JPH0928175A - ブロッコリーの黄化防止方法 - Google Patents
ブロッコリーの黄化防止方法Info
- Publication number
- JPH0928175A JPH0928175A JP20376895A JP20376895A JPH0928175A JP H0928175 A JPH0928175 A JP H0928175A JP 20376895 A JP20376895 A JP 20376895A JP 20376895 A JP20376895 A JP 20376895A JP H0928175 A JPH0928175 A JP H0928175A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broccoli
- yellowing
- bag
- ethanol
- filter paper
- Prior art date
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- Granted
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- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安全かつ特別な包装形態を取らずに簡便に、ブ
ロッコリーの追熟を抑制し、花蕾の黄化を防止するこ
と。 【構成】エタノール蒸気環境下にブロッコリーを置き、
ブロッコリーの追熟を抑制するブロッコリーの黄化防止
方法。
ロッコリーの追熟を抑制し、花蕾の黄化を防止するこ
と。 【構成】エタノール蒸気環境下にブロッコリーを置き、
ブロッコリーの追熟を抑制するブロッコリーの黄化防止
方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロッコリーの収穫
後、輸送あるいは保管中等に生じる花蕾の黄化の防止方
法に関する。
後、輸送あるいは保管中等に生じる花蕾の黄化の防止方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロッコリーは呼吸の活発な農産物であ
り、収穫後も非常に早く追熟し、花蕾の黄化が始まる。
追熟は、植物ホルモンのエチレンにより引き起こされる
が、ブロッコリーは、呼吸が活発であるためエチレンの
生成量が比較的多く、かつエチレンに対する感受性が非
常に高いため、他の農産物と比較しても追熟が早いとい
われている。
り、収穫後も非常に早く追熟し、花蕾の黄化が始まる。
追熟は、植物ホルモンのエチレンにより引き起こされる
が、ブロッコリーは、呼吸が活発であるためエチレンの
生成量が比較的多く、かつエチレンに対する感受性が非
常に高いため、他の農産物と比較しても追熟が早いとい
われている。
【0003】このブロッコリーの黄化を抑制する方法と
して、従来では、断熱効果のある発泡スチロール等を包
材として使用し、これに氷詰めして低温を保ち、追熟を
遅れさせることにより黄化を防止したり、エチレン除去
剤等を使用して生成するエチレンを除去し、追熟を遅れ
させることにより黄化を防止する等の方法がとられてき
た。
して、従来では、断熱効果のある発泡スチロール等を包
材として使用し、これに氷詰めして低温を保ち、追熟を
遅れさせることにより黄化を防止したり、エチレン除去
剤等を使用して生成するエチレンを除去し、追熟を遅れ
させることにより黄化を防止する等の方法がとられてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、包材に断熱性
の高いものを使用することは包材コストが非常に高価に
なり、かつ発泡スチロール等の断熱材は廃棄処理が難し
いため廃棄のための余分なコストも生じる。また、氷詰
めの場合、その分の包装重量が増加するばかりか、輸送
中に氷解水がブロッコリーにかかるため、商品価値を落
すという問題点も指摘されている。さらに、氷詰め作業
の煩雑さも指摘されている。
の高いものを使用することは包材コストが非常に高価に
なり、かつ発泡スチロール等の断熱材は廃棄処理が難し
いため廃棄のための余分なコストも生じる。また、氷詰
めの場合、その分の包装重量が増加するばかりか、輸送
中に氷解水がブロッコリーにかかるため、商品価値を落
すという問題点も指摘されている。さらに、氷詰め作業
の煩雑さも指摘されている。
【0005】他方、エチレン除去剤を用いた場合、その
成分が、臭素酸カリウム、過マンガン酸カリ等、食用に
適さない化学物質であるため、これらの化学物質をブロ
ッコリーに直接接触した場合の人体への有害性が問題と
なっている。
成分が、臭素酸カリウム、過マンガン酸カリ等、食用に
適さない化学物質であるため、これらの化学物質をブロ
ッコリーに直接接触した場合の人体への有害性が問題と
なっている。
【0006】本発明は、安全かつ特別な包装形態を取ら
ずに簡便に、ブロッコリーの追熟を抑制し、花蕾の黄化
を防止することを目的とする。
ずに簡便に、ブロッコリーの追熟を抑制し、花蕾の黄化
を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、消毒や脱渋
の目的でイチゴや柿等の限られた農産物に使用されるこ
とのあるエタノールに着目した。エタノールは、一般の
農産物にその溶液を接触させると、変色等の障害が生じ
るため、これが農産物に使用されることはほとんどなか
った。しかし、農産物のうち、ブロッコリーに対して
は、その直接接触を避け、或る環境下に置けば、エタノ
ールがブロッコリーの追熟を抑制できることを見出し、
本発明を完成させた。すなわち、本発明は、エタノール
の蒸気環境下にブロッコリーを置き、ブロッコリーの追
熟を抑制することを要旨とするブロッコリーの花蕾の黄
化防止方法である。
の目的でイチゴや柿等の限られた農産物に使用されるこ
とのあるエタノールに着目した。エタノールは、一般の
農産物にその溶液を接触させると、変色等の障害が生じ
るため、これが農産物に使用されることはほとんどなか
った。しかし、農産物のうち、ブロッコリーに対して
は、その直接接触を避け、或る環境下に置けば、エタノ
ールがブロッコリーの追熟を抑制できることを見出し、
本発明を完成させた。すなわち、本発明は、エタノール
の蒸気環境下にブロッコリーを置き、ブロッコリーの追
熟を抑制することを要旨とするブロッコリーの花蕾の黄
化防止方法である。
【0008】本発明に適用されるエタノールの蒸気環境
は、特別に作り出されるものではなく、例えば、ブロッ
コリーをプラスチックフィルムで包装し、この包装中
に、容器に入れたエタノールを置いてもよく、加熱等の
方法によって生成したエタノール蒸気を包装中に注入す
る等で作り出すことができる。
は、特別に作り出されるものではなく、例えば、ブロッ
コリーをプラスチックフィルムで包装し、この包装中
に、容器に入れたエタノールを置いてもよく、加熱等の
方法によって生成したエタノール蒸気を包装中に注入す
る等で作り出すことができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明するが、本発
明は、これらに限定されるものではない。 [実施例1]ブロッコリーの黄化防止(1) 市販のブロッコリー5個(平均重量200g)を各区1
個ずつ5検体に分け、市販のポリエチレン袋(20cm
×30cm)に入れ、口をヒートシールし密封した後、
袋内の空気を脱気してから、500mlの空気を注入し
て全ての区でヘッドスペースが500mlになるように
調整した。No.2以降の各試験区には、表1に示す、エタ
ノールを濾紙に含浸させたものを袋内に入れた。このよ
うに処理したブロッコリーは、20℃で保存し、花蕾の
黄化の程度を経日的に観察した。観察結果は、表1の通
り。表中の評価段階として、−が色調に変化なし、±が
極めて僅かだが色調に変化が見られる、+が部分的に色
調に変化が認められる、++が全体的に色調の変化が認
められる、とした。
明は、これらに限定されるものではない。 [実施例1]ブロッコリーの黄化防止(1) 市販のブロッコリー5個(平均重量200g)を各区1
個ずつ5検体に分け、市販のポリエチレン袋(20cm
×30cm)に入れ、口をヒートシールし密封した後、
袋内の空気を脱気してから、500mlの空気を注入し
て全ての区でヘッドスペースが500mlになるように
調整した。No.2以降の各試験区には、表1に示す、エタ
ノールを濾紙に含浸させたものを袋内に入れた。このよ
うに処理したブロッコリーは、20℃で保存し、花蕾の
黄化の程度を経日的に観察した。観察結果は、表1の通
り。表中の評価段階として、−が色調に変化なし、±が
極めて僅かだが色調に変化が見られる、+が部分的に色
調に変化が認められる、++が全体的に色調の変化が認
められる、とした。
【0010】[実施例2]ブロッコリーの黄化防止
(2) ブロッコリーは、呼吸量が多いため通気性の少ない包材
を使用すると、呼吸障害を起こすことがあるといわれて
おり、実際には、包材として穴をあけたプラスチックフ
ィルムが使用されることがあるため、通気性を持たせた
包材で試験を行った。市販のブロッコリー5個(平均重
量200g)を各区1個ずつ5検体に分け、市販のポリ
エチレン袋(20cm×30cm)に入れ、口をヒート
シールし密封した後、袋内の空気を脱気してから、50
0mlの空気を注入して全ての区でヘッドスペースが5
00mlになるように調整した。ポリエチレン袋には、
ブロッコリーが呼吸障害を起こさないようにするため、
全ての区にピンホールを各8個ずつあけた。No.2以降の
各試験区には、表2に示す、エタノールを濾紙に含浸さ
せたものを袋内に入れた。このように処理したブロッコ
リーは、20℃で保存し、花蕾の黄化の程度を経日的に
観察した。観察結果は、表2の通り。表中の評価段階は
実施例1に準ずる。
(2) ブロッコリーは、呼吸量が多いため通気性の少ない包材
を使用すると、呼吸障害を起こすことがあるといわれて
おり、実際には、包材として穴をあけたプラスチックフ
ィルムが使用されることがあるため、通気性を持たせた
包材で試験を行った。市販のブロッコリー5個(平均重
量200g)を各区1個ずつ5検体に分け、市販のポリ
エチレン袋(20cm×30cm)に入れ、口をヒート
シールし密封した後、袋内の空気を脱気してから、50
0mlの空気を注入して全ての区でヘッドスペースが5
00mlになるように調整した。ポリエチレン袋には、
ブロッコリーが呼吸障害を起こさないようにするため、
全ての区にピンホールを各8個ずつあけた。No.2以降の
各試験区には、表2に示す、エタノールを濾紙に含浸さ
せたものを袋内に入れた。このように処理したブロッコ
リーは、20℃で保存し、花蕾の黄化の程度を経日的に
観察した。観察結果は、表2の通り。表中の評価段階は
実施例1に準ずる。
【0011】[実施例3]ブロッコリーの黄化防止
(3) 市販のブロッコリー4個(平均重量200g)を各区1
個ずつ4検体に分け、市販のポリエチレン袋(20cm
×30cm)に入れ、口をヒートシールし密封した後、
袋内の空気を脱気してから、500mlのを空気を注入
して全ての区でヘッドスペースが500mlになるよう
に調整した。ポリエチレン袋には、ブロッコリーが呼吸
障害を起こさないようにするため、全ての区にピンホー
ルを各8個ずつあけた。表3に示すように、No.2および
No3 の試験区には、エタノールを濾紙に含浸させたもの
を、No.4の試験区には、比較例としてエチレン除去剤1
0gを袋内に入れたものを用いた。このように処理した
ブロッコリーは、20℃で保存し、花蕾の黄化の程度を
経日的に観察した。観察結果は、表3の通り。表中の評
価段階は実施例1に準ずる。
(3) 市販のブロッコリー4個(平均重量200g)を各区1
個ずつ4検体に分け、市販のポリエチレン袋(20cm
×30cm)に入れ、口をヒートシールし密封した後、
袋内の空気を脱気してから、500mlのを空気を注入
して全ての区でヘッドスペースが500mlになるよう
に調整した。ポリエチレン袋には、ブロッコリーが呼吸
障害を起こさないようにするため、全ての区にピンホー
ルを各8個ずつあけた。表3に示すように、No.2および
No3 の試験区には、エタノールを濾紙に含浸させたもの
を、No.4の試験区には、比較例としてエチレン除去剤1
0gを袋内に入れたものを用いた。このように処理した
ブロッコリーは、20℃で保存し、花蕾の黄化の程度を
経日的に観察した。観察結果は、表3の通り。表中の評
価段階は実施例1に準ずる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、ブロッコリーをエタノー
ルの蒸気環境下に置くことにより、ブロッコリーの花蕾
の黄化を効果的に防止することができた。
ルの蒸気環境下に置くことにより、ブロッコリーの花蕾
の黄化を効果的に防止することができた。
【0013】
【表1】ブロッコリーの黄化防止(1) A:エタノール0.2gを濾紙に含浸させたもの。 B: 同 0.5gを濾紙に含浸させたもの。 C: 同 1.0gを濾紙に含浸させたもの。 D: 同 2.0gを濾紙に含浸させたもの。
【0014】
【表2】ブロッコリーの黄化の変化(2) A:エタノール0.2gを濾紙に含浸させたもの。 B: 同 0.5gを濾紙に含浸させたもの。 C: 同 1.0gを濾紙に含浸させたもの。 D: 同 2.0gを濾紙に含浸させたもの。
【0015】
【表3】ブロッコリーの黄化の変化(3) A:エタノール0.5gを濾紙に含浸させたもの。 B: 同 1.0gを濾紙に含浸させたもの。 C:エチレン除去剤(臭素酸カリウム製剤、市販品)1kg用。
Claims (1)
- 【請求項1】エタノール蒸気環境下にブロッコリーを置
き、ブロッコリーの追熟を抑制することを特徴とするブ
ロッコリーの黄化防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20376895A JP2942946B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ブロッコリーの黄化防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20376895A JP2942946B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ブロッコリーの黄化防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0928175A true JPH0928175A (ja) | 1997-02-04 |
| JP2942946B2 JP2942946B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16479500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20376895A Expired - Lifetime JP2942946B2 (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | ブロッコリーの黄化防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2942946B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003284487A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 青果物の鮮度保持包装体 |
| CN107343531A (zh) * | 2017-07-05 | 2017-11-14 | 天津大学 | 青花菜乙醇溶液处理保鲜法 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP20376895A patent/JP2942946B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003284487A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 青果物の鮮度保持包装体 |
| CN107343531A (zh) * | 2017-07-05 | 2017-11-14 | 天津大学 | 青花菜乙醇溶液处理保鲜法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2942946B2 (ja) | 1999-08-30 |
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