JPH09284202A - 移動無線電話機 - Google Patents

移動無線電話機

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JPH09284202A
JPH09284202A JP8089679A JP8967996A JPH09284202A JP H09284202 A JPH09284202 A JP H09284202A JP 8089679 A JP8089679 A JP 8089679A JP 8967996 A JP8967996 A JP 8967996A JP H09284202 A JPH09284202 A JP H09284202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶モードが指定された場合、例えば、記録
される符号化音声信号が有音又は無音であるか何ら識別
されずそのまま記録部に記録されていたので、無音状態
が長い場合には有音の符号化音声信号をほとんど記憶す
ることができなかった。 【解決手段】 音声処理回路部により復号された上記デ
ジタル音声信号の有音又は無音状態に応じて上記記録部
に記録する上記符号化音声信号の無音状態を示す付属情
報を生成する付属情報生成部と、上記デジタル音声信号
を検出し、上記記録部に記録する上記符号化音声信号が
無音状態のときには上記付属情報生成部により生成した
上記付属情報を上記無音の符号化音声信号に代えて上記
記録部に記録する制御部とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル方式の
無線電話機に関し、通話相手から送信された音声信号を
長時間記録部に記録させる手段を有する移動無線電話機
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル方式を採用した移動無線
通信システムが提唱され、自動車電話、携帯電話及びP
HS(Personal Handy Phone S
ystem)等多数の分野で使用されている。また、デ
ジタル方式を採用した移動無線システムでは、小容量の
メモリに長時間分の通話内容を記録する手段として符号
化したデジタル音声信号をそのままメモリに記録するこ
とが一般に行われている。
【0003】例えば、特開平7−143223号公報に
は、既存の音声符合復号手段を設け、通話の状態ではこ
の音声符合復号手段によって符号化されたデジタル音声
信号を復号し、モード指定手段により記録モードが指定
された状態では符号化されたデジタル音声信号を復号せ
ず、そのまま記憶手段に記憶させることにより小容量の
メモリに長時間分の音声信号を記憶させることが記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動無線電話機
は、以上のように構成されており、記憶モードが指定さ
れた場合には、たとえ記憶する符号化音声信号が無音の
状態であったとしても何ら処理がほどきされずそのまま
記録部に記憶され、無音状態の信号区間が長時間継続し
た場合には音声信号を有する有音状態の符号化音声信号
をほとんど記憶することができなかった。
【0005】また、このような移動無線電話機は単一の
符号化方式を用いた移動通信システムに適用されるもの
であり、複数の符号化方式が混在し、これら各符号化方
式により符号化された音声信号によって通話を行うシス
テムにおいては(一般にこれら移動無線システムの符号
化方式は単一の方式に構成される(例えば、伝送速度が
20ms/フレームとする。)が、これら既存のシステ
ムの伝送効率をさらに上げる場合(例えば、40ms/
フレームにする)には、種々の事情から全ての基地局を
いっぺんに40ms/フレームの圧縮方式を持つ基地局
に交換するのでなく、数台ずつ20ms/フレームの基
地局と交換していくため(1つのシステムで複数の符号
化方式が一定期間混在することになる。)、単一の符号
化方式にしか使用できない従来の移動無線電話機では各
符号化方式に対応することができなかった。例えば、符
号化方式1を使用した基地局の無線ゾーン内を移動しな
がら通話内容を記憶する場合、その途中で符号化方式2
を使用した基地局の無線ゾーン内に移動したときにはメ
モリに記憶された音声信号は途中で符号化方式が異なっ
ており、このように記憶された通話内容はたとえ受話音
声に再生しようとしても復号化手段が対応せず、符号化
方式が対応する一部分の記憶内容しか受話音声に再生で
きなかった。
【0006】また、これら移動無線電話機の分野では、
長時間の通話内容を小容量のメモリに記憶できること
は、小型化・軽量化の観点からもきわめて有益である。
【0007】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、符号化された音声信号をメモリに
記録する場合において、符号化音声信号が無音状態のと
きにはこの符号化音声信号に代えて無音状態を示す付属
情報をメモリに記憶することによりメモリ内の無音の符
号化音声信号が記憶される容量を削減し、有音の符号化
音声信号を長時間記憶できる新規な移動無線電話機を提
供することを目的とする。
【0008】また、メモリ内に長時間分の符号化音声信
号が記憶できると共に、記憶した符号化音声信号を受話
音声へ再生するときにこの符号化音声信号の回線品質、
疑似誤り率等の通信状態に応じた出力レベルによる受話
音声の出力又は上記通信状態のを使用者に知らせること
ができる新規な移動無線電話機をも提供する。また、
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明に係
る移動無線電話機は、基地局から送信された被変調波音
声信号を受信して符号化音声信号に復調する無線回路部
と、この無線回路部により復調された上記符号化音声信
号をデジタル音声信号に復号する音声処理回路部と、こ
の音声処理回路部により復号された上記デジタル音声信
号から上記被変調波音声信号に対応する受話音声を出力
する音声入出力部と、上記符号化音声信号が記録される
記録部と、上記音声処理回路部により復号された上記デ
ジタル音声信号の有音又は無音状態に応じて上記記録部
に記録する上記符号化音声信号の無音状態を示す付属情
報を生成する付属情報生成部と、上記デジタル音声信号
を検出し、上記記録部に記録する上記符号化音声信号が
無音状態のときには上記付属情報生成部により生成した
上記付属情報を上記無音の符号化音声信号に代えて上記
記録部に記録する制御部とを設けたものである。
【0010】請求項第2項の発明に係る移動無線機は、
通話回線を介して受信した基地局からの被変調波音声信
号を符号化音声信号に復調する無線回路部と、この無線
回路部により復調された上記符号化音声信号をデジタル
音声信号に復号する音声処理回路部と、この音声処理回
路部により復号された上記デジタル音声信号から上記被
変調波音声信号に対応する受話音声を出力する音声入出
力部と、上記基地局から送信された上記通話回線の回線
情報により上記被変調波音声信号の通信状態を示す付属
情報を生成する付属情報生成部と、この付属情報生成部
により生成された上記付属情報が付加された上記符号化
音声信号を記録する記録部と、上記記録部に記録された
上記符号化音声信号を上記受話音声へ再生するときに上
記符号化音声信号に付加して記録された上記付属情報を
読み出して再生される上記符号化音声信号の通信状態を
識別し、この識別結果に応じて再生された上記受話音声
の出力レベルを調整する制御部とを設けたものである。
【0011】請求項第3項の発明に係る移動無線電話機
の制御部は、上記受話音声に再生された上記符号化音声
信号の通信状態を表示部に表示させるものである。
【0012】請求項第4項の発明に係る移動無線電話機
は、基地局から送信された被変調波音声信号を受信して
符号化音声信号に復調する無線回路部と、複数の復号手
段が設けられ、上記無線回路部により復調された上記符
号化音声信号をデジタル音声信号に復号する音声処理回
路部と、上記デジタル音声信号から上記被変調波音声信
号に対応する受話音声を出力する音声入出力部と、上記
基地局から送信された上記被変調波音声信号の符号化情
報から上記符号化音声信号の符号化方式を示す付属情報
を生成する付属情報生成部と、上記付属情報が付加され
た上記符号化音声信号を記録する記録部から上記符号化
音声信号を読み出して受話音声に再生するときに、上記
符号化音声信号に付加して記録された上記付属情報を読
み出して上記符号化音声信号の符号化方式を識別する付
属情報識別部と、この付属情報識別部により識別された
符号化方式に応じた所定の上記復号手段によって上記記
録部に記録された上記符号化音声信号を上記デジタル音
声信号に復号させる制御部とを設けたものである。
【0013】請求項第5項の発明に係る移動無線機の制
御部は、上記符号化音声信号の内、受話音声への再生に
必要な符号化音声信号を選択して上記記録部に記録する
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態.1 以下、この発明の一実施形態を図1乃至図5を用いて説
明する。図1はこの発明に係る移動無線電話機の概略構
成を示すブロック構成図であり、図2は図1に示す制御
手段の構成を具体的に示す部分構成図である。図1及び
図2において、1は使用者の音声をピックアップするマ
イク部、2はマイク部1によりピックアップされたアナ
ログの音声信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器、3はA/D変換器2から出力されたデジタル音声信
号に符号化処理を行うと共に後述する復号化処理、さら
に誤り符号訂正などの所望のデジタル信号処理を施すデ
ジタル信号処理機能を有した音声処理回路部、4は音声
処理回路部3によって符号化された符号化音声信号を一
時的に記憶して図示しない基地局への送信タイミングを
調整する送信側バッファ回路、5は送信側バッファ回路
4を介して入力された符号化音声信号を変調信号として
デジタル変調を行い、電気的に接続されたアンテナ部6
から図示しない上記基地局に対しこの被変調波音声信号
(以下、RF信号という。)を送信させると共に、基地
局から送信され、アンテナ部6により受信したRF信号
(被変調波受話信号)を符号化音声信号にデジタル復調
する変復調機能を有した無線回路部、7は無線回路部5
によってデジタル復調された符号化音声信号を一時的に
記憶してこの符号化音声信号をデジタル音声信号に復号
するタイミングを調整すると共に、後述する記録部との
間で符号化音声信号の記録・再生のタイミングをそれぞ
れ調整する受信側バッファ回路、8は音声処理回路部3
によって符号化音声信号から復号されたデジタル音声信
号をアナログの受話信号に変換するD/A変換器、9は
マイク部1と共に音声入出力部を構成し、D/A変換器
9の出力から外部に対して受話音声を出力するスピーカ
部である。
【0015】なお、無線回路部5のデジタル変調方式と
してはπ/4シフトDQPSK(π/4shifted
differentially encoded q
uadrature phase shift key
ing)方式等が一般的に使用され、音声処理回路部3
の符号化処理方式としては、VSELP(Vector
−Sum Excited Linear Predi
ctive Coding)方式、PSI−CELP
(Pitch Synchonous Innovat
ion−Code Excited Linear P
rediction)方式等のデータ圧縮符号化方式が
用いられる。これらの方式により符号化されたデータは
VSELP方式であれば1フレーム20ms毎、PSI
−CELP方式であれば1フレーム40ms毎の伝送速
度でそれぞれ伝送される。
【0016】また、10は図2に示すように内部構成さ
れ、基地局に対する通話回線の割り当て要求など本発明
に係る移動無線電話機の種々の動作制御を行う制御手
段、11は無線回路部5によりデジタル復調された符号
化音声信号を記録するメモリ等の記録部、12はダイヤ
ルキーなどのテンキーにより構成され、外部から符号化
音声信号の記録・再生など指示する操作部、13はダイ
ヤル信号の発呼時に相手の電話番号を表示したり、記録
した符号化音声信号の再生時に再生された符号化音声信
号の回線品質等通信状態を表示する表示部であり、表示
内容を表示パネルに文字表示させるものでも、対応する
報知音を発生させるものでもよい。
【0017】また、図2において、14はマイクロプロ
セッサ(以下、CPUという。)とROM及びRAM等
とから構成され、CPUがこれらROM又はRAMに記
憶された各種制御プログラム(例えば無線通信のために
必要なプログラム、符号化音声信号の記録・再生に必要
なプログラム又は後述の付属情報の作成に関するプログ
ラム等)によって各部の制御を行う制御部、15は制御
部14により付属情報作成の制御がなされ、音声処理回
路部3から制御部14によって検出された有音又は無音
の情報に基づき無音状態を示す付属情報を作成する付属
情報生成部、16は記録部に記録する記録情報を作成す
る部分であって、無線回路部5によりデジタル復調され
た符号化音声信号のうち無音の信号区間を付属情報生成
部15により作成した無音状態を示す付属情報に置き換
え、かつ、記録情報の再生時に記録部11から読み出さ
れた記録情報を有音の符号化音声信号と付属情報とに分
離する機能を有した記録情報作成分離部、17は制御部
14からの指示により記録情報作成分離部16で作成し
た記録情報を記録部11に書き込み、かつ、記録情報の
再生時には制御部14の指示により記録部11に記録さ
れたを読み出す記録情報書込読出部、18は記録情報書
込読出部17により読み出され、対応する符号化音声信
号からそれぞれ分離された付属情報が入力され、この付
属情報を付加して記録部11に記録した符号化音声信号
の無音状態を識別する付属情報識別部である。
【0018】次に動作について、図3乃至図5を用いて
詳細に説明する。図3は図1に示す本発明に係る移動無
線電話機19の記録動作を示すフローチャート図、図4
は移動無線電話機19の記録内容の再生動作を示すフロ
ーチャート図であり、まず本実施形態に係る移動無線電
話機19の記録動作、特に通話相手の通話内容を記録す
る場合について図3を用いて説明する。なお、移動無線
電話機19の通話時における通話動作については、送信
系ではまず使用者が発声した音声信号がマイク部1によ
りピックアップされ、その後A/D変換器2、音声処理
回路部3、送信側バッファ回路4、無線回路部5、アン
テナ部6の順に伝達され、図示しない基地局を介して通
話相手に送信され、受信系ではこれとは逆に基地局を介
して送信された通話相手の音声信号が移動無線電話機1
9のアンテナ部6により受信された後、無線回路部5、
受信側バッファ回路7、音声処理回路部3、D/A変換
器8の順で伝達され、スピーカ部9から移動無線電話機
19の使用者へ出力されることにより行われる。そし
て、この通話動作は通話終了指示により通信が終了する
まで以上の要領で継続される。
【0019】以上のような通話状態において移動無線電
話機19の使用者が通話相手の通話内容を記録部11に
記録する場合、まず移動無線電話機19の使用者は、ス
テップ1aで操作部12に対し記録モードを選択するキ
ー入力を行う。操作部12は記録モードを選択するキー
入力が行われると制御部14に対して操作信号、ここで
は記録動作を指示する記録指示信号を出力する。制御部
14はこの操作部12からの記録指示信号により、通話
動作に加え、内部に設けられたROM又はRAMに記憶
した記録制御プログラムを読み出して以後の記録動作を
実行する。
【0020】制御部14により記録制御プログラムが実
行されると、まず音声処理回路部3がステップ2aで無
線回路部5によりデジタル復調された符号化音声信号の
有音又は無音状態をデジタル音声信号より判定する。音
声処理回路部3はデジタル音声信号に復号化された符号
化音声信号の有音状態又は無音状態を判定をするだけで
なく、どの程度無音状態が継続しているか等の判定も行
う。そして音声処理回路部3により判定された有音・無
音情報を検出した制御部14がステップ3aで記録部1
1に記録する符号化音声信号の無音区間を判別する。こ
こで、有音区間と判別された符号化音声信号は、そのま
ま記録情報作成分離部16に伝送されるが、無音区間で
あると判別された符号化音声信号は、そのまま記録情報
作成分離部16には伝送されず、まず制御部14から付
属情報生成部15にその無音情報が送られ、この付属情
報生成部15によりステップ4aで無音状態を示す付属
情報が作成される。そして、この無音状態を示す付属情
報が記録情報作成分離部16へ送られてこの付属情報と
有音の符号化音声信号とから記録情報作成分離部16が
記録情報を作成する。即ち、無音の符号化音声信号をそ
のまま記録部11に記録すると無音の信号区間が長い場
合には、有音の信号の記録許容量が削減されてしまうの
で、この無音と判定された区間の符号化音声信号をその
無音状態を示す比較的データ長の短い信号に置き換えて
記録部11に記録するのである。そして、記録情報作成
分離部16で例えば図5に示すように作成された記録情
報は記録情報書込読出部17へ出力された後、制御部1
4によって書き込みタイミングが調整された記録情報書
込読出部17により記録部11に記録される。
【0021】なお、図5は記録情報作成分離部16によ
り作成され、記録部11に記録された記録情報の例であ
り、記録情報のデータ構成を示すデータ構成図である。
記録部11にはnフレーム(nは1以上の整数。)の符
号化音声信号20と4〜9フレーム目の符号化データを
付属情報21に置き換えた記録情報とが記録されてい
る。また、図5では付属情報20は1フレーム単位の符
号化データ毎に作成して置き換えられているが、数フレ
ームをまとめて置き換えるデータ構成としても良い。
【0022】また、付属情報生成部15により作成され
る上記付属情報は、0、1データの組み合わせによって
作成されるものであり、わずか数ビットのデータにより
無音の符号化音声信号と置き換えることができる。
【0023】なお、ステップ6aは記録情報書込読出部
17が記録部11に記録したデータ量を制御部14が監
視するステップであり、記録部11に所定値以上のデー
タ量が記録部11に記録されると制御部14は強制的に
記録動作を終了する。また、ステップ7aは制御部14
が操作部12からの記録中止信号を監視するステップで
あり、移動無線電話機19の使用者が操作部12によっ
て記録中止モードを選択するキー入力を行い、操作部1
2から制御部14に対して記録中止信号が入力される
と、制御部14はステップ6aと同様に記録動作を強制
的に終了する。以上のように、本実施形態に係る本発明
の移動無線電話機によれば、通話相手が話した通話内容
を記録部11に記録する場合に、受信した符号化音声信
号のうち無音の区間が長く継続した場合、その無音の符
号化音声信号に代えてその無音状態を示す付属情報を記
録部11に記録するようにしたので、記録部11内の無
音の信号が記録される容量を削減でき、有音の符号化音
声信号を長時間記録部11に記録できる。
【0024】次に再生動作について図4を用いて説明す
る。図3に示す要領で記録部11に記録した通話内容を
本実施形態に係る移動無線電話機19の使用者が確認す
る場合、まず使用者は、ステップ1bで操作部12に対
し再生モードを選択するキー入力を行う。操作部12は
再生モードを選択するキー入力がなされると制御部14
に対して再生指示信号が出力する。制御部14はこの操
作部12からの再生指示信号により、内部に設けられた
ROM又はRAMに記憶した再生制御プログラムを読み
出して以後の再生動作を実行する。
【0025】制御部14により再生制御プログラムが実
行されると、まず制御部14の指示により記録情報書込
読出部17がステップ2bで記録部11から記録情報の
読み出しを行う。記録情報書込読出部17に読み出され
た記録情報は上述したとおり有音の符号化音声信号と無
音の付属情報とにより構成されており、記録情報作成分
離部16によりステップ3bで無音を示す付属情報と有
音の符号化音声信号とが分離される。分離された一方の
属情報の方は記録情報作成分離部16により付属情報識
別部18に伝送され、この付属情報識別部18によりス
テップ4bでその無音状態が識別がなされる。そして、
識別された結果は制御部14に送られて無音の符号化音
声信号に再び戻された後、記録情報作成分離部16によ
り分離された他方の有音の符号化音声信号と共に受信側
バッファ回路7を介して音声処理回路部3に伝送され、
この音声処理回路部3がステップ5bでこれら符号化音
声信号を復号化する。以上のようにして記録部11に記
録された記録情報は復号化され、その後D/A変換器
8、スピーカ部9を介して受話音声に再生される。
【0026】また、ステップ6bは制御部14が記録情
報書込読出部17の記録情報の読み出しを監視するステ
ップであり、記録部11から記録情報が全て読み出され
ると制御部14は強制的に再生動作を終了する。また、
ステップ7bは制御部14が操作部12からの再生中止
信号を監視するステップであり、移動無線電話機19の
使用者が操作部12により再生中止モードを選択するキ
ー入力を行い、操作部12から制御部14に対して再生
中止信号が入力されると、制御部14はステップ6aと
同様に再生動作を強制的に終了する。
【0027】実施の形態.2 次に、本発明の他の実施形態について説明する。上記実
施形態では、無音の符号化音声信号を付属情報に置き換
えることで、記録部に対する無音の符号化音声信号の記
録容量を減らし、必要な有音の符号化音声信号の記録部
への長時間の記録を実現しているが、この付属情報は、
わずか数ビットのデータで例えば符号化音声信号の無音
状態を示すことができるので、その他記録部11に記録
する符号化音声信号に関する回線品質などの情報を付属
情報として作成し、この符号化音声信号の記録の際に併
せて記録部11に記録させてもよい。このようにすれ
ば、回線品質などの情報を余分なメモリを設けることな
く符号化音声信号と同じ記録部に記録させることがで
き、かつ、記録した符号化音声信号の再生時に併せてこ
の符号化音声信号の回線品質に関する情報を例えば、表
示部12に表示させることができる。
【0028】一般に、無線の通話回線を設定する移動通
信システムの場合、この無線通話回線に接続して通話相
手と通話を行っている各端末に対しては、通話回線の割
り当てを行う基地局がその通話中の通話回線の回線品
質、疑似誤り率などを送信している。また、このような
無線回線により通話中の各端末が通話相手の話した内容
を内部に設けたメモリに記録させる場合、これら通話相
手との通信状態については何ら考慮されず、通信状態が
悪くてもそのまま記録されており、記録した内容を後で
再生した場合、回線品質が悪い場合にはその記録内容が
聞き取ることができなかった。本実施形態に係る移動無
線電話機は使用中の通話回線の回線品質、疑似誤り率な
どを示す付属情報を作成し、無線回路部によりデジタル
復調された符号化音声信号を記録部に記録する場合にこ
の付属情報を付加して記録することにより、再生時には
記録部に記録された符号化音声信号を復号化すると共
に、復号化された符号化音声信号に付加された付属情報
から対応する符号化音声信号の通信状態を読みとり、そ
の通信状態に応じて再生した受話音声の出力レベルを調
整する。
【0029】図6は本実施形態に係る移動無線電話機の
構成を示すブロック構成図であり、図6を用いて本実施
形態に係る移動無線電話機の動作について説明する。な
お、図中同一符号は同一又は相当部分を示し、詳細な説
明は省略する。また、本実施形態に係る移動無線電話機
の制御部14は音声処理回路部3より検出した有音・無
音情報に基づき付属情報生成部15に付属情報を作成さ
せるのではなく、無線回路部5を介して受信した通話回
線の通信状態を示す制御信号に基づき付属情報生成部1
5に付属情報を作成させる動作プログラムを内部のRO
M又はRAMに有し、使用者が操作部12により記録モ
ードを選択するキー入力をした場合には上記制御信号に
基づく付属情報を作成する動作を行う。即ち、本実施形
態に係る移動無線電話機では、操作部12によって記録
モードが選択されるとまず制御部14が付属情報生成部
15に制御信号に基づく付属情報を作成させ、次に記録
情報作成分離部16で記録部11に記録する符号化音声
信号に付属情報生成部15で作成した付属情報を付加し
て記録情報を作成し、最後に記録情報書込読出部17が
この記録情報を制御部14の記録タイミング指示により
記録部11に記録する。
【0030】図7はこの実施形態における移動無線電話
機の記録部に記録された記録情報のデータ構成を示すデ
ータ構成図であり、図7において、21は通話相手の通
話内容であって、音声処理回路部3によって復号された
後、受話音声としてスピーカ部9から使用者に対して出
力される符号化音声信号、22はこの符号化音声信号2
1に付加されて記録部11に記録された付属情報であ
る。この付属情報は本実施形態に係る移動無線電話機と
通話相手との間に設定された通話回線の回線品質(例え
ば、良好な状態を1、粗悪な状態を3とする等)を示す
ものであるが、その他に疑似誤り率など種々の通話中の
通信状態を示す情報でもよい。また、図7に示す付属情
報は1フレームの符号化音声信号毎に付加され、1フレ
ーム毎の符号化音声信号について回線品質が示されてい
るが、数フレームを1つのブロックにまとめてブロック
毎に付属情報を作成すれば、さらに記録容量を減らせ、
メモリの有効利用が図れる。
【0031】そして、再生時には、記録部11から付属
情報22が付加された符号化音声信号21を読み出して
音声処理回路部3により復号化、更にデジタル処理を施
すと共に、制御部14がこの付属情報22から識別した
符号化音声信号21の通信状態に基づいて音声入出力部
の出力レベルを調整することにより(制御部14から付
属情報の内容に応じた受話音声レベル指示信号が音声入
出力部に対して出力される。)、たとえ、回線品質が悪
い状態で記録した通話相手の通話内容でも聞き取りやす
い状態で受話音声に再生できる。
【0032】また、上記実施形態に係る移動無線機で
は、例えば回線品質が悪い状態で記録したと判断すると
自動的に受話音声の出力レベルを上げて再生した受話音
声を出力させるので、電力の消費も出力レベルが低い場
合に比べて大きくなる。また、自動的に出力レベルの調
整が行われるので移動無線電話機の使用者は記録した符
号化音声信号の通信状態の善し悪しを知ることができ
ず、通信状態が悪い場所の特定ができない。これでは通
話状態の悪い場所での記録を繰り返すことにもなりかね
ず、二次電池等の充電池を電源部として使用し、かつ、
常時使用状態で携行されるこの移動無線電話機の分野で
は余計な電力の消費につながりあまり望ましくない。そ
こで、記録した内容の再生時に再生した受話音声の出力
レベルの調整を行うと共に、付属情報から識別した符号
化音声信号の通信状態を表示部13に表示させるように
してもよい。この場合、表示部13の表示手段としては
発呼時に通話相手のダイヤル番号などを表示する液晶画
面の表示部でもよいし、通信状態に応じた報知音を発声
する報知音発声手段を設けてもよい。
【0033】実施の形態.3 次に、本発明の他の実施形態について図8乃至図10を
用いて説明する。本実施形態に係る移動無線電話機は複
数の符号化方式が併用された移動通信システムに適用さ
れるものであり、本実施形態に係る移動無線電話機で
は、記録部に記録された符号化音声信号を再生するとき
に各符号化音声信号の符号化方式に応じた正確な再生を
実現するため、各符号化方式を示す付属情報の作成を行
う。そしてこの付属情報を対応する符号化音声信号に付
加して記録部に記録させ、再生時にはこの付属情報から
識別された符号化方式を選択して記録部に記録した符号
化音声信号を復号化させる。
【0034】図8は本実施形態に係る移動無線電話機の
概略構成を示すブロック構成図であり、図9は制御手段
の構成を具体的に示す部分構成図である。図8及び図9
において、23は複数の符号化手段23a、23b及び
復号化手段23c、23d(例えば方式1はVSELP
方式、方式2はPSI−CELP方式)が設けられ、通
話中は通話相手との間に設定された無線通話回線を構成
する基地局と同じ符号化方式である符号化手段及び復号
化手段が選択されている音声処理回路部、24は図9に
示すように内部構成され、基地局による無線通話回線設
定時、通話回線の割り当てに用いられる共通制御回線
(Common SignallingChanne
l:以下、CSCという。)を介して基地局から送信さ
れた符号化方式を指定する信号を含んだ制御信号によ
り、音声処理回路部3の各符号化手段及び復号化手段の
中から通話相手との間に設定される通話回線を構成する
基地局と同じ符号化方式のものを選択し、また操作部1
2からの記録指示信号により、無線回路部5によりデジ
タル復調された符号化音声信号を記録部11に記録する
一連の動作制御を行う制御部、25は制御部24からの
指示により記録部11に記録する符号化音声信号の符号
化方式を示す付属情報を作成する付属情報生成部、26
は記録部11に記録する符号化音声信号に付属情報生成
部25により生成した付属情報を付加して記録情報を作
成し、また記録部11から読み出した記録情報を符号化
音声信号と付属情報とに分離する記録情報作成分離部、
27は制御部24からの指示により記録情報作成・分離
部26で作成した記録情報を記録部11に書き込み又は
記録部11に記録された記録情報を読み出す記録情報書
込読出部、28は記録情報書込読出部27により読み出
され、符号化音声信号と分離された付属情報が入力さ
れ、この付属情報から記録部11に記録された符号化音
声信号の符号化方式を識別する付属情報識別部である。
なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示し、詳細な
説明は省略する。
【0035】また、図11は図8に示す本実施形態に係
る移動無線電話機29が用いられる移動通信システムを
示すシステム構成図であり、公衆回線網に接続した回線
制御局30に複数の基地局Kn(nは1以上の整数。)
がそれぞれ接続されて複数の無線ゾーンEn(nは1以
上の整数。)からなる通信エリア31が形成されてい
る。また、図11において、基地局K1はVSELP方
式、基地局K2はPSI−CELP方式の符号化方式を
それぞれ採用しているものとし、移動無線電話機29は
まず基地局K1が形成する無線ゾーンのA点において通
話相手と通話回線T1により通話を行い、その後、通話
を継続したまま基地局K2が形成する無線ゾーンのB点
に移動している状態(b点では通話回線T2により通話
を行。)を示している。
【0036】次に動作について図11乃至図13を用い
て詳細に説明する。図11は図8に示す本実施形態に係
る移動無線電話機29の記録動作を示すフローチャート
図、図12はその記録した記録内容の再生動作を示すフ
ローチャート図であり、まず移動無線電話機29の記録
動作について図11を用いて説明を行う。なお、図11
に示すフローチャート図は、移動無線電話機29が図1
0に示す状態で通話相手の話した通話内容を記録部11
に記録する場合の動作について示している。A点におい
て、通話回線T1により通話相手と通話を行っている移
動無線電話機29の使用者が通話相手の通話内容を記録
部11に記録する場合、まずその使用者が操作部12に
対し記録モードを選択するキー入力を行う(ステップ1
c)。操作部12は記録モードを選択するキー入力が行
われると制御部24に対して記録動作を指示する記録指
示信号を出力する。制御部24はこの操作部12からの
記録指示信号が入力されると、通話動作に加え、内部に
設けられたROM又はRAMに記憶した記録制御プログ
ラムを読み出して以後の記録動作を実行する。
【0037】制御部24は記録モードの選択により記録
制御プログラムを実行すると、まず無線回路部5により
デジタル復調された符号化音声信号の符号化方式を判別
する(ステップ2c)。本実施形態に係る移動無線電話
機29では、符号化方式の判別はCSCを介して基地局
から送信される制御信号に含まれた符号化方式の指定信
号に基づいて行うので、あとで通話回線が切り替わった
場合にも、その新たな無線通話回線の設定時に切り替わ
った無線通話回線を構成する基地局の使用する符号化方
式が判別できる。そして制御部24はまず付属情報生成
部25にこの判別結果に応じた付属情報を作成させ、次
に記録情報作成分離部26でこの符号化方式を示す付属
情報を符号化音声信号に付加して記録情報を作成させ、
最後に記録情報書込読出部27によってこの記録情報を
記録部11に書き込ませる(ステップ3c)。また、ス
テップ4cは記録情報書込読出部27が記録部11に記
録したデータ量を制御部24が監視するステップであ
り、記録部11に所定値以上のデータ量が記録部11に
記録されると制御部24は強制的に記録動作を終了す
る。ステップ5cは制御部24が操作部12からの記録
中止信号を監視するステップであり、移動無線電話機2
9の使用者が操作部12によって記録中止モードを選択
するキー入力を行い、操作部12から制御部24に対し
て記録中止信号が入力されると、制御部24はステップ
4cと同様に記録動作を強制的に終了する。
【0038】また、ステップ6cは無線通話回線の切り
替わりを監視するステップであり、通話相手との間に設
定された無線通話回線T1が移動無線電話機29の移動
によって無線通話回線T2に切り替わった場合、制御部
24はステップ2cに戻り、再びCSCを介して基地局
K2から送信された制御信号に基づき切り替わった無線
通話回線T2を構成する基地局K2の使用する符号化方
式を判別する。無線通話回線T1が切り替わらなければ
ステップ3c乃至5cを記録終了までそのまま継続す
る。なお、図10のc点の位置における移動無線電話機
29と通話相手との間の無線通信回線はT1又はT2の
いずれにも設定されうるが、通常は各基地局が接続され
た回線制御局30(網側)が、各基地局のチャンネル使
用状態、例えばトラフィック状態を監視しており、この
網側の判断によっていずれの無線通話回線に接続すべき
が基地局K1又は基地局K2を介して移動無線電話機2
9に対して指示される。この指示はCSCを介し、上記
制御信号により行われる。また、移動無線電話機29か
ら各基地局K1又はK2に送信された送話信号の電波強
度を各基地局が検出し、この電波強度の強い基地局の方
の無線通信回線に接続するよう指示しても良い。図13
は以上のようにして記録部11に記録された記録情報の
データ構成を示すデータ構成図である。
【0039】図13において、32は記録部11に1フ
レーム毎に区別して記録されたnフレーム(nは1以上
の整数。)の符号化音声信号、33は符号化音声信号3
2に付加された付属情報である。図13中、VはVSE
LP方式、PはPSI−CELP方式を示す。図12に
示すように符号化方式を示す付属情報33は1フレーム
の各符号化音声信号毎にそれぞれ付加されている。
【0040】また、図14は記録部11に記録された記
録情報の他のデータ構成を示すデータ構成図である。図
13では、付属情報が1フレーム毎に作成され、対応す
る各フレームの符号化音声信号に付加されているが、制
御部24による符号化方式の識別の結果符号化方式が変
化した場合、即ち無線通話回線が他の符号化方式を用い
ている基地局の通話回線に切り替わった場合(図10に
示すように移動無線電話機29の位置がa点からc点に
移動した場合)に、その先頭のフレームの符号化音声信
号にのみ付属情報を付加させても良い。なお、図13
中、Kは符号化方式を示し、この符号化方式KがK+1
に切り替わった場合にその符号化方式に対応した付属情
報Pを付加する。
【0041】次に再生動作について図12を用いて説明
する。図11に示す要領で記録部11に記録した通話内
容を本実施形態に係る移動無線電話機29の使用者が確
認する場合、まず使用者は操作部12に対し再生モード
を選択するキー入力を行う(ステップ1d)。操作部1
2は再生モードを選択するキー入力がなされると制御部
24に対して再生指示信号を出力する。制御部24はこ
の操作部12からの再生指示信号により、内部に設けら
れたROM又はRAMに記憶した再生制御プログラムを
読み出して以後の再生動作を実行する。
【0042】制御部24によって再生制御プログラムが
実行されると、まず記録情報書込読出部27が制御部2
4の指示により記録部11から例えば、図13に示す記
録情報の読み出しを行う。次に読み出された記録情報は
記録情報作成分離部26により符号化方式を示す付属情
報33とこの付属情報33に示された符号化方式の符号
化音声信号32とに分離される。分離された一方の符号
化音声信号32は受信側バッファ回路7を介して音声処
理回路部3に伝送され、後述の選択された復号化手段に
よってデジタル音声信号に復号化されるが、この復号化
手段の選択は付属情報識別部28の付属情報の識別に基
づいて行われる。即ち、この付属情報識別部28が記録
情報作成分離部26によって分離された他方の付属情報
33から符号化方式を識別し、制御部24がこの識別結
果に応じて分離された一方の符号化音声信号の符号化方
式に対応した復号化手段を選択する(ステップ2d)。
復号化手段の選択は、制御部24が符号化方式選択信号
を音声処理回路部3に対して出力することにより行う。
そして、記録情報作成分離部26によって分離された一
方の符号化音声信号32は制御部24によって選択され
た復号化手段によってデジタル音声信号に復号化される
(図13でいえば、符号データ1及び2はVSELP方
式で復号化され、符号化データnはPSI−CELP方
式で復号化される。)。この選択された復号化手段によ
り復号化されたデジタル音声信号はその後D/A変換器
8、スピーカ部9を介して受話音声に再生される(ステ
ップ3d)。
【0043】また、ステップ4dは制御部24が記録情
報書込読出部27の記録情報の読み出しを監視するステ
ップであり、記録部11から記録情報が全て読み出され
ると制御部24は強制的に再生動作を終了する。また、
ステップ5dは制御部24が操作部12からの再生中止
信号を監視するステップであり、本実施形態に係る移動
無線電話機29の使用者が操作部12により再生中止モ
ードを選択するキー入力を行い、操作部12から制御部
24に対して再生中止信号が入力されると、制御部24
はステップ4dと同様に再生動作を強制的に終了する。
【0044】実施の形態.5 また、上記実施形態に係る移動無線電話機は、無線回路
部5によってデジタル復調された符号化音声信号をすべ
て記録部11に記録するようにしたが、記録部に記録す
る際に復号化に必要なデータ(Aクラス)とそれ以外の
データ(Bクラス:音質に関するものなど)とに区別し
て、このAクラスのデータのみ選択して記録部11に記
録するようにしても良い(メモリ節約モード)。例え
ば、使用者が操作部12より記録指示を行う際に併せて
メモリ節約モードを選択できるようにする。このように
すれば、再生時の受話音声が多少劣化するが、記録部1
1に記録される符号化音声信号の記録容量を削減でき、
更に長時間分の符号化音声信号を記録部11に記録させ
ることができる。
【0045】図15は本実施形態に係る移動無線電話機
の記録部11に記録された記録情報のデータ構成を示す
データ構成図であり、34は通常時に記録された記録情
報、35はメモリ節約モードが操作部12により選択さ
れた場合に記録部11に記録された記録情報をそれぞれ
示す。図15に示すようにメモリ節約モードが選択され
た場合にはAクラスの符号化データのみが記録部11に
記録される。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項第1項の発明によ
れば、基地局から送信された被変調波音声信号を受信し
て符号化音声信号に復調する無線回路部と、この無線回
路部により復調された上記符号化音声信号をデジタル音
声信号に復号する音声処理回路部と、この音声処理回路
部により復号された上記デジタル音声信号から上記被変
調波音声信号に対応する受話音声を出力する音声入出力
部と、上記符号化音声信号が記録される記録部と、上記
音声処理回路部により復号された上記デジタル音声信号
の有音又は無音状態に応じて上記記録部に記録する上記
符号化音声信号の無音状態を示す付属情報を生成する付
属情報生成部と、上記デジタル音声信号を検出し、上記
記録部に記録する上記符号化音声信号が無音状態のとき
には上記付属情報生成部により生成した上記付属情報を
上記無音の符号化音声信号に代えて上記記録部に記録す
る制御部とを設けたので、受信した無音の符号化音声信
号は無音を示す付属情報に置き換えられて記録部に記録
され、有音の符号化音声信号のみがそのまま記録部に記
録されるので、無音の符号化音声信号の記録部への記録
容量を削減でき、記録部に長時間有音の符号化音声信号
を記録できる。
【0047】また、請求項第2項の発明によれば、通話
回線を介して受信した基地局からの被変調波音声信号を
符号化音声信号に復調する無線回路部と、この無線回路
部により復調された上記符号化音声信号をデジタル音声
信号に復号する音声処理回路部と、この音声処理回路部
により復号された上記デジタル音声信号から上記被変調
波音声信号に対応する受話音声を出力する音声入出力部
と、上記基地局から送信された上記通話回線の回線情報
により上記被変調波音声信号の通信状態を示す付属情報
を生成する付属情報生成部と、この付属情報生成部によ
り生成された上記付属情報が付加された上記符号化音声
信号を記録する記録部と、上記記録部に記録された上記
符号化音声信号を上記受話音声へ再生するときに上記符
号化音声信号に付加して記録された上記付属情報を読み
出して再生される上記符号化音声信号の通信状態を識別
し、この識別結果に応じて再生された上記受話音声の出
力レベルを調整する制御部とを設けたので、記録部に長
時間の通話内容を記録することができると共に、記録部
に記録情報の再生時に記録した符号化音声信号の回線品
質、疑似誤り率等に対応して受話音声の出力レベルを調
整できる。
【0048】また、請求項第3項の発明によれば、上記
制御部は上記受話音声に再生された上記符号化音声信号
の通信状態を表示部に表示させるので、記録情報の再生
時に記録した符号化音声信号の回線品質、疑似誤り率等
が使用者に対して表示又は報知され、記録した位置の通
信状態が認識できる。
【0049】また、請求項第4項の発明によれば、基地
局から送信された被変調波音声信号を受信して符号化音
声信号に復調する無線回路部と、複数の復号手段が設け
られ、上記無線回路部により復調された上記符号化音声
信号をデジタル音声信号に復号する音声処理回路部と、
上記デジタル音声信号から上記被変調波音声信号に対応
する受話音声を出力する音声入出力部と、上記基地局か
ら送信された上記被変調波音声信号の符号化情報から上
記符号化音声信号の符号化方式を示す付属情報を生成す
る付属情報生成部と、上記付属情報が付加された上記符
号化音声信号を記録する記録部から上記符号化音声信号
を読み出して受話音声に再生するときに、上記符号化音
声信号に付加して記録された上記付属情報を読み出して
上記符号化音声信号の符号化方式を識別する付属情報識
別部と、この付属情報識別部により識別された符号化方
式に応じた所定の上記復号手段によって上記記録部に記
録された上記符号化音声信号を上記デジタル音声信号に
復号させる制御部とを設けたので、通話内容を記録中に
通信回線が他の基地局の回線に切り替わり、異なる符号
化方式で符号化された複数種類の符号化音声信号を記録
した場合にも各符号化音声信号をその符号化方式に対応
した復号化手段により復号化して記録内容の連続した再
生ができ、かつ、記録部に長時間の符号化音声信号の記
録ができる。
【0050】また、請求項第5項の発明によれば、上記
制御部は上記符号化音声信号の内、受話音声への再生に
必要な符号化音声信号を選択して上記記録部に記録する
ので、記録部に記録される符号化音声信号の記録容量を
さらに削減でき、長時間分の符号化音声信号を記録部1
1に記録させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による移動無線電話機
を示すブロック構成図である。
【図2】 図1に示す移動無線電話機の制御手段を示す
ブロック構成図である。
【図3】 図1及び図2に示す移動無線電話機の記録動
作を示すフローチャート図である。
【図4】 図1及び図2に示す移動無線電話機の再生動
作を示すフローチャート図である。
【図5】 図1及び図2に示す移動無線電話機の記録部
に記録された記録情報のデータ構成図である。
【図6】 この発明の実施形態.2による移動無線電話
機の制御手段を示すブロック構成図である。
【図7】 図6に示す移動無線電話機の記録部に記録さ
れた記録情報のデータ構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態.3による移動無線電
話機を示すブロック構成図である。
【図9】 図8に示す移動無線電話機の制御手段を示す
ブロック構成図である。
【図10】 図8及び図9に示す移動無線電話機が適用
される移動通信システムを示すシステム構成図である。
【図11】 図8及び図9に示す移動無線電話機の記録
動作を示すフローチャート図である。
【図12】 図8及び図9に示す移動無線電話機の再生
動作を示すフローチャート図である。
【図13】 図8及び図9に示す移動無線電話機の記録
部に記録された記録情報のデータ構成図である。
【図14】 図8及び図9に示す移動無線電話機の記録
部に記録された記録情報の他のデータ構成図である。
【図15】 メモリ節約モード選択時に本発明に係る移
動無線機の記録部に記録された記録情報のデータ構成図
である。
【符号の説明】
3、23 音声処理回路部 5 無線回路部 9 スピーカ部 10 制御手段 11 記録部 12 操作部 13 表示部 14、24 制御部 15、25 付属情報生成部 18、28 付属情報識別部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から送信された被変調波音声信号
    を受信して符号化音声信号に復調する無線回路部と、こ
    の無線回路部により復調された上記符号化音声信号をデ
    ジタル音声信号に復号する音声処理回路部と、この音声
    処理回路部により復号された上記デジタル音声信号から
    上記被変調波音声信号に対応する受話音声を出力する音
    声入出力部と、上記符号化音声信号が記録される記録部
    と、上記音声処理回路部により復号された上記デジタル
    音声信号の有音又は無音状態に応じて上記記録部に記録
    する上記符号化音声信号の無音状態を示す付属情報を生
    成する付属情報生成部と、上記デジタル音声信号を検出
    し、上記記録部に記録する上記符号化音声信号が無音状
    態のときには上記付属情報生成部により生成した上記付
    属情報を上記無音の符号化音声信号に代えて上記記録部
    に記録する制御部とを備えたことを特徴とする移動無線
    電話機。
  2. 【請求項2】 通話回線を介して受信した基地局からの
    被変調波音声信号を符号化音声信号に復調する無線回路
    部と、この無線回路部により復調された上記符号化音声
    信号をデジタル音声信号に復号する音声処理回路部と、
    この音声処理回路部により復号された上記デジタル音声
    信号から上記被変調波音声信号に対応する受話音声を出
    力する音声入出力部と、上記基地局から送信された上記
    通話回線の回線情報により上記被変調波音声信号の通信
    状態を示す付属情報を生成する付属情報生成部と、この
    付属情報生成部により生成された上記付属情報が付加さ
    れた上記符号化音声信号を記録する記録部と、上記記録
    部に記録された上記符号化音声信号を上記受話音声へ再
    生するときに上記符号化音声信号に付加して記録された
    上記付属情報を読み出して再生される上記符号化音声信
    号の通信状態を識別し、この識別結果に応じて再生され
    た上記受話音声の出力レベルを調整する制御部とを備え
    たことを特徴とする移動無線電話機。
  3. 【請求項3】 上記制御部は上記受話音声に再生された
    上記符号化音声信号の通信状態を表示部に表示させるこ
    とを特徴とする請求項第2項に記載の移動無線電話機。
  4. 【請求項4】 基地局から送信された被変調波音声信号
    を受信して符号化音声信号に復調する無線回路部と、複
    数の復号手段が設けられ、上記無線回路部により復調さ
    れた上記符号化音声信号をデジタル音声信号に復号する
    音声処理回路部と、上記デジタル音声信号から上記被変
    調波音声信号に対応する受話音声を出力する音声入出力
    部と、上記基地局から送信された上記被変調波音声信号
    の符号化情報から上記符号化音声信号の符号化方式を示
    す付属情報を生成する付属情報生成部と、上記付属情報
    が付加された上記符号化音声信号を記録する記録部から
    上記符号化音声信号を読み出して受話音声に再生すると
    きに、上記符号化音声信号に付加して記録された上記付
    属情報を読み出して上記符号化音声信号の符号化方式を
    識別する付属情報識別部と、この付属情報識別部により
    識別された符号化方式に応じた所定の上記復号手段によ
    って上記記録部に記録された上記符号化音声信号を上記
    デジタル音声信号に復号させる制御部とを備えたことを
    特徴とする移動無線電話機。
  5. 【請求項5】 上記制御部は上記符号化音声信号の内、
    受話音声への再生に必要な符号化音声信号を選択して上
    記記録部に記録することを特徴とする請求項第1項、第
    2項又は第4項に記載の移動無線電話機。
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