばらついたりあるいは少量になってしまう等の塗
布不良が発生する。この理由は、ノズル内の接着剤の粘
度が、高くなってしまったためである。そこで本発明は
上記課題を解消し、対象物に対する接着剤のような粘性
材料の塗布が中断してしまった場合であっても、塗布作
業を再開した時に、スムーズにかつ正確に接着剤の塗布
作業を行うことができる塗布装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、対象物に部品を装着する際に、対象物に粘性材
料を塗布して部品を対象物に仮固定するための塗布装置
において、対象物に粘性材料を塗布するノズルと、ノズ
ルに配置されて、ノズルを通過する粘性材料を加熱し
て、粘性材料の粘度を調整する加熱手段と、を備える塗
布装置により、達成される。本発明では、ノズルが対象
物に対して粘性材料を塗布することで、対象物に部品を
仮固定する際に、加熱手段がノズルを通過する粘性材料
を加熱して、粘性材料の粘度が高くなってしまうのを防
ぐことができる。これにより、ノズル内に一時的に留ま
った粘性材料であっても、その粘性材料の粘度を加熱手
段が加熱して調整することができるので、粘性材料の対
象物に対する塗布量のばらつきを防いだり塗布量が少量
となるのを防ぐことができる。このようなことで、部品
の対象物に対する仮固定をする歩留りが向上し、塗布装
置の稼動率も上がる。
っては、対象物に部品を装着する際に、対象物に粘性材
料を塗布して部品を対象物に仮固定するための塗布装置
において、対象物に粘性材料を塗布するノズルと、ノズ
ルに配置されて、ノズルを通過する粘性材料を加熱し
て、粘性材料の粘度を調整する加熱手段と、を備える塗
布装置により、達成される。本発明では、ノズルが対象
物に対して粘性材料を塗布することで、対象物に部品を
仮固定する際に、加熱手段がノズルを通過する粘性材料
を加熱して、粘性材料の粘度が高くなってしまうのを防
ぐことができる。これにより、ノズル内に一時的に留ま
った粘性材料であっても、その粘性材料の粘度を加熱手
段が加熱して調整することができるので、粘性材料の対
象物に対する塗布量のばらつきを防いだり塗布量が少量
となるのを防ぐことができる。このようなことで、部品
の対象物に対する仮固定をする歩留りが向上し、塗布装
置の稼動率も上がる。
【0006】本発明では、好ましくはノズルが粘性材料
の供給を停止した後ノズルが粘性材料の供給の再開をす
る際に、加熱手段がノズルの加熱を行い、ノズルが粘性
材料の供給を継続中はノズルの加熱手段がノズルの加熱
を停止する。このようにすることで、ノズルが粘性材料
の供給を再開した時に、粘性材料の塗布量のばらつきを
防ぎ、粘性材料の塗布量が少量となることを防ぐことが
できる。
の供給を停止した後ノズルが粘性材料の供給の再開をす
る際に、加熱手段がノズルの加熱を行い、ノズルが粘性
材料の供給を継続中はノズルの加熱手段がノズルの加熱
を停止する。このようにすることで、ノズルが粘性材料
の供給を再開した時に、粘性材料の塗布量のばらつきを
防ぎ、粘性材料の塗布量が少量となることを防ぐことが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0008】図1は、本発明の塗布装置の好ましい実施
の形態を示している。図1の塗布装置は、プリント配線
板のような回路基板に対して、複数の電子部品を仮固定
する際に粘性材料である接着剤を塗布するための装置で
ある。図1において塗布装置は、本体1、対象物である
基板の搬送位置決めユニット2、接着剤塗布手段(ディ
スペンサーヘッドユニット)3、接着剤塗布手段の移動
手段4、制御部100、電源スイッチ101、操作パネ
ル102、表示灯103、カバー104、温度調整器等
を有している。本体1は、制御部100、電源ユニット
100等を収容しており、本体1はカバー104、移動
手段4、接着剤塗布手段3、搬送位置決めユニット2等
を支持している。カバー104は、前側に前面ガラス板
107、操作パネル102、電源スイッチ101等を有
している。表示灯103はカバー104の上部に設けら
れている。
の形態を示している。図1の塗布装置は、プリント配線
板のような回路基板に対して、複数の電子部品を仮固定
する際に粘性材料である接着剤を塗布するための装置で
ある。図1において塗布装置は、本体1、対象物である
基板の搬送位置決めユニット2、接着剤塗布手段(ディ
スペンサーヘッドユニット)3、接着剤塗布手段の移動
手段4、制御部100、電源スイッチ101、操作パネ
ル102、表示灯103、カバー104、温度調整器等
を有している。本体1は、制御部100、電源ユニット
100等を収容しており、本体1はカバー104、移動
手段4、接着剤塗布手段3、搬送位置決めユニット2等
を支持している。カバー104は、前側に前面ガラス板
107、操作パネル102、電源スイッチ101等を有
している。表示灯103はカバー104の上部に設けら
れている。
【0009】図2は、上述した接着剤塗布手段3、移動
手段4、搬送位置決めユニット2等を示している。搬送
位置決めユニット2は、本体1に設けられており、対象
物である回路基板OBを、前工程の装置PUから本体1
の塗布位置SPまで搬送して位置決めして、接着剤20
0を塗布して電子部品PAを装着した回路基板OBを、
後工程の装置PVへ搬送できるようになっている。搬送
位置決めユニット2は、レール11,12および回路基
板OBの搬送駆動部13を有している。レール12,1
3は、矢印X方向に平行に配置されており、レール1
1,12は回路基板OBを、水平に支持できるものであ
る。搬送駆動部13は、レール11,12に載っている
回路基板OBを、矢印X1方向に移動しかつ塗布位置S
Pにおいて、回路基板OBを位置決めすることができる
ものである。この塗布位置SPは、回路基板OBに対し
て接着剤200を点塗布する部分である。
手段4、搬送位置決めユニット2等を示している。搬送
位置決めユニット2は、本体1に設けられており、対象
物である回路基板OBを、前工程の装置PUから本体1
の塗布位置SPまで搬送して位置決めして、接着剤20
0を塗布して電子部品PAを装着した回路基板OBを、
後工程の装置PVへ搬送できるようになっている。搬送
位置決めユニット2は、レール11,12および回路基
板OBの搬送駆動部13を有している。レール12,1
3は、矢印X方向に平行に配置されており、レール1
1,12は回路基板OBを、水平に支持できるものであ
る。搬送駆動部13は、レール11,12に載っている
回路基板OBを、矢印X1方向に移動しかつ塗布位置S
Pにおいて、回路基板OBを位置決めすることができる
ものである。この塗布位置SPは、回路基板OBに対し
て接着剤200を点塗布する部分である。
【0010】図2の図示例では、分かり易くするため
に、点塗布された接着剤200に対して電子部品PAが
配置された様子を示している。搬送駆動部13は、押し
板201,201を、矢印X1方向に押すことで、回路
基板OBを、レール11,12に沿って搬送し、かつ塗
布位置SPに位置決めする。回路基板OBに対して接着
剤が塗布された後には、搬送駆動部13は、回路基板O
Bを、後工程の装置PVに送る。このように、回路基板
OBは、前工程の装置PUから搬送位置決めユニット2
側に送られてくると、搬送位置決めユニット2の搬送駆
動部13が、回路基板OBを矢印X1方向に移動し、か
つ塗布位置SPに位置決めする。そして接着剤200の
点塗布と電子部品PAの装着が終了すると、回路基板O
Bは搬送駆動部13により、後工程の装置PVに送られ
るのである。
に、点塗布された接着剤200に対して電子部品PAが
配置された様子を示している。搬送駆動部13は、押し
板201,201を、矢印X1方向に押すことで、回路
基板OBを、レール11,12に沿って搬送し、かつ塗
布位置SPに位置決めする。回路基板OBに対して接着
剤が塗布された後には、搬送駆動部13は、回路基板O
Bを、後工程の装置PVに送る。このように、回路基板
OBは、前工程の装置PUから搬送位置決めユニット2
側に送られてくると、搬送位置決めユニット2の搬送駆
動部13が、回路基板OBを矢印X1方向に移動し、か
つ塗布位置SPに位置決めする。そして接着剤200の
点塗布と電子部品PAの装着が終了すると、回路基板O
Bは搬送駆動部13により、後工程の装置PVに送られ
るのである。
【0011】次に、図2の接着剤塗布手段3と移動手段
4について説明する。移動手段4は、図3と図4に示す
ように、図2の接着剤塗布手段3をX,Y方向に移動す
る2軸移動部である。図3と図4の移動手段4は、X軸
移動部5とY軸移動部6を有している。X軸移動部5
は、ガイド体3a、送りネジ3b、モータ3c、ナット
3d等を有している。モータ3cが制御部100の指令
により作動すると、送りネジ3bが回転する。ナット3
dは接着剤塗布手段3に設けられており、送りネジ3b
が回転すると接着剤塗布手段3はX方向に移動して位置
決め可能である。つまり接着剤塗布手段3は、ガイド体
3aの長手方向に沿って移動して位置決め可能である。
4について説明する。移動手段4は、図3と図4に示す
ように、図2の接着剤塗布手段3をX,Y方向に移動す
る2軸移動部である。図3と図4の移動手段4は、X軸
移動部5とY軸移動部6を有している。X軸移動部5
は、ガイド体3a、送りネジ3b、モータ3c、ナット
3d等を有している。モータ3cが制御部100の指令
により作動すると、送りネジ3bが回転する。ナット3
dは接着剤塗布手段3に設けられており、送りネジ3b
が回転すると接着剤塗布手段3はX方向に移動して位置
決め可能である。つまり接着剤塗布手段3は、ガイド体
3aの長手方向に沿って移動して位置決め可能である。
【0012】Y軸移動部6は、本体1の上に固定された
支持部6a,6aを有しており、支持部6a,6aの上
にはそれぞれ送りネジ6b,6bが設けられている。モ
ータ6cのスプロケット6dは、送りネジ6bのスプロ
ケット6e,6eに対してチェーン6fにより連結され
ている。従ってモータ6cが制御部100の指令により
作動すると、送りネジ6b,6bが同期して回転する。
送りネジ6b,6bは、ガイド体3aのナット6g,6
gと噛み合っている。従って、送りネジ6b,6bが回
転するとガイド体3aは、Y方向に移動して位置決め可
能である。このようにして、接着剤塗布手段3は、X,
Y方向に移動して位置決め可能である。しかも接着剤塗
布手段3の下側には、図2で述べた搬送位置決めユニッ
ト2が位置しており、搬送位置決めユニット2の塗布位
置SPには、回路基板OBが位置決めできる。
支持部6a,6aを有しており、支持部6a,6aの上
にはそれぞれ送りネジ6b,6bが設けられている。モ
ータ6cのスプロケット6dは、送りネジ6bのスプロ
ケット6e,6eに対してチェーン6fにより連結され
ている。従ってモータ6cが制御部100の指令により
作動すると、送りネジ6b,6bが同期して回転する。
送りネジ6b,6bは、ガイド体3aのナット6g,6
gと噛み合っている。従って、送りネジ6b,6bが回
転するとガイド体3aは、Y方向に移動して位置決め可
能である。このようにして、接着剤塗布手段3は、X,
Y方向に移動して位置決め可能である。しかも接着剤塗
布手段3の下側には、図2で述べた搬送位置決めユニッ
ト2が位置しており、搬送位置決めユニット2の塗布位
置SPには、回路基板OBが位置決めできる。
【0013】次に、接着剤塗布手段3について説明す
る。接着剤塗布手段3は、図5と図2に概略的に示すよ
うに3つの塗布部20,20,20、保持体21、モー
タ22、アクチュエータ23,23,23、機構部24
等を有している。モータ22は、機構部24を介して、
塗布部20をR方向に回転することができる。このよう
に塗布部20をR方向に回転するのは、回路基板に対し
て電子部品を角度○°や90°に装着する必要があるた
めである。また各アクチュエータ23は、それぞれ塗布
部20を、Z方向に所定ストローク分上下移動すること
ができる。つまり塗布部20は、このZ方向の動作と、
図3と図4で説明したX,Y方向の動作、すなわち3軸
方向に移動することができる。これらのX,Y,Z方向
は、それぞれ直交している。
る。接着剤塗布手段3は、図5と図2に概略的に示すよ
うに3つの塗布部20,20,20、保持体21、モー
タ22、アクチュエータ23,23,23、機構部24
等を有している。モータ22は、機構部24を介して、
塗布部20をR方向に回転することができる。このよう
に塗布部20をR方向に回転するのは、回路基板に対し
て電子部品を角度○°や90°に装着する必要があるた
めである。また各アクチュエータ23は、それぞれ塗布
部20を、Z方向に所定ストローク分上下移動すること
ができる。つまり塗布部20は、このZ方向の動作と、
図3と図4で説明したX,Y方向の動作、すなわち3軸
方向に移動することができる。これらのX,Y,Z方向
は、それぞれ直交している。
【0014】塗布部20は、図6に示すような構造にな
っている。塗布部20は、保持体21の軸受27によ
り、R方向に回転できるようになっている。図6の塗布
部20は、図6の接着剤供給コントローラ30に接続さ
れている。各塗布部20の構造は同様であるので、1つ
の塗布部20を図6に基づいて説明する。塗布部20
は、シリンジホルダー31、シリンジ32、シリンジヒ
ータ33、ノズル34等を備えている。シリンジホルダ
ー31は、シリンジ32を収容している。シリンジホル
ダー31は軸方向に通路36を有しており、この通路3
6は、接着剤供給コントローラ30に接続されている。
接着剤供給コントローラ30からは、接着剤を通路36
を経てシリンジ32内に供給できるようになっている。
この接着剤の種類としては、所定の粘性を有するUV硬
化タイプ(紫外線硬化タイプ)及び熱硬化タイプの接着
剤を採用することができる。
っている。塗布部20は、保持体21の軸受27によ
り、R方向に回転できるようになっている。図6の塗布
部20は、図6の接着剤供給コントローラ30に接続さ
れている。各塗布部20の構造は同様であるので、1つ
の塗布部20を図6に基づいて説明する。塗布部20
は、シリンジホルダー31、シリンジ32、シリンジヒ
ータ33、ノズル34等を備えている。シリンジホルダ
ー31は、シリンジ32を収容している。シリンジホル
ダー31は軸方向に通路36を有しており、この通路3
6は、接着剤供給コントローラ30に接続されている。
接着剤供給コントローラ30からは、接着剤を通路36
を経てシリンジ32内に供給できるようになっている。
この接着剤の種類としては、所定の粘性を有するUV硬
化タイプ(紫外線硬化タイプ)及び熱硬化タイプの接着
剤を採用することができる。
【0015】シリンジ32は、シリンジホルダー31内
に保持されており、シリンジ32は接着剤200を収容
できる。シリンジ32の下端部分は、細くなっており、
下端部分37はノズル34にシール38を介して接続さ
れている。シリンジホルダー31はシリンジ32の外周
面を所定間隔おいて包囲しているが、シリンジホルダー
31の下部には、ノズル34が着脱可能に保持されてい
る。シリンジホルダー31の周囲には、たとえば螺旋状
のシリンジヒータ33が配置されている。このシリンジ
ヒータ33は、シリンジホルダー31を介してシリンジ
32全体を間接的に定温加熱するためのヒータである。
つまり接着剤200はこのシリンジヒータ33により、
所定の粘度まで加熱される。この加熱温度としては、上
述した接着剤200の材質の場合には、加熱限界温度が
40℃程度である。
に保持されており、シリンジ32は接着剤200を収容
できる。シリンジ32の下端部分は、細くなっており、
下端部分37はノズル34にシール38を介して接続さ
れている。シリンジホルダー31はシリンジ32の外周
面を所定間隔おいて包囲しているが、シリンジホルダー
31の下部には、ノズル34が着脱可能に保持されてい
る。シリンジホルダー31の周囲には、たとえば螺旋状
のシリンジヒータ33が配置されている。このシリンジ
ヒータ33は、シリンジホルダー31を介してシリンジ
32全体を間接的に定温加熱するためのヒータである。
つまり接着剤200はこのシリンジヒータ33により、
所定の粘度まで加熱される。この加熱温度としては、上
述した接着剤200の材質の場合には、加熱限界温度が
40℃程度である。
【0016】図7と図8は、上述した図6のシリンジホ
ルダー31、ノズル34、シリンジ32等を示してい
る。コールドホルダー31aは、シリンジヒータ及び温
度センサーを固定保持する機能を有している。シリンジ
ホルダー31には、温度センサー31cが設けられてお
り、この温度センサー31cが検出したシリンジホルダ
ー31およびシリンジ32の付近の温度情報は、制御部
100に送ることができる。
ルダー31、ノズル34、シリンジ32等を示してい
る。コールドホルダー31aは、シリンジヒータ及び温
度センサーを固定保持する機能を有している。シリンジ
ホルダー31には、温度センサー31cが設けられてお
り、この温度センサー31cが検出したシリンジホルダ
ー31およびシリンジ32の付近の温度情報は、制御部
100に送ることができる。
【0017】図9は、図6のノズル34を拡大して示し
ている。ノズル34は、凹部35、先端部(ニードル
部)36等を有している。凹部35と先端部36はノズ
ル穴36aで接続されている。凹部35内には、図6の
シリンジ32の下端部分37が挿入される。先端部36
の周囲には、加熱手段であるノズルヒータ40が設けら
れている。ノズルヒータ40は、先端部36の部分だけ
に設けられている。図6のシリンジホルダー31のシリ
ンジヒータ33だけでは、ノズル34側を通過する接着
剤200を適正な温度に保つことができないので、ノズ
ルヒータ40がノズル34の先端部36に設けられてい
る。ノズル先端部36は急激に細く絞られており、先端
部36のチューブ状の部分の肉厚がノズル34の他の部
分に比べて薄いために、放熱による接着剤200の温度
低下が激しい。このためノズルヒータ40は、ノズル3
4の先端部36を通る接着剤200が室温程度までに冷
却されてしまうのを防ぐ。シリンジ32の中央部に位置
している接着剤200の温度と、ノズル34の先端部3
6を通過する接着剤200の温度がほぼ同じにでき、温
度勾配をできる限り小さくすることができる。
ている。ノズル34は、凹部35、先端部(ニードル
部)36等を有している。凹部35と先端部36はノズ
ル穴36aで接続されている。凹部35内には、図6の
シリンジ32の下端部分37が挿入される。先端部36
の周囲には、加熱手段であるノズルヒータ40が設けら
れている。ノズルヒータ40は、先端部36の部分だけ
に設けられている。図6のシリンジホルダー31のシリ
ンジヒータ33だけでは、ノズル34側を通過する接着
剤200を適正な温度に保つことができないので、ノズ
ルヒータ40がノズル34の先端部36に設けられてい
る。ノズル先端部36は急激に細く絞られており、先端
部36のチューブ状の部分の肉厚がノズル34の他の部
分に比べて薄いために、放熱による接着剤200の温度
低下が激しい。このためノズルヒータ40は、ノズル3
4の先端部36を通る接着剤200が室温程度までに冷
却されてしまうのを防ぐ。シリンジ32の中央部に位置
している接着剤200の温度と、ノズル34の先端部3
6を通過する接着剤200の温度がほぼ同じにでき、温
度勾配をできる限り小さくすることができる。
【0018】図6に示すようにシリンジヒータ33の加
熱電源33aと、ノズルヒータ40の加熱電源40a
は、別々に設けられており、これらの加熱電源33a,
40aは、制御部100の指令により制御できる。各加
熱電源33a,40aは、シリンジヒータ33とノズル
ヒータ40を各々に温度設定でき、しかもその温度は変
えることができる。
熱電源33aと、ノズルヒータ40の加熱電源40a
は、別々に設けられており、これらの加熱電源33a,
40aは、制御部100の指令により制御できる。各加
熱電源33a,40aは、シリンジヒータ33とノズル
ヒータ40を各々に温度設定でき、しかもその温度は変
えることができる。
【0019】なお、図6の接着剤供給コントローラ30
は、空気圧力により、接着剤200を通路36を介して
シリンジ32まで送る。接着剤の塗布量は、接着剤供給
コントローラ30の空気圧、塗布時間、ノズル34の先
端部36の内径ID(図9参照)、図6のシリンジヒー
タ33、ノズルヒータ40のそれぞれの設定温度によ
り、制御部100がコントロールする。制御部100
は、図6の加熱電源33a,40a、図2の搬送位置決
めユニット2の搬送駆動部13、制御手段4のモータ3
c,6c(図3参照)、図5のモータ22、アクチュエ
ータ23等の動作を制御することができる。
は、空気圧力により、接着剤200を通路36を介して
シリンジ32まで送る。接着剤の塗布量は、接着剤供給
コントローラ30の空気圧、塗布時間、ノズル34の先
端部36の内径ID(図9参照)、図6のシリンジヒー
タ33、ノズルヒータ40のそれぞれの設定温度によ
り、制御部100がコントロールする。制御部100
は、図6の加熱電源33a,40a、図2の搬送位置決
めユニット2の搬送駆動部13、制御手段4のモータ3
c,6c(図3参照)、図5のモータ22、アクチュエ
ータ23等の動作を制御することができる。
【0020】図1に示すように、温度調節部140を備
えており、作業者は必要に応じてこの温度調節部140
は、図5の各塗布部20,20,20の図6に示すノズ
ルヒータ40およびシリンジヒータ33を別々に温度設
定できる。
えており、作業者は必要に応じてこの温度調節部140
は、図5の各塗布部20,20,20の図6に示すノズ
ルヒータ40およびシリンジヒータ33を別々に温度設
定できる。
【0021】次に、上述した塗布装置の動作を説明す
る。回路基板に対して図2のように電子部品PAを仮固
定するために、電子部品PAを装着する前に接着剤塗布
手段3は、回路基板OBの所定位置に接着剤200を点
塗布する。このように回路基板OBの所定位置に接着剤
200を点塗布するのは、表面実装プロセスにおいて、
回路基板OBに対して複数の電子部品が装着される場合
に、ディップ半田付けを行うためである。このディップ
半田付けを行うことにより、回路基板OBと各電子部品
とが電気的に接続される。しかしディップ半田付けをす
るためには、各電子部品PAは回路基板OBに対して仮
固定しておかないと、電子部品PAが回路基板OBから
外れてしまう。そこで、接着剤200が、回路基板OB
に対してその所定位置に点塗布される。
る。回路基板に対して図2のように電子部品PAを仮固
定するために、電子部品PAを装着する前に接着剤塗布
手段3は、回路基板OBの所定位置に接着剤200を点
塗布する。このように回路基板OBの所定位置に接着剤
200を点塗布するのは、表面実装プロセスにおいて、
回路基板OBに対して複数の電子部品が装着される場合
に、ディップ半田付けを行うためである。このディップ
半田付けを行うことにより、回路基板OBと各電子部品
とが電気的に接続される。しかしディップ半田付けをす
るためには、各電子部品PAは回路基板OBに対して仮
固定しておかないと、電子部品PAが回路基板OBから
外れてしまう。そこで、接着剤200が、回路基板OB
に対してその所定位置に点塗布される。
【0022】まず、図2の回路基板OBが前工程の装置
PUから、搬送位置決めユニット2の搬送駆動部13に
より、レール11,12に沿ってX1方向に送られてく
る。そして制御部100が搬送駆動部13に指令するこ
とで、回路基板OBは、塗布位置SPに位置決めされ
る。この塗布位置SPとは、回路基板OBに対して接着
剤塗布手段3が接着剤200を点塗布する位置である。
接着剤塗布作業を開始すると、回路基板OBが塗布位置
SPに位置決めされると、図2の移動手段4が制御部1
00の指令により作動して接着剤塗布手段3が移動し、
回路基板OBに対して接着剤200を必要数分点塗布し
ていく。
PUから、搬送位置決めユニット2の搬送駆動部13に
より、レール11,12に沿ってX1方向に送られてく
る。そして制御部100が搬送駆動部13に指令するこ
とで、回路基板OBは、塗布位置SPに位置決めされ
る。この塗布位置SPとは、回路基板OBに対して接着
剤塗布手段3が接着剤200を点塗布する位置である。
接着剤塗布作業を開始すると、回路基板OBが塗布位置
SPに位置決めされると、図2の移動手段4が制御部1
00の指令により作動して接着剤塗布手段3が移動し、
回路基板OBに対して接着剤200を必要数分点塗布し
ていく。
【0023】この時、図6の接着剤供給コントローラ3
0からは空気圧により接着剤200がシリンジ32内に
送られている。シリンジヒータ33は、制御部100の
指令により加熱電源33aの電力供給が行われ、シリン
ジヒータ33はシリンジ32内の接着剤200を設定温
度に定温加熱する。一方、図6の加熱電源40aは、ノ
ズルヒータ40に電力供給するので、図9のノズル34
の先端部36はノズル穴36aを通過する接着剤200
を定温加熱する。このようにすることで、シリンジ32
の中央部の接着剤200の温度と、ノズル34の先端部
36のノズル穴36aを通る接着剤200の温度をほぼ
同じにして、両者間に温度勾配が形成されるのを防いで
いる。従って接着剤200はノズル穴36aを通過する
場合に、所定の温度に保たれており、接着剤200の粘
度が高くなるのを防ぐことができる。つまり接着剤20
0の流動性が通常稼動時よりも高くなるので、図2の回
路基板OBの所定位置に対する接着剤200の塗布が確
実にかつ信頼性を持って所定の塗布量で行うことができ
る。
0からは空気圧により接着剤200がシリンジ32内に
送られている。シリンジヒータ33は、制御部100の
指令により加熱電源33aの電力供給が行われ、シリン
ジヒータ33はシリンジ32内の接着剤200を設定温
度に定温加熱する。一方、図6の加熱電源40aは、ノ
ズルヒータ40に電力供給するので、図9のノズル34
の先端部36はノズル穴36aを通過する接着剤200
を定温加熱する。このようにすることで、シリンジ32
の中央部の接着剤200の温度と、ノズル34の先端部
36のノズル穴36aを通る接着剤200の温度をほぼ
同じにして、両者間に温度勾配が形成されるのを防いで
いる。従って接着剤200はノズル穴36aを通過する
場合に、所定の温度に保たれており、接着剤200の粘
度が高くなるのを防ぐことができる。つまり接着剤20
0の流動性が通常稼動時よりも高くなるので、図2の回
路基板OBの所定位置に対する接着剤200の塗布が確
実にかつ信頼性を持って所定の塗布量で行うことができ
る。
【0024】図6のノズル34が、図2の回路基板OB
に対して塗布する場合には、制御部100が図3と図4
のモータ3c,6cに信号を送って作動することで、接
着剤塗布手段3がX,Y方向に送られ、図2の回路基板
OBの所定位置の上に位置決めされる。そして、図5の
アクチュエータ23が作動することで、塗布部20がZ
方向に所定ストローク下がるので、ノズル34は図2の
回路基板OBに対して接着剤200を点塗布することが
できる。このような通常の回路基板OBに対する接着剤
200の点塗布を継続している場合には、接着剤塗布作
業を開始した時だけノズルヒータ40に通電するだけで
あり、その後は制御部100は図6の加熱電源40aに
指令を送って、ノズルヒータ40による先端部36の加
熱を停止する。このように停止しても、接着剤200
は、連続して回路基板OBに対して供給されていること
から、接着剤200が図9の先端部36に滞留すること
はなく、従って粘性が高くなることもないので、問題は
ない。
に対して塗布する場合には、制御部100が図3と図4
のモータ3c,6cに信号を送って作動することで、接
着剤塗布手段3がX,Y方向に送られ、図2の回路基板
OBの所定位置の上に位置決めされる。そして、図5の
アクチュエータ23が作動することで、塗布部20がZ
方向に所定ストローク下がるので、ノズル34は図2の
回路基板OBに対して接着剤200を点塗布することが
できる。このような通常の回路基板OBに対する接着剤
200の点塗布を継続している場合には、接着剤塗布作
業を開始した時だけノズルヒータ40に通電するだけで
あり、その後は制御部100は図6の加熱電源40aに
指令を送って、ノズルヒータ40による先端部36の加
熱を停止する。このように停止しても、接着剤200
は、連続して回路基板OBに対して供給されていること
から、接着剤200が図9の先端部36に滞留すること
はなく、従って粘性が高くなることもないので、問題は
ない。
【0025】しかし、上述したような通常の連続した接
着剤200の供給をしている時に、たとえば図2の前工
程の装置PUあるいは後工程の装置PVでトラブル等が
発生して、すべての作業が所定時間停止してしまうこと
がある。この場合には、停止時間中は図9の先端部のノ
ズル穴36aに、図10のように接着剤200が滞留し
てしまう。しかも先端部36は、肉厚が薄く直ぐに室温
まで低下してしまうので、先端部36のノズル穴36a
に滞留している接着剤200は、粘性が上り硬くなって
しまう。この後たとえば前工程の装置PUあるいは後工
程の装置PVのトラブルが解消して、再び回路基板OB
に対して接着剤200を点塗布できる状態となった場合
には、図9の先端部36のノズル穴36aに滞留してい
る粘性の高まった接着剤200が、図2の回路基板OB
の所定位置に点塗布をされてしまう。このようなやり方
で点塗布を再開すると、接着剤200の塗布量にばらつ
きが生じたり、あるいは塗布量が少量となる。あるい
は、接着剤200の回路基板への付着が不十分になる。
着剤200の供給をしている時に、たとえば図2の前工
程の装置PUあるいは後工程の装置PVでトラブル等が
発生して、すべての作業が所定時間停止してしまうこと
がある。この場合には、停止時間中は図9の先端部のノ
ズル穴36aに、図10のように接着剤200が滞留し
てしまう。しかも先端部36は、肉厚が薄く直ぐに室温
まで低下してしまうので、先端部36のノズル穴36a
に滞留している接着剤200は、粘性が上り硬くなって
しまう。この後たとえば前工程の装置PUあるいは後工
程の装置PVのトラブルが解消して、再び回路基板OB
に対して接着剤200を点塗布できる状態となった場合
には、図9の先端部36のノズル穴36aに滞留してい
る粘性の高まった接着剤200が、図2の回路基板OB
の所定位置に点塗布をされてしまう。このようなやり方
で点塗布を再開すると、接着剤200の塗布量にばらつ
きが生じたり、あるいは塗布量が少量となる。あるい
は、接着剤200の回路基板への付着が不十分になる。
【0026】そこで、接着剤の塗布を再開する場合に
は、制御部100が、自動モード中に加熱電源33aと
ともに加熱電源40aにも信号を送り、シリンジヒータ
33とともにノズルヒータ40も予め熱を発生させてお
く。つまり、上述のように接着剤の点塗布の作業を待っ
ている時間(ウエイティング時)であっても、予めノズ
ルヒータ40を発熱させ先端部36を加熱しておき、ト
ラブルが解消して接着剤200の点塗布が再開したら、
制御部100は加熱電源40aに信号を送り、ノズルヒ
ータ40による先端部36のノズル穴36aを通る接着
剤200の加熱を停止する。このようにすることで、ト
ラブルが解消して点塗布を再開する時点では、シリンジ
32内の接着剤200の温度と、ノズル34の先端部3
6内の接着剤200の温度との温度勾配はほぼ解消して
いるので、塗布作業を再開した直後であっても、ノズル
34は、所定量の接着剤を塗布することができ、確実で
正確な接着剤の塗布量が得られることになる。従って接
着剤は適正な粘度で作業再開後も、図2の回路基板OB
に対して接着剤200を、塗布することができる。
は、制御部100が、自動モード中に加熱電源33aと
ともに加熱電源40aにも信号を送り、シリンジヒータ
33とともにノズルヒータ40も予め熱を発生させてお
く。つまり、上述のように接着剤の点塗布の作業を待っ
ている時間(ウエイティング時)であっても、予めノズ
ルヒータ40を発熱させ先端部36を加熱しておき、ト
ラブルが解消して接着剤200の点塗布が再開したら、
制御部100は加熱電源40aに信号を送り、ノズルヒ
ータ40による先端部36のノズル穴36aを通る接着
剤200の加熱を停止する。このようにすることで、ト
ラブルが解消して点塗布を再開する時点では、シリンジ
32内の接着剤200の温度と、ノズル34の先端部3
6内の接着剤200の温度との温度勾配はほぼ解消して
いるので、塗布作業を再開した直後であっても、ノズル
34は、所定量の接着剤を塗布することができ、確実で
正確な接着剤の塗布量が得られることになる。従って接
着剤は適正な粘度で作業再開後も、図2の回路基板OB
に対して接着剤200を、塗布することができる。
【0027】このように、ノズルの加熱手段であるノズ
ルヒータ40は、ノズル34が接着剤200の供給を停
止した後ノズルが接着剤の供給の再開をする際には、す
でにノズル34の加熱を行っている。そしてノズル34
が接着剤200の供給を継続する時にはノズルヒータ4
0がノズル34の加熱を停止する。このようにすること
で、ノズル34の先端部にある加熱用ヒータで接着剤を
加熱して接着剤の粘度を管理することにより、塗布装置
を停止した後に再稼動する時の接着剤の塗布むらを防ぐ
ことができる。つまり、接着剤の塗布のばらつきは、塗
布作業再開直後であっても極めて少なくすることがで
き、電子部品の仮固定の歩留りが向上する。そして電子
部品の装着歩留りが向上することから、塗布装置の稼動
率も向上できる。
ルヒータ40は、ノズル34が接着剤200の供給を停
止した後ノズルが接着剤の供給の再開をする際には、す
でにノズル34の加熱を行っている。そしてノズル34
が接着剤200の供給を継続する時にはノズルヒータ4
0がノズル34の加熱を停止する。このようにすること
で、ノズル34の先端部にある加熱用ヒータで接着剤を
加熱して接着剤の粘度を管理することにより、塗布装置
を停止した後に再稼動する時の接着剤の塗布むらを防ぐ
ことができる。つまり、接着剤の塗布のばらつきは、塗
布作業再開直後であっても極めて少なくすることがで
き、電子部品の仮固定の歩留りが向上する。そして電子
部品の装着歩留りが向上することから、塗布装置の稼動
率も向上できる。
【0028】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。ところで、上述した図10のノズル
ヒータはノズルニードル加熱用ヒータともいい、先端部
(ニードル部)36を加熱するものであるが、たとえば
極細のヒータ線巻いて形成することができる。上述した
図6のシリンジヒータ33、ノズルヒータ40は、たと
えば極細のニクロム線をニードルに巻き付けて、接着剤
等で固定する方式あるいは極小の薄板状のヒータを円筒
形もしくはスパイラル状に巻き付けて固定することもで
きる。
れるものではない。ところで、上述した図10のノズル
ヒータはノズルニードル加熱用ヒータともいい、先端部
(ニードル部)36を加熱するものであるが、たとえば
極細のヒータ線巻いて形成することができる。上述した
図6のシリンジヒータ33、ノズルヒータ40は、たと
えば極細のニクロム線をニードルに巻き付けて、接着剤
等で固定する方式あるいは極小の薄板状のヒータを円筒
形もしくはスパイラル状に巻き付けて固定することもで
きる。
【0029】図11は、円筒状のヒータ440の例を示
しており、図12は高周波加熱用のコイル240を示し
ている。本発明の実施の形態では、図2に示すように回
路基板OBが1軸方向(X方向)に移動して位置決め可
能で、接着剤塗布手段3がX,YおよびZ方向に移動で
きるようになっている。しかしこれに限らず基板がX,
Y,Z方向に移動し、これに対して接着剤塗布手段3は
固定されていても勿論構わない。また対象物としては回
路基板に限らず、他の部品を取付けるためのものであっ
ても構わないし、部品は電子部品以外の部品であっても
勿論構わない。使用する粘性材料としては接着剤以外の
ものを使用してもよい。
しており、図12は高周波加熱用のコイル240を示し
ている。本発明の実施の形態では、図2に示すように回
路基板OBが1軸方向(X方向)に移動して位置決め可
能で、接着剤塗布手段3がX,YおよびZ方向に移動で
きるようになっている。しかしこれに限らず基板がX,
Y,Z方向に移動し、これに対して接着剤塗布手段3は
固定されていても勿論構わない。また対象物としては回
路基板に限らず、他の部品を取付けるためのものであっ
ても構わないし、部品は電子部品以外の部品であっても
勿論構わない。使用する粘性材料としては接着剤以外の
ものを使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対象物に対する接着剤のような粘性材料の塗布が中断し
てしまった場合であっても、塗布作業を再開した時に、
スムーズにかつ正確に接着剤の塗布作業を行うことがで
きる。
対象物に対する接着剤のような粘性材料の塗布が中断し
てしまった場合であっても、塗布作業を再開した時に、
スムーズにかつ正確に接着剤の塗布作業を行うことがで
きる。
【図1】本発明の塗布装置の好ましい実施の形態を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】図1の塗布装置の搬送位置決めユニット、接着
剤塗布手段および制御部等を示す図。
剤塗布手段および制御部等を示す図。
【図3】接着剤塗布手段の移動手段を示す平面図。
【図4】移動手段の正面図。
【図5】接着剤塗布手段を示す図。
【図6】接着剤塗布手段のシリンジとノズル付近の構造
を示す図。
を示す図。
【図7】シリンジおよびノズル付近を示す分解斜視図。
【図8】シリンジホルダーなどを示す斜視図。
【図9】ノズルおよびノズルヒータの付近を示す断面
図。
図。
【図10】ノズルおよびノズルヒータの付近を示す拡大
断面図。
断面図。
【図11】本発明の塗布装置のノズルヒータの別の実施
の形態を示す図。
の形態を示す図。
【図12】本発明の塗布装置のノズルヒータの更に別の
実施の形態を示す図。
実施の形態を示す図。
1・・・本体、2・・・搬送位置決めユニット、3・・
・接着剤塗布手段、4・・・移動手段、20・・・塗布
部、32・・・シリンジ、33・・・シリンジヒータ、
34・・・ノズル、36・・・先端部(ニードル部)、
40・・・ノズルヒータ(加熱手段)、200・・・接
着剤(粘性材料)、PA・・・電子部品(部品)、OB
・・・回路基板(対象物)
・接着剤塗布手段、4・・・移動手段、20・・・塗布
部、32・・・シリンジ、33・・・シリンジヒータ、
34・・・ノズル、36・・・先端部(ニードル部)、
40・・・ノズルヒータ(加熱手段)、200・・・接
着剤(粘性材料)、PA・・・電子部品(部品)、OB
・・・回路基板(対象物)
Claims (5)
- 【請求項1】 対象物に部品を装着する際に、対象物に
粘性材料を塗布して部品を対象物に仮固定するための塗
布装置において、 対象物に粘性材料を塗布するノズルと、 ノズルに配置されて、ノズルを通過する粘性材料を加熱
して、粘性材料の粘度を調整する加熱手段と、を備える
ことを特徴とする塗布装置。 - 【請求項2】 ノズルの加熱手段は、ノズルが粘性材料
の供給を停止した後ノズルが粘性材料の供給の再開する
際にはノズルの加熱を行い、ノズルが粘性材料の供給を
継続中はノズルの加熱手段はノズルの加熱を停止する請
求項1に記載の塗布装置。 - 【請求項3】 粘性材料は接着剤であり、部品は電子部
品、そして対象物は回路基板である請求項1に記載の塗
布装置。 - 【請求項4】 回路基板と電子部品は、ディップ半田付
けにより電気的に接続するために電子部品は回路基板に
対して接着剤で仮固定される請求項3に記載の塗布装
置。 - 【請求項5】 ノズルに接続されて粘性材料を収容して
いる容器にも容器加熱手段を備える請求項1に記載の塗
布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10465196A JPH09271709A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10465196A JPH09271709A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271709A true JPH09271709A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14386371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10465196A Pending JPH09271709A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271709A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002001191A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 接着剤塗布方法及び接着剤塗布装置 |
| JP2006007126A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | V Technology Co Ltd | 塗布装置 |
| JP2014100698A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-06-05 | Nordson Corp | 吐出においてメルトオンデマンドを用いた接着剤吐出システムと方法 |
| JP2020517436A (ja) * | 2017-04-21 | 2020-06-18 | ノードソン コーポレーションNordson Corporation | 吐出システム |
| JP2022501185A (ja) * | 2018-10-05 | 2022-01-06 | フェルメス マイクロディスペンシング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク | 投与材料冷却装置を備える投与システム |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP10465196A patent/JPH09271709A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006007126A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | V Technology Co Ltd | 塗布装置 |
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