JPH0928182A - きのこ栽培における種菌培養方法及び菌床ブロック装填装置 - Google Patents

きのこ栽培における種菌培養方法及び菌床ブロック装填装置

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JPH0928182A
JPH0928182A JP7202766A JP20276695A JPH0928182A JP H0928182 A JPH0928182 A JP H0928182A JP 7202766 A JP7202766 A JP 7202766A JP 20276695 A JP20276695 A JP 20276695A JP H0928182 A JPH0928182 A JP H0928182A
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JP
Japan
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container
bed block
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fungal
culture
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JP7202766A
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Inventor
Hiroyuki Koshi
裕之 越
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HAATSU KK
Original Assignee
HAATSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種菌の培養の程度を揃えることができ、しか
も作業能率を高める。 【解決手段】 上面が開放したコンテナ25内に、植菌
した菌床ブロックを、それぞれ通気間隔を空けた状態で
4個載置し、このコンテナをローラーコンベア40によ
り棚積み装置26に搬送し、コンテナを所定の上下間隔
を空けて上下方向に複数段積載可能な棚を有するラック
パレット41に、搬送されてきたコンテナを棚積み装置
によって、順次積載し、コンテナを積載したラックパレ
ットを培養室2に搬送し、ラックパレットを培養室内に
並べて安置し、きのこの種菌を菌床ブロックをラックパ
レットに積載したまま培養する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椎茸をはじめ舞
茸、しめじ、なめこ、くりたけ、たもぎだけなどのきの
こ栽培において、菌床ブロックに植菌したきのこの種菌
を培養する菌培養方法に関するものであり、特に椎茸栽
培に適する種菌培養方法に関する。
【0002】
【従来の技術】菌床ブロックを使用する従来のきのこの
栽培、例えば椎茸栽培においては、椎茸の種菌を袋体内
の菌床ブロックに植え付けてから袋体の開口部を密閉
し、この菌床ブロックを台車に載せて培養室に搬送す
る。培養室内には菌床ブロックを安置しておく培養用の
棚が設置されており、この培養棚上に台車で搬送してき
た菌床ブロックを手作業で載置する。培養室内の棚上に
菌床ブロックを安置する場合には、通気性を良好にして
短期間で培養できるように、各菌床ブロックとの間に所
定の間隔を空けて載置しけなればならない。
【0003】そして、培養が終了した菌床ブロックを発
生室に移送する場合には、作業者が培養の終了した菌床
ブロックを手作業で取り出して移送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、種菌を
植えた菌床ブロックを所定の間隔を空けながら台車から
次々と培養棚上に安置していく作業は、作業者が手作業
で行なうので作業能率の向上が困難であるばかりでな
く、作業者の背丈よりも遥かに高い培養棚にも載せなけ
ればならないので重労働である。
【0005】また、菌床ブロックを一個ずつ培養棚上に
載置する際に、菌床ブロックの間隔が広すぎると培養す
る菌床ブロックの数量が減少してしまうので、限られた
培養室内の面積を有効に活用できないし、一方、間隔が
狭すぎると良好な通気性が得られないために培養の時間
が長期化してしまうという問題がある。したがって、台
車から降ろした菌床ブロックを培養棚上に載せる際に
は、間隔に注意しながら作業しなければならない。
【0006】さらには、各菌床ブロックの間隔が不揃い
になると、培養速度に大きな影響を与える通気性が不揃
いになるため、同じ日に植菌して同じ培養棚に安置した
菌床ブロックであっても、培養の進行具合がバラバラに
なってしまう。同じ培養棚で培養した菌床ブロックの培
養の進み具合がバラバラになると、その後の発生室で行
なう発芽工程に移行する時期を培養の程度に合わせて調
整しなければならないので、作業が煩雑になってしま
う。
【0007】また、同じ培養棚に安置した菌床ブロック
を、培養の程度を無視して芽出し工程に移行してしまう
と、発芽時期が菌床ブロックによって異なってしまうの
で、発芽した椎茸の大きさがバラバラになって収穫時期
が大幅に前後してしまい、作業能率を低下させる原因に
なってしまう。
【0008】この様に、植菌した菌床ブロックを培養室
内の培養棚に安置する作業は熟練を必要とし、不慣れな
作業者が行なうと、その後の発芽や生育が不揃いになっ
てしまい、収穫量も低下してしまう。また、培養が終了
した菌床ブロックを発生室に移送する際の作業も培養が
終了した菌床ブロックを手作業で1個ずつ培養棚から降
ろさなければならないので、作業能率を高めることが困
難であった。
【0009】そこで、本発明は、種菌の培養の程度を揃
えることができ、しかも作業能率を容易に高めることが
できるきのこ栽培における菌培養方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、種菌培養方法は、おが粉
と栄養材と水とを混合した混合物を、通気性を有する袋
体内に充填して菌床ブロックとする袋詰め工程と、袋詰
め工程で作成した菌床ブロックを袋体ごと加熱室内で加
熱して滅菌する滅菌工程と、滅菌した菌床ブロックに、
袋体の開口部を開いた状態できのこの種菌を植え付け、
該袋体の開口部を密封する植菌工程と、上面が開放した
コンテナ内に、植菌した菌床ブロックを、それぞれ通気
間隔を空けた状態で複数個載置し、このコンテナを搬送
手段により棚積み装置に搬送する搬送工程と、コンテナ
を所定の上下間隔を空けて上下方向に複数段積載可能な
棚を有するラックパレットに、搬送されてきたコンテナ
を棚積み装置によって、順次積載するコンテナ棚積み工
程と、コンテナを積載したラックパレットを培養室に搬
送する工程と、搬送してきたラックパレットを培養室内
に並べて安置し、きのこの種菌を菌床ブロックをラック
パレットに積載したまま培養する培養工程と、からなる
きのこ栽培における菌培養方法である。
【0011】そして、コンテナの底面には、菌床ブロッ
クを載置する位置を示す目印を予め記しておくことが望
ましい。
【0012】また、菌床ブロック装填装置は、菌床ブロ
ックを保持するチャックを有し、該チャックを上下方向
および水平方向に移動する移動機構と、コンテナを載置
して所定角度宛回動するターンテーブルとを備え、上記
コンテナは、底面の一辺の長さが、菌床ブロックの底面
の長辺の長さと短辺の長さと通気間隔長さを加えた長さ
を少なくとも有する矩形であって、上面が開放した部材
であり、該コンテナの底面の中心をターンテーブルの中
心に合わせた状態で、上記チャックによる菌床ブロック
載置位置を、コンテナの中心よりも外側であって、コン
テナの中心から最も遠い菌床ブロックの隅角がコンテナ
の隅角に対して当該菌床ブロックの他の隅角よりも近付
いて、当該菌床ブロックの一方の短辺とコンテナの側縁
との間に、菌床ブロックの短辺長さと通気間隔長さを加
えた長さを少なくとも残す位置に設定したことを特徴と
するものである。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様を図面
にもとづいて説明する。図1は菌床椎茸培養施設(菌床
椎茸培養センター)1の一部欠截平面図であり、この菌
床椎茸培養施設は、広大な培養室2に隣接させて、おが
粉から菌床ブロックを製造して種菌を植えるまでの工程
を行なう施設を設置してある。
【0014】図1の符号3は、おが粉を貯留しておくお
が置場を示す。このおが置場3の横から菌床製造ライン
4を設置し、菌床製造ライン4の終端近傍に加熱室とし
て高圧殺菌釜5を設置し、この高圧殺菌釜5の出口側に
隣接させて放冷室6を設け、放冷室6に隣接して植菌室
7を設けてある。なお、おが置場3と高圧殺菌釜5との
間のスペースは、空の台車9を置いておくためのスペー
スである。
【0015】次に、各工程について順次説明するが、先
ず、菌床ブロック10を作成する袋詰め工程について説
明する。
【0016】菌床製造ライン4の一端にはミキサー11
をベルトコンベア12によって連結した状態で備えてお
り、このミキサー11に菌床ブロック10の主要材料で
あるおが粉を投入するとともに、栄養剤や水を所定量投
入して混合する。なお、おが粉は、なら、くぬぎ、しい
などの広葉樹木の粉であり、栄養剤は、例えばふすまな
どであり、きのこが生育するために必要とされる栄養分
を含んだものであればどのようなものでもよい。そし
て、所定の混合比率に合わせて混合された混合物はベル
トコンベア13によっておが粉袋詰め機14に搬送さ
れ、このおが粉袋詰め機14によって所定量ずつ培養用
袋体15内に袋詰めされて所定の形状に押し固められて
菌床ブロック10に成形される。
【0017】袋体15は、図2に示すように、ポリエチ
レン等の合成樹脂シートを、開口部を有する袋状体に成
形したものであり、側面の一部に開設した窓部を不織布
16で閉塞することにより通気性を持たせ、尚且つ雑菌
の浸入を阻止するように構成してある。この袋体15内
に混合物を投入して菌床ブロック10に成形する場合、
その形状は、一般的には直方体であるが、円柱体に成形
してもよい。
【0018】おが粉袋詰め機14によって作成された菌
床ブロック10は、ベルトコンベア17によって搬送さ
れ、搬送途中あるいは搬送されてから作業者18の手に
よって、袋体15の上端開口部が折り返されて粘着テー
プやステープラーなどにより仮止めされて、袋詰め工程
を終了する。なお、袋体15の開口部を仮止めする作業
は、ベルトコンベア17による搬送途中で行なってもよ
いが、作業台19上で行なった方が効率がよい。
【0019】この様にして袋詰めされてブロック化され
た菌床ブロック10は、菌床製造ライン4の下流側に用
意した台車9上に載せられる。そして、台車9上に菌床
ブロック10が満載されると、この台車9は高圧殺菌釜
5内に運ばれて滅菌工程に移行する。なお、菌床ブロッ
ク10は、コンテナ内に複数載置した状態で台車9上に
載せてもよい。
【0020】滅菌工程を行なう高圧殺菌釜5は、本実施
例では図1に示すように、一方の壁面に入口5aを、放
冷室6に隣接する他方の壁面に出口5bを設けてあるの
で、袋詰め工程から移送した台車9は入口5aから内部
に搬入することができる。台車9は高圧殺菌釜5内に並
べられ、予定通りの台車9が並べれると、入口5aと出
口5bの扉を閉じる。そして、ボイラー20から高圧殺
菌釜5内に高温蒸気を充満させて、菌床ブロック10を
袋体15ごと所定時間(例えば、摂氏約120度で約4
時間)の間加熱して滅菌する。なお、滅菌に要する時間
と温度は、菌床ブロック10の数量などに応じて適宜調
整する。また、滅菌工程は、雑菌を死滅させることがで
きれば良く、高圧殺菌釜5による加圧殺菌に限定されな
い。例えば、常圧において摂氏98〜100度で約8時
間加熱して滅菌してもよい。
【0021】この様にして滅菌した菌床ブロック10
は、加熱を停止しても高温なので、台車9ごと出口5b
から隣りの放冷室6に移動し、この放冷室6内で徐冷し
て滅菌工程を終了する。なお、放冷室6は、空調機21
によって室温が摂氏15〜18度に調整してある。そし
て、滅菌工程が終了した菌床ブロック10は台車9ごと
隣りの植菌室7に運ばれて植菌工程に移行する。
【0022】植菌室7は、所謂クリーンルームに調整さ
れており、雑菌等が菌床ブロック10に付着することを
未然に防止できるように構成されている。そして、この
植菌室7内には放冷室6から運ばれた台車9が並べら
れ、これらの横には作業台22とクリーンベンチ23が
並べて設置されている。台車9から順次取り出した菌床
ブロック10は作業台22上に載せられ、ここで袋体1
5の開口部が開かれ、次にクリーンベンチ23上で椎茸
の種菌が開放された開口部から袋体15内の菌床ブロッ
ク10に植菌される。そして、植菌された菌床ブロック
10はヒートシーラー24により開口部が溶着(ヒート
シール)され、密封される。
【0023】植菌工程が終了した菌床ブロック10は、
上面が開放した底面矩形のコンテナ25内に、隣りの菌
床ブロック10との間にそれぞれ通気間隔を空けた状態
で複数個載置され、コンテナ25は搬送手段により棚積
み装置26に搬送される(搬送工程)。
【0024】コンテナ25は、底面の一辺の長さが、菌
床ブロック10の底面の長辺の長さと短辺の長さと通気
間隔長さを加えた長さを少なくとも有する。図3に示す
コンテナ25は、底面の形状が正方形の浅い箱体であ
り、菌床ブロック10を4個載置できる大きさを有す
る。例えば、横長な直方体に成形した菌床ブロック10
の長辺をL、短辺をW、高さをHとし、通気間隔をDと
すると、コンテナ25の一辺の長さS=L+W+D+2
dに設定する。なお、dはコンテナ25の側壁と菌床ブ
ロック10との間の間隔である。この間隔dは、側壁の
高さが低い場合には、隣りのコンテナ25内の菌床ブロ
ック10との間に通気間隔が確保されればよいので、d
=0.5Dに設定してもよい。したがって、コンテナ2
5の底面の一辺の長さSは、L+W+3DからL+W+
2Dの範囲に設定することが望ましい。
【0025】この様な構成からなるコンテナ25内に菌
床ブロック10を4個載置するには、コンテナ25の一
辺(側壁)S1に沿って第1菌床ブロック10aの長辺
を間隔d空けて平行に位置させるとともに短辺を他の一
辺S2に沿って間隔d空けて平行に位置させて当該第1
菌床ブロック10aの一端隅角をコンテナ25の隅角近
傍に位置する状態で載置する。この様にして第1菌床ブ
ロック10aを載置すると、この第1菌床ブロック10
aの他端の短辺とコンテナ25の一辺S4との間にD+
W+dの間隔が空く。そこで、第2菌床ブロック10を
第1菌床ブロック10aに対して直交する角度で且つ通
気間隔Dを空けて載置する。この場合、第2菌床ブロッ
ク10bの一端の短辺をコンテナ25の一辺S1からd
離隔して平行にする。この様にして第2菌床ブロック1
0bを載置すると、第2菌床ブロック10bの外側長辺
とコンテナ25の一辺S4との間が間隔d空いた状態で
平行になり、また、第2菌床ブロック10bの他端の短
辺とコンテナ25の一辺S3との間にD+W+dの間隔
が空く。したがって、ここに第3菌床ブロック10cを
載置することができる。また、同様にして、第3菌床ブ
ロック10cの他端とコンテナ25の一辺S2との間に
第4菌床ブロック10dを載置することができる。
【0026】この様にしてコンテナ25上に4つの菌床
ブロック10a,10b,10c,10dを順次載置す
ると、隣り合う菌床ブロック10との間に通気間隔Dが
確保され、また、各菌床ブロック10とコンテナ25の
側壁との間に間隔dが確保される。
【0027】コンテナ25上に菌床ブロック10を載置
していく際の間隔D,dは厳密であることは必要ない
が、できるだけ正確に尚且つ簡単に載置できることが望
ましい。そこで、菌床ブロック10を載置するコンテナ
25の底面に予め所定位置を示す目印を記しておき、こ
の目印を目標にして載置すると、所定位置に正確に、尚
且つ迅速に位置決めして載置することができる。目印
は、菌床ブロック10の底面形状に合わせて突条や溝な
どの目標線27で示してもよいし、窪みや小突起などの
点で示してもよい。
【0028】なお、植菌した菌床ブロック10をコンテ
ナ25内に載置する作業は、作業台28を使用するなど
して作業し易い高さで行なうので、重労働になることは
ない。しかし、上記コンテナ25上に菌床ブロック10
を載置する作業は機械化することによって一層作業能率
を高めることができる。
【0029】例えば、図4に示すように、植菌した菌床
ブロック10をローラーコンベア31等の搬送手段によ
って途中で姿勢や向きを揃えて整列した状態で搬送す
る。そして、この菌床ブロック10を菌床ブロック装填
装置32によってコンテナ25内の所定位置に載置す
る。
【0030】この菌床ブロック装填装置32は、菌床ブ
ロック10を保持するチャックを有し、該チャックを上
下方向および水平方向に移動する移動機構と、コンテナ
25を載置して所定角度宛回動するターンテーブルとを
備え、コンテナ25の底面の中心をターンテーブルの中
心に合わせた状態で、上記チャックによる菌床ブロック
載置位置を、コンテナの中心よりも外側であって、コン
テナの中心から最も遠い菌床ブロックの隅角がコンテナ
の隅角に対して当該菌床ブロックの他の隅角よりも近付
いて、当該菌床ブロックの一方の短辺とコンテナの側縁
との間に、菌床ブロックの短辺長さと通気間隔長さを加
えた長さを少なくとも残す位置に設定してある。
【0031】図4及び図5に示す菌床ブロック装填装置
32は、横方向に開閉して菌床ブロック10の上部を挟
持する挟持チャック33を有するアーム34と、コンテ
ナ25を所定の角度ずつ回転させるターンテーブル35
とが主要な構成である。なお、アーム34は、サーボモ
ータやシリンダや伝達機構などからなる移動機構により
上下方向および水平方向に移動可能に構成されており、
位置検出器等によってアーム34の先端が所定位置まで
確実に移動するように制御可能である。また、挟持チャ
ック33は、電磁ソレノイド等の駆動によって開閉可能
である。なお、図面の実施例では、アーム34がレール
36に沿って移動するように構成したが、アーム34の
基端を中心にして回動するように構成してもよい。ま
た、チャックは、菌床ブロック10を保持したり、開放
したりする機能を備えていれば、どのような構成でもよ
く、例えば、開閉可能な挟み指状の部材でもよい。
【0032】ローラーコンベア31によって搬送された
菌床ブロック10が搬送終端の待機位置に到来すると、
待機位置に設けた検出器(図示せず)がこの菌床ブロッ
ク10を検出して信号を送出し、この信号に基づいて、
菌床ブロック装填装置32のアーム34が待機位置近傍
に位置する状態で挟持チャック33を開いて下降する。
挟持チャック33が所定位置、即ち待機位置に位置する
菌床ブロック10の袋体15の上部を挟持可能な高さま
で下降すると、閉じて袋体15の上部を挟持する。この
状態で挟持チャック33が上昇して菌床ブロック10を
袋体15ごと所定高さまで持ち上げて、アーム34がタ
ーンテーブル35の方に移動する。なお、挟持チャック
33が菌床ブロック10を持ち上げると、空いた待機位
置には次の菌床ブロック10が流下してきて待機する。
【0033】ターンテーブル35上にはコンテナ25
が、ターンテーブル35との位置関係を合わせて載って
いる。即ち、ターンテーブル35の回転中心上にコンテ
ナ25の中心Oを合わせ、尚且つターンテーブル35と
コンテナ25との相対回転角度を合わせて、これにより
コンテナ25の所定載置位置(菌床ブロック10を載置
すべき前記菌床ブロック載置位置)を特定できる状態で
コンテナ25をターンテーブル35上にセットする。
【0034】アーム34が移動することにより持ち上げ
られた菌床ブロック10がターンテーブル35上まで搬
送され、所定位置まで移動すると位置検出器(図示せ
ず)からの信号に基づいてアーム34の移動が停止し、
菌床ブロック10がコンテナ25の所定位置(菌床ブロ
ック載置位置P1の上方)で停止する。この状態でアー
ム34が所定の位置まで下降してから挟持チャック33
が開き、搬送してきた菌床ブロック10をコンテナ25
の所定載置位置P1に載置する。
【0035】菌床ブロック10を放すと、挟持チャック
33を所定の高さまで上昇してからアーム34がローラ
コンベア31の方に戻って、次の菌床ブロック10を、
上記操作を繰り返すことにより搬送してくる。
【0036】この様にして、アーム34が次の菌床ブロ
ック10を搬送してくるまでに、ターンテーブル35が
サーボモータや減速器などから回転駆動機構35′の駆
動により90度回動し、コンテナ25を中心Oを中心に
して時計方向に90度回転する。この様にして、コンテ
ナ25が90度回転すると、菌床ブロック10が置かれ
た載置位置P1が90度回転移動して送られ、空いてい
る載置位置P2が、それまで載置位置P1があった位置に
移動してくる。
【0037】アーム34が次の菌床ブロック10をター
ンテーブル35上まで搬送してきて所定位置で停止し、
挟持チャック33を下降して開くと、次の菌床ブロック
10がコンテナ25の載置位置P2に載置される。
【0038】上記した操作を4回繰り返すと、即ちアー
ム34が4回往復して菌床ブロック10を4個搬送する
と共に、ターンテーブル35が90度ずつ4回回動する
と、即ち360度回転すると、コンテナ25の載置位置
P1,P2,P3,P4上にそれぞれ菌床ブロック10が載
せられる。要するに、本実施例では、アーム34が菌床
ブロック10を降ろす位置は常に同じ位置であり、この
位置にコンテナ25が90度ずつ回動することにより載
置位置を合わせて、これにより所定の位置に菌床ブロッ
ク10が載置されるように構成してあるのであり、載置
された菌床ブロック10の間に通気間隔が確実に形成さ
れるように構成してあるのである。
【0039】上記した操作によりコンテナ25内に4個
の菌床ブロック10を載置したならば、このコンテナ2
5を搬送手段により棚積み装置26に搬送し(搬送工
程)、棚積み装置26によって、コンテナ25を所定の
上下間隔を空けて上下方向に複数段積載可能な棚を有す
るラックパレットに順次積載する(コンテナ棚積み工
程)。
【0040】なお、搬送手段は、コンテナ25を搬送す
ることができればどのような構成でもよく、図面の実施
例ではローラーコンベア40を棚積み装置26に向けて
僅かに下り傾斜した状態で設置してある。
【0041】ラックパレット41は、コンテナ25を、
通気性を確保するために所定に上下間隔を空けて、上下
方向に複数段積載可能な棚42を備えており、フォーク
リフト等によって移動できるように構成されている。図
6に示すラックパレット41は、四隅に立設した柱43
の間に棚42…を6段間隔を空けて設け、上下の棚4
2,42の間隔は、菌床ブロック10の袋体15の高さ
Hに通気に要する間隔を加えた寸法に設定してある。そ
して、各棚42には、コンテナ25を3個並べた状態で
3列載置できる大きさに設定してある。また、本実施例
では、四隅の柱43の下端に皿状乃至椀状に形成したベ
ース44を設け、このベース44を柱43の上端に嵌合
可能に構成してある。したがって、図6に示すように、
2つのラックパレット41を重ね合わせおくことができ
る。
【0042】棚積み装置26は、支柱45を立設し、こ
れらの支柱45の間に、コンテナ25を3個載せて昇降
する昇降部材46を設け、昇降部材46にはコンテナ2
5を押し出す押圧部材47を水平方向に移動可能に備え
ている。なお、図面に示す棚積み装置26は、ラックパ
レット41を2段に重ねた状態で各棚42上にコンテナ
25を押し入れられる様に、これに対応する高さを有す
る。また、昇降部材46は、常には、ローラーコンベア
40によって搬送されてくるコンテナ25を受け入れ可
能な高さである初期位置に停止している。そして、この
初期位置は、ラックパレット41の最下段の棚42と同
じ高さであることが望ましいが、これに限らず途中の棚
42と同じ高さに設定してもよい。また、棚積み装置2
6の制御装置には、ラックパレット41の各棚42の高
さ、棚42への積み込み順序などの手順を予め設定記憶
してあり、この手順に則って昇降部材46および押圧部
材47を作動する。
【0043】ローラーコンベア40によりコンテナ25
が一列に整列した状態で搬送されてくると、先頭、2番
目、および3番目のコンテナ25…が昇降部材46上に
載り、4番目のコンテナ25は、ストッパ(図示せず)
の作用により昇降部材46に載る手前の待機位置で停止
させられる。この状態で昇降部材46が制御装置の制御
の下で上昇し、ラックパレット41の棚42と同じ高さ
乃至僅かに高い位置で停止する。昇降部材46が停止す
ると、押圧部材47が制御装置の制御の下に前進してコ
ンテナ25をラックパレット41の棚42上に押し出
す。したがって、3個のコンテナ25は、ラックパレッ
ト41上に載る。
【0044】コンテナ25を押し出して空になった昇降
部材46は、下降して初期位置に戻る。初期位置に昇降
部材46が戻って検出器(図示せず)が検出すると、こ
の検出器からの信号に基づいてストッパが外れ、待機し
ていたコンテナ25の移動を許容する。したがって、昇
降部材46上には、それまでローラコンベア40上で待
機していたコンテナ25が3個載る。
【0045】昇降部材46上に3個のコンテナ25が新
たに載ると、ストッパがそれ以降のコンテナ25を停止
せしめ、また、昇降部材46が制御装置の制御の下で、
先の棚42まで上昇し、当該棚42上に3個のコンテナ
25を押し出す。この様にして、3個のコンテナ25が
当該棚42上に差し込まれると、先に載せられた3個の
コンテナ25が後から載せられたコンテナ25に押され
て奥に移動し、当該棚42上には合計6個のコンテナ2
5が積載される。
【0046】上記した操作をもう一度繰り返し行なう
と、当該棚42上には9個のコンテナ25が積載され、
満杯になる。
【0047】この様に、昇降部材46は、初期位置と棚
42との間を昇降することにより、ローラコンベア40
によって搬送されてきたコンテナ25を3個ずつ棚42
上に積み込むことができ、当該棚42が満杯になったな
らば、次の棚42に同様の操作を繰り返すことによりコ
ンテナ25を3個ずつ積み込むことができる。したがっ
て、上記操作を繰り返し行なうと、両ラックパレット4
1の各棚42上にコンテナ25を順次積載することがで
きる。
【0048】上記した説明は1基の棚積み装置26につ
いて説明したが、図面の実施例ではローラーコンベア4
0によって連結した状態で棚積み装置26を3基設置し
てあり、各棚積み装置26によって2台のラックパレッ
ト41にコンテナ25を積載できるので、合計6台のラ
ックパレット41にコンテナ25を積載することができ
る。そして、奥の棚積み装置26へは、手前の棚積み装
置26内をコンテナ25が通過して搬送される。
【0049】この様に、3基の棚積み装置26によりコ
ンテナ25をラックパレット41に積み込むようにする
と、1日の処理数が丁度ラックパレット6台分であれ
ば、最後にまとめてラックコンテナ25を培養室2に移
動すれば良く、作業能率が向上するとともに、省力化に
寄与する。なお、本発明は、棚積み装置26の台数に限
定されるものではない。
【0050】上記したようにラックパレット41の各棚
42上にコンテナ25の積載が終了したならば、このラ
ックパレット41をフォークリフトなどを使用して培養
室2に搬送する(搬送工程)。
【0051】そして、培養室2内に搬送したラックパレ
ット41は、順番に床に並べて安置し、菌床ブロック1
0に植菌した種菌をラックパレット41に積載したまま
培養する(培養工程)。本実施例では、一日の処理予定
数がラックパレット416台分なので、ラックパレット
41を二段に積んで並べる。なお、培養室2内は、空調
機や加湿機の作用によって、培養に適した温度と湿度に
調整してある。
【0052】この様に、ラックパレット41で搬送して
床に並べたまま培養しても、各菌床ブロック10は、コ
ンテナ25内に入れられた時点で既に左右の通気間隔が
確保されているので、また、ラックパレット41に積載
された時点で上下の通気間隔が確保されているので、培
養室2に搬送した時点で積み換えたり、位置を変えたり
して通気間隔を調整する必要がない。したがって、植菌
から培養室2での安置までの作業に台車を使用して搬送
したり、積み換えたりする手作業をなくすことができ、
作業能率を著しく高めることができる。
【0053】そして、適度の温度と適度の湿度の下で種
菌が十分に培養されると、ラックパレット41ごとフォ
ークリフトで持ち上げて、発生室に搬送したり、或はト
ラックに積んで出荷することができる。したがって、培
養が終了した菌床ブロック10の搬送および出荷作業も
極めて容易に行なうことができ、作業能率を著しく向上
させることができ、省力化にも寄与する。
【0054】なお、上記した実施例では底面形状が正方
形のコンテナ25に菌床ブロック10を4個入れたが、
本発明はこれに限定されるものではない。
【0055】また、前記した菌床ブロック装填装置32
は、菌床ブロック10をコンテナ25の所定位置に装填
する作業を自動的に行なうばかりでなく、逆転させる
と、コンテナ25内の菌床ブロック10を1個ずつ取り
出す作業を行なうことができ、菌床ブロック取り出し装
置としても作動する。したがって、発生室においてコン
テナ25から菌床ブロック10を1個ずつ取り出して発
生棚に並べる際に、コンテナ25から菌床ブロック10
を自動的に取り出すことができ、作業の合理化を図るこ
とができる。
【0056】さらにまた、袋詰め工程や植菌工程におい
ても、前記菌床ブロック装填装置32を使用して自動化
を促進することもできる。例えば、おが粉と栄養材と水
とを混合した混合物を袋体15内に充填した後に、この
菌床ブロック10を前記菌床ブロック装填装置32を使
用してコンテナ25内に4個ずつ入れる作業も前記と同
様に行なうことができる。そして、このコンテナ25を
台車9に積んで高圧殺菌釜5内に搬送して滅菌し、放冷
した菌床ブロック25を、前記菌床ブロック装填装置3
2を使用してコンテナ25から1つずつ取り出してベル
トコンベアに載せて植菌工程に送り出すこともできる。
【0057】例えば、図8に示す植菌ライン50は、搬
送手段であるベルトコンベア51の上流側端部近傍に菌
床ブロック装填装置32aを取り出し装置として設置
し、ベルトコンベア51の下流側端部近傍であって棚積
み装置26へのローラコンベア40の上流側端部との間
に菌床ブロック装填装置32bを装填装置として設置
し、ベルトコンベア51の途中には、上流側から袋体開
放装置52、自動植菌装置53、及び自動ヒートシーラ
ー54を設けてある。台車9から降ろしたコンテナ25
を菌床ブロック装填装置32aのターンテーブル35a
上に載せ、該菌床ブロック装填装置32aを作動するこ
とによりターンテーブル35a上のコンテナ25から菌
床ブロック10を1個ずつ取り出してベルトコンベア5
2上に載せる。
【0058】即ち、挟持チャック33が下降して所定位
置(載置位置に相当するコンテナ内の特定位置)にある
菌床ブロック10の上部を挟持し、この状態で挟持チャ
ック33が上昇するとともに水平方向に移動して当該菌
床ブロック10をベルトコンベア51上に搬送する。そ
して、所定位置まで移動すると、挟持チャック33が下
降してから開いて菌床ブロック10をベルトコンベア5
1上に載せる。この様にしてコンテナ25内の菌床ブロ
ック10を1個取り出すと、ターンテーブル35aが9
0度回転して、次の菌床ブロック10を所定位置に位置
させる。
【0059】したがって、上記した操作を繰り返すと、
ターンテーブル35a上に載せられたコンテナ25内か
ら菌床ブロック10を順次取り出してベルトコンベア5
1上に載せることができる。なお、菌床ブロック10を
すべて取り出して空になったコンテナ25は、菌床ブロ
ック装填装置32bで使用するので、ターンテーブル3
5b上に直接、或は一旦近くに積み重ねておいてから載
せる。
【0060】ベルトコンベア52上に載せられた菌床ブ
ロック10は袋体開放装置52に搬送され、仮止めされ
ていた開口部が開かれる。この袋体開放装置52は、両
側のシリンダにより先端の吸盤を袋体15の開口部側面
に吸着し、この状態でシリンダの駆動によって両側に引
き離すことにより袋体15の開口部を開封する構成であ
る。
【0061】袋体15の開口部が開放された菌床ブロッ
ク10は自動植菌装置53に搬送され、この自動植菌装
置53により袋体15内の菌床ブロック10に所定量の
種菌が植えられる。植菌が終了すると、自動ヒートシー
ラー54に搬送され、袋体15の開口部がヒートシール
される。そして、この菌床ブロック10はベルトコンベ
ア51の下流側端部に搬送され、ここから菌床ブロック
装填装置32bにより1個ずつターンテーブル上のコン
テナ25内に通気間隔を空けた状態で順次装填される。
そして、4つの菌床ブロック10が載せられたコンテナ
25は、手作業あるいはプッシャー等の自動装置の作動
により、ターンテーブル32bからローラーコンベア4
0に移されて、棚積み装置26に送られる。なお、この
菌床ブロック装填装置32bの作用は、前記と同様なの
で、説明を省略する。
【0062】この様に、菌床ブロック装填装置32a,
32bを組み込んだ植菌ライン50では、菌床ブロック
10のコンテナ25からの取り出し作業、袋体15の開
放作業、植菌作業、および菌床ブロック10のコンテナ
25への装填作業を機械的に行なうことができるので、
作業能率を著しく高めることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、植
菌が終了した菌床ブロックをコンテナに複数個載置する
際に、通気間隔を空けた状態で載置し、このコンテナを
所定の上下間隔を空けて複数段積載可能なラックパレッ
トに棚積みし、このラックパレットを培養室に搬送し
て、菌床ブロックをラックパレットに積載したまま培養
するので、種菌を植えた菌床ブロックを所定の間隔を空
けながら台車から次々と培養棚上に安置していく作業を
省略することができ、しかも、作業者の背丈よりも高い
位置にある棚に菌床ブロックを移し返す作業も必要がな
い。即ち、作業者は重労働から開放される。したがっ
て、種菌の培養における作業能率を著しく向上させるこ
とができ、省力化および合理化に大きく寄与することが
できる。
【0064】そして、コンテナの底面に菌床ブロックの
載置位置を示す目印を記しておくと、この目印を目標に
して載置することができるので、各菌床ブロックの間の
通気間隔を一層確実に形成することができる(請求項
2)。
【0065】また、各菌床ブロックの間の通気間隔は、
植菌が終了してコンテナに入れる際に予め設定すること
ができるので、培養棚上に移し換える際に行なっていた
従来に比較して、作業が容易であるばかりでなく、菌床
ブロックの間隔が広すぎたり又は狭すぎたり、或は間隔
が不揃いになるなどの不都合を解消することができ、不
慣れな作業者であっても確実に適切な通気間隔を確保す
ることができる。したがって、各菌床ブロックの間の通
気間隔の適正化にも有益である。
【0066】また、菌床ブロックの間の通気間隔が適正
な間隔に揃えることができると、各菌床ブロックの種菌
の培養速度が揃うので、同じラックパレットで培養した
菌床ブロックは、発生工程に移行する時期も揃うことに
なり、移行する際に1個ずつ確認する手間を軽減するこ
とができる。そして、発生工程ではほぼ同じ時期に発芽
することとなり、発芽した椎茸の大きさが揃い易く、収
穫作業の能率を高めることができる。
【0067】また、請求項4の菌床ブロック装填装置
は、コンテナ内に菌床ブロックを所定の通気間隔を空け
た状態で順次装填することができる。したがって、菌床
ブロックをコンテナ内に装填する作業の能率を著しく高
めることができ、省力化を図ることができるとともに、
各菌床ブロックの間に所定の通気間隔を確実に採ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】菌床椎茸培養施設の一部欠截平面図である。
【図2】袋詰めした菌床ブロックの斜視図である。
【図3】コンテナの平面図である。
【図4】装填・取出装置の正面図である。
【図5】図4に示す装填・取出装置の平面図である。
【図6】棚積み装置の側面図である。
【図7】図6に示す棚積み装置の背面図である。
【図8】植菌ラインの概略平面図である。
【符号の説明】
1 菌床椎茸培養施設 2 培養室 3 おが置場 4 菌床製造ライン 5 加熱室としての高圧殺菌釜 6 放冷室 7 植菌室 9 台車 10 菌床ブロック 11 ミキサー 12,13,17 ベルトコンベア 14 おが粉袋詰め機 15 培養用の袋体 16 通気窓の不織布 18 作業者 19,22,28 作業台 20 ボイラ 21 空調機 23 クリーンベンチ 24 ヒートシーラー コンテナ コンテナ 26 棚積み装置 27 菌床ブロックの載置位置を示す目印としての目標
線 31,40 ローラーコンベア 32 装填・取出装置 33 挟持チャック 34 アーム 35 ターンテーブル 41 ラックパレット 42 ラックパレットの棚 43 柱 44 ベース 45 支柱 46 昇降部材 47 押圧部材 50 植菌ライン 51 ベルトコンベア 52 袋体開放装置 53 自動植菌装置 54 自動ヒートシーラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おが粉と栄養材と水とを混合した混合物
    を、通気性を有する袋体内に充填して菌床ブロックとす
    る袋詰め工程と、 袋詰め工程で作成した菌床ブロックを袋体ごと加熱室内
    で加熱して滅菌する滅菌工程と、 滅菌した菌床ブロックに、袋体の開口部を開いた状態で
    きのこの種菌を植え付け、該袋体の開口部を密封する植
    菌工程と、 上面が開放したコンテナ内に、植菌した菌床ブロック
    を、それぞれ通気間隔を空けた状態で複数個載置し、こ
    のコンテナを搬送手段により棚積み装置に搬送する搬送
    工程と、 コンテナを所定の上下間隔を空けて上下方向に複数段積
    載可能な棚を有するラックパレットに、搬送されてきた
    コンテナを棚積み装置によって、順次積載するコンテナ
    棚積み工程と、 コンテナを積載したラックパレットを培養室に搬送する
    工程と、 搬送してきたラックパレットを培養室内に並べて安置
    し、きのこの種菌を菌床ブロックをラックパレットに積
    載したまま培養する培養工程と、からなるきのこ栽培に
    おける種菌培養方法。
  2. 【請求項2】 コンテナの底面に、菌床ブロックを載置
    する位置を示す目印を予め記しておき、この目印を目標
    にして菌床ブロックを載置することを特徴とする請求項
    1に記載のきのこ栽培における種菌培養方法。
  3. 【請求項3】 種菌が椎茸の種菌である請求項1に記載
    の椎茸栽培における種菌培養方法。
  4. 【請求項4】菌床ブロックを保持するチャックを有し、
    該チャックを上下方向および水平方向に移動する移動機
    構と、 コンテナを載置して所定角度宛回動するターンテーブル
    とを備え、 上記コンテナは、底面の一辺の長さが、菌床ブロックの
    底面の長辺の長さと短辺の長さと通気間隔長さを加えた
    長さを少なくとも有する矩形であって、上面が開放した
    部材であり、 該コンテナの底面の中心をターンテーブルの中心に合わ
    せた状態で、上記チャックによる菌床ブロック載置位置
    を、コンテナの中心よりも外側であって、コンテナの中
    心から最も遠い菌床ブロックの隅角がコンテナの隅角に
    対して当該菌床ブロックの他の隅角よりも近付いて、当
    該菌床ブロックの一方の短辺とコンテナの側縁との間
    に、菌床ブロックの短辺長さと通気間隔長さを加えた長
    さを少なくとも残す位置に設定したことを特徴とする菌
    床ブロック装填装置。
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