JPH092853A - ノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形体の製造方法 - Google Patents
ノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形体の製造方法Info
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- JPH092853A JPH092853A JP17392495A JP17392495A JPH092853A JP H092853 A JPH092853 A JP H092853A JP 17392495 A JP17392495 A JP 17392495A JP 17392495 A JP17392495 A JP 17392495A JP H092853 A JPH092853 A JP H092853A
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- slag
- concrete
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/0028—Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
- C04B40/0039—Premixtures of ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00017—Aspects relating to the protection of the environment
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新たなノロ低減材及びそれを用いた遠心力成
形体の製造方法を提供する。 【構成】 ベントナイト、シリカフューム、及びフライ
アッシュフュームの一種又は二種以上と消泡剤を主成分
とする遠心力成形体製造用のノロ低減材及びそれを用い
た遠心力成形体の製造方法。消泡剤としては、通常、コ
ンクリートのアルカリに対して安定であればその種類や
成分には関係なく使用できる。 【効果】 遠心力成形体製造時の脱泡が短時間で行うこ
とができ、ノロ防止効果を確実に行えることと、強度の
低下がないパイルなどの製造が可能となる。更に動力費
を低減できると共に、ノロの発生を防止できる。
形体の製造方法を提供する。 【構成】 ベントナイト、シリカフューム、及びフライ
アッシュフュームの一種又は二種以上と消泡剤を主成分
とする遠心力成形体製造用のノロ低減材及びそれを用い
た遠心力成形体の製造方法。消泡剤としては、通常、コ
ンクリートのアルカリに対して安定であればその種類や
成分には関係なく使用できる。 【効果】 遠心力成形体製造時の脱泡が短時間で行うこ
とができ、ノロ防止効果を確実に行えることと、強度の
低下がないパイルなどの製造が可能となる。更に動力費
を低減できると共に、ノロの発生を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠心力成形体製造時のノ
ロ低減材に関し、詳しくはモルタル又はコンクリートを
遠心力成形して製造するコンクリートパイル、ポール、
鋼管複合パイル、鋼管ライニング、及びヒューム管等の
ノロを低減するノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形
体の製造方法に関する。
ロ低減材に関し、詳しくはモルタル又はコンクリートを
遠心力成形して製造するコンクリートパイル、ポール、
鋼管複合パイル、鋼管ライニング、及びヒューム管等の
ノロを低減するノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイルやポール等の遠心力成形に
よって製造されるコンクリート製品は遠心力によってノ
ロが発生してくる。このノロは、セメントや砂などの微
粉部分を20〜40重量%も含有している強アルカリ性
のスラッジであるため、工場外にそのまま廃棄すること
は公害防止上できず、固形分を沈殿ろ過した後、上澄み
液は中和処理して排水し、沈殿物は産業廃棄物として投
棄しているが、そのために多くの時間と経費を掛けてい
るのが現状である。このノロの発生を低減するために、
本発明者らは、ベントナイトを主成分としたノロ低減
材、それを使用した遠心力成形体及びその製造方法等を
提案した(特開平3−247543号公報など)。ま
た、特開平2−28533号公報ではシリカフュームを
使用してノロ低減を目的とした遠心力によるコンクリー
ト柱体の製造方法も提案されている。また、特開平2−
44053号公報ではシリカフュームとベントナイトと
AE剤を併用したノロ低減を目的とした遠心力成形体の
製造方法も提案されている。しかしながら、このベント
ナイトやシリカフューム及びシリカフュームと同等以上
の表面積を有するフライアッシュフュームを利用してノ
ロ低減を行おうとする場合に、これらを添加したコンク
リートは粘性が消えてプラスチックとなり保水力が強化
されることによりノロの低減効果を発揮するために、盛
り込み式、ポンプ打ち方式に限らずコンクリートを型枠
に投入するときに巻込んだ空気が遠心力成形によっても
抜けきれずに遠心力成形体の内面に多量に集まる結果と
なり、外観を悪くすると同時に強度も低下させるという
問題を生ずる。このような傾向は、コンクリート中の
単位セメント量が極端に少ない、砕砂などの保水性の
小さい骨材を使用している、型枠への投入方法がポン
プ打ちなどでコンクリートスランプが大きい、等の場合
でノロの発生を低減させるためには、高速のGNo. を小
さくする必要がある場合に顕著となり、更に高速の回転
時間が短いほど顕著となる。また、前述したAE剤を添
加してノロの発生を低減する遠心力成形体の製造方法で
はAE剤で連行した空気泡が内面に集まりシェービング
クリーム状に沈着し、ノロ低減効果を助長するが強度が
低下するものである。なお、この巻込み空気は練り混ぜ
時にAE剤で連行されるような200μm前後以下の小
さな空気泡や減水剤などの界面活性剤が連行する400
μm前後の空気泡ではなく、盛り込み式の場合の硬いコ
ンクリートではコンクリート投入時にコンクリートとコ
ンクリートの隙間に入る数mm〜数cmの大きな空気泡
であり、軟らかいポンプ打ちのコンクリートの場合はポ
ンプがコンクリートを吸い込むときや低速回転させたと
きにコンクリートが一旦ミキシングされた状態となり、
この時一緒に吸込む大きな空気泡である。
よって製造されるコンクリート製品は遠心力によってノ
ロが発生してくる。このノロは、セメントや砂などの微
粉部分を20〜40重量%も含有している強アルカリ性
のスラッジであるため、工場外にそのまま廃棄すること
は公害防止上できず、固形分を沈殿ろ過した後、上澄み
液は中和処理して排水し、沈殿物は産業廃棄物として投
棄しているが、そのために多くの時間と経費を掛けてい
るのが現状である。このノロの発生を低減するために、
本発明者らは、ベントナイトを主成分としたノロ低減
材、それを使用した遠心力成形体及びその製造方法等を
提案した(特開平3−247543号公報など)。ま
た、特開平2−28533号公報ではシリカフュームを
使用してノロ低減を目的とした遠心力によるコンクリー
ト柱体の製造方法も提案されている。また、特開平2−
44053号公報ではシリカフュームとベントナイトと
AE剤を併用したノロ低減を目的とした遠心力成形体の
製造方法も提案されている。しかしながら、このベント
ナイトやシリカフューム及びシリカフュームと同等以上
の表面積を有するフライアッシュフュームを利用してノ
ロ低減を行おうとする場合に、これらを添加したコンク
リートは粘性が消えてプラスチックとなり保水力が強化
されることによりノロの低減効果を発揮するために、盛
り込み式、ポンプ打ち方式に限らずコンクリートを型枠
に投入するときに巻込んだ空気が遠心力成形によっても
抜けきれずに遠心力成形体の内面に多量に集まる結果と
なり、外観を悪くすると同時に強度も低下させるという
問題を生ずる。このような傾向は、コンクリート中の
単位セメント量が極端に少ない、砕砂などの保水性の
小さい骨材を使用している、型枠への投入方法がポン
プ打ちなどでコンクリートスランプが大きい、等の場合
でノロの発生を低減させるためには、高速のGNo. を小
さくする必要がある場合に顕著となり、更に高速の回転
時間が短いほど顕著となる。また、前述したAE剤を添
加してノロの発生を低減する遠心力成形体の製造方法で
はAE剤で連行した空気泡が内面に集まりシェービング
クリーム状に沈着し、ノロ低減効果を助長するが強度が
低下するものである。なお、この巻込み空気は練り混ぜ
時にAE剤で連行されるような200μm前後以下の小
さな空気泡や減水剤などの界面活性剤が連行する400
μm前後の空気泡ではなく、盛り込み式の場合の硬いコ
ンクリートではコンクリート投入時にコンクリートとコ
ンクリートの隙間に入る数mm〜数cmの大きな空気泡
であり、軟らかいポンプ打ちのコンクリートの場合はポ
ンプがコンクリートを吸い込むときや低速回転させたと
きにコンクリートが一旦ミキシングされた状態となり、
この時一緒に吸込む大きな空気泡である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
の問題点を解決した、新たなノロ低減材、及びそれを用
いた遠心力成形体の製造方法を提供することにある。
の問題点を解決した、新たなノロ低減材、及びそれを用
いた遠心力成形体の製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明は、ベントナイト、シリカフューム、及びフライア
ッシュフュームの一種又は二種以上と消泡剤を主成分と
する遠心力成形体製造用のノロ低減材及びそれを用いた
遠心力成形体の製造方法に関する。
発明は、ベントナイト、シリカフューム、及びフライア
ッシュフュームの一種又は二種以上と消泡剤を主成分と
する遠心力成形体製造用のノロ低減材及びそれを用いた
遠心力成形体の製造方法に関する。
【0005】本発明者らは前記課題を解決することを目
的として鋭意研究した結果、少量の消泡剤を併用するこ
とにより効率的に脱泡を行えることを知見し、本発明を
完成するに至った。
的として鋭意研究した結果、少量の消泡剤を併用するこ
とにより効率的に脱泡を行えることを知見し、本発明を
完成するに至った。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係るベントナイトは、モンモリロナイトを主成分とする
粘土鉱物の一種であり、膨潤性を有するものである。ベ
ントナイトの膨潤性は産地や鉱床によって異なるが、ノ
ロ低減効果の観点からでは膨潤度の大きい方が好まし
く、A.C.C.法〔アメリカン コロイドカンパニー
(American Colloid Company) 規格〕による膨潤度が5
以上が使用され、通常、10以上が好ましく、20以上
がより好ましい。また、本発明においてベントナイトの
使用量は、ベントナイトの膨潤度が大きければ大きいほ
ど、少量でノロ低減効果を発揮し、更に、粉末状態で添
加するよりは水、又は水と減水剤等と一緒にスラリーに
して使用する方が、よりノロ低減効果を発揮するが、通
常、コンクリート1m3 の中に、ベントナイトは20k
g以下が好ましく、より好ましくは15kg以下、更に
ノロ低減効果と強度の確保及び経済性を加味すると1〜
12kgが最も好ましい。コンクリート1m3 の中に、
20kgを超えてベントナイトを使用すると、膨潤度が
小さくても単位水量が大きくなり過ぎて強度低下が大き
くなる傾向を示したり、強度低下しないように減水剤の
添加量を上げ水セメント比を下げると、コンクリート自
体に減水剤特有の粘性が出て、ノロ低減効果が全くなく
なるものである。また、1kg未満では膨潤度が大きく
ても、かつ、スラリーで使用しても実用的なノロ低減効
果はあまり得られないものである。
係るベントナイトは、モンモリロナイトを主成分とする
粘土鉱物の一種であり、膨潤性を有するものである。ベ
ントナイトの膨潤性は産地や鉱床によって異なるが、ノ
ロ低減効果の観点からでは膨潤度の大きい方が好まし
く、A.C.C.法〔アメリカン コロイドカンパニー
(American Colloid Company) 規格〕による膨潤度が5
以上が使用され、通常、10以上が好ましく、20以上
がより好ましい。また、本発明においてベントナイトの
使用量は、ベントナイトの膨潤度が大きければ大きいほ
ど、少量でノロ低減効果を発揮し、更に、粉末状態で添
加するよりは水、又は水と減水剤等と一緒にスラリーに
して使用する方が、よりノロ低減効果を発揮するが、通
常、コンクリート1m3 の中に、ベントナイトは20k
g以下が好ましく、より好ましくは15kg以下、更に
ノロ低減効果と強度の確保及び経済性を加味すると1〜
12kgが最も好ましい。コンクリート1m3 の中に、
20kgを超えてベントナイトを使用すると、膨潤度が
小さくても単位水量が大きくなり過ぎて強度低下が大き
くなる傾向を示したり、強度低下しないように減水剤の
添加量を上げ水セメント比を下げると、コンクリート自
体に減水剤特有の粘性が出て、ノロ低減効果が全くなく
なるものである。また、1kg未満では膨潤度が大きく
ても、かつ、スラリーで使用しても実用的なノロ低減効
果はあまり得られないものである。
【0007】また、本発明に係わるシリカフュームとは
フェロシリコン合金や、カルシウムシリコン、金属シリ
コンを電気炉で製造する際にアッシュとして発生する非
晶質シリカを主成分とする表面積が150,000〜
3,000,000cm2 /gの超微粉であり、フライ
アッシュフュームは微粉炭炊きの火力発電所から回収さ
れるアッシュで、更にこれを高温により気化させて捕集
した表面積が300,000〜700,000cm2 /
gの超微粉である。これら、シリカフュームやフライア
ッシュフュームの使用量は、ベントナイトと併用する場
合はコンクリート1m3 の中に30kg以下が好まし
く、より好ましくは5〜15kg/m3 である。また、
単独で使用する場合は50kg/m3以下が好ましく、
より好ましくは8〜40kg/m3 である。5kg/m
3 未満ではベントナイトと併用してもノロ防止の助長効
果は小さく、単独で50kg/m3 を超えて添加しても
ノロ防止効果は大きくならなく不経済となる。
フェロシリコン合金や、カルシウムシリコン、金属シリ
コンを電気炉で製造する際にアッシュとして発生する非
晶質シリカを主成分とする表面積が150,000〜
3,000,000cm2 /gの超微粉であり、フライ
アッシュフュームは微粉炭炊きの火力発電所から回収さ
れるアッシュで、更にこれを高温により気化させて捕集
した表面積が300,000〜700,000cm2 /
gの超微粉である。これら、シリカフュームやフライア
ッシュフュームの使用量は、ベントナイトと併用する場
合はコンクリート1m3 の中に30kg以下が好まし
く、より好ましくは5〜15kg/m3 である。また、
単独で使用する場合は50kg/m3以下が好ましく、
より好ましくは8〜40kg/m3 である。5kg/m
3 未満ではベントナイトと併用してもノロ防止の助長効
果は小さく、単独で50kg/m3 を超えて添加しても
ノロ防止効果は大きくならなく不経済となる。
【0008】本発明に用いられる消泡剤としては、通
常、コンクリートのアルカリに対して安定であればその
種類や成分には関係なく使用できる。例えば、長鎖アル
コール類、脂肪酸エステル類、金属セッケン、シリコー
ン類などである。その市販品として、例えば、サンノプ
コ(株)商品名「SNデフォーマー157」、「SNデ
フォーマー11−P」、「SNデフォーマー14−H
P」、「SNデフォーマー24−FP」、「SNデフォ
ーマー15−P」、「ノプコPD#1」、「ノプコ80
34」等が挙げられるが、これらに制限されるものでは
ない。消泡剤の使用量は、コンクリート1m3 の中に1
g以上が好ましく、より好ましくは4g以上、更に好ま
しくは8〜100gである。
常、コンクリートのアルカリに対して安定であればその
種類や成分には関係なく使用できる。例えば、長鎖アル
コール類、脂肪酸エステル類、金属セッケン、シリコー
ン類などである。その市販品として、例えば、サンノプ
コ(株)商品名「SNデフォーマー157」、「SNデ
フォーマー11−P」、「SNデフォーマー14−H
P」、「SNデフォーマー24−FP」、「SNデフォ
ーマー15−P」、「ノプコPD#1」、「ノプコ80
34」等が挙げられるが、これらに制限されるものでは
ない。消泡剤の使用量は、コンクリート1m3 の中に1
g以上が好ましく、より好ましくは4g以上、更に好ま
しくは8〜100gである。
【0009】また、本発明のノロ低減材はモルタルやコ
ンクリートを練り混ぜるときに添加するものであり、そ
の練り混ぜ方法も通常行われている方法で良いものであ
る。そして、本発明のノロ低減材の添加方法も特に限定
はされないが、前記したように粉末のままコンクリート
を練り混ぜる時に一緒に添加しても良いし、又は、練り
混ぜ水の一部又は全量に懸濁してスラリー状にして投入
しても良く、更には、減水剤と練り混ぜ水の一部又は全
量に懸濁して投入しても良い。そして粉末状態で投入す
るよりは、懸濁してスラリーにして投入する方がより少
量でノロ防止効果が発揮されるのでスラリー添加は特に
好ましい。なお、投入のタイミングは、減水剤を後添加
する練り混ぜ方式では、減水剤を添加した後に投入する
方が練り混ぜ時間が短くてもノロ防止効果が大きくな
り、減水剤を練り混ぜ水と一緒にして同時に添加する練
り混ぜ方式では、他のコンクリート材料と一緒に投入す
るのが好ましい。
ンクリートを練り混ぜるときに添加するものであり、そ
の練り混ぜ方法も通常行われている方法で良いものであ
る。そして、本発明のノロ低減材の添加方法も特に限定
はされないが、前記したように粉末のままコンクリート
を練り混ぜる時に一緒に添加しても良いし、又は、練り
混ぜ水の一部又は全量に懸濁してスラリー状にして投入
しても良く、更には、減水剤と練り混ぜ水の一部又は全
量に懸濁して投入しても良い。そして粉末状態で投入す
るよりは、懸濁してスラリーにして投入する方がより少
量でノロ防止効果が発揮されるのでスラリー添加は特に
好ましい。なお、投入のタイミングは、減水剤を後添加
する練り混ぜ方式では、減水剤を添加した後に投入する
方が練り混ぜ時間が短くてもノロ防止効果が大きくな
り、減水剤を練り混ぜ水と一緒にして同時に添加する練
り混ぜ方式では、他のコンクリート材料と一緒に投入す
るのが好ましい。
【0010】本発明における遠心力成形方法は、低速
(低速I、低速II)、中速(中速I、中速II)、高速を
用いた3〜5段階で行う常法が使用され、特に、制限さ
れるものではない。低速のGNo. は、本発明のノロ低減
材を添加したコンクリートはプラスチックとなるので軸
方向への延びを良くするために、特に、盛り込み式等の
低スランプの場合は、ジャンカ防止のため低速を3G以
下が好ましく、低速の回転時間は、1分以上が好まし
く、2〜6分が最も好ましい。中速は、中速Iと中速II
を入れ全体で4段階とする場合は、中速Iは、遠心力成
形体の肉厚を均一にするために、4〜8G程度で0.5
分以上行い、更に、中速II(三段階の成形方法では中II
が中速となる)としては円周方向に骨材を配列させ、空
気泡を追い出すための準備を整えるために、スランプが
5cm以下の低い場合は12〜20Gで、また、スラン
プが5cmを超えるポンプ打ちでは8〜15Gで0.5
分以上行うことが好ましく、より好ましくは1分以上、
2〜5分行うことが脱泡の観点から最も好ましい。高速
はノロの発生がなく締まりが良くて運搬時などの衝撃で
脱落しなければ良く、かつ、脱泡を効率良く行うために
は、特にGNo. の大きさよりは、回転時間に関係し、1
分以上、好ましくは2分以上が必要である。1分未満で
は締まりが良くても脱泡効果は充分発揮されないので好
ましくない。
(低速I、低速II)、中速(中速I、中速II)、高速を
用いた3〜5段階で行う常法が使用され、特に、制限さ
れるものではない。低速のGNo. は、本発明のノロ低減
材を添加したコンクリートはプラスチックとなるので軸
方向への延びを良くするために、特に、盛り込み式等の
低スランプの場合は、ジャンカ防止のため低速を3G以
下が好ましく、低速の回転時間は、1分以上が好まし
く、2〜6分が最も好ましい。中速は、中速Iと中速II
を入れ全体で4段階とする場合は、中速Iは、遠心力成
形体の肉厚を均一にするために、4〜8G程度で0.5
分以上行い、更に、中速II(三段階の成形方法では中II
が中速となる)としては円周方向に骨材を配列させ、空
気泡を追い出すための準備を整えるために、スランプが
5cm以下の低い場合は12〜20Gで、また、スラン
プが5cmを超えるポンプ打ちでは8〜15Gで0.5
分以上行うことが好ましく、より好ましくは1分以上、
2〜5分行うことが脱泡の観点から最も好ましい。高速
はノロの発生がなく締まりが良くて運搬時などの衝撃で
脱落しなければ良く、かつ、脱泡を効率良く行うために
は、特にGNo. の大きさよりは、回転時間に関係し、1
分以上、好ましくは2分以上が必要である。1分未満で
は締まりが良くても脱泡効果は充分発揮されないので好
ましくない。
【0011】なお、本発明で使用されるセメントは普
通、早強、中庸熱ポルトランドセメント及び高炉、シリ
カ、フライアッシュセメントなどの混合セメント、アル
ミナセメント、JIS規格以上に高炉スラグを配合した
セメントなどが使用され、石こうを主成分とする高強度
混和材や鋼管とコンクリートとの付着強度を改善するた
めに使用されるセメント膨張材の使用は好ましく、高性
能減水剤の使用もノロ低減と高強度を得るという観点か
ら不可欠である。
通、早強、中庸熱ポルトランドセメント及び高炉、シリ
カ、フライアッシュセメントなどの混合セメント、アル
ミナセメント、JIS規格以上に高炉スラグを配合した
セメントなどが使用され、石こうを主成分とする高強度
混和材や鋼管とコンクリートとの付着強度を改善するた
めに使用されるセメント膨張材の使用は好ましく、高性
能減水剤の使用もノロ低減と高強度を得るという観点か
ら不可欠である。
【0012】また、石こう系の高強度混和材やセメント
膨張材の使用はノロ防止を助長することから好ましい、
反面、脱泡し難くなるので消泡剤との併用はより好まし
く、混和材などの性能に消泡剤は全く悪影響を与えない
し、逆に、混和材や消泡剤の脱泡効果に悪影響を全く与
えない。
膨張材の使用はノロ防止を助長することから好ましい、
反面、脱泡し難くなるので消泡剤との併用はより好まし
く、混和材などの性能に消泡剤は全く悪影響を与えない
し、逆に、混和材や消泡剤の脱泡効果に悪影響を全く与
えない。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例には限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれら実施例には限定されるものではな
い。
【0014】実施例1〜2 表1のコンクリート配合に基づいて、砕砂、砕石、セメ
ント+ベントナイト、シリカフューム、及びフライアッ
シュフュームの一種又は二種以上(以下、ベントナイト
等という)+消泡剤を遊星型の容量100リットルミキ
サーに投入し、20秒間ドライでかくはんした後、練り
混ぜ水に減水剤を溶解させた水溶液を添加し、90秒間
練り混ぜて40リットル分のコンクリートを作製した。
スランプを測定した。
ント+ベントナイト、シリカフューム、及びフライアッ
シュフュームの一種又は二種以上(以下、ベントナイト
等という)+消泡剤を遊星型の容量100リットルミキ
サーに投入し、20秒間ドライでかくはんした後、練り
混ぜ水に減水剤を溶解させた水溶液を添加し、90秒間
練り混ぜて40リットル分のコンクリートを作製した。
スランプを測定した。
【0015】
【表1】
【0016】 <使用材料> セメント : 電気化学工業(株)製、普通ポルトランドセメント 砂 : 新潟県姫川産 砕砂 比重 2.64 砕石 : 同 砕石 比重 2.64 減水剤 : 主成分ポリアルキルアリールスルホン酸塩系、粉末 a.ベントナイト : 膨潤度30(A.C.C.法) b.シリカフューム : 表面積2,500,000cm2 /g(BET法) c.フライアッシュフューム : 表面積2,500,000cm2 /g (BET法) d.消泡剤 : サンノプコ(株)商品名「SNデフォーマー157」液体
【0017】作製したコンクリートを18kg一定量型
枠に投入して、遠心力成形し、外径20×長さ30×厚
さ5cmの遠心力成形供試体を作製し、各時間ごとに遠
心力成形を止め内面の気泡の観察を行った。その結果を
表2及び表3に示す。なお、減水剤量はベントナイト等
の添加量により、規定のスランプが出るように任意に変
えたが、表2及び表3では省略する。
枠に投入して、遠心力成形し、外径20×長さ30×厚
さ5cmの遠心力成形供試体を作製し、各時間ごとに遠
心力成形を止め内面の気泡の観察を行った。その結果を
表2及び表3に示す。なお、減水剤量はベントナイト等
の添加量により、規定のスランプが出るように任意に変
えたが、表2及び表3では省略する。
【0018】
【表2】
【0019】(註) ×印:気泡多い、 △印:気泡少
ない、 〇印:気泡なし ▲印:ノロ発生、 ×印、△印、〇印はノロ発生なし ・消泡剤 : コンクリート1m3 に対する配合量
(g) ・ノロは軟らかいセメントペースト状であり、内面に張
り付く力がなく、ペースト層が落ちた状態である。
ない、 〇印:気泡なし ▲印:ノロ発生、 ×印、△印、〇印はノロ発生なし ・消泡剤 : コンクリート1m3 に対する配合量
(g) ・ノロは軟らかいセメントペースト状であり、内面に張
り付く力がなく、ペースト層が落ちた状態である。
【0020】
【表3】
【0021】(註) ×印:気泡多い、 △印:気泡少
ない、 〇印:気泡なし ▲印:ノロ発生、 ×印、△印、〇印はノロ発生なし ・消泡剤 : コンクリート1m3 に対する配合量
(g) セメントペースト状であり、内面に張り付く力がなく、
ペースト層が落ちた状態である。
ない、 〇印:気泡なし ▲印:ノロ発生、 ×印、△印、〇印はノロ発生なし ・消泡剤 : コンクリート1m3 に対する配合量
(g) セメントペースト状であり、内面に張り付く力がなく、
ペースト層が落ちた状態である。
【0022】表2より本発明の消泡剤を使用することに
より遠心力成形体内面の脱泡効果が顕著になることと、
消泡剤自身がノロ低減効果に全く悪影響を与えないこと
が示される。また、脱泡効果は消泡剤が1g/m3 以上
添加することにより効果が示され、4g/m3 以上の添
加ではより顕著になり、更に100g/m3 添加でも効
果は変わらないことが示される。表3よりベントナイト
等の使用量を増加することにより、ノロ低減効果が顕著
であることが示される。
より遠心力成形体内面の脱泡効果が顕著になることと、
消泡剤自身がノロ低減効果に全く悪影響を与えないこと
が示される。また、脱泡効果は消泡剤が1g/m3 以上
添加することにより効果が示され、4g/m3 以上の添
加ではより顕著になり、更に100g/m3 添加でも効
果は変わらないことが示される。表3よりベントナイト
等の使用量を増加することにより、ノロ低減効果が顕著
であることが示される。
【0023】実施例3 実験No.1−1と1−5のコンクリートに市販の石こ
う系高強度混和材と膨張材を砂と置き換えて添加し、実
施例1と同様の試験を行った。なお、遠心力成形体によ
る脱泡状態の観察のほかに、圧縮強度試験用として外径
20×長さ30×厚さ5cmの遠心力成形供試体(材齢
7日用)を2分回転させたものとφ10×20cmの供
試体、膨張率測定用として一軸拘束の10×10×40
cmの供試体を作製し、前置き時間4時間後、20℃/
時の昇温速度で75℃まで上げて4時間保持してから蒸
気バルブを止め翌日まで自然放冷した。そして、翌日脱
型後の1日圧縮強度と拘束膨張率、及び室内気乾養生7
日後の圧縮強度と膨張率を測定した。その結果を表4に
示す。なお、実験No.3−1、3−3は高強度混和材
のみをセメントに対して外割10重量%添加し、No.
3−2、3−4は高強度混和材と膨張材をそれぞれ7重
量%添加である。 <測定方法> ・圧縮強度 : JIS A1108に準拠 ・膨張率 : JIS A6202 B法に準拠
う系高強度混和材と膨張材を砂と置き換えて添加し、実
施例1と同様の試験を行った。なお、遠心力成形体によ
る脱泡状態の観察のほかに、圧縮強度試験用として外径
20×長さ30×厚さ5cmの遠心力成形供試体(材齢
7日用)を2分回転させたものとφ10×20cmの供
試体、膨張率測定用として一軸拘束の10×10×40
cmの供試体を作製し、前置き時間4時間後、20℃/
時の昇温速度で75℃まで上げて4時間保持してから蒸
気バルブを止め翌日まで自然放冷した。そして、翌日脱
型後の1日圧縮強度と拘束膨張率、及び室内気乾養生7
日後の圧縮強度と膨張率を測定した。その結果を表4に
示す。なお、実験No.3−1、3−3は高強度混和材
のみをセメントに対して外割10重量%添加し、No.
3−2、3−4は高強度混和材と膨張材をそれぞれ7重
量%添加である。 <測定方法> ・圧縮強度 : JIS A1108に準拠 ・膨張率 : JIS A6202 B法に準拠
【0024】
【表4】
【0025】 (註)石こう系高強度混和材:電気化学工業(株)商品名「デンカΣ1000」 膨張材 : 同 上 「デンカCSA」 ×印:気泡多い、 △印:気泡少ない、 〇印:気泡ない ▲印:ノロ発生、 ×印、△印、〇印はノロ発生なし *印;遠心力成形供試体
【0026】表4より本発明の消泡剤の脱泡効果は高強
度混和材や膨張材と併用添加しても悪影響を受けない
し、反対に、消泡剤が高強度混和材や膨張材の性能に対
しても悪影響を与えないことが示される。
度混和材や膨張材と併用添加しても悪影響を受けない
し、反対に、消泡剤が高強度混和材や膨張材の性能に対
しても悪影響を与えないことが示される。
【0027】
【発明の効果】本発明のノロ低減材を使用することによ
り、遠心力成形体製造時の脱泡が短時間で行うことがで
き、ノロ防止効果を確実に行えることと、強度の低下が
ないパイルなどの製造が可能となる。更に動力費を低減
できると共に、産業廃棄物として廃棄されているノロの
発生を防止することができるので公害防止や環境保全に
役立つ。
り、遠心力成形体製造時の脱泡が短時間で行うことがで
き、ノロ防止効果を確実に行えることと、強度の低下が
ないパイルなどの製造が可能となる。更に動力費を低減
できると共に、産業廃棄物として廃棄されているノロの
発生を防止することができるので公害防止や環境保全に
役立つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 等 新潟県西頸城郡青海町大字青海2209番地 電気化学工業株式会社青海工場内 (72)発明者 相楽 勝夫 茨城県猿島郡境町大字染谷106 旭化成工 業株式会社内 (72)発明者 弦巻 淳一 茨城県猿島郡境町大字染谷106 旭化成工 業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ベントナイト、シリカフューム、及びフ
ライアッシュフュームの一種又は二種以上と消泡剤を主
成分とする遠心力成形体製造用のノロ低減材。 - 【請求項2】 請求項1記載のノロ低減材を使用するこ
とを特徴とする遠心力成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17392495A JPH092853A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | ノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17392495A JPH092853A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | ノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092853A true JPH092853A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15969606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17392495A Withdrawn JPH092853A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | ノロ低減材及びそれを用いた遠心力成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092853A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001253750A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-18 | Kao Corp | 遠心成形用コンクリート組成物 |
| JP2010100505A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Ube Ind Ltd | 高強度遠心力成形用コンクリート組成物及び高強度遠心力成形コンクリートの製造方法 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP17392495A patent/JPH092853A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001253750A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-18 | Kao Corp | 遠心成形用コンクリート組成物 |
| JP2010100505A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Ube Ind Ltd | 高強度遠心力成形用コンクリート組成物及び高強度遠心力成形コンクリートの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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