JPH09283517A - シリコン酸化膜の形成方法 - Google Patents

シリコン酸化膜の形成方法

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JPH09283517A
JPH09283517A JP8534196A JP8534196A JPH09283517A JP H09283517 A JPH09283517 A JP H09283517A JP 8534196 A JP8534196 A JP 8534196A JP 8534196 A JP8534196 A JP 8534196A JP H09283517 A JPH09283517 A JP H09283517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
solution
silicon oxide
forming
silicon
Prior art date
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Pending
Application number
JP8534196A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kamimura
賢一 上村
Yoshihiro Mori
良弘 森
Susumu Otsuka
進 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な装置を用いることなく、電気的特性の
良好なゲート酸化膜を形成することができるシリコン酸
化膜の形成方法を提供する。 【解決手段】 酸化性水溶液中において予めシリコン基
板にシリコン酸化膜を形成後、該シリコン基板にさらに
熱酸化によるシリコン酸化膜を形成することを特徴とす
るシリコン酸化膜の形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、シリコン基板上に形成するシリ
コン酸化膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体装置製造分野における技術
進歩はめざましく、MOSデバイスの高集積化に伴いそ
のデザインルールは、0.5μmより小さく0.35μ
mルールのもの、さらには0.1μmを下回るものさえ
出現するに至っている。そして、このような超微細化さ
れたMOSデバイスにおけるゲート酸化膜についても、
その厚さが非常に薄いものが用いられるようになってお
り、今や膜厚nmオーダーのものさえ実用化されてい
る。
【0003】このような極薄いゲート酸化膜を通常の熱
酸化法によって形成した場合には、様々な問題がある。
その一つに、月刊セミコンダクターワールド増刊号、’
94最新半導体プロセス技術(平成5年11月25日発
行)、「256MDRAM対応の酸化・拡散・LP−C
VD装置」(特に第94〜95頁)において報告され
た、熱酸化を行うために、シリコン表面が露出した状態
で高純度の窒素ガスや不活性ガス中で昇温した場合にシ
リコン表面の凹凸が増加し電気的特性の劣化を引き起こ
すことが報告されている。そしてこれは熱酸化前にUV
−O3 照射によって予めシリコン基板表面に酸化膜を形
成した後、熱酸化を行うことで解決できることが記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような熱酸化時
の高純度の窒素ガスや不活性ガス中で昇温は、ドライ酸
化と称される工程に欠かすことのできないものである。
したがって、このドライ酸化工程による電気的特性の劣
化を改善するためには上記文献の如く、熱酸化前にシリ
コン酸化膜を予め形成しておくことがよいものではある
が、従来のUV−O3 照射(紫外線をオゾン雰囲気中に
載置した基板に照射しながら酸化膜を形成する光励起酸
化法の一種である)といった特殊な工程では、大量のM
OSデバイスの製造にすぐに利用することができるもの
ではなく、また、UV(紫外線)やオゾンは人体に有害
なものであるため、これらに対する安全策を十分に施す
必要からその装置に係る設備投資費用も大きくなり、経
済的ではないといった問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、特殊な装置を用
いることなく、電気的特性の良好なゲート酸化膜を形成
することができるシリコン酸化膜の形成方法を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、酸化性水溶液中において予
めシリコン基板にシリコン酸化膜を形成後、該シリコン
基板にさらに熱酸化によりシリコン酸化膜を形成するこ
とを特徴とするシリコン酸化膜の形成方法である。
【0007】また、請求項2記載の本発明は、前記請求
項1記載のシリコン酸化膜の形成方法において、前記酸
化性水溶液が、アンモニアと過酸化水素水との混合溶
液、塩酸と過酸化水素水との混合溶液、過酸化水素水溶
液、硝酸溶液およびオゾン溶液よりなる群から選択され
た少なくとも1つの溶液であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0009】本発明は、例えばアンモニアと過酸化水素
水との混合溶液、塩酸と過酸化水素水との混合溶液、過
酸化水素水溶液、硝酸溶液およびオゾン溶液など酸化性
のある溶液中に、通常の洗浄方法によって自然酸化膜や
汚染物などを除去したシリコン基板を浸漬して、予め極
薄いシリコン酸化膜を形成した後、熱酸化を行うことに
より、ドライ酸化時、高純度の窒素ガスや不活性ガス中
で昇温した場合にシリコン表面に発生する凹凸を抑制し
ゲート耐圧の向上を図ったものである。
【0010】水溶液中において形成された酸化膜は、従
来のUV−O3 による酸化に比較して、十分緻密な酸化
膜であり、かつ、シリコン基板上に均一に形成されるた
め、その後の熱酸化工程において酸化膜の凹凸などを抑
制するものである。
【0011】また、水溶液中の酸化膜形成は、加圧や減
圧など特殊な条件設定をしなくても、シリコン基板表面
に極薄く、通常8〜11nm程度形成されるため、膜厚
の制御が容易である。したがって、本発明は、特殊な装
置を用いる必要がなく、例えば通常のMOSデバイス製
造に用いられ洗浄槽を適宜改修するなど僅かな設備投資
で実用化することができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用してMOSデバイス(M
OSキャパシタ)を作成し、その耐圧を評価した結果に
ついて説明する。
【0013】実施例 まず、P型10〜12Ω・cmのシリコン基板を希フッ
酸(1wt%)洗浄液により洗浄する。そして、29%
アンモニア:31%過酸化水素水:超純水=0.2:
1:10の割合による酸化性水溶液(液温度80℃)中
に、洗浄後のシリコン基板を10分浸漬し、水溶液中に
て、厚さ10Åのシリコン酸化膜を形成した。その後、
熱酸化炉において高純度窒素ガスまたは不活性ガス中
で、1000℃まで昇温し、ドライ酸素雰囲気にて18
分熱酸化を行い、厚さ250Åの熱酸化膜を形成した。
【0014】その後MOSキャパシタを作成するために
通常のポリシリコン電極およびパッドを下記のように形
成した。LPCVD法により5000Åのポリシリコン
のデポジション、900℃ドライ酸化により270Åの
ポリシリコン酸化膜の形成、リン(31+ )のイオン注
入(加速電圧80keV、ドーズ量1×1016cm
-2(2×1015cm-2で5回))、900℃、30分、
窒素雰囲気中でのアニール、ポリシリコン酸化膜の除
去、ポリシリコンと接続されたAl配線およびパッドの
作成(キャパシタ形状のパターニング)、400℃、1
5分、N2 (20L/分)+H2 (0.8L/分)によ
るアニール、裏面酸化膜の除去(表面をレジストで保護
しドライエッチングによって除去) 裏面電極(Au)の作成。これにより形成したキャパシ
タ面積は、20mm2 である。
【0015】比較例 前記実施例同様に、P型10〜12Ω・cmのシリコン
基板を希フッ酸(1wt%)洗浄液により洗浄し、その
後実施例とは異なり、直接熱酸化炉において高純度窒素
ガスまたは不活性ガス中で、1000℃まで昇温し、ド
ライ酸素雰囲気にて18分熱酸化を行い、250Åの熱
酸化膜を形成した。その後実施例同様にポリシリコン電
極および裏面電極を形成してMOSキャパシタを作成し
た。
【0016】評価結果 上記のようにして作成した実施例と比較例の耐圧の評価
結果を図1に示す。なお、耐圧評価は、前記電極に1μ
A/cm2 の電流が流れた時点の電界、すなわちゲート
酸化膜に印加されていた電界を測定したものであり、ま
た測定サンプル数はいずれの例も264個/1ウェーハ
である。
【0017】図1は、酸化膜耐圧の破壊電界を相対頻度
として現したものであり、図に示すように、250Åの
酸化膜を形成した実施例と比較例とを比べた場合、実施
例の方が比較例より高電界側での破壊頻度が多くなって
いること、すなわち耐圧が向上していることが分かる。
これをCモード(電界強度6MV/cm2 以上)と称す
る酸化膜の真正耐圧の合格率で表すと、実施例では約6
2%、比較例では約40%であり、Cモード合格率も向
上しているものである。
【0018】以上の実施例は酸化性水溶液として、29
%アンモニア:31%過酸化水素水:超純水の混合溶液
を用いたものであるが、この他に、36%塩酸:31%
過酸化水素水:超純水=1:1:5、31%過酸化水素
水:超純水=1:10、70%硝酸溶液:超純水=1:
50、2〜20ppmのオゾン水により前述の実施例同
様の耐圧評価を行った結果、いずれも前記比較例よりC
モードの合格率が向上した。
【0019】これらの結果から本発明は、シリコン酸化
膜、特にゲート酸化膜の形成に本発明を適用すれば、そ
の耐圧が向上するものである。
【0020】なお、本発明は、水溶液中でシリコン基板
上に酸化膜を形成することができればよくものであっ
て、上記のような酸化性水溶液の組成に限定されるもの
ではなく、本発明の技術的範囲において適宜変更するこ
とができるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、酸
化性水溶液中で予めシリコン酸化膜を形成した後熱酸化
を行うこととしたので、熱酸化において高純度窒素や不
活性ガス中での昇温時、シリコン基板表面が露出してい
ないため、基板表面に凹凸が生じることなく、均一な酸
化膜の形成が可能となり酸化膜耐圧が向上する。したが
って、本発明をMOSデバイスの高集積化に伴う極薄い
ゲート酸化膜に適用すれば、その特性をより良くするこ
とが可能となる。また、本発明は酸化性水溶液を用いて
酸化膜を形成するものであるため、従来のようにUV−
3 照射といった特殊な装置を用いる必要がないので、
MOSデバイスの量産化を少ない設備投資で行うことが
できるので、経済的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施例と、従来からの比較
例との耐圧評価結果を示す図面である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化性水溶液中において予めシリコン基
    板にシリコン酸化膜を形成後、該シリコン基板にさらに
    熱酸化によりシリコン酸化膜を形成することを特徴とす
    るシリコン酸化膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記酸化性水溶液が、アンモニアと過酸
    化水素水との混合溶液、塩酸と過酸化水素水との混合溶
    液、過酸化水素水溶液、硝酸溶液およびオゾン溶液より
    なる群から選択された少なくとも1つの溶液であること
    を特徴とする請求項1記載のシリコン酸化膜の形成方
    法。
JP8534196A 1996-04-08 1996-04-08 シリコン酸化膜の形成方法 Pending JPH09283517A (ja)

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JP8534196A JPH09283517A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 シリコン酸化膜の形成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685266B1 (ko) * 2005-12-26 2007-02-22 주식회사 실트론 오존완충층을 이용한 열처리 방법

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Effective date: 20020611