JPH09279965A - 静電アクチュエータ装置 - Google Patents
静電アクチュエータ装置Info
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- JPH09279965A JPH09279965A JP11207796A JP11207796A JPH09279965A JP H09279965 A JPH09279965 A JP H09279965A JP 11207796 A JP11207796 A JP 11207796A JP 11207796 A JP11207796 A JP 11207796A JP H09279965 A JPH09279965 A JP H09279965A
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Landscapes
- Micromachines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻取りローラ装置などの別途の付加装置を必
要とすることなく、移動子を自力でコンパクトに収納さ
せることが出来る静電アクチュエータ装置を提供する。 【解決手段】 所定ピッチで配設された複数の帯状駆動
電極を有するフィルム状の固定子(1)と、帯状駆動電
極と直交する方向に固定子(1)の基端部と先端部との
間で固定子(1)上を往復駆動されるフィルム状の移動
子(2)とから主として構成され、固定子(1)の基端
部は、渦巻き状の断面形状に屈曲されることにより、移
動子(2)が進入可能な渦巻き状断面の移動子収納空間
(4)が固定子(1)の基端部に形成されている。
要とすることなく、移動子を自力でコンパクトに収納さ
せることが出来る静電アクチュエータ装置を提供する。 【解決手段】 所定ピッチで配設された複数の帯状駆動
電極を有するフィルム状の固定子(1)と、帯状駆動電
極と直交する方向に固定子(1)の基端部と先端部との
間で固定子(1)上を往復駆動されるフィルム状の移動
子(2)とから主として構成され、固定子(1)の基端
部は、渦巻き状の断面形状に屈曲されることにより、移
動子(2)が進入可能な渦巻き状断面の移動子収納空間
(4)が固定子(1)の基端部に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電アクチュエー
タ装置に関し、詳しくは、巻取りローラ装置などの別途
の付加装置を必要とすることなく、移動子を自力でコン
パクトに収納させることが出来る静電アクチュエータ装
置に関する。
タ装置に関し、詳しくは、巻取りローラ装置などの別途
の付加装置を必要とすることなく、移動子を自力でコン
パクトに収納させることが出来る静電アクチュエータ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電アクチュエータ装置として
は、所定ピッチで配設された複数の帯状駆動電極を有す
るフィルム状の固定子と、帯状駆動電極と直交する方向
に固定子の基端部と先端部との間で固定子上を往復駆動
されるフィルム状の移動子とを備えたものが知られてい
る(特開平2−285978号公報など参照)。この静
電アクチュエータ装置は、例えば、固定子を透光ガラス
面に貼着される透明フィルムとし、移動子を調光フィル
ムとすることにより、透光ガラスの透光量調整装置とし
て利用可能である。
は、所定ピッチで配設された複数の帯状駆動電極を有す
るフィルム状の固定子と、帯状駆動電極と直交する方向
に固定子の基端部と先端部との間で固定子上を往復駆動
されるフィルム状の移動子とを備えたものが知られてい
る(特開平2−285978号公報など参照)。この静
電アクチュエータ装置は、例えば、固定子を透光ガラス
面に貼着される透明フィルムとし、移動子を調光フィル
ムとすることにより、透光ガラスの透光量調整装置とし
て利用可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静電アクチ
ュエータ装置を透光ガラスの透光量調整装置として利用
する場合、調光フィルムである移動子の移動ストローク
が大きく、これをコンパクトに収納できる構造が要望さ
れる。この点に関し、移動子の巻取りローラ装置を設置
することが考えられるが、巻取りローラ装置は比較的に
太径であるため、これを透光ガラスの窓枠に組付けるに
は、巻取りローラ装置を収容し得る幅の窓枠が必要とな
る。
ュエータ装置を透光ガラスの透光量調整装置として利用
する場合、調光フィルムである移動子の移動ストローク
が大きく、これをコンパクトに収納できる構造が要望さ
れる。この点に関し、移動子の巻取りローラ装置を設置
することが考えられるが、巻取りローラ装置は比較的に
太径であるため、これを透光ガラスの窓枠に組付けるに
は、巻取りローラ装置を収容し得る幅の窓枠が必要とな
る。
【0004】本発明は、前記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、巻取りローラ装置などの別途の
付加装置を必要とすることなく、移動子を自力でコンパ
クトに収納させることが出来る静電アクチュエータ装置
を提供することにある。
のであり、その目的は、巻取りローラ装置などの別途の
付加装置を必要とすることなく、移動子を自力でコンパ
クトに収納させることが出来る静電アクチュエータ装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成する手
段として、本発明による静電アクチュエータ装置は、所
定ピッチで配設された複数の帯状駆動電極を有するフィ
ルム状の固定子と、帯状駆動電極と直交する方向に前記
固定子の基端部と先端部との間で当該固定子上を往復駆
動されるフィルム状の移動子とから主として構成され、
前記固定子の基端部は渦巻き状の断面形状に屈曲される
ことにより、前記移動子が進入可能な渦巻き状断面の移
動子収納空間が固定子の基端部に形成されていることを
特徴とする。
段として、本発明による静電アクチュエータ装置は、所
定ピッチで配設された複数の帯状駆動電極を有するフィ
ルム状の固定子と、帯状駆動電極と直交する方向に前記
固定子の基端部と先端部との間で当該固定子上を往復駆
動されるフィルム状の移動子とから主として構成され、
前記固定子の基端部は渦巻き状の断面形状に屈曲される
ことにより、前記移動子が進入可能な渦巻き状断面の移
動子収納空間が固定子の基端部に形成されていることを
特徴とする。
【0006】本発明において、前記固定子は透光ガラス
面に貼着される透明フィルムとし、前記移動子は調光フ
ィルムとすることが出来る。
面に貼着される透明フィルムとし、前記移動子は調光フ
ィルムとすることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して説明する。図1は本発明による静電ア
クチュエータ装置の一実施形態の概略全体構造を断面と
して示す斜視図、図2は一実施形態における固定子およ
び移動子の層構造を示す部分断面図、図3は一実施形態
におけるコントローラのブロック構成図、図4は一実施
形態の作用を説明する部分断面図である。
の図面を参照して説明する。図1は本発明による静電ア
クチュエータ装置の一実施形態の概略全体構造を断面と
して示す斜視図、図2は一実施形態における固定子およ
び移動子の層構造を示す部分断面図、図3は一実施形態
におけるコントローラのブロック構成図、図4は一実施
形態の作用を説明する部分断面図である。
【0008】本発明の静電アクチュエータ装置は、図1
に示す様に、所定ピッチで配設された複数の帯状駆動電
極を有するフィルム状の固定子(1)と、帯状駆動電極
と直交する方向に固定子(1)の基端部(下端部)と先
端部(上端部)との間で固定子(1)上を往復駆動され
るフィルム状の移動子(2)とから主として構成され
る。そして、固定子(1)の基端部(下端部)は、芯部
材(3)により渦巻き状の断面形状に屈曲されることに
より、移動子(2)が進入可能な渦巻き状断面の移動子
収納空間(4)が固定子(1)の基端部に形成されてい
る。
に示す様に、所定ピッチで配設された複数の帯状駆動電
極を有するフィルム状の固定子(1)と、帯状駆動電極
と直交する方向に固定子(1)の基端部(下端部)と先
端部(上端部)との間で固定子(1)上を往復駆動され
るフィルム状の移動子(2)とから主として構成され
る。そして、固定子(1)の基端部(下端部)は、芯部
材(3)により渦巻き状の断面形状に屈曲されることに
より、移動子(2)が進入可能な渦巻き状断面の移動子
収納空間(4)が固定子(1)の基端部に形成されてい
る。
【0009】固定子(1)は、2枚のガラスを窓枠
(5)に固定してなる透光ガラス(6)の外側ガラス
(6a)(又は内側ガラス(6b))の内面に貼着され
ている。そして、内側ガラス(6b)が固定子(1)及
び移動子(2)を覆うことにより、静電気による塵埃の
付着防止対策および高電圧による感電防止対策が図られ
ている。なお、この内側ガラス(6b)の内面には、適
宜の帯電防止剤を塗布しておくのが好ましい。
(5)に固定してなる透光ガラス(6)の外側ガラス
(6a)(又は内側ガラス(6b))の内面に貼着され
ている。そして、内側ガラス(6b)が固定子(1)及
び移動子(2)を覆うことにより、静電気による塵埃の
付着防止対策および高電圧による感電防止対策が図られ
ている。なお、この内側ガラス(6b)の内面には、適
宜の帯電防止剤を塗布しておくのが好ましい。
【0010】前記の固定子(1)は、図2に示す様に、
裏面が接着剤層(1a)を介して外側ガラス(6a)の
内面に貼着される透明絶縁フィルム(1b)を基材とし
て構成される。透明絶縁フィルム(1b)の表面には、
例えば0.1〜2mmの範囲に設定された適宜のピッチ
間隔で相互に平行に左右方向に延びる複数の帯状透明電
極(1c)が3相電極としてパターン形成されている。
そして、この帯状透明電極(1c)が形成された透明絶
縁フィルム(1b)の表面は、透明絶縁保護層(1d)
により被覆されている。また、透明絶縁保護層(1d)
上には、直径5〜50μm程度の多数のビーズ(1e)
をバインダ樹脂に分散させた透明なビーズ層(1f)が
塗布されており、このビーズ層(1f)によって、固定
子(1)の表面は滑動面をなしている。
裏面が接着剤層(1a)を介して外側ガラス(6a)の
内面に貼着される透明絶縁フィルム(1b)を基材とし
て構成される。透明絶縁フィルム(1b)の表面には、
例えば0.1〜2mmの範囲に設定された適宜のピッチ
間隔で相互に平行に左右方向に延びる複数の帯状透明電
極(1c)が3相電極としてパターン形成されている。
そして、この帯状透明電極(1c)が形成された透明絶
縁フィルム(1b)の表面は、透明絶縁保護層(1d)
により被覆されている。また、透明絶縁保護層(1d)
上には、直径5〜50μm程度の多数のビーズ(1e)
をバインダ樹脂に分散させた透明なビーズ層(1f)が
塗布されており、このビーズ層(1f)によって、固定
子(1)の表面は滑動面をなしている。
【0011】固定子(1)を構成する透明絶縁フィルム
(1b)としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリエーテルサルフォン、ポリアクリレート、ポリイミ
ド等の透明プラスチックフイルムを使用することが出来
る。
(1b)としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリエーテルサルフォン、ポリアクリレート、ポリイミ
ド等の透明プラスチックフイルムを使用することが出来
る。
【0012】また、帯状透明電極(1c)は、例えば、
フォトレジスト材料を利用したリソグラフィー技術によ
り、透明絶縁フィルム(2b)の表面に形成された透明
導電性材料(例えば、酸化インジウム−酸化錫(IT
O)、酸化アンチモン−酸化錫(ATO)など)の薄膜
をパターン化する方法により形成される。なお、この帯
状透明電極(1c)は、透明導電性粒子を分散させたバ
インダー樹脂を使用したグラビア印刷法やスクリーン印
刷法などによっても形成することも出来る。さらに、透
明絶縁保護層(1d)は、透明絶縁性ペースト又は透明
絶縁性セラミックスの塗布膜または蒸着膜によって形成
される。
フォトレジスト材料を利用したリソグラフィー技術によ
り、透明絶縁フィルム(2b)の表面に形成された透明
導電性材料(例えば、酸化インジウム−酸化錫(IT
O)、酸化アンチモン−酸化錫(ATO)など)の薄膜
をパターン化する方法により形成される。なお、この帯
状透明電極(1c)は、透明導電性粒子を分散させたバ
インダー樹脂を使用したグラビア印刷法やスクリーン印
刷法などによっても形成することも出来る。さらに、透
明絶縁保護層(1d)は、透明絶縁性ペースト又は透明
絶縁性セラミックスの塗布膜または蒸着膜によって形成
される。
【0013】移動子(2)は、前述した透明絶縁フィル
ム(1b)と同様の透明絶縁フィルム(2a)の表面
に、帯状透明電極(1c)と同様の帯状透明電極(2
b)が3相電極としてパターン形成され、その表面が透
明絶縁保護層(1d)と同様の透明絶縁保護層(2c)
により被覆されている。そして、この移動子(2)の全
面には、例えば、遮光性のある濃色系のプリント層(2
d)が施されることにより、調光フィルムが構成されて
いる。なお、濃色系のプリントに代えて赤外線または紫
外線の反射、吸収膜を移動子(2)の全面に形成する様
にしてもよい。
ム(1b)と同様の透明絶縁フィルム(2a)の表面
に、帯状透明電極(1c)と同様の帯状透明電極(2
b)が3相電極としてパターン形成され、その表面が透
明絶縁保護層(1d)と同様の透明絶縁保護層(2c)
により被覆されている。そして、この移動子(2)の全
面には、例えば、遮光性のある濃色系のプリント層(2
d)が施されることにより、調光フィルムが構成されて
いる。なお、濃色系のプリントに代えて赤外線または紫
外線の反射、吸収膜を移動子(2)の全面に形成する様
にしてもよい。
【0014】なお、図示省略したが、移動子(2)の裏
面である固定子(1)との対向面には、潤滑剤層を設け
るのが好ましい。この場合、潤滑剤層の膜厚は、通常1
〜40nmの範囲、好ましくは2〜10nmの範囲に設
定する。また、使用する潤滑剤は、常温で固体状態また
は液体状態の何れの潤滑剤であってもよい。
面である固定子(1)との対向面には、潤滑剤層を設け
るのが好ましい。この場合、潤滑剤層の膜厚は、通常1
〜40nmの範囲、好ましくは2〜10nmの範囲に設
定する。また、使用する潤滑剤は、常温で固体状態また
は液体状態の何れの潤滑剤であってもよい。
【0015】図3に示す様に、前述した固定子(1)の
各帯状透明電極(1c)は、コントローラ(7)の駆動
回路(7a)の3相電極にそれぞれ順次接続され、ま
た、移動子(2)の各帯状透明電極(2b)は、駆動回
路(7a)の他の3相電極にそれぞれ順次接続されてい
る。
各帯状透明電極(1c)は、コントローラ(7)の駆動
回路(7a)の3相電極にそれぞれ順次接続され、ま
た、移動子(2)の各帯状透明電極(2b)は、駆動回
路(7a)の他の3相電極にそれぞれ順次接続されてい
る。
【0016】コントローラ(7)は、室内や室外に設置
された光センサ(8)の検出信号、または、リモコン操
作スイッチ(9)の指令信号に応じた制御信号を出力す
る入力演算処理回路(7b)を備えている。そして、こ
の入力演算処理回路(7b)の制御信号に応じて駆動回
路(7a)が2組の3相電極に所定の電極電圧を出力す
る様に構成されている。なお、光センサ(8)は、赤外
線を検出する赤外線センサや、紫外線を検出する紫外線
センサとしてもよい。
された光センサ(8)の検出信号、または、リモコン操
作スイッチ(9)の指令信号に応じた制御信号を出力す
る入力演算処理回路(7b)を備えている。そして、こ
の入力演算処理回路(7b)の制御信号に応じて駆動回
路(7a)が2組の3相電極に所定の電極電圧を出力す
る様に構成されている。なお、光センサ(8)は、赤外
線を検出する赤外線センサや、紫外線を検出する紫外線
センサとしてもよい。
【0017】窓枠(5)のポケット(5a)内に延出し
た固定子(1)の下端部は、ポケット(5a)に支持さ
れた芯部材(3)に下端が連結されることにより、渦巻
き状の断面形状に屈曲されてポケット(5a)内に保持
されている。これにより、移動子(2)が進入可能な渦
巻き状断面の移動子収納空間(4)が固定子(1)の下
端部に形成されている。
た固定子(1)の下端部は、ポケット(5a)に支持さ
れた芯部材(3)に下端が連結されることにより、渦巻
き状の断面形状に屈曲されてポケット(5a)内に保持
されている。これにより、移動子(2)が進入可能な渦
巻き状断面の移動子収納空間(4)が固定子(1)の下
端部に形成されている。
【0018】次に、以上の様に構成された本発明の静電
アクチュエータ装置の使用例を説明する。先ず、図1に
示す様に、移動子(2)が固定子(1)の下半分の領域
に重なっている状態では、移動子(2)の全面に施され
た濃色系のプリント層(2d)によって透光ガラス
(6)の下半分の領域が遮光され、透光領域は透光ガラ
ス(6)の上半分の領域に制限される。
アクチュエータ装置の使用例を説明する。先ず、図1に
示す様に、移動子(2)が固定子(1)の下半分の領域
に重なっている状態では、移動子(2)の全面に施され
た濃色系のプリント層(2d)によって透光ガラス
(6)の下半分の領域が遮光され、透光領域は透光ガラ
ス(6)の上半分の領域に制限される。
【0019】ここで、リモコン操作スイッチ(9)の操
作により透光ガラス(6)の全面遮光を指示し、あるい
は、光センサ(8)の検出信号により透光ガラス(6)
の全面遮光が指示されると、コントローラ(7)の入力
演算処理回路(7b)が駆動回路(7a)に制御信号を
出力する。そして、この制御信号に基づき、駆動回路
(7a)が移動子(2)の各帯状透明電極(2b)に3
相の所定の電極電荷を印加し、かつ、固定子(1)の各
帯状透明電極(1c)に印加する3相の電極電荷を順次
変化させることにより、移動子(2)は固定子(1)に
添って上方に駆動される。
作により透光ガラス(6)の全面遮光を指示し、あるい
は、光センサ(8)の検出信号により透光ガラス(6)
の全面遮光が指示されると、コントローラ(7)の入力
演算処理回路(7b)が駆動回路(7a)に制御信号を
出力する。そして、この制御信号に基づき、駆動回路
(7a)が移動子(2)の各帯状透明電極(2b)に3
相の所定の電極電荷を印加し、かつ、固定子(1)の各
帯状透明電極(1c)に印加する3相の電極電荷を順次
変化させることにより、移動子(2)は固定子(1)に
添って上方に駆動される。
【0020】その際、移動子(2)を上方に駆動する固
定子(1)の各帯状透明電極(1c)は、所定のピッチ
間隔で且つ移動子(2)の移動方向に対し直交して延び
ているため、移動子(2)は直進性よく上方に駆動され
る。そして、移動子(2)が固定子(1)の全面に重な
る位置まで上方に駆動された状態では、移動子(2)に
施された濃色系のプリント層(2d)によって透光ガラ
ス(6)の全面が遮光される。
定子(1)の各帯状透明電極(1c)は、所定のピッチ
間隔で且つ移動子(2)の移動方向に対し直交して延び
ているため、移動子(2)は直進性よく上方に駆動され
る。そして、移動子(2)が固定子(1)の全面に重な
る位置まで上方に駆動された状態では、移動子(2)に
施された濃色系のプリント層(2d)によって透光ガラ
ス(6)の全面が遮光される。
【0021】一方、リモコン操作スイッチ(9)の操作
により透光ガラス(6)の全面透光を指示し、あるい
は、光センサ(8)の検出信号により透光ガラス(6)
の全面透光が指示されると、コントローラ(7)の入力
演算処理回路(7b)が駆動回路(7a)に制御信号を
出力する。そして、この制御信号に基づき、駆動回路
(7a)が固定子(1)の各帯状透明電極(1c)に印
加する3相の電極電圧を順次変化させることにより、移
動子(2)は固定子(1)に添って直進性よく下方に駆
動される。
により透光ガラス(6)の全面透光を指示し、あるい
は、光センサ(8)の検出信号により透光ガラス(6)
の全面透光が指示されると、コントローラ(7)の入力
演算処理回路(7b)が駆動回路(7a)に制御信号を
出力する。そして、この制御信号に基づき、駆動回路
(7a)が固定子(1)の各帯状透明電極(1c)に印
加する3相の電極電圧を順次変化させることにより、移
動子(2)は固定子(1)に添って直進性よく下方に駆
動される。
【0022】固定子(1)に添って下方に駆動される移
動子(2)は、図4に示す様に、固定子(1)の下端部
に形成された渦巻き状断面の移動子収納空間(4)に自
力で進入し、窓枠(5)のポケット(5a)内に収納さ
れる。その際、移動子(2)が対面する固定子(1)の
表面には、ビーズ層(1f)からなる滑動面が形成され
ているので、移動子(2)は固定子(1)に添って円滑
に移動する。そして、移動子(2)がポケット(9a)
内に完全に収納された状態では、透光ガラス(6)の全
面が移動子(2)の存在しない透光領域となる。
動子(2)は、図4に示す様に、固定子(1)の下端部
に形成された渦巻き状断面の移動子収納空間(4)に自
力で進入し、窓枠(5)のポケット(5a)内に収納さ
れる。その際、移動子(2)が対面する固定子(1)の
表面には、ビーズ層(1f)からなる滑動面が形成され
ているので、移動子(2)は固定子(1)に添って円滑
に移動する。そして、移動子(2)がポケット(9a)
内に完全に収納された状態では、透光ガラス(6)の全
面が移動子(2)の存在しない透光領域となる。
【0023】本発明の静電アクチュエータ装置は、移動
子(2)を固定子(1)の下端部に形成された渦巻き状
断面の移動子収納空間(4)内に自力で収納させること
が出来、巻取りローラ装置などの別途の付加装置が不要
となる。従って、透光ガラス(6)の透光量調整装置と
して使用される他、ワードプロセッサーやファクシミリ
等における用紙搬送機構の様な小型駆動装置、その他の
微小な機械システムの駆動装置として適用可能である。
子(2)を固定子(1)の下端部に形成された渦巻き状
断面の移動子収納空間(4)内に自力で収納させること
が出来、巻取りローラ装置などの別途の付加装置が不要
となる。従って、透光ガラス(6)の透光量調整装置と
して使用される他、ワードプロセッサーやファクシミリ
等における用紙搬送機構の様な小型駆動装置、その他の
微小な機械システムの駆動装置として適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明においては、
フィルム状の固定子上をその基端部と先端部との間で往
復駆動されるフィルム状の移動子は、固定子の基端部側
へ向かう復路において固定子の基端部に形成された渦巻
き状断面の移動子収納空間に自力で進入する。従って、
本発明によれば、巻取りローラ装置などの別途の付加装
置を必要とすることなく、移動子を自力でコンパクトに
収納することが出来る。
フィルム状の固定子上をその基端部と先端部との間で往
復駆動されるフィルム状の移動子は、固定子の基端部側
へ向かう復路において固定子の基端部に形成された渦巻
き状断面の移動子収納空間に自力で進入する。従って、
本発明によれば、巻取りローラ装置などの別途の付加装
置を必要とすることなく、移動子を自力でコンパクトに
収納することが出来る。
【図1】本発明による静電アクチュエータ装置の一実施
形態の概略全体構造を断面として示す斜視図である。
形態の概略全体構造を断面として示す斜視図である。
【図2】一実施形態における固定子および移動子の層構
造を示す部分断面図である。
造を示す部分断面図である。
【図3】一実施形態におけるコントローラのブロック構
成図である。
成図である。
【図4】一実施形態の作用を説明する固定子の基端部付
近の断面図である。
近の断面図である。
1 :固定子 1a:接着剤層 1b:透明絶縁フィルム 1c:帯状透明電極 1d:透明絶縁保護層 1e:ビーズ 1f:ビーズ層 2 :移動子 2a:透明絶縁フィルム 2b:帯状透明電極 2c:透明絶縁保護層 2d:プリント層 3 :芯部材 4 :移動子収納空間 5 :窓枠 5a:ポケット 6 :透光ガラス 6a:外側ガラス 6b:内側ガラス 7 :コントローラ 7a:駆動回路 7b:入力演算処理回路 8 :光センサ 9 :リモコン操作スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 所定ピッチで配設された複数の帯状駆動
電極を有するフィルム状の固定子と、帯状駆動電極と直
交する方向に前記固定子の基端部と先端部との間で当該
固定子上を往復駆動されるフィルム状の移動子とから主
として構成され、前記固定子の基端部は渦巻き状の断面
形状に屈曲されることにより、前記移動子が進入可能な
渦巻き状断面の移動子収納空間が固定子の基端部に形成
されていることを特徴とする静電アクチュエータ装置。 - 【請求項2】 前記固定子は透光ガラス面に貼着される
透明フィルムから成り、前記移動子は調光フィルムから
成る請求項1記載の静電アクチュエータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11207796A JPH09279965A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 静電アクチュエータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11207796A JPH09279965A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 静電アクチュエータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09279965A true JPH09279965A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14577507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11207796A Withdrawn JPH09279965A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 静電アクチュエータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09279965A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11193678A (ja) * | 1998-01-05 | 1999-07-21 | Shimizu Corp | 調光型遮光体 |
| JP2023511934A (ja) * | 2020-02-03 | 2023-03-23 | ガーディアン・グラス・エルエルシー | 静電シェード後退を伴う電位駆動シェード及び/又は関連方法 |
| JP2023511933A (ja) * | 2020-02-03 | 2023-03-23 | ガーディアン・グラス・エルエルシー | シェード伸長制御が改善された電位駆動シェード及び/又は関連方法 |
| JP2024506776A (ja) * | 2020-12-30 | 2024-02-15 | ガーディアン・グラス・エルエルシー | 絶縁ガラスユニット、当該絶縁ガラスユニットを製造する方法、及び当該絶縁ガラスユニット内で動的シェードを操作する方法、基材 |
| USRE50355E1 (en) | 2008-11-25 | 2025-03-25 | Adeia Technologies Inc. | Reducing unicast session duration with restart TV |
| US12331585B2 (en) | 2020-02-17 | 2025-06-17 | Guardian Glass, LLC | Coil skew detection and correction techniques for electric-potential driven shade, and/or associated methods |
| US12454860B2 (en) | 2020-02-17 | 2025-10-28 | Guardian Glass, LLC | Coil skew detection and correction techniques for electric-potential driven shade, and/or associated methods |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP11207796A patent/JPH09279965A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11193678A (ja) * | 1998-01-05 | 1999-07-21 | Shimizu Corp | 調光型遮光体 |
| USRE50355E1 (en) | 2008-11-25 | 2025-03-25 | Adeia Technologies Inc. | Reducing unicast session duration with restart TV |
| JP2023511934A (ja) * | 2020-02-03 | 2023-03-23 | ガーディアン・グラス・エルエルシー | 静電シェード後退を伴う電位駆動シェード及び/又は関連方法 |
| JP2023511933A (ja) * | 2020-02-03 | 2023-03-23 | ガーディアン・グラス・エルエルシー | シェード伸長制御が改善された電位駆動シェード及び/又は関連方法 |
| US12331585B2 (en) | 2020-02-17 | 2025-06-17 | Guardian Glass, LLC | Coil skew detection and correction techniques for electric-potential driven shade, and/or associated methods |
| US12454860B2 (en) | 2020-02-17 | 2025-10-28 | Guardian Glass, LLC | Coil skew detection and correction techniques for electric-potential driven shade, and/or associated methods |
| JP2024506776A (ja) * | 2020-12-30 | 2024-02-15 | ガーディアン・グラス・エルエルシー | 絶縁ガラスユニット、当該絶縁ガラスユニットを製造する方法、及び当該絶縁ガラスユニット内で動的シェードを操作する方法、基材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |