JPH09285585A - トップからの切り返し装置並びにダウンスイング始動装置及びゴルフスイング練習装置 - Google Patents

トップからの切り返し装置並びにダウンスイング始動装置及びゴルフスイング練習装置

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JPH09285585A
JPH09285585A JP10081596A JP10081596A JPH09285585A JP H09285585 A JPH09285585 A JP H09285585A JP 10081596 A JP10081596 A JP 10081596A JP 10081596 A JP10081596 A JP 10081596A JP H09285585 A JPH09285585 A JP H09285585A
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player
downswing
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arm
golf swing
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JP10081596A
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Yoshikazu Nakamura
芳和 中村
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 理想的なボディーターンを習得させるととも
に、トップからの手打ちをなくして、無理なくヘッドス
ピードを上げ、ショットコントロールを良くする。 【解決手段】 プレーヤー18の腰及び上半身に取り付
けられ、ダウンスイングを始動すべき少し手前で、腰と
上半身との間の捻転方向を強制的に逆転させるようにト
ップからの切り返し装置20を構成した。また、プレー
ヤー18の膝22に取り付けられ、ダウンスイングを始
動すべき時に、飛球方向側の膝22をアドレスの位置方
向に付勢するようにダウンスイング始動装置24を構成
した。更に、ダウンスイングを始動すべき時に、その位
置を検出する検出手段8を備え、検出手段8からの検出
信号に基づきトップからの切り返し装置20及び/又は
ダウンスイング始動装置24を作動させるようにゴルフ
スイング練習装置10を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトップからの切り返し装
置並びにダウンスイング始動装置及びゴルフスイング練
習装置に関し、特にハンディキャップ1桁台を目指す人
あるいはプロゴルファーを目指す人から初心者までがマ
スターすべきスイング方法を体得するための練習装置に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ゴルフの
スイング方法は指導者によって若干個人差があるが、ス
イング上のチェックポイントは100以上(あるいは5
00以上)あると言われている。しかし、これらのチェ
ックポイントを分類整理し、集約化すると、基本的に体
得すべきチェックポイントは数点に纏められる。それら
のチェックポイントのうち数点を挙げると、正しくグリ
ップして正しくスタンスすること、ヘッドアップをしな
いこと、頭を動かさないこと、脇を開けないこと、トッ
プから手や腕を使ってボールを打ちつけない、すなわち
背骨を中心軸にしてボディーの筋肉を使って捻転させて
スイングすること、たとえば右打ちを例にすると、右足
から左足に体重移動をすること、等々がある。
【0003】このように、ゴルフのチェックポイントは
非常に多くあるが、1〜1.5秒内のスイング中に全て
のポイントをチェックしながらスイングすることはでき
ない。しかし、最も重要と思われるチェックポイントを
マスターして理想的な動きをすることによって、他のチ
ェックポイントの大部分を満たした、自然に良い動きを
することになるのである。
【0004】ところで、これらのチェックポイントは基
礎的技術としてマスターすべきであるが、常に目で見て
確認することができないため、スイングフォームを崩し
てしまってスコアを落としてしまうことがあった。ま
た、これらのチェックポイントをマスターしてスイング
することができるようになっても、ロングホールで充分
な飛距離がでなかったり、あるいはミスショットをして
しまったりして、スコアを良くすることができないとい
う問題があった。特に、女性を始めとして体格が小柄な
人や、筋力のあまりない人は飛距離が出なく、ゴルフ本
来のスイングをすることを忘れて、無理に飛距離を出そ
うとしてゴルフクラブをトップから腕や手で打ちつけて
しまい、ミスショットになったり、スイングフォームを
崩し、ますますゴルフを難しくしてしまうことが多かっ
た。
【0005】そこで、本発明者は体格が小柄で体力のあ
まりない人であっても、ヘッドスピードを上げて飛距離
をだすことができ、しかも安定した球筋のボールを飛ば
すことのできるハイレベルのゴルフスイングができ、更
に、安定してハンディキャップ0から1桁台を維持する
ために、自己のゴルフスイングの改善に努める傍ら、国
内外の著名なプロゴルファーのスイングフォームを比較
研究するとともに、各プロゴルファーが指摘するゴルフ
の上達法を比較検討した。
【0006】その結果、プロゴルファーが指摘するゴル
フの上達法にはノウハウとして秘密にしていると考えら
れる点があるが、プロゴルファーのスイングフォームを
写したビデオテープや連続写真を仔細に分析研究した結
果、ほぼ共通したスイングを見出した。その内容はトッ
プからの切り返しで上半身と下半身が極めて短い瞬間で
あるが同時に相反する2方向に動いていることであっ
た。そして、そのゴルフスイングを繰り返して練習し、
実践したところ、スイングフォームが安定して非常に良
い結果が得られた。
【0007】ここで、見出したゴルフスイングをより詳
しく説明すると、次の通りである。右打ちの場合を例に
説明すると、まずアドレスからバックスイングに入り、
背骨を中心軸にしてボディーを時計方向に捩じり、左肩
が顎の左側に接触した時、すなわちバックスイングが8
〜9割位の位置、換言するとトップの少し手前で意識的
に下半身からダウンスイングを開始するために左膝と左
腰をほぼ同時に数cm飛球方向にスライドさせ始めるので
ある。その結果、時間差が生じて下半身は目標に向かっ
て数cmスライドしながら反時計方向に回転し始めるのに
対し、上半身は慣性力によりトップの位置に向かって時
計方向に回転し続けており、極めて短い一瞬、上半身と
下半身は同時に相反する2方向に動き、身体は大きく捩
じられ、上半身の時計方向への捻転が下半身のリードに
より引っ張られ、止まった後はボディーの筋力をバネに
するとともに、捩じりとてこの原理により反時計方向へ
捻転し始めて、ダウンスイングに入る。そして、このボ
ディーターンのスイングは下半身リードとボディーの筋
力によりダウンスイングされ、速いヘッドスピードを得
て、ボールをインパクトするのである。その後、フォロ
ースルーに入って、右肩が顎の右側に接触した状態が確
認できれば、ヘッドアップしていない良いスイングがで
きていることになるのである。
【0008】このように、ゴルフスイングは先ずアドレ
スからバックスイングに入り、トップに至ったときに下
半身すなわち腰や足をダウンスイングをする方向に捩じ
ってダウンスイングに移る、いわゆる下半身リードのダ
ウンスイングが理想的で望ましい。このような下半身リ
ードのダウンスイングをすることができれば、良いスイ
ングになり、したがって、良いショットが得られる。と
ころが、ゴルファーのミスショットの大半はトップから
の切り返しにおいて、いわゆる手打ちといわれる上半身
先行によるダウンスイングをしてしまうことにある。
【0009】下半身リードのダウンスイングはゴルファ
ー自身が意識的にプレーすることによって実現できるも
のであるが、実際は、ゴルファー自身には下半身リード
のダウンスイングになっているのか、あるいは手打ちの
状態になっているのか認識できない場合が多い。このた
め、第三者にスイングフォームを見て貰い、アドバイス
を受ける他ないが、常に第三者のアドバイスを受けるこ
とはできない。
【0010】このため、この手打ちをやり難くし安定し
た下半身リードのダウンスイングをする方法を研究した
結果、バックスイングをトップに向かって徐々に加速さ
せて、トップ付近で最速にすること、すなわちトップに
向かう慣性力が強くなればなる程、シャフトが撓り、手
や腕は使い難くなるため、手打ちしようとしている間に
下半身リードの理想的なスイングになることを見出し
た。そして、本発明者はかかるゴルフのスイングを第三
者に習得させることを目的に鋭意、研究と検討を重ねた
結果、本発明に係るゴルフスイング練習装置を発明する
に至ったのである。なお、プロゴルファーはバックスイ
ングし、トップからの切り返しでそのショットの善し悪
しの80%が決まると言うが、どのようにバックスイン
グすればトップでゴルフクラブのシャフトを撓らせるこ
とができるのか、というノウハウとも言える秘訣を語る
者はいない。更にそのようなスイングをすれば最大のメ
リットが得られることを語る者もいない。
【0011】そこで、本発明者はかかる理想的なゴルフ
のスイングを第三者に習得させることを目的に鋭意、研
究と検討を重ねた結果、本発明に係るトップからの切り
返し装置並びにダウンスイング始動装置及びゴルフスイ
ング練習装置を発明するに至ったのである。なお、本発
明者は出願に当たり、コンピュータを用いて先行発明の
調査を行ったが、本発明に関連すると思われる発明を見
出さなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトップから
の切り返し装置の要旨とするところは、プレーヤーの腰
又は背中に取り付けられ、該プレーヤーがバックスイン
グの捻転中においてダウンスイングを始動すべき少し手
前で、該腰と上半身との間の捻転方向を一瞬強制的に、
上半身はバックスイングと同方向に捩じり、腰は反転さ
せる装置から構成されることにある。
【0013】次に、本発明に係るダウンスイング始動装
置の要旨とするところは、プレーヤーの足に取り付けら
れ、該プレーヤーがバックスイングの捻転中においてダ
ウンスイングを始動すべき少し手前で、飛球方向側の膝
をアドレスの位置方向に一瞬強制的に付勢する手段を有
することにある。
【0014】また、本発明に係るダウンスイング始動装
置の他の要旨とするところは、プレーヤーの飛球方向側
の足の膝部に弾性又は伸縮性を有する部材を配設し、該
膝を常時アドレスの位置方向に戻す方向に付勢する手段
を有することにある。
【0015】更に、本発明に係るダウンスイング始動装
置の他の要旨とするところは、プレーヤーの腰と上半身
との間に取り付けられ、該プレーヤーがバックスイング
の捻転中において負荷を生じさせ、ダウンスイングを始
動すべき少し手前で、該腰と上半身との間に生じさせら
れた負荷を瞬時に解除することにある。
【0016】次に、本発明に係るゴルフスイング練習装
置の要旨とするところは、前記トップからの切り返し装
置及び/又はダウンスイング始動装置と、プレーヤーが
バックスイングの捻転中においてダウンスイングを始動
すべき少し手前で、該位置を検出する検出手段とを備
え、該検出手段からの検出信号に基づき前記トップから
の切り返し装置及び/又はダウンスイング始動装置を作
動させることにある。
【0017】また、かかるゴルフスイング練習装置にお
いて、前記検出手段が、プレーヤーの腕に取り付けら
れ、予め設定された絶対軸方向を指示する指示体と、該
指示体に対し任意に設定された回転角度位置にきたとき
該指示体を検出する指示体検出手段とから構成される腕
角度検出手段であることにある。
【0018】更に、かかるゴルフスイング練習装置にお
いて、前記検出手段が、プレーヤーの腕に取り付けられ
て該腕とともにスイングさせられる支持部材と、該支持
部材に取り付けられて、重力方向を含む平面の方向又は
該方向と一定の角度をなす方向を指示する指示体と、該
指示体に対し前記支持部材が任意に設定された回転角度
位置にきたとき該指示体を検出する指示体検出手段とか
ら構成される腕角度検出手段であることにある。
【0019】更に、かかるゴルフスイング練習装置にお
いて、前記検出手段が、プレーヤーの腕に取り付けられ
て該腕とともにスイングさせられる支持部材と、該支持
部材に回転可能に取り付けられ、任意に設定された回転
角度位置に固定し得る回転部材と、該回転部材に設けら
れたガイドに沿って位置エネルギーが最小となる位置に
移動させられる指示体と、前記回転部材に設けられたガ
イドに配設され、前記支持部材が任意に設定された回転
角度位置にきたとき該指示体を検出する指示体検出手段
とから構成される腕角度検出手段であることにある。
【0020】更に、かかるゴルフスイング練習装置にお
いて、前記検出手段が、プレーヤーの腕に取り付けられ
て該腕とともにスイングさせられる支持部材と、常に水
平方向を指示する指示体と、該指示体に対し前記支持部
材が任意に設定された回転角度位置にきたとき該指示体
を検出する指示体検出手段とから構成される腕角度検出
手段であることにある。
【0021】更に、かかるゴルフスイング練習装置にお
いて、前記検出手段が、プレーヤーの肩又は顎に取り付
けられ、アドレスからバックスイングに入り、肩が顎に
接触した時又は最接近した時、該接触又は最接近を検出
する肩顎検出手段であることにある。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のトップからの切り返し装
置はプレーヤーの腰又は背中に取り付けられ、プレーヤ
ーがバックスイングにより上半身を捻転させ、トップの
少し手前で、適切なダウンスイングを始動させるよう
に、腰と上半身との間の捻転方向を強制的に逆転させる
ように構成されている。また、本発明のトップからの切
り返し装置は腰と上半身との間の捻転方向を強制的に逆
転させるだけでなく、プレーヤーがバックスイングによ
り上半身を捻転させる途中において、捻転動作に負荷を
生じさせ、ダウンスイングを始動すべき時に、その腰と
上半身との間に生じさせられた負荷を瞬時に解除するこ
とにより、上半身がより捩じられる間に下半身からダウ
ンスイングが始動するように構成されている。したがっ
て、ゴルフスイングの中で最も重要な動作であるトップ
からの切り返しを一瞬にして上半身と下半身とを逆行さ
せることができる。すなわち、上半身はトップに向かっ
て捻転されているが、下半身はすでにダウンスイングの
スタートを始めている理想的な動作をすることができ、
この動作を強制的にあるいは負荷の解除による体感で体
得することができる。そして、繰り返して練習して、こ
の動作を正確にすることにより、自然にボディーターン
ができるようになる。
【0023】また、本発明のダウンスイング始動装置
は、プレーヤーの足に取り付けられ、プレーヤーがバッ
クスイングの捻転中においてダウンスイングを始動すべ
き時に、飛球方向側の膝をアドレスの位置方向に戻すよ
うに構成されている。したがって、プレーヤーがバック
スイングにより上半身を捻転させる途中において、飛球
方向側の膝がアドレスの位置方向に戻すように付勢させ
られることによって、ダウンスイングの動作をスタート
させることができる。そして、同様に繰り返して練習し
て、この動作を正確にすることにより、自然にボディー
ターンができるようになる。
【0024】次に、本発明に係るゴルフスイング練習装
置は、上述のトップからの切り返し装置又はダウンスイ
ング始動装置のいずれか一方又は双方と、プレーヤーが
バックスイングの捻転中においてダウンスイングを始動
すべき時に、その位置を検出する検出手段とを備えて構
成され、検出手段からの検出信号に基づきトップからの
切り返し装置及び/又はダウンスイング始動装置が作動
させられる。したがって、検出手段による検出位置をた
とえばバックスイングにおけるトップに至る若干手前の
位置を検出するように設定することにより、理想的なボ
ディーターンによるダウンスイングをすることができ
る。
【0025】ここで、検出手段はプレーヤーの腕などに
取り付けられる指示体とその指示体を検出する指示体検
出手段とを備えて構成され、その指示体は予め設定され
た絶対軸方向すなわち重力(引力)方向や水平方向、地
軸方向あるいはこれらと一定角度をなす方向を基準指示
方向としているため、その指示体との角度を検出するこ
とにより、常に安定してプレーヤーの腕角度を検出する
ことができる。したがって、トップからの切り返し装置
と腕角度検出手段を用いることにより、各種のゴルフス
イング練習装置を構成することができる。
【0026】次に、本発明に係るトップからの切り返し
装置並びにダウンスイング始動装置及びゴルフスイング
練習装置の実施の形態をより具体的に図面に基づいて詳
しく説明する。なお、説明の都合上、右打ちを例に説明
する。
【0027】図1及び図2に示すように、本実施例に係
るゴルフスイング練習装置10は左上腕部の任意の位置
に取り付けられる腕角度検出手段8と、その腕角度検出
手段8によって検出されたことをコントローラ16を介
してプレーヤー18にダウンスイングを始動すべきこと
を知らせるために、上半身を強制的に時計方向に捻転さ
せるトップからの切り返し装置20と、プレーヤー18
の飛球方向側の膝22をアドレスの位置方向に付勢する
膝用のダウンスイング始動装置24とから構成されてい
る。
【0028】腕角度検出手段8は図3に示すように、プ
レーヤー18の腕の一部に取り付けられてその腕ととも
にスイングさせられる支持部材26と、その支持部材2
6に取り付けられていて、重力方向あるいは重力方向を
含む平面の方向又は該方向と一定の角度をなす方向を指
示する指示体28と、その指示体28に対し支持部材2
6が任意に設定された回転角度位置にきた時、その指示
体28を検出する指示体検出手段30とから構成されて
いる。
【0029】支持部材26は円盤状のプレートから成
り、プレートの表面には円周方向に角度を示す目盛りが
3度あるいは5度などの間隔で付けられた目盛り板27
が回動可能に配設されていて、目盛り板27はその裏面
側に設けられた回動摘み29によって回動させられるよ
うに構成されている。また、支持部材26を構成するプ
レートの両端側にはバンド14を取り付けるための金具
32が設けられ、この金具32に取り付けられたバンド
14によって支持部材26はプレーヤー18の腕に固定
される。この支持部材26はプレーヤー18の腕の一部
たとえば上腕部に伸縮可能なバンド14などによって取
り付けられることにより、バンド14の方向と腕の方向
とはほぼ直交することになり、ほぼ同様の条件で繰り返
して取り付けることができる。更に、支持部材26には
ストッパ33が目盛り板27とともに回動可能に設けら
れていて、ストッパ33は目盛り板27から突設させら
れている。したがって、指示体28がストッパ33と係
合し、たとえばダウンスイング時などに慣性力などによ
って指示体28が大きく回転したりしないように構成さ
れている。ストッパ33は実線で示す右打ち用と、二点
鎖線で示す左打ち用とが設けられているのが好ましく、
いずれか一方のストッパ33が選択的に突設されるよう
に構成されている。
【0030】また、指示体28は支持部材26に設けら
れた軸芯34の周りを自重により円滑に回転して重力方
向を指すように構成されていて、指示体28は支持部材
26の角度に対応して、軸芯34の方向が水平方向にあ
るときは重力方向を指し、軸芯34の方向が水平方向以
外にあるときは重力方向を含む平面の方向を指すことに
なる。一方、指示体28を検出する指示体検出手段30
はリング状の回転部材36の内側に突設されていて、回
転部材36は支持部材26に対して円周方向に摺動可能
に取り付けられている。したがって、指示体検出手段3
0は回転部材36を適宜回転させることによって、支持
部材26に対して任意の角度位置に設定することができ
る。そして、これら指示体28と指示体検出手段30に
は配線38が接続されていて、指示体28と指示体検出
手段30とが接触すると電気信号が流れるように構成さ
れている。なお、符号37は指示体28などを保護する
ための透明保護プレートであり、ガラスや透明アクリル
樹脂などによって形成されている。
【0031】指示体28と指示体検出手段30に接続さ
れた配線38は図1及び図2に示すように、コントロー
ラ16に接続されていて、指示体28と指示体検出手段
30が接触したことをプレーヤー18に知らせるため、
そのコントローラ16を介して信号が上半身と腰を一瞬
逆転させるためのトップからの切り返し装置20と膝用
のダウンスイング始動装置24に伝えられる。
【0032】トップからの切り返し装置20はプレーヤ
ー18の腰及び背中に配設され、駆動装置40と、駆動
装置40から肩方向と腰方向のそれぞれに延びだす上シ
ャフト42と下シャフト44と、上シャフト42の端部
に固定されていてプレーヤー18の肩部などの上半身に
取り付けられる上半身固定部材46と、下シャフト44
の端部に固定されていてプレーヤー18の腰部などに取
り付けられる腰固定部材48とから構成されている。
【0033】駆動装置40は図4に示すように、モータ
ー50により回転させられるかさ歯車52と、上シャフ
ト42及び下シャフト44のそれぞれの他端部に配設さ
れたかさ歯車54,56とから構成され、かさ歯車5
4,56はかさ歯車52を間に挟んで噛み合っている。
したがって、モーター50が回転させられると、かさ歯
車52を介してかさ歯車54と56とが逆方向に回転さ
せられることになる。なお、符号58は軸受けであり、
これらモーター50などは収納ケース60に収納固定さ
れている。モーター50の回転力はプレーヤー18の上
半身と腰を逆方向に若干動かすことができる力が必要で
あるが、回転量はシャフト42,44の回転角度で1〜
30°程度で充分である。
【0034】また、図1及び図2に示す上シャフト42
及び下シャフト44はプレーヤー18の上体の動きに応
じて湾曲し得る材質が好ましく、たとえばゴムや樹脂、
バネなどから構成されるのが好ましい。更に、上シャフ
ト42及び下シャフト44はプレーヤー18の上体の動
きに応じて伸び縮みするのが好ましく、たとえばプレー
ヤー18が背筋を伸ばしたときは縮み、前かがみに背中
を丸めたときは伸びるようにしておくのが好ましい。
【0035】更に、上半身固定部材46は上シャフト4
2の端部にT字状に固定されていて、プレーヤー18の
背中側の肩部に沿って配設され、その両端部はベルト6
2などによって上腕付け根部などに装脱可能に固定され
る。他方、腰固定部材48はベルトなどによって構成さ
れていて、プレーヤー18の腰に巻かれて取り付けられ
る。したがって、上シャフト42と下シャフト44の端
部にそれぞれ固定されている上半身固定部材46と腰固
定部材48は、モーター50により回転させられた上シ
ャフト42と下シャフト44の回転力が伝達されて、そ
れぞれ上半身と腰部を逆方向に回転させる。この回転は
上半身と腰をわずかに逆方向に動かすことができれば足
り、回転力及び回転量が大きすぎる場合は却ってプレー
ヤー18の筋力を傷める恐れがあり、好ましくない。
【0036】次に、膝用のダウンスイング始動装置24
は、プレート72に立設させられる支柱64と、その支
柱64の上部に配設された駆動装置66と、その駆動装
置66によってプレーヤー18の飛球方向側の足、特に
膝22部に巻き付けられたベルト68などを若干量引っ
張るロープ70とから構成されている。また、支柱64
のプレーヤー18の足に面する側には、クッション材が
配設されているのが好ましい。なお、プレート72を取
り外し、支柱64を直接地中に差し入れて立設させた
り、あるいは左足のスパイクシューズに取り付けて立設
させることも可能である。
【0037】駆動装置66は図5に示すように、電磁ソ
レノイド74と可動鉄心76とから構成され、可動鉄心
76の一端部にロープ70の他端が取り付けられてい
る。したがって、ロープ70がプレーヤー18の膝22
の動きに応じて引っ張られると、可動鉄心76が励磁さ
せられていない電磁ソレノイド74の中をロープ70と
同方向に動いて、ロープ70が繰り出される。そして、
腕角度検出手段8からの信号に基づいて電磁ソレノイド
74が励磁させられると、可動鉄心76とともにロープ
70が引き込まれ、プレーヤー18の飛球方向の膝22
がアドレスの位置方向に動かされることになる。ロープ
70の引き込み量は、プレーヤー18の膝22がアドレ
スの位置にあるときを基準として、その位置から引き出
されたロープ70の長さ以内であるのが好ましい。な
お、電磁ソレノイド74の電源はバッテリーであっても
家庭用の電源であっても良く、特に限定されない。
【0038】以上の構成に係るゴルフスイング練習装置
10は、図1に示すように、腕角度検出手段8がプレー
ヤー18の上腕部の所定位置に取り付けられ、上半身用
のトップからの切り返し装置20が腰及び背中の所定位
置に、また膝用のダウンスイング始動装置24は飛球方
向側の膝22に配置され、膝22又はその近傍部にベル
ト68が取り付けられる。次に、プレーヤー18は図1
に示すように、アドレスの位置で指示体28が示す重力
の方向を確認するとともに、その指示体28の方向が目
盛り板27のたとえば0(ゼロ)度になるように目盛り
板27を回動させて、基準となる角度を合わせる。
【0039】次いで、図2に示すように、ゴルフクラブ
を持ったプレーヤー18はまずアドレスからバックスイ
ングに入り、背骨を中心軸にしてボディーを時計方向に
捩じるのにしたがい、腕角度検出手段8の指示体28は
支持部材26に対して回動させられ、たとえば腕がほぼ
水平方向の位置では指示体28は図6(a) に示すよう
に、ほぼ90度の角度を示す。そして、さらにボディー
を捻転させて、左上腕部の動きがほとんど停止するトッ
プに至る少し手前で、図6(b) に示すように、指示体2
8と指示体検出手段30とが接触するように指示体検出
手段30の位置を支持部材26に対して回転部材36を
回転させて予め設定する。すなわち、支持部材26はプ
レーヤー18の腕の動きに対応してあらゆる角度方向に
動くのに対して、指示体28は軸芯34を中心に回動し
て重力方向又は重力方向を含む平面の方向を常に示すこ
とになり、指示体検出手段30の位置を支持部材26に
対して回転させることによって、指示体28に指示体検
出手段30を接触させることができる。
【0040】以上のように設定した後、プレーヤー18
は通常の通りゴルフスイングの練習をすることができ、
プレーヤー18はまずアドレスからバックスイングに入
り、背骨を中心軸にしてボディーを時計方向に捩じる。
そして、ボディーの捻転とともに腕の角度がトップに至
る少し手前に達した時、指示体検出手段30が指示体2
8を検出して、その検出信号によりコントローラ16を
介してトップからの切り返し装置20及びダウンスイン
グ始動装置24が作動させられる。
【0041】トップからの切り返し装置20は検出信号
の検出とほぼ同時にあるいは一定の遅れ時間をもって、
図4に示すように、モーター50が駆動させられ、かさ
歯車52がほぼ一定の角度、回転させられて、そのかさ
歯車52に噛み合ったかさ歯車54,56がそれぞれ逆
方向に回転させられる。その結果、上シャフト42は上
半身のバックスイングの捻転方向と同じ方向に回転させ
られ、一方、下シャフト44は逆方向に回転させられ
る。このため、プレーヤー18はトップに至る少し手前
の位置で、上半身はそのままバックスイングを続ける一
方、腰はダウンスイングを始動する方向に強制的に動か
されることになり、プレーヤー18は体でダウンスイン
グの切り返し時期を覚えることができる。
【0042】一方、ダウンスイング始動装置24につい
ても同様に、検出信号の検出とほぼ同時にあるいは一定
の遅れ時間をもって、図5に示すように、電磁ソレノイ
ド74が励磁させられと同時にその電磁ソレノイド74
から引き出されていた可動鉄心76が駆動させられて引
き込まれ、ロープ70を引っ張り、膝22がアドレスの
位置に引き戻される。プレーヤー18はアドレスの位置
からバックスイングをするに連れて体重移動をして、飛
球方向側の膝22は他の足の方向に引き寄せられている
ため、膝22がロープ70によってアドレスの位置方向
へ引っ張られ、ダウンスイングを始動する方向に強制的
に動かされることになり、プレーヤー18は体でダウン
スイングの切り返し時期を覚えることができる。
【0043】これにより、一定の時間差をもって反射神
経により、プレーヤー18は意識的にダウンスイングを
するために左膝と左腰をほぼ同時に飛球方向にスライド
させるとともに反時計方向に回転させ始めるのである。
その結果、下半身は目標に向かって数cmスライドさせら
れるとともに反時計方向に捻転させられ始めるのに対
し、上半身はバックスイングに伴う慣性力によりトップ
の位置に向かって時計方向に捻転し続けており、身体は
大きく捩じられることになる。次いで、上半身の時計方
向への捻転が下半身リードによって引っ張られて止まっ
た後は、ボディーの筋力をバネにするとともに、てこの
原理により反時計方向へ捻転し始めて、ダウンスイング
に入る。そして、このボディーターンのスイングをする
ことによって、ボディーの筋力によりダウンスイング
し、速いヘッドスピードを得て、ボールをインパクトす
ることができるのである。
【0044】本発明に係るゴルフスイング練習装置10
は腕角度検出手段8、コントローラ16、上半身用のト
ップからの切り返し装置20及び膝用のダウンスイング
始動装置24の全てを使用する必要は必ずしもなく、練
習の結果、その習熟度に応じて順次取り外すのが好まし
い。たとえば、腰と膝を同時に動かすことができるよう
になれば、トップからの切り返し装置20又はダウンス
イング始動装置24のいずれか一方を取り外し、最後に
は双方とも取り外すのが好ましい。
【0045】したがって、本発明に係るゴルフスイング
練習装置10は最終的には腕角度検出手段8によってト
ップに至る少し手前の位置、すなわちプレーヤー18の
腕の角度が予め設定した角度になったことを指示体28
と指示体検出手段30との接触により検出して、それを
コントローラ16を介してトップからの切り返し装置2
0及びダウンスイング始動装置24により上半身と腰及
び膝を動かすタイミングをプレーヤー18に強制的に動
かして知らせるように構成すれば足りる。そして、繰り
返して練習してタイミングを体で会得したとき、ゴルフ
スイング練習装置10を取り外して練習するとともにコ
ースで実践し、また、ボディーターンのタイミングが狂
ってきたときは再度、ゴルフスイング練習装置10を取
り付けて練習すれば良い。
【0046】次に、上述のゴルフスイング練習装置10
において、腕角度検出手段8における指示体検出手段3
0の設定位置を支持部材26に設けた角度目盛りたとえ
ばアドレスの位置を0度として、その位置から30度、
45度、60度などに合わせることにより、安定したア
プローチショットをすることが可能となる。すなわち、
30度の位置からのアプローチショットによる飛距離、
あるいは60度の位置からのアプローチショットによる
飛距離などを正確に体得することができ、安定したアプ
ローチ方法を修得することができる。更に、腕角度検出
手段8の指示体検出手段30の検出位置をトップの位置
角度に設定し、常に一定したトップの位置角度を決める
ことにより、安定したスイングをすることが可能とな
り、個性に合わせたスイングの練習をすることができ
る。
【0047】以上、本発明に係るゴルフスイング練習装
置の実施例を詳述したが、かかるゴルフスイング練習装
置は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明に
係るゴルフスイング練習装置は、特に、バックスイング
時にゴルフクラブがトップにくる手前の所定位置で、左
腰と左膝を飛球方向に数cmスライドさせるとともに回転
させ始め、適切なボディーターンを習得することを目的
とするものであり、かかる目的を達成することができる
装置であれば良い。
【0048】たとえば、図7に示すように、トップから
の切り返し装置の駆動装置78は図4に示す実施の形態
におけるかさ歯車52,54,56に代えて、円盤状の
摩擦回転板80を用いて構成しても良い。また、同様に
図8に示すように、円盤状の摩擦回転板80の接触態様
を変更してトップからの切り返し装置の駆動装置82を
構成することも可能である。これらいずれの形態におい
ても、上シャフト42と下シャフト44を逆方向に回転
させることが可能である。
【0049】また、図9に示すように、モーター50を
上シャフト42及び下シャフト44のそれぞれに配設
し、それらのモーター50を同時に回転させることによ
って、上シャフト42と下シャフト44を逆方向に回転
させるように構成することも可能である。更に、図10
に示すように、たとえば上シャフト42の端部にモータ
ー50のシャフトを接続するとともに、モーター50の
取付け台84を上シャフト42と下シャフト44の回転
中心に対して回転し得るように下シャフト44に接続
し、軸受け86によって上シャフト42、下シャフト4
4及び取付け台84とモーター50を支持させて、トッ
プからの切り返し装置の駆動装置88を構成することも
可能である。この装置88にあっては、モーター50を
回転させることによって、作用と反作用によって上シャ
フト42と下シャフト44は逆方向に回転させられるこ
とになる。
【0050】更に、図11に示すように、上シャフト4
2及び下シャフト44の端部に歯車90を取り付けて相
互に噛み合わせるとともに、いずれか一方の歯車90に
モーター50によって回転させられる歯車92を取り付
けて、駆動装置94を構成することも可能である。ま
た、図12に示すように、上シャフト42の端部に配設
した円盤96にピン98を突設させるとともに、同様に
下シャフト44の端部に配設した円盤96に上シャフト
42のピン98の位置とは軸対称の位置にピン98を突
設させ、更に両ピン98にスライドプレート100の長
孔102を係合させて駆動装置104を構成することも
可能である。この駆動装置104においても、スライド
プレート100を紙面に対して垂直な方向に動かすこと
によって、上シャフト42と下シャフト44を逆方向に
回転させることができる。なお、スライドプレート10
0をスライドさせる装置はモーターの他、電磁ソレノイ
ドやシリンダなどであっても良く、特に限定されない。
【0051】以上、トップからの切り返し装置の駆動装
置を種々説明したが、上シャフト42と下シャフト44
とを逆方向に若干回転させることができる装置であれば
何でも良く、特に限定されるものではない。次に、膝用
のダウンスイング始動装置についても、前述の形態に限
定されるものではない。
【0052】たとえば、前述の図5に示す実施の形態に
おいて、駆動装置66の電磁ソレノイド74及び可動鉄
心76に替えて、シリンダとピストンロッドを用いて構
成することも可能である。
【0053】また、図13に示すように、駆動装置67
をモーター75とロープ70が巻き付けられているプー
リー77とから構成することも可能である。ロープ70
はプレーヤー18の膝22の動きに応じて引っ張られる
と、プーリー77が回転してロープ70が繰り出される
ように構成されている。そして、モーター75が回転さ
せられると、ロープ70が引き込まれ、プレーヤー18
の飛球方向の膝22がアドレスの位置方向に動かされる
ことになる。なお、駆動装置67を支柱64の下部に配
設し、ロープ70を滑車を介して引っ張るように構成し
ても良い。また、ロープ70をたとえばゴムバンドなど
で構成することも可能である。
【0054】また、図14に示すように、プレーヤー1
8の飛球方向側の膝22部に空気袋106を配設し、そ
の空気袋106に空気を入れることによって、膝22を
アドレスの位置方向に押圧するように構成することも可
能である。すなわち、右打ちの場合、バックスイングに
おいて、プレーヤー18の飛球方向側の膝22は図中実
線で示すように、右足側に屈曲させられる。そして、空
気袋106に空気を入れることによって、膝22ととも
に屈曲させられた空気袋106は正面又は真後ろから見
て真っ直ぐに伸びようとする結果、図中2点鎖線で示す
ように、膝22はアドレスの位置方向に動かされること
になる。
【0055】更に、上述の図14に示す空気袋106に
替えて、飛球方向側の膝22の両側に板ゴムあるいは板
バネを配設することも可能である。板ゴムあるいは板バ
ネを配設することにより、膝22を常に元の位置すなわ
ちアドレスの位置に戻すように付勢することができる。
【0056】更に、図15に示すように、支柱64の上
部に取り付けたゴムやバネなどの伸縮部材108によっ
て、プレーヤー18の足22をアドレスの位置方向に常
に引っ張るようにしておいても良い。本例においては、
ダウンスイングの始動時に瞬時に引っ張るものではない
が、始動方向をプレーヤー18に意識させることができ
る。
【0057】更に、図16に示すように、プレーヤー1
8の両足の膝又はその近傍部に跨がるようにエアシリン
ダ110を配設し、ダウンスイングの始動時にエアシリ
ンダ110を作動させて、両足を開くように動かしても
良い。かかる構成によっても、ダウンスイングの始動時
における軸足はバックスイング側であるため、軸足には
体重がかかっていることから動くことが少なく、他方、
飛球方向側の足は地面に接触して固定されているが、力
が強く入っていないため、この飛球方向側の膝22が飛
球方向に動かされることになる。ここで、エアシリンダ
110に代えて、単なる空気袋であっても良く、あるい
は電磁ソレノイドなどで構成することも可能であり、特
に限定されるものではない。
【0058】その他、膝用のダウンスイング始動装置は
ダウンスイングの始動時に飛球方向側の足を強制的にア
ドレスの位置方向に若干動かすことができるものであれ
ば良く、特に限定されない。また更に、このダウンスイ
ング始動装置は常時、飛球方向側の膝をアドレスの位置
方向に引っ張っている装置、あるいは常時アドレスの位
置に戻そうとする装置でも良く、その構成は特に限定さ
れない。
【0059】次に、トップからの切り返し装置を上述の
強制的に逆転させる装置だけでなく、プレーヤーの腰と
上半身との間に取り付けられ、プレーヤーがバックスイ
ングの捻転中において負荷を生じさせ、ダウンスイング
を始動すべき時に、腰と上半身との間に生じさせられた
負荷を解除する装置であっても良い。
【0060】より具体的には、図17(a) に示すよう
に、斜面112と段差113が形成された円盤114
と、その斜面112に押圧される弾性板116とから構
成し、円盤114と弾性板116とを相対的に回転させ
る。そして、弾性板116が斜面112を逆上ることよ
り負荷抵抗を生じさせ、所定の設定された位置、すなわ
ちたとえばトップに至る少し手前の位置で弾性板116
が段差113に落ちるように構成する。その結果、プレ
ーヤー18は負荷抵抗から急に開放されることにより、
ダウンスイングの始動時期を知ることができる。そし
て、上半身が逆転してダウンスイングを始めると、弾性
板116は回動軸117を中心に抵抗なく回動させられ
ることになる。
【0061】また同様に、図18に示すように、弾性板
116に代えてスプリング118を用いても同様の効果
が得られる。すなわち、スプリング118によって付勢
された押圧部材119は斜面112を逆上ることより負
荷抵抗を生じさせ、所定の設定された位置、すなわちた
とえばトップに至る少し手前の位置で押圧部材119が
段差113に落ちるように構成する。その結果、プレー
ヤー18は負荷抵抗から急に開放されることにより、ダ
ウンスイングの始動時期を知ることができる。そして、
上半身が逆転してダウンスイングを始めると、ワンウエ
イクラッチ120がはずれて、スムーズにダウンスイン
グをすることができる。
【0062】更に、図19に示すように、捩じり力に対
して柔軟性のある材質により上シャフト42と下シャフ
ト44を形成するとともに、そのシャフト42,44の
それぞれの端部に1対の円柱122又は円筒を配設し、
その1対の円柱122の端面に相互に係合し得る凸部1
24を設け、更に、電気信号などに基づき電磁ソレノイ
ド126を作動させ、凸部124の係合を開放させるよ
うにトップからの切り返し装置128を構成することも
可能である。ここで、軸130が可動鉄心と同様に機能
させられるように構成されている。したがって、プレー
ヤーがバックスイングにおいて、上半身を捻転させるこ
とにり、円柱122の凸部124が係合させられた上シ
ャフト42と下シャフト44は捩じれて負荷抵抗を生
じ、所定の位置、すなわちたとえばトップに至る少し手
前の位置で、凸部124の係合を同図(b) に示すように
開放させるのである。その結果、プレーヤー18は負荷
抵抗から急に開放されることにより、ダウンスイングの
始動時期を知ることができる。なお、捩じり力に対して
柔軟性のある材質として、ゴムやバネなどがあるが、そ
れらに限定されるものではないのは言うまでもない。
【0063】ここで、図19に示す凸部124は特に限
定されるものではなく、たとえば図20及び図21に示
すように、凹凸132,134で構成し、凹凸132,
134を係合させたり、あるいは係合を開放するように
構成することも可能である。また、凸部や凹凸で係合さ
せるだけでなく、たとえば図22に示すように、円柱1
36又は円筒の端面138を摩擦力が生ずるように形成
し、端面138の押圧を高めて接続し、逆に押圧力を緩
めることにより遮断するように構成することも可能であ
る。
【0064】次に、前述の腕角度検出手段において、目
盛り板27は支持部材26に回動不能に固定され、目盛
りの基準位置を指示体の基準方向に合わせることができ
ないように構成されていても良い。この場合は、アドレ
スにおける指示体28の位置(角度)を基準にして、角
度を読み取れば良い。角度の読み取りなどに若干の時間
を要するが、腕角度検出手段8の構成が簡単になる。
【0065】次いで、本発明のゴルフスイング練習装置
に用いられる腕角度検出手段の他の実施の形態を図面に
基づいて説明するが、前述の実施の形態の説明と同様に
共通する箇所は同一の符号を付して説明を省略する。
【0066】まず、図23に示すように、腕角度検出手
段140は、支持部材26に設けられた軸芯34の周り
を自重によって円滑に回転させられる重り142と、そ
の重り142から延び出して鉛直上方向を指す指針14
4とから成る指示体146と、支持部材26に回転可能
に取り付けられた回転部材36の内側に突設された指示
体検出手段30とを備えて構成されている。この指示体
146の指針144と指示体検出手段30は電極を構成
していて、前述の実施例と同様に指針144と指示体検
出手段30とが接触した時、電気信号が流れてトップか
らの切り返し装置及び/又はダウンスイング始動装置を
作動させ、トップからの切り返し時期がプレーヤー18
に伝えられる。本実施例においても、指示体146の検
出角度すなわち検出すべきプレーヤー18の腕の角度は
回転部材36を回転させることによって設定することが
できる。なお、指示体146の指針144の方向は鉛直
上方向に限らず、任意の方向で良く、この指針144の
角度を適宜変えることにより、検出すべき腕角度を調整
し得るようにしても良い。
【0067】また、図24に示すように、腕角度検出手
段148は、支持部材26に設けられた軸芯34の周り
を自重によって円滑に回転させられる重り142と、そ
の重り142と一体的に揺動させられるほぼ水平方向に
突き出す指針150とから成る指示体152と、支持部
材26に回転可能に取り付けられた回転部材36の内側
に突設された指示体検出手段30とを備えて構成するこ
とができる。本実施例においても、指針150と指示体
検出手段30とは電極を構成し、上記実施例と同様に作
動させられる。
【0068】更に、図25に示すように、腕角度検出手
段154は、支持部材26に設けられた軸芯34の周り
を揺動させられるアーム156とそのアーム156の両
端に取り付けられた一対の重り157から成る指示体1
58と、支持部材26に回転可能に取り付けられた回転
部材36の内側に突設された指示体検出手段30とを備
えて構成することも可能である。この指示体158はア
ーム156の両端に取り付けられた一対の重り157に
よって一定の方向に釣り合っており、この釣り合いは支
持部材26がいかなる角度に動いたとしても一定に保た
れることになる。この釣り合いを利用し、且つ指示体1
58の重り157と指示体検出手段30とを電極として
構成することにより、上記実施例と同様に作動させるこ
とができる。
【0069】次に図26に示すように、腕角度検出手段
160は支持部材162に回転可能に取り付けられたリ
ング状の回転部材164の内周面を摺動させられる指示
体166を配設して構成しても良い。この指示体166
は円弧の一部を成す錨形状の部材にて形成されていて、
回転部材164の内周面を摺動させられて、その重心の
方向が重力方向を示し、支持部材162の回転角度にか
かわらず指示体166は位置エネルギーが最小となる位
置に止まるように構成されている。したがって、指示体
166に設けられた電極167と、回転部材164に配
設された指示体検出手段30とが接触した時、電気信号
が流れるように構成され、かかる構成の腕角度検出手段
160であっても前述の実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
【0070】また、図27に示すように、腕角度検出手
段168は支持部材170とリング状の回転部材164
とによって形成された円周状の溝172内に球体から成
る指示体174を配設して構成しても良い。この腕角度
検出手段168において、指示体174は電気的に良導
体から構成されるとともに、球体から成る指示体174
が接触する支持部材170の箇所にはリング状に導体1
71が形成されている。したがって、指示体174は円
周状の溝172内を転動させられ、最も位置エネルギー
の小さい位置、すなわち重力方向あるいは重力方向を含
む平面の方向の位置に止まろうとし、前述の実施例にお
ける指示体と同様の作用効果を得ることができる。ま
た、指示体174が回転部材152に設けられた指示体
検出手段30と接触したとき、指示体174を介して支
持部材170の導体171と指示体検出手段30との間
を電流が流れることになる。
【0071】更に、図28(a)(b)に示すように、腕角度
検出手段176は、プレーヤー18の腕に取り付けられ
る支持部材178と、その支持部材178に回転可能に
取り付けられるとともに任意に設定された回転角度位置
に固定することのできる回転部材180と、その回転部
材180に設けられたガイド181に沿って転動させら
れる球形状をした導電性の指示体182と、更にその回
転部材180に設けられたガイド181の一端に形成さ
れた一対の電極から成る指示体検出手段184とから構
成することも可能である。かかる構成において、球形状
の指示体182はガイド181に沿って位置エネルギー
が最小となる位置に転動させられるため、検出しようと
する腕の角度たとえばバックスイングにおけるトップに
至る少し手前の角度にプレーヤーの腕とともに腕角度検
出手段176が達した時、回転部材180のガイド18
1が指示体検出手段184側に傾斜して、指示体182
が指示体検出手段184まで転動するように設定され
る。そして、指示体182が一対の電極を成す指示体検
出手段184に達した時、指示体182を介して両電極
間を電流が流れ、前述と同様にトップからの切り返し装
置によってプレーヤー18に腕が所定の角度に達したこ
とが伝達され、同様の作動効果が得られる。
【0072】なお、同図28(c)(d)に示すように、球形
状の指示体182に代えて、円柱状あるいは円筒状の指
示体183で構成しても良い。更に、同図28(e) に示
すように、球形状の剛体から成る指示体182に代え
て、指示体186を水銀によって構成することも可能で
ある。この水銀から成る指示体186は表面張力によっ
て水銀粒子がほぼ球形状を保持し得る大きさで構成さ
れ、また、衝撃力などによって水銀が飛散しないように
ガラス管などから成るガイド187に封入されて、更に
その内面に一対の電極から成る指示体検出手段188が
配設される。いずれの実施例であっても、前述と同様の
作動効果が得られる。
【0073】また、図29に示すように、腕角度検出手
段190は支持部材178と、回転部材180と、その
回転部材180に設けられたガイドロッド192に沿っ
て摺動させられるリング状をした導電性の指示体194
と、更にその回転部材180に設けられたガイドロッド
192の一端に形成された一対の電極から成る指示体検
出手段196とから構成することも可能である。かかる
構成においても、前述と同様に指示体194はガイドロ
ッド192に沿って位置エネルギーが最小となる位置へ
摺動して、同様の作動効果が得られる。なお、指示体1
94の内部にはベアリング195が配設されていて、円
滑に摺動し得るように構成されているのが好ましい。
【0074】次に、図30に示すように、腕角度検出手
段198は支持部材178に回転可能に支持される回転
部材200を中空の円盤により形成し、この中空の回転
部材200の中に水銀などの導電性の流体202を所定
量だけ入れるとともに、共通電極204と一定の角度間
隔に1又は複数の個別電極206とを配設して構成する
ことができる。本実施例では、導電性流体202は常に
水平方向を指示する指示体として機能し、支持部材17
8とともに回転部材200が回転させられ、導電性流体
202が共通電極204と1以上の個別電極206との
間を電気的に接続することにより、コントローラ207
などで得られた電流値あるいは接続位置によって角度を
検出することができる。
【0075】また、本実施例の変形例として、たとえば
図31に示すように、回転部材208を筒状部材をリン
グ状に形成し、その回転部材208の中に導電性流体2
02を一定量入れて、腕角度検出手段209を構成して
も良い。本実施例では、導電性流体202の量が少なく
て済み、また流体202が波動することがなく安定す
る。
【0076】更に、図32に示すように、腕角度検出手
段210は支持部材178に球状あるいは円柱状の導電
性材料から成る指示体182が転動させられるリング状
のガイド212を形成し、且つこのガイド212の指示
体182の転動面に共通電極214と一定の角度間隔に
多数の個別電極216とを配設し、共通電極214と特
定の個別電極216とを指示体182が電気的に接続し
た時、その個別電極216の位置を検出し記憶するとと
もに表示する記憶表示手段218を備えて構成する。か
かる構成により、まずプレーヤーはアドレスの位置にあ
る特定の個別電極216を記憶させておき、次いでバッ
クスイングにおいて順次通過する個別電極216を順に
記憶させることにより、トップの位置にある特定の個別
電極216を記憶させ、それぞれの個別電極216の位
置からトップの角度を検出することができる。あるい
は、トップの位置にある特定の個別電極216のみを検
出して、その位置を記憶させ、必要に応じて表示させる
ようにしても良い。また、かかるトップの位置から、ト
ップに至る若干手前の位置を指示体182の検出位置と
して設定することができる。更に、アドレスの位置にあ
る特定の個別電極216から一定の角度位置にある特定
の個別電極216を指示体182の検出位置として設定
することもできる。
【0077】次に、図33に示すように、腕角度検出手
段220は、支持部材178の中心に回動可能に指向性
を有する点光源221を備えた指示体222を配設する
とともに、その回動中心と同心円上に線形性を備えた光
センサ224を配設して構成することができる。すなわ
ち、光センサ224は光入射側の上部電極226の両端
に取出し電極228,230を設けるとともに、下部電
極232に共通の取出し電極234を設け、支持部材1
78の角度に対応して指示体222の点光源221から
光が鉛直下方向に照射される。一方、光が照射された光
センサ224は光照射部で起電力を発生して、取出し電
極228,230と取出し電極234の間に電流が流れ
る。このとき、点光源221の照度が一定であれば、光
センサ224の起電力は一定であるが、一般に透明電極
である上部電極226は高抵抗であるため、起電力の発
生位置と取出し電極228,230との距離に応じて電
圧降下が生ずることを利用し、コントローラ236など
を用いて光の照射位置を検出することができる。かかる
腕角度検出手段220によれば、リアルタイムで腕の角
度を検出することができ、コントローラ236を任意所
定の角度を検出した時にトップからの切り返し装置及び
/又は膝用であるダウンスイング始動装置を作動させる
ように設定することにより、ゴルフスイング練習装置を
構成することができる。
【0078】更に、腕角度検出手段を、光が重力の影響
により曲がることを利用して構成することも可能であ
る。すなわち、図34に示すように、腕角度検出手段2
38は光源240と、光源240からの光を導く光ファ
イバー242と、光ファイバー242によって導かれて
きた光の位置を検出する光位置検出器244と検出回路
246から成る光位置検出手段248を備えて構成され
る。ここで、光ファイバー242は充分な長さ、たとえ
ば数百m単位の長さでコイル状に巻かれて構成されてい
る。したがって、この腕角度検出手段238がプレーヤ
ー18の腕に取り付けられ、腕がアドレスの位置にある
とき、光ファイバー242はほぼ水平方向に配置される
ことになる。このとき、光ファイバー242の一端から
入射された点状の光250は重力の影響を受けて徐々に
曲げられ、他端から出るとき、たとえば図中のCから出
力されることになり、その位置を光位置検出器244に
より検出するのである。そして、プレーヤー18がバッ
クスイングにより腕を回転させたとき、腕に巻かれた光
ファイバー242は重力方向に対して角度が付くことか
ら、その中を通過する光は重力による影響が小さくな
り、曲がり方が小さくなる。その結果、水平のときに、
光ファイバー242から出力される光の位置が図中Cで
あったのが、角度が付くことにより、図中AやBの位置
になる。そこで、この光の位置の変化を光位置検出器2
44によって検出することにより、プレーヤー18の腕
の角度を検出するのである。
【0079】以上説明したように、本発明に係るゴルフ
スイング練習装置の腕角度検出手段は種々の構成を取る
ことができ、特に限定されるものではない。特に、指示
体は重力を利用して、常に重力方向あるいは重力方向を
含む平面の方向を指す指示手段を用いるのがコストなど
の点で最も好ましいが、その他、たとえばジャイロスコ
ープなどの常に一定の方向を指す指示手段を用い、その
指示手段と支持部材すなわち腕との角度を検出するよう
に構成することが可能である。かかる実施例において
も、腕がトップに至る少し手前の位置にあることを検出
してトップからの切り返し装置及び/又はダウンスイン
グ始動装置を作動させ、プレーヤーに伝達し得るように
構成される。
【0080】次に、腕角度検出手段はプレーヤーがバッ
クスイングの捻転中においてダウンスイングを始動すべ
き時に、その位置を検出する検出手段であれば良く、特
に限定されない。この検出手段として、腕角度検出手段
の他に、図示を省略するが、プレーヤーの肩又は顎に取
り付けられ、アドレスからバックスイングに入り、肩が
顎に接触した時又は最接近した時、その接触又は最接近
を検出する肩顎検出手段で構成することも可能である。
したがって、肩が顎に接触した時又は最接近した時を基
準にして、同時に又は一定の遅れ時間をもって、トップ
からの切り返し装置及び/又はダウンスイング始動装置
を作動させるように構成される。
【0081】また、本発明に係るゴルフスイング練習装
置は上述の基本的な構成以外に更に、ゴルフクラブの速
度あるいは加速度などを検出する手段や、プレーヤーの
体重移動を検出する手段、あるいはこれらの検出手段と
の組み合わせにおいて、スイングフォームなどの良否を
判定する判別手段などを備えて構成することも可能であ
る。
【0082】更に、上述の実施例において、腕角度検出
手段8又は肩顎検出手段とトップからの切り返し装置及
び/又はダウンスイング始動装置とは配線によって伝達
し得るように構成しても良いが、その他、無線などによ
って伝達し得るように構成することも可能である。ま
た、腕角度検出手段8などの取り付け位置はプレーヤー
18の上腕部に限らず、たとえば手首などの箇所であっ
ても良く、特に限定されるものではない。
【0083】以上、本発明に係るゴルフスイング練習装
置は左打ちにも適用し得るのは当然であり、この場合、
上述の説明において、左右を逆にすれば良いのは言うま
でもない。
【0084】次に、本発明に係るゴルフスイング練習装
置は上記各構成に加えて、プレーヤーの腕角度がアドレ
スからトップに至る任意に設定した角度に達した時、ゴ
ルフスイングの基本的動作及び/又は注意点を具体的に
イヤホン又は耳の近傍部に配設した小型スピーカーによ
り音声でプレーヤーに報知し得るように構成することが
できる。すなわちゴルフスイングの基本動作・注意点を
ICや磁気テープその他の記憶保持手段に選択可能に入
力し且つ記憶させるとともに、スイッチをオンにするこ
とによって再生し、かかる音声又は合成音声に基づいて
ゴルフスイングを練習するように構成しても良い。ゴル
フスイングの基本動作や注意点は非常に重要であるが、
慣れるのに従い忘却してしまい、我流のスイングをして
しまいがちである。そこで、プレーヤーがゴルフスイン
グの練習をするのにあたり、音声又は合成音声により、
チェックポイント又はスイング方法を短い言葉でプレー
ヤーに伝達するのである。かかるゴルフスイング練習装
置を用いることによって、プレーヤーは基本動作を常に
確認することができ、スイングフォームが安定するよう
になる。
【0085】なお、記憶保持手段としては磁気テープあ
るいはマイクロテープ、ICを用いたROMやRAMな
どのあらゆるメモリーを用いることができ、特に限定さ
れるものではない。また、記憶保持手段に記憶される基
本動作などの内容はプレーヤーの実力に対応させて、1
スイングの中で報知し得る短い言葉、たとえば約0.5
〜1.5秒以内の言葉を選択し得るように構成すること
が好ましい。
【0086】その他、コントローラ16はバッテリーや
増幅器などを備えて上述の作動をし得るように構成され
ていて、たとえばバッテリーは太陽電池を用いても良
い。また、このコントローラ16はたとえば腕角度検出
手段とともに1つの容器内に収納することが可能であ
り、構成は限定されない。更に、上述の実施例を適宜組
み合わせて実施することも可能であるなど、本発明はそ
の趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種
々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るもの
である。
【0087】
【発明の効果】以上、本発明に係るトップからの切り返
し装置は、プレーヤーの腰及び上半身に取り付けられ、
プレーヤーがバックスイングにより上半身を捻転させる
途中において、適切なダウンスイングを始動すべき少し
手前で、腰と上半身との間の捻転方向を強制的に逆転さ
せるように構成され、あるいは、プレーヤーがバックス
イングにより上半身を捻転させる途中において、捻転動
作に負荷を生じさせ、ダウンスイングを始動すべき時
に、その腰と上半身との間に生じさせられた負荷を瞬時
に解除することにより、上半身はより捩じられるととも
に、下半身がダウンスイングが始動するように構成され
ている。したがって、ゴルフスイングの中で最も重要な
動作であるトップからの切り返しを一瞬にして上半身と
下半身とを逆行させることができる。すなわち、上半身
はトップに向かって捻転されているが、下半身はすでに
ダウンスイングのスタートを始めている理想的な動作を
することができ、この動作を強制的にあるいは負荷の解
除による体感で体得することができる。そして、繰り返
して練習して、この動作を正確にすることにより、自然
にボディーターンができるようになる。
【0088】また、本発明に係る膝用のダウンスイング
始動装置は、プレーヤーの膝に取り付けられ、プレーヤ
ーがバックスイングの捻転中においてダウンスイングを
始動すべき時に、飛球方向側の膝をアドレスの位置方向
に戻すように付勢するように構成されている。したがっ
て、プレーヤーがバックスイングにより上半身を捻転さ
せる途中において、飛球方向側の膝がアドレスの位置方
向に付勢させられることによって、下半身のバックスイ
ングの動作がダウンスイングを始動する方向に瞬時に変
わり、一方、上半身はそのままより捩じられてトップに
達した後、ダウンスイングの動作に移ることができる。
そして、同様に繰り返して練習して、この動作を正確に
することにより、自然にボディーターンができるように
なる。
【0089】次に、本発明に係るゴルフスイング練習装
置は少なくともアドレスからバックスイングに入り、プ
レーヤーの腕に取り付けた腕角度検出手段が所定の腕角
度に達したことを検出した時、その検出をトップからの
切り返し装置及び/又はダウンスイング始動装置により
プレーヤーに伝達するように構成しているため、プレー
ヤーはバックスイング時に腕がトップに至る少し手前に
きたことを体の動きにより知り、それに基づき意識的に
直ちに体重移動後に軸足となる側の腰と膝を飛球方向に
若干スライドさせるとともに回転させ始めることができ
る。したがって、ゴルフで最も重要なトップからダウン
スイングへの切返しが下半身リードで理想的なボディー
ターンになり、ダウンスイングにおいて手や腕を却って
使うことができ難くなる。
【0090】したがって、いずれにおいてもトップから
の切り返しの時に自然に両脇が締まり、その結果クラブ
が身体の近くを通ることになるので、ショットコントロ
ール(方向性)が良くなる。このため、ミスショットが
激減する。更に、クラブがシャープに振り抜けて、クラ
ブの慣性により引っ張られ自然に左足に体重が乗ってい
く。しかも、下半身リードのスイングができ、クラブヘ
ッドが遅れるレートヒットができる。更に、クラブヘッ
ドがボールを速く打ち抜くので、ヘッドアップする前に
クラブが通り抜けてしまう。したがって、フィニッシュ
が自然に決まり、そのまま打ったボールを見続けていら
れる。また、ゴルフクラブのヘッドスピードが上がり、
飛距離が出る。更に、ボールのライが少々悪くても、ク
ラブヘッドが遅れて下りてくるので、良くつかまること
になる。
【0091】更に、本発明に係るゴルフスイング練習装
置によれば、腕角度検出手段によって検出する腕の角度
を任意に設定することができ、任意に設定された角度か
ら常に安定したアプローチショットを練習することがで
きる。また、腕角度検出手段によってトップの位置を検
出することができ、安定したショットをすることができ
る。このように、アプローチからドライバーまで、どの
クラブでも同じ意識でスイングすることができ、用いる
クラブに応じてスイングフォームを変える必要がなく、
フォームが安定することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフスイング練習装置の構成を
示す説明図である。
【図2】図1に示すゴルフスイング練習装置の作動を説
明するための図である。
【図3】図1に示すゴルフスイング練習装置における腕
角度検出手段を示す図であり、同図(a) は平面図、同図
(b) は正面断面図である。
【図4】図1に示すゴルフスイング練習装置における上
半身用のトップからの切り返し装置の駆動装置を示す説
明図である。
【図5】図1に示すゴルフスイング練習装置における膝
用のダウンスイング始動装置の駆動装置を示す説明図で
ある。
【図6】同図(a) 及び(b) は、図3に示すゴルフスイン
グ練習装置における腕角度検出手段の作動を説明するた
めの平面図である。
【図7】本発明に係るトップからの切り返し装置の他の
実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図8】本発明に係るトップからの切り返し装置の更に
他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図9】本発明に係るトップからの切り返し装置の更に
他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図10】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図であり、同図
(a) は正面図、同図(b) は側面図である。
【図11】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図12】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図13】本発明に係る膝用のダウンスイング始動装置
の他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図14】本発明に係る膝用のダウンスイング始動装置
の他の実施の形態を示す説明図である。
【図15】本発明に係るダウンスイング始動装置の更に
他の実施の形態を示す説明図である。
【図16】本発明に係るダウンスイング始動装置の更に
他の実施の形態を示す説明図である。
【図17】同図(a) 及び(b) は本発明に係るトップから
の切り返し装置の更に他の実施の形態の駆動装置とその
作動を示す説明図である。
【図18】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図19】同図(a) 及び(b) は本発明に係るトップから
の切り返し装置の更に他の実施の形態の駆動装置とその
作動を示す説明図である。
【図20】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図21】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図22】本発明に係るトップからの切り返し装置の更
に他の実施の形態の駆動装置を示す説明図である。
【図23】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の他の実施の形態を示す正面説明図で
ある。
【図24】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す正面説明
図である。
【図25】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す正面説明
図である。
【図26】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の他の実施の形態を示す図であり、同
図(a) は平面図、同図(b) は正面断面図である。
【図27】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す図であ
り、同図(a) は平面図、同図(b) は正面断面図である。
【図28】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す図であ
り、同図(a) は平面図、同図(b) は要部断面図、同図
(c) は他の実施の形態の平面図、同図(d) は図(c) の実
施の形態の要部断面図、同図(e) は他の実施の形態の平
面図である。
【図29】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す正面説明
図である。
【図30】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す正面説明
図である。
【図31】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す正面説明
図である。
【図32】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す図であ
り、同図(a) は平面図、同図(b) は要部断面図である。
【図33】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す図であ
り、同図(a) は平面図、同図(b) は光センサを展開して
示す説明図である。
【図34】本発明に係るゴルフスイング練習装置におけ
る腕角度検出手段の更に他の実施の形態を示す概念説明
図である。
【符号の説明】
10;ゴルフスイング練習装置 8,140,148,154,160,168,17
6,190,210,220,238;腕角度検出手段 16;コントローラ 18;プレーヤー 20;トップからの切り返し装置 22;飛球方向の足 24;ダウンスイング始動装置 40,78,82,94,104;駆動装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレーヤーの腰又は背中に取り付けら
    れ、該プレーヤーがバックスイングの捻転中においてダ
    ウンスイングを始動すべき少し手前で、該腰と上半身と
    の間の捻転方向を一瞬強制的に、上半身はバックスイン
    グと同方向に捩じり、腰は反転させる装置から構成され
    ることを特徴とするトップからの切り返し装置。
  2. 【請求項2】 プレーヤーの足に取り付けられ、該プレ
    ーヤーがバックスイングの捻転中においてダウンスイン
    グを始動すべき少し手前で、飛球方向側の膝をアドレス
    の位置方向に一瞬強制的に付勢する手段を有することを
    特徴とするダウンスイング始動装置。
  3. 【請求項3】 プレーヤーの飛球方向側の足の膝部に弾
    性又は伸縮性を有する部材を配設し、該膝を常時アドレ
    スの位置方向に戻す方向に付勢する手段を有することを
    特徴とするダウンスイング始動装置。
  4. 【請求項4】 プレーヤーの腰と上半身との間に取り付
    けられ、該プレーヤーがバックスイングの捻転中におい
    て負荷を生じさせ、ダウンスイングを始動すべき少し手
    前で、該腰と上半身との間に生じさせられた負荷を瞬時
    に解除することを特徴とするダウンスイング始動装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載するトップからの切
    り返し装置及び/又は請求項2乃至請求項4のいずれか
    に記載するダウンスイング始動装置と、プレーヤーがバ
    ックスイングの捻転中においてダウンスイングを始動す
    べき少し手前で、該位置を検出する検出手段とを備え、
    該検出手段からの検出信号に基づき前記トップからの切
    り返し装置及び/又はダウンスイング始動装置を作動さ
    せることを特徴とするゴルフスイング練習装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載する検出手段が、プ
    レーヤーの腕に取り付けられ、予め設定された絶対軸方
    向を指示する指示体と、該指示体に対し任意に設定され
    た回転角度位置にきたとき該指示体を検出する指示体検
    出手段とから構成される腕角度検出手段であることを特
    徴とするゴルフスイング練習装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項5に記載する検出手段が、プ
    レーヤーの腕に取り付けられて該腕とともにスイングさ
    せられる支持部材と、該支持部材に取り付けられて、重
    力方向を含む平面の方向又は該方向と一定の角度をなす
    方向を指示する指示体と、該指示体に対し前記支持部材
    が任意に設定された回転角度位置にきたとき該指示体を
    検出する指示体検出手段とから構成される腕角度検出手
    段であることを特徴とするゴルフスイング練習装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項5に記載する検出手段が、プ
    レーヤーの腕に取り付けられて該腕とともにスイングさ
    せられる支持部材と、該支持部材に回転可能に取り付け
    られ、任意に設定された回転角度位置に固定し得る回転
    部材と、該回転部材に設けられたガイドに沿って位置エ
    ネルギーが最小となる位置に移動させられる指示体と、
    前記回転部材に設けられたガイドに配設され、前記支持
    部材が任意に設定された回転角度位置にきたとき該指示
    体を検出する指示体検出手段とから構成される腕角度検
    出手段であることを特徴とするゴルフスイング練習装
    置。
  9. 【請求項9】 前記請求項5に記載する検出手段が、プ
    レーヤーの腕に取り付けられて該腕とともにスイングさ
    せられる支持部材と、常に水平方向を指示する指示体
    と、該指示体に対し前記支持部材が任意に設定された回
    転角度位置にきたとき該指示体を検出する指示体検出手
    段とから構成される腕角度検出手段であることを特徴と
    するゴルフスイング練習装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項5に記載する検出手段が、
    プレーヤーの肩又は顎に取り付けられ、アドレスからバ
    ックスイングに入り、肩が顎に接触した時又は最接近し
    た時、該接触又は最接近を検出する肩顎検出手段である
    ことを特徴とするゴルフスイング練習装置。
JP10081596A 1996-04-23 1996-04-23 トップからの切り返し装置並びにダウンスイング始動装置及びゴルフスイング練習装置 Withdrawn JPH09285585A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100300560B1 (ko) * 1999-03-17 2001-09-22 오호철 골프 타격시 스윙 자세 진단장치
JP2008080098A (ja) * 2006-08-30 2008-04-10 Kunihiro Tamura 打球運動に於ける上肢と下肢の運動機能効果助勢装置
JP2009504249A (ja) * 2005-08-09 2009-02-05 ザ、ユニバーシティー、オブ、トレド 体幹回転
KR101485364B1 (ko) * 2013-11-27 2015-01-23 장지현 뒤통수 밑 근육 운동 장치

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