JPH092743A - 巻き取りリールおよびテープ巻き取り装置 - Google Patents

巻き取りリールおよびテープ巻き取り装置

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JPH092743A
JPH092743A JP15582695A JP15582695A JPH092743A JP H092743 A JPH092743 A JP H092743A JP 15582695 A JP15582695 A JP 15582695A JP 15582695 A JP15582695 A JP 15582695A JP H092743 A JPH092743 A JP H092743A
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JP
Japan
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flange
tape
winding
elastic piece
reel
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JP15582695A
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English (en)
Inventor
Akimasa Suda
晃正 須田
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Suzuki Co Ltd
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/19Specific article or web
    • B65H2701/1942Web supporting regularly spaced non-adhesive articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/50Storage means for webs, tapes, or filamentary material
    • B65H2701/51Cores or reels characterised by the material
    • B65H2701/514Elastic elements

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープの巻き始め端部を容易に固定すること
ができ、かつテープリール状に巻き取られたテープを巻
き枠から容易に抜き取り可能とする。 【構成】 巻き取りリール46は円筒形状に形成された
巻き枠48が設けられた第1のフランジ34と、第1の
フランジ34に巻き枠48を挟んで着脱自在な第2のフ
ランジ38とを具備し、巻き枠48の少なくとも一部
は、巻き枠48の半径方向に弾性変形可能な断面弧状の
弾性片50に形成されている。弾性片50の外周には、
テープ14の巻き始め端部が挿入可能であると共に、弾
性片50が外周方向へ弾性変形した際には巻き始め端部
を挟持する切欠部56が、巻き枠48の幅全体にわたり
設けられている。第2のフランジ38には、第1のフラ
ンジ34に取り付けられた際に巻き枠48の内側に位置
し、弾性片50を外周方向へ押圧する押圧手段62が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープを巻き取るための
巻き取りリールと当該巻き取りリールを具備するテープ
巻き取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子部品供給装置に用いられ
る巻き取りリールは種々知られており、巻き取りリール
には部品供給テープの表面を被覆するカバーテープ(以
下単に「テープ」とも言う)が巻き取られる。巻き取り
リールの一般的な構造は、テープが巻き付けられる円筒
状の巻き枠が一体的に設けられた第1のフランジと、当
該第1のフランジに巻き枠を挟んで着脱自在な他のフラ
ンジとから構成されている。テープを巻き取りリールに
巻き取る際には、まずテープの巻き始め端部を巻き枠の
外周面などに粘着テープを用いて固定し、その後に巻き
取りを行っていた。
【0003】また、この巻き取りリールは、電子部品供
給装置に組み込まれて使用されるテープ巻き取り装置の
一部を構成する。このテープ巻き取り装置10の一例を
図1に示す。このテープ巻き取り装置10の構成は、電
子部品が直列に収納されたベーステープ12と電子部品
をカバーすべくベーステープ12の電子部品側に剥離可
能に貼着されたカバーテープ14から成る部品供給テー
プ16を前方へ送るテープ送り機構と、テープ送り機構
により送られた部品供給テープ16からカバーテープ1
4を剥離する剥離機構としての剥離部18と、上記の巻
き取りリール20と、巻き取りリール20を回転させる
ためのリール駆動機構とから構成されている。なお、テ
ープ送り機構は、リンク22a〜22cと、回動爪24
と、ギア26等から構成され、ギア26の歯部はギア2
6の回転に伴い、部品供給テープ16のベーステープ1
2下面を引っかけるようにして前方へ送る。
【0004】また、剥離部18は平爪状に形成され、前
方へ送られる部品供給テープ16からカバーテープ14
を剥離すると共に、カバーテープ14を矢印B方向へ方
向転換させる。また、28は部品取出部であり、開口部
に形成されている。剥離部18でカバーテープ14が剥
離され、ベーステープ12上に露出した電子部品が不図
示の取出手段で取り出される。電子部品が取り出された
ベーステープ12は前方に送られ排出位置へ排出され
る。巻き取りリール20は軸30に、当該軸30と共に
に反時計方向のみに回動可能に設けられている。巻き取
りリール20の基部32側の第1のフランジ(奥側)3
4は一例として周縁がギアに形成され、またカバーテー
プ14が巻き付けられる円柱状の巻き枠36が一体的に
設けられている。なお、38は第2のフランジ(手前
側)であり、第1のフランジに巻き枠36を挟んで着脱
自在である。
【0005】巻き取りリール20は、リンク22aと一
体に形成されたリンク22dと、リンク22eの先端に
ワンウェイクラッチ(不図示)を介して軸着され、第1
のフランジ34と噛合しているギア40と、リンク22
dと基部32との間に張設されたスプリング42等から
成り、リール20を反時計方向へ所定量づつ回動させる
リール駆動機構により回動される。
【0006】続いて、動作について説明する。図1の状
態において、不図示の手段によりリンク22aが時計方
向へ所定角度回動すると、リンク22bが右方へ移動
し、リンク22c、回動爪24等がギア26に沿って反
時計方向に転動する。このときギア26は回動しない。
リンク22aの時計方向への回動に際し、リンク22
e、22dも同時に時計方向へ回動する。その際、第1
のフランジ34ひいては巻き取りリールリール20は時
計方向へ回動しないので、ギア40が第1のフランジ3
4の周縁を転動する。
【0007】リンク22aの所定角度回動が解除される
とリンク22a、22b、22c、22dはスプリング
42の付勢力により従前位置へ戻る。リンク22cが従
前位置に戻る際回動爪24によりギア26が回動し、ベ
ーステープ12は前方へ所定長送られる。このベーステ
ープ12の送りにより部品供給テープ16も送られ、電
子部品を1個づつ部品取出部28へ送る。その結果、電
子部品は不図示の取出手段で取り出される。部品供給テ
ープ16の送りに伴い、予め先端が粘着テープ等で巻き
枠36に固定されているカバーテープ14は、剥離部1
8でベーステープ12から剥離され矢印B方向へ方向転
換する。その際、スプリング44によりリンク22eに
反時計方向の付勢力が働き、ギア40は第1のフランジ
34を反時計方向へ回動するよう付勢する。巻き取りリ
ール20および軸30は反時計方向へは回動可能なので
所定量反時計方向へ回動する。このリール20の回動に
よりテープ14は矢印B方向へテンションを与えられつ
つ引かれると共に、巻き枠36の外周面に巻き取られ
る。カバーテープ14が巻き枠36の外周にテープリー
ル状に所定量巻き取られたら、テープ巻き取り装置10
の動作を停止させて、第2のフランジ38を第1のフラ
ンジから取り外し、巻き枠36に巻き取られたカバーテ
ープ14を外す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の巻き取りリールには次のような課題がある。上記
のテープ14はテンションを与えられつつ引かれると共
に、巻き枠36の外周面に巻き取られるため、巻き枠3
6に極めて固く巻き取られる。よって、巻き取りの後に
テープリール状となったカバーテープ14を巻き枠36
から取り外しにくく、また時間もかかるために作業効率
が低下するという課題がある。また、カバーテープ14
の巻き取りを開始する前に、テープ14の巻き始め端部
を予め粘着テープ等で巻き枠36に固定する必要もあ
り、その都度粘着テープを用意し、粘着テープで巻き始
め端部を取り付けるという煩わしさがあった。従って、
本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とする
ところは、テープの巻き始め端部を容易に固定すること
ができ、かつテープリール状に巻き取られたテープを巻
き枠から容易に抜き取り可能な巻き取りリールおよびそ
の巻き取りリールを用いたテープ巻き取り装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明にか
かる巻き取りリールは、円筒形状に形成された巻き枠が
設けられた第1のフランジと、該第1のフランジに前記
巻き枠を挟んで着脱自在な第2のフランジとを具備し、
前記巻き枠にテープを巻き取り可能な巻き取りリールに
おいて、前記巻き枠の少なくとも一部は、巻き枠の半径
方向に弾性変形可能な断面弧状の弾性片に形成され、該
弾性片の外周には、前記テープの巻き始め端部が挿入可
能であると共に、弾性片が外周方向へ弾性変形した際に
は前記巻き始め端部を挟持する切欠部が、巻き枠の幅全
体にわたり設けられ、前記第2のフランジには、前記第
1のフランジに取り付けられた際に前記巻き枠の内側に
位置し、前記弾性片を前記外周方向へ押圧する押圧手段
が設けられていることを特徴とする。この構成を採用す
ると、テープの巻き始め端部を切欠部に挿入すると、弾
性片が外周方向へ弾性変形した際に、巻き始め端部が切
欠部によって挟持されて、巻き枠に固定することができ
る。
【0010】また、前記弾性片の内部には、前記巻き枠
の幅方向に沿った貫通孔が形成され、前記切欠部は、前
記外周から前記貫通孔に至るように設ける構成とする
と、弾性片が内周方向へ弾性変形した際に切欠部および
貫通孔部分で折曲し易くなり、巻き始め端部を切欠部に
挿入し易くなる。また、弾性片が外周方向へ弾性変形し
た際には切欠部の対向面間で確実に巻き始め端部を挟持
できる。
【0011】また、前記第1のフランジまたは第2のフ
ランジの一方には係合爪が設けられ、前記第1のフラン
ジまたは第2のフランジの他方には、第1のフランジに
対して第2のフランジを抜脱位置に合わせて接近させた
際には前記係合爪が挿入可能であり、第1のフランジに
対して第2のフランジを前記抜脱位置から回転させて取
着位置とした際には係合爪が縁部と係合して第1のフラ
ンジに第2のフランジが抜脱不能に取り付けられる係合
孔が設けられ、前記押圧手段は、前記第2のフランジが
前記第1のフランジに対して前記取着位置となった場合
に前記弾性片を前記外周方向へ押圧する構成とすれば、
第1のフランジと第2のフランジを組み合わせた際に弾
性片が外周方向へ押圧手段によって押圧され、巻き枠の
直径が少なくとも一部分は拡径し、この状態でテープの
巻き付けが行われる。また、弾性片が外周方向へ変形す
るために切欠部に挿入されたテープの巻き始め端部が挟
持される。そして巻き付け終了後に第2のフランジを回
転して第1のフランジに対して抜脱位置にすると、弾性
片の押圧手段による外周方向への押圧が解除されて弾性
片が内周方向へ変形し、巻き枠の直径が一部縮径するの
で、巻き付けられたリール状のテープが巻き枠より取り
外し易くなる。
【0012】また、電子部品が直列に収納されたベース
テープと前記電子部品をカバーすべく前記ベーステープ
の電子部品側に剥離可能に貼着されたカバーテープから
成る部品供給テープを前方へ送るテープ送り機構と、該
テープ送り機構により送られた前記部品供給テープから
前記カバーテープを剥離する剥離機構と、前記カバーテ
ープを巻き取り可能な本発明にかかる上記巻き取りリー
ルと、前記巻き取りリールを回転させるためのリール駆
動機構とでテープ巻き取り装置を構成すれば、カバーテ
ープの巻き始め端部が巻き取りリールに取り付け易く、
また巻き取り後のカバーテープの取り外しも容易なテー
プ巻き取り装置を実現できる。
【0013】
【作用】作用について説明する。巻き取りリールを構成
する第1のフランジに設けられた巻き枠の少なくとも一
部は、巻き枠の半径方向に弾性変形可能な断面弧状の弾
性片に形成され、弾性片の外周には、テープの巻き始め
端部が挿入可能な切欠部が、巻き枠の幅全体にわたり設
けられている。一方、第1のフランジに取り付けられる
第2のフランジには、第1のフランジに装着された際に
は巻き枠の内側に位置し、弾性片を外周方向へ押圧する
押圧手段が設けられているので、テープの巻き始め端部
を切欠部に挿入した後に第2のフランジを第1のフラン
ジに装着すれば、押圧手段が弾性片を外周方向へ弾性変
形させるので、切欠部の対向面同志が密着させられて巻
き始め端部が挟持される。また、テープは巻き枠の弾性
片が外周方向へ変形し、巻き枠が拡径した状態で巻か
れ、巻き取られたテープを取り外すべく第2のフランジ
を第1のフランジから抜脱すれば弾性片が元の位置に戻
って巻き枠が縮径するので、巻き取られたテープの内径
と巻き枠との間に隙間が生じてテープの取り外しが容易
に行える。
【0014】電子部品装着装置等に組み込まれるテープ
巻取装置においても、弾性片に設けられた切欠部によっ
てカバーテープの巻き始め端部の固定が容易に行え、ま
たカバーテープが巻取リングの外周に固く巻き取られて
いても、第2のフランジを第1のフランジから抜脱すれ
ば弾性片が元の位置に戻って巻き枠が縮径するので、巻
き取られたテープの内径と巻き枠との間に隙間が生じて
テープの取り外しが容易に行える。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、本実施例では、テープ巻き取
り装置として電子部品装着装置に組み込まれるテープ巻
き取り装置を例に挙げて説明する。なお、テープ巻き取
り装置10の構成は、従来例で説明したものと略同様で
あるため、同じ構成については同じ符号を付して概要に
ついて説明し、異なる構成についてのみ詳細に説明す
る。まず、テープ巻き取り装置10の構成の概要を図1
を用いて説明すると、電子部品が直列に収納されたベー
ステープ12と電子部品をカバーすべくベーステープ1
2の電子部品側に剥離可能に貼着されたカバーテープ1
4から成る部品供給テープ16を前方へ送るテープ送り
機構と、テープ送り機構により送られた部品供給テープ
16からカバーテープ14を剥離する剥離機構としての
剥離部18と、カバーテープ14を巻き取り可能な巻き
取りリール46と、巻き取りリール46を回転させるた
めのリール駆動機構とを具備している。
【0016】なお、テープ送り機構は、リンク22a〜
22cと、回動爪24と、ギア26等から構成され、ギ
ア26の歯部はギア26の回転に伴い、部品供給テープ
16のベーステープ12下面を引っかけるようにしてリ
ンク22bと基部32との間に張設されたスプリング4
2の力により前方へ送る。また、リール駆動機構は、第
1のフランジ34と噛合しているギア40と、リンク2
2dと基部32との間に張設されたスプリング42等か
ら成り、リール20を反時計方向へ所定量づつ回動させ
る。なお、リール駆動機構やテープ送り機構は本実施例
に限定されるものではなく、特にリール駆動機構はギア
40やリンク22dと基部32との間に張設されたスプ
リング42等によらない駆動機構として第1のフランジ
34の外縁には歯部を設けない構成としてもよい。
【0017】次に、本発明の特徴部分である巻き取りリ
ール46の構造について図2〜図7を用いて詳細に説明
する。第1のフランジ34に設けられた円筒形状の巻き
枠48の少なくとも一部は、巻き枠48の半径方向に弾
性変形可能な断面弧状の弾性片50に、例えば合成樹脂
材料(一例として6.6ナイロン)を用いて形成されて
いる。本実施例では、図2に示すように弾性片50は半
円弧状に形成され、2つの弾性片50が組み合わさって
円筒形状の巻き枠48を構成しているが、例えば弾性片
50は図3に示すように1つだけであり、巻き枠48の
一部に形成されている構成でも良いし、また3つ以上で
巻き枠48を形成する構成としても良い。2つの弾性片
50は、それぞれ図2のように一例として時計回り方向
の端部側がピン52を用いて第1のフランジ34に固定
され、反時計回り方向の端部側は巻き枠48の半径方向
に弾性変形可能となっている。また、各弾性片50のピ
ン52による固定部分よりさらに時計回り方向の端部側
には、巻き枠48の円周に沿って延出する円弧状の延出
部54が形成され、一方の弾性片50の時計回り方向の
端部側先端が他方の延出部54の内側に位置している。
また、延出部54と時計回り方向の端部側先端との重合
状態は、後述する押圧手段によって弾性片50が外周方
向へ弾性変形した場合でも保たれる。なお、弾性片50
は、その反時計回り方向の端部側をピン52を用いて第
1のフランジ34に固定し、時計回り方向の端部側を巻
き枠48の半径方向に弾性変形可能としてもよい。
【0018】また、弾性片50の外周には、カバーテー
プ14の巻き始め端部が挿入可能であると共に、弾性片
50が外周方向へ弾性変形して延出部54と当接した際
には対向面同志が密着してテープ14の巻き始め端部を
挟持する切欠部56が、巻き枠48、つまり弾性片50
の幅全体にわたり設けられている。また切欠部56は、
弾性変形可能な反時計回り方向の端部側の根元部分(ピ
ン52による固定部分付近)に設けられており、これに
より当該端部側の半径方向への弾性変形量も多くなる。
さらに、本実施例では弾性片50の根元部分の内部に
は、巻き枠48の幅方向(図2や図3、図7における前
後方向)に沿った貫通孔58が形成され、切欠部56は
外周から貫通孔58に至るように設けられている。これ
により、貫通孔58と弾性片50の内周との間の肉薄部
分Cが弾性片50の弾性変形する支点となるために、弾
性片50の反時計方向の端部側は一層弾性変形し易くな
ると共に、弾性片50が外周方向へ弾性変形した際に切
欠部56の対向面同志が均一に密着することが可能とな
り、カバーテープ14の巻き始め端部の挟持が確実に行
えるようになる。なお、弾性片50の弾性力が強い場合
には、貫通孔58を設けずに切欠部56だけを設ける構
成であってもよいが、切欠部56の対向面同志の密着
性、特に弾性片50の外周付近の密着性が確保しにく
く、テープ14の先端を切欠部56の奥まで挿入する必
要がある。また図4のように切欠部56の少なくとも一
方の対向面(特に外周付近がよい)に挟持突起60を設
け、テープ14の端部との接触面積を少なくして挟持圧
力を高め、挟持を確実に行える構成としても良い。
【0019】また、第2のフランジ38には図5に示す
ように、第1のフランジ34に取り付けられた際に巻き
枠48の内側に位置し、弾性片50を外周方向へ押圧す
る押圧手段62が設けられている。この押圧手段62は
一例としてリング状に形成され、その外周面には第2の
フランジ38の外周方向へ突出する押圧突起64が、第
2のフランジ38の回転中心(巻き枠48の回転中心と
同じである)を中心として90度間隔で4つ設けられて
いる。また、押圧突起64からは、先端が拡径する柱状
に形成され、この拡径する先端は係合爪66としての機
能を有する係合突部68が第2のフランジ38に対して
直角方向へ突設されている。
【0020】また第2のフランジ38は、第1のフラン
ジ34に巻き枠48を挟んで着脱自在であるが、この着
脱構造について説明する。第1のフランジ34には係合
突部68に対応して周方向に延びる4つの係合孔70が
形成されており、一例としてその係合孔70の反時計回
り方向の端部側のみが、係合突部68の係合爪66が挿
通可能な大きさに開口され、係合孔70の他の部分は係
合爪66より小径に形成された係合突部68の首部72
の直径に合わせた幅に開口されている。なお、上述した
係合突部68や係合孔70の個数は4個に限定されず、
2個、3個、5個等であってもよい。また、係合突部6
8や係合孔70の形状も本実施例に限定されず、他の形
状で実現してもよい。
【0021】この構造により、第2のフランジ38を第
1のフランジ34に対して、抜脱位置(係合突部68が
係合孔70の反時計回り方向の端部側と一致する位置)
に合わせて接近させて、係合突部68の係合爪66を係
合孔70内に挿通させる。その後に、第2のフランジ3
8を第1のフランジ34に対して時計方向へ回転させる
と、係合突部68の首部72が係合孔70内を移動し
て、係合爪66が係合孔70の縁部と係合する取着位置
に位置する。よって、第2のフランジ38は第1のフラ
ンジ34に抜脱不能に取り付けられる。なお、第1のフ
ランジ34から第2のフランジ38を取り外す場合に
は、逆に第2のフランジ38を反時計方向へ回転させ、
係合突部68を係合孔70の反時計回り方向の端部側に
移動させて第2のフランジ38を第1のフランジ34か
ら離せばよい。また、係合孔70の時計回り方向の端部
側のみを、係合突部68の係合爪66が挿通可能な大き
さに開口し、係合孔70の他の部分は係合爪66より小
径に形成された係合突部68の首部72の直径に合わせ
た幅に開口する構成としてもよく、この場合には第2の
フランジ38を第1のフランジ34に対して反時計方向
へ回転させると、係合突部68の首部72が係合孔70
内を移動して、係合爪66が係合孔70の縁部と係合す
る取着位置に位置し、第2のフランジ38が第1のフラ
ンジ34に取り付けられる。また、逆に第2のフランジ
38を時計方向へ回転させ、係合突部68を係合孔70
の時計回り方向の端部側に移動させれば、第2のフラン
ジ38を第1のフランジ34から取り外せる。
【0022】また、弾性片50の内周面の形状は、第2
のフランジ38が第1のフランジ34に対して抜脱位置
にある場合には、押圧突起64が当該内周面と当接しな
いように外周方向へ凹ませて形成され、そこから係合孔
70の延出方向(周方向)に沿って次第に内周方向へ肉
厚となるように斜面に形成されている。これにより、第
2のフランジ38を第1のフランジ34に対して時計方
向へ回転させると、押圧突起64が弾性片50の前記斜
面に形成された内周面と当接するようになり、弾性片5
0を外周方向へ押圧して巻き枠48の外径を拡径させ
る。
【0023】続いて、巻き取りリール46の使用方法に
ついて説明する。まず、第1のフランジ34から第2の
フランジ38を取り外した状態において、巻き枠48に
巻き取ろうとするカバーテープ14の巻き始め端部を、
弾性片50に設けられた切欠部56内に挿入する。挿入
の際には、弾性片50をその弾性力に抗して内周方向へ
強制的に弾性変形させれば、切欠部56が開口するの
で、切欠部56にカバーテープ14の巻き始め端部が挿
入可能となる。強制的な弾性変形を解除すれば、弾性片
50は自らの弾性力によって元の位置に復帰し、それに
伴って切欠部56の対向面同志が密着してテープ14の
巻き始め端部が挟持される。次に、第2のフランジ38
を第1のフランジ34に対して抜脱位置に合わせて接近
させ、係合孔70内に係合突部68の先端を挿入させ
る。その後に、第2のフランジ38を第1のフランジ3
4に対して回転させて図7に示す取着位置とする。これ
により、第2のフランジ38は第1のフランジ34に抜
脱不能に取り付けられる。
【0024】また、第2のフランジ38を第1のフラン
ジ34に対して取着位置とすることにより、各弾性片5
0は押圧突起64により外周方向へ弾性変形するので、
弾性片50により構成される巻き枠48自体の外周の直
径が拡径する。また、弾性片50の外周方向への変形に
より、切欠部56のテープ14の巻き始め端部の挟持力
がさらに強くなる。また、各弾性片50の中途部分、お
よび各延出部54と重合する各弾性片50の反時計方向
の端部は、4つの押圧突起64により内周方向へ弾性変
形しないように内側から支持されているために、テープ
14がテンションを与えられつつ引かれて、巻き枠36
の外周面に極めて固く巻き取られたとしても、弾性片5
0が内周方向への弾性変形して巻き枠48が縮径するこ
とを防止することができる。続いて、カバーテープ14
の巻き取りが終了してテープリール状となったテープ1
4を巻き枠36から取り外す場合には、第2のフランジ
38を反時計方向に回して第1のフランジ34から取り
外す。これにより、巻き枠48を構成する各弾性片50
は押圧突起64による外周方向への押圧が解除されて、
自らの弾性力により内周方向の元の位置に変形して戻る
ので巻き枠48自体の外径も縮径する。よって、テープ
リール状となったカバーテープ14の最内周との間に隙
間が生じて、巻き枠48からカバーテープ14を容易に
取り外すことが可能となる。また、カバーテープ14の
巻き始め端部は、当該巻き始め端部が挿入された弾性片
50を強制的にさらに内周方向へ弾性変形させて、挟持
状態を解除すれば容易に抜ける。
【0025】また、上述した実施例では弾性片50は、
押圧手段62により外周方向へ押圧されない状態でも、
自らの弾性力によって切欠部56の対向面が密着する構
成となっているが、切欠部56を溝状に形成して押圧手
段62により外周方向へ押圧されない状態では、カバー
テープ14の巻き始め端部が挿入可能とし、押圧手段6
2により外周方向へ押圧されて初めて切欠部56の対向
面同志が密着して巻き始め端部を挟持する構成としても
よい。この構成とすれば、巻き付け終了後に第2のフラ
ンジ38を回転して第1のフランジ34に対して抜脱位
置にすると、弾性片50の押圧手段62による外周方向
への押圧が解除されて弾性片50が内周方向へ変形し、
巻き枠48の外径が一部縮径すると共に、同時に巻き始
め端部の切欠部56による挟持も解除されるので、リー
ル状に巻き付けられたカバーテープ14が巻き枠48よ
り一層取り外し易くなる。
【0026】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施
し得るのはもちろんである。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る巻き取りリールを用いる
と、テープの巻き始め端部は弾性片に設けられた切欠部
に挿入することで、切欠部で挟持されて巻き枠に固定で
きるため、従来例のように粘着テープ等で巻き枠に固定
する必要がなくなり、手間が省ける。また、巻き枠の一
部が、半径方向に弾性変形可能な弾性片に形成されてい
るために、巻き枠上に巻き取ったテープを取り外す際に
弾性片を内周方向へ弾性変形させることによって巻き枠
の外径を縮径でき、テープの取り外しが容易に行える。
また、弾性片の内部には巻き枠の幅方向に沿った貫通孔
を設け、切欠部は弾性片の外周から貫通孔に至るように
設けと、弾性片が内周方向へ弾性変形した際に切欠部お
よび貫通孔部分で折曲し易くなり、巻き始め端部を切欠
部に挿入し易くなる。また、テープを挟持する切欠部の
対向面が弾性片の外周付近にのみ形成されることにな
り、対向面同志が密着し易くなり、確実なテープの挟持
が行える。また、第1のフランジと第2のフランジと
を、係合爪と係合孔とを用いて着脱自在な構成とし、第
1のフランジに対して第2のフランジを抜脱位置から回
転させて係合爪が縁部と係合する取着位置とした際に押
圧手段が弾性片を外周方向へ押圧する構成とすれば、第
1のフランジと第2のフランジを組み合わせた際に弾性
片が外周方向へ押圧手段によって押圧され、切欠部によ
るテープの巻き始め端部の挟持力を一層増すことができ
る。また、弾性片が外周方向へ弾性変形するために、巻
き枠の直径が少なくとも一部分は拡径し、この状態でテ
ープの巻き付けが行われるので、巻き付けが終了した後
に第2のフランジを回転して第1のフランジに対して抜
脱位置して弾性片の押圧手段による外周方向への押圧を
解除すると、弾性片が自らの弾性力によって内周方向へ
変形し、巻き枠の直径が一部縮径する。よって、テープ
リール状に巻き取られたテープの最内周と巻き枠の外周
との間に隙間が生じ、巻き付けられたリール状のテープ
の巻き枠からの取り外しが容易に行える。また、上記の
本発明にかかる巻き取りリールを用いてテープ巻き取り
装置を構成すれば、テープの巻き始め端部が巻き取りリ
ールに取り付け易く、また巻き取り後のテープの取り外
しも容易なテープ巻き取り装置を実現できるという著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ巻き取り装置の構成を示す正面図
【図2】本発明に係る巻き取りリールの第1のフランジ
の構造を示す正面図
【図3】本発明に係る巻き取りリールの第1のフランジ
の他の実施例の構造を示す正面図
【図4】切欠部の他の実施例の構成を示す要部拡大図
【図5】本発明に係る巻き取りリールの第2のフランジ
の構造を示す正面図
【図6】図5の押圧突起、係合突部の構造を示す側面断
面図
【図7】第2のフランジの押圧手段による第1のフラン
ジの弾性片の押圧動作を示す説明図
【符号の説明】 10 テープ巻き取り装置 14 カバーテープ 34 第1のフランジ 38 第2のフランジ 46 巻き取りリール 48 巻き枠 50 弾性片 56 切欠部 62 押圧手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形状に形成された巻き枠が設けられ
    た第1のフランジと、該第1のフランジに前記巻き枠を
    挟んで着脱自在な第2のフランジとを具備し、前記巻き
    枠にテープを巻き取り可能な巻き取りリールにおいて、 前記巻き枠の少なくとも一部は、巻き枠の半径方向に弾
    性変形可能な断面弧状の弾性片に形成され、 該弾性片の外周には、前記テープの巻き始め端部が挿入
    可能であると共に、弾性片が外周方向へ弾性変形した際
    には前記巻き始め端部を挟持する切欠部が、巻き枠の幅
    全体にわたり設けられ、 前記第2のフランジには、前記第1のフランジに取り付
    けられた際に前記巻き枠の内側に位置し、前記弾性片を
    前記外周方向へ押圧する押圧手段が設けられていること
    を特徴とする巻き取りリール。
  2. 【請求項2】 前記弾性片の内部には、前記巻き枠の幅
    方向に沿った貫通孔が形成され、 前記切欠部は、前記外周から前記貫通孔に至るように設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の巻き取り
    リール。
  3. 【請求項3】 前記第1のフランジまたは第2のフラン
    ジの一方には係合爪が設けられ、 前記第1のフランジまたは第2のフランジの他方には、
    第1のフランジに対して第2のフランジを抜脱位置に合
    わせて接近させた際には前記係合爪が挿入可能であり、
    第1のフランジに対して第2のフランジを前記抜脱位置
    から回転させて取着位置とした際には係合爪が縁部と係
    合して第1のフランジに第2のフランジが抜脱不能に取
    り付けられる係合孔が設けられ、 前記押圧手段は、前記第2のフランジが前記第1のフラ
    ンジに対して前記取着位置となった場合に前記弾性片を
    前記外周方向へ押圧することを特徴とする請求項1また
    は2記載の巻き取りリール。
  4. 【請求項4】 電子部品が直列に収納されたベーステー
    プと前記電子部品をカバーすべく前記ベーステープの電
    子部品側に剥離可能に貼着されたカバーテープから成る
    部品供給テープを前方へ送るテープ送り機構と、 該テープ送り機構により送られた前記部品供給テープか
    ら前記カバーテープを剥離する剥離機構と、 前記カバーテープを巻き取り可能な請求項1、2または
    3記載の巻き取りリールと、 前記巻き取りリールを回転させるためのリール駆動機構
    とを具備することを特徴とするテープ巻き取り装置。
JP15582695A 1995-06-22 1995-06-22 巻き取りリールおよびテープ巻き取り装置 Pending JPH092743A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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