JPH09278470A - 液晶ガラス板の切断装置 - Google Patents
液晶ガラス板の切断装置Info
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Abstract
位の大きさに切断する装置に関し、搬送途中における割
れを回避し、定盤の精度出しが容易で、設置スペースが
小さく、従ってより安価に提供可能な液晶ガラス板の切
断装置を得る。 【解決手段】 一方向の互いに平行な複数のスリット2
を備えかつ面内で当該スリットと直交する方向に往復移
動可能な定盤1と、定盤1の上方に配置され定盤のスリ
ット2と平行な方向に走行する昇降自在なスクライブカ
ッタ5と、このスクライブカッタと対向して定盤1の下
方に待機し定盤1の停止中にスリット2内に昇降するサ
ポート定盤6と、定盤1の下方にサポート定盤6との間
隔を調整可能にスリット2と平行に配置され定盤1の停
止中にスリット2内へ昇降する下ブレーク刃8と、この
下ブレーク刃と対向して定盤1の上方に配置され耳取り
時に下ブレーク刃8の上動と同期して下動する上ブレー
ク刃7とを備えている。
Description
パターンを設けたガラス板を一単位の大きさに切断する
装置に関するものである。
いられている液晶パネルは、対角250mm前後の寸法
であるが、このような液晶パネルの製作に際しては、単
位の製品寸法より大きな、たとえば650×550mm
というような大きさのガラス基板に、複数単位(複数台
分)の液晶パターンを印写した後で、当該ガラス基板を
1単位の大きさに切断するという工程で製作されてい
る。大きなガラス基板を用いて複数単位の液晶パターン
を同時に印写しているのは、製作能率を上げ、製造コス
トを低減するためである。
著しく、高品質の液晶パネルをより安価にかつ大量に生
産することが要望されている。そのためより大型のガラ
ス基板(マザーガラス)を用いて、より多くの液晶パタ
ーンを同時に印写したいという要求がある。また、使用
されるガラス基板の厚さも、部品の軽量化や高品質化の
要望に伴って、より薄いものが使用されるようになって
きている。
ガラスは、切断装置によって1単位の大きさに切断さ
れ、切断縁の研磨が行われるが、ガラス板の切断には、
スクライブとブレークとの2工程が必要である。スクラ
イブは、ダイヤモンド等の硬質のローラやチップでガラ
ス板表面に切目を入れる工程であり、ブレークは、切目
に沿って折曲力を加えてガラス板を分断する工程であ
る。従来装置では、このスクライブとブレークとが別々
の装置で行われていた。
1に示すように、定盤1上にマザーガラス3を真空吸着
により保持し、視覚センサでマザーガラス上に設けられ
た液晶パターンの基準位置を読み取って、それを基準と
して定盤1を移動させ、所定の位置にスクライブカッタ
5を押し当てて走行させることにより、マザーガラス3
上の図14、15に示すような切断線4、4A(4Aは
耳取り用の切断線)の位置に切目9、9Aを入れる。図
14は耳切りを行わない場合の切断線であるが、液晶パ
ターンとパネル外周との位置関係の精度が要求される場
合には、図15に示すように、単位パネル毎に切り離す
ための切目9の他に、耳切り用の切目9Aを設ける。
ーガラス3は、スクライブ装置から図12、13に示す
ようなブレーク装置に搬送され、切目9、9Aに沿って
ブレーク刃27、28を押し当てることにより、切目
9、9Aに沿って押し割るようにして分断される。図1
2のブレーク刃27は、耳切り用のブレーク刃で、定盤
1の端縁からオーバーハング状に突出させた耳部分3A
を上から押圧して切除するものであり、図13のブレー
ク刃28は、単位のパネル相互を分断するためのブレー
ク刃で、定盤に設けたスリット内で上動して、鈍角の頂
部稜線10で切目9の背後を押し上げることにより、切
目9に沿ってマザーガラス3を分断する。
おいて、マザーガラスの寸法が大きくなると、スクライ
ブ装置の定盤1の面積も大きくなる。スクライブカッタ
5はバネでガラス板に押し付けられる構造であるが、定
盤の表面とスクライブカッタの先端との間隔は高い寸法
精度が必要で、定盤の表面にうねりがあったり勾配があ
ったりすると、スクライブカッタがマザーガラスの端縁
に切り込まれる箇所で、ガラスの割れや欠けが発生す
る。定盤の寸法が大きくなると、定盤の表面を所定の位
置精度に仕上げるのに技術的困難を伴うようになり、装
置のコストが急激に上昇する。
と、スクライブ装置からブレーク装置へマザーガラスを
搬送する作業が非常に困難になる。通常、マザーガラス
はフォーク状のキャリアに載せて搬送されるが、面積が
大きく厚さが薄くかつ切目の入ったマザーガラスは、搬
送中のキャリアの振動等によって割れやすくなり、搬送
途中の割れによる欠損率が増大する。
ブ装置とブレーク装置を別個に設ける必要から、装置の
設置スペースも大きくなる。
を回避することができ、定盤の精度出しが容易で、設置
スペースが小さく、従ってより安価に提供することが可
能な液晶ガラス板の切断装置を得ることを課題としてい
る。
の切断装置は、一方向の互いに平行な複数のスリット2
を備えかつ面内で当該スリットと直交する方向に往復移
動可能な定盤1と、定盤1の上方に配置され定盤のスリ
ット2と平行な方向に走行する昇降自在なスクライブカ
ッタ5と、このスクライブカッタと対向して定盤1の下
方に待機し定盤1の停止中にスリット2内に昇降するス
リット2の延在方向に細長いサポート定盤6と、定盤1
の下方にサポート定盤6との間隔を調整可能にスリット
2と平行に配置され定盤1の停止中にスリット2内へ昇
降する下ブレーク刃8と、この下ブレーク刃と対向して
定盤1の上方に配置され耳取り時に下ブレーク刃8の上
動と同期して下動する上ブレーク刃7とを備えている。
サポート定盤6と対向する位置と下ブレーク刃8と対向
する位置とのそれぞれの位置で停止しながら移動する。
において、定盤1が、枠部材12と、この枠部材に嵌装
される長手方向寸法の等しい複数の矩形板状部材13
と、隣接する矩形板状部材13、13の間に所定幅のス
リット2を形成するスペーサ14とで構成されているこ
とを特徴とするものである。
装置において、スクライブカッタ5の走行を案内するガ
イドフレーム15、下ブレーク刃8及び上ブレーク刃7
が定盤1の面直角方向の軸まわりに角度調整可能に設け
られていることを特徴とするものである。
線4、4Aが定盤のスリット2の位置にくるようにして
定盤1上に載置される。載置されたマザーガラスは、従
来装置と同様真空吸着により定盤1上に吸着保持され
る。定盤1の複数のスリット2は、マザーガラス3の切
断線4、4Aの間隔と等しい間隔で設けられていなけれ
ばならない。切断線4、4Aの間隔が異なるときは、定
盤1を交換するか、定盤のスリット2の間隔を変更す
る。
種の矩形板状部材を準備して、必要に応じてこれを交換
することにより、定盤1に設けられるスリットの間隔を
変更することができる。
装置と同様に視覚センサにより、液晶パターンの基準位
置が検出され、その検出位置を基準とする第1の切断線
がスクライブカッタ5の直下の位置にくるように定盤1
が移動する。この位置ではサポート定盤6がスリット2
に対向するから、サポート定盤6を上動させて、スリッ
ト部分のマザーガラスの下面をサポートした状態でスク
ライブカッタ5を下動して走行させることにより、マザ
ーガラスに切目9、9Aを入れる。
もにサポート定盤6を下動し、スリット2が下ブレーク
刃8に対向する位置まで定盤1を移動する。切目9Aが
耳取り用の切目であれば、下ブレーク刃8を上動させる
とともに上ブレーク刃7を下動させて、両者の稜線1
0、11でマザーガラス3を食い違い位置で挟むように
して、マザーガラスの耳部分3Aを折り取る。また切目
9が隣接する液晶パネルを分割するための切目であれ
ば、下ブレーク刃8のみを上動させて、その頂部稜線1
0で切目9の背後を押し上げることにより、マザーガラ
ス3を分断する。
が定盤1上に斜めに置かれたとき、その傾斜角に合わせ
てスクライブカッタのガイドフレーム15並びに下ブレ
ーク刃8及び上ブレーク刃7の角度を調整することによ
り、所定の方向でマザーガラスを切断することができ
る。この調整が必要な角度は通常小さな角度であるか
ら、サポート定盤6の角度を変化させなくても、スクラ
イブカッタ5の軌跡はサポート定盤6の上面から外れる
ことはない。
の切断が常にスリット2の位置で行われるから、このス
リットを設けた部分の定盤の精度を所定の精度にしてお
けばよく、定盤が大きくなっても定盤全体の精度を高く
することを要しない。またスクライブとブレークとが同
一の定盤上で行われるから、スクライブ装置からブレー
ク装置にマザーガラスを搬送する工程が不要となり、搬
送中におけるマザーガラスの損傷を完全に回避できる。
また、従来2台の装置で行われていたスクライブとブレ
ークとを同一の装置で行うので、全体としての装置コス
トを低下できるとともに、装置の設置スペースも小さく
できる。
施例を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図7
はこの発明で用いられる定盤の一例を示したものであ
る。定盤1には、矢印X方向の平行なスリット2が多数
設けられており、各スリット2は定盤1を面直角方向に
貫通している。定盤1の上面には、図示してないが、上
面に載置されたマザーガラスを吸着するための空気吸引
孔が多数設けられている。スリット2の間隔は、たとえ
ば図6に示すように、1枚のマザーガラス3からa×b
の大きさの液晶パネルを9単位切り取る場合を例にする
と、間隔aで配置されたスリットが3本、間隔bで配置
されたスリットが3本で、うち1本が共通である7本の
スリットが設けられる。この定盤1は図7の矢印Z方向
に移動かつ位置決め可能に設けられる。
線4、4Aがスリット2の中央にくるようにして定盤1
上に載置され、真空吸着して保持される。定盤1の移動
経路の上下には、図1に示すスクライブカッタ5、サポ
ート定盤6及び上ブレーク刃7、下ブレーク刃8が配置
されている。スクライブカッタ5は、外周を鋭いエッジ
にしたローラで、下動してスリット2の長手方向に走行
することにより、マザーガラス3の上面に切目9又は9
Aを入れる。サポート定盤6は、スリット2に挿入可能
なスリット2の長手方向に細長い部材で、上動したとき
にその上面が定盤1の上面と同一面となり、スクライブ
カッタ5が切目9又は9Aをつけるときにマザーガラス
3の背面をサポートする。
方向の頂部稜線10を備えた細長い部材で、スリット2
に挿入可能である。また上ブレーク刃7は、スリット長
手方向の底部稜線11を備えた細長い部材で、底部稜線
11を下ブレーク刃の頂部稜線10に対して定盤1の移
動方向に若干偏倚させて下ブレーク刃8と対向してい
る。
8が下動し、スクライブカッタ5及び上ブレーク刃7が
上動した状態で、図1の左側から右側へと移動してく
る。そして最初の切断線4A(又は4)がスクライブカ
ッタ5の直下にきた位置で停止する。このときスリット
2は、サポート定盤6の直上に位置する。この位置でサ
ポート定盤6が上動してマザーガラス3の背面をサポー
トし、次いでスクライブカッタ5が下動したあとスリッ
ト長手方向に走行することにより、切目9A(又は9)
が入れられる。
定盤6が下動した後、定盤1が切断線4の間隔aに相当
する分だけ移動する。すると最初のスリットは、下ブレ
ーク刃8の直上に位置し、次のスリットがサポート定盤
6の直上にくるから、その状態で前記と同様にして2番
目の切目9を入れるとともに、下ブレーク刃8を上動さ
せて、その頂部稜線10によりマザーガラス3を切目9
A(又は9)に沿って分断する。
図3に示すように下ブレーク刃8の上動と同期して上ブ
レーク刃7が下動し、偏倚した相互位置関係となってい
る頂部稜線10と下部稜線11との間で耳部分3Aに折
曲力を作用させて分断する。
7を上動し、サポート定盤1及び下ブレーク刃8を下動
させた後、定盤1をさらに切目9の間隔分aだけ移動す
る。そして同様にサポート定盤6の上動、スクライブカ
ッタ5の下動と走行及び下ブレーク刃8の上動により、
次の切目9の形成と先に設けられた切目9に沿うマザー
ガラスの分断とを行う。ブレークされる切目が中間部の
切目9であるときは、マザーガラスの切目9の両側が定
盤1に吸着保持されているので、図4に示すように、下
ブレーク刃8を上動させるのみで、マザーガラスの分断
が行われる。
ーガラス3がただ1個の定盤1上に載置保持された状態
で、切断線4に沿う切目9の形成と分断とが順次行われ
る。そしてこの間に上ブレーク刃7は定盤1の移動上流
側に若干移動する。この移動により、図5に示すよう
に、最後の耳取り部を分断するときは、最初の耳取りの
ときとは逆の折曲力を利用することができる。
て切断されたマザーガラスは、90度回転して同一の定
盤上に置かれ、定盤を距離b(図6)ずつ間歇的に送り
ながら上記と同様な操作で直交する方向の切断線に沿っ
て切断される。
なる切断を行うときは、定盤1のスリット2の間隔を変
えてやらなければならない。液晶パネルの寸法は、何種
類かの大きさに限定されているので、それぞれについて
専用の定盤を準備することもできるが、図8に示すよう
に、枠12と複数枚の矩形板状部材13と複数個のスペ
ーサ14とによって定盤1を形成すれば、各種の幅の矩
形板状部材を準備しておくことにより、切断間隔の異な
る種々のマザーガラスに対応することができる。
写されていたり、マザーガラス3が定盤1上に斜めに置
かれたときに、マザーガラス3の切断を正確に行うため
には、図9、10に示すように、スクライブカッタ5の
走行を案内するガイドフレーム15や下ブレーク刃8
を、鉛直軸まわりに角度調整可能に装着する。図9にお
いては、スクライブカッタ5を案内するガイドフレーム
15が、その中央の旋回軸16まわりに旋回可能で、ガ
イドフレームの一端に設けたクロスヘッド17に螺合さ
れたネジ18をパルスモータ19で回動させることによ
って、ガイドフレーム15の角度を調整する。
を案内するケース20を、定盤1の移動方向に移動位置
決め可能なベース21上に旋回軸受22を介して装着
し、ケース20の一端に設けたクロスヘッド23に螺合
するネジ24をパルスモータ25で回転させることによ
り、下ブレーク刃8の頂部稜線10の角度を調整する。
なお図10において、ベース21を定盤1の移動方向に
移動位置決め可能としているのは、スリット2の間隔に
合わせて、スクライブ位置とブレーク位置の間隔を調整
できるようにするためである。上ブレーク刃7について
も、図9または図10に準じた構造により、角度調整を
行うことができる。
な斜視図
斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 一方向の互いに平行な複数のスリット
(2) を備えかつ面内で当該スリットと直交する方向に往
復移動可能な定盤(1) と、定盤(1) の上方に配置され定
盤のスリット(2) と平行な方向に走行する昇降自在なス
クライブカッタ(5) と、このスクライブカッタと対向し
て定盤(1) の下方に待機し定盤(1) の停止中にスリット
(2) 内に昇降するスリット(2) の延在方向に細長いサポ
ート定盤(6) と、定盤(1) の下方にサポート定盤(6) と
の間隔を調整可能にスリット(2)と平行に配置され定盤
(1) の停止中にスリット(2) 内へ昇降する下ブレーク刃
(8) と、この下ブレーク刃と対向して定盤(1) の上方に
配置され耳取り時に下ブレーク刃(8) の上動と同期して
下動する上ブレーク刃(7) とを備え、定盤(1) は複数の
スリット(2) のそれぞれがサポート定盤(6) と対向する
位置と下ブレーク刃(8) と対向する位置とのそれぞれの
位置で停止しながら移動することを特徴とする、液晶ガ
ラス板の切断装置。 - 【請求項2】 定盤(1) が、枠部材(12)と、この枠部材
に嵌装される長手方向寸法の等しい複数の矩形板状部材
(13)と、隣接する矩形板状部材(13,13) の間に所定幅の
スリット(2) を形成するスペーサ(14)とで構成されてい
る、請求項1記載の液晶ガラス板の切断装置。 - 【請求項3】 スクライブカッタ(5) の走行を案内する
ガイドフレーム(15)、下ブレーク刃(8) 及び上ブレーク
刃(7) が定盤(1) の面直角方向の軸まわりに角度調整可
能に設けられている、請求項1または2記載の液晶ガラ
ス板の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050596A JP3834099B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 液晶ガラス板の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11050596A JP3834099B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 液晶ガラス板の切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278470A true JPH09278470A (ja) | 1997-10-28 |
| JP3834099B2 JP3834099B2 (ja) | 2006-10-18 |
Family
ID=14537482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11050596A Expired - Fee Related JP3834099B2 (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 液晶ガラス板の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3834099B2 (ja) |
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-
1996
- 1996-04-05 JP JP11050596A patent/JP3834099B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3834099B2 (ja) | 2006-10-18 |
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