JPH09277122A - 圧入連結部材の製造方法及び製造装置 - Google Patents
圧入連結部材の製造方法及び製造装置Info
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- JPH09277122A JPH09277122A JP11851696A JP11851696A JPH09277122A JP H09277122 A JPH09277122 A JP H09277122A JP 11851696 A JP11851696 A JP 11851696A JP 11851696 A JP11851696 A JP 11851696A JP H09277122 A JPH09277122 A JP H09277122A
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Abstract
かつ高精度に製造することの出来る製造方法及び製造装
置の提供。 【解決手段】 圧入装置10は,圧入材81を被圧入材
82に向けて押圧する圧入装置20と,圧入荷重Fに対
する圧入材81及び被圧入材82の変形量S1(F)と
加圧装置20の当接部の変位量S2(F)とを記録する
補正量設定手段と,圧入荷重F又はその反力−Fを検知
する荷重検知手段15と,圧入材81の移動量Dを検知
する移動量検知手段16と,加圧装置20を操作する制
御手段とを有している。制御手段は,圧入材81の移動
量Dが目標圧入長LS に補正量S1(F),S2(F)
を加えた量(LS +S1(F)+S2(F))となるよ
う加圧装置20を操作する。及び上記の製造方法。
Description
る圧入連結部材を高速かつ高精度に製造することの出来
る製造方法及び製造装置に関する。
してなる圧入連結部材が多く用いられている。このよう
な圧入連結部材を製造するには,図7に示すように,被
圧入材82を圧入装置90のワーク保持部91に保持す
ると共に被圧入材82の圧入部821に圧入材81をセ
ットして圧入する。即ち,圧入材81に圧入パンチ92
を当接させ,加圧手段93により圧入パンチ92を圧入
方向に押圧し,位置センサー94で圧入材81の圧入量
を検知し,圧入量Lが所定値LS となるよう加圧手段9
3を制御する。
回転をカップリングギア932,933を介してボール
ネジ934に伝達し,ボールネジ934の回転数に比例
した量だけ圧入パンチ92を移動させる。サーボモータ
ー931の回転量Nすなわち圧入パンチ92の移動量
は,コントローラ95からの指令に基づいて制御され
る。即ち,コントローラ95は上記位置センサー94の
検出値に基づいて目標回転量Nを決定し,回転速度w
(t)の時間tに対する適切な推移カーブに則って,サ
ーボモーター931を制御する。
置(面)となるテーブル,符号962は加圧装置93を
保持するフレームである。そして,圧入材81の圧入量
(圧入位置)を高精度,例えば±0.005μm程度の
許容差で製造する場合には,図8に示すように,圧入量
と圧入速度とを漸次減少させながら数段階のステップ
(同図では4ステップ)を経て目標位置迄近づける。そ
の理由は,1〜2回の圧入工程で目標とする圧入位置に
達しようとすると,圧入のし過ぎ(圧入過多)が生じて
歩留りが大幅に低下するからである。
入材81にしっかりと当接させ,2回目に目標値の近く
迄荒圧入してその圧入量を計測し,3回目の圧入で目標
値の1〜2%の近傍に更に接近させて圧入量を計測し,
最後の1〜2回の圧入工程により目標許容差内に圧入材
81を圧入する。そして,各圧入工程は,それぞれ略同
一の工程時間(上記例では約2秒)を必要としている。
そして,上記圧入工程の回数は,要求精度が高くなる程
多くなり,且つ後段の工程における圧入速度は遅くな
り,製造時間も長くなるという傾向がある。
入方法では,圧入工程の回数と時間が長くなり生産効率
が低いという問題がある。また,要求精度が更に高くな
った場合には,圧入工程の回数を増やしても所望の精度
が得られず,歩留り(良品率)が低下するという問題が
あり,方法上の限界がある。本発明は,かかる従来の問
題点に鑑みてなされたものであり,圧入材を被圧入材に
圧入してなる圧入連結部材を高速かつ高精度に製造する
ことの出来る製造方法及び製造装置を提供しようとする
ものである。
では,圧入荷重Fに対する圧入材及び被圧入材の変形量
又は歪み量の計測値または計算値S1(F)と,圧入装
置の当接部における圧入荷重Fに対する変位量の計測値
または計算値S2(F)を予め設定しておき,圧入時に
上記圧入荷重Fを測定し,上記目標圧入長Lに上記補正
量S1(F),S2(F)を加えた長さ(L+S1
(F)+S2(F))だけ圧入長を制御する。その結
果,以下に述べるように,少ない工程回数(時間)によ
り,高精度に圧入材を圧入することが可能となる。
被圧入材の変形と,圧入荷重によって生ずる圧入装置の
変形とは,圧入値に対する誤差許容量が小さくなると無
視出来なくなり,従来の方法では目標の精度が得られな
くなる。また,工程の時間が長くなり,歩留りも低下す
る。例えば,図7に示した装置を例に説明すると,圧入
パンチ92から圧入材81及び被圧入材82に加えられ
た圧入荷重Fにより,両部材81,82が弾性変形し,
その変位の圧入方向成分の加算値S1(F)(誤差要
素)を含んだものが位置センサー94によって計測され
ることとなる。
ことにより,圧入荷重とその反力−Fによって,圧入装
置90が変形する。例えば,ボールネジ933及び圧入
パンチ92は,モーター931による圧入方向への推力
と,上記反力−Fによる反対方向の力とを受けて弾性変
形し,同様にフレーム962も僅かに弾性変形する。そ
れらの変形の加算値は,圧入材81との当接点における
圧入方向への位置ずれS2(F)となって表れ,誤差要
素S2(F)を含んだものが位置センサー94によって
計測されることとなる。
(F)を考慮することなく圧入操作量を目標値LS その
ものとして制御すれば,工程終了後の弾性復元により上
記S1(F),S2(F)が製造誤差となる。しかしな
がら,上記請求項1,4の発明では,上記誤差要素S1
(F),S2(F)を考慮した目標値(LS +S1
(F)+S2(F))に制御するから,上記変形誤差S
1(F),S2(F)が圧入完了後に弾性復元し,目標
の圧入量LS が結果として得られることになる。
測又はコンピューターシミュレーション等の計算により
定めることができ,通常の弾性変形の領域では,請求項
7記載のように,圧入荷重Fに対する1次関数として設
定することが出来る。即ち,図6に示すように,圧入荷
重Fに対する変位S1,S2は,弾性変形領域では,符
号45,46で示すように直線で表すことが出来る(即
ち,a1 〜a4 を定数とすると,S1=a1 F+a2 ,
S2=a3 F+a4 )。また,製造工数を少なくするた
めに,請求項2または請求項5記載のように,全体工程
は,補正量S1(F),S2(F)を考慮せず目標圧入
長Lの近傍まで圧入材を圧入する荒圧入工程(制御)
と,圧入荷重Fを測定し補正量S1(F),S2(F)
を加味して圧入を行う本圧入工程(制御)の2段階制御
とにより構成することが好ましい。目標値から(補正量
S1(F),S2(F)よりも)大きく離れた状態で,
補正量S1(F),S2(F)を考慮した高度の制御を
行っても無駄であり,工数を増大させることとなるから
である。
のように,上記本圧入工程では,圧入荷重Fが略同一と
なるように加圧装置を制御することが好ましい。圧入荷
重Fが略同一であれば,補正値S1(F),S2(F)
も略同一となり,制御演算が容易になるからである。圧
入荷重Fを略同一とする方法には,圧入材の移動(圧
入)速度をほぼ一定とする等の方法がある。
材82に所定の長さLだけ圧入してなる圧入連結部材8
0の圧入装置10である。圧入装置10は,被圧入材8
2をクランプし保持するワーク保持部11と,圧入材8
1を被圧入材82に向けて押圧する圧入装置20と,圧
入荷重Fに対する圧入材81及び被圧入材82の圧入方
向への変形量又は歪み量の計測値または計算値S1
(F)と加圧装置20の圧入材81との当接部における
圧入荷重Fに対する圧入方向への変位量の計測値または
計算値S2(F)とを入力し記録する補正量設定手段
(入力手段12及び磁気ディスク13に設けられた補正
データファイル130)と,圧入材81の被圧入材82
に対する圧入荷重F又はその反力−Fを検知する荷重検
知手段(ロードセル)15と,基準位置に対する圧入材
81の圧入方向への移動量(圧入量D)を検知する移動
量検知手段(位置センサー)16と,ロードセル15及
び位置センサー16の出力信号及び上記補正量設定手段
の補正データファイル130の記録情報を受信し加圧装
置20を操作するコントローラ30とを有している。
の圧入量Dが目標圧入長LS0に圧入荷重Fに対応する上
記補正量S1(F),S2(F)を加えた量(LS0+S
1(F)+S2(F))となるよう加圧装置20を操作
する。また,コントローラ30は,図4に示すように,
上記補正量S1(F),S2(F)を考慮せず目標圧入
長Lの近傍まで圧入材を圧入する荒圧入制御41と,圧
入荷重Fを測定し補正量S1(F),S2(F)を加味
して圧入を行う本圧入制御42との前後2段階に分けた
圧入制御を行う。そして,コントローラ30は,上記本
圧入制御42では,圧入荷重Fが略同一となるように加
圧装置20を操作しつつ圧入を制御する。
図1に示すように,ワーク保持部材11と加圧装置20
は,位置の基準となる安定したテーブル19上に設置さ
れている。加圧装置20は,フレーム21を介してテー
ブル19に立設されており,圧入材81に当接する圧入
パンチ22と制御装置231(図2)を備えたサーボモ
ーター23と,カップリング241,242を介してサ
ーボモーター23に連結され圧入パンチ22に当接する
ボールネジ25とを有する。また,ボールネジ25の上
端部とテーブル19の面(基準面)との間には,変位セ
ンサー232が配設されており,ボールネジ25の移動
量を制御装置231にフィードバックし,ボールネジ2
5の移動量を精度良くコントロール出来るようになって
いる。
に,オペアンプ151によって増幅された後,A/D変
換器152によりディジタル信号に変換されてコントロ
ーラ30に入力される。また,位置センサー16は,圧
入材81の底面に接触し,基準位置からの距離に比例し
た数のパルスを発信し,発信されたパルスはパルスカウ
ンター161でカウント(積算)され,エンコーダー1
62でコード化されてコントローラ30に入力される。
してのマイクロコンピュータとアプリケーションプログ
ラムとからなる。そして,圧入材81及び被圧入材82
に対する前記補正量S1(F),装置の補正量S2
(F),圧入連結部材(圧入材,被圧入材)の製造デー
タ等は,キーボード等の入力手段12から入力され,装
置10に関するデータや圧入連結部材等に関するデータ
は,表示装置35や図示しない印字装置に出力すること
ができる。同図において,符号31はセントラルプロセ
ッサ,符号32は入出力装置であり,これらは内部バス
300を介して密に結合されている。
いて,図3に示すフローチャートを用いて説明する。始
めに,ステップ601において,コントローラ30は,
磁気ディスク13のファイルから,圧入連結部材(圧入
材81,被圧入材82)の製造データ(圧入値の許容範
囲LS1〜LS2等),補正データ(圧入荷重Fと変位S1
(F),S2(F)の関係式又はテーブル等)を読み込
む。
すように,操作圧入量を目標値LS0(=LS1〜LS2の中
心値)の90%程度の値に設定し,サーボモーター23
の制御装置231に指令する。この時,図5に示すよう
に,荒圧入41の最終段階のモーターの回転速度w
o (rpm)は,低めの一定値に制御される。その結
果,圧入材81の圧入荷重Fは,ほぼ一定とすることが
出来る。
おける圧入荷重Fと圧入材81の圧入量Dとを,ロード
セル15と位置センサー16とにより計測する。そし
て,ステップ604において,荷重状態における上記圧
入量Dから補正量S1(F),S2(F)を減算し,正
味の圧入量Lを算出し,その値Lが許容限度LS2を越え
ているかどうか,即ち過圧入状態にあるかどうかをチェ
ックする。そして,ステップ604の結果が是ならば,
ステップ611に進み製造不良であることを表示する。
ステップ605に進み,圧入量の不足分(LS0−L)を
次の圧入操作量に設定する。そして,ステップ606に
おいて,図5に示すように,圧入荷重がほぼ同一となる
ように,モーターの回転速度を前記の回転速度w0 に維
持しながら圧入する。そして,ステップ607におい
て,圧入荷重Fと圧入材81の圧入量Dとを,ロードセ
ル15と位置センサー16とにより計測する。
態における上記圧入量Dから補正量S1(F),S2
(F)を減算し,正味の圧入量Lを算出し,その値Lが
許容範囲LS1〜LS2内にあるかどうかをチェックする。
そして,結果が是ならば,ステップ609に進み良品が
製造されたことを表示して終了する。一方,ステップ6
08の結果が否ならば,ステップ621に進み,正味の
圧入値Lが圧入許容限度LS2を越えているかどうか,即
ち過圧入状態にあるかどうかをチェックする。そして,
結果が是ならば,ステップ622に進み製造不良である
ことを表示する。
ステップ631に進み,圧入量の不足分(LS0−L)を
次の圧入操作量に設定する。そして,ステップ632に
おいて,圧入荷重がほぼ同一となるように,モーターの
回転速度を前記の回転速度w0 に維持しながら再圧入
し,再びステップ607に戻る。そして,ステップ60
7から同様の手順を繰り返す。
て圧入を行えば,圧入の操作量は誤差要素S1(F),
S2(F)を考慮した目標値(L+S1(F)+S2
(F))に設定されるから,圧入荷重を印加したことに
よる変形誤差S1(F),S2(F)を除いた圧入量が
結果として得られることになる。即ち,圧入工程の後で
部材が上記S1(F),S2(F)だけ弾性復元し,圧
入工程中の弾性変形による製造誤差を生ずるということ
がない。従って,極めて高精度の圧入連結部材を製造す
ることができる。
慮した制御を行うため,殆どが1回の本圧入工程の実施
により,目標精度に達することができ,製造時間が短縮
される。即ち,従来の方法では,±0.005μm程度
の許容差で製造する場合に,図8に示したように,4回
の圧入工程を必要としていたが,本例では,図4に示す
ように,殆どが2回の圧入工程で製造を完了することが
でき,生産効率が大幅に向上する。
チャート。
過を示す図。
の回転速度の推移を示す図。
関係の1例を示す図。
す図。
変形補正量, S2(F)...圧入荷重による装置の変形の補正量,
Claims (7)
- 【請求項1】 圧入材を被圧入材に所定の長さLS だけ
圧入してなる圧入連結部材の製造方法であって,圧入荷
重Fに対する圧入材及び被圧入材の圧入方向への変形量
又は歪み量の計測値または計算値S1(F)と,上記圧
入材を押圧する圧入装置の圧入材との当接部における圧
入荷重Fに対する圧入方向への変位量の計測値または計
算値S2(F)を予め設定しておき,圧入時に上記圧入
荷重Fを測定し,上記目標圧入長LS に圧入荷重Fに対
応する上記補正量S1(F),S2(F)を加えた長さ
(LS +S1(F)+S2(F))だけ圧入長を制御す
ることを特徴とする圧入連結部材の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において,前記圧入工程は,補
正量S1(F),S2(F)を考慮せず目標圧入長Lの
近傍まで圧入材を圧入する荒圧入工程と,圧入荷重Fを
測定し補正量S1(F),S2(F)を加味して圧入を
行う本圧入工程とからなることを特徴とする圧入連結部
材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2において,前記本圧入工程で
は,圧入荷重Fが略同一となるように制御しつつ圧入を
行うことを特徴とする圧入連結部材の製造方法。 - 【請求項4】 圧入材を被圧入材に所定の長さLS だけ
圧入してなる圧入連結部材の製造装置であって,被圧入
材を保持するワーク保持手段と,圧入材を被圧入材に向
けて押圧する圧入手段と,圧入荷重Fに対する圧入材及
び被圧入材の圧入方向への変形量又は歪み量の計測値ま
たは計算値S1(F)と上記圧入手段の圧入材との当接
部における圧入荷重Fに対する圧入方向への変位量の計
測値または計算値S2(F)とを入力し記録する補正量
設定手段と,圧入材の被圧入材に対する圧入荷重F又は
その反力−Fを検知する荷重検知手段と,基準位置に対
する圧入材の圧入方向への移動量を検知する移動量検知
手段と,上記荷重検知手段及び移動量検知手段の出力信
号及び上記補正量設定手段の記録情報を受信し上記圧入
手段を操作する制御手段とを有しており,上記制御手段
は,圧入材の移動量が,上記目標圧入長LS に圧入荷重
Fに対応する上記補正量S1(F),S2(F)を加え
た量(L+S1(F)+S2(F))となるよう上記圧
入手段を操作することを特徴とする圧入連結部材の製造
装置。 - 【請求項5】 請求項4において,前記制御手段は,補
正量S1(F),S2(F)を考慮せず目標圧入長Lの
近傍まで圧入材を圧入する荒圧入制御と,圧入荷重Fを
測定し補正量S1(F),S2(F)を加味して圧入を
行う本圧入制御との前後2段階に分けた圧入制御を行う
ことを特徴とする圧入連結部材の製造装置。 - 【請求項6】 請求項5において,前記制御手段は,後
段の本圧入制御では,圧入荷重Fが略同一となるように
圧入手段を操作しつつ圧入制御を行うことを特徴とする
圧入連結部材の製造装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
おいて,前記補正量S1(F),S2(F)を圧入荷重
Fに対する1次関数として設定することを特徴とする圧
入連結部材の製造方法または製造装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11851696A JP3511799B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 圧入連結部材の製造方法及び製造装置 |
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ID=14738569
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| JP11851696A Expired - Fee Related JP3511799B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 圧入連結部材の製造方法及び製造装置 |
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