JPH09275977A - 新規リパーゼおよび洗浄剤組成物 - Google Patents
新規リパーゼおよび洗浄剤組成物Info
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- JPH09275977A JPH09275977A JP8096995A JP9699596A JPH09275977A JP H09275977 A JPH09275977 A JP H09275977A JP 8096995 A JP8096995 A JP 8096995A JP 9699596 A JP9699596 A JP 9699596A JP H09275977 A JPH09275977 A JP H09275977A
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- C11D3/386—Preparations containing enzymes, e.g. protease or amylase
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- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/16—Hydrolases (3) acting on ester bonds (3.1)
- C12N9/18—Carboxylic ester hydrolases (3.1.1)
- C12N9/20—Triglyceride splitting, e.g. by means of lipase
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温における洗浄、漂白剤配合の洗浄剤によ
る洗浄など現在および未来の洗浄に適した洗浄剤用酵素
として使用できるリパーゼの提供。該洗浄に適した洗浄
剤組成物の提供。該リパーゼの製造方法の提供。 【解決手段】 低温特性を有するリパーゼ、漂白剤存在
下の活性が高いリパーゼ、漂白剤存在下の安定性が高い
リパーゼ、高濃度LAS存在下の活性が高いリパーゼ。
該リパーゼを含有する洗浄剤組成物。該リパーゼ生産菌
を培養することを特徴とする該リパーゼの製造方法。
る洗浄など現在および未来の洗浄に適した洗浄剤用酵素
として使用できるリパーゼの提供。該洗浄に適した洗浄
剤組成物の提供。該リパーゼの製造方法の提供。 【解決手段】 低温特性を有するリパーゼ、漂白剤存在
下の活性が高いリパーゼ、漂白剤存在下の安定性が高い
リパーゼ、高濃度LAS存在下の活性が高いリパーゼ。
該リパーゼを含有する洗浄剤組成物。該リパーゼ生産菌
を培養することを特徴とする該リパーゼの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なリパーゼ、
それを生産する微生物、該リパーゼの製造方法、および
用途に関する。さらに詳しく言えば漂白剤の存在下また
は低温における洗浄剤溶液中で有効な活性を有するリパ
ーゼ、その製造方法、およびそのリパーゼを含む洗浄剤
組成物に関する。
それを生産する微生物、該リパーゼの製造方法、および
用途に関する。さらに詳しく言えば漂白剤の存在下また
は低温における洗浄剤溶液中で有効な活性を有するリパ
ーゼ、その製造方法、およびそのリパーゼを含む洗浄剤
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄剤にリパーゼを配合して被洗浄物に
付着した脂質を分解除去し洗浄効率を向上出来ることは
従来より知られている。この用途は、アンドレー(H.An
dree)らによる「洗浄剤成分としてのリパーゼ」(Lipa
se as detergent components)と題する報文(Journal
of Applied Biochemistry, 2, 218-229 (1980))等に記
載されている。好ましい洗浄剤配合用のリパーゼは洗浄
条件下の洗浄剤溶液中で充分にリパーゼ活性が機能する
ものである。通常の洗浄条件では洗浄液のpHがアルカ
リ側領域にあるため、アルカリ性pHで機能するリパー
ゼが求められる。また、一般に脂質汚れは高温高アルカ
リ条件下では比較的除去されやすいが、日本のように低
温(水道水温度〜40℃以下)の洗浄では充分に除去出
来ないことが知られている。
付着した脂質を分解除去し洗浄効率を向上出来ることは
従来より知られている。この用途は、アンドレー(H.An
dree)らによる「洗浄剤成分としてのリパーゼ」(Lipa
se as detergent components)と題する報文(Journal
of Applied Biochemistry, 2, 218-229 (1980))等に記
載されている。好ましい洗浄剤配合用のリパーゼは洗浄
条件下の洗浄剤溶液中で充分にリパーゼ活性が機能する
ものである。通常の洗浄条件では洗浄液のpHがアルカ
リ側領域にあるため、アルカリ性pHで機能するリパー
ゼが求められる。また、一般に脂質汚れは高温高アルカ
リ条件下では比較的除去されやすいが、日本のように低
温(水道水温度〜40℃以下)の洗浄では充分に除去出
来ないことが知られている。
【0003】従来より主として低温洗浄が行われている
日本はもとより、欧米においても洗浄温度は低温化する
傾向にあり、従って好ましい洗浄剤配合用リパーゼは低
温でも充分に機能するものである。また、好ましい洗浄
剤配合用リパーゼは、界面活性剤等の洗浄剤成分や、多
くの洗浄剤に含有されているプロテアーゼや漂白剤存在
下において阻害されることがなく、また洗浄時に十分機
能を発揮し、1回の洗浄で十分な効果を有するものであ
る。さらに、好ましい洗浄剤配合用リパーゼは、洗浄剤
に配合した状態で保存する時にも安定であるものであ
る。以上のような好ましい特性を有するリパーゼを配合
してなる脂質汚れに対して高い洗浄効果を有する洗浄剤
組成物の開発が望まれている。
日本はもとより、欧米においても洗浄温度は低温化する
傾向にあり、従って好ましい洗浄剤配合用リパーゼは低
温でも充分に機能するものである。また、好ましい洗浄
剤配合用リパーゼは、界面活性剤等の洗浄剤成分や、多
くの洗浄剤に含有されているプロテアーゼや漂白剤存在
下において阻害されることがなく、また洗浄時に十分機
能を発揮し、1回の洗浄で十分な効果を有するものであ
る。さらに、好ましい洗浄剤配合用リパーゼは、洗浄剤
に配合した状態で保存する時にも安定であるものであ
る。以上のような好ましい特性を有するリパーゼを配合
してなる脂質汚れに対して高い洗浄効果を有する洗浄剤
組成物の開発が望まれている。
【0004】微生物の生産するリパーゼはシュードモナ
ス(Pseudomonas )属、アルカリゲネス(Alcaligenes
)属、アクロモバクター(Achromobacter )属、アシ
ネトバクター(Acinetobacter )属、ムコール(Mucor
)属、キャンディダ(Candida)属、フミコーラ(Humi
cola)属、アスペルギルス(Aspergillus )属等に由来
することが知られている。しかしながら、これらの菌株
から得られる大部分のリパーゼはその至適pHが中性か
ら微アルカリ性にあるため、アルカリ性の洗浄剤溶液中
で充分にリパーゼが機能せず、また洗浄剤溶液中での安
定性も低い。さらには、アクロモバクター(Achromobac
ter )属、ムコール(Mucor )属、キャンディダ(Cand
ida )属、フミコーラ(Humicola)属、アスペルギルス
(Aspergillus )属の各リパーゼは、界面活性剤の共存
下においてその活性を強く阻害される。
ス(Pseudomonas )属、アルカリゲネス(Alcaligenes
)属、アクロモバクター(Achromobacter )属、アシ
ネトバクター(Acinetobacter )属、ムコール(Mucor
)属、キャンディダ(Candida)属、フミコーラ(Humi
cola)属、アスペルギルス(Aspergillus )属等に由来
することが知られている。しかしながら、これらの菌株
から得られる大部分のリパーゼはその至適pHが中性か
ら微アルカリ性にあるため、アルカリ性の洗浄剤溶液中
で充分にリパーゼが機能せず、また洗浄剤溶液中での安
定性も低い。さらには、アクロモバクター(Achromobac
ter )属、ムコール(Mucor )属、キャンディダ(Cand
ida )属、フミコーラ(Humicola)属、アスペルギルス
(Aspergillus )属の各リパーゼは、界面活性剤の共存
下においてその活性を強く阻害される。
【0005】WO87/00859号公報においてシュードモナス
(Pseudomonas )属、アシネトバクター(Acinetobacte
r )属のリパーゼの中には、アニオン系及びノニオン系
洗剤による洗浄試験において効果を発揮するものが有
り、それらのリパーゼは漂白剤入りノニオン系洗剤によ
る洗浄試験でも効果を有することが記載されているが、
漂白剤入りアニオン系洗剤による洗浄試験での効果につ
いては記載されていない。また米国特許US4,769,173 号
公報において漂白剤入りアニオン系洗剤溶液中で安定性
が高く同洗剤での洗浄試験で効果を有するリパーゼを含
む洗剤組成物が記載されているが、これらは3回繰り返
し洗浄して効果が出るものであり、その効果も小さい。
(Pseudomonas )属、アシネトバクター(Acinetobacte
r )属のリパーゼの中には、アニオン系及びノニオン系
洗剤による洗浄試験において効果を発揮するものが有
り、それらのリパーゼは漂白剤入りノニオン系洗剤によ
る洗浄試験でも効果を有することが記載されているが、
漂白剤入りアニオン系洗剤による洗浄試験での効果につ
いては記載されていない。また米国特許US4,769,173 号
公報において漂白剤入りアニオン系洗剤溶液中で安定性
が高く同洗剤での洗浄試験で効果を有するリパーゼを含
む洗剤組成物が記載されているが、これらは3回繰り返
し洗浄して効果が出るものであり、その効果も小さい。
【0006】さらに特表平7−508659号公報には
漂白剤入りアニオン系洗剤による洗浄試験でも効果を示
すリパーゼが記載されている。しかし、その効果は、従
来型の漂白剤耐性の不十分な酵素と比較して効果がある
ということであり、充分なものではない。また、水道水
温度でそのまま洗浄するような地域、たとえば日本の場
合冬季の水道水温度が5℃以下になることもある。しか
しながら、前記例を含め、低温で充分洗浄効果を示すリ
パーゼについては知られておらず、そのようなリパーゼ
を含む洗浄剤組成物を用いた例もない。
漂白剤入りアニオン系洗剤による洗浄試験でも効果を示
すリパーゼが記載されている。しかし、その効果は、従
来型の漂白剤耐性の不十分な酵素と比較して効果がある
ということであり、充分なものではない。また、水道水
温度でそのまま洗浄するような地域、たとえば日本の場
合冬季の水道水温度が5℃以下になることもある。しか
しながら、前記例を含め、低温で充分洗浄効果を示すリ
パーゼについては知られておらず、そのようなリパーゼ
を含む洗浄剤組成物を用いた例もない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、現在及び将
来の洗浄において十分な洗浄効果を有するリパーゼを提
供することを目的とする。より具体的には、漂白剤が洗
浄剤に配合されている場合、または低温における洗浄の
際に、これまでに知られているリパーゼには無い優れた
洗浄効果を発揮してくれるリパーゼを提供することを目
的とする。また、そのリパーゼの製造方法及び用途を提
供することを目的とする。更にそのリパーゼを生産する
微生物を提供することを目的とする。
来の洗浄において十分な洗浄効果を有するリパーゼを提
供することを目的とする。より具体的には、漂白剤が洗
浄剤に配合されている場合、または低温における洗浄の
際に、これまでに知られているリパーゼには無い優れた
洗浄効果を発揮してくれるリパーゼを提供することを目
的とする。また、そのリパーゼの製造方法及び用途を提
供することを目的とする。更にそのリパーゼを生産する
微生物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
達成すべく多数の微生物を分離、培養して検索した結
果、SD711株、SD712株、SD713株、SD
714株、SD715株、SD716株、SD717
株、SD718株に代表される菌株が、上記条件を満た
す新規なリパーゼを生産することを見いだした。更にそ
れらのリパーゼの全部もしくは一部に共通する性質であ
って、洗浄効果に寄与するものであり、既知のリパーゼ
には無い性質を発見し、本発明を完成させるに至った。
達成すべく多数の微生物を分離、培養して検索した結
果、SD711株、SD712株、SD713株、SD
714株、SD715株、SD716株、SD717
株、SD718株に代表される菌株が、上記条件を満た
す新規なリパーゼを生産することを見いだした。更にそ
れらのリパーゼの全部もしくは一部に共通する性質であ
って、洗浄効果に寄与するものであり、既知のリパーゼ
には無い性質を発見し、本発明を完成させるに至った。
【0009】すなわち本発明は以下のものを提供するも
のである。 <1> 至適温度が40℃以上にあり、1℃での活性が
30℃における活性の20%以上あるリパーゼ。 <2> オリーブ油エマルジョンを基質とし、0.02
%の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LA
S)を含む溶液中で測定した場合の活性がLAS無添加
時の活性の20%以上であるリパーゼであって、下記の
性質1)〜3)のうち少なくとも1つを有することを特
徴とするリパーゼ。 1)LAS0.046%を含む25℃の溶液中におい
て、過酸化水素0.5%存在下のパラニトロフェニルパ
ルミテートの分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速
度の80%以上である。 2)LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶
液中で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50
%以上の活性を有する。 3)LAS0.2%を含む25℃の溶液中におけるパラ
ニトロフェニルパルミテートの分解速度が、LAS0.
02%を含む溶液中における分解速度の50%以上であ
る。 <3> 下記性質1)および/または2)を有する細菌
由来のリパーゼ。 1)LAS0.046%を含む25℃の溶液中におい
て、過酸化水素0.5%存在下のパラニトロフェニルパ
ルミテートの分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速
度の80%以上である。 2)LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶
液中で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50
%以上の活性を有する。 <4> 至適pHが11以上であるリパーゼ。
のである。 <1> 至適温度が40℃以上にあり、1℃での活性が
30℃における活性の20%以上あるリパーゼ。 <2> オリーブ油エマルジョンを基質とし、0.02
%の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LA
S)を含む溶液中で測定した場合の活性がLAS無添加
時の活性の20%以上であるリパーゼであって、下記の
性質1)〜3)のうち少なくとも1つを有することを特
徴とするリパーゼ。 1)LAS0.046%を含む25℃の溶液中におい
て、過酸化水素0.5%存在下のパラニトロフェニルパ
ルミテートの分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速
度の80%以上である。 2)LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶
液中で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50
%以上の活性を有する。 3)LAS0.2%を含む25℃の溶液中におけるパラ
ニトロフェニルパルミテートの分解速度が、LAS0.
02%を含む溶液中における分解速度の50%以上であ
る。 <3> 下記性質1)および/または2)を有する細菌
由来のリパーゼ。 1)LAS0.046%を含む25℃の溶液中におい
て、過酸化水素0.5%存在下のパラニトロフェニルパ
ルミテートの分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速
度の80%以上である。 2)LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶
液中で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50
%以上の活性を有する。 <4> 至適pHが11以上であるリパーゼ。
【0010】<5> 下記の性質を有する前記<1>〜
<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは8.5 〜12の範囲内にある。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は45〜65℃の範囲内にある。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,500 の範囲内である。 <6> 下記の性質を有する前記<1>〜<4>のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約54℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は29,500±3,000である。
<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは8.5 〜12の範囲内にある。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は45〜65℃の範囲内にある。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,500 の範囲内である。 <6> 下記の性質を有する前記<1>〜<4>のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約54℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は29,500±3,000である。
【0011】<7> 下記の性質を有する前記<1>〜
<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約50℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は29,500±3,000である。 <8> 下記の性質を有する前記<1>〜<4>のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約10〜11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約52℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。
<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約50℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は29,500±3,000である。 <8> 下記の性質を有する前記<1>〜<4>のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約10〜11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約52℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。
【0012】<9> 下記の性質を有する前記<1>〜
<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約51℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 <10> 下記の性質を有する前記<1>〜<4>のい
ずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約9 〜10.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約60℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,500±3,000である。
<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約51℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 <10> 下記の性質を有する前記<1>〜<4>のい
ずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約9 〜10.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約60℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,500±3,000である。
【0013】<11> 下記の性質を有する前記<1>
〜<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約 9.5〜11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約55℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 <12> 下記の性質を有する前記<1>記載のリパー
ゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約10〜10.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約46℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,500±3,000である。
〜<4>のいずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約 9.5〜11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約55℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 <12> 下記の性質を有する前記<1>記載のリパー
ゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約10〜10.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約46℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,500±3,000である。
【0014】<13> シュードモナス(Pseudomonas
)属細菌またはアシネトバクター(Acinetobacter )
属細菌の培養物より得られる前記<1>〜<12>のい
ずれか記載のリパーゼ。 <14> シュードモナス(Pseudomonas )属細菌がシ
ュードモナス・ステュツエリ(Pseudomonas stutzer
i)、または少なくともSD714〜717のいずれか
一つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%以
上のDNA相同性を示す細菌である前記<13>記載の
リパーゼ。 <15> アシネトバクター(Acinetobacter )属細菌
がアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter baum
anni)である前記<13>記載のリパーゼ。 <16> シュードモナス・ステュツエリ(Pseudomona
s stutzeri)SD711株(FERM P−1544
4)、SD712株(FERM P−15445)、S
D713株(FERM P−15446)、シュードモ
ナスsp.(Pseudomonas sp. )SD714株(FER
M P−15447)、SD715株(FERM P−
15448)、SD716株(FERM P−1544
9)、SD717株(FERM P−15450)、ま
たはアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter ba
umanni)SD718株(FERM P−15554)の
いずれかの培養物より得ることのできる前記<1>〜<
12>のいずれか記載のリパーゼ。 <17> 前記<1>〜<11>のいずれか記載のリパ
ーゼを生産するシュードモナス(Pseudomonas )属細
菌。 <18> 少なくともSD714〜717のいずれか一
つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%以上
のDNA相同性を示すことを特徴とする前記<17>記
載のシュードモナス(Pseudomonas )属細菌。 <19> 前記<1>または<12>記載のリパーゼを
生産するアシネトバクター(Acinetobacter )属細菌。 <20> シュードモナス・ステュツエリ(Pseudomona
s stutzeri)SD711株(FERM P−1544
4)、SD712株(FERM P−15445)、S
D713株(FERM P−15446)、もしくはシ
ュードモナスsp.(Pseudomonas sp. )SD714株
(FERM P−15447)、SD715株(FER
M P−15448)、SD716株(FERM P−
15449)、SD717株(FERM P−1545
0)、またはこれら7株のいずれかと菌学的に同等な菌
株もしくはそれらの変異株。
)属細菌またはアシネトバクター(Acinetobacter )
属細菌の培養物より得られる前記<1>〜<12>のい
ずれか記載のリパーゼ。 <14> シュードモナス(Pseudomonas )属細菌がシ
ュードモナス・ステュツエリ(Pseudomonas stutzer
i)、または少なくともSD714〜717のいずれか
一つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%以
上のDNA相同性を示す細菌である前記<13>記載の
リパーゼ。 <15> アシネトバクター(Acinetobacter )属細菌
がアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter baum
anni)である前記<13>記載のリパーゼ。 <16> シュードモナス・ステュツエリ(Pseudomona
s stutzeri)SD711株(FERM P−1544
4)、SD712株(FERM P−15445)、S
D713株(FERM P−15446)、シュードモ
ナスsp.(Pseudomonas sp. )SD714株(FER
M P−15447)、SD715株(FERM P−
15448)、SD716株(FERM P−1544
9)、SD717株(FERM P−15450)、ま
たはアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter ba
umanni)SD718株(FERM P−15554)の
いずれかの培養物より得ることのできる前記<1>〜<
12>のいずれか記載のリパーゼ。 <17> 前記<1>〜<11>のいずれか記載のリパ
ーゼを生産するシュードモナス(Pseudomonas )属細
菌。 <18> 少なくともSD714〜717のいずれか一
つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%以上
のDNA相同性を示すことを特徴とする前記<17>記
載のシュードモナス(Pseudomonas )属細菌。 <19> 前記<1>または<12>記載のリパーゼを
生産するアシネトバクター(Acinetobacter )属細菌。 <20> シュードモナス・ステュツエリ(Pseudomona
s stutzeri)SD711株(FERM P−1544
4)、SD712株(FERM P−15445)、S
D713株(FERM P−15446)、もしくはシ
ュードモナスsp.(Pseudomonas sp. )SD714株
(FERM P−15447)、SD715株(FER
M P−15448)、SD716株(FERM P−
15449)、SD717株(FERM P−1545
0)、またはこれら7株のいずれかと菌学的に同等な菌
株もしくはそれらの変異株。
【0015】<21> 前記<17>〜<20>のいず
れか記載の微生物を培養することを特徴とするリパーゼ
の製造方法。 <22> 前記<1>記載のリパーゼを含むことを特徴
とする洗浄剤組成物。 <23> 前記<2>または<3>記載のリパーゼを含
むことを特徴とする洗浄剤組成物。 <24> 前記<4>記載のリパーゼを含むことを特徴
とする洗浄剤組成物。 <25> 前記<5>〜<12>のいずれか記載のリパ
ーゼを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 <26> 前記<13>〜<16>のいずれか記載のリ
パーゼを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 <27> 漂白剤を含むことを特徴とする前記<22>
〜<26>のいずれか記載の洗浄剤組成物。
れか記載の微生物を培養することを特徴とするリパーゼ
の製造方法。 <22> 前記<1>記載のリパーゼを含むことを特徴
とする洗浄剤組成物。 <23> 前記<2>または<3>記載のリパーゼを含
むことを特徴とする洗浄剤組成物。 <24> 前記<4>記載のリパーゼを含むことを特徴
とする洗浄剤組成物。 <25> 前記<5>〜<12>のいずれか記載のリパ
ーゼを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 <26> 前記<13>〜<16>のいずれか記載のリ
パーゼを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 <27> 漂白剤を含むことを特徴とする前記<22>
〜<26>のいずれか記載の洗浄剤組成物。
【0016】以下本発明について詳細に説明する (リパーゼ生産微生物)本発明のリパーゼを製造するた
めに使用する微生物は、特に限定されない。この様な微
生物は、保存微生物株中から、または自然界から新たに
分類した微生物中から選択することが出来る。またこれ
らの微生物の自然または人工変異株であっても、後記の
性質を有するリパーゼの生産能を有する限り、当然包含
されるものである。
めに使用する微生物は、特に限定されない。この様な微
生物は、保存微生物株中から、または自然界から新たに
分類した微生物中から選択することが出来る。またこれ
らの微生物の自然または人工変異株であっても、後記の
性質を有するリパーゼの生産能を有する限り、当然包含
されるものである。
【0017】本発明のリパーゼを生産するシュードモナ
ス(Pseudomonas )属に属する菌株の例として、本発明
者らが土壌より分離した、SD711〜SD717株が
挙げられる。これらの株の菌学的性質について、文献
( Bergey's Manual of Determinative Bacteriology
Ninth Edition (1994) Bergey's Manual of Sy
stematic Bacteriology Vol.1 (1984))を参考にして本
菌と類似のシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomona
s stutzeri)、シュードモナス・メンドシナ(Pseudomo
nas mendocina )、シュードモナス・アルカリゲネス
(Pseudomonas alkaligenes )、シュードモナス・シュ
ードアルカリゲネス(Pseudomonas pseudoalkaligenes
)と比較して表1に記載した。
ス(Pseudomonas )属に属する菌株の例として、本発明
者らが土壌より分離した、SD711〜SD717株が
挙げられる。これらの株の菌学的性質について、文献
( Bergey's Manual of Determinative Bacteriology
Ninth Edition (1994) Bergey's Manual of Sy
stematic Bacteriology Vol.1 (1984))を参考にして本
菌と類似のシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomona
s stutzeri)、シュードモナス・メンドシナ(Pseudomo
nas mendocina )、シュードモナス・アルカリゲネス
(Pseudomonas alkaligenes )、シュードモナス・シュ
ードアルカリゲネス(Pseudomonas pseudoalkaligenes
)と比較して表1に記載した。
【0018】
【表1】
【0019】表1に示したようにSD711〜SD71
7株は極鞭毛を有する非発酵性のグラム陰性桿菌で、キ
ノン系がQ-9 であることからシュードモナス(Pseudomo
nas)属に属する細菌であり、鞭毛が単毛であり、蛍光
色素を生成しないことから、これらは、シュードモナス
・ステュツエリ(Pseudomonas stutzeri)、シュードモ
ナス・メンドシナ(Pseudomonas mendocina )、シュー
ドモナス・アルカリゲネス(Pseudomonas alkaligenes
)、シュードモナス・シュードアルカリゲネス(Pseud
omonas pseudoalkaligenes )、あるいはこれらの近縁
種であると考えられる。SD711〜SD717株の性
状はシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomonas stut
zeri)、シュードモナス・メンドシナ(Pseudomonas me
ndocina )、シュードモナス・アルカリゲネス(Pseudo
monas alkaligenes )、シュードモナス・シュードアル
カリゲネス(Pseudomonas pseudoalkaligenes )これら
いずれの性状とも完全に一致するものはない。しかし、
SD711株は、シュードモナス・ステュツエリ(Pseu
domonas stutzeri)およびシュードモナス・メンドシナ
(Pseudomonas mendocina )に比較的近い性状を示し、
澱粉分解が陽性であることからシュードモナス・ステュ
ツエリ(Pseudomonas stutzeri)と同定した。SD71
2、SD713株は、澱粉分解が陽性であり、シュード
モナス・ステュツエリ(Pseudomonas stutzeri)に比較
的近い性状を示したことからシュードモナス・ステュツ
エリ(Pseudomonas stutzeri)と同定した。SD714
〜SD717株は、シュードモナス・ステュツエリ(Ps
eudomonas stutzeri)、シュードモナス・メンドシナ
(Pseudomonas mendocina )、シュードモナス・アルカ
リゲネス(Pseudomonas alkaligenes )、シュードモナ
ス・シュードアルカリゲネス(Pseudomonas pseudoalka
ligenes )、これら4種の中ではシュードモナス・ステ
ュツエリ(Pseudomonas stutzeri)に最も近い性状を示
すが、澱粉分解が陰性であることからシュードモナス・
ステュツエリ(Pseudomonas stutzeri)の近縁種と同定
した。なお、SD714〜SD717に関してDNA相
同性をDNAハイブリダイゼーションにより調べた結
果、すべて互いに70%以上であった。一般に70%以
上が同種とされている。本発明のリパーゼを生産する菌
は好ましくは、少なくともSD714〜717のいずれ
か一つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%
以上のDNA相同性を示す菌である。
7株は極鞭毛を有する非発酵性のグラム陰性桿菌で、キ
ノン系がQ-9 であることからシュードモナス(Pseudomo
nas)属に属する細菌であり、鞭毛が単毛であり、蛍光
色素を生成しないことから、これらは、シュードモナス
・ステュツエリ(Pseudomonas stutzeri)、シュードモ
ナス・メンドシナ(Pseudomonas mendocina )、シュー
ドモナス・アルカリゲネス(Pseudomonas alkaligenes
)、シュードモナス・シュードアルカリゲネス(Pseud
omonas pseudoalkaligenes )、あるいはこれらの近縁
種であると考えられる。SD711〜SD717株の性
状はシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomonas stut
zeri)、シュードモナス・メンドシナ(Pseudomonas me
ndocina )、シュードモナス・アルカリゲネス(Pseudo
monas alkaligenes )、シュードモナス・シュードアル
カリゲネス(Pseudomonas pseudoalkaligenes )これら
いずれの性状とも完全に一致するものはない。しかし、
SD711株は、シュードモナス・ステュツエリ(Pseu
domonas stutzeri)およびシュードモナス・メンドシナ
(Pseudomonas mendocina )に比較的近い性状を示し、
澱粉分解が陽性であることからシュードモナス・ステュ
ツエリ(Pseudomonas stutzeri)と同定した。SD71
2、SD713株は、澱粉分解が陽性であり、シュード
モナス・ステュツエリ(Pseudomonas stutzeri)に比較
的近い性状を示したことからシュードモナス・ステュツ
エリ(Pseudomonas stutzeri)と同定した。SD714
〜SD717株は、シュードモナス・ステュツエリ(Ps
eudomonas stutzeri)、シュードモナス・メンドシナ
(Pseudomonas mendocina )、シュードモナス・アルカ
リゲネス(Pseudomonas alkaligenes )、シュードモナ
ス・シュードアルカリゲネス(Pseudomonas pseudoalka
ligenes )、これら4種の中ではシュードモナス・ステ
ュツエリ(Pseudomonas stutzeri)に最も近い性状を示
すが、澱粉分解が陰性であることからシュードモナス・
ステュツエリ(Pseudomonas stutzeri)の近縁種と同定
した。なお、SD714〜SD717に関してDNA相
同性をDNAハイブリダイゼーションにより調べた結
果、すべて互いに70%以上であった。一般に70%以
上が同種とされている。本発明のリパーゼを生産する菌
は好ましくは、少なくともSD714〜717のいずれ
か一つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%
以上のDNA相同性を示す菌である。
【0020】また、本発明のリパーゼを生産するアシネ
トバクター(Acinetobacter )属に属する菌株の例とし
て、本発明者らが土壌より分離したSD718株が挙げ
られる。このSD718株の菌学的性質について、文献
( Bergey's Manual of Systematic Bacteriology Vo
l.1(1984) 、 Bergey's Manual of DeterminativeBac
teriology Ninth Edition (1994) 、 P.J.M.Bouvet a
nd P.A.D.Grimont :Int.J.Syst.Bacteriol.,36,228(19
86) )を参考にして本菌と類似のアシネトバクター・バ
ウマニイ(Acinetobacter baumanni)、アシネトバクタ
ー・ヘモリティカス(Acinetobacter haemolyticus)と
比較して表2に記載した。
トバクター(Acinetobacter )属に属する菌株の例とし
て、本発明者らが土壌より分離したSD718株が挙げ
られる。このSD718株の菌学的性質について、文献
( Bergey's Manual of Systematic Bacteriology Vo
l.1(1984) 、 Bergey's Manual of DeterminativeBac
teriology Ninth Edition (1994) 、 P.J.M.Bouvet a
nd P.A.D.Grimont :Int.J.Syst.Bacteriol.,36,228(19
86) )を参考にして本菌と類似のアシネトバクター・バ
ウマニイ(Acinetobacter baumanni)、アシネトバクタ
ー・ヘモリティカス(Acinetobacter haemolyticus)と
比較して表2に記載した。
【0021】
【表2】 上に示したように形態観察、生理的性状試験、およびキ
ノン系から、同定した結果、SD718株はアシネトバ
クター・バウマニイ(Acinetobacter baumanni)と同定
された。
ノン系から、同定した結果、SD718株はアシネトバ
クター・バウマニイ(Acinetobacter baumanni)と同定
された。
【0022】SD711、SD712、SD713、S
D714、SD715、SD716、SD717、SD
718株は工業技術院生命工学工業技術研究所にそれぞ
れFERM P-15444,FERM P-15445,FERM P-15446,FERM P-15
447,FERM P-15448,FERM P-15449,FERM P-15450,FERM P-
15554 として寄託されている。本発明のリパーゼを製造
するために使用する微生物は、前記例のように、シュー
ドモナス(Pseudomonas )属のシュードモナス・ステュ
ツエリ(Pseudomonasstutzeri)、シュードモナス sp.
(Pseudomonas sp.)、アシネトバクター(Acinetobacte
r)属のアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter
baumanni)などが挙げられ、特定の種や属に限定される
ものではない。
D714、SD715、SD716、SD717、SD
718株は工業技術院生命工学工業技術研究所にそれぞ
れFERM P-15444,FERM P-15445,FERM P-15446,FERM P-15
447,FERM P-15448,FERM P-15449,FERM P-15450,FERM P-
15554 として寄託されている。本発明のリパーゼを製造
するために使用する微生物は、前記例のように、シュー
ドモナス(Pseudomonas )属のシュードモナス・ステュ
ツエリ(Pseudomonasstutzeri)、シュードモナス sp.
(Pseudomonas sp.)、アシネトバクター(Acinetobacte
r)属のアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacter
baumanni)などが挙げられ、特定の種や属に限定される
ものではない。
【0023】また上記菌株に自然突然変異が起こること
により、または突然変異を起こさせることにより、上記
菌株が生産する後記の性質を有するリパーゼを生産する
変異株を得ることができ、また遺伝子操作によっても本
発明のリパーゼを生産する微生物を得ることができ、本
発明によるリパーゼ生産菌として用いることができる。
変異株を調製する慣用の方法としては、例えば原菌株を
紫外線照射あるいはN−メチル−N’−ニトロ−N−ニ
トロソグアニジン等の薬剤による人工突然変異処理を施
して、オリーブオイル等の油を含む寒天培地に広げ、生
育してくる菌株の中からコロニーのまわりに形成される
クリアゾーンが、より大きいコロニーを選抜し、生産性
の優れた菌株を選別する方法がある。
により、または突然変異を起こさせることにより、上記
菌株が生産する後記の性質を有するリパーゼを生産する
変異株を得ることができ、また遺伝子操作によっても本
発明のリパーゼを生産する微生物を得ることができ、本
発明によるリパーゼ生産菌として用いることができる。
変異株を調製する慣用の方法としては、例えば原菌株を
紫外線照射あるいはN−メチル−N’−ニトロ−N−ニ
トロソグアニジン等の薬剤による人工突然変異処理を施
して、オリーブオイル等の油を含む寒天培地に広げ、生
育してくる菌株の中からコロニーのまわりに形成される
クリアゾーンが、より大きいコロニーを選抜し、生産性
の優れた菌株を選別する方法がある。
【0024】遺伝子操作による方法としては、例えば、
該リパーゼをコードするDNA配列が宿主生物での酵素
発現機能を有する適当なプロモーター、オペレーター及
びターミネーターDNA配列と共に、宿主生物中で複製
するDNAベクターに挿入されたプラスミドを用いて形
質転換された宿主細胞、または該リパーゼをコードする
DNA配列が宿主生物での酵素発現機能を有する適当な
プロモーター、オペレーター及びターミネーターDNA
配列と共に、宿主細胞DNAにインテグレーションされ
ることで形質転換された宿主細胞を、リパーゼの発現で
きる条件のもとに培養し、さらにリパーゼを培養液から
回収する方法が挙げられる。また、本発明のリパーゼ
は、該リパーゼをコードするDNA配列等を元に得られ
る該リパーゼのアミノ酸配列に関する知見を元に、従来
のリパーゼのDNAを改変するタンパク質工学の手法に
よって生産されるものであってもよい。本発明のリパー
ゼをコードするDNA断片の取得のためには、例えば本
発明の微生物からのDNAまたはゲノムライブラリィを
分離源とし、本発明のリパーゼのアミノ酸配列もしくは
既知のリパーゼのアミノ酸配列に基づいて合成されたオ
リゴヌクレオチドをプローブとして目的のDNA断片を
特定するか、または酵素活性を発現するクローンを選択
するか、または該リパーゼに対する抗体と反応する蛋白
質を生産するクローンを選択するといった常法によって
行うことができる。
該リパーゼをコードするDNA配列が宿主生物での酵素
発現機能を有する適当なプロモーター、オペレーター及
びターミネーターDNA配列と共に、宿主生物中で複製
するDNAベクターに挿入されたプラスミドを用いて形
質転換された宿主細胞、または該リパーゼをコードする
DNA配列が宿主生物での酵素発現機能を有する適当な
プロモーター、オペレーター及びターミネーターDNA
配列と共に、宿主細胞DNAにインテグレーションされ
ることで形質転換された宿主細胞を、リパーゼの発現で
きる条件のもとに培養し、さらにリパーゼを培養液から
回収する方法が挙げられる。また、本発明のリパーゼ
は、該リパーゼをコードするDNA配列等を元に得られ
る該リパーゼのアミノ酸配列に関する知見を元に、従来
のリパーゼのDNAを改変するタンパク質工学の手法に
よって生産されるものであってもよい。本発明のリパー
ゼをコードするDNA断片の取得のためには、例えば本
発明の微生物からのDNAまたはゲノムライブラリィを
分離源とし、本発明のリパーゼのアミノ酸配列もしくは
既知のリパーゼのアミノ酸配列に基づいて合成されたオ
リゴヌクレオチドをプローブとして目的のDNA断片を
特定するか、または酵素活性を発現するクローンを選択
するか、または該リパーゼに対する抗体と反応する蛋白
質を生産するクローンを選択するといった常法によって
行うことができる。
【0025】(リパーゼ製造方法)本発明のリパーゼ
は、本発明のリパーゼ生産能を有する微生物を培養して
得られた培養物中から得られる。例えばシュードモナス
(Pseudomonas )属またはアシネトバクター(Acinetob
acter )属に属する本リパーゼ生産菌の培養物中から得
られる。培地の栄養源としては、通常培養に用いられて
いるものが広く利用できる。炭素源としては同化できる
炭素化合物またはこれを含有するものであればよく、例
えば油脂、コーンスティープリカー、脂肪酸エステル系
界面活性剤などが用いられる。窒素源としては同化可能
な窒素化合物またはこれを含有するものであればよく、
例えばアンモニウム塩、硝酸塩、大豆粉、肉エキス、コ
ーンスティープリカー、ファーマメディアなどが用いら
れる。また、無機塩類としてはリン酸塩、マグネシウム
塩などの塩類が使用される。
は、本発明のリパーゼ生産能を有する微生物を培養して
得られた培養物中から得られる。例えばシュードモナス
(Pseudomonas )属またはアシネトバクター(Acinetob
acter )属に属する本リパーゼ生産菌の培養物中から得
られる。培地の栄養源としては、通常培養に用いられて
いるものが広く利用できる。炭素源としては同化できる
炭素化合物またはこれを含有するものであればよく、例
えば油脂、コーンスティープリカー、脂肪酸エステル系
界面活性剤などが用いられる。窒素源としては同化可能
な窒素化合物またはこれを含有するものであればよく、
例えばアンモニウム塩、硝酸塩、大豆粉、肉エキス、コ
ーンスティープリカー、ファーマメディアなどが用いら
れる。また、無機塩類としてはリン酸塩、マグネシウム
塩などの塩類が使用される。
【0026】培養条件は培地組成により多少異なるが、
生産の目的である本リパーゼの生産が可能な条件を選択
する。シュードモナス属細菌の場合は通常、培養温度は
5〜42℃、好ましくは10〜30℃の範囲であり、培
養時間は6時間から300時間程度であり、本リパーゼ
の生産が最高に達したときに培養を終了するのが望まし
い。培地のpHは7〜12が好ましく、8〜10が本リ
パーゼ生産に好適である。また、アシネトバクター(Ac
inetobacter )属細菌の場合は通常、培養温度は10〜
40℃、好ましくは20〜37℃の範囲であり、培養時
間は8時間から100時間程度であり、本リパーゼの生
産が最高に達したときに培養を終了するのが望ましい。
培地のpHは5〜12が好ましく、7〜9が本リパーゼ
生産に好適である。この様な培養により、目的とするリ
パーゼは主として菌体外(培養液中)に得られる。
生産の目的である本リパーゼの生産が可能な条件を選択
する。シュードモナス属細菌の場合は通常、培養温度は
5〜42℃、好ましくは10〜30℃の範囲であり、培
養時間は6時間から300時間程度であり、本リパーゼ
の生産が最高に達したときに培養を終了するのが望まし
い。培地のpHは7〜12が好ましく、8〜10が本リ
パーゼ生産に好適である。また、アシネトバクター(Ac
inetobacter )属細菌の場合は通常、培養温度は10〜
40℃、好ましくは20〜37℃の範囲であり、培養時
間は8時間から100時間程度であり、本リパーゼの生
産が最高に達したときに培養を終了するのが望ましい。
培地のpHは5〜12が好ましく、7〜9が本リパーゼ
生産に好適である。この様な培養により、目的とするリ
パーゼは主として菌体外(培養液中)に得られる。
【0027】(リパーゼの分離精製法)この様にして得
られた培養液からの本リパーゼの採取は、リパーゼを採
取するための常法にしたがって分離、精製することによ
り行うことが出来る。すなわち、第一ステップとして培
養液から濾過法や遠心分離法などの公知の適当な方法に
より菌体や培地固形物を分離して上澄液または濾液を取
得し、これらの液を濃縮し、または濃縮することなく次
のステップに進む。第二ステップとしては、可溶性塩類
を添加して酵素を沈澱させる塩析法、親水性有機溶剤を
添加し酵素あるいは夾雑物を沈澱させる有機溶剤沈澱
法、イオン交換樹脂等を用いた吸着脱離法、ゲル濾過
法、安定補助剤を加えてまたは安定補助剤なしに噴霧乾
燥する方法、凍結乾燥法、などの分離もしくは精製手段
を単独または複数組み合わせて用いることができる。こ
うして本発明のリパーゼを得ることができる。
られた培養液からの本リパーゼの採取は、リパーゼを採
取するための常法にしたがって分離、精製することによ
り行うことが出来る。すなわち、第一ステップとして培
養液から濾過法や遠心分離法などの公知の適当な方法に
より菌体や培地固形物を分離して上澄液または濾液を取
得し、これらの液を濃縮し、または濃縮することなく次
のステップに進む。第二ステップとしては、可溶性塩類
を添加して酵素を沈澱させる塩析法、親水性有機溶剤を
添加し酵素あるいは夾雑物を沈澱させる有機溶剤沈澱
法、イオン交換樹脂等を用いた吸着脱離法、ゲル濾過
法、安定補助剤を加えてまたは安定補助剤なしに噴霧乾
燥する方法、凍結乾燥法、などの分離もしくは精製手段
を単独または複数組み合わせて用いることができる。こ
うして本発明のリパーゼを得ることができる。
【0028】(酵素力価の測定)リパーゼ活性(酵素力
価)の測定は、本発明においてはオリーブ油/ポリビニ
ルアルコールエマルジョンを基質とする測定法を用いて
実施した。具体的には以下の通りである。オリーブ油/
ポリビニルアルコールエマルジョンとしては、ポリビニ
ルアルコール2%水溶液(ポバールPVA117(( 株) クラ
レ商品名):ポバールPVA205((株) クラレ商品名)=
9:1 )100gに10g のオリーブ油を加え、氷冷しながら3
0,000rpm 、10分間ホモジナイズしたものを用いた。こ
のエマルジョン3ml 、36.7mM塩化ナトリウム/1
3.8mM塩化カルシウム溶液30ml、酵素液0.1ml の混
合物を30℃にて反応せしめ、200mM 水酸化ナトリウム水
溶液を用いたpHスタット滴定法によりpHを9に保っ
た。このとき1分間に1マイクロモルの水酸化ナトリウ
ムが滴定される速度を与える酵素量を1ユニット(1
U)とした。
価)の測定は、本発明においてはオリーブ油/ポリビニ
ルアルコールエマルジョンを基質とする測定法を用いて
実施した。具体的には以下の通りである。オリーブ油/
ポリビニルアルコールエマルジョンとしては、ポリビニ
ルアルコール2%水溶液(ポバールPVA117(( 株) クラ
レ商品名):ポバールPVA205((株) クラレ商品名)=
9:1 )100gに10g のオリーブ油を加え、氷冷しながら3
0,000rpm 、10分間ホモジナイズしたものを用いた。こ
のエマルジョン3ml 、36.7mM塩化ナトリウム/1
3.8mM塩化カルシウム溶液30ml、酵素液0.1ml の混
合物を30℃にて反応せしめ、200mM 水酸化ナトリウム水
溶液を用いたpHスタット滴定法によりpHを9に保っ
た。このとき1分間に1マイクロモルの水酸化ナトリウ
ムが滴定される速度を与える酵素量を1ユニット(1
U)とした。
【0029】(本発明の酵素の性質[1])本発明のリ
パーゼは、既知のリパーゼには無い優れた洗浄効果を示
すが、それと密接に関連して次の1)〜4)のうちの少
なくとも一つの条件を充たし、好ましくは2つ以上、3
つ以上の条件を充たし、より好ましくは1)〜4)すべ
ての条件を充たす。また、好ましくは5)の条件も充た
す。 1)低温特性 至適温度が40℃以上にあり、1℃での活性が30℃に
おける活性の20%以上ある。なお、好ましくは30%
以上である。 2)漂白剤存在下の活性 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
0.046%を含む25℃の溶液中において、過酸化水
素0.5%存在下のパラニトロフェニルパルミテートの
分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速度の80%以
上である。 3)漂白剤存在下の安定性 LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶液中
で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50%以
上の活性を有する。なお、好ましくは60%以上、より
好ましくは70%以上である。 4)高濃度LAS存在下の活性 LAS0.2%を含む25℃の溶液中におけるパラニト
ロフェニルパルミテートの分解速度が、LAS0.02
%を含む溶液中における分解速度の50%以上である。 5)LASの有無による活性の違い オリーブ油エマルジョンを基質とし、0.02%のLA
Sを含む溶液中で測定した場合の活性がLAS無添加時
の活性の20%以上である。
パーゼは、既知のリパーゼには無い優れた洗浄効果を示
すが、それと密接に関連して次の1)〜4)のうちの少
なくとも一つの条件を充たし、好ましくは2つ以上、3
つ以上の条件を充たし、より好ましくは1)〜4)すべ
ての条件を充たす。また、好ましくは5)の条件も充た
す。 1)低温特性 至適温度が40℃以上にあり、1℃での活性が30℃に
おける活性の20%以上ある。なお、好ましくは30%
以上である。 2)漂白剤存在下の活性 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
0.046%を含む25℃の溶液中において、過酸化水
素0.5%存在下のパラニトロフェニルパルミテートの
分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速度の80%以
上である。 3)漂白剤存在下の安定性 LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶液中
で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50%以
上の活性を有する。なお、好ましくは60%以上、より
好ましくは70%以上である。 4)高濃度LAS存在下の活性 LAS0.2%を含む25℃の溶液中におけるパラニト
ロフェニルパルミテートの分解速度が、LAS0.02
%を含む溶液中における分解速度の50%以上である。 5)LASの有無による活性の違い オリーブ油エマルジョンを基質とし、0.02%のLA
Sを含む溶液中で測定した場合の活性がLAS無添加時
の活性の20%以上である。
【0030】(本発明の酵素の性質[2])本発明の代
表例であるSD711〜SD718株の生産するリパー
ゼ(以下、個々のリパーゼの名称はそれを生産する株の
名称におけるSDをSDLに替えたものとする)につい
て、その性質を記載する。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用し、その
エステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。
表例であるSD711〜SD718株の生産するリパー
ゼ(以下、個々のリパーゼの名称はそれを生産する株の
名称におけるSDをSDLに替えたものとする)につい
て、その性質を記載する。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用し、その
エステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。
【0031】(3)作用pHおよび至適pH 前記のエマルジョンを基質とする力価測定法により測定
した。ただし、反応時のpHは、8から12の範囲にお
ける種々のpHで測定した。反応pHと相対活性の関係
は図1〜図8に示す通りであり、pH8.0 〜12.0の範囲
で測定した場合の作用pHは各酵素とも8.0 〜12.0であ
る。また、至適pHは8.5 〜12の範囲内にあり、リパー
ゼSDL711は約9 〜10.5、SDL712及びSDL
713は約 9.5〜11、SDL714及びSDL715は
約11.5、SDL716は約10〜11、SDL717は約1
1、SDL718は約10〜10.5である。なお、誤差は±
0.5程度である。
した。ただし、反応時のpHは、8から12の範囲にお
ける種々のpHで測定した。反応pHと相対活性の関係
は図1〜図8に示す通りであり、pH8.0 〜12.0の範囲
で測定した場合の作用pHは各酵素とも8.0 〜12.0であ
る。また、至適pHは8.5 〜12の範囲内にあり、リパー
ゼSDL711は約9 〜10.5、SDL712及びSDL
713は約 9.5〜11、SDL714及びSDL715は
約11.5、SDL716は約10〜11、SDL717は約1
1、SDL718は約10〜10.5である。なお、誤差は±
0.5程度である。
【0032】(4)作用温度および至適温度 前記のエマルジョンを基質とする力価測定法により測定
した。ただし、反応温度は1 〜65℃の範囲における種々
の温度にて測定した。反応温度と相対活性の関係は図9
〜図16及び表3に示した。なお表3中の1℃における
相対活性は30℃における活性を100としている。
した。ただし、反応温度は1 〜65℃の範囲における種々
の温度にて測定した。反応温度と相対活性の関係は図9
〜図16及び表3に示した。なお表3中の1℃における
相対活性は30℃における活性を100としている。
【0033】
【表3】
【0034】各酵素とも、1 〜65℃の範囲で測定した場
合の作用温度は1 〜65℃である。また、至適温度は45〜
65℃の範囲内にあり、リパーゼSDL711は約60℃、
SDL712、SDL713は約55℃、SDL714は
約54℃、SDL715は約50℃、SDL716は約52
℃、SDL717は約51℃、SDL718は約46℃であ
る。なお、誤差は±3℃程度である。また、リパーゼS
DL712〜SDL718は、1℃における活性が30
℃における活性の20%以上であり、特にSDL714
〜SD718は、30%以上である。
合の作用温度は1 〜65℃である。また、至適温度は45〜
65℃の範囲内にあり、リパーゼSDL711は約60℃、
SDL712、SDL713は約55℃、SDL714は
約54℃、SDL715は約50℃、SDL716は約52
℃、SDL717は約51℃、SDL718は約46℃であ
る。なお、誤差は±3℃程度である。また、リパーゼS
DL712〜SDL718は、1℃における活性が30
℃における活性の20%以上であり、特にSDL714
〜SD718は、30%以上である。
【0035】(5)温度安定性 異なる温度でpH9 にて30分間保温処理した後の残存活性
を、前記のエマルジョンを基質とする力価測定法で測定
した。各酵素とも30℃の温度の処理で90%以上,50 ℃の
温度の処理で50%以上の残存活性を有する。 (6)活性の温度係数 表2に示したように、リパーゼSDL712〜SDL7
18は、温度安定性が90%以上の値を示す温度範囲に
おいて活性の温度係数が5.5%/℃以下である。それ
に対し、既知の酵素リポマックス(ギストブロカーディ
ス社、商品名)は8.0%/℃である。 (7)pH安定性 pH5 〜12の範囲の異なるpHで30℃にて30分間処理し
た後の残存活性を前記のエマルジョンを基質とする力価
測定法で測定した。各酵素ともpH5 〜10で50%以上の
残存活性を有する。 (8)分子量 SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は各酵素とも30,000±3,500 の範囲内であ
り、SDL711は30,500±3,000 、SDL712は3
0,000±3,000 、SDL713は30,000±3,000 、SD
L714は29,500±3,000 、SDL715は29,500±3,
000 、SDL716は30,000±3,000 、SDL717は
30,000±3,000 、SDL718は30,500±3,000 であ
る。
を、前記のエマルジョンを基質とする力価測定法で測定
した。各酵素とも30℃の温度の処理で90%以上,50 ℃の
温度の処理で50%以上の残存活性を有する。 (6)活性の温度係数 表2に示したように、リパーゼSDL712〜SDL7
18は、温度安定性が90%以上の値を示す温度範囲に
おいて活性の温度係数が5.5%/℃以下である。それ
に対し、既知の酵素リポマックス(ギストブロカーディ
ス社、商品名)は8.0%/℃である。 (7)pH安定性 pH5 〜12の範囲の異なるpHで30℃にて30分間処理し
た後の残存活性を前記のエマルジョンを基質とする力価
測定法で測定した。各酵素ともpH5 〜10で50%以上の
残存活性を有する。 (8)分子量 SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は各酵素とも30,000±3,500 の範囲内であ
り、SDL711は30,500±3,000 、SDL712は3
0,000±3,000 、SDL713は30,000±3,000 、SD
L714は29,500±3,000 、SDL715は29,500±3,
000 、SDL716は30,000±3,000 、SDL717は
30,000±3,000 、SDL718は30,500±3,000 であ
る。
【0036】(9)洗浄剤溶液中での性質 1)漂白剤存在下の活性(SDL712〜SDL717) 過酸化水素0.5%を含む、合成洗剤,(組成は実
施例5に記載)またはタイドウィズブリーチ(P&G商
品名)溶液中で、実施例6記載の方法で測定した場合の
活性が過酸化水素を含まない場合の活性の80%以上で
ある(合成洗剤の場合が、LAS 0.046%に相
当)。 2)漂白剤存在下の安定性(SDL711,SDL714 〜SDL717) 過酸化水素0.55%を含む、合成洗剤,またはタ
イドウィズブリーチ(P&G商品名)溶液中で、実施例
7記載の方法で測定した場合の安定性が50%以上であ
る(合成洗剤の場合がLAS 0.05%に相当する)。 3)高濃度LAS存在下の活性(SDL714〜SDL717) 実施例8記載の方法で測定した場合、LAS 0.2%を含
む25℃の溶液におけるパラニトロフェニルパルミテー
トの分解速度が、LAS 0.02%を含む溶液中における
分解速度の50% 以上である。 4)LASの有無による活性の違い 実施例5記載の方法で測定した場合の活性は、合成洗剤
〜、市販洗剤のタイドウィズブリーチ(P&G商品
名),ウルトラアリエール(P&G商品名),新コンパ
クトアタック(花王(株)商品名,以下「アタック」と
略記),または濃縮酵素トップ(ライオン(株)商品
名,以下「トップ」と略記)の洗浄剤溶液中で20%以
上である。使用したこれらの洗浄剤溶液中には、アニオ
ンおよび/またはノニオン界面活性剤が終濃度で0.0
2〜0.04%含まれると考えられる(合成洗剤の場
合がLAS0.02%に相当)。 (10)等電点 等電点電気泳動により測定したリパーゼSDL711〜
718の等電点は6.0±2.0の範囲内にある。
施例5に記載)またはタイドウィズブリーチ(P&G商
品名)溶液中で、実施例6記載の方法で測定した場合の
活性が過酸化水素を含まない場合の活性の80%以上で
ある(合成洗剤の場合が、LAS 0.046%に相
当)。 2)漂白剤存在下の安定性(SDL711,SDL714 〜SDL717) 過酸化水素0.55%を含む、合成洗剤,またはタ
イドウィズブリーチ(P&G商品名)溶液中で、実施例
7記載の方法で測定した場合の安定性が50%以上であ
る(合成洗剤の場合がLAS 0.05%に相当する)。 3)高濃度LAS存在下の活性(SDL714〜SDL717) 実施例8記載の方法で測定した場合、LAS 0.2%を含
む25℃の溶液におけるパラニトロフェニルパルミテー
トの分解速度が、LAS 0.02%を含む溶液中における
分解速度の50% 以上である。 4)LASの有無による活性の違い 実施例5記載の方法で測定した場合の活性は、合成洗剤
〜、市販洗剤のタイドウィズブリーチ(P&G商品
名),ウルトラアリエール(P&G商品名),新コンパ
クトアタック(花王(株)商品名,以下「アタック」と
略記),または濃縮酵素トップ(ライオン(株)商品
名,以下「トップ」と略記)の洗浄剤溶液中で20%以
上である。使用したこれらの洗浄剤溶液中には、アニオ
ンおよび/またはノニオン界面活性剤が終濃度で0.0
2〜0.04%含まれると考えられる(合成洗剤の場
合がLAS0.02%に相当)。 (10)等電点 等電点電気泳動により測定したリパーゼSDL711〜
718の等電点は6.0±2.0の範囲内にある。
【0037】(洗浄剤組成物)本発明により、前記の性
質を有するリパーゼを配合した洗浄剤組成物が提供され
る。本発明の洗浄剤組成物に配合されるリパーゼの量に
特に限定はないが、一般には洗浄剤組成物1グラム当り
50〜50,000ユニット、好ましくは100 〜10,000ユニット
の割合で配合する。この配合量が少なすぎると十分な洗
浄効果の向上が得られず、また逆に多すぎた場合には酵
素配合量に比して洗浄効果の向上が小さく、経済性の点
で好ましくない。本発明に従えば、前記リパーゼは従来
公知の任意の洗浄剤組成物に洗浄剤組成物の組成を何等
変更することなく配合することができ、本発明の洗浄剤
組成物の成分については特に限定はない。そのような洗
浄剤組成物の代表例を挙げれば、洗浄剤組成物重量当り
10〜50重量%の界面活性剤、0 〜50重量%のビルダー、
1〜50重量%のアルカリ剤あるいは無機電解質、0.1 〜5
重量%の再汚染防止剤、酵素、漂白剤、蛍光染料、ケ
ーキング防止剤及び酸化防止剤からなる群より選ばれる
少なくとも1種以上の配合成分からなる洗浄剤組成物が
挙げられる。
質を有するリパーゼを配合した洗浄剤組成物が提供され
る。本発明の洗浄剤組成物に配合されるリパーゼの量に
特に限定はないが、一般には洗浄剤組成物1グラム当り
50〜50,000ユニット、好ましくは100 〜10,000ユニット
の割合で配合する。この配合量が少なすぎると十分な洗
浄効果の向上が得られず、また逆に多すぎた場合には酵
素配合量に比して洗浄効果の向上が小さく、経済性の点
で好ましくない。本発明に従えば、前記リパーゼは従来
公知の任意の洗浄剤組成物に洗浄剤組成物の組成を何等
変更することなく配合することができ、本発明の洗浄剤
組成物の成分については特に限定はない。そのような洗
浄剤組成物の代表例を挙げれば、洗浄剤組成物重量当り
10〜50重量%の界面活性剤、0 〜50重量%のビルダー、
1〜50重量%のアルカリ剤あるいは無機電解質、0.1 〜5
重量%の再汚染防止剤、酵素、漂白剤、蛍光染料、ケ
ーキング防止剤及び酸化防止剤からなる群より選ばれる
少なくとも1種以上の配合成分からなる洗浄剤組成物が
挙げられる。
【0038】界面活性剤としては石鹸、例えば直鎖また
は分岐アルキルあるいはアルケニル硫酸塩、アミド硫酸
塩、直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基
を有し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド及
びブチレンオキサイドのうちの単独あるいは複数成分が
付加したアルキルまたはアルケニルエーテル硫酸塩のよ
うな脂肪族硫酸化物、アルキルスルホン酸塩、アミドス
ルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−オレフ
ィン、ビニリデン型オレフィン及び内部オレフィンの各
スルホン酸塩のような脂肪族スルホン酸塩、直鎖または
分岐鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩のような芳香族
スルホン酸塩、直鎖または分岐鎖のアルキル基またはア
ルケニル基を有し、エチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド及びブチレンオキサイドのうちの単独あるいは
複数成分が付加したアルキルまたはアルケニルエーテル
カルボン酸塩またはアミド、α−スルホ脂肪酸塩または
エステル、アミノ酸型界面活性剤、アルキルまたはアル
ケニル酸性リン酸エステル、アルキルまたはアルケニル
リン酸塩のごときリン酸エステル系界面活性剤、スルホ
ン酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、直
鎖または分岐鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩のよう
な芳香族スルホン酸塩、直鎖または分岐鎖のアルキル基
またはアルケニル基を有し、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド及びブチレンオキサイドのうちの単独
あるいは複数成分が付加したポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミドま
たはそのアルキレンオキサイド付加物、ショ糖脂肪酸エ
ステル、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキルまた
はアルケニルアミンオキサイド、テトラアルキルアンモ
ニウム塩型カチオン界面活性剤など洗浄剤組成物として
通常配合される界面活性剤であればいずれも使用可能で
あり、陰イオン性界面活性剤の場合の対イオンとしては
ナトリウムイオンまたはカリウムイオンであることが好
ましい。これらの界面活性剤は、単独または2種以上の
混合物として使用される。
は分岐アルキルあるいはアルケニル硫酸塩、アミド硫酸
塩、直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基
を有し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド及
びブチレンオキサイドのうちの単独あるいは複数成分が
付加したアルキルまたはアルケニルエーテル硫酸塩のよ
うな脂肪族硫酸化物、アルキルスルホン酸塩、アミドス
ルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−オレフ
ィン、ビニリデン型オレフィン及び内部オレフィンの各
スルホン酸塩のような脂肪族スルホン酸塩、直鎖または
分岐鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩のような芳香族
スルホン酸塩、直鎖または分岐鎖のアルキル基またはア
ルケニル基を有し、エチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイド及びブチレンオキサイドのうちの単独あるいは
複数成分が付加したアルキルまたはアルケニルエーテル
カルボン酸塩またはアミド、α−スルホ脂肪酸塩または
エステル、アミノ酸型界面活性剤、アルキルまたはアル
ケニル酸性リン酸エステル、アルキルまたはアルケニル
リン酸塩のごときリン酸エステル系界面活性剤、スルホ
ン酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、直
鎖または分岐鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩のよう
な芳香族スルホン酸塩、直鎖または分岐鎖のアルキル基
またはアルケニル基を有し、エチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド及びブチレンオキサイドのうちの単独
あるいは複数成分が付加したポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミドま
たはそのアルキレンオキサイド付加物、ショ糖脂肪酸エ
ステル、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキルまた
はアルケニルアミンオキサイド、テトラアルキルアンモ
ニウム塩型カチオン界面活性剤など洗浄剤組成物として
通常配合される界面活性剤であればいずれも使用可能で
あり、陰イオン性界面活性剤の場合の対イオンとしては
ナトリウムイオンまたはカリウムイオンであることが好
ましい。これらの界面活性剤は、単独または2種以上の
混合物として使用される。
【0039】ビルダー及びアルカリ剤あるいは無機電解
質としてはオルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリ酸
塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸塩
などのリン酸塩、エタン−1,1 −ジホスホン酸及びその
誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,2 −トリホスホン酸、
エタン−1,2 −ジカルボキシ−1,2 −ジホスホン酸、メ
タンヒドロキシホスホン酸などのホスホン酸塩、2 −ホ
スホノブタン−1,2 −ジカルボン酸、1 −ホスホノブタ
ン−2,3,4 −トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハ
ク酸などのホスホノカルボン酸塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸などのアミノ酸塩、ニトリロ三酢酸塩、エチ
レンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩
などのアミノポリ酢酸塩、ポリアクリル酸、ポリイタコ
ン酸、ポリマレイン酸、無水マレイン酸共重合体、カル
ボキシメチルセルロース塩などの高分子電解質、ポリエ
チレングリコール、ポリビニルアルコールなどの非解離
高分子、ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキ
シメチルオキシコハク酸、グルコン酸、クエン酸、乳
酸、酒石酸、ショ糖、ラクトースなどのカルボキシメチ
ル化物、ペンタエリスリトールのカルボキシメチル化
物、グルコン酸のカルボキシメチル化物、ベンゼンポリ
カルボン酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、
グルコン酸などの有機酸塩、ゼオライトなどのアルミノ
ケイ酸塩、炭酸塩、セスキ炭酸塩、硫酸塩、メタケイ酸
塩などの無機塩をアルカリ金属塩として用いることがで
き、またデンプン、尿素などの有機物質及び塩化ナトリ
ウム、ベントナイトなどの無機化合物を用いることがで
き、更には有機アルカリ剤としてトリエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、トリ
イソプロパノールアミンなどを用いることができる。
質としてはオルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリ酸
塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸塩
などのリン酸塩、エタン−1,1 −ジホスホン酸及びその
誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,2 −トリホスホン酸、
エタン−1,2 −ジカルボキシ−1,2 −ジホスホン酸、メ
タンヒドロキシホスホン酸などのホスホン酸塩、2 −ホ
スホノブタン−1,2 −ジカルボン酸、1 −ホスホノブタ
ン−2,3,4 −トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハ
ク酸などのホスホノカルボン酸塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸などのアミノ酸塩、ニトリロ三酢酸塩、エチ
レンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩
などのアミノポリ酢酸塩、ポリアクリル酸、ポリイタコ
ン酸、ポリマレイン酸、無水マレイン酸共重合体、カル
ボキシメチルセルロース塩などの高分子電解質、ポリエ
チレングリコール、ポリビニルアルコールなどの非解離
高分子、ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキ
シメチルオキシコハク酸、グルコン酸、クエン酸、乳
酸、酒石酸、ショ糖、ラクトースなどのカルボキシメチ
ル化物、ペンタエリスリトールのカルボキシメチル化
物、グルコン酸のカルボキシメチル化物、ベンゼンポリ
カルボン酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、
グルコン酸などの有機酸塩、ゼオライトなどのアルミノ
ケイ酸塩、炭酸塩、セスキ炭酸塩、硫酸塩、メタケイ酸
塩などの無機塩をアルカリ金属塩として用いることがで
き、またデンプン、尿素などの有機物質及び塩化ナトリ
ウム、ベントナイトなどの無機化合物を用いることがで
き、更には有機アルカリ剤としてトリエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、トリ
イソプロパノールアミンなどを用いることができる。
【0040】本発明の洗浄剤組成物は、前述のごとく、
界面活性剤、リパーゼ、アルカリ剤または無機電解質を
必須の構成成分として含むが、その必要に応じて両性界
面活性剤、例えば過炭酸ソーダ、過ホウ酸ソーダなどの
漂白剤、色素、ビルダー、例えばポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロースなどの再汚染防止剤、ケーキ
ング防止剤、酸化防止剤、プロテアーゼなどのその他の
酵素を必要に応じて含ませることができる。本発明の洗
浄剤組成物にプロテアーゼあるいはセルラーゼ、リパー
ゼなどのその他の酵素を配合するには如何なる方法をも
って行ってもよいが、微粉末状で配合することは、洗浄
剤取扱い時の発塵による洗浄剤使用者や洗浄剤工業にお
ける作業者の安全衛生上好ましいことではなく、溶液状
態あるいはあらかじめ発塵性をおさえた形状に賦形して
おくことが好ましい。この賦形は通常よく用いられるマ
ルメ造粒、押し出し造粒、流動造粒、遠心流動造粒やそ
の他の方法のいずれによるものであってもよく、本発明
の洗浄剤組成物に配合するプロテアーゼあるいはセルラ
ーゼ、リパーゼなどのその他の酵素の形状は特にこれら
の方法によって賦形されたものに限定されるものではな
い。
界面活性剤、リパーゼ、アルカリ剤または無機電解質を
必須の構成成分として含むが、その必要に応じて両性界
面活性剤、例えば過炭酸ソーダ、過ホウ酸ソーダなどの
漂白剤、色素、ビルダー、例えばポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロースなどの再汚染防止剤、ケーキ
ング防止剤、酸化防止剤、プロテアーゼなどのその他の
酵素を必要に応じて含ませることができる。本発明の洗
浄剤組成物にプロテアーゼあるいはセルラーゼ、リパー
ゼなどのその他の酵素を配合するには如何なる方法をも
って行ってもよいが、微粉末状で配合することは、洗浄
剤取扱い時の発塵による洗浄剤使用者や洗浄剤工業にお
ける作業者の安全衛生上好ましいことではなく、溶液状
態あるいはあらかじめ発塵性をおさえた形状に賦形して
おくことが好ましい。この賦形は通常よく用いられるマ
ルメ造粒、押し出し造粒、流動造粒、遠心流動造粒やそ
の他の方法のいずれによるものであってもよく、本発明
の洗浄剤組成物に配合するプロテアーゼあるいはセルラ
ーゼ、リパーゼなどのその他の酵素の形状は特にこれら
の方法によって賦形されたものに限定されるものではな
い。
【0041】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて説明するが、本
発明は下記の実施例に限定されるものではない。なお、
下記の説明中、特に記載がない限り%は重量を基準とす
るものである。 <実施例1>リパーゼ生産菌(SD711 〜SD717 株)の培
養 Tween80 0.5%、硝酸アンモニウム 0.1% 、リン酸水素二
カリウム 1% 、リン酸二水素カリウム 0.4% 、塩化カル
シウム・2 水和物 0.05%、硫酸マグネシウム・7 水和物
0.3% 、塩化第二鉄・6 水和物 0.004% 、硫酸マンガン
・4 〜5 水和物0.0003% 炭酸ナトリウム 0.5% の濃度
の液体培地 2mlを18mm径の試験管にとり、121 ℃、20
分間高圧蒸気滅菌した後、SD711 〜SD717 株のうちどれ
か一つを1白金耳接種し、25℃で20時間、300rpmで培養
した。培養後、遠心分離により菌体を除去しリパーゼ液
を得た。この液のリパーゼ活性は、SD711 株約8U/ml 、
SD712,SD713 株約0.2U/ml 、SD714 〜SD717 株約0.1U/m
l であった。
発明は下記の実施例に限定されるものではない。なお、
下記の説明中、特に記載がない限り%は重量を基準とす
るものである。 <実施例1>リパーゼ生産菌(SD711 〜SD717 株)の培
養 Tween80 0.5%、硝酸アンモニウム 0.1% 、リン酸水素二
カリウム 1% 、リン酸二水素カリウム 0.4% 、塩化カル
シウム・2 水和物 0.05%、硫酸マグネシウム・7 水和物
0.3% 、塩化第二鉄・6 水和物 0.004% 、硫酸マンガン
・4 〜5 水和物0.0003% 炭酸ナトリウム 0.5% の濃度
の液体培地 2mlを18mm径の試験管にとり、121 ℃、20
分間高圧蒸気滅菌した後、SD711 〜SD717 株のうちどれ
か一つを1白金耳接種し、25℃で20時間、300rpmで培養
した。培養後、遠心分離により菌体を除去しリパーゼ液
を得た。この液のリパーゼ活性は、SD711 株約8U/ml 、
SD712,SD713 株約0.2U/ml 、SD714 〜SD717 株約0.1U/m
l であった。
【0042】<実施例2>リパーゼ生産菌(SD711 〜SD
717 株)の培養およびリパーゼの取得 実施例1の濃度の液体培地2 リットルを5 リットル培養
槽にとり、121 ℃、20分間高圧蒸気滅菌した後、SD711
〜SD717 株のうちどれか一つを接種し、25℃で40時間、
1,000rpmで通気撹拌培養した。培養後、遠心分離により
菌体を除去しリパーゼ液を得た。この液のリパーゼ活性
はSD711 株約20U/ml、SD712,SD713 株約1U/ml 、SD714
〜SD717 株約0.5U/ml であった。このようにして得られ
たリパーゼ液から、SD711 株では硫安沈澱法にて飽和硫
安20〜50%画分の沈澱を得、これを脱塩後、凍結乾燥に
よりリパーゼ原末を得た。SD712,SD713 株では濃縮し、
硫安沈澱法にて飽和硫安20〜50%画分の沈澱を得、これ
を脱塩後、凍結乾燥によりリパーゼ原末を得た。SD714
〜SD717 株では濃縮、脱塩し、アセトン沈澱法にてアセ
トン20〜50%画分の沈澱を得た。これを真空乾燥により
リパーゼ原末を得た。
717 株)の培養およびリパーゼの取得 実施例1の濃度の液体培地2 リットルを5 リットル培養
槽にとり、121 ℃、20分間高圧蒸気滅菌した後、SD711
〜SD717 株のうちどれか一つを接種し、25℃で40時間、
1,000rpmで通気撹拌培養した。培養後、遠心分離により
菌体を除去しリパーゼ液を得た。この液のリパーゼ活性
はSD711 株約20U/ml、SD712,SD713 株約1U/ml 、SD714
〜SD717 株約0.5U/ml であった。このようにして得られ
たリパーゼ液から、SD711 株では硫安沈澱法にて飽和硫
安20〜50%画分の沈澱を得、これを脱塩後、凍結乾燥に
よりリパーゼ原末を得た。SD712,SD713 株では濃縮し、
硫安沈澱法にて飽和硫安20〜50%画分の沈澱を得、これ
を脱塩後、凍結乾燥によりリパーゼ原末を得た。SD714
〜SD717 株では濃縮、脱塩し、アセトン沈澱法にてアセ
トン20〜50%画分の沈澱を得た。これを真空乾燥により
リパーゼ原末を得た。
【0043】<実施例3>リパーゼ生産菌(SD718 株)
の培養およびリパーゼの取得 Tween80 2%、硫酸アンモニウム 0.4% 、リン酸- 水素二
カリウム 1% 、リン酸二水素カリウム 0.4% 、塩化カル
シウム・2 水和物 0.05%、硫酸マグネシウム・7 水和物
0.3% 、硫酸鉄(II)・7 水和物 0.03%、硫酸マンガン
・4 〜5 水和物0.005% 炭酸ナトリウム 0.1% の濃度
の液体培地 2 リットルを5 リットル培養槽にとり、12
1 ℃、20分間高圧蒸気滅菌した後、アシネトバクター・
バウマニイ(Acinetobacter baumanni)SD718 株を接種
し、30℃で24時間、1,000rpmで通気撹はん培養した。培
養後、遠心分離により菌体を除去しリパーゼ液を得た。
この液のリパーゼ活性は約500U/ml であった。このよう
にして得られたリパーゼ液から硫安沈澱法にて飽和硫安
20〜30%画分の沈澱を得た。これを脱塩後、凍結乾燥に
よりリパーゼ原末を得た。
の培養およびリパーゼの取得 Tween80 2%、硫酸アンモニウム 0.4% 、リン酸- 水素二
カリウム 1% 、リン酸二水素カリウム 0.4% 、塩化カル
シウム・2 水和物 0.05%、硫酸マグネシウム・7 水和物
0.3% 、硫酸鉄(II)・7 水和物 0.03%、硫酸マンガン
・4 〜5 水和物0.005% 炭酸ナトリウム 0.1% の濃度
の液体培地 2 リットルを5 リットル培養槽にとり、12
1 ℃、20分間高圧蒸気滅菌した後、アシネトバクター・
バウマニイ(Acinetobacter baumanni)SD718 株を接種
し、30℃で24時間、1,000rpmで通気撹はん培養した。培
養後、遠心分離により菌体を除去しリパーゼ液を得た。
この液のリパーゼ活性は約500U/ml であった。このよう
にして得られたリパーゼ液から硫安沈澱法にて飽和硫安
20〜30%画分の沈澱を得た。これを脱塩後、凍結乾燥に
よりリパーゼ原末を得た。
【0044】<実施例4>リパーゼ精製 実施例2または3で得られた各々のリパーゼ原末を3 %
トライトンX−100を含む10mMトリスー 塩酸緩衝液(p
H8) に溶解させ、DEAE-Cellulofine A-500(生化学工業
( 株) 商品名)でイオン交換クロマトグラフィー、Buty
l-Toyopearl 650M(東ソー( 株) 商品名)で疎水クロマ
トグラフィー、DEAE-Cellulofine A-500でイオン交換ク
ロマトグラフィー、さらにShodex RSpak RP18-415 (昭
和電工(株) 商品名)で逆相クロマトグラフィーを順次
行い精製酵素を得た。これらの精製品はSDSポリアク
リルアミドゲル電気泳動法によりほぼ単一であることが
確認された。
トライトンX−100を含む10mMトリスー 塩酸緩衝液(p
H8) に溶解させ、DEAE-Cellulofine A-500(生化学工業
( 株) 商品名)でイオン交換クロマトグラフィー、Buty
l-Toyopearl 650M(東ソー( 株) 商品名)で疎水クロマ
トグラフィー、DEAE-Cellulofine A-500でイオン交換ク
ロマトグラフィー、さらにShodex RSpak RP18-415 (昭
和電工(株) 商品名)で逆相クロマトグラフィーを順次
行い精製酵素を得た。これらの精製品はSDSポリアク
リルアミドゲル電気泳動法によりほぼ単一であることが
確認された。
【0045】<実施例5>洗浄剤溶液中での活性 実施例2で得られたリパーゼを用いて洗浄剤溶液中での
活性測定を行い、クロモバクター・ビスコサム(Chromo
bacter viscosum )由来の市販リパーゼ、ムコール・ミ
エヘイ(Mucor miehei)由来の市販リパーゼ、洗浄剤用
リパーゼのリポマックス(ギストブロカーディス社、商
品名)、及び市販洗剤配合リパーゼ(濃縮酵素トップ
(ライオン(株)商品名)中より取得)と比較した。前
記力価測定と同様の方法で洗浄剤溶液中での活性を測定
した。ただし、塩溶液の替わりに洗浄剤溶液を用い、3
5℃、pH10で反応を行った。洗浄剤は、合成洗浄剤
〜,市販の洗剤タイドウィズブリーチ(P&G商品
名),ウルトラアリエール(P&G商品名),新コンパ
クトアタック(花王( 株) 商品名、以下「アタック」と
略記),または濃縮酵素トップ(ライオン( 株)商品
名、以下「トップ」と略記)を用いた。なお洗浄剤溶液
の濃度と組成を以下に示した。これらは0.54mM塩化カル
シウム水溶液に溶解した。
活性測定を行い、クロモバクター・ビスコサム(Chromo
bacter viscosum )由来の市販リパーゼ、ムコール・ミ
エヘイ(Mucor miehei)由来の市販リパーゼ、洗浄剤用
リパーゼのリポマックス(ギストブロカーディス社、商
品名)、及び市販洗剤配合リパーゼ(濃縮酵素トップ
(ライオン(株)商品名)中より取得)と比較した。前
記力価測定と同様の方法で洗浄剤溶液中での活性を測定
した。ただし、塩溶液の替わりに洗浄剤溶液を用い、3
5℃、pH10で反応を行った。洗浄剤は、合成洗浄剤
〜,市販の洗剤タイドウィズブリーチ(P&G商品
名),ウルトラアリエール(P&G商品名),新コンパ
クトアタック(花王( 株) 商品名、以下「アタック」と
略記),または濃縮酵素トップ(ライオン( 株)商品
名、以下「トップ」と略記)を用いた。なお洗浄剤溶液
の濃度と組成を以下に示した。これらは0.54mM塩化カル
シウム水溶液に溶解した。
【0046】合成洗剤(LAS26%, 洗剤ベース74% ):
0.169% 合成洗剤(LAS15%, 洗剤ベース85% ):0.147% 合成洗剤(LAS19%,POEAE7%, 洗剤ベース74% ):0.169
% タイドウィズブリーチ(アニオン系界面活性剤, 漂白
剤, 酵素を含む):0.159% ウルトラアリエール(アニオン/ノニオン系界面活性剤
35%,漂白剤, 酵素を含む):0.11% アタック(アニオン/ノニオン系界面活性剤39%,酵素を
含む):0.073% トップ(アニオン系界面活性剤39%,酵素を含む):0.073
%
0.169% 合成洗剤(LAS15%, 洗剤ベース85% ):0.147% 合成洗剤(LAS19%,POEAE7%, 洗剤ベース74% ):0.169
% タイドウィズブリーチ(アニオン系界面活性剤, 漂白
剤, 酵素を含む):0.159% ウルトラアリエール(アニオン/ノニオン系界面活性剤
35%,漂白剤, 酵素を含む):0.11% アタック(アニオン/ノニオン系界面活性剤39%,酵素を
含む):0.073% トップ(アニオン系界面活性剤39%,酵素を含む):0.073
%
【0047】ただし、ここで洗浄剤ベース,POEAE は以
下の通りである。 洗浄剤ベース:ゼオライト 20%, 硫酸ナトリウム69.4%,
炭酸ナトリウム3.5%, ケイ酸ナトリウム5.9%, カルボキ
シメチルセルロース1.2% POEAE = polyoxyethylene alkyl ether 洗剤を添加しないときの活性を100 としたときの相対活
性を表4に示した。
下の通りである。 洗浄剤ベース:ゼオライト 20%, 硫酸ナトリウム69.4%,
炭酸ナトリウム3.5%, ケイ酸ナトリウム5.9%, カルボキ
シメチルセルロース1.2% POEAE = polyoxyethylene alkyl ether 洗剤を添加しないときの活性を100 としたときの相対活
性を表4に示した。
【0048】
【表4】
【0049】<実施例6>活性に及ぼす漂白剤の影響 実施例2で得られたリパーゼを用いて漂白剤溶液中での
活性測定を行い、実施例5で比較したリパーゼと比較し
た。結果を表5に示した。ただし、クロモバクター・ビ
スコサム(Chromobacter viscosum )、ムコール・ミエ
ヘイ(Mucor miehei)由来のリパーゼ、 および市販洗剤
配合のリパーゼは洗剤中でほとんど活性を示さないので
本実施例から除外した。活性測定法は、酵素溶液0.1ml
、洗浄剤溶液2.5ml 、0.2%p−ニトロフェニルパルミ
テートの2−プロパノール溶液0.25mlを混合し、25℃で
反応させ、p−ニトロフェニルパルミテートが酵素反応
により分解されることによって生じる吸光度(A405)の増
加速度より活性を求めた。洗浄剤溶液は、洗浄剤として
合成洗剤,合成洗剤,タイドウィズブリーチを用
い、洗浄剤濃度2,000ppm,塩化カルシウム0.27mM, CHES
(2-(Cyclohexylamino)ethanesulfonic acid)10mM, 過酸
化水素0.57% になるようにそれぞれ溶解し、pH9.3 に調
製した溶液を用いた。活性は、合成洗剤,の場合は
過酸化水素未添加の同洗浄剤溶液を用いて測定した活性
を100 とし、また、タイドウィズブリーチを用いた場合
は漂白剤を分解し過酸化水素未添加の同洗浄剤溶液を用
いて測定した活性を100 とし、それぞれ相対活性を求め
た。
活性測定を行い、実施例5で比較したリパーゼと比較し
た。結果を表5に示した。ただし、クロモバクター・ビ
スコサム(Chromobacter viscosum )、ムコール・ミエ
ヘイ(Mucor miehei)由来のリパーゼ、 および市販洗剤
配合のリパーゼは洗剤中でほとんど活性を示さないので
本実施例から除外した。活性測定法は、酵素溶液0.1ml
、洗浄剤溶液2.5ml 、0.2%p−ニトロフェニルパルミ
テートの2−プロパノール溶液0.25mlを混合し、25℃で
反応させ、p−ニトロフェニルパルミテートが酵素反応
により分解されることによって生じる吸光度(A405)の増
加速度より活性を求めた。洗浄剤溶液は、洗浄剤として
合成洗剤,合成洗剤,タイドウィズブリーチを用
い、洗浄剤濃度2,000ppm,塩化カルシウム0.27mM, CHES
(2-(Cyclohexylamino)ethanesulfonic acid)10mM, 過酸
化水素0.57% になるようにそれぞれ溶解し、pH9.3 に調
製した溶液を用いた。活性は、合成洗剤,の場合は
過酸化水素未添加の同洗浄剤溶液を用いて測定した活性
を100 とし、また、タイドウィズブリーチを用いた場合
は漂白剤を分解し過酸化水素未添加の同洗浄剤溶液を用
いて測定した活性を100 とし、それぞれ相対活性を求め
た。
【0050】
【表5】
【0051】<実施例7>漂白剤入り洗浄剤溶液中での
安定性 実施例2で得られたリパーゼを用いて漂白剤溶液中での
安定性測定を行い、実施例6で比較したリパーゼと比較
した。結果を表6に示した。安定性測定法は、酵素溶液
0.1ml 、洗浄剤溶液2.5ml を混合し、混合直後と、25
℃で1時間保持後の活性を測定し、安定性=(混合1時
間後の活性)/(混合直後の活性)とした。洗浄剤溶液
は、過酸化水素を添加した実施例6で用いたものを使用
した。
安定性 実施例2で得られたリパーゼを用いて漂白剤溶液中での
安定性測定を行い、実施例6で比較したリパーゼと比較
した。結果を表6に示した。安定性測定法は、酵素溶液
0.1ml 、洗浄剤溶液2.5ml を混合し、混合直後と、25
℃で1時間保持後の活性を測定し、安定性=(混合1時
間後の活性)/(混合直後の活性)とした。洗浄剤溶液
は、過酸化水素を添加した実施例6で用いたものを使用
した。
【0052】
【表6】
【0053】<実施例8>高濃度アニオン洗浄剤中での
活性 実施例2で得られたリパーゼを用いて高濃度アニオン洗
浄剤溶液中での活性測定を行い、実施例4で比較したリ
パーゼと比較した。結果を表7に示した。ただし、クロ
モバクター・ビスコサム(Chromobacter viscosum )、
ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)由来のリパーゼ,
および市販洗剤配合のリパーゼは洗浄剤中でほとんど活
性を示さないので本実施例から除外した。活性測定法
は、酵素溶液0.1ml ,洗浄剤溶液2.5ml ,0.2%p−ニト
ロフェニルパルミテートの2−プロパノール溶液0.25ml
を混合し、25℃で反応させ、p−ニトロフェニルパルミ
テートが酵素反応により分解されることによって生じる
吸光度(A405)の増加速度より活性を求めた。洗浄剤溶液
は、洗浄剤として合成洗剤0.87%,合成洗剤0.15%
となるように、塩化カルシウム0.27mM, CHES10mMを含む
水溶液にそれぞれ溶解し、pH9.3 に調整した溶液を用い
た。活性は、合成洗剤を用いて測定した活性を100 と
し、合成洗剤を用いた場合の相対活性を求めた。
活性 実施例2で得られたリパーゼを用いて高濃度アニオン洗
浄剤溶液中での活性測定を行い、実施例4で比較したリ
パーゼと比較した。結果を表7に示した。ただし、クロ
モバクター・ビスコサム(Chromobacter viscosum )、
ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)由来のリパーゼ,
および市販洗剤配合のリパーゼは洗浄剤中でほとんど活
性を示さないので本実施例から除外した。活性測定法
は、酵素溶液0.1ml ,洗浄剤溶液2.5ml ,0.2%p−ニト
ロフェニルパルミテートの2−プロパノール溶液0.25ml
を混合し、25℃で反応させ、p−ニトロフェニルパルミ
テートが酵素反応により分解されることによって生じる
吸光度(A405)の増加速度より活性を求めた。洗浄剤溶液
は、洗浄剤として合成洗剤0.87%,合成洗剤0.15%
となるように、塩化カルシウム0.27mM, CHES10mMを含む
水溶液にそれぞれ溶解し、pH9.3 に調整した溶液を用い
た。活性は、合成洗剤を用いて測定した活性を100 と
し、合成洗剤を用いた場合の相対活性を求めた。
【0054】
【表7】
【0055】<実施例9>洗浄評価 実施例2または3で得られたリパーゼ、クロモバクター
・ビスコサム(Chromobacter viscosum )由来の市販リ
パーゼ、ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)由来の市
販リパーゼ、市販洗剤配合リパーゼ(市販洗剤トップ
(ライオン(株)商品名)中より取得)について、市販
の漂白剤入り洗剤タイドウィズブリーチ,ウルトラアリ
エール,アタック,トップ,合成洗剤で洗浄試験を行
った。結果を表8に示した。洗浄評価は次のようにして
行った。本実施例で用いた水は、カルシウムイオンとし
て20ppm を加えた蒸留水を使用した。これに市販洗剤を
標準使用濃度、合成洗剤は1.5g/Lになるように溶解し
た。リパーゼはこの洗浄液に1U/ml となるように添加し
た。汚染布は、脱脂した綿布に、口紅を10mg/cm2となる
ように塗布し、乾燥(75℃・30分間、その後室温で一
晩)させたものを用いた。洗浄装置は、Terg-O-Tometer
を用いた。12cm×12cmの前記汚染布3枚を洗浄液1L
で、25℃,80rpm で20分間洗浄した。洗浄後、25℃の水
1Lで3分間ずつ2回すすぎを行った後、室温で乾燥さ
せた。酵素効果は、酵素添加,未添加でのΔZの差ΔΔ
Z(=酵素添加のΔZ値−酵素未添加のΔZ値)で評価
した。また、比較的酵素効果の少ないアタックを用い、
漬け置き洗いでも評価した。漬け置きは、Terg-O-Tomet
er内で標準使用濃度の6倍濃度の洗浄剤溶液167ml に汚
染布を入れ、25℃に保ち、1時間後に6倍希釈し、以後
他と同様に洗浄を行った。なお、ΔZは洗浄前後の汚染
布のZ値の差(=洗浄後のZ値−洗浄前のZ値)であ
る。また、Z値はCIE色表系のZ値であり、色彩色差
計を用いて測定した。また、標準使用濃度とは各々以下
の濃度を指す。 タイドウィズブリーチ(P&G商品名) 0.14% ウルトラアリエール(P&G商品名) 0.10% アタック(花王(株)商品名) 0.067% トップ(ライオン(株)商品名) 0.067%
・ビスコサム(Chromobacter viscosum )由来の市販リ
パーゼ、ムコール・ミエヘイ(Mucor miehei)由来の市
販リパーゼ、市販洗剤配合リパーゼ(市販洗剤トップ
(ライオン(株)商品名)中より取得)について、市販
の漂白剤入り洗剤タイドウィズブリーチ,ウルトラアリ
エール,アタック,トップ,合成洗剤で洗浄試験を行
った。結果を表8に示した。洗浄評価は次のようにして
行った。本実施例で用いた水は、カルシウムイオンとし
て20ppm を加えた蒸留水を使用した。これに市販洗剤を
標準使用濃度、合成洗剤は1.5g/Lになるように溶解し
た。リパーゼはこの洗浄液に1U/ml となるように添加し
た。汚染布は、脱脂した綿布に、口紅を10mg/cm2となる
ように塗布し、乾燥(75℃・30分間、その後室温で一
晩)させたものを用いた。洗浄装置は、Terg-O-Tometer
を用いた。12cm×12cmの前記汚染布3枚を洗浄液1L
で、25℃,80rpm で20分間洗浄した。洗浄後、25℃の水
1Lで3分間ずつ2回すすぎを行った後、室温で乾燥さ
せた。酵素効果は、酵素添加,未添加でのΔZの差ΔΔ
Z(=酵素添加のΔZ値−酵素未添加のΔZ値)で評価
した。また、比較的酵素効果の少ないアタックを用い、
漬け置き洗いでも評価した。漬け置きは、Terg-O-Tomet
er内で標準使用濃度の6倍濃度の洗浄剤溶液167ml に汚
染布を入れ、25℃に保ち、1時間後に6倍希釈し、以後
他と同様に洗浄を行った。なお、ΔZは洗浄前後の汚染
布のZ値の差(=洗浄後のZ値−洗浄前のZ値)であ
る。また、Z値はCIE色表系のZ値であり、色彩色差
計を用いて測定した。また、標準使用濃度とは各々以下
の濃度を指す。 タイドウィズブリーチ(P&G商品名) 0.14% ウルトラアリエール(P&G商品名) 0.10% アタック(花王(株)商品名) 0.067% トップ(ライオン(株)商品名) 0.067%
【0056】
【表8】
【0057】本発明のリパーゼまたは本発明の洗浄剤組
成物を用いた洗浄では、洗浄剤溶液中での洗浄効果がリ
パーゼ無添加と従来のリパーゼ添加に比べて高い。実施
例5〜7の結果と比較すると、過酸化水素0.5%を含
む洗浄剤溶液中におけるパラニトロフェニルパルミテー
トの分解速度が過酸化水素を含まない洗浄剤溶液中に比
べて高いか、あるいは過酸化水素0.55%を含む洗浄
剤溶液中での安定性が高いリパーゼであれば、洗浄剤溶
液中での洗浄効果が高い。さらに、実施例8の結果と比
較することにより高濃度の界面活性剤を含む洗浄剤溶液
中で活性の高い酵素は、特に漬置き洗いで顕著な洗浄効
果のあることが判った。
成物を用いた洗浄では、洗浄剤溶液中での洗浄効果がリ
パーゼ無添加と従来のリパーゼ添加に比べて高い。実施
例5〜7の結果と比較すると、過酸化水素0.5%を含
む洗浄剤溶液中におけるパラニトロフェニルパルミテー
トの分解速度が過酸化水素を含まない洗浄剤溶液中に比
べて高いか、あるいは過酸化水素0.55%を含む洗浄
剤溶液中での安定性が高いリパーゼであれば、洗浄剤溶
液中での洗浄効果が高い。さらに、実施例8の結果と比
較することにより高濃度の界面活性剤を含む洗浄剤溶液
中で活性の高い酵素は、特に漬置き洗いで顕著な洗浄効
果のあることが判った。
【0058】<実施例10>5℃での洗浄評価 実施例9と同様に洗浄試験を行った。ただし、洗浄温度
を5℃とした。なお、クロモバクター・ビスコサム(Ch
romobacter viscosum )由来の市販リパーゼ、ムコール
・ミエヘイ(Mucor miehei)由来の市販リパーゼ、市販
洗剤配合リパーゼについては、25℃でも酵素効果がは
っきり見られないので本実施例から除外した。結果を表
9に示した。
を5℃とした。なお、クロモバクター・ビスコサム(Ch
romobacter viscosum )由来の市販リパーゼ、ムコール
・ミエヘイ(Mucor miehei)由来の市販リパーゼ、市販
洗剤配合リパーゼについては、25℃でも酵素効果がは
っきり見られないので本実施例から除外した。結果を表
9に示した。
【0059】
【表9】
【0060】5℃での洗浄では、リポマックスを用いた
場合はほとんど有効な活性が無くなっているが、SDL
711〜SDL718を用いたものでは有効な活性を有
している。また、活性の温度係数の小さいSDL712
〜SDL718、特にSDL714〜SDL718は2
5℃での洗浄と比べてΔΔZ値の低下が少ない。
場合はほとんど有効な活性が無くなっているが、SDL
711〜SDL718を用いたものでは有効な活性を有
している。また、活性の温度係数の小さいSDL712
〜SDL718、特にSDL714〜SDL718は2
5℃での洗浄と比べてΔΔZ値の低下が少ない。
【0061】実施例5〜10の結果より、本発明の酵素
は、洗浄剤溶液中の活性が高いリパーゼであり、且つ漂
白剤の影響を受けにくく、洗浄剤溶液中での洗浄効果が
高い。さらに、活性の温度係数の低い本発明の酵素が低
温での洗浄に有利であることが判った。
は、洗浄剤溶液中の活性が高いリパーゼであり、且つ漂
白剤の影響を受けにくく、洗浄剤溶液中での洗浄効果が
高い。さらに、活性の温度係数の低い本発明の酵素が低
温での洗浄に有利であることが判った。
【0062】
【発明の効果】本発明の低温特性を有するリパーゼ、漂
白剤存在下の活性が高いリパーゼ、漂白剤存在下の安定
性が高いリパーゼ、高濃度LAS存在下の活性が高いリ
パーゼは、漂白剤存在下において、低温でも油脂汚れを
分解除去でき、該リパーゼを含有する洗浄剤組成物を使
用することにより洗浄時の洗浄力増強を図ることが出来
る。また、本発明の至適pHが11以上のリパーゼ(S
DL714、SDL715に代表される)は特に、それ
を配合した洗浄剤組成物の洗浄効果が高い。さらにま
た、本発明のシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomo
nas stutzeri)SD711 株,SD712 株,SD713 株、シュー
ドモナス sp.(Pseudomonas sp.)SD714 株,SD715
株,SD716 株,SD717 株、アシネトバクター・バウマ
ニイ(Acinetobacter baumanni)SD718 株またはこれら
8株と菌学的に同等な菌株、及びこれらの変異株は、本
発明のリパーゼを効果的に生産するために有用であり、
これらを培養することを特徴とする本発明のリパーゼ生
産方法により、本発明のリパーゼを効率良く生産するこ
とができる。
白剤存在下の活性が高いリパーゼ、漂白剤存在下の安定
性が高いリパーゼ、高濃度LAS存在下の活性が高いリ
パーゼは、漂白剤存在下において、低温でも油脂汚れを
分解除去でき、該リパーゼを含有する洗浄剤組成物を使
用することにより洗浄時の洗浄力増強を図ることが出来
る。また、本発明の至適pHが11以上のリパーゼ(S
DL714、SDL715に代表される)は特に、それ
を配合した洗浄剤組成物の洗浄効果が高い。さらにま
た、本発明のシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomo
nas stutzeri)SD711 株,SD712 株,SD713 株、シュー
ドモナス sp.(Pseudomonas sp.)SD714 株,SD715
株,SD716 株,SD717 株、アシネトバクター・バウマ
ニイ(Acinetobacter baumanni)SD718 株またはこれら
8株と菌学的に同等な菌株、及びこれらの変異株は、本
発明のリパーゼを効果的に生産するために有用であり、
これらを培養することを特徴とする本発明のリパーゼ生
産方法により、本発明のリパーゼを効率良く生産するこ
とができる。
【図1】SDL711のpHプロファイル。
【図2】SDL712のpHプロファイル。
【図3】SDL713のpHプロファイル。
【図4】SDL714のpHプロファイル。
【図5】SDL715のpHプロファイル。
【図6】SDL716のpHプロファイル。
【図7】SDL717のpHプロファイル。
【図8】SDL718のpHプロファイル。
【図9】SDL711の温度プロファイル。
【図10】SDL712の温度プロファイル。
【図11】SDL713の温度プロファイル。
【図12】SDL714の温度プロファイル。
【図13】SDL715の温度プロファイル。
【図14】SDL716の温度プロファイル。
【図15】SDL717の温度プロファイル。
【図16】SDL718の温度プロファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 9/20 C12R 1:38) (C12N 9/20 C12R 1:01) (C11D 3/60 3:386 3:395) (C11D 7/60 7:42 7:54) (C12N 1/20 C12R 1:38) (C12N 1/20 C12R 1:01)
Claims (27)
- 【請求項1】 至適温度が40℃以上にあり、1℃での
活性が30℃における活性の20%以上あるリパーゼ。 - 【請求項2】 オリーブ油エマルジョンを基質とし、
0.02%の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム(LAS)を含む溶液中で測定した場合の活性がLA
S無添加時の活性の20%以上であるリパーゼであっ
て、下記の性質1)〜3)のうち少なくとも1つを有す
ることを特徴とするリパーゼ。 1)LAS0.046%を含む25℃の溶液中におい
て、過酸化水素0.5%存在下のパラニトロフェニルパ
ルミテートの分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速
度の80%以上である。 2)LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶
液中で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50
%以上の活性を有する。 3)LAS0.2%を含む25℃の溶液中におけるパラ
ニトロフェニルパルミテートの分解速度が、LAS0.
02%を含む溶液中における分解速度の50%以上であ
る。 - 【請求項3】 下記性質1)および/または2)を有す
る細菌由来のリパーゼ。 1)LAS0.046%を含む25℃の溶液中におい
て、過酸化水素0.5%存在下のパラニトロフェニルパ
ルミテートの分解速度が、過酸化水素非存在下の分解速
度の80%以上である。 2)LAS0.05%, 過酸化水素0.55%を含む溶
液中で25℃, 1時間保持したとき、保持前に比べ50
%以上の活性を有する。 - 【請求項4】 至適pHが11以上であるリパーゼ。
- 【請求項5】 下記の性質を有する請求項1〜4のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは8.5 〜12の範囲内にある。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は45〜65℃の範囲内にある。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,500 の範囲内である。 - 【請求項6】 下記の性質を有する請求項1〜4のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約54℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は29,500±3,000である。 - 【請求項7】 下記の性質を有する請求項1〜4のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約50℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は29,500±3,000である。 - 【請求項8】 下記の性質を有する請求項1〜4のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約10〜11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約52℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 - 【請求項9】 下記の性質を有する請求項1〜4のいず
れか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約51℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 - 【請求項10】 下記の性質を有する請求項1〜4のい
ずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約9 〜10.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約60℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,500±3,000である。 - 【請求項11】 下記の性質を有する請求項1〜4のい
ずれか記載のリパーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約 9.5〜11である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約55℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,000±3,000である。 - 【請求項12】 下記の性質を有する請求項1記載のリ
パーゼ。 (1)作用 トリグリセリド等の高級脂肪酸エステルに作用して、そ
のエステルを加水分解する。 (2)基質特異性 各種グリセリド、エステルなどを広範囲にわたり加水分
解する。 (3)作用pHおよび至適pH pH8.0 〜12.0の範囲で測定した場合の作用pHは8.0
〜12.0であり、至適pHは約10〜10.5である。 (4)作用温度および至適温度 1 〜65℃の範囲で測定した場合の作用温度は1 〜65℃、
至適温度は約46℃である。 (5)分子量 SDSー ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により得ら
れた分子量は30,500±3,000である。 - 【請求項13】 シュードモナス(Pseudomonas )属細
菌またはアシネトバクター(Acinetobacter )属細菌の
培養物より得られる請求項1〜12のいずれか記載のリ
パーゼ。 - 【請求項14】 シュードモナス(Pseudomonas )属細
菌がシュードモナス・ステュツエリ(Pseudomonas stut
zeri)、または少なくともSD714〜717のいずれ
か一つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70%
以上のDNA相同性を示す細菌である請求項13記載の
リパーゼ。 - 【請求項15】 アシネトバクター(Acinetobacter )
属細菌がアシネトバクター・バウマニイ(Acinetobacte
r baumanni)である請求項13記載のリパーゼ。 - 【請求項16】 シュードモナス・ステュツエリ(Pseu
domonas stutzeri)SD711株(FERM P−15
444)、SD712株(FERM P−1544
5)、SD713株(FERM P−15446)、シ
ュードモナスsp.(Pseudomonas sp. )SD714株
(FERM P−15447)、SD715株(FER
M P−15448)、SD716株(FERM P−
15449)、SD717株(FERM P−1545
0)、またはアシネトバクター・バウマニイ(Acinetob
acter baumanni)SD718株(FERM P−155
54)のいずれかの培養物より得ることのできる請求項
1〜12のいずれか記載のリパーゼ。 - 【請求項17】 請求項1〜11のいずれか記載のリパ
ーゼを生産するシュードモナス(Pseudomonas )属細
菌。 - 【請求項18】 少なくともSD714〜717のいず
れか一つとDNAハイブリダイゼーションにおいて70
%以上のDNA相同性を示すことを特徴とする請求項1
7記載のシュードモナス(Pseudomonas )属細菌。 - 【請求項19】 請求項1または12記載のリパーゼを
生産するアシネトバクター(Acinetobacter )属細菌。 - 【請求項20】 シュードモナス・ステュツエリ(Pseu
domonas stutzeri)SD711株(FERM P−15
444)、SD712株(FERM P−1544
5)、SD713株(FERM P−15446)、も
しくはシュードモナスsp.(Pseudomonas sp. )SD
714株(FERM P−15447)、SD715株
(FERM P−15448)、SD716株(FER
M P−15449)、SD717株(FERM P−
15450)、またはこれら7株のいずれかと菌学的に
同等な菌株もしくはそれらの変異株。 - 【請求項21】 請求項17〜20のいずれか記載の微
生物を培養することを特徴とするリパーゼの製造方法。 - 【請求項22】 請求項1記載のリパーゼを含むことを
特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項23】 請求項2または3記載のリパーゼを含
むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項24】 請求項4記載のリパーゼを含むことを
特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項25】 請求項5〜12のいずれか記載のリパ
ーゼを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項26】 請求項13〜16のいずれか記載のリ
パーゼを含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項27】 漂白剤を含むことを特徴とする請求項
22〜26のいずれか記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096995A JPH09275977A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 新規リパーゼおよび洗浄剤組成物 |
| EP97919291A EP0917565A1 (en) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | Alkaline lipase and detergent composition active at low temperature |
| CN97193788.5A CN1216062A (zh) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | 低温下有活性的碱性脂酶和洗涤剂组合物 |
| AU23815/97A AU2381597A (en) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | Alkaline lipase and detergent composition active at low temperature |
| PCT/DK1997/000168 WO1997040144A1 (en) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | Alkaline lipase and detergent composition active at low temperature |
| JP9537611A JP2000508903A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | 低温で活性なアルカリ性リパーゼ及び洗剤組成物 |
| US09/142,785 US6306813B1 (en) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | Alkaline lipase and detergent composition active at low temperature |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096995A JPH09275977A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 新規リパーゼおよび洗浄剤組成物 |
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|---|---|
| JPH09275977A true JPH09275977A (ja) | 1997-10-28 |
Family
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|---|---|---|---|
| JP8096995A Pending JPH09275977A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 新規リパーゼおよび洗浄剤組成物 |
| JP9537611A Pending JP2000508903A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | 低温で活性なアルカリ性リパーゼ及び洗剤組成物 |
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|---|---|---|---|
| JP9537611A Pending JP2000508903A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-17 | 低温で活性なアルカリ性リパーゼ及び洗剤組成物 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6306813B1 (ja) |
| EP (1) | EP0917565A1 (ja) |
| JP (2) | JPH09275977A (ja) |
| CN (1) | CN1216062A (ja) |
| AU (1) | AU2381597A (ja) |
| WO (1) | WO1997040144A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| CN105802749A (zh) * | 2016-03-17 | 2016-07-27 | 中创宏远(北京)环保科技有限公司 | 一种含有微生物菌株的油污清洗剂及制备方法 |
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|---|---|---|---|---|
| EP2295555A3 (en) * | 2004-09-30 | 2011-08-10 | Novozymes, Inc. | Polypeptides having lipase activity and polynucleotides encodig same |
| DE102005037659A1 (de) | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Henkel Kgaa | Verwendung von Esterasen zur Spaltung von Kunststoffen |
| US7655612B2 (en) * | 2006-03-30 | 2010-02-02 | Arvotec Llc | Laundry wrinkle control composition |
| GB2452975B (en) * | 2007-09-21 | 2013-01-16 | Statoilhydro Asa | Formation of biodiesel using microorganisms |
| US20110174340A1 (en) * | 2010-01-20 | 2011-07-21 | Ecolab USA | Low and high temperature enzymatic system |
| CN109825449A (zh) * | 2019-01-15 | 2019-05-31 | 农业部环境保护科研监测所 | 一种降解las和/或n的细菌及其应用 |
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|---|---|---|---|---|
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| US5108457A (en) | 1986-11-19 | 1992-04-28 | The Clorox Company | Enzymatic peracid bleaching system with modified enzyme |
| GB8629534D0 (en) | 1986-12-10 | 1987-01-21 | Unilever Plc | Enzymatic detergent & bleaching composition |
| ATE287946T1 (de) | 1993-04-27 | 2005-02-15 | Genencor Int | Neuartige lipasevarianten zur verwendung in reinigungsmitteln |
| JP2859520B2 (ja) | 1993-08-30 | 1999-02-17 | ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ | リパーゼ及びそれを生産する微生物及びリパーゼ製造方法及びリパーゼ含有洗剤組成物 |
-
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- 1996-04-18 JP JP8096995A patent/JPH09275977A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-17 CN CN97193788.5A patent/CN1216062A/zh active Pending
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- 1997-04-17 EP EP97919291A patent/EP0917565A1/en not_active Withdrawn
- 1997-04-17 AU AU23815/97A patent/AU2381597A/en not_active Abandoned
- 1997-04-17 JP JP9537611A patent/JP2000508903A/ja active Pending
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