JPH09272017A - 釘の形成方法と釘形成装置 - Google Patents

釘の形成方法と釘形成装置

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JPH09272017A
JPH09272017A JP10847996A JP10847996A JPH09272017A JP H09272017 A JPH09272017 A JP H09272017A JP 10847996 A JP10847996 A JP 10847996A JP 10847996 A JP10847996 A JP 10847996A JP H09272017 A JPH09272017 A JP H09272017A
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nail
groove forming
groove
rotation
pair
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JP10847996A
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Harutoshi Shibata
治利 柴田
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Murata Sangyou Co Ltd
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Murata Sangyou Co Ltd
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘の軸部に螺旋状の溝を形成する際、釘を溝
形成装置に一定の姿勢で連続的に供給できるようにす
る。 【解決手段】駆動源Mが駆動を開始すると、駆動源の駆
動は、プーリーP2、無端ベルトB1、プーリーP1及
びトルクリミッタTを介して入力軸S1に伝達され、入
力軸S1が回転を開始する。入力軸S1の回転は、イン
デックスユニットUのインデックスカムC1及びタイミ
ングベルト用プーリーP3に伝達される。インデックス
カムC1の回転を受けて、出力軸S2と連結されるシャ
フト7、及びシャフト7に取り付けられた回転側部材4
が間歇的に回転する。一方、タイミングベルト用プーリ
ーP3に伝達された回転によって、供給部材17が、回
転側部材4と近接する方向に移動して各ガイドレール3
0の間の間隙側に突出し、供給部材17の先端が、釘1
0の軸部10と開口部9の回転側部材4とが当接する位
置まで釘10の軸部10aを押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釘の軸部に溝を形
成する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁等に打ち込まれた釘10を引き
抜きにくくするために、図4に示されるように釘10の
軸部10aに複数条の溝10bを形成することがある。
このように釘10の軸部10aに溝を形成する装置とし
ては、図5に示されるような装置がある。図5の形成装
置は、一対の板状部材20、21の互いに対向する面に
斜め方向の溝22が形成されており、一方の板状部材2
0は固定されており、他方の板状部材21は、板状部材
20と平行対峙した状態で移動するようになっている
(以下、溝22が形成された板状部材20を固定側溝形
成部材20と、同様に板状部材21を移動側溝形成部材
21と記載)。
【0003】移動側溝形成部材21は、クランク機構2
3によって上記のような移動を行うようになっている。
図5の形成装置に、釘10を供給する場合、クランク機
構23の回転盤24が回転し、シャフト25を介して回
転盤24と連結された移動側溝形成部材21が、回転盤
24に近接する方向の移動から反転する位置、即ち移動
側溝形成部材21の移動速度がゼロになる時に、移動側
溝形成部材21と固定側溝形成部材20との間に釘10
が供給される。尚、このとき移動側溝形成部材21の移
動方向前端部と固定側溝形成部材20の一端部とが対峙
する位置関係にあり、釘10の軸部10aは、その軸線
方向が移動側溝形成部材21の移動方向と直行する姿勢
で、移動側溝形成部材21に溝22が形成される面と当
接している。
【0004】クランク機構23の作動によって、移動側
溝形成部材21が回転盤24から離れる方向に移動する
と、釘10の軸部10aは、固定側溝形成部材20と移
動側溝形成部材21とによって押圧挟持される。軸部1
0a押圧挟持された状態で更に移動側溝形成部材21が
移動すると、釘10の軸部10aは、回転しながら移動
側溝形成部材21の移動方向に送られる。これによっ
て、釘10の軸部10aには、複数状条の溝10bが形
成される。
【0005】そして、クランク機構23の作動によっ
て、移動側溝形成部材21が回転盤24から最も離れた
位置、即ち移動側溝形成部材21の移動方向後端部と固
定側溝形成部材20の他端部とが対峙する位置まで移動
すると、釘10は、固定側溝形成部材20と移動側溝形
成部材21とによる押圧挟持から解放され、図示されな
い収納部材に収納される。その後、移動側溝形成部材2
1は反転移動して、元の位置に戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
形成装置では、移動側溝形成部材21の1回の往復運動
で、溝10bが形成された釘10を1本しか生産するこ
とができない。そのため、従来の形成装置において、所
定時間当たりの釘10の生産本数を増やそうとすれば、
移動側溝形成部材21の移動速度を高速にしなけらばな
らない。しかも従来の形成装置では、クランク機構23
の回転盤24の回転運動を移動側溝形成部材21の直線
往復運動に変換しているため、移動側溝形成部材21の
移動速度の高速化には限界がある。又、移動側溝形成部
材21の移動速度を高速にすると、移動側溝形成部材2
1が反転する際にかかる時間が短くなり、移動側溝形成
部材21と固定側溝形成部材20との間に釘10を供給
するタイミングを取ることが困難になる。更に移動側溝
形成部材21を高速にすると、釘10の軸部10aと固
定側溝形成部材20及び移動側溝形成部材21との間の
摩擦熱が大きくなり、固定側溝形成部材20及び移動側
溝形成部材21に形成された溝22が摩耗が激しくなる
という問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような問題解決の
ために請求項1の発明は、複数条の溝が設けられた一対
の溝形成部材によって釘の軸部を押圧挟持し、該一対の
溝形成部材を相対移動させることで釘の軸部に溝を形成
する方法であって、一方の溝形成部材を間歇的に一方向
に回転させ、該一方の溝形成部材が一時停止状態にある
ときに各溝形成部材間に釘を供給し、上記一方の溝形成
部材が回転移動するときに各溝形成部材によって釘の軸
部に溝を形成することを特徴としている。この請求項1
の発明によれば、間歇的に回転する一方の溝形成部材の
停止の時期に合わせて、一対の溝形成部材の間に順次釘
を供給することができるので、一対の溝形成部材間で同
時に複数本の釘の軸部に溝を形成する際、釘の軸部が傾
いた状態で一対の溝形成部材に押圧挟持されなくなる。
【0008】又、請求項2の発明は、複数条の溝が形成
された面で釘の軸部を押圧挟持する一対の溝形成部材
と、一対の溝形成部材間に釘を供給する釘供給装置とを
備えた釘形成装置であって、一対の溝形成部材は、円筒
状の曲面に上記溝が形成され、釘の軸部に溝を付けると
きに一方向に間歇的に回転する回転側部材と、該回転側
部材に近接配置され、回転側部材の溝の形成面と対向す
る曲面に上記溝が形成される固定側部材とによって構成
されることを特徴としている。この請求項2の発明によ
れば、釘の軸部を押圧挟持する一対の溝形成部材が、釘
の軸部に溝を付ける際に間歇的に一方向に回転する回転
側部材と、回転側部材と近接対向する固定側形成部材と
によって構成されているので、釘の軸部に溝を形成する
際の回転側部材の回転速度の調節が容易になる。
【0009】又、請求項3の発明は、釘供給装置は、釘
の供給口が上記一対の溝形成部材間の間隙に近接し、回
転側部材に対向する位置に設けられており、回転側部材
が一時停止すると、供給口から一対の溝形成部材間に釘
を供給することを特徴としている。この請求項3の発明
によれば、回転側部材の一時停止時に、釘供給装置が釘
を供給するので、該供給された釘の軸部が、回転側部材
と当接してから、上記一対の溝形成部材間の間隙に噛み
込まれるまでの姿勢を一定の状態で保持することができ
る。
【0010】又、請求項4の発明は、釘供給装置の供給
口近傍には、回転側部材の間歇的な回転に応じた周期で
釘を上記一対の溝形成部材間の間隙に供給する供給部材
が備えられており、供給部材と回転側部材とは、駆動源
からの駆動を受けて作動する間歇割出機構によって連結
されていることを特徴としている。この請求項4の発明
によれば、回転側部材と供給部材とは同一の駆動源の駆
動を受けて作動するため、供給装置の供給部材によっ
て、一対の溝形成部材間の間隙に釘を供給するときのタ
イミングの制御が容易になる。
【0011】又、請求項5の発明は、回転側部材が、水
平方向で間歇的に回転するよう配置され、釘供給装置
は、釘の軸部の両側で釘の頭部下面を支持して、釘を吊
り下げた状態で釘を上記一対の溝形成部材間の間隙に供
給するガイドレールを備えたことを特徴としている。こ
の請求項5の発明によれば、回転側部材の軸線方向と釘
の軸部の軸線方向とが平行になった状態で、一対の溝形
成部材で釘の軸部を押圧挟持し、釘の軸部に溝を付ける
ことができる。
【0012】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明の釘形成装置の概略を示す平面図で
あり、図2は、図1の側面図である。釘形成装置1は、
釘10の軸部10aに溝10bを形成するための溝形成
装置2と、溝形成装置2に釘10を供給するための釘供
給装置3とを備えている。溝形成装置2は、外周面上に
複数の溝が刻まれた(以下、溝が刻まれた面を溝形成面
4aと記載)円筒状の回転側部材4と、回転側部材4の
外周面と対向する曲面に溝が刻まれた(以下、溝が刻ま
れた面を溝形成面6aと記載)固定側部材6とを備えて
いる。尚、溝形成面4aに刻まれた溝のピッチと、溝形
成面6aに刻まれた溝のピッチとは同じになっている。
【0013】回転側部材4は、シャフト7の一端に固定
されており、シャフト7のもう一端は、後述されるイン
デックスユニットUに取り付けられている。一方、固定
側部材6は、回転側部材4に対する固定側部材6自身の
位置を調整するための調整装置8に取り付けられてお
り、調整装置8は、溝形成装置2の機台Fに取り付けら
れている。釘10の軸部10aに形成される溝10bの
本数を変更する場合は、調整装置8によって固定側部材
6を回転側部材4の周方向に移動させ、回転側部材4が
停止したときの溝形成面4aの溝と、固定側部材6の溝
形成面6aの溝との相対位置を変える。そして、調整装
置8によって固定側部材6を回転側部材4の径方向に移
動させ、回転側部材4と固定側部材6と間の間隔を変え
て、釘10の軸部10aに形成される溝10bの形状が
一様になるように調整する。
【0014】釘10の軸部10aの溝10bは、回転側
部材4と固定側部材6との近接対向部において形成され
る(以下、回転側部材4と固定側部材6との近接対向部
を溝形成部13と記載)。溝形成部13において、回転
側部材4の回転方向上流側の回転側部材4と固定側部材
6との間の開口部9から釘10が供給される。
【0015】釘供給装置3は、開口部9近傍まで釘10
を搬送する搬送装置11と、搬送装置11によって搬送
された釘10を開口部9に供給する供給部材17を備え
た押出装置12とを備えている。搬送装置11の固定側
部材6側の先端部は固定側部材6と当接している。尚、
回転側部材4を介して、固定側部材6と対向する位置
に、従動ローラー14を設け、溝形成部13に釘10の
軸部10aが供給されたときに回転側部材4の回転の中
心位置の偏心を防止するようにしても良い。更にこのと
き、従動ローラー14をブラケット15に回転自在に取
り付け、調節ネジ16が、ブラケット15を押圧するこ
とによって、回転側部材4に対する従動ローラー14の
接圧を調節するようにしても良い。
【0016】インデックスユニットUは、入力軸S1か
ら入力される連続的な回転を、間歇的な回転として出力
軸S2から出力するためのユニットである。インデック
スユニットUは、駆動源Mの回転を受ける入力軸S1
と、入力軸S1に固定されるインデックスカムCと、イ
ンデックスカムC1と噛み合うカムフォロアC2と、カ
ムフォロアC2が取り付けられたディスク部材の回転中
心に位置する出力軸S2とによって構成されている。そ
して出力軸S2が、回転側部材4のシャフト7に連結さ
れている。
【0017】インデックスカムC1は、円筒状のカム本
体26に複数条カム溝が刻まれている。これらカム溝
は、螺旋溝26a(図3(a)参照)と、各螺旋溝26
aと連続的、且つ上記カム本体26の周方向に沿って設
けられた平行溝26b(図3(b)参照)とによって構
成されている。又、カムフォロアC2は、ディスク部材
27の外周面上に設けられており、ディスク部材27の
中心から放射状に配置されている。
【0018】又、入力軸S1の駆動源M側の先端にはト
ルクリミッタTが設けられており、トルクリミッタTの
先端には、プーリーP1が一体的に取り付けられてい
る。更に、プーリーP1と、駆動源Mの駆動軸に取り付
けられたプーリーP2との間には、無端ベルトB1が掛
けられている。一方、入力軸S1の後端には、タイミン
グベルト用プーリーP3が取り付けられており、タイミ
ングベルト用プーリーP3と、供給部材16作動用に押
出装置12に設けられたタイミングベルト用プーリーP
4との間には、タイミングベルトB2が掛けられてい
る。
【0019】タイミングベルト用プーリーP4は、シャ
フト18の一端部に取り付けられており、シャフト18
のもう一方の端部には、エンドカムC3が取り付けられ
ている。供給部材17には、カムフォロアC4が設けら
れており、カムフォロアC4がエンドカムC3のカム面
に当接している。又、供給部材17は、バネ部材19に
よって、カムフォロアC4とエンドカムC3のカム面と
が当接する方向に供給部材17を付勢する。
【0020】搬送装置3は、図示されない釘供給部から
開口部9に向かって下方に傾斜する一対のガイドレール
30を備えており、一対のガイドレール30の間の間隙
には、搬送される釘10の軸部10aが挿入される。図
示されない釘供給部から供給された釘10は、ガイドレ
ール30に沿って開口部9近傍まで搬送される。ガイド
レール30は、釘10の頭部10c下面を、軸部10a
の両側で支持しており、ガイドレール10を軽く振動さ
せることで、釘10は、ガイドレール30に沿って搬送
される。
【0021】又、各ガイドレール30は、複数に分割さ
れた状態で搬送装置3に設けられており、各々分割され
た部分には間隙30aが設けられている。そして、ガイ
ドレール30は、間隙30aの幅を調節できるよう、分
割されたレール毎に釘の搬送方向に沿って移動自在な構
造となっている。ガイドレール30をこのような構造と
することで、供給される釘10の品種を変更する場合、
或いは釘10の軸部10aに形成される溝10bの本数
を変更する場合に、調整装置8によって固定側部材6の
位置を変えても、ガイドレール30の一部を調節するこ
とで、ガイドレール30先端を適切な位置に移動させる
ことができ、ガイドレール30先端と、開口部9との間
に釘10の軸部10aが詰まることがなくなる。
【0022】又、間隙30aに釘が嵌まり込まないよ
う、間隙30aの設けられる方向は、釘10の移動方向
に向かって狭まる方向に傾斜している。更に間隙30a
が最も開いたときの幅を釘10の軸部10aの径より小
さくしておく。
【0023】次に釘供給装置3から溝形成装置2に釘1
0を供給する手順に付いて説明する。駆動源Mが駆動を
開始すると、駆動源の駆動は、プーリーP2、無端ベル
トB1、プーリーP1及びトルクリミッタTを介して入
力軸S1に伝達され、入力軸S1が回転を開始する。入
力軸S1の回転は、インデックスカムC1及びタイミン
グベルト用プーリーP3に伝達される。
【0024】インデックスカムC1が回転し、カムフォ
ロアC2と螺旋溝26aとが噛み合うと、螺旋溝26a
に沿ってカムフォロアC2が入力軸S1の軸方向に移動
し、ディスク部材27が図3中矢印方向に回転する。次
に、カムフォロアC2が平行溝26bと噛み合った状態
になると、インデックスカムC1が回転しても、カムフ
ォロアC2は、入力軸S1の軸方向に移動しなくなるの
で、一時的にディスク部材27の回転が停止する。その
後、カムフォロアC2と螺旋溝26aとが再度噛み合う
と、螺旋溝26aに沿ってカムフォロアC2が入力軸S
1の軸方向に移動し、ディスク部材27が再度図3中矢
印方向に回転する。
【0025】上記のように、インデックスカムC1の回
転を受けて、ディスク部材27は間歇的に回転運動を行
い、その結果、出力軸S2と連結されるシャフト7、及
びシャフト7に取り付けられた回転側部材4が間歇的に
回転する。一方、タイミングベルト用プーリーP3に伝
達された回転は、タイミングベルトB2及びシャフト1
8を介して、エンドカムC3に伝達される。
【0026】そして、エンドカムC3に回転が伝達され
ると、エンドカムC3のカム面に押されてカムフォロア
C4が移動し、供給部材17が、先ず回転側部材4から
離れる方向に移動する。そして、エンドカムC3が更に
回転して、エンドカムC3のカム面によるカムフォロア
C4の押圧が終了すると、次に供給部材17は、バネ部
材19に押圧されて、再度回転側部材4と近接する方向
に移動する。尚、エンドカムC3は、供給部材17が回
転側部材4から離れる方向に移動するタイミングと、回
転側部材4が停止するタイミングとが一致し、バネ部材
19に押圧されて供給部材17が回転側部材4と近接す
る方向に移動するタイミングと、回転側部材4が回転す
るタイミングとが一致するよう、シャフト18に取り付
けられている。
【0027】上記のように、回転側部材4及び供給部材
17が作動した状態で、図示されない上記釘供給部から
釘10が、順次各ガイドレール30間の間隙に供給さ
れ、供給された釘10はガイドレール30に沿って開口
部9近傍まで搬送される。ガイドレール30に沿って、
開口部9近傍まで搬送された釘10の軸部10aは、回
転側部材4と近接する方向に移動して各ガイドレール3
0の間の間隙側に突出する供給部材17と当接し、釘1
0は一端停止させられる。
【0028】供給部材17は、釘10を一端停止させた
後、回転側部材4から離れる方向に移動して、各ガイド
レール30の間の間隙側から退出する。これによって、
供給部材17によって停止させられていた釘10は、供
給部材17から解放され、更に開口部9側に移動する。
そして、再度供給部材17が、回転側部材4と近接する
方向に移動して各ガイドレール30の間の間隙側に突出
し、供給部材17の先端が、釘10の軸部10と開口部
9の回転側部材4とが当接する位置まで釘10の軸部1
0aを押し出す。
【0029】このとき釘10は、ガイドレール30のよ
って吊り下げられた状態で搬送されるので、押し出され
た釘10の軸部10aは、軸部10aの軸線方向が回転
側部材4の軸線方向と平行になった状態で、回転側部材
4に当接する。又、このとき供給部材17は、押し出さ
れる釘10の次順にある釘10が開口部9に供給される
ことを阻止する。
【0030】開口部9の回転側部材4と釘10の軸部1
0aとが当接すると、回転側部材4が回転し、釘10の
軸部10aは回転側部材4と固定側部材6との間に挟み
込まれる。挟み込まれた釘10は、回転側部材4の回転
に伴って自らも軸線方向に回転しながら溝形成部13を
移動する。そして、溝形成面4a及び溝形成面6aに押
圧される軸部10aの外周には、複数条の螺旋状の溝1
0bが形成される。
【0031】その後、回転側部材4が所定量だけ回転し
て停止すると、釘10は溝形成面4a及び溝形成面6a
に押圧された状態で保持され、次順にある釘10が上記
と同様の動作で開口部9に供給される。以下、同様にし
て溝形成部13には、同時に複数の釘10が所定の間隔
で挟み込まれ、各釘10の軸部10aには順次溝10b
が形成される。そして、回転側部材4の間歇的な回転よ
って溝形成部13を移動した釘10は、回転側部材4の
回転方向下流側の回転側部材4と固定側部材6との間の
開口部から順次排出される。排出された釘10は、図示
されない容器に受けられる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、円筒状の
曲面に上記溝が形成され、釘の軸部に溝を付けるときに
一方向に間歇的に回転する回転側部材と、該回転側部材
に近接配置され、回転側部材の溝の形成面と対向する曲
面に上記溝が形成される固定側部材とによって、釘の軸
部を押圧挟持し、釘の軸部に溝を付ける際に、回転側部
材を間歇的に一方向に回転させることで、釘が傾いた状
態で回転側部材と固定側部材とによって押圧挟持される
ことがない。このため、回転側部材を間歇的に回転させ
て釘の軸部に溝を形成するとき、軸部が曲がった釘、或
いは軸部が破断した釘等の不良品を生産することがなく
なる。
【0033】又、回転側部材と固定側部材との間で、複
数本の釘を押圧挟持して、釘の軸部に同時に溝を形成す
ることができるので、釘の軸部と回転側部材の間、及び
釘の軸部と固定側部材との間に生じる摩擦熱が抑制され
る程度の回転速度で回転側部材を間歇的に回転させて
も、軸部に溝が形成される釘の所定時間当たりの生産本
数が大きく低下することがない。更に、上記のような摩
擦熱が抑制される範囲で回転側部材を間歇的に回転させ
るので、溝形成中の釘の軸部、回転側部材、及び固定側
部材を強制的に冷却するための装置を設ける必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の釘形成装置の平面を概略
図である。
【図2】回転側部材及び釘の供給部材の構成を示す概略
図である。
【図3】インデックスユニットの平面図である。
【図4】軸部に溝が形成された釘の平面図である。
【図5】従来の釘形成装置の構成の概略を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 釘形成装置 3 釘供給装置 4 回転側部材 5 溝 6 固定側部材 17 供給部材 30 ガイドレール U インデックスユニット(間歇割出機構)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数条の溝が設けられた一対の溝形成部材
    によって釘の軸部を押圧挟持し、該一対の溝形成部材を
    相対移動させることで釘の軸部に溝を形成する方法であ
    って、一方の溝形成部材を間歇的に一方向に回転させ、
    該一方の溝形成部材が一時停止状態にあるときに各溝形
    成部材間に釘を供給し、上記一方の溝形成部材が回転移
    動するときに各溝形成部材によって釘の軸部に溝を形成
    することを特徴とする釘の形成方法。
  2. 【請求項2】複数条の溝が形成された面で釘の軸部を押
    圧挟持する一対の溝形成部材と、一対の溝形成部材間に
    釘を供給する釘供給装置とを備えた釘形成装置であっ
    て、一対の溝形成部材は、円筒状の曲面に上記溝が形成
    され、釘の軸部に溝を付けるときに一方向に間歇的に回
    転する回転側部材と、該回転側部材に近接配置され、回
    転側部材の溝の形成面と対向する曲面に上記溝が形成さ
    れる固定側部材とによって構成されることを特徴とする
    釘の形成装置。
  3. 【請求項3】釘供給装置は、釘の供給口が上記一対の溝
    形成部材間の間隙に近接し、回転側溝形成部材に対向す
    る位置に設けられており、回転側溝形成部材が一時停止
    すると、供給口から一対の溝形成部材間に釘を供給する
    ことを特徴とする請求項2記載の釘の形成装置。
  4. 【請求項4】釘供給装置の供給口近傍には、回転側溝形
    成部材の間歇的な回転に応じた周期で釘を上記一対の溝
    形成部材間の間隙に供給する供給部材が備えられてお
    り、供給部材と回転側溝形成部材とは、駆動源からの駆
    動を受けて作動する間歇割出機構によって連結されてい
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の釘の形成装
    置。
  5. 【請求項5】回転側溝形成部材は、水平方向で間歇的に
    回転するよう配置され、釘供給装置は、釘の軸部の両側
    で釘の頭部下面を支持して、釘を吊り下げた状態で上記
    一対の溝形成部材間の間隙に供給するガイドレールを備
    えたことを特徴とする請求項2、3又は4記載の釘の形
    成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102059413A (zh) * 2010-11-12 2011-05-18 吴江市菀坪镙丝厂 手动螺钉加工装置
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