JPH09284217A - 光通信用デバイス - Google Patents

光通信用デバイス

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JPH09284217A
JPH09284217A JP9802496A JP9802496A JPH09284217A JP H09284217 A JPH09284217 A JP H09284217A JP 9802496 A JP9802496 A JP 9802496A JP 9802496 A JP9802496 A JP 9802496A JP H09284217 A JPH09284217 A JP H09284217A
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子の駆動回路や受信信号の増幅器など
のアナログICとデジタル処理を行う論理回路ICとを
1チップ化し、さらに発光素子および受光素子と共に1
パッケージ化することにより、ノイズが少なく小形化さ
れた光通信システムの送受信部を構成する光通信用デバ
イスを提供する。 【解決手段】 信号を送信する発光素子1と、該発光素
子を駆動する駆動回路41と、外部からの信号を受信す
る受光素子2と、該受光素子により受信した信号を増幅
する増幅回路42と、前記駆動回路への信号を変調し、
および前記増幅回路からの信号を復調する論理回路5と
からなり、前記駆動回路、増幅回路、および論理回路が
1チップのIC3で形成され、該ICと前記発光素子お
よび受光素子が1つのパッケージ6に組み込まれてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータを発光ダイオ
ードなどの発光素子により光に変換して送信し、外部の
光送信機からの信号を受光素子により受信し、電気信号
に再変換する光通信システムの送受信部である光通信用
デバイスに関する。さらに詳しくは、送受信部を小形化
し、ノイズの影響を少なくした光通信用デバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
やパソコンとプリンタの間など電子機器間でのデータの
送受信を光を媒体として行う光通信システムは、低損
失、広帯域、無誘導、無漏話などの利点があるため、有
利に用いられている。
【0003】このような光通信システムで、発光素子と
して赤外の発光ダイオード(以下、LEDという)を用
いた近距離間で送受信する場合の送受信部の従来の構成
は、図4に簡単なブロック図で示されるように、それぞ
れの部品を接続して組み立てた装置により行われてい
る。図4において、91は発光素子で、赤外のLEDな
どが用いられる。LED91は、駆動回路が形成された
アナログ処理IC92により駆動され、デジタル処理回
路が形成された論理回路IC93により送信するデータ
に応じて規格に対応した発光をするように駆動される。
外部から送られてきた信号は、受光素子94により受光
され、電気信号に変換される。受光素子94としては、
ホトダイオードなどの光に応答して電気信号を出す素子
が用いられるが、高速応答に対応できるpinホトダイ
オードが好ましい。受光素子94により受信し、電気信
号に変換された受信信号は増幅器95により増幅され、
論理回路IC93のデジタル処理回路で受信信号の規格
に対応した電気信号に変換されデータ処理がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光通信システム
の送受信部としての光通信用デバイスは、前述のよう
に、個々の部品が外部配線により接続されているため、
その接続配線によりノイズを拾いやすいという問題があ
る。とくに受光素子とその信号を増幅する増幅器との間
の配線が長くなると、ノイズを拾いやすく、拾ったノイ
ズを増幅するためSN比が低下するという問題がある。
【0005】また、各部品が適正な動作点で作動し、正
確な処理が行われるようにするため、各部品ごとにコン
デンサや抵抗を外付けしなくてはならない。たとえば受
光素子94により受光した信号を増幅する部分の受光素
子94と増幅器95との接続は図5に模式ブロック図が
示されるように、増幅器95のパッケージから導出され
る各リードに抵抗R1 〜R4 およびコンデンサC1 〜C
11が受光素子94と共に外付けされる。なお、図5にお
いて、101はプリアンプ、102、103はフィルタ
バッファ、104、105は増幅回路、106、107
はコンパレータ、108は各ブロックに電源を供給する
レギュレータ回路、109はコンパレータのしきい値電
圧を発生するジェネレータをそれぞれ示している。
【0006】さらに従来の部品の組合せにより構成する
光通信用デバイスでは、発光素子および受光素子の指向
性を均一に形成して、規格に合わせるのが難しいという
問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、発光素子の駆動回路や受信信号の増
幅器などのアナログICとデジタル処理を行う論理回路
ICとを1チップ化し、さらに発光素子および受光素子
と共に1パッケージ化することにより、ノイズが少なく
小形化された光通信システムの送受信部を構成する光通
信用デバイスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光通信用デ
バイスは、信号を送信する発光素子と、該発光素子を駆
動する駆動回路と、外部からの信号を受信する受光素子
と、該受光素子により受信した信号を増幅する増幅回路
と、前記駆動回路への信号を変調し、および前記増幅回
路からの信号を復調する論理回路とからなり、前記駆動
回路、増幅回路、および論理回路が1チップのICで形
成され、該ICと前記発光素子および受光素子が1つの
パッケージに組み込まれている。その結果、各回路を接
続する配線が長く延びたり露出していないため、ノイズ
を拾うことがなく、高特性の送受信部が得られると共
に、小形化することができる。
【0009】前記IC、発光素子および受光素子がリー
ドフレームの同一面上にボンディングされ、前記受光素
子がpinホトダイオードからなり、少なくとも前記I
Cのダイパッドと前記受光素子のダイパッドとが独立し
て形成され、前記発光素子と受光素子の正面にレンズ部
が形成されたパッケージにより前記IC、発光素子およ
び受光素子が1つのパッケージに組み込まれていること
により、送受信部の性能を低下させることなく、ローノ
イズで小形化されたデバイスが得られる。
【0010】前記IC内に前記発光素子から送信してい
る際に前記受光素子による受信を遮断する回路が形成さ
れていることが、誤作動を防止できるため好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の光通信用デバイスについて説明をする。図1は本発
明の光通信用デバイスを模式的に表したブロック図、図
2はその外形を示す斜視説明図、図3はそれに用いるリ
ードフレームの一例を示す図である。
【0012】図1において、1はたとえば赤外のLED
からなる発光素子で、2はたとえばpinホトダイオー
ドからなる受光素子で、それぞれの正面側のパッケージ
6には、図2にも示されるように、送受信に用いられる
光を透過するレンズ部6a、6bが設けられている。3
は1チップ化されたICで、発光素子を駆動する駆動回
路41および受光素子2により受光した信号を増幅する
増幅回路42からなるバイポーラ部4と、デジタル処理
回路が形成された論理回路部(MOS部)5とからなっ
ている。論理回路部5は、たとえばIrDA規格により
電気信号を光信号に変換するためのIrDA変調回路5
1、ASK規格により電気信号を光信号に変換するAS
K変調回路52、およびこれらの規格のいずれを採用す
るかにより選択するスイッチング素子53と、パワーや
感度の切り替えをしたり、通信スピードを切り替えるコ
ントロールレジスタ回路54と、受信したIrDA規格
の受信信号を通常の電気信号に復調するIrDA復調回
路55、受信したASK規格の信号を通常の電気信号に
復調するASK復調回路56およびいずれの規格の信号
を受信したかにより、いずれかの復調回路を選択するス
イッチング素子57とからなっている。
【0013】1つの半導体チップにバイポーラ部4と論
理回路部5とを作り込むには、Bi−CMOSのプロセ
スで行うことにより両タイプの素子を1チップ内に形成
することができる。なお、チップ内の各回路の配置はバ
イポーラ部4と論理回路部5とをそれぞれまとめて形成
することが、耐ノイズ性の点から好ましい。さらに、発
光素子1の駆動回路41では、かなり大きい電流を流す
ためノイズが発生しやすく、受光素子2により受信した
信号の増幅回路42とは距離的に分離したり、電源ライ
ンをできるだけ共用しないようにしていることが望まし
い。本発明では、これらの回路を1つの半導体基板に1
チップ化して形成しているため、各回路はそれぞれ適合
するように設計され、前述の各回路部品間に抵抗やコン
デンサを接続する必要がないが、必要な場合でも同じ半
導体基板内に作り込むことができる。
【0014】さらに、図1には主要部のみを示すブロッ
ク図が示されているが、他の回路を同時に組み込むこと
も容易にできる。たとえば後述するように、発光素子1
から発した光が直接受光素子2側に回り込まないように
する方策として、発光素子1を発光させるため、駆動回
路41により発光素子1を駆動している間は受光素子2
側の増幅回路42などを作動させないように遮断する回
路を設けることもできる。そのため、送受信部に必要な
すべての回路部品を1チップ化または省略することがで
き、外付部品は一切不要または削減することができる。
【0015】この1チップ化されたIC3および発光素
子1と受光素子2のそれぞれのチップがたとえばリード
フレームのダイパッド上にボンディングされ、モールド
樹脂などからなるパッケージ6により被覆されることに
より1パッケージ化された本発明の光通信用デバイスが
得られる。このパッケージングは、IC部に光が進入し
ても問題ないため、発光素子1が発する光の波長または
受光素子2が受光する光の波長に対して透明な樹脂を用
いて全体をモールドすることができる。この際、図1〜
2に示されるように、発光素子1および受光素子2の正
面側にレンズ部6a、6bを形成する。別の方法とし
て、発光素子1および受光素子2の正面側のみに透明樹
脂によりレンズ部6a、6bを形成し、その後、不透明
樹脂によりレンズ部6a、6b以外の全体をモールドし
てもよい。その結果、図2に示されるような一体型の光
通信用デバイスが得られる。なお、図2において、7は
パッケージから導出されたリードである。
【0016】図3は本発明の1パッケージ化された光通
信用デバイスを製造するためのリードフレームの一例を
示す図である。図3において、71はICのチップ用の
ダイパッド、72は発光素子のチップ用のダイパッド、
73は受光素子のチップ用のダイパッド、7は各リード
を示す。図3に示される例では、IC用のダイパッド7
1と発光素子および受光素子用のダイパッド72、73
がそれぞれ別々のダイパッドにより形成されて電気的に
独立している。このように、それぞれのダイパッドを電
気的に独立させることにより、発光素子や受光素子のチ
ップの極性を気にすることなく、それぞれの特性により
発光素子や受光素子の種類を選択して使用することがで
きるため、設計の自由度が向上し、高特性の光通信用デ
バイスを得ることができる。とくに、受光素子として、
高速応答が得られるpinホトダイオードを使用する場
合、ICにp型の半導体基板を使用し、pinホトダイ
オードにn型基板を使用したチップをそれぞれ使用する
ことができるため、従来の光通信用デバイスの特性を劣
化させることがなく、1パッケージ化された光通信用デ
バイスとなる。また、真ん中にIC用のダイパッド71
が設けられ、その両側に発光素子用と受光素子用のダイ
パッド72、73がそれぞれ設けられることにより、発
光素子と受光素子との間の干渉を防止しやすいため好ま
しい。
【0017】このリードフレームを用いて光通信用デバ
イスを製造するには、まず、それぞれのダイパッド上に
各チップをダイボンディングし、ICと発光素子および
受光素子の各チップ間、ならびにICチップと各リード
端子との間をワイヤボンディングする。その後、透明樹
脂によりモールドし、各リードをリードフレームから切
断分離することにより、図2に示されるような1パッケ
ージ化された本発明の光通信用デバイスが得られる。な
お、図3からもわかるようにこのリードフレームでは、
受発光素子用の各アイランドにつながるリードはなくな
っている。
【0018】前述のように、発光素子と受光素子とを離
して配置することにより、その間に遮光壁を設けやす
く、両者間の光の授受を防止することができるが、送信
と受信とは通常同時には行われないため、送信のため駆
動回路により発光素子を駆動しているときには受光素子
により受光した信号を増幅する増幅回路の動作をさせず
に受光部側を遮断する回路をICチップ内に形成するこ
とにより、発光素子と受光素子との間のクロストークを
防止することができる。その結果、従来では送受信間の
干渉を完全に防止することができないか、クロストーク
による受信信号を除去する処理のためのプログラムが必
要であったのが、1つのICだけで送受信間の干渉を容
易に防止することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、光通信システムの送受
信部として必要な各回路を1チップ化し、発光素子およ
び受光素子と共に1パッケージ化しているため、回路間
の接続配線が露出せず、ノイズの影響を受けにくい性能
の優れた光通信用デバイスが得られる。
【0020】また、レンズ部が一体的に形成されている
ので、受発光素子の指向性が安定して得られ、規格を満
足する光通信用デバイスを容易に得ることができる。
【0021】さらに、すべての部品を1パッケージ化し
ているため、小形化することができ、たとえば従来の1
/4〜1/5の大きさで、12mm×5.5mm×4.5
mm(厚さ)程度の大きさにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光通信用デバイスのブロック説明図で
ある。
【図2】本発明の光通信用デバイスの斜視説明図であ
る。
【図3】本発明のデバイスに使用するリードフレームの
例を示す図である。
【図4】従来の光通信用デバイスのブロック説明図であ
る。
【図5】従来のデバイスの受光素子と増幅器との接続部
分の例を示す図である。
【符号の説明】
1 発光素子 2 受光素子 3 IC 4 バイポーラ部 5 論理回路部 6 パッケージ 41 駆動回路 42 増幅回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を送信する発光素子と、該発光素子
    を駆動する駆動回路と、外部からの信号を受信する受光
    素子と、該受光素子により受信した信号を増幅する増幅
    回路と、前記駆動回路への信号を変調し、および前記増
    幅回路からの信号を復調する論理回路とからなり、前記
    駆動回路、増幅回路、および論理回路が1チップのIC
    で形成され、該ICと前記発光素子および受光素子が1
    つのパッケージに組み込まれてなる光通信用デバイス。
  2. 【請求項2】 前記IC、発光素子および受光素子がリ
    ードフレームの同一面上にボンディングされ、前記受光
    素子がpinホトダイオードからなり、少なくとも前記
    ICのダイパッドと前記受光素子のダイパッドとが独立
    して形成され、前記発光素子と受光素子の正面にレンズ
    部が形成されたパッケージにより前記IC、発光素子お
    よび受光素子が1つのパッケージに組み込まれてなる請
    求項1記載の光通信用デバイス。
  3. 【請求項3】 前記IC内に前記発光素子から送信して
    いる際に前記受光素子による受信を遮断する回路が形成
    されてなる請求項1または2記載の光通信用デバイス。
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