JPH09286030A - ウレタン発泡金型およびその製造方法 - Google Patents
ウレタン発泡金型およびその製造方法Info
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- JPH09286030A JPH09286030A JP8100754A JP10075496A JPH09286030A JP H09286030 A JPH09286030 A JP H09286030A JP 8100754 A JP8100754 A JP 8100754A JP 10075496 A JP10075496 A JP 10075496A JP H09286030 A JPH09286030 A JP H09286030A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
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- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/35—Component parts; Details or accessories
- B29C44/351—Means for preventing foam to leak out from the foaming device during foaming
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2075/00—Use of PU, i.e. polyureas or polyurethanes or derivatives thereof, as moulding material
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- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来と比べてウレタン原料液の注
入量を減らし、かつバリ取り工程を廃止することによっ
てコストダウンを図ることが可能なウレタン発泡金型お
よびその製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、上下一対の成形型2,3を型
締め、注入したウレタン原料液を発泡硬化させるウレタ
ン発泡金型1において、上型2と下型3の合わせ面2
a,3aに5〜30mmの巾Wで施した放電加工面5,
6を設け、放電加工面5,6によって上型2と下型3を
シールするように構成している。
入量を減らし、かつバリ取り工程を廃止することによっ
てコストダウンを図ることが可能なウレタン発泡金型お
よびその製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、上下一対の成形型2,3を型
締め、注入したウレタン原料液を発泡硬化させるウレタ
ン発泡金型1において、上型2と下型3の合わせ面2
a,3aに5〜30mmの巾Wで施した放電加工面5,
6を設け、放電加工面5,6によって上型2と下型3を
シールするように構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に四輪自動車、
オートバイなどのシートのクッション等であるウレタン
フォームに適用されるウレタン発泡金型およびその製造
方法に関するものである。
オートバイなどのシートのクッション等であるウレタン
フォームに適用されるウレタン発泡金型およびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の四輪自動車、オートバイ等のシー
トの製造設備としては、例えば図5〜図7に示すような
ものがある。サーキットコンベアライン51には、複数
個のモールド台車52が一定の間隔を開けて配置されて
おり、これらモールド台車52には、アルミニウム製の
上型53および下型54から成るウレタン発泡金型55
がそれぞれ取付けられている。当該ウレタン発泡金型5
5の上型53と下型54の合わせ面(シール面)53
a,54aには、エポキシ樹脂等の樹脂材56が例えば
20〜50mmの巾W(図9参照)で塗布され、この樹
脂材56でシールすることによってウレタン原料液がウ
レタン発泡金型55の内部から外部へ向かって漏れない
ように構成されている。また、上型53と下型54の合
わせ面53a,54aの角度(シール面角度)は、0゜
に設定されている。
トの製造設備としては、例えば図5〜図7に示すような
ものがある。サーキットコンベアライン51には、複数
個のモールド台車52が一定の間隔を開けて配置されて
おり、これらモールド台車52には、アルミニウム製の
上型53および下型54から成るウレタン発泡金型55
がそれぞれ取付けられている。当該ウレタン発泡金型5
5の上型53と下型54の合わせ面(シール面)53
a,54aには、エポキシ樹脂等の樹脂材56が例えば
20〜50mmの巾W(図9参照)で塗布され、この樹
脂材56でシールすることによってウレタン原料液がウ
レタン発泡金型55の内部から外部へ向かって漏れない
ように構成されている。また、上型53と下型54の合
わせ面53a,54aの角度(シール面角度)は、0゜
に設定されている。
【0003】このようなウレタン発泡金型55を用いて
シートクッションなどを製造するには、図5のA位置で
開状態にあるウレタン発泡金型55の下型54内にウレ
タン原料液を注入ロボット57によって注入し、B位置
でウレタン発泡金型55の上型53を型閉装置58によ
って閉じる。サーキットコンベアライン51上のモール
ド台車52は、図5の矢印方向で示すように、時計回り
に移動しており、移動中にウレタン発泡金型55内のウ
レタン原料が発泡硬化するように設定されている。そし
て、C位置でウレタン発泡金型55の上型53を開き、
硬化したシートクッション等の製品を取り出すようにな
っている。なお、図5において、59はウレタン発泡金
型55の内面に離型剤を塗布する塗布ロボットである。
シートクッションなどを製造するには、図5のA位置で
開状態にあるウレタン発泡金型55の下型54内にウレ
タン原料液を注入ロボット57によって注入し、B位置
でウレタン発泡金型55の上型53を型閉装置58によ
って閉じる。サーキットコンベアライン51上のモール
ド台車52は、図5の矢印方向で示すように、時計回り
に移動しており、移動中にウレタン発泡金型55内のウ
レタン原料が発泡硬化するように設定されている。そし
て、C位置でウレタン発泡金型55の上型53を開き、
硬化したシートクッション等の製品を取り出すようにな
っている。なお、図5において、59はウレタン発泡金
型55の内面に離型剤を塗布する塗布ロボットである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ウレタン発泡金型55では、樹脂加工した上型53と下
型54の合わせ面(シール面)53a,54aの巾Wが
例えば20mm以下であると、上型53および下型54
の合わせ面53a,54aのシールが不十分となってウ
レタン原料液が漏れることになるので、図8に示す如
く、ウレタンフォーム60の上面部周囲にバリ60aが
発生し、該バリ60aを取り除くためのバリ取り工程が
必要になるという不具合を有していた。また、上型53
および下型54の合わせ面53a,54aの巾Wが例え
ば50mm以上であると、広すぎて面圧が低くなり、上
型53と下型54とを完全に閉じることはできなかっ
た。さらに、樹脂加工を施した合わせ面53a,54a
の巾Wが例えば20〜50mmの範囲であると、シール
が良すぎてウレタン発泡金型55内のエアが抜けず、ウ
レタンフォーム60の上部を成形することができなかっ
た。
ウレタン発泡金型55では、樹脂加工した上型53と下
型54の合わせ面(シール面)53a,54aの巾Wが
例えば20mm以下であると、上型53および下型54
の合わせ面53a,54aのシールが不十分となってウ
レタン原料液が漏れることになるので、図8に示す如
く、ウレタンフォーム60の上面部周囲にバリ60aが
発生し、該バリ60aを取り除くためのバリ取り工程が
必要になるという不具合を有していた。また、上型53
および下型54の合わせ面53a,54aの巾Wが例え
ば50mm以上であると、広すぎて面圧が低くなり、上
型53と下型54とを完全に閉じることはできなかっ
た。さらに、樹脂加工を施した合わせ面53a,54a
の巾Wが例えば20〜50mmの範囲であると、シール
が良すぎてウレタン発泡金型55内のエアが抜けず、ウ
レタンフォーム60の上部を成形することができなかっ
た。
【0005】そこで、従来のウレタン発泡金型55にあ
っては、図9に示す如く、下型54の合わせ面54aに
複数本の溝(スリット)61が内外に向かって刻設され
ており、これら溝61によりウレタン発泡金型55内の
エアを抜くような構造となっている。ところが、このよ
うな構造のウレタン発泡金型55では、該溝61からウ
レタン原料液が漏れることになるので、ウレタンフォー
ム60の周囲に銀杏の葉の如きバリ60bが発生し、上
記従来例と同様のバリ取り工程が必要になるという不具
合を有していた。また、これら溝61の詰まりを防止す
べく掃除が毎週必要になるので、この掃除によって溝6
1が広がり、銀杏の葉のバリ60bが大きく形成され、
ウレタン原料液が大変無駄に用いられることになり、こ
れによりコスト高を招いていた。一方、溝61の掃除が
不十分で詰まっていると、ウレタン発泡金型55内のエ
アが抜け出ないために、製品が欠肉して不良品となって
しまうことがあった。
っては、図9に示す如く、下型54の合わせ面54aに
複数本の溝(スリット)61が内外に向かって刻設され
ており、これら溝61によりウレタン発泡金型55内の
エアを抜くような構造となっている。ところが、このよ
うな構造のウレタン発泡金型55では、該溝61からウ
レタン原料液が漏れることになるので、ウレタンフォー
ム60の周囲に銀杏の葉の如きバリ60bが発生し、上
記従来例と同様のバリ取り工程が必要になるという不具
合を有していた。また、これら溝61の詰まりを防止す
べく掃除が毎週必要になるので、この掃除によって溝6
1が広がり、銀杏の葉のバリ60bが大きく形成され、
ウレタン原料液が大変無駄に用いられることになり、こ
れによりコスト高を招いていた。一方、溝61の掃除が
不十分で詰まっていると、ウレタン発泡金型55内のエ
アが抜け出ないために、製品が欠肉して不良品となって
しまうことがあった。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、従来と比べてウレタン原料
液の注入量を減らし、かつバリ取り工程を廃止すること
によってコストダウンを図ることが可能なウレタン発泡
金型およびその製造方法を提供することにある。
ものであって、その目的は、従来と比べてウレタン原料
液の注入量を減らし、かつバリ取り工程を廃止すること
によってコストダウンを図ることが可能なウレタン発泡
金型およびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、請求項1の本発明においては、上
下または左右一対の成形型を型締め、注入したウレタン
原料液を発泡硬化させるウレタン発泡金型において、前
記一対の成形型の合わせ面に5〜30mmの巾で施した
放電加工面を設け、該放電加工面によって前記一対の成
形型をシールするように構成している。
題を解決するために、請求項1の本発明においては、上
下または左右一対の成形型を型締め、注入したウレタン
原料液を発泡硬化させるウレタン発泡金型において、前
記一対の成形型の合わせ面に5〜30mmの巾で施した
放電加工面を設け、該放電加工面によって前記一対の成
形型をシールするように構成している。
【0008】また、請求項2の本発明においては、前記
一対の成形型の合わせ面角度が、10〜85゜に形成さ
れている。
一対の成形型の合わせ面角度が、10〜85゜に形成さ
れている。
【0009】さらに、請求項3の本発明においては、注
入したウレタン原料液を発泡硬化させるウレタン発泡金
型の一対の成形型を互いに合わせ、これら合わせた一対
の成形型を加工液が入れられた加工槽内に配置し、一方
の成形型を持ち上げることにより前記一対の成形型の間
に隙間を形成して保持するとともに、前記一対の成形型
を高周波パルス電源の正負電極のいずれか一方に接続
し、この状態で前記高周波パルス電源を入れることによ
り前記一対の成形型の合わせ面にスパークを発生させて
削出し、前記一対の成形型の合わせ面が5〜30mmの
シール巾となるように放電加工を施してウレタン発泡金
型を製造している。
入したウレタン原料液を発泡硬化させるウレタン発泡金
型の一対の成形型を互いに合わせ、これら合わせた一対
の成形型を加工液が入れられた加工槽内に配置し、一方
の成形型を持ち上げることにより前記一対の成形型の間
に隙間を形成して保持するとともに、前記一対の成形型
を高周波パルス電源の正負電極のいずれか一方に接続
し、この状態で前記高周波パルス電源を入れることによ
り前記一対の成形型の合わせ面にスパークを発生させて
削出し、前記一対の成形型の合わせ面が5〜30mmの
シール巾となるように放電加工を施してウレタン発泡金
型を製造している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0011】図1〜図3は本発明に係るウレタン発泡金
型およびその製造方法の実施の形態を示している。図に
おいて、1はエアバッグ式型締め構造を有するウレタン
発泡金型であり、このウレタン発泡金型1は、図示しな
いサーキットコンベアラインに配置されるモールド台車
に取付けられ、注入したウレタン原料液を内部で発泡硬
化させて、後述のウレタンフォームを作製するものであ
る。
型およびその製造方法の実施の形態を示している。図に
おいて、1はエアバッグ式型締め構造を有するウレタン
発泡金型であり、このウレタン発泡金型1は、図示しな
いサーキットコンベアラインに配置されるモールド台車
に取付けられ、注入したウレタン原料液を内部で発泡硬
化させて、後述のウレタンフォームを作製するものであ
る。
【0012】上記ウレタン発泡金型1は、図1および図
2に示す如く、上下方向に配置される一対の成形型であ
る鋳造用アルミニウム製(例えば、AC4Cなど)の上
型2および下型3によって構成されており、これら上型
2と下型3とを上下に重ね合わせることによって、その
内部には製品成形用の空隙部4が設けられるようになっ
ている。このため、上型2の中央部分は浅く凹み、下型
3の中央部分は上型2よりも深く凹んだ断面略コ字状に
形成されており、これら両型2,3にはシール部となる
合わせ面2a,3a(シール面)がそれぞれ設けられて
いる。
2に示す如く、上下方向に配置される一対の成形型であ
る鋳造用アルミニウム製(例えば、AC4Cなど)の上
型2および下型3によって構成されており、これら上型
2と下型3とを上下に重ね合わせることによって、その
内部には製品成形用の空隙部4が設けられるようになっ
ている。このため、上型2の中央部分は浅く凹み、下型
3の中央部分は上型2よりも深く凹んだ断面略コ字状に
形成されており、これら両型2,3にはシール部となる
合わせ面2a,3a(シール面)がそれぞれ設けられて
いる。
【0013】上型2の合わせ面2aは、その底面部の周
縁に設けられ、底面から外側に向かって斜め上方へ延び
る傾斜面状に形成されている。また、下型3の合わせ面
3aは、その上面部の内側周縁に設けられ、上面から内
側に向かって斜め下方へ延びる傾斜面状に形成されてい
る。すなわち、上型2および下型3の合わせ面2a,3
aは、互いに対応する傾斜角度に形成され、その合わせ
面2a,3aの角度αは10〜85゜の範囲に設定され
ている。この角度αが10゜以下であると、加工面あら
さが粗くなってシールが不完全となると同時に、数百回
(約1週間)の型の開閉による微少の型の歪により後述
の放電加工面(シール面)5,6が全周に渡って均一に
シールせず、一部に隙間ができる。またこの角度αが8
5゜以上であると、加工面あらさが細かくシールが良す
ぎてエアが抜け出ないことがあるし、放電加工時の型温
(常温)と使用時の型温(65℃前後)との差による型
の熱膨張差で隙間ができ数百回(約1週間)の使用によ
り、バリが出ることになり、いずれの場合も好ましくな
いからである。
縁に設けられ、底面から外側に向かって斜め上方へ延び
る傾斜面状に形成されている。また、下型3の合わせ面
3aは、その上面部の内側周縁に設けられ、上面から内
側に向かって斜め下方へ延びる傾斜面状に形成されてい
る。すなわち、上型2および下型3の合わせ面2a,3
aは、互いに対応する傾斜角度に形成され、その合わせ
面2a,3aの角度αは10〜85゜の範囲に設定され
ている。この角度αが10゜以下であると、加工面あら
さが粗くなってシールが不完全となると同時に、数百回
(約1週間)の型の開閉による微少の型の歪により後述
の放電加工面(シール面)5,6が全周に渡って均一に
シールせず、一部に隙間ができる。またこの角度αが8
5゜以上であると、加工面あらさが細かくシールが良す
ぎてエアが抜け出ないことがあるし、放電加工時の型温
(常温)と使用時の型温(65℃前後)との差による型
の熱膨張差で隙間ができ数百回(約1週間)の使用によ
り、バリが出ることになり、いずれの場合も好ましくな
いからである。
【0014】また、上型2および下型3の合わせ面2
a,3aには、5〜30mmの巾Wで施された放電加工
面5,6がそれぞれ設けられている。この巾Wが5mm
未満であると、シールが不完全となって製品にバリが発
生し、またこの巾Wが30mmよりも大きいと、製品に
薄いバリが発生するおそれがあり、いずれの場合も好ま
しくないからである。ここで放電加工とは、概説する
と、アルミニウム製の上型2と下型3を合わせた後、こ
れら型2,3に電気を流し、その合わせ面2a,3aの
アルミニウムを溶かすことにより、上型2と下型3とが
完全に合うようにするために行う加工方法である。な
お、下型3の底部には、空気圧により膨らむ多数のエア
バッグ7が配設されており、これらエアバッグ7を膨ら
ませることによって下型3が図1の矢印で示すように上
昇して、上型2と合わせられるように構成されている。
a,3aには、5〜30mmの巾Wで施された放電加工
面5,6がそれぞれ設けられている。この巾Wが5mm
未満であると、シールが不完全となって製品にバリが発
生し、またこの巾Wが30mmよりも大きいと、製品に
薄いバリが発生するおそれがあり、いずれの場合も好ま
しくないからである。ここで放電加工とは、概説する
と、アルミニウム製の上型2と下型3を合わせた後、こ
れら型2,3に電気を流し、その合わせ面2a,3aの
アルミニウムを溶かすことにより、上型2と下型3とが
完全に合うようにするために行う加工方法である。な
お、下型3の底部には、空気圧により膨らむ多数のエア
バッグ7が配設されており、これらエアバッグ7を膨ら
ませることによって下型3が図1の矢印で示すように上
昇して、上型2と合わせられるように構成されている。
【0015】次に、本実施の形態のウレタン発泡金型1
の製造方法を説明する。
の製造方法を説明する。
【0016】まず、ウレタン発泡金型1の上型2と下型
3とを互いに合わせ、図3に示すように、これら合わせ
た上型2と下型3を加工液8が入れられた加工槽9内に
配置する。この加工液8は、スパーク熱による型温上昇
を気化等で防ぐ機能を持っている。次いで、上型2を昇
降装置10により少し持ち上げて(例えば、約0.5m
m)、上型2と下型3との間に極めて小さい隙間(ギャ
ップ)を形成して保持する。また、上型2を高周波パレ
ス電源(DC50〜400V)11の正(プラス)電極
に接続し、下型3を高周波パレス電源11の負(マイナ
ス)電極に接続し、これら上型2および下型3にDC1
00Vの電圧を与えるように設定されている。ここで、
高周波パレス電源11は、例えば10000回/秒の割
合で電圧ONーOFFを繰り返して、上型2と下型3と
の間に電圧を与えたり、切ったりするものである。
3とを互いに合わせ、図3に示すように、これら合わせ
た上型2と下型3を加工液8が入れられた加工槽9内に
配置する。この加工液8は、スパーク熱による型温上昇
を気化等で防ぐ機能を持っている。次いで、上型2を昇
降装置10により少し持ち上げて(例えば、約0.5m
m)、上型2と下型3との間に極めて小さい隙間(ギャ
ップ)を形成して保持する。また、上型2を高周波パレ
ス電源(DC50〜400V)11の正(プラス)電極
に接続し、下型3を高周波パレス電源11の負(マイナ
ス)電極に接続し、これら上型2および下型3にDC1
00Vの電圧を与えるように設定されている。ここで、
高周波パレス電源11は、例えば10000回/秒の割
合で電圧ONーOFFを繰り返して、上型2と下型3と
の間に電圧を与えたり、切ったりするものである。
【0017】この状態で、高周波パレス電源11を入れ
ると、電圧を与える毎に(電圧ONする毎に)上型2と
下型3の合わせ面2a,3aにスパークが例えば100
00回/秒の割合で発生し、当該合わせ面2a,3aは
少しずつ削られることによって、合わせ面2a,3aの
隙間が均一になる。そして、このようなスパークが繰り
返されると、上型2と下型3の合わせ面2a,3aが削
出されて加工液8中に溶出し、両者間の隙間が広くな
る。しかしこの際、サーボモータ12が当該隙間を均一
にするために作動し、上型2を少しずつ降下させる。
ると、電圧を与える毎に(電圧ONする毎に)上型2と
下型3の合わせ面2a,3aにスパークが例えば100
00回/秒の割合で発生し、当該合わせ面2a,3aは
少しずつ削られることによって、合わせ面2a,3aの
隙間が均一になる。そして、このようなスパークが繰り
返されると、上型2と下型3の合わせ面2a,3aが削
出されて加工液8中に溶出し、両者間の隙間が広くな
る。しかしこの際、サーボモータ12が当該隙間を均一
にするために作動し、上型2を少しずつ降下させる。
【0018】上型2が設定値まで下降すると、放電加工
は終了する(例えば、10〜20時間程度)。しかる
後、上型2を上昇させて合わせ面2a,3aの放電加工
面5,6の巾W等を確認する。そして、加工不足の時
は、もう一度合わせ面2a,3aを何mm削るか設定し
て高周波パレス電源11の電圧を与えることにより、所
望のウレタン発泡金型1が得られる。具体的には、例え
ば500×500×100mmのウレタンフォーム用の
発泡金型1では、約10時間の放電加工作業が必要とな
る。
は終了する(例えば、10〜20時間程度)。しかる
後、上型2を上昇させて合わせ面2a,3aの放電加工
面5,6の巾W等を確認する。そして、加工不足の時
は、もう一度合わせ面2a,3aを何mm削るか設定し
て高周波パレス電源11の電圧を与えることにより、所
望のウレタン発泡金型1が得られる。具体的には、例え
ば500×500×100mmのウレタンフォーム用の
発泡金型1では、約10時間の放電加工作業が必要とな
る。
【0019】本実施の形態のウレタン発泡金型1では、
上型2と下型3の合わせ面2a,3aに樹脂シールと比
べて粗い放電加工面5,6を5〜30mmの巾Wで設
け、当該放電加工面5,6により上型2と下型3のシー
ルを行っているため、内部に注入したウレタン原料液が
外部に漏れることはなく、図4で示すように、バリが無
いウレタンフォーム13を効率よく安価に作製すること
ができる。
上型2と下型3の合わせ面2a,3aに樹脂シールと比
べて粗い放電加工面5,6を5〜30mmの巾Wで設
け、当該放電加工面5,6により上型2と下型3のシー
ルを行っているため、内部に注入したウレタン原料液が
外部に漏れることはなく、図4で示すように、バリが無
いウレタンフォーム13を効率よく安価に作製すること
ができる。
【0020】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0021】例えば、既述の実施の形態においては、上
下方向に配置される一対の上型2および下型3によって
ウレタン発泡金型1を構成したが、これら上型2と下型
3の代わりに、たい焼き等の如き左右一対の成形型によ
ってウレタン発泡金型を構成しても良い。また、本実施
の形態のウレタン発泡金型1を用いて、ウレタンフォー
ム13以外の製品を作製することもできる。
下方向に配置される一対の上型2および下型3によって
ウレタン発泡金型1を構成したが、これら上型2と下型
3の代わりに、たい焼き等の如き左右一対の成形型によ
ってウレタン発泡金型を構成しても良い。また、本実施
の形態のウレタン発泡金型1を用いて、ウレタンフォー
ム13以外の製品を作製することもできる。
【0022】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るウレタン発泡
金型は、上下または左右一対の成形型を型締め、注入し
たウレタン原料液を発泡硬化させるものであって、前記
一対の成形型の合わせ面に5〜30mmの巾で施した放
電加工面を設け、該放電加工面によって前記一対の成形
型をシールするように構成しているので、その内部に存
在するエアを外部に逃がすことは可能であるが、注入し
たウレタン原料液が外部に漏れるのを防止できる。した
がって、本発明のウレタン発泡金型を用いてウレタンフ
ォームなどの製品を作製する場合は、得られた製品にバ
リが発生することが無くなるので、従来の金型を用いる
と必要であったバリ取り工程を廃止することが可能とな
り、1ライン当たり2名の人員を削減できるとともに、
ウレタン原料液の注入量の減少によって製品のコストダ
ウンを図ることができる。
金型は、上下または左右一対の成形型を型締め、注入し
たウレタン原料液を発泡硬化させるものであって、前記
一対の成形型の合わせ面に5〜30mmの巾で施した放
電加工面を設け、該放電加工面によって前記一対の成形
型をシールするように構成しているので、その内部に存
在するエアを外部に逃がすことは可能であるが、注入し
たウレタン原料液が外部に漏れるのを防止できる。した
がって、本発明のウレタン発泡金型を用いてウレタンフ
ォームなどの製品を作製する場合は、得られた製品にバ
リが発生することが無くなるので、従来の金型を用いる
と必要であったバリ取り工程を廃止することが可能とな
り、1ライン当たり2名の人員を削減できるとともに、
ウレタン原料液の注入量の減少によって製品のコストダ
ウンを図ることができる。
【0023】また、本発明に係るウレタン発泡金型の製
造方法は、注入したウレタン原料液を発泡硬化させるウ
レタン発泡金型の一対の成形型を互いに合わせ、これら
合わせた一対の成形型を加工液が入れられた加工槽内に
配置し、一方の成形型を持ち上げることにより前記一対
の成形型の間に隙間を形成して保持するとともに、前記
一対の成形型を高周波パルス電源の正負電極のいずれか
一方に接続し、この状態で前記高周波パルス電源を入れ
ることにより前記一対の成形型の合わせ面にスパークを
発生させて削出し、前記一対の成形型の合わせ面が5〜
30mmのシール巾となるように放電加工を施してウレ
タン発泡金型を製造しているので、一対の成形型の合わ
せ面精度を向上させることが可能となり、品質の優れた
ウレタン発泡金型を得ることができる。
造方法は、注入したウレタン原料液を発泡硬化させるウ
レタン発泡金型の一対の成形型を互いに合わせ、これら
合わせた一対の成形型を加工液が入れられた加工槽内に
配置し、一方の成形型を持ち上げることにより前記一対
の成形型の間に隙間を形成して保持するとともに、前記
一対の成形型を高周波パルス電源の正負電極のいずれか
一方に接続し、この状態で前記高周波パルス電源を入れ
ることにより前記一対の成形型の合わせ面にスパークを
発生させて削出し、前記一対の成形型の合わせ面が5〜
30mmのシール巾となるように放電加工を施してウレ
タン発泡金型を製造しているので、一対の成形型の合わ
せ面精度を向上させることが可能となり、品質の優れた
ウレタン発泡金型を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るウレタン発泡金型を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】上記ウレタン発泡金型の下型を上方から見た平
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るウレタン発泡金型の
上型と下型の合わせ面に放電加工している状態を示す断
面図である。
上型と下型の合わせ面に放電加工している状態を示す断
面図である。
【図4】上記ウレタン発泡金型を用いて製造されたウレ
タンフォームを示す斜視図である。
タンフォームを示す斜視図である。
【図5】従来のウレタン発泡金型が取付けられているモ
ールド台車を配置したシートの製造設備を示す平面図で
ある。
ールド台車を配置したシートの製造設備を示す平面図で
ある。
【図6】モールド台車に従来のウレタン発泡金型を取付
けてセットした状態を示す斜視図である。
けてセットした状態を示す斜視図である。
【図7】従来のウレタン発泡金型を示す断面図である。
【図8】従来のウレタン発泡金型を用いて製造されたウ
レタンフォームを示す斜視図である。
レタンフォームを示す斜視図である。
【図9】従来のウレタン発泡金型の下型を上方から見た
平面図である。
平面図である。
1 ウレタン発泡金型 2 上型 2a 上型の合わせ面 3 下型 3a 下型の合わせ面 5,6 放電加工面 7 エアバッグ 8 加工液 9 加工槽 10 昇降装置 11 高周波パルス電源 12 サーボモータ 13 ウレタンフォーム
Claims (3)
- 【請求項1】 上下または左右一対の成形型を型締め、
注入したウレタン原料液を発泡硬化させるウレタン発泡
金型において、前記一対の成形型の合わせ面に5〜30
mmの巾で施した放電加工面を設け、該放電加工面によ
って前記一対の成形型をシールするように構成したこと
を特徴とするウレタン発泡金型。 - 【請求項2】 前記一対の成形型の合わせ面角度が、1
0〜85゜に形成されていることを特徴とする請求項1
に記載のウレタン発泡金型。 - 【請求項3】 注入したウレタン原料液を発泡硬化させ
るウレタン発泡金型の一対の成形型を互いに合わせ、こ
れら合わせた一対の成形型を加工液が入れられた加工槽
内に配置し、一方の成形型を持ち上げることにより前記
一対の成形型の間に隙間を形成して保持するとともに、
前記一対の成形型を高周波パルス電源の正負電極のいず
れか一方に接続し、この状態で前記高周波パルス電源を
入れることにより前記一対の成形型の合わせ面にスパー
クを発生させて削出し、前記一対の成形型の合わせ面が
5〜30mmのシール巾となるように放電加工を施して
ウレタン発泡金型を製造することを特徴とするウレタン
発泡金型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8100754A JPH09286030A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | ウレタン発泡金型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8100754A JPH09286030A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | ウレタン発泡金型およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286030A true JPH09286030A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14282314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8100754A Pending JPH09286030A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | ウレタン発泡金型およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09286030A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002036246A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-05 | Bridgestone Corp | 樹脂成形用金型とその作製方法 |
| WO2008050555A1 (fr) * | 2006-10-23 | 2008-05-02 | Kamiita Seiki Seisakusho Co., Ltd. | Procédé de fabrication d'une matrice de coulée et d'un modèle de matrice |
| JP2012187711A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | シートクッションパッドの製造装置及び製造方法 |
| CN105082410A (zh) * | 2014-05-24 | 2015-11-25 | 东莞市庄正电子科技有限公司 | 一种具有橡胶喷油效果的塑胶表面处理方法 |
-
1996
- 1996-04-23 JP JP8100754A patent/JPH09286030A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002036246A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-05 | Bridgestone Corp | 樹脂成形用金型とその作製方法 |
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| JPWO2008050555A1 (ja) * | 2006-10-23 | 2010-02-25 | 株式会社上板精機製作所 | 鋳造金型製造方法及び金型模型 |
| JP4739423B2 (ja) * | 2006-10-23 | 2011-08-03 | 株式会社上板精機製作所 | シートパッド用鋳造金型製造方法及び金型模型 |
| US8056603B2 (en) | 2006-10-23 | 2011-11-15 | Kamiita Seiki Seisakusho Co., Ltd. | Method for producing casting die and die model |
| JP2012187711A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | シートクッションパッドの製造装置及び製造方法 |
| CN105082410A (zh) * | 2014-05-24 | 2015-11-25 | 东莞市庄正电子科技有限公司 | 一种具有橡胶喷油效果的塑胶表面处理方法 |
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