JPH09281725A - 感光ドラム用余剰塗膜除去テープ - Google Patents
感光ドラム用余剰塗膜除去テープInfo
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- JPH09281725A JPH09281725A JP9031076A JP3107697A JPH09281725A JP H09281725 A JPH09281725 A JP H09281725A JP 9031076 A JP9031076 A JP 9031076A JP 3107697 A JP3107697 A JP 3107697A JP H09281725 A JPH09281725 A JP H09281725A
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- Japan
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- nonwoven fabric
- fiber
- fibers
- coating layer
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光ドラムの感光塗膜層を除去する際に、バ
リを生じることなく、効率的に感光塗膜層を除去でき
る、感光ドラム用余剰塗膜除去テープを提供すること。 【解決手段】 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テー
プは、少なくとも片面が凹凸構造を有する不織布からな
る。
リを生じることなく、効率的に感光塗膜層を除去でき
る、感光ドラム用余剰塗膜除去テープを提供すること。 【解決手段】 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テー
プは、少なくとも片面が凹凸構造を有する不織布からな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンター、ファクシミリなどの電子写真装置で
使用される感光ドラムを製造する際に、余剰に付着した
塗膜を除去することのできるテープに関する。
ビームプリンター、ファクシミリなどの電子写真装置で
使用される感光ドラムを製造する際に、余剰に付着した
塗膜を除去することのできるテープに関する。
【0002】
【従来の技術】感光ドラムを製造する場合、ドラム基材
を感光体塗料液中に浸漬して、感光塗膜層を形成するの
が一般的である。この場合、ドラム基材を感光体塗料液
中に浸漬しているため、ドラム基材表面全体に感光塗膜
層を形成してしまうことになる。このようなドラム基材
表面全体に感光塗膜層を形成した感光ドラムを電子写真
装置に組み込むと、用紙を送るコロなどとの接触により
感光塗膜層が剥離して、精密に用紙を送ることができな
くなる場合があったり、また、感光ドラムをアースする
ための接点として利用できるように、感光ドラムの両端
部における感光塗膜層を除去するのが好ましい。
を感光体塗料液中に浸漬して、感光塗膜層を形成するの
が一般的である。この場合、ドラム基材を感光体塗料液
中に浸漬しているため、ドラム基材表面全体に感光塗膜
層を形成してしまうことになる。このようなドラム基材
表面全体に感光塗膜層を形成した感光ドラムを電子写真
装置に組み込むと、用紙を送るコロなどとの接触により
感光塗膜層が剥離して、精密に用紙を送ることができな
くなる場合があったり、また、感光ドラムをアースする
ための接点として利用できるように、感光ドラムの両端
部における感光塗膜層を除去するのが好ましい。
【0003】この感光塗膜層の除去方法として、例え
ば、熱融着型不織布からなるテープを順次巻出し、この
テープに溶剤を供給した後、このテープを感光ドラムに
接触させて除去する方法(特公平4−65376号公
報)や、溶剤を含浸した綾織物からなるテープを巻出し
た後、このテープを感光ドラムに接触させて除去する方
法(特開平6−138670号公報)などが知られてい
る。
ば、熱融着型不織布からなるテープを順次巻出し、この
テープに溶剤を供給した後、このテープを感光ドラムに
接触させて除去する方法(特公平4−65376号公
報)や、溶剤を含浸した綾織物からなるテープを巻出し
た後、このテープを感光ドラムに接触させて除去する方
法(特開平6−138670号公報)などが知られてい
る。
【0004】しかしながら、図2及び図3に示すよう
に、ドラム支持治具5で固定され、回転する感光ドラム
3の端部からドラム支持治具5にかけて、熱融着型不織
布又は綾織物を接触させて感光塗膜層4を除去すると、
いずれの場合も、感光塗膜層4の端部が盛り上がる、い
わゆるバリZが発生しやすいものであった。このバリZ
は、熱融着型不織布又は綾織物における、除去した感光
塗膜層4の保持性が悪いためであると考えられるため、
熱融着型不織布又は綾織物の巻出し速度を速くすれば、
ある程度解決できるが、経済的及び資源的に無駄であっ
た。
に、ドラム支持治具5で固定され、回転する感光ドラム
3の端部からドラム支持治具5にかけて、熱融着型不織
布又は綾織物を接触させて感光塗膜層4を除去すると、
いずれの場合も、感光塗膜層4の端部が盛り上がる、い
わゆるバリZが発生しやすいものであった。このバリZ
は、熱融着型不織布又は綾織物における、除去した感光
塗膜層4の保持性が悪いためであると考えられるため、
熱融着型不織布又は綾織物の巻出し速度を速くすれば、
ある程度解決できるが、経済的及び資源的に無駄であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたものであり、感光ドラムの感光
塗膜層を除去する際に、バリを生じることなく、効率的
に感光塗膜層を除去できる、感光ドラム用余剰塗膜除去
テープを提供することを目的とする。
解決するためになされたものであり、感光ドラムの感光
塗膜層を除去する際に、バリを生じることなく、効率的
に感光塗膜層を除去できる、感光ドラム用余剰塗膜除去
テープを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の感光ドラム用余
剰塗膜除去テープ(以下、「除去テープ」という)は、
少なくとも片面が凹凸構造を有する不織布(以下、「凹
凸不織布」という)からなるため、この凹凸不織布面を
感光塗膜層に接触させれば、凹凸不織布の主として凸部
により感光塗膜層を除去することができ、しかも除去し
た感光塗膜層を凹凸不織布の凹部で保持することができ
るので、バリを生じることなく、効率的に感光塗膜層を
除去できるものである。
剰塗膜除去テープ(以下、「除去テープ」という)は、
少なくとも片面が凹凸構造を有する不織布(以下、「凹
凸不織布」という)からなるため、この凹凸不織布面を
感光塗膜層に接触させれば、凹凸不織布の主として凸部
により感光塗膜層を除去することができ、しかも除去し
た感光塗膜層を凹凸不織布の凹部で保持することができ
るので、バリを生じることなく、効率的に感光塗膜層を
除去できるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の凹凸不織布としては、例
えば、エンボス処理や超音波処理等によって、構成繊維
同士を部分的に融着させた、融着部が凹部で、非融着部
が凸部に相当する凹凸不織布、水流などの流体流により
絡合する際に、線径が大きく、目の粗い支持体を使用し
て開孔を形成するように絡合した、開孔部が凹部で、非
開孔部が凸部に相当する凹凸不織布(以下、「開孔不織
布」という)、収縮性のフィルムと繊維ウエブとを積層
一体化した後、フィルムを収縮させて形成した凹凸を有
する凹凸不織布、収縮性の繊維を含む繊維ウエブ単体、
又は収縮性の繊維を含む繊維ウエブと、この収縮性の繊
維とは収縮性の異なる繊維を含む他の繊維ウエブとを積
層一体化した後、収縮性の繊維を収縮させて形成した凹
凸を有する凹凸不織布、或は、ネットなどの支持体に繊
維ウエブを載置した後、支持体の下側からサクションし
たり、繊維ウエブの上側から水流や空気流などの流体流
を作用させて、繊維ウエブ構成繊維を支持体の孔に押し
込んで形成した凸部と、支持体の孔に押し込まれていな
い凹部とを有する凹凸不織布などを使用できる。
えば、エンボス処理や超音波処理等によって、構成繊維
同士を部分的に融着させた、融着部が凹部で、非融着部
が凸部に相当する凹凸不織布、水流などの流体流により
絡合する際に、線径が大きく、目の粗い支持体を使用し
て開孔を形成するように絡合した、開孔部が凹部で、非
開孔部が凸部に相当する凹凸不織布(以下、「開孔不織
布」という)、収縮性のフィルムと繊維ウエブとを積層
一体化した後、フィルムを収縮させて形成した凹凸を有
する凹凸不織布、収縮性の繊維を含む繊維ウエブ単体、
又は収縮性の繊維を含む繊維ウエブと、この収縮性の繊
維とは収縮性の異なる繊維を含む他の繊維ウエブとを積
層一体化した後、収縮性の繊維を収縮させて形成した凹
凸を有する凹凸不織布、或は、ネットなどの支持体に繊
維ウエブを載置した後、支持体の下側からサクションし
たり、繊維ウエブの上側から水流や空気流などの流体流
を作用させて、繊維ウエブ構成繊維を支持体の孔に押し
込んで形成した凸部と、支持体の孔に押し込まれていな
い凹部とを有する凹凸不織布などを使用できる。
【0008】これらの中でも、構成繊維同士を部分的に
融着させた凹凸不織布は、様々な形状の凹部を容易に形
成することができ、どのような感光塗膜層の除去にも対
応することができるので、好適に使用でき、また、開孔
不織布は凹部である開孔部から除去した感光塗膜を開孔
不織布内部に移送して保持できるため保持能力に優れ、
また、形態安定性にも優れているため、好適に使用でき
る。
融着させた凹凸不織布は、様々な形状の凹部を容易に形
成することができ、どのような感光塗膜層の除去にも対
応することができるので、好適に使用でき、また、開孔
不織布は凹部である開孔部から除去した感光塗膜を開孔
不織布内部に移送して保持できるため保持能力に優れ、
また、形態安定性にも優れているため、好適に使用でき
る。
【0009】本発明の凹凸不織布を構成する繊維として
は、例えば、6ナイロン繊維、66ナイロン繊維などの
ポリアミド系繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、
ポリブチレンテレフタレート繊維などのポリエステル系
繊維、アクリル繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、
ポリウレタン繊維、フッ素繊維、芳香族ポリアミド繊
維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維などのポリ
オレフィン系繊維などの合成繊維、レーヨン繊維などの
再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、炭素繊維
などの無機繊維、綿繊維、麻繊維などの植物繊維、羊毛
などの動物繊維などを使用できる。なお、感光ドラムの
感光塗膜層を除去する場合、感光塗膜層を除去しやすい
ように、感光塗膜層を溶解可能な溶剤を凹凸不織布に含
ませた状態で使用するのが好ましいため、耐溶剤性に優
れたポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル
繊維、ビニロン繊維、フッ素繊維、芳香族ポリアミド繊
維、ポリオレフィン系繊維、再生繊維、或は植物繊維を
好適に使用できる。
は、例えば、6ナイロン繊維、66ナイロン繊維などの
ポリアミド系繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、
ポリブチレンテレフタレート繊維などのポリエステル系
繊維、アクリル繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、
ポリウレタン繊維、フッ素繊維、芳香族ポリアミド繊
維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維などのポリ
オレフィン系繊維などの合成繊維、レーヨン繊維などの
再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、炭素繊維
などの無機繊維、綿繊維、麻繊維などの植物繊維、羊毛
などの動物繊維などを使用できる。なお、感光ドラムの
感光塗膜層を除去する場合、感光塗膜層を除去しやすい
ように、感光塗膜層を溶解可能な溶剤を凹凸不織布に含
ませた状態で使用するのが好ましいため、耐溶剤性に優
れたポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル
繊維、ビニロン繊維、フッ素繊維、芳香族ポリアミド繊
維、ポリオレフィン系繊維、再生繊維、或は植物繊維を
好適に使用できる。
【0010】これら凹凸不織布を構成する繊維はどのよ
うな断面形状を有していても良いが、例えば、三角形
状、四角形状などの多角形状や、Y形状やX形状などの
アルファベット形状や、扇形状、十字形状、一字形状な
どの異形断面形状を有していると、感光塗膜層の除去性
や保持性により優れているので、好適な繊維断面形状で
ある。このような異形断面形状を有する繊維は凹凸不織
布中、10mass%以上含まれているのが好ましく、
30mass%以上含まれているのがより好ましく、5
0mass%以上含まれているのが最も好ましい。
うな断面形状を有していても良いが、例えば、三角形
状、四角形状などの多角形状や、Y形状やX形状などの
アルファベット形状や、扇形状、十字形状、一字形状な
どの異形断面形状を有していると、感光塗膜層の除去性
や保持性により優れているので、好適な繊維断面形状で
ある。このような異形断面形状を有する繊維は凹凸不織
布中、10mass%以上含まれているのが好ましく、
30mass%以上含まれているのがより好ましく、5
0mass%以上含まれているのが最も好ましい。
【0011】また、凹凸不織布を構成する繊維は繊維径
の小さい方が、感光塗膜層をよりきれいに除去でき、し
かも繊維径の小さい繊維によって形成される微細孔によ
って、除去した感光塗膜を保持しやすいため、繊維径が
10μm以下の極細繊維であるのが好ましく、8μm以
下の極細繊維であるのがより好ましく、6μm以下の極
細繊維であるのが最も好ましい。他方、感光塗膜層との
摩擦によって破断し、極細繊維が脱落しないように、繊
維径は0.001μm以上であるのが好ましい。このよ
うな極細繊維は凹凸不織布中、10mass%以上含ま
れているのが好ましく、30mass%以上含まれてい
るのがより好ましく、50mass%以上含まれている
のが最も好ましい。なお、異形断面形状を有する繊維の
繊維径はその断面積と同じ断面積の円の直径をいう。
の小さい方が、感光塗膜層をよりきれいに除去でき、し
かも繊維径の小さい繊維によって形成される微細孔によ
って、除去した感光塗膜を保持しやすいため、繊維径が
10μm以下の極細繊維であるのが好ましく、8μm以
下の極細繊維であるのがより好ましく、6μm以下の極
細繊維であるのが最も好ましい。他方、感光塗膜層との
摩擦によって破断し、極細繊維が脱落しないように、繊
維径は0.001μm以上であるのが好ましい。このよ
うな極細繊維は凹凸不織布中、10mass%以上含ま
れているのが好ましく、30mass%以上含まれてい
るのがより好ましく、50mass%以上含まれている
のが最も好ましい。なお、異形断面形状を有する繊維の
繊維径はその断面積と同じ断面積の円の直径をいう。
【0012】このような極細繊維は、例えば、メルトブ
ロー法や、物理的処理によりフィブリル化可能な繊維を
フィブリル化したり、物理的及び/又は化学的処理によ
り極細繊維に分割可能な分割性繊維を分割して得ること
ができる。フィブリル化可能な繊維や分割性繊維を分割
して形成できる極細繊維は、耐磨耗性により優れている
ため、好適に使用できる。
ロー法や、物理的処理によりフィブリル化可能な繊維を
フィブリル化したり、物理的及び/又は化学的処理によ
り極細繊維に分割可能な分割性繊維を分割して得ること
ができる。フィブリル化可能な繊維や分割性繊維を分割
して形成できる極細繊維は、耐磨耗性により優れている
ため、好適に使用できる。
【0013】このフィブリル化可能な繊維としては、例
えば、溶剤抽出法によって形成したセルロース繊維、特
開平2−175915号公報などに記載されているよう
なアクリル系繊維、紡糸後に熱処理をしていない液晶ポ
リエステル系繊維(例えば、クラレ(株)製、商標名、
ベクトランNT)などがある。
えば、溶剤抽出法によって形成したセルロース繊維、特
開平2−175915号公報などに記載されているよう
なアクリル系繊維、紡糸後に熱処理をしていない液晶ポ
リエステル系繊維(例えば、クラレ(株)製、商標名、
ベクトランNT)などがある。
【0014】他方、分割性繊維としては、例えば、図4
に繊維断面形状を示すように、一成分A中に他成分Bが
島状に分散した断面を有する海島型繊維、図5に示すよ
うに、一成分Aと他成分Bとが交互に層状に積層した断
面を有する多重バイメタル型繊維、或いは図6(a)
(b)に示すように、一成分Aを繊維軸付近から繊維表
面に伸びる他成分Bで分割した断面を有する菊花型繊維
がある。これらの中でも、多重バイメタル型繊維や菊花
型繊維を分割して得られる極細繊維は、略台形形状や扇
形状などの異形断面形状を有し、感光塗膜層の除去性に
より優れているので、これらの分割性繊維を好適に使用
できる。
に繊維断面形状を示すように、一成分A中に他成分Bが
島状に分散した断面を有する海島型繊維、図5に示すよ
うに、一成分Aと他成分Bとが交互に層状に積層した断
面を有する多重バイメタル型繊維、或いは図6(a)
(b)に示すように、一成分Aを繊維軸付近から繊維表
面に伸びる他成分Bで分割した断面を有する菊花型繊維
がある。これらの中でも、多重バイメタル型繊維や菊花
型繊維を分割して得られる極細繊維は、略台形形状や扇
形状などの異形断面形状を有し、感光塗膜層の除去性に
より優れているので、これらの分割性繊維を好適に使用
できる。
【0015】この分割性繊維を構成する樹脂成分は2成
分以上からなっていれば良く、例えば、2成分からなる
場合の組み合わせとして、ポリアミド系樹脂とポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂とポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂とポリオレフィン系樹脂などの
異系の樹脂成分の組み合わせ、或いは、ポリプロピレン
とポリエチレンのような同系の樹脂成分の組合わせがあ
る。これらの中でも、ポリアミド系樹脂とポリエステル
系樹脂との組み合わせは、いずれの樹脂成分も耐溶剤性
に優れ、しかも相溶性が低く、外力によって分割しやす
いため、好適である。
分以上からなっていれば良く、例えば、2成分からなる
場合の組み合わせとして、ポリアミド系樹脂とポリエス
テル系樹脂、ポリアミド系樹脂とポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂とポリオレフィン系樹脂などの
異系の樹脂成分の組み合わせ、或いは、ポリプロピレン
とポリエチレンのような同系の樹脂成分の組合わせがあ
る。これらの中でも、ポリアミド系樹脂とポリエステル
系樹脂との組み合わせは、いずれの樹脂成分も耐溶剤性
に優れ、しかも相溶性が低く、外力によって分割しやす
いため、好適である。
【0016】以上のような繊維を使用し、例えば、カー
ド法、エアレイ法、メルトブロー法、スパンボンド法な
どの乾式法や、湿式法により繊維ウエブを形成した後、
前述のように、例えば、エンボス処理や超音波処理等に
よって、構成繊維同士を部分的に融着させたり、線径が
大きく、目の粗い支持体を使用して、水流などの流体流
により絡合したり、収縮性のフィルムと積層一体化した
後、フィルムを収縮させたり、収縮性の繊維を含む繊維
ウエブ単体、又は収縮性の繊維を含む繊維ウエブと、こ
の収縮性の繊維とは収縮性の異なる繊維を含む他の繊維
ウエブとを積層一体化した後、収縮性の繊維を収縮させ
たり、或は、ネットなどの支持体に繊維ウエブを載置し
た後、支持体の下側からサクションしたり、繊維ウエブ
の上側から水流や空気流などの流体流を作用させて、繊
維ウエブ構成繊維を支持体の孔に押し込んで、凹凸不織
布を使用できる。
ド法、エアレイ法、メルトブロー法、スパンボンド法な
どの乾式法や、湿式法により繊維ウエブを形成した後、
前述のように、例えば、エンボス処理や超音波処理等に
よって、構成繊維同士を部分的に融着させたり、線径が
大きく、目の粗い支持体を使用して、水流などの流体流
により絡合したり、収縮性のフィルムと積層一体化した
後、フィルムを収縮させたり、収縮性の繊維を含む繊維
ウエブ単体、又は収縮性の繊維を含む繊維ウエブと、こ
の収縮性の繊維とは収縮性の異なる繊維を含む他の繊維
ウエブとを積層一体化した後、収縮性の繊維を収縮させ
たり、或は、ネットなどの支持体に繊維ウエブを載置し
た後、支持体の下側からサクションしたり、繊維ウエブ
の上側から水流や空気流などの流体流を作用させて、繊
維ウエブ構成繊維を支持体の孔に押し込んで、凹凸不織
布を使用できる。
【0017】これらの中でも、エンボス処理や超音波処
理等によって、構成繊維同士を部分的に融着する方法
は、エンボスロールやホーンの形状を変化させることに
より、様々な形状の凹部を容易に形成することができ、
どのような感光塗膜層の除去にも対応できる凹凸不織布
を容易に形成できるため、好適に使用できる。この凹凸
不織布は、感光塗膜層の除去性が低下しないように、1
個あたりの融着面積(凹部面積)が0.01〜30mm
2で、融着総面積が凹凸不織布全体の面積(凹凸不織布
表面が平滑であるとみなした時の面積)の1〜50%と
なるように融着するのが好ましい。
理等によって、構成繊維同士を部分的に融着する方法
は、エンボスロールやホーンの形状を変化させることに
より、様々な形状の凹部を容易に形成することができ、
どのような感光塗膜層の除去にも対応できる凹凸不織布
を容易に形成できるため、好適に使用できる。この凹凸
不織布は、感光塗膜層の除去性が低下しないように、1
個あたりの融着面積(凹部面積)が0.01〜30mm
2で、融着総面積が凹凸不織布全体の面積(凹凸不織布
表面が平滑であるとみなした時の面積)の1〜50%と
なるように融着するのが好ましい。
【0018】なお、エンボスロールとスムースロール間
に繊維ウエブを通すことにより、凹凸不織布を形成する
場合、凹凸不織布のいずれの面も凹凸構造となっている
ので、どちらの面を感光ドラムに接触させて使用しても
良いが、エンボスロール側を通過した凹凸不織布表面は
毛羽立ちやすく、正確に感光塗膜層を除去しにくい場合
があるため、スムースロール側を通過した凹凸不織布表
面で感光塗膜層を除去するのが好ましい。
に繊維ウエブを通すことにより、凹凸不織布を形成する
場合、凹凸不織布のいずれの面も凹凸構造となっている
ので、どちらの面を感光ドラムに接触させて使用しても
良いが、エンボスロール側を通過した凹凸不織布表面は
毛羽立ちやすく、正確に感光塗膜層を除去しにくい場合
があるため、スムースロール側を通過した凹凸不織布表
面で感光塗膜層を除去するのが好ましい。
【0019】また、流体流絡合不織布やニードルパンチ
不織布などの既に結合した不織布を、エンボス処理や超
音波処理等によって、構成繊維同士を部分的に融着する
と、より毛羽が発生しにくく、感光塗膜層の除去性に悪
影響をより及ぼしにくいので、好適な実施態様である。
特に、既に結合した不織布の構成繊維として、前述のよ
うな繊維径10μm以下、好ましくは8μm以下、最も
好ましくは6μm以下の極細繊維を含んでいると、より
一層毛羽が発生しにくいので、より好適な実施態様であ
る。
不織布などの既に結合した不織布を、エンボス処理や超
音波処理等によって、構成繊維同士を部分的に融着する
と、より毛羽が発生しにくく、感光塗膜層の除去性に悪
影響をより及ぼしにくいので、好適な実施態様である。
特に、既に結合した不織布の構成繊維として、前述のよ
うな繊維径10μm以下、好ましくは8μm以下、最も
好ましくは6μm以下の極細繊維を含んでいると、より
一層毛羽が発生しにくいので、より好適な実施態様であ
る。
【0020】また、線径が大きく、目の粗い支持体に繊
維ウエブを載置し、水流などの流体流により開孔を形成
するように絡合した開孔不織布は、凹部である開孔部を
通じて除去した感光塗膜を開孔不織布内部に保持できる
ため、除去した感光塗膜の保持性に優れており、また、
柔軟であるため、感光塗膜層除去作業中における感光塗
膜層の厚さの減少に追従して、感光塗膜層をきれいに除
去でき、しかも繊維同士の絡合度合が高いため、感光塗
膜層の除去作業中に毛羽が発生しにくく、更には、厚さ
をより薄くでき、紙管などに巻回して使用する場合に
は、同一直径であれば、巻き長さをより長くできるた
め、使用寿命を長くできる、という様々な特長を有する
ため、好適に使用できる。なお、物理的に分割可能な分
割性繊維やフィブリル化可能な繊維を含む繊維ウエブに
流体流を作用させると、分割やフィブリル化すると同時
に絡合できるので、製造上も好適である。この開孔不織
布の製造条件について、より詳細に記載する。
維ウエブを載置し、水流などの流体流により開孔を形成
するように絡合した開孔不織布は、凹部である開孔部を
通じて除去した感光塗膜を開孔不織布内部に保持できる
ため、除去した感光塗膜の保持性に優れており、また、
柔軟であるため、感光塗膜層除去作業中における感光塗
膜層の厚さの減少に追従して、感光塗膜層をきれいに除
去でき、しかも繊維同士の絡合度合が高いため、感光塗
膜層の除去作業中に毛羽が発生しにくく、更には、厚さ
をより薄くでき、紙管などに巻回して使用する場合に
は、同一直径であれば、巻き長さをより長くできるた
め、使用寿命を長くできる、という様々な特長を有する
ため、好適に使用できる。なお、物理的に分割可能な分
割性繊維やフィブリル化可能な繊維を含む繊維ウエブに
流体流を作用させると、分割やフィブリル化すると同時
に絡合できるので、製造上も好適である。この開孔不織
布の製造条件について、より詳細に記載する。
【0021】流体流の噴出条件としては、例えば、ノズ
ル径0.05〜0.3mm、好適には0.08〜0.2
mm、ピッチ0.2〜3mm、好適には0.4〜2mm
で、一列又は二列以上ノズルを配列したノズルプレート
から、圧力0.98〜29.4MPa、好適には4.9
〜19.6MPaの流体を噴出する。このような流体流
は、1回又は2回以上、繊維ウエブの両面又は片面から
噴出する。この流体を噴出する場合、繊維ウエブを支持
する支持体として、線径0.25mm以上で、40メッ
シュよりも目の粗いネット、又はこのネットに相当する
多孔板を使用する。このような支持体に載せた繊維ウエ
ブに流体流を噴出すると、支持体の非開孔部上に存在し
ていた繊維が流体によって押し退けられて開孔不織布が
形成される。このようにして形成される開孔不織布は、
構成繊維同士が絡合した繊維束が交差し、この交差点に
おいても、繊維束同士が絡合したものである。
ル径0.05〜0.3mm、好適には0.08〜0.2
mm、ピッチ0.2〜3mm、好適には0.4〜2mm
で、一列又は二列以上ノズルを配列したノズルプレート
から、圧力0.98〜29.4MPa、好適には4.9
〜19.6MPaの流体を噴出する。このような流体流
は、1回又は2回以上、繊維ウエブの両面又は片面から
噴出する。この流体を噴出する場合、繊維ウエブを支持
する支持体として、線径0.25mm以上で、40メッ
シュよりも目の粗いネット、又はこのネットに相当する
多孔板を使用する。このような支持体に載せた繊維ウエ
ブに流体流を噴出すると、支持体の非開孔部上に存在し
ていた繊維が流体によって押し退けられて開孔不織布が
形成される。このようにして形成される開孔不織布は、
構成繊維同士が絡合した繊維束が交差し、この交差点に
おいても、繊維束同士が絡合したものである。
【0022】なお、上述のような線径が大きく、目の粗
い支持体を使用すれば、開孔不織布を形成できるが、開
孔不織布の絡合度合をより向上させて、寸法安定性によ
り優れたものとするため、線径が大きく、目の粗い支持
体上で処理する前に、より線径が小さく、より目の細か
い支持体を使用して流体流を作用させたり、ニードルを
作用させて絡合しておくのがより好ましい。
い支持体を使用すれば、開孔不織布を形成できるが、開
孔不織布の絡合度合をより向上させて、寸法安定性によ
り優れたものとするため、線径が大きく、目の粗い支持
体上で処理する前に、より線径が小さく、より目の細か
い支持体を使用して流体流を作用させたり、ニードルを
作用させて絡合しておくのがより好ましい。
【0023】また、上述のような線径が大きく、目の粗
い支持体上で処理して、開孔不織布を形成した後に、更
に、線径がより大きく、目のより粗い支持体上で処理す
ると、開孔不織布を構成している繊維束から繊維が分離
し、再度絡合して、繊維同士が絡合した大きな繊維束
と、繊維同士が絡合した小さな繊維束が交差し、この交
差点においても絡合した開孔不織布を形成できる。この
大小の絡合繊維束を有する開孔不織布も本発明におい
て、好適に使用できる。
い支持体上で処理して、開孔不織布を形成した後に、更
に、線径がより大きく、目のより粗い支持体上で処理す
ると、開孔不織布を構成している繊維束から繊維が分離
し、再度絡合して、繊維同士が絡合した大きな繊維束
と、繊維同士が絡合した小さな繊維束が交差し、この交
差点においても絡合した開孔不織布を形成できる。この
大小の絡合繊維束を有する開孔不織布も本発明におい
て、好適に使用できる。
【0024】このようにして得られる本発明の凹凸不織
布の面密度は、感光塗膜層除去作業中における、感光塗
膜層の厚さの減少に追従できるように、また、感光塗膜
層を除去する際に、溶剤を含ませるのが好ましいため、
溶剤の保持性に優れるように、30g/m2以上である
のが好ましく、除去テープを紙管などに巻回する場合、
同一直径で除去テープの巻き長さを長くできるように、
400g/m2以下であるのが好ましく、60〜300
g/m2であるのがより好ましい。また、厚さは0.1
〜2.0mmであるのが好ましい。
布の面密度は、感光塗膜層除去作業中における、感光塗
膜層の厚さの減少に追従できるように、また、感光塗膜
層を除去する際に、溶剤を含ませるのが好ましいため、
溶剤の保持性に優れるように、30g/m2以上である
のが好ましく、除去テープを紙管などに巻回する場合、
同一直径で除去テープの巻き長さを長くできるように、
400g/m2以下であるのが好ましく、60〜300
g/m2であるのがより好ましい。また、厚さは0.1
〜2.0mmであるのが好ましい。
【0025】本発明の除去テープは、上述のような凹凸
不織布を少なくとも片面に有しているため、この凹凸不
織布の凹凸面を感光塗膜層と接触させれば、効率的に感
光塗膜層をきれいに除去することができる。なお、除去
テープの両面とも凹凸不織布からなれば、両面で感光塗
膜層を除去できたり、片面で感光塗膜層を除去し、他面
で溶剤を除去できる、という特長がある。また、凹凸不
織布単体からなっていても良い。
不織布を少なくとも片面に有しているため、この凹凸不
織布の凹凸面を感光塗膜層と接触させれば、効率的に感
光塗膜層をきれいに除去することができる。なお、除去
テープの両面とも凹凸不織布からなれば、両面で感光塗
膜層を除去できたり、片面で感光塗膜層を除去し、他面
で溶剤を除去できる、という特長がある。また、凹凸不
織布単体からなっていても良い。
【0026】この凹凸不織布以外の層として、凹凸不織
布とは別の不織布層を1層以上有することができる。こ
の場合、不織布全体(凹凸不織布と別の不織布の和)の
面密度をより高く、しかも厚さをより厚くすることがで
きるため、溶剤を含ませた状態で感光塗膜層を除去する
場合に、溶剤の保持量を多くすることができ、感光ドラ
ムへの溶剤の供給量を増やすことができる結果、感光塗
膜層の除去速度を速くすることができ、除去時間を短縮
できるという特長がある。この場合、不織布全体の面密
度は80〜500g/m2、厚さ0.4〜2.5mmで
あるのが好ましい。
布とは別の不織布層を1層以上有することができる。こ
の場合、不織布全体(凹凸不織布と別の不織布の和)の
面密度をより高く、しかも厚さをより厚くすることがで
きるため、溶剤を含ませた状態で感光塗膜層を除去する
場合に、溶剤の保持量を多くすることができ、感光ドラ
ムへの溶剤の供給量を増やすことができる結果、感光塗
膜層の除去速度を速くすることができ、除去時間を短縮
できるという特長がある。この場合、不織布全体の面密
度は80〜500g/m2、厚さ0.4〜2.5mmで
あるのが好ましい。
【0027】以下、別の不織布層が1層である場合を例
に説明すると、この別の不織布(以下、「第2不織布」
という)としては、凹凸不織布を構成する繊維と同様の
繊維(好適には繊維径10μm以下、より好適には8μ
m以下、最も好適には6μm以下の極細繊維を発生でき
る分割性繊維)を使用し、例えば、カード法、エアレイ
法、メルトブロー法、スパンボンド法などの乾式法や、
湿式法により繊維ウエブを形成した後、水流やニードル
によって絡合したもの、構成する繊維を部分的又は全面
的に融着したもの、バインダーによって部分的に又は全
体的に接着したものなどを使用できる。本発明の除去テ
ープを溶剤を含ませた状態で使用する場合、繊維の溶剤
に対する影響のみを考慮すれば良い水流やニードルによ
って絡合した不織布や、繊維を部分的に融着した不織布
が好ましい。なお、繊維ウエブを構成する繊維を全面的
に融着したフィルム状物や、バインダーによって全面的
に接着した第2不織布は、後述のように除去テープの補
強層としても作用するため、好適な実施態様である。
に説明すると、この別の不織布(以下、「第2不織布」
という)としては、凹凸不織布を構成する繊維と同様の
繊維(好適には繊維径10μm以下、より好適には8μ
m以下、最も好適には6μm以下の極細繊維を発生でき
る分割性繊維)を使用し、例えば、カード法、エアレイ
法、メルトブロー法、スパンボンド法などの乾式法や、
湿式法により繊維ウエブを形成した後、水流やニードル
によって絡合したもの、構成する繊維を部分的又は全面
的に融着したもの、バインダーによって部分的に又は全
体的に接着したものなどを使用できる。本発明の除去テ
ープを溶剤を含ませた状態で使用する場合、繊維の溶剤
に対する影響のみを考慮すれば良い水流やニードルによ
って絡合した不織布や、繊維を部分的に融着した不織布
が好ましい。なお、繊維ウエブを構成する繊維を全面的
に融着したフィルム状物や、バインダーによって全面的
に接着した第2不織布は、後述のように除去テープの補
強層としても作用するため、好適な実施態様である。
【0028】このような凹凸不織布と第2不織布とを積
層一体化する方法としては、例えば、凹凸不織布及び/
又は第2不織布を構成する繊維として熱可塑性繊維を含
んでいる場合、凹凸不織布と第2不織布とを積層した
後、熱カレンダー、高温ドライヤー、或はエンボス処理
や超音波処理により、凹凸不織布及び/又は第2不織布
を構成する熱可塑性繊維を融着して一体化することがで
きる。また、凹凸不織布及び第2不織布が構成する繊維
として熱可塑性繊維を含んでいない場合には、熱可塑性
繊維を含む繊維シートを凹凸不織布と第2不織布との間
に介在させた後、熱カレンダー、高温ドライヤー、或は
エンボス処理や超音波処理により、熱可塑性繊維を融着
して一体化することができる。
層一体化する方法としては、例えば、凹凸不織布及び/
又は第2不織布を構成する繊維として熱可塑性繊維を含
んでいる場合、凹凸不織布と第2不織布とを積層した
後、熱カレンダー、高温ドライヤー、或はエンボス処理
や超音波処理により、凹凸不織布及び/又は第2不織布
を構成する熱可塑性繊維を融着して一体化することがで
きる。また、凹凸不織布及び第2不織布が構成する繊維
として熱可塑性繊維を含んでいない場合には、熱可塑性
繊維を含む繊維シートを凹凸不織布と第2不織布との間
に介在させた後、熱カレンダー、高温ドライヤー、或は
エンボス処理や超音波処理により、熱可塑性繊維を融着
して一体化することができる。
【0029】なお、凹凸不織布を形成する前の熱可塑性
繊維を含む不織布(つまり、表面が平滑な不織布)と第
2不織布とを積層し、エンボス処理や超音波処理によ
り、部分的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一
体化することができる。この場合、第2不織布を構成す
る繊維として、熱可塑性繊維を含んでいると、第2不織
布も凹凸を有する不織布となる。このように、凹凸不織
布を形成すると同時に一体化すると、面密度がより高
く、厚さのより厚いものを形成できるので、好適な実施
態様である。なお、凹凸不織布を形成する前の熱可塑性
繊維を含む不織布と第2不織布とを、エンボスロールと
スムースロールとの間を通すことにより、凹凸不織布を
形成すると同時に一体化する場合、凹凸不織布が毛羽立
たないように、凹凸不織布となる不織布がスムースロー
ルと接触するようにして、エンボスロールとスムースロ
ールとの間を通すのが好ましい。
繊維を含む不織布(つまり、表面が平滑な不織布)と第
2不織布とを積層し、エンボス処理や超音波処理によ
り、部分的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一
体化することができる。この場合、第2不織布を構成す
る繊維として、熱可塑性繊維を含んでいると、第2不織
布も凹凸を有する不織布となる。このように、凹凸不織
布を形成すると同時に一体化すると、面密度がより高
く、厚さのより厚いものを形成できるので、好適な実施
態様である。なお、凹凸不織布を形成する前の熱可塑性
繊維を含む不織布と第2不織布とを、エンボスロールと
スムースロールとの間を通すことにより、凹凸不織布を
形成すると同時に一体化する場合、凹凸不織布が毛羽立
たないように、凹凸不織布となる不織布がスムースロー
ルと接触するようにして、エンボスロールとスムースロ
ールとの間を通すのが好ましい。
【0030】更に、この凹凸不織布以外の層として、例
えば、糸、ネット、平織、綾織、朱子織などの織物、前
述のような熱可塑性繊維で固定した不織布(以下、「補
強不織布」という)や熱可塑性繊維で固定した編織物
(以下、「補強編織物」という)などのフィルム状物、
或はフィルムなどの補強層を有していると、形態安定性
により優れており、幅引きが生じず、感光塗膜層を正確
に除去することができるので、好適な実施態様である。
また、補強層によって凹凸不織布構成繊維が固定され、
感光塗膜層を除去する際の摩擦によって、繊維が脱落し
にくくなる、という特長も生じる。
えば、糸、ネット、平織、綾織、朱子織などの織物、前
述のような熱可塑性繊維で固定した不織布(以下、「補
強不織布」という)や熱可塑性繊維で固定した編織物
(以下、「補強編織物」という)などのフィルム状物、
或はフィルムなどの補強層を有していると、形態安定性
により優れており、幅引きが生じず、感光塗膜層を正確
に除去することができるので、好適な実施態様である。
また、補強層によって凹凸不織布構成繊維が固定され、
感光塗膜層を除去する際の摩擦によって、繊維が脱落し
にくくなる、という特長も生じる。
【0031】これらの中でも、フィルム又はフィルム状
物からなる補強層を有していると、好適な実施態様であ
る溶剤を使用して感光塗膜層を除去する際に、溶剤の発
散を抑制でき、より少量の溶剤で感光塗膜層を除去でき
るので、好適である。なお、凹凸不織布が両面を構成し
ており、中間にフィルム層又はフィルム状物層を有して
いる場合には、凹凸不織布間がフィルム層又はフィルム
状物層によって隔離されており、片面の凹凸不織布によ
り感光塗膜層を除去しても、他面の凹凸不織布は汚染さ
れないため、両面の凹凸不織布によって感光塗膜層を除
去したり、感光塗膜層の除去と溶剤の除去とを行うこと
が可能である、という特長も生じる。
物からなる補強層を有していると、好適な実施態様であ
る溶剤を使用して感光塗膜層を除去する際に、溶剤の発
散を抑制でき、より少量の溶剤で感光塗膜層を除去でき
るので、好適である。なお、凹凸不織布が両面を構成し
ており、中間にフィルム層又はフィルム状物層を有して
いる場合には、凹凸不織布間がフィルム層又はフィルム
状物層によって隔離されており、片面の凹凸不織布によ
り感光塗膜層を除去しても、他面の凹凸不織布は汚染さ
れないため、両面の凹凸不織布によって感光塗膜層を除
去したり、感光塗膜層の除去と溶剤の除去とを行うこと
が可能である、という特長も生じる。
【0032】このフィルム層としては、例えば、ポリエ
ステルフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、
ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、セルロイドフ
ィルムなどを使用できる。これらの中でも、ポリエステ
ルフィルムやポリプロピレンフィルムは耐溶剤性及び加
工性に優れているため、好適に使用できる。このフィル
ムは幅引きを抑えることができるように、厚さが15μ
m以上であるのが好ましい。
ステルフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィル
ム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、
ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、セルロイドフ
ィルムなどを使用できる。これらの中でも、ポリエステ
ルフィルムやポリプロピレンフィルムは耐溶剤性及び加
工性に優れているため、好適に使用できる。このフィル
ムは幅引きを抑えることができるように、厚さが15μ
m以上であるのが好ましい。
【0033】このようなフィルムと凹凸不織布とを一体
化する方法としては、例えば、溶融押出ししたフィルム
を直ちに凹凸不織布と積層して(必要であれば加圧す
る)一体化する方法、凹凸不織布とフィルムとを積層し
た後、フィルムを加熱溶融させて一体化する方法、凹凸
不織布を構成する繊維として、熱可塑性繊維を混合して
おいて、又は熱可塑性繊維からなる繊維シートを凹凸不
織布とフィルムとの間に介在させて、この熱可塑性繊維
の融着によりフィルムと凹凸不織布とを一体化する方
法、或は凹凸不織布を形成する前の不織布とフィルムと
を積層した後、エンボス処理や超音波処理により、部分
的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一体化する
方法などがある。なお、凹凸不織布とは別の不織布を有
する場合も同様にして一体化することができる。
化する方法としては、例えば、溶融押出ししたフィルム
を直ちに凹凸不織布と積層して(必要であれば加圧す
る)一体化する方法、凹凸不織布とフィルムとを積層し
た後、フィルムを加熱溶融させて一体化する方法、凹凸
不織布を構成する繊維として、熱可塑性繊維を混合して
おいて、又は熱可塑性繊維からなる繊維シートを凹凸不
織布とフィルムとの間に介在させて、この熱可塑性繊維
の融着によりフィルムと凹凸不織布とを一体化する方
法、或は凹凸不織布を形成する前の不織布とフィルムと
を積層した後、エンボス処理や超音波処理により、部分
的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一体化する
方法などがある。なお、凹凸不織布とは別の不織布を有
する場合も同様にして一体化することができる。
【0034】これらの中でも、溶融押出ししたフィルム
を直ちに凹凸不織布と積層する方法は、凹凸不織布とフ
ィルム層との接着力が強いので、好適な方法である。な
お、熱可塑性繊維からなる繊維シートを凹凸不織布とフ
ィルムとの間に介在させる場合には、凹凸不織布による
感光塗膜層の除去性及び保持性が低下しないように、凹
凸不織布を構成する繊維を融着させないようにするのが
好ましい。また、凹凸不織布を形成すると同時に一体化
する方法であると、面密度が高く、厚さのある除去テー
プを形成できるので好適な実施態様である。
を直ちに凹凸不織布と積層する方法は、凹凸不織布とフ
ィルム層との接着力が強いので、好適な方法である。な
お、熱可塑性繊維からなる繊維シートを凹凸不織布とフ
ィルムとの間に介在させる場合には、凹凸不織布による
感光塗膜層の除去性及び保持性が低下しないように、凹
凸不織布を構成する繊維を融着させないようにするのが
好ましい。また、凹凸不織布を形成すると同時に一体化
する方法であると、面密度が高く、厚さのある除去テー
プを形成できるので好適な実施態様である。
【0035】他方、フィルム状物層としては、例えば、
6ナイロン繊維、66ナイロン繊維などのポリアミド系
繊維、未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維、未延伸
ポリブチレンテレフタレート繊維などのポリエステル系
繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレンなどのポリオ
レフィン系繊維などの合成繊維、或は2成分以上の樹脂
成分からなり、少なくとも繊維表面の一部を構成する樹
脂成分が熱可塑性である複合繊維を含む補強不織布や補
強編織物を、熱可塑性樹脂成分で融着固定したものを使
用できる。これら熱可塑性繊維の中でも、未延伸ポリエ
チレンテレフタレート繊維は耐溶剤性に優れ、融着力が
強く、しかも寸法安定性にも優れているため、好適に使
用できる。
6ナイロン繊維、66ナイロン繊維などのポリアミド系
繊維、未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維、未延伸
ポリブチレンテレフタレート繊維などのポリエステル系
繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレンなどのポリオ
レフィン系繊維などの合成繊維、或は2成分以上の樹脂
成分からなり、少なくとも繊維表面の一部を構成する樹
脂成分が熱可塑性である複合繊維を含む補強不織布や補
強編織物を、熱可塑性樹脂成分で融着固定したものを使
用できる。これら熱可塑性繊維の中でも、未延伸ポリエ
チレンテレフタレート繊維は耐溶剤性に優れ、融着力が
強く、しかも寸法安定性にも優れているため、好適に使
用できる。
【0036】この複合繊維としては、例えば、2成分か
らなる場合、低融点ポリプロピレン/ポリプロピレン、
低融点ポリエステル/ポリエステル、6ナイロン/66
ナイロン、低融点ポリアミド/6ナイロン、ポリエチレ
ン/ポリプロピレン、6ナイロン/ポリエステルなどの
樹脂成分の組み合わせがある。また、複合繊維の断面形
状としては、例えば、芯鞘型、偏芯型、サイドバイサイ
ド型のものを使用できる。
らなる場合、低融点ポリプロピレン/ポリプロピレン、
低融点ポリエステル/ポリエステル、6ナイロン/66
ナイロン、低融点ポリアミド/6ナイロン、ポリエチレ
ン/ポリプロピレン、6ナイロン/ポリエステルなどの
樹脂成分の組み合わせがある。また、複合繊維の断面形
状としては、例えば、芯鞘型、偏芯型、サイドバイサイ
ド型のものを使用できる。
【0037】このようなフィルム状物と凹凸不織布とを
一体化する方法としては、例えば、熱可塑性繊維を含む
繊維ウエブと凹凸不織布とを積層した後、熱カレンダー
や高温ドライヤーで繊維ウエブ中の熱可塑性繊維を融着
して、フィルム状物を形成すると同時に凹凸不織布と一
体化したり、熱可塑性繊維を含む補強不織布や補強編織
物と凹凸不織布とを積層した後、熱カレンダーや高温ド
ライヤーで熱可塑性繊維を融着して、凹凸不織布と補強
不織布とを一体化する方法、或は凹凸不織布を形成する
前の不織布と可塑性繊維を含む補強不織布や補強編織物
とを積層した後、エンボス処理や超音波処理等により、
部分的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一体化
する方法などがある。なお、凹凸不織布とは別の不織布
を有する場合も同様にして一体化することができる。
一体化する方法としては、例えば、熱可塑性繊維を含む
繊維ウエブと凹凸不織布とを積層した後、熱カレンダー
や高温ドライヤーで繊維ウエブ中の熱可塑性繊維を融着
して、フィルム状物を形成すると同時に凹凸不織布と一
体化したり、熱可塑性繊維を含む補強不織布や補強編織
物と凹凸不織布とを積層した後、熱カレンダーや高温ド
ライヤーで熱可塑性繊維を融着して、凹凸不織布と補強
不織布とを一体化する方法、或は凹凸不織布を形成する
前の不織布と可塑性繊維を含む補強不織布や補強編織物
とを積層した後、エンボス処理や超音波処理等により、
部分的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一体化
する方法などがある。なお、凹凸不織布とは別の不織布
を有する場合も同様にして一体化することができる。
【0038】これらの中でも、熱カレンダーで熱可塑性
繊維を融着させる方法は、熱可塑性繊維を強く融着させ
ることができ、寸法安定性により優れた除去テープとす
ることができるため、より好適な方法である。なお、い
ずれの場合も、凹凸不織布による感光塗膜層の除去性及
び保持性を低下させないように、凹凸不織布を構成する
繊維が融着しないようにするのが好ましい。また、部分
的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一体化する
方法であると、面密度が高く、厚さのある除去テープを
形成できるので好適な実施態様である。
繊維を融着させる方法は、熱可塑性繊維を強く融着させ
ることができ、寸法安定性により優れた除去テープとす
ることができるため、より好適な方法である。なお、い
ずれの場合も、凹凸不織布による感光塗膜層の除去性及
び保持性を低下させないように、凹凸不織布を構成する
繊維が融着しないようにするのが好ましい。また、部分
的に融着した凹凸不織布を形成すると同時に一体化する
方法であると、面密度が高く、厚さのある除去テープを
形成できるので好適な実施態様である。
【0039】なお、本発明の除去テープが凹凸不織布
と、凹凸不織布とは別の不織布層と、フィルム層又はフ
ィルム状物層とを有する場合には、不織布全体の面密度
が高く、厚さが厚くなるように、凹凸不織布、凹凸不織
布とは別の不織布層、フィルム層又はフィルム状物層の
順に積層するのが好ましい。
と、凹凸不織布とは別の不織布層と、フィルム層又はフ
ィルム状物層とを有する場合には、不織布全体の面密度
が高く、厚さが厚くなるように、凹凸不織布、凹凸不織
布とは別の不織布層、フィルム層又はフィルム状物層の
順に積層するのが好ましい。
【0040】本発明の除去テープの製造方法としては、
凹凸不織布として凹凸不織布、平滑な不織布、或は繊維
ウエブ、凹凸不織布とは別の不織布として不織布又は繊
維ウエブ、フィルム又はフィルム状物としてフィルム又
はフィルム状物形成前のもの、を適宜組み合わせて形成
することができる。例えば、凹凸不織布として平滑な不
織布、凹凸不織布とは別の不織布として不織布、及びフ
ィルムを順に積層し、エンボス処理や超音波処理などに
より、部分的に融着して凹凸不織布を形成すると同時に
一体化したり、凹凸不織布として繊維ウエブ、凹凸不織
布とは別の不織布として繊維ウエブ、及びフィルムを順
に積層し、エンボス処理や超音波処理などにより、部分
的に融着して凹凸不織布を形成すると同時に一体化して
形成することができる。
凹凸不織布として凹凸不織布、平滑な不織布、或は繊維
ウエブ、凹凸不織布とは別の不織布として不織布又は繊
維ウエブ、フィルム又はフィルム状物としてフィルム又
はフィルム状物形成前のもの、を適宜組み合わせて形成
することができる。例えば、凹凸不織布として平滑な不
織布、凹凸不織布とは別の不織布として不織布、及びフ
ィルムを順に積層し、エンボス処理や超音波処理などに
より、部分的に融着して凹凸不織布を形成すると同時に
一体化したり、凹凸不織布として繊維ウエブ、凹凸不織
布とは別の不織布として繊維ウエブ、及びフィルムを順
に積層し、エンボス処理や超音波処理などにより、部分
的に融着して凹凸不織布を形成すると同時に一体化して
形成することができる。
【0041】本発明の除去テープは、上述のようにして
形成した凹凸不織布を、少なくとも片面に有する(好適
には、別の不織布層及び/又は補強層を有する)シート
を、幅10〜30mm程度に裁断したものである。この
除去テープの一端を紙管などに固定した後に巻回し、こ
の除去テープの他端を別の紙管などに固定すれば、紙管
などから順次除去テープを巻き出し、常に新しい除去テ
ープを感光塗膜層に接触させて、感光塗膜層を除去する
ことができるので、好適な実施態様である。
形成した凹凸不織布を、少なくとも片面に有する(好適
には、別の不織布層及び/又は補強層を有する)シート
を、幅10〜30mm程度に裁断したものである。この
除去テープの一端を紙管などに固定した後に巻回し、こ
の除去テープの他端を別の紙管などに固定すれば、紙管
などから順次除去テープを巻き出し、常に新しい除去テ
ープを感光塗膜層に接触させて、感光塗膜層を除去する
ことができるので、好適な実施態様である。
【0042】本発明の除去テープは、感光塗膜層を除去
できるように、凹凸不織布を感光塗膜層と接触させて使
用する。より好適には、凹凸不織布に感光塗膜層を溶解
可能な溶剤を含ませた状態で、回転する感光ドラムにお
ける感光塗膜層の端部に凹凸不織布を接触させて、感光
塗膜層を除去する。この溶剤としては、感光塗膜層の種
類によって異なるが、例えば、テトラヒドロフランや、
クロロホルムなどの塩素系溶剤を使用できる。
できるように、凹凸不織布を感光塗膜層と接触させて使
用する。より好適には、凹凸不織布に感光塗膜層を溶解
可能な溶剤を含ませた状態で、回転する感光ドラムにお
ける感光塗膜層の端部に凹凸不織布を接触させて、感光
塗膜層を除去する。この溶剤としては、感光塗膜層の種
類によって異なるが、例えば、テトラヒドロフランや、
クロロホルムなどの塩素系溶剤を使用できる。
【0043】本発明の除去テープを感光ドラムの回転方
向と反対方向に移動させると、感光塗膜層の除去性によ
り優れているため、好適な移動方向である。また、感光
ドラムの感光塗膜層の端部に接触させる方法は、例えば
図1に示すように、1つ又は2つ以上の加圧部材2によ
って加圧すれば良い。この除去テープ1は紙管などで巻
き取ったり(図1(a)(b)参照)、送りローラ6で
引き取った後に回収容器7に回収すれば良い(図1
(c)参照)。なお、除去テープの両面が凹凸不織布で
ある場合には、最初に使用した凹凸不織布と反対面の凹
凸不織布を使用して、同様に感光塗膜層を除去したり、
感光ドラム端部に残存する溶剤を除去することができ
る。
向と反対方向に移動させると、感光塗膜層の除去性によ
り優れているため、好適な移動方向である。また、感光
ドラムの感光塗膜層の端部に接触させる方法は、例えば
図1に示すように、1つ又は2つ以上の加圧部材2によ
って加圧すれば良い。この除去テープ1は紙管などで巻
き取ったり(図1(a)(b)参照)、送りローラ6で
引き取った後に回収容器7に回収すれば良い(図1
(c)参照)。なお、除去テープの両面が凹凸不織布で
ある場合には、最初に使用した凹凸不織布と反対面の凹
凸不織布を使用して、同様に感光塗膜層を除去したり、
感光ドラム端部に残存する溶剤を除去することができ
る。
【0044】以下に、本発明の除去テープの実施例を記
載するが、以下の実施例に限定されるものではない。
載するが、以下の実施例に限定されるものではない。
【0045】
(実施例1)図6(a)に示すような、扇形状のポリエ
ステル成分(A)を、繊維の中心から繊維表面に向かっ
て放射状に伸びるポリアミド成分(B)で8つに分割し
た菊花型の断面形状を有する、線密度0.22mg/
m、繊維長38mmの分割性繊維(ポリエステル成分か
らなる繊維径4.2μmで扇形状の極細繊維70mas
s%、ポリアミド成分からなる繊維径6.1μmで十字
形状の極細繊維15mass%、及びポリアミド成分か
らなる繊維径3.1μmで一字形状の極細繊維15ma
ss%に分割可能)100%をカーディングした一方向
性繊維ウエブと、この一方向性の繊維ウエブと同様に形
成した一方向性の繊維ウエブを、クロスレイヤーにより
交差させた交差繊維ウエブとを、1:4の質量比で積層
して積層繊維ウエブを形成した。
ステル成分(A)を、繊維の中心から繊維表面に向かっ
て放射状に伸びるポリアミド成分(B)で8つに分割し
た菊花型の断面形状を有する、線密度0.22mg/
m、繊維長38mmの分割性繊維(ポリエステル成分か
らなる繊維径4.2μmで扇形状の極細繊維70mas
s%、ポリアミド成分からなる繊維径6.1μmで十字
形状の極細繊維15mass%、及びポリアミド成分か
らなる繊維径3.1μmで一字形状の極細繊維15ma
ss%に分割可能)100%をカーディングした一方向
性繊維ウエブと、この一方向性の繊維ウエブと同様に形
成した一方向性の繊維ウエブを、クロスレイヤーにより
交差させた交差繊維ウエブとを、1:4の質量比で積層
して積層繊維ウエブを形成した。
【0046】次いで、この積層繊維ウエブを線径0.1
5mm、100メッシュのネット上に載置し、ノズル径
0.15mm、ピッチ0.6mmで一列に配列したノズ
ルプレートから、積層繊維ウエブの一方向性繊維ウエブ
側に2回、水圧9.3MPaの水流を噴出した後、積層
繊維ウエブを線径0.70mm、15メッシュのネット
上に載置し、同様のノズルプレートから、積層繊維ウエ
ブの交差繊維ウエブ側に1回、水圧14.7MPaの水
流を噴出して、分割性繊維を分割すると同時に絡合し、
面密度100g/m2、厚さ0.55mmの、繊維同士
が絡合した繊維束が交差し、この交差点においても、繊
維束同士が絡合した、開孔不織布を形成した。そして、
この開孔不織布を幅20mmに裁断して、除去テープを
形成した。
5mm、100メッシュのネット上に載置し、ノズル径
0.15mm、ピッチ0.6mmで一列に配列したノズ
ルプレートから、積層繊維ウエブの一方向性繊維ウエブ
側に2回、水圧9.3MPaの水流を噴出した後、積層
繊維ウエブを線径0.70mm、15メッシュのネット
上に載置し、同様のノズルプレートから、積層繊維ウエ
ブの交差繊維ウエブ側に1回、水圧14.7MPaの水
流を噴出して、分割性繊維を分割すると同時に絡合し、
面密度100g/m2、厚さ0.55mmの、繊維同士
が絡合した繊維束が交差し、この交差点においても、繊
維束同士が絡合した、開孔不織布を形成した。そして、
この開孔不織布を幅20mmに裁断して、除去テープを
形成した。
【0047】(実施例2)未延伸ポリエチレンテレフタ
レート繊維(線密度0.56mg/m、繊維長38m
m)40mass%と、延伸ポリエチレンテレフタレー
ト繊維(線密度0.17mg/m、繊維長38mm)6
0mass%とを混綿し、カーディングした一方向性繊
維ウエブを、実施例1と同様に形成した開孔不織布上に
積層し、次いで、温度200℃、線圧力78.4kN/
mの熱カレンダーロール間を通すことにより、未延伸ポ
リエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、開孔
不織布層と補強層(補強不織布)とを有する、面密度2
00g/m2、厚さ0.45mmの除去シートを形成し
た。そして、この除去シートを幅20mmに裁断して、
除去テープを形成した。
レート繊維(線密度0.56mg/m、繊維長38m
m)40mass%と、延伸ポリエチレンテレフタレー
ト繊維(線密度0.17mg/m、繊維長38mm)6
0mass%とを混綿し、カーディングした一方向性繊
維ウエブを、実施例1と同様に形成した開孔不織布上に
積層し、次いで、温度200℃、線圧力78.4kN/
mの熱カレンダーロール間を通すことにより、未延伸ポ
リエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、開孔
不織布層と補強層(補強不織布)とを有する、面密度2
00g/m2、厚さ0.45mmの除去シートを形成し
た。そして、この除去シートを幅20mmに裁断して、
除去テープを形成した。
【0048】(実施例3)実施例1と同様に形成した開
孔不織布上に、溶融押出しした厚さ0.05mmのポリ
プロピレンフィルムを積層し、直ちに、線圧力58.8
kN/mのカレンダーロール間を通して、開孔不織布層
と補強層(フィルム)とを有する、面密度145g/m
2、厚さ0.45mmの除去シートを形成した。そし
て、この除去シートを幅20mmに裁断して、除去テー
プを形成した。
孔不織布上に、溶融押出しした厚さ0.05mmのポリ
プロピレンフィルムを積層し、直ちに、線圧力58.8
kN/mのカレンダーロール間を通して、開孔不織布層
と補強層(フィルム)とを有する、面密度145g/m
2、厚さ0.45mmの除去シートを形成した。そし
て、この除去シートを幅20mmに裁断して、除去テー
プを形成した。
【0049】(実施例4)線密度0.56mg/m、繊
維長38mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維
40mass%と、線密度0.17mg/m、繊維長3
8mmの延伸ポリエチレンテレフタレート繊維60ma
ss%とを混綿し、カーディングした一方向性繊維ウエ
ブと、この一方向性繊維ウエブと同様に形成した一方向
性繊維ウエブをクロスレイヤーにより交差させた交差繊
維ウエブとを、1:4の重量比で積層して、面密度60
g/m2の積層繊維ウエブを形成した。
維長38mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維
40mass%と、線密度0.17mg/m、繊維長3
8mmの延伸ポリエチレンテレフタレート繊維60ma
ss%とを混綿し、カーディングした一方向性繊維ウエ
ブと、この一方向性繊維ウエブと同様に形成した一方向
性繊維ウエブをクロスレイヤーにより交差させた交差繊
維ウエブとを、1:4の重量比で積層して、面密度60
g/m2の積層繊維ウエブを形成した。
【0050】次いで、この積層繊維ウエブを、スムース
ロールと、ダイヤ形状を有し、1つの面積が0.6mm
2の凸部が千鳥状に配置されたエンボスロールとの間
(温度200℃、線圧力98kN/m)を通す(交差繊
維ウエブ側がスムースロールと接触)ことにより、繊維
同士を部分的に融着(融着総面積が全体の25%)させ
て、凹凸構造を有する、面密度60g/m2、凸部(非
融着部)の厚さ0.35mmの凹凸不織布を形成した。
ロールと、ダイヤ形状を有し、1つの面積が0.6mm
2の凸部が千鳥状に配置されたエンボスロールとの間
(温度200℃、線圧力98kN/m)を通す(交差繊
維ウエブ側がスムースロールと接触)ことにより、繊維
同士を部分的に融着(融着総面積が全体の25%)させ
て、凹凸構造を有する、面密度60g/m2、凸部(非
融着部)の厚さ0.35mmの凹凸不織布を形成した。
【0051】他方、線密度0.56mg/m、繊維長3
8mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維40m
ass%と、線密度0.17mg/m、繊維長38mm
の延伸ポリエチレンテレフタレート繊維60mass%
とを混綿し、カーディングした面密度100g/m2の
一方向性繊維ウエブを、温度200℃、線圧78.4k
N/mの熱カレンダーロール間を通すことにより、未延
伸ポリエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、
面密度100g/m2、0.2mmの補強不織布を形成
した。
8mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維40m
ass%と、線密度0.17mg/m、繊維長38mm
の延伸ポリエチレンテレフタレート繊維60mass%
とを混綿し、カーディングした面密度100g/m2の
一方向性繊維ウエブを、温度200℃、線圧78.4k
N/mの熱カレンダーロール間を通すことにより、未延
伸ポリエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、
面密度100g/m2、0.2mmの補強不織布を形成
した。
【0052】次いで、凹凸不織布の一方向性繊維ウエブ
側上に、共重合ポリアミド(融点110℃)からなるク
モの巣状ウエブを積層し、更に、このクモの巣状ウエブ
の上に補強不織布を積層した後、温度120℃、圧力
9.8Nのローラープレス間を通して、クモの巣状ウエ
ブのみを融着させることにより、凹凸不織布層と補強層
(補強不織布)とを有する、面密度180g/m2、厚
さ0.55mmの除去シートを形成した。そして、この
除去シートを幅20mmに裁断して、除去テープを形成
した。
側上に、共重合ポリアミド(融点110℃)からなるク
モの巣状ウエブを積層し、更に、このクモの巣状ウエブ
の上に補強不織布を積層した後、温度120℃、圧力
9.8Nのローラープレス間を通して、クモの巣状ウエ
ブのみを融着させることにより、凹凸不織布層と補強層
(補強不織布)とを有する、面密度180g/m2、厚
さ0.55mmの除去シートを形成した。そして、この
除去シートを幅20mmに裁断して、除去テープを形成
した。
【0053】(実施例5)実施例1と同様に形成した積
層繊維ウエブを、線径0.15mm、100メッシュの
ネット上に載置し、ノズル径0.15mm、ピッチ0.
6mmで一列に配列したノズルプレートから、積層繊維
ウエブの両側に交互に2回づつ、水圧9.3MPaの水
流を噴出して、分割性繊維を分割すると同時に絡合し、
面密度100g/m2、厚さ0.50mmの開孔部のな
い絡合不織布を形成した。
層繊維ウエブを、線径0.15mm、100メッシュの
ネット上に載置し、ノズル径0.15mm、ピッチ0.
6mmで一列に配列したノズルプレートから、積層繊維
ウエブの両側に交互に2回づつ、水圧9.3MPaの水
流を噴出して、分割性繊維を分割すると同時に絡合し、
面密度100g/m2、厚さ0.50mmの開孔部のな
い絡合不織布を形成した。
【0054】この絡合不織布と実施例4と同様にして形
成した面密度100g/m2、0.2mmの補強不織布
とを積層した後、スムースロールと、ダイヤ形状を有
し、1つの面積が0.6mm2の凸部が千鳥状に配置さ
れたエンボスロールとの間(温度200℃、線圧力98
N/m)を通す(絡合不織布側がスムースロールと接
触)ことにより、繊維同士を部分的に融着(融着総面積
が全体の25%)させて、凹凸構造を有する、面密度2
00g/m2、凸部(非融着部)の厚さ0.6mmの除
去シートを形成した。そして、この除去シートを幅20
mmに裁断して、除去テープを形成した。
成した面密度100g/m2、0.2mmの補強不織布
とを積層した後、スムースロールと、ダイヤ形状を有
し、1つの面積が0.6mm2の凸部が千鳥状に配置さ
れたエンボスロールとの間(温度200℃、線圧力98
N/m)を通す(絡合不織布側がスムースロールと接
触)ことにより、繊維同士を部分的に融着(融着総面積
が全体の25%)させて、凹凸構造を有する、面密度2
00g/m2、凸部(非融着部)の厚さ0.6mmの除
去シートを形成した。そして、この除去シートを幅20
mmに裁断して、除去テープを形成した。
【0055】(実施例6)実施例1と同様に形成した積
層繊維ウエブを、線径0.15mm、100メッシュの
ネット上に載置し、ノズル径0.15mm、ピッチ0.
6mmで一列に配列したノズルプレートから、積層繊維
ウエブの両側に交互に2回づつ、水圧9.3MPaの水
流を噴出して、分割性繊維を分割すると同時に絡合し、
面密度85g/m2、厚さ0.4mmの開孔部のない絡
合不織布を2枚形成した。
層繊維ウエブを、線径0.15mm、100メッシュの
ネット上に載置し、ノズル径0.15mm、ピッチ0.
6mmで一列に配列したノズルプレートから、積層繊維
ウエブの両側に交互に2回づつ、水圧9.3MPaの水
流を噴出して、分割性繊維を分割すると同時に絡合し、
面密度85g/m2、厚さ0.4mmの開孔部のない絡
合不織布を2枚形成した。
【0056】他方、線密度0.56mg/m、繊維長3
8mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維40m
ass%と、線密度0.17mg/m、繊維長38mm
の延伸ポリエチレンテレフタレート繊維60mass%
とを混綿し、カーディングした面密度100g/m2の
一方向性繊維ウエブを、温度200℃、線圧78.4k
N/mの熱カレンダーロール間を通すことにより、未延
伸ポリエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、
面密度100g/m2、0.2mmの補強不織布を形成
した。
8mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維40m
ass%と、線密度0.17mg/m、繊維長38mm
の延伸ポリエチレンテレフタレート繊維60mass%
とを混綿し、カーディングした面密度100g/m2の
一方向性繊維ウエブを、温度200℃、線圧78.4k
N/mの熱カレンダーロール間を通すことにより、未延
伸ポリエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、
面密度100g/m2、0.2mmの補強不織布を形成
した。
【0057】次に、絡合不織布Aの一方向性繊維ウエブ
側と、もう1枚の絡合不織布Bの交差繊維ウエブ側とが
接触するように積層し、更に絡合不織布Bの一方向性繊
維ウエブ上に補強不織布を順に積層した。その後、一辺
の長さが25.7mmの仮想正方形の頂点に、一辺が2
mmの正方形の凸部が配置され、この仮想正方形の各々
の辺上に、1mm×2mmの長方形の凸部がそれぞれ4
個配置されたエンボスロールと、超音波を発生させるホ
ーンとの間を、絡合不織布Aの交差繊維ウエブ側を前記
エンボスロールと接触させながら通過させることによ
り、前記エンボスロールの凸部との接触箇所を部分的に
融着(融着総面積が全体の3.6%)させて、凹凸構造
を有する、面密度270g/m2、凸部(非融着部)の
厚さ1.0mmの除去シートを形成した。そして、この
除去シートを幅20mmに裁断して、除去テープを形成
した。
側と、もう1枚の絡合不織布Bの交差繊維ウエブ側とが
接触するように積層し、更に絡合不織布Bの一方向性繊
維ウエブ上に補強不織布を順に積層した。その後、一辺
の長さが25.7mmの仮想正方形の頂点に、一辺が2
mmの正方形の凸部が配置され、この仮想正方形の各々
の辺上に、1mm×2mmの長方形の凸部がそれぞれ4
個配置されたエンボスロールと、超音波を発生させるホ
ーンとの間を、絡合不織布Aの交差繊維ウエブ側を前記
エンボスロールと接触させながら通過させることによ
り、前記エンボスロールの凸部との接触箇所を部分的に
融着(融着総面積が全体の3.6%)させて、凹凸構造
を有する、面密度270g/m2、凸部(非融着部)の
厚さ1.0mmの除去シートを形成した。そして、この
除去シートを幅20mmに裁断して、除去テープを形成
した。
【0058】(比較例1)実施例5と同様に形成した面
密度100g/m2、厚さ0.50mmの開孔部のない
絡合不織布を形成した。そして、この絡合不織布を幅2
0mmに裁断して、除去テープを形成した。
密度100g/m2、厚さ0.50mmの開孔部のない
絡合不織布を形成した。そして、この絡合不織布を幅2
0mmに裁断して、除去テープを形成した。
【0059】(比較例2)実施例2と同様にして形成し
た一方向性繊維ウエブを、比較例1と同様に形成した絡
合不織布上に積層し、次いで、温度200℃、線圧力7
8.4kN/mの熱カレンダーロール間を通し、未延伸
ポリエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、不
織布層と補強層(補強不織布)とを有する、面密度20
0g/m2、厚さ0.40mmの除去シートを形成し
た。そして、この除去シートを幅20mmに裁断して、
除去テープを形成した。
た一方向性繊維ウエブを、比較例1と同様に形成した絡
合不織布上に積層し、次いで、温度200℃、線圧力7
8.4kN/mの熱カレンダーロール間を通し、未延伸
ポリエチレンテレフタレート繊維のみを融着させて、不
織布層と補強層(補強不織布)とを有する、面密度20
0g/m2、厚さ0.40mmの除去シートを形成し
た。そして、この除去シートを幅20mmに裁断して、
除去テープを形成した。
【0060】(比較例3)比較例1と同様に形成した絡
合不織布上に、溶融押出しした厚さ0.05mmのポリ
プロピレンフィルムを積層し、直ちに、線圧力58.8
kN/mのカレンダーロール間を通して、不織布層と補
強層(フィルム)とを有する、面密度145g/m2、
厚さ0.40mmの除去シートを形成した。そして、こ
の除去シートを幅20mmに裁断して、除去テープを形
成した。
合不織布上に、溶融押出しした厚さ0.05mmのポリ
プロピレンフィルムを積層し、直ちに、線圧力58.8
kN/mのカレンダーロール間を通して、不織布層と補
強層(フィルム)とを有する、面密度145g/m2、
厚さ0.40mmの除去シートを形成した。そして、こ
の除去シートを幅20mmに裁断して、除去テープを形
成した。
【0061】(感光塗膜層の除去性試験)実施例1〜6
及び比較例1〜3の除去テープの一端を、それぞれ紙管
に巻回し、しかもこれら除去テープの他端を別の紙管に
固定した除去部材を準備した。そして、この除去部材か
ら除去テープを巻き出し、この除去テープの凹凸不織布
又は不織布をクロロホルム浴に浸漬した後、ドラム支持
治具で固定され、40mm/秒で回転している、ポリカ
ーボネートからなる感光塗膜層を有する感光ドラムの端
部から10mm分の感光塗膜層に、除去テープの凹凸不
織布又は不織布を接触させながら、感光ドラムの回転方
向とは反対方向に60mm/分の移動速度で、塗膜が除
去されるまで移動させ、別の紙管で巻き取った。なお、
図1(b)に示すように、2つの加圧部材2によって、
感光ドラム3の円周の15%に亘って加圧し、2.5k
g/20mm幅のテンションを加えた。
及び比較例1〜3の除去テープの一端を、それぞれ紙管
に巻回し、しかもこれら除去テープの他端を別の紙管に
固定した除去部材を準備した。そして、この除去部材か
ら除去テープを巻き出し、この除去テープの凹凸不織布
又は不織布をクロロホルム浴に浸漬した後、ドラム支持
治具で固定され、40mm/秒で回転している、ポリカ
ーボネートからなる感光塗膜層を有する感光ドラムの端
部から10mm分の感光塗膜層に、除去テープの凹凸不
織布又は不織布を接触させながら、感光ドラムの回転方
向とは反対方向に60mm/分の移動速度で、塗膜が除
去されるまで移動させ、別の紙管で巻き取った。なお、
図1(b)に示すように、2つの加圧部材2によって、
感光ドラム3の円周の15%に亘って加圧し、2.5k
g/20mm幅のテンションを加えた。
【0062】この時の、感光塗膜層の除去状態(バリの
有無)を観察した結果、表1に示すように、本発明の除
去テープはバリを生じないものであり、また、効率的に
感光塗膜層を除去できるものである。なお、実施例2〜
6の除去テープは幅引きを全く生じないため、感光塗膜
層をより正確に除去できるものであった。
有無)を観察した結果、表1に示すように、本発明の除
去テープはバリを生じないものであり、また、効率的に
感光塗膜層を除去できるものである。なお、実施例2〜
6の除去テープは幅引きを全く生じないため、感光塗膜
層をより正確に除去できるものであった。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テー
プは、少なくとも片面が凹凸構造を有する不織布からな
るため、この凹凸不織布面を感光塗膜層に接触させれ
ば、凹凸不織布の主として凸部により感光塗膜層を除去
することができ、しかも除去した感光塗膜層を凹凸不織
布の凹部で保持することができるので、バリを生じるこ
となく、効率的に感光塗膜層を除去できるものである。
プは、少なくとも片面が凹凸構造を有する不織布からな
るため、この凹凸不織布面を感光塗膜層に接触させれ
ば、凹凸不織布の主として凸部により感光塗膜層を除去
することができ、しかも除去した感光塗膜層を凹凸不織
布の凹部で保持することができるので、バリを生じるこ
となく、効率的に感光塗膜層を除去できるものである。
【図1】(a) 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テ
ープの使用状態を表す断面模式図 (b) 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テープの別
の使用状態を表す断面模式図 (c) 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テープの別
の使用状態を表す断面模式図
ープの使用状態を表す断面模式図 (b) 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テープの別
の使用状態を表す断面模式図 (c) 本発明の感光ドラム用余剰塗膜除去テープの別
の使用状態を表す断面模式図
【図2】(a) 感光ドラムの感光塗膜層を感光ドラム
用余剰塗膜除去テープで除去する前の状態を表す部分拡
大図 (b) 感光ドラムの感光塗膜層を従来の感光ドラム用
余剰塗膜除去テープで除去した状態を表す部分拡大図
用余剰塗膜除去テープで除去する前の状態を表す部分拡
大図 (b) 感光ドラムの感光塗膜層を従来の感光ドラム用
余剰塗膜除去テープで除去した状態を表す部分拡大図
【図3】(a) 感光ドラムの感光塗膜層を感光ドラム
用余剰塗膜除去テープで除去する前の状態を表す別の部
分拡大図 (b) 感光ドラムの感光塗膜層を従来の感光ドラム用
余剰塗膜除去テープで除去した状態を表す別の部分拡大
図
用余剰塗膜除去テープで除去する前の状態を表す別の部
分拡大図 (b) 感光ドラムの感光塗膜層を従来の感光ドラム用
余剰塗膜除去テープで除去した状態を表す別の部分拡大
図
【図4】 分割性繊維の一例の断面模式図
【図5】 分割性繊維の他例の断面模式図
【図6】(a) 分割性繊維の他例の断面模式図 (b) 分割性繊維の他例の断面模式図
1 除去テープ 2 加圧部材 3 感光ドラム 4 感光塗膜層 5 ドラム支持治具 6 送りローラ 7 回収容器 Z バリ A 一成分 B 他成分
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも片面が、凹凸構造を有する不
織布からなることを特徴とする、感光ドラム用余剰塗膜
除去テープ。 - 【請求項2】 凹凸構造を有する不織布が、構成繊維同
士が部分的に融着した不織布であることを特徴とする、
請求項1記載の感光ドラム用余剰塗膜除去テープ。 - 【請求項3】 凹凸構造を有する不織布が、構成繊維同
士が絡合した繊維束が交差し、該交差点においても、繊
維束同士が絡合した不織布であることを特徴とする、請
求項1記載の感光ドラム用余剰塗膜除去テープ。 - 【請求項4】 凹凸構造を有する不織布を構成する繊維
として、繊維径10μm以下の極細繊維を含んでいるこ
とを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の感光ドラム用余剰塗膜除去テープ。 - 【請求項5】 凹凸構造を有する不織布を構成する繊維
として、異形断面形状を有する繊維を含んでいることを
特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の感
光ドラム用余剰塗膜除去テープ。 - 【請求項6】 凹凸構造を有する不織布とは別の不織布
層を有することを特徴とする、請求項1〜請求項5のい
ずれかに記載の感光ドラム用余剰塗膜除去テープ。 - 【請求項7】 フィルム層又はフィルム状物層を有する
ことを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記
載の感光ドラム用余剰塗膜除去テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9031076A JPH09281725A (ja) | 1996-02-15 | 1997-01-29 | 感光ドラム用余剰塗膜除去テープ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-52319 | 1996-02-15 | ||
| JP5231996 | 1996-02-15 | ||
| JP9031076A JPH09281725A (ja) | 1996-02-15 | 1997-01-29 | 感光ドラム用余剰塗膜除去テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09281725A true JPH09281725A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=26369527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9031076A Pending JPH09281725A (ja) | 1996-02-15 | 1997-01-29 | 感光ドラム用余剰塗膜除去テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09281725A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7232635B2 (en) | 2002-02-04 | 2007-06-19 | Konica Corporation | Image forming method, image forming apparatus, and processing cartridge |
| US7316876B2 (en) | 2004-06-07 | 2008-01-08 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Electrophotographic photoreceptor and a manufacturing method thereof |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP9031076A patent/JPH09281725A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7232635B2 (en) | 2002-02-04 | 2007-06-19 | Konica Corporation | Image forming method, image forming apparatus, and processing cartridge |
| US7316876B2 (en) | 2004-06-07 | 2008-01-08 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Electrophotographic photoreceptor and a manufacturing method thereof |
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