JPH09282956A - フラットケ−ブルの真空成形型構造及びこの型構造を用いるフラットケ−ブルの真空成形方法 - Google Patents

フラットケ−ブルの真空成形型構造及びこの型構造を用いるフラットケ−ブルの真空成形方法

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JPH09282956A
JPH09282956A JP8098379A JP9837996A JPH09282956A JP H09282956 A JPH09282956 A JP H09282956A JP 8098379 A JP8098379 A JP 8098379A JP 9837996 A JP9837996 A JP 9837996A JP H09282956 A JPH09282956 A JP H09282956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなコスト上昇を伴わずに、規模の異なる
フラットケ−ブルを成形できる真空成形型構造と真空成
形方法とを提供する。 【解決手段】 第1絶縁シ−トとフラット回路体と第2
絶縁シ−トとがこの順に配置される凹部53、55と、
凹部53、55とその周縁部に開口し、真空吸引して両
絶縁シ−トをフラット回路体を挟んで密着接合しフラッ
トケ−ブルにする多数の真空引き孔とを有する真空成形
型であって、本体ブロック43と、その配置孔49に入
れ換え配置されるサブブロック45、47とから構成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚の絶縁シ−ト
の間にフラット回路体を挟んで真空引き成形し、複雑な
パタ−ン形状のフラットケ−ブルを製造するためのフラ
ットケ−ブルの真空成形型構造と、この真空成形型構造
を用いて行うフラットケ−ブルの真空成形方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、車載の電気機器を接続するケ−
ブル、特にドアの内側の配線には、省スペ−スのために
フラットケ−ブルが用いられる。
【0003】図6はこのようなフラットケ−ブルの成形
に用いられる従来の真空成形型1を示している。
【0004】この真空成形型1には、フラットケ−ブル
のパタ−ンに応じた形の凹部3と、コネクタ−用の挿入
孔5、7、9とが設けられている。凹部3とその周縁部
には多数の真空引き孔が設けられている。
【0005】フラットケ−ブルの成形に当たっては、真
空成形型1の上面に、図7に示すような熱可塑性材料の
樹脂シ−ト11をセットし、これを加熱し軟化させた状
態で真空引き孔から真空引きして樹脂シ−ト11を凹部
3の形状に成形する。
【0006】次に、成形した樹脂シ−ト11の凹部に、
フラット回路体13下面側のコネクタ−を通す孔と上面
側のコネクタ−15を通す孔とを開けた後凹部3へ戻
し、各挿入孔5、7、9にブラケット17、19、21
を被せ、コネクタ−15にキャップを被せた後、樹脂シ
−ト11上にフラット回路体13と樹脂シ−ト23とを
この順でセットし、樹脂シ−ト23を加熱し軟化させた
状態で真空引き孔から各樹脂シ−ト11、23の間の空
気を吸引してこれらを密着させる。樹脂シ−ト23の密
着面には予めホットメルト性の粘着材が塗布されてお
り、密着時に樹脂シ−ト11、23が接合される。
【0007】その後、フラット回路体13の周縁部の余
分な樹脂シ−ト11、23を切り落とし、コネクタ−1
5のキャップを樹脂シ−ト23と共に外して、フラット
ケ−ブル25を得る。
【0008】フラットケ−ブルには種々のパタ−ン形状
があるが、このような方法で凹部3より小さい規模のパ
タ−ン形状のフラットケ−ブルを成形することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6、7の
フラット回路体13より規模の小さい図8のフラット回
路体27を真空成形型1を用いて成形すると、成形され
たフラットケ−ブル29には余白部分31が生じる上
に、規模の大きいフラットケ−ブル25と外形が同じ大
きさになって不利である。
【0010】従って、規模や形状がが極端に異なるフラ
ット回路体には同一の真空成形型を共用することができ
ず、それだけ多数の真空成形型が必要になり、コストが
大きく上昇する。
【0011】本発明は、このような事情を考慮し、大き
なコスト上昇を伴わずに、規模の異なるフラットケ−ブ
ルを成形できるフラットケ−ブルの真空成形型構造と、
この型構造を用いて行うフラットケ−ブルの真空成形方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のフラットケ−
ブルの真空成形型構造は、フラット回路体のパタ−ン形
状に合わせて形成され、第1の絶縁シ−トと前記フラッ
ト回路体と第2の絶縁シ−トとがこの順に配置される凹
部と、この凹部及びその周縁部に開口し、これらの開口
から空気を吸引して各絶縁シ−トをフラット回路体を挟
んで密着接合しフラットケ−ブルにする多数の真空引き
孔とを有するフラットケ−ブルの真空成形型構造であっ
て、複数の分割ブロックからなり、これらの分割ブロッ
クを組み合わせることにより前記凹部を形成することを
特徴とする。
【0013】このように、請求項1の真空成形型構造で
は、従来例と異なって真空成形型を一体にせず、組み合
わせ可能な複数の分割ブロックによる組み合わせ構造に
したから、分割ブロックの組み合わせによって、成形用
の凹部を異なったフラット回路体に応じた大きさと形状
にすることができる。
【0014】従って、この真空成形型で成形したフラッ
トケ−ブルは、フラット回路体の規模と形状とに応じ
て、余白部分の無い外形と寸法とが得られ、余分な配置
スペ−スが不要であり、小型軽量の最適設計が可能にな
る。
【0015】又、このように、一個の真空成形型で異な
った規模と形状のフラット回路体に広く対応でき、規模
の異なったフラット回路体毎に別の真空成形型を用意す
る必要がないから、コストを大幅に低減できる。
【0016】なお、各分割ブロックは、例えば、全体を
収納する枠を用い、その中で自由に組み合わせればよ
い。
【0017】請求項2の発明は、請求項1に記載のフラ
ットケ−ブルの真空成形型構造であって、前記複数の分
割ブロックの内の一つが、配置孔を有する本体ブロック
であり、1個又は複数個の他の分割ブロックが、この配
置孔に配置されてフラット回路体用の前記凹部を形成す
るサブブロックであることを特徴とし、請求項1の構成
と同等の効果を得る。
【0018】これに加えて、分割ブロックの一つを本体
ブロックにし、その配置孔でサブブロックを入れ換えて
種々な組み合わせを行うように構成したから、全ブロッ
クを収納する枠が不要であり、サブブロックの入れ換え
作業も容易である。従って、それだけ低コストであり、
真空成形の作業性もよい。
【0019】請求項3の発明は、請求項2に記載のフラ
ットケ−ブルの真空成形型構造であって、本体ブロック
とサブブロックとの間に連通室が形成され、本体ブロッ
クの真空引き孔とサブブロックの真空引き孔とがこの連
通室を介して連通していることを特徴とし、請求項2の
構成と同等の効果を得る。
【0020】これに加えて、本体ブロックとサブブロッ
クとの間にそれぞれの真空引き孔を連通させる連通室を
形成したことによって、本体ブロックの真空引き孔とサ
ブブロックの真空引き孔との位置合わせが不要になり、
それだけサブブロックを低コストにできる。
【0021】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか一項に記載のフラットケ−ブルの真空成形型
構造であって、フラット回路体用の凹部が形成された分
割ブロックと、この分割ブロックと置き換えて用いら
れ、フラット回路体の周縁部の真空引き孔だけを有する
分割ブロックとを備えたことを特徴とし、凹部が形成さ
れた分割ブロックを用いれば、大規模の回路体を用いた
フラットケ−ブルに対応でき、この分割ブロックと置き
換えてフラット回路体の周縁部の真空引き孔だけを有す
る分割ブロックを用いれば、小規模の回路体を用いたフ
ラットケ−ブルに対応できる。
【0022】この他、請求項1乃至請求項3の構成と同
等の効果を得る。
【0023】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれか一項に記載のフラットケ−ブルの真空成形型
構造であって、フラット回路体の屈曲した端部に取り付
けられたコネクタ−を収納する収納部を分割ブロックに
設けたことを特徴とし、請求項1乃至請求項4の構成と
同等の効果を得る。
【0024】これに加えて、分割ブロックにコネクタ−
の収納部(あるいは貫通孔)を設けたことにより、フラ
ット回路体に真空成形型の下面側に屈曲したコネクタ−
があっても真空成形が可能である。又、真空成形型の上
面側に屈曲したコネクタ−は、例えば、キャップを被せ
た上から第2の絶縁シ−トをセットして真空成形でき
る。
【0025】こうして、両面にコネクタ−を有するフラ
ット回路体の真空成形が可能であり、従って、相手側コ
ネクタ−と接続するためにフラットケ−ブルを大きく折
り曲げる必要がなく、この折り曲げ部分の振動や摩擦に
よる絶縁不良などの電気的トラブルや異音の発生が防止
される。
【0026】請求項6のフラットケ−ブルの真空成形方
法は、フラット回路体のパタ−ン形状に合わせて形成さ
れた凹部と、この凹部及びその周縁部に開口した多数の
真空引き孔とを有する真空成形型の前記凹部に第1の絶
縁シ−トを置いて真空引き成形し、更に、成形された第
1絶縁シ−トの凹部の上に前記フラット回路体と第2の
絶縁シ−トとをこの順に配置し、前記の各開口から空気
を吸引し、各絶縁シ−トをフラット回路体を挟んで密着
接合してフラットケ−ブルにするフラットケ−ブルの真
空成形方法であって、前記真空成形型に請求項1乃至請
求項5のいずれか一項に記載されたフラットケ−ブルの
真空成形型構造を用いたことを特徴とする。
【0027】このように、請求項6の真空成形方法で
は、請求項1乃至請求項5の真空成形型構造を用いたこ
とにより、上記のように、一個の真空成形型で異なった
規模と形状のフラット回路体に広く対応でき、規模の異
なったフラット回路体毎に別の真空成形型を用意する必
要がないから、コストが大幅に低減される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフラットケ−ブル
の真空成形型構造及びこの型構造を用いて行うフラット
ケ−ブルの真空成形方法の一実施形態を図面に基づいて
説明する。この実施形態は請求項1、2、3、4、6の
特徴を備えている。なお、以下の説明の中で符号のない
部材は図示されていない。
【0029】図1に示すように、この実施形態の真空成
形型41は、本体ブロック43(分割ブロック)と2個
のサブブロック45、47(分割ブロック)とから構成
されている。
【0030】本体ブロック43には配置孔49が設けら
れており、各サブブロック45、47は互いに入れ換え
てこの配置孔49に配置される。
【0031】図2のように、本体ブロック43とサブブ
ロック45との組み合わせは、規模の大きいフラット回
路体51の真空成形に用いられる。
【0032】各ブロック43、45には凹部53、55
がそれぞれ形成されており、各ブロック43、45を組
み合わせるとこれらの凹部53、55はフラット回路体
51全体を配置できる凹部57を形成する。
【0033】又、図2のように、本体ブロック43には
フラット回路体51のコネクタ−59、61用の収容孔
63、65が設けられ、サブブロック45にはコネクタ
−67用の収容孔69が設けられている。
【0034】図3に示すように、本体ブロック43には
凹部53に開口する真空引き孔71と凹部53の周縁部
に開口する真空引き孔73とが設けられている。又、サ
ブブロック45には凹部55に開口する真空引き孔75
と凹部55の周縁部に開口する真空引き孔77とが設け
られている。
【0035】本体ブロック43とサブブロック45との
間には連通室79が形成されており、本体ブロック43
の真空引き孔81はこの連通室79を介してサブブロッ
ク45の真空引き孔75、77と連通している。
【0036】フラット回路体51を真空成形してフラッ
トケ−ブルにする第1工程は、先ず、熱可塑性材料で作
られた多孔性の第1樹脂シ−ト(絶縁シ−ト)を両ブロ
ック43、45の上にセットし、これを加熱して軟化さ
せる。この状態で、真空引き孔71、73と、真空引き
孔81と連通室79とを介して真空引き孔75、77か
ら空気を吸引して第1樹脂シ−トを凹部57の形状に成
形する。
【0037】第2工程では、凹部57から取り外した成
形後の第1樹脂シ−トに、コネクタ−59、61、67
用の孔と、周縁部の真空引き孔73、77に対応する真
空引き孔とを加工する。
【0038】第3工程では、加工済の第1樹脂シ−トを
凹部57に戻し、第1樹脂シ−トに形成された凹部にフ
ラット回路体51と第2樹脂シ−ト(絶縁シ−ト)とを
この順にセットし、収容孔63、65、69をブラケッ
トで密封する。この状態で第2樹脂シ−トを加熱し軟化
させて真空吸引すると、各樹脂シ−トは互いの間の空気
が吸引されて密着する。第2樹脂シ−トの下面(第1樹
脂シ−ト側)にはホットメルトの粘着材が塗布されてお
り、各樹脂シ−トは密着すると粘着材によって接合す
る。
【0039】第4工程では、接合した両樹脂シ−トを取
り外し、コネクタ−59、61、67部分の樹脂シ−ト
を切り離し、切り離し部の隙間をシ−ル材で密封し、更
に、フラット回路体51の周囲の余分な樹脂シ−トを切
り落としてフラットケ−ブルを得る。
【0040】次に、本体ブロック43からサブブロック
45を外し、サブブロック47を配置孔49に配置する
と、この組み合わせは、図4のように、規模の小さいフ
ラット回路体83の真空成形に用いられる。
【0041】サブブロック45と異なって、サブブロッ
ク47には凹部が形成されていない。図5のように、サ
ブブロック47には本体ブロック43の凹部53の周縁
部に開口する真空引き孔85だけが設けられている。フ
ラット回路体83のコネクタ−87、89は本体ブロッ
ク43の収容孔63、65にそれぞれ収容される。
【0042】本体ブロック43とサブブロック47との
間には連通室91が形成されており、本体ブロック43
の真空引き孔81は連通室91を介してサブブロック4
7の真空引き孔85と連通している。
【0043】フラット回路体83を真空成形してフラッ
トケ−ブルにする第1工程は、フラット回路体51の真
空成形と同様に、熱可塑性材料の多孔性の第1樹脂シ−
ト(絶縁シ−ト)を両ブロック43、47の上にセット
し、これを加熱して軟化させる。この状態で、各真空引
き孔71、73と、真空引き孔81と連通室91とを介
して真空引き孔85から空気を吸引して第1樹脂シ−ト
を凹部53の形状に成形する。
【0044】第2工程では、凹部53から取り外した成
形後の第1樹脂シ−トに、コネクタ−87、89用の孔
と、周縁部の真空引き孔73、85に対応する真空引き
孔とを加工する。
【0045】第3工程では、加工済の第1樹脂シ−トを
凹部53に戻し、第1樹脂シ−トに形成された凹部にフ
ラット回路体83と第2の樹脂シ−ト(絶縁シ−ト)と
をこの順にセットし、収容孔63、65をブラケットで
密封する。この状態で第2樹脂シ−トを加熱し軟化させ
て真空吸引すると、各樹脂シ−トは互いの間の空気が吸
引されて密着し、第2樹脂シ−トに塗布された粘着材に
よって接合する。
【0046】第4工程では、接合した両樹脂シ−トを取
り外し、コネクタ−87、89部分の樹脂シ−トを切り
離し、切り離し部の隙間をシ−ル材で密封し、更に、フ
ラット回路体83の周囲の余分な樹脂シ−トを切り落と
してフラットケ−ブルを得る。 このように、真空成形
型41では、全体を分割構成にし、本体ブロック43に
対して2個のサブブロック45、47を付け換えること
により、規模の大きいフラット回路体51(寸法L1)
と規模の小さいフラット回路体83(寸法L2)の両方
を真空成形することができる。
【0047】従って、真空成形型41で成形した規模の
小さいフラット回路体83のフラットケ−ブルには余白
部分が無いから、余分な配置スペ−スが不要であり、小
型軽量の最適設計が可能になる。
【0048】又、このように、一個の真空成形型41で
異なった規模と形状のフラット回路体に広く対応でき、
規模と形状の異なったフラット回路体毎に別の真空成形
型を用意する必要がないからコストを大幅に低減でき
る。
【0049】これに加えて、本体ブロック43にサブブ
ロック45、47を入れ換える配置孔49を設けたか
ら、全分割ブロックを収納する枠が不要であり、更に、
サブブロック45、47の入れ換え作業も容易である。
従って、それだけ低コストになり、真空成形時の作業性
もよい。
【0050】又、本体ブロック43とサブブロック4
5、47との間にそれぞれの真空引き孔を連通させる連
通室79、91を形成したことによって、本体ブロック
43の真空引き孔81とサブブロック45、47の各真
空引き孔75、77、85との位置合わせが不要にな
り、それだけサブブロック45、47が低コストにな
る。なお、本発明において、異なったフラット回路体を
成形するときに入れ換える分割ブロックは2個に限らず
3個以上でもよい。更に、2個以上の分割ブロックを同
時に入れ換えるように構成し、入れ換える分割ブロック
を種々組み合わせることにより、1個の真空成形型で、
規模と形状とが大きく異なったフラット回路体にも極め
て広く対応可能になり、それだけコストが大きく低減す
る。
【0051】
【発明の効果】上記のように、請求項1の発明では、従
来例と異なって、真空成形型を組み合わせ可能な複数の
分割ブロックからなる分割構成にしたことにより、異な
ったフラット回路体に応じた大きさと形状の成形用凹部
が得られる。
【0052】従って、この真空成形型で成形したフラッ
トケ−ブルは、フラット回路体の規模に応じた余白部分
の無い外形と寸法とが得られるから、余分な配置スペ−
スが不要であり、小型軽量の最適設計が可能になる。
【0053】又、一個の真空成形型で異なったフラット
回路体に広く対応できるから、異なったフラット回路体
毎に真空成形型を用意する必要がなく、コストの大幅な
低減が可能になる。
【0054】請求項2の発明は、請求項1の構成と同等
の効果を得ると共に、分割ブロックの一つを本体ブロッ
クにし、その配置孔にサブブロックを入れ換えるように
構成したから、全ブロックを収納する枠が不要であり、
サブブロックの入れ換え作業も容易である。従って、そ
れだけ低コストになり、真空成形の作業性もよい。
【0055】請求項3の発明は、請求項2の構成と同等
の効果を得ると共に、本体ブロックとサブブロックとの
間にそれぞれの真空引き孔を連通させる連通室を形成し
たことによって、本体ブロックの真空引き孔とサブブロ
ックの真空引き孔との位置合わせが不要になり、それだ
けサブブロックを低コストにできる。
【0056】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の構成と同等の効果を得ると共に、フラット回路体の周
縁部の真空引き孔だけを有する分割ブロックを用いるこ
とによって、最小規模のフラット回路体を用いたフラッ
トケ−ブルに対応する。
【0057】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の構成と同等の効果を得ると共に、分割ブロックにコネ
クタ−の収納部や貫通孔を設けたことにより、下面側に
屈曲配置されたコネクタ−と上面側に屈曲配置されたコ
ネクタ−との両方を有するフラット回路体の真空成形が
可能である。
【0058】請求項6のフラットケ−ブルの真空成形方
法は、請求項1乃至請求項5の真空成形型構造を用いた
ことにより、上記のように、一個の真空成形型で異なっ
た規模と形状のフラット回路体に広く対応でき、規模の
異なったフラット回路体毎に別の真空成形型を用意する
必要がなく、コストが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のフラットケ−ブルの真空
成形型を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態において、大規模なフラット回
路体を真空成形する時の分割ブロックの組み合わせと、
この組み合わせによるフラットケ−ブルの真空成形方法
とを示す斜視図である。
【図3】図2のように組み合わせた両分割ブロックの断
面図である。
【図4】図1の実施形態において、小規模なフラット回
路体を真空成形する時の分割ブロックの組み合わせと、
この組み合わせによるフラットケ−ブルの真空成形方法
とを示す斜視図である。
【図5】図4のように組み合わせた両分割ブロックの断
面図である。
【図6】従来の真空成形型と、これを用いてフラットケ
−ブルを真空成形する方法とを示す斜視図である。
【図7】図6の従来例で真空成形された大規模なフラッ
トケ−ブルの断面図である。
【図8】図6の従来例で真空成形された小規模なフラッ
トケ−ブルの断面図である。
【符号の説明】
41 真空成形型 43 本体ブロック(分割ブロック) 45 サブブロック(凹部を有する分割ブロック) 47 サブブロック(周縁部に開口する真空引き孔だけ
を有する分割ブロック) 49 配置孔 51、83 フラット回路体 53、55、57 凹部 71、75 真空引き孔(凹部に開口) 73、77、85 真空引き孔(周縁部に開口) 79、91 連通室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット回路体のパタ−ン形状に合わせ
    て形成され、第1の絶縁シ−トと前記フラット回路体と
    第2の絶縁シ−トとがこの順に配置される凹部と、この
    凹部及びその周縁部に開口し、これらの開口から空気を
    吸引して各絶縁シ−トをフラット回路体を挟んで密着接
    合しフラットケ−ブルにする多数の真空引き孔とを有す
    るフラットケ−ブルの真空成形型構造であって、複数の
    分割ブロックからなり、これらの分割ブロックを組み合
    わせることにより前記凹部を形成することを特徴とする
    フラットケ−ブルの真空成形型構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明であって、前記複
    数の分割ブロックの内の一つが、配置孔を有する本体ブ
    ロックであり、1個又は複数個の他の分割ブロックが、
    この配置孔に配置されてフラット回路体用の前記凹部を
    形成するサブブロックであることを特徴とするフラット
    ケ−ブルの真空成形型構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発明であって、本体ブ
    ロックとサブブロックとの間に連通室が形成され、本体
    ブロックの真空引き孔とサブブロックの真空引き孔とが
    この連通室を介して連通していることを特徴とするフラ
    ットケ−ブルの真空成形型構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の発明であって、フラット回路体用の凹部が形成さ
    れた分割ブロックと、この分割ブロックと置き換えて用
    いられ、フラット回路体の周縁部の真空引き孔だけを有
    する分割ブロックとを備えたことを特徴とするフラット
    ケ−ブルの真空成形型構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の発明であって、フラット回路体の屈曲した端部に
    取り付けられたコネクタ−を収納する収納部を分割ブロ
    ックに設けたことを特徴とするフラットケ−ブルの真空
    成形型構造。
  6. 【請求項6】 フラット回路体のパタ−ン形状に合わせ
    て形成された凹部と、この凹部及びその周縁部に開口し
    た多数の真空引き孔とを有する真空成形型の前記凹部に
    第1の絶縁シ−トを置いて真空引き成形し、更に、成形
    された第1絶縁シ−トの凹部の上に前記フラット回路体
    と第2の絶縁シ−トとをこの順に配置し、前記の各開口
    から空気を吸引し、各絶縁シ−トをフラット回路体を挟
    んで密着接合してフラットケ−ブルにするフラットケ−
    ブルの真空成形方法であって、前記真空成形型に請求項
    1乃至請求項5のいずれか一項に記載されたフラットケ
    −ブルの真空成形型構造を用いたことを特徴とするフラ
    ットケ−ブルの真空成形方法。
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