JPH09280420A - 地中埋設物標識 - Google Patents
地中埋設物標識Info
- Publication number
- JPH09280420A JPH09280420A JP8094515A JP9451596A JPH09280420A JP H09280420 A JPH09280420 A JP H09280420A JP 8094515 A JP8094515 A JP 8094515A JP 9451596 A JP9451596 A JP 9451596A JP H09280420 A JPH09280420 A JP H09280420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buried object
- underground buried
- underground
- tensile strength
- woven
- Prior art date
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引張強度を維持しつつ、軽量化と低コスト化
を可能とした地中埋設物標識。 【解決手段】 地中埋設物の近傍に埋設されて該地中埋
設物の存在を示す地中埋設物標識において、引張強度が
5.5〜10.0gf/Dの高密度ポリエチレン製高強力
テープを製織した織布を具備してなることを特徴とす
る。強度低下を伴うことなく織布の打込み密度を低下せ
しめることができ、織布に製織されるテープの使用量を
低減せしめることができ、地中埋設物標識の軽量化とコ
スト削減を図れる。
を可能とした地中埋設物標識。 【解決手段】 地中埋設物の近傍に埋設されて該地中埋
設物の存在を示す地中埋設物標識において、引張強度が
5.5〜10.0gf/Dの高密度ポリエチレン製高強力
テープを製織した織布を具備してなることを特徴とす
る。強度低下を伴うことなく織布の打込み密度を低下せ
しめることができ、織布に製織されるテープの使用量を
低減せしめることができ、地中埋設物標識の軽量化とコ
スト削減を図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め地中埋設物の
近傍に埋設しておくことにより、地面の掘削作業に際し
て作業者に埋設物の存在を知らしめる地中埋設物標識に
関する。
近傍に埋設しておくことにより、地面の掘削作業に際し
て作業者に埋設物の存在を知らしめる地中埋設物標識に
関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設されたガス管、上下水道管、
電力線、通信線等の種々の埋設物を修理したり、あるい
は既設の埋設物の近傍に新たな埋設物を埋設したりする
場合には、改めて地面を掘り起こす作業が必要となる。
このような掘り起こし作業において、パワーショベル等
の掘削機により埋設物が損傷を受けたり破損したりする
場合があった。そこで、従来より埋設物の上方の地中
に、帯状の埋設物標識を埋設しておき、この標識により
作業者に注意を喚起して埋設物の損傷や破損を防止する
ようにしている。この種の地中埋設物標識としては、埋
設物の名称や、注意を促すための語句やマーク、埋設時
期などを印刷した低密度ポリエチレンからなる表示フィ
ルムと、フラットヤーンを平織してなる織布とを貼り合
わせたものが使用されている。通常、使用されるフラッ
トヤーンは、高密度ポリエチレン製の延伸テープ(延伸
倍率:5〜7倍)であって、引張強度が4.0〜5.0g
f/D(デニール)、初期引張抵抗度(JIS L1095)が
15〜25gf/Dのものである。地中埋設物標識は掘
削機等で引きずり上げられることにより掘削作業者の注
意を引くことになるので、ある程度の引張強度を有する
ことが必要である。その為、地中埋設物標識の使用され
る埋設物の種類に応じて、引張強度について一定の規格
値が定められている。例えば、水道管用であると50kg
/3cm、ガス管用であると120kg/3cmが必要とされ
ている。
電力線、通信線等の種々の埋設物を修理したり、あるい
は既設の埋設物の近傍に新たな埋設物を埋設したりする
場合には、改めて地面を掘り起こす作業が必要となる。
このような掘り起こし作業において、パワーショベル等
の掘削機により埋設物が損傷を受けたり破損したりする
場合があった。そこで、従来より埋設物の上方の地中
に、帯状の埋設物標識を埋設しておき、この標識により
作業者に注意を喚起して埋設物の損傷や破損を防止する
ようにしている。この種の地中埋設物標識としては、埋
設物の名称や、注意を促すための語句やマーク、埋設時
期などを印刷した低密度ポリエチレンからなる表示フィ
ルムと、フラットヤーンを平織してなる織布とを貼り合
わせたものが使用されている。通常、使用されるフラッ
トヤーンは、高密度ポリエチレン製の延伸テープ(延伸
倍率:5〜7倍)であって、引張強度が4.0〜5.0g
f/D(デニール)、初期引張抵抗度(JIS L1095)が
15〜25gf/Dのものである。地中埋設物標識は掘
削機等で引きずり上げられることにより掘削作業者の注
意を引くことになるので、ある程度の引張強度を有する
ことが必要である。その為、地中埋設物標識の使用され
る埋設物の種類に応じて、引張強度について一定の規格
値が定められている。例えば、水道管用であると50kg
/3cm、ガス管用であると120kg/3cmが必要とされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような地中埋設物
標識はロール状に巻回されたものを作業現場に搬送し、
埋設物と共に地中に埋設されるが、その作業負担をより
軽減すべく、地中埋設物標識にはよりいっそうの軽量化
が求められている。また、さらなる低コスト化の要請も
大きい。本発明は前記課題を解決するためになされたも
ので、引張強度などの所定の諸特性を保ちつつ、軽量化
や低コスト化を図ることを目的とするものである。
標識はロール状に巻回されたものを作業現場に搬送し、
埋設物と共に地中に埋設されるが、その作業負担をより
軽減すべく、地中埋設物標識にはよりいっそうの軽量化
が求められている。また、さらなる低コスト化の要請も
大きい。本発明は前記課題を解決するためになされたも
ので、引張強度などの所定の諸特性を保ちつつ、軽量化
や低コスト化を図ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の地中埋設物標識
は、地中埋設物の近傍に埋設されて該地中埋設物の存在
を示す地中埋設物標識において、引張強度が5.5〜1
0.0gf/Dの高密度ポリエチレンからなる高強力テ
ープを製織した織布を具備してなることを特徴とするも
のである。この際、高密度ポリエチレンのメルトフロー
レート(以下、MFRと称する)は3g/10min以下であ
ることが望ましい。そして、その織布の打込み密度は1
0本/25.4mm(1インチ)未満であることが望まし
い。
は、地中埋設物の近傍に埋設されて該地中埋設物の存在
を示す地中埋設物標識において、引張強度が5.5〜1
0.0gf/Dの高密度ポリエチレンからなる高強力テ
ープを製織した織布を具備してなることを特徴とするも
のである。この際、高密度ポリエチレンのメルトフロー
レート(以下、MFRと称する)は3g/10min以下であ
ることが望ましい。そして、その織布の打込み密度は1
0本/25.4mm(1インチ)未満であることが望まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一形態例を図面を参照し
て説明する。図1に示す地中埋設物標識10は、帯状の
シートからなるもので、そのシートは、図2に示すよう
に、織布12からなる基材と表示フィルム16とこれら
を貼り合わせるラミネート層14とからなる。基材とな
る織布12は、図2,3に示すように、テープ状の縦糸
18,18,・・・と横糸20,20,・・・を製織したもの
で、引張強度が5.5〜10.0gf/Dのものが用いら
れる。5.5gf/D未満であると、打込み密度が10
本/25.4mm未満の場合、切れ易くなり地中埋設物標識と
しては強度が不足し、10.0gf/Dよりも高いと生
産時にテープの延伸切れ等が発生し生産性が悪くなる。
また、初期引張抵抗度(JIS L1095)は30〜50gf
/Dのものが良い。30gf/D未満であると伸び率が
大きく強度が足りず、50gf/Dよりも高いと伸び率
が小さいので衝撃的な荷重が加わったときに破断しやす
くなる。この織布となる各テープは高密度ポリエチレン
からなり、密度が0.941g/cm3以上、より好ましくは
0.946〜0.970g/cm3、またMFRが3g/10min以
下であることが望ましい。密度が0.941g/cm3よりも
小さくなったり、または、MFRが3g/10minよりも大
きいと引張強度が低下するからである。また、引張強度
をより高めるため、各テープには延伸処理がなされる
が、8〜14倍の高延伸倍率の延伸テープが適当であ
る。また、各テープには、必要に応じて各種の無機化合
物または有機化合物の微粉末、例えば、炭酸カルシウ
ム、タルク、ケイ藻土、酸化亜鉛、二酸化チタン、高融
点ワックス、パール顔料もしくはこれらの混合物などを
添加しておいてもかまわない。また、織布の打込み密度
は縦横それぞれ10本/25.4mm未満であることが良
く、9〜6本/25.4mmが好ましい。10本/25.4
mm以上であると、織布の強度が必要以上に大きくなるこ
とと織布の重量が増え過ぎ、5本/25.4mm以下であ
ると織布の強度が低下するからである。製織方法は、平
織、綾織、朱子織などが適用される。
て説明する。図1に示す地中埋設物標識10は、帯状の
シートからなるもので、そのシートは、図2に示すよう
に、織布12からなる基材と表示フィルム16とこれら
を貼り合わせるラミネート層14とからなる。基材とな
る織布12は、図2,3に示すように、テープ状の縦糸
18,18,・・・と横糸20,20,・・・を製織したもの
で、引張強度が5.5〜10.0gf/Dのものが用いら
れる。5.5gf/D未満であると、打込み密度が10
本/25.4mm未満の場合、切れ易くなり地中埋設物標識と
しては強度が不足し、10.0gf/Dよりも高いと生
産時にテープの延伸切れ等が発生し生産性が悪くなる。
また、初期引張抵抗度(JIS L1095)は30〜50gf
/Dのものが良い。30gf/D未満であると伸び率が
大きく強度が足りず、50gf/Dよりも高いと伸び率
が小さいので衝撃的な荷重が加わったときに破断しやす
くなる。この織布となる各テープは高密度ポリエチレン
からなり、密度が0.941g/cm3以上、より好ましくは
0.946〜0.970g/cm3、またMFRが3g/10min以
下であることが望ましい。密度が0.941g/cm3よりも
小さくなったり、または、MFRが3g/10minよりも大
きいと引張強度が低下するからである。また、引張強度
をより高めるため、各テープには延伸処理がなされる
が、8〜14倍の高延伸倍率の延伸テープが適当であ
る。また、各テープには、必要に応じて各種の無機化合
物または有機化合物の微粉末、例えば、炭酸カルシウ
ム、タルク、ケイ藻土、酸化亜鉛、二酸化チタン、高融
点ワックス、パール顔料もしくはこれらの混合物などを
添加しておいてもかまわない。また、織布の打込み密度
は縦横それぞれ10本/25.4mm未満であることが良
く、9〜6本/25.4mmが好ましい。10本/25.4
mm以上であると、織布の強度が必要以上に大きくなるこ
とと織布の重量が増え過ぎ、5本/25.4mm以下であ
ると織布の強度が低下するからである。製織方法は、平
織、綾織、朱子織などが適用される。
【0006】図2に示すように、この例の地中埋設物標
識10では、織布12からなる基材上にラミネート層1
4を介して表示フィルム16が設けられている。表示フ
ィルム16は密度が0.93g/cm3以下、MFRが0.5
〜15g/10minの低密度ポリエチレンフィルムなどから
なり、地中埋設物の名称や、注意を促すための語句やマ
ーク、埋設時期などが印刷されたものが適用できる。ま
た、地中埋設物標識を地中埋設物の種別に応じて着色し
ておけば、例えば、地中埋設物が、ガス管であれば緑色
に、水道管であれば青色に着色しておくと、容易にその
識別ができる。また、地中埋設物標識は地中に埋設され
る際などに土砂等によって損傷を受けやすく、印刷した
表示が掠れることがあるので、表示フィルム16に印刷
された語句等の表示を保護する為、図2に示すように、
透明な表示フィルム16の内面側に表示17が位置する
ように印刷を行うのが好ましい。このようにすること
で、表示フィルム16の内面側に印刷された語句等の表
示17を表示フィルム16の表面上から透かして認識す
ることができると共に、表示17が保護され、掠れたり
することがないからである。ラミネート層14は、表示
フィルム16と織布12を接着するもので、低密度ポリ
エチレン等が用いられる。尚、必ずしも表示フィルムは
必要ではなく、基材に所定の表示を直接印刷しても良
い。
識10では、織布12からなる基材上にラミネート層1
4を介して表示フィルム16が設けられている。表示フ
ィルム16は密度が0.93g/cm3以下、MFRが0.5
〜15g/10minの低密度ポリエチレンフィルムなどから
なり、地中埋設物の名称や、注意を促すための語句やマ
ーク、埋設時期などが印刷されたものが適用できる。ま
た、地中埋設物標識を地中埋設物の種別に応じて着色し
ておけば、例えば、地中埋設物が、ガス管であれば緑色
に、水道管であれば青色に着色しておくと、容易にその
識別ができる。また、地中埋設物標識は地中に埋設され
る際などに土砂等によって損傷を受けやすく、印刷した
表示が掠れることがあるので、表示フィルム16に印刷
された語句等の表示を保護する為、図2に示すように、
透明な表示フィルム16の内面側に表示17が位置する
ように印刷を行うのが好ましい。このようにすること
で、表示フィルム16の内面側に印刷された語句等の表
示17を表示フィルム16の表面上から透かして認識す
ることができると共に、表示17が保護され、掠れたり
することがないからである。ラミネート層14は、表示
フィルム16と織布12を接着するもので、低密度ポリ
エチレン等が用いられる。尚、必ずしも表示フィルムは
必要ではなく、基材に所定の表示を直接印刷しても良
い。
【0007】また、図1に示す例の地中埋設物標識10
は、帯状のシートについて折返しを繰り返して、一定間
隔毎に重ね合わせ部22を形成してなるもので、重ね合
わせ部22においては3枚の積層構成としている。この
例のものでは、その重ね合わせ部22の長さaを折込み
長さbの半分としたことにより、折返しを引き伸ばした
ときに全体の長さが2倍(折込み倍率)になる。折り返
されたシートは、その重ね合わせ部22において各積層
された層が溶着され、その形状が保持される。尚、溶着
の代りに、ミシン縫製によって形状を保持するようにし
ても良い。
は、帯状のシートについて折返しを繰り返して、一定間
隔毎に重ね合わせ部22を形成してなるもので、重ね合
わせ部22においては3枚の積層構成としている。この
例のものでは、その重ね合わせ部22の長さaを折込み
長さbの半分としたことにより、折返しを引き伸ばした
ときに全体の長さが2倍(折込み倍率)になる。折り返
されたシートは、その重ね合わせ部22において各積層
された層が溶着され、その形状が保持される。尚、溶着
の代りに、ミシン縫製によって形状を保持するようにし
ても良い。
【0008】図4に示すように、地中埋設物標識10
は、地中埋設物24の上方近傍に、地中埋設物24と共
に埋設される。その後、地面を掘り起こす必要が生じた
際などで、ショベル等で地面を掘削すると、地中埋設物
24の上方に埋設されている地中埋設物標識10がまず
ショベル26等に引っ掛けられる。そして、地中埋設物
標識10が引っ掛けられて上方に引き上げられると、そ
の引上げ力によって、溶着によって保持されていた折返
し形状がくずれ、複数度、折り返されていた地中埋設物
標識10が引き伸ばされ、埋設時の長さよりも数倍に伸
びて地上に引き出される。そして、この地中埋設物標識
の表面には、注意を喚起する文字などが印刷されている
ことにより、掘削作業者は、地中の埋設物を認識するよ
うになる。
は、地中埋設物24の上方近傍に、地中埋設物24と共
に埋設される。その後、地面を掘り起こす必要が生じた
際などで、ショベル等で地面を掘削すると、地中埋設物
24の上方に埋設されている地中埋設物標識10がまず
ショベル26等に引っ掛けられる。そして、地中埋設物
標識10が引っ掛けられて上方に引き上げられると、そ
の引上げ力によって、溶着によって保持されていた折返
し形状がくずれ、複数度、折り返されていた地中埋設物
標識10が引き伸ばされ、埋設時の長さよりも数倍に伸
びて地上に引き出される。そして、この地中埋設物標識
の表面には、注意を喚起する文字などが印刷されている
ことにより、掘削作業者は、地中の埋設物を認識するよ
うになる。
【0009】本発明の地中埋設物標識であると、その織
布の打込み密度を低下せしめても、地中埋設物標識に十
分な引張強度を確保することができる。そして、従来の
地中埋設物標識の基材として使用されていた織布に比し
て打込み密度を低下せしめることができるので、使用す
るテープの量が減少し、軽量化を実現でき、またコスト
削減を図ることができる。
布の打込み密度を低下せしめても、地中埋設物標識に十
分な引張強度を確保することができる。そして、従来の
地中埋設物標識の基材として使用されていた織布に比し
て打込み密度を低下せしめることができるので、使用す
るテープの量が減少し、軽量化を実現でき、またコスト
削減を図ることができる。
【0010】
[実施例1]MFRが0.7g/10minの高密度ポリエチレ
ンからなる1000デニールの延伸テープ(延伸倍率1
0倍)を使用し、平織して製織した織布上に、厚さ30
μmの低密度ポリエチレンからなるラミネート層と厚さ
50μmの表示フィルムを積層した構成の水道管用地中
埋設物標識を製造した。使用した高強力テープの引張強
度は8.0gf/D、初期引張抵抗度は38gf/Dで
あり、織布の打ち込み密度は縦が7本/25.4mm、横
が7本/25.4mmとした。また、折込み倍率を2倍に
し、重ね合わせ部を360℃のヒートスポットパンチで
溶着した。 [実施例2]織布の打込み密度を縦が6本/25.4m
m、横が6本/25.4mmとしたこと以外は、実施例1と
同様にして地中埋設物標識を製造した。但し、折込み長
さは100mmであるが、図5に示すように重ね合わせ部
の長さaを長くして、折込み倍率を3.5倍とし、40
0℃のヒートスポットパンチを使用して溶着した。 [比較例]織布に使用されるテープとして、MFRが
1.0g/10minの高密度ポリエチレンからなる延伸倍率が
7倍の延伸テープであって、引張強度が5.0gf/
D、初期引張抵抗度は25gf/Dのものを使用し、打
込み密度を縦横共に12本/25.4mmとした織布を用
いたこと以外は実施例1と同様にして地中埋設物標識を
製造した。
ンからなる1000デニールの延伸テープ(延伸倍率1
0倍)を使用し、平織して製織した織布上に、厚さ30
μmの低密度ポリエチレンからなるラミネート層と厚さ
50μmの表示フィルムを積層した構成の水道管用地中
埋設物標識を製造した。使用した高強力テープの引張強
度は8.0gf/D、初期引張抵抗度は38gf/Dで
あり、織布の打ち込み密度は縦が7本/25.4mm、横
が7本/25.4mmとした。また、折込み倍率を2倍に
し、重ね合わせ部を360℃のヒートスポットパンチで
溶着した。 [実施例2]織布の打込み密度を縦が6本/25.4m
m、横が6本/25.4mmとしたこと以外は、実施例1と
同様にして地中埋設物標識を製造した。但し、折込み長
さは100mmであるが、図5に示すように重ね合わせ部
の長さaを長くして、折込み倍率を3.5倍とし、40
0℃のヒートスポットパンチを使用して溶着した。 [比較例]織布に使用されるテープとして、MFRが
1.0g/10minの高密度ポリエチレンからなる延伸倍率が
7倍の延伸テープであって、引張強度が5.0gf/
D、初期引張抵抗度は25gf/Dのものを使用し、打
込み密度を縦横共に12本/25.4mmとした織布を用
いたこと以外は実施例1と同様にして地中埋設物標識を
製造した。
【0011】[試験例1]これら実施例1,2、比較例
の各地中埋設物標識について、厚さ、重量、引張強度
(長手方向(MD)、幅方向(TD))、伸度(長手方
向(MD)、幅方向(TD))を測定した。測定結果を
表1に示す。
の各地中埋設物標識について、厚さ、重量、引張強度
(長手方向(MD)、幅方向(TD))、伸度(長手方
向(MD)、幅方向(TD))を測定した。測定結果を
表1に示す。
【表1】 表1から、比較例の埋設物標識に比較して、重量が、実
施例1では約79%に、実施例2では約74%に軽減さ
れているにもかからず、同等以上の引張強度を発現して
いることがわかる。さらに、打込み密度が小さいことか
ら、薄型化も図れている。
施例1では約79%に、実施例2では約74%に軽減さ
れているにもかからず、同等以上の引張強度を発現して
いることがわかる。さらに、打込み密度が小さいことか
ら、薄型化も図れている。
【0012】[試験例2]埋設物がガス管である場合に
は、地中埋設物標識には120kg/3cm以上の引張強度
が必要とされている。従来ではその要件を満たすため
に、2000デニールで引張強度4.7gf/D、初期
引張抵抗度が23gf/Dのテープを使用し、打込み密
度(縦×横)として15×15本/25.4mm(重量:
310g/m2)としていた。しかし、本発明によれ
ば、2000デニールで引張強度8.0gf/D、初期
引張抵抗度が43gf/Dとすれば、織布の打込み密度
(縦×横)を9×9本/25.4mm(重量:221g/
m2)としても120kg/3cm以上の引張強度を発現す
る地中埋設物標識ができた。その結果、従来に比して、
約30%の重量削減を達成することができた。
は、地中埋設物標識には120kg/3cm以上の引張強度
が必要とされている。従来ではその要件を満たすため
に、2000デニールで引張強度4.7gf/D、初期
引張抵抗度が23gf/Dのテープを使用し、打込み密
度(縦×横)として15×15本/25.4mm(重量:
310g/m2)としていた。しかし、本発明によれ
ば、2000デニールで引張強度8.0gf/D、初期
引張抵抗度が43gf/Dとすれば、織布の打込み密度
(縦×横)を9×9本/25.4mm(重量:221g/
m2)としても120kg/3cm以上の引張強度を発現す
る地中埋設物標識ができた。その結果、従来に比して、
約30%の重量削減を達成することができた。
【0013】
【発明の効果】本発明の地中埋設物標識であると、その
強度を地中埋設物標識に十分な値に維持しつつ、地中埋
設物標識の基材として使用される織布の打込み密度を低
下せしめることができる。その為、織布に製織されるテ
ープの使用量を低減せしめることができ、地中埋設物標
識の軽量化とコスト削減を図ることができる。
強度を地中埋設物標識に十分な値に維持しつつ、地中埋
設物標識の基材として使用される織布の打込み密度を低
下せしめることができる。その為、織布に製織されるテ
ープの使用量を低減せしめることができ、地中埋設物標
識の軽量化とコスト削減を図ることができる。
【図1】地中埋設物標識の一形態例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】地中埋設物標識の部分断面図である。
【図3】織布を示す斜視図である。
【図4】地中埋設物標識の使用を説明する為の側面図で
ある。
ある。
【図5】実施例2の地中埋設物標識を示す斜視図であ
る。
る。
10 地中埋設物標識 12 織布 18 縦糸 20 横糸 22 重ね合わせ部 24 地中埋設物
フロントページの続き (72)発明者 砂山 好弘 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 平成 ポリマー株式会社内 (72)発明者 堀江 重光 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 平成 ポリマー株式会社内 (72)発明者 石井 清雄 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 平成 ポリマー株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 地中埋設物の近傍に埋設されて該地中埋
設物の存在を示す地中埋設物標識において、引張強度が
5.5〜10.0gf/Dの高密度ポリエチレン製高強力
テープを製織した織布を具備してなることを特徴とする
地中埋設物標識。 - 【請求項2】 高密度ポリエチレンのメルトフローレー
トが3g/10min以下であることを特徴とする請求項1記
載の地中埋設物標識。 - 【請求項3】 織布の打込み密度が10本/25.4mm
未満であることを特徴とする請求項1記載の地中埋設物
標識。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8094515A JPH09280420A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 地中埋設物標識 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8094515A JPH09280420A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 地中埋設物標識 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280420A true JPH09280420A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14112470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8094515A Pending JPH09280420A (ja) | 1996-04-16 | 1996-04-16 | 地中埋設物標識 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09280420A (ja) |
-
1996
- 1996-04-16 JP JP8094515A patent/JPH09280420A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011127 |