JPH09279035A - 加水分解性ケイ素化合物を含む安定化組成物 - Google Patents

加水分解性ケイ素化合物を含む安定化組成物

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JPH09279035A
JPH09279035A JP8911796A JP8911796A JPH09279035A JP H09279035 A JPH09279035 A JP H09279035A JP 8911796 A JP8911796 A JP 8911796A JP 8911796 A JP8911796 A JP 8911796A JP H09279035 A JPH09279035 A JP H09279035A
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稔幸 小林
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賢一 西川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料や、コーティング剤、接着剤、シーラン
ト及びシランカップリング剤などとして、又はその一部
として使用することができ、かつ可使時間の増大した安
定化組成物を提供する。 【解決手段】 成分として、加水分解性のシリル基含有
ビニル系共重合体、オルガノシランの加水分解物及びオ
ルガノシランの加水分解物の部分縮合物からなる群より
選ばれた少なくとも1種の加水分解性ケイ素化合物10
0重量部に対し、ケトン化合物を0.5〜100重量部配
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料や、コーティ
ング剤、接着剤、シーラント及びシランカップリング剤
等として、又はその一部として使用され、かつ、加水分
解性ケイ素化合物を含む安定化組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】加水分解性ケイ素化合物、例えば、加水
分解性基と結合した珪素原子を含むシリル基含有化合物
は、硬化触媒の存在下では、末端シリル基の加水分解を
生じ、徐々にシロキン結合を形成しながら、硬化する。
このため、加水分解性ケイ素化合物を使用する場合に
は、硬化触媒と分離して、2液型にする必要がある。ま
た、使用時に、加水分解性ケイ素化合物及び硬化触媒を
混合しても、使用時の温度や、湿度等により可使時間が
短くなる場合があり、ポットライフ等に制約が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、加水分解性
ケイ素化合物、特にシリル基含有化合物を含有し、塗料
等として、又はその一部として使用する場合に、得られ
る塗料等の可使時間を長期化することのできる、安定な
組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、加水分解性ケ
イ素化合物、特にシリル基含有化合物を含む組成物に、
ケトン化合物を配合することにより、上記課題を達成で
きることを見出し、本発明に到達したものである。即
ち、本発明は、(A)加水分解性のシリル基含有ビニル
系共重合体、オルガノシランの加水分解物及びオルガノ
シランの加水分解物の部分縮合物からなる群より選ばれ
た少なくとも1種の加水分解性ケイ素化合物100重量
部に対し、(B)ケトン化合物を0.5〜100重量部配
合したことを特徴とする組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で用いる加水分解性ケイ素化合物は、加水
分解性のシリル基含有ビニル系共重合体、オルガノシラ
ンの加水分解物及びオルガノシランの加水分解物の部分
縮合物からなる群より選ばれたものであり、これらを単
独で、又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。該シリル基含有ビニル系共重合体は、一般式(I)
>C=C<の基を少なくとも1個含むエチレン性不飽和
単量体の少なくとも1種と、下記一般式(II)のシリル基
含有単量体の少なくとも1種とを含む共重合体である。
【0006】RSiXnR1 (3-n) (II) (式中、Rは、ビニル基を含む1価の有機基であり、R
1は炭素原子数1〜10個のアルキル基、アリール基又
はアラルキル基であり、Xは、ハロゲン原子、アルコキ
シ基、アルコキシアルコキシ基、アシロキシ基、ケトキ
シメート基、アミノ基、酸アミド基、アミノオキシ基、
メルカプト基及びアルケニルオキシ基からなる群より選
ばれる加水分解性基であり、nは1〜3の整数であ
る。)。前記シリル基含有単量体の例を挙げると、γ−
メタクリロイロキシプロピルトリメキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニル−トリス(2−メトキシエ
トキシシラン等が挙げられる。また、前記シリル基含有
ビニル系共重合体の製造に適したエチレン性不飽和単量
体の例を挙げると、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、
ヘキシルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレー
ト、ブチルメタクリレート、2-メチルヘキシルメタクリ
レート、ラウリルメタクリレートなどのアルキルアクリ
レート;スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレ
ンなどのビニル芳香族炭化水素;塩化ビニルなどのハロ
ゲン化ビニル;塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニリ
デン;ブタジエン、イソプレンなどの共役ジエン;炭素
原子数1〜12個の飽和脂肪酸のビニルエステル、酢酸
ビニル及びプロピオン酸ビニルなどがあり、これらを単
独で、又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。
【0007】本発明で使用される加水分解性シリル基含
有ビニル系共重合体を製造する場合、前記エチレン性不
飽和単量体とシリル基含有単量体とを、任意の割合で用
いることができるが、シリル基含有単量体は0.5〜25
モル%、エチレン性不飽和単量体99.5〜75モル%の
割合で用いるのが好ましい。この共重合体を製造する場
合、従来から公知の方法を用いることができる。該シリ
ル基含有ビニル系共重合体の分子量は、3,000〜1,0
00,000、特に10,000〜300,000とするのが
好ましい。
【0008】本発明で用いるオルガノシランの加水分解
物又はその部分縮合物を形成するのに使用されるオルガ
ノシランは、例えば、下記一般式(III-A) 、(III-B) 又
は(IV)で示される化合物である。 R2 Si(OR3 3 (III-A) Si(OR3 4 (III-B) R2 2 Si(OR3 2 (IV) (式中、R2 は、炭素原子数1〜8個の有機基であり、
3 は、炭素原子数1〜4個のアルキル基であり、各R
3 は同一でも、異っていてもよい。) 上記式中、R2 で示される有機基としては、置換基を有
してもよいアルキル基や、ビニル基、アリール基(例え
ば、フェニル基や、ナフチル基等)、シクロアルキル基
等が挙げられる。ここで、置換基としては、ハロゲン原
子(例えば、塩素原子や、フッ素原子等)や、グリシド
キシ基、メルカプト基、3,4−エポキシ基、(メタ)
アクリロイル基等が挙げられる。R3 としてのアルキル
基としては、例えば、メチル基や、エチル基、プロピル
基等を挙げることができる。本発明では、このオルガノ
シランの加水分解物又はその部分縮合物は、バインダー
の働きをする一成分である。また、部分縮合化合物のポ
リスチレン換算分子量は、1,000〜5,000、好まし
くは1,500〜3,000である。この加水分解物又はそ
の部分縮合物を使用する場合、固形分10〜80重量%
を含有する溶剤溶液とするのが好ましい。
【0009】上記一般式(III-A) 、(III-B)及び(IV)に
おける有機基R2 の具体例を挙げると、例えば、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、i−
ブチル基などのアルキル基、γ−クロロプロキル基、ビ
ニル基、3,3,3-トリフロオロプロピル基、γ−グリシド
キシプロキル基、γ−メタクリロイロキシプロピル基、
γ−メルカプトプロピル基、フェニル基、3,4-エポキシ
シクロヘキシルエチル基などがある。また、アルキル基
3 の具体例を挙げると、例えば、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
sec −ブチル基、tert−ブチル基などがある。
【0010】一般式(III-A) で示されるオルガノシラン
の具体例を挙げると、次のとおりである。メチルトリメ
トキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリ
メトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、n−プロ
ピルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシ
ラン、i−プロピルトリメトキシシラン、i−プロピル
トリエトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシ
シラン、γ−クロロプロピルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3,
3,3-トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3-
トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロ
ピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシ
シラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエ
トキシシラン、3,4-エポキシシクロヘキシルエチルトリ
メトキシシラン、3,4-エポキシシクロヘキシルエチルト
リエトキシシラン、i−ブチルトリメトキシシラン、i
−ブチルトリエトキシシランなどであり、特にメチルト
リメトキシシラン及びメチルトリエトキシシランが好ま
しい。
【0011】前記一般式(III-B) で示されるオルガノシ
ラン(アルキルシリケート)の具体例を挙げると、テト
ラメチルシリケート、テトラエチルシリケート、テトラ
−n−プロピルシリケート、テトラ−i−プロピルシリ
ケート、テトラ−n−ブチルシリケート、テトラ−i−
ブチルシリケート、テトラ−sec −ブチルシリケートな
どがある。前記(IV)のオルガノシランの具体例を挙げる
と、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジエトキシ
シラン、ジ−i−プロピルジメトキシシラン、ジ−i−
プロピルジエトキシシラン、ジ−i−プロピルジメトキ
シシラン、ジ−i−プロピルジエトキシシラン、ジフェ
ニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシランな
どがあり、特にジメチルジメトキシシラン、ジメチルジ
エトキシシランが好ましい。本発明では、これらの加水
分解性ケイ素化合物を、単独で、又は2種以上組み合わ
せて使用することができる。
【0012】これらの一般式(III-A) 、(III-B) 及び(I
V)のオルガノシランの加水分解物又は部分縮合物を併用
する場合、オルガノシラン換算で、(III-A)の加水分解
物又は部分縮合物対(III-B) の加水分解物又は部分縮合
物の混合比(重量比)を100:0〜30とし(即ち、
(III-B)の加水分解物又は部分縮合物を含有しない場合
もある)、オルガノシラン換算でIII-A)の加水分解物又
は部分縮合物と(III-B)の加水分解物又は部分縮合物と
の合計量対(IV)の加水分解物又は部分縮合物の混合比
(重量比)を100:5〜150、特に100:10〜
120とするのが好ましい。一般式(IV)のオルガノシラ
ンの加水分解物又は部分縮合物の混合比が、前記範囲よ
りも大きい場合には、形成された塗膜に亀裂が入り易
く、逆に前記範囲よりも小さい場合、硬化性が低下し、
かつ塗膜硬度が低下する傾向がある。
【0013】本発明では前記オルガノシランの加水分解
物又はその部分縮合物が用いる場合には、オルガノシラ
ンとともに、その加水分解及び部分縮合を行うためにの
水を添加する。水の添加量は一般式(III-A) 、(III-B)
及び(IV)のオルガノシランのアルコキシ基1当量に対し
て、通常0.1〜1.0モル、特に0.15〜0.7モルとする
のが好ましい。水の添加モル数が前記範囲よりも小さい
と貯蔵安定性が悪くなる傾向があり、また水の添加モル
数が前記範囲よりも大きいと硬化乾燥が遅くなる傾向が
ある。また、この様なオルガノシランの縮合物を生成さ
せるために生成促進剤を用いてもよい。この様な促進剤
としては、一般式(V) :M(OR)X で表わされる化合
物や鉱酸などを用いることができる。一般式(V) におい
て、MはTi、Al、B、Zr等の金属であり、Rは炭素原子
数2〜5個のアルキル基であり、xは2〜4の整数であ
る。
【0014】一般式(V)の化合物の具体例を挙げると、
テトラ−i−プロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシ
チタン、トリ−i−プロポキシアルミニウム、モノ−se
c −ブトキシ−ジ−i−プロポキシアルミニウム、ジエ
トキシホウ素、ジ−n−プロポキシホウ素、テトラ−n
−ブトキシジルコニウムなど、及び鉱酸として塩酸、硫
酸などがある。その添加量はオルガノシラン100重量
部に対して0.05〜2.0重量部の範囲にするのが好まし
い。本発明で使用されるケトン化合物としては、例え
ば、アセトンや、メチルエチルケトン、メチルプロピル
ケトン、イソプロピルメチルケトン、ブチルメチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、アセチルアセトン、イソ
ブチルメチルケトン、ピナコロン、ジエチルケトン(プ
ロピオン)、ブチロン、ジイソプロピルケトン、メチル
ビニルケトン、メシチルオキシド、メチルヘプテノン、
シクロブタン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、
アセトフェノン、プロピオフェノン、ブチルフェノン、
バレロフェノン、ベンゾフェノン、ジベンジルケトン、
2−アセトナフトン、アセトチエノン、2−アセトフロ
ン等のケトン類や、アセトニルメタノールや、ジアセト
ンアルコール、ジヒドロキシルアセトン、ピルビルアル
コール等のケトンアルコール類、アセタールエチルエー
テルや、アセトニルメタノールエチルエーテル、メチル
エトキシエチルエーテル等のケトンエーテル類、アセト
酢酸エチルや、ピルビン酸エチル等のケトンエステル類
等が挙げられる。これらのケトン化合物は、単独でも、
混合物としても使用することができる。
【0015】本発明において、ケトン化合物は、加水分
解性ケイ素化合物100重量部に対して、0.5〜100
重量部、好ましくは、1〜20重量部の量で使用するの
が適当である。ケトン化合物の添加量が、0.5重量部よ
りも少ない場合には、充分な可使時間において安定性が
得られない。一方、ケトン化合物の使用量が100重量
部よりも多くなると、固形分濃度が低下し、実用上に使
用し難くなる傾向を生じる。本発明の組成物において
は、必要に応じて、貯蔵安定性を向上するために、アル
キル基部分の炭素原子数が1〜4個のアルキルアルコー
ルを、加水分解性ケイ素化合物100重量部に対して、
0.5〜200重量部、好ましくは、10〜30重量部の
量で配合することが適当である。このようなアルコール
としては、例えば、メチルアルコールや、エチルアルコ
ール、プロピルアルコール等が挙げられる。これらのア
ルキルアルコールは、塗料等を調製する場合における溶
剤としても機能する。
【0016】本発明の組成物には、一般に、加水分解性
シリル基含有化合物の硬化触媒として通常用いられてい
る硬化触媒を配合することができる。本発明では、この
ような硬化触媒を配合しても、可使時間の長い安定した
組成物が得られる。このような硬化触媒の例を挙げる
と、例えば、アルキルチタン酸塩;リン酸、p−トルエ
ンスルホン酸、フタル酸などの酸性化合物;エチレンジ
アミン、ヘキサンジアミンなどの脂肪族アミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチ
レンペンタミンなどの脂肪族ポリアミン類、ピペラジ
ン、ピペラジンなどの脂環式アミン類、メタフェニレン
ジアミンなどの芳香族アミン類、エタノールアミン類、
トリエチルアミン、エポキシ樹脂の硬化剤として用いら
れる各種変性アミン等のアミン化合物、有機錫カルボキ
シレート、メルカプチド型有機錫化合物、スルフィド型
有機錫化合物、有機錫オキサイド、及び有機錫オキサイ
ドとエステル化合物との反応生成物などの有機錫化合物
が含まれる。また、このエステル化合物として、エチル
シリケート、エチルシリケート40、マレイン酸ジメチ
ル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジオクチル、フタ
ル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル
などを挙げることができれる。また、前記の有機錫カル
ボキシレート、メルカプチド型有機錫化合物、スルフィ
ド型有機錫化合物、及び有機錫オキサイドの例を挙げる
と次のものがある。
【0017】〔有機錫カルボキシレート〕 (n−C4 9 2 Sn(OCOC1123−n)2 (n−C4 9 2 Sn(OCOCH=CHCOOCH
3 2 (n−C4 9 2 Sn(OCOCH=CHCOOC4
9 −n)2 (n−C8 172 Sn(OCOC1123−n)2 (n−C8 172 Sn(OCOCH=CHCOOCH
3 2 (n−C8 172 Sn(OCOCH=CHCOOC4
7 −n)2 (n−C8 172 Sn(OCOCH=CHCOOC8
17−iso)2 Sn(OCOC8 17−n)2 (メルカプチド型有機錫化合物) (n−C4 9 2 Sn(SCH2 COO)2 (n−C4 9 2 Sn(SCH2 COOC8 17−i
so)2 (n−C4 172 Sn(SCH2 COO) (n−C8 172 Sn(SCH2 CH2 COO)2 (n−C8 172 Sn(SCH2 COOCH2 CH2
OCOH2 S)2 (n-C8 H17)2 Sn(SCH2 COOCH2 CH2 CH2 CH2 OCOH2S) (n−C8 172 Sn(SCH2 COOC8 17−i
so)2 (n−C8 172 Sn(SCH2 COOC1225
n)2 (n-C4H9)(SCH2COOC8H17-iso)Sn-O-Sn(SCH2COOC8H17-is
o)(n-C4 (スルフィド型有機錫化合物) 〔(n−C4 9 )〕2 Sn=S 〔(n−C8 17)〕2 Sn=S、 (n−C4 9 )−Sn(S)−S−(S)Sn−(n
−C4 9 ) (有機錫オキサイド) (n−C4 7 2 SnO、(n−C8 172 SnO これらの硬化触媒は、本発明で使用される加水分解性ケ
イ素化合物100重量部に対して、0.01〜10重量
部、特に0.1〜1重量部加えるのが好ましい。
【0018】本発明の組成物において使用される溶剤
は、加水分解性ケイ素化合物及び硬化触媒の両方を溶解
する溶剤、又は溶解しなくとも他の溶剤と混合し、1液
化した時に沈澱を生じない溶剤であればよい。従って、
本発明では一般の塗料、コーティング等で用いられてい
る脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭
化水素類、アルコール類、ケトン類、エステル類、エー
テル類、アルコールエステル類、ケトンアルコール類、
エーテルアルコール類、ケトンエーテル類、ケトンエス
テル類、エステルエーテル類を用いることができる。従
来、ケトン類は、塗料等の溶剤としては使用されている
が、本発明のような塗料等に添加されてその可使時間を
改善するための安定化組成物の添加剤又は溶剤として使
用されたことはなかった。なお、本発明の組成物で使用
されるケトン化合物は、本発明の組成物の溶剤としても
使用することができることは当然である。
【0019】本発明におけるケトン化合物以外の溶剤の
使用量は、加水分解性ケイ素化合物の分子量、及び組成
により異なり、実用上必要な固形分濃度又は粘度に合わ
せて規定するが、通常(A)成分100重量部に対し
て、50〜500重量部、好ましくは50〜100重量
部の量とするのが好ましい。溶剤としてのアルキルアル
コールとしては、アルキル部分の炭素原子数が1〜10
個のアルキルアルコールが適当である。このようなアル
キルアルコールは、加水分解性ケイ素化合物100重量
部に対して、0.5〜30重量部、好ましくは、1〜10
重量部使用してもよい。このようなアルキルアルコール
の具体例を挙げると、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、se
c −ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、n−
アミルアルコール、イソアミルアルコール、ヘキシルア
ルコール、オクチルアルコール、セロソルブなどがあ
る。また、本発明の組成物においては、更に、必要に応
じて、顔料、消泡剤、分散剤などの塗料用添加剤を加え
てもよい。
【0020】着色顔料としては、塗料分野で通常使用さ
れる、有機系及び無機系の着色顔料が好適に使用するこ
とができる。着色顔料の具体例を挙げると、チタン白、
ベンガラ、チタン黄、モリブデン赤、カーボンブラッ
ク、黄鉛、各種焼成顔料などの無機系着色顔料;キナク
リドンレッド、アゾ系赤、フタロシアニングリーン、フ
タロシアニンブルー、アゾ系黄色、アンスラビリミジン
エロー、イソインドリノンエロー、フラバンスエロー、
ペリレンマルーン、チオインジゴボルドーなどの有機系
着色顔料がある。また、体質顔料として炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、タルク等を用いることができる。
【0021】本発明の組成物は、一液型では、加水分解
性ケイ素化合物にケトン化合物及び硬化触媒を加え、必
要に応じて、アルコールや、溶剤等を加えた状態で使用
したり、又は、2液型では、加水分解性ケイ素化合物及
び/又は硬化触媒に、ケトン化合物を加えたものを使用
する。本発明の組成物は、常温又は加熱により硬化可能
であること、及び硬化物の密着性、耐候性等の物性が優
れていることから、鉄板、ブリキ板、トタン板、アルミ
板、亜鉛鋼板、瓦、スレート板などの無機物、及び木
材、紙、セロファン、プラスチック、有機塗料の塗膜な
どの有機物の表面に対する塗料、コーティング剤、プラ
イマー、接着剤等として有用である。本発明の組成物
は、塗料や、コーティング剤、プライマー、接着剤とし
て用いられている種々の樹脂とブレンドすることが可能
である。例えば、ラッカー系塗料や、アクリルラッカー
系塗料、熱硬化型アクリル塗料、アルキッド塗料、メラ
ミン塗料、エポキシ系塗料等と適切な割合で混合して使
用することができる。本発明の組成物を混合すると、こ
れら塗料、コーテイング剤等の密着性、耐候性等の物性
を向上させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明により、塗料や、コーティング
剤、接着剤、シーラント及びシランカップリング剤など
に配合される、それらの塗料等の粘度を長期間安定して
保持させることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明について、実施例により、更に
詳細に説明する。なお、実施例中「部」、「%」は重量
基準を基準とする。合成例1 ブチルアクリレート95g、メチルアクリレート325
g、γ−メタクリロイロキシプロピルトリメトキシシラ
ン32g、及びアゾビスイソブチロニトリル11gを溶
かした溶液を、100℃に加熱したキシレン250g中
に、6時間かけて滴下し、更に、2時間重合を行い、ポ
リスチレン換算分子量11,000のシリル基含有ビニ
ル共重合体(A−1)を得た。実施例1〜4、比較例1〜3 合成例1で得たワニスA−1を用いて、以下の表1に示
す組成で配合を行い、希釈溶媒キシレンにて最終固形分
濃度50%に調整した。硬化触媒混合時及び20℃で8
時間後の粘度を測定した。同様にして、表1に示す組成
で配合を行い、実施例2〜4及び比較例1〜3を行っ
た。
【0024】
【表1】 表 1 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 1 2 3 4 1 2 3 主剤の組成 ワニス A−1 100 100 100 100 100 100 100 ケトン化合物 アセチルアセトン 2 硬化剤の組成 硬化触媒 オクチル酸錫ラウ 0.5 0.5 レート カーデュラE* 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3ケトン化合物 メチルイソブチルケトン 10 アセチルアセトン 2 シクロヘキサノン 0.7 50 0.2溶剤 キシレン 10 10 40 20メタノール 35 特性 初期(cps) 200 640 420 510 200 520 600 20℃8時間(cps) 220 700 440 550 1000 >10000 3000 注)カーデュラEは、油化シェルエポキシ社製の商品名で、ネオデカン酸グリシ ジルエステルである。
【0025】表1に示すように、本発明の組成物は、可
使時間安定性試験において、初期粘度及び20℃8時間
経過後の粘度は、ほとんど変化していない。これに対し
て、ケトン化合物を含有していない組成物(比較例1〜
2)及び含む場合でも所定の量に満たない組成物(比較
例3)では、20℃8時間経過後の粘度は、大きく変化
し、可使時間の安定化を達成することができなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 183/07 JGG C09J 183/07 JGG (72)発明者 西川 賢一 奈良県御所市櫛羅1200

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)加水分解性のシリル基含有ビニル
    系共重合体、オルガノシランの加水分解物及びオルガノ
    シランの加水分解物の部分縮合物からなる群より選ばれ
    た、少なくとも1種の加水分解性ケイ素化合物100重
    量部に対し、(B)ケトン化合物を0.5〜100重量部
    配合したことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分100重量部に対し、更に、
    (C)アルキル部分の炭素原子数が1〜4個のアルキル
    アルコールを0.5〜200重量部配合した請求項1記載
    の組成物。
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