JPH09277143A - コンタリング研削用砥石およびコンタリング研削方法 - Google Patents
コンタリング研削用砥石およびコンタリング研削方法Info
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Abstract
コンタリング研削用砥石を提供する。 【手段】 テーパ状外周研削面50を構成する粗加工用
砥石部56と、その粗加工用砥石部56よりも砥粒が小
さくて円筒状外周研削面52の少なくとも一部を構成す
る仕上げ加工用砥石部58とが回転軸心方向に備えられ
ているコンタリング研削用砥石10が、100m/秒以
上の周速の超高速回転で一軸まわりに回転させられつつ
所定の輪郭線Rに沿ってテーパ状外周研削面50側に一
方向へ相対移動させられると、被削材30上の1点で
は、耐摩耗性の高い粗加工用砥石部56のテーパ状外周
研削面50で研削された後、それに続いて、砥粒が相対
的に小さい仕上げ加工用砥石部58の円筒状外周研削面
60で研削されるので、砥石の耐久性と加工精度或いは
仕上げ寸法精度が好適に得られる。
Description
で被削材を所定の輪郭に加工するコンタリング研削に用
いる砥石に関するものである。
して形状寸法精度の高い研削加工が要求される精密加工
の生産体系が多品種少量に移行するに伴い、一台の研削
盤で多品種に対してフレキシブルに対応でき、しかも能
率の高い研削加工ができることが望まれており、特開平
6−190696号公報や特開平7−266202号公
報に記載されているような、倣い研削盤やそれに用いる
倣い研削用砥石が提案されている。その倣い研削用砥石
は、比較的高速回転で回転させられる比較的薄い厚みの
円板状回転体であって、一方向へ移動させられる過程で
被加工物の表面を所望の輪郭線に沿って研削するもので
あり、コンタリング研削用砥石或いは輪郭研削用砥石な
どと称される。
の異なる複数種類の被削材を研削するに際しては、同様
に寸法や形状の異なる総型研削砥石を複数種類用意して
プランジ研削を行うか、或いは研削砥石を被削材の表面
の一部に沿った一方向に直線送りするトラバース研削を
他の種類のトラバース研削又はプランジ研削と組み合わ
せて複数回実行することにより被削材の表面を研削加工
していたのに対し、上記のコンタリング研削によれば、
所定の取り代を切り込んだ状態で被削材の輪郭線に沿っ
た方向へ移動させることにより一台の研削盤で被削材の
表面を研削加工することができる。このため、比較的長
尺の被削材に対してプランジ研削を用いる場合に比較し
て、研削時における被削材のたわみが少なくなるので、
比較的高い加工精度が得られるとともに、複数種類のト
ラバース研削又はプランジ研削を用いる場合に比較して
被削材の脱着などが不要となるので、比較的高い加工能
率が得られる利点がある。
い研削に用いられる従来のコンタリング研削用砥石は、
テーパ状外周研削面とそのテーパ状外周研削面に続く円
筒状外周研削面とを外周面に備えてはいるが、砥粒、結
合強度、集中度に関して均質の組織で構成されていたた
め、砥石の耐久性と加工精度とのうちの一方を重視する
と他方が不十分となるという不都合があった。たとえ
ば、砥石の耐久性を重視して耐摩耗性の高い砥石組織た
とえば砥粒の大きい砥石組織を採用すると、仕上げ面が
荒くなる傾向となる一方、真円度や面粗さなどの加工精
度を重視して砥粒の小さい砥石組織を採用すると、摩耗
が多くなって上記円筒状外周研削面の幅寸法が小さくな
り、それを整えるためのツルーイング作業の周期が短く
なってさらに生産性が低下するのである。
ものであり、その目的とするところは、加工精度と砥石
の耐久性との両者が同時に得られるコンタリング研削用
砥石、或いはコンタリング研削方法を提供することにあ
る。
るための本発明のコンタリング研削用砥石の要旨とする
ところは、テーパ状外周研削面とそのテーパ状外周研削
面に続く円筒状外周研削面とを外周面に有し、一軸まわ
りに回転させられつつ所定の加工輪郭線に沿って前記テ
ーパ状外周研削面側に一方向へ相対移動させられること
により、被削材に対して該加工輪郭線に沿った研削加工
を施すコンタリング研削用砥石であって、粗加工用砥石
部とその粗加工用砥石部よりも砥粒が小さい仕上げ加工
用砥石部とを回転軸心方向に備え、該粗加工用砥石部に
より前記テーパ状外周研削面を構成し、該仕上げ加工用
砥石部により前記円筒状外周研削面の少なくとも一部を
構成したことにある。
周研削面を構成する粗加工用砥石部と、その粗加工用砥
石部よりも砥粒が小さくて前記円筒状外周研削面の少な
くとも一部を構成する仕上げ加工用砥石部とが回転軸心
方向に備えられているコンタリング研削用砥石が、一軸
まわりに回転させられつつ所定の輪郭線に沿って上記テ
ーパ状外周研削面側に一方向へ相対移動させられると、
被削材上の1点では、耐摩耗性の高い粗加工用砥石部の
テーパ状外周研削面で研削された後、それに続いて、砥
粒が相対的に小さい仕上げ加工用砥石部の円筒状外周研
削面で研削されるので、砥石の耐久性と加工精度が好適
に得られるのである。
グ研削用砥石において、好適には、粗加工用砥石部と仕
上げ加工用砥石部との境界面が、前記テーパ状外周研削
面と円筒状外周研削面との間の境界線よりもその円筒状
外周研削面側に設けられる。このようにすれば、外周面
の摩耗が進行しても仕上げ加工用砥石部からなる円筒状
外周研削面が減少せず、摩耗により後退するテーパ状外
周研削面がその仕上げ加工用砥石部からなる円筒状外周
研削面に到達するまでツルーイングが不要であるため、
良好な加工精度が得られるコンタリング研削が長期間得
られる利点がある。
前記仕上げ加工用砥石部よりも大きい回転軸心方向の厚
みを備えたものである。このようにすれば、テーパ状外
周研削面の幅寸法が大きく設定され、一層高い砥石の耐
久性が得られる利点がある。
前記仕上げ加工用砥石部よりも結合度或いは集中度が大
きいものである。このようにすれば、粗加工用砥石部の
摩耗が仕上げ加工用砥石部よりも一層少なくなり、ツル
ーイング周期が一層長くなって生産性が高められる。
び仕上げ加工用砥石部の砥粒は、ダイヤモンド砥粒或い
はCBN砥粒であり、また、その砥粒は、無機結合剤、
熱硬化性樹脂結合剤、メタルボンドなどの結合剤によっ
て結合されたものである。
るための本発明のコンタリング研削方法の要旨とすると
ころは、前記第1発明などのコンタリング研削用砥石を
用いて、一軸まわりに回転させられる被削材の外周面を
研削するコンタリング研削方法であって、その被削材の
外周面上の一点を前記仕上げ加工用砥石部の円筒状外周
研削面が通過する間に上記被削材が予め設定された一定
の回数以上回転する回転速度で、その被削材を回転駆動
する工程を含むことにある。
を仕上げ加工用砥石部の円筒状外周研削面が通過する間
に被削材が予め設定された一定の回数以上回転する回転
速度で、その被削材が回転駆動されることから、十分な
加工精度が得られる。また、たとえば回転回数が3回な
どのように加工精度が必要かつ十分に得られる回数に設
定される場合には、摩耗により後退するテーパ状外周研
削面が上記仕上げ加工用砥石部の円筒状外周研削面に到
達することを基準としてツルーイングが容易に判定され
るので、ツルーイング作業の開始判定に関して熟練や加
工精度の測定を要しない利点がある。
るための本発明のコンタリング研削方法の要旨とすると
ころは、前記第1発明などのコンタリング研削用砥石を
用いて、一軸まわりに回転させられる被削材の外周面を
研削するコンタリング研削方法であって、その被削材の
外周面上の一点を前記仕上げ加工用砥石部の円筒状外周
研削面が通過する間に上記被削材が予め設定された一定
の回数以上回転する移動速度で、そのコンタリング研削
用砥石をその被削材に対して相対移動させる工程を含む
ことにある。
を仕上げ加工用砥石部の円筒状外周研削面が通過する間
に被削材が予め設定された一定の回数以上回転する移動
速度で、そのコンタリング研削用砥石が被削材に対して
相対移動させられることから、十分な加工精度が得られ
る。また、たとえば回転回数が3回などのように加工精
度が必要かつ十分に得られる回数に設定される場合に
は、摩耗により後退するテーパ状外周研削面が上記仕上
げ加工用砥石部の円筒状外周研削面に到達することを基
準としてツルーイングが容易に判定されるので、ツルー
イング作業の開始判定に関して熟練や加工精度の測定を
要しない利点がある。
図面に基づいて詳細に説明する。
研削用砥石(以下、砥石という)10を備えたコンタリ
ング研削装置12の要部を示している。図において、ワ
ーク支持テーブル14は、基台16上においてX方向案
内溝18によりX方向に移動可能に案内されるように設
けられており、X方向駆動モータ20によりX方向に駆
動され且つ位置決めされるようになっている。そして、
主軸22を駆動するための減速機および駆動モータを内
部に備えた主軸台24とセンター26を備えた心押台2
8が上記ワーク支持テーブル14上に設けられており、
段付円柱状の被削材30は、その両端が主軸22および
センター26によりその軸心が上記X方向に平行となる
ように回転可能に支持された状態で一回転方向Aへ回転
させられるようになっている。
上においてY方向案内溝36によりY方向に移動可能に
案内されるように設けられており、Y方向駆動モータ3
8によりY方向に駆動され且つ位置決めされるようにな
っている。そして、砥石10を回転可能に支持しかつ回
転駆動する砥石駆動モータ40が上記砥石支持テーブル
34上に設けられており、前記砥石10は砥石駆動モー
タ40の出力軸に取り付けられることにより、その中心
軸まわりの一方向Bへたとえば100m/秒以上の周速
の超高速回転で回転させられつつY方向へ移動させられ
るようになっている。
よびY方向駆動モータ38を制御することにより、砥石
10の研削点すなわち被削材30との接触点が予め設定
された加工後の輪郭線に沿うように、砥石10を被削材
30に対して一方向へ相対移動させる。これにより、1
回の砥石10の移動動作(1パス)で被削材30の表面
に所定の形状寸法および所定の表面粗さの研削加工を施
す。上記制御装置44はたとえば数値制御を行うための
よく知られたNC制御装置から構成され、上記X方向駆
動モータ20およびY方向駆動モータ38はたとえばそ
のNC制御装置により駆動制御される電気式或いは油圧
式のパルスモータにより構成される。
φ、厚み8mm程度の比較的薄い円板状を成し、図2に示
すように構成されている。図2において、砥石10は、
たとえば2乃至45度の範囲内に設定されたテーパ角2
αを有するテーパ状外周研削面50と、そのテーパ状外
周研削面50に続く円筒状外周研削面52とを外周面の
幅方向に有し、そのテーパ状外周研削面50は砥石10
の相対移動方向側つまり図1のX(正)方向側に位置さ
せられている。
4の外周面に固着された、粗加工用砥石部56、および
その粗加工用砥石部56よりも砥粒が小さい仕上げ加工
用砥石部58を回転軸心方向すなわち砥石10の厚み方
向に備えており、前記テーパ状外周研削面50はその粗
加工用砥石部56により構成され、前記円筒状外周研削
面52における相対移動方向の後方側の一部はその仕上
げ加工用砥石部58により構成されている。すなわち、
粗加工用砥石部56と仕上げ加工用砥石部58との境界
面Cが、テーパ状外周研削面50と円筒状外周研削面5
2との間の境界線Dよりも円筒状外周研削面52側すな
わち砥石10の相対移動方向の後方側に設けられてお
り、仕上げ加工用砥石部58からのみ構成される円筒状
外周研削面60は上記円筒状外周研削面52の4/5乃
至1/5程度、上記外周研削面の全体幅(テーパ状外周
研削面50および円筒状外周研削面52の幅)の1/2
乃至1/10程度の幅寸法となるように十分に小さくさ
れているのである。
用砥石部58は、ダイヤモンド砥粒或いはCBN砥粒な
どの超砥粒がビトリファイドボンドとして知られる無機
結合剤、メタルボンドとして知られる金属結合剤、レジ
ノイドボンドとして知られる有機結合剤などの結合剤に
よって結合された砥石組織によりそれぞれ構成されてい
る。上記粗加工用砥石部56の砥粒はたとえば粒度60
/80のCBN砥粒から成る一方、上記仕上げ加工用砥
石部58の砥粒はたとえば粒度80/100のCBN砥
粒から成るものであり、粗加工用砥石部56の耐摩耗性
が仕上げ加工用砥石部58に対して高められるととも
に、仕上げ加工用砥石部58の表面粗度に対する仕上げ
能力が粗加工用砥石部56に対して高められている。
56の耐摩耗性が仕上げ加工用砥石部58に対して高め
られるように、砥粒の結合度および集中度が設定されて
いる。たとえば、上記粗加工用砥石部56の砥粒はたと
えば結合度Nにて結合される一方、上記仕上げ加工用砥
石部58の砥粒はたとえば結合度Mにて結合されてい
る。さらに、上記粗加工用砥石部56の砥粒はたとえば
集中度(コンセントレーション)200とされる一方、
上記仕上げ加工用砥石部58の砥粒はたとえば集中度1
80とされている。すなわち、粗加工用砥石部56はC
B60N200Vで構成されあり、仕上げ加工用砥石部
58はCB80M180Vで構成されているのであり、
それら粗加工用砥石部56および仕上げ加工用砥石部5
8は、成形工程においてたとえば共通の金型内でプレス
されることにより相互に一体的とされた後、一体に焼結
させられている。
装置12では、作業者により被削材30が主軸22とセ
ンター26との間にセットされた状態で、図示しない加
工開始操作釦が操作されると、砥石10が100m/秒
以上の周速の超高速回転で回転駆動された状態で、その
砥石10の研削点すなわち被削材30との接触点が1点
鎖線に示すような予め設定された加工後の輪郭線Rに沿
うように、制御装置44により砥石10が被削材30に
対して一方向へ相対移動させられる。上記砥石10の研
削点が輪郭線Rの終端に到達すると、被削材30の表面
には輪郭線Rに沿った形状の研削仕上げが施されるとと
もに、砥石10が原位置へ相対移動させられる。
砥石10の相対移動速度は、被削材30の外周表面の1
点(線)をその砥石10の仕上げ加工用砥石部58から
成る円筒状外周研削面60が通過する間に、十分な仕上
げ精度或いは表面粗さが保証される必要且つ十分に予め
設定された回数たとえば3回以上被削材30が回転でき
る値にそれぞれ設定されており、制御装置44はそのよ
うな回転速度で被削材30を回転させ、或いはそのよう
な相対移動速度で砥石10を回転駆動し、且つ輪郭線R
に沿って相対移動させる。
粗度Rmax が3μm以下の表面粗さとが要求されるコン
タリング研削において、本発明者等の実験によれば、前
記のような砥石10を備えたコンタリング研削装置12
では、図3および図4に示すように、被削材30の表面
上の1点(線)を砥石10の仕上げ加工用砥石部58か
ら成る円筒状外周研削面60が通過する間における被削
材30の回転回数すなわちスパークアウト回数(円筒状
外周研削面60の幅寸法÷被削材30の1回転当たりの
砥石10の移動量)が少なくとも3回となるような被削
材30の回転速度および砥石10の相対移動速度が必要
とされるからである。
度および砥石10の相対移動速度が設定されているコン
タリング研削装置12を用いた場合の、面粗度Rmax 、
真円度、および研削量の経時的変化を示している。図5
に示すように、それら3種の変化特性のうち真円度が要
求精度である3μmを最初に越えることから、その真円
度が要求精度である3μmを越えた時点で砥石10のツ
ルーイングをする必要がある。しかし、被削材30の表
面上の1点(線)を砥石10の仕上げ加工用砥石部58
から成る円筒状外周研削面60が通過する間における被
削材30の回転回数すなわちスパークアウト回数(円筒
状外周研削面60の幅寸法÷被削材30の1回転当たり
の砥石10の移動量)が、コンタリング研削の要求精度
を満足する必要かつ十分な回数すなわち本実施例では3
回となるような被削材30の回転速度或いは砥石10の
相対移動速度でコンタリング研削が行われる場合には、
最も高い加工精度が得られると同時に、研削回数の増加
に伴って後退するテーパ状外周研削面50が前記粗加工
用砥石部56と仕上げ加工用砥石部58との境界面Cに
到達したことを以て、目視により容易にツルーイングを
判断することができる。
状外周研削面50を構成する粗加工用砥石部56と、そ
の粗加工用砥石部56よりも砥粒が小さくて円筒状外周
研削面52の少なくとも一部を構成する仕上げ加工用砥
石部58とが回転軸心方向に備えられているコンタリン
グ研削用砥石10が、100m/秒以上の周速の超高速
回転で一軸まわりに回転させられつつ所定の輪郭線Rに
沿ってテーパ状外周研削面50側に一方向へ相対移動さ
せられると、被削材30上の1点では、耐摩耗性の高い
粗加工用砥石部56のテーパ状外周研削面50で研削さ
れた後、それに続いて、砥粒が相対的に小さい仕上げ加
工用砥石部58の円筒状外周研削面60で研削されるの
で、砥石10の耐久性と加工精度或いは仕上げ寸法精度
が好適に得られる。
工用砥石部56と仕上げ加工用砥石部58との境界面C
が、テーパ状外周研削面50と円筒状外周研削面52と
の間の境界線Dよりもその円筒状外周研削面60側に設
けられることから、外周面の摩耗が進行しても仕上げ加
工用砥石部58からなる円筒状外周研削面60の幅寸法
は減少せず、摩耗により後退するテーパ状外周研削面5
0がその仕上げ加工用砥石部58からなる円筒状外周研
削面60に到達するまでツルーイングが不要であるた
め、良好な加工精度が得られるコンタリング研削が長期
間得られる利点がある。
工用砥石部56は、仕上げ加工用砥石部58よりも大き
い回転軸心方向の厚みすなわち幅寸法を備えたものであ
るので、テーパ状外周研削面50の幅寸法が大きく設定
され、一層高い生産性が得られる利点がある。
工用砥石部56は、仕上げ加工用砥石部58よりも結合
度或いは集中度が大きいものであるので、粗加工用砥石
部56の摩耗が仕上げ加工用砥石部58よりも一層少な
くなり、ツルーイング周期が一層長くなって生産性が高
められる。
置12においては、被削材30上の一点を仕上げ加工用
砥石部58の円筒状外周研削面60が通過する間に被削
材30がコンタリング研削の要求精度を満足する必要か
つ十分な予め設定された一定の回数以上回転する回転速
度で、その被削材30を回転駆動する工程を含むコンタ
リング研削方法が用いられるので、十分な加工精度が得
られる。また、たとえば回転回数が上記コンタリング研
削の要求精度を満足する必要かつ十分な予め設定された
一定の回数(3回)に設定されるときには、摩耗により
後退するテーパ状外周研削面50が上記仕上げ加工用砥
石部58の円筒状外周研削面60に到達することを基準
としてツルーイングが目視により容易に判定されるの
で、ツルーイング作業の開始判定に関して熟練や加工精
度の測定を要しない利点がある。
置12においては、被削材30上の一点を仕上げ加工用
砥石部58の円筒状外周研削面60が通過する間に被削
材30がコンタリング研削の要求精度を満足する必要か
つ十分な予め設定された一定の回数以上回転する移動速
度で、そのコンタリング研削用砥石10を被削材30に
対して相対移動させる工程を含むコンタリング研削方法
が用いられるので、十分な加工精度が得られる。また、
たとえば回転回数が上記コンタリング研削の要求精度を
満足する必要かつ十分な予め設定された一定の回数(3
回)に設定されるときには、摩耗により後退するテーパ
状外周研削面50が上記仕上げ加工用砥石部58の円筒
状外周研削面60に到達することを基準としてツルーイ
ングが目視により容易に判定されるので、ツルーイング
作業の開始判定に関して熟練や加工精度の測定を要しな
い利点がある。
細に説明したが、本発明は更に別の態様で実施すること
もできる。
装置12では、被削材30がX方向に駆動され且つ砥石
10がY方向に駆動されることにより砥石10の研削点
が所定の輪郭線Rに沿って相対移動させられていたが、
被削材30または砥石10がX方向およびY方向へ移動
させられるように構成されていてもよいのである。
は、粗加工用砥石部56および仕上げ加工用砥石部58
の砥粒は、ダイヤモンド砥粒或いはCBN砥粒であり、
また、その砥粒は、無機結合剤、熱硬化性樹脂結合剤、
メタルボンドなどの結合剤によって結合されたものであ
ったが、溶融アルミナ系砥粒や炭化珪素系砥粒などの他
の種類の砥粒や他の種類の結合剤が用いられてもよい。
粗加工用砥石部56と仕上げ加工用砥石部58とは、砥
粒或いは結合剤に異種の材質を用いたり或いは結合剤に
着色を施すなどをすることにより、相互に異なる色彩を
備えるように構成されてもよい。このようにすれば、粗
加工用砥石部56と仕上げ加工用砥石部58との間の境
界面Cが一層明確となるので、テーパ状外周研削面50
がその境界面Cに到達したことが一層容易に目視判断で
きる利点がある。
粗加工用砥石部56と仕上げ加工用砥石部58との間の
境界面Cは、一方の成分の含有比が傾斜するような所定
の範囲で相互の成分が混在するものであっても差し支え
ない。
粗加工用砥石部56および仕上げ加工用砥石部58は、
製造段階で相互に一体に成形され且つ焼結されたもので
あったが、成形焼結後において相互に接着されたもので
あってもよい。
実施例であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更され得るものである。
石を備えたコンタリング研削装置の構成を説明する図で
ある。
れたコンタリング研削用砥石の外周部の構成を拡大して
説明する、一部を切り欠いた図である。
げ加工用砥石部から成る円筒状外周研削面のスパークア
ウト回数と面粗度との関係を示す図である。
げ加工用砥石部から成る円筒状外周研削面のスパークア
ウト回数と真円度との関係を示す図である。
面粗度、真円度、円筒状外周研削面の幅寸法との関係を
示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 テーパ状外周研削面と該テーパ状外周研
削面に続く円筒状外周研削面とを外周面に有し、一軸ま
わりに回転させられつつ所定の加工輪郭線に沿って前記
テーパ状外周研削面側に一方向へ相対移動させられるこ
とにより、被削材に対して該加工輪郭線に沿った研削加
工を施すコンタリング研削用砥石であって、 粗加工用砥石部と該粗加工用砥石部よりも砥粒が小さい
仕上げ加工用砥石部とを回転軸心方向に備え、該粗加工
用砥石部により前記テーパ状外周研削面を構成し、該仕
上げ加工用砥石部により前記円筒状外周研削面の少なく
とも一部を構成したことを特徴とするコンタリング研削
用砥石。 - 【請求項2】 前記粗加工用砥石部と仕上げ加工用砥石
部との境界面を、前記テーパ状外周研削面と円筒状外周
研削面との間の境界線よりも該円筒状外周研削面側に設
けたことを特徴とする請求項1のコンタリング研削用砥
石。 - 【請求項3】 前記粗加工用砥石部は、前記仕上げ加工
用砥石部よりも前記回転軸心方向の厚みが大きいもので
ある請求項1または2のコンタリング研削用砥石。 - 【請求項4】 前記粗加工用砥石部は、前記仕上げ加工
用砥石部よりも結合度が大きいものである請求項1乃至
3のいずれかのコンタリング研削用砥石。 - 【請求項5】 前記粗加工用砥石部は、前記仕上げ加工
用砥石部よりも集中度が大きいものである請求項1乃至
4のいずれかのコンタリング研削用砥石。 - 【請求項6】 請求項1または2のコンタリング研削用
砥石を用いて、一軸まわりに回転させられる被削材の外
周面を研削するコンタリング研削方法であって、前記被
削材の外周面上の一点を前記仕上げ加工用砥石部の円筒
状外周研削面が通過する間に該被削材が予め設定された
一定の回数以上回転する回転速度で、該被削材を回転駆
動する工程を、含むことを特徴とするコンタリング研削
方法。 - 【請求項7】 請求項1または2のコンタリング研削用
砥石を用いて、一軸まわりに回転させられる被削材の外
周面を研削するコンタリング研削方法であって、前記被
削材の外周面上の一点を前記仕上げ加工用砥石部の円筒
状外周研削面が通過する間に該被削材が予め設定された
一定の回数以上回転する移動速度で、該コンタリング研
削用砥石を該被削材に対して相対移動させる工程を、含
むことを特徴とするコンタリング研削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08943496A JP3723628B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | コンタリング研削用砥石およびコンタリング研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08943496A JP3723628B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | コンタリング研削用砥石およびコンタリング研削方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09277143A true JPH09277143A (ja) | 1997-10-28 |
| JP3723628B2 JP3723628B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=13970575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08943496A Expired - Lifetime JP3723628B2 (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | コンタリング研削用砥石およびコンタリング研削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3723628B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108693061A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-10-23 | 天津大学 | 一种基于次摆线进给轨迹的硬脆材料划痕实验方法 |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP08943496A patent/JP3723628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108693061A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-10-23 | 天津大学 | 一种基于次摆线进给轨迹的硬脆材料划痕实验方法 |
| CN108693061B (zh) * | 2018-05-23 | 2021-08-17 | 天津大学 | 一种基于次摆线进给轨迹的硬脆材料划痕实验方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3723628B2 (ja) | 2005-12-07 |
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