JPH09285184A - モータの制御装置 - Google Patents

モータの制御装置

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JPH09285184A
JPH09285184A JP8083697A JP8369796A JPH09285184A JP H09285184 A JPH09285184 A JP H09285184A JP 8083697 A JP8083697 A JP 8083697A JP 8369796 A JP8369796 A JP 8369796A JP H09285184 A JPH09285184 A JP H09285184A
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JP
Japan
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power supply
terminal
output
microcomputer
monolithic
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Application number
JP8083697A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yasohara
正浩 八十原
和幸 ▲高▼田
Kazuyuki Takada
Shinichi Emura
真一 江村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種家電機器に使用されるモータの制御装置
において、マイクロコンピュータと高耐圧モノリシック
ICとを直結してもラッチアップせずに動作する小形で
安価なモータの制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 パワートランジスタ群とプリドライブ部
と保護回路部とインターフェイス部と安定化電源とを高
耐圧のモノリシックICにより構成し、同ICは、安定
化電源の電源電圧出力端子と、保護回路部の動作に関す
る信号を入出力する入力端子および出力端子とを有し、
同ICの入力端子および出力端子はマイクロコンピュー
タの出力端子および入力端子に直接接続され、かつ、安
定化電源の出力電圧は同IC内部に供給されると共に電
源電圧出力端子を介してマイクロコンピュータの電源端
子にも供給される構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機や給湯
機などの家電機器に使用されるモータの制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、モータの制御装置を具現化するた
めの技術、特に半導体技術の進歩は目ざましく、商用電
源電圧を整流平滑した直流主電源(DC140V程度あ
るいはDC280V程度の電圧値である場合が多い)を
直接印加してモータの駆動巻線端子をPWM制御可能な
高耐圧のモノリシックICが実現可能となってきてい
る。
【0003】ここで、PWM制御とはPulse Wi
dth Modulationの略であり、モータの駆
動巻線端子を前記直流主電源のプラス側に接続する時間
とマイナス側に接続する時間の比率により、モータの駆
動巻線端子に印加する平均電圧を制御するものであり、
広く一般的に使用されている制御方式である。
【0004】一般的に家電機器の電源は、商用電源電圧
を整流平滑して得られており、上記したような高耐圧の
モノリシックICを用いることで機器に使用されるモー
タの制御装置を比較的簡素に実現できるようになってき
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
高耐圧のモノリシックICをマイクロコンピュータと組
み合わせてモータの制御装置を実現しようとすると、高
耐圧のモノリシックIC内部の各信号処理回路の電源電
圧とマイクロコンピュータの電源電圧が異なるために、
マイクロコンピュータの各入出力端子と高耐圧のモノリ
シックICの各入出力端子とを直接接続することができ
ない。
【0006】つまり、マイクロコンピュータの入出力レ
ベルである‘L’レベルおよび‘H’レベルに対応する
電圧値と、高耐圧のモノリシックICの入出力レベルで
ある‘L’レベルおよび‘H’レベルに対応する電圧値
とが合わす、これらを直接接続しても正常に動作しな
い、あるいはマイクロコンピュータがラッチアップして
動作不能となり場合によっては破壊する恐れもある。
【0007】一般的にマイクロコンピュータは、各入出
力端子の電圧値がプラス側電源電圧とマイナス側電源電
圧の範囲内となるようにしなければ動作不能状態とな
り、場合によっては破壊することがある。この現象を通
常ラッチアップと呼んでいる。
【0008】これらを回避するために、別途、中継回路
を設けることも考えられるが、構成が複雑化するばかり
か、電源投入時や電源遮断時あるいは停電時や瞬時停電
時などの電源異常時においては、過渡的にマイクロコン
ピュータの入出力レベルである‘L’レベルおよび
‘H’レベルに対応する電圧値と、高耐圧のモノリシッ
クICの入出力レベルである‘L’レベルおよび‘H’
レベルに対応する電圧値とが合わなくなる恐れがあり、
やはりマイクロコンピュータがラッチアップして動作不
能となり、場合によっては破壊するなどの恐れは回避で
きない。
【0009】また、商用電源を整流平滑した直流主電源
(DC140VあるいはDC280V程度の電圧値)を
PWM制御すると、モータの駆動巻線端子を前記直流主
電源のプラス側に接続したりマイナス側に接続したりす
る際のスイッチングノイズにより上記したマイクロコン
ピュータなどの電源が不安定になりがちである。
【0010】この場合、上記した不具合は更に発生し易
くなり深刻なものとなる。また上記した高耐圧のモノリ
シックICの内部において、過電流保護や過熱保護など
の保護回路部が十分に充実しておらず、上述の理由から
これらの保護回路部の各入出力端子とマイクロコンピュ
ータの各入出力端子とを直結することができない。
【0011】また、マイクロコンピュータは、その電源
電圧が過大となったり不足したりすると正常動作しなく
なるために、マイクロコンピュータの電源電圧の過不足
の異常を監視し、異常時にはマイクロコンピュータをリ
セット状態とする過電圧保護および不足電圧保護が必要
である。特に不足電圧保護は、電源電圧の立ち上がり時
にマイクロコンピュータをリセット状態から立ち上げる
(いわゆるパワーONリセット)ために欠くことはでき
ないものである。
【0012】上記した高耐圧のモノリシックICの内部
にはこのような過電圧保護あるいは不足電圧保護などの
保護回路部が一般に存在していないため、高耐圧のモノ
リシックICとマイクロコンピュータとを組み合わせて
モータの制御装置を実現することが困難となっている。
【0013】従来のモータの制御装置は、以上のような
問題点を有していた。本発明は上記従来の問題点を解決
するもので、マイクロコンピュータと電源電圧が共通の
インターフェイス部を高耐圧のモノリシックICに内蔵
することで、マイクロコンピュータの各入出力端子と高
耐圧のモノリシックICの各入出力端子とを直接接続し
ても正常に動作し、かつマイクロコンピュータもラッチ
アップしないモータの制御装置を提供することを目的と
する。
【0014】また過電流保護や過熱保護、過電圧保護や
不足電圧保護などの保護回路部を高耐圧のモノリシック
ICに内蔵し、かつこれらの保護回路部の各入出力信号
を前記インターフェイス回路部を介してマイクロコンピ
ュータの各入出力端子に直接接続できる、より安全で小
形かつ低価格のモータの制御装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のモータの制御装置は、複数相の駆動巻線を
有するモータと、商用電源を整流平滑した直流主電源の
出力電圧に耐え得る耐圧を有するパワートランジスタ
を、少なくとも前記モータの駆動巻線の相数以上備え、
前記モータの駆動巻線を前記直流主電源のプラス側ある
いはマイナス側にスイッチして接続可能とするパワート
ランジスタ群と、スイッチング指令信号に基づき、前記
パワートランジスタ群を構成する前記パワートランジス
タそれぞれをスイッチング駆動するプリドライブ部と、
異常時に前記パワートランジスタの導通を全て遮断する
保護回路部と、前記保護回路部の動作に関する信号を入
力および出力するインターフェイス部と、直流電源と、
前記直流電源の出力電圧を安定化する安定化電源と、前
記プリドライブ部に前記スイッチング指令信号を出力す
るマイクロコンピュータとを備え、前記パワートランジ
スタ群と前記プリドライブ部と前記保護回路部と前記イ
ンターフェイス部と前記安定化電源とをモノリシックI
Cにより構成し、前記モノリシックICは、前記直流電
源の出力電圧が供給される電源端子と、前記安定化電源
の出力電圧が出力される電源電圧出力端子と、前記保護
回路部の動作に関する信号が前記インターフェイス部を
介して入力および出力される入力端子および出力端子と
を有しており、前記モノリシックICの前記入力端子お
よび前記出力端子は前記マイクロコンピュータが前記保
護回路部の動作を制御あるいは検知するための前記マイ
クロコンピュータの出力端子および入力端子に接続さ
れ、かつ、前記安定化電源の出力電圧は前記モノリシッ
クICの内部で前記インターフェイス部に供給されると
共に前記電源電圧出力端子を介して前記マイクロコンピ
ュータの電源端子に供給される構成としている。
【0016】このように、高耐圧のモノリシックIC内
部の信号処理回路であるインターフェイス部の電源電圧
とマイクロコンピュータの電源電圧とを共通化すること
によって、マイクロコンピュータの各入出力端子と高耐
圧のモノリシックICの各入出力端子とを直接接続して
も正常に動作し、かつマイクロコンピュータもラッチア
ップせずに動作可能となり、極めて簡素な構成で小形化
可能なモータの制御装置を安価に実現することができ
る。
【0017】また過電流保護や過熱保護、過電圧保護や
不足電圧保護などの保護回路部を高耐圧のモノリシック
ICに内蔵し、かつこれらの保護回路部の動作に関する
信号が前記インターフェイス部を介してマイクロコンピ
ュータの各入出力端子に伝達されることにより、より安
全なモータの制御装置を簡素な構成で小形かつ安価に実
現することができる。
【0018】またマイクロコンピュータに組み込む制御
アルゴリズム次第で、簡素な構成を維持したままで高性
能なモータの制御装置も実現可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図2を用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)以下本発明の一実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明のモータの制御装置の一実施
の形態を示すものである。図1において、1は商用電源
であり一般的にAC100VあるいはAC200Vであ
る場合が多い。2は整流ダイオードブリッジであり、前
記商用電源1の電圧を整流するものである。3は平滑コ
ンデンサーであり、前記整流ダイオードブリッジ2によ
り整流された前記商用電源1の電圧を平滑するものであ
る。したがって、前記平滑コンデンサー3の端子間には
DC140V程度あるいはDC280V程度の直流電圧
が直流主電源の出力電圧として発生する。
【0022】90はマイクロコンピュータであり、15
0は高耐圧のモノリシックICである。
【0023】前記高耐圧のモノリシックIC150は、
前記直流主電源に耐え得る高耐圧のパワートランジスタ
11〜16とそれぞれに逆方向に並列接続された還流ダ
イオード17〜22により構成されたパワートランジス
タ群10を内蔵している。
【0024】ここで、前記パワートランジスタ11〜1
6はIGBTにより構成されている。
【0025】なお、前記パワートランジスタ11〜16
はIGBTにより構成する必要はなく、例えばバイポー
ラトランジスタやパワーMOS−FETやIEGT等と
してもよいが、本実施の形態においてはIGBTとした
場合を例に説明している。
【0026】前記パワートランジスタ11〜13のコレ
クタはそれぞれ共通で、前記高耐圧のモノリシックIC
150の直流主電源入力端子7に接続されている。
【0027】前記パワートランジスタ14〜16はマル
チエミッタ構造のIGBTであり、それぞれの第1のエ
ミッタは共通で、前記高耐圧のモノリシックIC150
の直流主電源入力端子8に接続されている。
【0028】前記直流主電源入力端子7および8との間
には、前記直流主電源が入力され、前記直流主電源入力
端子8は接地されている。
【0029】前記パワートランジスタ11のエミッタお
よび前記パワートランジスタ14のコレクタ,前記パワ
ートランジスタ12のエミッタおよび前記パワートラン
ジスタ15のコレクタ,前記パワートランジスタ13の
エミッタおよび前記パワートランジスタ16のコレクタ
はそれぞれ前記高耐圧のモノリシックIC150のモー
タ駆動巻線接続端子23,24,25を介してモータの
駆動巻線4,5,6に接続されている。
【0030】30はプリドライブ部であり、発振回路3
1とチャージポンプ回路33とダイオード35,36と
上アーム駆動回路41と下アーム駆動回路42とにより
構成されている。
【0031】前記発振回路31は、コンデンサー32に
より決定される発振周波数信号39を前記チャージポン
プ回路33に入力する様に構成されている。
【0032】前記チャージポンプ回路33は、前記発振
周波数信号39に応じて、コンデンサー37の一端が接
続される第1の出力端子に、0Vと直流主電源電圧(1
40Vあるいは280V)とが繰り返し発生するように
構成されている。
【0033】したがって、前記コンデンサー37には、
前記チャージポンプ回路33の第1の出力端子が0Vの
とき前記ダイオード35を介して直流電圧34により充
電され、その端子間は前記直流電圧34とほぼ等しい電
圧となる。
【0034】この状態から前記チャージポンプ回路33
の第1の出力端子が直流主電源電圧となると、前記コン
デンサー37に充電された電荷は、前記ダイオード36
を介して放電され、コンデンサー38に充電されること
になる。このときコンデンサー38の端子間電圧は前記
コンデンサー37の端子間電圧とほぼ等しく前記直流電
圧34とほぼ等しい。
【0035】この電圧は前記チャージポンプ回路33の
第2の出力端子から前記上アーム駆動回路41の駆動電
源電圧40として出力され、前記上アーム駆動回路41
が前記パワートランジスタ11〜13の各ゲートに十分
な電圧を与えて同パワートランジスタ11〜13を十分
にON・OFF制御でき得る値となっている。
【0036】前記下アーム駆動回路42は、前記パワー
トランジスタ14〜16の各ゲート電圧を制御して同ト
ランジスタ11〜13を十分にON・OFF制御でき得
るように構成されている。
【0037】50は保護回路部であり、過電流保護回路
51とRSフリップフロップ回路52と過熱保護回路5
5とRSフリップフロップ回路56と直流電源監視回路
57と論理反転手段58と論理和否定手段59とにより
構成されている。
【0038】前記過電流保護回路51は、前記パワート
ランジスタ14〜16のそれぞれの第2のエミッタが接
続され、これらそれぞれの第2のエミッタに流れる電流
を合成し、前記パワートランジスタ11〜16を流れる
電流に応じた電流検出信号を抵抗53の端子間電圧とし
て検出するように構成されている。
【0039】また、前記抵抗53の端子間電圧として検
出された前記パワートランジスタ11〜16を流れる電
流が過電流となり、前記パワートランジスタ11〜16
を破壊あるいはモータの駆動巻線4〜6を焼損するなど
の恐れが生じた場合、前記過電流保護回路51は前記R
Sフリップフロップ52をセットするように構成されて
いる。
【0040】なお、前記抵抗53に並列接続されたコン
デンサー54は、ノイズ除去用のコンデンサーであり、
前記パワートランジスタ11〜16がON・OFFスイ
ッチング動作をする際に発生するスイッチングノイズに
より、前記電流検出信号が不安定となり、前記過電流保
護回路51が誤動作するのを防止する作用がある。
【0041】前記過熱保護回路55は、前記駆動トラン
ジスタ11〜16が発熱して破壊する恐れが生じた場
合、前記RSフリップフロップ回路56をセットするよ
うに構成されている。
【0042】前記直流電源監視回路57は、直流電源1
05あるいは安定化電源60の出力電圧のうち少なくと
も一方が過大または不足して制御装置の動作が不安定と
なる恐れが生じた場合、その出力を‘L’レベルとする
ように構成されている。
【0043】なお、前記直流電源監視回路57の出力
は、直流電源105あるいは安定化電源60の出力電圧
が復活した場合でも、コンデンサー107により決定さ
れる時間だけ‘L’レベルを維持するように構成されて
いる。
【0044】前記論理反転手段58は、前記直流電源監
視回路57の出力信号を反転し、前記RSフリップフロ
ップ回路56のリセット端子に入力するように構成され
ている。
【0045】前記論理和否定手段59は、前記RSフリ
ップフロップ回路52,56の各出力信号および前記論
理反転手段58の出力信号の論理和否定を出力するよう
に構成されている。
【0046】60は安定化電源であり、ノイズ除去用の
コンデンサー106が並列接続された直流電源105は
前記高耐圧のモノリシックIC150の電源端子62を
介して前記安定化電源60に入力される。
【0047】前記安定化電源60は前記直流電源105
の出力電圧を安定化し、その安定化出力電圧は、前記高
耐圧のモノリシックIC150の電源電圧出力端子61
を介して前記マイクロコンピュータ90の電源端子10
2に供給されると共に、インターフェイス部70にも供
給されている。
【0048】また、前記直流電源105の出力電圧およ
び前記安定化電源60の安定化出力電圧は、前記直流電
源監視回路57にも入力され、その電圧値の過不足異常
が監視される。
【0049】70はインターフェイス部であり、オープ
ンコレクタあるいはオープンドレインの出力形式の論理
和否定手段71と論理反転手段72とオープンコレクタ
あるいはオープンドレインの出力形式の論理非反転手段
73と抵抗74〜77とにより構成されている。
【0050】前記論理和否定手段71は、前記RSフリ
ップフロップ回路52および56の出力の論理和否定を
とり、その結果を出力する。前記論理和否定手段71の
出力は、前記安定化電源60の安定化出力電圧が一端に
供給されるプルアップ抵抗74の他端に接続されると共
に、前記高耐圧のモノリシックIC150の出力端子7
8を介して前記マイクロコンピュータ90の入力端子9
8に入力される。
【0051】前記論理反転手段72の入力は、前記マイ
クロコンピュータ90の出力端子99が前記高耐圧のモ
ノリシックICの入力端子79を介して接続されると共
に、前記安定化電源60の安定化出力電圧が一端に供給
されるプルアップ抵抗74の他端に接続される。
【0052】前記論理反転手段72の出力は、前記RS
フリップフロップ回路52のリセット端子に入力され
る。
【0053】前記論理非反転手段73は、前記直流電源
監視回路57の出力を論理反転しないで出力し、その出
力は前記安定化電源60の安定化出力電圧が一端に供給
されるプルアップ抵抗77の他端に接続されると共に、
前記高耐圧のモノリシックIC150の出力端子81を
介して前記マイクロコンピュータ90の入力端子101
に入力される。
【0054】前記プルアップ抵抗76は、その一端に前
記安定化電源60の安定化出力電圧が供給されている。
前記プルアップ抵抗76の他端は、前記マイクロコンピ
ュータ90の出力端子100が前記高耐圧のモノリシッ
クIC150の入力端子80を介して接続されると共
に、前記論理和否定手段59の入力端子に入力される。
【0055】なお、前記プルアップ抵抗74〜77は、
必ずしも抵抗である必要はなく、例えば定電流源であっ
てもよい。
【0056】本実施の形態においては、一例として抵抗
である場合を示しているものである。
【0057】114〜119と120〜125はそれぞ
れ論理非反転手段と論理積手段であり、前記プリドライ
ブ部30と前記保護回路部50と前記安定化電源60と
前記インターフェイス部70と共に、前記パワートラン
ジスタ群10と同様に、前記高耐圧のモノリシックIC
150に内蔵されている。
【0058】前記論理非反転手段114〜119の入力
は、それぞれ前記マイクロコンピュータ90の出力端子
92〜97が前記高耐圧のモノリシックIC150の各
入力端子108〜113を介して接続される。
【0059】前記論理非反転手段114〜119の出力
は、それぞれ前記論理積手段120〜125により前記
論理和否定手段59の出力との論理和がとられ、前記論
理積手段120〜125の出力は、それぞれ前記上アー
ム駆動回路41および前記下アーム駆動回路42に入力
されている。
【0060】91は水晶発振子であり、前記マイクロコ
ンピュータ90を動作させるための基準クロック信号を
発生させるためのものである。
【0061】コンデンサー104は、前記マイクロコン
ピュータ90の電源端子102と接地端子103との間
に接続され、電源ノイズを除去する働きをするものであ
る。
【0062】以上のように構成されたモータの制御装置
について、その動作を説明する。まず、論理和否定手段
59の出力が‘H’レベルである場合について説明す
る。
【0063】マイクロコンピュータ90の各出力端子9
2〜97からは、パワートランジスタ11〜16を駆動
するためのスイッチング指令信号が出力される。
【0064】例えば、出力端子92からのスイッチング
指令信号が‘L’レベルである時、この信号はモノリシ
ックIC150の入力端子108と論理非反転手段11
4と論理積手段120を介して上アーム駆動回路41に
‘L’レベルの信号として入力される。
【0065】論理積手段120により上アーム駆動回路
41に‘L’レベルの信号が入力されると、上アーム駆
動回路41はパワートランジスタ11のゲート電圧を
‘L’レベルとし、パワートランジスタ11をOFFさ
せるように動作する。
【0066】出力端子92からのスイッチング指令信号
が‘H’レベルである時、上記とは全く逆の動作を行
い、上アーム駆動回路41はパワートランジスタ11の
ゲート電圧を‘H’レベルとし、パワートランジスタ1
1をONさせるように動作する。
【0067】出力端子93〜97からのスイッチング指
令信号についても全く同様の動作を行い、それぞれのス
イッチング指令信号が‘L’レベルであるか‘H’レベ
ルであるかに応じて各パワートランジスタ12〜16が
OFFであるかONであるかが制御される。
【0068】したがって、マイクロコンピュータ90の
出力端子92〜97からの各スイッチング指令信号によ
り、11〜16の各パワートランジスタをON・OFF
制御することが可能であり、モータの駆動巻線4〜6の
各端子を直流主電源のプラス側電圧が供給される直流主
電源入力端子7に接続するかマイナス側電圧が供給され
る直流主電源入力端子8に接続するかを制御することが
できる。
【0069】したがって、それぞれの側の電圧に接続す
る時間の比率を加減してモータの駆動巻線4〜6の各端
子への平均印加電圧を制御するいわゆるPWM制御が実
現できる。
【0070】次に、論理和否定手段59の出力が‘L’
レベルである場合、論理積手段120〜125の各出力
は、上記したスイッチング指令信号に関わらず全て
‘L’レベルとなる。
【0071】このとき上アーム駆動回路41および下ア
ーム駆動回路42の出力は全て‘L’レベルとなり、パ
ワートランジスタ11〜16は全てOFFとなり、その
導通が遮断される。
【0072】この状態は一般にフリーラン状態と呼ば
れ、何らかのトラブルが発生して以下に説明する各保護
回路が動作した場合、モータの駆動巻線4〜6を直流主
電源から解放し、モータおよび制御装置を保護するもの
である。
【0073】以下に保護回路部50の動作について説明
する。過電流保護回路51は、各パワートランジスタ1
1〜16に過大な電流が流れ、破壊する恐れが生じた場
合に、RSフリップフロップ回路52のセット入力端子
を‘H’レベルとする。その結果RSフリップフロップ
回路52はセットされ、その出力は‘H’レベルにラッ
チされる。
【0074】RSフリップフロップ回路52の出力が
‘H’レベルとなると、論理和否定手段59の出力が
‘L’レベルとなり、上述した通り各パワートランジス
タ11〜16の導通は全て遮断してフリーラン状態とな
る。
【0075】このとき同時に論理和否定手段71の出力
も‘L’レベルとなり、過電流異常によりフリーラン状
態であることを、出力端子99と入力端子98を介して
マイクロコンピュータ90に伝えるように動作する。
【0076】一方、RSフリップフロップ回路52のリ
セット入力端子にはマイクロコンピュータ90の出力端
子99が入力端子79と論理反転手段72を介して接続
されており、マイクロコンピュータ90の出力端子99
の出力信号を‘L’レベルとすることにより、RSフリ
ップフロップ回路52をリセットしてその出力を‘L’
レベルとし、過電流異常によるフリーラン状態を解除す
ることが可能である。
【0077】過熱保護回路55は、各パワートランジス
タ11〜16が過熱して破壊する恐れが生じた場合に、
RSフリップフロップ回路56のセット入力端子を
‘H’レベルとする。その結果RSフリップフロップ回
路56はセットされ、その出力は‘H’レベルにラッチ
される。
【0078】RSフリップフロップ回路56の出力が
‘H’レベルとなると、論理和否定手段59の出力が
‘L’レベルとなり、上述した通り各パワートランジス
タ11〜16の導通は全て遮断してフリーラン状態とな
る。
【0079】このとき同時に論理和否定手段71の出力
も‘L’レベルとなり、過熱異常によりフリーラン状態
であることを、出力端子99と入力端子98を介してマ
イクロコンピュータ90に伝えるように動作する。
【0080】直流電源監視回路57は、直流電源105
の出力電圧あるいは安定化電源60の安定化出力電圧が
過大または不足して、モノリシックIC150内部の各
回路動作およびマイクロコンピュータ90の動作が不安
定となる恐れが生じた場合に、その出力を‘L’レベル
とするように動作する。
【0081】なお、前記電源監視回路57の出力は、直
流電源105の出力電圧あるいは安定化電源60の安定
化出力電圧が復活した場合でも、コンデンサー107に
より決定される時間だけ‘L’レベルを維持するように
動作する。
【0082】これは、瞬時停電などのように瞬間的に直
流電源105の出力電圧あるいは安定化電源60の安定
化出力電圧が低下し、即座に復活した場合においても、
その異常を検知して以下に説明する保護動作を確実に行
うために必要な動作である。
【0083】直流電源監視回路57の出力が‘L’レベ
ルとなると、論理反転手段58の出力は‘H’レベルと
なり、論理和否定手段59の出力は‘L’レベルでフリ
ーラン状態となる。
【0084】このとき同時に論理非反転手段73の出力
は‘L’レベルとなり、直流電源異常が生じたことを、
出力端子81と入力端子101を介してマイクロコンピ
ュータ90に伝えるように動作する。
【0085】マイクロコンピュータ90の入力端子10
1は通常リセット入力端子であり、この端子が‘L’レ
ベルとなるとマイクロコンピュータ90は即座にリセッ
トされ、出力端子92〜97は‘L’レベルに固定され
る。
【0086】出力端子92〜97が‘L’レベルに固定
されると、たとえ前記した直流電源105の出力電圧あ
るいは安定化電源60の安定化出力電圧が復活しても、
パワートランジスタ11〜16は全て導通を遮断して、
フリーラン状態を維持するように動作する。
【0087】ここで、前記した直流電源105の出力電
圧あるいは安定化電源60の安定化出力電圧が復活した
後も、直流電源監視手段57の出力を‘L’レベルに維
持する時間は、マイクロコンピュータ90をリセットす
るに十分に長い時間とする必要があり、コンデンサー1
07はこれを考慮してその容量値を決定する必要があ
る。
【0088】また直流電源監視回路57の出力が‘L’
レベルとなり、論理反転手段58の出力が‘H’レベル
となると、RSフリップフロップ回路56はリセットさ
れて、過熱保護によるフリーラン状態を解除するように
動作する。
【0089】また、マイクロコンピュータ90の出力端
子100を‘H’レベルとすると、論理和否定手段59
の出力を‘L’レベルとすることができ、これによって
もフリーラン状態とすることが可能である。
【0090】以上が保護回路部50についての説明であ
る。つぎにインターフェイス部70について説明する。
【0091】論理和否定手段71はオープンコレクタあ
るいはオープンドレインの出力形式を有しており、その
出力はプルアップ抵抗74により、マイクロコンピュー
タ90の電源端子102と共通の安定化電源60の出力
電圧にプルアップされている。
【0092】したがって、論理和否定手段71の出力が
接続されるモノリシックIC150の出力端子78の出
力は、その‘H’レベルはマイクロコンピュータ90の
電源端子102に供給される電圧値とほぼ等しく、また
‘L’レベルはマイクロコンピュータ90の接地端子1
03の電圧値とほぼ等しくなる。
【0093】すなわち、マイクロコンピュータ90の入
力端子98に入力されるモノリシックIC150の出力
端子78からの出力信号は、マイクロコンピュータ90
の電源端子102と接地端子103の電圧範囲内に収ま
り、マイクロコンピュータ90が誤動作したり、ラッチ
アップ状態となることはない。
【0094】このことは、直流電源を立ち上げたり、停
電あるいは瞬時停電が生じたり、その他様々な過渡状態
においても言える。
【0095】オープンコレクタあるいはオープンドレイ
ンの出力形式の論理非反転手段73の出力が接続される
モノリシックIC150の出力端子81とマイクロコン
ピュータ90の入力端子101との関係も同様であり、
その入出力信号のやりとりによってマイクロコンピュー
タ90が誤動作したりラッチアップすることは、上記過
渡状態を含めて、ない。
【0096】マイクロコンピュータ90の出力端子99
とモノリシックIC150の入力端子79、マイクロコ
ンピュータ90の出力端子100とモノリシックIC1
50の入力端子80の関係も上記同様、その入出力信号
のやりとりによってマイクロコンピュータ90が誤動作
したりラッチアップすることは、上記過渡状態を含め
て、ない。
【0097】以上がインターフェイス部70についての
説明である。以上のように本実施の形態によれば、高耐
圧のモノリシックIC150内部の信号処理回路である
インターフェイス部70の電源電圧とマイクロコンピュ
ータ90の電源電圧とを共通化することによって、マイ
クロコンピュータ90の各入出力端子と高耐圧のモノリ
シックIC150の各入出力端子とを直接接続しても正
常に動作し、かつマイクロコンピュータ90もラッチア
ップせずに動作可能となり、極めて簡素な構成で小形化
可能なモータの制御装置を安価に実現することができ
る。
【0098】また過電流保護や過熱保護、過電圧保護や
不足電圧保護などの保護回路部50をパワートランジス
タ群10と共に高耐圧のモノリシックIC150に内蔵
し、かつこれらの保護回路部50の動作に関する信号が
前記インターフェイス部70を介してマイクロコンピュ
ータ90の各入出力端子に伝達されることにより、より
安全なモータの制御装置を簡素な構成で小形かつ安価に
実現することができる。
【0099】つまり、過電流や過熱、過電圧や不足電圧
などの異常事態が生じた場合、これらの保護回路部50
を高耐圧のパワートランジスタ群10と共に1チップの
モノリシックIC150で構成しているため、ICの外
部に保護回路を設けた場合に比べると配線などに存在す
る浮遊容量による動作遅れ時間が大幅に減少し、極めて
瞬時にパワートランジスタ11〜16の導通を全て遮断
してフリーラン状態とすることができる。
【0100】そして同時に、マイクロコンピュータ90
へ如何なる異常事態が生じているかを的確に伝えること
ができる。
【0101】例えば、過電流保護あるいは過熱保護が働
いた場合、出力端子78が‘L’レベルとなりこの種の
異常事態を入力端子98により検知できる。そして、出
力端子99により入力端子79を‘L’レベルとしてR
Sフリップフロップ回路52をリセットすることで、出
力端子78を‘H’レベルにすることができれば、過電
流保護が働いていることが判断でき、出力端子78が
‘L’レベルのままであれば過熱保護が働いていると判
断できる。
【0102】また、過電圧保護あるいは不足電圧保護が
働いた場合、出力端子81が‘L’レベルとなりこの種
の異常事態を入力端子101により検知できる。
【0103】したがって、マイクロコンピュータ90は
異常事態の種類を判別することが可能であり、それぞれ
の異常事態に最適な処理を行うことができ、より安全な
モータの制御装置を実現することができる。
【0104】またマイクロコンピュータ90に組み込む
制御アルゴリズム次第で、簡素な構成を維持したままで
高性能なモータの制御装置も実現可能である。
【0105】(実施の形態2)以下本発明の第2の実施
の形態について説明する。
【0106】図2は本発明のモータの制御装置の第2の
実施の形態を示すものである。図2において、図1に示
した実施の形態と異なる部分は、モノリシックIC15
0内部の安定化電源60をモノリシックIC150の外
部に、例えば三端子レギュレータなどで構成し、電源電
圧出力端子61を廃止して代わりに電源電圧検知端子1
60を設け、モノリシックIC外部に設けた前記安定化
電源60の安定化電源電圧出力をマイクロコンピュータ
90の電源端子に供給すると共に、前記電源電圧検知端
子160へも入力し、同端子160を介してインターフ
ェイス部70の電源電圧とマイクロコンピュータ90の
電源電圧とを共通化し、合わせて直流電源監視回路57
により、モノリシックIC150の外部の安定化電源6
0の出力電圧を監視する構成とした以外は、図1と同様
の構成である。
【0107】なお、図1と同様の機能を有する部分につ
いては図2においても同一の記号を付している。
【0108】以上のようにモータの制御装置を構成して
も、図1に示した実施の形態と全く同様の作用・効果を
得ることが可能であることは明白であり、詳細な説明は
省略する。
【0109】なお、本実施の形態によれば、直流電源1
05が十分に安定しており、マイクロコンピュータ90
およびモノリシックIC150を動作可能な直流電圧値
を出力していれば、安定化電源60は省略して前記直流
電源105の出力電圧をマイクロコンピュータ90の電
源端子102とモノリシックIC150の電源端子62
および電源電圧検知端子160に供給可能である。
【0110】この場合、モノリシックIC150の電源
端子62と電源電圧検知端子160とを融合して単一化
し、電源端子兼電源電圧検知端子としてもよく、これに
よりモノリシックIC150の端子数削減もでき、さら
にモータの制御装置を簡素に構成することができる。
【0111】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数相の駆動巻
線を有するモータと、商用電源を整流平滑した直流主電
源の出力電圧に耐え得る耐圧を有するパワートランジス
タを、少なくとも前記モータの駆動巻線の相数以上備
え、前記モータの駆動巻線を前記直流主電源のプラス側
あるいはマイナス側にスイッチして接続可能とするパワ
ートランジスタ群と、スイッチング指令信号に基づき、
前記パワートランジスタ群を構成する前記パワートラン
ジスタそれぞれをスイッチング駆動するプリドライブ部
と、異常時に前記パワートランジスタの導通を全て遮断
する保護回路部と、前記保護回路部の動作に関する信号
を入力および出力するインターフェイス部と、直流電源
と、前記直流電源の出力電圧を安定化する安定化電源
と、前記プリドライブ部に前記スイッチング指令信号を
出力するマイクロコンピュータとを備え、前記パワート
ランジスタ群と前記プリドライブ部と前記保護回路部と
前記インターフェイス部と前記安定化電源とをモノリシ
ックICにより構成し、前記モノリシックICは、前記
直流電源の出力電圧が供給される電源端子と、前記安定
化電源の出力電圧が出力される電源電圧出力端子と、前
記保護回路部の動作に関する信号が前記インターフェイ
ス部を介して入力および出力される入力端子および出力
端子とを有しており、前記モノリシックICの前記入力
端子および前記出力端子は前記マイクロコンピュータが
前記保護回路部の動作を制御あるいは検知するための前
記マイクロコンピュータの出力端子および入力端子に接
続され、かつ、前記安定化電源の出力電圧は前記モノリ
シックICの内部で前記インターフェイス部に供給され
ると共に前記電源電圧出力端子を介して前記マイクロコ
ンピュータの電源端子に供給される構成としたものであ
り、または複数相の駆動巻線を有するモータと、商用電
源を整流平滑した直流主電源の出力電圧に耐え得る耐圧
を有するパワートランジスタを、少なくとも前記モータ
の駆動巻線の相数以上備え、前記モータの駆動巻線を前
記直流主電源のプラス側あるいはマイナス側にスイッチ
して接続可能とするパワートランジスタ群と、スイッチ
ング指令信号に基づき、前記パワートランジスタ群を構
成する前記パワートランジスタそれぞれをスイッチング
駆動するプリドライブ部と、異常時に前記パワートラン
ジスタの導通を全て遮断する保護回路部と、前記保護回
路部の動作に関する信号を入力および出力するインター
フェイス部と、直流電源と、前記直流電源の出力電圧を
安定化する安定化電源と、前記プリドライブ部に前記ス
イッチング指令信号を出力するマイクロコンピュータと
を備え、前記パワートランジスタ群と前記プリドライブ
部と前記保護回路部と前記インターフェイス部とをモノ
リシックICにより構成し、前記モノリシックICは、
前記直流電源の出力電圧が供給される電源端子と、前記
安定化電源の出力電圧を検知する電源電圧検知端子と、
前記保護回路部の動作に関する信号が前記インターフェ
イス部を介して入力および出力される入力端子および出
力端子とを有しており、前記モノリシックICの前記入
力端子および前記出力端子は前記マイクロコンピュータ
が前記保護回路部の動作を制御あるいは検知するための
前記マイクロコンピュータの出力端子および入力端子に
接続され、かつ、前記安定化電源の出力電圧は前記マイ
クロコンピュータの電源端子に供給されると共に前記電
源電圧検知端子を介して前記モノリシックICの内部の
前記インターフェイス部に供給される構成としたもので
あり、このような構成で、高耐圧のモノリシックIC内
部の信号処理回路であるインターフェイス部の電源電圧
とマイクロコンピュータの電源電圧とを共通化すること
によって、マイクロコンピュータの各入出力端子と高耐
圧のモノリシックICの各入出力端子とを直接接続して
も正常に動作し、かつマイクロコンピュータもラッチア
ップせずに動作可能となり、極めて簡素な構成で小形化
可能なモータの制御装置を安価に実現することができ
る。
【0112】また過電流保護や過熱保護、過電圧保護や
不足電圧保護などの保護回路部を高耐圧のモノリシック
ICに内蔵し、かつこれらの保護回路部の動作に関する
信号が前記インターフェイス部を介してマイクロコンピ
ュータの各入出力端子に伝達することにより、より安全
なモータの制御装置簡素な構成で小形かつ安価に実現す
ることができる。
【0113】つまり、過電流や過熱、過電圧や不足電圧
などの異常事態が生じた場合、これらの保護回路部を高
耐圧のパワートランジスタ群と共に1チップのモノリシ
ックICで構成しているため、ICの外部に保護回路を
設けた場合に比べると配線などに存在する浮遊容量によ
る動作遅れ時間が大幅に減少し、極めて瞬時にパワート
ランジスタ群の全てを導通遮断してフリーラン状態とす
ることができる。
【0114】そして同時に、マイクロコンピュータへ如
何なる異常事態が生じているかを的確に伝えることがで
き、マイクロコンピュータは異常事態の種類を判別し
て、それぞれの異常事態に最適な処理を行うことがで
き、より安全なモータの制御装置を実現することができ
るものである。
【0115】またマイクロコンピュータに組み込む制御
アルゴリズム次第で、簡素な構成を維持したままで高性
能なモータの制御装置も実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるモータの制御装
置の構成図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるモータの制
御装置の構成図
【符号の説明】
1 商用電源 4,5,6 モータの駆動巻線 10 パワートランジスタ群 11〜16 パワートランジスタ 30 プリドライブ部 50 保護回路部 51 過電流保護回路 55 過熱保護回路 57 直流電源監視回路 60 安定化電源 61 電源電圧出力端子 62 モノリシックICの電源端子 70 インターフェイス部 78,81 モノリシックICの出力端子 79,80 モノリシックICの入力端子 90 マイクロコンピュータ 98,101 マイクロコンピュータの入力端子 99,100 マイクロコンピュータの出力端子 102 マイクロコンピュータの電源端子 105 直流電源 150 モノリシックIC 160 電源電圧検知端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/48 9181−5H H02M 7/48 M // G06F 1/26 G06F 1/00 330A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数相の駆動巻線を有するモータと、商用
    電源を整流平滑した直流主電源の出力電圧に耐え得る耐
    圧を有するパワートランジスタを、少なくとも前記モー
    タの駆動巻線の相数以上備え、前記モータの駆動巻線を
    前記直流主電源のプラス側あるいはマイナス側にスイッ
    チして接続可能とするパワートランジスタ群と、スイッ
    チング指令信号に基づき、前記パワートランジスタ群を
    構成する前記パワートランジスタそれぞれをスイッチン
    グ駆動するプリドライブ部と、異常時に前記パワートラ
    ンジスタの導通を全て遮断する保護回路部と、前記保護
    回路部の動作に関する信号を入力および出力するインタ
    ーフェイス部と、直流電源と、前記直流電源の出力電圧
    を安定化する安定化電源と、前記プリドライブ部に前記
    スイッチング指令信号を出力するマイクロコンピュータ
    とを備え、前記パワートランジスタ群と前記プリドライ
    ブ部と前記保護回路部と前記インターフェイス部と前記
    安定化電源とをモノリシックICにより構成し、前記モ
    ノリシックICは、前記直流電源の出力電圧が供給され
    る電源端子と、前記安定化電源の出力電圧が出力される
    電源電圧出力端子と、前記保護回路部の動作に関する信
    号が前記インターフェイス部を介して入力および出力さ
    れる入力端子および出力端子とを有しており、前記モノ
    リシックICの前記入力端子および前記出力端子は前記
    マイクロコンピュータが前記保護回路部の動作を制御あ
    るいは検知するための前記マイクロコンピュータの出力
    端子および入力端子に接続され、かつ、前記安定化電源
    の出力電圧は前記モノリシックICの内部で前記インタ
    ーフェイス部に供給されると共に前記電源電圧出力端子
    を介して前記マイクロコンピュータの電源端子に供給さ
    れる構成としたモータの制御装置。
  2. 【請求項2】複数相の駆動巻線を有するモータと、商用
    電源を整流平滑した直流主電源の出力電圧に耐え得る耐
    圧を有するパワートランジスタを、少なくとも前記モー
    タの駆動巻線の相数以上備え、前記モータの駆動巻線を
    前記直流主電源のプラス側あるいはマイナス側にスイッ
    チして接続可能とするパワートランジスタ群と、スイッ
    チング指令信号に基づき、前記パワートランジスタ群を
    構成する前記パワートランジスタそれぞれをスイッチン
    グ駆動するプリドライブ部と、異常時に前記パワートラ
    ンジスタの導通を全て遮断する保護回路部と、前記保護
    回路部の動作に関する信号を入力および出力するインタ
    ーフェイス部と、直流電源と、前記直流電源の出力電圧
    を安定化する安定化電源と、前記プリドライブ部に前記
    スイッチング指令信号を出力するマイクロコンピュータ
    とを備え、前記パワートランジスタ群と前記プリドライ
    ブ部と前記保護回路部と前記インターフェイス部とをモ
    ノリシックICにより構成し、前記モノリシックIC
    は、前記直流電源の出力電圧が供給される電源端子と、
    前記安定化電源の出力電圧を検知する電源電圧検知端子
    と、前記保護回路部の動作に関する信号が前記インター
    フェイス部を介して入力および出力される入力端子およ
    び出力端子とを有しており、前記モノリシックICの前
    記入力端子および前記出力端子は前記マイクロコンピュ
    ータが前記保護回路部の動作を制御あるいは検知するた
    めの前記マイクロコンピュータの出力端子および入力端
    子に接続され、かつ、前記安定化電源の出力電圧は前記
    マイクロコンピュータの電源端子に供給されると共に前
    記電源電圧検知端子を介して前記モノリシックICの内
    部の前記インターフェイス部に供給される構成としたモ
    ータの制御装置。
  3. 【請求項3】パワートランジスタと共にモノリシックI
    Cの内部に構成される保護回路部を、前記パワートラン
    ジスタに過電流が流れることを保護する過電流保護回
    路、または前記パワートランジスタが過熱することを保
    護する過熱保護回路、またはマイクロコンピュータの電
    源端子に供給される安定化電源の出力電圧あるいは前記
    モノリシックICの電源端子に供給される直流電源の出
    力電圧が不足または過大となった際に不足電圧保護また
    は過電圧保護を行う直流電源監視回路のうち、少なくと
    も一つ以上の回路により構成し、前記保護回路部を構成
    する少なくとも一つ以上の回路が動作する異常時に、前
    記パワートランジスタの導通を全て遮断すると同時に、
    前記保護回路部の動作に関する信号を前記モノリシック
    ICの内部に構成されるインターフェイス部を介して前
    記モノリシックICの入力端子および出力端子に入力お
    よび出力し、前記入力端子および前記出力端子は、前記
    保護回路を構成する回路の数に応じて少なくとも一つ以
    上存在するものであって、前記モノリシックICのそれ
    ぞれの前記入力端子およびそれぞれの前記出力端子は、
    前記マイクロコンピュータが前記保護回路部を構成する
    各回路の動作を制御および検知するための前記マイクロ
    コンピュータのそれぞれの出力端子およびそれぞれの入
    力端子に直接接続され、前記保護回路部を構成する何れ
    の回路が動作して前記パワートランジスタの導通が遮断
    したかを前記マイクロコンピュータが判断できる構成と
    した請求項1または請求項2記載のモータの制御装置。
  4. 【請求項4】複数相の駆動巻線を有するモータと、商用
    電源を整流平滑した直流主電源の出力電圧に耐え得る耐
    圧を有するパワートランジスタを、少なくとも前記モー
    タの駆動巻線の相数以上備え、前記モータの駆動巻線を
    前記直流主電源のプラス側あるいはマイナス側にスイッ
    チして接続可能とするパワートランジスタ群と、スイッ
    チング指令信号に基づき、前記パワートランジスタ群を
    構成する前記パワートランジスタそれぞれをスイッチン
    グ駆動するプリドライブ部と、異常時に前記パワートラ
    ンジスタの導通を全て遮断する保護回路部と、前記保護
    回路部の動作に関する信号を入力および出力するインタ
    ーフェイス部と、直流電源と、前記プリドライブ部に前
    記スイッチング指令信号を出力するマイクロコンピュー
    タとを備え、前記パワートランジスタ群と前記プリドラ
    イブ部と前記保護回路部と前記インターフェイス部とを
    モノリシックICにより構成し、前記モノリシックIC
    は、前記直流電源の出力電圧が供給されると同時にこの
    出力電圧を検知する電源端子兼電源電圧検知端子と、前
    記保護回路部の動作に関する信号が前記インターフェイ
    ス部を介して入力および出力される入力端子および出力
    端子とを有しており、前記モノリシックICの前記入力
    端子および前記出力端子は前記マイクロコンピュータが
    前記保護回路部の動作を制御あるいは検知するための前
    記マイクロコンピュータの出力端子および入力端子に接
    続され、かつ、前記直流電源の出力電圧は前記マイクロ
    コンピュータの電源端子に供給されると共に前記電源端
    子兼電源電圧検知端子を介して前記モノリシックICの
    内部の前記インターフェイス部に供給される構成とした
    モータの制御装置。
  5. 【請求項5】パワートランジスタと共にモノリシックI
    Cの内部に構成される保護回路部を、前記パワートラン
    ジスタに過電流が流れることを保護する過電流保護回
    路、または前記パワートランジスタが過熱することを保
    護する過熱保護回路、またはマイクロコンピュータの電
    源端子あるいは前記モノリシックICの電源端子に供給
    される直流電源の出力電圧が不足または過大となった際
    に不足電圧保護または過電圧保護を行う直流電源監視回
    路のうち、少なくとも一つ以上の回路により構成し、前
    記保護回路部を構成する少なくとも一つ以上の回路が動
    作する異常時に、前記パワートランジスタの導通を全て
    遮断すると同時に、前記保護回路部の動作に関する信号
    を前記モノリシックICの内部に構成されるインターフ
    ェイス部を介して前記モノリシックICの入力端子およ
    び出力端子に入力および出力し、前記入力端子および前
    記出力端子は、前記保護回路を構成する回路の数に応じ
    て少なくとも一つ以上存在するものであって、前記モノ
    リシックICのそれぞれの前記入力端子およびそれぞれ
    の前記出力端子は、前記マイクロコンピュータが前記保
    護回路部を構成する各回路の動作を制御および検知する
    ための前記マイクロコンピュータのそれぞれの出力端子
    およびそれぞれの入力端子に直接接続され、前記保護回
    路部を構成する何れの回路が動作して前記パワートラン
    ジスタの導通が遮断したかを前記マイクロコンピュータ
    が判断できる構成とした請求項4記載のモータの制御装
    置。
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