JPH09273645A - 弁装置におけるばね撓み調整装置 - Google Patents
弁装置におけるばね撓み調整装置Info
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- JPH09273645A JPH09273645A JP8027996A JP8027996A JPH09273645A JP H09273645 A JPH09273645 A JP H09273645A JP 8027996 A JP8027996 A JP 8027996A JP 8027996 A JP8027996 A JP 8027996A JP H09273645 A JPH09273645 A JP H09273645A
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- spring
- valve device
- valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可調節ばねの圧縮代を弁装置の外部から容易
に、しかも無段階で、作動性能に悪影響を与えることな
く、調節可能なばね撓み調整装置を提供する。 【解決手段】 系内の流体の圧力が一定値以上になる
と、可調節ばね26の圧縮力を利用して弁口を開く。こ
の可調節ばねの圧縮力を調節するために、弁装置の内部
にはハンドルブッシュ22が回転自在に配設されてい
る。このハンドルブッシュ22を弁装置の外部から回転
させるため、該ハンドルブッシュの周りにウオーム歯車
23が装着されると共に、このウオーム歯車と噛み合う
ウオーム24を有する作動軸45が弁装置の外部に延び
ている。外部のハンドルにより作動軸45を回すとハン
ドルブッシュも回転し、その回転は調節スリーブ21の
上下動に変換され、この上下動により可調節ばね26の
圧縮代が変更される。
に、しかも無段階で、作動性能に悪影響を与えることな
く、調節可能なばね撓み調整装置を提供する。 【解決手段】 系内の流体の圧力が一定値以上になる
と、可調節ばね26の圧縮力を利用して弁口を開く。こ
の可調節ばねの圧縮力を調節するために、弁装置の内部
にはハンドルブッシュ22が回転自在に配設されてい
る。このハンドルブッシュ22を弁装置の外部から回転
させるため、該ハンドルブッシュの周りにウオーム歯車
23が装着されると共に、このウオーム歯車と噛み合う
ウオーム24を有する作動軸45が弁装置の外部に延び
ている。外部のハンドルにより作動軸45を回すとハン
ドルブッシュも回転し、その回転は調節スリーブ21の
上下動に変換され、この上下動により可調節ばね26の
圧縮代が変更される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、系内の圧力が一定
値以上になると開弁する安全弁もしくは逃し弁のような
弁装置に関し、特に、ばねの圧縮力を利用したかかる弁
装置に関するものである。
値以上になると開弁する安全弁もしくは逃し弁のような
弁装置に関し、特に、ばねの圧縮力を利用したかかる弁
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような弁装置においては、その作動
圧力を調節するために、ばねの撓みを調整可能であるこ
とが必要であり、該ばねには一般的にばね撓み調整装置
が設けられている。図3は、そのようなばね撓み調整装
置の代表的な従来例が組み込まれた安全弁の要部を示し
ている。
圧力を調節するために、ばねの撓みを調整可能であるこ
とが必要であり、該ばねには一般的にばね撓み調整装置
が設けられている。図3は、そのようなばね撓み調整装
置の代表的な従来例が組み込まれた安全弁の要部を示し
ている。
【0003】図3において、1はスプリングケース、2
はその頂部に取り付けられたキャップであり、弁棒3の
上端部は、スプリングケース1を貫いて上方に延び、キ
ャップ2の中に入っている。この弁棒3には、典型的に
はコイルばねである可調節ばね4を上から抑えるばね抑
え5が遊嵌すると共に、該ばね抑え5の軸方向位置を調
節するために、該ばね抑え5と係合するようにばね撓み
調整装置、即ち調節スリーブ6が遊嵌している。該調節
スリーブ6の外周には雄ねじが切られていて、スプリン
グケース1に螺合している。可調節ばね4の圧縮力を調
節する際には、調節スリーブ6を回して上動又は下動さ
せれば、ばね抑え5も上動又は下動して、可調節ばね4
が弛緩又は圧縮される。これにより、弁棒3の図示しな
い下端部に設けられた弁体が弁口の弁座から離脱させる
ために必要な流体圧力の値が調節される。
はその頂部に取り付けられたキャップであり、弁棒3の
上端部は、スプリングケース1を貫いて上方に延び、キ
ャップ2の中に入っている。この弁棒3には、典型的に
はコイルばねである可調節ばね4を上から抑えるばね抑
え5が遊嵌すると共に、該ばね抑え5の軸方向位置を調
節するために、該ばね抑え5と係合するようにばね撓み
調整装置、即ち調節スリーブ6が遊嵌している。該調節
スリーブ6の外周には雄ねじが切られていて、スプリン
グケース1に螺合している。可調節ばね4の圧縮力を調
節する際には、調節スリーブ6を回して上動又は下動さ
せれば、ばね抑え5も上動又は下動して、可調節ばね4
が弛緩又は圧縮される。これにより、弁棒3の図示しな
い下端部に設けられた弁体が弁口の弁座から離脱させる
ために必要な流体圧力の値が調節される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のばね撓
み調整装置において、調節スリーブ6を回転させるため
には、先ず、スプリングケース1に螺合しているキャッ
プ2を外して、弁棒3の上端部を露出させた後、スプリ
ングケース1の天井部にある突出部1aに嵌合している
ロックスリーブ7を上方に抜き取ってから、調節スリー
ブ6を回転可能な状態とする面倒な操作が必要である。
み調整装置において、調節スリーブ6を回転させるため
には、先ず、スプリングケース1に螺合しているキャッ
プ2を外して、弁棒3の上端部を露出させた後、スプリ
ングケース1の天井部にある突出部1aに嵌合している
ロックスリーブ7を上方に抜き取ってから、調節スリー
ブ6を回転可能な状態とする面倒な操作が必要である。
【0005】しかも、突出部1aの外周面の断面形状
は、使用中に調節スリーブ6が回転して緩まないよう、
円形から、直径方向に対峙した2つの三日月形部分を切
り欠いた形状であり、また、該突出部1aに嵌合するロ
ックスリーブ7の下端部も同様の形状であるため、且
つ、調節スリーブ6及びロックスリーブ7は、図示しな
いが、調節スリーブ6の上端部6aの外周に形成された
水平断面が正8角形の部分と、ロックスリーブ7のフラ
ンジ状上端部7aの内周に形成された水平断面が正6角
形の部分とが嵌合して組み合っているため、調節スリー
ブ6の1回の最小回転角度は、360°/16=22.
5°にしかならず、従来のばね撓み調整装置は、調節精
度が悪いという難点があった。
は、使用中に調節スリーブ6が回転して緩まないよう、
円形から、直径方向に対峙した2つの三日月形部分を切
り欠いた形状であり、また、該突出部1aに嵌合するロ
ックスリーブ7の下端部も同様の形状であるため、且
つ、調節スリーブ6及びロックスリーブ7は、図示しな
いが、調節スリーブ6の上端部6aの外周に形成された
水平断面が正8角形の部分と、ロックスリーブ7のフラ
ンジ状上端部7aの内周に形成された水平断面が正6角
形の部分とが嵌合して組み合っているため、調節スリー
ブ6の1回の最小回転角度は、360°/16=22.
5°にしかならず、従来のばね撓み調整装置は、調節精
度が悪いという難点があった。
【0006】更に、調節スリーブ6を回転する場合、こ
の調節スリーブ6には可調節ばね4の圧縮力の反作用が
ばね抑え5を介して作用しているため、調節に大きな力
が必要であり、作業性の向上の観点からも、解決が望ま
れていた。
の調節スリーブ6には可調節ばね4の圧縮力の反作用が
ばね抑え5を介して作用しているため、調節に大きな力
が必要であり、作業性の向上の観点からも、解決が望ま
れていた。
【0007】従って、本発明の主な目的は、可調節ばね
の圧縮代を弁装置の外部から容易に調節可能なばね撓み
調整装置を提供することである。また、本発明の別の目
的は、上述のような調節の容易性に加えて、調節を実質
的に無段階で精度良く行うことができるばね撓み調整装
置を提供することである。本発明の更に別の目的は、可
調節ばねの圧縮代の調整時に弁装置の作動性能に悪影響
を与えることのないばね撓み調整装置を提供することで
ある。
の圧縮代を弁装置の外部から容易に調節可能なばね撓み
調整装置を提供することである。また、本発明の別の目
的は、上述のような調節の容易性に加えて、調節を実質
的に無段階で精度良く行うことができるばね撓み調整装
置を提供することである。本発明の更に別の目的は、可
調節ばねの圧縮代の調整時に弁装置の作動性能に悪影響
を与えることのないばね撓み調整装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的から、請求
項1に記載の本発明は、系内の流体の圧力が一定値以上
になると、可調節ばねの圧縮力を利用して弁口が開く弁
装置におけるばね撓み調整装置は、該弁装置の内部に回
転自在に配設された回転部材と、該回転部材を前記弁装
置の外部から回転させるための駆動装置と、前記回転部
材及び前記可調節ばねの間に介在し、前記回転部材の回
転時に上動又は下動して前記可調節ばねの圧縮代を変化
させる軸方向移動部材とを備えることを特徴としてい
る。このように、弁装置の外部から可調節ばねの圧縮代
を調節可能としているため、調節に際して、かかる弁装
置に備わっているスプリングケースのキャップを外した
りする等という面倒な作業が不要になる。
項1に記載の本発明は、系内の流体の圧力が一定値以上
になると、可調節ばねの圧縮力を利用して弁口が開く弁
装置におけるばね撓み調整装置は、該弁装置の内部に回
転自在に配設された回転部材と、該回転部材を前記弁装
置の外部から回転させるための駆動装置と、前記回転部
材及び前記可調節ばねの間に介在し、前記回転部材の回
転時に上動又は下動して前記可調節ばねの圧縮代を変化
させる軸方向移動部材とを備えることを特徴としてい
る。このように、弁装置の外部から可調節ばねの圧縮代
を調節可能としているため、調節に際して、かかる弁装
置に備わっているスプリングケースのキャップを外した
りする等という面倒な作業が不要になる。
【0009】また、請求項2に記載の本発明によると、
前記駆動装置は、前記弁装置の外部にあるハンドルと、
該ハンドルにより接続されると共に前記弁装置の内部に
延びる作動軸と、該作動軸により回転される複数の回転
伝達部材を含む減速装置とを備え、該回転伝達部材の一
つが前記回転部材の周囲に装着され、前記軸方向移動部
材が該回転部材の内部に配設されている。可調節ばねの
圧縮代の調節の際には、ハンドルを軽く回すだけで、係
合し合う複数の回転伝達部材、ひいては回転部材(ハン
ドルブッシュ)を回転させることができる。そして、該
回転部材の回転量に応じて可調節ばねの圧縮代が決まる
ので、圧縮代は実質的に無段階で精度良く調節される。
請求項3に記載の本発明では、複数の回転伝達部材とし
て、セルフロック機能を発揮するように、前記作動軸に
接続されたウオームと、該ウオームに係合すると共に前
記回転部材の周囲に装着されたウオーム歯車とを用いて
いる。
前記駆動装置は、前記弁装置の外部にあるハンドルと、
該ハンドルにより接続されると共に前記弁装置の内部に
延びる作動軸と、該作動軸により回転される複数の回転
伝達部材を含む減速装置とを備え、該回転伝達部材の一
つが前記回転部材の周囲に装着され、前記軸方向移動部
材が該回転部材の内部に配設されている。可調節ばねの
圧縮代の調節の際には、ハンドルを軽く回すだけで、係
合し合う複数の回転伝達部材、ひいては回転部材(ハン
ドルブッシュ)を回転させることができる。そして、該
回転部材の回転量に応じて可調節ばねの圧縮代が決まる
ので、圧縮代は実質的に無段階で精度良く調節される。
請求項3に記載の本発明では、複数の回転伝達部材とし
て、セルフロック機能を発揮するように、前記作動軸に
接続されたウオームと、該ウオームに係合すると共に前
記回転部材の周囲に装着されたウオーム歯車とを用いて
いる。
【0010】更に、請求項4に記載の本発明によると、
前記弁装置は、前記可調節ばねを収容するスプリングケ
ースと、該スプリングケースの上方に配設されるキャッ
プとを有し、前記軸方向移動部材(調節スリーブ)に
は、前記キャップの内周面に軸方向に移動可能に嵌合す
るガイドプレートが装着されている。従って、軸方向移
動部材はガイドプレートを介してキャップに回転方向に
固定されているため、軸方向移動部材が傾いて関連部分
に損傷を生じさせるようなことがなく、弁装置の安全性
能が確保される。
前記弁装置は、前記可調節ばねを収容するスプリングケ
ースと、該スプリングケースの上方に配設されるキャッ
プとを有し、前記軸方向移動部材(調節スリーブ)に
は、前記キャップの内周面に軸方向に移動可能に嵌合す
るガイドプレートが装着されている。従って、軸方向移
動部材はガイドプレートを介してキャップに回転方向に
固定されているため、軸方向移動部材が傾いて関連部分
に損傷を生じさせるようなことがなく、弁装置の安全性
能が確保される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
即ち実施形態について添付図面を参照して詳細に説明す
るが、図面中、同一符号は同一又は対応部分を示すもの
とする。また、本発明の実施形態を安全弁に関して以下
に説明するが、本発明は、それに限定されるものではな
く、系内の圧力が一定値以上になるとばねの圧縮力を利
用して開弁するような弁装置に適用可能であることを理
解されたい。図1は、本発明の一実施形態によるばね撓
み調整装置が組み込まれた安全弁の要部を示す断面図で
あり、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
図1及び図2において、ほぼ円筒形のスプリングケース
28は、その天井部28aの周辺にフランジ部分28b
を有し、該フランジ部分に、シルクハット状のキャップ
38が、その下端にあるフランジ部分38aで複数個
(図には1個のみを代表的に示す)の頭付きボルト39
により取り付けられている。
即ち実施形態について添付図面を参照して詳細に説明す
るが、図面中、同一符号は同一又は対応部分を示すもの
とする。また、本発明の実施形態を安全弁に関して以下
に説明するが、本発明は、それに限定されるものではな
く、系内の圧力が一定値以上になるとばねの圧縮力を利
用して開弁するような弁装置に適用可能であることを理
解されたい。図1は、本発明の一実施形態によるばね撓
み調整装置が組み込まれた安全弁の要部を示す断面図で
あり、図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。
図1及び図2において、ほぼ円筒形のスプリングケース
28は、その天井部28aの周辺にフランジ部分28b
を有し、該フランジ部分に、シルクハット状のキャップ
38が、その下端にあるフランジ部分38aで複数個
(図には1個のみを代表的に示す)の頭付きボルト39
により取り付けられている。
【0012】弁棒40は、上述のスプリングケース28
の天井部28aを貫いて、キャップ38に延入してい
る。スプリングケース28内には、コイルばねでよい可
調節ばね26が弁棒40の一部を囲んで配設されてお
り、該可調節ばね26の上端はばね抑え41に着座して
いる。図示しないが、弁棒40の下端部には、周知のよ
うに弁体が装着されており、通常、該弁体は、可調節ば
ね26の圧縮力により流体通路にある弁口に着座してい
るが、流体の圧力が一定値以上になると、上記圧縮力に
打ち勝って弁棒40を例えば持ち上げることにより、上
記弁口を開き、流体の圧力を解放するようになってい
る。
の天井部28aを貫いて、キャップ38に延入してい
る。スプリングケース28内には、コイルばねでよい可
調節ばね26が弁棒40の一部を囲んで配設されてお
り、該可調節ばね26の上端はばね抑え41に着座して
いる。図示しないが、弁棒40の下端部には、周知のよ
うに弁体が装着されており、通常、該弁体は、可調節ば
ね26の圧縮力により流体通路にある弁口に着座してい
るが、流体の圧力が一定値以上になると、上記圧縮力に
打ち勝って弁棒40を例えば持ち上げることにより、上
記弁口を開き、流体の圧力を解放するようになってい
る。
【0013】キャップ38のほぼ中央部を横方向に延び
ているのは、吹き出しテスト用の第1レバー42であ
り、また、同様にほぼ中央部から下方に延びている逆L
字形のものはテスト用の第2レバー43であり、いずれ
も、軸42a,43aを支点として回動自在に支承され
ている。安全弁の吹き上げテストの際には、第2レバー
43を上方に引き上げると、そのL字の角部近傍が第1
レバー42に当接して、同第1レバー42を時計方向に
回動させ、その結果、同第1レバー42に形成された凸
部42が弁棒40に取り付けられた部材44を係合し
て、弁棒40を可調節ばね26の圧縮力に抗して強制的
に持ち上げ、上述した弁口を開いて、作動状態の確認が
可能である。
ているのは、吹き出しテスト用の第1レバー42であ
り、また、同様にほぼ中央部から下方に延びている逆L
字形のものはテスト用の第2レバー43であり、いずれ
も、軸42a,43aを支点として回動自在に支承され
ている。安全弁の吹き上げテストの際には、第2レバー
43を上方に引き上げると、そのL字の角部近傍が第1
レバー42に当接して、同第1レバー42を時計方向に
回動させ、その結果、同第1レバー42に形成された凸
部42が弁棒40に取り付けられた部材44を係合し
て、弁棒40を可調節ばね26の圧縮力に抗して強制的
に持ち上げ、上述した弁口を開いて、作動状態の確認が
可能である。
【0014】次に、本発明による可調節ばねの圧縮代も
しくは撓みの調整装置の構造について説明すると、符号
21は、ばね抑え41の上方で弁棒40の一部を遊嵌状
態で囲む調節スリーブ(軸方向移動部材)であり、同調
節スリーブ21は、その下端部で、ばね抑え41の上面
に形成された凹部に装着されたスラストベアリング25
により回転自在に支持されている。換言すれば、可調節
ばね26の荷重はスラストベアリング25を介して調節
スリーブ21により支持されている。該調節スリーブ2
1の上端部には、フェザーキーのようなキー部材36に
よりガイドプレート32が固定されると共に、周知の構
造のものでよいロックナット37が固定されている。キ
ャップ38の小径部38bの内面下端部には複数個(実
施形態では直径方向に対峙して2個)の縦突条部38c
が形成されており、同縦突条部は、ガイドプレート32
の周面に形成された縦溝に嵌合している。このガイドプ
レート32を設けることにより、キー部材36を上下に
移動させると同時に、ばね圧縮力の調整時に調節スリー
ブ21が傾いて安全弁の作動に悪影響を与えないように
なっている。
しくは撓みの調整装置の構造について説明すると、符号
21は、ばね抑え41の上方で弁棒40の一部を遊嵌状
態で囲む調節スリーブ(軸方向移動部材)であり、同調
節スリーブ21は、その下端部で、ばね抑え41の上面
に形成された凹部に装着されたスラストベアリング25
により回転自在に支持されている。換言すれば、可調節
ばね26の荷重はスラストベアリング25を介して調節
スリーブ21により支持されている。該調節スリーブ2
1の上端部には、フェザーキーのようなキー部材36に
よりガイドプレート32が固定されると共に、周知の構
造のものでよいロックナット37が固定されている。キ
ャップ38の小径部38bの内面下端部には複数個(実
施形態では直径方向に対峙して2個)の縦突条部38c
が形成されており、同縦突条部は、ガイドプレート32
の周面に形成された縦溝に嵌合している。このガイドプ
レート32を設けることにより、キー部材36を上下に
移動させると同時に、ばね圧縮力の調整時に調節スリー
ブ21が傾いて安全弁の作動に悪影響を与えないように
なっている。
【0015】また、調節スリーブ21の外周にはねじ部
21aが形成されており、該ねじ部21aにほぼ円筒形
のハンドルブッシュ(回転部材)22が螺合している。
該ハンドルブッシュ22は、適数のニードルベアリング
のように支承手段27を介してスプリングケース28の
天井部28aに設けられた突出部28cに案内されてお
り、これも、スラストベアリング29を介して可調節ば
ねの荷重を支持する。
21aが形成されており、該ねじ部21aにほぼ円筒形
のハンドルブッシュ(回転部材)22が螺合している。
該ハンドルブッシュ22は、適数のニードルベアリング
のように支承手段27を介してスプリングケース28の
天井部28aに設けられた突出部28cに案内されてお
り、これも、スラストベアリング29を介して可調節ば
ねの荷重を支持する。
【0016】更に、このハンドルブッシュ22には、周
知のフェザーキーのようなキー部材30によってウオー
ム歯車23(複数の回転伝達部材の一つ)が装着される
と共に、その固定のために、ロックナット31が図示の
ように螺合のような適宜の手段により取り付けられてい
る。図2に最も良く示すように、横方向に延びてキャッ
プ38の大径部38dの中に入っているのは、キャップ
外部にある手動のハンドル48に接続された作動軸45
であり、該作動軸45には、前述したウオーム歯車23
と噛み合うようにウオーム24(回転伝達部材)が装着
されている。また、該作動軸45を安定的に支持するた
めに、スプリングケース28の天井部28aの上面から
は、ウオーム24を挟む離間した位置で、ウオームが回
転する時の荷重を受けるためにスラスト軸受33を有す
る1対の支持脚46が上方に延びている。前述のハンド
ル48、作動軸45、ウオーム24、ウオーム歯車23
等はハンドルブッシュ22を外部から回転させるセルフ
ロック機能付きの駆動装置を構成する。また、回転伝達
部材であるウオーム歯車23及びウオーム24は減速装
置を構成する。
知のフェザーキーのようなキー部材30によってウオー
ム歯車23(複数の回転伝達部材の一つ)が装着される
と共に、その固定のために、ロックナット31が図示の
ように螺合のような適宜の手段により取り付けられてい
る。図2に最も良く示すように、横方向に延びてキャッ
プ38の大径部38dの中に入っているのは、キャップ
外部にある手動のハンドル48に接続された作動軸45
であり、該作動軸45には、前述したウオーム歯車23
と噛み合うようにウオーム24(回転伝達部材)が装着
されている。また、該作動軸45を安定的に支持するた
めに、スプリングケース28の天井部28aの上面から
は、ウオーム24を挟む離間した位置で、ウオームが回
転する時の荷重を受けるためにスラスト軸受33を有す
る1対の支持脚46が上方に延びている。前述のハンド
ル48、作動軸45、ウオーム24、ウオーム歯車23
等はハンドルブッシュ22を外部から回転させるセルフ
ロック機能付きの駆動装置を構成する。また、回転伝達
部材であるウオーム歯車23及びウオーム24は減速装
置を構成する。
【0017】各支持脚46は、ボルト35によってスプ
リングケース28に固定されている。また、ウオーム歯
車23及びウオーム24の位置決定後、図2に略示した
ノックピン47のような位置決め手段により各支持脚4
5の位置を決め、以降の分解組立によって位置が変わら
ないようにしている。
リングケース28に固定されている。また、ウオーム歯
車23及びウオーム24の位置決定後、図2に略示した
ノックピン47のような位置決め手段により各支持脚4
5の位置を決め、以降の分解組立によって位置が変わら
ないようにしている。
【0018】以上のような構成において、可調節ばね2
6の圧縮力を調整するには、スプリングケース28及び
キャップ38の外部にある作動軸45の端部に設けられ
たハンドル48を所要の方向に回転させることにより、
作動軸45を介してウオーム24が同方向に回転し、ウ
オーム歯車23も回る。このウオーム歯車23の回転に
より、キー部材30を介してハンドルブッシュ22が回
転し、調節スリーブ21も回転しようとするが、該調節
スリーブ21には、回り止めのため、キャップ38の縦
突条部38cに嵌合したガイドプレート32がキー部材
36及びロックナット37により固定されているため、
同調節スリーブ21は、回転することなく上動又は下動
する。
6の圧縮力を調整するには、スプリングケース28及び
キャップ38の外部にある作動軸45の端部に設けられ
たハンドル48を所要の方向に回転させることにより、
作動軸45を介してウオーム24が同方向に回転し、ウ
オーム歯車23も回る。このウオーム歯車23の回転に
より、キー部材30を介してハンドルブッシュ22が回
転し、調節スリーブ21も回転しようとするが、該調節
スリーブ21には、回り止めのため、キャップ38の縦
突条部38cに嵌合したガイドプレート32がキー部材
36及びロックナット37により固定されているため、
同調節スリーブ21は、回転することなく上動又は下動
する。
【0019】そのため、可調節ばね26の圧縮代に変化
が与えられて、ばね抑え41及び可調節ばね26も上動
又は下動され、可調節ばね26の圧縮力を調整すること
ができる。この調整量は、ハンドル48の回転量によっ
て決まるため、実質的に無段階で調整可能である。ま
た、ハンドルブッシュ22の回転は、ハンドル48の直
径、ウオーム及びウオーム歯車の速比等の適切な設定に
より小さな力で簡単に行うことができる。
が与えられて、ばね抑え41及び可調節ばね26も上動
又は下動され、可調節ばね26の圧縮力を調整すること
ができる。この調整量は、ハンドル48の回転量によっ
て決まるため、実質的に無段階で調整可能である。ま
た、ハンドルブッシュ22の回転は、ハンドル48の直
径、ウオーム及びウオーム歯車の速比等の適切な設定に
より小さな力で簡単に行うことができる。
【0020】以上、本発明をその好適な実施形態につい
て説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、減速装置を構成する複数の回転伝達
部材として、セルフロック機能を有するウオームとウオ
ーム歯車の組み合わせではなく、適宜の速比の平歯車の
組み合わせや、傘歯車の組み合わせ等を適宜採用するこ
とができる(図示せず)。その場合、該組み合わせにピ
ン、ネジ等のロック機構を付設することが好適である。
て説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、減速装置を構成する複数の回転伝達
部材として、セルフロック機能を有するウオームとウオ
ーム歯車の組み合わせではなく、適宜の速比の平歯車の
組み合わせや、傘歯車の組み合わせ等を適宜採用するこ
とができる(図示せず)。その場合、該組み合わせにピ
ン、ネジ等のロック機構を付設することが好適である。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、弁装
置の外部から可調節ばねの圧縮代を調節可能としている
ため、その調節に際して、かかる弁装置に備わっている
スプリングケースのキャップを外したりする等という面
倒な作業が不要になり、非常に作業性の良いばね撓み調
整装置を提供することができる。
置の外部から可調節ばねの圧縮代を調節可能としている
ため、その調節に際して、かかる弁装置に備わっている
スプリングケースのキャップを外したりする等という面
倒な作業が不要になり、非常に作業性の良いばね撓み調
整装置を提供することができる。
【0022】また、請求項2に記載の本発明によると、
弁装置の外部にあるハンドルと、該ハンドルに接続され
る作動軸と、該作動軸により回転される減速装置とによ
り回転部材を回転駆動するため、該回転部材の回転量に
応じて可調節ばねの圧縮代が決まり、可調節ばねの圧縮
代を実質的に無段階で精度良く調節することができる。
しかも、本発明のばね撓み調整装置では、従来のものに
実質的に上述のハンドルと、作動軸と、減速装置とを付
加するだけでよいから、設定圧力での弁口の開放の安定
性、弁口の開放後の閉止圧力の安定性、及び耐シール性
等の弁装置特に安全弁の基本性能を損なうことなく、圧
縮代を調整可能である。また、請求項3に記載の本発明
に係る弁装置を運転中の系において使用している場合、
ウオーム及びウオーム歯車のセルフロック作用のため、
弁棒側の振動等によって可調節ばねの圧縮代が変化する
ようなことはなく、信頼性の高いばね撓み調整装置を提
供することができる。
弁装置の外部にあるハンドルと、該ハンドルに接続され
る作動軸と、該作動軸により回転される減速装置とによ
り回転部材を回転駆動するため、該回転部材の回転量に
応じて可調節ばねの圧縮代が決まり、可調節ばねの圧縮
代を実質的に無段階で精度良く調節することができる。
しかも、本発明のばね撓み調整装置では、従来のものに
実質的に上述のハンドルと、作動軸と、減速装置とを付
加するだけでよいから、設定圧力での弁口の開放の安定
性、弁口の開放後の閉止圧力の安定性、及び耐シール性
等の弁装置特に安全弁の基本性能を損なうことなく、圧
縮代を調整可能である。また、請求項3に記載の本発明
に係る弁装置を運転中の系において使用している場合、
ウオーム及びウオーム歯車のセルフロック作用のため、
弁棒側の振動等によって可調節ばねの圧縮代が変化する
ようなことはなく、信頼性の高いばね撓み調整装置を提
供することができる。
【0023】更に、請求項4に記載の本発明によると、
軸方向移動部材はガイドプレートを介してキャップに回
転方向に関して固定されているため、圧縮代の調節等の
際に軸方向移動部材が傾いて関連部分に損傷を生じさせ
るようなことがなく、弁装置の安全性能を確保すること
ができる。
軸方向移動部材はガイドプレートを介してキャップに回
転方向に関して固定されているため、圧縮代の調節等の
際に軸方向移動部材が傾いて関連部分に損傷を生じさせ
るようなことがなく、弁装置の安全性能を確保すること
ができる。
【図1】 本発明の一実施形態によるばね撓み調整装置
が組み込まれた安全弁の要部を示す断面図である。
が組み込まれた安全弁の要部を示す断面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】 従来のばね撓み調整装置が組み込まれた安全
弁の要部を示す断面図である。
弁の要部を示す断面図である。
21…調節スリーブ(軸方向移動部材)、22…ハンド
ルブッシュ(回転部材)、23…ウオーム歯車(減速装
置を構成する回転伝達部材)、24…ウオーム(減速装
置を構成する回転伝達部材)、26…可調節ばね、28
…スプリングケース、32…ガイドプレート、38…キ
ャップ、38c…縦突条部、45…作動軸、48…ハン
ドル。
ルブッシュ(回転部材)、23…ウオーム歯車(減速装
置を構成する回転伝達部材)、24…ウオーム(減速装
置を構成する回転伝達部材)、26…可調節ばね、28
…スプリングケース、32…ガイドプレート、38…キ
ャップ、38c…縦突条部、45…作動軸、48…ハン
ドル。
フロントページの続き (72)発明者 土屋 芳雄 神奈川県横浜市鶴見区大黒町11番1号 東 京電力株式会社横浜火力建設所内 (72)発明者 浜田 信義 福岡県北九州市門司区中町1番14号 岡野 バルブ製造株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 系内の流体の圧力が一定値以上になる
と、可調節ばねの圧縮力を利用して弁口が開く弁装置に
おいて、該弁装置の内部に回転自在に配設された回転部
材と、該回転部材を前記弁装置の外部から回転させるた
めの駆動装置と、前記回転部材及び前記可調節ばねの間
に介在し、前記回転部材の回転時に上動又は下動して前
記可調節ばねの圧縮代を変化させる軸方向移動部材とを
備えることを特徴とするばね撓み調整装置。 - 【請求項2】 前記駆動装置は、前記弁装置の外部にあ
るハンドルと、該ハンドルに接続されると共に前記弁装
置の内部に延びる作動軸と、該作動軸により回転される
複数の回転伝達部材を含む減速装置とを備え、該回転伝
達部材の一つが前記回転部材の周囲に装着され、前記軸
方向移動部材が該回転部材の内部に配設されていること
を特徴とする請求項1に記載のばね撓み調整装置。 - 【請求項3】 前記複数の回転伝達部材は、前記作動軸
に接続されたウオームと、該ウオームに係合すると共に
前記回転部材の周囲に装着されたウオーム歯車とからな
ることを特徴とする請求項2に記載のばね撓み調整装
置。 - 【請求項4】 前記弁装置は、前記可調節ばねを収容す
るスプリングケースと、該スプリングケースの上方に配
設されるキャップとを有し、前記軸方向移動部材には、
前記キャップの内周面に軸方向に移動可能に嵌合するガ
イドプレートが装着されていることを特徴とする請求項
1、2又は3に記載のばね撓み調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080279A JP2859579B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 弁装置におけるばね撓み調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080279A JP2859579B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 弁装置におけるばね撓み調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09273645A true JPH09273645A (ja) | 1997-10-21 |
| JP2859579B2 JP2859579B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13713843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8080279A Expired - Lifetime JP2859579B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 弁装置におけるばね撓み調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2859579B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107218420A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-09-29 | 太仓斯普宁精密机械有限公司 | 一种升降式安全阀安全阀 |
| CN112377649A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-02-19 | 致和环境科技(江苏)有限公司 | 一种带有止回性能的密闭性阀门 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50127228A (ja) * | 1974-03-25 | 1975-10-07 |
-
1996
- 1996-04-02 JP JP8080279A patent/JP2859579B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50127228A (ja) * | 1974-03-25 | 1975-10-07 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107218420A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-09-29 | 太仓斯普宁精密机械有限公司 | 一种升降式安全阀安全阀 |
| CN112377649A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-02-19 | 致和环境科技(江苏)有限公司 | 一种带有止回性能的密闭性阀门 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2859579B2 (ja) | 1999-02-17 |
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