JPH09284111A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH09284111A
JPH09284111A JP8092583A JP9258396A JPH09284111A JP H09284111 A JPH09284111 A JP H09284111A JP 8092583 A JP8092583 A JP 8092583A JP 9258396 A JP9258396 A JP 9258396A JP H09284111 A JPH09284111 A JP H09284111A
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transistor
pull
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output
nmos transistor
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JP8092583A
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English (en)
Inventor
Yoji Nishio
洋二 西尾
Kunihiro Komiyaji
邦広 小宮路
Atsushi Hiraishi
厚 平石
Hiroshi Toyoshima
博 豊嶋
Hideji Yahata
秀治 矢幡
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AC特性とDC特性の両者の仕様を満足し、ス
イッチング時に貫通電流が流れず、占有面積の小さい出
力回路を具備した半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】DC特性を満足できるサイズのNMOSト
ランジスタを複数の小NMOSトランジスタ2、3に分
割し、遅延回路13によって、これら小NMOSトラン
ジスタ2、3を駆動するタイミングをずらしてAC特性
を満足させる。また、スイッチング時に、出力段のMO
Sトランジスタ1、2、3がオフするタイミングをオン
より速めて貫通電流を防止する。さらに、出力段のプル
アップ側に、NMOSトランジスタ15を並列接続し
て、出力回路のサイズを小さくする。 【効果】AC特性とDC特性の両者の仕様を満足し、ス
イッチング時に貫通電流が流れず、占有面積の小さい出
力回路が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に関し、詳しくはAC特性とDC特性を両立させること
ができ、消費電力と所要面積が小さい出力回路を有する
半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の出力回路の一例を図5に示す。こ
の出力回路は、出力部のPMOSトランジスタ(Pチャ
ネルMOSトランジスタ)51、NMOS(Nチャネル
MOSトランジスタ)52、およびこれらPMOS51
とNMOS52を制御するインバータ54、55、58
と2入力NAND56、59から構成されている。
【0003】電源電圧VCC1は例えば3.3Vであ
り、上記PMOSトランジスタ51のソースも電源電圧
VCC1に接続されている。このような出力回路におい
ては、イネーブル信号ENがLOWレベルの時は、PM
OSトランジスタ51およびNMOSトランジスタ52
はオフになり、出力DOUTはハイインピーダンス状態
になる。
【0004】一方、イネーブル信号(出力回路を動作さ
せるか否かの信号)ENがHIGHレベル(“1”レベ
ル)の時は、活性化状態(入力信号に応じて“1”また
は“0”を出力できる状態)であり、この場合はDがH
IGHレベルに、DBがLOWレベル(“0”レベル)
にそれぞれ変化した時は、PMOSトランジスタ51が
オン、NMOSトランジスタ52がオフになり、DOU
TはHIGHレベルになる。
【0005】これとは逆に、DがLOWレベルに、DB
がHIGHレベルに変化した時は、PMOSトランジス
タ51がオフ、NMOSトランジスタ52がオンにな
り、DOUTはLOWレベルになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した上記従来
の出力回路では、AC特性仕様とDC特性仕様に厳しい
条件が付いている場合、両特性仕様を共に満足させるこ
とは困難であった。例えば、図3に示したように、DC
特性の1つであるVOL−IOL特性Aが二つの破線
a、b内に入るという仕様を満足させるためには、上記
NMOSトランジスタ52のチャネル幅をある程度以上
に大きくしなければならない。しかし、NMOSトラン
ジスタ52のチャネル幅がこのように大きいと、電流駆
動力が大き過ぎるため、この大きさのNMOSトランジ
スタ52を用いると、出力DOUTの立下がりが過度に
急俊になり、AC特性の一つである立下がり時間の仕様
を満足できない場合が生ずる。
【0007】また、DがLOWレベルに、DBがHIG
Hレベルにそれぞれ変化してスイッチング動作を行い、
PMOSトランジスタ51がオフ、NMOSトランジス
タ52がオンにそれぞれなる際に、PMOSトランジス
タ51がオフにならないうちにNMOSトランジスタ5
2がオンになり、電源からGNDまで貫通電流が流れて
しまうという問題がある。
【0008】さらに、出力段プルアップ側は、駆動力が
小さいPMOSトランジスタ51のみであるため、必要
な駆動力を得るためには、PMOSトランジスタ51の
サイズを大きくしなければならず、所要面積が大きくな
ってしまうという問題があり、また、出力段のPMOS
トランジスタ51とNMOSトランジスタ52の部分に
おいて、上記電源電圧VCC1(図5では3.3V)の
2乗に比例する電力が消費されていた。
【0009】本発明の目的は、従来の出力回路の有する
上記問題を解決し、DC特性とAC特性の両仕様を満足
することができる出力回路を有する半導体集積回路装置
を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、スイッチング時にお
ける、電源からGNDまでの貫通電流が極めて少ない出
力回路を有する半導体集積装置を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、占有面積の小さい出
力回路を有する半導体集積回路装置を提供することであ
る。
【0012】本発明のさらに他の目的は、消費電力が極
めて少ない出力回路を有する半導体集積回路装置を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体集積回路装置は、出力段プルアップP
MOSトランジスタと、当該プルアップPMOSのドレ
インにドレインがそれぞれ接続された複数の出力段プル
ダウンNMOSトランジスタと、上記出力段プルアップ
PMOSトランジスタおよび上記出力段プルダウンNM
OSトランジスタを動作させるための前段駆動回路を少
なくとも具備し、上記複数の出力段プルダウンNMOS
トランジスタのチャネル幅の和は所望のVOL−IOL
特性を満足し得る大きさを有し、第1の上記出力段プル
ダウンNMOSトランジスタのゲートと第2の上記出力
段プルダウンNMOSトランジスタのゲートは、遅延回
路を介して互いに接続して出力回路を具備することを特
徴とする。
【0014】すなわち、所望DC特性を得るのに必要な
出力段プルダウンNMOSトランジスタのチャネル幅を
まず決定し、次に複数のNMOSトランジスタを形成し
て、これら複数のNMOSトランジスタのチャネル幅の
和が、上記必要なチャネル幅になるようにして所望VO
I−IOL特性を得る。次に、所要AC特性が満足させ
るために、これら複数のNMOSトランジスタを、遅延
回路によってタイミングをずらしながら順次駆動させ
る。このように複数のNMOSトランジスタを、タイミ
ングをずらせて順次オンさせることによって、合計のチ
ャネル幅は大きいにもかかわらず、出力電位の立下がり
が緩和されてAC特性は満足される。さらにスイッチン
グの際における貫通電流は著しく減少して、上記目的は
達成される。
【0015】また、半導体集積回路装置の出力回路にお
いて、出力段のプルップPMOSトランジスタとプルダ
ウンNMOSトランジスタの他に、プルアップNMOS
トランジスタを具備することによって、上記目的は達成
される。
【0016】さらにまた、半導体集積回路装置の出力回
路において、出力段のプルップPMOSトランジスタと
プルダウンNMOSトランジスタの他に、プルアップN
MOSトランジスタを具備し、上記プルップPMOSト
ランジスタとプルアップNMOSトランジスタの電源電
圧を内部回路の電源電圧より低くすることによって極め
て好ましい結果が得られ、上記目的は達成される。
【0017】上記前段駆動回路の有するインバータにゲ
ートが接続され、ドレインが電源電圧VCC2に接続さ
れた出力段プルアップNMOSトランジスタをさらに具
備することができる。このようにすることによって、出
力部のプルアップ側の駆動力が大きくなり、出力回路の
所要面積を小さくすることができる。出力電位の立ち下
がりが緩和され、さらにDC特性のVOL−IOL特性
を所望の範囲内にすることができると共に、貫通電流の
防止および消費電流の低減も同時に達成されて、極めて
好ましい結果が得られる。
【0018】上記出力段プルアップPMOSトランジス
タおよび上記出力段プルアップNMOSトランジスタの
電源電圧を、上記前段駆動回路の電源電圧より低くする
ことができる。これによって出力部における消費電力は
著しく低減され、好ましい結果が得られる。
【0019】遅延回路は、出力段プルアップPMOSト
ランジスタおよび出力段プルダウンNMOSトランジス
タがスイッチングする際に、当該出力段プルアップPM
OSトランジスタおよび出力段プルダウンNMOSトラ
ンジスタのいずれか一方がオフするタイミングが、他方
がオンするタイミングより速くなるように、上記出力段
プルアップPMOSトランジスタ若しくは出力段プルダ
ウンNMOSトランジスタをオンさせる信号の経路に配
置することができる。
【0020】遅延回路をこのように配置して、上記プル
アップPMOSトランジスタとプルダウンNMOSトラ
ンジスタのオン、オフのタイミングにずれを生じさせる
ことによって貫流電流の発生を防止される。
【0021】上記前段の駆動回路は、インバータ、NA
ND回路および上記遅延回路から構成することができ、
それによって極めて好ましい結果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】上記必要なチャネル幅は、AC特
性やDC特性の所要仕様によって選択され、チャネル幅
が小さい複数のMOSトランジスタからの和として得る
ことができる。これら複数のMOSトランジスタのチャ
ネル幅は、上記必要なチャネル幅に応じて任意に選択で
きる。例えば上記必要なチャネル幅が100μmの場
合、例えばチャネル幅50μmのMOSトランジスタを
2個用いることができる。
【0023】上記電源電圧VCC1としては例えば3.
3Vとし、上記電源電圧VCC2しては、上記3.3V
より低い2.5Vとすることができる。これらの値は、
必要とされる回路の特性などに応じて選択すればよい。
【0024】上記前段の駆動回路におけるNAND回路
やインバータは、周知の回路構成にしたがって接続すれ
ばよい。
【0025】
【実施例】
〈実施例1〉図1は、本発明の一実施例である出力回路
を示す図である。図1から明らかなように、この出力回
路は出力部のPMOSトランジスタ1、NMOSトラン
ジスタ2、3、およびこれらのPMOSトランジスタ1
とNMOSトランジスタ2、3を制御するためのインバ
ータ4、5、8、12、14、3入力NAND6、9、
遅延回路7、10、13および2入力NAND11とか
ら構成されている。
【0026】出力部の上記PMOSトランジスタ1およ
びNMOSトランジスタ2、3を制御するための上記イ
ンバータ4、5、8、12、14などからなる回路(図
1では破線で方位された部分)は、電源電圧VCC1に
接続され、上記PMOSトランジスタ1のソースは他の
電源電圧VCC2に接続されている。本実施例では、上
記VCC1=3.3V、VCC2=2.5Vであり、V
CC2の方がVCC1より低い。
【0027】イネーブル信号ENがLOWレベルの時
は、上記PMOSトランジスタ1およびNMOSトラン
ジスタ2、3はオフになり、出力DOUTはハイインピ
ーダンス状態になる。
【0028】イネーブル信号ENがHIGHレベルの場
合は活性化状態であり、DをHIGHレベルに、DBを
LOWレベルにそれぞれ変化させると、DB信号が3入
力NAND9とインバータ8を経由してNMOSトラン
ジスタ2のゲートに達し、NMOSトランジスタ2を速
やかにオフにする。
【0029】また、D信号はインバータ12、2入力N
AND11およびインバータ14を経てNMOSトラン
ジスタ3のゲートに達し、このNMOSトランジスタ3
を速やかにオフにする。なお、上記インバータ12を除
いて、DB信号を上記2入力NAND回路11に直接入
力させてもよい。
【0030】一方、PMOSトランジスタ1をオンにす
る信号は、LOWレベルになるDB信号が遅延回路7、
3入力NAND6およびインバータ5、4を経由して、
PMOSトランジスタ1のゲートに到達するので、NM
OSトランジスタ2、3がオフになった後にPMOSト
ランジスタ1がオンになる。従って、貫通電流は流れず
に、DOUTはHIGHレベルになる。これとは逆に、
DがLOWレベルに、DBがHIGHレベルにそれぞれ
変化した時は、D信号が3入力NAND6とインバータ
5、4を経由して、PMOSトランジスタ1を迅速にオ
フにする。
【0031】一方、NMOSトランジスタ2をオンにす
る信号は、LOWレベルになるD信号が遅延回路10、
3入力NAND9およびインバータ8を経由して、NM
OSトランジスタ2のゲートに到達する。NMOSトラ
ンジスタ3をオンにする信号は、LOWレベルになるD
信号が遅延回路10、3入力NAND9、遅延回路1
3、2入力NAND11およびインバータ14を経由し
て、NMOSトランジスタ3のゲートに到達するので、
NMOSトランジスタ2よりさらに遅れて、NMOSト
ランジスタ3がオンになる。すなわち、PMOS1がオ
フした後にNMOSトランジスタ2がオンになり、さら
にしばらく遅れてNMOSトランジスタ3がオンにな
る。従って、貫通電流は流れずに、DOUTはLOWレ
ベルになる。
【0032】この場合の出力DOUT電位の波形と、N
MOSトランジスタ2およびNMOSトランジスタ3が
それぞれオンになるタイミングを図2に示した。図2か
ら明らかなように、NMOSトランジスタ2がオンにな
って、DOUTがある程度低下した後に、NMOSトラ
ンジスタ3はオンになる。このようにすることによっ
て、DOUTの立下がり波形を鈍らせる(DOUTの低
下をゆるやかにする)ことができ、AC特性の立下がり
時間の仕様を満足される。
【0033】また、出力DOUTがLOWレベルの時
は、NMOSトランジスタ2およびNMOSトランジス
タ3の両者がいずれもオンの状態にあるため、駆動力が
十分大きく、図3に示すDC特性のVOL−IOL特性
Aを、二つの破線a、b内に収めて、仕様を満足させる
ことができる。
【0034】本実施例によれば、AC特性とDC特性の
両仕様を満足し、スイッチング時の貫通電流のない出力
回路が実現された。また、出力部のPMOS1のソース
電位VCC2が2.5Vと低いので、出力MOSトラン
ジスタ部における消費電力を、図5に示した従来の出力
回路(出力PMOSトランジスタ1のソース電位VCC
1が3.3V)にくらべて、(2.5/3.3)の2乗
倍に低減できた。これによって安価なプラスチックパッ
ケージが使用できる。さらに、出力部のPMOSトラン
ジスタ1のソース電位VCC2が2.5Vと低いので、
出力MOSトランジスタが負荷容量を充放電する際のノ
イズを低減させることができた。また、この出力回路を
SRAMに適用した場合、メモリセルに高い電源電圧V
CC1(3.3V)を印加できるので、PMOSトラン
ジスタを負荷抵抗として用いたフルCMOSメモリセル
より寸法が小さい高抵抗メモリセルを使用することがで
き、チップサイズの増加を抑制できた。
【0035】〈実施例2〉図4は、本発明の他の実施例
である出力回路を示す図である。図1と構成上異なる点
は、ドレインが電源電位VCC2(2.5V)に接続さ
れたNMOSトランジスタ15を出力部のプルアップ部
に追加し、そのゲートをインバータ5の出力に接続した
ことである。
【0036】イネーブル信号ENがLOWレベルの時
は、PMOSトランジスタ1およびNMOSトランジス
タ2、3、15はオフになり、出力DOUTはハイイン
ピーダンス状態になる。イネーブル信号ENがHIGH
レベルの時は、活性化状態であり、DがHIGHレベル
に、DBがLOWレベルに変化すると、DB信号は3入
力NAND9およびインバータ8を経て、NMOSトラ
ンジスタ2のゲートに達し、このNMOSトランジスタ
2を速やかにオフにする。
【0037】また、D信号はインバータ12、2入力N
AND11およびインバータ14を経て、NMOSトラ
ンジスタ3のゲートに達し、このNMOSトランジスタ
3を速やかにオフにする。
【0038】一方、PMOSトランジスタ1をオンにす
る信号は、LOWレベルになるDB信号が遅延回路7、
3入力NAND6およびインバータ5、4を経て、PM
OSトランジスタ1のゲートに到達するので、NMOS
トランジスタ2、3がオフになった後に、PMOSトラ
ンジスタ1がオンになる。また、NMOSトランジスタ
15をオンにする信号は、LOWレベルになるDB信号
が遅延回路7、3入力NAND6およびインバータ5を
経て、NMOSトランジスタ15のゲートに到達するの
で、NMOSトランジスタ2、3がオフになった後にN
MOSトランジスタ15がオンになる。従って、貫通電
流は流れずに、DOUTはHIGHレベルになる。
【0039】これとは逆に、DがLOWレベルに、DB
がHIGHレベルにそれぞれ変化した時は、D信号が3
入力NAND6およびインバータ5、4を経て、PMO
Sトランジスタ1のゲートに達し、このPMOSトラン
ジスタ1を速やかにオフにする。また、D信号が3入力
NAND6およびインバータ5を経て、NMOSトラン
ジスタ15のゲートに達し、このNMOSトランジスタ
15を速やかにオフにする。
【0040】一方、NMOSトランジスタ2をオンにす
る信号は、LOWレベルになるD信号が遅延回路10、
3入力NAND9およびインバータ8を経て、NMOS
トランジスタ2のゲートに到達する。NMOSトランジ
スタ3をオンにする信号は、LOWレベルになるD信号
が遅延回路10と、3入力NAND9、遅延回路13、
2入力NAND11およびインバータ14を経て、NM
OSトランジスタ3のゲートに到達するので、NMOS
トランジスタ2より更に遅れて、NMOSトランジスタ
3がオンになる。
【0041】すなわち、NMOSトランジスタ15およ
びPMOSトランジスタ1がオフになった後でNMOS
トランジスタ2がオンになり、さらにしばらく遅れてN
MOSトランジスタ3がオンになる。従って、貫通電流
は流れず、DOUTはLOWレベルになる。
【0042】この際の出力電位DOUTの波形およびN
MOSトランジスタ2とNMOSトランジスタ3がオン
になるタイミングを図2に示した。図2から明らかなよ
うに、上記実施例1の場合と同様に、NMOSトランジ
スタ2がオンになってDOUTがある程度下がった後
に、NMOSトランジスタ3がオンになる。このように
することによって、DOUTの低下をゆるやかにして、
AC特性の立下がり時間の仕様を満足させることができ
た。また、出力DOUTがLOWレベルの時は、NMO
Sトランジスタ2およびNMOSトランジスタ3の両者
がいずれもオンの状態であり、十分に駆動力があるの
で、図3に示すDC特性のVOL−IOL特性Aを、二
つの破線a、b内に収めて所要仕様を満足させることが
できた。
【0043】また、プルアップ側に、NMOSトランジ
スタ15が配置されているので、PMOSトランジスタ
1のサイズを小さくすることができ、全体として、所要
面積を小さくすることができた。
【0044】このNMOSトランジスタ15は、本実施
例の場合のように、ドレイン電圧が2.5Vで、ゲート
に加わる電圧のHIGHレベルが3.3Vのような場合
に、ソース電圧、すなわちDOUTを2.5Vまでプル
アップできるので、小サイズで大きな駆動力が得られる
という顕著な効果が認められた。
【0045】本実施例によれば、AC特性とDC特性の
両者の仕様が満足され、スイッチング時の貫通電流がな
く、所要面積が小さい出力回路が実現された。また、出
力のPMOSトランジスタ1のソース電位とNMOSト
ランジスタ15のドレイン電位VCC2が低いので、出
力部における消費電力を、図5に示した従来の出力回路
にくらべて、(2.5/3.3)の2乗倍に低減でき
た。これにより安価なプラスチックパッケージを使用で
きる。さらに、出力部のPMOSトランジスタ1のソー
ス電位とNMOSトランジスタ15のドレイン電位VC
C2が、いずれも2.5Vと低いので、出力MOSトラ
ンジスタが負荷容量を充放電する際におけるノイズの発
生が低減された。また、本実施例の出力回路をSRAM
に適用した場合、メモリセルには高い電源電圧(VCC
1;3.3V)を印加できるので、フルCMOSメモリ
セルより小さな高抵抗メモリセルが得られ、チップサイ
ズの増大を抑制できる。
【0046】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、出力段のNMOSトランジスタを複数のMOS
トランジスタに分割すると共に、各MOSトランジスタ
を駆動するタイミングをずらしたので、AC特性とDC
特性の両方の仕様を満足できる出力回路を得ることがで
きる。
【0047】また、本発明によれば、出力段のオンにな
るMOSトランジスタのタイミングを適切に遅らせたの
で、スイッチング時の貫通電流を防止できる、出力段の
プルアップ側にNMOSトランジスタが並列接続されて
いるので、占有面積の小さい出力回路を得ることができ
る、出力段のMOSトランジスタの電源電圧が駆動回路
の電源電圧より低いので、消費電力やノイズの小さな出
力回路を得ることができ、また、フルCMOSメモリセ
ルよりサイズが小さい高抵抗メモリセルが使用でき、S
RAMのチップサイズの増大を抑制できるなど、多くの
効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の出力回路を示す図、
【図2】本発明の一実施例の出力回路のAC動作を説明
するための図、
【図3】本発明の一実施例の出力回路のDC特性を説明
するための図、
【図4】本発明の他の実施例の出力回路を示す図、
【図5】従来の出力回路を示す図。
【符号の説明】
1……PMOSトランジスタ、2、3、15……NMO
Sトランジスタ、7、10、13……遅延回路、6、
9、11……NAND回路、4、5、8、12、14…
…インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小宮路 邦広 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 平石 厚 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 豊嶋 博 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 矢幡 秀治 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力段プルアップPMOSトランジスタ
    と、当該プルアップPMOSのドレインにドレインがそ
    れぞれ接続された複数の出力段プルダウンNMOSトラ
    ンジスタと、上記出力段プルアップPMOSトランジス
    タおよび上記出力段プルダウンNMOSトランジスタを
    動作させるための前段駆動回路を少なくとも具備し、上
    記複数の出力段プルダウンNMOSトランジスタのチャ
    ネル幅の和は所望のVOL−IOL特性を満足し得る大
    きさを有し、第1の上記出力段プルダウンNMOSトラ
    ンジスタのゲートと第2の上記出力段プルダウンNMO
    Sトランジスタのゲートは、遅延回路を介して互いに接
    続された出力回路を具備することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】半導体集積回路装置の出力回路において、
    出力段のプルップPMOSトランジスタとプルダウンN
    MOSトランジスタの他に、プルアップNMOSトラン
    ジスタを具備したことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】半導体集積回路装置の出力回路において、
    出力段のプルップPMOSトランジスタとプルダウンN
    MOSトランジスタの他に、プルアップNMOSトラン
    ジスタを具備し、上記プルップPMOSトランジスタと
    プルアップNMOSトランジスタの電源電圧が内部回路
    の電源電圧より低いことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】出力段プルアップPMOSトランジスタお
    よび出力段プルダウンNMOSトランジスタがスイッチ
    ングする際に、当該出力段プルアップPMOSトランジ
    スタおよび出力段プルダウンNMOSトランジスタのい
    ずれか一方がオフするタイミングが、他方がオンするタ
    イミングより速くなるように、上記出力段プルアップP
    MOSトランジスタ若しくは出力段プルダウンNMOS
    トランジスタをオンさせる信号の経路に遅延回路が配置
    されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】上記前段の駆動回路は、インバータ、NA
    ND回路および上記遅延回路から構成されていることを
    特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
JP8092583A 1996-04-15 1996-04-15 半導体集積回路装置 Pending JPH09284111A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992511B2 (en) 2002-03-04 2006-01-31 Fujitsu Limited Output buffer circuit
JP2009141396A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Fujitsu Microelectronics Ltd ハザード対策回路、出力回路および半導体装置

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