JPH09272490A - 船舶の摩擦抵抗低減装置 - Google Patents
船舶の摩擦抵抗低減装置Info
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- JPH09272490A JPH09272490A JP8106424A JP10642496A JPH09272490A JP H09272490 A JPH09272490 A JP H09272490A JP 8106424 A JP8106424 A JP 8106424A JP 10642496 A JP10642496 A JP 10642496A JP H09272490 A JPH09272490 A JP H09272490A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T70/00—Maritime or waterways transport
- Y02T70/10—Measures concerning design or construction of watercraft hulls
Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 船首部の吃水が大きく変化する船舶の推進性
能を向上させる。 【解決手段】 船首部2に船首尾方向に延びる空気吹き
出し器10aを設け、船底に舷方向に延びる空気吹き出
し器10bを設ける。空気吹き出し器10aと10b
を、それぞれ開閉弁16aと16bを備えた空気送給管
14aと14bを介してブロワ13に接続する。空気吹
き出し器10aを設ける位置は、吃水が深いときの船側
外板3aの浸水部で流線5が船底や船尾へ向かう領域で
且つ静圧の小さい位置とする。空気吹き出し器10bを
設ける位置は、吃水が浅いときの船底外板4の没水部で
船首に近い位置とする。空気吹き出し器10aと10b
を、船体1の姿勢に応じて使い分け、船体表面を微小気
泡18で覆う。
能を向上させる。 【解決手段】 船首部2に船首尾方向に延びる空気吹き
出し器10aを設け、船底に舷方向に延びる空気吹き出
し器10bを設ける。空気吹き出し器10aと10b
を、それぞれ開閉弁16aと16bを備えた空気送給管
14aと14bを介してブロワ13に接続する。空気吹
き出し器10aを設ける位置は、吃水が深いときの船側
外板3aの浸水部で流線5が船底や船尾へ向かう領域で
且つ静圧の小さい位置とする。空気吹き出し器10bを
設ける位置は、吃水が浅いときの船底外板4の没水部で
船首に近い位置とする。空気吹き出し器10aと10b
を、船体1の姿勢に応じて使い分け、船体表面を微小気
泡18で覆う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運転状況によって船
首部の吃水が大きく変化する船舶で用いる摩擦抵抗低減
装置に関するものである。
首部の吃水が大きく変化する船舶で用いる摩擦抵抗低減
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶の航行時には、流体としての海水の
粘性のために船体の周りに海水による境界層が形成され
るが、この境界層の中では、海水の流速は船体表面が零
で船体表面から離れるに従い急激に大きく変化する傾向
にあり、船体の表面に海水の摩擦抵抗が作用し船体抵抗
の大きな要素の一つとなっている。
粘性のために船体の周りに海水による境界層が形成され
るが、この境界層の中では、海水の流速は船体表面が零
で船体表面から離れるに従い急激に大きく変化する傾向
にあり、船体の表面に海水の摩擦抵抗が作用し船体抵抗
の大きな要素の一つとなっている。
【0003】そのため、近年、上記船体の表面に作用す
る摩擦抵抗を減少させて推進性能を向上させるための研
究が進められており、その対策の一つとして、船体表面
から微小気泡(マイクロバブル)を噴出させ、船体の浸
水部(没水部)表面の境界層内に微小気泡を吹き込んで
船体の浸水部表面を微小気泡で覆うことにより船体表面
に作用する摩擦抵抗を低減することを狙ったマイクロバ
ブル推進法の研究が進められている。
る摩擦抵抗を減少させて推進性能を向上させるための研
究が進められており、その対策の一つとして、船体表面
から微小気泡(マイクロバブル)を噴出させ、船体の浸
水部(没水部)表面の境界層内に微小気泡を吹き込んで
船体の浸水部表面を微小気泡で覆うことにより船体表面
に作用する摩擦抵抗を低減することを狙ったマイクロバ
ブル推進法の研究が進められている。
【0004】本発明者等は、上記マイクロバブル推進法
を具現化すべく、船体形状が決まれば、どの位置に空気
吹き出し口を設ければ、微小気泡がどのように流れて船
体の浸水面を最も有効に所要のボイド率を有する微小気
泡で覆うことができるかを解析できる計算式を確立し
た。
を具現化すべく、船体形状が決まれば、どの位置に空気
吹き出し口を設ければ、微小気泡がどのように流れて船
体の浸水面を最も有効に所要のボイド率を有する微小気
泡で覆うことができるかを解析できる計算式を確立し
た。
【0005】ところで、モーターボートやヨット、一部
の漁船等の滑走艇と称する比較的小型の船舶では、高速
推進時に、船首部の吃水が浅くなるような状態、すなわ
ち、船首部が浮上する如き滑走状態となって推進抵抗を
小さくすることができるが、通常推進時でも高速推進時
でも更なる推進性能の向上が求められている。又、満載
時と空載時とで吃水が大きく変化するような、すなわ
ち、搭載重量の大小により吃水が深くなったり浅くなっ
たりするようなタンカーの如き大型の船舶においては、
吃水が深浅いずれの状態に変化しても推進性能を向上さ
せることができるような要望が出されている。
の漁船等の滑走艇と称する比較的小型の船舶では、高速
推進時に、船首部の吃水が浅くなるような状態、すなわ
ち、船首部が浮上する如き滑走状態となって推進抵抗を
小さくすることができるが、通常推進時でも高速推進時
でも更なる推進性能の向上が求められている。又、満載
時と空載時とで吃水が大きく変化するような、すなわ
ち、搭載重量の大小により吃水が深くなったり浅くなっ
たりするようなタンカーの如き大型の船舶においては、
吃水が深浅いずれの状態に変化しても推進性能を向上さ
せることができるような要望が出されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これまで
は、上記の如き吃水が大きく変化するような船舶につい
て、吃水が深いときと浅いときの両方の推進性能を飛躍
的に向上させることができるような対策はとられていな
いのが実情である。
は、上記の如き吃水が大きく変化するような船舶につい
て、吃水が深いときと浅いときの両方の推進性能を飛躍
的に向上させることができるような対策はとられていな
いのが実情である。
【0007】そこで、本発明は、上記確立した計算式を
基に、通常推進時と高速推進時とで船首部の吃水が大き
く変化する比較的小型の船舶や、満載時、空載時の如き
搭載重量の大小により吃水が大きく変化するタンカーの
如き大型の船舶に適用して、推進性能を飛躍的に向上さ
せることができるような船舶の摩擦抵抗低減装置を提供
しようとするものである。
基に、通常推進時と高速推進時とで船首部の吃水が大き
く変化する比較的小型の船舶や、満載時、空載時の如き
搭載重量の大小により吃水が大きく変化するタンカーの
如き大型の船舶に適用して、推進性能を飛躍的に向上さ
せることができるような船舶の摩擦抵抗低減装置を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、通常推進時と高速推進時とで船首部の吃
水が大きく変化する船舶における通常推進時の船首部船
側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう
領域でしかも静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹
き出し口を有する空気吹き出し器を設けると共に、高速
推進時に浸水位置する船底外板の船首側に近い位置に、
表面に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を
舷方向に延びるように設け、且つ該各空気吹き出し器
に、加圧空気供給源に一端を接続した空気送給管の他端
をそれぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ
備えた構成とする。
決するために、通常推進時と高速推進時とで船首部の吃
水が大きく変化する船舶における通常推進時の船首部船
側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう
領域でしかも静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹
き出し口を有する空気吹き出し器を設けると共に、高速
推進時に浸水位置する船底外板の船首側に近い位置に、
表面に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を
舷方向に延びるように設け、且つ該各空気吹き出し器
に、加圧空気供給源に一端を接続した空気送給管の他端
をそれぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ
備えた構成とする。
【0009】滑走艇の如き船舶に適用することにより、
通常推進時は、船首部の空気吹き出し器用の開閉弁を開
くようにする。これにより、船首部の空気吹き出し器の
部分から発生した微小気泡が流線に乗って送られるた
め、船体の浸水部表面を微小気泡で覆うことができて浸
水部のボイド率を向上させることができ、船体に作用す
る摩擦抵抗を低減できるようになる。一方、高速推進時
には、船底の空気吹き出し器用の開閉弁を開くことによ
り、船底の空気吹き出し器の部分から発生した微小気泡
が船底に沿って船尾方向へ送られることになる。
通常推進時は、船首部の空気吹き出し器用の開閉弁を開
くようにする。これにより、船首部の空気吹き出し器の
部分から発生した微小気泡が流線に乗って送られるた
め、船体の浸水部表面を微小気泡で覆うことができて浸
水部のボイド率を向上させることができ、船体に作用す
る摩擦抵抗を低減できるようになる。一方、高速推進時
には、船底の空気吹き出し器用の開閉弁を開くことによ
り、船底の空気吹き出し器の部分から発生した微小気泡
が船底に沿って船尾方向へ送られることになる。
【0010】タンカーの如き船舶に適用する場合には、
満載時の船首部船側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方
向へ流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置と、空
載時の船首部船側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方向
へ流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置に、表面
に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器をそれ
ぞれ設け、且つ該各空気吹き出し器に、加圧空気供給源
に一端を接続した空気送給管の他端をそれぞれ接続し、
該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ備えた構成とするこ
とによって、満載時には上段の空気吹き出し器の部分か
ら、又、空載時には下段の空気吹き出し器の部分から微
小空気を発生させるようにすることにより、吃水が大き
く変化しても船体の浸水部表面が微小気泡で覆われるこ
とになる。
満載時の船首部船側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方
向へ流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置と、空
載時の船首部船側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方向
へ流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置に、表面
に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器をそれ
ぞれ設け、且つ該各空気吹き出し器に、加圧空気供給源
に一端を接続した空気送給管の他端をそれぞれ接続し、
該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ備えた構成とするこ
とによって、満載時には上段の空気吹き出し器の部分か
ら、又、空載時には下段の空気吹き出し器の部分から微
小空気を発生させるようにすることにより、吃水が大き
く変化しても船体の浸水部表面が微小気泡で覆われるこ
とになる。
【0011】又、船首部に設ける空気吹き出し器を船首
尾方向に延びる細長い形状とした構成とすると、微小気
泡が船底や船尾の各方向へ効率よく送られることにな
る。
尾方向に延びる細長い形状とした構成とすると、微小気
泡が船底や船尾の各方向へ効率よく送られることにな
る。
【0012】更に、空気吹き出し器を、多数の空気吹き
出し口を穿設した多孔板と該多孔板の内側に設けたシー
チェストとからなる構成とし、船体の外板に設けた開口
部に嵌合させて設置するようにした構成とすると、空気
吹き出し器は船体の外板と面一になるので、推進時に抵
抗となるようなことがなくなる。
出し口を穿設した多孔板と該多孔板の内側に設けたシー
チェストとからなる構成とし、船体の外板に設けた開口
部に嵌合させて設置するようにした構成とすると、空気
吹き出し器は船体の外板と面一になるので、推進時に抵
抗となるようなことがなくなる。
【0013】更に又、空気吹き出し器を、船体の外板に
多数の空気吹き出し口を穿設し且つその内側にシーチェ
ストを設けて形成するようにした構成とすると、船体の
構造強度的に有利となる。
多数の空気吹き出し口を穿設し且つその内側にシーチェ
ストを設けて形成するようにした構成とすると、船体の
構造強度的に有利となる。
【0014】一方、加圧空気供給源として空気ボンベを
用いるようにすると、動力装置が不要となり、ランニン
グコストを安くすることができる。
用いるようにすると、動力装置が不要となり、ランニン
グコストを安くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0016】図1(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は本発明の
実施の一形態を示すもので、通常推進時と滑走状態とな
る高速推進時とで船首部の吃水が大きく変化し、高速推
進時に船体1の船首部2が大きく浮上する如き姿勢で滑
走する小型の船舶への適用例を示す。通常推進時におけ
る船首部2の船側外板3の浸水部で且つ船底や船尾の方
向へ流線5が向かうようになっている領域でしかも静圧
の小さい位置(吃水線D.Lよりもやや下側位置)に、
船首尾方向に長い開口部6を設け、たとえば直径2mmと
した多数の空気吹き出し口(細孔)7を5mmピッチで穿
設した多孔板8と空気吹き出し口7を取り囲むように該
多孔板8の内側に一体に設けたシーチェスト9とからな
る長さの長いボックス形状の空気吹き出し器10aを、
多孔板8の表面が船側外板3と面一になるように上記開
口部6に嵌め込んで水密状態に取り付ける。
実施の一形態を示すもので、通常推進時と滑走状態とな
る高速推進時とで船首部の吃水が大きく変化し、高速推
進時に船体1の船首部2が大きく浮上する如き姿勢で滑
走する小型の船舶への適用例を示す。通常推進時におけ
る船首部2の船側外板3の浸水部で且つ船底や船尾の方
向へ流線5が向かうようになっている領域でしかも静圧
の小さい位置(吃水線D.Lよりもやや下側位置)に、
船首尾方向に長い開口部6を設け、たとえば直径2mmと
した多数の空気吹き出し口(細孔)7を5mmピッチで穿
設した多孔板8と空気吹き出し口7を取り囲むように該
多孔板8の内側に一体に設けたシーチェスト9とからな
る長さの長いボックス形状の空気吹き出し器10aを、
多孔板8の表面が船側外板3と面一になるように上記開
口部6に嵌め込んで水密状態に取り付ける。
【0017】又、滑走状態となる高速推進時に船首部2
が浮上しても浸水部となる位置の船底外板4で且つ船首
側に近い位置に、舷方向に延びる開口部11を設けて、
図1(ハ)(ニ)に示す如く、該開口部11に、上記船
首部2の空気吹き出し器10aと同様に、多数の空気吹
き出し口7を穿設した多孔板8とシーチェスト9とから
なる空気吹き出し器10bを嵌め込んで水密状態に取り
付ける。
が浮上しても浸水部となる位置の船底外板4で且つ船首
側に近い位置に、舷方向に延びる開口部11を設けて、
図1(ハ)(ニ)に示す如く、該開口部11に、上記船
首部2の空気吹き出し器10aと同様に、多数の空気吹
き出し口7を穿設した多孔板8とシーチェスト9とから
なる空気吹き出し器10bを嵌め込んで水密状態に取り
付ける。
【0018】一方、船体1の船首部2に、電動機12に
よって駆動されるブロワ13を加圧空気供給源として設
置し、該ブロワ13に一端を接続した空気送給管14の
他端側を分配ヘッダー15に接続し、該分配ヘッダー1
5に接続させた空気送給管14aと14bを、上記各空
気吹き出し器10aと10bのシーチェスト9に接続
し、且つ上記各空気送給管14aと14bに開閉弁16
aと16bを各々備え、通常推進時には、空気吹き出し
器10aの空気吹き出し口7から加圧空気17を吹き出
させて発生させた所要径の微小気泡18を各方向へ向か
う流線5に乗せて流せるようにし、高速推進時には、空
気吹き出し器10bの空気吹き出し口7から加圧空気1
7を吹き出させて発生させた所要径の微小気泡18を船
底に沿う流線に乗せて船尾方向へ流せるようにする。
よって駆動されるブロワ13を加圧空気供給源として設
置し、該ブロワ13に一端を接続した空気送給管14の
他端側を分配ヘッダー15に接続し、該分配ヘッダー1
5に接続させた空気送給管14aと14bを、上記各空
気吹き出し器10aと10bのシーチェスト9に接続
し、且つ上記各空気送給管14aと14bに開閉弁16
aと16bを各々備え、通常推進時には、空気吹き出し
器10aの空気吹き出し口7から加圧空気17を吹き出
させて発生させた所要径の微小気泡18を各方向へ向か
う流線5に乗せて流せるようにし、高速推進時には、空
気吹き出し器10bの空気吹き出し口7から加圧空気1
7を吹き出させて発生させた所要径の微小気泡18を船
底に沿う流線に乗せて船尾方向へ流せるようにする。
【0019】本発明者等は、船体形状が与えられると、
船体周りにおいて流線に沿って流れる微小気泡の乱流拡
散を考慮した運動と任意位置でのボイド率分布を求める
計算式を確立した。乱流拡散の影響は、等方性乱流の仮
定の基で乱数を用いて、X軸、Y軸、Z軸(上向き)方
向の流速を変動させ、微小気泡の軌跡に乱れを与えるこ
とにより考慮した。すなわち、微小気泡のランダムな運
動をモンテカルロ法により直接的にシミュレートした。
微小気泡の運動が計算されると、ボイド率は、ある時刻
における検査領域内(セル内)に存在する微小気泡の体
積を検査領域(セル)の体積で除することにより求める
ことができる。
船体周りにおいて流線に沿って流れる微小気泡の乱流拡
散を考慮した運動と任意位置でのボイド率分布を求める
計算式を確立した。乱流拡散の影響は、等方性乱流の仮
定の基で乱数を用いて、X軸、Y軸、Z軸(上向き)方
向の流速を変動させ、微小気泡の軌跡に乱れを与えるこ
とにより考慮した。すなわち、微小気泡のランダムな運
動をモンテカルロ法により直接的にシミュレートした。
微小気泡の運動が計算されると、ボイド率は、ある時刻
における検査領域内(セル内)に存在する微小気泡の体
積を検査領域(セル)の体積で除することにより求める
ことができる。
【0020】したがって、このようにして求めたボイド
率の分布を基に、摩擦抵抗低減に効果のある高いボイド
率が得られるような通常推進時の船首部2での流線の軌
跡と高速推進時の船底での流線の軌跡を求めて、上記空
気吹き出し器10a,10bの取り付け位置及び範囲を
決定した。
率の分布を基に、摩擦抵抗低減に効果のある高いボイド
率が得られるような通常推進時の船首部2での流線の軌
跡と高速推進時の船底での流線の軌跡を求めて、上記空
気吹き出し器10a,10bの取り付け位置及び範囲を
決定した。
【0021】通常推進時には、船首部2の空気吹き出し
器10aのみを使用するため、開閉弁16aのみを開い
た状態とし、次いで、ブロワ13を電動機12で駆動し
て、加圧空気17を空気送給管14、分配ヘッダー1
5、空気送給管14aを通し空気吹き出し器10a内に
導き、該空気吹き出し器10a表面の多数の空気吹き出
し口7を通して水中へ吹き出させて微小気泡18を発生
させるようにする。発生した微小気泡18は流線5に乗
って流れることになり、空気吹き出し器10aの前端側
から発生させられた微小気泡18は船底に入るような流
線に沿って流れ、空気吹き出し器10aの後端側で発生
させられた微小気泡18は船側に沿って流れるようにな
り、船体表面を微小気泡18で覆うことができて船体1
の浸水部表面に微小気泡18によるボイドが形成される
ことになり、このボイドの存在により船体の摩擦抵抗を
低減することができる。
器10aのみを使用するため、開閉弁16aのみを開い
た状態とし、次いで、ブロワ13を電動機12で駆動し
て、加圧空気17を空気送給管14、分配ヘッダー1
5、空気送給管14aを通し空気吹き出し器10a内に
導き、該空気吹き出し器10a表面の多数の空気吹き出
し口7を通して水中へ吹き出させて微小気泡18を発生
させるようにする。発生した微小気泡18は流線5に乗
って流れることになり、空気吹き出し器10aの前端側
から発生させられた微小気泡18は船底に入るような流
線に沿って流れ、空気吹き出し器10aの後端側で発生
させられた微小気泡18は船側に沿って流れるようにな
り、船体表面を微小気泡18で覆うことができて船体1
の浸水部表面に微小気泡18によるボイドが形成される
ことになり、このボイドの存在により船体の摩擦抵抗を
低減することができる。
【0022】一方、滑走状態となる高速推進時には、船
体1は、図2に示す如く、船首部2が水面から浮上する
如き傾斜姿勢となるので、船首部2の空気吹き出し器1
0aからは水中へ加圧空気17を吹き出せなくなってし
まう。したがって、このような場合は、上記船首部2の
空気吹き出し器10aを使用しないようにするため開閉
弁16aを閉じて、船底の空気吹き出し器10bを使用
するため、開閉弁16bを開くようにする。これによ
り、加圧空気17は空気吹き出し器10b内に導かれ、
多数の空気吹き出し口7から吹き出されて微小気泡18
が発生させられる。発生した微小気泡18は船底に沿う
流線に乗って船尾方向へ送られることになると共に、一
部の微小気泡18が船尾部の船側に沿って浮上させられ
ることになる。このため、船体1の浸水部表面を微小気
泡18で覆うことができて摩擦抵抗を低減することがで
きる。
体1は、図2に示す如く、船首部2が水面から浮上する
如き傾斜姿勢となるので、船首部2の空気吹き出し器1
0aからは水中へ加圧空気17を吹き出せなくなってし
まう。したがって、このような場合は、上記船首部2の
空気吹き出し器10aを使用しないようにするため開閉
弁16aを閉じて、船底の空気吹き出し器10bを使用
するため、開閉弁16bを開くようにする。これによ
り、加圧空気17は空気吹き出し器10b内に導かれ、
多数の空気吹き出し口7から吹き出されて微小気泡18
が発生させられる。発生した微小気泡18は船底に沿う
流線に乗って船尾方向へ送られることになると共に、一
部の微小気泡18が船尾部の船側に沿って浮上させられ
ることになる。このため、船体1の浸水部表面を微小気
泡18で覆うことができて摩擦抵抗を低減することがで
きる。
【0023】上記において、微小気泡18は、加圧空気
17が空気吹き出し口7を通過する際のオリフィス作用
によって発生するもので、空気吹き出し口7と該空気吹
き出し口7に接する水との相対移動により容易且つ確実
に気泡化される。しかも、吹き出し口7は通常推進時と
高速推進時でそれぞれ静圧の最も小さい位置に設定して
あることから、微小気泡18を発生させる際の動力は小
さくて済む利点がある。なお、上記空気吹き出し器10
aは船側外板3に設けた開口部6に、又、上記空気吹き
出し器10bは船底外板4に設けた開口部11にそれぞ
れ嵌め込むようにして取り付けてあって、外板と面一に
できるため、推進抵抗を受けるようなことはない。
17が空気吹き出し口7を通過する際のオリフィス作用
によって発生するもので、空気吹き出し口7と該空気吹
き出し口7に接する水との相対移動により容易且つ確実
に気泡化される。しかも、吹き出し口7は通常推進時と
高速推進時でそれぞれ静圧の最も小さい位置に設定して
あることから、微小気泡18を発生させる際の動力は小
さくて済む利点がある。なお、上記空気吹き出し器10
aは船側外板3に設けた開口部6に、又、上記空気吹き
出し器10bは船底外板4に設けた開口部11にそれぞ
れ嵌め込むようにして取り付けてあって、外板と面一に
できるため、推進抵抗を受けるようなことはない。
【0024】次に、図3(イ)(ロ)は本発明の他の実
施の形態を示すもので、船側外板3、船底外板4に開口
部6,11を設けて、これら開口部6,11に多孔板8
を取り付け、且つ該多孔板8にシーチェスト9を一体化
させることにより空気吹き出し器10a,10bを構成
することに代えて、開口部6を形成する位置の船側外板
3、開口部11を形成する位置の船底外板4にそれぞれ
空気吹き出し口7を直接穿設してシーチェスト9を一体
化させることにより空気吹き出し器10a,10bを構
成するようにしたものである。
施の形態を示すもので、船側外板3、船底外板4に開口
部6,11を設けて、これら開口部6,11に多孔板8
を取り付け、且つ該多孔板8にシーチェスト9を一体化
させることにより空気吹き出し器10a,10bを構成
することに代えて、開口部6を形成する位置の船側外板
3、開口部11を形成する位置の船底外板4にそれぞれ
空気吹き出し口7を直接穿設してシーチェスト9を一体
化させることにより空気吹き出し器10a,10bを構
成するようにしたものである。
【0025】図3(イ)(ロ)に示すように構成する
と、船側外板3、船底外板4に大きな開口部6,11を
設ける必要がないので、船体1の構造強度的に有利とな
る。
と、船側外板3、船底外板4に大きな開口部6,11を
設ける必要がないので、船体1の構造強度的に有利とな
る。
【0026】次いで、図4は本発明の更に他の実施の形
態を示すもので、上記実施の形態における電動機12に
よって駆動されるブロワ13に代えて、加圧空気供給源
として、空気送給管14の端部に、着脱具19を介して
着脱できるようにした空気ボンベ20を用いるようにし
たものである。
態を示すもので、上記実施の形態における電動機12に
よって駆動されるブロワ13に代えて、加圧空気供給源
として、空気送給管14の端部に、着脱具19を介して
着脱できるようにした空気ボンベ20を用いるようにし
たものである。
【0027】加圧空気供給源として空気ボンベ20を用
いるようにすると、加圧空気17を吹き出させるための
動力装置が不要となることから、装置全体の費用及びラ
ンニングコストを安くすることができる、という利点が
ある。
いるようにすると、加圧空気17を吹き出させるための
動力装置が不要となることから、装置全体の費用及びラ
ンニングコストを安くすることができる、という利点が
ある。
【0028】図5(イ)(ロ)は満載時と空載時とで船
体1の船首部2の吃水が大きく変化するタンカーの如き
大型の船舶への適用例を示すもので、船首部2の船側外
板3における満載時の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ
流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置と、空載時
の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域で
しかも静圧の小さい位置とに、それぞれ図1(ロ)又は
図3(イ)に示したと同様な構成としてある空気吹き出
し器10aをそれぞれ設け、吃水の変化に応じて使用す
る空気吹き出し器10aを上下段で選択できるようにし
たものである。なお、図5において図1と対応する部分
には同一符号が付してある。
体1の船首部2の吃水が大きく変化するタンカーの如き
大型の船舶への適用例を示すもので、船首部2の船側外
板3における満載時の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ
流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置と、空載時
の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域で
しかも静圧の小さい位置とに、それぞれ図1(ロ)又は
図3(イ)に示したと同様な構成としてある空気吹き出
し器10aをそれぞれ設け、吃水の変化に応じて使用す
る空気吹き出し器10aを上下段で選択できるようにし
たものである。なお、図5において図1と対応する部分
には同一符号が付してある。
【0029】図5(イ)(ロ)に示すようにした場合、
船首部2の吃水が深くなる満載時には、上段の空気吹き
出し器10aの部分から微小気泡を発生させるように
し、船首部2の吃水が浅くなる空載時には、下段の空気
吹き出し器10aの部分から微小気泡を発生させるよう
にすることにより、常時、船体1の浸水部表面を微小気
泡で覆うことができて摩擦抵抗を低減することができ
る。
船首部2の吃水が深くなる満載時には、上段の空気吹き
出し器10aの部分から微小気泡を発生させるように
し、船首部2の吃水が浅くなる空載時には、下段の空気
吹き出し器10aの部分から微小気泡を発生させるよう
にすることにより、常時、船体1の浸水部表面を微小気
泡で覆うことができて摩擦抵抗を低減することができ
る。
【0030】なお、上記実施の形態では、一連の長い空
気吹き出し器10a,10bを用いるようにした場合を
示したが、船首部2に設ける空気吹き出し器10aは長
さの短かいボックス形状のものとしてもよく、又、空気
吹き出し器10aを長手方向に分割構造としてもよいこ
と、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
気吹き出し器10a,10bを用いるようにした場合を
示したが、船首部2に設ける空気吹き出し器10aは長
さの短かいボックス形状のものとしてもよく、又、空気
吹き出し器10aを長手方向に分割構造としてもよいこ
と、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の船舶の摩擦抵
抗低減装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 通常推進時と高速推進時とで船首部の吃水が大きく
変化する船舶における通常推進時の船首部船側外板の浸
水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域でしか
も静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹き出し口を
有する空気吹き出し器を設けると共に、高速推進時に浸
水位置する船底外板の船首側に近い位置に、表面に多数
の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を舷方向に延
びるように設け、且つ該各空気吹き出し器に、加圧空気
供給源に一端を接続した空気送給管の他端をそれぞれ接
続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ備えた構成と
してあるので、滑走艇の如き船舶に適用することによ
り、通常推進時と高速推進時とで変化する吃水の状況に
対応して、通常推進時は船首部の空気吹き出し器から、
又、高速推進時は船底の空気吹き出し器からそれぞれ加
圧空気を吹き出させ、発生させた微小気泡を流線に乗せ
て送るようにすることができ、これにより、船首部が没
水状態から大きく浮上するように船体の姿勢が変化して
も船体表面を微小気泡で覆って良好なボイドを形成する
ことができて、船体に作用する摩擦抵抗を低減すること
ができ、通常推進時であっても高速推進時であっても推
進性能を飛躍的に向上させることができる。 (2) 満載時と空載時とで吃水が大きく変化するタンカー
の如き船舶に適用する場合は、満載時の船首部船側外板
の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域で
しかも静圧の小さい位置と、空載時の船首部船側外板の
浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域でし
かも静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹き出し口
を有する空気吹き出し器をそれぞれ設け、且つ該各空気
吹き出し器に、加圧空気供給源に一端を接続した空気送
給管の他端をそれぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁
をそれぞれ備えた構成とすることにより、満載時は船首
部の上段の空気吹き出し器の位置から、又、空載時は船
首部の下段の空気吹き出し器の位置から微小気泡を発生
させて流線に乗せて送ることができ、これにより、船首
部の吃水が大きく変化しても船体表面を微小気泡で覆っ
て良好なボイドを形成することができて、船体に作用す
る摩擦抵抗を低減することができ、満載時であっても空
載時であっても推進性能を飛躍的に向上させることがで
きる。 (3) 船首部に設ける空気吹き出し器を船首尾方向に延び
る細長い形状とした構成とすることにより、微小気泡を
流線に乗せて船底や船尾の各方向へ効率よく送ることが
できる。 (4) 空気吹き出し器を、多数の空気吹き出し口を穿設し
た多孔板と該多孔板の内側に設けたシーチェストとから
なる構成とし、船体の外板に設けた開口部に嵌合させて
設置するようにした構成とすることにより、空気吹き出
し器を船体の外板と面一にすることができるので、推進
抵抗となることがない。 (5) 空気吹き出し器を、船体の外板に多数の空気吹き出
し口を穿設し且つその内側にシーチェストを設けて形成
するようにした構成とすることによって、船体の構造強
度的に有利となる。 (6) 加圧空気供給源として空気ボンベを用いるようにす
ると、動力装置が不要となり、ランニングコストを安価
にすることができる。
抗低減装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 通常推進時と高速推進時とで船首部の吃水が大きく
変化する船舶における通常推進時の船首部船側外板の浸
水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域でしか
も静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹き出し口を
有する空気吹き出し器を設けると共に、高速推進時に浸
水位置する船底外板の船首側に近い位置に、表面に多数
の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を舷方向に延
びるように設け、且つ該各空気吹き出し器に、加圧空気
供給源に一端を接続した空気送給管の他端をそれぞれ接
続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ備えた構成と
してあるので、滑走艇の如き船舶に適用することによ
り、通常推進時と高速推進時とで変化する吃水の状況に
対応して、通常推進時は船首部の空気吹き出し器から、
又、高速推進時は船底の空気吹き出し器からそれぞれ加
圧空気を吹き出させ、発生させた微小気泡を流線に乗せ
て送るようにすることができ、これにより、船首部が没
水状態から大きく浮上するように船体の姿勢が変化して
も船体表面を微小気泡で覆って良好なボイドを形成する
ことができて、船体に作用する摩擦抵抗を低減すること
ができ、通常推進時であっても高速推進時であっても推
進性能を飛躍的に向上させることができる。 (2) 満載時と空載時とで吃水が大きく変化するタンカー
の如き船舶に適用する場合は、満載時の船首部船側外板
の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域で
しかも静圧の小さい位置と、空載時の船首部船側外板の
浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域でし
かも静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹き出し口
を有する空気吹き出し器をそれぞれ設け、且つ該各空気
吹き出し器に、加圧空気供給源に一端を接続した空気送
給管の他端をそれぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁
をそれぞれ備えた構成とすることにより、満載時は船首
部の上段の空気吹き出し器の位置から、又、空載時は船
首部の下段の空気吹き出し器の位置から微小気泡を発生
させて流線に乗せて送ることができ、これにより、船首
部の吃水が大きく変化しても船体表面を微小気泡で覆っ
て良好なボイドを形成することができて、船体に作用す
る摩擦抵抗を低減することができ、満載時であっても空
載時であっても推進性能を飛躍的に向上させることがで
きる。 (3) 船首部に設ける空気吹き出し器を船首尾方向に延び
る細長い形状とした構成とすることにより、微小気泡を
流線に乗せて船底や船尾の各方向へ効率よく送ることが
できる。 (4) 空気吹き出し器を、多数の空気吹き出し口を穿設し
た多孔板と該多孔板の内側に設けたシーチェストとから
なる構成とし、船体の外板に設けた開口部に嵌合させて
設置するようにした構成とすることにより、空気吹き出
し器を船体の外板と面一にすることができるので、推進
抵抗となることがない。 (5) 空気吹き出し器を、船体の外板に多数の空気吹き出
し口を穿設し且つその内側にシーチェストを設けて形成
するようにした構成とすることによって、船体の構造強
度的に有利となる。 (6) 加圧空気供給源として空気ボンベを用いるようにす
ると、動力装置が不要となり、ランニングコストを安価
にすることができる。
【図1】本発明の船舶の摩擦抵抗低減装置の実施の一形
態を示すもので、(イ)は一部切断側面図、(ロ)は
(イ)のA−A拡大矢視図、(ハ)は(イ)のB−B矢
視図、(ニ)は(ハ)のC−C拡大矢視図である。
態を示すもので、(イ)は一部切断側面図、(ロ)は
(イ)のA−A拡大矢視図、(ハ)は(イ)のB−B矢
視図、(ニ)は(ハ)のC−C拡大矢視図である。
【図2】高速推進時の船体の側面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すもので、(イ)
は船側の空気吹き出し器の拡大断面図、(ロ)は船底の
空気吹き出し器の拡大断面図である。
は船側の空気吹き出し器の拡大断面図、(ロ)は船底の
空気吹き出し器の拡大断面図である。
【図4】本発明の更に他の実施の形態を示す船首部の概
略図である。
略図である。
【図5】他の船舶への適用例を示すもので、(イ)は満
載時の船体の姿勢を示す側面図、(ロ)は空載時の船体
の姿勢を示す側面図である。
載時の船体の姿勢を示す側面図、(ロ)は空載時の船体
の姿勢を示す側面図である。
1 船体 2 船首部 3 船側外板 4 船底外板 5 流線 10a,10b 空気吹き出し器 13 ブロワ(加圧空気供給源) 14,14a,14b 空気送給管 16a,16b 開閉弁 20 空気ボンベ(加圧空気供給源)
Claims (6)
- 【請求項1】 通常推進時と高速推進時とで船首部の吃
水が大きく変化する船舶における通常推進時の船首部船
側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう
領域でしかも静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹
き出し口を有する空気吹き出し器を設けると共に、高速
推進時に浸水位置する船底外板の船首側に近い位置に、
表面に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を
舷方向に延びるように設け、且つ該各空気吹き出し器
に、加圧空気供給源に一端を接続した空気送給管の他端
をそれぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ
備えた構成を有することを特徴とする船舶の摩擦抵抗低
減装置。 - 【請求項2】 満載時と空載時とで吃水が大きく変化す
る船舶における満載時の船首部船側外板の浸水部で且つ
船底や船尾の方向へ流線が向かう領域でしかも静圧の小
さい位置と、空載時の船首部船側外板の浸水部で且つ船
底や船尾の方向へ流線が向かう領域でしかも静圧の小さ
い位置に、表面に多数の空気吹き出し口を有する空気吹
き出し器をそれぞれ設け、且つ該各空気吹き出し器に、
加圧空気供給源に一端を接続した空気送給管の他端をそ
れぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ備え
た構成を有することを特徴とする船舶の摩擦抵抗低減装
置。 - 【請求項3】 船首部に設ける空気吹き出し器を船首尾
方向に延びる細長い形状とした請求項1又は2記載の船
舶の摩擦抵抗低減装置。 - 【請求項4】 空気吹き出し器を、多数の空気吹き出し
口を穿設した多孔板と該多孔板の内側に設けたシーチェ
ストとからなる構成とし、船体の外板に設けた開口部に
嵌合させて設置するようにした請求項1、2又は3記載
の船舶の摩擦抵抗低減装置。 - 【請求項5】 空気吹き出し器を、船体の外板に多数の
空気吹き出し口を穿設し且つその内側にシーチェストを
設けて形成するようにした請求項1、2又は3記載の船
舶の摩擦抵抗低減装置。 - 【請求項6】 加圧空気供給源として空気ボンベを用い
るようにした請求項1、3、4又は5記載の船舶の摩擦
抵抗低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106424A JPH09272490A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 船舶の摩擦抵抗低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106424A JPH09272490A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 船舶の摩擦抵抗低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272490A true JPH09272490A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14433287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106424A Pending JPH09272490A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 船舶の摩擦抵抗低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09272490A (ja) |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8106424A patent/JPH09272490A/ja active Pending
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