JPH09285772A - 廃棄物の処理場 - Google Patents
廃棄物の処理場Info
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- JPH09285772A JPH09285772A JP8122356A JP12235696A JPH09285772A JP H09285772 A JPH09285772 A JP H09285772A JP 8122356 A JP8122356 A JP 8122356A JP 12235696 A JP12235696 A JP 12235696A JP H09285772 A JPH09285772 A JP H09285772A
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Abstract
水へ悪影響が出ないように塩化ビニール、ゴム、ポリエ
チレンなどの遮水シートが敷設され、側壁の保護や底部
の遮水シートの保護には大量の土砂を敷いている。しか
し、これでは捨て場面積が大幅に減少してしまうなどの
問題がある。 【解決手段】 地面に逆角錐台状の処理場用くぼみ部を
形成する。処理場用くぼみ部における底面、前後の壁
面、左右の壁面の上面に、遮水シートを敷設する。遮水
シートにおける前後の壁面、左右の壁面の上面に、遮水
シート保護マットなどを並列状態で面ファスナーを利用
しながら隙間のないように連結して張設する。底面の上
面に土砂を敷き詰める。この場合、一定の強度条件を満
たす遮水シート保護マットを使用する。
Description
る廃棄物の処理場に係るもので、詳しくは、一般ゴミ及
び建設現場などから出るコンクリート、鉄筋などの産業
廃棄物や大型ゴミ(以下廃棄物という)の捨て場(以下
処理場という)で発生する排出水や汚水が地下及び地下
水に浸透しないように敷設して使用するのに好適な遮水
廃棄物の処理場に関するものである。
ようなものになっている。廃棄物の処理場には、一般的
に地下及び地下水への悪影響が出ないように、塩化ビニ
ール、ゴム、ポリエチレンなどの遮水シートが敷設され
ている。そして、この場合の使用状態は下記のように行
われている。第1の使用状態〜側壁の保護や底部の遮水
シートの保護には大量の土砂を敷いている。第2の使用
状態〜ゴミが搬入されるまでそのままで放置され、遮水
シートが露出したりしている。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。第1
の使用状態〜捨て場面積が大幅に減少してしまう。第2
の使用状態〜遮水シートが露出したままで数年放置して
おくと、紫外線に遮水シートが弱いため劣化現象を起こ
し、土砂搬入の際の機械などで破れを生じたりしてしま
う。このように破れを生じた遮水シートに土砂を敷いて
も、遮水シートが損傷しているため、排出水、汚水など
が地下及び地下水に浸透し重大な公害を起こし、ひいて
は自然環境の破壊になる。本願は、従来の技術の有する
このような問題点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、上述の問題を解決できるものを提供し
ようとするものである。
に、本発明は下記のようになるものである。第1発明
は、下記の処理場用くぼみ部2と、遮水シート3と、遮
水シート保護マット4と、土砂5から構成されている廃
棄物の処理場である。 A.処理場用くぼみ部2は、底面2Aと、この底面の前
後に連設された前後の壁面2B,2Cと左右に連設され
た左右の壁面2D,2Eとから構成されていると共に、
処理場用くぼみ部2の外周には土盛された縁部2Fが形
成されている。 B.遮水シート3は、塩化ビニール、ポリエチレン、カ
ーボン、ゴムなどのシートで構成され、処理場用くぼみ
部2における底面2A、前後の壁面2B,2C、左右の
壁面2D,2Eの上面に敷設されている。 C.遮水シート保護マット4は、処理場用くぼみ部2の
内面に敷設された遮水シート3における前後の壁面、左
右の壁面の上面に、当該遮水シート保護マット4の上端
が処理場用くぼみ部2の縁部2Fを覆い、下端が処理場
用くぼみ部2の底面2Aに達する状態で並列状態で面フ
ァスナーの一方4Bと他方4Cを利用しながら隙間のな
いように連結して張設されている。 D.遮水シート保護マット4の強度的条件は15mmの
規格値で、密度が0.2g/cm3 以上、引張強度が2
0.0kgf/cm2 以上、圧縮率が4.4%以下、耐
薬品性が95.0%以上、伸び率が180.0%以上、
耐貫通性が350kgf以上で、また、面ファスナーの
一方4Bと他方4Cの強度的条件は規格値で、引張剪断
強さ(kgf/cm2 )は、たて4.0以上,よこ4.
5以上、母材引張強さ(kgf/cm2 )については、
フックが群設された一方面ファスナーの場合は、たて1
9.0以上,よこ55.0以上で、ループが群設された
他方面ファスナーの場合は、たて17.5以上,よこ4
5.0以上である。 E.土砂5は底面2Aの上面に所定厚さで敷き詰められ
ている。 第2発明は、下記の処理場用くぼみ部2と、遮水シート
3と、底面用遮水シート保護マット6と、側面用遮水シ
ート保護マット7と、土砂から構成されている廃棄物の
処理場である。 A.処理場用くぼみ部2は、底面2Aと、この底面の前
後に連設された前後の壁面2B,2Cと左右に連設され
た左右の壁面2D,2Eとから構成されていると共に、
処理場用くぼみ部2の外周には土盛された縁部2Fが形
成されている。 B.遮水シート3は、塩化ビニール、ポリエチレン、カ
ーボン、ゴムなどのシートで構成され、処理場用くぼみ
部2における底面2A、前後の壁面2B,2C、左右の
壁面2D,2Eに敷設されている。 C.底面用遮水シート保護マット6は、処理場用くぼみ
部2の内面に敷設された遮水シート3における底面に並
列状態をもって幅方向では面ファスナーの一方6Bと他
方6Cを、また、長手方向では面ファスナーの一方6D
と他方6Eを利用しながら隙間のないように連結して張
設されている。 D.側面用遮水シート保護マット7は、処理場用くぼみ
部2の内面に敷設された遮水シート3における前後の壁
面、左右の壁面に側面用遮水シート保護マット7の上端
が処理場用くぼみ部2の縁部2Fを覆い、下端は先に張
設された底面用遮水シート保護マット6の端部の上面に
達する状態で並列状態で面ファスナーの一方7Bと他方
7Cを利用しながら隙間のないように連結して張設され
ている。 E.底面用遮水シート保護マット6,側面用遮水シート
保護マット7の強度的条件は15mmの規格値で、密度
が0.2g/cm3 以上、引張強度が20.0kgf/
cm2 以上、圧縮率が4.4%以下、耐薬品性が95.
0%以上、伸び率が180.0%以上、耐貫通性が35
0kgf以上で、また、面ファスナーの一方6B,7B
と他方6C,7Cの強度的条件は規格値で、引張剪断強
さ(kgf/cm2 )は、たて4.0以上,よこ4.5
以上、母材引張強さ(kgf/cm2 )については、フ
ックが群設された一方面ファスナーの場合は、たて1
9.0以上,よこ55.0以上で、ループが群設された
他方面ファスナーの場合は、たて17.5以上,よこ4
5.0以上である。 F.敷設された底面用遮水シート保護マット6の上面に
土砂を所定厚さで敷き詰める。
して説明する。1は第1発明の廃棄物の処理場で、処理
場用くぼみ部2と、遮水シート3と、遮水シート保護マ
ット4と、土砂5から構成されている。処理場用くぼみ
部2は、底面2Aと、この底面の前後に連設された前後
の壁面2B,2Cと左右に連設された左右の壁面2D,
2Eとから構成されている。処理場用くぼみ部2の外周
には土盛された縁部2Fが形成されている。遮水シート
3は、塩化ビニール、ポリエチレン、カーボン、ゴムな
どのシートで構成され、処理場用くぼみ部2における底
面2A、前後の壁面2B,2C、左右の壁面2D,2E
の上面に敷設されている。図5のごとく遮水シート3の
上端をアンカー3Aで直接固定した後、土砂を埋め戻し
て固定する。遮水シート保護マット4は、処理場用くぼ
み部2の内面に敷設された遮水シート3における前後の
壁面、左右の壁面の上面に、当該遮水シート保護マット
4の上端が処理場用くぼみ部2の縁部2Fを覆い、下端
が処理場用くぼみ部2の底面2Aに達する状態で並列状
態で面ファスナーの一方4Bと他方4Cを利用しながら
隙間のないように連結して張設されている。土砂5は底
面2Aの上面に所定厚さで敷き詰められている。
不織布マット及び繊維マット(有機質のもの、例えば、
毛、綿、麻など腐るものを含まない耐薬品性のよい)を
素材として、処理場用くぼみ部2における各壁面の高さ
より少し長い帯状に構成された側面用マット本体4A
と、この側面用マット本体の左方辺下面に添着された面
ファスナーの一方4Bと、右方辺上面に添着された面フ
ァスナーの他方4Cと、側面用マット本体4Aの上端近
傍中央に取付けられた鳩目4Dとから構成されている。
この場合、遮水シート保護マット4を並列状態で連設す
る場合、左方に位置する遮水シート保護マット4の面フ
ァスナーの他方4Cと右方に位置する遮水シート保護マ
ット4の面ファスナーの一方4Bとが係合することにな
る。また、面ファスナーについては、公知のマジックテ
ープ(登録商標)と同様構造のものである。さらに、遮
水シート保護マット4の上端は、鳩目4Dにナイロンロ
ープなどの索条4D1を介して縁部2Fに打設したアン
カー4D2に連結されている。なお、この遮水シート保
護マット4の上端の固定方法については、索条4D1を
使用しないで、図13のごとく遮水シート保護マット4
の上端をアンカー4D2で直接固定した後、土砂を埋め
戻して固定するようにしてもよい。
場用くぼみ部2と、遮水シート3と、底面用遮水シート
保護マット6と、側面用遮水シート保護マット7と、土
砂から構成されている。処理場用くぼみ部2は、底面2
Aと、この底面の前後に連設された前後の壁面2B,2
Cと左右に連設された左右の壁面2D,2Eとから構成
されている。処理場用くぼみ部2の外周には土盛された
縁部2Fが形成されている。遮水シート3は、塩化ビニ
ール、ポリエチレン、カーボン、ゴムなどのシートで構
成され、処理場用くぼみ部2における底面2A、前後の
壁面2B,2C、左右の壁面2D,2Eに敷設されてい
る。図12のごとく遮水シート3の上端をアンカー3A
で直接固定した後、土砂を埋め戻して固定する。底面用
遮水シート保護マット6は、処理場用くぼみ部2の内面
に敷設された遮水シート3における底面に並列状態をも
って幅方向では面ファスナーの一方6Bと他方6Cを、
また、長手方向では面ファスナーの一方6Dと他方6E
を利用しながら隙間のないように連結して張設されてい
る。側面用遮水シート保護マット7は、処理場用くぼみ
部2の内面に敷設された遮水シート3における前後の壁
面、左右の壁面に側面用遮水シート保護マット7の上端
が処理場用くぼみ部2の縁部2Fを覆い、下端は先に張
設された底面用遮水シート保護マット6の端部の上面に
達する状態で並列状態で面ファスナーの一方7Bと他方
7Cを利用しながら隙間のないように連結して張設され
ている。(図11参照) 敷設された底面用遮水シート保護マット6の上面に土砂
(第1発明の場合と同様であるが、図示は省略する)を
所定厚さで敷き詰める。
づらい不織布マット及び繊維マット(有機質のもの、例
えば、毛、綿、麻など腐るものを含まない耐薬品性のよ
い)を素材として、側面用遮水シート保護マット7の幅
と同一幅を有し、かつ所定長さの帯状に構成された底面
用マット本体6Aと、この底面用マット本体の左方辺下
面に添着された面ファスナーの一方6Bと、右方辺上面
に添着された面ファスナーの他方6Cとから構成されて
いると共に、前方下面に添着された面ファスナーの一方
6Dと、後方上面に添着された面ファスナーの他方6E
とから構成されている。なお、底面用遮水シート保護マ
ット6における各面ファスナーの一方と各面ファスナー
の他方は、側面用遮水シート保護マット7の面ファスナ
ーの一方7Bと、面ファスナーの他方7Cと同一構造の
ものである。底面用遮水シート保護マット6は、底面2
Aの幅一杯の寸法の一枚ものに構成することもできる。
側面用遮水シート保護マット7は、腐食しづらい不織布
マット及び繊維マット(有機質のもの、例えば、毛、
綿、麻など腐るものを含まない耐薬品性のよい)を素材
として、処理場用くぼみ部2における各壁面の高さより
少し長い帯状に構成された側面用マット本体7Aと、こ
の側面用マット本体の左方辺下面に添着された面ファス
ナーの一方7Bと、右方辺上面に添着された面ファスナ
ーの他方7Cと、側面用マット本体7Aの上端近傍中央
に取付けられた鳩目7Dとから構成されている。なお、
側面用遮水シート保護マット7の上端は、鳩目7Dにナ
イロンロープなどの索条7D1を介して縁部2Fに打設
したアンカー7D2に連結されている。このほか、この
側面用遮水シート保護マット7の上端の固定方法につい
ては、索条7D1を使用しないで、図13のごとく側面
用遮水シート保護マット7の上端をアンカー7D2で直
接固定した後、土砂を埋め戻して固定するようにしても
よい。
ト保護マット7,底面用遮水シート保護マット6の条件
を説明する。現在使用されているマット類(反毛フェル
ト、不織布、繊維製など)は、JIS L 3204反
毛フェルト・規格値やJIS L 1085の試験方法
に基づいた任意の規格値のものであり、各種土木工事に
使用されている。産業廃棄物などでも、遮水シートの裏
面に緩衝材として使用され、また、遮水シートの表面に
も紫外線や保護土からの破損防止を目的として、ごくわ
ずか使用例があるようであるが、そのマット類の品質、
厚さ、強度性などは載荷実験や処理場への試験施工など
に基づいて使用されたものでなく、また、マットの接続
についても適当のようである。本願のマットは、載荷実
験において10mmと15mmを実験し、その結果、1
5mmのマットが良好であったので、処理場への試験施
工では遮水シートの張ってある法面の表面に15mmの
マットを敷設した。この結果も状況調査などにより良好
であったので実用化されたものである。なお、本発明の
遮水シート保護マット15mmについての規格値は、試
験方法JIS L 3204(反毛フェルト)に基づい
ているが、JIS L 3204の規格値を大幅に上回
ったものとなっているので次に示す。 遮水シート保護マット15mmの規格値 1.密度 0.2g/cm3 以上 2.引張強度 20.0kgf/cm2 以上 3.圧縮率 4.4% 以下 4.耐薬品性 95.0% 以上 5.伸び率 180.0% 以上 6.耐貫通性 350kgf 以上 なお、耐貫通試験は、JIS L 1096B法(定速
伸長形法)100mm/minでは500kgfでも破
壊しないため、アメリカ合衆国連邦政府試験法(FTM
S−101B−Method2065約500mm/m
in)に準じて行うものとする。また、今後耐貫通強度
を増すために、上記規格値を増減し変更する場合もあ
る。以上のように本願の遮水シート保護マットは規格値
を設定してあるが、他の試験方法に基づいているマット
でも、上記規格値同等以上のものも含むものとする。マ
ットの材質は腐食しづらい(毛、綿、麻などの有機物を
含まない)合成繊維100%とする。ここで言う腐食に
ついて少し説明すると、マットは長期使用され、もしく
は永久使用されるので腐食は大敵となる。腐食すること
によりマットの上記規格値をクリアできなくなり、長年
堆積されたゴミの積載荷重に耐えられなくなり、遮水シ
ートを破損するばかりでなく、マットの腐食により汚水
を発生し破損場所から地下及び地下水へ浸透し重大な公
害を発生する可能性がある。現在実用化されているマッ
トには、耐候性、耐紫外線のよいポリエステル100%
を使用しているが、遮水シート保護マット用素材の規格
値をクリアする材質でもよいものとする。なお、現在使
用しているポリエステルは、製品化されたものの残材が
主材となっており、捨てれば産業廃棄物扱いになるもの
をリサイクルする形で使用しているが、将来的には需要
の増大によっては新糸を使用する。また、耐貫通強度の
補強や増強のため、遮水シートを傷つけない織物、編
物、フィルム、長繊維その他の補強材を使用する場合も
ある。厚みは載荷実験、試験施工で良好であった15m
mを標準とするが、その他、用途により、例えば紫外線
や生ゴミ程度から保護したい場合は15mmより薄くて
よいし、規格値も前述の規格値を下回ってもよいが、材
質はポリエステル,ナイロン等の合成繊維であることは
当然である。また、処理場の底面に敷設する場合、ゴミ
の体積荷重等により15mmより厚いマットを使用する
が、規格値は前述規格値を上回るのは当然である。マッ
トとマットの接合は遮水シートを破壊させないもので、
マット間に隙間が開かないような方法であればよい。
Bと、他方4C,6C,6E,7Cの条件について説明
する。本願の遮水シート保護マットの試験施工では、あ
らかじめ遮水シート保護マットに縫製固定された面ファ
スナーの一方と他方を接合に使用したが、ブルドーザー
による転圧などを経験し、その後の状況調査において、
マットとマットの接合に異状がなく、その状態が良好で
あったことと、接合する施工性がよいので次記の規格値
の面ファスナーを使用するが、その他面ファスナーの規
格値をクリアするものであればよい。面ファスナーの一
方と他方の規格値は下記のとおりである。 1.引張剪断強さ(kgf/cm2 )〜たて4.0以
上,よこ4.5以上 2.母材引張強さ(kgf/cm2 ) A.フックが群設された一方面ファスナー(オス)の場
合〜たて19.0以上,よこ55.0以上 B.ループが群設された他方面ファスナー(メス)の場
合〜たて17.5以上,よこ45.0以上 なお、試験方法はJIS L 3416(面ファスナ
ー)による。
水シート保護マット6,側面用遮水シート保護マット7
の具体的な寸法などを説明する。 1.各遮水シート保護マットの長手方向の寸法は、実際
に使用されたものは3〜10mものが多いが、施工上問
題がなければ25〜30mものも使用してもよい。 2.各遮水シート保護マットの短手方向の寸法は、実際
に使用されたものは2mものであるが、施工性を良くす
るために3〜4mものでもよい。 3.各遮水シート保護マットの厚さは、実験では10m
m,15mmの2種類を使用したが、実際には15mm
を使用した。ただ、これもゴミの種類などにより10〜
50mm位まで使用する場合もある。現在使用している
上記強度のマットは、太陽工業株式会社の下請け工場に
て製造し、面ファスナーはクラレ製の工業用マジックテ
ープ(商標)を使用している。
で次に記載する効果を奏する。 1.本発明のものは、新設処理場ばかりでなく既設処理
場(遮水シートを既に張り終わって露出している場所)
や山間部、沢部などを利用しているゴミ処理場にも使用
することができる。 2.ゴミ処理場以外の場所でもシートのようなものが破
れて化学液や汚水が浸透しないようにしたい場所などに
使用することができる。 3.処理場内の遮水シートを紫外線や大型ゴミなどの外
的衝撃から保護することにより、排出水などの浸透を防
ぐことができると共に、処理場の管理運営者の維持管理
の簡素化を図ることができる。 4.もともと本願マットの原形は、JIS L 320
4第3種合成繊維を主体としたもので、土木、農業関係
用として使用されているもの(例えば、河川のブロック
の下に不等沈下防止のため使用)であるが、ゴミ処理場
へそのまま使用するには諸条件に不適格な点が多く、改
良を重ねた結果、別記の好結果が得られた。JIS L
3204(反毛フェルト)第3種の材質は合成繊維を
主体としているが、残りの繊維は毛や綿,麻など有機質
材が含まれているものが多い。ゴミ処理場では永久的に
使用されるので、腐って汚水を助長したり、マット自体
の強度などの品質を低下させる材質を除き、合成繊維1
00%(例えばポリエステル100%など)とした。ま
た、処理場には腐食するものばかりでなく建設現場から
出るコンクリート残材や鉄筋など大型ゴミやシートなど
を破損させる鋭利なものも搬入されてくるので、JIS
L 3204(反毛フェルト)に品質規定のない耐貫
通性についても強化しなければならないので製造のでき
る限り、密度や圧縮率その他を上方修正した結果、市販
されているJIS L 3204(反毛フェルト)第3
種の各規定値によっては数倍の強度を得ることができ
た。それを処理場へ試験施工し状況調査をしたが、シー
トが破損されておらず、好結果を得ることができた。こ
の処理場での結果をゴミ処理場で使用する遮水シート保
護マットの最低安全値と考え、本願マットの最低安全規
格値とした。また、マットの接続に使用しているマジッ
クテープ(面ファスナー)はJISL 3416(面フ
ァスナー)の規格値程度の一般的に使用されているもの
でなく、土木、工業用として製品化されていたものを処
理場で試験施工し、結果が良かったのでマット同様、本
願マットの付属品として使用している面ファスナーの最
低安全規格値とした。
結状態を説明する拡大断面図である。
る。
部分の他の施工例を説明する拡大断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の処理場用くぼみ部(2)と、遮水
シート(3)と、遮水シート保護マット(4)と、土砂
(5)から構成されていることを特徴とする廃棄物の処
理場。 A.処理場用くぼみ部(2)は、底面(2A)と、この
底面の前後に連設された前後の壁面(2B,2C)と左
右に連設された左右の壁面(2D,2E)とから構成さ
れていると共に、処理場用くぼみ部(2)の外周には土
盛された縁部(2F)が形成されている。 B.遮水シート(3)は、塩化ビニール、ポリエチレ
ン、カーボン、ゴムなどのシートで構成され、処理場用
くぼみ部(2)における底面(2A)、前後の壁面(2
B,2C)、左右の壁面(2D,2E)の上面に敷設さ
れている。 C.遮水シート保護マット(4)は、処理場用くぼみ部
(2)の内面に敷設された遮水シート(3)における前
後の壁面、左右の壁面の上面に、当該遮水シート保護マ
ット(4)の上端が処理場用くぼみ部(2)の縁部(2
F)を覆い、下端が処理場用くぼみ部(2)の底面(2
A)に達する状態で並列状態で面ファスナーの一方(4
B)と他方(4C)を利用しながら隙間のないように連
結して張設されている。 D.遮水シート保護マット(4)の強度的条件は15m
mの規格値で、密度が0.2g/cm3 以上、引張強度
が20.0kgf/cm2 以上、圧縮率が4.4%以
下、耐薬品性が95.0%以上、伸び率が180.0%
以上、耐貫通性が350kgf以上で、また、面ファス
ナーの一方(4B)と他方(4C)の強度的条件は規格
値で、引張剪断強さは、たて4.0kgf/cm2 以
上,よこ4.5kgf/cm2 以上、母材引張強さにつ
いては、フックが群設された一方面ファスナーの場合
は、たて19.0kgf/cm2 以上,よこ55.0k
gf/cm2 以上で、ループが群設された他方面ファス
ナーの場合は、たて17.5kgf/cm2 以上,よこ
45.0kgf/cm2 以上である。 E.土砂(5)は底面(2A)の上面に所定厚さで敷き
詰められている。 - 【請求項2】 下記の処理場用くぼみ部(2)と、遮水
シート(3)と、底面用遮水シート保護マット(6)
と、側面用遮水シート保護マット(7)と、土砂から構
成されていることを特徴とする廃棄物の処理場。 A.処理場用くぼみ部(2)は、底面(2A)と、この
底面の前後に連設された前後の壁面(2B,2C)と左
右に連設された左右の壁面(2D,2E)とから構成さ
れていると共に、処理場用くぼみ部(2)の外周には土
盛された縁部(2F)が形成されている。 B.遮水シート(3)は、塩化ビニール、ポリエチレ
ン、カーボン、ゴムなどのシートで構成され、処理場用
くぼみ部(2)における底面(2A)、前後の壁面(2
B,2C)、左右の壁面(2D,2E)に敷設されてい
る。 C.底面用遮水シート保護マット(6)は、処理場用く
ぼみ部(2)の内面に敷設された遮水シート(3)にお
ける底面に並列状態をもって幅方向では面ファスナーの
一方(6B)と他方(6C)を、また、長手方向では面
ファスナーの一方(6D)と他方(6E)を利用しなが
ら隙間のないように連結して張設されている。 D.側面用遮水シート保護マット(7)は、処理場用く
ぼみ部(2)の内面に敷設された遮水シート(3)にお
ける前後の壁面、左右の壁面に側面用遮水シート保護マ
ット(7)の上端が処理場用くぼみ部(2)の縁部(2
F)を覆い、下端は先に張設された底面用遮水シート保
護マット(6)の端部の上面に達する状態で並列状態で
面ファスナーの一方(7B)と他方(7C)を利用しな
がら隙間のないように連結して張設されている。 E.底面用遮水シート保護マット(6),側面用遮水シ
ート保護マット(7)の強度的条件は15mmの規格値
で、密度が0.2g/cm3 以上、引張強度が20.0
kgf/cm2 以上、圧縮率が4.4%以下、耐薬品性
が95.0%以上、伸び率が180.0%以上、耐貫通
性が350kgf以上で、また、面ファスナーの一方
(6B,7B)と他方(6C,7C)の強度的条件は規
格値で、引張剪断強さは、たて4.0kgf/cm2 以
上,よこ4.5kgf/cm2 以上、母材引張強さにつ
いては、フックが群設された一方面ファスナーの場合
は、たて19.0kgf/cm2 以上,よこ55.0,
kgf/cm2 以上で、ループが群設された他方面ファ
スナーの場合は、たて17.5kgf/cm2 以上,よ
こ45.0kgf/cm2 以上である。 F.敷設された底面用遮水シート保護マット(6)の上
面に土砂を所定厚さで敷き詰める。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08122356A JP3091995B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 廃棄物の処理場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08122356A JP3091995B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 廃棄物の処理場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285772A true JPH09285772A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3091995B2 JP3091995B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=14833886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08122356A Expired - Fee Related JP3091995B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 廃棄物の処理場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3091995B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000202390A (ja) * | 1999-01-12 | 2000-07-25 | Takiron Co Ltd | 廃棄物処分場の遮水構造 |
| JP2012002420A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Toshiba Corp | 天日乾燥床及び乾燥汚泥搬出方法 |
| JP2012161761A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Toshiba Corp | メタン発酵槽及びボトムシートの施工方法 |
| JP2013044138A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Hata Bosui Kensetsu Kk | 既設遮水シートの改修方法と仲介接合用遮水シート |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP08122356A patent/JP3091995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000202390A (ja) * | 1999-01-12 | 2000-07-25 | Takiron Co Ltd | 廃棄物処分場の遮水構造 |
| JP2012002420A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Toshiba Corp | 天日乾燥床及び乾燥汚泥搬出方法 |
| JP2012161761A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Toshiba Corp | メタン発酵槽及びボトムシートの施工方法 |
| JP2013044138A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Hata Bosui Kensetsu Kk | 既設遮水シートの改修方法と仲介接合用遮水シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3091995B2 (ja) | 2000-09-25 |
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