JPH09278431A - 親水性膜およびその製造方法 - Google Patents

親水性膜およびその製造方法

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JPH09278431A
JPH09278431A JP9636296A JP9636296A JPH09278431A JP H09278431 A JPH09278431 A JP H09278431A JP 9636296 A JP9636296 A JP 9636296A JP 9636296 A JP9636296 A JP 9636296A JP H09278431 A JPH09278431 A JP H09278431A
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hydrophilic film
water
film
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Toru Kuramoto
透 倉本
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性を有しかつ長期にわたって親水性を持
続する膜およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 表面の任意の位置における5μm×5μ
mの範囲において、膜の中心線平均粗さを面拡張した平
均面粗さRa’値が0.5〜500nmであって、表面
の凹凸の面方向での繰り返し長さが0.5μm以下であ
る凹凸から主としてなる親水性膜およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親水性膜、親水性表面
を有する物品とその製造方法に関し、より詳しくは、ガ
ラス、金属、プラスチックスなどの表面に高硬度で持続
性、耐久性に優れた親水性被膜とそれを表面に形成した
物品と親水性膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】物品の表面に親水性を付与することによ
り、水や極性物質と物品との親和性を向上させることが
でき、もともと困難であった接触、接着、付着などを可
能にすることから、親水性物質の物品表面への付着、水
溶液系における表面反応などの新たな応用分野への展開
が期待されている。
【0003】一方、透明な物品の表面を親水性にするこ
とにより、曇り防止、結露防止、汚れ防止などを図るこ
とも従来から行われている。親水性を付与する方法に
は、表面を物理的または化学的に処理し表面の分子構造
を変化させ親水性基を形成させる方法や表面のミクロな
形状を変化させる方法と、表面に親水性を有する被膜を
形成する方法が知られている。
【0004】物理的方法には、プラズマ処理、レーザー
照射処理などの親水化処理が実用化されているが、一般
に処理後短期間では効果はあるものの持続性に問題点が
あるとされている。化学的方法には、表面にラジカルを
発生させ親水性の残基を有する重合性化合物をグラフト
重合させる方法、酸、塩基性物質などにより表面の結合
を切断し親水性の残基に変化させる方法などが行われて
いる。
【0005】また、親水性膜としては、親水性の化学結
合または残基を分子鎖または側鎖に有するポリマー膜が
広く研究されており、中でも、水酸基により親水性を発
現させるポリビニルアルコール(PVA)膜がその優れ
た親水性と経済的理由から広範囲の用途に実用化されて
いる。
【0006】また、一般に水溶性の無機物質または無機
ポリマーも被膜が親水性を呈することは知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た物理的な処理による親水性は短期的にしか効果を維持
することができず、また、有機ポリマー膜は、一般に耐
水性および耐久性が十分ではなく、膜の硬度も比較的低
いものであり、用途によっては実用上十分なものとはい
えない。
【0008】無機物質からなる被膜は硬度は比較的高い
が、親水性を示す物質は水に対する溶解性も高く従って
被膜は容易に消失するので、実用上その用途は限られた
ものとなる。
【0009】そこで、本発明の目的は、耐久性に優れた
親水性膜であって、好ましくは透明性の高い膜を有する
物品を提供しようとすることにある。
【0010】
【課題を解決するための具体的手段】本発明者は、上記
課題を解決するために鋭意検討したところ、物品の表面
に特定の表面構造を有する膜が耐久性に優れた親水性膜
となることを見いだし本発明に到達した。
【0011】すなわち、本発明は、表面の任意の位置に
おける5μm×5μmの範囲において、膜の中心線平均
粗さを面拡張した平均面粗さRa’値が0.5〜500
nmであって、表面の凹凸の面方向での繰り返し長さが
0.5μm以下である凹凸から主としてなる膜であるこ
とを特徴とする親水性膜である。
【0012】膜の表面の粗さを表示する方法としては、
JIS B 0601に中心線平均面粗さが定義されて
いるが、本明細書においては、より表面の粗さを実際的
に表現し得る、膜の中心線平均粗さを面拡張した平均面
粗さRa’値を採用する。平均面粗さRa’値(nm)
は、JIS B 0601で定義されている中心線平均
粗さRaを測定面に対し適用し三次元に拡張したもの
で、「基準面から指定面までの偏差の絶対値を平均した
値」と表現され、次式で与えられる。
【0013】
【数1】
【0014】式中、Ra’:平均面粗さ(nm)、
0:測定面が理想的にフラットであるとした時の面積
|XR−XL|×|YT−YB|、F(X,Y):測定点
(X,Y)における高さ、XL、XR、YB、YT:X座
標、Y座標の測定範囲、Z0:測定面内の平均高さを表
す。
【0015】本発明においては、平均面粗さRa’が
0.5〜500nmであり、0.5〜50が好ましい。
また、表面の形状を表現する方法として、表面の凹凸の
面方向での繰り返し長さを採用するが、これは、完全な
平面からなる表面に球を敷き詰めた時の球の直径に相当
する。繰り返し長さの測定は、実施例において説明する
ように、原子間力顕微鏡で1〜100μm程度四方の範
囲を観察した場合に目視で確認できる凹凸について高さ
の中央での直径を求めることで行う。本発明においては
この直径が0.5μm以下から主としてなっているが、
10nm〜300nm程度であることが好ましく、50
〜200nmがより好ましく、必ずしも直径が揃ってい
ることは必要ではない。
【0016】このような表面構造を有する膜の形成方法
は、限定されるものではないが、例えば、リン酸または
その塩と溶解性のアルミニウム化合物と水溶性珪酸塩と
界面活性剤と溶媒からなる表面処理剤が塗布され、次い
で300〜700℃で熱処理されることで形成すること
ができる。
【0017】以下、この形成方法(以下、「本方法」と
いう。)について詳細に説明する。本方法で採用するリ
ン酸は、無水リン酸、メタリン酸、ピロリン酸、オルト
リン酸、三リン酸、四リン酸、ハロゲノリン酸(ハロゲ
ンは塩素またはフッ素)などである。また、これらのリ
ン酸に代えてまたはその一部が溶媒に可溶なリン酸誘導
体であってもよく、各種の縮合リン酸塩、部分的にハロ
ゲン(塩素またはフッ素)もしくは有機基により置換さ
れたリン酸の塩またはリン酸エステルであることもでき
る。これらのリン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、アンモニウム塩などであり、また、リン酸エス
テルとしては上記したリン酸のメチルエステル、エチル
エステル、イソプロピルエステル、ブチルエステルなど
が挙げられる。これらのリン酸誘導体の代表例を具体的
に例示すればオルトリン酸ナトリウム、三リン酸ナトリ
ウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウ
ム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、リ
ン酸二水素カルシウム、リン酸水素アンモニウム、リン
酸水素カリウム、リン酸エチル、リン酸トリエチル、リ
ン酸トリブチルなどの各種リン酸誘導体であるが、これ
らに限定されるものではない。
【0018】本方法で採用する水溶性のアルミニウム化
合物は、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸ア
ルミニウムなどのアルミニウム塩、その含水塩またはア
ルミニウムイソプロポキシド、アルミニウムトリエトキ
シド、モノsec−ブトキシアルミニウムジイソプロピ
レートなどのアルミニウムアルコキシドなど、さらにア
ルミニウムキレート、アルミニウムアシレート(O=A
l−OOCR:Rはアルキル基を表す)などが挙げられ
る。これらのうち、硝酸アルミニウム9水塩が熱分解し
易いため特に好ましいものとして挙げられる。
【0019】本方法で採用する水溶性珪酸塩は、珪酸の
リチウム、ナトリウムまたはカリウム塩である。これら
はオルト珪酸塩、メタ珪酸塩などの各種の形態の塩を形
成するが、例えば珪酸リチウムでは、オルト珪酸リチウ
ム、メタ珪酸リチウム、オルト二珪酸六リチウムなど、
珪酸ナトリウムでは、メタ珪酸ナトリウム、オルト珪酸
ナトリウム、二珪酸ナトリウム、四珪酸ナトリウムな
ど、メタ珪酸カリウム、四珪酸カリウムなどまたはその
種々の水和物を挙げることができる。また、工業的には
これらの珪酸塩は水溶液の形態で入手できるがそれを用
いることもできる。各種の珪酸塩のうち、珪酸リチウム
またはその水和物が特に好適に用いられる。
【0020】本方法で採用する界面活性剤はノニオン系
界面活性剤である。かかるノニオン系界面活性剤として
は、累積原子団としてポリオキシエチレン単位を有する
アルキルエーテル型、アルキルアリルエーテル型などの
エーテル型、アルキルエステル型、ソルビタンモノアル
キルエステル型などのエステル型、ポリオキシエチエレ
ンアルキルアミンなどのアミンとの縮合型、ポリオキシ
エテレンアルキルアマイドなどのアミドとの縮合型、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンなどのポリオキ
シプロピレンとの縮合型、その他としてポリエチレンイ
ミン系などのものを挙げることができる。
【0021】また、累積原子団を持たないものとして
は、ソルビタンアルキルエステルなどのエステル型、各
種グリセリンモノ脂肪酸エステル、ペンタエリスリット
エステル、サッカローズエステルなどのその他の多価ア
ルコールと脂肪酸のエステル、脂肪酸エタノールアミ
ド、メチロールアミド、オキシメチルエタノールアミ
ド、脂肪酸エタノールアミド誘導体などのアミド型、高
級アルコール、グルコシド、高級アルキルエーテルなど
のものが挙げられる。
【0022】本方法においては、HLB値が9以上のも
のが好ましく、11以上のものがより好ましい。或い
は、多価アルコールがソルビタンに由来するエステル型
であり、そのうちでもモノエステル型が好ましい。ま
た、ポリオキシエチレン累積原子団を有するエステル型
のノニオン系界面活性剤が好ましい。エステルを形成す
る脂肪酸としては炭素数12〜18の直鎖飽和脂肪酸で
あり、特にラウリル酸、パルミチン酸、ステアリン酸ま
たはオレイン酸であるものが好ましい。また、ポリオキ
シエチレンの累積数としては、平均数で表して5〜50
程度のものが好ましく、15〜30程度のものがより好
ましい。
【0023】特に好ましい界面活性剤の市販品として
は、ツウィーン(Tween:インペリアルケミカル製
品)−20、−21、−40、−60、−61、−6
5、−80、−81、−85、レオドールTW(花王製
品)−L120、−L106、−P120、−S12
0、−S106、−O120、−O106、−L12
0、レオドールスーパーTW(花王製品)−L120、
−S120、−O120または各社から市販されている
これらと同等または類似のものが挙げられる。これらの
うち特に好ましいものとしては、ツウィーン−20、−
40、−60、−80、レオドールTW−L120、−
P120、−S120、−O120などまたはこれらの
同等または類似品を例示できる。これらは、何れも約2
0個のポリオキシエチレン原子団を有するポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウエート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレエートである。
【0024】本方法における表面処理剤は、溶剤として
水及び/または水溶性有機溶媒からなる溶剤が使用され
る。リン酸またはその塩と溶解性のアルミニウム化合物
と水溶性珪酸塩は、逐次的にそれぞれを混合することも
でき、同時に溶剤に投入して一度に調製することもで
き、予め一方を溶解しておいた溶液に他方を投入して調
製することもでき、さらに、それぞれ別個に水および/
または水溶性有機溶媒に溶解して、それらを混合して調
製することもできる。水溶性有機溶媒としては、特に限
定されないが、アルコール類として、低級アルコール、
アルコキシアルコール、多価アルコールなどの極性溶媒
が好ましく、メチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、n−ブタノール、エチレングリ
コール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、グリセリンなどを
挙げることができ、その他アセトンなどを挙げることが
できる。またこれらは2種類以上を混合使用することも
できる。溶剤の選定は、沸点、溶解性、貯蔵安定性、塗
布条件、製造コストなどで決定されるが、作業性および
取り扱いやすさ等の点から、最も好ましいものとしてエ
タノールと水の混合溶媒が挙げられる。水とアルコール
の混合比率は使用するアルミニウム化合物と珪酸塩の種
類および表面処理剤の濃度に依存するが、アルコール/
水/が0.1〜10(容量比)程度が好ましい。
【0025】本方法における表面処理液から界面活性剤
成分を添加する前あるいは除いた溶液(以下、「PAL
S液」という。)における、リン酸またはアルミニウム
化合物の濃度は、P25またはAl23換算で0.02
〜1モル/lであり、0.05〜0.5モル/lがより
好ましい。何れかが0.02モル/l未満の濃度では1
回の塗布では十分な膜厚の被膜を形成することができ
ず、操作が煩雑となり好ましくなく、また、1モル/l
を超える濃度では平滑かつ均一で透明な被膜を形成する
ことが困難であるので好ましくない。これらの溶液にお
いては、P25またはAl23換算表示で、Al23/
25のモル比は2/8〜8/2であり、4/6〜6/
4であるのが好ましい。該モル比が2/8未満または8
/2を超えると塗布または熱処理の条件によっては、失
透することがあるので好ましくない。
【0026】また、PALS液における水溶性珪酸塩の
濃度はSiO2換算で0.05〜1モル/lの範囲が好
ましく、より好ましくは0.1〜0.6モル/lの範囲
である。珪酸塩濃度がSiO2換算で0.05モル/l
未満では親水性発現に充分な厚みを有する安定な膜を得
ることは困難である。また、該濃度が1モル/lを越え
ると調製された表面処理剤が不安定になり、ゲル化し易
くなるので好ましくない。
【0027】本方法で採用する界面活性剤は、PALS
溶液100重量部に対して0.1〜200重量部を添加
するが、1〜100重量部がより好ましい。0.1重量
部ではPALS液のみから形成した膜とほぼ同等の親水
性の持続性しか得られず、200重量部を越えると表面
処理液の安定性が悪くなるので好ましくない。
【0028】表面処理液を調製する方法は、前述した方
法で調整したPALS液に所定量の界面活性剤をそのま
まあるいは溶剤の溶解した状態で添加すればよい。本方
法における表面処理剤は、通常塗膜形成において知られ
ているように任意に増粘剤、レベリング剤などの製膜条
件を調節する目的で使用される添加剤を適用することが
できる。
【0029】本発明の親水性膜の形成方法においては、
物品の表面に表面処理剤を塗布しついで熱処理するが、
塗布および熱処理の回数は2回以上であってもよい。塗
布のみを複数回繰り返した後一度で熱処理すること、塗
布と熱処理の一連の操作を複数回行うことなどどの様な
手順で被膜を形成することも本方法の実施態様の例であ
る。
【0030】本発明の親水性膜の形成方法において、表
面処理剤を物品表面に塗布する方法としては、公知の方
法から適宜選択すればよくスピンコーティング法、ディ
ッピング法、ロールコーター法、刷毛塗り法、スプレー
法などがあげられるが、これらに限定されるものではな
い。物品表面に塗布された表面処理剤は、単に溶媒を揮
散させ乾燥したのみでは長期間にわたる安定性に欠ける
場合があるので、熱処理を施すことが好ましい。熱処理
による安定性向上の理由は明確ではないが、耐水性に大
きく寄与するフォスフォアルミノシリケートの三次元架
橋構造の形成が促進されるためと推定される。
【0031】本方法における熱処理温度は、熱処理時間
により異なるので一義的には決まらないが、通常300
〜700℃が好ましく、400〜600℃がより好まし
い。300℃未満の温度では形成された被膜の親水性が
低く、しかも耐水性が低く実用上問題になる場合があ
り、700℃を超えると被膜が失透したり、通常多く適
用されるガラス、金属などの基材の変形、化学変化など
が生じるので好ましくない。
【0032】本発明の親水性膜の膜厚は10nm〜10
0μmであり、50nm〜10μmが好ましく、100
nm〜5μmがより好ましい。膜厚が10nm未満では
膜の耐久性が低下し長期間の親水性を維持することがで
きず、100μmを超えると失透したり平滑性が不良と
なることがあり好ましくない。
【0033】本発明の親水性膜を表面に形成する物品
は、加熱処理に耐える素材からなるものであればとくに
限定されず、どの様な形状のものであっても良い。適用
できる素材としては、鉄、ステンレス綱、アルミニウム
などの金属、ポリエーテル樹脂、ポリスルホン樹脂、ポ
リイミド樹脂などのプラスチック、アルミナ、チタニ
ア、石英、溶融石英、チッ化ケイ素、炭化珪素などのセ
ラミックス、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、各
種光学ガラスなどのガラス類を例示することができる
が、透明なセラミックスまたはガラス類において最も有
効である。
【0034】本発明の親水性膜を表面に形成する物品は
予め他の素材で被覆された物であってもよいが、表面に
親水性が付与されることが必要であるので何れの物品に
おいても最外層に本方法にかかる被膜を形成することが
好ましい。 本発明の親水性膜を表面に形成する物品の
具体的な例としては、通常のガラス板、自動車用ガラ
ス、航空機用ガラス、温室用ガラス、鏡、水中眼鏡、カ
メラ、眼鏡のレンズ、表面に1層以上の屈折率の異なる
被膜を形成した低反射ガラス板、表面に導電性を付与し
たガラス板、表面に金属酸化物、金属窒化物、金属珪化
物または金属などを被覆した機能化ガラス板、湿度セン
サー、熱交換器用フィンなどを挙げることができるがこ
れらに限定されない。
【0035】以下に、さらに詳細に実施例に基づいて説
明する。
【0036】
【実施例】
〔防曇性の評価試験〕加熱装置を備え、上端に直径5c
mの開口部を設けた容器に水を入れ、水を加熱して容器
の空間部を43℃の飽和水蒸気で満たす。ガラス板の裏
面から25℃の空気を吹き付けながら、親水性膜の形成
されたを膜面を下方に向けて開口部へ水平に置く。3分
間そのまま水蒸気に接触させて曇り具合を目視で観察す
る。
【0037】この評価試験で水膜が形成され曇りが生じ
ないことが確認されたならば、ガラス試験片を80℃で
熱風乾燥した後、25℃まで冷却し、再び〔防曇性の評
価試験〕を実施し、評価する。
【0038】 A 10回の〔防曇性の評価試験〕後、水膜形成 B 6〜9回の〔防曇性の評価試験〕において水滴形成
または曇り C 2〜5回の〔防曇性の評価試験〕において水滴形成
または曇り D 1回の〔防曇性の評価試験〕において水滴形成また
は曇り 〔表面の平均面粗さRa’値の測定〕走査型プローブ顕
微鏡のサイクリックコンタクトモード原子間力顕微鏡
(CC-AFM)〔セイコー電子(株)製、SPI3700、
5μm四方スキャン〕で観察し、膜の中心線平均粗さを
面拡張した平均面粗さRa’値を求めた。また、表面の
三次元表示顕微鏡写真から表面の凹凸の面方向での繰り
返し長さを求めた。しかし、比較例1の様な平均面粗さ
Ra’値の小さい場合には、測定できなかった。
【0039】〔実施例1〕試薬特級のリン酸0.02モ
ル、試薬特級の硝酸アルミニウム9水塩0.02モルを
200mlのビーカーに採り、20gの純水を添加して
均一な水溶液とした後、攪拌しながらSiO2成分換算
が0.02モルとなる様に珪酸リチウム(日産化学
(株)製LS−35)を徐々に加えた。さらにイソプロ
パノールを添加して最終的に全液量を100mlとし
た。
【0040】得られた液100mlに3gのレオドール
TW−L120(花王製品:約20個のポリオキシエチ
レン原子団を有するポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレート)を加え、攪拌して均一な溶液を調製した。
この溶液を親水性表面処理剤薬液として、10cm角の
市販ソーダライムガラス(板厚2mm)にスピンコート
(400rpm)し、次いで、このガラス板を乾燥器中
で70℃20分間予備乾燥した後、500℃の温度で3
0分間の熱処理を行った。得られた表面処理ガラス板に
ついて、前記〔表面の平均面粗さRa’値の測定〕に従
って走査型プローブ顕微鏡で測定をしたところ、Ra’
は3.1nmであり、凹凸の繰り返し長さは0.2μm
以下であった。このとき得られた三次元表示写真を図1
に示す。また、親水性をゴニオメーター式接触角測定器
で評価した。このガラス板の水滴接触角は0度であり、
膜の外観は平滑かつ無色透明で良好であった。
【0041】さらに、このガラス板について〔防曇性の
評価試験〕を実施した。これらの結果を表1に示した。
【0042】
【表1】
【0043】実施例2 実施例1と同様の操作でPALS液を調製し、得られた
液100mlに5gのレオドールTW−L120を加
え、攪拌して均一な溶液を調製した。この溶液を親水性
表面処理剤薬液として、被膜形成を行った。被膜の形成
条件、評価結果などを表1に示した。
【0044】実施例3 実施例1と同様の操作でPALS液を調製し、得られた
液100mlに100gのレオドールTW−L120を
加え、攪拌して均一な溶液を調製した。この溶液を親水
性表面処理剤薬液として、被膜形成を行った。被膜の形
成条件、評価結果などを表1に示した。
【0045】実施例4 リン酸を0.024モル、硝酸アルミニウム9水塩を
0.016モルとして実施例1と同様の操作で表1に示
すPALS液を調製し、得られた液100mlに30g
のレオドールTW−L120を加え、攪拌して均一な溶
液を調製した。この溶液を親水性表面処理剤薬液とし
て、被膜形成を行った。被膜の形成条件、評価結果など
を表1に示した。
【0046】実施例5 リン酸の代わりに五酸化リン0.02モルを使用し、純
水の代わりにエタノール/水の容量比1/1の混合溶媒
を使用して実施例1と同様の操作で表1に示すPALS
液を調製し、得られた液100mlに20gのレオドー
ルTW−L120を加え、攪拌して均一な溶液を調製し
た。この溶液を親水性表面処理剤薬液として、被膜形成
を行った。被膜の形成条件、評価結果などを表1に示し
た。
【0047】実施例6 硝酸アルミニウム9水塩の代わりに塩化アルミニウム6
水塩0.02モルを使用して実施例1と同様の操作で表
1に示すPALS液を調製し、得られた液100mlに
20gのレオドールTW−L120を加え、攪拌して均
一な溶液を調製した。この溶液を親水性表面処理剤薬液
として、被膜形成を行った。被膜の形成条件、評価結果
などを表1に示した。
【0048】実施例7 硝酸アルミニウム9水塩の代わりに硫酸アルミニウム
0.02モルを使用し、イソプロパノールの代わりにイ
ソプロパノール/水の容量比5/5の混合溶媒を使用し
て実施例1と同様の操作で表1に示すPALS液を調製
し、得られた液100mlに10gのレオドールTW−
L120を加え、攪拌して均一な溶液を調製した。この
溶液を親水性表面処理剤薬液として、被膜形成を行っ
た。被膜の形成条件、評価結果などを表1に示した。
【0049】実施例8 イソプロパノールの代わりにエタノールを使用して実施
例1と同様の操作で表1に示すPALS液を調製し、得
られた液100mlに20gのレオドールTW−L12
0を加え、攪拌して均一な溶液を調製した。この溶液を
親水性表面処理剤薬液として、被膜形成を行った。被膜
の形成条件、評価結果などを表1に示した。
【0050】実施例9 イソプロパノールの代わりにアセトンを使用して実施例
1と同様の操作で表1に示すPALS液を調製し、得ら
れた液100mlに20gのレオドールTW−L120
を加え、攪拌して均一な溶液を調製した。この溶液を親
水性表面処理剤薬液として、被膜形成を行った。被膜の
形成条件、評価結果などを表1に示した。
【0051】実施例10 珪酸リチウムの代わりに珪酸ソーダ0.02モルを使用
して実施例1と同様の操作で表1に示すPALS液を調
製し、得られた液100mlに40gのレオドールTW
−L120を加え、攪拌して均一な溶液を調製した。こ
の溶液を親水性表面処理剤薬液として、被膜形成を行っ
た。被膜の形成条件、評価結果などを表1に示した。
【0052】実施例11 実施例1と同様の操作でPALS液を調製し、得られた
液100mlに10gのレオドールTW−O120を加
え、攪拌して均一な溶液を調製した。この溶液を親水性
表面処理剤薬液として、被膜形成を行った。被膜の形成
条件、評価結果などを表1に示した。
【0053】実施例12 実施例1と同様の操作でPALS液を調製し、得られた
液100mlに10gのレオドールTW−O120を加
え、攪拌して均一な溶液を調製した。この溶液を親水性
表面処理剤薬液として、被膜形成を行った。被膜の形成
条件、評価結果などを表1に示した。
【0054】比較例1 実施例1と同様の操作でPALS液を調製し、界面活性
剤を添加せず、この溶液を親水性表面処理剤薬液とし
て、被膜形成を行った。得られた表面処理ガラス板につ
いて、前記〔表面の平均面粗さRa’値の測定〕に従っ
て走査型プローブ顕微鏡で測定をしたところ、Ra’は
0.3nmであり、凹凸の繰り返し長さを求めることは
できなかった。このとき得られた三次元表示写真を図2
に示す。被膜の形成条件、評価結果などを表1に示し
た。
【0055】実施例1〜12および比較例1ともに膜の
外観は平滑かつ無色透明で良好であった。
【0056】
【発明の効果】本発明の親水性膜は、透明性を有しかつ
長期にわたって親水性を持続することができるので、汚
染防止、視界保持を要する建築用ガラス、光学ガラス製
品、自動車用ガラスなど、さらには熱交換器用放熱フィ
ンに好適であるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られた膜の粒子の構造を示す顕
微鏡写真である。
【図2】 比較例1で得られた膜の粒子の構造を示す顕
微鏡写真である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面の任意の位置における5μm×5μm
    の範囲において、膜の中心線平均粗さを面拡張した平均
    面粗さRa’値が0.5〜500nmであって、表面の
    凹凸の面方向での繰り返し長さが0.5μm以下である
    凹凸から主としてなる膜であることを特徴とする親水性
    膜。
  2. 【請求項2】平均面粗さRa’が0.5〜50nmであ
    ることを特徴とする請求項1記載の親水性膜。
  3. 【請求項3】リン、アルミニウムおよび珪素の酸化物か
    らなることを特徴とする請求項1〜2記載の親水性膜。
  4. 【請求項4】被膜形成能を有する表面処理剤が塗布さ
    れ、次いで熱処理されて形成されたことを特徴とする請
    求項1〜3記載の親水性膜。
  5. 【請求項5】リン酸および/またはその塩と溶解性のア
    ルミニウム化合物と水溶性珪酸塩とノニオン系界面活性
    剤と溶媒からなる表面処理剤が塗布され、次いで300
    〜700℃で熱処理されて形成されたことを特徴とする
    請求項1〜4記載の親水性膜
  6. 【請求項6】リン酸の塩が、リン酸のナトリウム、カリ
    ウムおよびアンモニアの塩から選ばれた一種以上のリン
    酸塩であることを特徴とする請求項5記載の親水性膜。
  7. 【請求項7】溶解性のアルミニウム化合物が硝酸アルミ
    ニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムまたはそ
    れらの水和物から選ばれた一種以上のアルミニウム化合
    物であることを特徴とする請求項5〜6記載の親水性
    膜。
  8. 【請求項8】水溶性珪酸塩が、珪酸のリチウム、ナトリ
    ウムおよびカリウム塩から選ばれた一種以上の珪酸塩で
    あることを特徴とする請求項5〜7記載の親水性膜。
  9. 【請求項9】水溶性珪酸塩が、珪酸リチウムであること
    を特徴とする請求項5〜8記載の親水性膜。
  10. 【請求項10】ノニオン系界面活性剤が、ポリオキシエ
    チレンソルビタン脂肪酸モノエステルであることを特徴
    とする請求項5〜9記載の親水性膜。
  11. 【請求項11】ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸モ
    ノエステルの脂肪酸がラウリル酸、パルミチン酸、ステ
    アリン酸またはオレイン酸であることを特徴とする請求
    項10記載の親水性膜。
  12. 【請求項12】溶媒が、水および/または水溶性の有機
    溶媒であることを特徴とする請求項5〜11記載の親水
    性膜。
  13. 【請求項13】溶媒が、水とエタノールまたはイソプロ
    パノールからなることを特徴とする請求項5〜12記載
    の親水性膜。
  14. 【請求項14】物品表面に請求項1〜13記載の親水性
    膜を有することを特徴とする親水性物品。
  15. 【請求項15】物品が、板ガラス、任意の形状の金属板
    であることを特徴とする請求項14記載の親水性物品。
  16. 【請求項16】物品が、親水性を付与する被膜以外に被
    膜を有さないか、または1層以上の被膜を有する板ガラ
    スであることを特徴とする請求項14〜15記載の親水
    性物品。
  17. 【請求項17】物品表面に、リン酸またはそのナトリウ
    ム、カリウム、アンモニウム塩と溶解性のアルミニウム
    化合物と水溶性珪酸塩とノニオン系界面活性剤と溶媒か
    らなる表面処理剤が塗布され、次いで300〜700℃
    で熱処理されることを特徴とする親水性膜の製造方法。
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