JPH09283627A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH09283627A JPH09283627A JP8115252A JP11525296A JPH09283627A JP H09283627 A JPH09283627 A JP H09283627A JP 8115252 A JP8115252 A JP 8115252A JP 11525296 A JP11525296 A JP 11525296A JP H09283627 A JPH09283627 A JP H09283627A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F30/30—Circuit design
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- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 論理合成時にレイアウト結果が考慮できない
ことに起因する設計のやり直し回数や設計時間そのもの
を削減し、高速に動作し、低消費電力で高集積な半導体
集積回路を設計する半導体集積回路装置の製造方法を提
供する。 【解決手段】 半導体集積回路を設計するにあたり、す
でにレイアウト設計された半導体集積回路の論理ゲート
の物理的位置関係をもとに論理ゲートの組み合わせを変
更するにあたって、組み合わせを変更する回路部分を決
定し、その回路部分を論理的に等価な中間表現(ND
2、IVなど)に変換し、この中間表現から論理ゲート
の新しい組み合わせを生成し、この新しい論理ゲートの
組み合わせを前のものと置き換える。
ことに起因する設計のやり直し回数や設計時間そのもの
を削減し、高速に動作し、低消費電力で高集積な半導体
集積回路を設計する半導体集積回路装置の製造方法を提
供する。 【解決手段】 半導体集積回路を設計するにあたり、す
でにレイアウト設計された半導体集積回路の論理ゲート
の物理的位置関係をもとに論理ゲートの組み合わせを変
更するにあたって、組み合わせを変更する回路部分を決
定し、その回路部分を論理的に等価な中間表現(ND
2、IVなど)に変換し、この中間表現から論理ゲート
の新しい組み合わせを生成し、この新しい論理ゲートの
組み合わせを前のものと置き換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、とくに半導体集積回路の論理設計手法に関
するものである。
方法に係り、とくに半導体集積回路の論理設計手法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造は、基本的には図14
に示す製造工程のフローチャートに従って行われる。つ
まり、自動設計、人力による設計の違いによらず、基本
的には、機能設計工程、論理設計工程、レイアウト設計
工程、デバイス設計工程、回路設計工程及び試験設計工
程の各工程を経て設計が行われる。機能設計工程では、
システム仕様に基づき半導体集積回路の機能仕様を作成
し、半導体集積回路の動作の詳細を設計する。論理ブロ
ックの機能レジスタ類のビット幅・個数、制御線、バス
線の数・使用法、クロックの種類・使用法などの半導体
集積回路のアーキテクチャが機能設計により決定され
る。論理設計工程では、機能設計データに基づき半導体
集積回路がNAND回路やインバータ回路などの論理ゲ
ートを単位としたレベルにまで具体化される。論理設計
ではゲート間の接続関係、すなわち論理回路構造に主眼
をおいた設計が行われる。論理設計に使用する基本論理
ゲートは、デバイス設計、回路設計を経て予め準備され
ている論理セルライブラリのメニューを利用する。論理
セルライブラリには、簡単な基本論理ゲートの他に、複
合ゲート、フリップフロップ、3ステートドライバなど
の数〜10数ゲート規模のセルが含まれている。
に示す製造工程のフローチャートに従って行われる。つ
まり、自動設計、人力による設計の違いによらず、基本
的には、機能設計工程、論理設計工程、レイアウト設計
工程、デバイス設計工程、回路設計工程及び試験設計工
程の各工程を経て設計が行われる。機能設計工程では、
システム仕様に基づき半導体集積回路の機能仕様を作成
し、半導体集積回路の動作の詳細を設計する。論理ブロ
ックの機能レジスタ類のビット幅・個数、制御線、バス
線の数・使用法、クロックの種類・使用法などの半導体
集積回路のアーキテクチャが機能設計により決定され
る。論理設計工程では、機能設計データに基づき半導体
集積回路がNAND回路やインバータ回路などの論理ゲ
ートを単位としたレベルにまで具体化される。論理設計
ではゲート間の接続関係、すなわち論理回路構造に主眼
をおいた設計が行われる。論理設計に使用する基本論理
ゲートは、デバイス設計、回路設計を経て予め準備され
ている論理セルライブラリのメニューを利用する。論理
セルライブラリには、簡単な基本論理ゲートの他に、複
合ゲート、フリップフロップ、3ステートドライバなど
の数〜10数ゲート規模のセルが含まれている。
【0003】論理設計では、各ゲートの電気的性能から
予測した遅延値を与え、遅延シュミレーションを行って
論理誤りの排除を計っている。しかし、レイアウト設計
を行って初めて定まる配線遅延などはこの段階では十分
評価できないので、レイアウト後に再度詳細シュミレー
ションを行ってチェックを確実にするばあいが多い。デ
バイス設計工程では、半導体集積回路の製造条件に基づ
き使用するトランジスタの形状、電気的性能などを設計
する。通常は製造ラインの能力に見合ったトランジスタ
のメニューの中から適当なものを選択して使用するが、
性能的に不十分なものは、新規に設計する。回路設計工
程は、基本回路又は回路セルの設計と全体回路設計の2
段階で行う。レイアウト設計工程は、半導体集積回路の
設計工程で最も重要である。この工程は、半導体集積回
路のマスクパターンを設計する作業である。論理設計に
より得られた接続情報と回路設計により準備された論理
セルライブラリを用いて論理ゲートの配置・配線を行
う。レイアウト設計後のデータは、論理シュミレータや
回路シュミレータなどによって電気的性能の検証を行
い、不備があれば論理設計工程に戻る。レイアウト設計
工程が完了してからそのデータは、マスクパターンとし
て製造工程に渡される。
予測した遅延値を与え、遅延シュミレーションを行って
論理誤りの排除を計っている。しかし、レイアウト設計
を行って初めて定まる配線遅延などはこの段階では十分
評価できないので、レイアウト後に再度詳細シュミレー
ションを行ってチェックを確実にするばあいが多い。デ
バイス設計工程では、半導体集積回路の製造条件に基づ
き使用するトランジスタの形状、電気的性能などを設計
する。通常は製造ラインの能力に見合ったトランジスタ
のメニューの中から適当なものを選択して使用するが、
性能的に不十分なものは、新規に設計する。回路設計工
程は、基本回路又は回路セルの設計と全体回路設計の2
段階で行う。レイアウト設計工程は、半導体集積回路の
設計工程で最も重要である。この工程は、半導体集積回
路のマスクパターンを設計する作業である。論理設計に
より得られた接続情報と回路設計により準備された論理
セルライブラリを用いて論理ゲートの配置・配線を行
う。レイアウト設計後のデータは、論理シュミレータや
回路シュミレータなどによって電気的性能の検証を行
い、不備があれば論理設計工程に戻る。レイアウト設計
工程が完了してからそのデータは、マスクパターンとし
て製造工程に渡される。
【0004】試験設計工程では、製造後の半導体集積回
路が所期の性能・機能を満たしていることを調べるため
に試験パターンを設計する。次に設計工程が終了して製
造試験工程に移る。まず製造条件にしたがってチップが
製造されるチップ製造工程を行う。そして、試験評価工
程に移り、試験設計に基づいてチップが評価され製品が
完成される。論理設計工程における自動化技術である論
理合成は、レイアウト設計に先立つ設計フェーズである
と認識されてきた。論理合成により、上位レベルの記
述、例えば、レジスタトランスファレベルの記述から詳
細なゲートレベルの回路が形成される。近年は回路の微
細化、高集積化にともない、信号伝搬遅延や半導体集積
回路の面積、また、消費電力にしめる配線の影響が増大
してきている。このような影響を回避するために、レイ
アウト結果に基づいて論理合成をやり直す方法が提案さ
れている(SYNOPSYS社 Link−To−La
yout論理合成手法)。しかし、この方法では、論理
合成を始めからやり直すため、レイアウト設計もまるま
るやり直さなければならず、2回目の論理合成時とは違
った配置・配線状態に陥ることになる。
路が所期の性能・機能を満たしていることを調べるため
に試験パターンを設計する。次に設計工程が終了して製
造試験工程に移る。まず製造条件にしたがってチップが
製造されるチップ製造工程を行う。そして、試験評価工
程に移り、試験設計に基づいてチップが評価され製品が
完成される。論理設計工程における自動化技術である論
理合成は、レイアウト設計に先立つ設計フェーズである
と認識されてきた。論理合成により、上位レベルの記
述、例えば、レジスタトランスファレベルの記述から詳
細なゲートレベルの回路が形成される。近年は回路の微
細化、高集積化にともない、信号伝搬遅延や半導体集積
回路の面積、また、消費電力にしめる配線の影響が増大
してきている。このような影響を回避するために、レイ
アウト結果に基づいて論理合成をやり直す方法が提案さ
れている(SYNOPSYS社 Link−To−La
yout論理合成手法)。しかし、この方法では、論理
合成を始めからやり直すため、レイアウト設計もまるま
るやり直さなければならず、2回目の論理合成時とは違
った配置・配線状態に陥ることになる。
【0005】そのため、更なる論理合成とレイアウト設
計のやり直しが必要となる場合がある。このように、こ
の方法では、処理が収束する保証がなく、レイアウトと
論理合成にかかる時間が数倍に膨れ上がることになり、
処理時間的に得策でない。また、論理合成とレイアウト
設計を全く同時に行う方法も提案されている(M.Pe
dramほか、“Layout driven log
ic restructuring/decompos
ition”,ICCAD91)。しかし、この方法
は、論理合成の中間的な表現である基本論理ゲートをそ
のまま配置するために、レイアウトすべき素子数が通常
の設計フローより多くなる。そのため、レイアウトその
ものに処理時間がかかる。また、すべての論理回路をレ
イアウトしながら合成するので、論理合成処理そのもの
にも処理時間がかかる。更に、合成結果がレイアウト結
果でもあるが、そのレイアウト結果の質に関する保証が
なく、小面積の回路を得るためには、再レイアウトが必
要となる可能性もある。
計のやり直しが必要となる場合がある。このように、こ
の方法では、処理が収束する保証がなく、レイアウトと
論理合成にかかる時間が数倍に膨れ上がることになり、
処理時間的に得策でない。また、論理合成とレイアウト
設計を全く同時に行う方法も提案されている(M.Pe
dramほか、“Layout driven log
ic restructuring/decompos
ition”,ICCAD91)。しかし、この方法
は、論理合成の中間的な表現である基本論理ゲートをそ
のまま配置するために、レイアウトすべき素子数が通常
の設計フローより多くなる。そのため、レイアウトその
ものに処理時間がかかる。また、すべての論理回路をレ
イアウトしながら合成するので、論理合成処理そのもの
にも処理時間がかかる。更に、合成結果がレイアウト結
果でもあるが、そのレイアウト結果の質に関する保証が
なく、小面積の回路を得るためには、再レイアウトが必
要となる可能性もある。
【0006】また、別の方法として、特に信号伝搬遅延
に対する配線の影響を小さくするために、一度レイアウ
ト設計を行った後に回路の一部の論理ゲートを置き換え
たり、必要な部分にバッファを挿入する技術が存在する
(特願平5−22707号)。しかし、この技術では、
機能を実現する論理回路の組み合わせを変更するもので
はないので、配線が多いエリアでは多少信号伝搬遅延を
犠牲にしても配線混雑度を改善するために配線の少ない
論理ゲートの組み合わせを用いたり、逆に配線が少ない
エリアでは、配線が多くなっても信号伝搬遅延を小さく
する論理ゲートの組み合わせを用いるなどの改善はでき
ない。また、低消費電力化のために、信号のスイッチン
グ確率の最少化を考えた論理ゲートの組み合わせ変更な
ども実現できなかった。このように一部の論理ゲートを
単に置換するだけでは、配線混雑度を緩和したり、低消
費電力の半導体集積回路を実現することが困難である。
従来からの自動論理合成手法としてテクノロジーマッピ
ングという処理手法がある。これは、抽象的で大きさや
物理情報を持たないAND演算子やOR演算子、NOT
演算子で構成された論理関数を物理実体を持つ論理ゲー
トで実現するための処理である。
に対する配線の影響を小さくするために、一度レイアウ
ト設計を行った後に回路の一部の論理ゲートを置き換え
たり、必要な部分にバッファを挿入する技術が存在する
(特願平5−22707号)。しかし、この技術では、
機能を実現する論理回路の組み合わせを変更するもので
はないので、配線が多いエリアでは多少信号伝搬遅延を
犠牲にしても配線混雑度を改善するために配線の少ない
論理ゲートの組み合わせを用いたり、逆に配線が少ない
エリアでは、配線が多くなっても信号伝搬遅延を小さく
する論理ゲートの組み合わせを用いるなどの改善はでき
ない。また、低消費電力化のために、信号のスイッチン
グ確率の最少化を考えた論理ゲートの組み合わせ変更な
ども実現できなかった。このように一部の論理ゲートを
単に置換するだけでは、配線混雑度を緩和したり、低消
費電力の半導体集積回路を実現することが困難である。
従来からの自動論理合成手法としてテクノロジーマッピ
ングという処理手法がある。これは、抽象的で大きさや
物理情報を持たないAND演算子やOR演算子、NOT
演算子で構成された論理関数を物理実体を持つ論理ゲー
トで実現するための処理である。
【0007】テクノロジマッピングの一般的な方法とし
て、論理設計工程後、レイアウト工程前に、AND演算
子などで構成された論理関数を2つの基本論理ゲートの
NAND2(2入力NAND回路)とIV(インバー
タ)で中間的に表現し直し、その後、DAG(Dire
cted Acyclic Graph)グラフマッチ
ングを用いて物理実体を持つ論理ゲートに置き換える手
法が提案されている(Keutzer DAC’87
DAGON:Technology Binding
and Logic Optimization by
DAG Mapping)。しかし、この手法では、
レイアウト設計の結果を考慮することができないという
問題がある。半導体集積回路の設計評価指数として、例
えば、面積(集積度)、信号伝搬遅延時間、消費電力が
ある。半導体集積回路の面積は、小さい方(すなわち、
集積度が高い方)が製造コストを安価にすることができ
る。また、信号伝搬遅延時間は、短い方が半導体集積回
路を高速で動作させることができ、その結果高性能な半
導体集積回路が設計できる。
て、論理設計工程後、レイアウト工程前に、AND演算
子などで構成された論理関数を2つの基本論理ゲートの
NAND2(2入力NAND回路)とIV(インバー
タ)で中間的に表現し直し、その後、DAG(Dire
cted Acyclic Graph)グラフマッチ
ングを用いて物理実体を持つ論理ゲートに置き換える手
法が提案されている(Keutzer DAC’87
DAGON:Technology Binding
and Logic Optimization by
DAG Mapping)。しかし、この手法では、
レイアウト設計の結果を考慮することができないという
問題がある。半導体集積回路の設計評価指数として、例
えば、面積(集積度)、信号伝搬遅延時間、消費電力が
ある。半導体集積回路の面積は、小さい方(すなわち、
集積度が高い方)が製造コストを安価にすることができ
る。また、信号伝搬遅延時間は、短い方が半導体集積回
路を高速で動作させることができ、その結果高性能な半
導体集積回路が設計できる。
【0008】更に消費電力は、少ない方が、たとえば、
電池駆動のシステムに組み込まれる場合には、長時間使
用することができるため、利便性が高い。また、放熱に
関する設計やパッケージにかかるコストが削減できるた
め、安価な半導体集積回路を製造することができる。こ
れらの評価指数に関して、論理設計が終わった段階で
は、配線分の影響を正確に見積もることが困難であるこ
とが知られており、半導体集積回路の設計における時間
コストが増大する大きな要因となっている。面積に関し
ては、配線混雑度が高いほど、配線そのものが困難とな
り、全面積に占める配線の割合が高くなり、ひいては面
積に増大をもたらすことがレイアウト設計において経験
的に知られている。信号伝搬遅延に関しては、配線容量
の遅延に対する影響が存在する。消費電力に関しては、
配線容量の充放電による消費電力の増大が知られてい
る。
電池駆動のシステムに組み込まれる場合には、長時間使
用することができるため、利便性が高い。また、放熱に
関する設計やパッケージにかかるコストが削減できるた
め、安価な半導体集積回路を製造することができる。こ
れらの評価指数に関して、論理設計が終わった段階で
は、配線分の影響を正確に見積もることが困難であるこ
とが知られており、半導体集積回路の設計における時間
コストが増大する大きな要因となっている。面積に関し
ては、配線混雑度が高いほど、配線そのものが困難とな
り、全面積に占める配線の割合が高くなり、ひいては面
積に増大をもたらすことがレイアウト設計において経験
的に知られている。信号伝搬遅延に関しては、配線容量
の遅延に対する影響が存在する。消費電力に関しては、
配線容量の充放電による消費電力の増大が知られてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の通りであるか
ら、レイアウト設計の結果を考慮しながら再論理合成を
する上では、論理合成処理内部で配線混雑度を見積もっ
たり、配線容量値を見積もることなどにより、ひいては
最終的な面積(集積度)、信号伝搬遅延時間、消費電力
などを正確に見積もりながら論理合成処理を行うことが
より良い評価指標を持つ半導体集積回路の設計において
重要である。本発明は、このような事情によりなされた
ものであり、論理合成時にレイアウト結果が考慮できな
いことに起因する設計のやり直し回数や設計時間そのも
のを削減し、高速に動作し、低消費電力で高集積な半導
体集積回路を設計する半導体集積回路装置の製造方法を
提供する。
ら、レイアウト設計の結果を考慮しながら再論理合成を
する上では、論理合成処理内部で配線混雑度を見積もっ
たり、配線容量値を見積もることなどにより、ひいては
最終的な面積(集積度)、信号伝搬遅延時間、消費電力
などを正確に見積もりながら論理合成処理を行うことが
より良い評価指標を持つ半導体集積回路の設計において
重要である。本発明は、このような事情によりなされた
ものであり、論理合成時にレイアウト結果が考慮できな
いことに起因する設計のやり直し回数や設計時間そのも
のを削減し、高速に動作し、低消費電力で高集積な半導
体集積回路を設計する半導体集積回路装置の製造方法を
提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体集積回
路を設計するにあたり、すでにレイアウト設計された半
導体集積回路の論理ゲートの物理的位置関係をもとに論
理ゲートの組み合わせを変更するにあたって、組み合わ
せを変更する回路部分を決定し、その回路部分を論理的
に等価な中間表現に変換し、この中間表現から論理ゲー
トの新しい組み合わせを生成し、この新しい論理ゲート
の組み合わせを前のものと置き換えることを特徴とす
る。すなわち、請求項1の発明は、半導体装置の製造方
法において、論理ゲートを含む半導体集積回路を論理設
計する工程と、レイアウト設計する工程と、すでにレイ
アウト設計された半導体集積回路の論理ゲートの物理的
位置関係をもとに前記論理設計された半導体集積回路の
前記論理ゲートの組み合わせを変更する回路部分を選択
する工程と、前記回路部分を論理的に等価な中間表現に
変換する工程と、前記中間表現から前記回路部分の新し
い組み合せ回路を生成する工程と、前記新しい組み合せ
回路を前記論理設計された半導体集積回路内にレイアウ
トする工程とを備え、論理ゲートの組み合わせを変更す
ることを特徴とする。請求項2の発明は、前記中間表現
は、基本論理ゲートを配置することを特徴とする。
路を設計するにあたり、すでにレイアウト設計された半
導体集積回路の論理ゲートの物理的位置関係をもとに論
理ゲートの組み合わせを変更するにあたって、組み合わ
せを変更する回路部分を決定し、その回路部分を論理的
に等価な中間表現に変換し、この中間表現から論理ゲー
トの新しい組み合わせを生成し、この新しい論理ゲート
の組み合わせを前のものと置き換えることを特徴とす
る。すなわち、請求項1の発明は、半導体装置の製造方
法において、論理ゲートを含む半導体集積回路を論理設
計する工程と、レイアウト設計する工程と、すでにレイ
アウト設計された半導体集積回路の論理ゲートの物理的
位置関係をもとに前記論理設計された半導体集積回路の
前記論理ゲートの組み合わせを変更する回路部分を選択
する工程と、前記回路部分を論理的に等価な中間表現に
変換する工程と、前記中間表現から前記回路部分の新し
い組み合せ回路を生成する工程と、前記新しい組み合せ
回路を前記論理設計された半導体集積回路内にレイアウ
トする工程とを備え、論理ゲートの組み合わせを変更す
ることを特徴とする。請求項2の発明は、前記中間表現
は、基本論理ゲートを配置することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、中間表現を評価指標に
合わせて変更する手段を持つことを特徴とする。請求項
4の発明は、配置された基本論理ゲートの位置により配
線に起因する物理特性を見積もる手段を持つことを特徴
とする。請求項5の発明は、配置された基本論理ゲート
の位置と論理の組み合わせの変更対象でない回路部分の
配置位置との関係により配線混雑度を見積もることを特
徴とする。請求項6の発明は、中間表現の基本論理ゲー
トを用いる場合に、すでに設計された半導体集積回路の
論理ゲートに対して、複数の中間表現を用意しておき、
各中間表現に対して評価指標を予測する工程と予測され
た評価指標から中間表現を選択する工程を更に備えてい
ることを特徴とする。請求項7の発明は、中間表現に用
いられた基本論理ゲートを配置する際に、中間表現の各
基本論理ゲートに対して、もとの論理ゲートの配置位置
と、論理の組み合わせの変更対象でない回路部分の配置
位置との関係から、中間表現に用いられる基本論理ゲー
トの位置に関する境界条件を算出する工程と、その境界
条件をもとに中間表現に用いられる基本論理ゲートの配
置位置を決定する工程と、中間表現から論理ゲートを再
合成する際に、中間表現の基本論理ゲートの配置位置か
ら合成された論理回路ゲートの配置位置を決定する工程
を更に備えていることを特徴とする。
合わせて変更する手段を持つことを特徴とする。請求項
4の発明は、配置された基本論理ゲートの位置により配
線に起因する物理特性を見積もる手段を持つことを特徴
とする。請求項5の発明は、配置された基本論理ゲート
の位置と論理の組み合わせの変更対象でない回路部分の
配置位置との関係により配線混雑度を見積もることを特
徴とする。請求項6の発明は、中間表現の基本論理ゲー
トを用いる場合に、すでに設計された半導体集積回路の
論理ゲートに対して、複数の中間表現を用意しておき、
各中間表現に対して評価指標を予測する工程と予測され
た評価指標から中間表現を選択する工程を更に備えてい
ることを特徴とする。請求項7の発明は、中間表現に用
いられた基本論理ゲートを配置する際に、中間表現の各
基本論理ゲートに対して、もとの論理ゲートの配置位置
と、論理の組み合わせの変更対象でない回路部分の配置
位置との関係から、中間表現に用いられる基本論理ゲー
トの位置に関する境界条件を算出する工程と、その境界
条件をもとに中間表現に用いられる基本論理ゲートの配
置位置を決定する工程と、中間表現から論理ゲートを再
合成する際に、中間表現の基本論理ゲートの配置位置か
ら合成された論理回路ゲートの配置位置を決定する工程
を更に備えていることを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、中間表現を評価指標に
あわせて交換する際に、論理的に交換可能な基本論理ゲ
ートへの入力信号を抽出する工程と、各入力信号に対し
て、当該入力信号からその中間表現の出力信号までに通
過する基本論理ゲートの段数について、ある評価指標に
基づいて許容できる通過段数である許容段数を算出する
工程と、平均的に現在の入力信号数から期待できる出力
信号までに通過する基本論理ゲートの段数である期待段
数を算出する工程と、許容段数と期待段数の大小を判定
する工程とを備え、許容段数が期待段数より大きい場合
には、当該評価指標の他の評価指標に基づいて基本論理
ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の許容段数
が期待段数より小さい場合は、より許容段数が大きい入
力信号から基本論理ゲートへの入力とすることを特徴と
する。請求項9の発明は、半導体集積回路の中の再論理
合成対象回路を特定する段階と、前記再論理合成対象回
路を2入力NAND回路及びインバータ回路で構成され
る木により中間表現する段階と、前記2入力NAND回
路及びインバータ回路を配置する段階と、所定の評価指
標に合わせて前記2入力NAND回路及びインバータ回
路の木を再構成する段階と、前記2入力NAND回路及
びインバータ回路を再配置する段階と、前記再配置され
た2入力NAND回路及びインバータ回路の木から新し
い論理ゲート回路を生成する段階と、前記再論理合成対
象回路を新しい論理ゲート回路と置き換えた新しい接続
情報を生成する段階と、前記再論理合成対象回路をレイ
アウト情報から削除し、新回路を半導体集積回路内に自
動配置する段階とを備えていることを特徴とする。
あわせて交換する際に、論理的に交換可能な基本論理ゲ
ートへの入力信号を抽出する工程と、各入力信号に対し
て、当該入力信号からその中間表現の出力信号までに通
過する基本論理ゲートの段数について、ある評価指標に
基づいて許容できる通過段数である許容段数を算出する
工程と、平均的に現在の入力信号数から期待できる出力
信号までに通過する基本論理ゲートの段数である期待段
数を算出する工程と、許容段数と期待段数の大小を判定
する工程とを備え、許容段数が期待段数より大きい場合
には、当該評価指標の他の評価指標に基づいて基本論理
ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の許容段数
が期待段数より小さい場合は、より許容段数が大きい入
力信号から基本論理ゲートへの入力とすることを特徴と
する。請求項9の発明は、半導体集積回路の中の再論理
合成対象回路を特定する段階と、前記再論理合成対象回
路を2入力NAND回路及びインバータ回路で構成され
る木により中間表現する段階と、前記2入力NAND回
路及びインバータ回路を配置する段階と、所定の評価指
標に合わせて前記2入力NAND回路及びインバータ回
路の木を再構成する段階と、前記2入力NAND回路及
びインバータ回路を再配置する段階と、前記再配置され
た2入力NAND回路及びインバータ回路の木から新し
い論理ゲート回路を生成する段階と、前記再論理合成対
象回路を新しい論理ゲート回路と置き換えた新しい接続
情報を生成する段階と、前記再論理合成対象回路をレイ
アウト情報から削除し、新回路を半導体集積回路内に自
動配置する段階とを備えていることを特徴とする。
【0013】請求項10の発明は、論理的に変換可能な
基本論理ゲートへの入力信号を受け入れる入力端子を抽
出する段階と、これら各入力信号に対して当該入力信号
からその中間表現の出力信号までに通過する基本論理ゲ
ートの段数について、所定の評価指標に基づいて許容で
きる通過段数である許容段数を算出し、平均的に現在の
入力信号数から期待できる出力信号までに通過する基本
論理ゲートの段数である期待段数を算出して前記許容段
数と期待段数の大小を判定する段階と、前記判定の結果
に基づいて、許容段数が期待段数より大きい場合には所
定の評価指標とは異なる他の評価指標に基づいて基本論
理ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の許容段
数が期待段数より小さい場合にはより許容段数が大きい
入力信号から基本論理ゲートへの入力とする段階とを備
えたことを特徴とする。本発明によれば、レイアウト後
に必要に応じて回路の一部のみ中間表現に変換した後、
その回路部分について再論理合成してからレイアウトし
直すので再論理合成した部分以外の論理合成結果及びレ
イアウト結果は影響を受けることがない。つまり収束す
る保証のない論理合成とレイアウトの繰り返しを避ける
ことができる。また、中間表現の基本論理ゲートを、変
更前の回路のレイアウト結果をもとに配置し、その情報
をもとに、配線混雑度、配線に起因する物理特性を算出
するので、論理合成をしている最中にレイアウトの配線
による影響を正確に見積もることが可能となり、より評
価指標のよい論理合成結果を得ることができる。半導体
集積回路内で使用されている論理ゲートを基本論理ゲー
トで中間表現する際に、1つの論理ゲートに対し、複数
の中間表現を用意し、変換対象回路のレイアウト状況に
応じて、各中間表現の最終的な合成結果の評価指標を予
測することにより、よい評価指標をもつ中間表現を選択
することが可能となり、よりよい評価指標の論理合成結
果を得ることができる。
基本論理ゲートへの入力信号を受け入れる入力端子を抽
出する段階と、これら各入力信号に対して当該入力信号
からその中間表現の出力信号までに通過する基本論理ゲ
ートの段数について、所定の評価指標に基づいて許容で
きる通過段数である許容段数を算出し、平均的に現在の
入力信号数から期待できる出力信号までに通過する基本
論理ゲートの段数である期待段数を算出して前記許容段
数と期待段数の大小を判定する段階と、前記判定の結果
に基づいて、許容段数が期待段数より大きい場合には所
定の評価指標とは異なる他の評価指標に基づいて基本論
理ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の許容段
数が期待段数より小さい場合にはより許容段数が大きい
入力信号から基本論理ゲートへの入力とする段階とを備
えたことを特徴とする。本発明によれば、レイアウト後
に必要に応じて回路の一部のみ中間表現に変換した後、
その回路部分について再論理合成してからレイアウトし
直すので再論理合成した部分以外の論理合成結果及びレ
イアウト結果は影響を受けることがない。つまり収束す
る保証のない論理合成とレイアウトの繰り返しを避ける
ことができる。また、中間表現の基本論理ゲートを、変
更前の回路のレイアウト結果をもとに配置し、その情報
をもとに、配線混雑度、配線に起因する物理特性を算出
するので、論理合成をしている最中にレイアウトの配線
による影響を正確に見積もることが可能となり、より評
価指標のよい論理合成結果を得ることができる。半導体
集積回路内で使用されている論理ゲートを基本論理ゲー
トで中間表現する際に、1つの論理ゲートに対し、複数
の中間表現を用意し、変換対象回路のレイアウト状況に
応じて、各中間表現の最終的な合成結果の評価指標を予
測することにより、よい評価指標をもつ中間表現を選択
することが可能となり、よりよい評価指標の論理合成結
果を得ることができる。
【0014】中間表現で用いられている基本論理ゲート
を、もとの論理ゲートの配置位置と、論理の組み合わせ
の変更対象でない回路部分の配置位置との関係から、中
間表現に用いられる基本論理ゲートの位置に関する境界
条件を算出し、その境界条件をもとに中間表現に用いら
れる基本論理ゲートの配置位置を決定することで、論理
合成時にレイアウトの状況を簡単に考慮することがで
き、よりよい評価指標の論理合成結果を得ることができ
る。中間表現を評価指標にあわせて変更することで、も
ともとの回路と違った論理回路を生成する可能性が大幅
に増加するので、より評価指標のよい論理合成結果を得
ることができる。中間表現を評価指標にあわせて変更す
る際に、ある評価指標に基づいて、許容できる信号通過
段数である許容段数と、更に、入力信号数から期待でき
る平均的な信号通過段数である期待段数を算出し、許容
段数が期待段数より大きい入力信号がある場合は別の評
価指標に基づいて入力信号の組み合わせを決め、許容段
数が期待段数より小さいときは、許容段数の大きな入力
信号を次々に組み合わせることで、複数の評価指標を改
善するように中間表現を変更することができ、ひいて
は、よりよい評価指標を持つ論理合成結果を得ることが
できる。
を、もとの論理ゲートの配置位置と、論理の組み合わせ
の変更対象でない回路部分の配置位置との関係から、中
間表現に用いられる基本論理ゲートの位置に関する境界
条件を算出し、その境界条件をもとに中間表現に用いら
れる基本論理ゲートの配置位置を決定することで、論理
合成時にレイアウトの状況を簡単に考慮することがで
き、よりよい評価指標の論理合成結果を得ることができ
る。中間表現を評価指標にあわせて変更することで、も
ともとの回路と違った論理回路を生成する可能性が大幅
に増加するので、より評価指標のよい論理合成結果を得
ることができる。中間表現を評価指標にあわせて変更す
る際に、ある評価指標に基づいて、許容できる信号通過
段数である許容段数と、更に、入力信号数から期待でき
る平均的な信号通過段数である期待段数を算出し、許容
段数が期待段数より大きい入力信号がある場合は別の評
価指標に基づいて入力信号の組み合わせを決め、許容段
数が期待段数より小さいときは、許容段数の大きな入力
信号を次々に組み合わせることで、複数の評価指標を改
善するように中間表現を変更することができ、ひいて
は、よりよい評価指標を持つ論理合成結果を得ることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。従来の半導体集積回路の設計製造工
程は、前述のように図14のフローチャートにしたがっ
て実施される。とくに論理設計工程とこれに続くレイア
ウト設計工程及び設計検証の詳細は、図15に示される
手順で行われる。即ち、論理設計工程がなされてからレ
イアウト設計工程に進む。そして自動配置、自動配線な
どをのレイアウト設計後に、例えば、面積、遅延、消費
電力などによる設計評価指標を満足するか否かを検証
し、その後製造試験工程へ進む。本発明の各設計工程内
の位置づけは、図1に示す通りである。これは、図15
に示す従来の設計工程の内論理設計工程及びレイアウト
設計工程に本発明の処理が適用されるものである。この
本発明による処理は、図1に示すように、レイアウト設
計の自動配置が終わった段階で行われる。この段階で前
記処理を行う理由は、自動配置が終了すると配線結果の
見積もりが容易となり、さらに半導体集積回路設計の評
価指標である、例えば、配線による面積の増大や配線に
よる遅延の増大、配線容量を駆動することによる消費電
力の増大がどれくらいの規模であるかなどの見積もりが
容易となるからである。
の形態を説明する。従来の半導体集積回路の設計製造工
程は、前述のように図14のフローチャートにしたがっ
て実施される。とくに論理設計工程とこれに続くレイア
ウト設計工程及び設計検証の詳細は、図15に示される
手順で行われる。即ち、論理設計工程がなされてからレ
イアウト設計工程に進む。そして自動配置、自動配線な
どをのレイアウト設計後に、例えば、面積、遅延、消費
電力などによる設計評価指標を満足するか否かを検証
し、その後製造試験工程へ進む。本発明の各設計工程内
の位置づけは、図1に示す通りである。これは、図15
に示す従来の設計工程の内論理設計工程及びレイアウト
設計工程に本発明の処理が適用されるものである。この
本発明による処理は、図1に示すように、レイアウト設
計の自動配置が終わった段階で行われる。この段階で前
記処理を行う理由は、自動配置が終了すると配線結果の
見積もりが容易となり、さらに半導体集積回路設計の評
価指標である、例えば、配線による面積の増大や配線に
よる遅延の増大、配線容量を駆動することによる消費電
力の増大がどれくらいの規模であるかなどの見積もりが
容易となるからである。
【0016】次に、発明の実施の形態における詳細な処
理手順を図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態では、論理ゲートの組み合わ
せ方を変更する手段として、論理ゲートを2入力端子N
AND回路(以下、NAND2という)とインバータ回
路(以下、IVという)の木により中間表現し、その後
再論理合成する。この手法は、論理合成(テクノロジマ
ッピング)自体がDAGマッピングを基本にしたアルゴ
リズムなので高速である、論理ゲートをNAND2とI
Vの木に表現し直すのは容易である、NAND2とIV
を、もとの論理ゲートの位置を基に配置することで、容
易に現在のレイアウト状況(配線の状況)を論理合成処
理に反映させることができるという利点がある。本発明
の半導体集積回路に対する処理は、次のステップ1〜8
による手順で行われる。
理手順を図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態では、論理ゲートの組み合わ
せ方を変更する手段として、論理ゲートを2入力端子N
AND回路(以下、NAND2という)とインバータ回
路(以下、IVという)の木により中間表現し、その後
再論理合成する。この手法は、論理合成(テクノロジマ
ッピング)自体がDAGマッピングを基本にしたアルゴ
リズムなので高速である、論理ゲートをNAND2とI
Vの木に表現し直すのは容易である、NAND2とIV
を、もとの論理ゲートの位置を基に配置することで、容
易に現在のレイアウト状況(配線の状況)を論理合成処
理に反映させることができるという利点がある。本発明
の半導体集積回路に対する処理は、次のステップ1〜8
による手順で行われる。
【0017】ステップ1:半導体集積回路の中の再論理
合成対象回路(以下、対象回路という)を特定する
()。 ステップ2:この対象回路をNAND2及びIVで構成
される木により中間表現する()。 ステップ3:このNAND2及びIVを配置する
()。 ステップ4:所定の評価指標に合わせてNAND2及び
IVの木を再構成する()。 ステップ5:このNAND2及びIVを再配置する
()。 ステップ6:再配置されたNAND2及びIVの木から
新しい論理ゲート回路を生成する()。 ステップ7:前記対象回路を新しい論理ゲート回路と置
き換えた新しい接続情報を生成する()。 ステップ8:対象回路をレイアウト情報から削除し、新
回路を半導体集積回路内に自動配置する()。
合成対象回路(以下、対象回路という)を特定する
()。 ステップ2:この対象回路をNAND2及びIVで構成
される木により中間表現する()。 ステップ3:このNAND2及びIVを配置する
()。 ステップ4:所定の評価指標に合わせてNAND2及び
IVの木を再構成する()。 ステップ5:このNAND2及びIVを再配置する
()。 ステップ6:再配置されたNAND2及びIVの木から
新しい論理ゲート回路を生成する()。 ステップ7:前記対象回路を新しい論理ゲート回路と置
き換えた新しい接続情報を生成する()。 ステップ8:対象回路をレイアウト情報から削除し、新
回路を半導体集積回路内に自動配置する()。
【0018】まず、半導体集積回路から再論理合成対象
を特定する方法()としては、評価指標の悪い半導体
回路の部分を選ぶことが必要である。例えば、評価指標
として、面積、遅延及び消費電力がある場合には、配線
混雑度の高いエリアにある論理ゲートを含む回路部分、
遅延が大きい論理ゲートを含む回路部分或いは消費電力
の高い論理ゲートを含む回路部分などを選択して対象回
路とする。次に、対象回路をつぎのような手順にしたが
って、NAND2及びIVの木により中間表現する
()。NAND2及びIVの木の構成方法は、以下の
ステップ(2.1〜2.4)にしたがって行われる。 ステップ2.1:各論理ゲートに対応する(論理的に等
価な)NAND2及びIVの木から構成された中間表現
を複数用意する。 ステップ2.2:対象回路内の各論理ゲートに対して、
当該論理ゲートに対応するNAND2及びIVから構成
された木を得る。 ステップ2.3:ステップ2.2では一般的に複数の木
が得られるので、得られた木のうち評価指標のよいもの
を選択する。 ステップ2.4:ステップ2.3で得られた木をもとの
対象回路と論理的に等価になるように接続する。
を特定する方法()としては、評価指標の悪い半導体
回路の部分を選ぶことが必要である。例えば、評価指標
として、面積、遅延及び消費電力がある場合には、配線
混雑度の高いエリアにある論理ゲートを含む回路部分、
遅延が大きい論理ゲートを含む回路部分或いは消費電力
の高い論理ゲートを含む回路部分などを選択して対象回
路とする。次に、対象回路をつぎのような手順にしたが
って、NAND2及びIVの木により中間表現する
()。NAND2及びIVの木の構成方法は、以下の
ステップ(2.1〜2.4)にしたがって行われる。 ステップ2.1:各論理ゲートに対応する(論理的に等
価な)NAND2及びIVの木から構成された中間表現
を複数用意する。 ステップ2.2:対象回路内の各論理ゲートに対して、
当該論理ゲートに対応するNAND2及びIVから構成
された木を得る。 ステップ2.3:ステップ2.2では一般的に複数の木
が得られるので、得られた木のうち評価指標のよいもの
を選択する。 ステップ2.4:ステップ2.3で得られた木をもとの
対象回路と論理的に等価になるように接続する。
【0019】次に、図3を参照して、ステップ2.3で
得られた複数の木から評価指標のよいものを選択する方
法を説明する。例えば、評価指標として信号伝搬遅延を
用いる。この回路図では、当該論理ゲートは、4入力端
子AND回路(以下、AND4という)である(図3
(a))。AND4への入力信号A、B、C、Dまでの
信号伝搬遅延がばらついていない場合は、木がバランス
している中間表現である図中の表現1(図3(b))を
選ぶ方が良い。なぜならNAND2・IV構成により中
間表現する上での遅延の評価指標がよく、再論理合成す
る上でも遅延の評価値のよい論理合成が期待できるから
である。また、入力信号A、B、C、Dまでの信号伝搬
遅延が極端にばらついている場合は、図中の表現2(図
3(c))を選択し、この中間表現中で信号伝搬遅延の
ばらつきを吸収する方が良い。このような選択をしたほ
うがNAND2・IV構成の中間表現での遅延の評価指
標がよく、再論理合成をする上でも遅延の評価値のよい
マッピングが期待できる。また、当然他の評価値を基準
にして、木を選ぶことも可能である。次に、ステップ2
で得られたNAND2とIVを配置する()方法を説
明する。NAND2及びIVの配置方法は、以下のステ
ップ(3.1〜3.3)にしたがって行われる。
得られた複数の木から評価指標のよいものを選択する方
法を説明する。例えば、評価指標として信号伝搬遅延を
用いる。この回路図では、当該論理ゲートは、4入力端
子AND回路(以下、AND4という)である(図3
(a))。AND4への入力信号A、B、C、Dまでの
信号伝搬遅延がばらついていない場合は、木がバランス
している中間表現である図中の表現1(図3(b))を
選ぶ方が良い。なぜならNAND2・IV構成により中
間表現する上での遅延の評価指標がよく、再論理合成す
る上でも遅延の評価値のよい論理合成が期待できるから
である。また、入力信号A、B、C、Dまでの信号伝搬
遅延が極端にばらついている場合は、図中の表現2(図
3(c))を選択し、この中間表現中で信号伝搬遅延の
ばらつきを吸収する方が良い。このような選択をしたほ
うがNAND2・IV構成の中間表現での遅延の評価指
標がよく、再論理合成をする上でも遅延の評価値のよい
マッピングが期待できる。また、当然他の評価値を基準
にして、木を選ぶことも可能である。次に、ステップ2
で得られたNAND2とIVを配置する()方法を説
明する。NAND2及びIVの配置方法は、以下のステ
ップ(3.1〜3.3)にしたがって行われる。
【0020】ステップ3.1:対象回路に隣接する変換
対象でない論理ゲートの位置を(a1,b1),(a
2,b2),・・・,(an,bn)とする。この座標
値は既に決定されている座標値である。 ステップ3.2:NAND2及びIVの未だ決定してい
ない座標値を(x1,y1),(x2,y2),・・
・,(xk,yk)とする。 ステップ3.3:各NAND2及びIVに対して、隣接
するNAND2及びIVあるいは変換対象でない論理ゲ
ートとの位置座標の差を力ベクトルとして発生させる。
この時各NAND2及びIVに発生する力ベクトルの総
和が0となるように、(x1,y1),(x2,y
2),・・・,(xk,yk)を決定する。以上の配置
方法を図4の論理ゲート模式図及び図5のベクトル図を
用いて説明する。まず、3入力端子NAND回路(以
下、NAND3という)を構成するこれと論理的に等価
なNAND2及びIVの木の位置座標を決定する。そし
て、次のようにx座標、y座標それぞれに対して力ベク
トルの連立方程式をたてる。
対象でない論理ゲートの位置を(a1,b1),(a
2,b2),・・・,(an,bn)とする。この座標
値は既に決定されている座標値である。 ステップ3.2:NAND2及びIVの未だ決定してい
ない座標値を(x1,y1),(x2,y2),・・
・,(xk,yk)とする。 ステップ3.3:各NAND2及びIVに対して、隣接
するNAND2及びIVあるいは変換対象でない論理ゲ
ートとの位置座標の差を力ベクトルとして発生させる。
この時各NAND2及びIVに発生する力ベクトルの総
和が0となるように、(x1,y1),(x2,y
2),・・・,(xk,yk)を決定する。以上の配置
方法を図4の論理ゲート模式図及び図5のベクトル図を
用いて説明する。まず、3入力端子NAND回路(以
下、NAND3という)を構成するこれと論理的に等価
なNAND2及びIVの木の位置座標を決定する。そし
て、次のようにx座標、y座標それぞれに対して力ベク
トルの連立方程式をたてる。
【0021】 (a4−x2)+(x3−x2)+(a3−x2)=0 (1) (x2−x3)+(x1−x3) =0 (2) (x3−x1)+(a1−x1)+(a2−x1)=0 (3) (b4−y2)+(y3−y2)+(b3−y2)=0 (4) (y2−y3)+(y1−y3) =0 (5) (y3−y1)+(b1−y1)+(b2−y1)=0 (6) 以上、(1)〜(6)式を解けば、NAND2及びIV
の位置座標が決まる。
の位置座標が決まる。
【0022】次に、評価指標にあわせてNAND2とI
Vの木を再構成する()。前処理ステップの木の表現
のところでは、各論理ゲートを構成する複数の木の中間
表現から1つの中間表現を選ぶ方法について述べた(ス
テップ2)。このステップは、もとは複数の論理ゲート
であった木を繋いでできた木の再構成法について説明す
る。まず、そのために必要な容量計算の1見積もり方法
について説明する。この見積もり方法は、以下のステッ
プ(4.01〜4.03)に従って行われる。 ステップ4.01:容量見積もりの対象となるNAND
2及びIVの集合に対して、その位置の最大x座標と最
小x座標の差X、最大y座標と最小y座標の差Yを求め
る。 ステップ4.02:容量見積もりの対象となるNAND
2及びIVの総数をnとする。 ステップ4.03:配線容量(=AL1の単位長さあた
りの配線容量*X/n 1/2 +AL2の単位長さあたりの
配線容量*Y/n1/2 )を計算する。この計算は、この
後、NAND2の組み合わせがどのように変わるか、は
っきりしていない場合に、配線容量を見積もるために使
用される。ここで、AL1は、チップに形成された第1
層目のアルミニウム配線を表し、AL2は、チップに形
成された第2層目のアルミニウム配線を表す。
Vの木を再構成する()。前処理ステップの木の表現
のところでは、各論理ゲートを構成する複数の木の中間
表現から1つの中間表現を選ぶ方法について述べた(ス
テップ2)。このステップは、もとは複数の論理ゲート
であった木を繋いでできた木の再構成法について説明す
る。まず、そのために必要な容量計算の1見積もり方法
について説明する。この見積もり方法は、以下のステッ
プ(4.01〜4.03)に従って行われる。 ステップ4.01:容量見積もりの対象となるNAND
2及びIVの集合に対して、その位置の最大x座標と最
小x座標の差X、最大y座標と最小y座標の差Yを求め
る。 ステップ4.02:容量見積もりの対象となるNAND
2及びIVの総数をnとする。 ステップ4.03:配線容量(=AL1の単位長さあた
りの配線容量*X/n 1/2 +AL2の単位長さあたりの
配線容量*Y/n1/2 )を計算する。この計算は、この
後、NAND2の組み合わせがどのように変わるか、は
っきりしていない場合に、配線容量を見積もるために使
用される。ここで、AL1は、チップに形成された第1
層目のアルミニウム配線を表し、AL2は、チップに形
成された第2層目のアルミニウム配線を表す。
【0023】次に、NAND2及びIVの木の再構成方
法について述べる。これは、例えば、信号伝搬遅延をあ
る値以下にする制約の下で、他の評価値もよりよくする
ための再構成方法である。制約とするのは、信号伝搬遅
延以外のものとする実施例も可能である。この再構成方
法は、以下のステップ(4.1〜4.11)にしたがっ
て行われる。 ステップ4.1:論理的に入れ替え可能な入力信号を調
べ、その数をNとする。それらの出力までのNAND2
及びIVの部分木を抽出する。 ステップ4.2:ステップ4.1で抽出した部分木につ
いて、前記容量見積もり方法で容量を算出する。 ステップ4.3:得られた容量をもとに、NAND2+
IVの1段あたりの遅延を算出する。 ステップ4.4:各入力信号に対して、許容段数を次式
により算出する。 許容段数=(出力信号の制約遅延時間−入力信号の到着
時間)/(NAND2+IVの1段あたりの遅延)
法について述べる。これは、例えば、信号伝搬遅延をあ
る値以下にする制約の下で、他の評価値もよりよくする
ための再構成方法である。制約とするのは、信号伝搬遅
延以外のものとする実施例も可能である。この再構成方
法は、以下のステップ(4.1〜4.11)にしたがっ
て行われる。 ステップ4.1:論理的に入れ替え可能な入力信号を調
べ、その数をNとする。それらの出力までのNAND2
及びIVの部分木を抽出する。 ステップ4.2:ステップ4.1で抽出した部分木につ
いて、前記容量見積もり方法で容量を算出する。 ステップ4.3:得られた容量をもとに、NAND2+
IVの1段あたりの遅延を算出する。 ステップ4.4:各入力信号に対して、許容段数を次式
により算出する。 許容段数=(出力信号の制約遅延時間−入力信号の到着
時間)/(NAND2+IVの1段あたりの遅延)
【0024】ステップ4.5:繰り返し回数(以下、c
ntと表す)を0に初期化する。 ステップ4.6:出力までの論理段数の期待値を次式に
より算出する。 期待段数=log2 (n−cnt) ステップ4.7:許容段数>期待段数、となる入力が2
つ以上存在するならば、信号伝搬遅延以外の評価指標が
良くなるような1つのNAND2に入力すべき入力信号
のペアを求める。 ステップ4.8:すべての処理対象入力が、許容段数≦
期待段数であるならば、許容段数の大きいもの同士をペ
アにする。 ステップ4.9:算出したペアの許容段数を次式により
算出し直す。 許容段数=min(入力の許容段数)−1 ステップ4.10:処理対象入力の集合から算出したペ
アをそれぞれ外し、ペアの出力を新たに処理対象入力と
して登録する。 ステップ4.11:処理対象入力がまだ存在するなら、
繰り返し回数をカウントアップし、ステップ4.6へ戻
る。
ntと表す)を0に初期化する。 ステップ4.6:出力までの論理段数の期待値を次式に
より算出する。 期待段数=log2 (n−cnt) ステップ4.7:許容段数>期待段数、となる入力が2
つ以上存在するならば、信号伝搬遅延以外の評価指標が
良くなるような1つのNAND2に入力すべき入力信号
のペアを求める。 ステップ4.8:すべての処理対象入力が、許容段数≦
期待段数であるならば、許容段数の大きいもの同士をペ
アにする。 ステップ4.9:算出したペアの許容段数を次式により
算出し直す。 許容段数=min(入力の許容段数)−1 ステップ4.10:処理対象入力の集合から算出したペ
アをそれぞれ外し、ペアの出力を新たに処理対象入力と
して登録する。 ステップ4.11:処理対象入力がまだ存在するなら、
繰り返し回数をカウントアップし、ステップ4.6へ戻
る。
【0025】次に、図6の論理回路図を参照してNAN
D2及びIVの木の再構成処理()を具体的に説明す
る。図6(a)では、2入力端子NOR回路(以下、N
OR2という)、3入力端子AND回路(以下、AND
3という)及びIVを組み合わせた論理ゲートを示す。
NOR2とAND3とIVを組み合わせた論理ゲート
は、入力信号のA、B、C、Dのどれもが論理的に入れ
替え可能な信号である。出力に与えられた制約遅延時間
を6(単位は、例えば、nsecとする。以下同じ)と
し、入力信号の到着時刻をAは5、Bは2、Cは3、D
は1とする。さらにNAND2+IV1段あたりの遅延
を1とする。図6(a)の論理ゲートを中間表現で表す
と図6(b)に示されるようになる。処理の初期の段階
での期待段数はステップ4.6の式から2であり、各入
力信号の許容段数は、ステップ4.4の式から図6
(a)に示すようにAは1、Bは4、Cは3、Dは5で
ある。この段階で、期待段数<許容段数である入力信号
は、B、C、Dなので、これらの信号について他の評価
指標をもとにペアをつくる。例えば、ペアをBとCとす
る。その後、その処理を繰り返し、最終的に得られる結
果は、図6(c)に示すとおりであり、このように論理
ゲートを構成すれば、制約遅延時間の6以内に出力信号
を出力させることができる。
D2及びIVの木の再構成処理()を具体的に説明す
る。図6(a)では、2入力端子NOR回路(以下、N
OR2という)、3入力端子AND回路(以下、AND
3という)及びIVを組み合わせた論理ゲートを示す。
NOR2とAND3とIVを組み合わせた論理ゲート
は、入力信号のA、B、C、Dのどれもが論理的に入れ
替え可能な信号である。出力に与えられた制約遅延時間
を6(単位は、例えば、nsecとする。以下同じ)と
し、入力信号の到着時刻をAは5、Bは2、Cは3、D
は1とする。さらにNAND2+IV1段あたりの遅延
を1とする。図6(a)の論理ゲートを中間表現で表す
と図6(b)に示されるようになる。処理の初期の段階
での期待段数はステップ4.6の式から2であり、各入
力信号の許容段数は、ステップ4.4の式から図6
(a)に示すようにAは1、Bは4、Cは3、Dは5で
ある。この段階で、期待段数<許容段数である入力信号
は、B、C、Dなので、これらの信号について他の評価
指標をもとにペアをつくる。例えば、ペアをBとCとす
る。その後、その処理を繰り返し、最終的に得られる結
果は、図6(c)に示すとおりであり、このように論理
ゲートを構成すれば、制約遅延時間の6以内に出力信号
を出力させることができる。
【0026】ステップ6で新しい回路を生成する()
にあたって、その回路の位置は、もとのNAND2及び
IVの重心位置から算出する。さらに、配線容量、混雑
度などの評価指標についても、NAND2及びIVの位
置から見積もることが可能である。以上のように、本発
明の半導体装置の製造方法は、論理ゲートを含む半導体
集積回路を論理設計する工程と、前記論理設計された半
導体集積回路の前記論理ゲートの組み合せを変更する回
路部分を選択する工程と、前記回路部分を論理的に等価
な中間表現に変換する工程と、前記中間表現から前記回
路部分の新しい組み合せ回路を生成する工程と、前記新
しい組み合せ回路を前記論理設計された半導体集積回路
内にレイアウトする工程とを備え、すでにレイアウト設
計された半導体集積回路の論理ゲートの物理的位置関係
をもとに論理ゲートの組み合わせを変更することを特徴
としている。
にあたって、その回路の位置は、もとのNAND2及び
IVの重心位置から算出する。さらに、配線容量、混雑
度などの評価指標についても、NAND2及びIVの位
置から見積もることが可能である。以上のように、本発
明の半導体装置の製造方法は、論理ゲートを含む半導体
集積回路を論理設計する工程と、前記論理設計された半
導体集積回路の前記論理ゲートの組み合せを変更する回
路部分を選択する工程と、前記回路部分を論理的に等価
な中間表現に変換する工程と、前記中間表現から前記回
路部分の新しい組み合せ回路を生成する工程と、前記新
しい組み合せ回路を前記論理設計された半導体集積回路
内にレイアウトする工程とを備え、すでにレイアウト設
計された半導体集積回路の論理ゲートの物理的位置関係
をもとに論理ゲートの組み合わせを変更することを特徴
としている。
【0027】この発明では、中間表現は、例えば、図7
に示す基本論理ゲートで表現される。この図では、前述
した論理ゲートAND3(図7(a))を基にして新し
い組み合わせ回路を生成する。そのための中間表現は、
2つのNAND2と2つのIVとから構成されている
(図7(b))。さらに、図7(c)に示すように、基
本論理ゲートとして、NAND、IVの他にEXor、
AND、NORなどが用いられる。
に示す基本論理ゲートで表現される。この図では、前述
した論理ゲートAND3(図7(a))を基にして新し
い組み合わせ回路を生成する。そのための中間表現は、
2つのNAND2と2つのIVとから構成されている
(図7(b))。さらに、図7(c)に示すように、基
本論理ゲートとして、NAND、IVの他にEXor、
AND、NORなどが用いられる。
【0028】次に、中間表現を評価指標に合わせて変更
する再構成法を説明する。図8及び図9の論理ゲート
は、基本論理ゲートが2入力端子AND回路(以下、A
ND2という)からなり、遅延を評価指標とし遅延最適
化のための再構成法である。再構成するための前処理と
して、入れ替え可能な入力信号(A、B、C、D)を受
け入れる入力端子を抽出する。そしてそれぞれ入力信号
の始点から入力端子までの到達時刻をセットしておく。
入力信号の前記到達時刻は、Aが1、Bが2、Cが3、
Dが4である。図8の論理ゲートでは、AND2の1段
について1の内部遅延があり、図9の論理ゲートでは、
AND2の1段について3の内部遅延があるものとす
る。ついで、各論理ゲートの入力から出力までの経過時
間を求める。図8では、図8(a)及び図8(b)の論
理ゲートが6かかり、図8(c)の論理ゲートが5を要
する。図9では、図9(a)及び図9(b)の論理ゲー
トが10かかり、図9(c)の論理ゲートが11を要す
る。入力端子に始点からの到着時刻が与えられていると
きに、出力までの到着時刻が要求時刻以下になるように
構成するには、図8では、図8(c)の論理ゲートが選
択され、図9では、図9(a)もしくは図9(b)の論
理ゲートが選択される。図9(a)もしくは図9(b)
のいづれを選択するかは、他の評価指標により決定され
る。
する再構成法を説明する。図8及び図9の論理ゲート
は、基本論理ゲートが2入力端子AND回路(以下、A
ND2という)からなり、遅延を評価指標とし遅延最適
化のための再構成法である。再構成するための前処理と
して、入れ替え可能な入力信号(A、B、C、D)を受
け入れる入力端子を抽出する。そしてそれぞれ入力信号
の始点から入力端子までの到達時刻をセットしておく。
入力信号の前記到達時刻は、Aが1、Bが2、Cが3、
Dが4である。図8の論理ゲートでは、AND2の1段
について1の内部遅延があり、図9の論理ゲートでは、
AND2の1段について3の内部遅延があるものとす
る。ついで、各論理ゲートの入力から出力までの経過時
間を求める。図8では、図8(a)及び図8(b)の論
理ゲートが6かかり、図8(c)の論理ゲートが5を要
する。図9では、図9(a)及び図9(b)の論理ゲー
トが10かかり、図9(c)の論理ゲートが11を要す
る。入力端子に始点からの到着時刻が与えられていると
きに、出力までの到着時刻が要求時刻以下になるように
構成するには、図8では、図8(c)の論理ゲートが選
択され、図9では、図9(a)もしくは図9(b)の論
理ゲートが選択される。図9(a)もしくは図9(b)
のいづれを選択するかは、他の評価指標により決定され
る。
【0029】次に、図10の論理回路図を参照して中間
表現の選択を説明する。中間表現の基本論理ゲートを用
いる場合に、すでに設計された半導体集積回路の論理ゲ
ートに対して、複数の中間表現を用意しておき、各中間
表現に対して評価指標を予測し、この予測された評価指
標から中間表現を選択する。図10(a)の論理ゲート
は、AND4である。この論理ゲートに対して図10
(b)及び図10(c)に示すNAND2及びIVから
なる中間表現を複数用意する。これ以外にも入力信号の
配置が異なるバリエーションが複数存在し、このAND
4の中間表現はこれらの中から選択される。
表現の選択を説明する。中間表現の基本論理ゲートを用
いる場合に、すでに設計された半導体集積回路の論理ゲ
ートに対して、複数の中間表現を用意しておき、各中間
表現に対して評価指標を予測し、この予測された評価指
標から中間表現を選択する。図10(a)の論理ゲート
は、AND4である。この論理ゲートに対して図10
(b)及び図10(c)に示すNAND2及びIVから
なる中間表現を複数用意する。これ以外にも入力信号の
配置が異なるバリエーションが複数存在し、このAND
4の中間表現はこれらの中から選択される。
【0030】次に、図11を参照して中間表現に用いら
れる基本論理ゲートを配置する方法について説明する。
中間表現に用いられる基本論理ゲートを配置する際に、
もとの論理ゲートの配置位置と論理ゲートの組み合わせ
の変更対象でない回路部分の配置位置との関係から中間
表現に用いられる基本論理ゲートの位置に関する境界条
件を算出し、その境界条件をもとに中間表現に用いられ
る基本論理ゲートの配置位置を決定する。そして、中間
表現から論理ゲートを再合成する際に、中間表現の基本
論理ゲートの配置位置から合成された論理ゲートの配置
位置を決定する。図11(a)に示すように、対象回路
は、AND4(A)及びAND3(B)である。論理ゲ
ートAの入力端子は、IV、フリップフロップ回路、N
AND3及びI/Oバッファに接続されている。論理ゲ
ートA及び論理ゲートBの対象回路は、変更対象でない
回路部分のチップ上の配置関係をもとにその9個の基本
論理ゲートの位置が決定される(図11(b))。そし
て、対象回路は、この位置関係をもとに、3つの論理ゲ
ート(a、b、c)に再合成され、再合成された論理ゲ
ートの位置が決定される。
れる基本論理ゲートを配置する方法について説明する。
中間表現に用いられる基本論理ゲートを配置する際に、
もとの論理ゲートの配置位置と論理ゲートの組み合わせ
の変更対象でない回路部分の配置位置との関係から中間
表現に用いられる基本論理ゲートの位置に関する境界条
件を算出し、その境界条件をもとに中間表現に用いられ
る基本論理ゲートの配置位置を決定する。そして、中間
表現から論理ゲートを再合成する際に、中間表現の基本
論理ゲートの配置位置から合成された論理ゲートの配置
位置を決定する。図11(a)に示すように、対象回路
は、AND4(A)及びAND3(B)である。論理ゲ
ートAの入力端子は、IV、フリップフロップ回路、N
AND3及びI/Oバッファに接続されている。論理ゲ
ートA及び論理ゲートBの対象回路は、変更対象でない
回路部分のチップ上の配置関係をもとにその9個の基本
論理ゲートの位置が決定される(図11(b))。そし
て、対象回路は、この位置関係をもとに、3つの論理ゲ
ート(a、b、c)に再合成され、再合成された論理ゲ
ートの位置が決定される。
【0031】次に、図12を参照して中間表現を評価指
標に合わせて変更する方法についてさらに説明する。ま
ず、論理的に変換可能な基本論理ゲートへの入力信号を
受け入れる入力端子を抽出する。これら各入力信号に対
して当該入力信号からその中間表現の出力信号までに通
過する基本論理ゲートの段数について、所定の評価指標
に基づいて許容できる通過段数である許容段数を算出
し、平均的に現在の入力信号数から期待できる出力信号
までに通過する基本論理ゲートの段数である期待段数を
算出し、前記許容段数と期待段数の大小を判定すること
により、許容段数が期待段数より大きい場合には、所定
の評価指標とは異なる他の評価指標に基づいて基本論理
ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の許容段数
が期待段数より小さい場合には、より許容段数が大きい
入力信号から基本論理ゲートへの入力とする。各入力信
号(A、B、C、D)の始点から入力端子までの到達時
刻は、Aが1、Bが2、Cが3、Dが4である。この中
間表現は、3つのAND2から構成され、各AND2の
1段について1の遅延を有している。この条件で基本論
理ゲートによる中間表現の変更を行う。
標に合わせて変更する方法についてさらに説明する。ま
ず、論理的に変換可能な基本論理ゲートへの入力信号を
受け入れる入力端子を抽出する。これら各入力信号に対
して当該入力信号からその中間表現の出力信号までに通
過する基本論理ゲートの段数について、所定の評価指標
に基づいて許容できる通過段数である許容段数を算出
し、平均的に現在の入力信号数から期待できる出力信号
までに通過する基本論理ゲートの段数である期待段数を
算出し、前記許容段数と期待段数の大小を判定すること
により、許容段数が期待段数より大きい場合には、所定
の評価指標とは異なる他の評価指標に基づいて基本論理
ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の許容段数
が期待段数より小さい場合には、より許容段数が大きい
入力信号から基本論理ゲートへの入力とする。各入力信
号(A、B、C、D)の始点から入力端子までの到達時
刻は、Aが1、Bが2、Cが3、Dが4である。この中
間表現は、3つのAND2から構成され、各AND2の
1段について1の遅延を有している。この条件で基本論
理ゲートによる中間表現の変更を行う。
【0032】変更の手順は、各入力端子に制約条件を
つける。制約条件を満しながら別の評価指標を最小に
するペアを選択する。すべての入力端子がペアに組み
込まれるまでを繰り返す。第1の実施例では、入力端
子から出力端子までの到着時間が6以下になるように前
記到達時間を持つ入力信号(A、B、C、D)を受け入
れる入力端子が配置される。ここでの制約は、入力信号
Aが5以内、入力信号Bが4以内、入力信号Cが3以
内、入力信号Dが2以内で出力しなければならないとい
う条件を備えていることである。このような制約下で前
記到着時間が6以下になるように図12(a)に示すよ
うに中間表現を形成する。第2の実施例では、図12
(b)に示すように出力端子までの到着時刻が5以下に
なるように前記の到達時刻を持つ各入力信号(A、B、
C、D)は配置される。ここでの制約は、入力信号Aが
4以内、入力信号Bが3以内、入力信号Cが2以内、入
力信号Dが1以内で出力しなければならないという条件
を備えていることである。このような制約下で前記到着
時間が5になるように図12(b)に示すように中間表
現を形成する。
つける。制約条件を満しながら別の評価指標を最小に
するペアを選択する。すべての入力端子がペアに組み
込まれるまでを繰り返す。第1の実施例では、入力端
子から出力端子までの到着時間が6以下になるように前
記到達時間を持つ入力信号(A、B、C、D)を受け入
れる入力端子が配置される。ここでの制約は、入力信号
Aが5以内、入力信号Bが4以内、入力信号Cが3以
内、入力信号Dが2以内で出力しなければならないとい
う条件を備えていることである。このような制約下で前
記到着時間が6以下になるように図12(a)に示すよ
うに中間表現を形成する。第2の実施例では、図12
(b)に示すように出力端子までの到着時刻が5以下に
なるように前記の到達時刻を持つ各入力信号(A、B、
C、D)は配置される。ここでの制約は、入力信号Aが
4以内、入力信号Bが3以内、入力信号Cが2以内、入
力信号Dが1以内で出力しなければならないという条件
を備えていることである。このような制約下で前記到着
時間が5になるように図12(b)に示すように中間表
現を形成する。
【0033】本発明の各設計工程内の位置づけは、図1
3に示す通りにすることも可能である。これは、図15
に示す従来の設計工程の内レイアウト設計工程後に本発
明の処理が適用されるものである。この本発明による処
理は、図1に示すように、レイアウト設計の自動配置が
終わった段階で行われる。この段階で前記処理を行う理
由は自動配線が終了すると配線結果の見積もりが容易と
なり、さらに半導体集積回路設計の評価指標である配線
による面積の増大や配線による遅延の増大、配線容量を
駆動することによる消費電力の増大がどれくらいの規模
であるかなどの見積もりが容易となるからである。本発
明において、例えば、信号遅延は、従来より10〜20
%は減少させることができる。
3に示す通りにすることも可能である。これは、図15
に示す従来の設計工程の内レイアウト設計工程後に本発
明の処理が適用されるものである。この本発明による処
理は、図1に示すように、レイアウト設計の自動配置が
終わった段階で行われる。この段階で前記処理を行う理
由は自動配線が終了すると配線結果の見積もりが容易と
なり、さらに半導体集積回路設計の評価指標である配線
による面積の増大や配線による遅延の増大、配線容量を
駆動することによる消費電力の増大がどれくらいの規模
であるかなどの見積もりが容易となるからである。本発
明において、例えば、信号遅延は、従来より10〜20
%は減少させることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、レイアウト設計の自動
配置あるいは自動配線が終わった段階で、レイアウト状
況を反映しながら、論理の再合成を行うため、精度よく
半導体設計の評価指標を見積もることができ、ひいて
は、小面積、高速度、低消費電力の半導体集積回路設計
が可能となる。
配置あるいは自動配線が終わった段階で、レイアウト状
況を反映しながら、論理の再合成を行うため、精度よく
半導体設計の評価指標を見積もることができ、ひいて
は、小面積、高速度、低消費電力の半導体集積回路設計
が可能となる。
【図1】本発明の半導体装置の設計工程のフローチャー
ト図。
ト図。
【図2】本発明の処理手法のフローチャート図。
【図3】本発明の論理ゲートをNAND2及びIVで中
間表現した回路ブロック図。
間表現した回路ブロック図。
【図4】本発明の論理ゲートをNAND2及びIVで中
間表現したブロック図。
間表現したブロック図。
【図5】本発明の配置位置決定用のグラフと力ベクトル
のブロック図。
のブロック図。
【図6】本発明の論理ゲートをNAND2及びIVで中
間表現した回路ブロック図。
間表現した回路ブロック図。
【図7】本発明の論理ゲート、中間表現及び基本論理ゲ
ートを示す回路ブロック図。
ートを示す回路ブロック図。
【図8】本発明のAND2で中間表現した回路ブロック
図。
図。
【図9】本発明のAND2で中間表現した回路ブロック
図。
図。
【図10】本発明の論理ゲートをNAND2及びIVで
中間表現した回路ブロック図。
中間表現した回路ブロック図。
【図11】本発明の論理ゲートをNAND2及びIVで
中間表現した回路ブロック図。
中間表現した回路ブロック図。
【図12】本発明のNAND2で中間表現した回路ブロ
ック図。
ック図。
【図13】本発明の半導体装置の設計工程のフローチャ
ート図。
ート図。
【図14】従来の半導体装置の製造工程のフローチャー
ト図。
ト図。
【図15】従来の半導体装置の設計工程のフローチャー
ト図。
ト図。
Claims (10)
- 【請求項1】 論理ゲートを含む半導体集積回路を論理
設計する工程と、 レイアウト設計する工程と、 すでにレイアウト設計された半導体集積回路の論理ゲー
トの物理的位置関係をもとに前記論理設計された半導体
集積回路の前記論理ゲートの組み合わせを変更する回路
部分を選択する工程と、 前記回路部分を論理的に等価な中間表現に変換する工程
と、 前記中間表現から前記回路部分の新しい組み合せ回路を
生成する工程と、 前記新しい組み合せ回路を前記論理設計された半導体集
積回路内にレイアウトする工程とを備え、論理ゲートの
組み合わせを変更することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項2】 前記中間表現は、基本論理ゲートを配置
することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項3】 前記中間表現を評価指標に合わせて前記
論理ゲートの組み合せを変更することを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 配置された前記基本論理ゲートの位置に
より配線に起因する物理特性を見積もり、この見積もり
に基づいて前記論理ゲートの組み合せを変更することを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいづれかに記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 配置された前記基本論理ゲートの位置と
論理ゲートの組み合わせの変更対象でない回路部分の配
置位置との関係により、配線混雑度を見積もり、この見
積もりに基づいて前記論理ゲートの組み合せを変更する
ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項6】 前記中間表現の基本論理ゲートを用いる
場合に、すでに設計された半導体集積回路の論理ゲート
に対して、複数の中間表現を用意しておき、各中間表現
に対して評価指標を予測する工程と、この予測された評
価指標から前記中間表現を選択する工程とを更に備えて
いることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記中間表現の基本論理ゲートを配置す
る際に、もとの論理ゲートの配置位置と前記論理ゲート
の組み合わせの変更対象でない回路部分の配置位置との
関係から前記中間表現の基本論理ゲートの位置に関する
境界条件を算出する工程と、その境界条件をもとに前記
中間表現の基本論理ゲートの配置位置を決定する工程
と、前記中間表現から論理ゲートを再合成する際に前記
中間表現の基本論理ゲートの配置位置から合成された論
理回路の配置位置を決定する工程を更に備えていること
を特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記中間表現を評価指標に合わせて変更
する際に論理的に交換可能な基本論理ゲートへの入力信
号を抽出する工程と、これら各入力信号に対して当該入
力信号からその中間表現の出力信号までに通過する基本
論理ゲートの段数について、ある評価指標に基づいて許
容できる通過段数である許容段数を算出する工程と、平
均的に現在の入力信号数から期待できる、出力信号まで
に通過する基本論理ゲートの段数である期待段数を算出
する工程と、前記許容段数と期待段数の大小を判定する
工程とを更に備え、前記許容段数が前記期待段数より大
きい場合には、当該評価指標の他の評価指標に基づいて
基本論理ゲートへの入力を決定し、すべての入力信号の
許容段数が期待段数より小さい場合には、より許容段数
が大きい入力信号から基本論理ゲートへの入力とするこ
とを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】 半導体集積回路中の再論理合成対象回路
を特定する段階と、 前記再論理合成対象回路を2入力NAND回路及びイン
バータ回路で構成される木により中間表現する段階と、 前記2入力NAND回路及びインバータ回路を配置する
段階と、 所定の評価指標に合わせて前記2入力NAND回路及び
インバータ回路の木を再構成する段階と、 前記2入力NAND回路及びインバータ回路を再配置す
る段階と、 前記再配置された2入力NAND回路及びインバータ回
路の木から新しい論理ゲート回路を生成する段階と、 前記再論理合成対象回路を新しい論理ゲート回路と置き
換えた新しい接続情報を生成する段階と、 前記再論理合成対象回路をレイアウト情報から削除し、
新回路を半導体集積回路内に自動配置する段階とを備え
ていることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 論理的に変換可能な基本論理ゲートへ
の入力信号を受け入れる入力端子を抽出する段階と、 これら各入力信号に対して当該入力信号からその中間表
現の出力信号までに通過する基本論理ゲートの段数につ
いて、所定の評価指標に基づいて許容できる通過段数で
ある許容段数を算出し、平均的に現在の入力信号数から
期待できる出力信号までに通過する基本論理ゲートの段
数である期待段数を算出して前記許容段数と期待段数の
大小を判定する段階と、 前記判定結果に基づいて、許容段数が期待段数より大き
い場合には所定の評価指標とは異なる他の評価指標に基
づいて基本論理ゲートへの入力を決定し、すべての入力
信号の許容段数が期待段数より小さい場合にはより許容
段数が大きい入力信号から基本論理ゲートへの入力とす
る段階とを備えたことを特徴とする中間表現を評価指標
に合わせて変更する方法を有する半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525296A JP3260622B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
| US08/834,272 US5913101A (en) | 1996-04-15 | 1997-04-15 | Semiconductor device manufacturing method by carrying out logic design |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525296A JP3260622B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09283627A true JPH09283627A (ja) | 1997-10-31 |
| JP3260622B2 JP3260622B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=14658097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11525296A Expired - Fee Related JP3260622B2 (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5913101A (ja) |
| JP (1) | JP3260622B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100335376B1 (ko) * | 1999-11-19 | 2002-05-06 | 조양호 | 디지털회로의 지연시간 조건 재합성 시스템 및 그 방법 |
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| US6360133B1 (en) * | 1999-06-17 | 2002-03-19 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus for automatic routing for reentrant process |
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